六つの華だより 糸魚川市立磯部小学校 平成 25 年 9 月 25 日(木) №10 E-mail [email protected] URL http://www.itoigawa.ed.jp/isobesho/ 自分の言葉で伝えよう みんな笑顔になろう 元気な体をつくろう 本当に「オ・ト・ク? 」 校長 高橋 雅史 最近、テレビのコマーシャルで「オ・ト・ク」と連呼するようなコマーシャルが いくつかあります。そういったコマーシャルを見る度に、「本当に そうなのだろう か?」と心配になることがあります。 昨年、子どものスマートフォンの問題に関する研修会に参加して、首をひねって 考えたくなるような話を聞きました。スマートフォンを運営するある会社の定額制 度という割引システムを利用している高校生の保護者の実話です。(定額制度という のは、スマートフォンをどんなに利用しても5000円以上の利用料金はかからな い仕組のことです。ただし、支払額は5000円でも、請求書には実際に利用した 金額が記載されているとのことです。)そのお話は、こんな内容でした。 請求書に記載された、ある月の月額利用請求額がなんと30万円。驚いた父親は、 子どもに問いただしたそうです。 父「いったい30万円なんて、何に使ったんだ!」 子「いいじゃん。29万5000円も得したんだから。」 母「定額制度にしておいてよかったよね!」 確かに財布の中身だけを考えれば、29万5000円が 浮いたことになるのですが、果たして「得したね」や「定 額にしておいてよかった」で済ませられる問題でしょうか。 研修会の後もすっきりしない気持ちでした。 スマ-トフォンで使えるアプリというツールも無料でダウンロード(スマートフォ ンに取り入れること)できる物も多いそうです。無数にあるアプリを作っている多数 の人たちが暇つぶしや道楽、趣味で作っているわけはなく、なぜ無料なのかがとて も気になります。「タダほど高いものはない!」という言葉もあります。 株式会社電通が昨年度行った調査では、4年前は3%だったスマートフォン利用 者は3年後には37%に急増しており、10代では、一時もスマートフォンを手放 せない「スマホ中毒」と呼ばれる若者が 急増しているそうです。スマートフォンな どの機器は便利でかっこよく、それなくしては生活ができなくなっているのかもし れません。でも、本当にそれだけで済ませていいのかと心配せずにはいられません。 ゲームでも、スマートフォンを含めた携帯電話でも、小学生の時からの約束事を きちんと親子で決め、それをしっかり守らせる「ペアレンタルコントロール」が何 よりも大切だそうです。大人に近づいた高校生になって「29万5000円もオ・ ト・クなんだから、いいじゃん」という考え方をするようになってしまってからで は、もう間に合わないかもしれません。 -1- 学校評価アンケートを受けて -1- 1学期末に保護者の皆様と子どもたちから学校の教育活動についてアンケートを 取りました。夏休みの間にその結果を取りまとめ、そこで明らかになった課題を解 決していくための2学期以降の重点的な取組事項について、職員間で話し合いまし た。アンケート等からは速やかに見直しを図っていかなければならない内容もあり ます。学校だよりでアンケート結果をご紹介させていただくとともに、2学期以降 の主な取組事項もあわせてお知らせいたします。 なお、保護者と児童の意識を比較する意味も含めて、同じ質問内容についてはま とめて示してあります。 とてもよい まあまあよい 0% 自分の考えを進ん で書いたり、伝えた りすることができ たか? あまりよくない 20% 40% 9.5 60% 80% 61.9 100% 25.4 34.4 51.6 17.5 学校の授業が分かっ ているか? よくない 63.5 54.0 3.2 12.5 1.6 17.5 1.6 1.6 41.3 3.2 家で目安の時間(学 年×10 分)の家庭学 習が習慣化している か? 26.7 54.5 【児 童】 -2- 14.1 70.3 3.2 4.8 21.9 48.4 60.3 20% 4.8 15.9 58.7 32.8 60% 7.8 18.8 28.6 40% 3.1 7.8 67.2 33.3 0% 4.8 49.2 18.8 家の人や地域の人 に進んであいさつ をしているか? 2.3 9.1 26.6 30.2 【児 童】 4.4 58.7 62.5 友だちへの温かい 言葉がけをするこ とができたか? 進んで友だちや先 生にあいさつでき たか? 34.1 36.5 学校で楽しく過ご しているか? ともだちのよい所 を見つけることが出 来たか? 20.0 48.9 80% 1.6 9.5 100% 0% 子どもとあいさつ をしているか? 子どもを認めたり ほめたりする言葉が けをしているか? 40% 【保護者】 80% 26.6 40.6 18.8 28.1 42.2 43.8 53.1 課 20% 3.1 18.8 54.7 64.1 0% 100% 32.8 40.6 バランスのよい朝食 をとっていたか? な 60% 64.1 【保護者】 家や地域で、進んで 体を動かしている か? 主 20% 7.8 14.1 9.4 32.8 40% 60% 80% 4.7 100% 題 自分に対する振り返りが厳 しいことは、自分を伸ばすた ○おおむね、保護者の皆様の評価に比べて子 めに、とても大切なことです。 しっかりと自分を見つめら どもたちの自己評価は自分に甘い面が見ら れるようです。特に授業の理解度、学校で れるようになるってほしいで 楽しく過ごしているか、あいさつがきちん すね。 とできているか等でその傾向が顕著です。 ○「自分の考えを伝える力を伸ばす」「授業がよく分かる」 など学習にかかわる内容は、学校の役割の中で最も大切なもの です。どの子の学力も伸ばすことのできる取組を推進していきたいと思います。 ○「あいさつ」や食育など家庭や地域と連携していかなければならない内容につ いても、皆様のご理解とご協力を得て充実させていきたいと思います。 2 学 期 か ら の 新 た な 取 組 ○学力向上の取組の一環として、「放課後いそべ塾」を開設して 取り組んでいます。これからの参加でもかまいませんので、是 非たくさんの子どもたちから参加してほしいと思います。 ○新潟県が行っている Web 配信テストを着実に活用するために、木曜日の朝学習 の時間を「ウェブの時間」として取り組んでいます。 ○漢字・計算ドリルは3回やることを基本とし、「磯部小学校家庭学習の手引き」 を活用するなど家庭学習の取組強化を進めていきます。 ○あいさつのよさを子どもたちが実際に感じられるように指導を工夫していきま す。ご家庭、地域でも子どもたちにさわやかなあいさつをお願いします。また、 あいさつが悪い時は、その時を逃さず子どもたちに是非指導をお願いします。 -3- 9 月 の 磯 部 小 学 校 9月18日(水)に美山陸上競技場で糸魚川市学童親善陸上大会がありました。6年生 が参加し、一人一人全員がベストを尽くしてがんばってくれました。これまでの練習に は職員の指導の他に市内市振在住の建部猛さん、筒石の佐藤孝之さん(2年驍人さんのお 父さん)、藤崎の結城淳也さん(6年廉さんのお父さん)が指導にかけつけてくださいまし た。おかげで、子どもたちの競技力は飛躍的に向上しました。改めて、御礼申し上げま す。また、素晴らしいフォームの走り高跳びの背面跳びの写真は糸魚川市の岩崎写真館 さんのご主人が撮影し、寄贈してくださったものです。 おめでとう ございます!! 親善陸上大会入賞者 【女子80mハードル】 大久保 亜美 15秒23 第3位 【男子1500m走】 ナカムラ 拓海 5分17秒79 【女子800m走】 塚田 晴海 2分44秒97 【女子走り幅跳び】 第3位 木島 希望 371cm 【女子走り高跳び】 山本 ありさ 133cm(大会新記録) 第3位 第1位 【女子4×100mリレー】 長崎 紗南・木島 希望・山本 ありさ・塚田 晴海 59秒36 第2位 【男子4×100mリレー】 長﨑怜央・ナカムラ 拓海・伊藤 想・齋籐 淳 59秒03 第3位 -4- 第2位
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