【準備物】 ①よしの、かた方の先を小刀またはカッタ ーナイフで切り落とします。 ②OHP シートをななめの切り口の穴がふさがる程度の形と大きさに切ります。このとき、 どちらか片方だけ、写真のように出っ張った形に切ります。 ③シートがはずれないように出っ張りの部分をセロ テープで固定します。この時、シートがそらないよう に気をつけます。 ④吹き口と反対の部分に穴をあけ、かざりひもを通 して、首からかけられるようにしてもよい。 ⑤吹き口に風船を入れて輪ゴ ムでとめるようにしてもよい。 活動場所 どこでも 所要時間 約30分 人 数 何名でも 自然の家で用意するもの のこぎり、小刀もしくはカッター、 (よし) セロテープ 利用者で用意するもの OHPシート(またはセロファン) ※風船 (よし) 活動の魅力について よし(別名アシ)は、イネ科の植物です。琵琶湖のほとりや自然の家の近くの安曇川で見ることができます。ま た、自然の家からキャンプ場までの道のりで茅葺きの家を見ることができます。茅というのはススキ、スゲ(カヤ ツリ草科) 、チガヤ(イネ科) 、よしといった植物の総称です。昔は、身近に手に入る材料を使い、屋根材としてい ました。 よしを使って簡単な笛をつくります。どんな音がでるのか楽しみです。世界でたったひとつ、あなただけの素敵 な笛ができあがります。できあがった笛は、家族・友達または自分への川少年自然の家でのおみやげとして大切 に使ってください。 小さな子ども達もから大人まで十分楽しめる活動です。 よしの採集時期が難しいですが雨天でも可能な活動です。 指導のポイント ① よしについて よし刈りのシーズンは12月ころから3月ころまでです。自然の家でも、よしをストックしていますが、活動 プログラムの一つとして考えておられる場合は団体でもストックできる対応をしていただければ有り難いです。 ② よし笛ワンポイント知識 オーケストラでおなじみのオーボエやクラリネットのリードにはいまもよしが使われています。 インカの楽器、 ケーナやサンポーニヤは別名をよし笛と呼んでいます。ただし、日本でよしと呼んでいても、南米インディオの笛 はよしと異なり竹に近い植物です。 ③ 安全面について 小刀やカッターナイフの使い方は十分注意をはらってください。
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