WING DAILY

 WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (1)
WING DAILY
【HEADLINE NEWS】
★成田空港会社民営化法の改正2月下旬を予定
前田航空局長、当面の行政課題を語る
前田隆平航空局長は12月14日の専門紙との定例会見で、
2009年の抱負、当面の行政課題である関空会社の財務構造の
改革、羽田発着枠配分懇談会の方向性、今後の航空交渉での
姿勢、観光行政との連携などについて語った。
ここで成田空港会社の民営化法の一部改正は、2月下旬の閣
議に諮りたいという旨を述べており、法案審議時期は国会の
動きが不確定であり不明とするも、局としては例年どおりの
対応を行うとして、「非予算の事案についてはこのタイミン
グでの閣議決定が通例」としている。この法改正は、2008年
に行われた空港インフラの規制に関する懇親会で示された、
大口規制は20%以下、国保有株の段階的な放出といった内
容。
また羽田空港の日本空港ターミナルの資本規制について
は、懇親会で賛成と反対が拮抗するも僅差で規制の必要なし
が上回る結果に。これをふまえて、今回は見送り今後とも継
続して検討するとしている。
また関西国際空港の経営改善の方向性を決めるのは難問と
しながらも、本年度内での方向性の明示のほか、観光庁との
協力による観光需要促進とコードシェアを利用した関空の活
用を促すなど検討を進めていることについて話している。
09年第1の抱負は'08年に引き続き安全確保
成羽国際機能充実、関西空港問題改善など前進
2009年の抱負としては、2008年から引き続き航空の安全確
保に力を入れていくとしている。安全の確保を航空行政の最
重要課題として位置付けている前田局長は、大きな問題がな
かった2008年をよい年であったと評価しており、2008年と同
様に安全確保を優先事項としていく構えだ。安全確保につい
て予算面でいえば耐震強化や滑走路の誤進入対策、管制の充
実など計上しているが、ヒューマンエラー防止などソフト面
にも力を入れていく方針を明言している。
そして局長に就任して以来引き継いだ懸案事項の中では、
空港法に基づく基本方針は2008年12月に発表しているが、成
田・羽田を活用した国際線機能の充実、成田空港の民営化に
よる法改正、関西3空港の役割分担や関空の内部構造の改善な
どについて、2009年には大きく前進させていくことを述べ
た。
ローカル線の羽田経由地化も発着枠有効活用に
今後拡大される羽田空港のスロットについては、発着枠配
分基準懇談会が開かれているが、その方向性については、地
域のネットワーク形成と、新規航空会社の参入による競争促
進という2つの視点を主眼にして配分を考えるという基本方針
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はかわらないとしている。あとは今後の懇談会
で、実際に利用対象となる航空会社などからのヒアリングを
行い、使い方の意見を聞いて対応していくことになるとして
いる。
これからは2010年10月末に3万回の発着枠が増加、さらに
約半年後に1.5万回増える予定だが、かなりの増加が見込まれ
ている国際線と、それを引いた分の国内線が前出の2つの視点
をベースに決められていく。また公のヒアリングではない
が、多くの航空関係者から漏れ聞くところによると、羽田の
発着枠が拡大すれば、機材の小型・高頻度化の促進、また地
方と地方を結ぶ路線について羽田経由とすることも考えにあ
るということで、羽田経由で路線を太くし、小型機が頻繁に
離着陸を行うといった、羽田の活用法も検討の対象として議
論していく構えを示している。
順調な国際航空交渉、成田増枠分半分以上決定
今後の国際航空交渉について前田局長は「これまでの交渉
では順調の推移していると思う。大所では中国がまだ固まっ
ておらず交渉中だが、精力的に調整して早く決着をつけた
い」と話しているが、当面局の最大課題として「2010年3月
の成田空港の滑走路北伸工事完成と、2010年10月に羽田空港
4本目の滑走路完成を順調に完了し、かつその上で路線を貼り
付けて一気に国際線の発着を拡大すること」と述べている。
路線の貼り付けはもちろん航空交渉で決まる。現在は順調
に進んでいるとしており、進行状況としては、「羽田空港の
深夜便は3万回全部埋まるかどうか分からないがよいペースで
進んでいる。昼間便については台湾、韓国、中国、香港など
と交渉するが、韓国はすでに決着しており、中国が決まれば
ほぼ埋まるのではないか。成田空港は増便する2万回のうち半
分強の発着枠が埋まっており、残り4割程度をどのような路線
を貼り付けるか検討しているところ」と好調に進行している
旨を述べた。
観光行政を活用し航空需要増大図る
対してチャータールール改正などで貢献
今後は観光行政との連携を強化し、落ち込んだ航空需要の
増加を図ろうとする方針を打ち出した航空局だが、具体的な
内容について「これは観光庁との持ちつ持たれつの関係をつ
くることで、航空需要が冷え込んでいる今こそ、観光行政で
行っているインバウンド・アウトバウンド進行を活用させて
もらい、需要の増大を図りたい」としている。
そして一方で観光行政に貢献できることとして「チャー
タールールの改正を行い、ツアーが組みやすくなる制度とし
たが、航空行政として観光行政へ貢献できることについて、
観光庁との意見を聞きながら、お互いに協力して進めていき
たい」と述べている。
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関空の財務構造改善は難航も年度内に方向性明示
需要喚起にコードシェア利用なども検討
現在、関西3空港の役割などについて問題となっている
が、解決のためには関空会社の財務構造の改善が必要であ
り、局では年度内に方針を打ち立てる旨を発表している
が、前田局長によれば「局内でも会議を重ねているが、ま
だ発表できるような方向性が固まっていない」とのこと。
この問題では、基本的に年間90億円の補給金を毎年確保
しており、今のところ補給金がなくても収支は黒字を計上
するような収支になっているが、1兆1000億の有利子債務
を抱え安定的な経営状況とはいえず、高コストの体質はい
ぜんかわっていない。これは抜本的解決を図る必要があ
り、論議を行っているが何らかの有効な方向性を年度内に
出したいという。
また利用度の低い関空の対策については、ビジネス客が
少ないため全体のイールドも低く、観光客を増加させる必
要がある。そこで観光庁には、ビジット・ジャパン・キャ
ンペーンで関西の重点化を要請しており、今年度の地方連
携予算として3億5000万円、国費としては1億5000万円ほ
どを充当。これは外国の新聞社など招き日本の観光につい
てピーアールを行うほか、旅行会社を招き邦日旅行商品を
つくりツアーを組んでもらうなどに利用され、航空局と観
光庁の協力体制の下、関西の魅力をアピールし誘致を積極
的に図っている。
その他、関空の需要喚起策として、外国航空会社を活用
した関空発着の国内輸送についても検討しているという。
例えば、外国航空会社が関空に着陸し、そこから空いた席
などに乗客を乗せ、日本のほかの空港へ向かってしまう
と、これはカボタージュとなってしまう。「緩和措置とし
て検討しているのは、外国航空会社が関空まで来ることを
前提に、ほかの日本国内の空港へ行く場合は本邦航空会社
とのコードシェアを行うと、輸送責任は本邦航空会社とな
るのでカボタージュにならない可能性もあり、検討してい
るところ」と、関空の需要喚起についていくつかの例を述
べた。
【航空関連ニュース】
★DC9/MD90前輪ホイール整備作業で業務規定違反
日東航空整備、特殊行程作業において厳重注意
航空機整備会社の日東航空整備が、2008年11月に実施
したDC9およびMD90型機用前輪ホイール4本の整備作業
において、特殊工程作業実施時に業務規程違反があったこ
とについて1月13日、国土交通省へ報告書を提出。省では
これを受けて、同社に対して厳重注意を行うとともに、原
因や背景などについて調査し、再発防止の検討を行い報告
するよう指示している。
違反のあった検査とは、航空法に基づく認定事業場とし
て実施した、日本航空(JAL)所属のDC9とMD90型機用
前輪ホイールの超音波探傷検査という特殊工程作業。この
検査は超音波の反射を利用して物体内の傷や欠陥を検出す
る検査手法で、認可された業務規定上、社内資格として認
定された者が検査を行うか、未資格者が資格者の監督立ち
会いの下で実施することとなっているが、今回は未資格者
が単独で検査を行ったにもかかわらず、有資格者は事後に目視検
査のみの確認で出荷してしまった。
同社は判明した1月9日時点で直ちにJALに連絡し、該当する4
本中3本は保管、1本は航空機から直ちに取り外すといった措置を
行い、事業場に搬入して再度適切な超音波探傷検査を実施し、問
題がないことを確認した。
今回の報告を受けて厳重注意を通達した国交省は、同時に本事
象の原因および背景並びに同種事例の有無について調査するとと
もに必要な再発防止対策を検討の上、1月30日までに文書報告す
るよう言い渡している。
★航空機登録機状況、20年は1,993機に
航空局の20年(1月~12月)の航空機登録数は、飛行機が
1,230機で前年比2機増、ヘリコプターが768機、5機減少してお
り、飛行機とヘリの合計は1,996機と前年は2,003機で2千機の大
台を割った。ほか滑空機と飛行船が668機などで、これを含める
と2,664機となる。(カッコ内は19年機数)。
航空機とヘリコプターの機種別では、飛行機のレシプロ単発が
539機(542機)、レシプロ双発43機(45)、ターボプロップ単発
23機(23機)、同双発111機(111機)、ジェット双発436機
(419機)同3発2機(2機)、同4発74機(88機)。またジェット
機双発の主な機数でエアバス式は59機、セスナ式22機、ボンバル
ディア式15機、B737が101機、B767が112機、B777が86機、D
C−9が16機、MD−90が16機など。またヘリコプターはレシプ
ロ単発171機(169機)、タービン単発220機(237機)、同双発
376機(366機)、同3発1機(1機)があった。
★JAL、コブクロライブ専用チャーター運航
日本航空(JAL)は3月22日に和歌山市で開催する「コブクロ
FANFESTA2009」の開催に合わせて羽田発関空行特別チャー
ター機JAL5296(コブクロ)便を運航する。
ジャルセールスでは、本日正午から19日の正午まで専用応募サ
イトで参加者を募集。抽選で100組200名が「JAL特別チャーター
5296便で行く♪コブクロFANFESTA2009ツアー」に参加出来
る。
同ツアーは代金が3万6500円。日帰りツアーとなっており、正
午前後に羽田空港集合、深夜に羽田空港で解散というスケジュー
ルになっている。
当選結果は26日までに当選された代表者にジャルツアーズより必
要書類等が送られる。
応募専用サイトは以下のアドレス=〈http://jal5296.jp〉
★SFJ北九州線で「エクスクルーシブブラックキャンペーン」
スターフライヤー(SFJ)は10日~2月15日まで羽田−北九州
線の利用者を対象にプレゼントキャンペーン「ExclusiveBlack
Campaign」(エクスクルーシブブラックキャンペーン)を実
施する。
キャンペーンの内容としては、世界最大級の音楽祭典「マイア
ミの旅」や、人気DJ、DAISHIDANCE福岡ライブの抽選プレゼ
ントするほか、同アーティストのiTunes限定曲を搭乗者全員にプ
レゼントする。
また。2月14日のバレンタインデーには、スターリンク会員に
プレゼントも用意している。
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (3)
★関空、旅タミ地階に「ローソン」オープン
18日、関西国際空港の旅客ターミナルビル地階にコンビニ
エンスストア「ローソンサテライト関西国際空港店」がオー
プンする。
「ローソン」は現在2階北側でも営業しているが、ピーク
時間帯に大変混雑するため、今回新たに地階にも出店する運
びとなった。
営業時間は8時から20時まで。
★関空、宅配カウンターの営業時間を延長
関西国際空港では、本日15日より旅客ターミナル1階の宅
配カウンター「JALグランドサポート関西」において、6時
30分~22時30分の営業時間を開始時刻を早め、5時30分から
開始し、1時間延長する。
かねてより早朝便利用者から要望があり、今回実現した。
なお、1階南に位置する宅配カウンター「ANAスカイボ−
ダー」は6時30分からと営業時間に変更はない。
【航空工業/防衛ニュース】
★防衛省、海自次期練習ヘリにEC135選定
総合評価落札方式によりユーロヘリが落札
防衛省は、海上自衛隊の次期回転翼練習機の機種選定を、
総合評価落札方式により進めてきたが、14日開札の結果、
ユーロヘリ社が落札、ユーロコプターEC135T2+に決定し
た。
入札者は、EC135T2+を提案したユーロヘリと、アグスタ
ウエストランドA109Eを提案した兼松の2者で、入札価格、
維持経費、基礎点及び付加点から評価値を算出し、評価値の
高かったEC135T2+を決定したもの。
入札は装備施設本部で行われ、落札価格は2機、7億9981万
5千円(税抜き)だった。
これにより、防衛省は20年度予算で契約する。納期は22年
2月となっている。
次期回転翼練習機は、海上自衛隊がヘリコプター操縦士の
操縦基礎課程教育に使用しているOH-6D/DAヘリコプター
の代替更新のため、導入されるもので、当初19年度予算で1
機の調達が計画されたが、諸般の事情により入札が実施され
ず、予算執行が見送られた。20年度では、2機の予算を計上
し、機種選定を進めてきたもの。
総合評価落札方式とは、機体の本体価格のみでなく、各種
の機能、性能、維持経費などを含めて、国にとって有利な提
案を行った者を落札者とする方式。
機種の決定は、評価基準に基づき、小型双発であること、
最新の騒音基準値以下であることなどの必須項目を全て満足
する場合を100点(満足しないと0点)とする「基礎点」およ
び、必須項目以外の項目(機体の静粛性、後方支援体制等)
を評価する10点満点の「付加点」の合計値を、入札価格と、
予め会社側が見積もって提出している20年間の維持経費の合
計で除して得られる評価値に基づいて行われた。
評価値は、E C 1 3 5 T 2 + が5 . 6 3 2 9 6 5 7 0、A 1 0 9 E が
4.48129734と発表されている。
分子に当たる部分は、110点満点で、基礎点は両社とも100点
という。分母に当たる部分は億円単位で入札価格と維持経費
の合計となり、金額が少ないほど評価点が高くなる。
評価基準の作成に当たっては、資料招請により企業から提
出された資料等を参考にして案を作成した上で、官報により
意見招請を行った。さらに2008年10月28日に入札公告を行う
とともに、11月5日に入札説明会を実施した。入札説明会で
は、評価基準等を入札参加希望会社に配布している。このよ
うな慎重な手続きにより、機種選定の公正性が確保されたと
している。
海上自衛隊では、次期回転翼練習機を、OH-6D/DA練習ヘ
リ(9機保有)を代替するだけでなく、計器飛行訓練にも使用
する構想で、TC-90固定翼計器飛行練習機の一部の代替とも
する構想で、合計15機の調達を計画している。これにより、
ヘリコプター操縦教育体系の簡素化、練習機全体の所要機数
の削減につながるとしている。
防衛省が発表した決定機種の主要諸元
《航空機の名称 EC135T2+》
・製造者 ユーロコプター社
・エンジン基数 2基
・エンジン型式 Arrius2B2
・エンジンメーカー Turbomeca社
・全長 12.16m
・全高 3.51m
・機体幅 2.65m
・メインローター直径 10.2m
EC135T2+
★ジャムコ、P TIIで客室空間の総合提案へ
遠藤副社長、4〜5年メドにトータル提案目標
ジャムコの遠藤怜副社長は14日、航空機内装品カンパニー
において、航空会社に対して客室空間をトータルに提案する
ProjectTII(TotalInteriorIntegration)を、新たな事業ビ
ジョンとして掲げていることを明らかにした。遠藤副社長は
本紙に、「少しづつ取り組んでいきたい。4~5年をメドに1
機全体の客室空間をトータルにプロデュースしたい」との意
向を示した。遠藤副社長はこのProjectTIIについて、「お客
様から、機内を改造したいというオファーがあれば、そのオ
ファーを受けるもので、ある意味で既に取り組んでいる。し
かしながら、1機丸ごとトータルプロデュースするまでには
至っていない」と客室空間のトータルプロデュースに乗り出
したいとしている。
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (4)
ジャムコでは、この
Project TIIにより、顧客
(航空会社)のニーズに合
わせた旅客空間のトータル
プロデュースをソリュー
ション事業と位置づけ、さ
らにデザインから認証取得
t o
新たに建設された立川工場の15号棟 ( D e s i g n Certification)を請け負う
考えだ。しかしながら、ジャムコでは例えばシートのコン
ソール部分は製造しているものの、シートそのものの製造は
行っていない。そこで、航空会社らが指定するシートメー
カーらと協力し、トータルで客室空間の提案を行いたい考え
だ。
B787は月産10機目標、B777型7機・A380型が2機対応
拡大する内装品カンパニー、立川で新棟も稼働
ジャムコの航空機内装品カンパニーは、ジャムコの売上高
の実に69%(309億円:07年度ベース)を占める。航空機内
装品カンパニーの受注は、昨今の高需要に推移した受注数に
牽引されて好調。なかでもB787型機では、独占供給するギャ
レーのほか、ラバトリーやフライトデッキなどといった装
備・内装品を供給することになっている。
ジャムコによると、当面の目標として「B787型の月産生産
能力機数は10機を当面の目標としている」との目標を示して
いるほか、さらにB777型では月産7機、A380は月産2機で対
応する方針を示した。
ジャムコの航空機内装品カンパニーでは、将来の需要に対
応するため、設備投資を進めており、2006年には宮崎ジャム
コにおいて720平方メートルを拡張。ラバトリー部品の組立
とギャレー設備構成パネルと電気部品の組立を行うこととし
た。
また、新潟ジャムコでは、昨年6月に3500平方メートルの
ハニカムコア工場を新設。ハニカムコアの製造はそれまで堺
支所において行っていたが、新潟の新工場においてその生産
能力は2倍に拡大している。さらに同年、新潟ジャムコは
2300平方メートルを増床し、管理棟を新設し区画整理と生産
ラインの改善を行った。
ジャムコアメリカにおいても、昨年3月に2700平方メート
ルを拡張。トータル・インテリア・インテグレーションや、
B787プロジェクト応需能力拡大のために新たに新棟(B3ビ
ル)を購入した。
立川工場でも、新たに新立川航空機の土地を借用して新棟
の15号棟を昨年12月に開設。この新棟は5階構造で、1~3階
部分が製造作業場、4階に技術部や787開発室、5階に技術
部、商品開発室などが入居している。15号棟の製造部分は試
作ラインで、ここで試作されたギャレーなどの製品が、新潟
ジャムコにおいて量産される。15号棟は、旧47号棟を閉鎖し
てその作業を移設、生産能力に大きな変化はないが、面積は
約30%増加したという。
ジャムコは、この15号棟を含めて、一部の施設を14日に公
開。15号棟の1階部分に設置されたギャレーのムービングラ
インは、全長36メートルでそれを10工程に分割、そのライン
は8時間で3メートル動く。
なお、立川工場には、カンパニーの経営方針の企画立案お
よび管理業務のほか、内装品グループの関連企業の管理を行
う経営部門が設置されている。さらに、品質管理業務、営
業・計画管理(工程・予算)資材調達などの間接業務、ギャ
レーとラバトリーの開発・設計・製造を行う機能を持つ。海
外のエアライン向けの受注活動も展開中だ。そのほか、プロ
ダクトサポート機能も持つ。
★JAXA、筑波のヒ素漏洩防除作業が完了
再発防止策まとめる、適切な作業書作成や設備導入を
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、去る平成19年9月
に筑波宇宙センター宇宙実験棟内の材料実験室において発生
した三酸化ヒ素漏洩事故について、その防除作業が12月19日
に終了したと発表した。室内の除染は拭き取り作業により行
われ、除染が困難な機器類については、廃棄処分としたとい
う。JAXAは、1月13日に所管する保健所と労働基準監督署お
よびつくば市に報告した。
JAXAは再発防止策として、ヒ素およびヒ素化合物、その
他の有害性の強い試料については原則として扱わないことと
し、万一、これらの試料を扱う場合、実験計画の立案、適切
な試料取扱を可能にする設備導入計画の立案、安全計画書・
作業手順書・緊急時対処手順書を作成することとした。ま
た、半年から1年毎に設備と手順書の見直しを行うことにし
た。
19年9月に実験室−2において、試料容器が破損し実験装置
内部にヒ素が漏洩する事故が発生、実験試料の重量変化から
漏洩したヒ素全量は約110mgと推定された。同年11月には実
験装置の冷却ファンの分析結果から実験室−2内にヒ素が漏洩
の恐れがあることが判明、実験室を閉鎖した。そして、12月
に実験室−2の埃の分析結果から、ヒ素が検出されたことか
ら、事故発生から実験室閉鎖までの期間内に出入りした人員
の健康診断も実施したが、健康被害については確認されな
かったという。
また、JAXAは、平成20年2~3月にかけてヒ素の除染状況
調査を実施。ヒ素は材料系実験室−2に約34ミリグラム残留
しているものと推定され、周辺の土壌や排水からヒ素は検出
されなかった。
JAXAは昨年9月8日から除染作業を開始しており、12月19
日に作業を完了させた。除染作業の完了基準は、室内の残留
ヒ素が全量室内に分散した場合でも国の定める管理濃度(3μ
g/m3)以下とすることとし、実験室−2の場合はヒ素の総量
が0.555mg以下であればこれを満たすものとした。除染作業
後、ヒ素の総量は約0.47mgとなった。
【海外メーカーニュース】
★エアバス、A350XWBの最終ラインを仏に建設
太陽光発電利用など“エコ”な最終ラインに
エアバスは開発中の新型機A350XWBの最終組立ラインの
起工式を14日(仏現地時間)に行った。最終組立ラインは、
同社が本拠を構える仏・トゥールーズに開設する。この新工
場建設にエアバスは、1億4000万ユーロを投資しており、生
産ラインがフル稼働すれば1000人規模の雇用を創出する見込
みだ。このA350XWB用の最終ラインは2010年に建設が完
了、初号機の製造は2011年第1四半期予定されている。同機
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (5)
は2013年に就航(EIS)する予定だ。新工場には、組立ライ
ンが2ライン設置される模様で、その生産能力は最大で月産
13機の製造能力を持つ。なお、A350XWBはローンチから2
年が経過し、エアバスは29社から478機の確定受注を獲得し
ている。
最終組立ライン工場の建屋面積は7万4000平方メートル
で、胴体部分と翼部分の結合作業などを行う。諸試験と客室
などの搭載は、新工場にほど近いA330/340の工場で行われ
る計画だ。
エアバスではこの新工場を、同社で最も環境適合性に優れ
た工場、としており、新工場建設にあたっては、旧ビルのコ
ンクリートや基礎部分を再利用するほか、エネルギー供給シ
ステムには工場の屋根に太陽光発電を利用する。太陽光発電
による電力は、同工場全体の55%相当を供給することにな
り、その効果によりCO2の排出量は150トン/年を削減するこ
とが可能だという。
また、この工場の生産ラインの特徴として、作業の効率化
が図られるとのことで、組立作業の開始から顧客に対する納
入までのリードタイムは30%短縮される見込みだ。
A350XWBは、複合材を機体の53%に採用、新型のアルミ
ニウムの機体に、炭素繊維複合材(CFRP)を胴体パネルに
利用することで機体の軽量化を図っている。さらには新設計
の主翼を採用するなど、新技術を盛り込んでおり、A380型と
共に21世紀のフラッグシップになることを目指す。エアバス
では、双通路型の需要は2008年の需要予測においては今後20
年間で約5700機の需要を見込んでおり、金額換算で100席以
上の航空機では市場全体の41%を見込んでいる。
A350XWBファミリーは3機種で構成され、A350−800の
標準座席数は270席(3クラス制)、A350−900は314席、
A350−1000は350座席を装備する。さらには、長距離型の
A350−900Rや貨物型のA350−900Fも開発される計画だ。
A350XWBの胴体幅は5.58メートルで、頭上空間に配慮し
ているほか、パノラマ設計の窓を装備する。さらに、客室の
湿度を高度6000フィート以下の状態に保つとされており、客
室内の湿度にも配慮される。
また、客室の設計はモジュラー式のキャビンを採用するた
め、機内仕様を比較的簡単に変更することも可能で、季節や
市場変動に柔軟に対応することも可能だという。
エンジンは、現在のところロールス・ロイス社が独占供給
することになっており、最大9万2000ポンドの推力を持つ
TrentXWBが採用されている。
【海外エアラインニュース】
★米系6社2008年12月輸送実績
北米系航空大手6社の2008年12月の輸送実績が発表され
た。各数値は以下の通り(RPM:有償旅客マイル、ASM:
座席有効マイル、L/F:ロードファクター、カッコ内は前年
同月比)。
◆アメリカン航空(AAL)
【全路線】
RPM:103億2056万マイル(8.2%減)
ASM:130億3068万マイル(8.6%減)
L/F:79.2%(0.4ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:4億5314万マイル(0.5%減)
ASM:5億6398万マイル(2.5%減)
L/F:80.3%(1.6ポイント増)
◆コンチネンタル航空(COA)
【全路線】
RPM:71億1106万マイル(6.7%減)
ASM:89億147万マイル(8.1%減)
L/F:79.9%(1.2ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:5億4608万マイル(11.7%減)
ASM:7億3501万マイル(11.5%減)
L/F:74.3%(0.2ポイント減)
◆デルタ航空(DAL)
【全路線】
RPM:97億7941万マイル(0.7%増)
ASM:122億422万マイル(2.4%減)
L/F:80.1%(2.4ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:2億1637万マイル(56.8%増)
ASM:2億5788万マイル(41.1%増)
L/F:83.9%(8.4ポイント増)
◆ノースウエスト航空(NWA)
【全路線】
RPM:60億4170万マイル(3.6%減)
ASM:73億7697万マイル(4.5%減)
L/F:81.9%(0.7ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:15億8150万マイル(0.4%減)
ASM:18億7930万マイル(0.8%減)
L/F:84.2%(0.4ポイント増)
◆ユナイテッド航空(UAL)
【全路線】
RPM:82億443万マイル(11.5%減)
ASM:102億6385万マイル(12.7%減)
L/F:79.9%(1.1ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:18億1230万マイル(18.8%減)
ASM:23億5852万マイル(16.2%減)
L/F:76.8%(2.5ポイント減)
◆エア・カナダ(ACA)
【全路線】
RPM:34億3200万マイル(6.2%減)
ASM:41億5200万マイル(10.0%減)
L/F:82.7%(3.4ポイント増)
【太平洋路線】
RPM:5億3000万マイル(15.9%減)
ASM:6億900万マイル(24.4%減)
L/F:87.0%(8.8ポイント増)
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (6)
【旅行関連ニュース】
★09年度は価格競争力強化で7%増の37万人目標
ジャルパックĂ08年度21%減と厳しく「正念場」
ジャルパックは1月14日に会見し、2008年度のアイル、ア
ヴァの取扱見込人数が前年比21%減の35万4600人と再び減少
に転ずる見通しとした上で、2009年度は価格競争力強化やブ
ランド45周年記念商品の投入などにより、上期に7%増の18
万4000人、通期で7%増の37万1000人の達成を目指す方針を
表明した。高橋哲夫社長は、「2009年度は、収入、コスト面
でもジャルパックの力を発揮する正念場」として、集客目標
達成による収入拡大と、さらなるコスト効率化によって経営
改善を図る考えを強調した。
ジャルパックは、日本航空グループの国際線レジャー路線
のリストラが一段落した2007年度に、アイル、アヴァの取扱
人数が3年ぶりに増加に転じたが、2008年度は約2割減と再び
減少に転ずる見通し。この背景には、海外旅行市場全体が
20ヶ月連続で減少している厳しい環境に加えて、2008年4
月以降の燃油サーチャージ値上げによって、外航に比べて
JAL便利用の割高感が増し、ジャルパックの集客に直撃した
ことも大きかった。
高橋社長は、「2008年度の集客見込みは、他社と比較して
もかなり低い」とし、「商品の価格競争力が相当弱かった」
ことをその理由として挙げている。また、収入予算を大幅に
割り込む見通しのため、2009年3月期の通期決算について
も、赤字転落は避けられない見通しとした。前年度は7年ぶり
の増収増益決算と復配を達成していただけに、2009年度は再
チャレンジの年となる。
燃油含めた旅行代金、08比4〜7万円も割安に
その上で、高橋社長は2009年度について、引き続き市場環
境は厳しく、航空業界にとっては昨秋来の業務渡航需要の減
退がマイナスのインパクトを与えると予測したが、一方で観
光マーケットについては、「強い追い風が吹いている」と指
摘。その理由として、円高、燃油サーチャージの値下げに加
えて、総需要減退による競争激化でランド仕入コストが低廉
化していることも、価格面で追い風になると見通した。さら
に、業務渡航需要の減退で、観光マーケット向けのIT座席提
供数が「実質的にやや増える」と予測、IT座席数の増加もプ
ラス要素になると期待感
を示した。
とくに、2008年度に
ネックとなった価格競争
力については、「十分
マーケットに訴求できる
だけの価格競争力が付い
ている」と自信を示し、
08年度・09年度対比の旅
行代金は、燃油サー
チャージを含めた総額で
「4~7万円程度、絶対額
が下がっている。お買得
高橋哲夫ジャルパック社長
感が相当増している」と
説明した。さらに今回、ジャルパックブランド誕生45周年を
記念し、45日前までに予約するとハワイや欧州の売れ筋コー
スで2万円引きとなる「早決め45」を投入するなど、割引特
典も拡充している。
商品内容面についても、ジャルパックブランド誕生45周年
の記念ツアーを主要方面巻頭で展開。プレミアム感の高い商
品をさらに強化し、スーパーTCと行く世界紀行を全28コース
に拡充、クルーズを初めて別パンフレットで展開するなど、
ジャルパックが標榜する「世界一品質の高い商品を提供する
旅行会社」の実現に向けて、品質とサービスの強化を図っ
た。
高橋社長は、「2009年度については、悲観的な見方もある
が、決して諦めず、工夫を重ねて需要拡大にチャレンジした
い」と述べ、5年後に控えるジャルパックブランド誕生50周
年に向けて、さらなるブランド価値向上に挑戦していく考え
を強調した。
ブランド45周年で記念ツアーとキャンペーン
ジャルパックの2009年度の年間テーマは、ブランド誕生45
周年で「感謝を感動に」。さらに品質にこだわった商品群を
展開する。最大の特徴は、45周年を受けた記念ツアーとキャ
ンペーンの展開で、内容・価格の両面から45周年の感謝と感
動を提供する。
まず、45周年記念ツアーは、「地球を愛する気持ち」「旅
を愛する気持ち」をテーマに、人との交流や世界遺産などを
フィーチャーした特別企画をアイルの主要方面巻頭で展開す
る。例えばハワイでは、世界遺産のキラウエア火山火口での
ハイキングや、マウナ・ケア山頂での星空観察などを盛り込
んだ6日間コースをコナ直行便確約で設定。欧州では、一般公
募で最優秀賞に輝いたツアーを商品化し、日本人画家が愛し
たフランスで芸術に浸る9日間ツアーを設定した。
さらに、憧れのクラシックカーで巡る世界遺産アンコール
遺跡5日間や、人気列車「ザ・ガン」で行くオーストラリア満
喫の9日間、オリジナルエコツアーを滞在中2日間体験するグ
アム・パラオ6日間などを設定。いずれも45周年記念の特別
企画として、新商品開発を行った新コースとなる。
一方、後日発売するアヴァでは、「お値打ち謝恩ツアー」
として、内容満載で値頃感あるツアーを展開する計画だ。
45周年記念のキャンペーンについては、45周年の感謝を込
めて、一般消費者と販売店向けにダブルキャンペーンを展
開。まず、一般向けには、「世界の憧れホテルに泊まる海外
旅行プレゼントキャンペーン」を展開し、1月16日に同社サ
イト(http://www.jalpak.co.jp/45)で詳細を告知する。販
売店向けには、「JAL TOURSで行く国内旅行プレゼント
キャンペーン」を展開する。
さらに、「45周年特別企画早決め45」として、出発45日前
までに予約すると、アイルのハワイおよびハワイアンアイラ
ンズの東京発全コースと、ヨーロッパの一部人気3コースが2
万円割引となるキャンペーンも展開する。
旅行代金総額表示に、販売店手数料も変えず
次に、「プレミアム戦略」では、ハワイの「The Hotel
(ザ・ホテル)」で、人気の2ホテルでチェックイン時刻を大
幅に早め、全コース専用車送迎のメリットを最大化した。欧
州では、JALプレミアムエコノミー利用コースやお得なCクラ
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第1828号 2009年(平成21年)1月15日 木曜日 (7)
ス利用コースを28コースに大幅拡充し、アムステルダム線や
モスクワ線を対象に加えた。
スーパーTCと行く「世界紀行」は、北欧クルーズなど4
コースが加わり、全28コースをラインナップ、最小催行人員
を10名から8名(一部6名)に絞ることで、催行率アップも図
る。新たに別パンフレットで展開する「クルーズ」は、45周
年企画のプリンス・アルベールII号で巡る南極大陸上陸とパタ
ゴニア18日間(270万円~450万円)をはじめ、全7コースを
設定、150名の集客を目指す。
このほか、海外旅行人気が根強いシニア層や、海外ウエ
ディング・ハネムーナー向けの対応も強化。シニア向けに
は、出発60日前までに予約した60歳以上の夫婦に「2人でお
となりシート」をプレゼントするほか、海外ウエディングで
はパンフレットを分冊化し、わかりやすさを強化した。
上期商品では、パンフレットの紙面刷新を図ったのも特
徴。ハワイやオーストラリアでは、リゾートの過ごし方を提
案する「ジャルパック楽園計画」を展開し、現地滞在の楽し
み方がイメージできるよう現地情報の紹介などを強化した。
旅行代金については、燃油サーチャージを含めた“旅行代
金総額表示”を採用した。燃油価格は下落傾向にあるが、わ
かりやすさ、販売店の売りやすさに加えて、燃油価格の変動
要素なども加味した上で、最終的には総額表示にすることを
決めたとしている。販売店に対する販売手数料率についても
変更はないとしている。
08上期23.6%減、下期17%減でアジア底支え
09上期はハワイ・米国・中国等で2桁増目標
2008年度通期のアイル・アヴァ販売見込人員は、上述の通
り、合計で前年比21%減の35万4600人。このうち、08年度
上期実績は、アイルが22%減の4万3300人、アヴァが24%減
の13万3180人、合計で23.6%減の17万6480人だった。08年
度下期については、アイルが22%減の3万7800人、アヴァが
17%減の14万320人、合計で17%減の17万8120人を見込んで
いる。
08年度は上期に比べて、下期はやや減少幅が縮小する見通
しで、円高ウォン安の韓国をはじめとするアジアの復調が牽
引している。アヴァのアジアは、上期は27%減の3万3300人
と落ち込んでいたが、下期は2%減の3万9700人まで復調する
見通しで、全体を底支えしている。
2009年度については、上期および通期ともに、オセアニア
を除いて増加の目標を立てている。上期はとくに、ハワイで
14%増、アメリカで10%増、中国で34%増、台湾で14%増な
ど、2桁増を目標に掲げる方面も多く、厳しい市場環境ながら
も合計7%増の伸びを達成したい考えだ。
2008年度年間(上期・下期合計)の販売見込人数と、2009
年度上期および年間の販売目標人数は以下の通り(カッコ内
は前年比)。
【2008年度通期販売見込人数】
▼ハワイ=アイル2万8500人(13%減)アヴァ8万3000人
(15%減)計11万1500人(15%減)
▼アメリカ=アイル5600人(18%減)アヴァ1万3500人
(29%減)計1万9100人(30%減)
▼ヨーロッパ=アイル9500人(17%減)アヴァ2万7000人
(28%減)計3万6500人(25%減)
▼アジア=アイル2万人(22%減)アヴァ7万3000人(9%
減)計9万3000人(21%減)
▼オセアニア=アイル7200人(27%減)アヴァ1万9000人
(30%減)計2万6200人(34%減)
▼グアム=アイル5200人(37%減)アヴァ4万1000人(16
%減)計4万6200人(20%減)
▼中国=アイル1800人(56%減)アヴァ7500人(55%
減)計9300人(56%減)
▼台湾=アイル3300人(28%減)アヴァ9500人(35%
減)計1万2800人(33%減)
■合計=アイル8万1100人(22%減)アヴァ27万3500人
(26.7%減)計35万4600人(21%減)
【2009年度上期販売目標人数】
▼ハワイ=アイル1万7000人(12%増)アヴァ4万6000人
(14%増)計6万3000人(14%増)
▼アメリカ=アイル3400人(19%増)アヴァ7100人(6%
増)計1万500人(10%増)
▼ヨーロッパ=アイル5600人(5%増)アヴァ1万2900人
(9%増)計1万8500人(8%増)
▼アジア=アイル1万500人(15%増)アヴァ2万6500人
(7%増)計3万7000人(9%増)
▼オセアニア=アイル2500人(25%減)アヴァ7200人
(34%減)計9700人(32%減)
▼グアム=アイル2900人(5%増)アヴァ2万2500人(6%
増)計2万5400人(6%増)
▼中国=アイル1800人(103%増)アヴァ9600人(26%
増)計1万1400人(34%増)
▼台湾=アイル1700人(3%増)アヴァ6200人(18%増)
計7900人(14%増)
▼世界紀行=アイル600人(19%増)計600人(19%増)
■合計=アイル4万6000人(8%増)アヴァ13万8000人(7
%増)計18万4000人(7%増)
【2009年度年間販売目標人数】
▼ハワイ=アイル3万300人(8%増)アヴァ9万3000人
(13%増)計12万3300人(12%増)
▼アメリカ=アイル6200人(11%増)アヴァ1万3000人
(7%増)計1万9200人(8%増)
▼ヨーロッパ=アイル9300人(6%増)アヴァ2万9000人
(11%増)計3万8300人(10%増)
▼アジア=アイル1万6200人(6%増)アヴァ6万5000人
(9%増)計8万1200人(8%増)
▼オセアニア=アイル4900人(30%減)アヴァ1万2500人
(31%減)計1万7400人(31%減)
▼グアム=アイル5300人(5%増)アヴァ4万2000人(7%
増)計4万7300人(7%増)
▼中国=アイル7400人(24%増)アヴァ2万2000人(21%
増)計2万9400人(22%増)
▼台湾=アイル3400人(4%増)アヴァ1万500人(14%
増)計1万3900人(11%増)
▼世界紀行=アイル1000人(14%増)計1000人(14%
増)
■合計=アイル8万4000人(5%増)アヴァ28万7000人(8
%増)計37万1000人(7%増)