第3号

第一高等学校
凜
平成21年度
〈第 3 号〉
自律と挑戦
9月15日 発行
8月25日に2学期が始まりました。今年は特に厳しい残暑が
続いていますが、朝晩の虫の声は日増しに大きくなっていくよう
に感じます。校庭の中空には昨年と同様に、アキアカネの群れが
ゆったりと浮かび、城跡に美しく溶け込んでいます。
2学期は勉学にスポーツに大変いい季節と言われています。本
校でも文化祭(一高祭文化の部)をはじめ、各種考査・模試はも
ちろん、美化コンクール、各種講話、校内ダンス発表会、2年生
の観劇、1年生の修学旅行等と多彩な行事が予定されています。
みんなの活躍が楽しみで、今からわくわくしています。
新型インフルエンザが全国的に流行していま
す。そして今後さらに感染の拡大が予想されま
す。本校でも学級閉鎖を経験しました。新型イ
ンフルエンザの感染防止のために次の4点を励 田中 倫秀 教頭
行し、元気に2学期を乗りきってください。
1 こまめな手洗い・うがいを行う。
2 十分な栄養や睡眠により、体力や抵抗力を高める。
3 必要ない外出は控え、人ごみを避ける。
4 咳・くしゃみなどの症状がある人は「咳エチケット」を守る。
なお、本年はインフルエンザ流行のため、オーストラリア交流事業は取りやめました。
紹介
スキットコンテスト
与えられた題材やテーマに基づいてグループ毎に
話し合い、スキットにして発表しました。
ナイトショー
生徒もALTも楽しみにしているイベントです。
個人の特技や持ちネタを披露し、ステージ発表をしました。
ランチ
ALTを囲んでの食事でも英語を頑張って使いました。
ここで出会ったカブレラ先生が第一のALTとして
赴任することになるとは、運命ですね。
ワークショップ
それぞれのALTがオリジナルの授業を準備してくれました。
参加したALT;国立阿蘇青少年交流の家の朝のつどいにて
その国の文化や習慣などを、手作りの教材を交えて
クラスマッチ
3年生
本校英語合宿のため
に,県下各校からALT
(Assistant Language
Teacher)12名が参加協
ワークショップ中の英語教師と生徒
力してくれました。1年生 (国立阿蘇青少年交流の家研修室)
は英語スピーチを、2年生
は英語でのディベートを行いました。スキットコンテストやナ
イトショーで個人の特技や持ちネタを披露しました。ワーク
ショップでは,それぞれのALTが,その国の文化や習慣などを、
手作りの教材を交えて紹介してくれました。生徒のモチベー
ションも高まり、積極的に英語を使おうという前向きな気持ち
になれました。
2年生
1年生
7月14日~16日
2009年度第1回目のバ
レーボールクラスマッチ
が、各学年3日間にわた
り、各日昼食を挟んで実施
された。連日猛暑に見舞われたが、熱中症に気を付けながら、グ
ラウンド、体育館ともに猛暑に負けない熱い戦いが繰り広げられた。学年の進行に伴い技術も向上し
ていくようで、3年生ともなるとレベルの高い試合があちこちで見られた。優勝したチームのクラスは
1ー6、2-5、3-8であった!
2学期から新たなALT
にベルギス・カブレラ先
生を迎えての生徒会挨拶
優勝した1年6組
残暑がまだ厳しい中、2学期が始まった。受験を控え
る3年生を激励するため、藤井校長先生が各クラスに、
木彫りのプレートを贈った。題字は書道の鳥飼先生が書か
れ、校長先生が手彫りしたものである。プレートを手にし
たクラス代表は、受験への抱負と感謝の言葉を述べた。
★3位
平成21年度第16回熊本県
高校1年生ソフトテニス大会が
8月18~19日、八代市ス
ポーツ・コミュニティ
広場で行われた。本
校から出場したペア
が準決勝まで進み、
3位入賞を果たし
た。
高大連携事業
★出張講義★
9月4日(金)(50分間)
2年6組英語コースを
対象に、県立大学文学
部日本語日本文学科
半藤英明教授「徒然草
から考える係り結びの
衰退」,川平敏文教授
「徒然草を江戸から読
む」の講義が実施され
た。
熊本大学と連携 ★九州の女性研究者育成
8月9日・10日「きてみなっせ!乙女サイエンス・スクール in 阿蘇」が国立阿蘇青
紹介してくれま
少年交流の家を中心に1泊2日で行われた。
主催は、熊本大学理学部で「女子中高生の理系進路選択支援事業・
サイエンス・プロジェクト for 九州ガールズ」の一環である。小国の雀
地獄や大観望から阿蘇の大自然を眺めながら、阿蘇五岳や温泉の成因
等を学習した。本校からは、生物部,化学部生徒が参加したが、県外
からの参加者もおり、2日目の植物観察では阿蘇固有の希少植物にも出
会え、参加者は満足そうだった。
夜は、熊本大学理学部を卒業
し、京都大学理学部の大学院に進み、現
在社会人として活躍中の女性研究者(第
一高校卒業)による、理系研究者という
進路を選択したきっかけやこれまでの歩
みについて講話を聞いた。スタッフの女子大生や院生とも交流ができ参加者は目を輝かせていた。8月11日・12日には
「きてみなっせ!乙女サイエンス・スクール in 天草」が天草青年の家と熊本大学のマリンステーションで行われ、化学部の1.
2年生7名が参加した。船に乗ってのプランクトン採取、ウニの受精実習やヤドカリの殻交換実験などを行い、教科書で目にする実験を実際に観
察することが出来た。普段あまり接することのない熊本大学の教授や大学院生とともに活動し、とても刺激的で貴重な1泊2日となった。
これに先立ち、8月3日・4日に行われた、熊本大学医学部・発生医学研究所の主催する女性研究者支援モデル育成事業に、2年理系の希望者5名が参
加し、研究体験してきた。発生学の最先端の研究に触れ、さらに興味と夢をふくらませた。
囲碁・将棋同好会
全国・将棋部門出場
千綿(託麻中)
県大会を経てバトン
トワリング部、囲
碁・将棋同好会、
書道部、文芸部、放
送部が全国総文祭
(三重県)に出場
九州高等学校合唱コンクール
の出場を決め清香会(同窓会)
から激励を受ける音楽部。他
に水泳部も九州高校水泳競技
大会に出場した。
第33回全国高等学校総合文化祭
文化連盟賞受賞
文芸誌部門では「街路樹」を編
集,他校の文芸部とも交流を果
たした。
放送部朗読部門出場し阿部一族
を朗読する生徒
開会に際し伊勢路をパレードした第一高校バトントワリ
ング部