中山ちどり 食事通信 9月号

なすとトマトのカレーマーボー
暑さも一段落し、過ごしやすい気候となりました。
お米が実り、野菜や果物、魚もたくさんとれる
「実りの秋」、旬の食材が多く食欲がおおいに
そそられる「食欲の秋」の到来です!!
夏の疲れを取る為にも栄養が豊富な旬の食材を
摂るのがおすすめです!
「秋茄子は嫁に食わすな」という
諺があるほど秋茄子はおいしいと
されています。
年中出回る茄子ですが、秋は昼夜
の温度差が大きくなり、果肉が締
まってより一層おいしくなるそうです。
今回はそんな秋ナスを使った
レシピを紹介します!
9月1日風祭り
9月は稲の開花期にあたり、台風の襲来が最も多い時期でもあります。収穫前の農作物が被害に
遭わないよう嵐を鎮めるために日本各地で「風祭り」が行われます。
この日は稲穂を神様に供え、焼き味噌を添えます。焼き味噌をお供えするのは、「焼き味噌」を食べ
ると風神はより一層の力がついて、あっという間に吹き抜けてしまうと信じられているからです。
焼き味噌には、①消化を助けて胃腸を丈夫にするネギ、 ②血管をしなやかにして細胞の老化を遅ら
せるごま、③良質なたんぱく質を持つカツオ節 が入っています。
焼き味噌は、鍋で作りますが、作った後に“しゃもじに焼き味噌を
のせて、火で直接あぶってから食べる”また、“アルミホイルの上に
広げて、トースターで焼く”という方法もあります。
冷蔵庫で保存し、2週間ほど保存できます。
ご飯のお供だけではなく、そのままちびちび酒の肴として
食べてもとても美味しいです!
「ぼたもち」「おはぎ」の違いは?
お彼岸と言えば、お供え物の定番「ぼたもち」や「おはぎ」が食べたくなります。
いずれも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを、小豆あんで
包んだ和菓子ですが、いったいどこが違うのでしょうか?
実は基本的に同じで、季節によって呼び名や作り方が変わるのです!!
春は牡丹の花にちなみ「ぼたもち」と言い、秋は萩の花にちなんで
「おはぎ」と言います。最近では、きな粉や青のりをまぶした物など
色々な味があり、様々なシーンで楽しまれています。
カレー風味のマーボーに、トマトのさっぱり感をプラス‼
【作り方】
①なすはくし形に切り、アクを抜いて水気をとる。トマトはくし形に切る。
②フライパンにゴマ油を熱し、生姜、長ねぎを炒める。香りが出たら
牛ひき肉を炒め、肉の色が変わったらカレー粉、なすを炒める。
③2にAを加え、ひと煮立ちしたら、トマトも加えてサッと煮、水溶き片
栗粉でとろみをつける。容器に盛り、青ネギを散らせば出来上がり!
【材料2人分】
なす・・・・・・・2本
トマト・・・・・・1個
牛ひき肉・・・100g
生姜・・・・小さじ1
長ねぎ・・・・1/3本分
カレー粉・・・大さじ2
「体リセット術」
前日代謝UPをこころがける
便秘気味の場合は、エネルギー
調整をしつつ、食物繊維の多いも
のを選んだり、水分を少し多めに
とって代謝UPをこころがけて。
ビタミンB群で代謝を促す
ビタミンB群を含む食品(玄米、納
豆、まぐろ、バナナなど)は、三大
栄養素の代謝を促す作用がある
ので、それらを含む食品も上手に
とり入れましょう。
鶏ガラスープ・・・・・小さじ1
水・・・・・・・・・・・・・・1・1/2カップ
しょうゆ・・・・・・・・・・大さじ1・1/2
砂糖・・・・・・・・・・・・大さじ1
ごま油、片栗粉、青ねぎ(小口)
・・・・・・・・・・・・・(適量)
~ 日本の行事・暦~
9月9日 重陽の節句(栗ご飯・菊)
9月15日 十五夜(団子・里芋)
9月22日 秋分の日(おはぎ)
10月13日 十三夜(団子・栗・豆)
中山ちどりでも季節を感じて頂け
るお食事を予定しています。
その他、
9月19日 敬老の日(お祝い膳)
10月31日 ハロウィン(南瓜料理)
などイベントに合わせた特別献立
もお楽しみに!