SVC 便り - ようこそSVCホームページへ

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平成24年1月1日発行 第261号
SVC 便り
【新年のご挨拶】
年頭のご挨拶
生涯学習センタービデオクラブ
事務局 金沢市石引 4-17-1
石川県本多の森庁舎
電 話
076-223-9574
SVC会長
村戸
建二
新年明けましておめでとうございます。
SVC 会員の皆様,旧年中は一方ならぬご指導を頂き、ありがとうございました。
新しい生涯センターで、館長様はじめ情報課の方々のご支援を得て、例会、研修、親
睦会等十分に活動できました。また、センター行事には、多くの会員の参加を頂き、
ありがとうございました。
私たちは、1カット、1カット時間をかけ思考(試行)しながら絵つなぎをしてき
た職人的手法も、アマチュアビデオカメラマンの基本として忘れてはなりません。利
便性のある機器にすべてを依存するのではなく、人と機器をうまく調和させながら、
心豊かな映像作りを楽しみましょう。
今年も、例会、センター行事に、全員参加でやって行きたいと思っておりますので、本年もよろしくご
協力お願い申し上げます。
新春のご挨拶
生涯学習のモデルとして
石川県立生涯学習センター館長
梶本逸子
明けましておめでとうございます。
生涯学習センタービデオクラブの皆様方に、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨年の4月に、当センターは「本多の森庁舎」に移転し、新たな美しい環境の下で再
スタートを切りましたが、
「県民映像カレッジ」では、皆様方の心からのご指導を頂き、
「マナビフェア in 本多の森」ではビデオ作品上映会を開催していただく等、当セン
ターの事業に変わらぬ多大なご協力をいただきましたことに厚く感謝を申し上げます。
映像の持つ威力と奥深さを再認識し、皆様方の瑞々しい感性に感嘆いたしました。
また、より良きものを求めて絶えず学び続けておられる生き方に、互いに学び合い、
学びを深め合っておられるお姿に生涯学習のモデルを見、その醍醐味を教えていただきました。この素晴
らしい貴クラブの活動の輪が広がり、深まっていきますようご祈念いたしますと共に、当センターの事業
に、引き続き、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新年号に寄せて
出会いと生涯学習
石川県立生涯学習センター学習情報グループGL
川村
仁
新年あけましておめでとうございます。
昨年4月に小松市内の中学校から生涯学習センター勤務となり早8ヶ月が過ぎ、
何も分からない状態からのスタートでしたが、SVCの皆様の温かいご支援と積極
的なご協力により、昨年内の事業を無事終了することができました。厚く御礼申し
上げます。
さて、私自身は映像作品の技術的なことはほとんど分からないのですが、作品を
見ることはとても楽しみです。個人的には国内外を問わず風景を写したものが好き
です。そこに行った気持ちになれるからです。SVCの皆様、そして皆様の作品に出会えたことは、私の
人生の貴重な一部になっております。
今、生涯学習の大切さが訴えられていますが、この 出会い が生涯学習にとってとても重要なきっか
けとなるのでしょう。皆様にとっては、ビデオとの出会いがあったからこそ仲間の輪が広がり、人生を豊
かにする学びにつながったのだと思います。今後も決して無理をすることなく、各々のペースで充実した
ビデオライフを歩んでほしいと思っております。
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1月例会のご案内
日時
場所
内容
1月14日(土)
世話役(小林さん、小屋さん、西上さん)役員名簿順
13時から16時まで
本多の森庁舎2階 石川県立生涯学習センター「県民大学校教室2」
会員の作品鑑賞
【12月作品鑑賞会】12月10日(土)
午後1時∼4時
本多の森庁舎2階 石川県立生涯学習センター「県民大学校教室2」
12月のSVC例会には、22名が出席し、川村GL,小森主幹も参加されて、定刻午後1時に開始。
今回始めて「ブルーレイ」も使用しました。作品は DVD11本、テープ1本合せて12本、司会は小屋
さん、機材操作は山村さん、照明は小倉さんの担当で鑑賞会に入りました。
1 宮本 房義
蓮如山登山と忘年茶話会
(5′19″)
小松市の西俣の「蓮如山」から白山等が展望出来るとは知りませんでした。
車の№のモザイクは成功しましたね。鮮やかなドウダンツツジ等の花々に癒
やされ、紅茶専門店「イーストリバー」には行きたくなりました。
2 西上
章
黒部峡谷の旅(前編)
(3′38″)
唱歌「汽車」のBGMはピッタリでした。トロッコの車内放送が魚津出身の「室
井滋」、観光用には「昭和28年」から!チョッピリ物知りになりました。大
きくカーブする V 字峡谷を走るトロッコ電車。後編が楽しみです。
トロッコ電車で峡谷を行く
(4′54″)
3 森本 重雄
まさに 森本節全開! です。急峻な階段を下っての「欅平の河原足湯」「鐘
釣河原露天風呂」にチャレンジされた作者にはただただ敬服、脱帽です。
挿入句「風さやか トロッコ列車 峡に添う」は作者の心そのままでしょうか。
敬老の日 ぶどう狩り
(3′55″)
4 東田 啓子
河北潟農園「モアイ」での心温まる敬老会。「ハルト君」「カナト君」への 愛
に満ち溢れていました。「元気でいてね!おばぁちゃん!」の可愛い歌ととも
にお孫さんから肩を叩かれている作者は最高の幸せものですね。
トンネルを抜けると絶景です
(4′49″)
5 高島 良夫
タイトルが何ともニクイ!「ワンカットを大切に」の作者。鮮やかな映像美が
描かれています。息を呑むモミジの美しさ、洞穴からのトロッコ電車、特に「連
結器」のアップは素晴らしく、さすがベテラン健在を痛感しました。
6 表
慧
大和ミュージアムに行く
(4′05″)
全長 26、3 ㍍もある「10 分の 1 戦艦大和」の展示が中心ですが、「ゼロ戦」
や「人間魚雷」も含めて、日本の持つ「技術力」の高さを知りました。同時に
現在の平和の大切さをも改めて噛みしめたひと時でした。
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電車で巡るパリ
(4′40″)
7 岡野 重和
「デジカメ」からの映像とはとても信じられません。短い時間で「エディウス
ネオ3」をマスターし、フランスパリでは、路線図を片手に、地下鉄利用で電
車と足で巡る、というチャレンジ心いっぱいの街歩きに万歳です。
秋の一泊撮影会(前半)
(3′35″)
8 小倉 健治
流れるような宇奈月温泉駅出発の映像は、まさに編集冥利に尽きましたね。ト
ロッコ電車の現場音は、存分に生かしてあり流石です。
「お猿さん」のカットは
微笑ましくサービス精神旺盛な作者らしく嬉しくなりました。
花 百の風景
(3′13″)
9 北川 嘉一
内灘干拓地の花大根、宝達志水町の放牧場と「花」を求めての行脚でしょう
か。ラストカットの映像はユニークでしたね。花だけの題材を上手く演出し
て人に見せる技術は素晴らしくやはり花の北川さんだなあ。
八甲田山秘湯温泉
(5′07″)
10 柴田 春男
八甲田山を登山した作者は、名剣温泉と同じ「日本秘湯を守る会」の猿倉温泉
とランプの宿「青荷温泉」で、その風情を堪能されています。廊下を照らすラ
ンプの光が幻想的な雰囲気をかもしだしていて行きたくなりました。
11 森
清
川柳写真集 野鳥の詩
4分という短い中に「32首」の川柳を読み込んで
綴ったもの。
「鳥たち」を「人間」に置き換えて読め
す。ラストの「しっかりと今日も元気で出発だ」に
(4′04″)
鳥たちの生態写真と共に
ば、すべてが納得出来ま
勇気を貰いました。
聖夜まで? この華やぎは
(3′42″)
12 小谷内 いづみ
作品づくりの手法に「ファースト・クリスマス」の曲をまず選曲したのが凄い。
そしてその曲に合う映像を「イルミネーション」と決め県内6ヵ所を廻って撮
影されたという実に魅力的な作品。師走例会のラストにピッタリの映像に拍手。
いしかわビデオ作品コンクール 参加作品 募集
1.主催:石川県視聴覚教育協議会
2.応募資格:県内に在住もしくは勤務する個人又はグループ
3.応募規定:◎題材は自由。オリジナル作品であること
①教材部門:小中学校、高校等、又は公民館等で活用する教材で作品の制限時間は制限なしです。
②一般部門:①以外の作品すべて。作品の長さは7分以内。オリジナル作品
③作品中の挿入映像、文章やコメント、BGMが含まれる場合には、各自で応募の為の複製使用
の許可を得る事。人物、肖像権についても同様です。
4.
規格:ミニ DV・DVD・ブルーレィ
5.応募締切:平成24年2月3日(金) 当日消印有効
6.各部門ごとに最優秀賞などの表彰を行い、副賞(図書カード)を贈呈
7.応募の方法:作品に所定の応募用紙を添えて下記あてに提出してください
〒920-0935
金沢市石引 4-17-1
石川県本多の森庁舎(石川県立生涯学習センター内)
石川県視聴覚教育協議会事務局
076-223-9573(直通)
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● あなたのための撮影テクニック(第4回−1)
ビデオを振り回さないで!
初めてビデオカメラを持った人のほとんどが、ビデオカメラを振り回して撮影してしまいます。これは、
人の目がものを見るように、ビデオカメラを 動かして 撮影しているからです。人間の目は 頭脳 と
いうスーパーコンピューターにつながっていますから目で見たものの情報を、自分が理解できるように処
理してくれます。
このように撮影した映像は、撮った本人は、撮った現場の状況を知っている為、撮影した内容を理解し
て見ることができます。
しかし、初めてその映像を見た人は、撮影した本人と同じ 頭脳 は持っていませんから、ポイントが
定まらず ふらふらと動く 映像の中から撮影した内容を、理解することが難しいのです。
∼フィックス(固定)で撮ろう!∼
撮影の基本は「フィックス(固定)」で撮影する事と言われています。フィックスとは、カメラを固定
し、またズームを使用しないで撮影することです。
ポイントを絞って撮影したフィックスの画面(カット)は、何を意図して撮影したのかよくわかり見て
いて疲れません。
<基本の構え方>
フィックスで撮影する時には、安定した画面が必要です。安定した画面を撮影するための基本の構え方
です。
①肩幅と同じくらい足を開いて「背筋」を伸ばす
②「右目」でファインダーを見て「左目」で周囲を見る
③ひじ、脇は、しっかり締めて、息を止めて10秒間撮影
④三脚を使うと万全!
(記:NHKチーフカメラマン:宮津寿人)
【SVCホームページのアドレス】
ホームページをご覧下さい。
http://svcwatasinocrb.natsu.gs/index.htm
【お知らせ】
◆2月に「新年会」をします!!
日時 2月4日(土) 午後5時
場所 吾亦紅(われもこう)(香林坊)076-221-3631
会費 5,000円
新年会に先だち役員会を開催しますので、役員の皆様は午後4時までに参集してください。
【編集後記】
昨年2011年4月からは、広坂の庁舎から「本多の森庁舎」にセンターが移転となり、同時に私たち
の活動拠点も替わり、新鮮な環境での「例会」となりました。
昨年2回の 県民映像カレッジ の講座は、皆さまのご協力のお陰で無事に修了しました。
生涯学習センターには、2台の「Windows7」が入ったのに続いて、待望久しい「ハイビジョン対応の
プロジェクター」が導入され、SVC例会においても『ブルーレイによる作品発表』が可能となりました。
12月例会でも鑑賞しましたが、新年からもどんどん使ってブルーレイの素晴らしさを堪能しましょう。
さぁ、今年も楽しいワクワクしたビデオライフで素敵な一年をおくりましょう!
(編集担当:小屋忠男)