MLG CARGO DIGEST 掲載記事(抜粋) MOL Logistics (Japan) Co., Ltd カンボジア <写真で紹介> カンボジア ― プノンペン港&プノンペン空港 (写真撮影:商船三井ロジスティクス、撮影時期:2011 年 6 月&2012 年 3 月) 今、新たな投資先の一つとして近隣のミャンマー、バングラデシュなどと並び注目を集めているカンボジア。 カンボジアには、海に面したシアヌークビル港(首都プノンペンから約 230km 西南に位置、完全舗装の国道4号線で 直結。年間コンテナ取扱量は約 30 万 TEU) )と、河川港であるプノンペン港の二つの主要港があります。 今回はプノンペン港と、空の玄関・プノンペン空港施設をご紹介します。 (1) 現在のプノンペン港 : プ ノンペ ン港 はメコ ン河と トンレ サッ プ河の 分岐点に位置し、ベトナム国境まで約 100km、ホ ーチミン港まで約 330kmの距離にあります。 年間の取扱量は 7.5TEU ほどですが、2009 年に日本 政府の円借款によりホーチミン港(チバイ港、カイ メップ港)が改修され、日本、欧米への直行便が 就航したことにより、近年プノンペン港のコンテナ 取扱量が急増しています。 プノンペン港とホーチミン港は定期フィーダー 航路で結ばれています。 日本の支援で整備された、現在のプノンペン港 後ろに写っている橋がカンボジア日本友好橋です 右側の城壁に赤い屋根の大きな建物の手 前、小さい赤い屋根の建屋が税関です Copyright : MOL Logistics (Japan) Co., Ltd. All right reserved MLG CARGO DIGEST 掲載記事(抜粋) MOL Logistics (Japan) Co., Ltd (2) 新プノンペン港 プノンペン港は急増する需要に対処するため現在、プノンペンとアックルンの間(国道 1 号線沿い)に新しい港を 建設中です。新プノンペン港は、プノンペン市内から車で 40 分ほどの距離に位置し、現在の港と比較すると、コンテ ナヤード(CY)になるだろうと思われる場所の広さは2倍近くはあると見受けられます。この港湾施設は中国資本で 建設中ですが、2012 年 7 月完成予定と言われているものの、同年 3 月半ばで写真のような状態ですので、予定通りの 完成はかなり難しいだろうと言われています。 おそらく税関が入るだろうと思われる 建物。中国資本による建設のため、 工事現場の垂れ幕も中国語で書かれ ています。 着工中の新プノンペン港 (2012年3月中旬撮影) (3) プノンペン空港 貨物地区 カンボジアの首都プノンペン市街から西に約 7kmに位置するプノンペン空港(IATA コード:PNH) 。タイ国際航 空(TG)、マレーシア航空(MY)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、シンガポール航空(SQ) 、ベトナム航空(VN) 、 中国南方航空(CZ) 、エバー航空(BR) 、中華航空(CI) 、香港ドラゴン航空(KA)、エールフランス(AF) 、上海航空 (FM)などが乗り入れています。ただし機材はすべて胴狭機なので LOT 貨物の搭載は困難です。 LOT 貨物の輸送が必要な場合は、商船三井ロジスティクスのネットワークを利用する手段で輸送可能です。 貨物ターミナル 空港税関 Copyright : MOL Logistics (Japan) Co., Ltd. All right reserved
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