国際オープン全日本ベテラン・フェンサー選手権大会 じぇじぇじぇ、三位に

国際オープン全日本ベテラン・フェンサー選手権大会
じぇじぇじぇ、三位になってしまったぞ!!
日本のベテラン・フェンサーにとって、ベテラン世界選手権は大きな目標ですが、全日本ベテラン・フェンサー
選手権大会も非常に大きな目標です。今年から、FIE 公認の大会になったとかで、格付けも高まった模様です。
さらに、11 月 3 日の文化の日ではなく、10 月 27 日の日曜日に開催されたことで、外国からの参加も一気に増え
たそうです。
しかも、今回は浅草リバーサイドではなく味の素トレセンことナショナルトレーニングセンターで開催されます。
なんだか急に立派になっちゃって…
いつもは JISS で受付して、JISS で着替えてですが、今回は全てナショナルトレセンです。ここにいる若者達は、
そのスポーツでは日本屈指の人たちです。そして、すれ違うと全員が漏れなく挨拶してくれます。アスリートって
良いですね。そのアスリートの仲間に我々は入れてもらえているでしょうか、彼らは我々を何だと思ってみている
のでしょうか、とってもじゃないけど怖くて聞けませんね。
さて、会場に行くと先日の世界選手権でお世話になった人にお礼を言ったり、写真をもらったり、恒例の日下
さん作成の CD をもらったりと、まだ世界選手権の余韻たっぷりです。
フィリピンのレイ・ナバーロさんがいます。予選プールで当たって以来、フェイスブックなどで交流しています。
ロサンゼルス在住で、飛行機を操縦したり、世界のあっちゃこっちゃの試合に出たり、金持ちの臭いがするおもろ
い男です。近くアメリカの大会にも出るし、またフランスの大会にも出るそうです。長々とお話をします。
おー、ステファン・フォックスさんもいます。60 代で時々日本に住んで、日本語の勉強をしているというこちらも
面白いおっさんです。日本語の勉強は毎日 5 時間やっているそうです。「勉強ってなにやってるんですか?」「TV
を観ているんだよ。」なるほど… でも上手になってきていますから、効果は有りですね。
中国の瀋陽で英語教師をしている、オーストラリアのおじさんもいますね。日本で見ると背が高いです。バル
ナではみんな大きかったので目立ちませんでしたが、ここでは巨大です。サーブルに出るそうです。
ナバーロさんと西さんと宮脇さんとファイティングをしてアップをします。まあまあでしょうか。試合前に、「今日
は大丈夫かな… またパッセばっかりしないよな…」というような杞憂はなくなりました。大人になったものです。
既にいい歳ですが、そんなもんです。
浜崎さんにアミノバイタルゴールド 4000 を 1 本差し上げます。二人して良いとこまで行こうと誓います。優勝し
ようとかメダルを取ろうというのではないところが美しい二人です。
組合せが張り出されます。第二プールです。日下さんがいますね。「去年のこの大会の優勝者が第一シード
じゃないのか。山崎が第一シードだって、おかしいよな。」と言います。筋としては日下さんの意見が正しそうです
が、どっちでも良いです。日下さんでも山崎さんでも私には同じです。どっちも強いから自分には大差はないです。
もっと、弱い人がプールに来てくれないと困ります。
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その他には、ナバーロ君がいます。彼にはバルナの予選で勝ちました。奈良クラブの仲川さんと、オーストラ
リアの KODIEC さんがいます。5 人プールです。相変わらず 10 歳ごとに 5 点あたり 1 点のハンディです。
三試合目に登場して、その後は 1 試合おきに試合をする順番です。
仲川さんが KODIEC さんと戦います。ベンチに彼女がいます。一眼レフを首から提げています。「こっちで撮影
したらいいですよ。」と良さげな場所を教えてあげます。日本語で「ありがとございます。」なんて言います。
KODIEC 君は負けました。フルーレ苦手かもしれません。
日下さんはナバーロ君を粉砕します。やはり強いですね。
さあ、山瀬対奈良クラブの仲川さんです。近畿大学出身で、今も近畿大学に行って練習をしたりするそうです。
DFA の吉田さんが後輩になるそうで、なんと吉田さんは近大フェンシング部の監督になってしまったそうです。近
大は大丈夫でしょうか… 近大が心配です。
ハンディを 1 点もらいます。左利きで、気合の声と共に左特有の水平の振込みをしたり、背中を突いたりする
左左した人です。しかし、クリクリ攻めて行くと段々パリが大きくなって空いた所を突けます。水平の振込みも食ら
ったりしますが、コントラも入り 5-2 で勝ちました。
隣のピストの仙台クラブの頼藤さんに「ポイント決まっていますね。強いですね。」と声をかけていただきます。
頼藤さんは私が高校のころ既に仙台で社会人として活躍していました。テクニックとお金があることでは昔から
定評のある立派なフェンサーです。仙台ベテランに出たいですね。
次は昨年の世界チャンピオンの日下さんと戦います。1 点ハンディを差し上げます。贅沢三昧の庄屋に年貢
を絞られる農民のような気持ちになります。「お庄屋様にオラたちの気持ちは分からねえだよ!このままじゃ、飢
え死にじゃ!」と一揆前夜の気持ちになります。
しょうがないのでそのまま戦います。最近何度もファイティングをしていたので、作戦はできています。最初の
一本はクリクリクリっとシクストに抜いて華麗に決めました。しかし、その後はコントラをもらったり、フレーズ負け
したりして 2-5 で負けました。うーん、イメージどおりには行かないですね。まだ公式戦では勝てないのかな。力
の差はありますね。KODEIC さんに「彼は去年の 60 代フルーレの世界チャンピオンだから、我々は負けても気に
しなくて良いのだよ。」と自分を慰めると同時に彼の心に安らぎを与えてあげます。大きなお世話ですね。
次は KODIEC さんです。彼女の名前はキャロラインさんとかで、日本語を勉強しているようです。お二人とも
陽気なオージーです。旅行に来たついでに試合に出たそうです。安心しました。この試合のためだけに来ていた
ら、ボロ負けばかりで日本の思い出が最悪になりそうですからね。そんなフルーレの腕前です。5-1 で勝ちました。
彼からハンディをもらうのは忍びないですね。でも、仕方ないですね。一揆なんか起こすなよ!
最後はナバール君です。太った彼に対して、なんだかパッセします。ちょっと、何かが狂っていますね。3-5 で
負けてしまいました。彼は上手なフェンサーではないですが、ポイントを上手く取ります。何なのだろうか… 彼に
負けるのは信じられない感じです。後で聞いたら、子供が始めたので自分も始めたそうです。
ということで、2 勝 2 敗で終わりました。昨年は予選落ちだったので、まあまあですね。良しとしましょう。順位
は真ん中ぐらいなので、上位シードと次々と当たるのでしょうか。しょうがないですね。
予選の結果は、日下さん、川口さん、高橋さん、添田さん、成田さんと上位 5 位まで 60 代が占めています。相
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変わらずの様相です。山瀬は 23 位で、その上に仙台の頼藤さん、その上に蛭川さんがいます。強豪もこの辺り
にいるのですね。すこし気が楽になります。予選プールはウォーミングアップでしょうか。DFA では菊池さんが 24
位奥寺さんが 27 位、横山さんは予選落ちしてしまいました。ナバーロ君も 24 位か。
あれれ、松島さんが全敗で予選落ちしているぞ… 仙台一剣会の準構成員なのに… 松島さんッたら 60 代
になって不貞腐れたままですね。もう、ちゃんとしてください。日本フェンシング協会の最下層組織は松島さんが
中心なのですから! 我々はついていきますよ!
エリミが始まるにはまだ、時間がかかります。蛭川さんがいます。「全勝ですか?」「高橋さんと金丸さんに負け
たよ。」だそうです。金丸??信??だべか? そんな訳はない別な人ですかね。静かなブームを呼び起こす窪田さん
は 3 勝 2 敗でした。60 代の宮坂さんと添田さんに敗れたそうです。どうやって、あんなに強い窪田さんに勝つの
かなあ? 恐ろしいですね、60 代!
さてと、エリミの組み合わせです、最初は…じぇじぇ、その金丸さんですね。蛭川さんに勝った強豪ですね。第
10 シードです。その次は第 7 シードの宮坂さんと、さっき戦った奈良クラブの仲川さんの勝者ですね。
最初に宮坂さん対仲川さんの試合です。両者大きな声を出しながら激しい戦いをします。気迫と気合がすご
いです。これですね、フェンシングは。山崎さんが、「なんだか、最初から気合の入った試合やってるね。」と感心
しています。気合の入った一戦は 10-8 で仲川さんが勝ちました。4 点のハンディを乗り越えての勝利ですからた
いしたものです。
その試合の間に金丸さんにご挨拶します。福岡クラブ所属の 50 代で、福岡から来たそうです。気合入ってい
ますね。宮崎の高校からフェンシングを始めて、福岡大学でやっていたそうです。ここ数年は忙しくて世界ベテラ
ン予選や全日本ベテランには出ていないそうです。お子様二人が東京の大学にいるので、今日はそこに泊まる
そうです。なんと、仙台一剣会 HP も見てくださっているようで山瀬のことを知っていました。なんだ、良い人なんで
すね。こんな役に立たない HP を見てくれる人に暇人はいても悪人はいませんからね。
右利きのフレンチヒルトです。フレンチを持つのだからディガージェしてくるのでしょうか、フルーレでフレンチを
持つ人ってのはなんとなく不気味ですね。でも、何かメリットがあるのでしょうね。何なんだろう?
始まります。なんだか、面白いようにアタックが決まります。意外なことに私のアタックって鋭いのかな?
しかし、少しリードするとなんだか出て行かなくなります。そうするとアタックを決められたりします。日下さんの
『次の 1 本!』という考えを定着させないといけませんね。でも相手の剣を叩けるので 8-4 ぐらいで前半が終わりま
す。いいんじゃないですか?
後半になると、リードですっかりテンションが下がっています。なんだかアタックを決められて 8-6 ぐらいになり
ます。やや焦って気持ちを引き締めます。コントラなんか決めて 10-6 で勝ちました。上手く行ったけど反省点も多
いですね。フラットな気持ちでやれないものでしょうかね。試合中ぐらい集中したらいいのにな。
直ぐ次の対戦です。審判の学生に、「年を取ると 1 分の休憩じゃあ無理なんだよね…」と泣きを入れると、「そ
うですよね。本部に訊いてきます。」と言ってくれました。最近の若者は本当に良いですね。長い不況で苦労した
からですね。家貧しくして孝子顕わる、でしたっけ? そして彼の活躍により 3 分の休憩がもらえました。相手は
休憩たっぷりの 40 代です。しかし、先ほど勝っていますし、大丈夫でしょう。
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さあ、始まりました。中川さんは大きな声を出して戦います。アドレナリンたくさん出ているんだろうなとか、大
声は近大の伝統なのかなとか、余計なことばかり頭に浮かびます。集中しろよ。
そんな中でもやはりアタックが決まります。自分を見失いそうな切れ味ですね。思い上がって増長しそうです。
「カミソリアタックだぜぇ!」、なんて自慢したくなります。
その後もリポストもコントラも順調に決まって 10-4 で勝ちました。調子いいのかな?
ビッグネームに勝った
分けではないですし、相性のいい相手に当ったのでしょう。こんな日もありますね。
菊池さんはフォックスさんに負けました。やりにくいけど、菊池さんの方が強いはずだけどな。難しいですね。
これでベスト 8 ですね。竹田さんが来て「次はナバーロと当たるんだよ。どうすればいい?」と訊いてこられま
す。「アタックに合わせてくるよ。微妙なコントラもあるし、思いっきりのコントラもあるよ。ポイント外さなければ勝
てるよ。パッセしないように!」と的確なアドバイスをしてあげます。ナバーロ君、すまんな。知将山瀬本勘助のア
ドバイスを受けて負ける人はいないのだよ。また日本にこいよ、アディオス、アミーゴ!
私の次の対戦相手は第二シードの川口さんか鎌倉の三又さんです。まだ戦っています。大接戦です。8-8 に
なっています。ここから、川口さんがフレーズを上手く使って勝ちました。相変わらず試合巧者ですね。川口さん
に公式戦で勝ったことはありません。去年も一昨年も 0-5 で負けました。練習会の時は勝てるのですが、試合に
なると川口さんの術中に見事にはまります。詐欺師のような巧妙な戦いをする川口さんです。
真田さんが、「チャンスだぞ、絶対勝てよ!」と気合を入れてくださいます。DFA のメンバーも応援に来てくれ
ます。でも、『気合たっぷりで臨む』ってのができないですね。「さてと、じゃあしょうがないからやるかな。」ぐらい
の感じです。風呂掃除を頼まれた時の状況に似ています。だめだよね、宮坂さんや仲川さんの気迫が欲しいで
すね。
ハンディで 0-2 から始まります。アタックが決まり 2-2 になります。ようやく振出ですね。私がアタックして川口
さんが受けたりコントラをしたりが主なやり取りです。リードして追いつかれてという展開です。やはり、スピードを
出しすぎて相手が見えないとコントラを食らいます。自分のスピードで戦わなければなりません。
それでもリードしてハーフタイムになります。みんなのアドバイスは、「そのまま!」ということなので、後半もそ
のまま行きます。意外に素直なカミソリアタック野郎です。
しかし、また追いつかれて 8-8 になります。しぶといなぁ。
ここからアタックかコントラか覚えていませんが、私のランプだけがついて 9-8 です。
そして、川口さんがフレッシュで飛んできます。カルトパラードしますが、通り過ぎていきました。エイッていう感
じで振り向きざまに突いてみたら、逃げる川口さんの背中を突けました。やったー!勝った!
ベスト 4 じゃあないですか!メダル確定ですね!びっくりしますね。皆様が祝福に来てくださいます。皆様も驚
かれています。マグレってありますね。
川口さんは、「ベテランの戦いでもまれてしつこくなりましたね。」とおっしゃいます。自分では分かりませんが、
しつこくなったのでしょうか。川口さんに言われると嬉しいです。
さてと… ベスト 4 は誰かな? まず蛭川さんです。山崎さんや井出さんに勝って上がってきています。影の最
強とお呼びしていましたが、やはりそうですね。相当強いです。
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蛭川さんの相手は…ナバーロ君
…エッ、君かい! 日下さんに勝った
竹田さんを破り出てきました。ははー
ん、竹田さんったらパッセし捲くりまし
たね。ナバーロ君、君もマグレだね。
マグレ仲間がいて良かったです。
私の相手は、TYSHCENCO さんと
いうオーストラリアの方です。窪田さ
ん、高橋さん、頼藤さんという強豪を倒してきています。当たり前に強そうですね。しかし、やってやります!山崎
さんが、「どうせなら決勝まで行きましょうよ!」と励ましてくれます。予選プールで彼に勝った菊池さんがアドバイ
スを下さいますが、何だったか覚えていません。
とにかく、BEST4 のコールです。台東ベテラン以来ですね。でも、大会の規模は違います。嬉しいもんです。
さてと、試合が始まります。TYSHCENCO さんは 40 代なのでハンディをもらいます。2-0 からですね。スコアー
は覚えていませんが、出だしは絶好調でアタックなんかも決まります。しかし、途中から相手の大きさとパワーで
出足を封じられていきます。なんか駄目ですね。意識しすぎですね。いつも通りにやればいいのに、余計なことを
考え過ぎです。考え過ぎた挙句に単純な攻撃をするからもっと駄目です。考える方向性が間違っているのです
ね。結局 6-10 で負けました。応援いただいた皆様、申し訳ありませんでした。
気持ちの良いアタックは何本か決まりましたが、総じて相手の得意な世界で戦ったみたいです。もっともっと
大人の戦いをしなければだめです。技を磨いても足りません、試合に勝つための思考方法が必要です。レッスン
じゃ身に着かないものですね。普段からもっともっと、考えて考えて考えてやらないと…
でもそんな結果でしたが、皆様から優しい言葉をかけていただきました。私もですが皆様も私の三位に驚い
ているようです。ありがとうございました。
2009 年に 35 年ぶりぐらいに再開した時は、まぐれでもこんな大会でメダルがもらえるとは思いませんでした。
4 年で少しは強くなったのですかね。近藤師匠の指導、DFA メンバーとの切磋琢磨、鎌倉の皆さんとのファイティ
ング、ベテランの皆様のご指導など皆様に助けていただきました。ありがとうございました。
武石さんが観戦に来ています。祝福の言葉をいただきます。偉いですよね。全日本でも優勝を何回もしてい
て、自分の 3 位の時なんかどうでもいいと思っているのに、私の 3 位には本当に喜んでくださいます。ここが武石
さんの魅力ですよね。「HP 見たけど、世界ベテランで毎年一歩づつ上がって行って、あと 5 年で優勝するんだっ
て? 頑張れよ。俺は 55 の時に最初のメダルもらったな。」だそうです。またファイティングやりましょうね!
決勝はあまり見ていませんでしたが、蛭川さんが勝ちました。初優勝おめでとうございます。影の最強男は表
の最強男になりました。
女子フルーレは竹生さんが優勝して天利さんが二位だそうです。高校以来の念願がかなったのではないでし
ょうか。竹生さんおめでとうございます。
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窪田さんと昼飯を食べに行こうという話になります。今回は昼飯のタダ券が配られました。桜なんとかというブ
ッフェみたいなところだそうです。ナバーロ君、も連れて行ってあげます。途中でステファン・フォックスさんも拾っ
て一緒に行きます。高校生に道を聞いたら、案内してくれました。素晴らしいですね、最近の若者!
オーダーの仕組みを聞いてみんなに教えてあげます。豊富に色々あります。ステファン・フォックスさんが、
「去年の浅草のカレーは不味かったな!ゲボーだったな。」と言います。ブルガリアのホテルの飯の不味さを表
現した時と似ています。オモロイおっさんです。
フォックスさんが言うには日本のフェンシングは変なんだそうです。ヨーロッパではフルーレはドンドン出て行
けと教わるそうです。でも、日本人はじっくり戦うので、相当に違和感があるようです。
竹田さんや宮脇さんも合流します。隣のテーブルにレスリングの伊調馨選手が座りました。開会式で「有名な
選手がいても写真を取ったりサインをねだったりしてはならぬ。ならぬことはならぬのです。」と言われたので我
慢します。ナバーロ君に「あの女性は金メダル三個持ってるんだぞ。」とこっそり教えると、興奮して写真を撮りそ
うになるので押さえ込みました。陽気なフィリピーノはデインジャラスです。
東大の吉川さんも来ました。博士論文の研究テーマを聞きますと、「イソップは紀元前からある話をまとめた
もので、その影響は広範囲に及んでいます。それを調べています。」というようなことでした。日本で最初に翻訳
された洋書も宣教師が持ち込んだイソップで、訳としては天草版が残っているそうです。アンデルセンとかグリム
とかの童話とは年季が違うのだそうです。面白いですね。研究って感じですね。
ウドンとたっぷりのオカズを取りましたが、窪田さんが牛丼汁抜きを食べているのを見て、牛丼ツユダクを食
べたくなりました。ついでに野菜ジュースも取ってきます。ナバーロ君がそれは何だと聞くので、「健康のための
野菜ジュースだ!健康には気をつけないとな!」と偉そうに説明します。ナバーロ君は痛風ですからね。その後、
吉川さんに「こんだけ食べて健康もクソもないよな。」と自嘲します。試合で頭がおかしくなったのですね。満腹中
枢に異状が出ています。気をつけなきゃ。
シャワーを浴びて着替えます。会場に戻ると私の私服を見てナバーロ君が、「表彰式があるのにジーンズで
いいのか?」と言います。「今はカジュアリティーの時代やで。」と答えます。彼も表彰式を楽しみにしています。
試合の後遺症で首から上が熱っぽいです。アイスパックに氷を詰めて冷やします。頭にアイスパックを載せた
馬鹿面は皆様にはもうおなじみですよね。何度も氷を交換します。本当に熱がありますね。こんな経験は初めて
です。違うモードに入っていたのでしょうか。普通の人は、膝や腿をアイシングします。一番無理をさせたところを
冷やします。私の一番無理をした部位は頭だったのか? 頭弱いですね。
エペをやっています。KODEIC さん、エペは強いですね。頑張っていました。
真田さんがベスト 8 に残り小坂さんという方と戦い、4-10 ぐらいで負けました。西さんによりますと、ランキング
戦でもベスト 8 に入るような強豪だそうです。真田さんにも刺激が必要ですからね。こんな日もあるでしょう。精進
ですよ、先輩!
準決勝は小坂さんと鈴木さん、井出さんと 60 代の方です。井出さんはノンコンバッティビティからロースコアー
で競り勝つという得意の戦術で勝ちます。鈴木さんは攻めて勝ちました。
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決勝は井出さん対鈴木さんです。ハンディを返した鈴木さんですが、その後は競り合います。鈴木さんが得
意のフレッシュをしても、井出さんが後ろに跳びながら腕を突いてドゥーブルです。凄い反射神経と技術ですね。
タイムアップで延長戦です。井出さんのアタックが腕に鮮やかに決まって終わりました。井出さん二連覇ですね。
井出さんにあのフレッシュを封じる技についてお伺いしますと、「いつもの鈴木さんはバッテしてからフレッシュ
をするから反応できないのですが、今日はバッテしてこなかったから反応できました。あの突き方は練習していま
す。」ということでした。やはり練習ですね。
しかし、フルーレでナバーロ君や山瀬が BEST4 に残ったのに比べると、エペはちゃんとした人が残っています
ね。エペの方がマグレが多そうですが、フルーレの方に多いのですかね。意外ですね。
女子のエペは山田さんが優勝しました。世界ベテランの団体戦以来乗っていますかね!
蛭川さんに「優勝おめでとうございます。優勝の商品はブレードですかね。シューズかな?」と言いますと、「何
もないよ。あそこに並べてあるメダルとかだけだよ。」「えー、そうなんですか、全日本なのに!三位ならソックスぐ
らいもらえると思っていたのに。」目の前が真っ暗になりました。ワイヤーでもなんでもくれたらいいのに…
サーブルは DFA からたくさん出ます。田中さんは予選落ちだったかも? エリミで横山さんが負けて、菊池さ
んも靴が滑ってスコーンと出足払いを食らったような転び方で膝を強打して負けました。唯一、古谷さんが準決
勝に残りましたが、鎌倉の山田さんに負けます。古谷さんのアタックが決まるので、ドンドン出て行けば良いのに
と思うのですが、そんな簡単な話でもないのでしょうね。
優勝は瀋陽在住のオーストラリアのおじさんです。準決勝でシンガポールの人に勝った後に、おめでとうと言
いますと、「下手なフェンサーだとフレーズがグチャグチャになって審判もミスジャッジばかりするから厭になる
ぜ!」というコメントでした。なるほど、試合後のコメントの感性は日本人とは違いますね。
結局、このオーストラリアのおっさんが優勝しました。外人の初優勝だそうです。この大会の国際化のシンボ
ルですね。おめでとうございます。
女子サーブルは田中さんが優勝したと思いますが、自
信ありません。立花さんが銅メダルだと思います。
表彰式で、賞状とメダルをもらいました。立派な重い銅メ
ダルで腰を痛めそうになりました。大袈裟ですね、すみませ
ん。とても嬉しかったものですから、つい。優勝者はクリスタ
ルももらえます。羨ましいですね。
フルーレの 4 人で仲良く記念撮影をします。
TYSHCENCO さんと握手をすると、”You are good fencer.”
と言ってくださいました。お世辞でも嬉しいですね。
DFA は竹生さんの金・天利さんの銀・立花さんと古谷さ
んと山瀬の銅でしょうか、頑張っていますね。DFA で記念撮
影をしたりしてからナショナルトレセン一階のパーティ会場
に行きます。5000 円の会費ですが、申し分のない食べ物が
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運ばれています。中トロの寿司なんか最高でした。天麩羅もその場であげてくれるし、本当に美味しかったです。
これならフォックスさんも喜んでくれたでしょう。
ナバーロ君と話していると、立花さんが「どうして二人はそんなに仲がいいの?」とお尋ねになられますので、
バルナから今日までの経緯をお話しますと、そんなことは関係なかったみたいで「背も同じぐらいだし、小太りだ
し面白いわねあなたたち。あはははは!」だそうです。そう言われてもなぁ。
日下さんが何かのきっかけでバブル時代の話を始めました。「バブルの時だって、営業じゃないし別にいいこ
となかったよ。なあ山瀬!」とおっしゃいます。同じ技術系エンジニアに同意を求めてきました。「そうですね…、
あのころは、本社に出張したりすると、銀座・赤坂・六本木・麻布で旨い物を食べたり、綺麗なおねえさんのいる
店に行ったりというのがしょっちゅうあり、楽しく過ごしていました。」とお答えしますと、「もうお前には絶対負けな
いからな!」と闘志をむき出しになさいます。失敗したな、「新橋で焼き鳥食うのが関の山でした…」ぐらいに言っ
ておけばよかったな。でも、日下さんは今までも私には負けてなかったと思いますが…。
ということでパーティも終わり解散しました。とてもいい一日でした。
月曜日は午前中に八重洲の本社で打ち合わせがあったので、帰りにダイソーで賞状を入れる額を買いまし
た。105 円ではなく、210 円の方ですぜ。昼飯は自分へのご褒美ということで、吉野家で頭の大盛り(ご飯は並で
具だけ大盛りという超豪華牛丼)を頼みました。380 円です。バブルが終わってデフレが終わらない今はこんな感
じです。ですからお許しください、日下さん!
皆様、ありがとうございました。
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