ÿþT aro - 九州大谷短期大学

2013年度
(平成25年度)
授
業
-
要
シ
ラ
バ
ス
仏
教
学
科
覧
-
九州大谷短期大学
はじめに
この『授業要覧(シラバス)』には、本年度本学で開設する全ての学科目の授業計画
が、学科・フィールド別に収録されています。
学生諸君が、意欲的で充実した学習にとりくみ、より豊かな実りが得られることを意図
して作成したものです。
○「本学の願い」は、本学がどのような人材の育成を念願としているかについて、仏教
の精神にもとづくその基本理念を述べており、教職員・学生諸君ともに、この理念
の実現を共通の課題として学園生活が営まれることを念願しております。
○基礎科目および各学科・フィールドの基本方針は、「本学の願い」を基礎に、それ
ぞれの領域でどのようなことを教育の基本として、その方針の徹底のために具体的
にどのような課題をもって教育を実践するかを記したものです。
○基礎科目一覧・専門科目一覧は、上記の方針にもとづく開講科目の一覧です。
○科目別授業計画は、個別の科目ごとにどのような学習をするかをまとめたもので、
事前の学習課題、習得すべき事項、参考文献等も提示しています。
この『授業要覧(シラバス)』は学生諸君に活用してもらいながら、充実をはかっていき
たいと考えています。常に携帯して日々の学習事項を確かめるとともに、主体的で、計
画的な学習のために役立てるようにして下さい。
九州大谷短期大学
目
次
Ⅰ-1.真宗大谷学園存立の精神 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-2.本学の願い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-3.人間の基礎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ-1.基礎科目の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-2.基礎科目一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-3.科目別授業計画(基礎科目) ・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅲ-1.仏教学科の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-2.専門科目一覧 (1年生配当科目) ・・・・・・・・・
-3.科目別授業計画(1年生配当科目) ・・・・・・・・・
-4.専門科目一覧 (2年生配当科目) ・・・・・・・・・
-5.科目別授業計画(2年生配当科目) ・・・・・・・・・
1
3
4
11
13
14
47
51
53
77
79
Ⅰ-1.真宗大谷学園存立の精神
【設立の願い】
浄土真宗の精神を
世界に開くことを使命とする
真宗大谷派(東本願寺)は、仏教の叡智に基づき、親鸞が明らかにした浄土真宗の精神を世界に
開くために、真宗大谷学園を設立した。
すなわち、本学園は、高等教育、中等教育、幼児教育を実践する教育機関であり、豊かな人間性の
養成と健全な人格の育成をめざして、教育と研究の事業を推進するものである。
【教育の理念】
人間をエゴイズムから
解放する教育と研究
真宗大谷学園※1は、真宗の精神の研鑽の場として、1665年開設以来の長い伝統をもつ学寮を起
源とする。
明治期、本学園の礎を築いた清沢満之は、その志願を「真宗大学開校の辞」に明確に言い尽して
いる。
本学は他の学校とは異りまして宗教学校なること、殊に仏教の中に於て浄土真宗の学場であ
ります。
即ち我々が信奉する本願他力の宗義に基きまして、我々に於て最大事件なる自己の信念の確
立の上に、其信仰を他に伝へる、即ち自信教人信※2の誠を尽すべき人物を養成するのが、
本学の特質であります。
清沢満之は、「自己とは何ぞや※3」という問いこそが、人間にとっての根本的課題であると表明した。
それは、急速に近代化する時代の中で、人間が根底に持つエゴイズムから解放されなければ、互い
に傷つけ合い、孤立へ向かうという、潜在的問題をいち早く見抜いたということである。
この問いを共有し、学ぶ場が本学園である。
【教育の方針】
真の独立者として
相互敬愛の心を有する人物を育成する
じしんきょうにんしん
自信教人信の誠を尽すべき人物の養成は、仏教の智慧のもとに、自らを問う中で、初めて他者と共
にある自己に出会うことである。
そのような学びを本学園では「人間学」と名づける。
この「人間学」によって育つ相互敬愛の心を有する人物を「真の独立者」という。
それはすなわち親鸞の説く「同朋」の精神に立って生きることである。
※1
「真宗大谷学園」
この法人は、真宗の精神に則り、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、真宗大谷
派の設立に係る教育機関を継承して、これを経営し維持することを目的とする。(真宗大谷学園
寄附行為第4条)
※2
「自信教人信(じしんきょうにんしん)」
「自信教人信」とは、親鸞が主著『教行信証』において、善導の『往生礼讃』より引用した言葉であ
る。
教育(「教人信」)は、自己を知る(「自信」)ことにおいて成立する。「自己を知る」とは、我々が根底
に持つエゴイズムの自覚である。それは、近代的理性のみを是とする〝驕り〟の文化への気づき
でもある。「真宗の精神」は、このような人間凝視を可能とするものである。
それは教育の実践において、自己を問い続け、有限なる自己(理性の有限性)を再認識すること
で「共生」の世界に立つことである。このような実践者を、「自信教人信の誠を尽すべき人物」と称
するのである。
※3
「自己とは何ぞや」
清沢満之は『臘扇記(ろうせんき)』において、古代ギリシャ以来の「汝自身を知れ」という人類の普
遍的課題を仏教の智慧によって「自己とは何ぞや 是れ人世の根本的問題なり」と表現している。
(2010年12月22日 理事会・評議員会承認)
Ⅰ-2.本学の願い
本学は、親鸞聖人が浄土真宗の名をもって明らかにされた仏教の精神にもとづき、自他への人間
的自覚をうながし、真に自主的かつ社会的な人材の育成をはかることを教育の本旨とする。
「人生の主体者となる」
自主的かつ社会的な人格の形成は、この人生が、自分にとって一度だけの、かけがえのない人
生であることの目覚めから始まる。いま、自身としてあたえられているいのちに厳粛な感動をおぼえ
るとき、人は、人生の傍観者であることをやめて、人生の責任ある主体者へと生まれかわる。
本学は、そのような主体者を生み出す場となることを願いとする。
「共に歴史と世界を生きる」
いのちは、自分の思いに先立ってあたえられ、鼓動していた。この事実は、いのちが、人の自意
識をこえた深さと豊かさをひめていることを物語る。いいかえれば、一人のいのちに人類・民族の歴
史がやどり、一人のいのちが、人間はもとより、いっさいの生物・自然におよぶ世界と関わりあってい
るのである。したがって、自分の人生の主体者となるとは、いのちを私有化し、恣意的に人生を生き
ることではけっしてない。逆に、より根源的に、自身にまでとどいている歴史と世界に眼をひらき、そ
の課題を担って生きる者となることを意味する。それはまた、他者との出会いを通して自己をたしか
め、他者と共に生きようとすることでもある。
本学は、そのような、共に歩む者としての場をひらき、確保することを願いとするものである。
「問いを学ぶ」
歴史と世界の課題を共に生きようとする者にとって、なによりも学びが重視されねばならない。学
問とは、文字どおり問いを学ぶことである。もとより先人の残された答えをあとづけることなしに、学び
はなりたたない。ただ、そのことに終始するならば、たんなる先人の模倣者となるにすぎず、真に主
体的な生活者となることはできない。
本学における学びは、どのような些細な疑問、なにげない問いもみすごさず、それを共にたずね
深めていく歩みとなることを願いとする。
以上、本学が志向する教育は、教える側と教えられる側とが、人生を共に生きる者として、平等に
出会うことによってのみ成立する。したがって、本学は教職員・学生すべての構成員において、本学
がそうした出会いの場として機能することを根本の願いとするものである。
(1993年4月
表明)
Ⅰ-3.人間の基礎
人間の基礎
・人間学
①御命日勤行・大学報恩講
②人間学講義
③仏教讃歌講義
④人間学座談
・自己との出会い
・社会との出会い
・人権論
本学は、仏教の精神、なかんずく親鸞聖人が浄土真宗の名をもって明らかにされた精神を教育
の基本にしており、それは「本学の願い」(前ページ掲載)として表現されている。
私たちのこれまでの学びは、近代の理性を大前提としてそれを基礎にして成り立ってきた。なるほ
どそれは神からの人間の自由であった。しかし人間の理性がおちいる諸問題については見落とされ
たままで現代の混乱を迎えている。例えていえば、幼児のことを学んでいきながら幼児が見えなくな
るとしたら、その学びは何なのだろうか。
学びに関していえば、近代においては、人間の精神を探求していく学びは「学」として成立してい
く過程で並列された、幾多の教科目の一つとして位置づけられてきた。そのために各教科目が分化
され複雑化されて、概念操作の檻の中で逆に人間が見えなくなってしまい、しかもその現実を問い
直すことも出来なくなったという歴史的事実がある。人間を考えたはずの学問が抱えてしまった、人
間そのものに対する鈍感さという不幸であるといえよう。
本来の学問は、この学問の不幸を克服しつつ、より人間を学ぶ「学」としてあらねばならない。
本学における人間の学びは、現在開設されている幾多の教科目の中の一科目という位置ではな
い。いわば各教科目の基礎にその根源として見いだされる精神、人間を学ぶ学びの基礎としての精
神、つまり「人間の基礎」である。従ってその精神は、本学共有の精神なのである。
そして、その精神を特に全学で具体的に確認するために、(1)「全学の集い」、(2)「自己との出
会い、社会との出会い」が準備されている。
皆さんの積極的な参加を願うものである。
学びの基礎の全学的確認
(1)「人間学」
(2)「自己との出会い」・「社会との出会い」
(1)人間学
人間学とは、文字どおり「人間」を「学」ぶ、本学のすべての学びの基軸となる学びです。私たちは、
自分自身で自分自身を知ることはできません。例えば、あなたはあなた自身を自分の眼で見ること
ができるでしょうか?
そのようなとき、私たちは鏡を通して自分を見ることになります。それと同様に、
人間が人間を学ぶためには、人間を写す鏡が必要なのです。本学に学ぶ者(学生・教職員)にとっ
て、その鏡とは、「本学の願い」にあらわされた建学の精神、「浄土真宗」です。建学の精神を通して、
今まで気づきもしなかった自分自身と出遇い、そして周りの人々(他者)を発見するのです。自分自
身とまわりを見出し、受け容れたとき、私たちは、たとえどのような境遇にあろうとも、勇気と情熱をも
って歩みはじめることができるのです。
そんなはつらつとした人間を生み出す場として、「人間学」は次の4つの時間によって構成されて
います。
①御命日勤行・大学報恩講
ご め い に ち ご ん ぎ よ う
だ い が く ほ う お ん こ う
月1回の御命日勤行および12月の大学報恩講(7ページ)では、本学に関わる全ての者が集い、
ほんがん
建学の精神に自分自身を学びます。如来の本願に出遇い、人間を見いだし、人間の課題に生き
られた親鸞聖人の出遇いと感動のうた、「正信偈」をおつとめし讃歌を唱和します。また、学生・教
し ん ら ん し よ う に ん
し よ う し ん げ
職員の代表が感話(8~9ページ参照)を行ない、教員の代表が「本学の願い」をテーマに講話を行
います。
②人間学講義
私たちに先立ってさまざまな問題に苦悩され、それをとおして自らを問い、生きる勇気と情熱を見
出していかれた先輩方の歩みと出遇い、現代社会に人間として生きていく課題を学びます。
③仏教讃歌講義
人生には、私たちの思いに先立って、私たちに呼びかけ、育てつづけてくださっているはたらきが
あります。それを「仏陀(正覚者)」としていただいた人々は、そのはたらきに感謝し、そのはたらき
ブ
ツ
ダ
た た
を讃えるたくさんの「うた」を私たちに伝えてくださいました。それが仏教讃歌といわれます。私たち
は仏教讃歌を唱和することをとおして、人間としての輝きとぬくもりを改めて発見することでしょう。
④人間学座談
ご め い に ち ご ん ぎ よ う
だ い が く ほ う お ん こ う
御命日勤行・大学報恩講で作成した感想文を素材として、前・後期の最後のまとめの時間にク
ラス単位で座談を行います。クラス担任の先生も座談メンバーの一人です。みんなの声にじっと耳を
澄ます中で、私の課題・私たちの課題を見出す時間です。
●大学報恩講について
し ゅ う そ し ん ら ん し ょ う に ん
宗祖親鸞聖人のご生涯は、人と生まれた意義と生きる課題を明らかにされた歩みでした。宗祖
で
あ
ブ
ツ
ダ
お ん
お ん
の没後、その教えに出遇った人々は、仏陀(正覚者)のご恩、宗祖のご恩を確認しこたえるために
ほ う お ん こ う
集いをもち、報恩講として、今日に至るまで津々浦々でおつとめされています。本学において最も
大切な行事です。
●御命日勤行について
ご め い に ち ご ん ぎ ょ う
宗祖親鸞聖人の御命日を縁として、毎月全学で御命日勤行を勤めています。私たちが生きる
ブ
ツ
ダ
上で忘れてはならない「いのちの課題」を、仏陀(正覚者)の教えに共に学び遇う「いのちの日」で
あります。
〈御命日勤行
次第〉
時間
14:30~14:40
時間:14:40~15:45
会場:大谷講堂
内容
入場
①
(黙念の時)
そ う ら い
14:42
② 開
③ 讃
ご
14:45
ん
会
歌
ぎ
④ 勤
よ
う
行
(総礼)
「三帰依」「真宗宗歌」
さ
ん
き
え
し よ う し ん げ
ど う ぼ う ほ う さ ん し き
「正信偈」(同朋奉讃式)
し よ う し ん げ
ブ
ツ
ダ
宗祖親鸞聖人が著された「正信偈」は、仏陀(正覚者)の
願いに出遇い、わが身に気づき、生きる勇気と希望をた
たえた歌です。
耳をすませ、一人になって唱和してみてください。
15:00
⑤ 感
話
学生・教職員
学生および教職員の代表が「出遇い」をテーマに感話を
します。
え
こ
う
15:15
⑥ 讃
歌
「回向」
15:20
⑦ 講
話
教員
教員が、「本学の願い」をテーマに講話をします。
15:40
⑧ 大学歌
「ひとつの道に」
し よ う よ う か
/逍遥歌
「新しかいのち」
15:45
⑨ 讃
⑩ 閉
「恩徳讃Ⅰ」「恩徳讃Ⅱ」
(総礼)
15:50~16:10
各クラスで「人間学ノート」を記入
お ん ど く さ ん
歌
会
お ん ど く さ ん
そ う ら い
御命日勤行を通して感じたこと、考えたことをまとめます。
(次第、内容等は変更になる場合があります。)
●感話について
1)感話とは
感話とは、自分の体験を通して、自分自身が感じたことを、出来るだけ素直な言葉で、みんなの
前で語ること。他でもない、自分自身のことを語るのです。それはもしかすると、普段は「あまり話した
くない」と思っていることなのかもしれません。
で
あ
2)感話のテーマ 「出遇い」
「遇」には、たまたまであう、思いがけずであう、思ってもみなかったことにであうという意味がありま
で
あ
す。単に人と人とがであうということではありません。「であっても出遇っていない」ということがある
で
あ
で
あ
のです。あなた自身の思いがけない「出遇い」、あなた自身を変えた「出遇い」、あなた自身に気
で
あ
づかされた「出遇い」について語ってください。
3)感話の目的
「自己を問い、自己に出遇い、他者を見いだす」
何を語ろうかと考えるところで、自分自身のこれまでの歩みについて改めて考えさせられるという
ことが起こります。実際に語ることによってこれまで気づいていなかったことに気づいたり、感じたりす
ることがあります。語った後に、語ったことについて考えさせられることもあります。
聞く人は、感話する人の話と自分自身の体験を重ね合わせて自己を見つめ直すことになります。
4)感話のポイント
感話は、「よい話」ではありません。また、オチが必要なお話でもありません。抽象的な話にならな
いように、聞いている人にその時の情景が思い浮かぶような言葉で語りかけてください。話を作るの
ではありません。あるがままの自分の言葉を表現し、そしてまわりの人々に受け入れてもらったという
体験が大事なのです。
感話は、話す人も聞く人も共に開かれていくいとなみです。
5)感話をするにあたって
クラス担当の先生と相談してください。いろいろと話しあう中で、本当に語りたいことが浮かび上が
ってくると思います。
6)感話後について
感話が終わったら、クラス担当の先生に原稿を提出してください。(誤字・脱字が無いか、確認し
てもらいましょう。)
提出された原稿は、本学が発行する『人身受け難し(感話・講話集)』に掲載されます。
●座談について
1)座談とは
ご め い に ち ご ん ぎ よ う
だ い が く ほ う お ん こ う
御命日勤行や大学報恩講で感話・講話を聞くと、思いがけない人の思いがけない話に驚いた
り、心が大きく揺さぶられることがあります。その時の思いを感想文にして提出します。しかし、感想
文の提出だけで終らせるのは何かもったいない気がします。その時の思いや気づきを誰かと分かち
合いたいのです。
座談とは、感話や講話を聞き流して終わるのではなく、その時気づかされた大切なことをはっきり
心の奥にとどめるために、感想文をひとつの素材として、クラス単位で行う語り合いです。
2)平等の出遇い
かたちの上では高校時代までのロングホームルームをイメージしてください。ただ、通常の講義の
ように教員が講義をするのではありません。基本的にその場は平座であり、教員も座談メンバーの一
人という立場で語り合いに参加しながら対話を深め、学生と教員が共に建学の精神を尋ねていきま
す。
「本学が志向する教育は、教える側と教えられる側とが、人生を共に生きる者として、平等に
出会うことによってのみ成立する。」
(「本学の願い」より)
3)共感の場
「座談」とは、何らかの答え合わせする場ではなく、それぞれが自分自身の課題(問い)をハッキリ
させていく場と考えてください。他者の言葉に触れて、自分自身の課題を見出す。しかも私の課題
は、実は私一人の課題ではなく、「私たちの課題」でもあったということを発見し、うなずき合うのです。
共感の場が開かれることが願われています。
じんじょう
大谷講堂晨朝勤行について
本学では、毎朝、晨朝勤行をお勤めしています。どなたでも参加できます。ぜひお参り下さい。
大谷講堂でお勤めします。なお、参加の際は、念珠を持参して下さい。
1.期日
大学開業日(土日祝日、夏季、冬季の事務室休業日以外)
2.時間
原則として午前8時40分~55分
(変更の場合、大谷講堂前の掲示板に掲示されます。)
3.内容
正信偈同朋奉讃式
和讃繰り読み(『九州大谷短期大学勤行集』)
感話
4.特別な勤行
①修正会
一年の初めに荘厳を整え、身も心もひきしめ、仏恩報謝の思いをもって新しい年にのぞむ仏事で
す。
②御命日
親鸞聖人の御命日(28日)のお勤めです。8時35分開始とします。通常の内容に加えて、3分間
の法話があります。
(2)自己との出会い・社会との出会い
本学の願いを授業の中で具体化する試みとして、本学では、「自己との出会い」、「社会との出会
い」の各科目を設定しています。木曜4限の時間を使い、1年次前期に「自己との出会い」、2年次後
期に「社会との出会い」をそれぞれ必修科目として全学生が受講します。
「自己との出会い」は、各学科をまたぐ少人数クラスを設定し、その中で、学習、発表、討論を組
み合わせた授業を展開していきます。理論に偏らず、「日常の身近な問題」を手がかりに自己を掘
り起こしていく(「問いを学ぶ」)ことを課題とします。
「社会との出会い」は、各学科ごとに少人数クラスを設定し、同じく、学習、発表、討論を組み合わ
せた授業を展開していきます。社会との関わりを通して改めて人間を問い直し、人間が本当に人間
らしく暮らせる社会というものを身を据えて考えていく(「問いを学ぶ」)ことを課題とします。
○自己との出会い
テーマ「人生の主体者となる」
私たちは「私が私であること」を願い、現実と矛盾する苦しみ、悲しみを解消する道を求めていま
す。しかし、自分を本当に生きるということは、自分の思いのままに、感ずるままに生きることなのでし
ょうか? 自分の思い――状況によってこれほど変わっていく不確かなものはありません。他人のこ
とにはよく気がつき敏感であっても、自分の鈍感さには気がつかない。それほど私たちは自分自身
をわかったこととして生きているのです。
実はそこに、「本当の自分とは何か」ということが問われてきます。むしろ大切なことは、苦悩を苦
悩として受け止めていくことでしょう。自らの苦しみ、悲しみにもがき葛藤するところに目を留め、先人
の智慧に出会っていく中で、まわり(人生)から問われているものとしての自分を発見し、引き受けて
いく勇気が生まれます。そこに初めて、自分を生きるという意味が出てくるのです。
あなたは自分自身をどのように受けとめているのでしょうか。
○社会との出会い
テーマ「共に歴史と世界を生きる」
社会を考えるということは、結局私がどういう人間になっていくのか、一人の人間としてどう生きて
いくのか、ということと別のことではありません。それらは、一つに結びついて私たちに迫ってくる問題
です。
私たちが過去に無関心であるとき、私たちは必ず現在を無意味に過ごしていきます。そして社会
に無関心なものは、自分自身を無責任に生きていくことになります。自分自身に、自分の人生に責
任をもつ。自分の生きている社会に対して真摯な眼差しを向け、いろいろな声を聞き、いろいろな問
題の中で考え、そして発言し、行為していく。これからの私たちに求められているのは、そういう社会
に対し責任を持つ生き方なのです。
あなたはまわりに対して何が出来るのでしょうか。
Ⅱ-1.基礎科目の基本方針
基礎科目とは
かつて「読み・書き・ソロバン」といって、ひとがこの世に処し、生きるために習得しなければならな
い最少必須のものをあらわすことばがあった。これは今日的にいえば、国語・数学にあたりそうであ
るが、そんなに狭いものではない。「読み・書き・ソロバン」を習得すれば生きることに支障をきたさな
かったばかりでなく、積極的に自分を表現して生きることを可能にしたのである。それはけっしてオー
バーではない。ただ時代が違うのである。その時代に蓄積・集積された知識量が今の時代と全然違
うのである。
今日、わたしたちは膨大な知識を集積した時代にあるのだが、その中を生き、しかも自分を充分
に表現していくために「読み・書き・ソロバン」にあたる基本的なもの、もしくはそれ以外の基本的なも
のをもたなければならない。もし、それをもつことができなければ、わたしたちはこの世に流され、この
世から置き去りにされることになりかねない。その意味で基礎科目とは人間としてこの世を生きるため
の基礎的な学びをあらわす。
基礎科目の目標
以上のことを基本におき、それに近づくために、本学では認識・表現・技術の三分野をたて、さら
にそれを「人間の基礎」「生活の基礎」の二部門にわけている。これは「人間としてこの世を生きる」こ
とをトータルに促え、課題を鮮明にするための設定である。だから「人間の基礎」と「生活の基礎」が、
別々にあるという意味ではない。三分野にしても相互に関係しあっているのであるが、先にいうように
課題を鮮明にするための印(しるし)としてたてているのである。
この基礎科目の学びがわたし達が行為・生活するものとしての基礎の習得となり、生きることが奥
行きをもち、遠く未来へまなざしが向い、しかも、共にある他者とのつながりを深めることとなることを
願うのである。
基礎科目の概要
●「人間の基礎」
人間をトータルに把握しようとする時には、ひとは今、どのような場(空間)、どのような時(時間)、
どのような在り方(機)をしているかをたずねなければならない。これはどれひとつが欠けても、また不
鮮明であっても、わたしたちはたちどころに自分自身を失い、社会・歴史を遠い存在にしてしまう。だ
から、わたしたちは絶えず、自分の位置、他者との関係を問うていかなければならない。それを目標
として開講されているものが「人間の基礎」部門である。
●「生活の基礎」学科指定科目・共通選択科目
この「生活の基礎」に属する科目では、豊かな社会人となるための教養を培うことが目指されてい
る。しかし、現代のように多様化した社会で、私たちが生活に有用な知識・技術を修得しようとすれ
ば、その学習領域と学習量は際限もなくふくらむにちがいない。したがって、2年間というかぎられた
時間で何を学べばよいかを考えるとき、まずは自分がたずさわろうとする仕事とその生活に関係して、
基礎的な教養をしっかり身につけておくことが不可欠であろう。こうした観点から、「生活の基礎」科
目の中に学科指定科目を設定している。それぞれの学科・フィールドでの専門領域の学習に必要
と考えられる基礎的な科目が学科・フィールドごとに設けられている。
また、学科指定科目の他に共通選択科目がある。学科・フィールドに共通して設けられており、自
分の関心にあわせて自由に何科目選択してもよい。この科目群は、必ずしも卒業要件の単位数とは
ならない。しかし、生活をうるおすための備えとしてはいずれも大切な科目である。たとえば語学は、
英語が一部の学科で指定科目になっているだけであるが、国際化がすすむ今日の社会では外国
語の素養を必要としない生活などおよそ考えられないことである。同様にして、他の科目もそれぞれ
に独自な世界へ私たちの眼を開かせてくれるものである。どうか学生の皆さんが意欲的に選択履修
することを期待している。
Ⅱ-2.基礎科目一覧 仏教学科
人
間
の
基
礎
生
活
の
基
礎
担当教員
種別
卒業
単
位
数
必
修
選
択
1年
前
期
後
期
2年
前
期
後
期
ー
開講科目名
ペ
備 考
ジ
人間学Ⅰ
クラス担任
講義
1
1
御命日勤行を含む
14
人間学Ⅱ
クラス担任
講義
1
1
御命日勤行を含む
15
人間学Ⅲ
クラス担任
講義
1
1
御命日勤行を含む
16
人間学Ⅳ
クラス担任
講義
1
1
御命日勤行を含む
17
自己との出会い
別に定める
演習
1
1
18
社会との出会い
別に定める
演習
1
1
19
人権論
組坂・田中 講義
2
2
20
キャリアデザインⅠ
梅野ほか
演習
1
1
21
キャリアデザインⅡ
梅野ほか
演習
1
1
22
キャリアデザインⅢ
梅野ほか
演習
1
1
23
キャリアデザインⅣ
学
科 文章表現Ⅰ
指
文章表現Ⅱ
定
科 時事問題Ⅰ
目
時事問題Ⅱ
梅野ほか
演習
1
1
24
安武
演習
1
1
読み書きの基礎1
25
三明
演習
1
1
読み書きの基礎2
26
演習
1
開講せず
演習
1
開講せず
ボランティア
安武
講義
2
2
27
仏教音楽Ⅰ
樋口
講義
1
1
28
仏教音楽Ⅱ
樋口
講義
1
1
29
保健体育
永利
講義
1
1
体育実技
永利
実技
1
1
a
b
31・32
情報処理Ⅰ
加藤(真)
演習
2
2
a
b
33・34
英語Ⅰ
ベンカート
演習
2
2
a
b
35・36
英語Ⅱ
ベンカート
演習
2
2
書道Ⅰ
下川
演習
2
2
書道Ⅱ
下川
演習
2
2
華道Ⅰ
市岡
演習
2
2
華道Ⅱ
市岡
演習
2
2
30
a
a
b
a
a
b
b
b
a
◎「生活の基礎・学科指定科目」の中から8単位を履修しなければならない。
◎卒業・資格要件や履修方法については「学生要覧」を参照すること。
b
37・37
硬筆(ペン習字)
39・40
実用書道
41・42
華道資格
43・44
華道資格
45・46
科目名
担当者
人間学Ⅰ
各クラス担当者
コース・フィールド 全学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標 建学の精神に学び、自らの日常と学びの姿勢を振り返る。
①御命日勤行・報恩講への参加:月1回の御命日勤行、12月の報恩講に参加し建学の精神を学ぶ。
御命日勤行、報恩講では「出遇い」をテーマに感話を行う。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
②人間学講義に参加し、人間の課題を学ぶ。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
③仏教讃歌講義に参加し、建学の精神を学ぶ。
④クラス単位での人間学座談を通して、私の課題、私たちの課題を見い出す。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学 習 内 容
1
人間学・仏教讃歌オリエンテーション(4/4)
人間学の概要を理解する
2
4月の御命日勤行(4/17)
建学の精神に学ぶ:「御命日」とは
3
人間学講義:カルト宗教問題に学ぶ(4/24)
現代の宗教をめぐる問題と私たちの課題を学ぶ
4
人間学講義:宗祖親鸞聖人の生涯に学ぶ(5/8)
宗祖親鸞聖人の生涯を通して自己を見つめる
5
5月の御命日勤行(5/29)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・人生の主体者となる」
6
6月の御命日勤行(6/19)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・共に歴史と世界を生きる」
7
7月の御命日勤行(7/3)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・問いを学ぶ」
8
人間学座談(7/10)
感話・講話・感想をもとに、クラス全体で人間学の課題を確認する
教材・参考文献
『親鸞 生涯と教え』『釈尊 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
『人間学ノート』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
受講態度(30)+感想文(30)+期末レポート(40)、 期末レポート(5段階評価)S=40点、A=35点、B=30点、C=25点、D=20点
御命日勤行・報恩講、人間学講義、仏教讃歌講義、人間学座談への主体的参加を通して、本学の「建学の精神」を学び、習得してい
く。
履修上の注意・その他
この科目は全学卒業必修科目です。人間学座談は学科・クラスの都合に応じて日程が変更される場合もあります。
科目名
担当者
人間学Ⅱ
各クラス担当者
コース・フィールド 全学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標 建学の精神に学び自らの日常と学びを振り返る。
①御命日勤行:報恩講への参加:月1回の御命日勤行、12月の報恩講に参加し建学の精神を学ぶ。
御命日勤行、報恩講では「出遇い」をテーマに感話を行う。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
②人間学講義に参加し、人間の課題を学ぶ。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
③仏教讃歌講義に参加し、建学の精神を学ぶ。
④クラス単位での人間学座談を通して、私の課題、私たちの課題を見い出す。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学
習
内
容
1
仏教讃歌講義(9/18)
仏教讃歌の意義を確認する
2
10月の御命日勤行(10/2)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・人生の主体者となる」
3
人間学講義:人権講演会(10/30)
人権侵害の現実と人間の尊厳性を学ぶ
4
11月の御命日勤行(11/20)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・共に歴史と世界を生きる」
5
大学報恩講(12/4)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・如来大悲」
6
大学報恩講(12/4)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・報恩謝徳」
7
講義座談(12/18)
感話・講話・感想をもとに、クラス全体で人間学の課題を確認する
8
1月の御命日勤行(1/8)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・問いを学ぶ」
教材・参考文献
『親鸞 生涯と教え』『釈尊 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
『人間学ノート』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
受講態度(30)+感想文(30)+期末レポート(40)、 期末レポート(5段階評価)S=40点、A=35点、B=30点、C=25点、D=20点
御命日勤行・報恩講、人間学講義、仏教讃歌講義、人間学座談への主体的参加を通して、本学の「建学の精神」を学び、習得してい
く。
履修上の注意・その他
この科目は全学卒業必修科目です。人間学座談は学科・クラスの都合に応じて日程が変更される場合もあります。
科目名
担当者
人間学Ⅲ
各クラス担当者
コース・フィールド 全学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標 建学の精神に学び、自らの日常と学びの姿勢を振り返る。
①御命日勤行・報恩講への参加:月1回の御命日勤行、12月の報恩講に参加し建学の精神を学ぶ。
御命日勤行、報恩講では「出遇い」をテーマに感話を行う。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
②人間学講義に参加し、人間の課題を学ぶ。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
③仏教讃歌講義に参加し、建学の精神を学ぶ。
④クラス単位での人間学座談を通して、私の課題、私たちの課題を見い出す。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学 習 内 容
1
人間学・仏教讃歌オリエンテーション(4/4)
人間学の概要を理解する
2
4月の御命日勤行(4/17)
建学の精神に学ぶ:「御命日」とは
3
人間学講義:カルト宗教問題に学ぶ(4/24)
現代の宗教をめぐる問題と私たちの課題を学ぶ
4
人間学講義:宗祖親鸞聖人の生涯に学ぶ(5/8)
宗祖親鸞聖人の生涯を通して自己を見つめる
5
5月の御命日勤行(5/29)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・人生の主体者となる」
6
6月の御命日勤行(6/19)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・共に歴史と世界を生きる」
7
7月の御命日勤行(7/3)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・問いを学ぶ」
8
人間学座談(7/10)
感話・講話・感想をもとに、クラス全体で人間学の課題を確認する
教材・参考文献
『親鸞 生涯と教え』『釈尊 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
『人間学ノート』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
受講態度(30)+感想文(30)+期末レポート(40)、 期末レポート(5段階評価)S=40点、A=35点、B=30点、C=25点、D=20点
御命日勤行・報恩講、人間学講義、仏教讃歌講義、人間学座談への主体的参加を通して、本学の「建学の精神」を学び、習得してい
く。
履修上の注意・その他
この科目は全学卒業必修科目です。人間学座談は学科・クラスの都合に応じて日程が変更される場合もあります。
科目名
担当者
人間学Ⅳ
各クラス担当者
コース・フィールド 全学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標 建学の精神に学び自らの日常と学びを振り返る。
①御命日勤行:報恩講への参加:月1回の御命日勤行、12月の報恩講に参加し建学の精神を学ぶ。
御命日勤行、報恩講では「出遇い」をテーマに感話を行う。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
②人間学講義に参加し、人間の課題を学ぶ。参加する中で感じたことを感想文にまとめる。
③仏教讃歌講義に参加し、建学の精神を学ぶ。
④クラス単位での人間学座談を通して、私の課題、私たちの課題を見い出す。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学
習
内
容
1
仏教讃歌講義(9/18)
仏教讃歌の意義を確認する
2
10月の御命日勤行(10/2)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・人生の主体者となる」
3
人間学講義:人権講演会(10/30)
人権侵害の現実と人間の尊厳性を学ぶ
4
11月の御命日勤行(11/20)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・共に歴史と世界を生きる」
5
大学報恩講(12/4)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・如来大悲」
6
大学報恩講(12/4)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・報恩謝徳」
7
講義座談(12/18)
感話・講話・感想をもとに、クラス全体で人間学の課題を確認する
8
1月の御命日勤行(1/8)
建学の精神に学ぶ:「出遇い・問いを学ぶ」
教材・参考文献
『親鸞 生涯と教え』『釈尊 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
『人間学ノート』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
受講態度(30)+感想文(30)+期末レポート(40)、 期末レポート(5段階評価)S=40点、A=35点、B=30点、C=25点、D=20点
御命日勤行・報恩講、人間学講義、仏教讃歌講義、人間学座談への主体的参加を通して、本学の「建学の精神」を学び、習得してい
く。
履修上の注意・その他
この科目は全学卒業必修科目です。人間学座談は学科・クラスの都合に応じて日程が変更される場合もあります。
科目名
担当者
自己との出会い
別に定める
コース・フィールド 全学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
―人生の主体者となる―
「自分のことは自分が一番わかっている」。私たちはどこかでそう思いながら日常を過ごしています。しかし、わかっているはずの自
分は、いつも現実との矛盾にぶつかり、不安や苦悩を抱え、時として悲しみに襲われます。そんな時、私たちのとる態度は、苦しみの
原因を周りのせいにしてやり過ごすか、苦しみを忘れさせる楽しみに逃げ込むかのいずれかではないでしょうか。でも、それが根本的
解決にはならないことは私たちもうすうす気がついているはずです。本当に問うべきことは、わかっているつもりにしていた自分自身で
はなかったのでしょうか。これまで外に向いていた眼を、改めて内に、自分自身に向けてみましょう。そして自分自身とは、人間とは何
者かを共に考えてみたいと思います。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
「真宗大谷学園存立の精神」の理
解
1
2
到達目標
全体講義「「自己との出会い」とは何を学ぶ時間か」
「学生要覧」「授業要覧」を読 九州大谷短期大学「建学の精神」
む
の理解
「学生要覧」「授業要覧」を読
「人生の主体者となる」とは
む
3
4
クラスの成立・学びの出発①
発題者は課題発表準備
5
クラスの成立・学びの出発②
発題者は課題発表準備
6
クラスの成立・学びの出発③
発題者は課題発表準備
7
クラスの展開①学びの姿勢
発題者は課題発表準備
8
クラスの展開②人間とは
発題者は課題発表準備
9
クラスの展開③生れた事実Ⅰ
発題者は課題発表準備
10
クラスの展開④生れた事実Ⅱ
発題者は課題発表準備
11
クラスの展開⑤悩みの中から
発題者は課題発表準備
12
クラスの展開⑥欲望のさまざま
発題者は課題発表準備
13
クラスの展開⑦出会いを通して
発題者は課題発表準備
14
クラスの展開⑧本当に出遇うべきこと
発題者は課題発表準備
15
まとめ
半期の授業を振り返る
教材・参考文献
〔参考資料〕 『親鸞 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
その他、授業内で指示する
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
平常点(60)+期末レポート(40)
履修上の注意・その他
卒業必修
自己紹介や身体活動、アイスブ
レーキングを通して「話し合う」「聞
き合う」姿勢を身につける。
学科をまたぐ少人数クラスの中で、
「日常の身近な問題」を手がかり
に、学習、発表、討論を展開し、自
己を掘り起こしていく(「問いを学
ぶ」)。
「自己と出会う」とは
科目名
担当者
社会との出会い
別に定める
コース・フィールド 全学科
開講時期 2年生 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標 ―共に歴史と世界を生きる―
私たちはやがて本学を卒業し「社会人」と呼ばれることになります。では、そもそも「社会」とは何であり、「社会人」とはどのような「人
間」なのでしょうか?社会とは単に特定の組織をいうだけでなく、人間が生きてきた歴史と世界を意味するものです。それは「他者との
関わり」そのものと言ってもいいでしょう。しかし、私たちは自分の都合に合う関わりには注意を払っても、都合に合わないと見向きもし
ないということはないでしょうか。私たちが過去の歴史に無関心なときには、現在を無意味に過ごすことになるでしょう。この世界に無
関心な者は、自分自身を無責任に生きていくことになるのです。世界に真摯な眼差しを向け、歴史の声に耳を傾けてみる。他者との関
わりを生きる者として一歩を踏み出す。それが私を生きることなのです。今、あなたはどこに立っていますか?今、あなたはどこに向か
おうとしているのでしょうか?
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンス:「社会との出会い」とは何を学ぶ時間か
「授業要覧」を読む
2
クラスの成立・学びの出発①
発題者は課題発表準備
3
クラスの成立・学びの出発②
発題者は課題発表準備
4
クラスの成立・学びの出発③
発題者は課題発表準備
5
クラスの展開①生きる方向
発題者は課題発表準備
6
クラスの展開②周りの発見
発題者は課題発表準備
7
クラスの展開③愛情Ⅰ
発題者は課題発表準備
8
クラスの展開④愛情Ⅱ
発題者は課題発表準備
9
クラスの展開⑤友とは
発題者は課題発表準備
10 クラスの展開⑥家族とは
発題者は課題発表準備
11 クラスの展開⑦社会との関わりを持つ
発題者は課題発表準備
12 クラスの展開⑧歴史に眼をむける
発題者は課題発表準備
13 クラスの展開⑨本当の自由
発題者は課題発表準備
14 クラスの展開⑩本当の平等
発題者は課題発表準備
15 まとめ
半期の授業を振り返る
教材・参考文献
〔参考資料〕 『親鸞 生涯と教え』(真宗大谷派宗務所出版部)
その他、授業内で指示する
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
平常点(60)+期末レポート(40)
履修上の注意・その他
卒業必修
到達目標
「共に歴史と世界を生きる」とは
自己紹介や身体活動、アイスブ
レーキングを通して「話し合う」「聞
き合う」姿勢を身につける。
各学科ごとの少人数クラスの中
で、「日常の身近な問題」を手がか
りに、学習、発表、討論を展開す
る。社会との関わりを通して改めて
人間を問い直し、人間が本当に人
間らしく暮らせる社会というものを
身を据えて考えていく(「問いを学
ぶ」)。
「社会と出会う」とは
科目名
担当者
人権論
組坂幸喜・田中隆雄
コース・フィールド 仏教・表現学科 開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
概要と目標
人権・部落問題の正しい認識と人権が確立された社会形成のへの意思と実践力を養う
授業
回数
学
習
内
容
単位数 2単位
準備学習
到達目標
1
これまでの自らの人権認識をふりかえろう(1)
「偏見」や「予断」について考
える
課題の整理
2
これまでの自らの人権認識をふりかえろう(2)
「偏見」や「予断」について考
える
課題の整理
3
なぜ人権・部落問題を学ぶのかを考える(1)
「人権問題とは何か」を考える 問題点の把握
4
なぜ人権・部落問題を学ぶのかを考える(2)
「人権問題とは何か」を考える 問題点の把握
5
人権・部落問題の現状と課題(1)
配付資料を読む
現実認識を高める
6
人権・部落問題の現状と課題(2)
配付資料を読む
現実認識を高める
7
人権・部落問題の現状と課題(3)
配付資料を読む
現実認識を高める
8
人権・部落問題の現状と課題(4)
配付資料を読む
現実認識を高める
9
人権・部落問題の現状と課題(5)
配付資料を読む
現実認識を高める
10
人権・部落問題の現状と課題(6)
配付資料を読む
現実認識を高める
11
人権・部落問題の現状と課題(7)
配付資料を読む
現実認識を高める
12
人権・部落問題の現状と課題(8)
配付資料を読む
現実認識を高める
13
人権・部落問題の現状と課題(9)
配付資料を読む
現実認識を高める
14
まとめ・意見交流
配付資料を再度読み込み自
課題解決への実践力の育成
らの考えをまとめる
15
まとめ・意見交流
配付資料を再度読み込み自
課題解決への実践力の育成
らの考えをまとめる
教材・参考文献
資料を配付します
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席と積極的な意見交換を含む授業姿勢及び提出物
履修上の注意・その他
自らを問いなおす、意欲をもって参画して下さい
科目名
担当者
キャリアデザインⅠ
梅野智美 他
コース・フィールド
全学科共通 開講時期 1学年 前期
授業方法
概要と目標
社会通念上求められる基礎的能力を身につけながら人間基礎力を養成する
授業
回数
学
習
内
容
演習
単位数 1単位
準備学習
到達目標
学びの準備・単位と講義・授業の
ルール・時間管理
1
科目ガイダンス
2
学生生活と学び ①
配布プリント
学生生活の準備
情報管理・健康管理
3
学生生活と学び ②
配布プリント
学生生活の準備
こころの健康管理・対人関係
4
学生生活と学び ③
配布プリント
社会常識とマナーの必要性
5
学生生活と学び ④
配布プリント
学びの準備
レポートのルール
6
学生生活と学び ⑤
配布プリント
学びの準備
レポートのルール
7
ライフプランニングⅠ ①
テキストP8~9
将来の自分 仕事と自分
現在の価値観・職業観
8
ライフプランニングⅠ ②
配布プリント
自分のライフプランニングをつくる
将来の夢とプロセス
9
ライフプランニングⅠ ③
配布プリント
学びの準備
ノートの取り方・本を読む・資料を
調べる
10
常識とマナー基礎Ⅰ ①
配布プリント
TPOにあわせた挨拶、言葉づかい
11
常識とマナー基礎Ⅰ ②
配布プリント
接遇
12
常識とマナー基礎Ⅰ ③
テキストP18~25
手紙・Eメールの書き方
電話のかけ方
13
常識とマナー基礎Ⅰ ④
配布プリント
自分の強みをいかした仕事選び
14
キャリアプランニングⅠ ①
配布プリント
日本語をきちんと話す
15
授業総括
教材・参考文献
『短大生の就活編』ディスコ編・出版 他
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況、授業態度、授業課題の提出による総合評価
自分と社会を知り、他者と関わる力、社会に通用する基礎的能力がつくこと
履修上の注意・その他
卒業必修科目
授業総括
科目名
担当者
キャリアデザインⅡ
梅野智美 他
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
自分の将来と職業意識を関連づけ、就職活動のスキルアップをはかりながら社会人基礎力を養成する
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
科目ガイダンス
2
キャリアプランニングⅠ ②
配布プリント
3
キャリアプランニングⅠ ③
配布プリント
4
キャリアプランニングⅠ ④
配布プリント
自分のキャリアプランニングをつくる 自
己分析について
過去の自分・現在の自分(長所と短所)・
自分のスキル
5
キャリアプランニングⅠ ⑤
配布プリント
自分のキャリアプランニングをつく
る(発表)
6
就職活動に向けて ①
配布プリント
情報収集の方法
(インターネット・各種メディア)
7
就職活動に向けて ②
配布プリント
就職活動に向けて
(就職活動の流れ)
8
就職活動に向けて ③
テキストP80~89
試験の心得(筆記試験、適性検
査)
9
就職活動に向けて ④
テキストP90~95
試験の心得(面接試験)
10
就職活動に向けて ⑤
配布プリント
就職活動の流れ
11
就職活動に向けて ⑥
配布プリント
業種と職場環境
12
就職活動に向けて ⑦
テキストP60~73
履歴書の書き方
エントリーシートの書き方
13
就職活動に向けて ⑧
テキストP74~75
履歴書の書き方
エントリーシートの書き方
14
就職活動に向けて ⑨
在学生内定者からの発表
15
授業総括
授業総括
授業の目的と内容の理解
教材・参考文献
『短大生の就活編』ディスコ・出版 他
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況、授業態度、授業課題の提出による総合評価
自分のキャリアプランニングを作成し、就職活動に必要な知識を身につける
履修上の注意・その他
卒業必修科目
自分を知り、表現しよう①
自己PR 「自分を売り込む」
自分を知り、表現しよう②
自分の意見を伝える方法
科目名
担当者
キャリアデザインⅢ
梅野智美 他
コース・フィールド
全学科共通 開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
自分の将来と職業意識をより具体的にデザインし、就職活動を実践しながら社会人基礎力を養成する
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
科目ガイダンス
2
就職活動に向けて 実践①
配布プリント
働くということ
3
就職活動に向けて 実践②
配布プリント
面接試験
4
就職活動に向けて 実践③
配布プリント
筆記試験・適性検査
5
就職活動に向けて 実践④
配布プリント
社会のしくみ①
6
就職活動に向けて 実践⑤
配布プリント
将来設計
7
就職活動に向けて 実践⑥
配布プリント
就職情報サイトの活用
OB訪問・会社説明会の心得・イン
ターンシップ
8
就職活動に向けて 実践⑦
配布プリント
卒業生を迎えて
9
就職活動に向けて 実践⑧
配布プリント
声の出し方
11
実践ビジネスマナーを身につける ①
12
実践ビジネスマナーを身につける ②
配布プリント
接遇
13
ライフプランニングⅡ ①
配布プリント
メンタルヘルス
14
ライフプランニングⅡ ②
配布プリント
一般企業・施設・保園長
ライフプランニングⅡ ③
配布プリント
労働法制
授業総括
配布プリント
授業総括
15
教材・参考文献
『短大生の就活編』ディスコ編・出版 他
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況、授業態度、授業課題の提出による総合評価
就職活動を実践しながら社会人基礎力を身につける
履修上の注意・その他
卒業必修
授業の目的と内容の理解
身だしなみ(化粧・服装)
科目名
担当者
キャリアデザインⅣ
梅野智美 他
コース・フィールド
全学科共通 開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
卒業後の自分に社会人として自立するための技術を習得し、社会人実践応用力を養成する。また、これまでの経験を総括し、卒業
後の社会人として自立していく自信を確立する。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
科目ガイダンス
2
ライフプランニングⅡ ④
配布プリント
一般企業・施設・保園長
3
ライフプランニングⅡ ⑤
配布プリント
社会のしくみ②
4
常識とマナー基礎 Ⅱ ①
配布プリント
TPOにあわせた挨拶、言葉づかい
5
常識とマナー基礎 Ⅱ ②
配布プリント
電話のかけ方
6
就職活動に向けて 実践⑨
配布プリント
電話のかけ方
7
就職活動に向けて 実践⑩
配布プリント
プレゼンテーションとは
8
キャリアプランニングⅡ ①
配布プリント
人生を主体的に生きるには
9
キャリアプランニングⅡ ②
配布プリント
退職・転職に関すること
10
キャリアプランニングⅡ ③
配布プリント
社会人に向けて
11
キャリアプランニングⅡ ④
配布プリント
社会人に向けて
12
ビジネススキル
コミュニケーション能力 ①
配布プリント
自己表現
13
ビジネススキル
コミュニケーション能力 ②
配布プリント
自己紹介の仕方
14
保険について
配布プリント
保険の仕組み
15
授業総括
配布プリント
授業総括
教材・参考文献
『短大生の就活編』ディスコ編・出版 他
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況、授業態度、授業課題の提出による総合評価
社会人としての自立していく力を身につける
履修上の注意・その他
卒業必修
授業の目的と内容の理解
科目名
担当者
文章表現Ⅰ
安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1年 前期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標 読み書き(日本語)の基礎
仏教学科での学びをはじめるに際して、読み書きの基礎を身につける。そのために日本語の基礎表現力をもう一度確認していく。前
期は特に、書く(話す)ことを中心にこの課題の遂行を試みる。また併せて、読むこと、書くこと(話すこと、伝えること)の持つ意味につ
いても考える。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス:この授業の目的と方法
受講姿勢を身につける
2
スピーチの基本①:スピーチ原稿の作成
作文力の確認
3
スピーチの基本②:3分間スピーチをする
表現力の確認
4
スピーチの基本③:スピーチ(まとめ)
表現の意味を知る
5
日本語の基礎力① 基本構文力①
配布プリントの予習復習
構文の理解
6
日本語の基礎力② 基本構文力②
配布プリントの予習復習
構文の理解
7
国語辞典を活用する
配布プリントの予習復習
言葉に敏感になる
8
日本語の基礎力③ 要約力①
配布プリントの予習復習
要約力を身につける
9
日本語の基礎力④ 要約力②
配布プリントの予習復習
要約力を身につける
10
日本語の基礎力⑤ 言葉の時間感覚
配布プリントの予習復習
時間感覚の喚起
11
日本語の基礎力⑥ 図化・文章化の往復運動①
配布プリントの予習復習
論理的思考の習得
12
日本語の基礎力⑦ 図化・文章化の往復運動②
配布プリントの予習復習
論理的思考の習得
13
日本語の基礎力⑧ モードチェンジ力
配布プリントの予習復習
場に応じた表現の習得
14
日本語の基礎力とは何か?
配布プリントの予習復習
日本語の再確認
15
まとめ:読むこと、書くこと、伝えることの意味
教材・参考文献
〔テキスト〕資料配布
〔参考文献〕授業内に指示
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常点」(課題への取り組み)(60)+「期末レポート」(40)
履修上の注意・その他
卒業必修
卒業論文作成の準備
科目名
担当者
文章表現Ⅱ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
日本語の読み書きの基礎を身につける。漢文は日本の文章表現の基本的要素であるにもかかわらず、一般に、その学習がなおざ
りにされがちである。この時間は漢文を読むことを中心にして漢文の読解力と文章表現力を磨きたい。漢文に慣れ親しんで、さらに仏
教漢文の独自の読み方を習得し、三経七祖、宗祖撰述、大蔵経を読めるようになるのは大きな喜びではないか。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
基本的な漢文文法の確認(1)
基本文型
漢文法の本を読んでおく
主語と述語、修飾語を知る。
2
基本的な漢文文法の確認(2)
返読文字
プリントで予習復習
ヲニトあったらかえれを知る
3
基本的な漢文文法の確認(3)
再読文字
プリントで予習復習
おもな再読文字を知る
4
仏典を読む(1)
プリントで予習復習
『十住毘婆沙論』「易行品」冒頭を
読むことができる
5
基本的な漢文文法の確認(4)
受身・使役
プリントで予習復習
受身と使役を知る
6
基本的な漢文文法の確認(5)
比較・選択・願望
プリントで予習復習
よりも、願わくはを知る
7
基本的な漢文文法の確認(6)
比喩・感嘆
プリントで予習復習
猶、如などを知る
8
仏典を読む(2)
プリントで予習復習
『安楽集』を読む
浄土の選び
9
基本的な漢文文法の確認(7)
累加・疑問
プリントで予習復習
耶、乎を知る
10
基本的な漢文文法の確認(8)
反語・仮定
プリントで予習復習
豈、若を知る
11
基本的な漢文文法の確認(9)
抑揚・倒置
プリントで予習復習
況を知る
12
仏典を読む(3)
真実の教え
プリントで予習復習
至誠心の釈を読む
13
基本的な漢文文法の確認(10)
助字
プリントで予習復習
助字を知る
14
仏典を読む(4)
プリントで予習復習
『浄土論註』を読む
15
仏典を読む(5)
プリントで予習復習
『教行信証』を読む
教材・参考文献
『新字源』または『漢語林』、時間ごとに配布するプリント
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況・授業中の発表・小テスト(60)+期末試験(40)
履修上の注意・その他
卒業必修
・毎回プリントを配布し、出題された課題を行う
・辞典類を積極的に利用する
・たくさんの言葉に出会う
科目名
担当者
ボランティア
コース・フィールド
概要と目標
仏教学科
安武智丸
開講時期
2年生 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
~現場からの問いかけに学ぶ~
ボランティアという言葉は広い意味で語られる言葉であるが、言うまでもなく単なる無償の奉仕作業ということではない。特にこの科目においては、社会の諸問題
に自らの課題を見出した信念に促され、自他の本来の在り方を実現していく営みを、敢えてボランティアと呼ぶものである。それは言い換えるならば、主体を確立
していく歩みに他ならない。この時間では、様々な現場において活動されている方々から、その現実と課題について講義をしていただく。その中で、社会問題の現
実に眼を開くとともに、仏教を学ぶ者として、この社会でいかに生きていくのか、自らの在り方について確認し合う。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンスⅠ:「ボランティア」とは何を学ぶ時間か
2
ガイダンスⅡ:寺院とは、僧侶とは
配布資料読み込み
3
真宗と靖国問題① 事前学習:問題の所在の確認
配布資料読み込み
4
真宗と靖国問題② 講義・質疑応答
配布資料読み込み
5
真宗と靖国問題③ 事後学習:討論と課題の共有
レポート作成
6
真宗と教誨① 事前学習:問題の所在の確認
配布資料読み込み
7
真宗と教誨② 講義・質疑応答
配布資料読み込み
8
真宗と教誨③ 事後学習:討論と課題の共有
レポート作成
9
真宗とジェンダー① 事前学習:問題の所在の確認
配布資料読み込み
10
真宗とジェンダー② 講義・質疑応答
配布資料読み込み
11
真宗とジェンダー③ 事後学習:討論と課題の共有
レポート作成
12
真宗と福祉① 事前学習:問題の所在の確認
配布資料読み込み
13
真宗と福祉② 講義・質疑応答
配布資料読み込み
14
真宗と福祉③ 事後学習:討論と課題の共有
レポート作成
15
まとめ
到達目標
授業の目的を理解する
教材・参考文献
各テーマに関するプリントを随時配布する。
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常の授業の取組」(60)+「レポート」(40)
履修上の注意・その他
卒業必修
あなたが抱いている僧侶のイメージは、案外、狭いものかもしれません。
寺院、僧侶
「靖国問題」の課題
真宗の「教誨」とは
「ジェンダー」が提起するもの
真宗における福祉活動とは
真宗の僧侶に何が可能か
科目名
担当者
仏教音楽Ⅰ
樋口光融
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標
私達、日本人の最も身近な宗教となっている仏教に音楽は欠かせない存在であり、この音楽は仏教音楽と呼ばれている。日常のお
参りの際に触れている音楽を手がかりとして、その種類と歴史的背景及び謳心を比較文化の視点から鳥瞰しつつ、真宗の心を伝える
ことのできる音楽の在り方を考える。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
現代の仏教音楽
750回御遠忌法要音楽
「回向」
「ことば」の意味
「今、いのちに目覚めるとき」
2
近代の仏教音楽(1)
昭和時代
仏教讃歌
仏教讃歌の意味
3
近代の仏教音楽(2)
大正時代
仏教讃歌
社会的存在としての音楽
4
明治時代の仏教音楽
仏教讃歌
西洋音楽の流入と影響:調性音楽
西洋音階
5
仏教音楽の範疇
生活の中の仏教音楽(1)
九州のわらべうた
わらべうた:民謡音階・都節音階
五音音階
6
仏教音楽の範疇
生活の中の仏教音楽(2)
九州の民謡
民謡
7
日本芸能と仏教(1)
声明と仏教音楽
天台宗声明
8
日本芸能と仏教(2)
声明と仏教音楽
真言宗声明
ネウマ、博士、節譜
教材・参考文献
真宗聖典、三部経、仏教讃歌集、プリント
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席数及び提出物の総合評価による。
履修上の注意・その他
仏教学科 卒業必修
その他の学科 選択
科目名
担当者
仏教音楽Ⅱ
樋口光融
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 1単位
概要と目標
私達、日本人の最も身近な宗教となっている仏教に音楽は欠かせない存在であり、この音楽は仏教音楽と呼ばれている。日常のお
参りの際に触れている音楽を手がかりとして、その種類と歴史的背景及び謳心を比較文化の視点から鳥瞰しつつ、真宗の心を伝える
ことのできる音楽の在り方を考える。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
日本芸能と仏教(3)
催馬楽・雅楽・今様・講式・和讃・平曲・能・狂言・歌舞伎
催馬楽・雅楽・今様・講式・和讃・平
曲・能・狂言・歌舞伎
楽器の種類
2
仏教音楽とキリスト教音楽の比較
仏教音楽思想・キリスト教音楽思
想
3
和讃に見る音楽
浄土和讃
4
三部経に見る音楽(1)
阿弥陀経の音楽
阿弥陀経
5
三部経に見る音楽(2)
観無量壽経の音楽
無量壽経の音楽
観無量壽経
無量壽経
6
印度の仏教音楽
原始仏教
7
韓国・中国・モンゴルの仏教音楽
大乗仏教
8
スリランカ・インドネシアの仏教音楽
上座仏教
教材・参考文献
真宗聖典、三部経、仏教讃歌集、プリント
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席数及び提出物の総合評価による。
履修上の注意・その他
仏教学科 卒業必修
その他の学科 選択
旋法
科目名
担当者
保健体育
永利裕子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
概要と目標
「健康」であるために、実践を通して体力年齢を知り、食事・運動・休養の取り方を学ぼう
授業
回数
1
2
学
習
内
容
体力テスト
1.握力
2.腹筋
3.反復横とび
4.長座体前屈
5.立ち幅とび
6.20mシャトルラン
※総合評価
準備学習
単位数
1単位
到達目標
ノート
筆記用具
授業の進め方を理解し、授業全体
の見通しを持つ
ノート
ストレッチ、ウォーミングアップを十
分に行い、最大の力を発揮できる
ようにする
3
自分の体を知ろう
○体脂肪率と理想体重
ノート
自分自身に目標を設定し、やる気
が出るようにする
4
自分の体を知ろう
○エネルギーバランス
○消費カロリー
○有酸素運動(60分)
ノート
摂取量と消費量について理解する
5
自分の体を知ろう
○筋力トレーニング
・基礎代謝としてのトレーニング
ノート
筋肉組織を学ぼう
ノート
運動強度(50%~65%Hrmax)を体
験、理解する
プリント
ノート
自分に合ったトレーニング方法を
見つけ、作成する
プリント
ノート
結果発表、評価
6
METS法について
MESとRMR
酸素摂取量、エネルギー消費量の関係
トレーニングプログラム作成
7
トレーニングプログラム実践
8
結果発表
教材・参考文献
・カラーワイド・スポーツ(大修館) ・スポーツ筋力トレーニング論(西東社)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
課題達成が確認できること
出席状況・授業への参加が意欲的であるか
履修上の注意・その他
科目名
担当者
体育実技a
永利裕子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 実技
単位数 1単位
概要と目標
バレーボールの合理的な実践を通して、運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるようにするとともに、体の調子を整え、体力の
向上を図り、公正、協力、責任などの態度を育て、生涯を通して継続的に運動ができる資質や能力を育てる。
授業
回数
1
2
学
習
内
容
オリエンテーション
1年間で学ぶこと
パスとレシーブ
・円陣パス、ランニングパス
・レシーブ(フォワードとバック)
準備学習
到達目標
ノート
筆記用具
授業の進め方を理解し、授業全体
の見通しを持つ
ストレッチ
円陣パスはグループで協力し合
い、ラリーを続けられるようにする
3
トスとスパイク
ストレッチ
スパイクを打つタイミングを身体で
覚える
4
サービスレシーブ
ストレッチ
1対1でのボールコントロールがで
きるようにする
5
チームフォーメーション
・連帯複合練習
・レシーブ→トス・レシーブ→トス→スパイク
サービスレシーブ→トス→スパイク
ストレッチ
「社会性や仲間意識を学ぶ」ことを
知る
サービスレシーブからの攻撃
・サービスレシーブフォーメーション
ストレッチ
6
7
8
チャンスボールからの攻撃
・アタックフォーメーション・高いトスからのアタック・速攻
ストレッチ
9
スパイク攻撃に対するレシーブからの攻撃
・アタックレシーブフォーメーション
ストレッチ
10
ルール・審判法の学習
ノート
筆記用具
練習の中で三段攻撃ができるよう
になる
ローテーションで各ポジションを経
験し、それぞれの役割について理
解する
ルールを理解し、審判ができるよう
になる
11
全員が6つのポジションを経験し
て、全体像を理解する
12
ローテーションの方法とポジショナ
ルフォールトについて理解する
ゲーム
プリント
筆記用具
13
三段攻撃を組み立てるためには、
どのような要素があるのかの理解
を深める
14
ゲームを楽しむ
15
まとめと評価
前期のねらいに即してまとめと復
習を行う
教材・参考文献
カラーワイド・スポーツ(大修館)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
実技の課題達成度が確認できること ・ 出席状況 ・ 授業への参加が意欲的であるか ・ 服装
履修上の注意・その他
科目名
担当者
体育実技b
永利裕子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 実技
単位数 1単位
概要と目標
バスケットボールの合理的な実践を通して、運動技能を高め、運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるようにするとともに、身体
の調子を整え、体力の向上を図り、公正、協力、責任などの態度を育て、生涯を通して継続的に運動ができる資質や能力を育てる。
授業
回数
1
2
3
学
習
内
容
オリエンテーション
シュートの練習
・ランニング系 ・スタンディング系 ・ジャンプ系
パスとキャッチの練習
・クイックパス、四角パス、三角パス、クロスパス
準備学習
ノート
筆記用具
授業の進め方を理解し、授業全体
の見通しを持つ
ゴールのねらいをさだめ、角度、位
置づけについて理解する
ストレッチ
パスワークを理解する
ドリブルの練習
オフェンスについて理解する
マンツーマン(オフェンスとディフェンス)
レシーブ、ピボット、ピボットターン、
フェイクをマスターする
2対2コンビネーション
ストレッチ
オールコートで正式のルールに近い形でゲーム
ボールサイドをカット、ブラインサイドをカット、
ドリブルからパスアウトについて理解する
リバウンドなしのゲーム
リバウンドありのゲーム
ハーフコートで3対3の簡易ゲーム
4
到達目標
ノート
筆記用具
ゲームの仕組みについて理解する
ノート
筆記用具
ルール違反とペナルティについて
理解する
各技術の応用練習
・ポストプレイ
・スクリーンプレイ
ルール ・ 審判法の学習
5
6
ゲーム
オールコート5対5のゲーム、リー
グ戦形式で行い、応用練習のポイ
ントを意識してゲームで自然に使
えるようにする。
ゲームはただ漠然と行うのではな
く、そのゲームにおける課題を各グ
ループごとに設定し解決するように
行う。
まとめと評価
30秒ショット・フリースロー
ゲームの勝敗で評価
7
8
教材・参考文献
カラーワイド・スポーツ(大修館)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
実技の課題達成度が確認できること 出席状況 ・ 授業への参加が意欲的であるか ・ 服装
履修上の注意・その他
科目名
担当者
情報処理Ⅰa
加藤 真知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数
1単位
概要と目標
ワープロの操作を中心に、パソコンを学習する。まず、キーボードを自由自在に打てるよう「タッチタイプ」を習得する。そしてワープロ
ソフト「Word」を使って、文字の入力と変換、ファイルへの保存と呼び出し、編集、印刷、表の作成など、文書を作成しながらパソコン
の基本的な操作方法について学習する。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学 習 内 容
(準備学習・習得すべき基本概念・言葉・能力等)
1
ガイダンス・アンケート
アンケートと教室の利用法など
2
タイピング練習1
3
タイピング練習2
4
タイピング練習3
5
Wordの概要
6
文字入力と漢字変換
7
フォルダ作成、ファイルの保存、呼び出し
8
文字体裁
9
編集
文書の書式設定
10
印刷
文書の印刷
11
表の作成1
姿勢や入力の基本
画面の名称と構成
基本操作と入力変換
文書の保存と管理
文書の編集
罫線の入った文書作成
12
表の作成2
13
ビジネス文書作成練習1
ビジネス文書の演習
14
ビジネス文書作成練習2
図形の入った文書の作成
15
まとめ
教材・参考文献
Microsoft Office Word 2007 & Microsoft Office Excel 2007:FOM出版
タイプクイック
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
授業態度 + 出席状況 + 毎回の課題提出 + 試験成績 を平均して評価
履修上の注意・その他
幼児教育学科・福祉学科 卒業必修
仏教学科・表現学科演劇放送フィールド 選択
総仕上げ
科目名
担当者
情報処理Ⅰb
加藤 真知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
ワープロと並んでよく使用される表計算ソフト「Excel」をとりあげる。
表計算の仕組みの理解からはじめ、相対参照と絶対参照の使い分け、グラフの作成、関数を使った計算など、ひととおりの基本的な
使い方の演習を行い、知識と技術を習得する。また、電子メールやホームページの検索など、インターネットの活用法についても学習
する。
学 習 内 容
授業
学 習 テ ー マ
回数
(準備学習・習得すべき基本概念・言葉・能力等)
1
文書への図形挿入
2
図形描画
3
電子メール1
4
電子メール2
5
ホームページによる情報検索
情報収集の方法
6
Excelの概要
Excelの画面構成
7
簡単な表の作成
8
セル座標を使った計算
四則演算とオートΣ
9
表の編集
再計算と表の編集
10
罫線
11
グラフ作成1
12
グラフ作成2
13
印刷
14
関数を使った計算
15
まとめ
教材・参考文献
Microsoft Office Word 2007 & Microsoft Office Excel 2007:FOM出版
タイプクイック
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
授業態度 + 出席状況 + 毎回の課題提出 + 試験成績 を平均して評価
履修上の注意・その他
幼児教育学科・福祉学科 卒業必修
仏教学科・表現学科演劇放送フィールド 選択
図形や写真の挿入
オートシェイプ、ワードアートなど
電子メールのアカウント設定
送受信の確認
添付ファイル
文字と数値の入力の違い
いろいろな罫線の入った表作成
グラフウィザードを
使ってグラフの作成
さまざまなエリアの編集
印刷の設定の詳細と印刷
さまざまな関数を使った
表作成
総仕上げ
科目名
担当者
英語Ⅰa
ベンカート・ジョセフ
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
ペアとグループワークで英会話を練習、発音ドリルとクイズ、Workbookとジャーナルを使って、学生の英語の実力をレベルアップしま
す。授業の目標はもう知っているはずの英語を自分のものにする。自分が言いたいことを英語で伝えるようになる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
クラスの紹介、英語発音の紹介、ローマ字の復習ABC Song
自分の名前のローマ字を筆
記体で書いてみる。
授業の受け方、ローマ字名発音
2
発音聞き取り診断試験、発音記号紹介、ABC Song
英語発音ドリルP 1-5
発音記号の種類と使え方
3
Unit 1 (1)Front 母音、 ABC Song 、発音クイズ、音/つづり Interchange 1 3rd ed. Unit 1
英語母音の聞き分けと紹介会話
ルール
(1)のCDを聞いて、音読する。
4
Unit 1 (1,2) 発音クイズ、She’ll be Coming ‘round the
Mountain
Unit 1 (1)のCDで復習
5
Unit 1 (5)、Central母音、発音クイズ 、She’ll be Coming
英語発音ドリルP5とUnit 1(5)
友達を紹介する。
のCD
6
Unit 2 (3,4,5)、発音クイズ、She’ll be Coming
職業関係の単語
職場と仕事の活動を説明する。
7
仕事活動文章作り、発音クイズ、She’ll be Coming
6回目の授業内容
何の仕事は何をどこでするの文章
を書く。
8
Unit 2 (7,9)、 Back丸い母音、発音クイズ、Clemintine
英語発音ドリルP5と時間読み 前置詞と時間の関係
9
Unit 2 (10)、 Unit 3 (3)、発音クイズ、Clemintine
色の単語
10
Unit 3 (5,8,9)、発音クイズ、I’ve been Workin’ on the
Railroad
会話のCDを聞いて音読する 服の単語、値段尋ね
11
Unit 4 (1,2,4)、 [a]の紹介、発音クイズ、I’ve been Workin’
英語発音ドリルP5を読んで、
音楽の種類単語、種類興味尋ね
会話のCDを聞いて音読する
12
Unit 5 (5,7,8)、発音クイズ、Old MacDonald
会話のCDを聞いて音読する 現在進行形、数の決定詞
13
Unit 6 (1,3,4)、発音クイズ、Old MacDonald
好きなスポーツの単語を調べ
スポーツと副詞の単語を復習す
て、会話のCDを聞いて音読
る。
する
14
Unit 6 (7,9,11)、発音クイズ、Old MacDonald
会話のCDを聞いて音読する 「How」+副詞の質問を作る。
15
インタビュー試験のスクリプトの説明と試験練習し方
学期中練習した会話をCDで
復習する
教材・参考文献:
New Interchange 1, 3rd Ed.、英語発音ドリル
名前のつづりの尋ねと教え方
色、決定詞と代名詞、単数形/複
数形文法
試験準備
英和辞典、和英辞典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席は絶対必要なので、欠席すれば、個人補習を受ける必要があります。受けなかった授業はでき上がった成績点からその分(15分の1)をけずります。授業はほぼ90分
間丸ごと必要なので、遅れの罰は欠席罰の3分の1です。
成績点の配分 前期:授業反成分5%、発音クイズ10%、読書ジャーナル10%、宿題25%、定期試験50% 定期試験は20分のマンツーマンでのインタビューです。
履修上の注意・その他
読書ジャーナルとWorkbookでの宿題は大切な予習と英語での意見を言えるための練習です。
科目名
担当者
英語Ⅰb
ベンカート・ジョセフ
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
ペアとグループワークで英会話を練習、発音ドリルとクイズ、Workbookとジャーナルを使って、学生の英語の実力をレベルアップしま
す。
授業の目標はもう知っているはずの英語を自分のものにする。自分が言いたいことを英語で伝えるようになる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
後期の紹介、前期試験復習、発音聞き取り診断試験、
Summertime
英語発音ドリルP1-6の復習 前期復習
2
Unit 7 (1,2)、発音クイズ、二重母音、Summertime
CDで会話を聞いて、音読しま
過去形、暇な時の活動単語
す。
3
Unit 7 (5,7,8,9,10)、 発音クイズ、Oh, Susanna! 「Minstral
Show」歴史
予定の内容をCDで聞いて、
会話を音読します。
お出かけ先と旅行単語、「be」の過
去形
4
西洋式の道案内、発音クイズ、母音+R、Oh, Susanna!
日本語での道案内を作って
みよう!
街作り文化の違い、案内関係の単
語
5
道案内練習、発音クイズ、De Camptown Ladies
外国での道案内を書いてみ
る。
地図を見ながら、道案内を行った
り、言えたり、聞けたりすます。
6
日本式の道案内、発音クイズ、De Camptown Ladies
英語で自分の近所の案内を
書いてみよう!
日本での案内関係の単語と英語で
のあんない方法
7
Unit 9 (1,3)、発音クイズ、Down in the Valley
CDで会話を聞いて、音読しま 容姿説明の形容詞、アメリカの民
す。
話
8
Unit 9 (3,4,7,8)、発音クイズ、Down in the Valley
CDで会話を聞いて、音読しま
形容詞フレーズ
す。
9
Unit 10 (2,3)、発音クイズ、二重母音+R、Goin’ down to
Town
CDで会話を聞いて、音読しま 現在完了形と「yet, ever, already」
す。
の使い方
10
Unit 10 (4,7,8)、Unit 12 (1)、発音クイズ、Goin’ down to
Town
CDで会話を聞いて、音読しま 現在完了形の疑問、傷、症状と病
す。
気の単語
11
Unit 12 (3)、 発音クイズ、Goin’ down to Town’
民間の風の手当を調べてく
る。
12
Unit 12 (6,7,8)、発音クイズ、Jingle Bells
CDで会話を聞いて、音読しま 薬屋での買い物会話と単語、注文
す。
の文法
13
Unit 13 (3,5,6,7)、発音クイズ、Jingle Bells
日本語のレストランでの注文 味の形容詞、食べ物の単語、レス
会話を書いてみよう!
トラン注文
14
Unit 14 (3,9,10)、発音クイズ、Yellow Submarine
CDで会話を聞いて、音読しま
比べの文法と「どのぐらい?」質問
す。
15
インタビュー試験のスクリプトの説明と試験練習し方
学期中練習した会話をCDで
復習する
教材・参考文献
New Interchange 1, 3rd Ed.、英語発音ドリル
「it」を使って、文章合体、看病の単
語
試験準備
英和辞典、和英辞典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席は絶対必要なので、欠席すれば、個人補習を受ける必要があります。受けなかった授業はでき上がった成績点からその分(15分の1)をけずります。授業はほぼ90分
間丸ごと必要なので、遅れの罰は欠席罰の3分の1です。
成績点の配分 後期:授業反成分5%、発音クイズ10%、読書ジャーナル10%、宿題25%、定期試験50% 定期試験は20分のマンツーマンでのインタビューです。
履修上の注意・その他
読書ジャーナルとWorkbookでの宿題は大切な予習と英語での意見を言えるための練習です。
科目名
担当者
英語Ⅱa
ベンカート・ジョセフ
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
ペアとグループワークで英会話を練習、 発音ドリル、歌、Workbook、とジャーナルの書き直しを使って、学生英語を磨きます。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
クラスの紹介、英語発音の復習、New Interchange II Unit 1
(2,3,5,6)
2
Unit 1 (7,8) 、作文練習「高校の思いで」、ジャーナルの書き 読書ジャーナルの下書きを提 「used to」の使い方、子音の発
直し、英語発音ドリルP10と11、Roll Over
出する。
音記号、「f」練習
3
Unit 2 (1-5)、「高校の思いで」の書き直し、英語発音ドリル
P12、Roll Over
読書ジャーナルの下書きを提
2単語名詞、副詞単語
出する。
4
Unit 2 (8), Unit 3 (1,3)、 作文練習「私の住処」、現在完了
形、英語発音ドリルP13、Oh! Sussana
CDの会話を聞いて、音読し、
尋ね方、比べ文法、現在完了形復
読書ジャーナルの書き直しを
習(配りもの)
提出する。
5
CDの会話を聞いて、音読し、
Unit 3 (7,8), Unit 4 (9)、「hope」と「wish」の区別、英語発音ド
「hope」と「wish」の文法、文章繋が
読書ジャーナルの書き直しを
リルP14、Oh! Sussana
り単語
提出する。
6
Units 1-4 Review (1,3)、英語発音ドリルP15、Oh! Sussana
7
Unit 5 (3,5,6,8)、未来形の種類、Unit 5 (10) 旅行予定文章、 CDの会話を聞いて、音読しま 未来形、「〜しなければ」の文法、
英語発音ドリルP16、Oh! Sussana
す。
予定文作り
8
Unit 6 (2)、Fundamentals of Grammar chap. 9 (8)、英語発音 CDの会話を聞いて、音読しま
2単語動詞
ドリルP17、Are You Sleeping?
す。
9
Fundamentals of Grammar chaps. 10 (13) & 12 (8,9)、英語
発音ドリルP18、Are You Slaaping?
Fundamentals of Grammar の
同上
宿題を提出する。
10
Unit 7 (1,3,6)、英語発音ドリルP22、Are You Sleeping?
Unit 7 (2,4,5)をして来て下さ
い。
11
Unit 7 (7,8,9), Unit 8 (4,5,6)、英語発音ドリルP23、Are You
Sleeping?
CDの会話を聞いて、音読しま 命令分合体「to do」、時間の副詞
す。
フレーズ
12
Unit 8 (7)、英語発音ドリルP24、All the Pretty Little
Hourses
自分の古里の一つの祭りを
調べて来て下さい。
13
Unit 8 (8,10,11)、英語発音ドリルP25、All the Pretty Little
Horses
CDの会話を聞いて、音読しま
作文繋がり単語
す。
14
Units 5-6と7-8 Review、英語発音ドリルP26、Pop! Goes the CDでunits5-8の会話を聞い
Weasel
て、音読します。
15
試験問題説明と試験問題の例、Pop! Goes the Weasel
CDの会話を聞いて、音読しま
授業のルール、過去形と単語復習
す。
CDでUnits 1-4の会話を聞い 現在完了形復習、過去形の質問、
て、音読します。
尋ね方
学期の文法要点を復習して
来て下さい。
尋ね文法,「used」+(「todo」vs.「〜
ing」)の文法
自作作文作り
復習
試験の準備
教材・参考文献
New Interchange 2, 3rd Ed.、英語発音ドリル、英和辞典、和英辞典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標:
成績点の配分 前期:授業反成分=5%、読書ジャーナル=25%、宿題(テキスト復習等)=20%、定期試験=50%
履修上の注意・その他
出席は絶対必要なので、欠席すれば、個人補習を受ける必要があります。受けなかった授業はでき上がった成績点からその分(15
分の1)をけずります。授業はほぼ90分間丸ごと必要なので、遅れの罰は欠席罰の3分の1です。
科目名
担当者
英語Ⅱb
ベンカート・ジョセフ
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
ペアとグループワークで英会話を練習、 発音ドリル、歌、Workbook、とジャーナルの書き直しを使って、学生英語を磨きます。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
後期の紹介、 New Interchange II Unit 9 (2,3)、英語発音ドリ CDの会話を聞いて、音読しま 授業のルール、動詞と時間の関
ルP26、Skip to My Lou
す。
係、(m,n,ng)の違え
2
Unit 9 (5,6)、英語発音ドリルP27、Skip to My Lou
昔の生活を調べて来て、
(m,n,ng)のドリルを鏡の前で復 時間の表現復習
習
3
Unit 9 (9,10)、英語発音ドリルP28、Skip to My Lou
外国に引っ越したら、どうなる
でしょう?日本語で3つ変化 「if」の文法復習
を書いて来て
4
Unit 10 (1-5)、英語発音ドリルP29、Skip to My Lou
CDの会話を聞いて、音読しま 「〜ing」の名詞フレーズ、母音の前
す。
の「r」
5
Unit 10 (7-10)、英語発音ドリルP30、Beautiful Dreamer
自分にぴったりの仕事の日本 人格形容詞、「because」の文法、
語での説明を書きましょう。 「l」
6
Unit 11、Fundementals of English Grammar chap. 11、英語
発音ドリルP31、Beautiful Dreamer
CDの会話を聞いて、音読しま 英語と日本語の受け身の 違い、英
す。
語の受け身の 使い道
7
Unit 11、Fundementals of English Grammar chap. 11、英語
発音ドリルP32、Over the River
「Fundementals of English
前回の続き、「r」と「l」区別練習
Grammar」のプリントでの復習
8
Unit 12 (3,4,7,8)、英語発音ドリルP32、Over the River
CDの会話を聞いて、音読しま 過去進行形、現在完了進行形、
す。
「r」と「l」区別練習
9
Unit 13 (2,3,4,5)、英語発音ドリルP32、Yankee Doodle
自分の大好きな映画のリスト
(〜ed)vs. (〜ing) の形容詞復習、
を作って来て、CDの会話を聞
「r」と「l」区別練習
いて、音読します。
10
Unit 13 (7,9,12)、英語発音ドリルP33、Yankee Doodle
英語発音ドリルP32の復習
11
Unit 14 (1-4)、英語発音ドリルP34-35、Yankee Doodle
CDの会話を聞いて、音読しま 「でしょう」を英語での伝え方の文
す。
法、「r」と「l」区別練習
12
Unit 14 (9-11)、英語発音ドリルP35-38、Jingle Bells
Unit14(10)の場所のリストで
のルールを日本語で書いて
来て
13
Unit 15 (1-4)、英語発音ドリルP38-41、Jingle Bells
CDの会話を聞いて、音読しま 「if」と「wish」の関係、「r」と「l」区別
す。
練習
14
Unit 16 (3,6,7,8)、英語発音ドリルP41-43、We Wish You a
Merry Christmas
CDの会話を聞いて、音読しま 「に言われた」の文法、「r」と「l」区
す。
別練習
15
試験問題説明と試験問題の例、英語発音ドリルP44-45、We 学期の文法要点を復習して
Wish You a Merry Christmas
来て下さい。
疑問単語形容詞フレーズ、「r」と
「l」区別練習
緩し、義務、と禁止の英語での言
い方、「r」と「l」区別練習
試験の準備
教材・参考文献
New Interchange 2, 3rd Ed.、英語発音ドリル、英和辞典、和英辞典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
成績点の配分 後期:授業反成分=5%、読書ジャーナル=25%、宿題(テキスト復習等)=20%、定期試験=50%
履修上の注意・その他
出席は絶対必要なので、欠席すれば、個人補習を受ける必要があります。受けなかった授業はでき上がった成績点からその分(15
分の1)をけずります。授業はほぼ90分間丸ごと必要なので、遅れの罰は欠席罰の3分の1です。
科目名
担当者
書道Ⅰa
下川佐知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
実用ペン字
初学者を対象にして、反復練習により、なるべく癖の少ない素直な書風を硬毛の関連をふまえ、習得させる事をねらいとする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
生活の中の書とは何か
テキスト
生活の中での文字の重要性を確
認し、書に対する理解を深める
2
筆順の確認テスト1
字形と筆順について
プリント
美しい文字と筆順との関係に気付
かせる
3
筆順の確認テスト2
美しい字形と筆順の関係
プリント
美しい文字と筆順との関係に気付
かせる
4
ペンの持ち方 姿勢と執筆
楷書とは 楷書の基本点画
テキストP4~5
正しい姿勢・執筆法を確認する
楷書の基本
5
楷書の実用文字
楷書の練習
テキストP8~9
楷書の基本
6
楷書の練習
テキストP10~11
楷書の基本
7
行書とは 行書の基本点画
行書の実用文字
テキストP6~7
行書の基本
8
行書の練習
平仮名の練習
テキストP12~ 13
平仮名の基本
9
縦書きの練習
横書きの練習
テキストP14~15
文章の縦書き・横書きの書き方
10
葉書の書き方
封筒の書き方
テキストP20~25
葉書・封筒の書き方
11
名前の書き方
手紙文の書き方
テキストP18~37
12
手紙文の作成
13
手紙文の作成
お礼文・挨拶文の作成
(各学科に合わせた内容にする)
14
手紙文の清書
作成したお礼文・挨拶文を便箋に
書く
15
履歴書の書き方
教材・参考文献
『くらしに生かすペン習字入門』
テキストP44~47
川端比侶子著
履歴書の書き方
教育図書
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
・3回に1度の割合で授業中に課題を提出 ・理論と実技試験
・出席日数(40%) 実技提出物・授業態度(20%) 試験成績(40%)
履修上の注意・その他
用具・教材を忘れた者は欠席とする。
名前の練習
手紙文についての説明
・手紙文の基本スタイル
・手紙文の字配り
・頭語と結語の組み合わせ
・手紙でよく使う敬語
・時候の挨拶のバリエーョン
授業内容を理解し実技的にも上達したかを判断する。
科目名
担当者
書道Ⅰb
下川佐知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
実用書道
初学者を対象にして、反復練習により、なるべく癖の少ない書風を硬毛の関連をふまえ、習得させる事をねらいとする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
書道道具の確認
小筆の持ち方 姿勢と執筆法
プリント
正しい姿勢・執筆法を確認する
2
楷書の基本点画の書き方
プリント
楷書の基本点画を知る
3
楷書の基本点画の練習
プリント
楷書の基本点画を知る
4
楷書の基本点画の練習
プリント
楷書の基本点画を知る
5
名前の練習
プリント
名前を美しく書く
6
のし袋・のし紙の表書きの書き方
プリント
のし袋・のし紙の基本知識の確認
する
7
のし袋・のし紙の表書きの練習
プリント
正しい書き方を確認する
8
のし袋・のし紙の表書きの練習
プリント
正しい書き方を確認する
9
県名・市町村郡の書き方練習
プリント
正しい書き方を確認する
10
行書の基本点画の書き方
プリント
行書の基本点画を確認する
11
行書の基本点画の練習
プリント
正しい書き方を確認する
12
年賀状の練習
プリント
年賀状の書き方
13
年賀状の練習
プリント
年賀状の書き方
14
オリジナル年賀状の作成
プリント
葉書の色染めを体験する
15
書家の年賀状鑑賞
作家の年賀状
作家の年賀状鑑賞する
教材・参考文献
『書の古典』1・2
『年賀状作品集』
二玄社
笹波会出版
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
・3回に1度の割合で授業中に課題を提出 ・理論と実技試験
・出席状況(40%) 提出課題・授業態度30%) 試験成績(30%)
履修上の注意・その他
用具・教材を忘れた者は欠席とする。
授業内容を理解し、実技的にも上達したかを判断する。
科目名
担当者
書道Ⅱa
下川佐知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数
概要と目標
初学者を対象として、主に楷書・行書を中心に学習し、日常の毛筆に役立てることを目的とする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1単位
到達目標
中国史年表
中国史の流れ・書の成立の説明す
る
プリント
文房四宝を知る
正しい姿勢・執筆法を確認する
楷書の基本練習
プリント
楷書の基本を知る
楷書とは
楷書の基本練習
プリント
楷書の基本を知る
5
楷書とは
楷書の基本練習
プリント
半紙2文字の書き方
6
楷書とは
楷書の基本練習
プリント
半紙2文字の書き方
7
楷書とは
楷書の基本練習
プリント
半紙4文字の書き方
8
楷書とは
楷書の基本練習
プリント
半紙4文字の書き方
9
楷書作品をつくる
プリント
創作する
10
楷書作品をつくる
プリント
創作する
11
行書とは
プリント
正しい行書の基本点画の確認する
12
行書の基本練習
プリント
正しい行書の基本点画の確認する
13
行書の基本練習
プリント
正しい行書の基本点画の確認する
14
行書の基本練習
プリント
正しい行書の基本点画の確認する
15
行書作品をつくる
プリント
創作する
1
書の変遷
2
用具・用材
3
楷書とは
4
教材・参考文献
『書の古典』1・2
筆の持ち方(大筆)
行書の基本点画
二玄社
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
・3回に1度の割合で授業中に課題を提出 ・理論と実技試験
・出席状況(40%) 提出課題・授業態度20%) 試験成績40%)
履修上の注意・その他
用具・教材を忘れた者は欠席とする。
授業内容を理解し、実技的にも上達したかを判断する。
科目名
担当者
書道Ⅱb
下川佐知子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
初学者を対象として、日本書道史を把握させ、仮名を中心に学習し日常の毛筆に役立てる事を目的とする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
プリント
仮名の成立と時代背景について確
認する
プリント
姿勢・執筆法を確認する
プリント
円運動・筆の当たりの確認する
字母の説明
プリント
字母を知る
いろはの練習2
字母の説明
プリント
字母を知る
6
いろはの練習3
字母の説明
プリント
字母を知る
7
いろはの練習4
字母の説明
プリント
字母を知る
8
変体仮名について
プリント
変体仮名を知る
9
連綿の練習
プリント
変体仮名を知る
10
散らしについて
プリント
散らし書きを知る
11
俳句を書く
プリント
散らし書きを知る
12
年賀状を書く
プリント
前期後期に学習したことをもとに年
賀状を創作させる
13
年賀状の練習
プリント
前期後期に学習したことをもとに年
賀状を創作させる
14
年賀状の練習
プリント
前期後期に学習したことをもとに年
賀状を創作させる
15
葉書の色染め
プリント
葉書の色染めを体験する
1
書の変遷(日本書道史)
2
筆の持ち方(小筆)
3
運筆練習
4
いろはの練習1
5
運筆練習
連綿について
俳句を書く
教材・参考文献
『書の古典』1・2 二玄社
『かなの美』 笹波会出版
履修上の注意・その他
・3回に1度の割合で授業中に課題を提出 ・理論と実技試験
・出席状況(40%) 提出課題・授業態度(30%) 試験成績30%)
履修上の注意・その他
用具・教材を忘れた者は欠席とする。
授業内容を理解し、実技的にも上達したかを判断する。
科目名
担当者
華道Ⅰa
市岡久美子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
今まで何気なく見ていた花、花にも命があり花により癒されたり慰められたり、花に対する認識を新たにする
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
いけ花を始める心構え
2
いけ花の特性
鋏を用意する
3
盛花の基本的ないけ方
鋏で枝が切れるよう練習する 堅い枝が切れる
4
盛花
枝の撓め方を知る
5
盛花
枝の留め方を知る
6
盛花
花にあった器を選ぶ
花と器の調和を考える
7
自由花
花を置く場所を考えてくる
置く場所により花型を変えることを
知る
8
自由花
壁際に置く花のいけ方
9
自由花
玄関に置く花のいけ方
10
自由花
空の牛乳を持ってくる
リビングに置く花のいけ方
11
自由花
家にあるコップを持ってくる
テーブルの中央に置く花のいけ方
12
生花の基本的ないけ方
枝・葉の陰陽を知る
13
生花の基本的ないけ方
真副体の役枝を覚える
14
盛花
構成を考えてくる
手本なしで生ける
15
自由花
構成を考えてくる
手本なしで生ける
教材・参考文献
池坊花伝書
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況・授業中の態度 実技試験
盛花が手本なしで生けられること
履修上の注意・その他
鋏を忘れないこと
稽古のマナーを知る
鋏の持ち方を練習する
いけ花の歴史を知る
科目名
担当者
華道Ⅰb
市岡久美子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 1学年 後期
概要と目標
いけ花の本質である和にめざめ、自己の陶治につとめる
授業
回数
学
習
内
授業方法
容
演習
準備学習
単位数 1単位
到達目標
1
生花
2
生花
自宅の床柱の位置を確認
本勝手の生け方を知る
3
生花
自宅の床柱の位置を確認
逆勝手の生け方を知る
4
生花(一種生)
花伝書
一種生けに合う花材を知る
5
盛花
どこに飾るかを考えてくる
置く場所の高さを考えて生ける
6
生花(二種生)
花伝書
二種生に合う花材を知る
7
自由花
8
生花(三種生)
花伝書
三種生に合う花材を知る
9
盛花
花形の構成を考える
花形を考えて生ける
10
生花
花伝書
床の間の空間について知る
11
自由花
ヤツデのある人は持ってくる
遊び心を養う
12
生花(三種生)
花伝書
花の出生について知る
13
生花
花伝書
洋花を入れた生け方を覚える
14
生花
花伝書
手本なしで生ける
15
生花
花伝書
手本なしで生ける
七五三の比率を覚える
教材・参考文献
池坊花伝書
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
実技試験・態度
生花が手本なしで生けられること 床の間と花との調和空間の美を理解していること
履修上の注意・その他
鋏を忘れないこと
科目名
担当者
華道Ⅱa
市岡久美子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
生けることの技だけでなく豊かな教養と明るい心、おごらない心の持ち主として人間性の育成を図る
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
行事の花
2
盛花
3
生花
花伝書
葉物の使い方を覚える
4
行事の花
ペットボトル持参
プレゼント用の花を作る
5
盛花
花材の選び方
6
生花
生花の水際生命観を考える
7
自由花
8
盛花
9
生花
10
新風体
11
新風体
12
新風体
13
自由花
14
盛花
15
自由花
教材・参考文献
池坊花伝書
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
実技試験、出席状況、態度
自由花、盛花が見本なしで生けられること
履修上の注意・その他
鋏を忘れないこと
ペットボトルを持ってくる
器は何でも利用できることを知る
花だけでの生け方を知る
ペットボトル持参
プレゼント用の花を作る
行事に合わせた花材を知る
花伝書
誇張と省略について知る
主・用あしらい
新風体の役枝を知る
新風体の役枝を覚えてくる
花材の取り合わせを考える
花材の取り合わせを考える
構成を考えてくる
創造力を養う
手本なしで生ける
構成を考えてくる
手本なしで生ける
科目名
担当者
華道Ⅱb
市岡久美子
コース・フィールド 全学科共通
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
概要と目標
豊かな教養と明るい心を持ち、いけ花の造形美を通じ、美的な生活設計をはかる
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
単位数 1単位
到達目標
1
新風体
2
新風体
3
生花
花伝書
役枝の働きと動きを覚える
4
生花
花伝書
水揚げの方法を知る
5
自由花
6
盛花
季節の花は何があるか調べ
季節感を養う
てくる
7
新風体
近所の花屋を覗いてくる
8
生花
花伝書
9
新風体
10
生花
花伝書
11
自由花
花形を考えてくる
花材を見てイメージ作りが出来る
ようになる
12
盛花
身近な花に今の季節何があ
るか調べてくる
自然との出会いを知る
13
生花
花伝書
14
新風体
手本なしで生けられること
15
新風体
手本なしで生けられること
教材・参考文献
池坊花伝書
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
実技試験、態度、出席状況
手本なしで新風体が生けられること
履修上の注意・その他
鋏を忘れないこと
新風体の役枝を覚えてくる
新風体の規矩性と自由性について
正風体と新風体の相違と共通点
異質物の使い方を覚える
季節の花の取り合わせを知る
花材の環境を考え、出生を知る
Ⅲ-1.仏教学科の基本方針
1.教育方針
求道的関心を持って真宗仏教の基礎と実践を学ぶことを教育内容とする。
学生と教員とが、共に直接『真宗聖典』をひもとき聖教に触れて、自己を問う中で新しい自己を発
見し他者と出遇う。
さらにその学びを公開し、共に生きる姿勢を確かめる。これらの学びを通して、生涯かけて自信教
人信の誠を尽くす溌溂たる人物を育成する。
2.教育概要
本学の仏教学科は単に寺院子弟の教育養成機関にとどまるものではなく、また仏教についての
専門的知識の修得のみを目的とするものでもなく、仏教、なかんずく浄土真宗が、人間としてこの時
代社会を生きようとするものに確かな道を開くことを確信して開設されている。
しかしながら、いくら高らかに本学科の理念をうたい上げたとしても、それが我々の自覚的な学び
を開くものでなければ、空しいものである。
「信を得ることの困難さ」「仏に出遇うことの希有さ」を経典が語るのも、人間が、強力な自我の想い
に囚われていてしかもそのことに無自覚であることを示しているのであろう。しかしながら、その固い
殻を破って人間に根源的な問いを起こさせるのは、自身の求道心のはたらきである。
われわれは、自我礼讃の時代社会の中にあって表面的には仏道への積極性も知的関心も持ち
合わせていないかのごとくである。しかしながらそのような情況にあって、求道心の開発とそれに基
づく学びの展開が、学習と生活をとおして現実のものとなることを願う。学びが意欲ある学びである
こと、そして学びが更なる学びを呼び生涯を貫いて学びとおす可能性が本学科で開かれることを願
いとするものである。
3.教育課題
上記の方針と願いを達成するためには、まず学生と教員とが共通の課題と認識に立つ必要があ
る。
意欲ある学びが成立するには、
①何のための学びであるのか(「学びの意義」)
②何を目指した学びであるのか(「学びの目的」)
③それぞれの科目が断片的になるのではなく、学ぶものにとって主体的に統一化されているか
(「学びの統一性」)
④学習の場が共同の学びの場となり得ているか(「学びの場」)
以上の四点が学生・教員相互に絶えず確認されなくてはならない。
また、以上の学びは「生活における学び」と別ではない。生活を無視した学びは意欲ある学びを
開かないからである。したがって本学科は「生活」(学内・学外を問わず)が学びの場となることを重
視する。教室のみが学習の場ではない。
加えて、以上の学びは教員より学生への一方向の知識の伝達に終わらせてはならず、討論・意
見発表・文章作成など、学生の自己表現をとおして、学生と学生、学生と教員の、相互学習の実を
あげることを重視し、必然的に自主的な課題学習へと向かうことを願う。
学習領域1 「生活と私」(人間学を含む)
この私が生きている姿勢と内容が「生活」である。以下の6つの学習領域は私の生活において証
明される。まずは仏教を学ぶことの意義・目的を再確認しつつ、日常の学習・生活の状況確認と姿
勢の回復を共同で取り組む。さらに他者に対して学びを公開することによって、現場に応ずる学び
を深めていく。
学習領域2 「学びの基礎」(基礎科目)
人間の豊かさは、自分の閉ざされた空間を開いていく学びから始まる。
人間は、気がついてみると、「自分の思い込みの空間」を全てだと思い、それを乗り越える努力を
やめて、自分の世界に閉じこもってしまう。そのために現代は、情報は豊富にあるが人間として出遇
うべきもの、事柄に鈍感である。この領域では、文章を読みとり、文章を書くという読み書きの楽しさ
や漢文読解の作法を学ぶ。一方、映像メディア全盛の今、あえて言葉のメディアを読み込むことに
よって時事に関する諸問題に敏感になることを目指す。また「自己・社会との出会い」、「ボランティ
ア」を通して、出遇うべきわが身、まわり、そして社会で実際に活動している人に、その実際に学ぶ。
さらには「仏教音楽」を通して、音楽として伝わってきた仏教に学んでいく。
学習領域3 「学びの基本」
仏教は多様な相をもって現在にまで伝わっている。それが情報としてわれわれの眼前に現れると
き、われわれはまず情報の海におぼれてしまい、何が仏教なのか戸惑わざるを得ない。またそれを
そのまま並列的に学べば、仏教を知的に理解するだけとなる。なにが仏教の精神なのか不明瞭の
ままである。本学での学びの目的は仏教と出遇うことである。
そのために、すべての科目の基本軸として、出遇うべき仏教の精神を確認しつづける作業を行う。
この作業を基本としてすべての科目が立体的に総合的に位置付けられる。
2年間一貫した流れのもとで行われる学びである。一つは、人間は自分の思いに先立って願われ
ている存在であることを読解・講義・攻究・発表を組み合わせながら明らかにし、二つは、卒業論文
のための基礎学習と論文作成研究、作成作業をとおして、言語理解(解読)と文章表現力を培う。
学習領域4 「求道心の出発と歩み」
仏教は諸宗教の中の一つとして世間では位置づけられており、釈尊がその始まり(開祖)であると
される。しかし仏教の源は人間の苦悩とその苦悩からの完全な解放を課題とするところにある。した
がって仏教の学びは釈尊の教義を理解することから始まるのではなく、仏教によって人間の苦悩の
現実を自身の課題として確認することから始まる。苦悩しない人間は存在しないから、すべての人間
はすでに生まれながらにして求道的な存在であるといえよう。この学習領域では、学びの展開につ
ながることを期待した聖典の講読を行ったうえで、人間の内にはたらく求道心と生活における求道心
の具体性、そしてその論理に学ぶ。
学習領域5 「求道心の歴史的展開」
仏教の悠久なる歴史は求道の課題に生きた人々の歩みの歴史である。それぞれの時代社会に
おける人間の課題をもって仏教の光を鮮明にしてきた歴史である。この学習領域では求道心を軸と
して、歴史となってはたらく求道心が印度・中国・日本と展開していく中で、それぞれの求道者たち
が何を課題とされどのように生きられたのかを学ぶ。
学習領域6 「同朋教団の原理と行儀」
求道心は現実に対して課題を見出すとき、社会とかかわる。それは人間がまわりとの関係を内容
とする存在であるからである。仏陀と出会い、わが身にうなずき、他者を発見する。そこに、新しい友
がめぐまれる。同朋教団の成立である。その同朋教団は内には仏陀の目覚めを讃えてやまない行
儀と生活が生まれ、外にはどこまでも他者が課題となっていく。この学習領域では真宗教団の原理
(教団論)と大谷派教団の組織と法規を学び、また声明作法をとおして仏陀の徳を讃嘆することを生
活の行儀として身につける。
学習領域7 「現代社会と私」
私や教団がまわりを内容としているかぎり、他者が課題となり現代社会の諸問題に無関心ではお
れない。人権・差別、民族対立、経済戦争、家庭・学級崩壊、政治のゆがみ、脳死・臓器移植…、す
べてが人間に関係する。この学習領域では、活発な自己表現を通して、現代社会が抱える諸問題
の現実に敏感になる眼を養い、それに取り組む姿勢と意欲を持った人間に成長することが期待され
ている。
―セメスタ ーごと の科目群と学 習量―
第 Ⅰ セメス タ ー
第 Ⅱ セメスタ ー
担当
1. 人 間学
生活
総 合演 習
( 人 間 学Ⅰ ) 1
吉元
総 合 演 習Ⅰ (1)
春の合宿
第 Ⅲ セメス タ ー
担当
( 人 間 学 Ⅲ) 0.5
安武
( 吉元 ) 総 合 演 習 Ⅱ(1)
( 調)
総 合 演 習 Ⅲ(1)
(安 武 ) 総 合 演 習 Ⅳ(1)
(安 武 )
集中
集中
集中
集中
夏 の 法要
教 化 学 実 習Ⅰ (1)
春の合宿
調
( 文 章 表現 Ⅰ ) 1
安武
文 章 指導
三明
新 聞 と社 会 問 題
各 担当
( ボラン ティア ) 2
自 己 と出 会 う
3. 本 願文
基本
安武
冬の法要
( 時 事 問題 Ⅱ ) 1
新 聞 の読 み 方
仏 教音 楽
夏の法要
安武
漢文法・輪読
( 時 事 問題 Ⅰ ) 1
( 自 己 との 出 会い )1
( 文 章 表現 Ⅱ ) 1
( 人 間 学 Ⅳ) 0.5
教 化 学 実 習Ⅱ (1)
冬の法要
2. 読 み書 き
基礎
自 己と 社会
担当
吉元
教化
( 人 間 学Ⅱ ) 1
第 Ⅳ セメス タ ー
担当
安武
社 会 実 践 の実 際
( 社 会 との 出 会 い)1
各担 当
社 会 と出 会 う
(仏 教 音 楽 Ⅰ )1
虻川
(仏 教 音 楽 Ⅱ )1
虻川
(仏 教 音 楽 Ⅰ )1
虻川
(仏 教 音 楽 Ⅱ )1
虻川
仏 教 学 概説 Ⅰ(2)
吉元
仏 教 学 概 説Ⅱ (2)
吉元
真 宗 学 概 説Ⅰ (2)
安武
真 宗 学 概 説Ⅱ (2)
安武
講 義 〔三 明 〕
仏 典 講 読Ⅰ (1)
講 義 〔三 明 〕
吉元
準 備 ・学 習
仏 典 講 読 Ⅱ(1)
講 義 〔 三明 〕
講 義 〔 三明 〕
課 題 研 究 Ⅱ(1)
(吉 元 ) 課 題 研 究 Ⅲ(1)
吉元
準 備 ・学 習
論 文制 作
課 題 研 究 Ⅰ(1)
安武
課 題 の発 見
課題設定
ゼミ
三 明・吉 元・ 安武
卒 業 論 文 (1)
三 明・吉 元・ 安武
(吉 元 )
ゼミ
(三 明 )
集中
4. 聖 教講 読
出発
真 宗 聖 教講 読Ⅰ (1)
吉元
歎異抄1
仏 典 講 読Ⅲ (1)
真 宗 聖 教 講読 Ⅱ (1)
吉元
歎異抄2
権藤
観経1
仏 典 講 読 Ⅳ(1)
真 宗 聖 教 講読 Ⅲ (1)
三明
歎異抄3
権藤
観経2
真 宗 聖 教 講読 Ⅴ (1)
教 行 信 証 概説 Ⅰ (2)
三明
真 宗 聖 教 講読 Ⅵ (1)
大江
教 行 信 証 概説 Ⅱ (2)
仏 教 学 Ⅰ (2)
三明
教行信証2
教 行 信 証 の論 理 1
仏 教学
三明
歎異 抄 4
教行信証1
教 行信 証
真 宗 聖 教 講読 Ⅳ (1)
大江
教 行 信 証の 論 理 2
権藤
三帰依
5. 宗 祖伝
歴史
仏 教史
真 宗 史 Ⅰ(1)
三明
宗祖伝1
印 度 仏 教史 (2)
真 宗 史 Ⅱ (1)
三明
宗祖伝2
大江
釈尊
中 国 仏 教 史(2)
大江
伝来・経典
真 宗の 伝 統
真 宗 の 伝統 Ⅰ (2)
調和
真 宗 の 伝 統Ⅱ (2)
調和
善導・源信
真 宗 の 伝 統Ⅲ (2)
大神
曇 鸞 ・道 綽
真 宗 学 Ⅰ (2)
真 宗 の 伝 統Ⅳ (2)
権藤
龍 樹 ・ 天親
福永
蓮 如 (聞 書 )
6. 教 団論
行儀
声 明作 法
教 化 学 (2)
十時
教 団 の 歴史
声 明 作 法Ⅰ (1)
本荘
声 明 作 法 Ⅱ(1)
本荘
声 明 作 法 Ⅲ(1)
( 人 権 論 )2
宗 教 学 Ⅰ(2)
聖 書 を読 む
現 代の
諸 問題
東
宗 教 学 Ⅱ (2)
本荘
本荘
宗 教 法 規 (2)
古賀
人 権 論 Ⅱ (2)
大江
安武
東
哲 学 的 思 惟と 仏 教
生 活 と仏 教 Ⅰ (2)
単位数
科目数
組坂
声 明 作 法 Ⅳ(1)
キリスト教 小 説
哲 学 と仏 教 (2)
19
15
22
17
福永
満 之 ( 僧伽 論 )
宗 教法 規
7. 人 権論
現代
諸 宗教
真 宗 学 Ⅱ (2)
生 活 と仏 教 Ⅱ (2)
社会
家族
24.5
16
23.5
17
Ⅲ-2.仏教学科 専門科目一覧(2013年度入学)
専
門
科
目
担当教員
ー
開講科目名
卒業 教師
1年
2年
単
種別 位 必 選 必 選 前 後 前 後
数 修 択 修 択 期 期 期 期
ペ
備 考
ジ
真宗学概説Ⅰ
安武・三明 講義
2
2
2
本願文Ⅲ
真宗学概説Ⅱ
安武・三明 講義
2
2
2
本願文Ⅳ
教行信証概説Ⅰ
大江
講義
2
2
2
『教行信証』の論理1
教行信証概説Ⅱ
大江
講義
2
2
2
『教行信証』の論理2
真宗学Ⅰ
福永
講義
2
2
2
蓮如(『御一代記聞書』)
真宗学Ⅱ
福永
講義
2
2
2
清沢満之の僧伽論
真宗の伝統Ⅰ
調(和)
講義
2
2
源空
53
真宗の伝統Ⅱ
調(和)
講義
2
2
善導・源信
54
真宗の伝統Ⅲ
大神
講義
2
2
曇鸞・道綽
真宗の伝統Ⅳ
権藤
講義
2
2
龍樹・天親
真宗聖教講読Ⅰ
吉元
演習
1
1
1
『歎異抄』の基礎
55
真宗聖教講読Ⅱ
吉元
演習
1
1
1
『歎異抄』の基礎
56
真宗聖教講読Ⅲ
三明
演習
1
1
『歎異抄』の講読
真宗聖教講読Ⅳ
三明
演習
1
1
『歎異抄』の講読
真宗聖教講読Ⅴ
三明
演習
1
『教行信証』の講読
真宗聖教講読Ⅵ
三明
演習
1
『教行信証』の講読
仏教学概説Ⅰ
吉元・三明 講義
2
2
2
本願文Ⅰ
57
仏教学概説Ⅱ
吉元・三明 講義
2
2
2
本願文Ⅱ
58
仏教学Ⅰ
権藤
講義
2
仏典講読Ⅰ
吉元
演習
1
1
1
本願文演習Ⅰ
59
仏典講読Ⅱ
吉元
演習
1
1
1
本願文演習Ⅱ
60
仏典講読Ⅲ
権藤
演習
1
1
『観経』の読みと読解
61
仏典講読Ⅳ
権藤
演習
1
1
『観経』の読解と理解
62
真宗史Ⅰ
三明
演習
1
1
1
宗祖親鸞の歩みと課題1
63
真宗史Ⅱ
三明
演習
1
1
1
宗祖親鸞の歩みと課題2
64
印度仏教史
大江
講義
2
2
2
釈尊
65
中国仏教史
大江
講義
2
2
2
仏教の伝来と訳経
66
人権論Ⅱ
大江
講義
2
2
2
人権学習
宗教法規
古賀(堅)
講義
2
2
2
宗教と法規
宗教学Ⅰ
東
講義
2
2
2
聖書を読む
67
宗教学Ⅱ
安武
講義
2
2
2
キリスト教小説
68
2
2
三帰依
倫理学
担当教員
東
2
2
ー
開講科目名
卒業 教師
1年
2年
単
種別 位 必 選 必 選 前 後 前 後
数 修 択 修 択 期 期 期 期
ペ
備 考
ジ
講義
2
生活と仏教Ⅰ
講義
2
開講せず
生活と仏教Ⅱ
講義
2
開講せず
哲学と仏教
◎
69
声明作法Ⅰ
本荘
演習
1
1
1
真宗の声明と儀式作法1
70
声明作法Ⅱ
本荘
演習
1
1
1
真宗の声明と儀式作法2
71
声明作法Ⅲ
本荘
演習
1
1
真宗の声明と儀式作法3
声明作法Ⅳ
本荘
演習
1
1
真宗の声明と儀式作法4
教化学実習Ⅰ
調(友)
実習
1
1
1
仏事の厳修1
教化学実習Ⅱ
安武
実習
1
1
1
仏事の厳修2
教化学
十時
講義
2
2
2
教団の歴史
仏教の歴史と文化 安武
演習
1
1
総合演習Ⅰ
吉元
演習
1
総合演習Ⅱ
調(友)
演習
1
総合演習Ⅲ
安武
演習
1
総合演習Ⅳ
安武
演習
1
1
課題研究Ⅰ
安武
演習
1
1
課題の発見
課題研究Ⅱ
1
1
研究課題の設定
課題研究Ⅲ
三明・安武 演習
吉元
演習
1
1
卒論発表と卒論作成作業
卒業論文
三明
1
演習
73
1
合同合宿を含む
1
〃
1
1
72
74
75
〃
〃
※
卒論提出と試問
76
科目名
担当者
真宗の伝統Ⅰ
調 和晃麿
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
「浄土真宗」を明らかにされた親鸞聖人が「本師源空いまさずはこのたびむなしくすぎなまし」といわれた法然上人の行実と教えを学
ぶ。その学びを通して人として生まれ生きることの意味と意義を尋ねる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
・何故生まれてきたのか
を問う
1
法然上人の生涯(一)
誕生から修学まで
自らの誕生について考える
2
法然上人の生涯(二)
求道と回心
法然上人の求道についてプリ
・「求道」
ントを読んでくる
3
法然上人の生涯(三)
求道と回心
法然上人の回心についてプリ
・「回心」
ントを読んでくる
4
法然上人の生涯(四)
専修念仏に生きる
「専修念仏」に生きる法然上
人のもとに集った人々
・「専修念仏」
5
法然上人の生涯(五)
専修念仏に生きる
当時の仏教界の反応
(承元の法難)
・「浄土宗」
6
法然上人の生涯(六)
専修念仏に生きる
当時の仏教界の反応
(承元の法難)
・「念仏者のすがた」
7
法然上人の教え(一)
浄土宗立教開宗(教相章)
プリントをもとに
「教相章」を読む
・浄土宗の独立
8
法然上人の教え(二)
正明往生浄土の教(教相章)
プリントをもとに
「教相章」を読む
・三経一論
9
法然上人の教え(三)
正行・雑行(二行章)
プリントをもとに
「二行章」を読む
・称名念仏
10
法然上人の教え(四)
五正行(二行章)
プリントをもとに
「二行章」を読む
・正業・助業
11
法然上人の教え(五)
選択本願 (1)
(本願章)
プリントをもとに
「本願章」を読む
・選択本願の念仏
12
法然上人の教え(六)
選択本願 (2)
(本願章)
プリントをもとに
「本願章」を読む
・平等の慈悲
13
法然上人の教え(七)
信と疑(三心章)
プリントをもとに
「三心章」を読む
・信をもって能入となす
14
全体の確認(一)
これまでの学びを確認する
15
全体の確認(二)
これまでの学びを確認する
教材・参考文献
『真宗聖典』『真宗聖教全書Ⅰ 三経七祖部』『浄土の真宗』(東本願寺刊) 、随時プリント配布
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
①出席時数 ②授業中の態度 ③取り組みの姿勢 を評価、また対象とする。
知識の了解にとどまるのではなく、自らを問う学びをする。
履修上の注意・その他
自己の内奥にある根源的問いに目覚めていくような学びをする。
科目名
担当者
真宗の伝統Ⅱ
調 和晃麿
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
親鸞聖人が『よき人』と仰いだ本願念仏を身をもって証明した人々の中で、源信僧都と善導大師の行実とその教えを学ぶ。その学び
を適して、自らにかけられている願を確かめていく。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
源信僧都の生涯(一)
誕生から修学まで
プリントにより源信僧都の生
涯について読む
末法という史観の意味
2
源信僧都の生涯(二)
隠棲から示寂まで
プリントにより源信僧都の生
涯について読む
母の言葉の意味
仏教を学ぶとはどういうことか
3
源信僧都の教え(一) 厭離穢士・欣求浄土
(『往生要集』を通して)
『往生要集』の最初を読む
末代濁世の目足
4
源信僧都の教え(二)
報士・化士
報士・化士についての
プリントを読む
報・化二士は何によるか
5
源信僧都の教え(三)
極重の悪人
プリントによって源信僧都の
人間観を学ぶ
極重の悪人とは誰か
6
源信僧都の教え(四)
無倦の大悲
源信僧都の「大悲無倦常照
我身」を読む
無倦の大悲
7
善導大師の生涯(一)
誕生から修学まで
プリントによって善導大師の
生涯を読む
三昧発得
8
善導大師の生涯(二)
浄土の教えに帰す
プリントによって善導大師の
生涯を読む
道綽禅師との出遭い
9
善導大師の生涯(三)
念仏者として生きる
プリントによって善導大師の
生涯を読む
念仏を勧める
10
善導大師の教え(一)
古今楷定
『観経疏』の文により『疏』を
作った意図を学ぶ
古今を楷定する
11
善導大師の教え(二)
九品唯凡
『観経疏』によって善導大師
の人間観を学ぶ
遇縁存在
12
善導大師の教え(三)
三心について
『観経疏』の「三心」のところを 至誠心、深心
読む
回向発願心
13
善導大師の教え(四)
六字釈
『観経疏』の「六字釈」を読む 願行具足の名号
14
全体の確認(一)
これまでの学びを確認する
15
全体の確認(二)
これまでの学びを確認する
教材・参考文献
『真宗聖典』『浄土の真宗』(東本願寺刊) 『真宗全書Ⅰ 三経七祖部』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
①出席時数 ②授業中の態度 ③取り組みの姿勢を評価の対象とする
知識的了解にとどまるのではなく、自らを問う学びをする。
履修上の注意・その他
随時プリント配布
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅰ
吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
お聖教を読む力を身につけるために、『歎異抄』を読んでいく。ノートを作成しながら、前序、第一条をじっくりと読んでいく。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 授業の進め方
2
ガイダンス 『歎異抄』とは
3
前序
4
前序
〃
〃
5
前序
〃
〃
6
前序
〃
〃
7
前序
〃
〃
8
第一条
〃
〃
9
第一条
〃
〃
10
第一条
〃
〃
11
第一条
〃
〃
12
第一条
〃
〃
13
第一条
〃
〃
14
第一条
〃
〃
15
まとめ
ノートの準備
音読、ノート作成
音読ができ、語句の意味を理解す
る。
教材・参考文献
『真宗聖典』、『歎異抄』(東本願寺)、古語辞典、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「ノート作成」(20)、「中間試験(音読)」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
今後の学びの基礎となるようなノート作りを心がけること。
卒業必修 大谷派教師資格必修
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅱ
吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数
概要と目標
お聖教を読む力を身につけるために、『歎異抄』を読んでいく。後期は、第二条と第三条を読む。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 後期の授業の進め方
ノートの準備
2
第二条
音読、ノート作成、発表準備
3
第二条
〃
〃
4
第二条
〃
〃
5
第二条
〃
〃
6
第二条
〃
〃
7
第二条
〃
〃
8
第二条
〃
〃
9
第三条
〃
〃
10
第三条
〃
〃
11
第三条
〃
〃
12
第三条
〃
〃
13
第三条
〃
〃
14
第三条
〃
〃
15
まとめ
音読ができ、語句の意味を理解
し、内容について考え、意見を発表
する。
教材・参考文献
『真宗聖典』、『歎異抄』(東本願寺)、古語辞典、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「ノート作成」(20)、「中間試験(音読)」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
今後の学びの基礎となるようなノート作りを心がけること。
卒業必修 大谷派教師資格必修
1単位
科目名
担当者
仏教学概説Ⅰ
吉元信暁・三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第一願から第五願)に尋ね、準備・講
義・学習・攻究を通して明らかにしていく。それは、全ての科目の基本軸として、出遇うべき仏教の精神を確認するための作業である。
この科目は、「仏典講読Ⅰ」と連動して行われる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 前期の授業の進め方
ノートの準備
2
講義:仏教ってなに?
願文読解
深信自身
3
攻究:仏教ってなに?
レポート作成
人間としての自信とは
4
講義:本願ってなに?
願文読解
所求と情願
5
攻究:本願ってなに?
レポート作成
私がホントに願っていることはいっ
たい何なのか
6
講義:第一願 無三悪趣の願
願文読解
三悪趣、不取正覚、如是我聞の
法、小乗
7
攻究:どこから出発するの?
レポート作成
仏教は私たちの現実から出発する
私を束縛し苦しめるものから自由
に
8
講義:第二願 不更悪趣の願
願文読解
寿命、更える、国中人天、大乗、菩
薩道
9
攻究:どのように生きるの?
レポート作成
現実に流されず、現実に縛られ
ず、現実を生きていきたい 自由
ということ
10
講義:第三願 悉皆金色の願
願文読解
色(顕色、形色)、真金色相、平
等、民族
11
攻究:平等ってどういうこと?
レポート作成
金色とはどういう色か
重する世界=諸仏
12
講義:第四願 無有好醜の願
願文読解
形色、好醜、分別
13
攻究:どうすれば差別の心を破れるの?
レポート作成
分別を遠離すること 人間が人間
として生きる=自由(独立)と平等
(連帯)
14
講義:第五願 宿命智通の願
願文読解
宿命、那由他、神通
15
攻究:あなたはホントに自分がわかっていますか?
レポート作成
宿命、宿善、宿業
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「課題への取り組み」(20)、「中間レポート」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
差異を尊
科目名
担当者
仏教学概説Ⅱ
吉元信暁・三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第六願から第十一願)に尋ね、準備・講
義・学習・攻究を通して明らかにしていく。それは、全ての科目の基本軸として、出遇うべき仏教の精神を確認するための作業である。
この科目は、「仏典講読Ⅱ」と連動して行われる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 後期の授業の進め方
ノートの準備
2
講義:第六願 天眼智通の願
願文読解
天眼、不能遠観
3
攻究:あなたはホントに眼差しを向けたことがありますか?
レポート作成
見通し、見渡せない
4
講義:第七願 天耳智通の願
願文読解
天耳、受持、聞
5
攻究:あなたはホントに耳を傾けて聞き取ったことがあります
レポート作成
か?
得手に聞き、意巧に聞く
6
講義:第八願 他心智通の願
願文読解
他心地、道意
7
攻究:あなたはホントに人間がわかっていますか?
レポート作成
識、意、心
8
講義:第九願 神足智通の願
願文読解
神足、超過諸仏国
9
攻究:あなたはホントに思いのままに行動できますか?
レポート作成
行動の自在さ
10
講義:第十願 漏尽智通の願
願文読解
想念、貪計心、煩悩
11
攻究:あなたはホントに人間を敬愛できますか?
レポート作成
煩悩具足の凡夫
12
講義:第十一願 必死滅度の願(1)
願文読解
正定聚、邪定聚、不定聚
13
攻究:仏教は生き方を尋ねる道(1)
レポート作成
生き方。生きて行く方向、生きて行
く形
14
講義:第十一願 必死滅度の願(2)
願文読解
滅度
15
攻究:仏教は生き方を尋ねる道(2)
レポート作成
生き方。生きて行く方向、生きて行
く形
愚者になる
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「課題への取り組み」(20)、「中間レポート」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
科目名
担当者
仏典講読Ⅰ
吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第一願から第五願)に尋ね、準備・講
義・学習・攻究を通して明らかにしていく。それは、全ての科目の基本軸として、出遇うべき仏教の精神を確認するための作業である。
この科目は、「仏教学概説Ⅰ」と連動して行われる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 前期の授業の進め方
ノートの準備
2
準備:仏教ってなに?
願文読解
深信自身
3
学習:仏教ってなに?
レポート作成
人間としての自信とは
4
準備:本願ってなに?
願文読解
所求と情願
5
学習:本願ってなに?
レポート作成
私がホントに願っていることはいっ
たい何なのか
6
準備:第一願 無三悪趣の願
願文読解
三悪趣、不取正覚、如是我聞の
法、小乗
7
学習:どこから出発するの?
レポート作成
仏教は私たちの現実から出発する
私を束縛し苦しめるものから自由
に
8
準備:第二願 不更悪趣の願
願文読解
寿命、更える、国中人天、大乗、菩
薩道
9
学習:どのように生きるの?
レポート作成
現実に流されず、現実に縛られ
ず、現実を生きていきたい 自由
ということ
10
準備:第三願 悉皆金色の願
願文読解
色(顕色、形色)、真金色相、平
等、民族
11
学習:平等ってどういうこと?
レポート作成
金色とはどういう色か
重する世界=諸仏
12
準備:第四願 無有好醜の願
願文読解
形色、好醜、分別
13
学習:どうすれば差別の心を破れるの?
レポート作成
分別を遠離すること 人間が人間
として生きる=自由(独立)と平等
(連帯)
14
準備:第五願:宿命智通の願
願文読解
宿命、那由他、神通
15
学習:あなたはホントに自分がわかっていますか?
レポート作成
宿命、宿善、宿業
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「課題への取り組み」(20)、「中間レポート」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
差異を尊
科目名
担当者
仏典講読Ⅱ
吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第六願から第十一願)に尋ね、準備・講
義・学習・攻究を通して明らかにしていく。それは、全ての科目の基本軸として、出遇うべき仏教の精神を確認するための作業である。
この科目は、「仏教学概説Ⅱ」と連動して行われる。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
ガイダンス 後期の授業の進め方
ノートの準備
2
準備:第六願 天眼智通の願
願文読解
天眼、不能遠観
3
学習:あなたはホントに眼差しを向けたことがありますか?
レポート作成
見通し、見渡せない
4
準備:第七願 天耳智通の願
願文読解
天耳、受持、聞
5
学習:あなたはホントに耳を傾けて聞き取ったことがあります
レポート作成
か?
得手に聞き、意巧に聞く
6
準備:第八願 他心智通の願
願文読解
他心地、道意
7
学習:あなたはホントに人間がわかっていますか?
レポート作成
識、意、心
8
準備:第九願 神足智通の願
願文読解
神足、超過諸仏国
9
学習:あなたはホントに思いのままに行動できますか?
レポート作成
行動の自在さ
10
準備:第十願 漏尽智通の願
願文読解
想念、貪計心、煩悩
11
学習:あなたはホントに人間を敬愛できますか?
レポート作成
煩悩具足の凡夫
12
準備:第十一願 必死滅度の願(1)
願文読解
正定聚、邪定聚、不定聚
13
学習:仏教は生き方を尋ねる道(1)
レポート作成
生き方。生きて行く方向、生きて行
く形
14
準備:第十一願 必死滅度の願(2)
願文読解
滅度
15
学習:仏教は生き方を尋ねる道(2)
レポート作成
生き方。生きて行く方向、生きて行
く形
愚者になる
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典、ノート(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(30)、「課題への取り組み」(20)、「中間レポート」(20)、「期末試験(筆記)」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
科目名
担当者
仏典講読Ⅲ
権藤正信
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標 経典の読みと読解 ―『観無量寿経』序分―
古来、中国文化圏に属していた日本は、仏教についても、インドから中国に伝わり一旦その地に根付いたものをそのままの形で受容
した。その典型が漢訳経典である。したがって経典を学ぶためには漢文に馴染む必要がある。同時に仏教の用語を知り仏教の考え方
に接して学びが深まっていく。この科目では、経典の一部を漢文で読み、漢和辞典や仏教辞典を調べて日本語に訳し、さらにその意
味を考える作業を行う。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
仏教経典について
「経 」“Sutra” の意味
仏説、三蔵、ことば、訳経
2
経典の組織
科文、序分の持つ意味
証信序・発起序(七縁)
3
1.禁父縁
①「昔日の因縁」
(『観経疏』を読み、背景を理解)
仏教漢文の読み方、語調に親しむ
4
5
6
7
1.禁父縁
②通読
(訓読の方法、送りかな、略字)
ノート作成、字句調べ
漢文読解
1.禁父縁
③和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
ノート作成、意訳作成
文意の理解
8
1.禁父縁
④攻究
(登場人物の確認、話し合い)
9
中間試験
10
2.禁母縁
①通読
問題点の確認
ノート作成、字句調べ
漢文読解
ノート作成、意訳作成
文意の理解
11
12
13
2.禁母縁
②和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
14
2.禁母縁
③攻究
15
中間試験
教材・参考文献
『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典
〔参考文献〕『浄土三部経(下)』(岩波文庫)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常点」(30%)+「中間試験」(20%)+「期末試験」(50%)
履修上の注意・その他
きちんとしたノートを作ることを心がけてください。ノート提出もあります。
問題点の確認
科目名
担当者
仏典講読Ⅳ
権藤正信
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標 経典の読みと読解 ―『観無量寿経』序分―
前期の「仏典講読Ⅲ」に引き続き、『観無量寿経』の序文を読む。経典の大切な言葉に注意しながら、とにかくどんどん読み進めて、
序文を読み終えることを課題とする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
1.厭苦縁
①通読
(訓読の方法、送りかな、漢字の読み方)
ノート作成、字句調べ
漢文読解
2
1.厭苦縁
②和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
ノート作成、意訳作成
文意の理解
3
1.厭苦縁
③攻究
4
中間試験
5
2.欣浄縁
①通読
(訓読の方法、送りかな、漢字の読み方)
ノート作成、字句調べ
漢文読解
6
2.欣浄縁
②和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
ノート作成、意訳作成
文意の理解
7
2.欣浄縁
③攻究
8
中間試験
9
3.散善顕行縁
①通読
(訓読の方法、送りかな、漢字の読み方)
ノート作成、字句調べ
漢文読解
10
3.散善顕行縁
②和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
ノート作成、意訳作成
文意の理解
11
3.散善顕行縁
③攻究
12
中間試験
13
4.定善示観縁
①通読
(訓読の方法、送りかな、漢字の読み方)
ノート作成、字句調べ
漢文読解
14
4.定善示観縁
②和訳
(書下し文・和訳の発表と修正)
ノート作成、意訳作成
文意の理解
15
4.定善示観縁
③攻究
問題点の確認
問題点の確認
問題点の確認
教材・参考文献
『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典
〔参考文献〕『浄土三部経(下)』(岩波文庫)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常点」(30%)+「中間試験」(20%)+「期末試験」(50%)
履修上の注意・その他
きちんとしたノートを作ることを心がけてください。ノート提出もあります。
問題点の確認
科目名
担当者
真宗史Ⅰ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
親鸞聖人は既成の権威や価値観が意味を持たなくなった時代社会の中に生を受けた。その一生は、状況に流されて終わってしま
うのではなく、状況の中にありながら、わが身とわが世界を捨てずに生き通した人間成就の歩みであった。なぜ、このように生き得た
のか。テキストに添いながら、親鸞聖人の生涯を尋ね、その歩みが我々に何を問いかけているかを学ぶ。各自担当を決めて発表す
る。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
はじめに 宗祖親鸞聖人に学ぶ
テキスト『宗祖親鸞聖人』
はじめの部分を読んでおく
本講義の目標を理解する
2
第1章 人と生まれて 第1回
親鸞聖人の生まれた時代のすがた
該当個所を読む・発表準備
時代と家系を知る
3
第1章 人と生まれて 第2回
人として生まれた意義
該当個所を読む・発表準備
生まれた意義を考える
4
第1章 人と生まれて 第3回
法語に学ぶ
該当個所を読む・発表準備
法語の領解
5
第2章 発心 第1回
人間として生きる意味を尋ねて
該当個所を読む・発表準備
出家の意義を知る
6
第2章 発心 第2回
解学と行学
該当個所を読む・発表準備
学ぶ姿勢を考える
7
第3章 道を求めて(1)懸命の修学 第1回
仏教の学びの観念化・宗教の世俗化
該当個所を読む・発表準備
修学の内容
8
第3章 道を求めて(1)懸命の修学 第2回
隠された人間としての問い
該当個所を読む・発表準備
夢告の意味を知る
9
第4章 道を求めて(2) 六角堂参籠 第1回
一人になって問い直す
該当個所を読む・発表準備
参籠の意義を知る
10
第4章 道を求めて(2) 六角堂参籠 第2回
聖徳太子のうながし
該当個所を読む・発表準備
夢告の意味を知る
11
第4章 道を求めて(2) 六角堂参籠 第3回
二河白道の譬喩
該当個所を読む・発表準備
法語の領解
12
第5章 本願に帰す 第1回
師法然上人との出遇い 『歎異抄』第二条
該当個所を読む・発表準備
出遇いの意義を考える
13
第5章 本願に帰す
『選択集』付属
該当個所を読む・発表準備
教えを受ける意義を考える
14
第6章 法難 第1回
承元の弾圧
該当個所を読む・発表準備
弾圧の必然性を考える
15
第6章 法難
まとめ
前期の復習
前期の内容の理解
第2回
第2回
教材・参考文献
〔テキスト〕 『宗祖親鸞聖人』・『真宗聖典』・『親鸞聖人行実』
〔参考文献〕 ・宮城顗『宗祖聖人親鸞―生涯とその教え』(上、下)
・授業の中で指示する。
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況(40%)、授業中の課題(20%)、筆記試験(40%)を総合して評価する。
履修上の注意・その他
卒業必修。
科目名
担当者
真宗史Ⅱ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数
概要と目標
真宗史Ⅰ(前期履修)の継続。テキストに添いながら、親鸞聖人の生涯の中、流罪以後を尋ねる。
その歩みが我々に何を問いかけているかを学ぶ。各自担当を決めて発表する。
授業
回数
学
習
内
容
1単位
準備学習
到達目標
1
はじめに 前期のまとめと後期の課題・共同討議
前期の復習
後期の課題の確認
2
第7章 民衆にかえる 第1回
民衆の生きる現実
該当個所を読む・発表準備
当時の社会を知る
3
第7章 民衆にかえる 第2回
われ・ひと共に生きる大地の発見
該当個所を読む・発表準備
人々の生活の様子を知る
4
第7章 民衆にかえる 第3回
法語に学ぶ
該当個所を読む
法語の内容を知る
5
第8章 大悲に生きる 第1回
愚者になりて 民衆と共に
該当個所を読む・発表準備
愚者の自覚を考える
6
第8章 大悲に生きる 第2回
法語に学ぶ
該当個所を読む
法語の内容を知る
7
第8章 大悲に生きる 第3回
三部経千部読誦
該当個所を読む・発表準備
自力の行と心を考える
8
第8章 大悲に生きる 第4回
正定聚に住す
該当個所を読む・発表準備
正定聚の意味を知る
9
第8章 大悲に生きる 第5回
悪人正機 善人と悪人『歎異抄』第三条
該当個所を読む・発表準備
悪人の自覚を考える
10
第8章 大悲に生きる 第6回
弟子一人ももたず 『歎異抄』第六条
該当個所を読む・発表準備
『歎異抄』第六条を知る
11
第8章 大悲に生きる 第7回
善鸞義絶
該当個所を読む・発表準備
事件の本質を考える
12
第8章 大悲に生きる 第8回
念仏者のしるし
該当個所を読む・発表準備
念仏者の生き様を学ぶ
13
第8章 大悲に生きる 第9回
無碍の一道 迷信の問題
該当個所を読む・発表準備
自信を持って生きる
14
第9章 仏道に捧ぐ
該当個所を読む・発表準備
親鸞に聞く
15
まとめ
全体を読み返す
各自の親鸞観を確立する
教材・参考文献
〔テキスト〕 ・『真宗聖典』・『宗祖親鸞聖人』・『親鸞聖人行実』
〔参考文献〕 ・宮城顗『宗祖聖人親鸞―生涯とその教え』上・下
・授業の中で指示する。
・三明智彰『歎異抄講義』上・下(法蔵館)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況(40%)、授業中の課題(20%)、筆記試験(40%)を総合して評価する
履修上の注意・その他
卒業必修。
科目名
担当者
印度仏教史
大江憲成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
仏教は2500年余り前に釈尊によってインドに興された。教えがインドにどのように展開したのか、 釈尊の生涯とその教説を中心に
学び、人間の苦悩(生老病死)からの救いを考える。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
インド古代と現代にまで息づく宗教性
映像を中心に知る。
2
釈尊以前
1)インダス・ヴェーダ・ブラーフマナ・ウパニシャッド
インドの神々信仰とヴァルナ差別
3
4
人間の思惟の持つ行き詰まりの構
造
2)シュラマナの群れ
釈尊の生涯
1)誕生
自分がこの世に誕生したこと
人間の誕生、仏陀としての誕生
の受けとめ
5
2)抱えていた課題
自分の根本の課題を考えて
みる
6
3)出家
自分の根本の課題を解決す
出家の意味
るには
7
4)修道(禅定・苦行)
同上
精神性の高みへの上昇
の持つ問題
8
5)降魔成道
人間は何に気づかねばなら
ないのか
自分の壁は自分自身にあることの
理解
9
6)梵天の勧請
大切なことは伝えられるの
か?
眞理と伝達する言葉との異質性
10
7)仏陀の説法
11
8)三宝の成立
人生の宝物は何か。
人生の本当の宝物は
仏法僧の三宝
12
9)仏陀の入滅
人間の死、大切な人の死、偉
仏陀の入滅とその異義
大な人の死とは
13
釈尊の教説
1)十二支縁起
生老病死の持つ問題と課題性
苦悩の原因を内に辿ってみる
苦悩の生起する内面的な因果関
係の理解
14
2)四諦と八正道
日常的な救いの方法につい
て考えてみる
根本的な救いの論理と方法につい
て
15
3)四法印
わが人生の旗印は何か
仏陀への道に旗印あり
教材・参考文献
『大乗の仏道』(東本願寺)第一部
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
成績評価:平常点(30点)+期末試験(70点)
確認指標:人々はゴータマをなぜ仏陀として讃えたのかが明らかになること。
履修上の注意・その他
科目名
担当者
中国仏教史
大江憲成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
インドの起こった仏教は、仏教が伝来する以前から独自の文化・文明が栄えていた中国に、どのようにして受け入れられたのか。
経典翻訳の苦労と伝播、教えの受け入れ方の種々相。さまざまな展開について概観する。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
インドにおける経論の成立と展開
『大乗の仏道』仏滅後
伝播の経論の背景
2
仏教の伝来
1)中国への伝播した経路と周辺地域
仏教伝播図の確認
伝播図と年表
中国古代思想
翻訳の努力
3
2)受用のあり方
習俗と格義
4
3)旧訳と新訳
翻訳語の相違
5
4)訳経僧の活躍
訳経の人的状況
6
5)釈道安と鳩摩羅什
道安の画期的功績
翻訳者の努力
7
仏教の展開
1)魏晋南北朝の仏教
訳経の前後
中国仏教の開始
8
2)五胡十六国の成立による仏教の展開
西域異民族の流入
新しい仏教の動き
9
3)曇鸞の時代と求道と課題
時代の混乱
時代の中の求道
10
4)道綽の時代と求道と課題
同上
同上
11
仏教教義の種々相
1)教相判釈
ことばの意味
教相判釈の必要性と論理
12
2)「宗」の成立
各宗の外観
各宗の異義
13
3)天台宗(天台大師智顗とその論理)
天台の教えの外観
天台と法華経の理解
念仏の歴史的外観
行と観想と観想念仏
14
浄土教の展開
1)観想の念仏
15
2)称名の念仏
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
成績評価:平常点(50点)+期末試験(50点)
履修上の注意・その他
同上
観想念仏と称名念仏
その形体と意義
科目名
担当者
宗教学Ⅰ
東 道成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 講義
単位数 2 単位
概要と目標
聖書を読む―イエスの挫折と迫害との向こうには何が見えるのであろうか―
今回は、四福音書のうちルカ福音書を読む。四つのうちで最も分かりやすく丁寧な筆致で書かれているルカ福音書は、文化を異にす
る私たちでも理解しやすい。ほぼ二千年前の言葉たち(それらは真宗の根本聖典『仏説無量寿経』とほぼ時代を一にするという偶然に
ある)に、じっくりと、そしてできるならゆったり身を浸すようにしたい。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
オリエンテーション(授業の方向付け)
テキストの確認
「聖書」とは。 旧約、新約、福音書
(エヴァンゲリオン)
2
「おめでとう。主があなたと共におられる」
母マリア、洗礼者ヨハネ
ルカ1
イエスの誕生の前ぶれ(予徴)
3
イエスの誕生、民衆とメシア
ルカ2,3
イエス誕生の意味
少年イエス、洗礼
4
荒野の誘惑、悪魔、故郷ナザレ
ルカ4,5
ハンセン病、奇蹟
5
安息日、病人の癒し、罪人
ルカ6,7
ユダヤ教、律法、女性の地位
6
「種を蒔く人」のたとえ
ルカ8
イエスの服に触れる女
7
イエス、自分の死と復活を予言
ルカ9,10
サマリア人、悔い改める
8
「求めなさい。そうすれば、与えられる」
ルカ11
サリファイ派、律法学者たち
9
「富を天に積みなさい」 「愚かな金持ち」
ルカ12,13
偽善
10
「見失った羊」のたとえ 「放蕩息子」のたとえ
ルカ14,15,16
弟子の条件、ラザロ
11
赦し、信仰、奉仕
ルカ17,18
神の国、徴税人
12
「エルサレムに迎えられる」
ルカ19,20
復活についての問答
13
イエスを殺す計画、イエスの逮捕
ルカ21,22
終末、契約
14
「死刑の判決を受ける」 イエスの死
ルカ23,24
十字架、復活
15
予備・まとめ
教材・参考文献
〔テキスト〕 『聖書―新共同訳―』(日本聖書協会)
〔参考文献〕 井上洋治著『福音書を読む旅』(NHK出版)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席、授業中、期末試験より考慮
履修上の注意・その他
「聖書があなたにとって、いつかふと紐解いて読みたくなる本になれば幸いです」
科目名
担当者
宗教学Ⅱ
安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法
講義
単位数
概要と目標
宗教とは何か―キリスト教小説を題材に―
①遠藤周作の著作を読んでいきながら、人間の良心、罪の意識といったテーマについて考えてみる。
②発表を通してレポート作成の基本(精神)を身につける。
③その他の教材を用いて、「宗教とは何か」というテーマについて考えてみる。
2単位
授業
回数
学
1
ガイダンス:「宗教学Ⅱとは何を学ぶ時間か」
2
『海と毒薬』を読む①
第1章 序、Ⅰ、Ⅱの下読み。
物語の背景を知る。
担当者は発表準備。
3
『海と毒薬』を読む②
第1章 Ⅲ~Ⅳの下読み。担
当者は発表準備。
4
『海と毒薬』を読む③
第2章Ⅰの下読み。担当者は
発表準備。
5
『海と毒薬』を読む④
第2章Ⅱの下読み。担当者は
発表準備。
6
『海と毒薬』を読む⑤
第2章Ⅲ以降の下読み。担当
者は発表準備。
7
『海と毒薬』まとめ
中間レポートの指導①
8
『海と毒薬』まとめ
中間レポートの指導②
9
『沈黙』を読む①
まえがき、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの下読
み。担当者は発表準備。
物語の背景を知る。
10
『沈黙』を読む②
Ⅳの下読み。担当者は発表
準備。
宗教者とは何ものか。
11
『沈黙』を読む③
Ⅴ、Ⅵの下読み。担当者は発
超越者とは何ものか。
表準備。
12
『沈黙』を読む④
Ⅶの下読み。担当者は発表
準備。
13
『沈黙』を読む⑤
Ⅷ、Ⅸの下読み。担当者は発
宗教心とは何か。
表準備。
14
『沈黙』まとめ
中間レポートの指導①
15
『沈黙』まとめ
中間レポートの指導②
習
内
容
準備学習
到達目標
授業目的の理解
「人間の良心」を考える。
「罪の意識」を考える。
レポート作成の基本精神を身につ
ける。宗教とは何かについて考え
る。
教材・参考文献
遠藤周作著『海と毒薬』、『沈黙』(新潮文庫)
国語辞典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席と取り組み」(30)+「小レポート」(30)+「期末レポート」(40)
履修上の注意・その他
自由な発想で、頭は柔らかく。そして真剣に一生懸命取り組んで欲しい。
人間とは何ものか。
レポート作成の基本精神を身につ
ける。宗教心とは何かについて考
える。
科目名
担当者
倫理学
東 道成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
現在、京都の大谷大学哲学科の教授となった鷲田清一氏の著書からテキストを選んだ。氏はこの『哲学個人授業』にて、主として西
洋哲学の潮流にある23名もの思想家について永江朗氏と自由に語り合う。論文調ではなく対話によって問題を尋ねるというやり方な
ので、とても読みやすい。哲学者の難解な言葉がわかりやすく噛みくだかれる。こちらも自由に羽ばたきたい。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
「自己とは自己自身に関係するところの関係である」
2
「それがあるところのものではるのではなく、それがあらぬと
サルトル
ころのものでありうる」
実在主義、アンガージュマン
3
「話をするのが不可能なことについては、人は沈黙せねばな
ヴィトゲンシュタイン
らない」
論理、論理的
4
「初めにあるのは無言の経験であり、それが純粋な表現へと
フッサール
もたらされねばならない」
事象そのものへ、現象学
5
「所有の概念には、他者による承認ということが含まれる」
ヘーゲル
所持と所有
6
「〈同〉の審問は〈他〉によってなされるのだ」
レヴィナス
他者とは何か
7
「誘惑的なのはこのちらちら見えることそれ自体である」
ロラン・バルト
エロティック
8
「複製技術は複製の対象を伝統の領域からひきはなしてしま
ヴァルター・ベンヤミン
う」
複製技術時代の芸術
9
「知覚は、かつて一度も存在しなかったのである」
形而上学、脱構築
10
「良識はこの世でもっとも公平に配分されているものである」 デカルト
方法序説、方法的懐疑
11
「道徳は、いかにしてわれわれが自分を幸福にすべきかでは
なく、いかにしてわれわれが幸福に値するものとなるべきか カント
という教えである」
「私は何を為すべきか」
理性の運命
12
「我々のあずかり得る真の善で、他のすべてを捨ててただそ
れによってのみ心が動かされるような或るものが存在しない スピノザ
かどうか」
光が、光と闇を現す
13
「言葉というものは、ひとたび書きものにされると、転々とめぐ
プラトン
り歩く」
対話、産婆術
14
「それらはあなたによって存在するのであるから、確かに存
在するが、あなたが存在するような存在ではないから、決し
て実在しない」
アウグスティヌス
教父哲学、古代キリスト教
15
「運動における私の決意と私の身体の関係は、魔術的な関
係なのである」
メルロ・ポンティ
身体論
キェルケゴール
ジャック・デリダ
教材・参考文献
テキスト:鷲田清一他述 『哲学個人授業―〈殺し文句〉から入る哲学入門』 (ちくま文庫)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席・授業中・期末試験より考慮
履修上の注意・その他
衝撃的な言葉が最初に掲げられる。分かる分からないを超えて、何が感じられるであろうか。
人間とは関係である
科目名
担当者
声明作法Ⅰ
本荘正法
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
-真宗の声明と儀式作法 1-
声明とは仏典に節をつけたもので儀礼に用いる宗教音楽である。真宗においては念仏を申すということを形に表したものが勤行であ
るから、技術の習得だけではなく、お聖教に自らを聞きひらいていき、そして如来聖人の教えを仰いで謙虚に仏弟子であるという事を
確認しそして宣言できる人になるよう、学んでいきたい。授業中は間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事。
授業
回数
学
1
声明概説 声明の歴史、節譜の説明、その他
(大経上巻・聖典p11)
親鸞聖人、大谷派の声明
嘆仏偈、偈後短念仏、回向
2
寺院と門徒における年中行事
大谷派寺院年中諸法要行事
を必読
平常の勤行、修正会、彼岸会、盂蘭盆会、報
恩講、年忌法事、祥月命日 毎時間一人ずつ
導師(調声人)となり総礼(合掌礼拝)の後、鏧
を打って調声する
習
内
容
準備学習
3
正信偈 草四句目下
(大谷派声明集p30~44)
(聖典p204)
4
5
同朋奉讃式
(大谷派声明集p352)
6
(大谷派声明集p99)
(聖典p478)
7
8
念仏、和讃、回向、三淘
(三帖和讃、次第章)
到達目標
教行信証(行巻)、正信偈九品(正
信念仏偈)
依経段、依釈段、南無阿弥陀仏、
七高僧、念仏申す
同朋奉讃について同朋奉讃の念
仏と和讃、回向をマスターすること
念仏七品、和讃六品、回向七品、
次第章(墨節)
正信偈、念仏、和讃、回向のお勤
めの中心は念仏
和讃(浄土和讃、高僧和讃、正像
末和讃)
9
10
回向文 我世彼尊功徳事(龍樹)、
世尊我一心(天親)、願以此功徳
(善導)
11
12 念仏、和讃、回向、五三淘
(大谷派声明集p109)
13
三淘と五三淘の違い
行四句目下と草四句目下の違い
正信偈 行四句目下
(大谷派声明集p30)
14
15 正信偈 中拍子
「善導独明仏正意」以後の節譜
(大谷派声明集p30)
中拍子の特徴について
軽い法要の逮夜・日中など
教材・参考文献
『真宗聖典』、『大谷派声明集(上)』、『真宗の儀式』、『大谷派寺院年中諸法要行事』、『御文稽古本』、『昭和法要式』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席数と授業中の態度(間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事)」(50)+「期末試験」(50)
履修上の注意・その他 大谷派教師資格 必修。
得度している者は必ず衣体(間衣・輪袈裟・念珠)を着用する事。
大谷派教師資格必修
これからの一年間で30分以上の正座ができるようになる事。
科目名
担当者
声明作法Ⅱ
本荘正法
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法
演習
単位数 1単位
概要と目標
-真宗の声明と儀式作法 2-
声明とは仏典に節をつけたもので儀礼に用いる宗教音楽である。真宗においては念仏を申すということを形に表したものが勤行であ
るから、技術の習得だけではなく、お聖教に自らを聞きひらいていき、そして如来聖人の教えを仰いで謙虚に仏弟子であるという事を
確認しそして宣言できる人になるよう、学んでいきたい。授業中は間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事。
授業
回数
1
学
習
内
容
三誓偈
2
準備学習
到達目標
(大経上巻・聖典p204)
重誓偈ともいう。偈後短念仏、回向
斉場勤行
(大谷派声明集p15)
墨譜の特徴と種類
葬場勤行
正信偈 真読、中読
命日勤行
枕勤め
3
平日の昏時勤行
枕勤め
4
正信偈 舌々(舌々後短念仏回向)
(大谷派声明集p15)
5
昭和法要式を使用するにあたっての説明
浄土三部経
大経(聖典p1) 観経(聖典p89)
大無量寿経 観無量寿経
小経(聖典p125)
阿弥陀経
6
昭和法要式
7
伽陀(三経伽陀)
昭和法要式による三部経の読み
方、念仏、和讃、回向をマスターす
ること
(大谷派声明集p319)
報恩講
8
9
伽陀(三経伽陀)
正信偈 真四句目下
(大谷派声明集p45)
一昼夜、二昼夜、三昼夜、五昼
夜、七昼夜
10
八淘、十淘、十二淘
11
念仏、和讃、回向、五淘
(報恩講和讃)
(大谷派声明集p119)
報恩講和讃
12
13
お内仏のお給仕
テキストを使用して詳しく説明する
何故、仏壇と言わずお内仏という
(真宗の儀式p16~42)と資料
のか
を配る
法名軸・大谷派お内仏の特徴
14
御文拝読作法
(聖典p760)
蓮如上人
五帖八十通について
修練に行く前の実習
下陣出退法、衣の畳み方、墨袈裟の小威儀・大威儀の結び 資料を配る
教師修練について
方他
教材・参考文献
『真宗聖典』、『大谷派声明集(上)』、『真宗の儀式』、『大谷派寺院年中諸法要行事』、『御文稽古本』、『昭和法要式』
15
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席数と授業中の態度(間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事)」(50)+「期末試験」(50)
履修上の注意・その他 大谷派教師資格 必修。
得度している者は必ず衣体(間衣・輪袈裟・念珠)を着用する事。 これからの一年間で30分以上の正座ができるようになる事。
大谷派教師資格必修
科目名
担当者
教化学実習Ⅰ・Ⅱ
調 友希雄・安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1・2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
1、2年生合同で、仏教学科報恩講(冬の法要)に向けた企画、学習、準備などの取り組みを行い、計画に基づいて実施する。事前
準備(学習)を通して1年間あるいは2年間の学びを総括し、法要を通して学外に公開する。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンス 概要の確認と係の決定
2
事前準備①
3
事前準備②
〃
4
事前準備③
〃
5
事前準備④
〃
6
事前準備⑤
〃
7
事前準備⑥
〃
8
事前準備⑦
〃
9
事前準備⑧
〃
10
事前準備⑨
〃
11
事前準備⑩
〃
到達目標
法要の概要や目的等の理解
係ごとの話し合いや学習準備
事前準備(学習)を通して1年間あ
るいは2年間の学びを総括し、法
要を通して学外に公開する。
12
仏教学科報恩講
内容:讃歌(真宗宗歌、恩徳讃Ⅱ)、勤行(真四句目下げ、淘五)、学習発表、法話
13
14
15
事後総括
〃
係ごとの話し合い
〃
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席(30)、事前準備・法要・事後総括への取り組み(40)、期末レポート(30)
履修上の注意・その他
卒業必修 大谷派教師資格必修
法要を総括する
法要を総括する
科目名
担当者
仏教の歴史と文化
安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 集中
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
およそ2500年前、インドの大地を母胎として誕生した仏教は、今や洋の東西を問わず世界中に広まりました。それは、時代や国境、人
種を超えて「人間」を貫く真実が説かれているからに他なりません。この授業では仏教誕生の大地インドを訪れ、ブッダ釈尊の足跡を
尋ねる中で仏教の歴史と文化を学びます。そして様々な出会いを通して一人ひとりがほんとうに出遇うべきことを尋ねたいと思いま
す。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
事前学習①
2
事前学習②
インド研修パンフ作成
仏跡参拝の意義
3
コルカタ研修①
マザーハウス研修:マザーテレサのことばに触れる
自身と向き合う
生老病死に学ぶ
4
コルカタ研修②
インド博物館、カーリー寺院見学
自身と向き合う
インドの歴史と宗教の現在
5
ラージギル研修①
南大門、竹林精舎ほか見学
自身と向き合う
四門出遊
6
ラージギル研修②
霊鷲山参拝 *勤行と感話
自身と向き合う
ブッダ説法の背景
7
ラージギル研修③
「王舎城の悲劇」とは
自身と向き合う
「王舎城の悲劇」が問うもの
8
ブッダガヤ研修①
前正覚山、スジャータの村訪問
自身と向き合う
ブッダの御苦労を尋ねる
9
ブッダガヤ研修②
大塔、金剛宝座参拝 *勤行と感話
自身と向き合う
成道の意義
10
ブッダガヤ研修③
黙想の時
自身と向き合う
自己を見つめる
11
ヴァーラーナシー研修①
ガンジス河沐浴風景見学
自身と向き合う
業報と輪廻:苦の解放とは
12
ヴァーラーナシー研修②
インドの文化:舞踏と音楽鑑賞
自身と向き合う
祈りと表現
13
サールナート研修①
ダメーク・ストゥーパ研修 *勤行と感話
自身と向き合う
初転法輪と仏教誕生
14
サールナート研修②
サールナート考古学博物館見学
自身と向き合う
仏教美術と大乗の精神
15
事後学習
インド研修展示準備
インド研修まとめ
インド世界とは
教材・参考文献
『釈尊 生涯と教え』、『インド研修パンフレット』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常点」(40)+「事前・事後の取り組み」(30)+「レポート」(30)
履修上の注意・その他
全学科に開かれた授業です。九州大谷に学ぶ者として仏教誕生の地インドを訪れ、ほんとうに出遇うべきことを尋ねましょう。
科目名
担当者
総合演習Ⅰ・Ⅲ
吉元信暁・安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1・2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
1、2年生合同で、合宿に向けた企画、学習、準備などの取り組みを行い、計画に基づいて実施する。共に学んでいく姿勢を培い、ま
た御命日勤行に参加する意義を確認し、讃歌や正信偈に対する理解を深めることを目標とする。
授業
回数
学
習
内
1
ガイダンス 概要の確認と係の決定
2
事前準備① 研修テーマと開催趣旨
3
事前準備② 係ごとの計画
容
準備学習
到達目標
合宿の概要や目的等の理解
係ごとの話し合いや学習への
取り組み
〃
事前準備を通して、共に学ぶ姿勢
を培う
4
事前準備③ 内容案の作成
〃
5
事前準備④ パンフレットの作成
〃
6
7
8
9
合宿
10
内容:讃歌の唱和、勤行、講義、学習、座談、清掃、食事作りなど
合宿を通して、共に学んでいく姿勢
を培い、また御命日勤行に参加す
る意義を確認し、讃歌や正信偈に
対する理解を深める
11
12
13
14
15
事後総括
係ごとの話し合い
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席(30)、事前準備・合宿・事後総括への取り組み(40)、期末レポート(30)
履修上の注意・その他
卒業必修
合宿を総括する
科目名
担当者
総合演習Ⅱ・Ⅳ
調 友希雄・安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1・2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
1、2年生合同で、夏の法要に向けた企画、学習、準備などの取り組みを行い、計画に基づいて実施する。共同して一つの法要に取
り組んでいくことを通して、現場に応ずる学びを深めていく。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンス 概要の確認と係の決定
2
事前準備①
3
事前準備②
〃
4
事前準備③
〃
5
事前準備④
〃
6
事前準備⑤
〃
7
事前準備⑥
〃
到達目標
法要の概要や目的等の理解
係ごとの話し合いや学習への
取り組み
事前準備(学習)や法要の実施を
通して、現場に応ずる学びを深め
る。
8
夏の法要
内容:讃歌(真宗宗歌、恩徳讃)、勤行(草四句目下げ、淘三)、学習発表、法話など
9
10
事後総括
11
事後総括
12
学外研修事前準備
13
学外研修事前準備
〃
〃
14
学外研修事前準備
〃
〃
15
学外研修事前準備
〃
〃
係ごとの話し合い
〃
資料の読み込み
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席(30)、事前準備・法要・事後総括への取り組み(40)、期末レポート(30)
履修上の注意・その他
法要を総括する
法要を総括する
研修内容についての理解を深める
科目名
担当者
課題研究Ⅰ
安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 1学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
この授業では、まず、テキストを用いた発表を行うことで、発表の基礎を身につける。次に、半年間の仏教の学びをふまえて、また後期
の学びと並行して、自らの興味・関心についての発表、討論、学習を繰り返す中で、自分の課題を明らかにしていく。そしてさらに、そ
の私の課題と仏教の学びが別ではないことを確認し、お聖教のことばに眼を向けていく姿勢を持つことを課題とする。
授業
回数
学
1
ガイダンス:前期の仏教の学びを振り返って
2
『はじめて考えるときのように』第1章
テキスト読解、発表レジュメ作
発表レジュメ作成作法の習得
成
3
『はじめて考えるときのように』第2章
テキスト読解、発表レジュメ作
「感じる」
成
4
『はじめて考えるときのように』第3章
テキスト読解、発表レジュメ作
「聞く」
成
5
レポート「私の課題」(第1回)① 発表
課題レポート作成
課題を見出す
6
レポート「私の課題」(第1回)② 討論・学習
課題レポート作成
質問する・聞く
7
『はじめて考えるときのように』第4章
テキスト読解、発表レジュメ作
「言葉」
成
8
『はじめて考えるときのように』第5章
テキスト読解、発表レジュメ作
「論理」
成
9
『はじめて考えるときのように』第6章
テキスト読解、発表レジュメ作
「思考」
成
10
卒論中間発表への参加
伝える技術
11
卒論中間発表への参加
お聖教に触れる
12
レポート「私の課題」(第2回)① 発表
課題レポート作成
課題を見出す
13
レポート「私の課題」(第2回)② 討論・学習
課題レポート作成
質問する・聞く
14
「課題発表」に向けた準備
発表レジュメの作成
表現とは
15
課題発表
発表原稿の作成
習
内
容
準備学習
到達目標
教材・参考文献
『真宗聖典』、野矢茂樹『はじめて考えるときのように』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席点」(30)+「課題への取り組み」(20)+「レポート」(20)+「課題発表」(20)
履修上の注意・その他
受け身の授業ではなく、自らの課題を掘り下げていくという「作業」が中心となる授業です。積極的に取り組んでください。
Ⅲ-4.仏教学科 専門科目一覧(2012年度入学)
専
門
科
目
担当教員
ー
開講科目名
卒業 教師
1年
2年
単
種別 位 必 選 必 選 前 後 前 後
数 修 択 修 択 期 期 期 期
ペ
備 考
ジ
真宗学概説Ⅰ
三明・安武 講義
2
2
2
本願文Ⅲ
79
真宗学概説Ⅱ
三明・安武 講義
2
2
2
本願文Ⅳ
80
教行信証概説Ⅰ
大江
講義
2
2
2
『教行信証』の論理1
81
教行信証概説Ⅱ
大江
講義
2
2
2
『教行信証』の論理2
82
真宗学Ⅰ
福永
講義
2
2
2
蓮如(『御一代記聞書』)
83
真宗学Ⅱ
福永
講義
2
2
2
清沢満之の僧伽論
84
真宗の伝統Ⅰ
調(和)
講義
2
2
源空
真宗の伝統Ⅱ
調(和)
講義
2
2
善導・源信
真宗の伝統Ⅲ
大神
講義
2
2
曇鸞・道綽
85
真宗の伝統Ⅳ
権藤
講義
2
2
龍樹・天親
86
真宗聖教講読Ⅰ
吉元
演習
1
1
1
『歎異抄』の基礎
真宗聖教講読Ⅱ
吉元
演習
1
1
1
『歎異抄』の基礎
真宗聖教講読Ⅲ
三明
演習
1
1
『歎異抄』の講読
87
真宗聖教講読Ⅳ
三明
演習
1
1
『歎異抄』の講読
88
真宗聖教講読Ⅴ
三明
演習
1
『教行信証』の講読
89
真宗聖教講読Ⅵ
三明
演習
1
『教行信証』の講読
90
仏教学概説Ⅰ
三明・吉元 講義
2
2
2
本願文Ⅰ
仏教学概説Ⅱ
三明・吉元 講義
2
2
2
本願文Ⅱ
仏教学Ⅰ
権藤
講義
2
仏典講読Ⅰ
吉元
演習
1
1
1
本願文演習Ⅰ
仏典講読Ⅱ
吉元
演習
1
1
1
本願文演習Ⅱ
仏典講読Ⅲ
権藤
演習
1
1
『観経』の読みと読解
仏典講読Ⅳ
権藤
演習
1
1
『観経』の読解と理解
真宗史Ⅰ
三明
演習
1
1
1
宗祖親鸞の歩みと課題1
真宗史Ⅱ
三明
演習
1
1
1
宗祖親鸞の歩みと課題2
印度仏教史
大江
講義
2
2
2
釈尊
中国仏教史
大江
講義
2
2
2
仏教の伝来と訳経
人権論Ⅱ
大江
講義
2
2
2
人権学習
92
宗教法規
古賀(堅)
講義
2
2
2
宗教と法規
93
宗教学Ⅰ
東
講義
2
2
2
聖書を読む
宗教学Ⅱ
安武
講義
2
2
2
キリスト教小説
2
2
三帰依
91
哲学と仏教
担当教員
東
2
2
ー
開講科目名
卒業 教師
1年
2年
単
種別 位 必 選 必 選 前 後 前 後
数 修 択 修 択 期 期 期 期
ペ
備 考
ジ
講義
2
生活と仏教Ⅰ
講義
2
開講せず
生活と仏教Ⅱ
講義
2
開講せず
哲学と仏教
声明作法Ⅰ
本荘
演習
1
1
1
真宗の声明と儀式作法1
声明作法Ⅱ
本荘
演習
1
1
1
真宗の声明と儀式作法2
声明作法Ⅲ
本荘
演習
1
1
真宗の声明と儀式作法3
94
声明作法Ⅳ
本荘
演習
1
1
真宗の声明と儀式作法4
95
教化学実習Ⅰ
調(友)
実習
1
1
1
仏事の厳修1
教化学実習Ⅱ
安武
実習
1
1
1
仏事の厳修2
96
教化学
十時
講義
2
2
2
教団の歴史
97
仏教の歴史と文化 安武
演習
1
1
総合演習Ⅰ
吉元
演習
1
総合演習Ⅱ
調(友)
演習
1
総合演習Ⅲ
安武
演習
1
総合演習Ⅳ
安武
演習
1
1
課題研究Ⅰ
安武
演習
1
1
課題の発見
課題研究Ⅱ
1
1
研究課題の設定
101
課題研究Ⅲ
三明・安武 演習
吉元
演習
1
1
卒論発表と卒論作成作業
102
卒業論文
三明
1
卒論提出と試問
103
演習
98
1
合同合宿を含む
1
〃
1
1
※
〃
99
〃
100
科目名
担当者
真宗学概説Ⅰ
三明智彰・安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2年生 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第十二願から第十六願)に尋ね、読解・
講義・確認・攻究・発表を通して明らかにしていく。それは、すべての科目の基本軸として、出会うべき仏教の精神を確認するための作
業である。
授業
回数
学
習
内
容
1
授業ガイダンス
2
第一願から第十一願を振り返って① 講義
3
第一願から第十一願を振り返って② 確認
4
第一願から第十一願を振り返って③ 学習・攻究
5
第十二願 光明無量の願① 講義
6
第十二願 光明無量の願② 学習・攻究
7
第十三願 寿命無量の願① 講義
8
第十三願 寿命無量の願② 学習・攻究
9
第十四願 声聞無数の願① 講義
10
第十四願 声聞無数の願② 学習・攻究
11
第十五願 眷属長寿の願① 講義
準備学習
本願文を学ぶとは
第十五願 眷属長寿の願② 学習・攻究
13
第十六願 無諸不善の願① 講義
14
第十六願 無諸不善の願② 学習・攻究
15
まとめ
学びの方法/姿勢の確認
第一願から第十一願の確認 本願
第十二願文読解
・人間としての目覚めとは。
・「諸仏の国」の発見というこ
とが意味すること。
光明
智慧
無碍
第十三願文読解
・いのちを実感するとき。
・いのちの長さとは。
寿命
慈悲
声聞
第十四願文読解
比丘
・仏法を聞き学ぶということ。
菩薩
第十五願文読解
・眷属と<みうち><とも>
12
到達目標
眷属
第十六願文読解
不善
・悪と不善と。
名
・差別心を離れるということ。
これまでの確認
期末試験に向けた準備
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
<真宗学概説Ⅰ>と<真宗聖教講読Ⅰ>をあわせて評価する。各願文ごとにレポートを提出してもらう。
「出席点」(30)+「課題への取り組み」(20)+「中間レポート」(20)+「期末試験」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
科目名
担当者
真宗学概説Ⅱ
三明智彰・安武智丸
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2年生 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
私たちは自分の思いに先立って願われている存在である。そのことを『大無量寿経』本願文(第十七願から第二十二願)に尋ね、読
解・講義・確認・攻究・発表を通して明らかにしていく。それは、すべての科目の基本軸として、出会うべき仏教の精神を確認するため
の作業である。
授業
回数
1
学
習
内
容
第十七願 諸仏称名の願① 講義
2
第十七願 諸仏称名の願② 学習・攻究
3
第十八願 至心信楽の願① 講義①
4
第十八願 至心信楽の願② 講義②
5
第十八願 至心信楽の願③ 学習・攻究
6
第十九願 至心発願の願① 講義
7
第十九願 至心発願の願② 学習・攻究
8
第二十願 至心回向の願① 講義
9
第二十願 至心回向の願② 学習・攻究
10
第二十一願 具三十二相の願① 講義
準備学習
到達目標
第十七願文読解
・諸仏ということ。
・称名ということ。
・念仏って何。
・大行ということ。
称と唱
咨嗟
第十八願文読解
・信ずるってどういうこと。
三心
不回向
唯除の文
第十九願文読解
・自分の力を信ずるというこ
と。
・罪福の信。
諸行
仮令
第二十願文読解
・仏をたのむということ。
果遂の誓い
第二十一願文読解
三十二相
・身の事実になるということ。
11
第二十一願 具三十二相の願② 攻究
12
第二十二願 還相回向の願① 講義①
13
第二十二願 還相回向の願② 講義②
14
第二十二願 還相回向の願③ 学習・攻究
15
まとめ
第二十二願文読解
・信心によって人間はどう変
革されるのか。
往相
還相
これまでの確認
期末試験に向けた準備
教材・参考文献
『本願文』(大阪伝研の会)、『真宗聖教全書一』、『真宗聖典』、漢和辞典、仏教辞典(以上は必ず持参すること)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
<真宗学概説Ⅰ>と<真宗聖教講読Ⅰ>をあわせて評価する。各願文ごとにレポートを提出してもらう。
「出席点」(30)+「課題への取り組み」(20)+「中間レポート」(20)+「期末試験」(30)
履修上の注意・その他
卒業必修。大谷派教師必修。
科目名
担当者
教行信証概説Ⅰ
大江憲成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
親鸞の主著『顕浄土真実教行証文類』は、どのような人も等しく救われていく存在であることを明らかにした聖典である。人間は如来
に願われて生きており、自分の境遇を越えて自身を果たし遂げることの出来る存在であることを明らかにしている。同書の「総序」・「別
序」・「後序」を中心にして教行証の課題と論理を尋ねたい。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
『教行信証』とはどういう書物なのか①
-教行証の意義について-
『教行信証』の概略を調べてく
教行証が立てられる意義の理解
る
2
『教行信証』とはどういう書物なのか②
-題号・構成をとおして-
題号の意味を調べてくる
顕浄土真実教行証文類の意味に
ついて
3
なぜ、この書が書かれたのか①
-後序をとおして-
後序の分科と音読と意味
「行証久しく廃れ」の意味
4
なぜ、この書が書かれたのか②
-後序をとおして-
後序の音読と意味
承元の法難を調べる
非僧非俗、愚禿釈親鸞の名告り
5
なぜ、この書が書かれたのか③
-後序をとおして-
後序の音読と意味
法然から託されたこと
6
親鸞が荷負った課題①
-別序をとおして-
日常で受けとめられている信
期待する信心でなく、自覚の信心
心
7
親鸞が荷負った課題②
-別序をとおして-
人間の迷いについて
8
親鸞が荷負った課題③
-別序をとおして-
9
総序をとおして
1)全体の音読と科文をつける
10
2)「竊かに以みれば・・・」 読解
11
3)如来とは
12
4)「しかればすなわち・・・」 読解
13
5)王舎城の悲劇の意味
14
6)「これすなわち権化の仁・・・」 読解
15
仏陀の慈悲心
教材・参考文献
『真宗聖典』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席と授業への取り組み」(50点)+「期末試験」
履修上の注意・その他
卒業必修・大谷派教師資格必修
自心に迷う
一心の華文
総序に科文を付けてくる
難しい意味を調べる
意味の理解
どのように知らされるか
同上
意味の理解
悲劇が問いかけるもの
同上
意味の理解
仏陀の慈悲と罪
科目名
担当者
教行信証概説Ⅱ
大江憲成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
親鸞の主著『顕浄土真実教行証文類』は、どのような人も等しく救われていく存在であることを明らかにした聖典である。人間は如
来に願われて生きており、自分の境遇を越えて自身を果たし遂げることの出来る存在であることを明らかにしている。同書の「総序」・
「別序」・「後序」を中心にして教行証の課題と論理を尋ねたい。
授業
回数
学
習
内
1
総序をとおして
7)「円融至徳の嘉号は・・・」 読解
2
悪を転じて徳を成す
3
4
到達目標
念仏の意義を理解
同上
信心の意義を理解
同上
凡小にとっての教え
読解
同上
理想と現実
読解
同上
迷い、惑いの意義
8)「難信金剛の信楽は・・・」 読解
疑いを除き証を獲しめる
9)「凡小修し易き真教・・・」 読解
6
凡小・愚鈍のための教え
10)「穢を捨て浄を忻い」
8
捨穢欣浄・欣浄厭穢
9
11)「行に迷い、信に惑い」
10
準備学習
難しい意味を調べる
5
7
容
心昏く識寡なく、悪重く障り多きもの
11
12)「如来の発遣」
同上
諸仏の勧め
12
13)「専らこの行に奉え、ただこの信を崇めよ」
同上
行信を生きる
13
14)「遠く宿縁を慶べ」
同上
宿縁を慶ぶとは
14
15)「疑網に覆蔽せられて」
同上
疑の意義
15
16)総序のまとめ
教材・参考文献
『真宗聖典』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席と授業への取り組み」(50点)+「期末試験」
履修上の注意・その他
卒業必修・大谷派教師資格必修
総序の意義
科目名
担当者
真宗学Ⅰ
福永昊淳
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
伝統教団の一翼を担う本願寺教団は、その立宗の精神は親鸞の受け取った浄土真宗であるが、教団的営みとして表現されていっ
た伝統の柱となっているのは蓮如の宗教的体質である。その考察。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
本願寺教団における蓮如の位置
聞書№188(聖典p.888)
御再興の上人の歴史的
位置付け
2
本願寺教団における蓮如の位置
№231(p.898)
№115(p.876)
御身をばすてられ候う
の意味の確認
3
真宗再興の志願
№142,143(p.880)
御再興と御繁盛との対比
対応関係
4
女人往生
御文五-7(p.835,836)
女人往生の説示の背景にある生
母の別れ
5
浄土真宗の利益
№18(p.858)
№204(p.892)
現益と当益の二益の
宗教的意味
6
滅罪と信心
№3(p.854)
№34,38(p.862)
信の利益を滅罪の視点から確認す
る
7
教化の姿勢Ⅰ自信教人信
№13,15,19,94
教化(教人信)の有効性は
自信の度合いに基づくこと
8
教化の姿勢Ⅱ宿善・無宿善の機
№52,106,65
仏性論が宿善論として説示される
ことの領解
9
教化の姿勢Ⅲ信心に御なぐさみ候
№39,43,46
同信者の開く関係の絆(キズナ)を
学ぶ
10
教化の姿勢Ⅳ一宗の繁昌とは
№122
同信者の開く関係の絆(キズナ)を
学ぶ
11
聴聞の態度
№63,89,103,107
宗教の超越性が日常意識にいか
なる影響
12
後生の一大事
№152,172,185
蓮如教学のキーワードの
習得
13
仏恩報謝の念仏
№1,14,30,32,33
蓮如教学のキーワードの
習得
14
仏恩報謝の念仏
№179~182
蓮如教学のキーワードの
習得
15
信心正因
御文五-1(p.832)
蓮如教学のキーワードの
習得
教材・参考文献
真宗聖典
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況及び、受講態度を中心に、期末試験の成績を加味しての評価
履修上の注意・その他
科目名
担当者
真宗学Ⅱ
福永昊淳
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
大谷派における教団と教学の近代的思惟は、清沢満之に端を発する、今日、同朋会運動として結集された近代教団史の源泉を清
沢満之の僧伽論に尋ねたい。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
近代教学史における清沢満之の位置
近代哲学の概念・把握
教学の史的認識
2
清沢満之の学業期
明治初期の予習
近代知性の人間像
3
清沢満之の学業期
明治初期の予習
近代知性の人間像
4
自力修道
Minimum Possibleの理解
外俗内僧
5
宗門革新運動
明治20年代の大谷派
白川党のめざしたもの
6
『教界時言』の発刊
明治20年代の大谷派
言論活動の普遍性
7
師命論
法主制の意義
善知識の意味
8
大谷派なる宗教的精神
教団と教学の関係
その対概念の認識
9
貫練会を論ず
宗義と宗学
その差異の領解
10
貫練会を論ず
伝統と進取
歴史的創造性の考察
11
仏教者盍自重乎
世間・出世間
その関係構造
12
真宗大学構想
教化と教育
その関係構造
13
浩々洞
師弟と僧伽
その関係構造
14
『精神界』の発刊
精神主義
宗学用語を離れた表現の意味
15
清沢満之以後の近代教学
異安心の意味
宗学用語を離れた表現の意味
教材・参考文献
『他力救済の大道』(草光舎)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況及び受講態度を重視し、期末試験の結果を加味する。
履修上の注意・その他
『他力救済の大道』は持参すること
科目名
担当者
真宗の伝統Ⅲ
大神栄治
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
―曇鸞と道綽―
インド・中国・日本三国の七祖は、それぞれの時代・社会が提起する人間の課題をもって釈尊の教説の真意をたずね、その課題に応
える道が本願念仏の教えであることに身をもってうなずかれた。しかも七祖は、それぞれ、「前を訪ね、後を導く」ことで呼応し、真宗の
伝統を培われた。その七祖のうち、『正信偈』によって中国の曇鸞・道綽二師について学ぶ。
授業
回数
学
1
曇鸞の伝記を読む。梵焼仙経、「曇鸞菩薩」
四論、外道
2
『論註』の製作、大乗の極致、他力易行道
五濁の世・無仏の時
信仏因縁
3
浄土・本願の世界
願心荘厳、浄土の因果
4
他力回向① 往相回向・還相回向
往相回向・還相回向
5
他力回向② 他利利他の深義
三願的証
6
凡夫の仏道①
信心
7
凡夫の仏道②
生死即涅槃
8
凡夫の仏道③
共に仏道に向かえしむ
9
道綽の伝記を読む。浄土教帰依
玄忠寺、涅槃宗
10
時機相応の教の選び
機・教・時、五箇五百年
11
聖道・浄土二門判① 判決の二由
教相判釈、聖道・浄土
12
聖道・浄土二門判② 末法唯一の仏道
末法、一生造悪
13
念仏往生の道① 別時意の難
別時意趣、隠始顕終
14
念仏往生の道② 三不信・三信
淳心・一心・相続心
15
補足とまとめ
習
内
容
教材・参考文献
『真宗聖典』、『真宗聖教全書一』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「平常点」(30)+「筆記試験(事前出題)」(70)
履修上の注意・その他
出席および授業への積極的参加を心がけてください。
準備学習
到達目標
科目名
担当者
真宗の伝統Ⅳ
権藤正信
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標 ~龍樹・天親~
龍樹(150~250A.D.頃)は中観仏教の大成者として、古来、八宗の祖と位置付けられる。また、天親(400~480A.D.)は唯識教学を組
織体系化した人として知られる。一方、曇鸞の『浄土論註』を通して彼らに出遇った親鸞は、それぞれを真宗の第一祖・第二祖として仰
ぐ。この時間では 『十住毘婆沙論』『浄土論』を中心に、彼らは何を課題とし、何を明らかにしたのかをたずねていきたい。
授業
回数
1
2
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1.龍樹の歩み
(1)龍樹の生きた時代とその学び
大乗諸経典
知的学びの限界
(2)釈尊を受け継ぐものとして
教えが教理ではなく道となる
大乗
有無の見を破る
3
2.易行道を開く
(1)菩薩道の意義
共に生られる道を求めて
4
(2)菩薩道の問題
観念化への埋没と孤立
難行・二乗地に堕する
菩薩の死
5
(3)菩薩道の公開
求道心を問う
信方便の易行
恭敬心・執持名号
6
7
8
9
10
『十住毘婆沙論』
「易行品」を読む
3.必定に入る
(1)歓喜地
諸仏の家に生まれる
(2)不退の歩み
菩薩の歩みを生きる凡夫
般舟三昧を父、大悲を母とする
私たちの生き方とは
4.天親の歩み
(1)天親の生きた時代と学び
(2)浄土を願生するものとして
5.空過を超えて
(1)我とは
修道的人間
十地・菩薩道・自利利他
現生不退
即得往生
小乗から大乗へ
千部の論主
『願生偈』を読む
本願力に遇う
三経一論・一心の華文
帰敬序の読みと意訳
世尊我一心
邪見語・自大語・流布語
11
(2)呼び覚まされたいのち
帰命の意義
何のために祈るのか
生き甲斐とは
帰命
礼拝
12
(3)感動の表白
如来とは
讃えて止まないものとは
尽十方無碍光如来
讃嘆
13
(4)願われている世界に生きる
どのような世界を願うのか
願生安楽国
作願
観彼世界相 勝過三界道
清浄功徳・観察
14
6.真実功徳相
自分に出遇うこと
本当にやりたいことは
15
7.苦悩する人々と共に
大慈悲の世界
共に生きる世界はあるのだろ 普共諸衆生
うか
回向
教材・参考文献
〔テキスト〕(持参のこと)『真宗聖典』、『真宗聖教全書一』
〔参考文献〕『蓬茨祖運撰集第一巻』(文栄堂)、『真宗宗祖伝』(東本願寺)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席と授業態度を重視します(60%)。それに期末試験の成績(40%)を加味して総合評価とします。
履修上の注意・その他
内容には直接触れませんが、「正信偈」と「高僧和讃」の龍樹讃と天親讃を毎回授業の初めに拝読します。
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅲ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標 歎異抄が問いかけてくる人間の学び(1)
『歎異抄』を読む。親鸞聖人の生きた言葉に触れて、本願に出会い、現代に人として生きる課題を共に考えて行く。
本授業は、課題研究Ⅱ・Ⅲの学習作業と関係をもち、卒業論文を制作するための一助となるようにして行く。分担発表をする。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
はじめに
昨年の復習
『歎異抄』に触れる
2
歎異とは何か
該当個所の精読と発表準備
序に学ぶ
3
第1条
1)誓願・念仏・信心
該当個所の精読と発表準備
第1条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第1条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第2条に学ぶ
4
5
2)現生不退
第2条
1)背景、真に問うべきこと
6
2)よき人との値遇・自己自身との値遇
該当個所の精読と発表準備
第2条に学ぶ
7
3)本願との値遇
該当個所の精読と発表準備
第2条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第3条に学ぶ
8
第3条
1)善人と悪人
9
2)他力をたのみたてまつる悪人
該当個所の精読と発表準備
第3条に学ぶ
10
3)真実報土の往生をとげる
該当個所の精読と発表準備
第3条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第4条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第4条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第5条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第5条に学ぶ
復習
内容を知る
11
12
13
14
15
第4条
1)人間の慈悲
2)大いなる如来の慈悲を生きる
第5条
1)追善供養と念仏
2)真の救済
<まとめ>
教材・参考文献
〔テキスト〕
・『真宗聖典』
・1年での授業「真宗聖教講読Ⅲ・Ⅳ」で読みと現代語訳を行っているので、そのノートを基本にして、さらに授業を展開する。
〔参考文献〕 曽我量深『歎異抄聴記』、三明智彰『歎異抄講義』(上、下)その他授業の中で指示する。
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況(40%)、授業中の課題(20%)、筆記試験・レポート(40%)を総合して評価する
履修上の注意・その他
1年次の「真宗聖教講読Ⅲ・Ⅳ」でのノートを完成して授業に望むこと。
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅳ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数
1単位
概要と目標 歎異抄が問いかけてくる人間の学び(2)
『歎異抄』を読む。親鸞聖人の生きた言葉に触れて、本願に出会い、現代に人として生きる課題を共に考えて行く。
本授業は、課題研究Ⅱ・Ⅲの学習作業と関係をもち、卒業論文を制作するための一助となるようにして行く。分担発表をする。
授業
回数
1
2
3
4
5
学
習
内
第6条
1)師弟関係
2)如来回向の行信
第7条
1)念仏による真の自由
2)恐れなき生活
第8条
1)人間の考える価値の向う側から
容
準備学習
到達目標
前期の復習
該当個所の精読と発表準備
第6条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第6条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第7条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第7条に学ぶ
該当個所の精読と発表準備
第8条に学ぶ
6
2)自力と他力
該当個所の精読と発表準備
第8条に学ぶ
7
第9条
1)問いを共に
該当個所の精読と発表準備
第9条に学ぶ
8
2)念仏と歓喜
該当個所の精読と発表準備
第9条に学ぶ
9
3)願生心の喪失と他力の悲願
該当個所の精読と発表準備
第9条に学ぶ
10
第10条
念仏の意義
該当個所の精読と発表準備
第10条に学ぶ
11
『歎異抄』後半の概要
該当個所の精読と発表準備
異義篇通読
12
宿業について
該当個所の精読と発表準備
第13条に学ぶ
13
ほれぼれと恩をおもう念仏
該当個所の精読と発表準備
第16条に学ぶ
14
「聖人つねの仰せ」
該当個所の精読と発表準備
後序に学ぶ
いままでの復習
『歎異抄』を抱いて生きる
15
『歎異抄』のまとめ
教材・参考文献
〔テキスト〕 ・『真宗聖典』
・1年での授業「真宗聖教講読Ⅲ・Ⅳ」で読みと現代語訳を行っているので、そのノートを基本にして、さらに授業を展開する。
〔参考文献〕 曽我量深『『歎異抄聴記』、三明智彰『歎異抄講義』(上、下)。そのほか授業の中で指示する。
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席状況(40%)、授業中の課題(20%)、筆記試験・レポート(40%)を総合して評価する
履修上の注意・その他
1年次の「真宗聖教講読Ⅲ・Ⅳ」でのノートを完成して授業に望むこと。
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅴ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
親鸞の『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)は、親鸞が出遇い、明かにされた仏法である浄土真宗の根本著作である。しかし、現
在、浄土真宗を学ぶ求道者、聞法者にとっては、ぜひとも読んで学びたいが、その機会がなかなか得られないという歎きも多いのが実
情である。本学は、真宗を公開する趣旨から、『教行信証』講義を開放して「教巻」から順に読んで行く。
音読と講義と学習・攻究を内容とし、共同学習を通して、『教行信証』の領解を得られるようにしたい。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
はじめに
シラバスの読み込み
本授業の概要の理解
2
「教巻」題号と撰号
御自釈
「教巻」
題号と撰号、御自釈の予習
授業内容の理解
3
御自釈
題号と撰号、御自釈の予習
授業内容の理解
4
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習
授業内容の理解
5
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
6
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
7
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
8
引文 『無量寿如来会』の文
引文『無量寿如来会』の文
予習
授業内容の理解
9
引文 『無量寿如来会』の文
引文『無量寿如来会』の文
予習・復習
授業内容の理解
10
引文 『平等覚経』の文
引文『平等覚経』の文
予習
授業内容の理解
11
引文 『平等覚経』の文
引文『平等覚経』の文
予習・復習
授業内容の理解
12
引文 『述文讃』の文
引文『述文讃』の文
予習
授業内容の理解
13
引文 『述文讃』の文
引文『述文讃』の文
予習・復習
授業内容の理解
14
御自釈 結釈
御自釈 結釈
予習
授業内容の理解
15
御自釈 結釈
御自釈 結釈
予習・復習
授業内容の理解
教材・参考文献
〔テキスト〕 『真宗聖典』・『親鸞聖人真蹟集成』第1巻
〔参考文献〕 曽我量深選集(全九巻)、『教行信証講義集成』(全九巻)、山辺・赤沼『教行信証講義』(全三巻)、金子大栄『教行信証講読』(全三巻)・『教行信証総説』など
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
学習攻究(50%)、筆記試験(50%)を総合して評価する
履修上の注意・その他
講義と学習・攻究を行う
大谷派教師資格必修
科目名
担当者
真宗聖教講読Ⅵ
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
親鸞の『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)は、親鸞が出遇い、明かにされた仏法である浄土真宗の根本著作である。しかし、現
在、浄土真宗を学ぶ求道者、聞法者にとっては、ぜひとも読んで学びたいが、その機会がなかなか得られないという歎きも多いのが実
情である。本学は、真宗を公開する趣旨から、『教行信証』講義を開放して「教巻」から順に読んで行く。音読と講義と学習・攻究を内容
とし、共同学習を通して、『教行信証』の領解を得られるようにしたい。後期は「行巻」に入る。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
はじめに
前期の復習
本授業の概要の理解
2
「行巻」 題号と撰号
御自釈
「教巻」
題号と撰号、御自釈の予習
授業内容の理解
3
御自釈
題号と撰号、御自釈の復習
授業内容の理解
4
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習
授業内容の理解
5
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
6
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
7
引文 『大無量寿経』の文
引文『大無量寿経』の文
予習・復習
授業内容の理解
8
引文 『無量寿如来会』の文
引文『無量寿如来会』の文
予習
授業内容の理解
9
引文 『無量寿如来会』の文
引文『無量寿如来会』の文
予習・復習
授業内容の理解
10
引文 『大阿弥陀経』の文、『平等覚経』の文
引文『大阿弥陀経』、『平等覚
授業内容の理解
経』の文予習
11
引文 『大阿弥陀経』の文、『平等覚経』の文
引文『平等覚経』、『平等覚
経』の予習・復習
授業内容の理解
12
引文 『平等覚経』の文、『悲華経』の文
引文『平等覚経』、『平等覚
経』の予習・復習
授業内容の理解
13
引文 『平等覚経』の文、『悲華経』の文
引文『平等覚経』、『平等覚
経』の予習・復習
授業内容の理解
14
御自釈 経文結釈
御自釈
予習
授業内容の理解
15
御自釈 経文結釈
御自釈 経文結釈
予習・復習
経文結釈
授業内容の理解
教材・参考文献
〔テキスト〕『真宗聖典』・『親鸞聖人真蹟集成』第1巻
〔参考文献〕 曽我量深選集(全九巻)、『教行信証講義集成』(全九巻)、山辺・赤沼『教行信証講義』(全三巻)、金子大栄『教行信証講読』(全三巻)・『教行信証総説』など
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
学習攻究(50%)、筆記試験(50%)を総合して評価する
履修上の注意・その他
講義と学習・攻究を行う
大谷派教師資格必修
科目名
担当者
仏教学Ⅰ
権藤正信
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標 求道心の出発と歩み…「三帰依」
1)生死の課題:出発点が発見できない人間の問題(空過)
2)戒の基本:生活の中で心に留めて忘れないこと
3)人生の苦悩を大切にする:悩みの意味
4)人生の宝物は何か:求道心を開いてくれるもの
5)私の誕生:我・今・見聞せり
6)有り難しの歩み:人身受け難し・仏法聞き難し
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
導入1 今、どんなことに悩んでいますか
レポート: 私の悩み
苦 duḥkha
2
導入2 その悩みをどのようにして解決していこうとしていま
すか
発表と討論
解脱 mokṣa
3
展開A 1:人生の宝物ratnaは何でしょう
・比較の中で
・無上という値打ち
レポート: 何を大切に生きているのか
有上 uttara
無上 an-uttara
4
展開A 2:あなたにとって大切な人は
・なぜ大切なのですか?
発表と討論
仏 buddha
5
展開A 3:仏に帰依することはどんな意義があるのでしょう
・帰依することと奴隷となること
発表と討論
道 mārga
6
展開B 1:あなたにとって真実は
・どのようにはたらいているのでしょう
レポート: この世に納得するものは
法 dharma
7
展開B 2:気づかされていく世界
発表と討論
智慧と分別
8
展開C 1:あなたにとって友とは
・本当の友達はどこに、どのように
レポート: 真の朋友とはレポート:真の朋友とは
僧 saṃgha
9
展開C 2:生きとし生けるものと共に
・他者の問題
発表と討論
大衆 mahā-saṃgha
10
展開D 1:出会いの困難さ(1)
・気づかないことのもつ問題
レポート: 自分の壁
無明 avidyā
11
展開D 2:出会いの困難さ(2)
・すべてにレッテルをはる愚かさ
発表と討論
煩悩 kleśa
12
まとめA 1:「自立」
我れ・今・見聞す
我、今
13
まとめA 2:願に生きる
願生としての私
14
まとめA 3:人身受け難し・仏法聞き難し
レポート: 出会い
人身 pudgala
仏法 buddha-dharma
15
まとめB 生活の中で「帰依」の大切さ
発表と討論
空過
無上意
法蔵を開く
教材・参考文献
『真宗聖典』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席」(20%)+「授業での取り組み」(30%)+「期末試験」(50%)
履修上の注意・その他
大谷派教師 選択必修
どうでもいいやと投げ出したり、面白くない自分をかかえてくすぶりつづけていたり、何も無いではないかと居直ったりする
「自分」を問い直していく「仏陀からのメッセージ」に出会っていきたい。
科目名
担当者
人権論Ⅱ
大江憲成
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
部落解放の歩みは人間解放の歩みである。人間は歴史によって生み出されたと同時に社会との関係の中で生きている。この事実
は、部落問題と信仰の問題とが無関係であると言う考えを成り立たせない。むしろ、信心によってたまわっていく人間の課題である。部
落差別の現実とは何か、部落差別の根はどこにあるのか。部落差別克服の視座をどこに見出せばいいのか。ともに考えていきたい。
授業
回数
1
学
習
内
水平社宣言を読む
1) 読解
容
準備学習
到達目標
『資料集』の「宣言」中、言葉
の意味を調べる。
読み、意味を理解する。
水平社運動とは何か。
『資料集』を読んでくる。
歴史と願いを理解する。
2
2)人間復興・自由と平等
3
部落解放運動からの問いかけ
レポート:問いかけられて
クラス内での問いの共有
4
真宗大谷派における差別事件
1)行政側からの差別事件
『資料集』を読んでくる
事件の理解と背景を尋ねる姿勢
5
2)教学側からの差別
同上
同上
6
糾弾を受けて
1)米田富さんの怒り
同上
被差別者の訴えに身を据える姿勢
7
2)糾弾のもつ意味
同上
糾弾の歴史的背景と理解、身を据
える意味
8
真宗大谷派における差別事象
寺格・差別戒名ほか
同上
まわりにある差別事象に敏感にな
る
9
部落差別の見えない根
1)歴史の中の闇
同上
差別を生み出す人間の歴史の奥
底を見る
10
2)習俗の中の闇
11
部落差別の克服へ向けて
1)西光万吉のあゆみ
12
2)武内了温のあゆみ
13
念仏の信心に生きる
1)信心と歴史的・社会的現実
レポート:まわりに見られる気 気づかずにある習俗の差別性に
づかない差別
敏感になる
『資料集』を読んでくる
生き方、苦労を知る
同上
同上
同上
クラス内での問いの共有
14
2)わが身を問う
「自力というは」意味理解をし
同上
ておく
15
3)浄土の慈悲に生きる
大慈悲、御同朋の意味理解
をしておく
教材・参考文献
『部落問題学習資料集』(真宗大谷派宗務所)・『仏の名のもとに』(真宗大谷派出版部)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
成績評価基準:出席状況(40%)、授業中の課題(20%)、筆記試験(40%)を総合
目標確認指標:差別の現実を見逃さない眼と差別を克服する生き方を知る。
履修上の注意・その他
人間の基礎「人権論」を履修の上、本科目を履修すること。教師資格取得必修。
同上
科目名
担当者
宗教法規
古賀 堅志
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 講義
単位数 2単位
概要と目標
-社会的存在としての宗門と寺院-
世間と出世間の両面性を持つ寺院は、その規範においてもまた、宗門内外の二方向からの考察が必要である。この時間では、真宗
大谷派宗憲と宗教法人法を二つの柱として、社会的存在としての宗門と寺院を考えていきたい。
授業
回数
学 習 テ ー マ
学習内容(準備学習・習得すべき基本概念・言葉・能力)
1
宗教法規ガイダンス・アンケート
寺院・僧侶・大谷派・公益性
2
アンケート結果の吟味と学習内容の確認
問いの確認
3
宗教法規の歴史
国家と宗教教団の関係
4
宗憲前文を読む① 本義が見失われる危機
本末制度・檀家制度
5
宗憲前文を読む② 同朋会運動と教団問題
同朋会運動の歴史
6
宗憲前文を読む③ 教団問題から宗憲成立まで
教団問題の本質的意味
7
宗憲を読む① 第1章~第4章
真宗本廟・門首
8
宗憲を読む② 第5章~第6章
宗会・内局
9
宗憲を読む③ 第7章~第13章
寺院・門徒・僧侶
10
宗教法人法を読む① 基本的理念とその特徴
認証制度
11
宗教法人法を読む② 第1章 川島武宜氏の講義
宗教法人の概念
12
宗教法人法を読む③ 第2章~第4章
規則の変更
13
宗教法人法を読む④ 第5章~第10章
登記
14
宗教法人「○○寺」規則
常備書類・提出書類
15
まとめ
大谷派教師としての自覚
国家と宗門
教材・参考文献
『真宗大谷派宗憲・宗教法人法』(東本願寺出版部)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席点(30)+期末試験(70)
履修上の注意・その他
大谷派教師資格必修
科目名
担当者
声明作法Ⅲ
本荘正法
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法
演習
単位数 1単位
概要と目標
-真宗の声明と儀式作法 3-
声明とは仏典に節をつけたもので儀礼に用いる宗教音楽である。真宗においては念仏を申すということを形に表したものが勤行であ
るから、技術の習得だけではなく、お聖教に自らを聞きひらいていき、そして如来聖人の教えを仰いで謙虚に仏弟子であるという事を
確認しそして宣言できる人になるよう、学んでいきたい。授業中は間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
(大谷派声明集p348)
十四行偈、帰三宝偈ともいう
観衆偈後の短念仏、回向
2
御文稽古本p1~p37
一帖目十五通
毎月両度の御文
3
御文稽古本p41~p82
二帖目十五通
御文稽古本p86~p128
三帖目十三通
5
御文稽古本p132~p175
四帖目十五通
6
御文稽古本p179~p208
五帖目二十二通
1
4
7
観衆偈
御文拝読作法
8
9
御俗姓(蓮如)・御伝鈔(覚如)につ
いて
御俗姓、御伝鈔拝読作法
(大谷派声明集p75)
浄土文類聚鈔
(聖典p.402) (聖典p410)
文類偈五品(念仏正信偈)
文類偈 真四句目下
10
11
文類偈 行四句目下
(大谷派声明集p348)
12
13
葬儀式勤行
14
15
(大谷派声明集p60)
経後短念仏十遍、経後短念仏留
偈後短念仏
大谷派の葬儀式勤行作法を正しく
マスターする
通夜の勤行と法話
(大谷派声明集p351)
路念仏、寺院の葬儀、門徒の葬儀
(大谷派声明集p329)
短念仏の違いについて、偈後短念
仏、経後短念仏
教材・参考文献
『真宗聖典』、『大谷派声明集(上)』、『真宗の儀式』、『大谷派寺院年中諸法要行事』、『御文稽古本』、『昭和法要式』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席数と授業中の態度(間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事)」(50)+「期末試験」(50)
履修上の注意・その他
必ず衣体(間衣・輪袈裟・念珠)を着用する事。
これからの一年間で報恩講出仕の為に40分以上の正座ができるようになる事。
科目名
担当者
声明作法Ⅳ
本荘正法
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
-真宗の声明と儀式作法 4-
声明とは仏典に節をつけたもので儀礼に用いる宗教音楽である。真宗においては念仏を申すということを形に表したものが勤行であ
るから、技術の習得だけではなく、お聖教に自らを聞きひらいていき、そして如来聖人の教えを仰いで謙虚に仏弟子であるという事を
確認しそして宣言できる人になるよう、学んでいきたい。授業中は間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
念仏讃回向、三淘(展転章)、
三首引
御経の後の添勤め、中陰壇勤行
1
願生偈
(大谷派声明集p342)
(聖典p135)
2
文類偈 行四句目下
草四句目下
(大谷派声明集p60)
3
文類偈 草四句目下
早草
(大谷派声明集p60)
どういうときに「早草」を勤めるか
三帖和讃 展転章
(大谷派声明集p140~)
展転章(赤節)
(大谷派声明集p315)
登高座は日中にする
逮夜、晨朝では行わない
(大谷派声明集p327)
式間念仏
板東曲
4
5
6
7
8
報恩講伽陀七章 式間念仏
登高座伽陀五章、七章について
9
10
報恩講御文
3の11、4の5、4の6、4の7、4の8、 4の15、5の11、2の1
御文稽古本
報恩講の御文は平日の回り口で
は拝読しない
(真宗の儀式p16~42)
中尊前、祖師前、御代前、両余
間、仏前結婚式
11
本堂の内陣荘厳とお給仕
12
登高座作法
13
正信偈 真四句目下(復習)
(大谷派声明集p43)
14
文類偈 真四句目下(復習)
(大谷派声明集p75)
15
報恩講出仕(実習)
法要の経験する
報恩講私記(覚如)
歎徳文(存覚)
教材・参考文献
『真宗聖典』、『大谷派声明集(上)』、『真宗の儀式』、『大谷派寺院年中諸法要行事』、
『御文稽古本』、『昭和法要式』
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
「出席数と授業中の態度(間衣、輪袈裟を着用し、小念珠を手に持つ事)」(50)+「期末試験」(50)
履修上の注意・その他
必ず衣体(間衣・輪袈裟・念珠)を着用する事。
これからの一年間で報恩講出仕の為に40分以上の正座ができるようになる事。
科目名
担当者
教化学
十時文雄
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年前期
概要と目標
教団史に学ぶ
一人ひとりが未来の教団史を創造する自覚を深める
授業
回数
学
1
真宗の開創
2
〃
3
本願寺の形成
習
内
容
授業方法
講義
単位数
2単位
準備学習
到達目標
(真宗と親鸞の思想)
テキスト P.13~P.29
流罪と親鸞の再出発
(同朋教団)
テキスト P.29~P.47
東国教団の動揺
(大谷廟堂)
テキスト P.48~P.59
廟堂留守職
4
〃
(大谷の紛争)
テキスト P.60~P.68
覚恵と唯善
5
〃
(本願寺の成立)
テキスト P.68~P.92
三代伝持の血脈説
(本願寺の整備)
テキスト P.93~P.113
本尊の安置
6
真宗教団の発展
7
〃
(真宗諸派の発展)
テキスト P.113~P.135
仏光寺の繁栄
8
〃
(本願寺の北国教線)
テキスト P.135~P.157
秘事法門の帰服
(蓮如の生涯)
テキスト P.158~P.184
大谷破却
(本願寺教団の確立)
テキスト P.184~P.211
本願寺の変貌
(近世社会の形成)
テキスト P.212~P.232
本願寺の領主的性格
9
10
11
戦国動乱と本願寺
〃
藩体制と真宗教団
12
〃
(東西本願寺の分立)
テキスト P.232~P.247
教如と准如
13
〃
(教団の機構と基盤)
テキスト P.248~P.260
道堺と村落
14
まとめ
15
まとめ
教材・参考文献
テキスト:井上鋭夫 『本願寺』 (講談社学術文庫)
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席と授業態度(50)+期末試験(50)
履修上の注意・その他
大谷派教師必修
科目名
担当者
課題研究Ⅱ
三明智彰・安武智丸・吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 前期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
自らの課題をベースにした研究に取り組む。
この授業(ゼミ)では、1年後期の「課題研究Ⅰ」を受けて、自らの課題をもとにゼミ内での発表を繰り返しながら、自主的な聖教の読
み込みを行う。2回の研究発表をクリアしていく必要がある。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンス 春期休暇中の学習の確認
春期休暇中レポート(10枚程
度)
2
ゼミ内発表・討論
ゼミ内発表の準備
3
〃
〃
4
〃
〃
5
〃
6
7
研究発表①
〃
〃
〃
事後指導
反省点の整理
9
ゼミ内発表・討論
ゼミ内発表の準備
10
〃
〃
11
〃
〃
12
〃
〃
14
15
研究発表②
〃
事後指導
「仮題目、課題、テキストへの取り
組み」の発表。方向性の模索。ど
のような視点でテキストに取り組む
のか。
発表準備
8
13
到達目標
発表準備
〃
反省点の整理
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席(30)、ゼミ内発表、研究発表への取り組み(40)、レポート(30)
履修上の注意・その他
課題研究Ⅱの取り組みを受けて、夏期休暇中レポート(仮論文・20枚程度)を作成する。
テキスト読み込みの成果発表と序
論の提示。夏季休暇中の学習に向
けて、方向性の確認。
科目名
担当者
課題研究Ⅲ
三明智彰・安武智丸・吉元信暁
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
卒論発表と卒業論文の執筆に取り組む。
この授業(ゼミ)では、前期の「課題研究Ⅱ」を受けて、卒論発表と卒業論文提出、仏教学科報恩講での法話に備え、ゼミ内での発
表、討論、学習を行う。併せて個人単位で指導を受け、文章化を進めていく。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
1
ガイダンス 夏期休暇中の学習の確認
夏期休暇中レポート(仮論文・
20枚程度)
2
ゼミ内討論、発表
ゼミ内発表の準備
3
〃
〃
4
〃
〃
5
6
卒論中間発表
〃
発表準備
事後指導
反省点の整理
8
ゼミ内討論、発表
ゼミ内発表の準備
9
〃
〃
10
〃
〃
12
13
卒論発表
〃
事後指導
「草稿」の発表。結論の模索。8割
程度の完成。その後、完成稿執筆
へ。
発表準備
〃
文章化
14
〃
〃
15
〃
〃
教材・参考文献
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
出席(30)、ゼミ内発表、研究発表への取り組み(40)、レポート(30)
履修上の注意・その他
「題目、章立て、内容」の発表。方
向性の最終確認。5割程度の完
成。その後、草稿執筆へ。
〃
7
11
到達目標
卒論提出
科目名
担当者
卒業論文
三明智彰
コース・フィールド 仏教学科
開講時期 2学年 後期
授業方法 演習
単位数 1単位
概要と目標
1年後期での課題研究Ⅰ、2年前・後期での課題研究Ⅱ、Ⅲの学びの成果として「卒業論文」の提出が義務づけられている。一つは
2年間の学びを、ただ何となく過ごしてきた学びとしてでなく、自分の主体的な学びとして総括する意味がある。また二つには、学んで
きたことを一定の文章に表現することはそれなりにエネルギーのいることであり、それによって自分の学びの内容が確認される。学び
は表現され他者に伝達されることで、それが内容あるものか否か、正しいか否か、が証明されるのである。
提出のあと口頭試問が実施される。口頭試問とは、提出された論文を担当教員が直接面接しながらその内容を吟味し問いただすこ
とである。テーマにそった論理が展開されているか、引用文は適切か、自分の考えか他人の文章か、小さいことのようだが誤字脱字は
ないか、などが問われていく。
この口頭試問を経て卒業論文の評価は決定される。
授業
回数
学
習
内
容
準備学習
到達目標
1
2
3
4
5
6
7
8
9
卒業論文の執筆
お聖教に体当たりして、そこに何が何のために語られてい
るのか、そしてそれが今の自分にどのような意義を開いてい
お聖教の読み込みその他
るのか考えて欲しい。主観的に自分の思いを披瀝する作文
ではないことに注意する。提出できた喜びは終生記憶に残る
経験である。
10
11
12
13
14
15
教材・参考文献
『歎異抄』
その他、各自のテーマに応じて選定。
成績評価の方法および基準・到達目標確認指標
論文審査(口頭試問を含む)による
履修上の注意・その他
卒業必修
卒業論文完成