平成21年8月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕 第696号 表 紙 写 真 「オ ク ラ」 鶴岡市 齋 藤 壽 一 オクラはアオイ科の一年草で、夏から秋にかけて五弁花を開く。 その取り立ての若実は美味である。菜園の中で、野菜では最も美し い花の一つといわれているのでそのアップを撮ってみた。今時、めず らしいと思われるかも知れないが、愛着のあるフィルム撮影である。 生涯教育のお知らせ 開催日時及び場所 主な演題及び講師 取得単位 9月5日(土) 「乳癌内分泌療法の潮流−St . Gal l en2009を踏まえて−」 15:25〜18:30 熊本大学大学院医学薬学研究部乳腺内分泌外科 山形市 教授 岩瀬弘敬 大手門パルズ 【参加費 1000円】 日医生涯教育 9月9日(水) 「がん治療症例検討会」 19:00〜20:30 山形市 山形市立病院済生館 日医生涯教育 9月10日(木) 19:00〜 山形市 ホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形 「睡眠時無呼吸と心血管障害」 −メタボリックシンドロームにおけるリスクの重積と治療− 大阪医科大学内科学Ⅲ准教授 同附属病院臨床治験センター長 林 哲也 日医生涯教育 9月18日(金) 18:30〜20:30 天童市 天童ホテル 「うつ病について」 山形大学医学部発達精神医学分野教授 大谷浩一 日医生涯教育 5単位 3単位 3単位 5単位 9月25日(金) 「脳性麻痺のUpdat eと産科補償制度の枠組みについて」 18:15〜20:30 杏林大学医学部小児科教授 岡 明 山形市 ホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形 【参加費 1000円】 日医生涯教育 9月30日(水) 「関節リウマチの最新治療−生物学的製剤と手術−」 19:00〜21:00 東邦大学医学部整形外科学教室教授 勝呂 徹 山形市 ホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形 【参加費 1000円】 日医生涯教育 会の名称及び主催者又は連絡先 山形県乳腺疾患研究会 山形大学医学部外科学第一講座 ☎0236285336 木村 第12回済生館がん治療症例検討会 山形市立病院済生館 第二診療部外科 ☎0236255555 守本 山形県臨床内科医会学術講演会 山形県臨床内科医会 ☎0236665200 鈴木 第154回三郡市医師会合同学術講演会 天童市東村山郡医師会 ☎0236544528 山口 第14回山形県小児神経研究会 3単位 大日本住友製薬叙 山形第一グループ ☎0236798381 大滝 第19回山形リウマチ研究会 3単位 山形リウマチ研究会事務局 ☎0236285355 高木 がんネットTVカンファレンス 開催日時及びテーマ(担当) 会 場 取得単位 会の名称及び申込先 9月3日(木) 16:30〜18:00 「画像診断コンサルテーション−現状と課題−」 (国立) 9月10日(木) 16:30〜18:00 「慢性肝疾患における肝発がんの危険因子と発がん予防 について」(大阪) 9月17日(木) 16:30〜18:00 「OMI CS分野におけるがんのトランスレーショナルリ サーチ」(千葉) 多地点合同 山形県立中央病院 日医生涯教育 第4会議室 (3階) 3単位 メディカルカンファレンス 県立がん・生活習慣病センター ☎0236852616 國分 9月24日(木) 16:30〜18:00 「大腸腫瘍、画像診断の精度と経過観察のあり方について」 (埼玉) 産 開催日時及び場所 業 医 研 研修会名及び内容 修 会 単位取得 実施主体者及び申込先 9月8日(火) 「ビデオ上映」 「安全衛生保護具を正しく使おう」 「労働安全衛生行政の動向について」 14:00〜 山形労働局労働基準部安全衛生課長 丸山太一 山形市 山形ビッグウィング 「事業所における新型インフルエンザ対策」 福島県立医科大学衛生学・予防医学講座講師 神田秀幸 【会費1, 000円】 基礎研修 後期 3単位 又は 生涯研修 更新 1単位 専門 2単位 山形県医師会 9月16日(水) 14:00〜 酒田市 叙ムラヤマ酒田工場 イ.事業場の概要について ロ.職場巡視のあり方について ハ.職場巡視(班別に実地を行う) ニ.職場巡視の結果について 山形産業保健推進センタ−産業保健相談員 (産業医学) 菅原 保 〃 (労働衛生工学) 河合直樹 基礎研修 実地 2単位 又は 生涯研修 実地 2単位 9月17日(木) 「快適職場づくり」 (労働安全衛生法等による規制) 山形産業保健推進センター産業保健相談員 18:00〜 (労働衛生工学)河合直樹 山形市 山形産業保健推進 「産業ストレスとヒューマンエラー」 山形産業保健推進センター産業保健相談員 センター研修室 (産業医学)藤井 聡 基礎研修 後期 2単位 又は 生涯研修 更新 1単位 専門 1単位 山形県医師会 ☎0236665200 山形産業保健推進センター 酒田地区医師会 ☎0234220558 山形産業保健推進センター 山形市医師会 ☎0236413650 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 1 目 次 生涯教育のお知らせ がんネットTVカンファレンス 産業医研修会 お知らせ YBCラジオ番組「朝だ!元気だ!6時半錘」放送中………………………………………………… 2 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて…………………………… 3 郡市地区医師会コーナー 抄録「朝だ! ○○だ! 」 …………………………… 米沢市医師会理事 中山 裕一… 4 ? 六時半! ! ! 寄 稿 とどかない………………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 6 山形県の偉人噂 「我妻栄」……………………………………………………山形市 武田 昌孝… 7 山形交響楽団頑張る……………………………………………………………上山市 渡辺 好博… 8 庄内の医人たち 第16回「聖医 林 信雄」 ……………………………… 鶴岡市 黒羽根洋司… 9 親 睦 優勝雑感…………………………………………………………………山形市医師会 齋藤 恭一… 12 筆 硯 早起きは三文以上の得?………………………………………山形県医師会副会長 松下斑三郎… 14 県医師会だより 第4回常任理事会………………………………………………………………………………………… 16 第4回全理事会…………………………………………………………………………………………… 22 産業医委員会……………………………………………………………………………………………… 27 消化器検診中央委員会…………………………………………………………………………………… 28 県医日誌…………………………………………………………………………………………………… 30 会員異動…………………………………………………………………………………………………… 32 医師連盟だより…………………………………………………………………………………………………… 33 医師国保だより…………………………………………………………………………………………………… 35 医療機関厚生年金基金だより…………………………………………………………………………………… 37 編集後記…………………………………………………………………………………………………………… 38 〔ホームページ〕ht 〔Eメール〕ke t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ ni s hi @yamagat a. med. or . j p 2 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 「朝 ! 」 YBCラジオ番 YBC 元気 送中 6時半 朝だ だ!元 半! ! !」放送中 」放 放送 気だ だ!6 オ番 番組 Cラジオ 組「朝だ!元気だ!6時 救 去 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、月曜日から金曜日まで 健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さ 毎日朝6時30分から15分間、県民向けにYBC んに聴取をお勧め下さい。 ラジオで健康情報番組「朝だ!元気だ!6時 9月の放送予定は下記のとおりです。 半錘」を放送中です。 【放送時間:月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】 放送日 テーマ 出演者 所属医療機関名 9月7日〜11日 外来で悩むこと 石黒 昌生 石 9月14日〜18日 病歴と生活習慣について 土門 斉 土 9月21日〜25日 慢性腎臓病について 佐藤 顕 さとう内科クリニック 9月28日〜10月2日 小児の救急医療 岡田 昌彦 米 黒 内 門 沢 市 科 医 医 立 院 院 病 院 解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊 壊 壊 壊 壊 山形県医師会会報表紙写真募集中! 壊 壊 壊 壊 壊 本会情報広報部では、本誌表紙を飾る写真を募集しております。会員各位 壊 壊 壊 壊 におかれましては、季節をおりこんだ傑作、或いは先生方がお持ちの「自慢 壊 壊 の一品」などをどしどしお寄せくださいますようお願い申し上げます。 壊 壊 壊 壊 壊 壊 ⑴ 写真は通常のもので結構です。 壊 壊 壊 サービスサイズ又はキャビネサイズで、横位置のトリミングもお 壊 壊 願いします。 壊 壊 壊 ⑵ コメント、題字、寸感を100字程度にまとめ添付してください。 壊 壊 壊 壊 山形県医師会会報編集係(023-666-5200) 壊 壊 壊 壊 壊 廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 3 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 山 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及 員専用 用ホ ムペ ページ 山形 形県医 び ホー ーム ジのア ント及 医師 師会会員 アカ カウ ウン 及び 救 去 メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ 救 メ ーリ リン ング メールに て 去 の自動配 ・メー グリス ついて による周知 知文書 書の 配信 信・ スト トに につ 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、会員専用ホームページ を開設しております。このホームページでは 会員および医療機関の情報、県医師会および 各地区医師会の行事などを公開しております。 会員の先生方の専用ページとなっており、ア クセスするためにはアカウントが必要となり ます。 会員専用ホームページのアカウント ◆ユーザ名: y+日医会員番号(日医刊行物送付番号) ◆パスワード: 生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁 (例):1950年1月2日の方:500102 ※準会員の方は、本会までお申し込みくだ さい。 周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ をメールを利用して行っております。希望さ れた会員には、県医師会会員用ホームページ の「医師会ニュース」をメールにて配信いた します。ご希望の会員は、是非お申し込みく ださい。 花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」 (hanagas aml @yamagat a. med. or . j p)を立ち 上げております。 花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意 見交換を行う場を提供します。また、この趣 旨を通じて地域医療の発展、更には医療全体 の向上に寄与することを願うものです。 未加入の会員は、これを機会に是非ご参加 ください。 申し込み先 周知文書の自動配信、メーリングリスト「花 笠ML」への参加を希望される先生は、本会宛 メール(ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p)にて お申し込みください。 山形県医師会ホームページ: ht t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ 会員専用ホームページ: ht t ps : / / member . yamagat a. med. or . j p/ メールアドレス: ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p 花笠MLアドレス: hanagas aml @yamagat a. med. or . j p ◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇ 斬インフルエンザモニタリング 斬新型インフルエンザ関係情報 斬週刊医学界新聞から (新型インフルに関して) 斬なるほどなっとくタバコ問答集 発刊 斬「受動喫煙防止条例」 〜はじめに〜の部分 斬施設基準の届出状況の報告書 斬保険医協会アンケート 斬厚労省 班研究 斬民主党代表鳩山氏 斬エコカー減税という環境破壊 斬たまには息抜き 斬七夕 ソーメン 4 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 抄録 「朝だ! ○○だ! 」 ? 六時半! ! ! 米沢市医師会理事 中 山 裕 一 昨年の春、どこからともなく盥(たらい)が廻っ 試拡大機構で粘膜を数十倍まで拡大観察がで てきて出演の栄誉?に授かった。5年近く続くラ きる ジオの長寿番組で、県内の多くの会員の方々が出 試特定の色を強調したり、特定の周波数の光 演されていることはその時知ったが、そもそも夜 や赤外線で粘膜を観察して、癌などの病気 型人間の私にとってこの時間帯はまだ夜中で、寝 を診断しやすくする方法 ていないとすれば(現在のように) 、前日から終 諮楽に検査できるための方法として わっていない宿題を抱えて「朝だ疲れた×時半」 。 試細い内視鏡 通常の内視鏡が直径9〜11 聴いたこともない番組にいきなり出るのは気が引 勺なのに対し約6勺の細さ。鉛筆より1勺 けると思いつつ、聴くチャンスに巡り合わないま も細く、喉の違和感がかなり軽くなる ま、ある土曜日の午後収録へと向かった。 試細くなった結果、更に咽頭反射を少なくす 放送局ではディレクターのKさんと女性アナウ るために経鼻内視鏡も実用化された ンサーSさんが待っていて、早速打ち合わせ。事 このように検査の選択肢は増えてきたのですが、 前にFAXでのやり取りはしていたものの、5日間 細い内視鏡は通常の太さの内視鏡に比べて画像の の番組構成の説明、準備した箇条書きの原稿や持 鮮明さや操作性でかなわないのも事実。正確に見 参した曲の確認をちょこっと。少し雑談(問診の たいことと楽に検査をしたいことは相反する要求 ようなもの)をしているうちに、軽く「では初日 なので、目的に応じて我々が使い分ける必要があ の収録をしましょうか」。 ります。 』 Sさん 『お早うございます。 お目覚めいかがで 曲は「朝ききたいクラシック音楽」かつ3分間 しょうか。・・・今週は「消化器、内視鏡の話」と で全曲聴ける曲。本日はグリーグ作曲のホルベル 題して話を伺います・・・・。月曜日の今朝は ク組曲より第1曲「前奏曲」 。 「食道・胃・十二指腸、最新の内視鏡検査」につい 『出身地: 仙台生まれ米沢育ち、医学生になっ てです。』 て以来20年仙台に暮らし、10年前から米沢へ。 「ダイジョーブ? ??」とは思ったものの、何が起 山形の素晴らしさ:四季の変化に富んだ風土・ こるかわからないと逆に緊張する暇もなく、 そこに醸し出される食文化のすばらしさ、例えば 小生:『胃の内視鏡は昭和30年ころから開発さ 山菜・キノコ・野菜・米・酒。米沢のABC(知っ れました。ご存知の方も多いと思いますが、 ・ ・ ・ ・ ・ てます?) 』 近年の機器や診断法の進歩には目覚しいものがあ ります。 Sさんが誘導するままに話すと、 「はい、これで 諮正確な診断のための手段として いいですね!」とKさん。さすが「初めてラジオ 試解像度の優れたハイビジョンカメラを搭載 に出演する医者」という生物の扱いに慣れてい したもの らっしゃる。放送を後で聞きなおせば、ところど 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 5 ころに「あー」とか「えー」とか、何とも間延び などまさに内視鏡手術と呼ぶにふさわしい方法が した話振りだが、言われるままに1日目をクリア。 普及しつつあります。 』 後日、 知り合いの農家から「米の宣伝をしてもらっ 曲:モーツァルト ディヴェルティメント てどうも」と言われました。またある時医院に電 K. 137より 第2楽章 (弦楽四重奏による演奏 話がかかってきて、あの時の曲名を知りたいとも で) 訊かれました(意外に反響あるな) 。 愛読書: 「カルテットの楽しみ」 アマチュアの 次いで2日目、お題は「大腸・小腸 最近の内 弦楽器プレーヤーが室内楽を楽しむのためのバイ 視鏡検査について」。 ブル的指南書。 『大腸内視鏡では、楽に検査ができるための工夫 5日目、 「がん検診と内視鏡検査について」 。 として、スコープの硬さが自由に変えられる硬度 『がん検診は症状のない癌を早期発見・早期治療 可変機構あり・・・・・。小腸ではダブルバルー をしようと、尊敬する黒川利雄先生が考案されて ン内視鏡やカプセル内視鏡が開発され、観察が容 以来50年がたち、 ・・・・・昨日話しました癌の 易になった。』 内視鏡治療も、症状のない早期に発見してこそ可 曲:ドヴォルザーク ヴァイオリンとピアノの 能な治療です。大変だからといわず、ぜひ内視鏡 ためのソナチネ より 第3楽章。 検査に足を向けていただきたいのが、検診にも内 座右の銘:「漁夫生涯竹一竿」 視鏡治療にも関わる者としてお願いです。 』 『漁師にはお気に入りの竿一本。 そこに漁師の生 曲:ロッシーニ 弦楽のためのソナタ第3番 きがいがある、という禅の教え。消化器の医師と より 第3楽章 しては内視鏡1本かな。 』 休日の過ごし方:音楽を楽しむ・ヴァイオリン 尊敬する人:黒川利雄 先生 を弾くこと。 『元東北大学第3内科教授・東北大学学長で、日 本における胃のレントゲン検査を確立した他、現 かくして生涯一度の体験は幕が下りた。前述の 在の胃がん検診をはじめて考案した。父の恩師で、 とおり米の話と曲名以外にも、番組を聞いたこと 当院に「漁夫生涯竹一竿」の色紙あり。91歳でな や内視鏡についていくつかのお問い合わせをいた くなる直前まで臨床医として活躍していらしたが、 だいたことを、最後に追加させていただく。 晩年に何回かお会いした時はとても懐の広い、気 持ちの暖かさを感じさせる方でした。 』 3日目、「超音波内視鏡検査」 。 『大学勤務時代に最も力を入れて研究していた のがこの超音波内視鏡による胃や食道疾患の診断 でしたので、ここで取り上げさせていただきまし た・・・・・。』 曲:ヴィヴァルディ 合奏協奏曲「四季」 より 「春」の第1楽章 ストレス解消法:スキーと自転車 4日目、「最新の内視鏡治療について」 。 『・・・・・胃がん・食道がんや大腸がんのうち、 早期の粘膜に限局した癌について、最近の機器や 手技の進歩により、内視鏡的粘膜剥離術(ESD) 6 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 と ど か な い 山形市 武 田 和 夫 最近バリアフリーとかユニバーサル・デザイン ひらさせ水の流れるのを確認しましょうと指導し とかいわれる、身体の不自由な人や老人も使いや ているとのこと。昔外国の空港で股下の長い大人 すい器具や環境ということである。最近は病院の に合わせた便器ばかりなので、子供は大便所に行 エレベーターはドア傍の押しボタンの他に、側面 くのかなと思ったら、大便所の水洗の紐が150セ の腰の高さに横長に押しボタンが設けられている、 ンチほどの高さなので、小さい子は届かないので 車いす用である。昔は車いす用押しボタンなどな はと笑ってしまった。 かったが、これも時代の変化であろう。しかしド これは電燈のスイッチにもいえる、 35年ほど前、 ア傍の押しボタンを、車いすに座って操作できる 我が家を建てる時、子供が小さかったので便所の 高さまで低くしたらどうなのだろう、やはり大多 スイッチは床から60センチ、階段は100センチそ 数の大人には低いと操作しにくいかも知れない。 の他の部屋は120センチと指示した。60センチな 高層マンションができ始めた頃そこの住人の話 ら3歳児でも親の手を借りずに一人で電燈を点け で、小学校に通い始めた子供が帰宅時に20階から 便所に行ける、大人も手の位置で不便はない。 23階までふうふう言いながら階段を駆け上がっ 外来診療室は子供に悪戯されないように逆に高 てくる、理由は背伸びして20階のボタンまでは届 く、眼の位置の150センチに電燈のスイッチを設 くが、 23階には手が届かないからというのである。 定した。病室は入院するお婆さんに合わせて10セ 登校時は1階のボタンは一番下なので問題がない、 ンチ低くした。 1年生の最初は親も道路まで一緒に出るが、帰宅 机や椅子にJ I S規格があるように、建築でも電燈 時は子供が自分でボタンを押さねばならない。こ スイッチの高さや便器の高さに標準というものが れは踏み台を置いてもらうことで解決したようで あるのだろう。しかしそれは標準であり、そこに ある。 住み使う人に合わせるべきである、日本人のお尻 学校医の配置換えで10年ぶりに行った小学校 の標準幅で椅子を備えたら、太った外国人はエコ がきれいに改築され、便所も新しくなって生徒用 ノミークラスのシートには座れないだろう。これ 小便所も自動洗浄になっていた。便器は朝顔では は平均値ではなく太めの人に合わせてもらいたい。 なくストールといわれるタイプなので小さい子で でも北欧では身体の大きい人が多いからだろうが、 も大丈夫だが、自動洗浄のセンサーの高さが普通 椅子に腰を下ろしたとき、短足の私は爪先は届く 標準の120センチ位なので1年生の身長では感知 が踵が床に着かないので、ゆったりとした楽な気 されない。校長先生に尋ねたら、手をあげてひら 分で食事ができないのが困り事である。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 『 勲り題主私初者我な米 章、に義法めで る沢 受最関擁学てあ妻。市 章高し護会のっ学著鉄 。裁『の長東た説書砲 伊に裁立、大が』の屋 参 東 反 判 場 学 法 、 は 『 生 考 忠 省 官 か 士 学 そ 現 民 れ 資 太 を の ら 院 部 の 在 法 。 料 に求思数会長活の講一 次め想々員に動通義高 ・・ い る 統 の を 就 領 説 』 を 日県 で な 制 提 歴 任 域 的 は 経 本人 二 ど と 言 任 、 は 地 民 て 人文 人 反 い を 、 総 彼 位 法 東 名庫 目 骨 う し 定 長 の を の 京 事常 の の 疑 た 年 を 意 占 帝 バ 典 設 米 人 念 。 退 補 思 め イ 国 展 沢とは昭官佐をる 大 三示 名 し 避 和 後 し 超 。 ブ 学 省二 誉 て け 四 は 大 え 民 ル 法 堂十 市 も が 十 『 学 て 法 と 学 二 民広た六憲改多一も部 人 。くい年法革方筋い独 わ 勲知』に問に面に 法 県 一らとは題奮に生れ科 立 等れす宮研闘及き、卒 図 旭てる本究しん、ほ。 書 日い文康会たでまぼ昭 館 大た化昭』のいた民和 綬。人裁ををる人法二 章昭の判設始。並の年 受和グ官立め昭み全同 優領法 章三ルのし、 貴和 。十ー再、族二れ域学 九プ任戦 十たに部 年に拒後院年民わ教 文加否民議戦法た授 化わ問主員後学りと 、 我わ が 妻 つ ま さ 栄か え ( 一 八 九 七 〜 一 九 七 三 ) 民 法 学 者 ( 支 韻 仄 起 ) 7 裁 争 衆 是 時 人 骨 我 公 親 レ持 精 山 形 県 の 偉 人 噂 平 族 禮 神 妻 民 時 仰 濟 二 レ 法 鄰 宗 世 栄 基 舎 師 時 一 裁さ ば き は こ 是 れ あ 公こ う へ 平 い 争ら そ い は 時と き に 親し ん 族 ぞ く 民み ん 法ぽ う のも 基と い 時と き に 隣り ん 舎し ゃ し 衆ゅ う じ 人 ん 礼れ い を 持も っ て 宗そ う 師し と 仰あ お ぐ き 侠ょ う 骨こ つ の 精せ い 神 し ん 山 形 市 世よ を 済わ た す の 時と き 武 田 昌 孝 8 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 山形交響楽団頑張る 上山市 渡 辺 好 博 ある日の新聞でNHKの有名な音楽番組に、山 が、山形市で山形交響楽団(図1)によって演奏 形交響楽団が出演することを知り、チャンネルを されて、感銘を受けたのであるが、そのとき配ら 回した。新進バイオリニストとの共演であった。 れたパンフレットで、この山響がいろいろ地味な 曲名はかなり有名なラロのスペイン交響曲で、 活動、例えば学校廻りをして小中学校の生徒に、 中々いい演奏だった。もう1曲は私の知らない作 クラシック音楽を聞かせていることに感心した。 曲家(カリニコフ)のものだった。その後音楽雑 他県で、こういう活動をしていることは少ないの 誌を見ていたら、東京の一流のホールでの出演が ではないかと思う。かつて今井正監督の「ここに 予告されていた。山響が一流の交響楽団とは言え 泉あり」という映画で、群馬交響楽団が農村めぐ ないまでも、準一流の地位にまでのし上がってき りをして音楽活動を繰り広げているのが紹介され たように思われた。この演奏会の評論家の批評が 大いに感銘を受けたが、群馬交響楽団以外には、 待ち遠しい。 余りそういう活動をしているのは少ないのかも知 れない。経済的にも大変で、県当局や企業のバッ いろいろの地方で、音楽水準がどの程度なのか クアップなしでは苦しいと思われる。兎に角年間、 ということは、音楽ファンにとっては無関心でい 150回も演奏会を開いているということは、立派 られない。広く芸術全体の水準がその地方で上が だと感嘆しないわけにはいかない。また前記した ることは喜ばしいことである。例えば、私の幼い ように6月20日には東京オペラシテコンサート 頃育った浜松市などは、日本楽器や河合楽器とい ホールで演奏会が行われたということであるが、 う有名な企業があって、その影響やら助成によっ その反響を知りたいものである。県当局をはじめ、 て、音楽水準を上げるための努力がなされている。 多くの企業が山形のイメージアップのためにも、 古くは、夕方定刻になると、サイレンで音楽を鳴 ますます応援するようにお願いしたい気持ちで一 らすことをやって驚かされた。今では騒音が規制 杯である。 されてもう何処でもやられなくなっているが。そ の他、浜松市には国際音楽コンクールが催された り音楽博物館もあって、音楽都市だなあとの印象 を強く感じる。しかし交響楽団のような音楽団体 はない様に思う。それに比べて山形市では、浜松 市にはない立派な交響楽団が活躍しているという ことは自慢してもいいのではないかと思う。かな り優れた合唱団も多いという。その上、芸術工科 大学がいろいろイベントを催したり、割と中央に も名が通っているドキュメンタリー映画祭も開催 される。全体の芸術レベルは捨てたものではない ように思う。 私は昨年暮れに、ベートーヴェンの第九演奏会 図1 山形交響楽団のフルメンバーと指揮者 飯森範親音楽監督(定期演奏会のパンフレットから) 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 9 庄内の 医人たち 第16回 聖医 林信雄 鶴岡市 黒 羽 根 洋 司 ドイツ・ヴュルブツツ大学のレントゲン教授が、 天明の大飢饉で飢えた窮民が庄内に流れ込んだ 19世紀最大の発見といわれるX線を初めて見た のは1895年11月8日、金曜日の夕方であった。X 時、一家を挙げて救済に挺身した美談は、後年、 線は肉眼では見えないから、正確にはX線による 人々に知れるところとなる。私事ながら、天満宮 蛍光を見たというべきだろう。いずれにせよ、こ の境内を近道しての通学路の途中に、難しい漢字 の時から医学も工学も大きく変わり、X線は人々 で書かれた顕彰碑がたつ立派な屋敷があったこと に計り知れない恩恵を与えてきた。 を思い出す。 歴史的な日から、ほぼ1年半後、X線の臨床応 聡明で気品のある信雄少年を、近所の人たちは 小学校の国定教科書(修身)で紹介され、全国の と称していたという。いわゆ 用に生涯をささげた一人の医師が鶴岡で生まれた。 “天神はんの申し子” 己の職責を全うするという剛と、清廉で無私な柔 る神童であった。今右衛門の事績を幼いころから を併せ持って生きたこの人・林信雄を、後年人々 聞かせられて育った“双葉”が、こうした環境を は「聖医」と呼んだ。 得て芳しい“栴檀”になっていくのは自然のこと 被爆障害で両手指を失いながら、慈悲深い千手 であった。 観音のようであったと讃えられた林信雄の一生を 次に、林家の系譜から信雄の背景を眺めてみる。 辿れば、医師としてあるべき姿が見えてくる。 母の竹以は隣町・藤島町(現在の鶴岡市藤島) せんだん で町長を勤めた山本清一郎の妹であった。 − 出生とその環境 − 清一郎の三男、つまり信雄の従兄弟の間柄にな 林信雄は明治三十年(1897)4月8日 鶴岡市 る山本善雄は、元海軍少将で旧海軍省の軍務局長 あたらしまち 新士町(現在の神明町)に生まれた。幼少の時、 の要職にあって、日本海軍内でも至宝と称された 父母と死別するため、孤独の境涯にあって成人す 俊才であった。 る林だが、彼の終生揺るがぬ姿勢の源は環境と血 また、信雄の祖母に当たる人は、高山家から林 筋にあった。人間林信雄とその博愛、無欲の精神 家に嫁した人で、明治の文豪として名高い高山樗 の根幹を成す二つについて探ってみよう。 牛とは、伯祖母と甥の間柄にあった。 まずは環境である。 このように、林の家系を見れば才ある人々の血 林信雄出生の地の近くに、学問の神として菅原 が流れているのは明らかであり、環境に加えて、 道真を祀り庄内一円の尊崇をあつめる鶴岡天満宮 優れた天分が稀有な人格を醸成していったと言え がある。編み笠をかぶって顔を隠し、街頭で酒を よう。 ふるまう、別名“化けもの祭り”と呼ばれる奇祭・ 天神祭りは、ここの例大祭である。 − 庄内中学から出郷、千葉医専へ − さらに、彼が生まれた茅ぶきの家は、天保時代 信雄は鶴岡町立朝暘第二尋常小学校の六年から、 の篤志家、鈴木今右衛門の住家であった。 直ぐに山形県立庄内中学(現・鶴岡南高校)に進 10 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 学する。中学に進む場合、高等科で勉強してから だが、この分野での草創期にパイオニアとして というのが普通であった当時からすれば、信雄の の役割を担わされた林の身体は、次第に蝕まれて 成績がいかに抜群であったかがわかる。 いく。 弊衣破帽で気力旺盛を誇る学生が多い庄内中学 校にあって、信雄は比較的おとなしい生徒であっ − 横須賀市立病院の医師として − たようだ。だが、信雄の死後、顕彰に同級生たち 学位を取得した林信雄は昭和八年、横須賀の市 が奔走したことは、この6年間の青春時代が彼に 立病院に内科医長兼放射線科医長として赴任した。 与えた意味を語っている。 以後、この病院が、足かけ30年にわたる信雄の研 林信雄が千葉医専(現在の千葉大医学部)に進 究の場となる。たゆまぬ努力が続けられ、レント むため、郷関を出たのは大正四年9月、19歳のと ゲン診断学の先駆者、権威としての地位を着々と きであった。医学を志した信雄の原点を語る逸話 築いていく。しかし信雄の偉大さは医学者として がある。 だけでなく、医師、社会人としての誠意と人間性 小学生の信雄に、ある人が「大きくなったら軍 にあったといえる。 人になるのか、お役人になるのか」と聞いた。当 彼の人柄を伝える逸話を拾ってみよう。 時この二つは立身出世の代名詞でもあったからで ■ “林時間”について ある。ところが信雄は「医者になって体の悪い人 会議などによく遅刻するので有名だった。時間 を丈夫にしてあげたい」と答えたという。 に間に合うように早めに出掛けるのだが、バスの 待合所で以前の患者から丁寧なあいさつをされる。 − レントゲン医学を究める − それに対して信雄もまた丁寧に頭を下げる。問わ 大正八年、医専を卒業すると内科を選択した信 れるままにアフタアケアについて助言し、相手が 雄は、3人の同期生とともに柏戸留吉教授の教室 納得するまで説明する。バスは既に発車して、遅 に入る。いわゆる無給医局員として、診療に従事 刻と相成るわけだ。 し、夜遅くまで研究する多忙な日々の始まりで ■ “レントゲンバー”について あった。 信雄の研究室の別名である。ポケットマネーが 大正十年、千葉医専にレントゲン研究室が設けら あるとよく酒を買い後輩に飲ませた。ここは常に れることになった。その担当研究者として医局から 若い研究者や看護師たちの息抜きの場であり、議 選ばれたのが信雄であった。京都医専の中央レント 論と笑い声の輪の中で信雄はいつもニコニコと聞 ゲン室に、内地留学として派遣されることになる。 き役だったという。 これが信雄と放射線医学の出会いであった。 当初、技師と変わらぬ雑務にウンザリしていた − 放射線の医聖 − 信雄であったが、やがて医療の中に占めるレント 林を知る横須賀の市民は、ほとんど異口同音に ゲンの可能性に魅かれていった。 「林先生は、求める人ではなくて与える人だ」と称 1年半の京都留学で、最新のレントゲン医学の したという。又、ある人は「もし横須賀で聖人を 知識を身につけて千葉に戻った信雄は、医専の講 えらぶとしたら、林先生のごときは、第一に指を 師、愛知理学療法所の内科医として第一線の医療 屈される人ではないか」と語ったという。 現場に復帰する。豊富な臨床例に基づいて研究に 林の後輩の佐藤伊吉千葉大名誉教授は、次のよ 打ち込こむ少壮の医師は、内科的レントゲン診断 うに述べている。 「林博士は、物質にも地位にも、 学の開拓者として学会で注目されるようになる。 また名声にも全く無欲の人であった」 。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 11 公衆の利益を先にして私事を顧みない聖人の行 手を撮影してその写真を一同に回覧した。初めて いを地でゆく信雄に、やがて悲劇が訪れる。50歳 見る自分の手の骨に感動したケリカー教授は、X 半ばころから手指に激痛が走り潰瘍が始まった。 線を「レントゲン線」と呼ぶことを提案し、満場 放射線障害−レントゲン潰瘍である。指を一本ず 一致で可決された。さらに、1901年の第1回ノー つ切り落とし、右示指だけが残され、36年には左 ベル物理学賞はレントゲンに授与された。 腕を切断した。驚くべきは、この不自由な体で晩 しかし、きわめて無欲な人であったレントゲン 年は身障者福祉運動の先頭にたったという精神力 は、自己の名を冠した「レントゲン線」の名称を である。 使わずX線の名で論文を書き、彼の名誉のために 昭和39年11月12日、林信雄は胃がんのため66歳 創立されたレントゲン学会にも出席しなかったと の生涯を閉じた。焼香者の行列が延々と伸び、2 いう。貴族の称号であるフォンを与えられながら、 時間もかかったという。横須賀の地方紙は、軌を 監nt 生涯vonR genと署名することのなかった名利 一にして林の功績を讃える記事で埋まった。 に恬淡とした人は、X線を全人類のものとして特 蔵書は遺志によって郷里の鶴岡市図書館に贈ら 許も取らず、発生装置の詳細を公表した。 れ「林信雄記念文庫」として保存されている。業 レントゲンを100余年前に全世界に公開したド 績をしのぶ人たちが荘内神社の一角に記念碑を建 イツ人と、それを臨床診断手技として高めた庄内 立するが、故人の人となりをおもばかって小さな の医人には、高潔の士という言葉ふさわしい。整 碑にしたという。 形外科をライフワークに選んだ私は、二人の偉大 生涯を神の如き博愛の精神をもって、医家の天 な先達の業績抜きでは、今もこれからも日常診療 職を全うした林信雄こそ聖医の名がふさわしい。 がたちゆかない。X線画像を前にして患者に説明 てんたん する時、私たちは崇高な先人の生涯に思いをはせ、 1896年1月23日、ヴュルツブルグ大学での講演 フィルムの陰には、誠実に生きた人々が放つ光芒 でレントゲンは、枢密院顧問官・ケリカー教授の が潜むことを忘れてはなるまい。 林 信雄 明治30年( 〜昭和39年( 1897) 1964) ヴィルヘルム・レントゲン (1845〜1923) 12 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 優 勝 雑 感 山形市医師会 齋 藤 恭 一 第36回の山形県医師会親善ゴルフ・コンペ、こ のたびは傘寿で後期高齢者の私がはからずも優勝 の栄に浴し心より欣んで居ります。ダブルリペア 方式では或る程度のスコアでまとめればどなたに も可能性はあるわけで、このたびは偶々天の配剤 が私に味方して呉れたものと素直に感謝して居り ます。 同点の年齢差で準優勝の吉福先生に些か済まな い感じですが練習も熱心で道具にも吟味を怠らな い先生は必ずやいつかはと祈って居ります。 ショットも思いの外飛距離も伸びD. ももしかし C. てと浮きうきした途端パー・パットを外し、その あと短いのが全て駄目で6番でやっと初パー、7、 8番はいつも合性が悪くダボ、ダボにしてやっと の45点、インに入っても外しまくり88点の上り、 私と相性が良いといわれる佐藤紀嗣先生はあっさ り42点、初めて御一緒の大森典夫先生は一人黙々 と極めて慎重な一打一打で見事39点、県立病院以 来の好ライバルの金澤喜代志先生もまずまずの 46点、後半も和気藹々、薄日も洩れる良い日和で 大変に愉快なラウンドでした。 このコンペが36回とは改めて驚きで私はいつ 何の場合もそうですが、スピーチは短い方が良 ごろから参加させて貰ったかさだかな記憶はあり い、とはわかってい乍らこの日は思い掛けないV. ませんが、節角県医師会の年間行事として催して に動揺したわけでもないのに意味不明の事を長々 下さるという事でこのところは枯木も山の賑わい と喋って皆さんの貴重な時間を無駄にし、しかも のつもりで気楽に参加させていただいています。 運営に当って御骨折りの担当副会長の松下斑三郎 今年はどなたと御一緒させていただけるか、滅多 先生、事務局の赤城さんはじめ事務局の方々への にお会い出来ない会長さんと年一回の会話を交せ 御礼と労いの言葉を忘れて仕舞い誠に申訳なく汗 る事も大きなよろこびであり楽しみです。 顔の至りです。 当日は夜来の雨も漸く止み、いざ一番のティー 今を去ること11年、1998年11月、姉崎 先生 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 13 とペアで第12回全国医師ゴルフ選手権大会に出 難コース、思った程の成績は出せませんでしたが、 させていただきました。 (この県医師会親善大会で あの会の雰囲気は皆さんにも是非味わって貰いた のグロス上位2名が出場資格) 各都道府県より い素晴らしいものでした。 名門の箱根カントリークラブに集い個人、団体の 私の場合いろいろ雑用がありすぎてラウンドも グロスを争います。クリニック・マガジン(俗称 年間30回を超したことがありません。 昨年も24回、 クリマガ)が主催でやっていましたが資金難から いつもコンペはぶっつけ本番です。またホール・ 翌年から駄目になりましたが、これなどは日本医 イン・ワンも憧れのエージシュートもまだです。 師会がその儘引継いで頂く事が出来なかったのか いつかその日が来る事を信じていつまでもみなさ と今でも残念に思って居ります。当時67才の私が んと共にゴルフを楽しみたいと願って居ります。 出場選手の中で断突の最高令で、7000ヤード超の 第36回山形県医師会親睦ゴルフコンぺ成績表 RANK 優 勝 準優勝 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 氏 名 齋 藤 恭 一 吉 福 宏 実 佐 藤 紀 嗣 中 島 良 明 松 下 斑三郎 平 野 順 治 齋 藤 和 幸 鈴 木 康 洋 横 澤 禎 二 山 田 昌 弘 斎 藤 浩 司 結 城 正 明 金 沢 喜代志 佐 山 雅 映 原 田 一 博 磯 田 昇 菅 野 節 夫 大 森 典 夫 高 橋 繁 夫 丸 岡 喬 保 坂 淳 桑 島 一 郎 高 橋 則 好 杉 村 敬 北 條 昌 知 横 山 彰 夫 蘇 武 世 棋 舟 山 尚 福 原 晶 子 大 内 清 則 齋 藤 博 所 属 山 形 山 形 上 山 酒 田 長・西 寒・西 長・西 北村山 長・西 南・東 寒・西 山 形 上 山 山 形 上 山 山 形 山 形 長・西 天・東 酒 田 北村山 長・西 北村山 南・東 山 形 寒・西 山 形 米 沢 鶴 岡 山 形 南・東 OUT 45 47 42 40 46 41 45 41 42 46 42 37 46 42 44 43 43 39 49 41 41 48 49 50 44 51 49 48 49 53 65 I N 43 47 47 42 51 38 46 43 42 50 46 39 51 43 49 44 49 45 52 44 38 48 47 51 44 41 54 43 59 57 58 GROSS 88 94 89 82 97 79 91 84 84 96 88 76 97 85 93 87 92 84 101 85 79 96 96 101 88 92 103 91 108 110 123 HDCP 16. 8 22. 8 16. 8 9. 6 24. 0 6. 0 18. 0 10. 8 10. 8 22. 8 14. 4 2. 4 22. 8 10. 8 18. 0 12. 0 16. 8 8. 4 25. 2 8. 4 2. 4 19. 2 18. 0 22. 8 9. 6 13. 2 24. 0 10. 8 27. 6 28. 8 34. 8 NET 71. 2 71. 2 72. 2 72. 4 73. 0 73. 0 73. 0 73. 2 73. 2 73. 2 73. 6 73. 6 74. 2 74. 2 75. 0 75. 0 75. 2 75. 6 75. 8 76. 6 76. 6 76. 8 78. 0 78. 2 78. 4 78. 8 79. 0 80. 2 80. 4 81. 2 88. 2 NOTE DC NP XNP 水平 NP BG 小波、DC XNP 小波 DC 水平 NP、DC NP 大波、NP BB BM、大波 14 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 早起きは三文以上の得? 山形県医師会副会長 松 下 斑三郎 私が、昭和37年インターン生の時、内科実地修練をうけたのは長井市立総合病院でありまし た。そして翌38年4月に、東北大学医学部泌尿器科学教室に入局しました。その縁で、その年 の6月より月に1回から2回、続いて毎週と長井市立総合病院に出張し、泌尿器科診療にあたっ て参りました。昭和46年4月には赴任となり、私の出身地でもあり、生涯この病院で地域の泌 尿器科診療を担っていきたいと思っていました。 当時は一人医長で、毎日の診療にあたるも、泌尿器科の患者は少なかったので、他の科の手 術等手伝って楽しんでいました。徐々に入院患者も増え、深夜、電話のベルでたたき起こされ るようになりました。それでベルの音に敏感となりベルが鳴る前のカチッという音で目が覚め るようになっていました。今日のように医師の過重労働等と言われる時代でなく、働くのが当 然で、何でも吸収したいと思い夢中で診療にあたっていたような気がします。 そんな時に、脳出血後で右片麻痺のおじいちゃんが、車椅子に乗り、腰の曲がったおばあちゃ んに付添われて来院、フォーリーカテーテルを交換していく患者がおられました。当時は、今 日のような訪問看護の制度は無く、訪問診療も行われていませんでした。この老夫婦の大変な 姿を見ているうちに、私がカテーテルを持って訪問し交換を行えば、総べてが解決することに 気付き、他の要因もあって不安でしたが、平成5年4月、開業に踏みきりました。開業第1号 の訪問診療者となったのは勿論ですが、患者と家族からは大変喜ばれ、これで良かったのだと 自分に言い聞かせ、毎日の診療に励みました。 少しずつ、外来及び訪問診療患者も増えて来て訪問診療は、患者の少ない午後の時間帯や午 後休診の時に集中的に行っていました。 ある時、朝、往診依頼があり、診察に行ったことがありました。そうしたところ、家族が揃っ ており、患者の様子など詳細に聞かせてもらい、大変参考になったことがありました。 そうか、朝 に訪問すれば、色んな情報が正しく得られるんだということに気付きました。 それまでは、一人で寝ていたり、老夫婦で留守をしているところに訪問していたので、あま り要領を得ない中で対応していました。家族の置き手紙があったりすることもありましたが、 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 15 稀でした。 朝に行くと、出勤前の家族に会えて、色々な情報が得られることを知りました。それ以降は、毎 朝1〜3人を組み入れたスケジュールで早朝からの訪問診療が始まりました。やってみると、 色々な効果が見られるようになりました。食事や排泄中のところへ訪問するとその様子をじっ くりと観察することが出来ました。又、家族の患者に対する対応の様子等もうかがい知ること ができました。認知症で寝たきり、あまり反応しないおじいちゃんが、孫で登校前の小学校1 年の坊やに、 「おじいちゃん、おはよう」と声をかけられると反応し笑顔になるのを見て、びっ くりすると共にすばらしいなと感心したこともありました。 私にとっても、早起きとなり一日の段取りが立て易くなり余裕が出てまいりました。次の朝 の訪問診療を考えると、深酒をしたり遅くまで飲んでいることがなく、翌日に備えるようにな りました。朝の診察で、病状の変化に気付き、午前中のうちに病院へ紹介することが出来たり、午 後や夕方に電話があっても、朝の状態から直ぐの往診でなく様子を見るよう指示したりするこ とができるようにもなりました。 色々な所に訪問していると、玄関に入っただけで、この家では患者がどのような取り扱いを 受けているのか見当がつくようになりました。玄関の整理整頓、チャイムを鳴らした時の対応 等、様々であり、いい勉強になっております。時間がある時は、悩みや愚痴を聞いて、慰めた り、元気づけたりしてお暇することもあります。 私にとって外来診療では得られない患者の境遇や人柄についてより深く触れることが出来る のが訪問診療の面白く魅力のあるところであると実感しながら、一日のスタートを切る毎日で あります。 16 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 県医師会だより 第 4 回 常 任 理 事 会 日 時、平成21年7月8日(水) 午後3時30分〜 会 場、県医師会館役員室 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 須藤 俊亮、松下鈆三郎、栗谷 義樹 常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫 大内 清則、深尾 彰 事 務 局 海和事務局長ほか事務局員 〔Ⅰ〕報告事項 4.会議・行事等について 敢 在宅医療研修会 6月25日(木) 山形県歯科医師会館 有海会長、折居理事出席報告。 柑 東北地方社会保険医療協議会山形部会 6月26日(金) 東北厚生局山形事務所 有海会長出席報告。 1.会員訃報について 会員氏名 石田 光一 先生(79歳) 【米沢市医師会】 死亡年月日 6月26日(金) 告 別 式 6月29日(月) 午前10時 場 所 ナウエルホール米沢 喪 主 石田 弥 様 桓 「地域医療再生基金」に関する県健康福祉部 との打ち合わせ 7月1日(水) 県庁 佐藤・三原・大内常任理事出席報告。 有海会長より石田先生が亡くなられ、米沢市医 師会にお願いして弔意を表した旨報告。 棺 山形県訪問看護推進協議会 7月3日(金) 県庁 折居理事出席 2.南陽市東置賜郡医師会との懇談会について 6月24日(水) 熊野大社 證誠殿 有海会長ほか役員出席 有海会長より、医療、介護に関する本年度の改 定、新型インフルエンザへの対応などについて意 見交換した旨報告。 3.第41回産業医学講習会について 6月25日(木) 〜27日(土) 日本医師会館 須藤・松下副会長、原田理事出席 須藤・松下副会長より、唐澤会長、渡辺孝男厚 生労働副大臣の挨拶があり、3日間にわたり産業 医に必要な「法的知識の解説」「産業医学総論」 「実践各論」 「健康管理概論」等の講演が行われた 旨報告。 7月3日(金) 県医師会館 有海会長、須藤・松下副会長出席報告。 次回全理事会に再提出することとした。 款 山形県警察協力医会第21回定期総会 7月4日(土) 山形国際ホテル 有海会長出席報告。 歓 全国有床診療所連絡協議会第1回理事会 7月5日(日) 学士会館 佐藤常任理事出席報告。 汗 山形県医師信用組合常務会 7月8日(水) 県医師会館 有海会長、須藤副会長出席報告。 5.医師連盟関係について 敢 日本医師連盟執行委員会 6月30日(火) 日本医師会館 有海委員長、須藤副委員長出席報告。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 柑 えんどう利明後援会事務所開き 7月5日(日) 同事務所前 有海委員長出席報告。 桓 山形県医師連盟執行委員会 7月7日(火) 山形国際ホテル 有海委員長ほか役員出席報告。 17 6.各自治体における肝炎対策のより一層の推進 について 佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明。 7. 「介護予防実態調査分析支援事業実施要綱」の 送付について 〔Ⅱ〕通知事項 1.平成21年度医療関係機関等を対象とした特別 管理産業廃棄物管理責任者資格取得講習会の開 催依頼ならびにご協力依頼について 須藤副会長より、日本医師会長からの標記通知 について説明があり、各郡市地区医師会長あて通 知することと決定。 2.臨床研修を長期にわたって休止する場合の取 扱いについて 武田常任理事より、日本医師会常任理事からの 標記通知について説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 3.個別指導の実施に伴う「持参カルテの患者件 数」及び「該当患者名の通知時期」に関する緊 急アンケート調査結果の送付について 佐藤常任理事より、日本医師会常任理事からの 標記通知について説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 8.集合契約Bにおける委託元保険者情報変更時 の取扱いについて 深尾常任理事より、日本医師会常任理事からの 標記通知について説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 9.追加対象症例の事後検証(試行)に関する説 明会の開催について 7月15日(水) 〜24日(金) 県内5箇所 大内常任理事より、県危機管理監からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 〔Ⅲ〕協議事項 松下副会長より、愛媛県医師会長からの標記通 知について説明。 4.医療貸付事業融資制度利用希望者に対する個 別融資相談会の開催について 9月3日(木)、4日(金) メルパルク仙台 松下副会長より、福祉医療機構医療貸付部長か らの標記通知について説明があり、各郡市地区医 師会長あて通知することと決定。 5. 「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時 休業の要請等に関する運用指針」の改定等につ いて 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長からの標記通知について説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 1.東北医師会連合会理事・代表者合同会議の開 催について 7月26日(日) 仙台ホテル 須藤副会長より、東北医師会連合会会長から、 標記への出席案内がある旨説明があり、有海会長、 須藤・松下・栗谷副会長出席と決定。 2.第53回東北学会山形県大会のご案内 7月18日(土) 〜19日(日) 山形国際ホテル 須藤副会長より、県接骨師会会長から、標記へ の出席案内がある旨説明があり、欠席し、祝電を 打電することと決定。 18 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 3.山形県医療ソーシャルワーカー協会設立40周 年記念式典へのご案内 7月24日(金) 山形国際ホテル 10.東北医師会連合会「地域医療再生基金に関す 須藤副会長より、県医療ソーシャルワーカー協 会会長から、標記への出席案内がある旨説明があ り、欠席し、祝電を打電することと決定。 須藤副会長より、東北医師会連合会会長から、 標記への出席案内がある旨説明があり、有海会長、 須藤・松下・栗谷副会長出席と決定。 4.納涼パーティーの開催について 7月31日(金) 熊野大社 證誠殿 11.「平成21年度女子医学生、研修医等をサポー 須藤副会長より、南陽市東置賜郡医師会長から、 標記への出席案内がある旨説明があり、有海会長 出席と決定。 武田常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、開催することとし、詳細 については武田常任理事に一任と決定。 5.医療安全全国共同行動東北地域推進委員会第 2回会議のご案内 7月24日(金)〜25日(土) 仙台国際センター 12.山形県医療ADR学術研究会設立講演会のご 須藤副会長より、医療安全全国共同行動東北地 域推進委員会委員長から、標記への出席案内があ る旨説明があり、欠席と決定。 武田常任理事より、県医療ADR学術研究会会 長から、標記への出席案内及び後援依頼がある旨 説明があり、栗谷副会長出席及び後援了承と決定。 6.平成22年秋の栄典候補者の調査について 13.「平成21年度山形県産業安全衛生大会」のご 須藤副会長より、県健康福祉部長からの標記通 知について説明があり、本会関係の候補者につい て、市町村長あて報告することと決定。 7.平成21年度保健衛生関係功労者山形県知事表 彰候補者の推薦について る説明会」の開催について 7月19日(日) 江陽グランドホテル トするための会」の開催について 案内及び後援名義借用の御願い 7月23日(木) 山形大学医学部 協賛のご依頼について 10月9日(金) 河北町総合交流センター 須藤副会長より、県産業安全衛生大会実行委員 会実行委員長から、標記への協賛依頼がある旨説 明があり、協賛了承。 14.第31回産業保健活動推進全国会議の開催につ 須藤副会長より、県健康福祉企画課長からの標 記通知について説明。 いて 9月10日(木) 日本医師会館 8.山形県訪問看護ステーション連絡協議会ご臨 席のお願い 7月25日(土) 山形県看護協会会館 須藤副会長より、日本医師会長から、標記への 出席案内がある旨説明があり、須藤副会長出席と 決定。 須藤副会長より、県訪問看護ステーション連絡 協議会会長から、総会並びに研修会への出席案内 がある旨説明があり、欠席と決定。 15.第31回日本呼吸療法医学会学術総会寄付ご協 9.平成21年度東北医学会評議員の委嘱について 松下副会長より、第31回日本呼吸療法医学会学 術総会会長から、学術総会への助成依頼がある旨 説明があり、助成することと決定。 須藤副会長より、東北医学会会長から、正副会 長に対して、評議員の委嘱依頼がある旨説明があ り、受諾することと決定。 力のお願い 7月10日(金)〜11日(土) ほほえみの宿滝の湯他 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 16.会費納入の御願いについて 19 23.がん征圧月間ポスターの貴会名称の掲載につ いて 松下副会長より、やまがた被害者支援センター 理事長から、平成21年度会費の納入依頼がある旨 説明があり、納入することと決定。 三原常任理事より、県結核成人病予防協会から、 ポスターへの本会名称の掲載依頼がある旨説明が あり、承諾することと決定。 17.平成21年度社会保険協会費の納入について 追 加 要 項 松下副会長より、県社会保険協会会長から、会 費の納入依頼がある旨説明があり、納入すること と決定。 〔 I〕通知事項 1.平成21年度産業医研修事業の実施について 18.「基本的にインフルエンザの外来診療を行わ ない医療機関」の届け出について(再依頼) 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、標記 通知については、各郡市地区医師会長あてに依頼 済みである旨説明。 須藤副会長より、産業医学振興財団理事長から の標記通知について説明があり、実施することと 決定。 2.臨床研究に関する倫理指針質疑応答集(Q& A)の周知について 19.山形県介護学習センター事業評価委員の推薦 について 佐藤常任理事より、県社会福祉士会理事長から、 山形県介護学習センター事業評価委員の推薦依頼 がある旨説明があり、折居理事を推薦することと 決定。 「第11回東北地区介護老人保健施設大会i 20. nやま がた」ご臨席・ご祝辞並びに後援のお願い 10月5日(月) 山形国際ホテル 佐藤常任理事より、県老人保健施設協会会長か ら、標記への出席案内及び後援依頼がある旨説明 があり、有海会長出席及び後援了承と決定。 21.乳がん検診委員会委員の推薦について 武田常任理事より、日本医師会長からの標記通 知については、既に各郡市地区医師会長あて通知 済みである旨説明。 3.ジェネリック医薬品希望カードの配布について 松下副会長より、県後期高齢者医療広域連合長 からの標記通知について説明。 I〕協議事項 〔I 1.東北医師会連合会「地域医療再生基金に関する 説明会」の開催に伴う資料提出方依頼について 須藤副会長より、東北医師会連合会会長からの 標記通知について説明。 委嘱 早坂 直 深尾常任理事より、鶴岡地区医師会長から、乳が ん検診委員の委嘱依頼がある旨説明があり、了承。 22.後援名義等借用承認申請書及び関連資料のご 送付の件 8月30日(日) 米沢市市民文化会館 大内常任理事より、ジャパン・パートナーズ・ アゲインスト・ペイン代表世話人から、市民公開 講座への後援依頼がある旨説明があり、後援了承。 2.平成21年度「山形県ナースセンター事業運営 委員会」委員の委嘱について 須藤副会長より、県看護協会長から、松下副会 長に対して、標記委員の委嘱依頼がある旨説明が あり、受諾することと決定。 3.山形県消化器内視鏡技師研究会へのご支援ご 協力方お願いについて 松下副会長より、県消化器内視鏡技師研究会会長 から、支援と協力依頼がある旨説明があり、了承。 20 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 4.救急医療の適正受診に関するチラシの作成について 三原常任理事より、県健康福祉部長から、標記 チラシへの本会名称の掲載並びに配布依頼がある 旨説明があり、了承。 5. 「知事と県勢発展の展望を語る座談会」ご出席 及びご協賛のお願い 7月23日(木) 山形グランドホテル 三原常任理事より、山形新聞社常務取締役編集局 長から、標記座談会への出席案内及び協賛依頼があ る旨説明があり、欠席し、お断りすることと決定。 6.平成21年度勤務医会員数・勤務医部会設立状 況等調査について 栗谷副会長より、日本医師会常任理事から、標 記に関する照会がある旨説明があり、回答は栗谷 副会長に一任と決定。 7.山形県歯科保健医療推進協議会の開催について 8月4日(火) 山形大学医学部 9.第54回山形県国保地域医療学会の後援について 9月4日(金) パレスグランデール 大内常任理事より、県国民健康保険団体連合会 理事長から、標記への後援依頼がある旨説明があ り、後援了承。 10.「くすりと健康フォーラム」開催による名義 後援依頼について 9月6日(日) 山形グランドホテル 大内常任理事より、山形新聞社代表取締役社長 から、標記への後援依頼がある旨説明があり、後 援了承。 11.医療安全東北フォーラム開催のご案内 7月24日(金)〜25日(土) 仙台国際センター 須藤副会長より、医療安全全国共同行動東北地 域推進委員会委員長から、標記フォーラムの開催 案内がある旨説明。 12.第17回ノバルティス地域医療賞候補者募集に ついて 須藤副会長より、県保健薬務課長から、標記へ の出席案内がある旨説明があり、欠席と決定。 8.東北厚生局山形事務所並びに山形県による保 険医療機関等の医科指導について 須藤副会長より、ノバルティス地域医療賞委員 会からの標記通知について説明があり、各郡市地 区医師会長あて通知することと決定。 13.懇談会における双方の議題の内容について 松下副会長より、東北厚生局山形事務所から、 標記について連絡がある旨説明があり、立会い役 員について協議の結果、次のとおり決定。 個別指導 8月18日(火) 13:30〜 勤労者総合福祉センター 須藤副会長 8月25日(火) 13:30〜 酒田市民会館 栗谷副会長 9月17日(木) 13:30〜 天童市市民会館 吉岡理事 集団的個別指導 8月27日(木) 13:30〜 酒田市民会館 栗谷副会長 9月15日(火) 13:30〜 山形テルサ 大内常任理事 敢 知事との懇談会 須藤副会長より、県知事との懇談会への提出 議題について説明があり、本会からの提出議題 は4題、県からの提出議題については、夫々担 当理事が対応することと決定。 柑 病院協議会との懇談会 栗谷副会長より、病院協議会との懇談会への 提出議題について説明があり、本会から提出議 題は3題、病院協議会からの提出議題について は、夫々担当理事が対応することと決定。 14.平成21年度会費の納入について 松下副会長より、県あすをきずく青少年県民会 議会長から、平成21年度会費の納入依頼がある旨 説明があり、納入することと決定。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 15.消防法の一部を改正する法律案の概要について 大内常任理事より、消防法の一部が改正され、 各都道府県において、 「傷病者の搬送及び傷病者の 受入れの実施に関する基準」 (実施基準) を策定し、 公表することになる旨説明があり、各郡市地区医 師会長あて通知することと決定。 16.「受動喫煙防止条例」制定等、喫煙対策に関 する要望書について 大内常任理事より、県知事へ標記に関する要望 書を提出したい旨説明があり、原案どおり了承。 17.情報広報委員会委員について 解職 諸星保憲 委嘱 真田 淳 三原常任理事より、酒田地区医師会長から、情 報広報委員の委嘱並びに解職依頼がある旨説明が あり、了承。 21 18.医師連盟関係 敢 「加藤紘一サマーフェスティバル2009夏ま つり」の開催について 7月26日(日) グランドエル・サン 須藤副委員長より、加藤紘一後援会会長から、 標記のチケット購入依頼がある旨説明があり、 2枚購入することと決定。 22 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 第 4 回 全 理 事 会 日 時、平成21年7月22日(水) 午後3時30分〜 会 場、県医師会館役員室 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 須藤 俊亮、松下斑三郎、栗谷 義樹 常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫 中條 明夫、大内 清則、深尾 彰 理 事 齋藤 忠明、原田 順二、清治 邦夫 折居 和夫、吉岡 信弥 監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩 議 長 福原 晶子 副 議 長 島津 博達 事 務 局 海和事務局長ほか事務局員 〔Ⅰ〕報告事項 1.第4回常任理事会について 7月8日(水) 県医師会館 須藤副会長より、第4回常任理事会報告は既に メールで報告しているとおり、報告事項5件、通 知事項12件、協議事項41件であった旨説明があり、 それぞれ了承。 2.診療に関する相談申込状況 (6月分) について 須藤副会長より、6月分の診療に関する相談は、 県医師会での受付2件の診療に対する苦情・相談 であった旨報告。 5.第36回山形県医師会親睦ゴルフコンペについて 7月12日(日) 山形ゴルフ倶楽部 松下副会長、大内常任理事出席 松下副会長より、31名の参加者で、齋藤恭一先 生が優勝した旨報告。 6.日本医師会がん対策協議会について 7月12日(日) 日本医師会館 深尾常任理事出席 深尾常任理事より、垣添忠生国立がんセンター 名誉総長から「わが国のがん対策−個人として、 国として−」と題して基調講演等があった旨報告。 7.消化器検診中央委員会について 7月13日(月) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 (詳細については本誌別掲) 深尾常任理事より報告。 8.保険医療機関等の個別指導について 7月14日(火) 酒田市民会館 立会い 栗谷副会長 7月16日(木) 山形テルサ 立会い 大内常任理事 立会い役員より報告。 3.産業医委員会について 7月10日(金) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 (詳細については本誌別掲) 須藤副会長より報告。 9.東北医師会連合会「地域医療再生基金に関す る説明会」について 7月19日(日) 仙台市 江陽グランドホテル 有海会長、須藤・松下・栗谷副会長出席 4.新公益法人制度研修会について 7月11日(土) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 有海会長より、内田日本医師会常任理事から、 地域医療再生基金の概要について説明があった旨 報告。 有海会長より、今村日本医師会常任理事から、 新公益法人制度への医師会の対応についての講演 が行われた旨報告。 10.会議・行事等について 敢 山形県訪問看護推進協議会 7月3日(金) 県庁 折居理事出席報告。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 柑 日本医師会医療政策会議 7月15日(水) 日本医師会館 有海会長出席報告。 桓 追加対象症例の事後検証(試行)に関する 説明会について 7月17日(金) 村山総合支庁北庁舎 大内常任理事出席報告。 23 7.生活に困窮する国民健康保険の被保険者に対 する対応について 中條常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 8.国民健康保険における一部負担金の適切な運 用に係るモデル事業の実施について 〔Ⅱ〕通知事項 1.医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案 に関するアンケート調査の結果報告 須藤副会長より、日本医師会常任理事からの標 記結果報告について説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 2.廃棄物関係資料の送付ならびに周知方の依頼 について 中條常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 9. 「協会けんぽ」健康保険被保険者証の一括更新 スケジュールの変更について 中條常任理事より、日本医師会保険医療課から の標記通知について説明。 10.後発医薬品に係る周知徹底等について 須藤副会長より、日本医師会廃棄物担当常任理 事からの標記通知について説明。 3. 「熱中症環境保健マニュアル2009」の周知に ついて 須藤副会長より、日本医師会常任理事からの標 記通知について説明があり、各郡市地区医師会長 あて通知することと決定。 中條常任理事より、日本医師会常任理事からの 標記通知について説明。 11.第22回介護福祉士国家試験の実施について 筆記試験 平成22年1月31日(日) 実技試験 〃 3月7日(日) 佐藤常任理事より、 社会福祉振興・試験センター 理事長からの標記通知について説明。 4.ホテル特別料金のご案内 12.「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時 須藤副会長より、日本医師会経理担当常任理事 からの標記案内について説明。 休業の要請等に関する運用指針」の改定に関す るQ&Aについて 5. 「じん肺診断技術研修」について 8月20日(木)・21日(金) 労働者健康福祉機構総合研修センター 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長からの標記通知について説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 須藤副会長より、日本医師会長からの標記開催 案内について説明があり、各郡市地区医師会長あ て通知することと決定。 13.日本脳炎に関する「予防接種ガイドライン」 6. 「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の 請求に関する省令の一部を改正する省令」の施 行に伴い地方厚生(支)局が行う指導に当たっ て当面必要な取組等について 「予防接種と子どもの健康」の改訂について 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長からの標記通知について説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 14.山形県特定不妊治療費助成事業実施要綱の一 部改正について 中條常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 深尾常任理事より、県子ども政策監からの標記 通知について説明があり、各郡市地区医師会長あ て通知することと決定。 24 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 15.平成21年度食生活改善普及運動に対する協力 依頼について 9月1日(火) 〜30日(水) 深尾常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 4.第38回医療功労賞候補者の推薦について 須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記候 補者の推薦依頼がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知することと決定。 5.懇親会の開催について 8月7日(金) トリトン・ブルー 16.「救急の日」及び「救急医療週間」の実施に ついて 9月6日(日) 〜12日(土) 大内常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 須藤副会長より、アルカディアソフトパーク山 形クラブ会長から、懇親会への出席案内がある旨 説明があり、佐藤・大内常任理事出席と決定。 6.平成21年度独立行政法人国立病院機構山形病院 重症心身障害児施設協力会総会の開催について 7月30日(木) 国立病院機構山形病院 17.広告可能な診療科名の見直しに伴う経過措置 に関する取扱いについて 三原常任理事より、日本医師会常任理事からの 標記通知について旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 〔Ⅲ〕協議事項 1.警察医会等並びにAiについてのアンケート のお願い 須藤副会長より、日本医師会医事法・医療安全 課から、標記に関する照会がある旨説明があり、 回答は松下副会長に一任と決定。 2.平成21年度東北医師会連合会事務職員研修会 の開催に伴う貴会事務職員のご派遣方依頼につ いて 10月16日(金)・17日(土) 大仙市大曲交流センター 須藤副会長より、東北医師会連合会会長から、 研修会への派遣依頼がある旨説明があり、事務局 職員を派遣することと決定。 3.平成21年度山形県保健医療推進協議会の開催 について 7月31日(金) 自治会館 須藤副会長より、県健康福祉部長から、協議会 への出席案内がある旨説明があり、有海会長出席 と決定。 須藤副会長より、山形病院重症心身障害児施設 協力会会長から、総会への出席案内がある旨説明 があり、欠席と決定。 7.第63回東北医師会連合会総会並びに学術大会 及び第21回東北学校保健・学校医大会の参加申 し込みについて 9月12日(土)・13日(日) 福島ビューホテル 武田常任理事より、福島県医師会長から、学術 大会等への出席案内がある旨説明があり、次のと おり決定。 有海会長、須藤・松下・栗谷副会長、佐藤・ 三原・武田・中條・大内・深尾常任理事、 齋藤・清治理事、小林・大泉監事 8.第19回日本リウマチ学会北海道・東北支部学 術集会資金寄付のご依頼 11月7日(金) 〜8日(土) 山形国際ホテル 松下副会長より、第19回日本リウマチ学会北海 道・東北支部学術集会会長から、学術集会への助 成依頼がある旨説明があり、助成することと決定。 9.平成21年度東北医学会賛助会費の納入について 松下副会長より、東北医学会長から、平成21年 度東北医学会賛助会費の納入依頼がある旨説明が あり、賛助会費を納入することと決定 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 10.平成22年春の叙勲候補者(学校保健功労)に 25 I〕通知事項 〔I ついて 佐藤常任理事より、県教育委員会教育長から、 標記候補者名簿の提出依頼がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 11.各種検診委員会委員の推薦について 1.医療機関の職員における新型インフルエンザ 感染対策の徹底について 佐藤常任理事より、県健康福祉部長からの標記 通知について説明があり、各郡市地区医師会長あ て通知することと決定。 委嘱 五十嵐 勝朗 深尾常任理事より、山形市医師会長から、循環 器検診委員会委員の委嘱依頼がある旨説明があり、 了承。 12.「山形県健康増進計画」アクションプログラ 2.アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に ついて 佐藤常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 ムの改定(案)について 深尾常任理事より、県保健薬務課長から、アク ションプログラムの改定(案)に関する意見の照 会がある旨説明。 13.山形県乳腺疾患研究会の共催依頼について 9月5日(土) 大手門パルズ 深尾常任理事より、県乳腺疾患研究会代表世話 人から、研究会への共催依頼がある旨説明があり、 共催了承。 14.第54回山形県国保地域医療学会の開催について 9月4日(金) パレスグランデール 大内常任理事より、県国民健康保険団体連合会診 療施設医師部会長から、標記学会の開催並びに挨拶 依頼がある旨説明があり、有海会長出席と決定。 追 加 要 項 〔 I〕報告事項 3.第22回(平成21年度)健康スポーツ医学講習 会の開催について 前期 10月17日(土)、18日(日) 日本医師会館 後期 11月21日(土)、22日(日) 日本医師会館 大内常任理事より、日本医師会長からの標記講 習会の開催案内について説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知することと決定。 4.裁判外紛争解決制度活用推進協議会設置の検 討について 須藤副会長より、東北厚生局医療安全専門官か ら、標記協議会設置について照会がある旨説明が あり、回答は栗谷副会長に一任と決定。 5. 「開業動機と開業医(開設者)の実情に関する アンケート調査」の実施について 三原常任理事より、日本医師会長からの標記通 知について説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 I I〕協議事項 1. 「受動喫煙防止条例」制定等、喫煙対策に関す 〔I る要望書の提出日時の決定について 1.山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお 要望日時 8月3日(月) 16:30〜 県部長室 願いについて 対 応 結城県健康福祉部長に大内常 9月10日(木) ホテルメトロポリタン山形 任理事及び窓橋禁煙対策推進 委員会委員長が面談し手渡す。 武田常任理事より、県臨床内科医会会長から、 学術講演会への後援依頼がある旨説明があり、後 援了承。 大内常任理事より、上記のとおり予定している 旨説明があり、了承。 26 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 2.平成21年度山形県産業安全衛生大会協賛金の 納入について 松下副会長より、同会実行委員長から、標記大 会への協賛依頼がある旨説明があり、協賛するこ とと決定。 3.山形県国民健康保険等柔道整復施術療養費審 査委員会の委員の推薦について 中條常任理事より、県国民健康保険団体連合会 理事長から、標記審査委員会委員の推薦依頼があ る旨説明があり、須田暁先生、高柳誠先生を再推 薦することと決定。 4.平成21年度山形県保健看護功労者知事表彰候 補者の推薦について 松下副会長より、県健康福祉部長から、標記候 補者の推薦依頼がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知することと決定。 5.新型インフルエンザの外来診療を行う医療機 関の取扱いについて 佐藤常任理事より、県健康福祉部長からの標記 通知について説明があり、各郡市地区医師会長あ て通知することと決定。 6.新型インフルエンザ対策に係る県の医療体制 の変更について 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、新型 インフルエンザ対策に係る県の医療体制の変更に ついて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 7.大規模災害発生時における情報伝達ルートに 基づくシミュレーションの実施について 7月28日(火) 16:00頃 大内常任理事より、標記シミュレーションの実 施について説明があり、了承。 8.医師連盟関係 敢 「山形を考える経済人の会」 「新風会」緊急 朝食会のご案内 7月29日(水) パレスグランデール 須藤副委員長より、山形を考える経済人の会 代表から、標記への出席案内がある旨説明があ り、欠席と決定。 柑 自民党県連選対・支部長・幹事長合同会議 開催について 8月1日(土) パレスグランデール 須藤副委員長より、自民党山形県支部連合会 会長から、標記への出席案内がある旨説明があ り、欠席と決定。 桓 選対事務所開きについて 8月2日(日) 鈴木ひろのり事務所 須藤副委員長より、鈴木ひろのり選挙対策本 部長から、選対事務所開きへの出席案内がある 旨説明があり、欠席と決定。 9.その他 敢 山形県有床診療所協議会の設立について 佐藤常任理事より、有床診療所の置かれてい る現状を話し合う場を作りたいということから 設立することとなった旨説明。 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 27 産 業 医 委 員 会 本会産業医委員会は、去る7月10日(金)午後3時 ○協 議 30分より県医師会館2階会議室において開催された。 1.平成21年度産業医研修会の開催について 初めに有海会長より、 「昨年度より特定健診が始 平成21年度産業医研修会について協議、例年通 まり労働安全衛生法に基く健診と合せて実施する り産業医基本研修会及びリフレッシヤー研修会を ものであり、手抜かりがあっては全体的な地域の 県内4ヶ所において開催、特定科目研修会(産業 健康度を良くすることができないことで、我々に 保健セミナー)は9月8日、山形市、ヒ ゙ ッ ク ゙ ウ イ ン ク ゙ 課せられた責任は大きい。産業医については色々 において開催することと決定。 な研修会があり、最も活発な領域だと思う。我々 は人の体を診るわけだが、心の面まで踏み込んで 産業医活動をしなければならない。 」 との挨拶があ 2.平成21年度各地区医師会主催の産業医研修会 について り、菅原委員長の司会で協議が進められた。 産業医集団研修会(リーダー研修会)について ○出席者 医、米沢医)に委託して開催することと決定。 は、4郡市地区医師会(山形医、寒・西医、酒田 会 長 有海 躬行 副会長 須藤 俊亮、松下斑三郎 3.その他 担当理事 齋藤 忠明、吉岡 信弥 ・ 地域産業保健センターの活動状況調査について 委員長 菅原 保 ・ メンタルヘルス対策支援センター事業について 副委員長 白田 寧 ・ 事業所での運動指導について 委 員 神村 裕子、吾妻 正章、中里 敬 ・ 健康スポーツ医の活動について ㈹齋藤 潔、松橋 昭夫、窓橋 秀昭 オブザーバー 山形産業保健推進センター 今井副所長 ○議 題 1.平成20年度産業保健事業について 須藤副会長より、平成20年度本会産業保健事業 について、資料によって報告。 ・平成20年度山形県医師会産業保健事業 ・平成20年度各地区医師会主催の産業医研修会 ・平成20年度産業医研修会(基礎・生涯)にお ける研修項目 28 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 消化器検診中央委員会 本会消化器検診中央委員会は、去る7月13日(月) は昨年度の10. 6%から10. 1%に低下した。読影依 午後3時30分より、県医師会館において開催された。 頼から終了までの平均は5. 3日、最大25日であっ 初めに有海会長より、「がんによる死亡は年間 た旨報告。 33万人位であり、これを減少させるのが我々の眼 目でもある。その点では消化器検診は幅が広く、 隠 平成20年度研修会について 難しいがやりがいがあると感じている。 事務局より、消化器検診研修会を山形市にお がん対策基本法が平成19年4月1日に施行され、 いて1回、消化器読影研修会を山形と置賜で2 本県においてもこの基本法に基づき、 「山形県がん 回、生活習慣病検診等従事者講習会を郡市地区 対策推進計画」が策定された。特定健診が始まっ 医師会に委託して、胃がん検診読影従事者講習 たことにより消化器検診が手薄になりはしないか 会を3回、大腸がん検診従事者講習会を4回開 などの課題もある。 催した旨報告。 本日は、昨年度の検診成績等の結果を踏まえ、 協議を進めていただきたい。 」との挨拶があり、門 2.平成19年度検診成績 馬委員長の司会で協議が進められた。 松田副委員長より、19年度胃がん検診成績並び 主な協議内容は次のとおりである。 に大腸がん検診成績について説明。 ○出席者 3. 「たよりNo . 12」について 会 長 有海 躬行 門馬委員長より、山形県医師会消化器検診中央 副会長 松下斑三郎、栗谷 義樹 委員会たよりNo. 12を作成した旨報告。 担当理事 大内 清則、深尾 彰、折居 和夫 吉岡 信弥 ○協 議 委員長 門馬 孝 1.便潜血反応検査結果の取扱いについて 副委員長 松田 徹 門馬委員長より、県内一部地域の便潜血反応検 中央委員 大泉 晴史、芳賀 陽一、鞍掛 彰秀 査結果について説明があり、今後のデータ活用に 成沢信之助、真田 淳、齋藤 壽一 ついては事務局一任とした。 原田 正夫、外田 博貴、小林 正義 今年3月、県から市町村へ「大腸がん検診にお オブザーバー ける精密検査の受診勧奨について」の文書が出さ 山形県保健薬務課、山形県結核成人病予防 れたが、 「便潜血反応2日間陽性の人は、進行がん 協会、山形市医師会健診センター、山形県 の可能性が高い」ことを強調した一文を追加して、 成人病検査センター、鶴岡地区医師会荘内 再度の発送を要請することとした。 地区健康管理センターの各係員 2.大腸がん精検機関公表について 〇報 告 松田副委員長より、昨年度、大腸がん精検機関 1.平成20年度実績 公表に関するアンケート調査を実施し、公表して 陰 胃がん検診読影・体制及び状況 いる市町村は精検受診率が明らかに高いという結 事務局より、20年度の受診者総数は183, 927 果が出た旨説明があり、精検機関名の公表に関し 名で、昨年度より3, 691名の減少、検診委員一人 て、今後の状況を見ながら、進めることとした。 当たり読影件数は1, 599件で昨年同様、要精検率 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 29 3.集計法について 8.全国集計値のアナウンスについて 松田副委員長より、山形県の検診受診率は、県 松田副委員長より、消化器がん検診全国集計 が定める算出方法基準により集計しているためか データを、集計委員会から許可を得て、山形県医 なり高く、国の算出方法で集計すると下がる傾向 師会ホームページへ掲載しているので参照してい があることから、各市町村での検診対象者数につ ただきたい旨説明。 いて調査依頼している旨説明があり、その結果を もとに集計法の検討をすることとした。 9.平成21年度研修会について 今年度の山形県医師会消化器検診研修会開催に 4.がん検診受診率向上策について ついて協議の結果、次のとおり決定。 松田副委員長より、がん検診受診率向上策とし 期日:平成21年10月24日(土) 午後3時〜 て、関連のある特集を組んだ「山形県医師会消化 会場:山形市保健センター 器検診中央委員会たより」の号外を作成すること (霞城セントラル 3階) について提案があり、協議の結果、松田副委員長 講師:川崎医科大学総合臨床医学 を中心に協力して進めていくことに決定。 井上 和彦先生 宮城県対がん協会がん検診センター 5.内視鏡検診について 島田 剛延先生 真田委員より、胃内視鏡検診導入について協議 すべく提案があったが、内視鏡検査を積極的に取 10.がん症例の情報提供について り入れるためのデータがまだ少なく、内視鏡認定 鞍掛委員より、検診でチェックしたがん症例の 医、読影体制の問題等、ハードルは高く時期早尚 経過等、医療機関からの情報を提供してもらう方 との意見が多かった。 法についての質問があり、精検実施医療機関から フイルムを借用することが望ましいこと、 「精度管 6.認定医拡大について 理のための情報が必要な場合は第三者への提供に 松田副委員長より、読影は認定医によることが あたらない」 という除外規定があるので、 アプロー 望ましいため、中央委員は是非資格取得していた チしていただきたい旨説明。 だきたい。日本消化器検診学会への入会が前提条 件であるので、学会ホームページ等を参照してい 11.その他 ただきたい旨説明。 門馬委員長より、本年4月からの胃部X線間接 フイルム等の読影料金改定について報告があった。 7.がん登録との照合による精度管理進捗について 松田副委員長より、昨年度、各郡市地区医師会 に対し、がん検診精度管理のためのがん登録デー タ利用に向けた希望調査を行ったが、照合作業等 を進めていくための人員の確保や、県がん登録 データを利用する関係上、県医師会に倫理委員会 設置の必要性が出てくる等、問題点が多い旨説明。 30 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 斬7月 1日 「地域医療再生基金」 に関する県健 康福祉部との打ち合わせが県庁で開催され、 佐藤・三原・大内常任理事出席。 3日 「地域医療再生基金」 に関する県健 斬〃 康福祉部との打ち合わせが県医師会館で開催 され、有海会長、須藤・松下副会長出席。 山形県訪問看護推進協議会が県庁 斬〃 で開催され、折居理事出席。 「基本的にインフルエンザの外来 斬〃 診療を行わない医療機関」の届出について、 各郡市地区医師会長宛通知。 4日 山形県警察協力医会第21回定期総 斬〃 会が山形国際ホテルで開催され、有海会長出席。 斬〃 5日 全国有床診療所連絡協議会第1回理 事会が学士会館で開催され、佐藤常任理事出席。 斬〃 7日 会報編集会議を県医師会館ほかで 開催。 山形県医師連盟執行委員会が山形国 斬〃 際ホテルで開催され、有海委員長ほか役員出席。 斬〃 8日 第4回常任理事会を県医師会館で 開催。 山形県医師信用組合常務会が県医 斬〃 師会館で開催され、有海会長、須藤副会長出席。 斬〃 10日 産業医委員会を県医師会館で開催。 臨床研修を長期にわたって休止す 斬〃 る場合の取扱いについて、各郡市地区医師会 長宛通知。 「介護予防実態調査分析支援事業実 斬〃 施要綱」について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 集合契約Bにおける委託元保険者 情報変更時の取扱いについて、各郡市地区医 師会長宛通知。 平成21年度医療関係機関等を対 斬〃 象とした「特別管理産業廃棄物管理責任者」 資格取得講習会について、各郡市地区医師会 長宛通知。 「消防法の一部を改正する法律」 の 斬〃 公布について、各郡市地区医師会長宛通知。 第17回「ノバルティス地域医療 賞」候補者の推薦依頼について、各郡市地区 医師会長宛通知。 「医療の確保、検疫、学校・保育施 斬〃 設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」の 改定等について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 11日 新公益法人制度研修会を県医師会 館で開催。 第36回山形県医師会親睦ゴルフ 斬〃 12日 コンペを山形ゴルフ倶楽部で開催。 日本医師会がん対策協議会が日本 斬〃 医師会館で開催され、深尾常任理事出席。 消化器検診中央委員会を県医師会 斬〃 13日 館で開催。 日本医師会医療政策会議が日本医 斬〃 15日 師会館で開催され、有海会長出席。 追加対象症例の事後検証(試行) 斬〃 17日 に関する説明会が村山総合支庁北庁舎で開催 され、大内常任理事出席。 東北医師会連合会「地域医療再生 斬〃 19日 基金に関する説明会」が仙台市 江陽グランド ホテルで開催され、有海会長、須藤・松下・ 栗谷副会長出席。 斬〃 21日 「第3回やまがた健康塾」のポス ターを、各郡市地区医師会宛送付。 第4回全理事会を県医師会館で開催。 斬〃 22日 斬〃 医師信用組合理事会が県医師会館 で開催され、有海会長ほか役員出席。 県衛生団体連合会理事会並びに総 斬〃 23日 会がホテルメトロポリタン山形で開催され、 有海会長出席。 山形県医療ADR学術研究会設立 斬〃 講演会が山形大学医学部で開催され、栗谷副 会長出席。 斬〃 24日 「熱中症環境保健マニュアル2009」 の周知について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 斬〃 「救急の日」 及び 「救急医療週間」 の 実施について、各郡市地区医師会長宛通知。 広告可能な診療科名の見直しに伴 斬〃 う経過措置に関する取扱いについて、各郡市 地区医師会長宛通知。 生活に困窮する国民健康保険の被 斬〃 保険者に対する対応について、各郡市地区医 師会長宛通知。 国民健康保険における一部負担金 斬〃 の適切な運用に係るモデル事業の実施につい て、各郡市地区医師会長宛通知。 医療安全調査委員会設置法案(仮 斬〃 称)大綱案に関するアンケート調査の結果報 告を、各郡市地区医師会長宛送付。 「療養の給付及び公費負担医療に 斬〃 関する費用の請求に関する省令の一部を改正 する省令」の施行に伴い地方厚生(支)局が 行う指導に当って当面必要な取組等について、 各郡市地区医師会長宛通知。 「開業動機と開業医(開設者)の実 斬〃 情に関するアンケート調査」の実施について、 各郡市地区医師会長宛通知。 平成22年春の叙勲候補者(学校保 斬〃 健功労)について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 アガリクス(カワリハラタケ)を 含む製品について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 日本脳炎に関する「予防接種ガイ ドライン」 「予防接種と子どもの健康」の改訂 について、各郡市地区医師会長宛通知。 ホテル特別料金のご案内について、 斬〃 各郡市地区医師会長宛通知。 平成21年度山形県保健看護功労 斬〃 者知事表彰候補者の推薦について、各郡市地 区医師会長宛通知。 第38回医療功労賞候補者の推薦 斬〃 について、各郡市地区医師会長宛通知。 廃棄物関係資料を各郡市地区医師 斬〃 会長宛送付。 山形県特定不妊治療費助成実施要 斬〃 綱の一部改正について、各郡市地区医師会長 宛通知。 平成21年度食生活改善普及運動 斬〃 に対する協力のお願いについて、各郡市地区 医師会長宛通知。 斬〃 31 医療機関の職員における新型イン フルエンザ感染対策の徹底について、各郡市 地区医師会長宛通知。 「医療の確保、検疫、学校・保育施 斬〃 設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」 の改定に関するQ&Aについて、各郡市地区 医師会長宛通知。 新型インフルエンザの外来診療を 斬〃 行う医療機関の取扱いについて、各郡市地区 医師会長宛通知。 新型インフルエンザ対策に係る県 斬〃 の医療体制の変更について、各郡市地区医師 会長宛通知。 第5回男女共同参画フォーラムが札 斬〃 25日 幌グランドホテルで開催され、佐藤常任理事出席。 斬〃 第93回置賜医会、懇親会が伝国の 杜で開催され、有海会長出席。 東北医師会連合会理事・代表者合 斬〃 26日 同会議が仙台ホテルで開催され、有海会長、 須藤・松下・栗谷副会長出席。 東北・北海道医師会共同利用施設 斬〃 27日 連絡協議会実行委員会を県医師会館で開催。 第696回幹事会が支払基金で開催 斬〃 28日 され、有海会長出席。 「地域医療再生基金」に関する県健 斬〃 康福祉部との打ち合わせが県医師会館で開催さ れ、有海会長、佐藤・中條・大内常任理事出席。 斬〃 29日 県病院協議会と県医師会との懇談 会がホテルメトロポリタン山形で開催され、 有海会長ほか役員出席。 日本医師会病院委員会が日本医師 斬〃 30日 会館で開催され、栗谷副会長出席。 医師国保組合会がホテルメトロポ 斬〃 リタン山形で開催され、有海会長ほか役員出席。 斬〃 31日 南陽市東置賜郡医師会納涼パー ティーが熊野大社證誠殿で開催され、有海会 長出席。 東北地方社会保険医療協議会山形 斬〃 部会が東北厚生局山形事務所で開催され、有 海会長出席。 平成21年度山形県保健医療推進 斬〃 協議会が自治会館で開催され、有海会長、須 藤副会長出席。 32 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 会 員 異 動 7月31日現在会員数 1, 693名 A会員 725名 B会員 860名 C会員 3名 準会員 105名 ○ 会 員 訃 報 死亡年月日 平成21年7月1日 平成21年7月31日 ○ 入 月 日 4.1 6.1 7.1 〃 月 日 7.1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 7.4 7.8 7. 31 享 年 85歳 53歳 会員区分 準 B 準 B 氏 名 高 畠 典 明 加賀山 學 玉 木 康 信 青 山 浩 備 考 動 郡市地区医師会 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 市 山 形 市 天童市東村山郡 北 村 山 地 区 山 形 市 寒河江市西村山郡 山 形 市 ○ 退 月 日 3. 31 氏 名 京 野 賢 齋 藤 久 会 郡市地区医師会 山 形 市 北 村 山 地 区 山 形 市 上 山 市 ○ 異 郡市地区医師会 新庄市最上 郡 長井市西置賜郡 会員区分 B 準 B 準 B B B 準 B B A→B B B 準 氏 名 野 村 尚 荻 野 利 彦 菅 原 千 智 朽 木 恵 高 橋 一 広 佐 藤 慎 哉 前 田 勝 子 谷 田 秀 樹 長 澤 純一郎 市 村 恕 鈴 木 庸 史 國 井 周太郎 長谷川 七 重 会員区分 B 氏 名 八 木 忍 窓 野 潤 備 考 現住所変更 〃 〃 氏名変更 所属変更 現住所変更 〃 医師会異動 〃 〃 会員区分変更 現住所変更 〃 氏名変更 会 郡市地区医師会 山 形 市 備 考 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 33 医師連盟だより 山形県医師連盟執行委員会 日 時、平成21年7月7日(火) 午後3時〜 会 場、山形市「山形国際ホテル」 出席者 委員長 有海 躬行 副委員長 須藤 俊亮、徳永 正靭、小室 淳 本間 清和、佐藤 正年 常任執行委員 仁科 盛之、中目 千之、三條 忠夫 鈴木 伸男、齋藤 忠明 執行委員 清治 邦夫、沓沢 茂夫、折居 和夫 吉岡 信弥、池田 英之、高橋 秀昭 大道寺七兵衛、藤山 忠信、工藤 邦夫 新野 晃敏、門馬 孝、高橋 繁夫 鈴木 明朗 会計監督者 小林 正義 会計責任者 松下斑三郎 同職務代行者 大内 清則 1.挨 拶 山形県医師連盟委員長 有海 躬行 衆議院選挙もようやく動き始めたようだが、ま だ、しかるべき時にということで日時は決まって いない。しかしながら選挙は確実にある。後程、 遠藤利明衆議院議員が挨拶に来て頂くことになっ ている。また、各選挙区においても話し合いが持 たれていると思う。なかなか自民党に対する風当 たりも強いようだが、政策は百点満点というわけ には行かない。ぶれたものは元に復元していこう とするものであり、自民党の中でもいろいろと話 し合いがなされているようだ。本日は先生方のご 意見を頂戴しながら協議を進めていきたいのでよ ろしくお願い申し上げる。 2.報 告 敢 日本医師連盟執行委員会について 6月30日(火) 於、日本医師会館 有海委員長、須藤副委員長出席 須藤副委員長より、唐澤委員長の挨拶に続い て議事に入り、敢平成21年度交付金と特別会費 の納入、柑第22回参議院議員通常選挙における 西島英利候補の支援体制、桓衆議院選挙につい て説明があった旨報告。 3.協 議 敢 平成20年度山形県医師連盟収支決算案に ついて 松下会計責任者より、別紙資料により説明が あり、続いて小林会計監督者より監査の結果適 正妥当であった旨報告があり、協議の結果、原 案のとおり可決承認された。 柑 平成21年度山形県医師連盟収支予算案に ついて 松下会計責任者より、別紙資料により説明があ り、協議の結果、原案のとおり可決承認された。 これに伴い、平成21年度本連盟会費は、月額 2, 500円と決定した。 桓 衆議院選挙について 有海委員長より、衆議院小選挙区における推 薦候補者について協議頂きたいとの説明があり、 協議の結果、日本医師連盟の方針に基づき、下 記のとおり、政権与党である自民党候補者を推 薦することと決定した。 一区 遠藤利明 候補 二区 鈴木啓功 候補 三区 加藤紘一 候補 棺 参議院選挙について 有海委員長より、来年行われる第22回参議院 議員通常選挙における西島英利候補の支援体制 として、支援名簿の獲得目標、室内ポスターの 貼付等について説明があり、了承。 34 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 平成20年度山形県医師連盟収支決算書 収入の部 単位 円 項 目 会 費 寄 付 金 雑 入 過年度収入 繰 越 金 計 予 算 額 決 算 額 18, 960, 000 5, 024, 000 230, 000 1, 000 19, 643, 000 43, 858, 000 18, 770, 000 5, 024, 000 283, 743 0 19, 643, 316 43, 721, 059 支出の部 項 目 旅 費 通 信 費 事 務 費 会 議 費 関係団体連絡費 印 刷 費 事 業 費 日医連寄付金 雑 費 予 備 費 計 予算額 決算額 3, 500, 000 1, 000, 000 500, 000 1, 500, 000 7, 000, 000 500, 000 500, 000 12, 560, 000 500, 000 16, 298, 000 43, 858, 000 1, 918, 580 535, 633 290, 000 345, 889 2, 947, 950 121, 800 132, 540 12, 560, 000 409, 276 0 19, 261, 668 差 額(△) 190, 000 0 743 △ 53, 1, 000 △ 316 136, 941 差 額(△) 1, 581, 420 464, 367 210, 000 1, 154, 111 4, 052, 050 378, 200 367, 460 0 90, 724 16, 298, 000 24, 596, 332 備 考 会員618名 日本医師連盟より 雑収入、銀行預金利子等 前年度決算剰余金 備 考 諸会議旅費 文書発送料、電話使用料 事務諸経費 会議会場費等 選挙推薦料、セミナー参加費等 封筒印刷代等 西島参議院議員国政報告会経費 日本医師連盟負担金 銀行口座引去り手数料、その他雑費 721, 059円 − 支出合計 19, 261, 668円 = 当期剰余金(翌年度に繰越)24, 459, 391円 収入合計 43, 平成21年度山形県医師連盟収入支出予算 収入の部 項 目 会 費 寄 付 金 雑 入 過年度収入 繰 越 金 計 単位 円 本年度予算額 前年度予算額 18, 540, 000 4, 968, 000 270, 000 7, 500 24, 459, 000 48, 244, 500 18, 960, 000 5, 024, 000 230, 000 1, 000 19, 643, 000 43, 858, 000 差 額(△) 000 △ 420, 000 △ 56, 備 考 500円×12)×618名 会費(月額2, 日本医師連盟より 雑収入、銀行預金利子等 40, 000 6, 500 4, 816, 000 前年度決算剰余金 4, 386, 500 支出の部 項 目 本年度予算額 前年度予算額 3, 500, 000 3, 500, 000 旅 費 1, 000, 000 1, 000, 000 通 信 費 500, 000 500, 000 事 務 費 1, 500, 000 1, 500, 000 会 議 費 7, 000, 000 7, 000, 000 関係団体連絡費 500, 000 500, 000 印 刷 費 1, 000, 000 500, 000 事 業 費 420, 000 12, 560, 000 日医連寄付金 12, 500, 000 500, 000 雑 費 20, 324, 500 16, 298, 000 予 備 費 48, 244, 500 43, 858, 000 計 差 額(△) 0 0 0 0 0 0 500, 000 000 △ 140, 0 4, 026, 500 4, 386, 500 備 考 執行委員会等諸会議旅費 文書発送料、電話使用料 事務消耗品、事務所経費 諸会議食糧費 関係団体連絡費 資料等その他諸印刷費 広報活動等諸事業費 日本医師連盟負担金 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 35 医師国保だより お知らせ 記 山形県医師国民健康保険組合インフルエンザ予 防接種助成金交付規程の附則に次を加える。 新型インフルエンザ対応について 医療従事者である本組合の組合員及び家族のた め、例年の予防接種助成のほか、新型インフルエ ンザの予防接種についても助成を行います。 附則 (新型インフルエンザ) 1.この規程に定める助成金のほか、別に新型イ ンフルエンザの予防接種を受けた場合は、1人 1, 000円を限度として平成21年度内に助成する。 2.助成金の交付方法は、この規程による。 3.この附則は、 平成21年7月2日から適用する。 山形県医師国民健康保険組合公告第502号 (インフルエンザ予防接種助成金交付規程の一部改正) 平成21年7月2日開催の本組合第247回理事会 において「インフルエンザ予防接種助成金交付規 程」の一部を改正したので公告します。 平成21年7月2日 山形県医師国民健康保険組合 理事長 徳永 正靱 平成21年4月分の保険給付費の状況 本組合被保険者にかかる4月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。 1.療養諸費 4月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院7, 080千円、入院外7, 173千円、歯科2, 398千円、診療費 合計で16, 651千円となりました。4月の組合負担額の前年度同期比では入院19. 59%増、入院外8. 12%増、 歯科47. 74%増、診療費計で17. 45%増と高めとなっています。 また、昨年度やや低くなった調剤は12. 81%増と高くなっています。 療養諸費 区 分 件数 日数 費 用 額 一 部 負 担 金 他 薬剤一部負担金 負 組合負担額 円 円 円 円 第1種 入 院 医 組合員 入院外 第 2 種 入 院 組 合 員 11 91 4, 794, 850 3, 356, 395 1, 438, 455 - 226 339 3, 687, 590 2, 582, 199 1, 101, 757 0 14 208 5, 298, 660 3, 723, 174 1, 202, 672 - 科 716 1, 043 6, 457, 100 4, 590, 664 1, 668, 414 0 967 1, 681 20, 238, 200 14, 252, 432 5, 411, 298 及 び 世 帯 員 入院外 計 歯 科 法 1件当り 1人当り 額 費 用 額 費 用 額 円 0 円 円 435, 895 7, 365 3, 634 16, 317 5, 665 372, 814 378, 476 2, 771 198, 022 9, 018 3, 377 0 574, 470 20, 929 7, 896 第1種組合員 100 184 1, 018, 090 717, 885 294, 983 0 5, 222 10, 181 1, 564 第 2 種 組 合 員 及 び 世 帯 員 216 414 2, 383, 740 1, 680, 355 664, 997 0 38, 388 11, 036 1, 247 計 316 598 3, 401, 830 2, 398, 240 959, 980 0 43, 610 10, 765 1, 327 488 622 5, 012, 300 3, 540, 149 1, 322, 075 0 150, 076 10, 271 1, 956 ( 24) ( 759) 493, 922 296, 582 197, 340 - 0 20, 580 193 調 剤 入院時食事療養費 訪 担 問 看 護 0 0 0 0 0 - 0 0 0 15 - 104, 579 73, 203 31, 376 - 0 6, 972 41 療 養 費 移 送 費 0 - 0 0 0 - 0 0 0 療 養 諸 費 合 計 1, 786 - 29, 250, 831 20, 560, 606 7, 922, 069 0 768, 156 16, 378 11, 413 前 年 度 同 期 比 106. 2 - 116. 5 116. 5 112. 5 - 179. 9 109. 7 119. 5 36 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 2.その他組合の諸給付 4月分のその他の諸給付は、高額療養費20件918, 577円、出産育児一時金2件760, 000円、傷病手当金 5件139, 000円を給付しました。 その他組合の諸給付 種 別 件 数 金 額 備 考 円 高 額 療 養 費 20 出産育児一時金 2 葬 費 0 傷 病 手 当 金 5 祭 合 計 27 918, 577 760, 000 第2種組合員2人 0 139, 000 第1種組合員3人、第2種組合員1人 1, 817, 577 3.保険給付費支払額の状況 4月分の保険給付費は22, 378千円で、前年に比 べ507千円の増加となっています。 4.共済会の諸給付金の状況 4月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金7件 555, 000円、死亡弔慰金1件350, 000円、生存退会 給付金3件600, 000円を給付しました。 平成21年度 保険給付費支払額の状況 平成20年度 平成21年度 20年度実績月平均 21年度当初予算月平均 共済会の諸給付金の状況 種 別 件数 金額 備 考 円 傷 病 見 舞 金 傷 病 給 付 金 22,378 23.424 22,081 死 亡 弔 慰 金 出 産 給 付 金 介 護 手 当 金 高齢者褒賞給付金 生存退会給付金 合 計 7 0 1 0 0 0 3 11 555, 000 会員4人 0 350, 000 会員1人 0 0 0 600, 000 会員3人 1, 505, 000 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 37 厚生年金基金だより(No.178) 事業概況(平成21年度第1四半期分:平成21年6月30日現在) 1.役員及び事務組織 理 代 議 事 員 8名 18名 3.加入員及び標準給与 2.掛金率(報酬標準給与月額に対して) 職 員 数 男子 女子 1名 3名 普 通 掛 金 加 算 掛 金 事務費掛金 事 業 所 数 136 事業所あたり 人 加入員数平均 48. 6 4.給 付 敢 年 金 年金受給権者 新規年金裁定者 失権者 4. 6 掛金率(%) 1. 0 加 入 員 数 人 構 0. 25 成 比 % 5. 85 標準給与月額平均 円 24. 0 76. 0 100. 0 ※加入員数の今年度増加数釈2 63名(+4. 1%) 錫錫錫錫錫錫錫錫錫若 男 子 女 子 計(平均) 合 計 1, 588 5, 024 6, 612 316. 441 244. 907 262. 087 柑 一 時 金 人 数 人 年 金 額 円 一人当り平均額 円 990 34 1 235, 704, 726 8, 238, 500 690, 600 238, 086 242, 309 690, 600 脱退一時金 選択一時金 遺族一時金 通算企業年金選択 5.年金資産 残高・利回り(平成21年度通期) 勘 定 科 目 運 用 委 託 先 委 託 割 合 時 価 残 高 修正総合利回り % 百万円 % 信 年 金 信 託 50. 0 5. 600 10. 83 託 給付専用ファンド みずほ信託銀行 - 42 0. 01 三菱 信託銀行 UF J 2 5 . 0 2 . 7 4 1 7 . 55 資 年 金 信 託 中央三井アセット信託 5. 0 544 3. 85 産 小 計 80. 0 8. 927 9. 44 第一生命保険 6. 0 571 9. 60 保 第 1 特 約 明治安田生命保険 3. 0 280 10. 25 小 計 9. 0 851 9. 83 険 第一生命保険 3. 0 405 0. 31 資 日本生命保険 6. 5 864 0. 31 一 般 勘 定 明治安田生命保険 1. 5 196 0. 31 産 小 計 11. 0 1, 465 0. 31 計 100. 0 11, 243 8. 17 人 数 人 一 時 金 額 円 一人当り平均額 円 33 17 0 12 4, 607, 900 11, 353, 000 0 1, 658, 200 139, 633 667, 824 0 138, 183 構成割合と21年度通期市場収益率 資産の種類 国 国 外 外 一 そ 合 内 債 内 株 国 債 国 株 般 勘 の 券 式 券 式 定 他 計 市場収益率 (ベンチマーク) % % 構成割合 29. 0 30. 2 8. 2 17. 4 13. 0 2. 2 100. 0 0. 65 20. 08 1. 41 18. 01 - 0. 02 - ※ 平成21年度第1四半期市場概況 内外経済は、世界各国での財政・金融両面での様々な緩和策が奏功し、心理的不安が後退したことにより、景 気後退の最悪期は脱したように見えます。 内外株式は、財政・金融政策が奏功して、信用環境が正常化に向かい、景気底入れ期待が広がったことから、期 初より大幅上昇しました。 今後は、世界経済の好転の評価は一服し、持続性や水準感を見定める足場固めの局面に入ったと見ています。 38 山形県医師会会報 平成21年8月 第696号 編 集 後 記 長梅雨の影響で日照不足や低温被害などがそろ 〜秋来ぬと、めにはさやかにみえねども〜とは そろ懸念されだしている。 今頃の時節の歌だが、今年の秋は早々と「目にさ 梅雨明けがいつ宣言されるのかとボンヤリ思っ やかに」見えることになるのだろうか。 ていたが、二十四節季で言う立秋、つまり8月7 歌の作者の藤原敏行は六歌仙の一人である。能 日頃までに梅雨が明けない年は梅雨明けが発表さ 筆家でもあったので法華経の書写を何度も頼まれ れないらしい事を最近知った。 て書いたは良いが、魚などを食いながら不浄の身 立秋を境に暑中見舞いと残暑見舞いに分かれる で書いたので、死んでから地獄に落ちてひどく苦 というが、この夏は梅雨明け宣言のないままに暑 労したという。詩心と信仰、実生活スタイルはど 中も残暑もパスしてお盆が過ぎると一気に秋に突 うもそれぞれ関係ないらしいことになるが、無芸 入してしまいそうだ。そういえばいつもは煩わし 大食しか脳の無い自分としては何かほっとする話 いほどの蝉の声が今年はめっきり少ないように ではある。 (栗谷 義樹) 思う。 発 96号 山 形 県 医 師 会 会 報 第6 〃 ¥ 525 本会会誌の誌代525円は、山形県医師 行 者 有 海 躬 行 平成21年8月5日 印刷 平成21年8月10日 発行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 〃 〃 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫 発 行 所 社団法人 会会費賦課微収規程第2条別表に定め る会費の中に含まれる。 山形県医師会 2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 印 刷 所 ㈱ 誠 文 堂 山形市本町一丁目7番50号 印 刷
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