[猫の販売に関する重要事項事前説明書] 猫の販売に関し下記のとおり

[猫の販売に関する重要事項事前説明書]
猫の販売に関し下記のとおり重要事項をご説明いたします。お買い求めの前に
一読いただきご確認ご納得をお願い致します
確約書に記入・捺印頂き返送していただきましたら ご理解していただけたものといたします
【品種名】 ベンガル
【性別の判定結果】 【生年月日】 年 月 日
【毛色】
【避妊・去勢の実施状況】 無し
【病歴(治療済の場合には獣医師発行の証明書の添付義務有)】 無し
【ワクチン接種の状況(接種済の場合には獣医師発行の証明書の添付義務化)】 1回済
【親猫の遺伝性疾病の有無と、有る場所の内容】 無し
*両親猫の検査結果報告書は御引き渡し時又は郵送にてお渡しいたします
【同胞の他の子の遺伝性疾病の有無と、有る場合の内容】 無し
【性成熟した時点での標準的な体重及び体長、他に特徴があればその事項】 オス 4kg ~ 6kg 15cm ~ 24cm メス 3kg ~ 5kg 12cm~20cm
【平均的な寿命】 10年 ~ 20年
―― 1 ――
【十分に飼育する為に必要なスペースの大きさや必要な飼育器具類
適切な運動、および休養の方法について】
屋内外の出入りは猫にとって非常に危険であるばかりか、感染症にかかる確率が
非常に高いので、猫・飼い主の為にも完全室内飼育をしてください。
★配慮事項
・避妊・去勢手術を行ってください
・トイレのしつけを行う(通常本能で覚えますが、汚れ・匂い・砂・トイレの形が
気に入らないと、トイレ以外で排泄することがあります)
・立体的に行動できるようにする
・屋内の危険物を除き、安全に努める
・爪とぎを用意する
・完全なるケージ飼いはしない
★休息
猫は昼夜を問わず寝る事が多いです。安心して寝る事が出来る場所を確保してださい
【適切な食事、給水の方法について】
猫は好物の幅が狭くて食べ慣れた味に固執する傾向があります。
猫の胃は体の大きさに比べて大変大きく、食べ溜めができます。
しかし、現代では食べ物がいつでも食べられる事から少しずつ何回も
食べる食習慣に変化してきました。
猫は食べ物の鮮度に大変敏感ですので常に新しいキャットフードを与えてください。
キャットフードはドライタイプで十分ですが水分が約8%しか含まれていませんので
新鮮な水をいつでも飲めるようにしてください。
飲む水の量が少ないと、尿の濃度が上がって尿結石ができやすい状態になり
腎臓に負担をかける事が多いので注意してください。
また、ウェットタイプの餌ばかり与えていると、歯垢や歯石がつきやすくなりますので
ウェットタイプだけを与える場合注意が必要です。
一日に与えるフードの量は、年齢・体重・活動的かどうか、その時に応じて与えてください。
―― 2 ――
【猫の主な感染症及び病気予防方法について】
【寄生虫・原虫】(トキソプラズマ・ジアルジア・トリコモナス・回虫・コクシジウム)
・主な感染経路:経口・接触・尿 糞便 等
猫の症状:初期 下痢(ゆるい下痢→水下痢)鼻水 涙 よだれ 等
中期 肺炎・腸炎・脳炎・脱水症状 等
末期 死亡
*早期に発見し獣医に見てもらい駆除薬で駆除する。
*水下痢に子猫がなるのは致命傷になる事もあるので早期の対処が必要です
*特にお渡し後等の環境の変化 餌を変えた時 普段与えない餌を与えたとき は下痢をおこしやすく注意して便を確認することが必要です。
【真菌症】(皮膚糸状菌症)
主な感染経路:接触
猫の症状:脱毛・フケの発生・皮膚の肥厚 等
注意事項:感染動物は隔離し治療。部屋全体の清掃・消毒
【狂犬病】
主な感染経路:接触
猫の症状:よだれ・意識障害・神経麻痺・昏睡後死亡(100%)
*日本では戦後狂犬病ウイルスは一度も発見されていない為症例は無いです。
予防:ワクチン接種
【猫ウイルス性鼻気管炎】
猫の症状:鼻水・涙・よだれ
*ワクチンができているので一年に1回の注射が必要です。
【猫カルシウイルス感染症】
猫の症状:呼吸器疾患
*ワクチンができているので一年に1回の注射が必要です。
【猫伝染性腸炎】(別名 猫汎白血球減少症)
猫の症状:子猫の場合発病後1~2日で死亡します。
*ワクチンができているので一年に1回の注射が必要です。
―― 3 ――
【猫の後天性免疫不全症】(猫エイズ)
猫の症状:免疫力が低下し、普段ではなんでもない細菌におかされ死亡する
感染経路:感染した猫との接触により感染
*完全室内飼育する条件なので他からもらう事はありませんが
万が一猫が外に脱走する恐れがある場合、感染する可能性があります
ワクチン接種も可能なので心配であれば1年に1度受けてください。
【猫白血病ウイルス感染症】
感染経路:感染した猫との接触により感染 経口感染 等
猫の症状:ウイルスが原因で腫瘍性疾患を起こして死に至る危険度が高い。
*ワクチンができているので1年に1度の注射が必要です。
【猫伝染性腹膜炎】
感染経路:伝染はしないので猫自体の中で突然変異により発症
猫の症状:発熱・下痢・ひどい腹部の血管炎・腹水がたまる
*日本ではワクチンが無い為発症した場合 インターフェロンやステロイドで
延命することしかできない。
*このウイルスの基はどの猫でも持っているが通常は無害です
しかし 強いストレスや体の免疫が落ちたとき 又 子猫や老猫の
ほんの一部の猫に無害なウイルス(猫腸コロナウイルス)が
有害なFIPウイルスに突然変異し感染することがあります。
【ワクチンの接種】
生まれた子猫がはじめて飲む母乳には、様々な病気に対する抗体が含まれ
生後2ヶ月ぐらいまでは病気から守られています。
この時期を過ぎると病気に対する抵抗がなくなりますので
ワクチン接種をします{当キャッテリーでは生後60日前後に1度目の
接種を行います(6種混合)お客様にお渡し後になりますが
1度目のワクチン接種から30日程度で2度目の接種を行ってください。
後は1年に1度の接種をしてください。
―― 4 ――
【感染症以外の重い病気】
【泌尿器症候群】
猫には、腎臓・膀胱・尿道・などの泌尿器系の病気が比較的多く発生します。
【心臓病と胸部疾患】
心筋症や腹膜炎などは発見が遅れがちで、重大な結果を招きます。
突然現れる後躯麻痺(腰ぬけ)も、心筋症に関連が深いことが多いので要注意です。
【皮下膿瘍】
オス猫は、ケンカの外傷などから化膿菌が入り、皮下に大量の膿がたまる事があります。
【猫のフィラリア】
フィラリアは蚊が媒介するもので、最近、猫にも寄生して肺に障害を
起こすことがあります。フィラリア症は1カ月に1回予防薬を飲ませるだけで
予防することが可能です。
【猫のノミ】
屋内飼育では冬でも猫にノミが寄生します。
ノミはアレルギー性の皮膚炎の原因になります。
発見した場合は数が増えないうちに対策をたててください。
【避妊・去勢を実施する目的】
猫の健康維持・精神衛生上・性格が穏やかになる・発情期のストレスの軽減
みだりな繁殖防止・子宮蓄膿症等の病気予防
以上のことから必ず避妊・去勢を行ってください。
【動物愛護について】
*愛護動物のみだりな殺傷・虐待・遺棄の禁止
*動物が人の生命・身体・財産に害を加え、人に迷惑を及ぼさない
*適正飼養が困難にならないように、避妊去勢手術を行うこと(繁殖制限)
動物愛護法に違反した場合 罰則(実刑含む)や罰金を受けることもありますので
動物に愛情をそそぎ、大切に育ててください。
どうぞよろしくお願いいたします。
―― 5 ――