授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(アジア研究) 立石昌広 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 通年 演習 関連する免許・資格 科目区分 必修 単位数 4 現代アジアの諸問題を研究する。主に中国の政治・経済・社会の多方面にわたる研究を行い、 東アジア地域とくに中国社会について研究論文を作成する。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 一年間の課題と活動スケジュールを決める。 前半期には基本的な書物などを読むなどして ゼミで報告・議論する。また長野県内の関係する 機関や資料館などを訪ねたり、講演会などにも積 極的に参加する。また中国学生との交流活動にも 積極的に参加する。 夏休み期間終了までに卒論研究テーマを決定。 後期には毎回ゼミで論文報告・討論などを行っ ていく。 12 月下旬までに論文作成、1 月には卒論発表 のためのプレゼンテーションを準備する。最後に 各自の卒業研究を含むアジアゼミの活動をまと めたDVDを制作する。 前半:アジア研究や基本文献の学習 夏季:調査・研究などの諸活動 後半期:卒業論文作成 成績評価の方法 年間を通してのゼミ活動と卒業論文の内容などの成果で評価する。 教科書・参考書 ゼミの中で基本文献などを紹介していく。 授業外の学習等 研究資料収集のために関係する機関を訪問。中国研修生との交流、講演会などに出席する。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 卒業研究(アメリカ研究) 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 小阪裕城 2 通年 演習 必修 4 国際 関連する免許・資格 文献購読を通してアメリカ史についての理解を深めるとともに、報告(プレゼン)と議論の作 授業の達成目標 法を身につけます。段階的に自らの関心と疑問を「問題意識」へと発展させ、リサーチを行い、 資料の読解・論理的な文章の作成といったスキルを身につけつつ、卒論の完成を目指します。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 《前期》 前期は共通の文献を購読し、ゼミ生全体で共有 1.イントロダクション:卒論執筆のための tips① する土台となる知識を習得します。その過程で報 2~7. 文献購読 告(プレゼン)の仕方や議論の作法を学びます。 8.卒論研究テーマ第一次中間報告 文献購読を通して自らの関心や疑問の所在を明 9~12. 文献購読 らかにし、卒論のテーマを設定していきます。 13~15 資料収集と進行状況報告 後期は具体的に各自の卒論研究を進めます。各 人は自らの研究の途中経過を複数回に渡って報 《後期》 告することになります。それは聞く側にとって 1~3. 卒論研究第二次中間報告 も、感じた疑問を提起し、あるいは報告者の研究 4. 卒論執筆のための tips② に寄与するような建設的な意見を述べる練習の 5~15.卒論作成 機会となりますので積極的に発言してください。 文章を書くというのは大変かもしれませんが、 社会に出てからも必要とされる「コミュ力」の一 つです。自らの関心や疑問を大事にし、また、ゼ ミ生同士の協力の下に、全力で卒論完成を目指し ましょう。 成績評価の方法 卒論 70%、各回の取り組み 30% 教科書・参考書 ゼミ生と相談の上で決定する。 授業外の学習等 卒論提出の締切日を念頭に置いたうえで計画的に、問いの設定→資料収集→資料読解→執筆 を進める必要があります。常にスケジュールと現状をチェックし、困ったことがあれば教員 に相談してください。 - 51 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(ヨーロッパ研究) 馬場智一 国際 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 2 通年 演習 必修 4 関連する免許・資格 論文作成に必要な諸能力(課題の設定、文献探査、資料読解、文献表作成、文章作成など) を培い、ヨーロッパの思想や文化に関する卒業論文を執筆する。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 【前期】 前期は、左記のスキルについて講義、演習を 1. 論文執筆に必要な以下のスキルについて学習する。 行う。資料読解・要約の練習として、ゼミで文 (課題の設定、文献探査の方法、資料の読解、文献表作成法、 献を輪読し、報告をする。 論文執筆の方法、スケジュール設定など) 後期は基本的に研究報告を毎回行う。発表者 2. 文献の輪読、発表 は印刷資料を使って発表し、その後ゼミ参加者 3. 前期の終わりには教員と相談しながら各人のテーマを決め と討論する。 た上で、学習した方法に基づき研究を始める。 【後期】 4. ゼミで研究の途中報告をする。 5. 研究を論文にまとめる。 成績評価の方法 出席・発表・ゼミ討論への積極的参加などの平常点(20%) 、卒業論文 80% 教科書・参考書 各人のテーマに基づき個別に指定する。 授業外の学習等 文献探索や文献の読解など、論文作成に必要な作業はほとんど授業外に行う。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(国際関係論) 安井教浩 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 通年 演習 関連する免許・資格 科目区分 必修 単位数 4 国際関係に関わるテーマについての卒業研究や討論を通じて、現代世界の諸事象を理解するう えで必要な知識を身につけ、豊かな国際的感性を養う。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 ゼミ参加者の問題関心を踏まえて、一年を通じ ての統一テーマを設定し、関連する文献ないし資 料を、参加者全員で精読し、討論を行う。 Ⅰ テーマ学習 1.~15. テーマ学習についての報告 後期からは、統一テーマとは関わりなく、個々 の学生が興味あるテーマを選択し、その調査・探 求をすすめて卒業論文を完成する。 なお、後期においても、統一テーマについての 勉強は、それぞれの卒業研究発表と並行して継続 していく。 Ⅱ 卒業研究 16.~30. 卒業研究についての報告 100% 成績評価の方法 卒業研究の完成度および研究のプロセス(出席率も含む) 教科書・参考書 討論に用いるテキスト等の教材はゼミ生と相談の上で決定する。 授業外の学習等 旺盛な探究心と積極的な発言を求めます。 - 52 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 卒業研究(情報ネットワーク) 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 萱津 理佳 2 通年 演習 必修 4 国際 関連する免許・資格 情報システムやネットワークの仕組み,および, 情報社会の動きについて理解を深める。 そして,情報と社会の関わり,また様々な分野で ICT(情報通信技術)が活用されている現状 を理解し,それらの課題や可能性について,各人が具体的なテーマを設定し,調査・分析を行 授業の達成目標 い,卒業論文を作成する。これらの過程を通して,問題についての理解を深めるとともに,問 題を提起する能力,それについての現状把握や解答する能力,そして,それらをまとめ表現す る能力を身につけることを目標とする。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 基礎知識を習得するため,情報システムやネットワークの仕 組みを学ぶとともに,新聞や論文などをサーベイし,関心の 1. 基礎知識の習得 あるテーマを見つけていく。 情報システムやネットワークの仕組み,およ テーマが決定したら,中間報告を随時行いながら,研究を進 び,情報社会の動きについて理解を深める。 める。必要に応じて,見学や視察,インタビュー調査やアン ケート調査などを行う。 各自,調査・研究の成果を卒業論文にまとめ,発表する。 2. テーマの設定 ※卒業研究の授業時間以外でも mail や Web サイト,SNS などネットワークを積極的に利用することで,実際にネット 3. 文献調査,実地調査等 ワークを利用したコミュニケーションを体験するとともに, それらの可能性や問題点を探っていく。 ※全員での活動として,地域の子どもたちを対象としたキッ 4. 卒業論文の作成 ズプログラミング教室のお手伝い,フェイスブックページで の情報発信について考察するための実践的な活動を予定。 成績評価の方法 卒業論文,授業への参加意欲,研究姿勢等によって総合的に評価する。 教科書・参考書 特になし。テーマに合わせ,随時指定する。 授業外の学習等 テーマに関する調査および論文作成。情報と社会の関わりに関心を持ち,最新のニュースに も目を向けましょう! 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(人間関係論) 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 上原貴夫 2 通年 演習 必修 4 国際 関連する免許・資格 演習である特性を活かし、自ら課題を見出し、探求していく力を身につける。人間および 人間関係に関する具体的な問題について自分自身のテーマを持って探求していく。これらを 通して問題についての理解を深めるとともに、探求する力を身につける。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 年間を通して次の段階のもとで進める。 前 期 4~7月 ○調査・研究方法の理解と実践力を身につける。 先輩の研究や先行研究などに基づいて学ぶ。 ○自分自身の研究テーマを見出す。 夏休みにかけて ○文献研究、実地調査などを行う。 ○自分自身の計画に基づいて行う。 後 期 ○論文をまとめる。 9~10月 調査の実施、検証 11~12月 執筆・検討・討論 1月 検討、手直しなどの後に提出 成績評価の方法 教科書・参考書 授業外の学習等 既に行われている研究や調査(先行研究)に 具体的にあたりながら、問題についての理解を 深める。同時に、研究方法を身につける。また、 仲間との討論を行い、ディベートやプレゼンテ ーションの力を身につける。 前期で研究方法を学ぶとともに、自らの計画 を立てていき、自分自身のテーマを設ける。夏 休みにかけて、調査などを行う。 論文の執筆では、課題の解決、執筆と同時に ゼミ生相互に討議しあい、協力し合う力を身に つける。 ゼミでは、自己の課題に進んで取り組むこと が大切です。自主的・主体的に取り組むことを 望みます。 調査・研究30%、成果品など40%、ディベート等プレゼンテーション20%、探求の態 度など総合的評価10% 特に設けない。研究資料は豊富に呈示していく。資料を読み込む力を付けることも目指して いくので、積極的に取り組んでほしい。 調査や現場に赴くことを多く取り入れていく。自らも、主体的に取り組むこと。実際フィー ルドでの状況は演習時間で報告し、討論していく。自らの実践力、ディベート力、プレゼン テーション力を高めることに心がけること。 - 53 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(日本経済論) 横山憲長 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 通年 演習 関連する免許・資格 科目区分 必修 単位数 4 日本あるいは地域(長野県、市町村)に関連する経済事情について指導し、経済の動き、さま ざまな経済現象の関連性、国民経済に占める地域の役割について分析する目を養う。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1年次の春休みを含めて、各自の関心あるテーマを絞り込む。 1 年次の後期試験が終了した時から、ゼミ生各自 の研究テーマを鮮明にするために、夏休み中に新 2 年次の前期中に卒論タイトルを決める。 聞・雑誌等を読み、5~7月中にテーマを絞る。 長野市内の経済資料所蔵図書室を教示する。(八 十二文化財団ライブラリー、県庁内議会図書室、 夏休み中を含めて、テーマに沿った資料収集や文献を読み込 同行政資料コーナーなど) む 学生が順番を決めて毎回 2 人ぐらいずつ、各自の 関心あるテーマについて報告する。その内容につ いてゼミ生みんなで議論する。 成績評価の方法 卒論の作成意欲、購読文献量、仕上がり具合で評価する。 教科書・参考書 なし。 授業外の学習等 市内の図書館で研究テーマにそった図書を借り出し、自宅学習をする。 現場の取材等必要な場合は適宜、同行してサポートする。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 卒業研究(地域社会学) 築山秀夫 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 通年 演習 関連する免許・資格 科目区分 必修 単位数 4 受講生は、本演習を通じて、社会学的に物事を考え、それを論文という形で表現することがで きる能力を身に付ける。その対象を地域社会に措く。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 本演習は、地域社会を対象として、社会学的な パースペクティブで論文を執筆できるように、問 1. 演習「地域社会学」のガイダンス 題設定から研究成果の地域社会への還元までに 2. 受講生の地域社会に関する問題関心の発表 ついて学ぶ。 3. 受講生の研究テーマの決定 研究テーマは、これまで、毎年、共通テーマを 4~5.社会科学の論文を書くための作法:文献・データ収 設定し、ゴミ問題(1997 年) 、地域住民組織(1998 集、形式、論理展開 年、1999 年) 、NPO(2000 年、2002 年) 、市 6~14. 地域社会学の論文の輪読(受講生による報告) 民活動(2001 年) 、町村合併・地域づくり(2003 15. 前期のまとめと夏季休暇中の調査について 年、2007 年) 、映画を巡る市民活動(2004 年) 、 16.受講生による調査報告 都市内分権(2006 年) 、市町村合併・地域づくり 17~20.論文執筆のための関係論文の輪読 (2007 年) 、縮小社会における持続可能なコミュ 21~28.卒業論文執筆のための報告と指導(個別指導含む) ニティの形成(2008 年~2013 年)を取り上げて 29.卒業論文の発表について きた。必要に応じて、県、市町村の担当者や市民 30.卒業論文集の作成と調査対象者へのフィードバック 団体組織などに調査に出かけて、データを収集す る。卒業論文の完成に向けて、時間外の個人指導 を含めて、細かな指導を行う。 成績評価の方法 卒業論文 70%、演習参加態度 30%、無断欠席禁止 教科書・参考書 特に指定しない。その都度、文献を紹介する。 授業外の学習等 地域調査に、ゼミとして、個人として、それぞれ出かけること。ほぼ毎週、論文を読み、報 告を行うこと。善光寺門前のことを議論する門前研究会(月1回)に参加すること。卒業論 文の進捗状況をメールにて教員にその都度、提出すること。ゼミの時間は、その前の週にど れだけ自分で研究等を進めたのかを報告し、仲間と議論する場と位置づけているので、授業 外の学習が基本となる。 - 54 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 卒業研究(地方自治論) 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 野口暢子 2 通年 演習 必修 4 国際 関連する免許・資格 地方自治について、受講生自身がテーマを設定し、調査を行い、論文執筆の作業を進めること 授業の達成目標 により、問題を発見する力、資料やデータを収集し、分析する力、論文をまとめる力や政策提 言を行うことができる力を身につけることを目標とします。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1.ガイダンス <授業内容> 2.興味・関心のあるテーマについての発表① ①受講生自身の興味・関心をもとに研究テーマを 3・4.興味・関心のあるテーマについての発表② 探し出し、情報収集や現地調査を行い、1年間か 5・6.公共政策フォーラムにおける発表テーマの決定 けて卒業論文(個人研究)をまとめます。 7・8.公共政策フォーラムの発表テーマに関する情報収集 ②日本公共政策学会「公共政策フォーラム 学 9・10.公共政策フォーラムの発表テーマについての調査 生政策コンペ in 新潟県津南町」に向けて、地 11・12・13.公共政策フォーラムの発表準備 域における課題を発見し、その解決に向けた方策 14・15.夏期休暇中の調査について を考察するために論文・行政資料・新聞情報など 16・17. 公共政策フォーラムでの発表内容のまとめ の情報収集やヒアリング調査やアンケート調査 18・19.卒業論文のテーマについての発表① などの現地調査を行い、公共政策に関する政策提 20・21.卒業論文のテーマについての発表② 言をまとめます。 22~27.論文完成に向けて <授業の方法> 28.29.最終報告 卒業論文については、研究テーマの探し方、深 30.まとめ め方などについてお話したのち、毎回2~3名の 受講生による口頭発表と受講生全員によるディ スカッションを中心として授業を進めます。そし て、その積み重ねにより卒業論文を仕上げていき ます。公共政策フォーラムにおける政策提言をま とめるための作業(現地調査・論文執筆・パワー ポイント作成など)はゼミ生それぞれの得意分野 を活かし、協力・分担して行います。 成績評価の方法 授業への参加(50%)、論文(50%) 教科書・参考書 なし ①公共政策学会「公共政策フォーラム」での発表のための調査・準備、②卒業論文のテーマ に関する情報収集・現地調査など、③地方自治に関する雑誌論文や新聞記事、自治体の広報 等に目を通すこと 授業外の学習等 授業科目名 担当者氏名 開講対象 英会話ⅡA 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 ジャスティン・ハービー 2 前期 演習 選択 1 国際 関連する免許・資格 英語でコミュニケーションが充分に出来るようになる。 授業の達成目標 ・分かりやすい英語で尋ね、伝える。 ・世界のいろいろな文化に対して、積極的な態度を養う。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1-15 Each week we will talk talk talk in English. いろいろな場面での会話や、簡単な議論。 We will discuss big things and small things. 話し合いをまとめて、発表することも。 Each week students and teacher will decide together a topic for next week’s class. 自分の考えを英語で書く練習も行う。 成績評価の方法 教科書・参考書 授業貢献度 なし 授業外の学習等 mini-report 50%, テスト 50% - 55 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 英会話ⅡB 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 ジャスティン・ハービー 2 後期 演習 選択 1 国際 関連する免許・資格 英語でコミュニケーションが充分に出来るようになる。 授業の達成目標 ・分かりやすい英語で尋ね、伝える。 ・世界のいろいろな文化に対して、積極的な態度を養う。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1-15 Each week we will talk talk talk in English. We will discuss big things and small things. Each week students and teacher will decide together a topic for next week’s class. 成績評価の方法 教科書・参考書 授業貢献度 なし 授業外の学習等 mini-report 授業科目名 担当者氏名 開講対象 50%, テスト いろいろな場面での会話や、簡単な議論。 話し合いをまとめて、発表することも。 自分の考えを英語で書く練習も行う。 50% 英語表現A カチョフ・シェロ 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 前期 演習 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 1 授業の達成目標 受講者は現代アメリカ文化と会話に使われる英語表現を学ぶこと。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1-2 High school drivers, Opening conversation 3-4 Gun ownership, Introducing a new topic 5-6 Diversity, Active listening 7-8 Black lives matter, Saying opinions 9-10 (student choice), Agreeing 11-12 SUP, Disagreeing 13-14 (student choice), Closing conversations 15 Review This class has 2 parts, topics on current American culture and conversation patterns. Learning about current American culture will be done by reading short articles, and discussing the topic with classmates. Some topics will be chosen by the students. Conversation patterns are customs and set phrases used often in conversation. Student will learn and practice making conversation. This class is taught in English. 成 2 績評価の方法 小テスト 30%、課題 40%、期末試験 教科書・参考書 30% 資料を配布する。 授業外の学習等 - 56 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 英語表現B カチョフ・シェロ 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 演習 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 1 授業の達成目標 受講者は現代アメリカ文化と会話に使われる英語表現を学ぶこと。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1-2 Forgiving, Reporting other’s speech 3-4 Homecoming, Fixing problems 5-6 (student choice), Making suggestions 7-8 Volunteering, Responding with emotion 9-10 (student choice), Generalizations 11-12 Charity giving, Saying ‘No’ 13-14 (student choice) 15 Review This class has 2 parts, learning about current American culture and learning conversation patterns. Learning about current American culture will be done by reading short articles, and discussing the topic with classmates. Some topics will be chosen by the students. Conversation patterns are customs and set phrases used often in conversation. Student will learn and practice making conversation. This class is taught in English. 成 6 績評価の方法 小テスト 30%、課題 40%、期末試験 教科書・参考書 30% 資料を配布する。 授業外の学習等 授業科目名 担当者氏名 開講対象 時事英語 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 小阪裕城 2 前期 演習 選択 1 国際 関連する免許・資格 中級の読解力を身につけるためのクラスです。世界各国の出来事を伝える記事を編纂したテキ 授業の達成目標 ストを用いて、文法とリーディングをブラッシュアップすると同時に、語彙を増やします。 「英 語で」他国の歴史や文化について知ることの楽しさを知ることが最大の目標です。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 ・授業冒頭では、各回のリーディングから担当教 1. イントロダクション+小テスト 員がポイントだと考える文法事項に関して基礎 2. Unit1 Manga in Malaysia: A Love Affair with Japan から応用まで簡単に概説し、演習問題を解いても 3. Unit2 Hosteling in New Zealand らう。 4. Unit3 Sweden: The World’s Most Creative Nation ・テキストにしたがって、毎回 UNIT を進めて 5. Unit4 The Past, Present and Future of Sakhalin いく。①文法と文構造を誤魔化さない読みと、② 6. Unit5 Gardens by the Bay 一語一文の解読に囚われて迷子にならないよう 7. Unit6 A Jobless Generation に、文章全体の構造と各パラグラフの位置づけを 8. Unit7 Gun Control vs. Gun Rights 常に意識した読みを学ぶ。 ・テキスト付属の CD 9. Unit8 The Olympic Games Leave Their Mark を用いてリスニングにも親しんでもらう。また、 10. Unit9 The Sky’s the Limit 「CNN student News」等を適宜用い、担当教員 11. Unit10 Water of Death の作成するクイズにも挑戦してもらう。 12. Unit11 Salzburg and The Sound of Music ・ 初回に単語リストを配布した上で学習方法も指 13. Unit12 Mbare Market 導する。数回に一回のペースで単語テストを課す 14. Unit13 Making Charms 15. Unit14 Maastricht: The Crossroads of Europe ことで語彙を増強する。 成績評価の方法 平常点 50%、定期的に実施する単語テスト・小テスト 50% ※平常点には授業中に示される「態度」と「成果」が含まれます。 教科書・参考書 吉田国子・Anthony Allan『World Report 世界各国の今を読む』 (金星堂,2016 年) 授業外の学習等 語彙を増やすためには一定期間のまとまった努力が不可欠です。初回に単語リストを配布し た上で学習方法も指導します。実践してください。 - 57 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 情報表現法 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 萱津理佳 2 前期 演習 選択 2 国際 関連する免許・資格 情報社会では情報を受け取るだけでなく,自ら情報を発信することも大切である。本演習で はまず,プレゼンテーション専用ソフトの PowerPoint による資料作成を通して,卒業研究等 の発表,また社会人としての企画の提案等に活かせるプレゼンテーション能力の習得を目指 授業の達成目標 す。次に,Web サイトの基礎知識を学び,ホームページ作成ソフトのホームページビルダーを 用いて Web サイトの作成を行う。これらの演習を通して,情報の内容や伝える相手によって表 現方法を工夫し,効果的に表現できる「情報表現力」を身に付けることを目指す。また,ソー シャルメディアを利用したコミュニケーション・情報表現についても考察する。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 [プレゼンテーション] 1. 授業ガイダンス ・プレゼンテーションの基本,PowerPoint を用いた資料の作成, 情報表現・情報発信の基礎知識 プレゼンテーションテクニックを学ぶ。 ・上記知識,技術を前提として演習を行う。 [プレゼンテーション] ・各自が作成した資料を用いて,プレゼンテーションを行い, 2-3. PowerPoint を用いた資料の作成方法 相互評価によりスキルアップを目指す。 4-5. PowerPoint 【課題】 [Web サイトの作成] 6-7. プレゼンテーションおよび相互評価 ・Web サイトの基本知識を学ぶ。 ・Web サイトの記述言語である HTML を使用して,簡単な演習を 行う。 [Web サイトの作成] ・ホームページビルダーの基本操作,Web サイトの作成方法を 8-9. Web サイトの基礎知識・HTML 入門 学ぶ。 10-11. ホームページビルダー入門 ・上記知識,技術を前提として演習を行う。 12-14. ホームページビルダー 【課題】 ・各自が作成した課題をローカルサーバーに転送し,受講者同 15. Web サイト課題の閲覧・評価会 士で閲覧・評価を行う(相互評価) 。 成績評価の方法 課題・レポートなど提出物 50% 教科書・参考書 『IT基礎ホームページ作成 ホ-ムペ-ジ・ビルダ-』 FOM 出版 演習内容の復習,および,課題作成のための素材集めや調査が必要である。また,授業時間 内で課題が完成しない場合は,授業外の時間を利用して完成させること。 授業外の学習等 出席状況・演習意欲 50% 授業科目名 担当者氏名 開講対象 国際関係研究 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 安井教浩 2 前期 講義 選択 2 国際 関連する免許・資格 冷戦後も世界各地の紛争の中で起こる「ジェノサイド」(大虐殺)をいかに防止するかは、今 授業の達成目標 日、国際社会にとって極めて重要な政治課題となっている。この授業では、第二次世界大戦中 のホロコーストを扱った映画等を素材に、 「ジェノサイド」について考えていく。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1. ホロコースト / ジェノサイドを知ることの意味 第二次世界大戦期に起こったユダヤ人迫害・虐 2. 「耳に残るは君の歌声」を観て考える(1) 殺(ホロコースト)について様々な観点から扱っ 3. 「耳に残るは君の歌声」を観て考える(2) た映画を素材とし、映像化された歴史の意義と限 4. 「ヨーロッパ・ヨーロッパ」を観て考える(1) 界についても注意しながら、鑑賞していく。そし 5. 「ヨーロッパ・ヨーロッパ」を観て考える(2) て、ヨーロッパにおける反ユダヤ主義の背景と実 6. 「シンドラーのリスト」を観て考える(1) 態、またナチス・ドイツの対ユダヤ人政策の変遷 7. 「シンドラーのリスト」を観て考える(2) と絶命政策への道のりを学習して、ホロコースト 8. 「シンドラーのリスト」を観て考える(3) についての正確な知識を身につけるように努め 9. 「シンドラーのリスト」を観て考える(4) る。 10. 「戦場のピアニスト」を観て考える(1) 最後に、第二次世界大戦前・大戦期のヨーロッ 11. 「戦場のピアニスト」を観て考える(2) パ・ユダヤ人の問題と大戦後のパレスチナ問題と 12. 「戦場のピアニスト」を観て考える(3) を有機的に結びつけて捉える視点を学び、あわせ 13. 講義: なぜホロコーストは起こったのか (1) て、現代における「ジェノサイド」の問題にも目 14. 講義: なぜホロコーストは起こったのか (2) を向ける。 15. ホロコーストとパレスチナ問題 成績評価の方法 出席と授業の中での意見・議論への参加 70% レポート課題 教科書・参考書 芝健介『ホロコースト』(中公新書、2008 年) 授業外の学習等 30% 解説を聞きながら映像資料を見る時間が多くなるため、授業後には、指示されたテキスト 等を各自が読み、授業で学んだ内容の理解と知識の定着をはかること。 - 58 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 ヨーロッパ統合と現代世界 安井教浩 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 授業の達成目標 現在のヨーロッパ連合 (EU) の姿を、地域・民族問題と移民問題の視点からとらえ直す。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 ⅠEU の抱える民族問題を、EU 域内の地域的独 自性の問題と移民の問題とに分けて近年にお ける EU 全体の動向を確認する。 Ⅱ オクシタニア、コルシカ、バスク、カタルー ニャ、北アイルランド、スコットランドなどの 事例を中心に EU 域内における地域問題の歴 史現在について検討し、フランス、スペイン、 イギリスの地域的多様性について学ぶ。 Ⅲ EU 諸国における移民の問題、また EU の東 方拡大により域内での人口の移動が盛んにな った結果発生した東欧からの労働者増加の問 題、そしてそれとともに深刻化する移民あるい は東欧からの労働者排斥の動向について、基本 的な知識を身につける。 Ⅳ EU の統合の進化と拡大の中で、EU・国家・ 地域の関係かどのように変化してきたのかに ついてまとめる。 なお、授業内容の理解を生き生きとしたものに するために、視聴覚教材を積極的に取り入れる。 EU の民族問題: 地域問題と移民問題 EU の 地域問題 1. フランス(1): 総論・アルザス 2 フランス (2): オクシタニア 3 フランス (3): コルシカ島 4. スペイン(1): 総論・スペイン内戦の経験 5. スペイン(2): バスク 6. スペイン(3): カタルーニャ 7. イギリス(1): 総論 8 イギリス (2): 北アイルランド 9. イギリス(3): スコットランド Ⅲ EU の移民問題 10. イスラム教徒の増加 11. EU 域内における人口移動 12- 13. ヨーロッパ各国における移民排斥の動き Ⅵ EU・国家・地域の関係の変化 Ⅰ Ⅱ 成績評価の方法 出席および授業での報告 70% 教科書・参考書 資料は毎時間プリントで配布する。参考書については授業の中で適宜紹介する。 授業外の学習等 授業を補完するために、受講者には特定のテーマについての簡単な報告を義務づけます。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 現代アメリカ社会論 小阪裕城 国際 レポート 30% 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 各テーマを通して現代のアメリカ社会についての理解を深めること。議論と表現のスキルを身 につけること。今日の日本社会について考えるための参照軸を得ること。 回数ごとの学習テーマ 1.イントロダクション 2.人種① 3.人種② 4.性① 5.性② 6.暴力① 7.暴力② 8.結婚① 9.結婚② 10.住宅① 11.住宅② 12.教育① 13.教育② 14.記憶と歴史認識① 15.記憶と歴史認識② 授業内容・方法等 人種・エスニシティ・階級を主な切り口としな がら現代アメリカ社会の重要トピックの中から 具体的事例を取り上げていくことで、アメリカ社 会の特質を考えます。アメリカ社会に対する関心 を深めるとともに、私たちの生きる日本社会を考 えるための参照軸を獲得することが目標です。 基本的には講義形式です。教員はレジュメを配 布するほか、写真・動画資料を提示します。一方 通行の講義ではなく、双方向の議論を重視しま す。受講生は毎回事前にしっかり準備し、議論に 加わることが求められます。受講者の人数によっ ては、調査・発表の機会を設けることでレポート に代えることも考えられます。 成績評価の方法 平常点 50% レポート 50% ※平常点には毎回の授業で示される態度と成果が含まれます。 教科書・参考書 随時紹介します。 授業外の学習等 関連するリーディング課題を Web にアップしていきます。一読して授業に臨んでください。 - 59 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 日米関係史 瀬畑 源 国際・日本語 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 黒船来航から現在までの日米関係史を検討することで、現在の日米関係を規定しているさまざ まな要因がどのような歴史的経緯を持つのかを理解する。 回数ごとの学習テーマ 1.ガイダンス、日米関係の現在 2.米国の太平洋進出と日本 3.米国を見た日本人 4.日系移民と米国 5.中国をめぐる日米関係 6.排日移民法への道 7.米国文化の受容 8.真珠湾攻撃への道 9.日系移民強制収用 10.米国文化追放運動 11.日本敗戦と戦後処理 12.マッカーサーと日本人 13. 「憧れ」の米国文化 14.日米安保体制 15.沖縄と米国 まとめ 授業内容・方法等 江戸幕末期の日本と米国の出会いから始まり、 日米戦を挟んで、最終的には「同盟国」(対等と は言い難いが)となっていくまでの過程を外交史 と文化交流史から通史的に講義します。現在との つながりを意識して、時事問題も絡めていく予定 です。 毎回資料を配付します。授業終了時にコメント シートを提出してもらいます。回収したコメント シートにあった質問に対する回答を次回冒頭で 行います。 成績評価の方法 毎回のコメントシート 40%、期末レポート 30%、試験 30% 教科書・参考書 毎回資料を配付する。参考書は適宜指示する 授業外の学習等 配布した資料をきちんと復習して読み込むこと。分からない点は自分で調べる習慣を身につ けてください。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 日本政治史 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 瀬畑 源 2 前期 講義 選択 2 国際・日本語 関連する免許・資格 世界史の中の日本史、特にアジア地域との関係を重視しながら講義する。各国が相互理解を深 授業の達成目標 めるため、互いの文化や歴史を理解するのみならず、自国の歴史を絶対視するような視野狭窄 に陥らないよう、世界史の中に自己を投影し、相対化できるようになることが目標である。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1.世界の中の日本 日本近現代の画期と世界史 本講義では、日本の近現代を国際社会との関係 2.世界史の中の日本近代 を踏まえながら通史的に振り返り、今日の日本が 3.大日本帝国憲法下の政治体制 国際社会とどのような関係を結んでいくべきか 4.アジア諸国と帝国日本 について考察できるようにすることを目的とし 5.第一次世界大戦と日本 ます。具体的な講義内容は、第一次世界大戦から 6.戦間期の国際秩序と大正デモクラシー(1) アジア・太平洋戦争敗戦までの重要事項を取り上 7.戦間期の国際秩序と大正デモクラシー(2) げ、歴史の流れと国際関係が理解できるよう解説 8.世界恐慌と日本社会の変容 を行います。 9.ヴェルサイユ体制の動揺と満洲事変(1) 講義形式で行います。毎回授業終了時にコメン 10.ヴェルサイユ体制の動揺と満洲事変(2) トシートを提出してもらいます。回収したコメン 11.総力戦体制とアジア・太平洋戦争(1) トシートにあった質問に対する回答を次回冒頭 12.総力戦体制とアジア・太平洋戦争(2) で行います。 13.総力戦体制とアジア・太平洋戦争(3) 14.大日本帝国の崩壊と国際秩序の変容 15.まとめ 成績評価の方法 毎回のコメントシート 40%、期末試験 60% 教科書・参考書 毎回資料を配付する。参考書は適宜指示する。 授業外の学習等 配布した資料をきちんと復習して読み込むこと。分からない点は自分で調べる習慣を身につ けてください。 - 60 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 長野地域社会研究 築山秀夫 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 前期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 受講生は、地域社会で起きている諸問題の構造を理解し、社会学的に地域をとらえる方法を議 論を通して身につける。 回数ごとの学習テーマ 1.講義ガイダンス 2~3. 市町村合併で地域社会はいかに変わったか 4~5.中心市街地の空洞化をどうするか 6. 地域再生の論理をどこに求めるか 7~8. 震災に強い社会をいかにつくるか 9.住民の声をいかに行政に反映させるか 10~11. 公共事業は誰のためにあるのか 12.町内会はいかにあるべきか 13.なぜ女性町内会長は少ないのか 14.リサイクルはいかに可能か 15. まとめ 授業内容・方法等 本講義では、地域社会における問いを立て、学 生諸君とともに考えていく。長野県内の事例を通 して、問いの構造を詳らかにする。事例は担当者 が参与観察を行ったものを中心に取り扱う。ま た、それら事例をよりマクロな構造に位置づけて 把握できるように、その社会的背景の考察や日本 全体や他の地域との比較データの提供も行う。 この講義では、受講生が主体的に考えることが できるように、グループに分かれ、議論し、発表 する。学生同士が、切磋琢磨し、それぞれのテー マの理解を深める。 成績評価の方法 授業前の事前準備・出席状況・受講参加度・授業内のレポート 60%、期末テスト 40% 教科書・参考書 教科書は、特に指定しない。毎回、講義時に、レジュメ・資料を配布する。信濃毎日新聞社 編集局編『民が立つ』信濃毎日新聞社、2007 年他、授業時に随時指示する。 授業外の学習等 新聞の地域社会欄を日々読むことで、地域社会の現実とその動きを把握していただきたい。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 地域経済論 横山憲長 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 講義 関連する免許・資格 単位数 2 国民経済のなかで地方経済のおかれた位置をはっきりさせ、その一分岐としての長野県経済の 役割を明らかにする。きびしい経済情勢のもとで、長野県経済の再生の方途を探る。 回数ごとの学習テーマ 1~3 長野県経済30年の歩み 授業内容・方法等 第1次産業、第2次産業、第3次産業の変化と現 状、長野県産業構造の特徴 市場の成長期と成熟期、ニーズの多様化、安心・ 安全・快適を追究した新規事業 大型店の郊外出店、中小小売業の経営の厳しさ 就業構造、製造業の動向、県内企業の海外展開・ 輸出の動向 4~7 長野県産業を取り巻く環境の変化と 今後の方向性 8~11 長野県の経済構造 12,13 長野県農産物の生産と流通(販売) 14 科目区分 選択 消費者の農産物嗜好と特別栽培農産物(農業生産) の現状、量販店のPB商品取扱 とりわけ、県内の非正規労働者(パート等)の就 業条件に関する実態について 長野県のワイナリー設立。無臭にんにく生産と工 業化。 長野県における就業形態の実態 15,六次産業化と地域の活性化 成績評価の方法 レポートと試験結果による。 教科書・参考書 長野経済研究所『長野県の経済と産業』同研究所発行、2014年。県労働雇用課報告書等。 授業外の学習等 長野県経済に関する新聞記事をレポートにする。 - 61 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 地域経済史 開講学年 開講時期 授業方法 科目区分 単位数 横山憲長 2 前期 講義 選択 2 国際 関連する免許・資格 長野県の製糸業の発展と昭和恐慌によるその破綻をおさえて、そこから大陸進出への必然性を 授業の達成目標 解説する。第2次大戦の原因を明治期の自由民権運動のあり様(未熟性)に求め、その法則性 を学生に把握させる。 回数ごとの学習テーマ 授業内容・方法等 1、筑摩県と長野県の地租改正 明治財政的基礎の樹立 2、秩禄処分と士族授産 地主層の権力的基盤の形成 3、地主と農民、議員資格、地主層の社会的進出 製糸業の発展を支えた銀行・生糸問屋との結合 4、器械製糸業の発達、改良座繰の普及、製糸結社の設立 売り込み問屋と製糸金融 5、銀行の発達、商業会議所の設立 1、鉄道敷設の開始、中央線の開通、中牛馬会社 長野県製糸業の飽和状態 2、産業革命期の大製糸会社の県外進出 3、農事改良、土地改良 4、農会・産業組合の活動 10、産業組合製糸、電気・ガス、出版印刷業 11、大恐慌と銀行の破綻・統合 養蚕製糸業に特化した産業構造の瓦解 12、青年団運動、教員赤化事件等 13、小作争議、自作農創設と地主制 言論弾圧と軍国主義の素地 14、経済更正運動 諸機関による共同体的規制強化と自由の抑制・統 15、満州移民 制 成績評価の方法 試験結果、レポートの内容による。 教科書・参考書 なし。ただし、毎回プリントを配布する。 授業外の学習等 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 『長野県史』 、各市町村史など。 地元の各市町村史から、講義の内容に沿う歴史事象をレポートする。 現代の人権 野口暢子 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 前期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 国際社会、地域社会で生きる上で大切となる人権を守るための仕組み、人権が侵害されている 状況についての知識を広げ、理解を深めることを目標とします。 回数ごとの学習テーマ 1.ガイダンス 2.人権に関する思想 3.人権の歴史 4.労働と人権 5.医療と人権 6.報道と人権 7.消費と人権 8.環境と人権 9.司法と人権 10.出身地と人権 11.女性の人権 12.子どもの人権 13.外国人の人権 14.国際社会・戦争と人権 15.まとめ 授業内容・方法等 <授業内容> 本講義は、現代社会における人権をめぐる諸問 題を受講生とともに考えることを内容とします。 現代社会の諸問題を人権という視点で考察し、人 権を守るための法律の役割、政治の仕組みについ ての理解を深めていってください。 <授業の方法> 毎回、レジュメ・資料や映像資料を参考にして 授業を進める予定です。 また、毎回、授業の中で、その回のテーマに関 する討論や小テスト(記述式)、授業の内容に関 するアンケートを行います。 <その他> わからないことをわからないままにせず、質問 したり、調べたりする姿勢を大切にしてくださ い。 成績評価の方法 学期末に行う筆記試験(70%)、授業内に実施する小テスト(30%) 教科書・参考書 毎回の授業でレジュメを配布します。 授業外の学習等 授業で取り上げた事がらについて、情報を集める課題を出します。 - 62 - 授業科目名 担当者氏名 開講対象 授業の達成目標 市民と政治参加 野口暢子 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 後期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 政治参加の仕組みについての基本的知識を身につけること、そして、主権者として、市民とし て、より深く考察し、活動できる力を養うことを目標とします。 回数ごとの学習テーマ 1.ガイダンス 2.デモクラシーをめぐる議論 3.国の政治・行政と選挙 4.地方自治体における首長選挙と自治体議会議員選挙 5.リコール 6.条例制定改廃の直接請求 7.国民投票 8.住民投票① 9.住民投票② 10.住民運動・デモ 11.行政への住民参加 12.自治体議会への住民参加 13.住民討議会 14.住民自治協議会、自治会・町内会 15.まとめ 授業内容・方法等 <授業内容> 本講義では、日本国内や諸外国におけるさまざ まな政治参加の仕組み・事例、デモクラシーに関 する理論を紹介します。政治参加の仕組みについ て知識を得るとともに、デモクラシーの意義につ いて理解を深めることで、主権者として、市民と して、より深く考察し、活動できる力を身につけ ていってください。 <授業の方法> 毎回配布するレジュメと資料、下記の教科書・ 参考書を参照しながら、授業を進めます。また、 授業の最後にその回のテーマに関する小テスト (記述式)、授業の内容に関するアンケートを行 います。 <その他> わからないことをわからないままにせず、質問 したり、調べたりする姿勢を大切にしてくださ い。 成績評価の方法 学期末に行う筆記試験(70%)、授業内に実施する小テスト(30%) 教科書・参考書 <教科書>川出良枝・谷口将紀編『政治学』東京大学出版会、2012 年、 <参考書>齋藤純一・田村哲樹編『アクセス デモクラシー論』日本経済評論社、2012 年 授業外の学習等 授業で取り上げた事がらについて、情報を集める課題を出します。 授業科目名 担当者氏名 開講対象 地域福祉論 尾島 豊 国際 開講学年 開講時期 授業方法 2 前期 講義 関連する免許・資格 科目区分 選択 単位数 2 授業の達成目標 社会保障、地域福祉の理念となる諸概念を理解する。 回数ごとの学習テーマ オリエンテーション Ⅰ 戦後社会福祉の歴史と三つの理念 1)戦後社会福祉の歴史の概括 4-7 2)ナショナル・ミニマム論の発生と展開 -現代社会とナショナル・ミニマム論 8-10 3)ノーマライゼーション論の発生と展開 -北欧・日本における脱施設化 11. 4)生活の質(QOL)論の発生と展開 12-15 5)貧困問題と社会的排除・統合論 -欧米における社会的排除論 -貧困問題と社会的つながりの構築 1. 2-3 授業内容・方法等 前半では、現在の地域福祉の源流として、英の ナショナル・ミニマム論、コミュニティケア論、 北欧のノーマリゼーション論、米の障害者の自立 運動論、QOL 論、欧州の社会的統合論、近年の貧 困問題と社会的排除論などを、日本での「地域」 福祉の流れを福祉政策の展開と併せて学ぶ。 成績評価の方法 レポートによる評価80% 出席20% 教科書・参考書 講義時に指示する。 授業外の学習等 総合教育科目「社会福祉論」 (2年後期)と併せて修得することが望ましい。 - 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