すべての仕事を英語環境でこなす・・

ビジネスイングリッシュコース 8weeks
岡 村 綾 子
すべての仕事を英語環境でこなす・・
日本で10年間仕事をしていた私は毎日このテー
マを思い浮かべていました。憧れや夢は膨らむ一
方、行動がともなっていない日々に葛藤し、つい
に心を決め、いざ!シドニーへ!さて、何をして
いいかわからず、何件か学校をまわり私はアクセ
スに決めました!
《なぜアクセスにしたのか?》
一番の理由はビジネスクラスの先生が自分で会社を立ち上げ社長を務めた方だったこと、
ただの先生ではなく現場を知っている方に生のスキルを教わりたかったこと。経験してい
るからこそ重要ポイントが教えられる。これは私にとってすごく重要なことでした。次に
、内容がひたすら授業!宿題!といった厳しいものではなく、生徒に合わせた授業の進め
方だったこと。先生やスタッフがとてもフレンドリーでいつでも質問ができる雰囲気だっ
たことです。
《何を学んだか?》
ビジネスには欠かせないレターの作成・電話のかけ方・メモの取り方・e-mailの作
成・プレゼンテーションの進め方、これらを基本として8週間勉強しました。日本語だっ
たらすぐに出来ることが英語になると電話ひとつも出来なかった私が、終了するころには
ペラペラと話し、交渉できるまでになりました。最も印象に残っているのはお店のリサー
チと就職面接です。
リサーチはマーケティング部門で働いたことのあるコロンビアの生徒が提案してやること
になりました。シティとサーキュラーキーにあるチョコレートショップとカフェへ実際に
行って調査をしました。前もってみんなで何を調べるか話し合いリサーチ用紙を作成し、
どこかの会社の潜入社員のようにコーヒーを飲みながらお店を見て回るのです。課外授業
のようでとても楽しかったです。
就職面接の練習もとても楽しく、他の生徒が面接官役になり本番さながらに行いました。
これから仕事を見つけて働く私にとっては、とても役に立つ授業でした。まずは求人広告
から、どんな会社なのかどういう人材が欲しいのかを読み取ります。そのポジションに必
要な資格・能力・知識をならべ、そこから面接官がどういう質問をしてくるのかをみんな
で考え自分のアピール方法を勉強します。例えば、そのポジションがウエイトレスタッフ
だったとします。質問内容は、カスタマーサービスで何が一番重要だと思いますか?お皿
の持ち方をやって見せてください、などです。質問を考えることで会社が何を思っている
のかを学ぶことも出来ます。始めはうまく出来るのか不安でしたが先生がしっかりと英語
でのアピール方法を教えてくれました。これは本当に自信につながります。
次に履歴書の作成方法を勉強しました。まずは自分なりに作ってみます。それを先生がチ
ェックし、改善してくれます。私はさまざまなタイプを作りました。ウエイトレス用、秘
書用、一般事務用、販売員用と求人内容によって履歴書のアピール方法が変わるのです。
日本だとフォーマットが決まっていて、ただ提出するだけでしたがオーストラリアは違う
ということも発見しました。
また、私は特にライティングとリーディングが弱点でした。先生に相談してビジネスレタ
ーを3日に1度書き、チェックしてもらうように頼みました。フレキシブルに対応してく
れるのでとても良かったです。さまざまな時事問題もわかりやすく解説してくださったり
、私の知りたい情報や求人広告をどこからか持ってきてくださったりととても親切な先生
でした。一番うれしかったことは卒業しても相談しにきていいからね。と声をかけてくれ
たことです。
卒業後、サーキュラキー近くにある有名な高級日本レストランで受付係の仕事が決まりま
した。多くの日本人が働いていますが、さまざまな国籍の方がいるので会話は90%英語
です。まだ慣れていない私はさらに勉強をしないといけませんがアクセスに通ったことで
夢に少しずつ近づいているなぁと実感がわくようになりました。他の学校にはない良さが
ここにはあります。ここで勉強したことを基本にこれから頑張って行きたいと思います。