政 策 評 価 調 書 整 理 番 号 8 作成年月日 平成25年6月 基 本 理 念 東アジアに輝く交流の島づくり 施 策 の 大 綱 固有の歴史文化を発信し、交流の活発な人とまち 施 韓国をはじめとする東アジア都市との国際交流の促進 策 国境を越えた文化交流を充実します 重 点 項 目 事 業名 予 算 所 属 厳原港まつり対馬アリラン祭(H16∼H24)・厳原港まつり(H25∼) 会計 一般会計 款 商工費 観光物産推進本 部 部 項 商工費 目 観光費 実施年度 細目 課 評価者 平成16年度∼ 対馬アリラン祭振興事業 職 副本部長 氏名 平山 哲正 Ⅰ.事業の概要等 1 現状と課題(現状または開始当初と現況比較) 対馬最大の夏祭りとして定着している厳原港まつり対馬アリラン祭は、商工会青年部が中心となり運営し、島内外を問わず老若男女誰でもが楽し めるイベントとして定着しており、毎年3万人を超える見物客を動員している。 中でもメインイベントである朝鮮通信使行列パレードには、国内外から参加希望者や見物客があふれ日本や韓国メディアからも注目を浴びてい る。また、この日は韓国から国際航路も1日2便体制で運航されるなど韓国からの観光客も多数来島され、島内の宿泊施設は満室の状態になる程、 地域経済に多大な効果を表すとともに、日韓交流、(国内)地域間交流の場としても成果を上げている。 Ⅱ.事業の目的・成果・評価指標等 1 対象(誰、何を対象にしているのか) 朝鮮通信使行列、舟グロー、演芸の夕べ、花火大会など、対馬市民誰もが気軽に参加し或いは楽しく見学できる祭りで、国内外からも多数の観光 客を誘致している。 2 目的や成果(対象を最終的にどういう状態や結果にしたいのか) かつての朝鮮通信使行列が日韓交流の礎であるように、このイベントにより対馬が日韓交流の島として国内外に広く認識され、国内外からの観光 客を誘致することにより、交流人口の拡大、地域活性化及び地域経済活動の向上を図る。 3 事業実施のコスト 実 績 ・ 計 全体計画 画 ∼ 国 財 県 源 起 内 そ 訳 一 庫 支 支 平成24年度 平成25年度 (前々年度) (前年度) (当年度) (翌年度) (翌々年度以降) 実績 実績 計画(見込) 計画 計画 金 3,310 債 の 他 の 般 件 合 特 定 財 平成26年度 平成27年度以降 金 出 計 人 出 年度 平成23年度 財 3,310 3,310 3,310 3,310 源 源 (千円) ① 3,310 3,310 3,310 3,310 3,310 0 6,620 6,620 6,620 6,620 6,620 0 6,620 6,620 6,620 6,620 6,620 費 (千円) ② 計 (千円) ①+② 4 具体的な事務事業内容 ・平成24年度(前年度)の実績 厳原港まつり対馬アリラン祭補助金:6,620千円 観客数 ・平成25年度(当該年度)の計画(見込) 厳原港まつり補助金:6,620千円 観客数 30,000人 ・平成26年度(翌年度)の計画 厳原港まつり補助金:6,620千円 30,000人 観客数 29,000人 5 成果指標の達成状況 全体計画 実績・計画 単 位 指 標 対 馬 み な と 祭 開 催 名 活 指 動 標 指 名 標 回 % ∼ 年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度以降 (前々年度) (前年度) (当年度) (翌年度) (翌々年度以降) 実績 実績 計画(見込) 計画 目標値 1 1 実績値 1 1 達成率 100.0 100.0 平成23年度 (前々年度) 実績 計画 1 1 1 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度以降 (前年度) (当年度) (翌年度) (翌々年度以降) 実績 計画(見込) 計画 計画 目標値 実績値 % 達成率 目標値 指 標 名 実績値 % 達成率 全体計画 実績・計画 単 位 指 標 イベントの参加人数 名 成 指 果 標 指 名 標 % ∼ 年度 目標値 35,000 35,000 実績値 35,000 29,000 達成率 100.0 82.9 30,000 30,000 30,000 目標値 実績値 % 達成率 目標値 指 標 名 実績値 % 達成率 Ⅲ.事務事業の評価 観 点 評 ・既に目的が達成され、事業の必要性が薄れていないか。 ■ 薄れていない 必 ・事業を取り巻く環境、社会情勢の変化に適応しているか。 ■ 適応している 要 民間への事業移管・移譲又は市民協働(共催、委託、補助 性 ・ □ 適当(可能)でない 等)により実施することが適当(可能)ではないか。 事業の実施により、費用や業務量に見合った活動結果が得 ・ られているか。 効 必要な活動結果がより少ない費用や業務量で得られる手法 率 ・ に代えられないか。 性 同一の費用や業務量でより大きな活動結果が得られる手法 ・ に代えられないか。 ・成果指標の達成に十分寄与する手法となっているか。 有 効 ・事業効果をさらに向上させる余地はないか。 性 有効性を高めるため、さらに関係機関と連携する余地はな ・ いか。 ■ 継続 総 合 評 価 □ 終了 □ 休止 価 □ 一部薄れている □ 薄れてしまっている □ 一部適応していない □ 適応してない ■ 一部適当(可能)でない □ 適当(可能)である ■ 得られている □ 一部得られている □ 得られていない ■ 代えられない □ 一部代えられる □ 代えられる ■ 代えられない □ 一部代えられる □ 代えられる ■ なっている □ 一部なっていない □ なっていない □ 余地はない ■ 一部余地がある □ 余地がある □ 余地はない ■ 一部余地がある □ 余地がある □ 廃止 □ 見直し ( □ 拡充 □ 縮小 □ 統合 □ 改善 ) (説 明) 厳原みなと祭は、地域内交流の場としてはもちろん、国内外にかなり認知され、見物客も通常3万人以上の対馬を代表する一大 イベントである。今後も観光事業の活性化、日韓交流の促進に取り組んで行く上でも、対馬市の情報発信の場として重要な役割を 担っている。昨年(H24)は過去最大(15万人)の韓国人観光客を誘客するなど地道な取組が実を結び初めている。 Ⅳ.今後の改善策等 商工会青年部が中心となり既に補助金以外の寄付金や協賛金は500万円以上を集めている状況であり、景気低迷の現状ではこれ以上は難しいと 思われるが、厳原港まつり振興会はもちろんの事、朝鮮通信使行列振興会、対馬国際交流協会、対馬福岡事務所、対馬市釜山事務所と協議しなが ら、島外、国外の周辺地域に祭の周知度を上げる取組を行い参加者数の増客を図って行く。 Ⅴ.委員会評価 ■ 継続 □ 終了 □ 休止 □ 廃止 □ 見直し ( □ 拡充 □ 縮小 □ 統合 □ 改善 ) (意見等) 本事業は地域内交流・日韓交流の場として、国内外に認知され観客数も3万人を超える対馬市を代表するイベントとなっている。 本年度は祭りの名称から「アリラン祭」を削除し朝鮮通信史行列を中止するなどの変更があったが、今後も対馬市の観光交流の促進媒体として継 続して開催の助成を行っていくこととし魅力あるイベントの企画及び情報発信に努め、誘客の増加を図る。
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