Ⅰ.平成26年度第2回 リスクマネジメント必須研修

Ⅰ.平成26年度第2回 リスクマネジメント必須研修
平成27年2月10日(火)~2月12日(木)にリスクマネジメント必須研修を開催しました。
テーマ : 「ダブルチェックの落とし穴と効果的な対策の立て方について」
ションかみごとう 金山雄気 作業療法士
講師 : 通所リハビリテ
通所リハビリテーションかみごとう 金山雄気 作業療法士
4病棟 日比野雅志 看護師
【講義内容】
1. 多重防護の考え方
2. 社会的手抜きと権威勾配
3. 根本原因の分析
4. ダブルチェック時の注意点
Ⅰ.平成26年度第2回 リスクマネジメント必須研修
医療、介護、福祉に関わる業務において、リスクマネジメントの観点から業務手順の多くに「ダ
ブルチェック」が推奨されています。しかしながら、「ヒューマンエラー」による医療事故が度々
報道されているのを目にします。本研修では、なぜ「ダブルチェック」が有効に機能しなかった
のか?という問題を中心に検討することにより、日々の業務の中にある「落とし穴」を分析・見
直すことを目的とした研修となりました。講義を通じて、より効果的な「ダブルチェック」体制を法
人全体で確立していかなければならないと感じました。
Ⅱ.平成27年2月 伝達講習(出張報告)
平成27年2月10日(火)~2月12日(木)に伝達講習を開催しました。
テーマ:「防火管理について」
講師:療養病棟 田辺陽介 介護福祉士
【講義内容】
1. 防火管理の重要性
2. 医療・介護施設での火災例
3. トラッキング現象について
4. 訓練と防災意識
東日本大震災後、当法人でも防災活動が進められています。その中で、今回は「防火管理」
についての防災士の資格をもつ講師による研修となりました。医療・介護施設において火災
が発生した場合、多くのケースで甚大な被害が生じており、出火時の対応とその後の被害状
況との関連性が指摘されているとのことでした。私たちは、ご利用者の生命・安全を預かる
立場でもあるため、防災意識を日頃から高く持ち続けることが重要であると改めて感じました。
Ⅲ.平成26年度第5回 SW勉強会
平成27年2月21日(土)にSW勉強会を開催しました。
テーマ:「相談援助技術について(面接とアセスメント)」
講師:社会福祉法人養和会 廣江仁 事務部長
【講義内容】
1.
ソーシャルワークアセスメント
2.
アセスメントの方法
3
3.
問題解決方法と支援方法の決定
4.
グループワーク
「相談援助技術」について、アセスメントの歴史からその方法や項目など、講師が携わった
具体的な事例を用いながらの講義となりました。アセスメントにおいて、CLを中心とし、問題
解決へのプロセスを自己決定できるような支援方法をSWとCLが共に意見を出し合い共有す
ることが重要である、という言葉が印象に残っています。また、CLが常に変化することを十分
に理解しながら関わっていくことが「相談援助技術」には欠かせないものだと気づく機会にも
なりました。
*平成27年1月研修は感染予防のため、中止または延期にさせていただきました。
編集:教育委員会 田中司・油村好紀