2012 年は世界のリーダーが代わる 「選挙イヤー」

2012 年
1 月 12 日号
Vol.8
2012 年は世界のリーダーが代わる
「選挙イヤー」
 2012 年は「選挙イヤー」
2012 年は「オリンピック・イヤー」ですが、米
大統領選をはじめとして、ロシア、フランス、
韓国など主要国の大統領選が重なるため、
「選挙イヤー」とも呼ばれています。
重要な選挙が相次ぐことから、世界のリーダ
ーの顔ぶれが大きく変わる可能性があり、今
後の経済政策を左右する節目の年になるか
もしれません。
再選の可能性は対抗馬となる共和党候補者
によって大きく変わるため、その候補者選び
が鍵を握っています。
その他にも中国では、10 月頃に予定されて
いる共産党大会で、習近平国家副主席が共
産党のトップである総書記に就任することが
確実視されています。
選挙の結果は、各国の経済政策にも大きな
影響を与えるため、2012 年は各国の政治動
向から目が離せない年となりそうです。
 再選を目指すサルコジ大統領
4 月に行われるフランス大統領選では、2007
年に就任したサルコジ大統領が再選を目指
します。昨年は欧州債務問題により、ポルト
ガル、ギリシャ、イタリア、スペインなど周辺
各国で政権交代が起きました。サルコジ大
統領も支持率が低迷しており、苦戦を強いら
れています。ドイツのメルケル首相とともに
欧州債務問題を解決する中心的な役割を果
たすサルコジ大統領の再選が注目されます。
■ 2012 年 主要国・地域の選挙等の予定
日程
予定
1月14日
台湾総統選挙
3月 4日
ロシア大統領選挙
4月22日
フランス大統領選挙(第1回投票)
5月 6日
フランス大統領選挙(決選投票)
10月頃
中国共産党大会
11月 6日
米国大統領選挙
12月19日
韓国大統領選挙
 米大統領選の鍵を握るのは?
11 月の米大統領選挙では、2008 年に変革
を訴えて当選したオバマ大統領が、再選を
果たせるかが焦点となります。就任時はブー
ムを巻き起こすほどの人気でしたが、8%を
超える高い失業率が続くなど、米国の景気
悪化はオバマ政権への逆風となっています。
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