技術情報 Vol.05 - エムオーテックス株式会社

LanScope Cat6
技術情報 Vol.05
~モニタ表示機能制限事項~
2010年6月25日
第4版
エムオーテックス株式会社
1
LanScope Cat6
技術情報
Vol.05
発行 2008年3月24日/最終改版 2010年6月25日
改版履歴
改版No
1
2
3
4
ページNo
変更内容
制定
Oracle Databaseに対応
4 誤植修正 稼動⇒稼働に修正
6 統合コンソールの複数起動時の注意事項を追加
本資料で使用される各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
本書に含まれる文章や画像などの著作権は、一部を除き、エムオーテックス株式会社が所有します。
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本ソフトウェアの仕様ならびに本書の記載内容は、予告なしに変更することがあります。
2
日時
2008/03/24
2008/01/26
2009/09/28
2010/06/25
LanScope Cat6
技術情報
Vol.05
発行 2008年3月24日/最終改版 2010年6月25日
■LanScope Cat6のログ表示方法
Cat6のログの表示方法には次の2つの方法があります。
①スケジュール更新
1日1回統合マネージャとサブマネージャ間でデータベース
の同期を取ることで、サブマネージャに収集されたログを統
合コンソールに表示する方法。
通常のログはこの方法で表示します。
例)リアルタイムイベント解析
②モニタ表示
エージェントから上がってきたログをサブマネージャが統合マネージャに
そのまま送信し、統合コンソールに表示する方法。
ログをリアルタイムに表示することができます。
例)リアルタイムイベントモニタ
統合マネージャに送信されたデータを
そのまま表示します。
ログを色別に解析表示し・・・
見たい時間帯、エージェントのみ選択して表示します。
3
LanScope Cat6
技術情報
Vol.05
発行 2008年3月24日/最終改版 2010年6月25日
モニタ表示は
・エージェントにポリシーが反映されたかどうかを確認したいとき
・スケジュール更新前にログを確認したいとき
■次の機能にモニタ表示機能が付いています。
リアルタイムイベント機能
など・・・初期導入時の動作確認に使用します。
リアルタイムイベントログ・・・
端末の操作状況をログとして表示
*ウィンドウタイトルのアクティブ・
非アクティブのタイミングでサブ
マネージャにデータを送信
ポリシー設定後・・・
モニタ画面で確認
アプリケーション稼働管理機能
アプリケーション稼働ログ・・・
アプリケーションの稼働状況をログ
として表示
*EXEの終了のタイミングでサブ
マネージャにデータを送信
Webアクセス監視機能
ログが表示される
↓
ポリシー反映
WEBアクセスログ・・・
WEBの閲覧状況をログとして表示
*ウィンドウタイトルの切り替わりの
タイミングでサブマネージャに
データを送信
ログが表示されない
↓
ポリシー未反映
4
LanScope Cat6
技術情報
Vol.05
発行 2008年3月24日/最終改版 2010年6月25日
■スケジュール更新とモニタ機能の負荷分散の違い
スケジュール更新の
ログ収集方法
モニタ表示の
ログ収集方法
ログの流れ
DB
DB
リアルタイム送信
スケジュール更新
DB
DB
DB
リアルタイム送信
1000台
1000台
DB
1台のサブマネー
ジャに1000台分の
ログ収集
1000台
DB
リアルタイム送信
1000台
ログ収集をスケジュールすることで負荷をかけずにデータを収集する。
DB
1000台
1000台
3000台×3の機能分のログが一気に集中する。
通常、エージェントからのログはサブマネージャのデータベースに収集され、スケジュール更新によって統合マネージャに集約されます。
ただし、モニタ表示機能はサブマネージャがログを常時リアルタイムに統合マネージャに送信するため、負荷分散が実現されません。
従って、エージェント端末が200台を超える場合にはモニタ機能は使用しないでください。統合マネージャサーバの負荷が上が
り、動作が不安定になったり、ログを収集することができなくなることがあります。また、200台未満の環境でも、このような場合にはモニタ表
示を外す設定を推奨します。
5
LanScope Cat6
技術情報
Vol.05
発行 2008年3月24日/最終改版 2010年6月25日
■多くの統合コンソールを同時起動する場合の注意事項(Ver6.5.0.0以上)
Ver6.5.0.0から、統合コンソールのコンソールアカウントを複数作成することで、統合コンソールを複数端末で同時に起動することができます。
モニタ表示機能を設定している状態で、統合コンソールを多くの端末で動作させると、統合マネージャサーバの負荷が上がり、動作が不安定になったり、ログを収集す
ることができなくなることがあります。
リアルタイム表示の仕組み
●統合コンソールが1台で起動している場合
●統合コンソールが複数台で起動している場合
ログの流れ
ログの流れ
リアルタイム送信
リアルタイム送信
DB
DB
リアルタイム送信
DB
DB
リアルタイム送信
DB
DB
リアルタイム送信
1000台
1000台
統合コンソールが起動している
数だけ、統合コンソールから送
信するログの送信が増える。
3000台×3台
×統合コンソールの起動数
DB
DB
リアルタイム送信
1000台
1000台
6
1000台
1000台