生物 採点基準

第2回11月東北大本番レベル模試
生物
採点基準
1
【配点 35 点】
問(1) 各2点×6=12点
問(2) 2点
問(3) 3点
問(4) 各2点×2=4点
問(5) 4点
問(6) 各2点×3=6点
問(7) 4点下線部の用語をすべて用いていない答案は0点
【解答例】
問(1) ア
オ
ヒストン
イ
ヌクレオソーム
シャルガフ
カ X 線
ウ
クロマチン エ 46
問(2) 相補的な塩基間の水素結合によって2本鎖となっている。(26 字)
問(3) 99.2 %
問(4) キ RNA ポリメラーゼク基本転写
問(5) ステロイド系ホルモンは脂溶性なので細胞膜を透過できるが,ペプチド系ホルモ
ンは水溶性なので細胞膜を透過できない。(55 字)
問(6) C 領域:①
D 領域:③
E 領域:②
問(7) レセプターの E 領域にエストロゲンが結合し,C 領域は遺伝子eの HRE に結合す
るので,遺伝子 e は転写が起こるが,遺伝子 g の HRE には結合できないので,遺伝
子 g は転写されない。(84 字)
問(2) 「相補的な塩基間の水素結合によって2本鎖となっている」の内容で2点。
問(5) 「ステロイド系ホルモンは脂溶性である」の内容で1点。「ステロイドホルモンは細
胞膜を透過できる」の内容で1点。
「ペプチド系ホルモンは水溶性である」の内容で1
点。
「ペプチド系ホルモンは細胞膜を透過できない」の内容で1点
問(7) 「レセプターの E 領域にエストロゲンが結合する」の内容で1点。
「レセプターの C
領域は遺伝子eの HRE に結合するので,遺伝子 e は転写される」の内容で1点。
「(複
合体は)遺伝子 g の HRE には結合できないので,遺伝子 g は転写されない」の内容で
2点。
2
【配点 35 点】
問(1) (ⅰ) 完答3点
(ⅱ) 各2点×3=6点
(ⅲ) 3点
(ⅳ) 4点
問(2) 4点
問(3) 完答2点
問(4) 5点
問(5) 完答2点
問(6) 6点
【解答例】
問(1) (ⅰ) ①,③,④,⑤
(ⅱ) ア
硝酸還元
イ 亜硝酸還元
ウ アミノ基転移
(ⅲ) 0.92g
(ⅳ) マメ科植物には,根粒菌が根に共生しており,根粒菌が窒素固定を行うことで,
大気中の窒素を利用することができるようになり,窒素分が少ない土壌でも生育で
きる。
問(2) 根においてオーキシンは下方に移動し,根の下方でオーキシン濃度が高くなる。根で
は高濃度のオーキシンは成長を抑制するため,根の上方の成長が下方の成長を上回り,
重力方向に屈曲する。
問(3) ②,③,④
問(4) 土壌中では,窒素濃度が高い部分でよく根を張りめぐらせ,窒素濃度が低い部分で根
の成長を抑制することで,均一に根を成長させた場合よりも,根あたりの窒素吸収量
が多くなり,効率的に窒素を吸収することができる。
問(5) ①,②
問(6) hy5 変異体では,光照射による根の伸長の促進が起こらないため,野生型に比べて,
強光下で窒素の吸収量が少なくなる。そのため,植物の成長や光合成に必要な有機窒
素化合物の合成量が,野生型に比べて少なくなり,光合成量が減少し,乾燥重量の値
が小さくなる。
問(1) (ⅳ) 「マメ科植物には,根粒菌が根に共生している」の内容で2点。
「根粒菌が窒素
固定を行うことで,大気中の窒素を利用することができる」の内容で2点。
問(2) 「根においてオーキシンは下方に移動する」の内容で1点。「根の下方でオーキシン
濃度が高くなる」の内容で1点。「根では高濃度のオーキシンは成長を抑制する」の内
容で1点。
「根の上方の成長が下方の成長を上回る」の内容で1点。
問(4) 「窒素濃度が高い部分でよく根を張りめぐらせ,窒素濃度が低い部分で根の成長を抑
制する」の内容で2点。
「均一に根を成長させた場合よりも,根あたりの窒素吸収量が
多くなる」の内容で2点。
「(その結果)効率的に窒素を吸収することができる」の内容
で1点。
問(6) 「hy5 変異体では,光照射による根の伸長の促進が起こらない」の内容で1点。「野
生型に比べて,強光下で窒素の吸収量が少なくなる」の内容で1点。
「植物の成長や光
合成に必要な有機窒素化合物の合成量が,野生型に比べて少なくなる」の内容で2点。
「(その結果)光合成量が減少する」の内容で2点。
3
【配点 30 点】
問(1) 各2点×6=12点
問(2) 2点
問(3) (ⅰ) 2点
(ⅱ) 2点
問(4) 完答2点
問(5) 2点
問(6) 2点
問(7) 4点
問(8) 完答2点
【解答例】
問(1) ア
カ
黄斑
イ 盲斑
ウ 虹彩
エ 瞳孔散大
オ レチナール
暗順応
問(2) 盲斑は視神経細胞の軸索の束が網膜を貫く部位で,視細胞が分布しないため。
問(3) (ⅰ) ③
(ⅱ) ⑥
問(4) ④,⑤
問(5) 夜行性
問(6) 青紫オプシンと緑オプシンを失った。
問(7) 遺伝子の重複によって赤オプシン遺伝子が2つ連鎖し,その後に下流の赤オプシン遺
伝子の塩基配列が変化することによって緑オプシン遺伝子が生じた。
問(8) オス:①
メス:④
問(2) 「盲斑は視神経細胞の軸索の束が網膜を貫く部位である」の内容で1点。
「(盲斑には)
視細胞が分布しない」の内容で1点。
問(6) 「青紫オプシンと緑オプシンを失った」の内容で2点。部分点なし。
問(7) 「遺伝子の重複によって赤オプシン遺伝子が2つ連鎖した」の内容で2点。「その後
に下流の赤オプシン遺伝子の塩基配列が変化することによって緑オプシン遺伝子が生
じた」の内容で2点。