No.6

若草こどもべジガーデン便り
~こどもとやさいの成長日誌~
●収穫した芋は、次の日セイロで蒸して、おやつの時間に頂きました。大きなお芋はスライスして干し芋にしました。
No.6
「自然豊かな島原半島の自然農の畑に遊ぶ自然体のこども達に学ぶおとな達のパラダイムシフト」
● 11 月 16 日、安納芋の芋掘りをしました。6月に子供たちが土の中に横たえた1本の芋づるが、真夏の太陽のエ
ネルギーと雨とを浴びて、勢いよくツルを伸ばし、葉を茂らせ、根を太らせてきました。今回はそのありのままの姿
を見てもらおうと、芋掘りの前にツルを取っておくことはしませんでした。そこで、ツルを引っこ抜く作業から始ま
った今回の芋掘り、子供たちはどのように体験し体感したのでしょうか?
●12 月3日、9 月に種芋を植えたじゃがいもの収穫をしました。
太陽や雨、土と土を作る雑草や微生物。
「命は見えないところでつながっています」園長先生が命について分かりやすくお話下さいました。
自然農の畑では、なるべく土の層を壊さないように手でじゃがいもを探るように掘っていきます。まるで猪が鼻で探ってスポっとしたようです。
芋掘り前のツルを引っ張るのに一苦労…でも苦労して掘ったお芋はまた格別です。畑では畑のありのままの姿を観て感じてもらってます。
畑に入ってくる時の足取りと収穫を終えて畑から出て行く時の足取りの違いに驚きました。始めはたどたどしいのですが終わりは軽快なんです。
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スコップはあまり使いません。手をどろんこにして掘りました。土は本来汚いものではないのです。免疫力アップで風邪もひかないぞ!
じゃがいもは寒冷乾燥した南米アンデスの高地が原産です。厳しい環境でも実りをもたらすことから過去何度も人類を飢餓から救ってきました。
小さな苗がこんなに大きく…成長すること…自然の神秘ですね!
今回も新じゃがを蒸してそのまんまを頂きました。2種類のじゃがの味の違いまで食べ比べながら、おかわりをして完食しました。
芋掘りに夢中になる子供達を観て大きな発見がありました。
「子供は良い事も悪いことも何かを『発見』することが本能的に大好きなんだ!」