地域医療連携室便り 第16号 2010年7月30日 暑い日が続いたり雨が降ったりと不安定な天気ですが熱中症などには気をつたけいですね。 今回は、看護部長・認定看護師の紹介をしたいと思います。 この度、県立中部病院看護部長の職を拝命しました津波と申しま す。 常日頃、地域の皆様に支えられ、又病院職員の約半数を占める看護職 員のリーダーとして仲間に支えられ、日々の業務が遂行されているこ とを痛感しながら奮闘しています。感謝申し上げます。 看護部においては、看護の質の向上をめざし安全・安心な看護を提 供するため、新任者教育の充実強化をはじめ、中堅看護師レベルアッ プ、県内外の研修支援等、人材育成に力を入れております。 さらに専門性を高めるため、計画的に認定看護師の育成も行っています。 この甲斐あって、現在8名の認定看護師が誕生しております。救急看護、感染管理、集中ケア看 護、小児集中ケア、皮膚・排泄ケア、化学療法看護、緩和ケア、透析看護等それぞれの専門分野 において、看護のレベルアップに向け活躍しております。 地域医療支援病院として出前講座等も積極的に取り組んでいきたいと考えています。 今後ともなお一層、顔の見える関係の強化、看護の質向上に努めていきたいと思いますのでよ ろしくお願いします。 看護部長 津波勝代 救急看護認定看護師 : 長田 民子(ながた たみこ) 救命救急センターにはさまざまな疾患、重症度の患者さま・ご家族 が来院します。 適切・迅速な処置、看護と安心を提供し ています。 救急看護実践を通して看護師への指導、相談を行いま す。 院内・院外での救命処置技術の指導と普及を行います。 緩和ケア認定看護師 : 屋良 尚美(やら なおみ) 2008年に資格を取りました。 がんなどの生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さんとそ のご家族に対して、痛みやつらい症状、気持ちに関すること、 また治 療や療養の場の選択で迷う時、ご相談をお受けしています。 どうぞ遠慮なく相談支援センターまでご連絡ください。 集中ケア認定看護師 : 瀬名波 栄克(せなは えいかつ) 生命の危機状態にある患者の病態変化を予測し、重篤化を回避する ための援助を行います。 生活者としての視点からのアセスメント及び早期回復支援リハビリ テーションの立案・実施(呼吸理学療法・廃用予防等・種々のリハビ リテーション)を行っています。 透析看護認定看護師 : 大城 丁之(おおしろ あつゆき) 2008年に透析看護認定看護師を取得しました。 末期腎不全患者 に対し、専門的知識を用いた臨床判断に基づく個別的ケアと教育、及 び自己決定の支援、安全かつ安楽な透析治療の管理など、さまざまな 活動を行っています。 また透析新任看護師を対象にした「リン・カル シウムについて」などの学習会や、看護学校での講義、透析従事者研 修への指導を行っています。 昨年9月より透析室看護師による、腎不全サポート外来(腎代替療法 選択HD・PD・腎移植についてインフォームドコンセント)を行って います。 対象は、CKD(慢性腎臓病ステージ4)の患者で、毎週火曜日に行っています。 新生児集中ケア認定看護師: 高江 雅美(たかえ まさみ) 入院が必要な新生児に対して、急激な状態の変化を予 防し早期に安定するよう援助を行う。 新生児が持つ力 を生かし、身体的神経学的な発達を助けるようなケア をNICUスタッフとともに提供しています。 新生児は、 言葉で思いを伝えることが出来ない為、新生児の反応や変化を見逃が さないように見守り、 個々の新生児に合わせた対応や援助方法を考 え、より良い支援ができるよう取り組んでいます。 感染管理認定看護師:兼島 優子(かねしま ゆうこ) 2008年に資格を取りました。 医師・看護師・検 査技師・薬剤師・放射線技師で構成される委員会のメ ンバーで感染管理活動を行っています。 病院を利用するすべての人々 (患者さんとその家族)が安心して療養が出来ることが最大の目標で す。 そのために全職員が健康な状態で安全な医療を患者さんに提供できり ように、可能な限り感染を未然に防ぐこと、感染を広げない対策に取 り組んでいます。 がん化学療法看護認定看護師: 神里 敬子(かみざと けいこ) がん化学療法は、患者さんにとって身体的・精神的・社会的に苦痛 を伴うことがあります。 患者さん・ご家族の苦痛を最小限にし、安心して治療が受けられるよ うに支援しています。 また安全かつ適切に抗がん剤の投与・管理・副作用対策が行われるよ うスタッフの支援と患者・家族のセルフケア向上に向け支援を行って います。 皮膚・排泄ケア認定看護師: 平安名 盛彦(へんな もりひこ) 床ずれや創傷、ストーマ、失禁のケアを担当していま す。 患者さんの床ずれや創傷、その他のスキントラブルの相 談を受け、予防策からケアの実践を行います。 ストーマに関しては、ストーマ外来を担当しストーマケアの指導や患 者さんからの相談をお受けします。 失禁ケアは下痢に伴う肛門周囲皮膚炎の相談も多く、早期治癒を目標 にケアの提供を行っています。 「地域医療連携室便り」一覧へ このページの上へ 「第17号へ進む」
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