̶ 1 ̶ - 仁愛女子短期大学

科 目 区 分 生活科学学科・幼児教育学科 教養科目
科 目 名 人間と仏教Ⅰ
( 英 語 名 ) (BuddhismⅠ)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
2
1年次前期または後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 香月 拓
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、建学の精神「仁愛兼済」のこころを育て、自分の人生をいきいきと生きていく力を身に付けることである。
そのため、釈尊の生涯やことばを中心に学んでいく。また、それらを通して「本当の自分とは何か」を尋ねていく。
2.授業の到達目標
「仁愛兼済」のこころを生きるための知識、技術、態度を身に付けることを目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 イントロダクション-仏教に何を学ぶのか
授業の取り組み方に関しての説明をする
2 キャンパスのモニュメントとについて
『和』を持参すること
3 自我と自己-本当に生きるとは
4 四恩の自覚-いのちの大地
『和』p.1~15、p.40~45を読んでおくこと
5 四恩の自覚-仁愛兼済
第1回レポート
6 釈尊の生涯-誕生、青色青光・各々安立
『仏教聖典』p.2~8を読んでおくこと
7 釈尊の生涯-青年期の苦悩、四門出遊
8 釈尊の生涯-出家生活と苦行の放棄
9 釈尊の生涯-降魔・成道、自己への目覚め
『仏教聖典』p.8~10を読んでおくこと
10 釈尊の生涯-梵天勧請と初転法輪
11 釈尊の生涯-伝道生活、仏弟子たちとの生活
第2回レポート
12 釈尊の生涯-涅槃、死もまたいのちのすがた
『仏教聖典』p.10~15を読んでおくこと
13 親鸞の生涯-法然との出遇い
『礼讃抄』を持参すること
14 親鸞の生涯ー『歎異抄』の世界
『礼讃抄』を持参すること
15 まとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
参考図書:『礼讃抄』『和』
『仏教聖典』(仏教伝道協会,1996)
5.担当者からのメッセージ
適宜、プリント資料を配布する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に最終レポートを提出してもらう。
評価の配点比率
第1回レポート20%、第2回レポート20%、最終レポート60%
備考
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科 目 区 分 生活科学学科・幼児教育学科 教養科目
科 目 名 人間と仏教Ⅱ
( 英 語 名 ) (BuddhismⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
1
1・2年次通年
関連免許・資格等
担 当 者 名 香月 拓
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
教養科目「人間と仏教Ⅰ」を建学の精神の基盤、本科目「人間と仏教Ⅱ」をその具体的な活動の場とする。
キャンパスカレンダーに記載されたオリエンテーションやAHの日に実施する。
2.授業の到達目標
2年間の活動を通して、仁愛の事実を自覚し、兼済の実践力を養うことを目標とする。
3.授業の計画
1年次
第 1回 4月 降誕会・・・学園長講義(第1回レポート)
第 2回 4月 学歌・讃仏歌指導
第 3回 5月 開学記念日・・・スポーツ大会
第 4回 5月 2年後の理想像と1年次前期の目標設定(『充実した学生生活を送るために』)
第 5回 6月 理事長講義(第2回レポート)
第 6回 7月 建学の精神に関する企画Ⅰ・・・学科企画(第3回レポート)
第 7回 9月 1年次前期の自己評価と後期の目標設定(『充実した学生生活を送るために』)
第 8回 10月 建学の精神に関する企画Ⅱ・・・学科企画(第4回レポート)
第
9回 12月 成道会(第5回レポート)
第 10回 1月 讃仰会(追弔会)
2年次
第 11回 4月 1年次の自己評価と2年次前期の目標設定(『充実した学生生活を送るために』)
第 12回 4月 降誕会・・・講演(第6回レポート)
第 13回 5月 開学記念日
第 14回 7月 建学の精神に関する企画Ⅲ・・・学科企画(第7回レポート)
第 15回 9月 2年次前期の自己評価と後期の目標設定(『充実した学生生活を送るために』)
第 16回 10月 建学の精神に関する企画Ⅳ・・・学科企画(第8回レポート)
第 17回 11月 成道会
第 18回 12月 讃仰会(追弔会)・・・講演(第9回レポート)
第 19回 1月 2年間の自己評価(『充実した学生生活を送るために』)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
その都度配布する。
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に『充実した学生生活を送るために』を提出してもらう。
評価の配点比率
レポート9回(90%)、『充実した学生生活を送るために』(10%)
備考
̶2̶
科 目 区 分 生活科学学科・幼児教育学科 教養科目
科
目 名 社会活動実践
( 英 語 名 ) (Social Activities)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1
1・2年次通年
関連免許・資格等
担 当 者 名 CI委員長・地域活動実践センター長・学生部長
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、建学の精神に基づき、自らが他者のために働き出す実践的活動を行うことである。
2.授業の到達目標
①個人または団体でのボランティア活動などを通して、地域社会の発展に貢献することができる。
②ボランティア活動などを通して感じたことをレポートすることができる。
3.授業の計画
単位認定の方法
本科目の単位認定は、通常の科目のように教員の作成したシラバスに基づいて実施されるものではなく、在学期間中に学生が自ら主
体的に取り組んだ30時間以上の活動(ボランティア活動、地域支援活動、福祉活動、学習支援活動、NPO活動、国際貢献活動など)につ
いて単位を認定するものである。
活動後、所定の用紙(社会活動実践記録・単位認定申請書、社会活動実践レポート用紙)に活動内容、感想を記入し、資料と共に教
務課に提出して認印を受ける。申請書類の提出をもって履修登録を兼ねることとする。 (夏期、冬期等休暇中の活動報告は休暇明け1週
間以内に提出)。
活動を証明する資料提出が困難な場合は、所定の用紙に活動先責任者の証明をもらうこと。また学生が多数で取り組んだ場合には、
活動の指導者または責任者が取りまとめて申請することも可とする。ただし、レポート用紙は学生各人が提出しなければならない。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、レポートを提出してもらう。
評価の配点比率
所定のレポート(100%)
備考
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科 目 区 分 幼児教育学科 教養科目
科 目 名 人間と文学
( 英 語 名 ) (Human Being and Literature)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 前田 敬子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
先人の短歌や詩に触れることや、自作の短歌や俳句、詩を鑑賞し合うことによって、文学鑑賞力を修得する。
2.授業の到達目標
山川登美子や与謝野晶子の短歌、金子みすゞの童謡の魅力や良さを語ることができ、その作品のいくつかを暗唱することができる。自
ら言葉を大切にし、読み書き、音声言語の表現を工夫できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 山川登美子の生涯
2 山川登美子の作品分析(1)
作品集全体を通読し、短歌の解釈を考える。
3 山川登美子の作品分析(2)
歌を自分で作る。匿名で仲間と互選する。
4 山川登美子の作品分析(3)
5 山川登美子の作品分析(4)
6 山川登美子の作品分析(5)
7 山川登美子の研究
8 山川登美子のまとめ
登美子の歌の感想をまとめ、自作の歌を作る。
9 金子みすずの生涯
10 金子みすずの研究の現在
三行詩を作る。
11 金子みすずの作品(1)
作品集全体を通読し、自分と結び付ける。
12 金子みすずの作品(2)
三行詩を互選する。
13 金子みすずの作品(3)
14 金子みすずの作品(4)
15 金子みすずのまとめ
みすずの詩の感想をまとめ、自作の詩を書く。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:今野寿美「山川登美子歌集」岩波文庫、「みだれ髪」新潮文庫
参考図書:新装版「金子みすゞ全集」Ⅰ~Ⅲ(JURA出版局)、矢崎節
夫「みんなを好きに金子みすゞ物語」(JURA出版局)、逸見久美「恋
衣全釈」(風間書房)、坂本正親編著「山川登美子全集」上下巻(光彩
社)など
5.担当者からのメッセージ
明治時代の山川登美子や与謝野晶子の短歌、大正時代から
昭和初期に発表された金子みすゞの童謡に触れると、今を
生きる私たちに共通する精神を見出すことができます。時
代は変わっても、人の心はそれほど大きくは変わらないの
ではないでしょうか。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 全授業終了後、試験に代わってレポートを提出させる。
評価の配点比率
授業中の発表50%、レポート50%
備考
スマートフォン使用は厳禁。日常の言葉づかいを重視する。
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科 目 区 分 幼児教育学科 教養科目
科 目 名 日本の憲法
( 英 語 名 ) (Constitution of Japan)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
2
1年次集中講義
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 早川 秋子
Ⅰ.授業の内容
1.講義の概要
日本は、第二次世界大戦終結のためにポツダム宣言を受諾し、今後の近代国家のあり方を憲法に示した。国民主権、基本的人権の尊
重、戦争放棄を三本柱とする憲法の内容を理解し、国民の権利を尊重するとは、具体的にどのようなことか等、事例の整理を通して理
解し、国民主権を実現するためにも、各自が自分の言葉で権利、義務、平和維持、国つくりのあり方を考え、他者に伝えることができ
るようにする。
2.授業の到達目標
憲法の理念を正しく整理し直し、その知識が机上の空論でなく、現実の私たちの生活の中で生かされていることを個々の事例の中で確
認する。それにより、「今」のありかたが自分の納得できるものなのか、法の実現にどのような困難、限界があるのか、それぞれに考
える能力を修得できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 憲法の意義、日本の「ルール」について理解する
憲法受講にあたり、情報の収集に努める
2 天皇(象徴天皇制、国事行為と女性天皇の可能性)
3 人権とは何か、新しい人権(プライバシー権、環境権)
4 自己決定権(尊厳死)
5 司法権(刑罰・死刑制度・国民裁判員制度)
6 違憲審査制度(尊属殺人罪 婚外子相続分差別違憲訴訟)
7 法の下の平等(女性の再婚禁止期間)
8 表現の自由(公共の福祉による制限、権利相互のバランス)
9 信教の自由(靖国神社公式参拝訴訟、政教分離)
10 平和主義:戦争放棄(ポツダム宣言受諾)
11 平和主義:政府憲法解釈の推移、国際貢献の必要性
12 生存権(朝日訴訟と社会福祉制度)
13 民主主義の政治制度(外国人の参政権、両院制)
14 地方自治の本旨(青少年保護条例)
講義を通して確認した知識を今後の生活の中
で精査し続ける
15 憲法の改正(問題点・国民投票法)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書指定:田中敦子・大野正博編『法学入門』(成文堂)
他に必要な資料はプリントを配付する。
5.担当者からのメッセージ
「今、憲法が面白い!」戦後70年を目前に動き出した憲法
改正の議論をそれぞれの視点で考える場にしていきましょ
う。集中講義ですので、体調に注意して下さい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後にレポートを作成、提出させる。
評価の配点比率
最終レポート50%、中間レポート30%、講義中における発表20%
備考
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科 目 区 分 生活科学学科 教養科目
科 目 名 社会人基礎演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Business MannerⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次前期または後期
関連免許・資格等
1
担 当 者 名 中里 弘穂
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
社会で活躍するために必要な能力を理解するとともに、自己の将来を見通し、働くこと、職業を持つことの意義を考える。その上で現
代社会における働く環境を理解し、社会で必要とされる態度や考え方、ビジネスマナーを実習を通して学習する。
2.授業の到達目標
働くことの意義を理解し、社会に出て働く上で必要とされる態度、基本的なビジネスマナーを理解し、実習を通して身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業の目的の理解と自分の将来を考察する
2 働くことの必要性と意義の理解
3 現代社会と働く環境の理解
職業インタビューの実施
4 職場で必要とされるビジネスマナー
5 ビジネス敬語の演習(基本)
6 ビジネス敬語の演習(応用)
7 プレゼンテーション実習
8 仕事の進め方の基本(基本講義)
9 仕事の進め方の基本(応用実習)
10 ビジネス電話の応対実習(基本講義)
11 ビジネス電話の応対実習(応用実習)
12 来客応対・訪問のマナー実習
13 ビジネス文書作成(基本形式、社内文書)
14 ビジネス文書作成(社外文書、書類送付状作成)
15 交流分析とまとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:中里弘穂著『キャリア形成とコミュニケーションスキル』(三恵
社)
参考図書:中里弘穂編著『若者のキャリア形成を考える』(晃洋書房)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末試験中に実施する試験60%、授業中に実施する小テスト20%、課題提出20%
備考
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科 目 区 分 生活科学学科 生活デザイン専攻・食物栄養専攻 教養科目
科 目 名 社会人基礎演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Business MannerⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
1
担 当 者 名 天野 義廣
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
これからの社会生活では様々な場面や相手に対応した適切な話し方や文章の書き方が求められる。それらを身につけるため日本語の使
い方についての基本的な知識や技能を学ぶ。担当教員の説明を聞いて理解するとともに、出された様々の種類の演習課題に取り組み、
実践力を磨く。
2.授業の到達目標
・敬語の使い方や基本的な語彙の用法を習得し、気後れすることなくいろいろな相手と会話ができる。
・自分が日本語を使う一人の主体であることを自覚でき、日本語のより良い使い方を求め実践していく姿勢を持つことができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 当授業の内容と進め方 受講上の諸注意 話し言葉と書き言葉の違い
2 広義の「編集」観と文章の編集 ・次回の授業で扱う教材プリントを前もっ て
配布するので、授業前に通読して、重要 と思
われる個所、分かりにくかった個所な どに
マークしておくこと。
3 文章作成の手順
・日本語表記の基礎力を養うため、左記の
「授業内容」欄に掲げた事柄以外にも、下 記
の内容について授業の中で演習を行う。
4 実用的文章と文学的文章の特質
5 原稿用紙の使い方 句読点・補助符号の種類と役割
6 パラグラフ・ライティングの考え方と事例
○平仮名・片仮名・漢字の字体の硬筆練習
○基礎的な漢字・熟語の読み書き・意味用法
○課題に従った短い文章の作成
7 パラグラフ・ライティングの実践
8 題目と見出しのつけ方 5W1H 箇条書き
9 レジュメ作成の手順とポイント
10 レポート作成の手順とポイント
11 話し言葉のマナーを考える 滑舌練習
12 敬語の用法(丁寧表現)
13 敬語の用法(尊敬表現)
14 敬語の用法(謙譲表現)
15 敬語の用法(多様な場面・状況の中から)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書は用いない。代わりに毎回プリント教材を配付する。プリント教材 毎回学習課題を出し、提出を求める。それらの課題に興味
はファイル等に閉じてまとめ、毎回持参すること。
と真剣さを持って取り組み、日本語の運用能力を磨いてほ
しい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
備考
筆記試験50%、演習課題・プリント課題・平常点系50%
遅刻・早退・欠席については減点する。
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科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 教養科目
科 目 名 社会人基礎演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Basic Skills for BusinessⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 澤崎 敏文
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業は、総合的な一般教養を高めて、社会におけるさまざまな場面で適用・応用できる高度な基礎力(ジェネリックスキル)を身
に着けることが目的である。具体的には、文章読解力、そこから問題を発見し、数的、論理的に解釈を行い、問題解決につなげること
ができる力を身に着ける。特に、就職試験等で広く用いられているSPIテスト等を素材に、幅広い基礎学力、基礎教養向上のための
演習活動を実施する。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①長文の読解や熟語の用法など、日常業務に必要な基礎的知識や技能が習得できている。【技能領域】目標②「論理
的な課題」「計算能力を応用する課題」「図形等による解決が必要な課題」について、その問題解決の手法を迅速に理解し、正確に答
えることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、社会人として求められる基礎的知識の概要説明と理解
事前に該当する内容の予習が必要です。
また、毎回、前回の学習内容を踏まえた小テ
ストを授業最初に実施します。それに備えた
3 損益計算1:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施 復習を実施すること。
2 割合と比:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
4 損益計算2:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
5 速度の算出:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
6 場合の数:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
7 確率:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
8 命題:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
9 集合:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
10 推論:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
11 判断推理:解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
12 言語系(関係):解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
13 言語系(意味):解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
14 言語系(その他):解説後、実社会で必要とされる問題と関連させ、演習を実施
15 まとめ:これまでの内容を復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教材:「文系学生のためのSPI3」(高橋書店) ISBN978-4-471-44014- 基礎的な計算能力を前提に授業が進みます。高校までで学
5
習した数学の知識を確認しておきましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施する。
評価の配点比率
試験 60% (目標①②対応)、授業中の演習課題 40%(目標①②対応)
備考
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科 目 区 分 幼児教育学科 教養科目
科 目 名 運動と健康
( 英 語 名 ) (Exercise and Health)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 内田 雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
健康や体力を管理する上で必要な基本的な知識や方法について学習する。
2.授業の到達目標
健康を維持、増進するための手段・方法を習得する。
生涯にわたって自主的に健康・体力づくりを実践できる能力や態度を獲得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 健康とは
2 体力の構成と加齢変化
3 健康・体力の維持増進のために ①生活習慣と健康
4 健康・体力の維持増進のために ②運動と健康
5 健康・体力の維持増進のために ③トレーニングの基礎知識
6 健康・体力の維持増進のために ④ダイエットの基礎知識
レポート課題の提示
7 筆記試験および解説
8
9
10
11
12
13
14
15
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書
出村愼一 監修「健康・スポーツ科学の基礎」(杏林書院,2008)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
レポート課題30%、筆記試験70%
備考
̶9̶
5.担当者からのメッセージ
健康、運動がいかに大切かについて説明します。この講義
が、日常生活の中で運動や健康を意識するきっかけとなれ
ば幸いです。
科 目 区 分 幼児教育学科 教養科目
科
目
名 スポーツ実技
( 英 語 名 ) (Sports Practical Skill)
授 業 形 態
実技
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 内田 雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
体力とスポーツの技術、知識、マナーを身につけるために、各種のスポーツを実践する。
2.授業の到達目標
学生生活を健康で送るための体力をつけるとともに、生涯にわたってスポーツを楽しめる技術や知識、マナーの習得を目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 オリエンテーション & スポーツ鬼ごっこ
2 スポーツ鬼ごっこ
3 フライングディスク ①基本技術の習得
4 フライングディスク ②基本技術の習得
5 フライングディスク ③競技種目(アルティメット)の実施
6 フライングディスク ④競技種目(アルティメット)の実施
7 フライングディスク ⑤実技試験
実技試験①
8 ソフトボール ①基本技術の取得(キャッチボール、守備)
9 ソフトボール ②基本技術の習得(守備、打撃)
10 ソフトボール ③ルールの確認、ノック、シートバッティング
11 ソフトボール ④試合
12 ソフトボール ⑤実技試験
実技試験②
13 バスケットボール ①基本技術の習得(ボールハンドリング、ドリブル)
14 バスケットボール ②基本技術の習得(各種シュート、パス)
15 バスケットボール ③試合
16 トランポリン①ストレート・バウンズ
膝保護のため、長パンを推奨
17 トランポリン②ストレート・バウンズの発展技
18 トランポリン③ニー・ドロップ・バウンズ
19 トランポリン④シート・ドロップ・バウンズ
20 トランポリン⑤連続技
21 トランポリン⑥実技試験の構成と練習
22 トランポリン⑥実技試験の構成と練習
レポート課題の提示
23 トランポリン⑦実技試験とまとめ
実技試験③
24
後期前半にあたる開講23回で授業は終了
25
26
27
28
29
30
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
資料は掲示・板書によって提示する。
5.担当者からのメッセージ
体調を整え、実技ができる状態で出席すること。
靴、運動に適した服装が必要です。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に最終レポートを提出させる。
評価の配点比率
実技試験80%、最終レポート20%
備考
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科 目 区 分 生活科学学科・幼児教育学科 教養科目
科 目 名 野外スポーツ
( 英 語 名 ) (Field Sports)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1
1年次集中講義
関連免許・資格等
担 当 者 名 出村 友寛・内田 雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、体力とスポーツの知識、技術、マナーを身につけることである。
そのために今年度は、野外スポーツの中から、ゴルフを集中的に行う。
2.授業の到達目標
ゴルフを通して、生涯にわたって運動を楽しむことのできる知識【知識領域】・技術【技能領域】・マナー【態度領域】の習得を目標
とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 1日目①ゴルフの運動効果、スイングの基本
全体オリエンテーションを含む
2 1日目②フルスイングショット
3 1日目③9番アイアン打撃
4 2日目①7番アイアン打撃
5 2日目②5番アイアン打撃
学外ゴルフ打撃場を使用
6 2日目③アイアンのテストとまとめ
7 3日目①アプローチショット
学内運動場を使用
8 3日目②ピッチとラン
9 3日目③パッテイング
10 4日目①ウッドショット打撃
学外ゴルフ打撃場を使用
11 4日目②ドライバーとスプーン
12 4日目③ウッドのテストとまとめ
集中授業は4日目で終了
13 5日目①ルールとマナー
14 5日目②コースでのプレーの仕方
15 5日目③ミニ・ラウンド
ゴルフ場を使用
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
適宜必要な資料をプリントして配布予定。
5.担当者からのメッセージ
体調を整え、実技ができる状態で出席すること。
運動に適した服装、靴が必要です。
全ショットのテストに合格した者は、5日目に参加でき
る。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、集中授業終了後にレポートを提出させる。
評価の配点比率
実技試験70%【技能、態度領域】、レポート30%【知識領域】
備考
̶ 11 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 教養科目
科 目 名 英語
( 英 語 名 ) (English)
授 業 形 態
演習
開講時期
履修形態
選択
単位数
1年次通年
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 ブライアン トーレス
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
国際化と情報化は21世紀のキーワードです。言語とメディアが多様になります。この時代を主体的に有意義に生きるために、インター
ネットで英米の情報にアクセスし、主に英語圏の文化に触れながら、ICTを利用して英語を学びます。
(This will involve grammar and vocabulary practice, as well as directed English conversations in both large and small
groups. Some in-class written work will complement the learning process, and there will be some light homework.)
2.授業の到達目標
このクラスでは、インターネットで英語の情報を検索し、主に英語圏の国々について学び、文化などを通して、総合的な英語
(Listening, Speaking, Reading, Writing)の能力を養うことを目指します。併せて国際理解の基礎も育みます。
(The goal of this class is to identify and improve students’ current level of English vocabulary, grammar, and
conversational ability. This will increase familiarity and comfortability using English in everyday settings.)
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 Unit 1: Introductions & Inquiries
辞書を持参すること。
2 That's past history, my friend
3 Unit 2: Filling in the details
辞書を持参すること。
4 Attitudes and adjectives
Unit1,2を復習してくること。
5 Unit 3: Introduction to the 5 Ws
辞書を持参すること。
6 Frequency, not amplitude
7 Everyday activities and occasional events
Unit3を復習してくること。
8 Unit 4: Placement is key (or: Where did I put my keys?)
9 There's no place like home, there's no place like home
10 Unit 5: Pointing you in the right direction
辞書を持参すること。
11 Love it or hate it
12 You are the tourism board
Unit4,5を復習してくること。
13 Unit 6: The past and present
辞書を持参すること。
14 Utilizing the past tense to describe an event
15 Descriptions and explanations
課題提出①
16 Comprehensive review of section 1
17 Culture file: video recognition
Unit6を復習してくること。
18 Unit 7: Occupational difficulties
辞書を持参すること。
19 Can do! A lesson focusing on 'can' and 'do'
20 What's so interesting about you?
Unit7を復習してくること。
21 Unit 8: A timely lesson about time
辞書を持参すること。
22 Shall we discuss our plans for the weekend?
23 Unit 9: Planning ahead even further
辞書を持参すること。
24 We'll talk about 'going to;' or: We're going to talk about 'will'
Unit8,9を復習してくること。
25 Unit 10: Beyond the 5Ws, 'how much' further can we go?
辞書を持参すること。
26 Comparatives and superlatives
27 Unit 11: Let's agree to disagree
辞書を持参すること。
28 Advice about giving advice
Unit10,11を復習してくること。
29 Unit 12: Making it in the world
30 summary
課題提出②
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書、辞書(電子辞書が望ましい)。(You will require the textbook
'English Firsthand 1 ' by Longman, as well as a Japanese/English
dictionary (preferably an electronic dictionary)).
5.担当者からのメッセージ
スマートフォンは使用しないように。(Your dictionary
must be either an electronic dictionary or a book.
Students may NOT use smartphones as Japanese/English
dictionaries.)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に試験は行わないが、講義終了後に課題を提出させる。
評価の配点比率
授業態度40%、出席率30%、課題30%、
備考
̶ 12 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 教養科目
科 目 名 英語
( 英 語 名 ) (English)
授 業 形 態
演習
開講時期
履修形態
選択
単位数
1年次通年
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 野本 尚美
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、ビジネスの現場で用いられる基礎的な英語表現を身に付けることである。単語や文法の学習、音読練習などを取り入れな
がら、実践的な英語を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①ビジネスの現場で多く用いられる英単語や英語表現の意味を理解できる。【技能領域】目標②英語で簡単な文を書くこ
とができる。【態度領域】目標③適切な大きさの声で明瞭に英語の文章を音読することができる。
3. 授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 Introduction / This is my first visit there.(現在形・過去形1)
授業の進め方、予習や復習の仕方を説明する
2 Let's Read / Challenge Yourself
第1回小テストを行う
3 How do you like Bangkok?(現在形・過去形2)
授業前にGrammar問題(p.11)を解いてくること
4 Let's Read / Challenge Yourself
第2回小テストを行う
5 It's going well so far.(進行形・未来形)
授業前にGrammar問題(p.17)を解いてくること
6 Let's Read / Challenge Yourself
第3回小テストを行う
7 Have they decided on the design yet?(現在完了形)
授業前にGrammar問題(p.23)を解いてくること
8 Let's Read / Challenge Yourself
第4回小テストを行う
9 Could you take a look at them?(助動詞)
授業前にGrammar問題(p.29)を解いてくること
10 Let's Read / Challenge Yourself
第5回小テストを行う
11 My flight was canceled.(受動態)
授業前にGrammar問題(p.35)を解いてくること
12 Let's Read / Challenge Yourself
第6回小テストを行う
13 What do you want me to do?(不定詞)
授業前にGrammar問題(p.41)を解いてくること
14 Let's Read / Challenge Yourself
第7回小テスト及び音読テストを行う
15 She knows marketing very well.(関係詞1)
前期の期末定期試験期間中に試験を実施する
16 Let's Read / Challenge Yourself
第8回小テストを行う
17 Thank you for coming to our interview.(動名詞)
授業前にGrammar問題(p.53)を解いてくること
18 Let's Read / Challenge Yourself
第9回小テストを行う
19 The competition will be very strong.(形容詞・副詞)
授業前にGrammar問題(p.59)を解いてくること
20 Let's Read / Challenge Yourself
第10回小テストを行う
21 This is where we hold meetings.(関係詞2)
授業前にGrammar問題(p.65)を解いてくること
22 Let's Read / Challenge Yourself
第11回小テストを行う
23 I'd like to talk about our latest model.(分詞)
授業前にGrammar問題(p.71)を解いてくること
24 Let's Read / Challenge Yourself
第12回小テストを行う
25 You are much better than me.(比較)
授業前にGrammar問題(p.77)を解いてくること
26 Let's Read / Challenge Yourself
第13回小テストを行う
27 If I were you, I wouldn't miss it.(仮定法)
授業前にGrammar問題(p.83)を解いてくること
28 Let's Read / Challenge Yourself
第14回小テストを行う
29 I'd like to propose a toast.(接続詞・前置詞)
授業前にGrammar問題(p.89)を解いてくること
30 Let's Read / Challenge Yourself
第15回小テスト及び音読テストを行う
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:角山照彦/Simon Capper『Let's Read Aloud More! 音読で極め 基礎的な英単語や英文法を学びます。わからないところは積極的
る基礎英語』(成美堂、2015)
に質問してください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験60%(目標①②対応)、小テスト30%(目標①対応)、音読テスト10%(目標③対応)
備考
̶ 13 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養学科 教養科目
科 目 名 英語
( 英 語 名 ) (English)
授 業 形 態
演習
開講時期
履修形態
選択
単位数
2
1年次通年
関連免許・資格等
担 当 者 名 マイケル チャッセン
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
アメリカ人やイギリス人など、英語を母国語とする人々だけでなく、英語を公用語とする国々やアジアの人々とも英語でコミュニケーションが
とれるように、ビデオを中心にリスニング、スピーキング力の向上を図ります。実用的な場面で使われる日常会話を世界の文化に触れて学ぶこ
とができます。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「英語で情報を表現(発信)するための知識・技術」です。特に、語彙や文法について学び、基
礎的な会話力を身につけ、上手に聞いたり話したりすることができるようになります。
3. 授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 Introduction/How do you do
簡単な英語を用いて授業を行います。
2 Spain PartI
英語の辞書が必要
3 Spain PartII
発展練習
4 Peru PartI
英語の辞書が必要
5 Peru PartII
発展練習
6 China PartI
英語の辞書が必要
7 China PartII
発展練習
8 Tokyo PartI
英語の辞書が必要
9 Tokyo PartII
発展練習
10 New York City PartI
英語の辞書が必要
11 New York City PartII
発展練習
12 Antarctica PartI
英語の辞書が必要
13 Antarctica PartII
発展練習
14 Review I
復習1
15 DVD I
まとめ1
16 New Zealand PartI
英語の辞書が必要
17 New Zealand PartII
発展練習
18 Africa PartI
英語の辞書が必要
19 Africa PartII
発展練習
20 Cambodia PartI
英語の辞書が必要
21 Cambodia PartII
発展練習
22 Egypt PartI
英語の辞書が必要
23 Egypt PartII
発展練習
24 Italy PartI
英語の辞書が必要
25 Italy PartII
発展練習
26 India PartI
英語の辞書が必要
27 India PartII
発展練習
28 Mars
英語の辞書が必要
29 Review II
復習2
30 DVD II
まとめ2
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:Lieske, Carmella, Globe Trotters-Practical English with Video.
センゲージ ラーニング.2013
Hello everybody! Whether you like English or do not,
this class will try to make your learning experience as
fun and interesting as possible。Let’s Go!!
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
復習、まとめ等のチェック30%、授業への積極的な参加度70%
備考
̶ 14 ̶
科 目 区 分 生活科学学科 教養科目
科 目 名 情報メディア入門
( 英 語 名 ) (Introduction to Information and Media Studies)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
2
1年次前期
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択(生活情報専攻対象)
担 当 者 名 藤原 正敏
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報通信技術(IT)の発展により、私たちの情報の伝え方、収集・蓄積の仕方、発信・受信の仕方は大きく変わり、携帯電話、パソ
コンの操作やインターネットの活用が日常的になってきた。本教科では、実習を通して、コンピュータの基本的な操作法、文書作成や
表計算などの基本ソフトの使用法に習熟する。また、情報ネットワークの仕組みの理解を通して、クラウドコンピューティングの活用
法を学ぶ。
2.授業の到達目標
実習を通して、コンピュータの基本的な操作法、文書作成、表計算、プレゼンテーションなど基本ソフトウェアの使用法、インター
ネット活用法を習得し、情報リテラシーの基礎力を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 情報メディアの活用
情報の性質、情報活用能力、情報メディアの活用
2 ICTを活用した情報メディア活用法−1
タイピング、ICT活用上の留意点・マナー
3 ICTを活用した情報メディア活用法−2
ICTを活用した学習、SNSの活用
4 情報機器を利用した情報活用 文書作成、表計算、プレゼンテーション
Office2010による例題による理解
5
文書作成の基礎-1 書体指定、図形描画、図・イラストの貼付け、ペー
wordの基本機能の理解、演習課題提出
ジ設定
6 文書作成の基礎-2 書式指定、箇条書、ルビ、網かけ、フォントの設定 wordの基本機能の理解、演習課題提出
7 文書作成の応用 事務文書の作成、報告書の作成
演習課題提出
8 表計算の基礎-1 表計算とは、表計算ソフトの機能とその活用
excelの基本機能の例題による理解、演習課題提出
9 表計算の基礎-2 関数とは、表計算ソフトによる関数の利用
excelの基本機能の例題による理解、演習課題提出
10 表計算の基礎-3 数値データ・関数によるグラフ作成と表示
excelの基本機能の演習による理解、演習課題提出
11 表計算の応用-1 統計データの入力と処理
演習課題提出
12 表計算の応用-2 統計デーアの加工と検索
演習課題提出
13 文書作成と表計算 表計算結果を活用した文書作成
演習課題提出
14 プレゼンテーション資料の作成のための情報収集・整理・発信
演習課題提出
15 ICTを活用した情報メディア活用法−3
実習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『30時間でマスター Office2013』(実教出版)
配布プリント
5.担当者からのメッセージ
e-Learningシステムも使います。
講義資料や課題も掲載します。
演習主体なので、欠席しないようにしましょう。
作成した課題は、その時間内に提出してもらいます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施する。
評価の配点比率
演習課題(10回を予定)の提出80%と定期試験20%により評価する。
備考
̶ 15 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 教養科目
科 目 名 情報メディア入門
( 英 語 名 ) (Introduction to Information and Media Studies)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
2
1年次前期
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 諏訪 いずみ
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
大学、職場、家庭にて必要となるコンピュータリテラシーの基礎的な能力を理解・習得する。本学のICT環境を習熟し、情報倫理・OSの
基礎・タッチタイピング・インターネットの利用・文書作成・表計算の基礎を学ぶ。特に、幼稚園や保育所における事例課題に取り組
むことにより、保育現場でのICT活用法を学習する。
2.授業の到達目標
この科目の学習成果(身につけるべき力)は、「他者の考えをしっかりと理解し、自分の考えを的確に伝えるため、コミュニケーショ
ン能力及び倫理観を身に付ける」ことである。特に、保育現場にてICTを活用する知識・技能・態度を身につけることを目指している。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、Moodle・電子メールの登録
2 入力テストⅠ、タッチタイピング、OSの基礎
3 電子メールⅠ(作成・送信、受信、返信)、情報倫理
タッチタイピング30分、以下毎回
4 電子メールⅡ(添付、転送・フィルタ)、OSの利用
授業内課題、以下毎回
5 検索のしかた(検索エンジン、辞書、翻訳、百科事典、図書館)
Moodle上の小テスト1
6 文書作成(フォント、段落、段組み)
7 表を活用した文書作成
8
画像を活用した文書作成(ワードアート、クリップアート、図形、ページ
罫線)
発展課題1
9 表計算Ⅰ(データ入力、ワークシート編集、関数、罫線)
10 表計算Ⅱ(グラフ、相対参照と絶対参照)
Moodle上の小テスト2、発展課題2
11 表計算Ⅲ(いろいろな関数)
発展課題3
12 表計算Ⅳ(セルの連結、並べ替え、フィルタ、条件付書式)
13 画像の加工と描画キャンバスの利用
14 自己紹介作成Ⅰ
15 自己紹介作成Ⅱ、入力テスト2
自己紹介の完成
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『30時間でマスター Office 2013』(実教出版 2014)
タイピングソフトウェアTypeQuick USB版(日本データパシフィック)
参考図書:阿部正平・阿部和子『保育者のためのパソコン講座』(萌文書林
2014)、その他、市販のMicrosoft Office、Word、Excel関連書籍
5.担当者からのメッセージ
発展課題は、事後学習としてやってください。
授業の取り組み方、成績評価の詳細に関しては、第1回の
ガイダンスで説明します。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験30%、タイピング10%、Moodle上の小テスト10%、授業内課題40%、発展課題10%で評価する。
備考
̶ 16 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 生活科学論
( 英 語 名 ) (Introduction to Human Life and Science)
授業形態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 藤原 正敏
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報通信技術(IT)の進展により、情報が時間、空間を超えて、瞬時に伝わる社会が実現しました。私たちの生活は、働き方、学び
方、ショッピングの仕方、医療の仕組み、行政の機能などが変わりつつあり、利便性が向上してます。しかし、情報格差の拡がり、サ
イバー犯罪の増加などの問題点も出てきました。本科目では、情報を科学的に捉えて、ITの利便性と欠点に理解を深めて、私たちの
日常生活のあり方、社会との関わり方、情報システムのあり方について考察することにします。具体的には、毎回の講義の後、学習
ノートにより、確認問題、基本問題、発展問題で復習し、理解を深める。
2.授業の到達目標
情報の取り扱い、ITの利便性と欠点に理解を深めて、日常生活のあり方、社会との関わり方についての基本を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 生活科学論について・高度情報化社会における生活科学
2 情報の性質
3 日常生活と情報の関わり−1 情報の収集・整理
4 日常生活と情報の関わり−2 情報の加工・表現・発信・交換
5 日常生活と情報の関わり−3 衣食住における情報の役割
学習ノート により復習・課題提出
6 日常生活と情報の関わり−4 デザインと情報
7 日常生活と情報の関わり−5 問題解決の方法論
8 中間まとめ
学習ノート により復習、学習ノート提出
9 人間と情報通信技術の情報処理のちがい
10 情報システムのしくみ
11 情報伝達の多様化と生活の変化
学習ノート により復習
12 情報社会の進展と日常生活
13 情報社会のもたらす影響と課題
14 情報社会における個人の役割と責任 15 情報社会の未来・総まとめ
学習ノート により総復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版(実
教出版)
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版 学
習ノート(実教出版)
5.担当者からのメッセージ
ICT(e-Learning、ファイル共有)を活用します。
1)講義資料や課題の掲載
2)ポータルサイト、Web上に関連資料を提供
これらも活用して、復習をしっかりやりましょう。
課題は、手書きと電子化したものを提出してもらいます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
演習課題(6回)提出30%、学習ノート(3回)の提出20%、試験50%で評価をする。
備考
̶ 17 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目(学科共通科目)
科
目
名 衣生活論
( 英 語 名 ) (Clothes and Human Life)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 前田 博子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、現代のファッション環境を多面的な角度から捉えるためにファッションビジネスに対する基礎知識を学ぶことである。そのため、
ファッションビジネスについての基礎知識を学んだ後、デザイナーやファッション環境について学ぶ。ものが溢れる世の中だからこそ、つくり手として
もしくは消費者としての考え方やその方法について深く考え、自ら学習する姿勢を養う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標① ファッションについてのビジネス基礎知識やファッションデザイナーについて知っている。
【技能領域】目標②学んだことをいかして商品企画のアイデアを出すことができる。
【態度領域】目標③デザインと社会の現状を理解しながら、これからの衣生活のあり方を考えられる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 「衣」をつくる
裁切りばさみ持参
2 ファッションビジネス知識/ファッションビジネスの概要
3 ファッションビジネス知識/ファッション消費と消費者行動
前回講義内容の小テストを行う
4 ファッションビジネス知識/アパレル産業と小売産業
前回講義内容の小テストを行う
5 ファッションビジネス知識/ファッションマーケティング
前回講義内容の小テストを行う
6 ファッションビジネス知識/ファッションマーチャンダイジング
前回講義内容の小テストを行う
7 ファッションビジネス知識/ファッション流通、ビジネス基礎知識
前回講義内容の小テストを行う
8 ファッションビジネス知識 小テスト
9 ファッション造形知識/デザインの定義と特性
10 ファッション造形知識/コーディネーション、商品知識
前回講義内容の小テストを行う
11 ファッション•ビジネス検定3級 小テスト
12 ファッションデザインについて
13 ファッションデザイナーについて
14 色彩について
15 これからのファッションデザイン デザイン画
画材道具、マスキングテープ持参
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『世界服飾史のすべてがわかる本』(ナツメ社)
教科書:『ファションビジネス〔1〕ファッションビジネス能力検定3級準拠』
(㈶日本ファッション教育振興協会)
5.担当者からのメッセージ
ファッションビジネス検定取得にむけ、講義内容の予習と復習を行
いましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率 小テスト20%、レポート20%、試験60%
備考
̶ 18 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 食生活論
( 英 語 名 ) (Contemporary Dietary Habits)
授業形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 谷 政八
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
多様化した現代社会の中で、好ましい食生活はどのようなものかを一言で述べることは難しい。いま、国際化、情報化の社会になっ
て、食生活は豊かになった半面、問題点も指摘されている。授業では、現代の食環境の変遷を手繰りながらこれからの生活の豊かさ、
健康な生活を考える手掛かりとする。
2.授業の到達目標
・食生活の背景となる社会環境の変化、産業と経済、健康と栄養、自然と文化、食育などの係わりが理解できる。
・食が自分自身のからだにとって大切なことであると知ったうえで食生活のあり方が考えられる。
3.授業の計画
授業内容
回数
1 現代の食事情の問題点
補足説明、事前・事後の自主学習について
「食」の意義
2 日本の食生活の歴史 その1 祖先は何を食べてきたのか?
3 日本の食生活の歴史 その2 食生活の変遷
4 食料の問題 食料資源と需給、自給率などの関係
5 地域の特産物振興と産業 安心安全な食産業
食品加工、食品添加物、食品衛生(食中毒)
6 福井の特産物を知ってみよう 調査・演習形式
7 健康と栄養の問題 その1 日本人の健康づくり
演習食事バランスガイド・エネルギー代謝
8 健康と栄養の問題 その2 日本人の食事摂取基準について
ライフサイクルと栄養
9 食品の成分とはたらき 食品の栄養
食品成分表 五原味・おいしさとは?
10 食品の機能性 六大栄養素の特性
栄養素と非栄養素
11 食べものとからだ からだの仕組み
消化と吸収、生体リズム
12 栄養素のはたらきとゆくえ
物質代謝(同化作用と異化作用の相互作用)
13 食品と文化 日常食品の文化的背景
14 食生活と文化 伝承と創造(行事と食事)
15 食教育 学校での食育・社会での食育・生涯にわたる食育
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
毎回プリント教材を配布する。
(参考図書)
谷政八 編集代表 最新栄養学 中央法規出版(平成22年)、奥恒行・山
田和彦編集 谷政八共著基礎から学ぶ生化学 南江堂(平成26年)、 上
野川修一編 日本の食を科学する 朝倉書店、藤沢良知編 栄養・健康
データーハンドブック2015・2016 同文書院(平成27年)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験70%、提出物の評価30%
備考
̶ 19 ̶
5.担当者からのメッセージ
講義は、視聴覚機器を使用した教材を利用するので授業内
容を記入するメモ用紙を配布するので、用紙の提出を評価
の対象にする。授業内容によって演習を取り入れる。
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 住生活論
( 英 語 名 ) (Theory of Living Arrangements)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 内山 秀樹
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業は、環境デザイン分野の住まいに関する導入部の授業である。
人間にとって最も基本的な生活空間であるともに一生のうち最も多くの時間を過ごしている「住まい」について、「眠る」、「食べ
る」、「着る」、「入浴・排泄」などの生活行為の視点から”住まう”ことの意味と人と住まいの関係のあり方、望ましい住環境につ
いて理解を深めることを目的とする。
2.授業の到達目標
【知識・理解】①人間にとって最も身近な環境である家族やすまい、地域コミュニティについて理解できる。
②住宅の各部屋が生活行為の観点から求められる機能や空間のあり方について理解できる。
【技能】③フリーハンドの平面図を丁寧にわかりやすく描くことができる。【思考・判断・表現】−
【関心・意欲・態度】④自宅の間取りチェックや住宅展示場の見学を通じて、住まいについて意欲的に調査、考察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
教科書の授業内容に相当する箇所まで予習し
てくること
1 授業ガイダンス/1 人と生活・住まい 1 人間とは
課題①「わが家の間取りチェック」 ※後期の
2 1 人と生活・住まい 2 集まって住む〜3 環境と住まい
「すまいの計画」で使うので正確で分かりやすく
2生活行為と生活空間
3
A 眠る(1) 1 睡眠の生理〜3 就寝様式
教科書の授業内容に相当する箇所まで予習し
てくること
4 A 眠る(2) 4 就寝空間の計画
同上
5 B 食べる(1) 1 食事について〜3 食事の文化と変遷
同上
6 B 食べる(2) 4 食事の場、調理の場の計画〜5 調理と環境問題
同上
7
お宅拝見 受講生が課題①を発表し、それについて講評する。
住まいに関するビデオ鑑賞(課題②)
課題①を説明できるように準備しておくこと
課題②「住まいに関するビデオをみて」
8 D 排泄・入浴(1) 1 排泄する〜4 水環境
教科書の授業内容に相当する箇所まで予習し
てくること
9 D 水回り空間(2) 5 現代の衛生空間〜6 衛生空間の計画
同上
10
E ふれあう・くつろぐ(1) 1 今日のふれあいについて〜3 今日のふれあ
い・くつろぎ空間
同上
11 E ふれあう・くつろぐ(2) 4 居間の計画
同上
12 F 子どもを育てる(1) 1 子供とは〜3 子供と生活
同上
13 F 子どもを育てる(1) 4 子供と住まい〜5 子供部屋の計画(レポート3)
同上
14 G 高齢者が住む・安らぐ 1 高齢者と高齢社会〜4 高齢者の住まいの計画
同上
15 理想の住まい 優れた住まいの事例をビデオや写真で解説する。
課題③「住宅展示場見学レポート」
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
【使用教科書】林 知子他『住まい方から住空間をデザインする―図説住
まいの計画』(彰国社 最新版)
【参考図書】小宮洋一、片山勢津子、他『新しい住まい学』(井上書院
2016)、定行 まり子・沖田富美子『生活と住居(光生館 2013)、水上裕、
岩崎俊之、 他『住まいのミカタ 暮らしに役立つ住居学』(学芸出版社
2009)、小 澤紀美子編『豊かな住生活を考える-住居学』(彰国社 2002)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験60%、課題①〜③40%
備考
̶ 20 ̶
5.担当者からのメッセージ
住まいのプランニングやインテリア関連分野を目指す方は
もちろん、今後、生活者として不可欠の知識、理解を得る
ことができる基本的な内容であるため、受講することが望
ましい。机上には、授業に関係ない、かばん等を置くこと
を禁ずる。私語が目立つ場合は座席指定とする。
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 人間関係論
( 英 語 名 ) (Studies on Human Relationships)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 清水 聡
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
社会的場面における個人の心理的過程、対人行動、集団と個人の関係等についての代表的トピックスを取り上げて概説する。適宜実習
も行う。
2.授業の到達目標
社会生活において問題を発見するための知識・技能・態度を身に付けることを目標とする。本講義では、人間のこころの動きが社会的
場面でどのように行動に表れるかについて考える。受講生には、複数の人間が近くに存在するあるいは一緒に活動している社会的場面
において、どのように考え行動するのかについてある程度理解できるようになってほしい。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 集団と人間1(集団の定義と集団の形成)
授業の進め方や評価の詳細について説明する。
2 集団と人間2(集団の凝集性)
3 集団と人間3(斉一性への圧力と集団規範)
4 集団と人間4(集団による問題解決)
5 リーダーとリーダーシップ
6 集団内の人間関係の測定方法
実習を行い、レポート課題を出す。
7 自己1(自己概念と自尊感情)
8 自己2(自己意識と対人行動、自己開示)
9 自己3(自己呈示と自己モニタリング)
10 魅力と対人関係1(対人魅力形成の過程)
11 魅力と対人関係2(対人魅力の規定要因)
12 援助と攻撃1(援助行動の規定要因)
13 援助と攻撃2(攻撃行動の源泉と攻撃の抑制)
14 社会的認知1(帰属理論)
15 社会的認知2(ヒューリスティック)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
特になし。適宜プリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
質問等がある場合は,オフィスアワー等を利用して連絡して
ください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、小テストおよびレポートで総合的に評価する。
評価の配点比率
初回を除く毎回の授業中に行う小テスト(全14回)70%、レポート30%
備考
̶ 21 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 生活デザイン論
( 英 語 名 ) (Introduction to Human Life and Design)
授 業 形 態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 西畑 敏秀
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
基礎的なデザインの世界の知識や見識を深め、よりデザインという職業への理解を高める。様々な分野で活躍するプロの現場での仕事
ぶりや、それぞれのこだわりや信念について学ぶ。
2.授業の到達目標
デザインと社会との関連をあらためて知り、自らの研究分野を選択する手がかりにできる。
また、一般社会においてデザインに関わる職業が具体的に数多く存在することを認識できることを目的とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 はじめに・オリエンテーション 良いデザインとは
毎時間意見レポートを提出
2 デザインとは〜生活とデザイン
3 デザインの現場(1)地域産業とデザイン
4 デザインの現場(2)情報とデザイン
5 デザインの現場(3)まちづくりとデザイン
6 デザインの現場(4)モノのデザイン
7 デザインの現場(5)アートとデザイン
8 デザインの現場(6)自動車とデザイン
9 デザインの現場(7)空間とデザイン
10 デザインの現場(8)ファッションとデザイン
11 デザインの現場(9)インターネットとデザイン
12 デザインの現場(10)広告写真とデザイン
13 デザインの現場(11)インテリアとデザイン
14 デザインの現場(12)書籍とデザイン
15 デザインの現場(13)公共建築とデザイン〜期末レポート課題
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
期末レポート課題60%、毎授業後の意見レポート40%
備考
̶ 22 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 色彩学Ⅰ
( 英 語 名 ) (Colors ScienceⅠ)
授業形態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
1年次通年
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 橋本 洋子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
生活の中で、いかに色彩が重要な役割を果たしているかを多角的に学ぶ。A・F・T 色彩検定3級のテキストを基に、内容を丸暗記するの
では無く、実際に、配色カードなどを使って色彩の特性などを体験する。また、11月に実施されるA・F・T 色彩検定3級受験に合格でき
るよう過去問題にも取り組む。
2.授業の到達目標
実際の生活の中で色彩の基礎知識を活かすことができる。A・F・T 色彩検定3級を取得できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 オリエンテーション(色彩学 I について)
2 光と色 光の性質と色
A・F・T 色彩検定3級テキスト 〜12P
3 光と色 目の仕組み・照明と色の見え方
〃 〜17P
4 光と色 混色 (減法混色、併置加法混色)
5 色の表示
<課題1提出>
色の三属性、
〃 〜23P
〃 〜29P
6 色彩心理 色彩対比 明度対比
<課題2提出>
〃 49P
7 色彩心理 色彩対比 色相対比
<課題3提出>
〃 50P 8 色彩心理 色彩対比 明度対比 <課題4提出>
〃 51P 9 色の表示
PCCS
〃 30P〜39P
10 色の表示
色名
〃 〜41P
11 色彩心理 心理的効果
〃 〜47P
12 色彩心理 色彩同化
〃 〜55P
13 色彩心理 知覚的効果 (テキストP57)
<課題5提出>
〃 〜61P
14 色彩調和 色相に着目した配色 (テキストP65〜P75) <課題6提出>
〃 〜75P
15 過去問題(2014年度)体験 試験対策について
A・F・T 色彩検定3級テキスト 全般
16 色彩調和 配色の基本 (テキストP82〜P85)
<課題7提出>
〃 〜85P
17 色彩調和 配色の基本 (テキストP82〜P85)
<課題8提出>
〃 〜85P
18 色彩効果
色彩と構成
〃 〜93P
19 色彩と生活
生活環境と色彩
〃 〜97P
20 色彩と生活 ファッションと色彩
〃 〜105P
21 色彩と生活 インテリアと色彩
〃 〜111P
22 検定試験対策 (2015年過去問題)
A・F・T 色彩検定3級テキスト 全般
23 色彩検定の答え合せ・質疑応答
〃
24 イメージの表現 1(統一テーマ)
<課題9提出>
25 トーンから配色を考える
〃 39P・46P
A・F・T 色彩検定3級テキスト 76P〜81P
26 対比と同化
<課題10提出>
A・F・T 色彩検定3級テキスト 48P〜55P
27 いろいろな同化効果1
<課題11提出>
〃 〃
28 いろいろな同化効果2 <課題12提出>
〃 〃
29 コントラストと立体効果 <課題13提出>
A・F・T 色彩検定3級テキスト 92P〜93P
30 色彩学 I まとめ
課題再提出最終日
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
○教科書:「色彩検定 公式テキスト3級編」(株式会社 A・F・T 企画)
○参考図書:三井直樹・三井秀樹「THE THEORY OF COLOR DESIGN 色彩デザ
イン学」(株式会社六耀社 2009)、城一夫「徹底図解 色のしくみ」(株
式会社新星出版社 2009)、「色彩検定 過去問題集」(株式会社 A・F・T
企画)
5.担当者からのメッセージ
色彩は生活の中に溢れています。色を好みだけで選ぶのでは
なく、合理的に、かつ、豊かな日々のために活用できる女子
になってください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
課題13回(プリント等含む)の提出が必要で、それらで採点する。
評価の配点比率
課題作品13点100%(正確さ・美しさ・独創性など)。
備考
アイデア出しなどは事前学習と考え、授業中はできるだけ作業に集中すること。諸状況により内容が前後することが有ります。
̶ 23 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 デッサンⅠ
( 英 語 名 ) (DessinⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 湊 七雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
「授業の計画」に示すとおり、様々な描画材料を用いた実技課題に取り組みながら素描の基礎と身につけると共に、鉛筆やペンなど基
本的な素描材料の特性について理解を深めます。また、随時教科書を用いたミニ講義を行い美術理論もバランスよく学びます。
デッサンIでは特に「ものを良く見る力」と「基礎的造形力」を身につけられる授業構成になっています。
2.授業の到達目標
実習をとおして基礎的な素描力・造形力を身につける
ものを見る力を養う
形態や明暗を正確に捉える
鉛筆やペンなどの素描用具の特性を理解する
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス:デッサンすることの意味、様々なデッサン(講義)
事後学習課題があります。
2 デッサンで自己紹介(鉛筆、B3ケント紙)
事後学習課題があります。
3 風景デッサン①鉛筆を使った様々な表現(鉛筆、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
4 風景デッサン②素描淡彩(鉛筆、水彩絵の具一式、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
5 小動物デッサン(極細水性ボールペン、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
6 物語の中の動物(極細水性ボールペン、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
7 素描模写①:古典表現の魅力(コンテ、画用紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
8 素描模写②:アニメの魅力(極細水性ボールペン、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
9 幾何型立体デッサン:明暗の表現(鉛筆、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
10 器物デッサン①:形態の捉え方(鉛筆、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
11 器物デッサン②:構図の決め方(鉛筆、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
12 器物デッサン③:透明を表現する(鉛筆、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
事後実技課題あり。
13 植物デッサン(鉛筆、水彩用具一式、水彩紙)
14 植物デッサン(鉛筆、水彩用具一式、水彩紙)
事後実技課題あり。作品提出。
15 人物デッサン:自画像(鉛筆、B3ケント紙)、講評会
作品提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:谷川 渥(監修)、小澤 基弘、渡辺 晃一(編集)『絵画の教科書』
三晃書房
準備物:カルトン、クロッキー張、鉛筆(3H~5B全色)、極細水性ボール
ペン、クリップ、割箸、墨汁、練り消し、消しゴム、水彩用具一式、その
他
5.担当者からのメッセージ
事前事後学習として、実技と美術理論を織り交ぜた課題を
課します。課題は授業時間2コマ分に相当する時間を要す
る内容です。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験は実施しないが、講評会の折に課題作品についてのプレゼンテーションを課す。
評価の配点比率
提出作品80%、プレゼンテーション20%
備考
̶ 24 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 デッサンⅡ
( 英 語 名 ) (DessinⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 湊 七雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
授業の計画に示すとおり、様々な描画材料を用いた実技課題に取り組みながら授業を進めます。
随時、教科書を用い造形理論についても学びます。
デッサンIで習得した技法や知識を発展させ、習作に留まらない作品制作をめざします。
2.授業の到達目標
実習をとおして基礎的な素描力・造形力を高める。
様々な素描材料について理解を深める。
様々な素描作品・ドローイング作品について理解を深める。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 手のデッサン(鉛筆、クロッキー帳) 事後実技・学習課題あり。作品提出。
2 手の描写(極細水性ボールペン、B3ケント紙) 事後実技・学習課題あり。作品提出。
3 細密模写:物語の一場面(極細水性ボールペン、B3ケント紙) 事後実技・学習課題あり。
4 細密模写:物語の一場面(極細水性ボールペン、B3ケント紙) 事後実技・学習課題あり。作品提出。
5 人物クロッキー①(割箸、墨汁、クロッキー帳)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
6 人物クロッキー②(鉛筆、クロッキー帳)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
7 人物デッサン(極細水性ボールペン、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。
8 人物デッサン(極細水性ボールペン、B3ケント紙)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
9 パピエコレ(雑誌、糊、B3ケントボード)
事後実技・学習課題あり。作品提出。
10 絵本制作:作品プロット作成
事後実技・学習課題あり。作品提出。
事後実技・学習課題あり。
11 絵本制作:下絵作成
事後実技・学習課題あり。
12 絵本制作:本文作成
事後実技・学習課題あり。
13 絵本制作:本文作成
14 絵本制作:製本
事後実技・学習課題あり。
15 鑑賞会、講評会、プレゼンテーション
作品提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:谷川 渥(監修)、小澤 基弘、渡辺 晃一(編集)『絵画の教科書』
三晃書房
準備物:カルトン、クロッキー張、鉛筆(3H~5B全色)、極細水性ボール
ペン、クリップ、割箸、墨汁、練り消し、消しゴム、水彩用具一式、ブッ
クバインディング用布地、その他必要となる画材は随時指示します。
5.担当者からのメッセージ
事前事後学習として、実技と美術理論を織り交ぜた課題を
課します。課題は授業時間2コマ分に相当する時間を要す
る内容です。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験は実施しないが、講評会の折に課題作品についてのプレゼンテーションを課す。
評価の配点比率
提出作品80%、プレゼンテーション20%
備考
̶ 25 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 ベーシックデザインⅠ
( 英 語 名 ) (Basic DesignⅠ)
授業形態
演習
履修形態
開講時期 1年次前期
必修
単位数
2
関連免許・資格等
担 当 者 名 吉村 始
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
良いデザインには斬新な企画や表現が不可欠である。そのためには社会的な常識を理解しながら、豊かな創造力と独創性そして
技術がなければならない。それには発想力と表現力そして造形力を身につけることが大切である。この授業では、ビジュアルコ
ミュニケーション(視覚伝達)を中心に表現の多様性と柔軟なモノの見方を訓練し、デザインの基礎を学習する。
2.授業の到達目標
今まで学んできた既成概念を打ち破り再構築することによって潜在能力を引き出すことができる。
自己改革が実現できる。
新しい価値観や独創性を養うことができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 課題1 160字の作文 課題2 立方体の展開図はいくつ?
ガイダンス、スライド説明「講義概要」
2 課題3 円柱のイメージを100個描く(1)ラフスケッチ
スライド説明「立方体の展開図」「太陽のマーク」
3
予習:身近にある円柱形の観察。
円柱のイメージを100個描く(2)仕上げ提出
4 課題4 動物や植物、魚などの姿18個を簡略化する(1)ラフスケッチ
スライド説明「円柱イメージ」「簡略化」
5
予習:身近な動植物の観察。
動物や植物、魚などの姿18個を簡略化する(2)仕上げ提出
6 課題5 オノマトペ(擬声語・擬音語)姿18個形にする(1)ラフスケッチ
予習:表現したいオノマトペを18個考えておく
7
予習:マンガ等での音などの表現を調べておく
オノマトペ(擬声語・擬音語)姿18個形にする(2)仕上げ提出
8 課題6 「幸」、「悲」など18個の漢字の意味を図形で表す(1)ラフスケッチ
予習:雑誌等でのイメージ表現を見ておく
9
予習:物まねではない自分の表現を考えておく
「幸」、「悲」など18個の漢字の意味を図形で表す(2)仕上げ提出
10 課題7 喜、怒、哀、楽のテーマで平面構成(1)ラフスケッチ
スライド説明「デザインの要素−点・線・面」
11
常に、折込み・新聞広告等の表現を観察。
喜、怒、哀、楽のテーマで平面構成(2)仕上げ提出
12 課題8 味覚(甘い、苦い、酸っぱい、辛い)の表現(1)ラフスケッチ
スライド説明「視覚伝達の色々」
13
常に、身の回りを観察。
味覚(甘い、苦い、酸っぱい、辛い)の表現(2)仕上げ提出
14 課題9 花火、金、石けん、文房具のイメージを表現(1)ラフスケッチ
予習:スーパー等でパッケージを見ておく
15
デザイン関係の本をよく見ること
花火、金、石けん、文房具のイメージを表現(2)仕上げ提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
自分で考えた形を表現する楽しさや目に見えないものを表現する
面白さが味わえる。礼に始まって礼に終わる授業にする。また、
名前を呼んだら手を上げて返事をすること。進み具合によっては
準備物:定規、ものさし、デザイン用具一式、絵の具、色鉛筆 課題が宿題になる。課題は全部提出することが望ましい。
参考図書:JAGDA教科書「VISUAL DESIGN」第1巻〜第5巻
Graphic Design In Japan
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中の試験は実施しない。
評価の配点比率
課題100%(提出された課題作品の表現力と技術力で評価する)。
備考
各課題の提出期限に遅れた場合は減点の対象とする。
̶ 26 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 ベーシックデザインⅡ
( 英 語 名 ) (Basic DesignⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 橋本 洋子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
モノを造るうえで欠かせない図面の基本を学ぶ。また、測る・描く・切る・貼るの作業を通して、デザイン作業過程で必要な基本的道具
の正しい使い方を身に付ける。さらに、1枚の紙から立体造形を制作し、表現方法を理解する。
2.授業の到達目標
物には、高さ・幅・奥行きがあることを理解し、基本の三面図が読め、かつ、描くことができる。自分のアイデアを的確に相手に伝わる
よう絵が描ける。厚みのある板(3mmスチレンボード)を切ったり貼ったりして造形物を制作することができる。さらに、1枚の紙からも立
体を制作することができる。作品を制作する過程において、正確に、且つ、美しさに気配りできる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 オリエンテーション(ベーシックデザインⅡについて)
2 基本の形:三面図を読む (球・立方体・円柱・円錐・多角形など)
形を観察し、三面図を描く
3 基本の形:三面図を読む (スケッチを描く)
線だけで描く
4 基本の形:三面図を読む (パースグリッドの使い方) <課題1提出>
5 基本の形:三面図を描く
(パースグリッドで円を描く)
6 基本の形:三面図を描く (パースグリッドの使い方)
7 基本の形:三面図を描く (パースグリッドを使って描く) <課題2提出>
8 正方形:正確に線を引く(スチレンボード(3mm厚))
定規の使い方、平行な線の弾き方、直角の取り方
9 正方形:真っすぐに、厚みを意識して切る(スチレンボード(3mm厚))
カッターの使い方(刃の交換)
10 正方形:組み方・積み方を考える(スチレンボード(3mm厚))
スチのりの使い方
11 正方形:構成を考える(スチレンボード(3mm厚))150〜200枚
12 正方形:作品に仕上げる(スチレンボード(3mm厚))150〜200枚 <課題3提出>
13 立方体1:正確な展開図(スチレンボード(3mm厚))
立方体の展開図7つ
14 立方体1:正確に切る(スチレンボード(3mm厚))
15 立方体1:組み立てる(スチレンボード(3mm厚)) <課題4提出>
16 立方体2:展開図を描く(スチレンボード(3mm厚))
17 立方体2:切り曲げる(スチレンボード(3mm厚))
18 立方体2:組み立てる(スチレンボード(3mm厚)) <課題5提出>
ラフスケッチを描いて構成を考える
19 切って起こす形:(円・三角・四角など)練習
20 切って起こす形:形を考える(参考作品を観る)練習 <課題6提出>
21 切って起こす形:構成を考える(切りながら考える)
ラフスケッチを描いて構成を考える
22 切って起こす形:構成を考える(穴の形を意識する)
23 切って起こす形:作品を仕上げる[A3ケント紙]
24 切って起こす形:作品を仕上げる[A3ケント紙] <課題7提出>
25 立体カード:基本の形(上に積む、前に出す)
26 立体カード:基本の形(アルファベットなど)
27 立体カード:応用の形(参考の形を作る)
28 立体カード:オリジナルカード(構成を考える)
ラフスケッチを描いて構成を考える
29 立体カード:オリジナルカード(誰から誰に送るのか)
30 立体カード:オリジナルカード(仕上げ) <課題8提出>
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
○準備物:スケッチブック(A4以上)、カッターナイフ・デザインカッター きれいに美しく作ることに集中して欲しい。
(替え刃も)、ケント紙(A3・A4)・5mm厚スチレンボード(学校売店で各自講
入)、スチのり(授業時配付)、カッター専用定規(15cm・60cmなど)、カッ
ターマット、コンパスなど
○教科書:使用しない。○参考図書:その都度紹介する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
課題8回の提出が必要で、それらで採点する。
評価の配点比率
課題作品8点100%(正確さ・美しさ・独創性など)。
備考
アイデア出しなどは事前学習と考え、授業中はできるだけ作業に集中すること。諸状況により内容が前後することが有ります。
̶ 27 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 ベーシックデザインⅢ
( 英 語 名 ) (Basic DesignⅢ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 西畑 敏秀
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
ベーシックデザインの実用的な基礎演習。さまざまなデザイン制作の現場や日常で欠かせないDTPソフトウェアの基本操作や日常的
なデジタル画像の扱いを学ぶ。
2.授業の到達目標
課題制作を通して、各自が自主的に具体的な使い方や工夫ができる。そして他のアプリケーションソフトと連動した作品制作や編集に
活用できる。今後さまざまな書類、印刷物、提案書を作成できる基本的なデジタルデータ処理能力習得できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1~2 はじめに・オリエンテーション DTPとは
3~4 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(1)
ネームカードをつくる
5~6 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(2)
水玉、ドットパターンをつくる
7~8 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(3)
ストライプ、チェック、キルト模様をつくる
9~10 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(4)
トランプをつくる/フリーハンド、ペンツール
11~12 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(5)
手書きイラストをトレースする/ペンツール
13~14 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(6)
花火をデザインする
15~16 アドビ・イラストレーター基礎演習課題(7)
ツール演習テーマ/文化の日
17~18 アドビ・イラストレーター応用課題(1)
ツール演習テーマ/深まる秋
19~20 アドビ・イラストレーター応用課題(2)
ツール演習テーマ/元気ハツラツ
21~22 アドビ・イラストレーター応用課題(3)
ツール演習テーマ/冬の訪れ
23~24 アドビ・イラストレーター応用課題(4)
ツール演習テーマ/きよしこの夜
25~26 アドビ・イラストレーター応用課題(5)
ツール演習テーマ/バレンタインデー
27~28 文字と構成課題(1)/和文
見出しと本文
29~30 文字と構成課題(2)/欧文
写真と配色
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
授業課題100%
備考
̶ 28 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 グラフィックデザインⅠ
( 英 語 名 ) (Graphic DesignⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 西畑 敏秀
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
視覚デザインにおいて重要な表現要素の構成や創造力の基本的な力を養うための演習を行う。
2.授業の到達目標
緻密で正確な作業を自らの手で習得する訓練も兼ねる。パソコンでの操作に先立ち、発想や企画があってこその表現であることを理解
できる。また制作者自身の意図を持った文字の組み方や配色等基本的なルールについても学び、グラフィックデザインII、IIIでの実践
的なデザインに対応できる基礎力を習得することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
はじめに・オリエンテーション
1~2
基礎デザイン課題(1)
鉛筆・モノトーン
3~4 基礎デザイン課題(2)
鉛筆・平面分割構成
5~6 基礎デザイン課題(3)
フリーハンド-カーブ定規デザイン/具象
7~8 基礎デザイン課題(4)
フリーハンド-カーブ定規デザイン/抽象
9~10 基礎デザイン課題(5)
タイルパターンデザイン
11~12 基礎デザイン課題(6)
アクリルガッシュ-カラス口・平塗り練習
13~14 基礎デザイン課題(7)
色相・明度構成
15~16 基礎デザイン課題(8)
平面分割・カラートーン構成
17~18 基礎デザイン課題(9)
平面構成-抽象イメージ
19~20 基礎デザイン課題(10)
平面構成-音のイメージ
21~22 基礎デザイン課題(11)
平面構成-季節のイメージ
23~24 基礎デザイン課題(12)
平面構成-スポーツのイメージ
25~26 基礎デザイン課題(13)
平面構成-文字のイメージ
27~28 基礎デザイン課題(14)
写真トリミング・構成デザイン
29~30 基礎デザイン課題(15)
ネーミング企画・キャラクターデザイン
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
基礎デザイン画材一式
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
授業課題100%
備考
̶ 29 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 プロダクトデザインⅠ
( 英 語 名 ) (Product DesignⅠ)
授業形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 藤 秀悟・三輪 優
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
【藤担当分】※この授業は週2回開講されます。
立体構成の演習素材として透明ガラス、ステンドグラスを使い、テラリュウム、照明器具、小物入れ等を制作する。
2.授業の到達目標
日常的な素材でありながら加工する機会がなかったガラスに対して、制作を通して創る喜びと素材に対しての理解を深める。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 基本説明と参考作品鑑賞
先輩作品の鑑賞
2 カッティング練習(直線)
3 カッティング練習(曲線)
4 カッティング練習(総合)
5 コパーテープ巻き
6 ハンダワーク練習(Ⅰ)
仮止めによる構成
7 ハンダワーク練習(Ⅱ)
肉盛りによる仕上げ
8 基本練習作品仕上げ
基本技能修得
9 デザインの検討(本制作品)
オリジナルデザインによる制作
10 ケント紙による試作
11 カッティング(Ⅰ)
12 カッティング(Ⅱ)・修正
13 コパーテープ巻き・ハンダワーク
14 ハンダワーク
15 合評
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
制作素材、工具は学校で準備。手袋、メガネは各自準備。
5.担当者からのメッセージ
油断するとケガをするので、慎重な作業をすること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中の試験は実施しない。
評価の配点比率
課題作品を評価 100%
備考
̶ 30 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 プロダクトデザインⅠ
( 英 語 名 ) (Product DesignⅠ)
授業 形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 藤 秀悟・三輪 優
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
【三輪担当分】 ※この授業は週2回開講されます。
プロダクトデザインに必要な基礎的なスキルを身につけるために、授業では構想・発展・表現の手順を踏んで、「身の回りのモノ」
のデザインを実際に体験します。
2.授業の到達目標
・「より良くするために考える」姿勢を日常生活で役立てる。
・感性のみに頼らず、悟性も活用してアイディアを展開できる。
・多くの人々に共感されるよう物事を客観的に捉える意識を高める。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ユニバーサルデザインについて
2 構想:アイディア商品の紹介
各自アイディア商品資料を次週までに集める
3 構想:アイディア商品の分析
4 構想:役立つ作用と日用品を組み合わせる
5 構想:発想法について(ブレーンストーミング)
6 構想:発想法について(フィッシュボーンデベロプメント)
7 発展:発想法を利用して構想を広げる
8 発展:アイディアスケッチについて(立体的に考える方法)
9 発展:アイディアの展開(言葉を形に)
10 発展:作図・成形方法・材料について
11 発展:アイディアを具体化する
具体化したアイディアを提出する
12 発展:意見交換(アイディアを評価する)
13 表現:伝わる表現について
14 表現:アイディアをまとめる
15 表現:プレゼンテーション
これまでのデザインプロセスを提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
・準備物:スケッチ用具、製図用具
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験は実施しない。
評価の配点比率
演習課題の内容100%
備考
̶ 31 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 ファッションデザインⅠ
( 英 語 名 ) (Fashion DesingⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 前田 博子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、洋服制作における基礎的な技法を身につけることである。そのため、基礎縫製を学んだ後、実用的なモノづくりを行
う。ものづくりを体感、経験することにより、技術の向上をはかる。後半はトータルコーディネートを意識した課題としてコルセッ
ト、スカートをつくる。つくりあげることは基より、考え方やその方法について深く考え、自ら学習する姿勢を養う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①生地の縫い合わせ方、トワル、パターンのつくりかたを知っている。
【技能領域】目標②部分によって縫い方をつかいわけることができる。目標③縫製できるパターンをつくることができる
【態度領域】目標④デザイン画を再現するために段取りを考え実践することで計画性を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 基礎縫製/ミシンの使い方について
2 基礎縫製/ミシンの使い方について
3 基礎縫製/縫代の始末について
普段着ている洋服はどのように縫われているのか情報を集める
4 基礎縫製/縫代の始末について 〈課題提出〉
5 つけ襟制作課題/デザイン画
ファッションチェックのため襟付きの服を持参
6 つけ襟制作課題/パターン作成、チェック
7 つけ襟制作課題/生地裁断
8 つけ襟制作課題/縫製、仕上げ、撮影 〈課題提出〉
9 コルセット制作課題/デザイン画
雑誌などからコルセットの画像を集める
10 コルセット制作課題/デザイン画、チェック
11 コルセット制作課題/トワル制作
12 コルセット制作課題/トワル制作、チェック
13 コルセット制作課題/トワル制作、修正
14 コルセット制作課題/パターン制作
15 コルセット制作課題/パターン制作チェック
16 コルセット制作課題/生地裁断
17 コルセット制作課題/しつけ、縫製
18 コルセット制作課題/縫製
19 コルセット制作課題/縫製、仕上げ、撮影 〈課題提出〉
20 おなおし課題/アイデア出し
21 おなおし課題/おなおし計画
22 おなおし課題/仕上げ 〈課題提出〉
23 スカート制作課題/トワル制作、チェック
雑誌などからスカートの画像を集める
24 スカート制作課題/トワル制作、修正
25 スカート制作課題/パターン制作
26 スカート制作課題/パターン制作チェック
27 スカート制作課題/生地裁断
28 スカート制作課題/しつけ、縫製
29 スカート制作課題/縫製
30 スカート制作課題/縫製、仕上げ、撮影 4.教科書、参考図書、教材、準備物等
FASHION DESIGN BASICS
世界共通、ファッションデザインの基礎知識[㈱ビー•エヌ•エヌ新社]
FaSHioN LaB [日本研事業㈱]
スケッチブック、裁縫道具、筆記用具など制作に必要なものは各自で準備。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
提出課題100%
備考
̶ 32 ̶
〈課題提出〉
5.担当者からのメッセージ
日頃からファッションについての関心を深めるために
「自分らしさ」を意識した洋服選びを心がけてくださ
い。
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 生活造形Ⅰ
( 英 語 名 ) (Textile DesignI)
授 業 形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 前田 博子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、テキスタイル制作における基礎的な技法を身につけることである。
そのため、織り、編み、ニードルといった基礎技法を学んだ後、実用的なモノづくりを行う。基礎的な技法を生かしたものづくりを体
感、経験することにより、技術の向上をはかる。後半は実用性やストーリー性を重視した課題としてブローチ、スリッパ、マスコット
をつくる。つくりあげることは基より、考え方やその方法について深く考え、自ら学習する姿勢を養う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①織り、編み、ニードル技術を知っている。
【技能領域】目標②織り、編み、ニードル技術をつかいわけることができる。目標③自身の考えたコンセプトを作品として提示でき
る。
【態度領域】目標④自分の考えや技法を省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 織り実習/三原組織の理解
色画用紙(2色)準備
2 織り実習/平織、綾織、朱子織
3 織り実習/コースター制作(機の準備)
4 織り実習/コースター制作、始末 〈課題提出〉
5 編み実習/かぎ針の使い方、編み方
かぎ針を持参してください。
6 編み実習/ターゲット設定、デザイン画
7 編み実習/マフラー制作、デザイン画
8 編み実習/マフラー制作
9 編み実習/マフラー制作、仕上げ 〈課題提出〉
10 ニードル実習/不織布について
11 ニードル実習/ブローチ制作
12 ニードル実習/ブローチ制作、仕上げ 〈課題提出〉
前回制作したブローチの改善点をみつけ、新たにつくりなおす。
13 スリッパ制作/デザイン画
14 スリッパ制作/サンプル制作
15 スリッパ制作/テキスタイル制作
16 スリッパ制作/テキスタイル制作、パーツ制作
17 スリッパ制作/パーツ構成
18 スリッパ制作/裁断
19 スリッパ制作/組み立て
20 スリッパ制作/仕上げ 〈課題提出〉
21 マスコット制作/キャラクター設定
グラフィックデザインⅠ課題を図案として使用
22 マスコット制作/デザイン画
23 マスコット制作/サンプル制作
24 マスコット制作/サンプルチェック
25 マスコット制作/立体縫製
26 マスコット制作/部分縫い
27 マスコット制作/部分縫い、細部制作
28 マスコット制作/縫製
29 マスコット制作/縫製、仕上げ
30 マスコット制作/縫製、チェック 〈課題提出〉
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:閠間正雄監修『服地の基礎がわかるテキスタイル事典』[㈱ナツメ社]
スケッチブック、裁縫道具、筆記用具など制作に必要なものは各自で準備。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
提出課題100%
備考
̶ 33 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科
目 名 地域環境論
( 英 語 名 ) (Theory of Regional Environment)
授 業 形 態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 内山 秀樹
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
心豊かな生活を送る上で住空間の質が重要なのと同様に、まちの美しさ、魅力、活力など地域コミュニティや地域環境の豊かさも非常
に重要である。本授業は、コミュニティ(ソーシャル)デザインの導入部の授業で、優れたまちづくりの事例や地域社会の課題の解決
のための事例からその方法について学ぶことを目的とする。また、座学に加え、具体的なまちづくり活動に参画することを通じて、ま
ちづくりの現場からも学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識・理解】①地域の特性とまちづくりの取り組みについて理解している。②まちが魅力や活力についての理解している。
【技能】①地域の魅力資源や地域社会の課題を整理することができる。
【思考・判断・表現】①地域の魅力資源の活用策、課題の解決策を提案することができる。
【関心・意欲・態度】①実際のまちづくり現場に、意欲的に参画し、協調して取り組むことができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス:地域環境論について
レポート①「我がまちの生い立ちとまちづくり
の取り組み」について取材し、まとめる。
2 まちの生い立ちと魅力資源
3 まちづくりの視点とその進め方
4 まちづくりの事例(1)新市街地のまちづくり(森田地区)
5 まちづくりの事例(2)まちなかのまちづくり(福井市中心市街地)
6 まちづくりの事例(3)里山のまちづくり(越前市西部地区)
7 プレゼン:我がまちの生い立ちとまちづくりの取り組み(前半)
レポート①をもとにパワーポイントでプレゼン
する。
8 プレゼン:我がまちの生い立ちとまちづくりの取り組み(後半)
9 グループワーク(1):まちづくりプロジェクトアイデアの出し合い
10 グループワーク(2):まちづくりプロジェクトの絞り込み
森田地区のまちづくりに参画するための企画
を各自で考えてくること。
レポート②まちづくりプロジェクトの個人企画
11 グループワーク(3):まちづくりプロジェクトグループ企画の検討
12 グループワーク(4):まちづくり企画の準備
レポート③まちづくりプロジェクトのグループ
企画
13 まちづくり実践(1):プロジェクトの実施
7月上旬に森田駅で開催されるイベントで実
施する。
14 まちづくり実践(2):プロジェクトの実施
レポート④「森田地区のまちづくりに参加し
て」
15 講義のまとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:なし、適宜プリントを配布する。
参考図書:進士五十八他『風景デザイン 感性ボランティアのまちづく
り』(学芸出版社 1999)藤岡作太郎『花と緑のまちづくり』(学芸出版社
2005)筧裕介『地域を変えるデザイン-コミュニティが元気になる30のアイ
デア』、筧裕介『ソーシャルデザイン実践ガイド-地域の課題を解決する7
つのステップ』(以上、英治出版)『コミュニティガーデンのすすめ』
((財)都市緑化基金)
5.担当者からのメッセージ
地域の中で心豊かな生活を送るためにも、また将来、地域
社会の一員としても日頃から地域や社会に関心をもち、地
域に寄与できる人間になるべく、積極的に楽しみながら受
講することを望む。
授業ではグループでの取り組みもあるので、積極的にアイ
デアを出し合い、協力して実行することを期待する。私語
が目立つ場合は座席指定とする。机上にはかばん等、授業
に関係ないものを置くことを禁ずる。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
レポート①40点 レポート②20点 レポート③20点 レポート④20点 備考
̶ 34 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 環境デザイン概論
( 英 語 名 ) (Outline of Envioronment Design)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 内山 秀樹
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業は、環境デザインに関する各デザイン分野について概論的に理解することを目的とする。
その中で、特に空間(広場・公園)デザイン、ガーデニングについては実習やグループワークを通じて、具体的デザイン提案を行うこ
とを目的とする。
2.授業の到達目標
【知識・理解】①生活を豊かにするための景観やまちづくり、ガーデニングについて理解することができる。②まちづくりにおける地
域資源の発掘と活用法についての理解することができる。【技能】①ガーデニングの基礎である土作り、植え込み、管理ができる。
【思考・判断・表現】①景観づくりやまちづくり事例から優れた事例を選択し、その良さを伝えることができる。【関心・意欲・態
度】①ガーデニング実習、等の作業において、積極的かつ丁寧に協調してできる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス 環境デザインとは
2 地域計画・都市計画、社会基盤整備、都市デザイン
課題①「私のおすすめ景観・風景」おすすめの
景観や風景を写真に収め恋文風にまとめる。
3 都市景観、夜間景観
4 建築デザイン(インテリア、建築、建築群)
5 プレゼン①:「私のおすすめ景観、美しいまち」
課題①をプレゼンする。
6 造園、ガーデニング、ストリートファニチャー
7 ガーデニング講座(1):植物の話、土と肥料の話、ミニ寄せ植えづくり
課題②「ガーデニング講座で学んだこと」
花壇での実習なので、作業しやすい恰好で
8 ガーデニング講座(2):ガーデンのデザイン、実習
9 空間デザイン(広場、公園計画など)
10 パブリックアート、環境アート、アースワーク
課題③「私の感動おすすめ地域づくり」
レポートとプレゼン。
11 サイン、サインシステム、ユニバーサルデザイン
12 自然環境との共生、サスティナブル(持続可能)なデザイン
13 環境に優しいライフスタイル
課題④「我が家のエコポイントチェック」
14 プレゼン②「おすすめ感動まちづくり」
課題③をプレゼンする。
15 講義の振り返りとまとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:なし、当方からプリント等を配布する
参考図書:藤岡作太郎『花と緑のまちづくり』、服部圭郎『人間都市ク
リチバ』(以上、学芸出版社)、筧裕介『地域を変えるデザイン-コミュニ
ティが元気になる30のアイデア』、筧裕介『ソーシャルデザイン実践ガ
イド-地域の課題を解決する7つのステップ』(以上、英治出版)『コミュ
ニティガーデンのすすめ』((財)都市緑化基金)『図解ガーデニングの
コツ』(小学館2003)
5.担当者からのメッセージ
環境デザインに関する知識、技能は生活者としても心豊かな
生活を送るうえで、得るべきものであるため、積極的に受講
されたい。私語が目立つ場合は座席指定とする。机上にはか
ばん等、授業に関係ないものを置くことを禁ずる。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間内に試験を実施しない。
評価の配点比率
課題①20%、課題②20%、課題③30%、課題④30%のウェイトで評価する。
備考
̶ 35 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 インテリアデザイン
( 英 語 名 ) (Theory of Interior Design)
授業 形態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 松村 孝子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
テキストを基本に、快適な住空間<アメニティ>の創造を目標として、単なる色彩や形の創作からのインテリアではなく、一歩進みライ
フスタイルから必要とされるアイテムやエレメントなどを、色彩、歴史、服飾、アートなど様々な方向から選択することを学びます。
2.授業の到達目標
インテリアに興味を持つこと、インテリアの基本的知識の習得。毎回のミニレポートによる発表力の向上
「私の部屋」という課題から、自分のイメージを視覚化するためのプレゼンテーションの手法を身に付けていきます。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 エレメントからインテリアへ、服飾とインテリア
1~9 毎回ミニレポート
2 食卓とインテリア
3 アートとインテリア
4 グリーンとインテリア
5 家具とインテリア
6 照明とインテリア
7 設備機器とインテリア
8 内装材とインテリア
9 窓まわりとインテリア
10 ハンドクラフトとインテリア、雰囲気とインテリア
11 私の部屋のイメージ造り
12 エレメントの選択
13 プレゼンテーションボードの制作
14 同上
15 制作発表
課題提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
(社)インテリア産業協会『生活デザインとインテリア』
プレゼンボード制作時の材料
カタログ雑誌類、ハサミ、カッター、のり、A3用紙、その他
5.担当者からのメッセージ
インテリアの基礎勉強になります。
毎回のミニレポート発表で発言力やイメージの連想なども
身に付けていきます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験は実施しない。
評価の配点比率
課題70%、ミニレポート30%
備考
̶ 36 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 すまいの計画
( 英 語 名 ) (Planning of Residence)
授業 形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 丸山 晴之
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
総合的な学習経験のもと、創造的に思考するための知識・技術を身につける。
この講義は、すまいづくりやインテリアコーディネート分野を目指す者が備えるべき建築や家づくりの専門的知識やスキルとして、住
まいのプランニング手法を習得したうえで、パソコンソフトを使って実際に住まいのプランニングを行う。
2.授業の到達目標
すまいに関する専門的知識・技能として以下の点について習得する。
①住宅設計やインテリアコーディネートに関する専門的知識を習得する。
②プランニングソフトによるすまいのプランニングの技能を習得する。
③住宅関係のプレゼンテーションの知識と技能を習得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ソフトの使い方(1) 3Dマイホームの使い方
前期の住生活論のレポート①「わが家の間取り
チェック」をもとにコンピューターで再現
2 ソフトの使い方(2) 自宅を再現してみよう
課題①自宅の間取り
3 ソフトの使い方(3) 自宅を再現してみよう
課題②自宅の改修案
4 有名建築家による住宅の事例を通じ、コンセプトを考える(1)
5 有名建築家による住宅の事例を通じ、コンセプトを考える(2)
課題③有名住宅を読み解く。
6 ワークショップを通じて、コンセプトをつくりだす。
7 コンセプトからカタチをつくりだす(1)
8 コンセプトからカタチをつくりだす(2)
9 コンセプトからカタチをつくりだす(2)
10 理想の住まいの設計 コンセプト作成
11 敷地の把握・住宅計画の方法
12 ソフトによる設計(1) ゾーニング
13 ソフトによる設計(2) プランニング
14 ソフトによる設計(3) 立体化
15 ソフトによる設計(4) プレゼンボードの作成
課題②理想の住まい
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『3DマイホームデザイナーPRO8オフィシャルガイドブック』
(株式会社エクスナレッジ)
参考図書:毎週住宅を作る会著『建築デザインのアイデアとヒント470』
(エクスナレッジ2010)
5.担当者からのメッセージ
住まいやインテリアデザインに関心ある方は是非受講しま
しょう。授業は事例を紹介しながら、コンセプトをもとにし
て自らの考えを空間化する過程を追っていくので、この分野
を目指していない方でも、デザイン的思考を学べます。座席
は指定とします。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間内に試験を実施しない。
評価の配点比率
2つの宿題30%、2つの課題60%、受講姿勢(ふりかえりシート)10%のウェイトで評価する。
備考
̶ 37 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 住環境論Ⅰ
( 英 語 名 ) (Theory of Dwelling EnvironmentⅠ)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 内山 秀樹
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業は、少子高齢社会にあって、暮らしやすい生活環境と健康で自立を目指す生活のあり方について理解を深め、バリアフリーと
ユニバーサルデザインの考え方と福祉用具の具体的機能や使用法等について学ぶことを目的とする。加えて福祉住環境コーディネー
ター検定試験の前半部分の試験対策も兼ねる。
2.授業の到達目標
【知識・理解】①わが国の少子高齢社会の現状を理解している。②社会的弱者が暮らしやすい生活環境作りのために必要な社会シス
テムや制度について理解している。【技能】①福祉用具等についてその機能を理解し、利用できる。【思考・判断・表現】−
【関心・意欲・態度】①福祉用具の体験学習で意欲的に体験する。②11月の3級検定試験合格に向けてチャレンジする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業ガイダンス〜福祉住環境論、福祉住環境コーディネーターついて
毎回宿題として、講義関連の問題プリントを
出すので、必ず提出のこと。(以下同様)
2 少子高齢社会と共生社会への道(1)
少子高齢社会の現状と課題
3 少子高齢社会と共生社会への道(2)
少子高齢社会の意味、ユニバーサル社会の意
義を知る。
4 福祉住環境整備の重要性・必要性
住環境の問題点を知り、福祉住環境コーディ
ネーターの役割を学ぶ。
5 在宅生活の維持とケアサービス(1)
介護保険制度について学ぶ。
6 在宅生活の維持とケアサービス(2)
障害者自立支援法について学ぶ。
7 理解度確認テスト1ならびにその解説
2~6についての確認テストであるので、それ
までの内容について復習して臨むこと。
8 高齢者の健康と自立
老化と高齢者の健康について学ぶ。
9 障害者が生活の不自由を克服する道
障害の種類と障害者の生活を実例から学ぶ。
10 バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
バリアフリーとユニバーサルデザインについ
て。
11 生活を支えるさまざまな用具(1)
共用品について学ぶ。
12 生活を支えるさまざまな用具(2)
福祉用具について学ぶ。レポートを提出。
13 理解度確認テスト2ならびにその解説
8~12についての確認テストであるので、そ
れまでの内容について復習して臨むこと。
14 学外授業(県介護実習・普及センターでの体験学習)
福祉用具を体験する貴重な授業なので、積極
的に臨むこと。動きやすい服装で臨むこと。
15 最終確認テスト〜解説、説明
全体についての理解度確認テストである。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:1.『福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキス
ト』(東京商工会議所 最新版)、福祉住環境コーディネーター3級短期
合格テキスト(日本能率協会マネジメントセンター 最新版)
2.『福祉住環境コーディネーター3級検定試験 過去問題集』(出版社未
定)
参考図書:用語辞典、他関連図書は多数出版され、本学図書館にも所蔵
しているので、積極的に参照すること。
5.担当者からのメッセージ
住宅、インテリア、福祉関連分野を目指す方はぜひ受講し
てください。福祉住環境コーディネーター資格取得を目指
す場合は必ず受講のこと。
※テキストは最新版を使用するため、入学時には入手でき
ない可能性が高い。発行され次第、連絡する。講義は座席
指定とする。私語など他人の学習意欲を妨げるものは退室
させる場合がある。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験は実施しない。
評価の配点比率
最終確認テスト50%、宿題20%、理解度確認テスト30%
備考
̶ 38 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活デザイン専攻 専門科目
科 目 名 住環境論Ⅱ
( 英 語 名 ) (Theory of Dwelling EnvironmentⅡ)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次通年
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 内山 秀樹
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業は、高齢者、妊婦、子どもが安全・安心・快適に住むことができる住環境整備や住まい方、まちづくりについての理解を深め
ることを目的とする。なお、本事業は、住環境論Ⅰの後半の授業で、福祉住環境コーディネーター検定試験の後半部分の試験対策も
兼ねる。
2.授業の到達目標
【知識・理解】①福祉住環境整備に関する基本的な技術を理解している。
【技能】−
【思考・判断・表現】①要介護の状況によって必要な住環境整備、都市空間整備のあり方について判断できる。
【関心・意欲・態度】①福祉住環境コーディネーター資格試験3級にチャレンジし、資格が取得できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
授業ガイダンス 第4章 安全・安心・快適な住まい
事前にテキストを熟読して授業に望むこと。(以下
1
1節 住まいの整備のための基本技術 A 安全・安心・快適な住まい〜B 段差 同様)自宅内外の段差について確認してくること。
2 C 床材〜G 家具・収納
自宅床のすべりやすさ、手すりなどについて確認し
てくること。
3 H 色彩・照明、インテリア〜K 維持管理(メンテナンス)
自宅内外で色彩、照明的に視認性面で問題がある箇
所がないか確認してくること。
4 理解度確認テスト1(4章1節について)ならびにその解説
第4章1節について十分に理解して臨むこと
5
2節 生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい
A 生活に即した安全・安心・快適な住まい〜C 屋内移動(廊下、階段)
玄関までのアプローチ、廊下や階段の段差等につい
て、教科書を見ながらチェックしてくること。
6 D 排泄・整容・入浴
トイレ、浴室等について、教科書を見ながら段差や
安全性をチェックしてくること。
7 E 清掃・洗濯、調理〜G 妊婦・子供に対する配慮
台所、洗面所等の車いすでの使いやすさ等につい
て、教科書を見ながらチェックしてくること。
8 理解度確認テスト2(4章2節について)ならびにその解説
第4章2節について十分に理解して臨むこと
第5章安心できる住生活とまちづくり
1節 ライフスタイルの多様性と住まい
第5章1節について教科書を熟読して臨むこと
10
2節 安心できる住生活
A 高齢者や障害者が安心して暮らせる住宅・住環境整備
第5章2節Aについて教科書を熟読して臨むこと
11
B 少子高齢社会に対応した住宅・住環境整備〜C 安心で豊かな生活の実現
第5章2節B,Cについて教科書を熟読して臨むこと
に向けて
9
12 3節 安心して暮らせるまちづくり
第5章3節について教科書を熟読して臨むこと
13 理解度確認テスト3(5章について)ならびにその解説
第5章全体について十分に理解して臨むこと
14 地域で取り組む福祉のまちづくり実践事例
実践事例を十分に熟読して臨むこと
15 最終確認テスト(4章〜5章について)ならびにその解説
第4〜5章全体についての総合的確認テスト
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:1.『福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキス
ト』(東京商工会議所 最新版)、福祉住環境コーディネーター3級短期
合格テキスト(日本能率協会マネジメントセンター 最新版)
2.『福祉住環境コーディネーター3級検定試験 過去問題集』(出版社未
定)
参考図書:用語辞典、他関連図書は多数出版され、本学図書館にも所蔵
しているので、積極的に参照すること。
5.担当者からのメッセージ
住まい、インテリア関連分野を目指す方はぜひ受講してく
ださい。福祉住環境コーディネーター資格取得を目指す場
合は必ず受講のこと。※テキストは最新版を使用するた
め、入学時には入手できない可能性が高い。発行され次
第、連絡する。私語が目立つ場合は座席指定とする。机上
には、かばん等授業に関係ないを置くことを禁ずる。
Ⅱ。評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
3回の理解度確認テスト60%、最終確認テスト40%
備考
̶ 39 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 生活科学論
( 英 語 名 ) (Introduction to Human Life and Science)
授業形態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 藤原 正敏
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報通信技術(IT)の進展により、情報が時間、空間を超えて、瞬時に伝わる社会が実現しました。私たちの生活は、働き方、学び
方、ショッピングの仕方、医療の仕組み、行政の機能などが変わりつつあり、利便性が向上してます。しかし、情報格差の拡がり、サ
イバー犯罪の増加などの問題点も出てきました。本科目では、情報を科学的に捉えて、ITの利便性と欠点に理解を深めて、私たちの
日常生活のあり方、社会との関わり方、情報システムのあり方について考察することにします。具体的には、毎回の講義の後、学習
ノートにより、確認問題、基本問題、発展問題で復習し、理解を深める。
2.授業の到達目標
情報の取り扱い、ITの利便性と欠点に理解を深めて、日常生活のあり方、社会との関わり方についての基本を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 生活科学論について・高度情報化社会における生活科学
2 情報の性質
3 日常生活と情報の関わり−1 情報の収集・整理
4 日常生活と情報の関わり−2 情報の加工・表現・発信・交換
5 日常生活と情報の関わり−3 衣食住における情報の役割
学習ノート により復習・課題提出
6 日常生活と情報の関わり−4 デザインと情報
7 日常生活と情報の関わり−5 問題解決の方法論
8 中間まとめ
学習ノート により復習、学習ノート提出
9 人間と情報通信技術の情報処理のちがい
10 情報システムのしくみ
11 情報伝達の多様化と生活の変化
学習ノート により復習
12 情報社会の進展と日常生活
13 情報社会のもたらす影響と課題
14 情報社会における個人の役割と責任 15 情報社会の未来・総まとめ
学習ノート により総復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版(実
教出版)
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版 学
習ノート(実教出版)
5.担当者からのメッセージ
ICT(e-Learning、ファイル共有)を活用します。
1)講義資料や課題の掲載
2)ポータルサイト、Web上に関連資料を提供
これらも活用して、復習をしっかりやりましょう。
課題は、手書きと電子化したものを提出してもらいます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
演習課題(6回)提出30%、学習ノート(3回)の提出20%、試験50%で評価をする。
備考
̶ 40 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 衣生活論
( 英 語 名 ) (Clothes and Human Life)
授業 形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
2
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 前田 博子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、洋服をきちんと着こなすための力を身につけることである。そのため、ファッションにまつわる環境や現状を学ぶ。
普段から心がけると良いコーディネートやTPOにあわせたヘア&メイクについても実践を交えて考察する。衣服を着用することは当たり
前のことではあるが、その当たり前のことについて自ら考え学習する姿勢を養う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標① ファッションについてのビジネス基礎知識やTPOを使い分けたコーディネートを理解しいる。
【技能領域】目標②学んだことをいかして普段のコーディネートに生かすことができる。
【態度領域】目標③ビジネスと社会の現状を理解しながら、これからの衣生活のあり方を考えられる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
裁ち切りばさみ持参
〈レポート提出〉
1 衣服について
2 ファッション産業
3 ファッション消費
4 ファッションコーディネーション①
ファッションチェックをおこなう
5 ファッションコーヂィネート/資料作成
日頃撮りためた自身の画像を分類分けする。
文具のり、はさみ持参。
6 ファッションコーディネート/発表
前回作成した資料をもとに発表
7 TPOについて
8 TPOヘア&メイク/資料作成
鏡、化粧道具持参
9 TPOヘア&メイク/発表
10 ファッションデザイナーについて①
11 ファッションデザイナーについて②
12 ファストファッション
13 ファッショントレンド①
14 ファッショントレンド②
15 今後の衣生活について
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:FASHION COLOR 日本色研事業株式会社
5.担当者からのメッセージ
洋服を着るということは毎日あたりまえに行うことです。だ
からこそ日常的にバランスのとれたコーディネートが必要と
なります。
日頃からファッションについての関心を深めるために「自分
らしさ」を意識した洋服選びを心がけてください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験70%、レポート及び課題30%
備考
̶ 41 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 食生活論
( 英 語 名 ) (Contemporary Dietary Habits)
授業形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 谷 政八
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
多様化した現代社会の中で、好ましい食生活はどのようなものかを一言で述べることは難しい。いま、国際化、情報化の社会になっ
て、食生活は豊かになった半面、問題点も指摘されている。授業では、現代の食環境の変遷を手繰りながらこれからの生活の豊かさ、
健康な生活を考える手掛かりとする。
2.授業の到達目標
・食生活の背景となる社会環境の変化、産業と経済、健康と栄養、自然と文化、食育などの係わりが理解できる。
・食が自分自身のからだにとって大切なことであると知ったうえで食生活のあり方が考えられる。
3.授業の計画
授業内容
回数
1 現代の食事情の問題点
補足説明、事前・事後の自主学習について
「食」の意義
2 日本の食生活の歴史 その1 祖先は何を食べてきたのか?
3 日本の食生活の歴史 その2 食生活の変遷
4 食料の問題 食料資源と需給、自給率などの関係
5 地域の特産物振興と産業 安心安全な食産業
食品加工、食品添加物、食品衛生(食中毒)
6 福井の特産物を知ってみよう 調査・演習形式
7 健康と栄養の問題 その1 日本人の健康づくり
演習食事バランスガイド・エネルギー代謝
8 健康と栄養の問題 その2 日本人の食事摂取基準について
ライフサイクルと栄養
9 食品の成分とはたらき 食品の栄養
食品成分表 五原味・おいしさとは?
10 食品の機能性 六大栄養素の特性
栄養素と非栄養素
11 食べものとからだ からだの仕組み
消化と吸収、生体リズム
12 栄養素のはたらきとゆくえ
物質代謝(同化作用と異化作用の相互作用)
13 食品と文化 日常食品の文化的背景
14 食生活と文化 伝承と創造(行事と食事)
15 食教育 学校での食育・社会での食育・生涯にわたる食育
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
毎回プリント教材を配布する。
(参考図書)
谷政八 編集代表 最新栄養学 中央法規出版(平成22年)、奥恒行・山
田和彦編集 谷政八共著基礎から学ぶ生化学 南江堂(平成26年)、 上
野川修一編 日本の食を科学する 朝倉書店、藤沢良知編 栄養・健康
データーハンドブック2015・2016 同文書院(平成27年)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験70%、提出物の評価30%
備考
̶ 42 ̶
5.担当者からのメッセージ
講義は、視聴覚機器を使用した教材を利用するので授業内
容を記入するメモ用紙を配布するので、用紙の提出を評価
の対象にする。授業内容によって演習を取り入れる。
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 住生活論
( 英 語 名 ) (Theory of Living Arrangements)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 丸山 晴之
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
住まいは、人間にとって最も基本的な生活空間である。住まいの質は心身の健康はもとより、子供の成長発達や家族生活の安定、高
齢者の自立など、安心・安全な生活に大きく影響する。この講義では住まいに関する導入部の学習として「眠る」、「食べる」、
「着る」、「入浴・排泄」などの生活行為と住まいの関係について学ぶ。
2.授業の到達目標
・人間にとって最も身近な環境である家族や住まい、地域コミュニティについての基本的理解を深める。
・住宅の各部屋が生活行為の観点から求められる機能や空間のあり方についての基礎知識を習得する。
・自宅の間取りチェックや建築史や歴史に出てくる住宅を通じて理想のすまいについて習得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業ガイダンス:人と生活(1)
レポート①「わが家の間取りチェック」
※後期の住まいの計画で使うので正確に
2 人と生活(2)
3 眠る(1) 眠りのメカニズムと快適な睡眠環境
4 眠る(2) 寝室とその環境のありかた
5 食べる(1) 食事様式と食事環境の変遷
6 食べる(2) 食事空間、調理空間のありかた
7 着る 快適な着衣環境と衣服の収納計画
8 水回り空間(1) 入浴排泄の様式の変遷
9 水回り空間(2)入浴排泄空間の計画
10 つきあい空間(1) つきあい空間の歴史
11 つきあい空間(2) つきあい空間の計画
12 子育てと住まい(1) 子どもの発達と住まい
13 子育てと住まい(2) 子ども部屋の計画(レポート3)
14 お年寄りが暮らしやすい住まい
15 理想の住まい
レポート③「最終課題」
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:林 知子他『住まい方から住空間をデザインする―図説住
まいの計画』(彰国社2010)
参考図書:鈴木成文他著『「51C」家族を容れるハコの戦後と現在』(平
凡社2004).吉田桂二著『納得の間取り 日本人の知恵袋-日本人らしい生
活空間とは』(講談社2000).宮本常一著『日本人の住まい―生きる場の
かたちとその変遷』(農山漁村文化協会2007)
5.担当者からのメッセージ
住まいのプランニングやインテリア関連分野を目指す方は
もちろん、今後一生活者としての知識、理解を得ることが
できる基本的な内容です。座席指定とする。
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、課題を提出させる。
評価の配点比率
3つの課題90%、ふりかえりシート10%のウェイトで評価する。
備考
̶ 43 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 生活情報論
( 英 語 名 ) (Introduction to Human Life and Information)
授業形態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
関連免許・資格等
2
1年次前期
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 田中 洋一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、問題解決能力を身につけることである。
そのため、すぐには答えが見つからないがリアリティのある事例に取り組み、自ら課題を発見し、それを解決していくため、情報収集
力・情報分析力・課題発見力・構想力・表現力・実行力を参加体験型のアクティブラーニングを通して学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①問題解決の手法について説明できる。【技能領域】目標②自ら課題を見つけ、多面的かつ筋道を立てて考えること
ができる。目標③他者の声に耳を傾け、自分の考えを自分の表現(口頭、文章等)で伝えることができる。【態度領域】目標④自分の
行動変容について省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、現代人に求められている能力
事前学習:教科書(講義編)序章
毎回、振り返りノートの記述
2 情報収集力(演習、グループワーク)
事前学習:教科書(講義編、演習編)第1章
演習課題、ワークシート
3 情報分析力(演習)
事前学習:教科書(講義編)第2章
演習課題
4 情報分析力(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第2章
ワークシート
5 課題発見力(演習)
事前学習:教科書(講義編)第3章
演習課題
6 課題発見力(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第3章
ワークシート
7 構想力(演習)
事前学習:教科書(講義編)第4章
演習課題
8 構想力(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第4章
ワークシート
9 表現力【書く】(演習)
事前学習:教科書(講義編)第5章【書く】
演習課題
10 表現力【書く】(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第5章【書く】
ワークシート
11 表現力【話す】(演習)
事前学習:教科書(講義編)第5章【話す】
演習課題
12 表現力【話す】(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第5章【話す】
ワークシート
13 表現力【話し合う】(演習)
事前学習:教科書(講義編)第5章
【話し合う】、演習課題
14 表現力【話し合う】(グループワーク)
事前学習:教科書(演習編)第5章
【話し合う】、ワークシート
15 実行力(演習)、まとめ
事前学習:教科書(講義編、演習編)第6章
演習課題
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:問題解決のためのリテラシー強化書(講義編)河合塾、
問題解決のためのリテラシー強化書(演習編)河合塾
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明しま
す。質問等がある場合は、研究室前に掲示してあるオフィスア
ワー等を利用するか、電子メールで連絡してください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験に代わって、全講義終了後に、ショーケースポートフォリオを提出させる。
評価の配点比率
ショーケースポートフォリオ20%(目標③、④)、演習課題38%(目標①)、ワークシート28%(目標②、③)、振り返り
ノート14%(目標④)
備考
̶ 44 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目 名 情報システムⅠ
( 英 語 名 ) (Information SystemⅠ)
授 業 形 態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
情報処理士資格必修
担 当 者 名 平塚 紘一郎
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、コンピュータを使用していく上で重要となる、コンピュータの基礎的な仕組み・周辺機器の役割を理解することであ
る。五大要素や二進数といったコンピュータの簡単な動作原理について学び、コンピュータに対する理解を深める。また、様々なイン
ターフェースや周辺機器について、特徴や用途を学ぶ。また、ITパスポート試験の対応する項目についても学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①コンピュータの簡単な仕組みを理解できる。目標②コンピュータの周辺機器の役割を理解できる。【技能領域】目
標③コンピュータの周辺機器を目的に合わせて適切に利用できる。【態度領域】目標④コンピュータの最新情報やセキュリティなどに
関心を持つ。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 講義概要とコンピュータの種類
毎回小テストを実施、並びにレポートを課す。
2 二進数(二進数の概要、十進数との相互変換)
3 十六進数(十六進数の概要、十進数との相互変換)
4 情報関連の単位(ビットとバイト)と接頭辞(K、M、G等)
5 中間試験(授業1〜4回目)と講義(解説)
6 コンピュータの仕組み(コンピュータの5大要素とその役割)
7 演算装置について(CPUの仕組みと種類)
8 主記憶装置と補助記憶装置(磁気ディスク)
9 補助記憶装置(光学ディスク、USBメモリ等)
10 中間試験(授業6〜9回目)と講義(解説)
11 インターフェースの(種類、特徴、用途)
12 入力装置(種類、特徴、用途)
13 出力装置(ディスプレイと表示の仕組み)
14 出力装置(プリンタ)
15 ソフトウェアの分類とOSの機能
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:福嶋宏訓『平成28年度 ITパスポートのよくわかる教科書 CBT対
応』(技術評論社 2016)
5.担当者からのメッセージ
この授業で扱う内容はコンピュータの基礎的な知識です。
しっかりと身に付け、他の授業や就職後の職場、実生活等
で役立てていきましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験80%(目標①②に対応)、レポート15%(目標③④に対応)、小テスト5%(目標①②に対応)
備考
̶ 45 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 情報システムⅡ
( 英 語 名 ) (Information SystemⅡ)
授業 形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次後期
情報処理士資格選択
担 当 者 名 島田 貢明
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、高度情報化社会における情報技術の基本であるデータベース、ネットワークの技術、IT機器を使う際のセキュリティ
対策について理解することである。これらの各項目について具体的な例をもとに技術やしくみについて詳しく学ぶ。また、これらの情
報通信技術が社会で果たす役割や日常生活における活用及び問題解決の方法について考察する。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①ヒューマンインタフェース、データベース、ネットワークおよびセキュリティ対策に関する事項を理解し説明する
ことができる。【技能領域】目標②ネットワーク接続のための知識や運用上必要となるセキュリティ対策について理解し、日常生活に
おいて活用しすることができる。【態度領域】目標③ヒューマンインタフェース、データベース、ネットワークおよびセキュリティ対
策に関する技術的な事項について自ら調査し問題を解決するための方法について考察することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 講義概要と情報の表現
ITパスポート試験とその範囲について理解すること
2 ヒューマンインタフェース
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
3 マルチメディア
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
4 データベースの基本
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
5 関係データベースの演算
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
記述式の小テストを実施。
6 小テスト1、ネットワークとLANの規格
7 ネットワークのプロトコル
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
8 インターネットの仕組み
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
9 LANの接続機器
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
記述式の小テストを実施。
10 小テスト2、インターネットの接続サービス
11 情報セキュリティを犯す脅威
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
12 情報セキュリティ管理
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
13 不正侵入やウィルスを防ぐ技術
事前に教科書を読んでおくこと。
授業終了後はまとめをLMS上に提出すること
記述式の小テストを実施。
14 小テスト3、情報を暗号化する技術
学習内容のまとめと最終レポートの説明をする。
レポートは期限までにLMS上に提出すること
15 総まとめ、レポート課題の説明
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書は、情報システムⅠで使用した教科書の後半部分を使用
『ITパスポートのよくわかる教科書』(技術評論社)
(参考図書)
『ネットワーク社会における情報の活用と技術』(実教出版)
5.担当者からのメッセージ
技術用語が多いので、テキストをしっかりと理解するよう
にしてください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
授業後のまとめ提出30%(目標①対応)、小テスト40%(目標②対応)、レポート30%(目標③対応)で評価する。
備考
欠席、遅刻、早退及び授業進行に妨げになる行為(私語、携帯電話など)は減点する。
̶ 46 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 情報処理演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Information Processing ExerciseⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
必修
単位数
開講時期
1
関連免許・資格等
1年次前期
情報処理士資格必修・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 平塚 紘一郎
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、大学及び職場にて情報を収集、分析、整理・保管、表現するため、情報受信、情報発信、情報検索、表計算、データ
管理、プレゼンテーション、実践の場にて情報を扱う知識やスキルを身に付けることである。そのため、テキストの実際的な例題、課
題に取り組み、問題点などについて考える。授業初回および期末試験として情報活用力診断テストを行い、自身の成長を実感してもら
う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①情報を活用するための基礎的な知識が身に付いている。【技能領域】目標②職場にて仕事をしていく上で重要とな
るICT活用能力が身に付いている。【態度領域】目標③情報倫理を意識しながら情報が活用できる。。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、プレテスト
2 タッチタイピング、電子メール1(登録、作成、送信、受信、返信)
3 電子メール2(転送・フィルタ、添付)
4 インターネット(Web、SNS、ブログ)
5 情報検索
6 情報倫理(著作権、肖像権、個人情報)、情報セキュリティ
7 表計算1(数式、セル参照、関数)
教科書の指定部分を予習してくること。
毎回、課題、タッチタイピング、入力テスト
を課す。
8 表計算2(グラフ)
9 データベース
10 ファイル・データ管理
11 文書表現
12 ビジュアル表現
13 プレゼンテーションの基本
14 プレゼンテーション資料作成1
15 プレゼンテーション資料作成2
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『考える 伝える 分かちあう 情報活用力』(noa出版2011)、
タイピングソフトウェア:TypeQuick USB版(日本データパシフィッ
ク)、
情報活用力診断テストRasti(大阪商工会議所、NPO法人ICT利活力推進機
構)
参考図書:インターネット上や市販のWord、Excelの文献
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明
します。質問等がある場合は、研究室前に掲示してあるオ
フィスアワー等を利用するか、電子メールで連絡してくだ
さい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中にWeb試験及び入力テストを行う。
評価の配点比率
試験期間中の情報活用力診断テスト(Web試験)60%(目標①〜③に対応)、課題20%(目標①〜③に対応)、タッチタ
イピング10%(目標②に対応)、入力テスト10%(目標②に対応)
備考
̶ 47 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 情報処理演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Information Processing ExerciseⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
必修
単位数
開講時期
1
関連免許・資格等
1年次後期
情報処理士資格必修・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 平塚 紘一郎
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、事務処理に必要不可欠な道具となっている表計算ソフトMicrosoft Excelを利用した計算処理およびデータ管理の方
法を身に付けることである。そのため、Microsoft Excelの基本的な使い方を学び、課題を通してデータの活用方法やさまざまな観点
からデータを捉える方法を学ぶ。また、Microsoft Office Specialist試験の対策を行い、試験に合格できる知識を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①表計算の基本的な知識が身に付いている。【技能領域】目標②Excelの基本操作が身に付いている。目標③目的に
応じた適切なデータ処理を行うことができる。【態度領域】目標④さまざまな観点からデータをとらえることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ワークシートの操作
毎回課題を課す。
2 印刷とBackstage
3 セルのデータ作成とオートフィル
4 セルの書式設定とページ設定
5 ワークシートとブックの管理
6 数式と関数
7 条件付き論理
8 グラフと図
9 ブックの共有とコメントの管理
10 データベースの機能と条件付き書式
11 テキスト第1回模擬試験の実施、解説
12 テキスト第2回模擬試験の実施、解説
13 テキスト第3回模擬試験の実施、解説
14 テキスト第4回模擬試験の実施、解説
15 テキスト第5回模擬試験の実施、解説
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2013 対策テ
キスト&問題集』(FOM出版 2011)
5.担当者からのメッセージ
Excelは様々な会社で使われていますので、将来必ず役立つ
と思います。MOS Excelの取得を目指しましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に実技試験を実施する。
評価の配点比率
実技試験70%(目標①〜③に対応)、課題30%(目標①〜④に対応)
備考
̶ 48 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 プログラミングⅠ
( 英 語 名 ) (ProgrammingⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
1
1年次前期
情報処理士資格選択
担 当 者 名 田中 洋一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、プログラミングの楽しさに触れると共に、問題解決能力・論理的思考力・創造力を身につけることである。
そのため、前半部では、小学生でも簡単に使用できるブロック型プログラム言語Scratchを用いて、ゲーム制作およびプログラミン
グの初歩を学ぶ。
後半部では、JavaScriptを使用したクイズの制作を通して、プログラミングの基本を学ぶ。小中学生にプログラミングを教える
CoderDojoプロジェクトをケースとして、例題や教え方を考える。変数、関数、条件分岐、乱数を使用したアルゴリズムの基本を学
習する。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①プログラミングの基礎的なキーワード(変数、関数、条件分岐等)について説明できる。【技能領域】目標②問
題解決能力:他者の体験を聞き出すことにより問題を定義し、解決案を視覚的に提示できる。目標③論理的思考力:物事を整理し構
造的にとらえることができる。目標④創造力:「想像する→作る→遊ぶ→共有する→振り返る→再び想像する」というサイクルを繰
り返すことにより、新しい価値のあるものを作ることができる。【態度領域】目標⑤制作を通して、自分に自信を持ち、プログラミ
ングを楽しめる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、Scratchを体験してみよう
事後学習:Scratchのプログラムを体験
毎回、振り返りノートの記述
2 処理の繰り返しを用いたゲームを制作しよう
事後学習:ピンポンゲームの完成
3 独自視点によるゲームの改善と説明ページの作成
事後学習:オリジナルピンポンゲーム及びプログラ
ム説明ページの完成(課題1)
4 条件分岐を用いたゲームを制作しよう
事後学習:迷路ゲームを完成
5 乱数を用いたゲームを制作しよう
事前学習:オリジナル迷路ゲーム及びプログラム説
明ページ(課題2)、数あてゲームの完成
6 デザイン思考を用いて、小学生向けゲームを考えよう
事後学習:デザイン思考ワークシート及びプロトタ
イプの完成
7 小学生向けオリジナルゲームを作ろう
事後学習:オリジナルゲームの制作
8 オリジナルゲームを共有し、説明ページを作成しよう
事後学習:オリジナルゲーム及びプログラム説明
ページの完成
9 小学生にとって、魅力的で教育効果のあるプログラムを考えよう
事後学習:オリジナルゲームの相互評価及びゲーム
振り返り課題(課題3)の完成
10 HTML及びCSSを理解しよう
10〜15回の事後学習:授業内で作成したプログラム
例の完成
11 フォームを理解しよう
11〜15回の事前学習:確認テストの勉強
12 JavaScriptの基礎を理解しよう
13 フォーカスと算術演算子を使いこなそう
(課題4)
14 関数・変数、条件分岐を理解しよう
(課題5)
15 戻り値及び乱数を理解しよう
(課題6)
事後学習:振り返り課題
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:e-Learning教材
参考書:インターネット上や市販のScratchやJavaScriptに関する文献
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明
します。質問等がある場合は、研究室前に掲示してあるオ
フィスアワー等を利用するか、電子メールで連絡してくだ
さい。
15
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、振り返り課題を提出させる。
評価の配点比率
小学生向けオリジナルゲーム30%(目標④対応)、課題36%〔課題1・2:各10%、課題3〜6:各4%〕(目標③対応)、デザイン思考
ワークシート10%(目標②対応)、確認テスト10%(目標①対応)、振り返りノート14%(目標⑤対応)として評価する。
備考
̶ 49 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 プログラミングⅡ
( 英 語 名 ) (ProgrammingⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
1
関連免許・資格等
1年次後期
情報処理士資格選択
担 当 者 名 平塚 紘一郎
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、Visual Basicを用いたプログラミングを通して業務上必要とされる論理的思考力を養うことである。そのため、Visual
Basicの基本的な操作方法とプログラミングの基礎を学ぶ。プログラミングの基本的な文法、制御構造(順次処理、分岐処理、反復処
理)を理解し、それらを用いたビジュアルプログラミングを行う。論理的思考力を養うために、様々な課題についてプログラム構造を考
える。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①Visual Basicの基礎を理解できる。目標②プログラミングの制御構造(順次処理、分岐処理、反復処理)を理解でき
る。【技能領域】目標③Visual Basicを用いてプログラミングが行える。目標④基礎的なプログラミングを行うことができる。【態度領
域】目標⑤論理的に物事をとらえることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 講義概要とViSual Basicの基本操作
毎回課題および確認テストを課す
2 コントロール・プロパティ・イベントプロシージャ
3 変数と算術演算
4 定数と配列
5 選択処理(2分岐)
6 選択処理(3分岐以上)
7 選択処理の応用問題
8 中間まとめ
9 繰り返し処理の解説
10 繰り返し処理の練習
11 繰り返し処理の応用問題
12 プロシージャの解説
13 プロシージャの問題
14 総合問題
15 総合問題と試験対策
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:中島省吾『わかりすぎるVisual Basic 2013の教科書』(SCC
Books 2014)
5.担当者からのメッセージ
毎回の課題、確認テストをしっかりやり、随時内容をちゃ
んと理解してから次回の授業に臨むようにしましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末試験60%(目標②④⑤に対応)、課題30%(目標①~⑤に対応)、確認テスト10%(目標①②④⑤に対応)
備考
̶ 50 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 文書処理演習
( 英 語 名 ) (Exercise on Business Documents)
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次後期
ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 井保 恵太
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報通信技術は、企業活動の中で行われている多くの仕事に影響を与えている。
この講義では、特に事務分野での仕事を想定した文書作成ソフトと情報通信技術全般の基礎知識を修得する。
2.授業の到達目標
この授業の目標は、企業等でビジネス文書を作成する際に必要な知識と技術を身につけることである。
学生は、日商PC検定試験3級レベルの実力を獲得できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
ガイダンス:授業の目標・内容、成績の付け方等
1
ビジネス文書とは
練習問題はコンピュータ室や自宅のコンピュー
タからも受けられます。
2
文書作成ソフトの使い方:文字入力の基礎
事務処理における基礎知識:ビジネス文書とは
3
文書作成ソフトの使い方:箇条書きⅠ
ビジネス文書作成の基礎:ビジネス文書の構成
小テスト
4
文書作成ソフトの使い方:箇条書きⅡ
ビジネス文書作成の基礎:ビジネス文書の分類
小テスト
5
文書作成ソフトの使い方:表の作成と編集Ⅰ
ビジネス文書作成の基礎:時候の挨拶
小テスト
6
文書作成ソフトの使い方:表の作成と編集Ⅱ
ビジネス文書作成の基礎:ビジネス文書のマナーⅠ
小テスト
7
文書作成ソフトの使い方:図形の編集I
ビジネス文書作成の基礎:ビジネス文書のマナーⅡ
小テスト
8
文書作成ソフトの使い方:実践問題I
情報機器の基礎知識:ハード機器
小テスト
9
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅱ
情報機器の基礎知識I
小テスト
10
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅲ
情報機器の基礎知識Ⅱ
小テスト
11
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅳ
情報機器の基礎知識Ⅲ
小テスト
12
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅴ
情報機器の基礎知識Ⅳ
小テスト
13
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅵ
情報機器の基礎知識Ⅴ
小テスト
14
文書作成ソフトの使い方:実践問題Ⅶ
情報機器の基礎知識Ⅵ
小テスト
15 まとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『よくわかるマスター日商PC検定試験 文書作成 3級 公式テ
キスト&問題集』日本商工会議所編(廣済堂出版)
参考図書:『30時間でマスターするoffice 2013』(実教出版)
資料:小テストとその解説、練習問題をMoodleにて配布する。
5.担当者からのメッセージ
毎週小テスト受験が課されます。
高校段階で情報リテラシーを十分に習熟していない学生も容
易に学べるように基本を重視した進め方をします。
毎回の授業で無記名自由記述のアンケートを採ります。
授業に対する質問、改善案などが記述できます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に定期試験は行わない。
評価の配点比率
実技能力は2種類の小テストを用意し、毎週どちらかを出題する。それに加え、知識分野も毎週小テストを行う。計3種類
の小テストにおける各最高点数のうち、最低点数により成績を定める。
備考
̶ 51 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 日本語表現演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Exercises in Japanese ExpressionⅠ)
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次前期
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 飴田 彩子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業の目的は、言葉の正しい使い方を学ぶこと、聞き手に分かりやすい表現、送り手自身の個性や考え方が伝わりやすい表現を身
につけることである。そのために、まずはラジオアナウンサーによる言葉の使い方の基礎を学ぶ。実践として、作文や自己・他己紹介
を通して、自分の考えや伝えたいことを整理し、言葉の選び方、表現方法について学ぶ。応用として、本や映画の作品紹介に挑戦。最
後に、ラジオ番組のコーナー作りを学ぶ。これらを通して、より豊かな表現方法とは何か、コミュニケーション力とは何か、考える
きっかけとする。
2.授業の到達目標
自分の考えや感じたことを整理できる。そのための言葉選びが出来る。自分が伝えたいことを聞き手に、的確に、かつ印象深く伝えら
れる。言葉を使って、他者とより良いコミュニケーションがはかれる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1
アナウンサーは「言葉」とどう付き合っているのか
~私自身の経験の中からお話します
パワーポイントなどを使って説明。
学習者に参加してもらう場面もあり。
2
自己紹介をするⅠ
~初対面の相手に、自分を知ってもらうには?
実際に学習者にやってもらい、修正しながら仕上げて
行く。
3
自分の思いをまずは「書いて」みよう(作文)
~「書く」ことで自分の言いたいことを整理する
作文のテーマはこちらが提示。最初に書き方の説明を
し、仕上がった作文は発表までに修正。
4
自分の思いを聞き手に「伝えて」みよう(作文発表)
~ ただ読めばいいというものではない。そこに必要な技術とは何かを考える
学習者各人の個性を考慮に入れながら、聞き手の印象
に残る話し方の基礎に触れてもらう。
5
他己紹介をする(内容を決める)
~二人一組になってもらい、自分のパートナーを他人に紹介する
パートナーについて聞き取り(取材)をする。相手の魅
力を引き出すためのノウハウとは。
6
他己紹介をする(発表)
~5の実践。パートナーの魅力をうまく聞き手に伝えるためには?
パートナーを他者に紹介する。パートナーの魅力をい
かにして聞き手に伝えるか。
7
本の紹介をする(グループ討議)
~課題本についてその大まかなあらすじと作品の魅力について説明する
課題本(簡単な短編もしくは絵本)を与え、その作品
の魅力は何なのかグループ討議。
8
本の紹介をする(グループ代表者による発表)
~課題本についてその大まかなあらすじと作品の魅力について説明する
グループ内でまとめた内容を代表者に発表してもら
う。読みたくなるようなプロモーションとは。
9
映画の紹介をする(グループ討議)
課題映画(分かりやすい作品にします)を与え、その
~課題映画についてその大まかなあらすじと作品の魅力について説明する 作品の魅力は何なのかグループ討議。
10
映画の紹介をする(グループ代表者による発表)
グループ内でまとめた内容を代表者に発表してもら
~課題映画についてその大まかなあらすじと作品の魅力について説明する う。見たくなるようなプロモーションとは。
11
ラジオ番組に出演するⅠ(11~14はグループに分ける)
~テーマを決める、テーマに沿ったコンテンツを考える
FM福井の生ワイド番組に出演するための準備。(ただ
し録音素材などは使わない)
12
ラジオ番組に出演するⅡ
~コンテンツの中身を考える
番組内で何を話すか(テーマ・コンテンツ決め)、中
身をどう構成するか、考える。
13
ラジオ番組に出演するⅢ
~原稿(台本)を考える、役割分担をする
構成に従い、原稿を作る。
14
ラジオ番組に出演するⅣ
~リハーサル
実際に声に出して練習してみる。
15
自己紹介をするⅡ
~自分の魅力を最大限に、且つ、嫌味なくアピールしよう。
ここまで学んできたことを基本に再度、自己紹介に挑
戦してもらう。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教材:授業中に配布するプリント
その他、必要に応じて指示する。
5.担当者からのメッセージ
宿題というほどではありませんが授業時間を「実践の場」と
捉えるなら、ある程度、自宅での個々の学習工程は避けられ
ません。また、言葉に関する授業なので、言葉に関わりのあ
ること(本、新聞、ラジオ等)に関心を持って下さい。前期
終了時くらいの時期にはグループごとにラジオ番組内で出
演・発表してもらう計画です。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了時にレポートを提出させる。
評価の配点比率
発表40%、レポート30%、作文20%、振り返りノート10%
備考
̶ 52 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 日本語表現演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Exercises in Japanese ExpressionⅡ)
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
1
関連免許・資格等
1年次後期
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 天野 義廣
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では日本語の書き言葉による適切な表現のあり方を学ぶ。毎回の授業では、その日の学習テーマに関する基本事項・技能・具
体例などについて教員の説明を聞いた後、学生はそれらに関する演習課題に取り組む。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を表現(発信)するための知識・技術」である。当授業を通して、授業レポー
ト、職場での企画書、報告書など、文字情報を他者に客観的に伝えるさまざまな機会に、日本語の適切な用法に従った文章を書き、内
容を他者に明確に伝えられる力を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
授業の内容と進め方 受講上の諸注意 クリティカルシンキングについ
1
て
2 話し言葉と書き言葉の違い 実用的文章と芸術的文章の特質
3 広義の「編集」観と文章の編集 メモ・ノートに関する技法
4 パラグラフ・ライティングの基本 パラグラフ本位の文章構成
5 文章作成の手順 文章展開の種類
6 テーマ・見出し設定上の留意点
・次回の授業で扱う教材プリントを前もって配
付するので、授業前に通読して、重要と思われ
る箇所、分かりにくかった個所などにマークし
ておくこと。
・日本語表記の基礎力を養うため、左記の「授
業内容」欄に掲げた事柄以外にも、ひらがな・
カタカナの字体の硬筆練習、よく用いられる漢
字・熟語の意味用法や読み書き、課題に従った
文章作成などについて、毎回の授業の中で連続
して演習を行う。課題については必ず提出する
こと。
7 レジュメ作成の手順と留意点
8 レポート作成の手順と留意点
9 代表的な理論用語の意味と用法
10 接続語の種類と役割 箇条書き 5W1H
11 ビジネス文書の定型と種類
12 ビジネス文書の慣用的な表現
13 先行の情報源からの引用・要約の方法と留意点
14 利用しやすい発想技法の事例とやり方
15 これまでの授業のまとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
毎回プリント教材を配付する。プリントはファイル等に綴じて毎回持参す 毎回学習課題を出し、提出を求める。それらの課題に興味
ること。
と真剣さをもって取り組んでほしい。
Ⅱ. 評価の方法 期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験50%、演習課題・プリント課題・平常点50%
備考
欠席・遅刻・早退については減点する。
̶ 53 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 コミュニケーション演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Communication SeminarⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次後期
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 澤崎 敏文
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、コミュニケーションの本質を理解し、多様な状況に応じた適切かつ理想的なコミュニケーション能力を身につけるこ
とである。近年、身近なグループから地域社会まで幅広い分野(家族、友人、大学、サークル、職場等)においてコミュニケーション
の重要性が高まっている。本演習では、地域課題を学生が自ら調査・発見し、その具体的な解決策のための議論を行い、第三者にわか
りやすく伝えるという演習活動を通して、コミュニケーションの本質を学ぶ。特に、演習Iでは主に、その方法論と地域の課題解決を
実施する。
2.授業の到達目標
【関心領域】目標①多様な環境・状況に対して問題意識を持つことができる。【技能領域】目標②問題解決のための情報収集・分析
等、効果的に情報技術を活用できる。【思考・判断領域】目標③課題を多面的かつ筋道をたてて論理的に考えることができる。目標④
発見した課題をチームで協動的に解決することができる。目標⑤他社の声に耳を傾け、自分の考えをわかりやすく伝えることができる
(口頭、文書等)。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、コミュニケーションとは
演習のためのグループ分け
課題について説明します。
2 コミュニケーションの本質を考えるためのグループ討論
課題:授業での課題に対して、その解決策に
ついてレポートを提出
3 伝え方、伝わり方を考えるための演習(論理的に伝えるための技術1)
課題:授業での課題に対して、その解決策に
ついてレポートを提出
4 伝え方、伝わり方を考えるための演習(論理的に伝えるための技術2)
課題:授業での課題に対して、その解決策に
ついてレポートを提出
5 伝え方、伝わり方を考えるための演習(論理的に伝えるための技術3)
課題:授業での課題に対して、その解決策に
ついてレポートを提出
6
社会に対する問題意識とコミュニケーションのあり方
ブレスト、KJ法、アイディアの花等を活用して議論を深めます
グループで企画した内容の説明と演習実施
各グループごとに準備して演習にのぞむこと。
7
社会に対する問題意識とコミュニケーションのあり方
ワールドカフェ、強制連想法等を活用して議論を深めます
グループで企画した内容の説明と演習実施
各グループごとに準備して演習にのぞむこと。
8
地域の課題、解決の方向性を考える
(自分が住む身近な地域コミュニティでの課題を考えます。)
地域における課題を考え、それらの解決策など
をグループごとに考えます。
9
地域の課題解決に向けた具体的な方法と
そこで必要なコミュニケーションのあり方を考える
前回で考えた課題に対する具体的な解決策を
グループごとに考えます。
10 グループ演習1:課題の発見と情報収集、整理
各グループごとに、課題についての調査と解
決策に関するレポートを作成すること。
11 グループ演習2:課題解決のためのグループ討論1
各グループごとに、課題についての調査と解
決策に関するレポートを作成すること。
12 グループ演習2:課題解決のためのグループ討論2
各グループごとに、課題についての調査と解
決策に関するレポートを作成すること。
13 グループ演習3:課題解決に向けた解決策の整理
各グループごとに、課題についての調査と解
決策に関するレポートを作成すること。
14 グループ演習5:課題解決策を効果的に伝えるための方法論
各グループごとに、課題についての調査と解決策に
関する発表資料および報告書を作成すること。
15 地域コミュニティとコミュニケーションのあり方について
これまでの議論をもとに、地域における
コミュニケーションについて発表します。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教材:授業中に配布するプリント
その他、必要に応じて指示する。
5.担当者からのメッセージ
実際に自分たちの地域課題を調査し、それらに対する解決
策の提示と議論を全員で実施します。普段から新聞、
ニュース等に目を通し、地域の課題やまちづくりに関する
情報について調べること。LMS(Moodle)を利用して課題
の配布・提出が行われます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、レポートを提出させる。
評価の配点比率
発表内容40%(目標①②③⑤対応)、グループ演習課題30%(目標④⑤対応)、レポートの提出40%(目標①②③⑤対応)
備考
̶ 54 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目 名 プレゼンテーション演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (PresentationⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次前期
情報処理士資格選択
担 当 者 名 島田 貢明
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、プレゼンテーションの意義、心構え、進め方などについて理解し、Microsoft PowerPointの機能と操作方法を修得す
ることである。そのためにPowerPointの機能である、プレゼンテーションの作成と管理、図形やスライドの挿入と書式設定、スライド
コンテンツの作成、画面切り替えやアニメーションの適用、複数のプレゼンテーションの管理などを体系的に学ぶ。加えて、作成した
スライドをもとにプレゼンテーションを行う際の機器操作についても解説し、「コンピュータをプレゼンテーションの道具として活用
する」基礎力を身につける。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①プレゼンテーションの意義、心構え、進め方などについて理解し、Power Point の様々な機能を活用したスライド
作成ができる。【技能領域】目標②Power Point の様々な機能を活用して効果的なプレゼンテーションのためのスライドを作成するこ
とができる。目標③各自が作成したスライドをもとに与えられた時間内に効果的な発表を行うことができる。【態度領域】目標④Power
Pointを使用したプレゼンテーションにおいて情報表現の基礎技術や発表技術について議論や相互に評価することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 プレゼンテーションとは
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
2 わかりやすい資料とは
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
3 Wordとの連携
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
4 Power Pointの機能概要
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
5 スライドの作成方法
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
6 デザインテンプレートの利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
7 イラスト・写真の利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
8 アニメーションの利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
9 SmartArtグラフィックの利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
10 表・グラフの利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
11 リハーサルの実施と時間配分
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
12 発表時におけるPCの操作について
ルーブリックをもとに良い評価になるよう
発表準備をしっかりすること
13 発表と相互評価(1)
他の人の発表をしっかり聞いて評価すること
14 発表と相互評価(2)
他の人の発表をしっかり聞いて評価すること
15 発表のまとめ
学習内容のまとめと最終レポートの説明をする。
レポートは期限までにLMS上に提出すること
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
PowerPoint2013公認テキスト&問題集(FOM出版)
必要に応じてプリントを配布する。
(参考図書)
『できるPowerPoint2013』(インプレス 2013)
浅井宗海『プレゼンテーションと効果的な表現』(SCC 2005)
海保博之『説明と説得のためのプレゼンテーション』(共立出版 1999)
5.担当者からのメッセージ
授業は、テキストをもとに進めるので予習復習をしてMOS試
験に合格できるように学習をすること。
提出課題は、授業を欠席してもすべて提出することとし、
自分が発表の授業には必ず出席すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験を実施しない。
評価の配点比率
毎時間の課題提出30%(目標①対応)、発表時のPowerPointの操作10%(目標③対応)、発表60%(目標②対応)、最終
レポート30%(目標④対応)として評価する。
備考
欠席、遅刻、早退及び授業進行に妨げになる行為(私語、携帯電話など)は減点する
̶ 55 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目 名 プレゼンテーション演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (PresentationⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 島田 貢明
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、プレゼンテーションを実践するために必要な提起・提案、解釈・学習、報告・評価活動の各段階を理解することであ
る。これらの各段階における話し方、考えをまとめる方法、情報の視覚化・マルチメディア化の演習を通して「コンピュータをプレゼ
ンテーションの道具として利用する」総合力を身につける。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①プレゼンテーションを実践するために必要な提起・提案、解釈・学習、報告・評価活動の各段階を実践するため
の、話し方、考えをまとめる方法、情報の視覚化・マルチメディア化に関する知識を有している。【技能領域】目標②プレゼンテー
ションの作成、表や図の挿入・編集、作成したプレゼンテーションの実行・配布など、PowerPointの基本的な操作を理解し、プレゼン
テーションを実践することができる。【態度領域】目標③「情報を表現(発信)するための知識・技術」特に、プレゼンテーションに
おける話の構成、話し方、質疑応答の手順などについて理解し、効果的なプレゼンテーション、スライド作成のための情報収集・情報
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 効果的な話し方とは
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
2 効果的な話し方の実践
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
3 考えをまとめて発表とは
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
4 考えをまとめて発表するには
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
5 効果的なグラフの利用
グラフの作成は重要であるので、前期学んだ
グラフ作成について予習しておくこと
6 効果的な図表の利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
7 効果的な写真・動画の利用
挿入した動画のファイルパスについて理解すること
8 効果的なアニメーションの利用
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
9 リハーサルの方法
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
10 質疑・応答の方法
授業のまとめを毎回LMS上に提出すること
11 プレゼンテーションの企画と実施
ルーブリックをもとに良い評価になるよう
発表準備をしっかりすること
12 発表と相互評価(1)
他の人の発表をしっかり聞いて評価すること
13 発表と相互評価(2)
他の人の発表をしっかり聞いて評価すること
14 発表と相互評価(3)
他の人の発表をしっかり聞いて評価すること
15 発表のまとめ
学習内容のまとめと最終レポートの説明をする。
レポートは期限までにLMS上に提出すること
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
資料としてプリントを配布する。
課題は、授業を欠席してもすべて提出すること。また、自
(参考図書)
分が発表の授業には必ず出席すること。
PowerPoint2013公認テキスト&問題集(FOM出版)
『できるPowerPoint2013』(インプレス 2013)
浅井宗海『プレゼンテーションと効果的な表現』(SCC 2005)
箱田多忠昭『成功するプレゼンテーション』(日本経済新聞社 2001)
海保博之『説明と説得のためのプレゼンテーション』(共立出版 1999)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、最終レポートを提出させる。
評価の配点比率
毎回の課題30%(目標①対応)、発表40%(目標②対応)、最終レポート30%(目標③対応)として評価する。
備考
̶ 56 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 Web制作演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Web DesigningⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
情報処理士資格選択
担 当 者 名 田中 洋一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、Webサイトの企画・制作・公開・改善というプロセスを理解することである。
大規模サイトを構築するケースを想定し、Webオーサリングソフトを使用してCSSレイアウトを用いたWeb制作を実習する。実際にサー
バにてWebを公開し、相互評価、修正を行うことにより、Webの仕組みやプロジェクトの進め方を学ぶ。また、スクリーンリーダー等、
障がい者のWeb利用方法を紹介し、アクセシビリティに配慮する。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①Webサイトを公開する際の注意点を説明できる。【技能領域】目標②魅力的なWebサイトを企画し、他者へのインタ
ビューができる。目標③オーサリングソフトを用いて、効率的にWebサイトを制作できる。目標④CSSを用いて効果的なレイアウトデザ
インができる。【態度領域】目標⑤Webサイトの企画・制作・公開・改善というプロセスにおいて、自分の行動を省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
毎回、振り返りノートを記述する
1~2回の事後学習:課題
1 ガイダンス、Webオーサリングソフトに慣れよう
2 Webオーサリングソフトを用いてサイトを設計しよう
3 福井市のおすすめスポットを紹介するWebサイトを企画しよう
事後学習:サイト企画の提出
4 CSSに慣れよう
4~15回の事後学習:課題
5 CSSを設定しよう
6 HTMLでボックスを作り、背景色をつけよう
7 CSSレイアウトで2段組を作ろう
8 グローバルナビゲーションを作成しよう
9 Web用画像を編集しよう&タイトルロゴを作ろう
10 背景画像の挿入
11 Webサービスへ登録しよう
12 リモートサイトを設定して、Webを公開しよう
13 マップをページに埋め込もう&画像の回り込みを設定しよう
14 Webサイトを完成させよう&Webサイトを説明しよう
15 相互評価&自己評価をしよう、サイトを改善しよう
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:小泉茜『ゼロからのステップアップ! Adobe Dreamweaver CS5
with Fireworks CS5 for Windows & Mac』(ラトルズ 2010)
参考図書:インターネット上や市販のDreamweaver、HTML、CSSに関する文
献
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明
します。質問等がある場合は、研究室前に掲示してあるオ
フィスアワー等を利用するか、電子メールで連絡してくだ
さい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、Webサイト制作物を提出させる。
評価の配点比率
Webサイト制作物を40%(目標③及び④対応)、課題を32%(目標①及び②対応)、振り返りノート28%(目標⑤対応)
で評価する。
備考
̶ 57 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 Web制作演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Web DesigningⅡ)
授業 形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次後期
関連免許・資格等
1
担 当 者 名 吉村 正照
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
プロのワークフロー(企画→設計→実装)に従って、より実践的なWebデザインを学ぶ。ページに動きを追加する一歩進んだ表現を修
得しながら、Webサイトを制作する。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を表現(発信)するための知識・技術」である。
特に、インターネットを用いたコミュニケーション手法を理解し、HTML/CSSの文法、Webサイトの制作に必要な考え方・技法を身に付
けることを目指す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1
Webデザインのパターン、Webデザインのワークフロー、Webサイトの企
画・設計
2
ワイヤーフレームの作成、グリッドシステムを用いたレイアウトのパター
ン化
1~12回:復習により新しく学んだ手法を理解
すること。
3 ヴィジュアルデザインの作成
4 画像をWebに最適化する(画像形式の種類・特徴、スライス、書き出し)
5 HTMLのコードエディタによる編集
6 CSSのコードエディタによる編集
7 CSSによるレイアウト
8 CSSによるグリッドシステムを用いたレイアウトの実践
9 CSSによるビジュアルデザインの洗練
10 jQueryによる機能の追加
11 レスポンシブデザインによるスマートフォン最適化
12 ウェブフォント・ウェブアイコンの利用
13~15回:時間内に達成できなかった課題は
次回までに進めておくこと。
13 期末課題制作:コーディング作業
14 期末課題制作:コーディング作業
15 期末課題制作:最終チェック、プレゼンテーション
締切を厳守すること。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
[参考図書]
Web制作演習Ⅰで学ぶ「CSSレイアウト」を理解しておく必
『作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書』高橋朋代, 森智佳子(SB 要があります。正しい文法でHTML/CSSが記述できるように
クリエイティブ)
事前の自主学習をしてください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、修正した期末課題を再提出させる。
評価の配点比率
期末課題50%、毎回の課題50%
備考
̶ 58 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 データベース演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Practice of Database SystemⅠ)
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
1
担 当 者 名 篭谷 隆弘
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報化社会では、パーソナルコンピュータやネットワークを活用することで、次々と発生する情報を効率よく分類・蓄積し、さらに
その大量のデータの中から必要なものを検索することが可能である。これらはデータベースを中心とするシステムによって実現され
ている。この授業では、このようなシステムを理解するために、データベース設計およびデータ処理を通して、より実践的な業務シ
ステムの構築方法を学ぶ。
2.授業の到達目標
この授業では「情報を収集・整理・分析するための知識・技術」を身につける事が出来る。特に、Microsoft社のデータベースソフト
ウェアAccessを用いて、リレーショナルデータベースの基本的な考え方を理解し、テーブル・クエリ・フォーム・レポートを作成で
きることを目指す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業概要説明、データベースソフトウェアAccessについて
対応するドリル問題を行い提出
2 テーブル設計とデータ入力
対応するドリル問題を行い提出
3 リレーションシップ
対応するドリル問題を行い提出
4 クエリの作成(選択クエリ)
対応するドリル問題を行い提出
5 フィールドの操作
対応するドリル問題を行い提出
6 フォーム作成
対応するドリル問題を行い提出
7 フォームプロパティの設定
対応するドリル問題を行い提出
8 クエリによるレコードの抽出
対応するドリル問題を行い提出
9 クエリによる集計
対応するドリル問題を行い提出
10 レポートの作成
対応するドリル問題を行い提出
11 宛名ラベル
対応するドリル問題を行い提出
12 応用機能
対応するドリル問題を行い提出
13 総合問題
対応するドリル問題を行い提出
14 Microsoft Office Specialist対策(試験範囲・内容等)
MOS模擬試験結果提出
15 Microsoft Office Specialist対策(模擬試験について)
MOS模擬試験結果提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『よくわかるMicrosoft Office Access 2013 基礎』(FOM出
版)、『よくわかるマスター MOS Access 2013 対策テキスト&問題集』
(FOM出版)
5.担当者からのメッセージ
多くの演習課題を通して、与えられるテーマの問題に、ど
のような処理・操作が必要かを理解できる能力を身につけ
てください。また、MOS(Access)の受験をし合格を目指し
てください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に実技試験を行う。
評価の配点比率
期末の実技試験(100点満点)
備考
演習課題の未提出・不備を減点の対象とする。
̶ 59 ̶
科目区分
生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科目名
(英語名)
マルチメディア演習Ⅰ
(Practice of MultimediaⅠ)
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
1
吉村 正照
担当者名
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
デザインの基礎を学び、コンピュータによるグラフィック制作の技法を修得しながら、ポスターやチラシを制作する。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を表現(発信)するための知識・技術」である。特に、視覚的なコミュニケー
ション表現の技法を理解し、ビジュアルコンテンツの制作に必要な考え方・作法を身に付けることを目指す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
デザインとは何か?/色彩・文字・レイアウトの基礎知識/ツールを使っ 1~5回:復習により新しく学んだ技法を定着
1
てみる
させること。
2 文字・レイアウトの基礎
3 文章のレイアウト
4 素材を取り込み編集する(カメラ、メール)
5 写真画像の編集(サイズ変更、トリミング、マスク、色補正)
6~10回:時間内に提出できなかった課題は
宿題になる。
6 レイアウト・文字・色の基礎に関するまとめ
7 グリッドレイアウトの基礎
8 グリッドレイアウトの応用
9 グラフィックデザインの実践(プロフィールパネル)
10 グラフィックデザインの実践(ファッション雑誌)
11~13回:時間内に達成できなかった課題は
次回までに進めておくこと。
11 期末課題制作:ラフスケッチ作成
12 期末課題制作:デザインデータ作成
13 期末課題制作:デザインデータ作成
14 期末課題制作:最終チェックとブラッシュアップ
締切を厳守すること。
15 プレゼンテーション
事前に発表の練習をすること。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
[教科書]
瀧上園枝『やさしいデザインの教科書』(MdN 2012/12)
5.担当者からのメッセージ
新しく学ぶ技法は復習をすることで自分自身の技術となり
ます。積極的に事後学習に取り込んでください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、修正した期末課題を再提出させる。
評価の配点比率
期末課題50%、毎回の課題50%
備考
̶ 60 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 マルチメディア演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Practice of MultimediaⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
1年次前期
関連免許・資格等
担 当 者 名 平塚 紘一郎
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、画像・サウンド・動画などのマルチメディアコンテンツを利用し、映像作品を制作する技術を身に付けることであ
る。そのため、マイク、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、タブレット等で撮影した音声、画像や映像をパソコンへ取り込み、
編集の方法を学ぶ。最後に、テーマに沿った映像作品の制作を通して、映像作品制作の知識・技術を学ぶ。。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①映像編集および関連する用語を理解できる。目標②映像作品を制作するための一連の手順を理解できる。【技能領
域】目標③パソコンへマルチメディアコンテンツを取り込み、編集できる。目標④テーマに沿った映像作品が制作できる。【態度領
域】目標⑤映像作品の制作にあたり著作権や肖像権などに気を付けることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業概要とサウンドデータの編集方法
サウンドに関する確認テスト
2 サウンドデータの編集
サウンドデータ編集課題
3 ビデオカメラの利用方法
ビデオ撮影課題
4 コマ撮りアニメの作成方法
5 コマ撮りアニメの作成課題
コマ撮りアニメ撮影課題
6 ノンリニア編集
ビデオに関する確認テスト
7 ノンリニア編集課題
ビデオ編集課題
8 映像作品のテーマ決定および絵コンテ作成
絵コンテ作成課題
9 映像作品作成の準備
10 映像作品の撮影(1)
11 映像作品の撮影(2)
12 映像作品編集(1)
13 映像作品編集(2)
映像作品課題
14 映像作品の発表と相互評価
15 映像作品の修正
映像作品課題
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:なし
5.担当者からのメッセージ
ビデオ編集は意外と簡単です。将来的に役立つ場面もでて
きますので、この機会に履修してみましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、作品を提出させる。
評価の配点比率
確認テスト10%(目標①②⑤に対応),サウンドデータ編集課題10%(目標③に対応), ビデオ撮影課題5%(目標③に対
応), コマ撮りアニメ撮影課題5%(目標③に対応), ビデオ編集課題20%(目標③に対応), 絵コンテ作成課題10%(目標
②④に対応), 映像作品課題40%(目標②④に対応)
備考
̶ 61 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目 名 生活会計学Ⅰ
( 英 語 名 ) (Basic AccountingⅠ)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 大西 新吾
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
「生活会計学演習Ⅰ」では、商業簿記を通して複式簿記の記帳技術を理解し、企業の財政状態と経営成績を明らかにする技法の習得を
目的としたが、そこでは簿記会計の入門としての演習が中心であった。この授業では、「生活会計学演習Ⅰ」との継続性に配慮しつ
つ、会計の構造的・理論的側面にも注視しながら、さまざまな会計事象(諸取引)を会計のコトバで表現し、理解することをねらいと
する。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を収集・整理・分析するための知識・技術」である。特に、会計事象の考察を通
して企業活動の流れを理解する(知識)とともに、その活動報告書である貸借対照表や損益計算書を作成し(技能)、ビジネス社会にお
ける企業の一員として経理的仕事の役割を理解すること(態度)を授業の到達目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 講義全体について、簿記・会計についての基本的事項の確認
前期「生活会計学演習Ⅰ」の復習
2 債権・債務(1)-貸付金・借入金、未収金・未払金、前払金・前受金
テキスト第15章 (予習)例題、(復習)練習問題
3 債権・債務(2)-仮払金・仮受金、立替金・預り金、商品券
4 手形(1)-約束手形・為替手形
テキスト第14章 (予習)例題、(復習)練習問題
5 手形(2)-手形記入帳
6 有価証券(1)-株式
テキスト第9章 (予習)例題、(復習)練習問題
7 有価証券(2)-公社債
8 小テストと解説・確認
テキスト提出
9 固定資産(1)-取得・売却・修理
テキスト第17章 (予習)例題、(復習)練習問題
10 固定資産(2)-減価償却
11 貸倒れと貸倒引当金
テキスト第16章 (予習)例題、(復習)練習問題
12 純資産
テキスト第18章 (予習)例題、(復習)練習問題
13 税金
テキスト第19章 (予習)例題、(復習)練習問題
14 精算表と財務諸表の作成
説明プリント(精算表の作成方法)配布
15 まとめ
テキスト提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:片山覚ほか『入門商業簿記』(創成社)
教材資料プリントを配付する。
なお、参考図書として、中村 忠『現代簿記』(白桃書房)、沼田嘉穂『簿
記教科書 [5訂新版]』(同文舘)、武田隆二『簿記一般教程』(中央経済社)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
試験75%、小テスト15%、テキストの提出10%で評価する。
備考
̶ 62 ̶
5.担当者からのメッセージ
授業の理解を深めるために、小テストを2回行う場合があ
る。その場合には、あらかじめ連絡・確認する。なお、こ
の授業は前期「生活会計学演習Ⅰ」と連動しているため、
「生活会計学演習Ⅰ」を履修しておくことが望ましい。
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 生活会計学演習Ⅰ
( 英 語 名 ) (BookkeepingⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 大西 新吾
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
簿記・会計の基本原理の理解と技能の学びを通して、会計「言語」の基本を身につけることをこの授業のねらいとする。簿記・会計はビジネ
スにおけるひとつの重要な「言語」である。企業はこの「言語」を使って自身の経済活動を財務諸表というかたちで表現することで、企業を
取り巻くさまざまな関係者とコミュニケーションをとっている。会計というひとつの「言語」を学びながら、ビジネス社会について考えてい
きましょう。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を収集・整理・分析するための知識・技術」である。特に、商業簿記の基本原理の理解
と技能の習得を通して、会計「言語」の基本を身につけ(知識)、会計コトバを使用できるようになること(技能)及びビジネス社会につい
て考え、自らのキャリア形成につなげること(態度)がこの授業の到達目標である。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業全体に関すること、ビジネスとは、企業とは、簿記・会計とは
2 資産・負債・純資産と貸借対照表
3 収益・費用と損益計算書(1)-収益・費用、P/Lとは
テキスト第1章 (予習)例題、(復習)練習問題
テキスト第2章 (予習)例題、(復習)練習問題
4 収益・費用と損益計算書(2)-P/Lの作成
5 取引と仕訳(1)-取引要素の結合関係
テキスト第3章 (予習)例題、(復習)練習問題
6 取引と仕訳(2)-仕訳の練習
7 小テスト1と解説・確認
テキスト提出 (第1章~第3章の練習問題確認)
8 転記と勘定記入(1)-仕訳の転記
テキスト第4章 (予習)例題、(復習)練習問題
9 転記と勘定記入(2)-転記から集計
10 仕訳帳・元帳(1)-仕訳帳と総勘定元帳の記帳方法
テキスト第5章 (予習)例題、(復習)練習問題
11 仕訳帳・元帳(2)-仕訳帳と元帳の連関
12 小テスト2と解説・確認
テキスト提出 (第4章~第5章の練習問題確認)
13 試算表・精算表(1)-3つの試算表
14 試算表・精算表(2)-試算表と精算表の連関
テキスト第6章 (予習)例題、(復習)練習問題
15 試算表・精算表(3)-精算表の作成
16 決算と決算手続(1)-決算処理一巡の手続き
17 決算と決算手続(2)-B/S・P/Lの作成
テキスト第7章 (予習)例題、(復習)練習問題
18 決算と決算手続(3)-締切と繰越試算表の作成
19 小テスト3と解説・確認
テキスト提出 (第6章~第7章の練習問題確認)
20 現金預金(1)-現金出納帳の記帳
21 現金預金(2)-当座預金出納帳の記帳
テキスト第8章 (予習)例題、(復習)練習問題
22 現金預金(3)-現金過不足と小口現金出納帳の記帳
23 商品売買の処理(1)-総記法と三分法
テキスト第10章 (予習)例題、(復習)練習問題
24 商品売買の処理(2)-値引き・返品の処理
25 仕入帳と売上帳
テキスト第11章 (予習)例題、(復習)練習問題
26 商品有高帳の記帳(1)-先入先出法
テキスト第12章 (予習)例題、(復習)練習問題
27 商品有高帳の記帳(2)-移動平均法
28 売掛金と買掛金(1)-売掛金元帳
テキスト第13章 (予習)例題、(復習)練習問題
29 売掛金と買掛金(2)-買掛金元帳
30 まとめ
テキスト提出 (第8章~第13章の練習問題確認)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
・片山覚ほか『入門商業簿記』(創成社)
・授業中に配布するプリント
5.担当者からのメッセージ
この授業は、はじめて簿記を学ぶ人、あるいは全商簿記検定の3
級までの内容を学んだことのある人を対象にしている。なお、こ
の授業は、後期の「生活会計学I」と連動しているので、合わせ
て受講することが望ましい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
試験75%、小テスト15%、テキストの提出10%で評価する。
備考
̶ 63 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目
名 生活会計学演習Ⅱ
( 英 語 名 ) (BookkeepingⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 林 律子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
初級簿記の知識・技術を基に、中級簿記として商業簿記(株式会社会計)を学習する。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を収集・整理・分析するための知識・技術」である。特に、中級簿記の学習を通して、
株式会社の経済活動を理解することを目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 初級簿記の基礎確認
2 商品売買の期中処理、割引き、売上原価の計算
一般商品売買
3 商品の期末評価
4 手形の不渡り、手形の裏書譲渡(割引き)
手形の不渡り等
5 手形の更改
6 銀行勘定調整表と修正仕訳、銀行勘定調整表の作成、現金預金
当座預金
7 テスト1および解説・確認
8 有価証券の分類、購入と売却
有価証券
9 配当や利息の受け取り、端数利息、決算時の処理(評価)
10 固定資産の購入、決算(減価償却)
有形固定資産(Ⅰ)
11 固定資産の売却、営業外受取手形、営業外支払手形
12 買換え、除却と廃棄、建設仮勘定、改良と修繕、未決算勘定
有形固定資産(Ⅱ)
13 建設仮勘定、改良と修繕、未決算勘定
14 無形固定資産、貸倒引当金、その他の引当金
無形固定資産と引当金
15 設立時の株式発行、増資時の株式発行、株式申込証拠金
株式の発行
16 利益剰余金の配当と処分、利益準備金、その他資本剰余金による配当
剰余金の配当と処分
17 株主資本等変動計算書
18 税金の分類、法人税等、消費税
株式会社の税金
19 テスト2および解説・確認
20 決算整理仕訳、精算表の作成
精算表
21 決算手続(英米式)、決算整理と整理後試算表、勘定の締め切り
決算手続
22 損益計算書、貸借対照表
23 事業譲渡とは、合併とは
事業譲渡と合併
24 決算手続、3伝票制
本支店会計、伝票式会計
25 テスト3および解説・確認
26 本試験レベル問題第1回解説
27 〃
28 本試験レベル問題第2回解説
29 〃
30 テスト4および解説・確認
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:『合格テキスト2級商業簿記』(TAC出版)
『合格トレーニング2級商業簿記』(TAC出版)
授業中に配布するプリント
5.担当者からのメッセージ
履修にあたっては、簿記の基礎を理解し全商2級か日商3級以上
を取得しているものとする。また日商簿記検定2級の合格をめざ
す志の高さが必要である。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、問題集を提出させる。
評価の配点比率
合計4回のテスト80%および提出物20%で評価する。
備考
̶ 64 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科
目
名 生活会計学演習Ⅲ
( 英 語 名 ) (BookkeepingⅢ)
授 業 形 態
演習
開講時期
履修形態
選択
単位数
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 林 律子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
「生活会計学演習Ⅱ」に続き、中級簿記として工業簿記を学習する。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「情報を収集・整理・分析するための知識・技術」である。特に、中級簿記の学習を通して、
製造業の経済活動を理解することを目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 section1~3 工業簿記の特徴等
テキストChapter 1 工業簿記の基礎
2 section1~2 工業簿記の勘定体系等
テキストChapter 2 工業簿記のしくみ
3 section2 各勘定の記帳等
4 section1~2 材料の分類、購入原価等
テキストChapter 3 材料費の計算と記帳
5 section3~4 材料消費額の計算等
6 section1~3
労務費の分類、支払賃金等
テキストChapter 4 労務費の計算と記帳
7 section1~2 経費の分類、計算等
8 テスト1および解説
9 section1~3 計算手続き、製造直接費の賦課、製造間接費の実際配賦
10 section3~4 製造間接費の予定配賦、仕損費
11 section1~2 部門別個別原価計算
テキストChapter 6 個別原価計算(1)
テキストChapter 7 個別原価計算(2)
12 section3~4 予定配賦による部門別計算
13 テスト2および解説
14 section1 月末仕掛品の評価(平均法)
テキストChapter 8 総合原価計算(1)
15 〃 月末仕掛品の評価(先入先出法)等
16 section1 工程別総合原価計算
17 section2 組別総合原価計算
18 section3 等級別総合原価計算
テキストChapter 9 総合原価計算(2)
19 section1 減損の処理(平均法)
20 section1~2 減損の処理(先入先出法)、仕損の処理
テキストChapter10 総合原価計算(3)
21 section3~4 材料の追加投入、副産物
22 テスト3および解説
23 section1~2 決算等
テキストChapter11 製造業の財務諸表
24 section1~4 原価標準、原価差異の分析(直接材料費、直接労務費)
25 section4~5 原価差異の分析(製造間接費)、財務諸表
26 section1~2 利益計画等
27 section3 テキストChapter13 直接原価計算・CVP分析
CVP分析
28 section1~2 本社勘定と工場勘定等
29 section3 テキストChapter12 標準原価計算
テキストChapter14 工場会計の独立
内部利益の処理等
30 テスト4および解説
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:蛭川幹夫ほか3名著『新版日商簿記2級テキスト工業簿記』(実教
出版)、蛭川幹夫ほか3名著『新版日商簿記2級問題集工業簿記』(実教出
版)、授業中に配布するプリント
5.担当者からのメッセージ
履修にあたっては、「生活会計学演習Ⅱ」を履修済みであり、そ
の内容を十分に理解しておくことが望ましい。また日商簿記検定
2級の合格をめざす志の高さが必要である。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、問題集を提出させる。
評価の配点比率
合計4回のテスト80%および提出物20%で評価する。
備考
̶ 65 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 ビジネス実務総論
( 英 語 名 ) (An Introduction to Business)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
2
関連免許・資格等
1年次後期
ビジネス実務士資格必修
担 当 者 名 大西 新吾
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業は、企業の営利活動を念頭におき、企業における業務処理のいくつかの場面やそこでのコミュニケーションを取り上げる。ビ
ジネス実務の基礎知識、基本的技術等の習得を通して、組織システムを理解すること及び自らのキャリア形成につなげることをねらい
とする。
2.授業の到達目標
この授業の学習成果(身につけるべき力)は、「組織的な活動での業務遂行に必要な分析力や計画性に関する知識・技術」である。特
に、実践的なビジネス実務能力が発揮できるような考え方(知識)や基本的技術を身につけ(技能)、他人への配慮ができるようにな
ること(態度)が、学修の到達目標である。この授業の学びが、2回生次の「ビジネス実務演習Ⅰ」(前期)・「ビジネス実務演習Ⅱ」
(後期)につながっていく。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ビジネス実務とは
ビジネスとは何か、考えてみましょう。
2 職業観と企業・社会
配布プリント「演習1」問題で確認、復習
3 企業組織と業務の流れ
配布プリント「演習2」問題で確認、復習
4 業務遂行上の基本姿勢
配布プリント「演習3」問題で確認、復習
5 計画・スケジュールの立案と予算管理
配布プリント「演習4」問題で確認、復習
6 会議への参加と協力
配布プリント「演習5」問題で確認、復習
7 配慮の必要な社外文書(1)-督促状・詫び状・謝絶状
配布プリント「演習6」問題で確認、復習
8 配慮の必要な社外文書(2)-抗議文・弔事文・見舞状
社外文書の演習問題の提出
9 職場のよりよい人間関係
配布プリント「演習7」問題で確認、復習
10 チームワーク
配布プリント「演習8」問題で確認、復習
11 聴き上手になる
配布プリント「演習9」問題で確認、復習
12 効果的な話し方
配布プリント「演習10」問題で確認、復習
13 場に応じたビジネス会話(1)-ビジネス会話の特徴
配布プリント「演習11」問題で確認、復習
14 場に応じたビジネス会話(2)-導入話法、相手に合わせた会話
配布プリント「演習11」問題で確認、復習
15 まとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
授業中にプリントを配布する。参考図書として、
全国大学・短期大学実務教育協会『ビジネス実務総論』(紀伊国屋書店)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験90%、授業中に求める課題の提出10%で評価する。
備考
̶ 66 ̶
5.担当者からのメッセージ
この科目は「ビジネス実務士資格」必修科目。
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 秘書概論
( 英 語 名 ) (Introduction to Secretarial Work)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 野本 尚美
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、秘書業務に関する基礎的知識について学習し、社会の一員として働くための基本的姿勢を身に付けることである。秘
書検定の勉強を通して、秘書としての資質や役割、言葉遣い、ビジネスマナー、会社組織の仕組みなど、社会人として身に付けるべき
知識及び技術について学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①秘書としての資質や役割について説明できる。目標②秘書業務に必要な一般知識を身に付けている。【技能領域】
目標③適切な敬語表現を使うことができる。目標④職場において必要とされる文書を作成することができる。【態度領域】目標⑤秘書
として必要とされる能力や人柄について省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 マナー・接遇(敬語、接遇用語、人間関係と話し方・聞き方・断り方)
2
マナー・接遇(指示の受け方、報告の仕方、依頼・説得の仕方、電話応
対)
授業の進め方、予習や復習の仕方などについて説明を行う。
授業前にp.35までの練習問題を解いてくること。
3 マナー・接遇(来客応対、慶事・パーティーのマナー)
第1回小テストを行う。
4 マナー・接遇(弔事のマナー、贈答・見舞いのマナー)
授業前にp.59までの練習問題を解いてくること。
5 技能(会議の知識、社内文書、社外文書)
授業前にp.73までの練習問題を解いてくること。
6 技能(社交文書、グラフの書き方、受信文書の取り扱い)
第2回小テストを行う。
7
技能(「秘」扱い文書の取り扱い、郵便の知識、ファイリング、資料の整
理)
授業前にp.103までの練習問題を解いてくること。
8 技能(スケジュール管理、オフィスのレイアウトと整理)
授業前にp.113までの練習問題を解いてくること。
9 一般知識(カタカナ用語・略語、企業の基礎知識、経営管理の知識)
第3回小テストを行う。
10 一般知識(人事・労務、マーケティングの知識)
授業前にp.133までの練習問題を解いてくること。
11 一般知識(企業会計・財務・税務の知識)
授業前にp.139までの練習問題を解いてくること。
12 必要とされる資質(秘書としての心構え、求められる人柄、機密保持)
第4回小テストを行う。
13 必要とされる資質(求められる能力)
授業前にp.161までの練習問題を解いてくること。
14 職務知識(秘書の役割と機能)
授業前にp.171までの練習問題を解いてくること。
15 職務知識(秘書の業務)
第5回小テストを行う。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:西村この実『現役審査委員が教える 秘書検定2級・3級テキスト
&問題集 '15→'16年版』(成美堂出版、2015)
参考図書:実務技能検定協会『秘書検定実問題集2級』(早稲田教育出
版)、実務技能検定協会『秘書検定実問題集3級』(早稲田教育出版)
5.担当者からのメッセージ
マナーは、授業を毎回受講するだけでなく、常に意識し、努
力し、継続実行する事により身に付くものである事を理解し
て欲しい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験70%(目標①②⑤に対応)、小テスト30%(目標③④に対応)
備考
̶ 67 ̶
科 目 区 分 生活科学学科生活情報専攻 専門科目
科 目 名 キャリアプランニング
( 英 語 名 ) (Career Planning)
授業形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次通年
情報処理士資格選択・ビジネス実務士資格選択
担 当 者 名 田中 洋一・大西 新吾・澤崎 敏文・1回生クラスアドバイザー
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、「理想の自分」について考えることにより、現時点での目標を設定、行動プランを作成し、実行することである。
そのため、ジェネリックスキルテスト及びその振り返り、働く価値に関するカードを用いたワーク、名刺制作、デジタルストーリーテ
リング(自分史語り)制作を通して、自己理解及び目標の設定を行う。また、教員及び社長からのレクチャーや学外研修を通して、企
業研究を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①自分の強み・弱みを理解した上、根拠にもとづき自己PRや働く価値観を述べられる。目標②ジェネリックスキルテ
ストにもとづき、仁短での行動目標を説明できる。【技能領域】目標③PCやタブレットを用いて、名刺や動画が制作できる。目標④他
者に対して質問ができる。【態度領域】目標⑤自らのキャリアを形成する意欲がある。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス、キャリアとは
※1~11回:前期実施.毎回、振り返りノート提出
1~8回は田中担当(C207)、ただし2回はB405
2 ジェネリックスキルテスト(PROGテスト)
田中担当(B405) 5限目に合同でテスト(約100分)
3 働く価値に関するワークショップ
事後学習:働く価値観の省察
4 名刺作成
事後学習:名刺提出
5 ジェネリックスキルの振り返り
事後学習:「PROGの強化書」提出
6 デジタルストーリーテリング(1)デザイン思考による振り返り
事後学習:企画立案
7 デジタルストーリーテリング(2)自分史づくり
事後学習:物語づくり
8 デジタルストーリーテリング(3)動画制作
事後学習:デジタルストーリーテリング提出
9 企業研究1
大西担当
10 企業研究2
11 社長に学ぶ
澤崎担当:合同開講
12 グループワーク(質問紙作成等)
13 学外研修1
※10月中旬の一日で実施
クラスアドバイザー担当
14 学外研修2
15 ワークシート作成、グループ発表
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教材:PROGテスト、はたかちカード
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明しま
す。全体的な質問等がある場合は、田中に連絡してくださ
い。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験に代わって、全講義終了後に、レポート課題を提出させる。
評価の配点比率
振り返りノート30%(目標①、④、⑤対応)、名刺10%(目標①、③対応)、PROGの強化書10%(目標①、②対応)、デジタ
ルストーリーテリング25%(目標①、③対応)、レポート25%(目標④、⑤対応)
備考
̶ 68 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 生活科学論
( 英 語 名 ) (Introduction to Human Life and Science)
授業形態
講義
履修形態
必修
単位数
開講時期
1年次後期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 藤原 正敏
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
情報通信技術(IT)の進展により、情報が時間、空間を超えて、瞬時に伝わる社会が実現しました。私たちの生活は、働き方、学び
方、ショッピングの仕方、医療の仕組み、行政の機能などが変わりつつあり、利便性が向上してます。しかし、情報格差の拡がり、サ
イバー犯罪の増加などの問題点も出てきました。本科目では、情報を科学的に捉えて、ITの利便性と欠点に理解を深めて、私たちの
日常生活のあり方、社会との関わり方、情報システムのあり方について考察することにします。具体的には、毎回の講義の後、学習
ノートにより、確認問題、基本問題、発展問題で復習し、理解を深める。
2.授業の到達目標
情報の取り扱い、ITの利便性と欠点に理解を深めて、日常生活のあり方、社会との関わり方についての基本を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 生活科学論について・高度情報化社会における生活科学
2 情報の性質
3 日常生活と情報の関わり−1 情報の収集・整理
4 日常生活と情報の関わり−2 情報の加工・表現・発信・交換
5 日常生活と情報の関わり−3 衣食住における情報の役割
学習ノート により復習・課題提出
6 日常生活と情報の関わり−4 デザインと情報
7 日常生活と情報の関わり−5 問題解決の方法論
8 中間まとめ
学習ノート により復習、学習ノート提出
9 人間と情報通信技術の情報処理のちがい
10 情報システムのしくみ
11 情報伝達の多様化と生活の変化
学習ノート により復習
12 情報社会の進展と日常生活
13 情報社会のもたらす影響と課題
14 情報社会における個人の役割と責任 15 情報社会の未来・総まとめ
学習ノート により総復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版(実
教出版)
藤原正敏他『ネットワーク社会における情報の活用と技術』三訂版 学
習ノート(実教出版)
5.担当者からのメッセージ
ICT(e-Learning、ファイル共有)を活用します。
1)講義資料や課題の掲載
2)ポータルサイト、Web上に関連資料を提供
これらも活用して、復習をしっかりやりましょう。
課題は、手書きと電子化したものを提出してもらいます。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
演習課題(6回)提出30%、学習ノート(3回)の提出20%、試験50%で評価をする。
備考
̶ 69 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 衣生活論
( 英 語 名 ) (Clothes and Human Life)
授業形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 堀 照夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
服飾表現の歴史や現代の被服心理を通して、生活環境の中で衣服を着用する目的と機能を明確にする。その上で、衣服の造形と着装、
衣服の素材、衣服の衛生・管理を取り上げて、衣生活活動に必要な基本的・科学的な知識や技術を概説する。また、手作りあるいは注
文服から既製服への推移、繊維・アパレル産業の動向、「衣」に関する消費者問題を取り上げて、衣生活の現状と課題について紹介す
る。
2.授業の到達目標
・社会生活において問題を発見するための知識・技術を身につける。
・身近な繊維・アパレル製品を科学的に理解することができる。
・多様化、複雑化する現代社会の中で衣服を選択・購入し、美しく快適に着用し管理するなど、衣生活活動を健全に営むことができ
る。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 現代生活と衣服(人と衣服とのかかわり)
繊維の歴史を含む
2 衣文化の変遷(西洋における服飾)
3 衣文化の変遷(日本における服飾)
4 衣文化の変容(現代における服飾)
課題提示
5 服飾による表現
6 着心地と衣服内気候
7 体形把握と衣料サイズ
8 被服の構成(平面構成と立体構成)
9 既製服の生産と流通
10 繊維・糸・布の構造
11 衣服素材の各種加工
課題提示
12 衣服の汚れと洗濯
13 衣服の管理と環境問題
14 衣服の選択、購入と繊維製品の品質表示
課題提示
15 「衣」に関する消費者問題と対応
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:内藤道子他『改訂 衣生活論』(建帛社2013)
参考図書:島崎恒蔵・佐々井啓『衣服学』(朝倉書院2009)
佐々井啓『衣生活学』(朝倉書院2007)
田村照子『衣環境の科学』建帛社2007)
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験70%、授業中の課題30%
備考
̶ 70 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 食生活論
( 英 語 名 ) (Contemporary Dietary Habits)
授業形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
フードスペシャリスト必修
担 当 者 名 相良 多喜子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
「食」に関して様々な視点から現状を把握・理解するとともに、そこから導かれた課題を通して、各自の食生活を振り返りながら解決
方法について検討する。望ましい食生活のあり方を主体的に考え、食行動に反映できるように解説する。
2.授業の到達目標
①『食べること』は、「生命維持」の基本であって『人間の生活行動すべて』につながることを理解する。②生活習慣病を含む健康と
食生活行動との関連性を的確に把握する。③自分の食生活を見直し、より健康な生活を送るための知識と実行力を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
食生活行動の意味について、現時点での自分
の考えをまとめる。
1 食生活の概念
2 食生活と健康/子どもの朝食時の食欲に見る食生活
3 食生活と健康/健康を維持する上での「ダイエット」について考える
4 食生活と生活習慣病
5 世界の食文化史
6 日本の食文化史/わが国の日常食の始まり、ユネスコ無形文化遺産
7 日本の食文化史/わが国の新たな日常食の確立と定着
8 食の安全と食環境
9 食生活と安全情報
10 食事の構成/「健康」と「食べる楽しみ」を両立させる食事のあり方
11 食育の推進
12
課題提出
ライフステージにおける食の特徴と役割/妊娠期、乳幼児期、学童期、思春
期
13 ライフステージにおける食の特徴と役割/成人期、健康長寿を考える
14 バランスガイドを用いた成人への食育
15 今後の食生活の展望、まとめ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:山本茂編『健康科学シリーズ食育・食生活論 社会・環境と健 ・自分及び社会の中での食生活に関心を持ち、食に関する情
康』講談社
報を積極的に吸収するよう、心がける。
・講義を中心とするテーマごとに課題を設定し、ノートにま
とめながら各自の考えを深める。
・前期中、自分自身の食生活を記録し、考察を加え提出す
る。(時期等適宜説明)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
筆記試験70%、課題30%
備考
̶ 71 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 住生活論
( 英 語 名 ) (Theory of Living Arrangements)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 丸山 晴之
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
住まいは、人間にとって最も基本的な生活空間である。住まいの質は心身の健康はもとより、子供の成長発達や家族生活の安定、高
齢者の自立など、安心・安全な生活に大きく影響する。この講義では住まいに関する導入部の学習として「眠る」、「食べる」、
「着る」、「入浴・排泄」などの生活行為と住まいの関係について学ぶ。
2.授業の到達目標
・人間にとって最も身近な環境である家族や住まい、地域コミュニティについての基本的理解を深める。
・住宅の各部屋が生活行為の観点から求められる機能や空間のあり方についての基礎知識を習得する。
・自宅の間取りチェックや建築史や歴史に出てくる住宅を通じて理想のすまいについて習得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業ガイダンス:人と生活(1)
レポート①「わが家の間取りチェック」
※後期の住まいの計画で使うので正確に
2 人と生活(2)
3 眠る(1) 眠りのメカニズムと快適な睡眠環境
4 眠る(2) 寝室とその環境のありかた
5 食べる(1) 食事様式と食事環境の変遷
6 食べる(2) 食事空間、調理空間のありかた
7 着る 快適な着衣環境と衣服の収納計画
8 水回り空間(1) 入浴排泄の様式の変遷
9 水回り空間(2)入浴排泄空間の計画
10 つきあい空間(1) つきあい空間の歴史
11 つきあい空間(2) つきあい空間の計画
12 子育てと住まい(1) 子どもの発達と住まい
13 子育てと住まい(2) 子ども部屋の計画(レポート3)
14 お年寄りが暮らしやすい住まい
15 理想の住まい
レポート③「最終課題」
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
使用教科書:林 知子他『住まい方から住空間をデザインする―図説住
まいの計画』(彰国社2010)
参考図書:鈴木成文他著『「51C」家族を容れるハコの戦後と現在』(平
凡社2004).吉田桂二著『納得の間取り 日本人の知恵袋-日本人らしい生
活空間とは』(講談社2000).宮本常一著『日本人の住まい―生きる場の
かたちとその変遷』(農山漁村文化協会2007)
5.担当者からのメッセージ
住まいのプランニングやインテリア関連分野を目指す方は
もちろん、今後一生活者としての知識、理解を得ることが
できる基本的な内容です。座席指定とする。
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後に、課題を提出させる。
評価の配点比率
3つの課題90%、ふりかえりシート10%のウェイトで評価する。
備考
̶ 72 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目(学科共通科目)
科 目 名 人間関係論
( 英 語 名 ) (Studies on Human Relationships)
授業 形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
1年次後期
関連免許・資格等
担 当 者 名 清水 聡
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
社会的場面における個人の心理的過程、対人行動、集団と個人の関係等についての代表的トピックスを取り上げて概説する。適宜実習
も行う。
2.授業の到達目標
社会生活において問題を発見するための知識・技能・態度を身に付けることを目標とする。本講義では、人間のこころの動きが社会的
場面でどのように行動に表れるかについて考える。受講生には、複数の人間が近くに存在するあるいは一緒に活動している社会的場面
において、どのように考え行動するのかについてある程度理解できるようになってほしい。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 集団と人間1(集団の定義と集団の形成)
授業の進め方や評価の詳細について説明する。
2 集団と人間2(集団の凝集性)
3 集団と人間3(斉一性への圧力と集団規範)
4 集団と人間4(集団による問題解決)
5 リーダーとリーダーシップ
6 集団内の人間関係の測定方法
実習を行い、レポート課題を出す。
7 自己1(自己概念と自尊感情)
8 自己2(自己意識と対人行動、自己開示)
9 自己3(自己呈示と自己モニタリング)
10 魅力と対人関係1(対人魅力形成の過程)
11 魅力と対人関係2(対人魅力の規定要因)
12 援助と攻撃1(援助行動の規定要因)
13 援助と攻撃2(攻撃行動の源泉と攻撃の抑制)
14 社会的認知1(帰属理論)
15 社会的認知2(ヒューリスティック)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
特になし。適宜プリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
質問等がある場合は,オフィスアワー等を利用して連絡して
ください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、小テストおよびレポートで総合的に評価する。
評価の配点比率
初回を除く毎回の授業中に行う小テスト(全14回)70%、レポート30%
備考
̶ 73 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 食品学総論
( 英 語 名 ) (Outline of Food Science)
授業 形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
2
関連免許・資格等
1年次前期
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 加藤 隆夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
生物は、各種の食品から種々の栄養素を得て生存し、繁殖し続けてきた。しかし、かつては生きるために食べ物を得ることがきわめて
困難な時代を長く経験してきた。現代に至り、ようやくバラエティーに富んだ食品が、自由に手にはいるような時代となった。特に日
本を含めた先進諸国では飽食の時代といわれている。しかし、発展の遅れた国や環境の悪い国では、現在でも飢えて死ぬ人が多くい
る。私たちは、このような世界の状況を十分認識し、より良い食生活を営んでいく必要がある。
2.授業の到達目標
より良い食生活を営んでいくためには、正しい知識が不可欠となる。『食品』に含まれるさまざまな成分について考えてみたい。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 食の歴史的変遷、食生活と健康、食と環境問題
2 食品の分類、食品成分表
3 食品の一次機能:水分、炭水化物
4 脂質
5 たんぱく質
6 無機質(ミネラル)
7 ビタミン
8 食品の二次機能:色素成分、香り成分
9 味成分
10 食品の三次機能
11 食品中の有害成分
12 食品の成分変化①
13 食品の成分変化②
14 食品の物性①
15 食品の物性②
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『コンパクト食品学総論・各論』(朝倉書店・2015)
5.担当者からのメッセージ
予習を必ずしてきてほしい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験100%
備考
̶ 74 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 食品学各論
( 英 語 名 ) (Food Science Advanced)
授業 形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 加藤 隆夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
栄養士はその職務から考え、食品学について学び知るべきことは、食品を利用する立場から、食品がどのような性状、機能をもって
いるかをよく把握、理解し関連する教科目と共に得た知識を総合して人間の健康増進、疾病の予防、治療に応用することにあろう。
また、個々の食品について学んだ知識を生かし、市場に供給・消費される食品はこうあるべきものとして、生産の場にフィードバッ
クすることも望まれる。
2.授業の到達目標
各食品群の栄養、嗜好、機能など、その特性に力点を置き、また必要な範囲内でその食品を知るために重要な生物学的、農畜水産学
的な知識について学ぶ。さらに将来受験するために必要な管理栄養士国家試験にも役立つよう指導する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
穀類・・・生産と消費
1
米、小麦、大麦、トウモロコシ、ソバ、その他雑穀類
2 イモ類・・・サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマノイモ、コンニャクイモ、その他のイモ類
3 マメ類・・・ダイズ、アズキ、インゲンマメ、エンドウ、ソラマメ、ラッカセイ、その他のマメ類
4 マメ類の微生物利用食品・・・ミソ、ショウユ、ナットウ、その他
5 種実類について
6 野菜類・・・野菜類の生産と消費、野菜類の種類、成分
7
各種野菜類の性状と化学成分、加工
果実類・・・生産と消費、果実類の種類、性状と化学成分、加工品
8
キノコ類・・・生産と消費、種類と性状、成分、加工品
海藻類・・・生産と消費、成分、加工品
9 植物性食品の輸入の現状と安全性
10
食肉類・・・食肉の生産と消費および種類、食肉の性状、筋肉組織、屠殺後
の変化、食肉類の化学成分、食肉類の加工品と化学成分
11 乳類・・・牛乳の性状・成分、牛乳の利用、その他の乳類
12
卵類・・・鶏種と卵の流通、卵の生物的特性と一般成分の特徴、卵の利用と
加工
13
魚介類・・・魚肉の組織、成分、特殊成分、魚介類の鮮度について、死後変
化及び貯蔵中の変化、各種魚介類、魚介類の加工品
14 甘味料、うま味料、酸味料、食塩、香辛料について
15
嗜好飲料・・・茶、コーヒー、清涼飲料
アルコール飲料・・・アルコールについて(代謝・生理なども含む)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
菅原龍幸・加藤隆夫他『改訂食品学Ⅱ』(建帛社・2015)
5.担当者からのメッセージ
予習を必ずしてきて欲しい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験100%
備考
̶ 75 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科
目
名 食品化学実験Ⅰ
( 英 語 名 ) (Experiment of Food ChemistryⅠ)
授 業 形 態
実験
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次前期
栄養士免許必修
担 当 者 名 浦本 裕美
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
容量分析と比色分析を実施する。実験は小グループ(2~4人)で行い、課題あるいは実験内容をまとめたレポートを提出する。
2.授業の到達目標
・化学実験を正しく安全に行う基本技術を身につける。
・容量分析および比色分析の技術を習得する。
・食品分析実験を行うにあたり必要な計算方法を理解する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 実験の心得(器具および試薬の取り扱い等について)
2 実験のための基礎知識(物質濃度と単位)
1回授業分の小テスト、課題提出
3 実験のための基礎知識(データの整理法、レポートの書き方)
課題提出
4 中和滴定(シュウ酸標準溶液の作成)
レポート提出
5 中和滴定(水酸化ナトリウム標準溶液の作成と標定)
レポート提出
6 中和滴定(食酢中の酢酸の定量)
レポート提出
7 中和滴定(果汁などの食品中の有機酸の定量)
レポート提出
8 沈殿滴定(硝酸銀標準溶液の作成と標定)
レポート提出
9 沈殿滴定(調味料の食塩の定量)
レポート提出
10 沈殿滴定(味噌汁およびカップめんの食塩の定量)
レポート提出
11 キレート滴定(EDTA標準溶液の作成と標定)
12 キレート滴定(水道水の高度の測定)
レポート提出
13 比色分析(説明と検量線の作成)
14 比色分析(お茶のタンニンの定量)
15 比色分析(まとめ)
レポート提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて資料を配布する。ノート1冊準備する。
5.担当者からのメッセージ
安全のため、実験中は、白衣とズックなどの動きやすい内
履きを使用する。実験は、ガス、火、薬品を使用し危険を
伴うため、注意事項を理解し遵守すること。危険行為をと
る者は実験停止、室外退去とし、単位を認めない場合があ
る。注意事項の詳細については授業1回目に説明する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率 レポート50%、期末定期試験50%で評価する。
備考
̶ 76 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 食品化学実験Ⅱ
( 英 語 名 ) (Experiment of Food ChemistryⅡ)
授 業 形 態
実験
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 岩田 章子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食品学実験Ⅱでは、食品中の水分、脂質、たんぱく質、灰分およびビタミンの定量を行う。実験を通して、「日本食品成分表」の分析
法を理解する。また実験方法から食品成分(栄養素)の性質や特徴についての理解を深める。
2.授業の到達目標
食品成分の含まれ方を理解できる。正しい実験結果が得られるように、基本的な実験操作ができる。実験結果で得られた数値の取り扱
いや分りやすい結果のによって、適正な実験レポートを作成できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ガイダンス:実験レポートの書き方の基礎
実験を行う上での注意点を認識する
分析試料の選択と班編成
2 脂質の定量:ソックスレー抽出法(1)受器の恒量化開始
講義間に測定を繰り返して、この日までに受器
の恒量化を完了させる
3 脂質の定量:ソックスレー抽出法(2)粗脂肪の抽出
この回から、たんぱく質定量の準備操作を行う
4 脂質の定量:ソックスレー抽出法(3)まとめ
5 たんぱく質の定量:ケルダール法(1)食品の加水分解
脂質の定量実験のレポート提出
6 たんぱく質の定量:ケルダール法(2)検出窒素の定量
7 たんぱく質の定量:ケルダール法(3)蒸留•滴定
8 たんぱく質の定量:ケルダール法(4)まとめ
9 水分の定量(常圧加熱乾燥法)
粗たんぱく質定量実験のレポート提出
10 灰分の定量(直接灰化法)
講義間に測定を繰り返して、この日までにるつ
ぼの恒量化を完了させる
11 ミネラル測定用試料液の調製
水分・灰分定量実験のレポート
12 リンの定量(モリブデン青比色法)
13 鉄の定量(フェナントローリン比色法)
検量線を利用して定量する方法を学ぶ
14
ビタミンCの定量:インドフェノール法(1)アスコルビン酸標準液の検
リン・鉄定量実験のレポート提出
定
15
ビタミンCの定量:インドフェノール法(2)食品中のアスコルビン酸定
翌週:ビタミンC定量実験のレポート提出
量
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:「新基礎食品学実験書」瀧田聖親他編(三共出版)
参考文献•図書:日本食品標準成分表2010
5.担当者からのメッセージ
実験中は、白衣•動きやすい上履きを着用する。電卓を持参
する。実験ノートはA4サイズの目盛付き(グラフが書ける
もの)を準備する。実験ノートは、結果だけではなく実験作
業行程全てを記録する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験40%、実験レポート60%
備考
レポートの提出期日厳守、遅れたものは減点対象とする。グループでの実験作業に積極的に参加しない行動は慎む。
̶ 77 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 食品加工学
( 英 語 名 ) (Food Processing)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
栄養士免許選択・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 三谷 勝己
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食品加工の目的、食品の保存法、食品素材の特性、利用法、製造工程を学ぶ。
2.授業の到達目標
食品の保存法、製造工程などについて理解するとともに、複雑多様化している加工食品を正しく選択できる力を養う。
3.授業の計画
授業内容
回数
1
2
補足説明、事前・事後の自主学習について
食品加工の目的と社会背景
事前学習:提示する食品の表示について調べ
食品加工の分類 (1)物理的作用による方法 (2)化学的作用による方法
(3)生物的作用による方法
てくること。
3 食品の保存 (1)食品の劣化とその要因 微生物の種類、生育因子など
事後学習:授業中にキーワードを示すので
4 食品の保存 (1)食品の劣化とその要因 酵素、水分、pHなど
約200字で説明できるようにして
5
食品の保存法と保存食品 水分活性の低下、低温、密封加熱による方法な
おくこと。
ど
6 食品の保存法と保存食品 ガス調節、放射線、食品添加物による方法など
7 食品の包装、加工食品の規格と表示
8 調理加工食品 冷凍食品、缶・びん詰め食品など
9 農産加工品 穀類の加工品、豆類の加工品など
10 畜産加工品 肉類の加工品、乳類加工品、卵類加工品など
11 水産加工品 魚介類の加工品、海藻類の加工品など
ミニテスト
12 調味料および食用油脂
13 嗜好性食品
14 新類型加工食品
15 新しい食品加工技術
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて資料を配付する。
5.担当者からのメッセージ
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
小テスト30%、期末定期試験70%で評価する。
備考
̶ 78 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 栄養学総論
( 英 語 名 ) (Basic Nutrition)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 岩田 章子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食べることに関する生理(恒常性維持のしくみと食物順応、食欲とその調節、消化吸収)と食物成分の栄養(化学構造と体内でのはた
らき)についての基礎知識を習得する。自分で食べた物の成分で、自分のからだを作り、生活習慣がそのからだの癖を作っていく様々
な栄養現象を理解する。また、これから学ぶ生化学や食品学、応用栄養学の基礎知識となるものである。
2.授業の到達目標
私たちのからだがどのようにはたらいているかが理解できる。からだが食品の成分(栄養素)から作られていることを説明できる。健
康維持増進に役立ち、病気の予防に良い食生活を組み立てることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 栄養の概念と定義:ライフサイクルと栄養
2 栄養の生理:人体の恒常性維持機構と適応能力発現:生活習慣と健康
3 栄養の生理:生体のリズムと栄養:血糖値の恒常性、朝食の意義
4
食物順応:食欲、味覚、栄養を司る器官のはたらきは食べ方に影響される
ことを学ぶ
5 食物順応:食物成分の消化と吸収のしくみを学ぶ
講義の終わりに小テスト①「消化と吸収」実施
6 エネルギー代謝の概要:①基礎代謝量、安静時代謝量、活動時代謝
7 エネルギー代謝の概要:②エネルギー代謝量を算出、TCAサイクル
8 食物摂取の意養Ⅰ①糖質の栄養:解糖反応、グリコーゲンの合成・分解
9 食物摂取の意養Ⅰ②脂質の栄養:脂肪の合成・分解
10 食物摂取の意養Ⅰ③たんぱく質の栄養:糖新生、飢餓時のたんぱく質
講義の終わりに小テスト②「食物摂取の意義
Ⅰ」実施
11 食物摂取の意養Ⅱ①糖鎖生物学、中性脂肪、コレステロールの役割
12 食物摂取の意養Ⅱ②はたらく栄養素たんぱく質の役割
13 食物摂取の意養Ⅱ③ビタミンの種類と栄養
講義の終わりに小テスト③「食物摂取の意義
Ⅱ」実施
14 食物摂取の意養Ⅱ③ミネラルの種類と栄養
15
食物成分の栄養評価:GI値と血糖、必須アミノ酸とたんぱく質の質、食
物繊維、植物性色素成分、香辛料、エネルギー源の摂取バランス
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:エキスパート管理栄養士養成シリーズ「基礎栄養学」坂井堅太
郎編(化学同人)
参考図書:新時代の保育双書「子どもの食と栄養」峯木真知子他編(み
らい)
5.担当者からのメッセージ
食生活や健康に関する情報が氾濫している。どのような情報
が出ているかを常に関心を持って収集する習慣を身につけて
ほしい。講義のノートは、講義や自習から得た自分の記憶に
なる。毎時間ノートをまとめて講義内容を整理すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する
評価の配点比率
講義終了時小テスト30%(3回×10点)、期末定期試験70%(1回×70点)。
備考
小テストには再試験は実施しない
̶ 79 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 栄養学各論
( 英 語 名 ) (Applied Nutrition)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
2
関連免許・資格等
1年次後期
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 岩田 章子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
妊娠期、成長期、加齢期という年齢段階別(ライフステージ)の生理学的変化や身体的特徴を学ぶ。また、日常的な生活習慣の違いや
運動時、強いストレスを受けている時や宇宙•高圧環境など特殊環境下での作業が、体力や生理的機能に影響することを理解する。それ
ぞれのライフステージや生活習慣の違いにおける栄養代謝の特徴や栄養補給法について理解して、栄養管理のあり方を考えていく。こ
れらの知識を基本にして、エネルギー•栄養必要量を決定する為の科学的根拠を理解する。
2.授業の到達目標
①栄養状態の評価•判定(栄養アセスメント)と、栄養状態に応じた栄養管理(栄養マネジメント)ができる。②妊娠•成長•加齢に伴う
生理的変化や特徴が理解できる。③栄養必要量(要求量)を判定する為の科学的根拠を説明できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ライフステージと栄養
2 栄養の評価と判定:エネルギー•栄養必要量(要求量)の科学的根拠
3 栄養管理の基礎ー栄養マネジメントとケアプログラムー
4 妊娠期の生理的特徴と食生活管理
5 授乳期の生理学的特徴と食生活管理
6 まとめと復習(講義1〜5)
復習テスト50分、まとめと復習40分
7 乳児期の特徴と食生活管理
8 幼児期の特徴と食生活
9 学童期・思春期の栄養
10 まとめと復習(講義7〜9)
復習テスト50分、まとめと復習40分
11 青年期の栄養
12 成人期の栄養
13 加齢期(更年期•高齢期)の栄養
14 運動と栄養
15 環境と栄養
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:スタンダード人間栄養学「応用栄養学」五明紀春他編(朝倉書
店)
5.担当者からのメッセージ
講義のノートは、講義や自習から得た自分の記憶になる。毎
時間ノートをまとめて講義内容を整理すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う
評価の配点比率
復習テスト60%(2回×30点)、期末定期試験40%(1回×40点)。
備考
復習テストには再試験は実施しない
̶ 80 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科
目 名 栄養学実習
( 英 語 名 ) (Dietetics Practice)
授 業 形 態
実習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 牧野 みゆき
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、人の発達段階やライフステージに見合った食事を提供できる能力を身につけることである。
「栄養学各論」で学んだ基礎理論をふまえ、栄養アセスメントに基づいた食事計画を立案し、それぞれの対象に応じた食品選択や調理
方法等を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①日本人の食事摂取基準を理解し、利用できる。栄養アセスメントの方法を理解する。
【技能領域】目標②ライフステージに応じた献立作成と栄養計算が正確にできる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業の目的 献立作成の手順 「エクセル栄養君」による栄養価計算
講義室にて栄養価計算の方法を説明
2 日本人の食事摂取基準(2015年版)の活用方法 食品構成と献立作成
講義室
3 妊娠・授乳期の栄養について
講義室
4 乳児期の栄養について、調乳
調理実習
5 乳児期の食事
調理実習
6 幼児期の栄養について
講義室
7 幼児期の食事
調理実習
8 学童期の栄養について
講義室にて献立作成
9 学童期の食事
調理実習
10 青年期の栄養について
講義室
11 壮年期の栄養について
講義室
12 老年期の栄養について
講義室にて献立作成
13 老年期の食事
調理実習
14 スポーツに応じた食事
調理実習
15 スポーツと栄養
講義室にて献立作成
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:桑守豊美他「ライフステージの栄養学実習」(㈱みらい)
その他、必要に応じてプリントを配布する
5.担当者からのメッセージ
献立を授業中に完成させるために、あらかじめ調べておく
ことが望ましい。
調理実習室での授業は、調理学実習Ⅰに準じて行う。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験60%(目標①対応)、課題(献立作成)40%(目標②対応)
備考
̶ 81 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科
目 名 公衆栄養学
( 英 語 名 ) (Public Health Nutrition)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次後期
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 牧野 みゆき
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、国や地域社会を含む集団レベルでの疾病予防と健康の保持増進に必要な理論と方法について、栄養学の立場から実践的
な学問として捉えることである。栄養士を目指す者として、時代の潮流を読み取り、新たな健康課題に対応する力を身につける。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①公衆栄養学の基礎知識を理解する。
【技能領域】目標②公衆栄養活動実施に関連する指針・ツールを利用できる。
【態度領域】目標③日ごろから健康・栄養問題に関心を持ち、自分の考えをまとめることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 公衆栄養の概念 公衆栄養学の歴史
2 健康・栄養問題の現状と課題① 健康状態の変化 食事の変化 3 健康・栄養問題の現状と課題② 食生活の変化 食環境の変化 4 わが国の公衆栄養活動 公衆栄養関連法規 管理栄養士・栄養士制度
5 国民健康・栄養調査の目的、沿革、内容、方法
6 公衆栄養活動実施に関連する指針・ツール
7 国の健康増進基本方針と地方計画 諸外国の健康・栄養政策
小テスト①
8 栄養疫学の概要 食事摂取量の測定方法
9 食事摂取量の評価方法 食事摂取基準の活用
10 公衆栄養マネジメント 公衆栄養アセスメント
小テスト②
11 公衆栄養プログラムの目標設定
12 公衆栄養プログラムの計画、実施、評価
13 地域特性に対応した公衆栄養プログラムの展開
小テスト③
14 食環境づくりのための公衆栄養プログラムの展開
15 地域集団の特性別プログラムの展開
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:八倉巻和子他「五訂公衆栄養学」(建帛社)
参考書:「日本人の食事摂取基準2015年版」
5.担当者からのメッセージ
日ごろから新聞や雑誌等で健康・栄養に関する情報を得るよ
うに心がけ、ファイルに綴じて毎月提出してください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験60%(目標①対応)、小テスト30%(目標②対応)、情報収集ファイル10%(目標③対応)
備考
̶ 82 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 調理学
( 英 語 名 ) (Cookery Science)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
2
関連免許・資格等
1年次前期
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 岸松 静代
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食事計画、食品素材の選択、調理操作、供卓、食卓構成といった食べ物を最も好ましい状態で食べられるようにする作業を調理とい
う。本授業では、広い範囲の中から、特に食べ物の嗜好性に多大な影響を及ぼすと思われる「調理操作中に起こる様々な現象」を科学
的にとらえて理解する。
2.授業の到達目標
(知識)おいしさとは何かを習得し、食品を調理することによって生じる化学的変化、物理的変化、嗜好性の変化の理論を理解する。
(態度)実習、実験と並行して学ぶことで、栄養士として調理の大切さを体感する。(技能)調理中に起こる様々な現象を、科学の目で
とらえて的確に処理し、栄養・衛生・安全性などを向上させる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 調理学とは?食べ物のおいしさの要因
2 味の評価と調味料
おいしさ、調味料などについて復習
3 調理操作(非加熱操作)
非加熱操作について復習
4 調理操作(加熱操作)
加熱操作について復習
5 米と米粉の調理性
ミニテスト(1~4回分)
6 小麦粉の調理性
米、小麦粉の復習
7 いも類の調理性
いも類の復習
8 豆類の調理性
豆類の復習
9 野菜・果物の調理性
野菜、果物の復習
10 獣鳥肉類の調理性
ミニテスト(5~9回分)
11 魚介類の調理性
獣鳥肉類、魚介類の復習
12 卵の調理性
卵の復習
13 乳製品、油脂の調理性
乳製品、油脂の復習
14 砂糖、寒天、ゼラチンの調理性
砂糖、寒天、ゼラチンの復習
15 調理設備、器具、熱源
ミニテスト(10~14回分)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:谷洋子他「現代調理学」医歯薬出版2001
5.担当者からのメッセージ
具体例をあげながら解説するので、実習と関連づけて学ぶこ
と。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験80% ミニテスト20%
備考
̶ 83 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 調理学実習Ⅰ
( 英 語 名 ) (CookingⅠ)
授 業 形 態
実習
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
栄養士免許必修・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 森 恵見
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、和・洋・中の基礎的な調理の基本を身につけることである。示範時間を多くとり、実習は理論に基づいていることを理解
させる。前回の実習のポイントを小テストで確認する。1グループ4~5人編成で実習するので各人が実習できないものもあるため、ホーム
ワークとして提出させることもある。
2.授業の到達目標
(知識)一人分の栄養価、塩分濃度の計算ができる。(態度)喫食者に応じた配慮をしつつ、食材の季節感、料理様式をみたし衛生的に調理
することができる。(技能)基本的な切り方や味付けができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 講義と演習(計量、器具、調味について)
2 講義と演習(包丁の使い方、栄養価計算)
食品成分表を持参すること。
3 日本料理の基礎(炊飯、だし汁)
4 日本料理の基礎(味付け飯、煮魚)
5 日本料理の基礎(赤飯、酢の物)
実習ノート提出
6 日本料理の基礎(すし、和え物)
7 西洋料理の基礎(スープ、ゼラチンの調理)
8 西洋料理の基礎(ルウ、魚の調理)
9 西洋料理の基礎(カレー、プリン)
実習ノート提出
10 米・だし汁に関する実験
11 中国料理の基礎(炒飯、拌菜)
12 中国料理の基礎(涼拌麺、炸菜)
13 中国料理の基礎(溜菜、甘点心)
14 西洋料理の基礎(パスタ、ソース)
実習ノート提出
15 実技(包丁法、卵焼き)の部分チェック
前期期末試験中に筆記試験を実施する
16 日本料理(丼もの、まんじゅう)
17 西洋料理(サンドイッチ、飲み物)
18 中国料理(餃子、湯菜)
19 日本料理(魚の串の打ち方、茶碗蒸し)
20 中国料理(春巻き、炒菜)
実習ノート提出
21 日本料理(炊き込み飯、天ぷら)
22 野菜・いもに関する実験
23 西洋料理(ひき肉に調理、特殊スープ)
24 日本料理(福井県の伝承料理)
25 中国料理(炒麺、炸菜)
実習ノート提出
26 西洋料理(グラタン、卵の起泡性)
27 中国料理(前菜、湯菜、煨菜)
28 西洋料理(クリスマス行事食)
スポンジケーキを事前に作成
29 庖丁研ぎ講習会、年代別弁当
年代(指定)に合わせた弁当を作成し持参する。
30 主材料を指定した自主献立
実習ノート提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:西堀すき江編「食育に役立つ調理学実習」建帛社2007
[日本食品成分表2015]医歯薬出版
参考図書:谷洋子他「わかりやすい調理」みらい1998
5.担当者からのメッセージ
一人分の栄養価計算をした「実習ノート」を作成し提出するこ
と。(ノートは学習成果を示す証拠になるはず)また、繊切
り、みじん切りなどの包丁法のチエックや試験を実施するの
で、包丁の達人をめざそう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験50%、実技試験20%、実習ノート20%、小テスト10%
備考
̶ 84 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科
目 名 食品衛生学
( 英 語 名 ) (Food Hygiene)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
栄養士免許必修、フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 野村 卓正
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食中毒事故発生を予防するために、衛生管理における栄養士の社会的責務を理解し、食品を安全に取り扱うために必要な知識を習得す
る。食糧の生産・加工・流通・消費の過程に潜むリスク要因を把握すると同時に、食品が安全であるための原理・原則、食品の安全性
を確保するための方策を理解し、リスクを排除し「食の安全」を担保するための法整備・行政施策・食品関連技術に関する知識を習得
する。
2.授業の到達目標
人の命と健康を守る栄養士としての職責を自覚する。
食品の生産・流通体制を前提知識として、食中毒の分類と近年の発生状況について説明できる。
食品中の汚染物質や食中毒の原因物質について理解し、食中毒予防の原則に基づいた衛生管理ができる。
食品の変質による安全性低下とその衛生管理法の原理や手段、関連法規について説明できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 食品衛生概念成立の歴史的経緯と現在の諸問題
2 食品供給行程と食品汚染
3 食品中の有害汚染物質 (農薬・重金属・放射能・環境汚染物質等)
4 食品の腐敗・変質① (食品の品質変化により生じる有害作用)
5 食品の腐敗・変質② (食品と微生物)
6 食中毒① (総論・疫学)
7 食中毒② (細菌性食中毒)
8 食中毒③ (ウイルス性食中毒)
9 食中毒④ (天然自然毒性食中毒)
10 食品による感染症・寄生虫症 (人獣共通感染症・寄生虫症)
11 食品の腐敗・変質③ (微生物の増殖因子)
12 食品の腐敗・変質④ (食品の加工・保存・調理技術)
13 食品添加物 (分類、規格・基準、表示等)
14 食品衛生関連法令・行政制度および施策① (法令)
15 食品衛生関連法令・行政制度および施策② (制度)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
サクセス管理栄養士講座『食べ物と健康Ⅱ 食品衛生学』(第一出版)
5.担当者からのメッセージ
新聞・ニュース等で報じられる食品衛生に関する事件につい
て日頃から関心を持ち、それらの事件がどのような原因で発
生し、どのような脅威を公衆衛生に及ぼしたのか洞察し、再発
防止の取組みの妥当性を評価するために必要な食品衛生学上
の知識を修得できているか常に自己点検してください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
備考
レポート30%、期末定期試験70%で評価する。
定期試験は、「自筆ノート」の持込みを認めますので、毎週、授業の内容をまとめるよう努めてください。
̶ 85 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科
目
名 食品衛生学実験
( 英 語 名 ) (Experiment of Food Hygiene)
授 業 形 態
実験
履修形態
選択
単位数
開講時期
1
関連免許・資格等
1年次前期
栄養士免許選択・フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 野村 卓正
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
食の安全確保を実現するために必要な食品衛生検査の原理を理解し、理化学的および微生物学的食品検査技術を習得する。
食品を介して人の健康を害する諸要因の特質・作用、危害の特質とその防止方法、食品をとりまく環境因子(水・光・温度等)と健康、環境因
子の異常原因、予防、改善技術や方策などを理解する。
2.授業の到達目標
様々な環境(土壌・水中等)あるいは生物(食物)の体表面に微生物群が常在していることを理解する。
微生物の増殖を抑制する各種の保存法および加工・調理法の原理と効果を理解し、実践できる。
「大量調理施設衛生管理マニュアル」の各プロトコルを把握し、その意義と効果を説明できる。
「食中毒予防の三原則」について、その意義と効果を説明できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 食品衛生検査概論 (品質と安全性の管理)
2 実験1:微生物実験の基本操作と培地の作成
3 実験1:環境・体表面からの菌の分離①
4 実験1:環境・体表面からの菌の分離② (分離した細菌の観察)
5 実験2:食材の微生物検査①
6 実験2:食材の微生物検査②
7 実験3:手指および調理器具類の衛生管理①
8 実験3:手指および調理器具類の衛生管理②
9 実験4:畜肉類の加熱調理効果の確認①
10 実験4:畜肉類の加熱調理効果の確認②
11 実験5:鮮魚介類の冷凍・冷蔵効果の確認①
12 実験5:鮮魚介類の冷凍・冷蔵効果の確認②
13 実験6:油脂の品質評価 (酸価・過酸化物価・カルボニル価)
14 実験6:食品添加物の検査 (発色剤の検出)
15 食品衛生管理のまとめ
理解度確認の小テスト
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて資料を配付する。
5.担当者からのメッセージ
実験レポートの作成にあたっては、第一に「精確な観察」、第
二に「論理的な考察」に留意して記述してください。
① 観察された事実・現象から何が示唆されるか?
② どのような仮説を構築すれば、それらの観察結果を矛盾
なく説明できるのか?
すなおに「考察」しながら「結論」を導いてください。
期末定期試験 期末試験に代えて、全15回終了後に「食の安全とはなにか」レポートを提出する。
評価の配点比率 実験レポート60%、理解度確認試験40%で評価する。
備考
実験レポートは、グループで1部作成する。
̶ 86 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 食品検査法
( 英 語 名 ) (Food Inspection Method)
授業 形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次前期
フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 鳴瀬 みどり
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
フードスペシャリスト資格の必須科目である「食品の官能評価・鑑別論」の内容に沿って授業を展開する。食品を選ぶという行為に
は多くの背景と同期が存在しており、その行為を補助するフードスペシャリストにとっては食品についての深い知識と品質を見抜く
技術が非常に重要である。本科目は食品の生産・流通・消費についての知識を深め、鑑別や品質評価に必要な食品の検査法を学ぶこ
とを目的としており、官能検査法・化学的評価法・物理的評価法の3分野について、特に重点的に演習を行う。
2.授業の到達目標
食の専門家として、食品についての深い知識と品質を見抜く技術を身につける 。 3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 食品検査の目的と意義
実験後、毎回レポートを提出する。
2 食品の品質と水分活性
3 水分活性の測定
4 食品の外観と成分 ①植物性色素
5 食品の外観と成分 ②動物性色素
6 糖度と酸度
7 魚の鮮度検査(K値による測定)
8 油脂の酸化
9 油脂の過酸化物価の測定
10 物理的評価法の目的と意義
11 レオロジーについて
12 官能検査の目的と意義
13 官能検査の手法について
14 官能検査(2点比較法・3点比較法・評点法)
15 データのまとめ方
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:日本フードスペシャリスト協会編『食品の官能評価・鑑別演習
』最新版(建帛社)
教材:必要に応じてプリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
実験室内では、白衣及び上履き着用などの授業前の注意事
項を必ず守ること。
鑑別実習は、2~3人のグループで行う。
関数電卓を用意すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験70%、レポート30%
備考
̶ 87 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 栄養指導論Ⅰ
( 英 語 名 ) (Instruction of Nutrition)
授業形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 相良 多喜子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
栄養指導は、食を通しての健康づくりの支援を行うことである。それには生活する人間を理解し、人間の心を捉えた指導と、科学的根
拠に基づいた指導が重要になっている。授業では、このような栄養指導を行うために必要な知識及び指導方法の基礎について学ぶ。
2.授業の到達目標
①栄養指導の歴史や法的根拠を理解する。②栄養指導の基礎的知識を習得する。③栄養指導の方法と技術について理解する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 栄養指導の概念/栄養指導の目的・目標、栄養指導の歴史
2 栄養指導と関係法規/栄養士法、健康増進法、学校給食法、食育基本法
3 行動科学の理論とモデル
4 行動変容技法と概念
小テスト
5 カウンセリングの基本と栄養教育への応用
6 組織・地域づくりと食環境づくり
7 栄養教育マネジメント(1)栄養教育の目標設定
レポート
8 栄養教育マネジメント(2)栄養教育のプログラム作成・実施・評価
小テスト
9 乳・幼児期の栄養指導
10 学童期・思春期の栄養指導
11 青年期・壮年期の栄養指導
12 妊娠・授乳期の栄養指導
小テスト
13 高齢期の栄養指導
14 傷病者および障がい者の栄養指導
15 社会生活と栄養指導
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:下田妙子編『Nブックス栄養教育論』建帛社
5.担当者からのメッセージ
ノート整理をして復習をすること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験70%、小テストやレポート提出30%
備考
̶ 88 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 給食管理
( 英 語 名 ) (Food Service Management)
授業 形態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 嵐川 眞智子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、栄養士が給食業務を行うために、必要な食事の計画や調理を含めた,給食サービス提供に関する内容の把握と技術を
習得することである。利用者に提供する食事は望ましい食習慣を形成する栄養教育の媒体でもある。継続して給食を経験することで利
用者自らが食事管理できるよう導くことも給食経営の責務である。そのために給食経営管理についての知識を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】特定給食施設における組織管理、運営管理、事務管理、労務管理など経営管理についての基礎知識を備える。【技能領
域】校外実習や就職後に、習得した給食管理の理解と実践ができることを目的とする。【態度領域】栄養士として自分の考えや行動を
省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
1
補足説明、事前・事後の自主学習について
ガイダンス、特定給食の概要、意義と役割、特定給食施設への行政指導と関
授業の進め方説明、栄養士法
係法規
2 健康増進法における特定給食施設とは
健康増進法・学校給食法
3 特定給食の組織と人事管理・運営形態(直営・委託)
健康増進法について小テスト実施
給食経営のマネジメント
4 特定給食施設における栄養・食事管理ー栄養教育
給食を活用した栄養管理
5 給食における栄養・食事管理ー食事摂取基準
食事摂取基準[2015年版]について
6
給食における栄養・食事管理ー献立計画と作成、給与栄養量の設定、加重平
献立計画と作成の手順予習
均食品成分表
7 給食における栄養・食事管理ー献立計画と作成、献立作成の立案
献立作成の立案の実施
献立提出
8 給食における生産管理(品質管理・食材管理・原価管理)
行事食カード・給食だより作成の準備
9 行事食カード・給食だより作成
クリスマス行事食カード・12月給食だよりの
作成提出
10
給食における危機管理 衛生管理の重要性、食中毒の現状と予防対策
(HACCP)
危機管理
11 衛生・安全管理(HACCP 大量調理施設衛生管理マニュアル①)
大量調理施設衛生管理マニュアルを予習
12 衛生・安全管理(HACCP 大量調理施設衛生管理マニュアル②)
大量調理施設衛生管理マニュアルについて
小テスト実施
13 各施設の給食管理(病院給食 介護施設給食)栄養士の業務内容
施設・機器類の管理
14 各施設の給食管理(学校給食 保育所給食 )
学校給食法
15 特定給食における評価と食育(まとめ)、栄養教育の目的・目標
食育ガイド
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:君羅 満・岩井 達著「給食経営管理論第5版」建帛社
参考図書:富岡和夫 富田教代著「給食経営管理論」医歯薬出版
参考図書:井上明美著「給食経営管理実習」
教材:必要時はプリントを配布する。
評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験70% 提出物・小テスト30%
備考
̶ 89 ̶
5.担当者からのメッセージ
授業の復習を重点的にすること。
必要に応じプリントを配布する。
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 解剖生理学
( 英 語 名 ) (Anatomy and Physiology)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
開講時期
単位数
2
関連免許・資格等
1年次後期
栄養士免許必修
担 当 者 名 齋藤 正一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
人体のなりたち(構造:解剖学)とはたらき(機能:生理学)について述べる。 機能的なまとまり(系統)ごとに、器官、組織、細胞
の各レベルまで遡り、構造と機能の関係、必要に応じて疾病のの問題にも触れつつ、なるべくわかりやすく説明する。
2.授業の到達目標
人体の構造と機能に関する基礎知識を身につけ、専門用語等に慣れて医療関係者との意思疎通がスムーズにできるようになること、さ
らに健康・病気に関する栄養の理解を深めることをめざす。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 生体のなりたち:細胞・組織・器官・系統
2 遺伝・遺伝子と細胞・組織
3 消化器系
4 呼吸器系
5 循環系
6 血液と体液
7 免疫系
8 生殖器系
9 泌尿器系
10 内分泌系
11 神経系
12 骨格系と運動器系
13 感覚器系と皮膚系
14 エネルギー代謝と体温調節
15 まとめ
後期定期試験期間中に試験を行う。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書: 河田・三木(編)「栄養科学シリーズNEXT 解剖生理学」
第2版(講談社 2007)
毎回の授業ではスライドを用い、説明のためのプリント(A4版)を配布す
る。 配布済みのプリントを参照することもあるので、毎回、既配布分も
持参すること。 A4サイズのファイルフォルダーを準備しておくと便利。
5.担当者からのメッセージ
プリントがないと授業が理解できず、復習も困難です。
欠席等でプリントのない人にはバックナンバーを配布する
ので講義の前後に申し出ること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末(定期)試験の成績による。
備考
̶ 90 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 有機化学
( 英 語 名 ) (Organic Chemistry)
授業 形態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
1年次前期
関連免許・資格等
2
担 当 者 名 吉見 泰治
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
有機化学は,主に炭素を骨格として構成される化合物の構造・性質・合成・反応等を幅広く研究するものである。本講義では,食
品化学・栄養学・生化学等の授業に必要と思われる,有機化合物に関する化学の基礎を身につけることを目的として系統的に講義す
る。
2.授業の到達目標
専門科目の理解を助けるための有機化学の基礎を習得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 有機化学入門
毎回、該当部分を復習すること
2 有機化合物の化学結合
3 有機化合物の構造による特徴1(炭化水素)
小テスト実施
4 有機化合物の構造による特徴2(アルコール・エーテル)
小テスト実施
5 有機化合物の構造による特徴3(カルボニル化合物)
6 有機化合物の構造による特徴4(芳香族化合物)
7 有機化合物の反応
小テスト実施
8 アミノ酸とタンパク質1
9 アミノ酸とタンパク質2
小テスト実施
10 有機化合物の立体化学
11 炭水化物1
12 炭水化物2
13 ビタミン
14 脂質
小テスト実施
15 核酸
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
特になし
5.担当者からのメッセージ
タンパク質、脂質やビタミンなど栄養素は有機化合物で
す。また、食品添加物などの多くが有機化合物であり、こ
れらを化学構造式で書けるようになれば、どのように働い
ているか分子レベルで理解できるようになります。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
授業中5回ほどの小テスト、期末定期試験、出席状況および授業態度を含めて総合的に判断する。
備考
期末試験では、書籍およびコピーの持ち込みは禁止するが、「自分で書き込みしたノート」の持ち込み可とする。
̶ 91 ̶
科 目 区 分 生活科学学科食物栄養専攻 専門科目
科 目 名 フードスペシャリスト論
( 英 語 名 ) (Introduction to Food Specialyist)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
関連免許・資格等
1年次後期
フードスペシャリスト資格必修
担 当 者 名 加藤 隆夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
近年、食べ物は、その生産・加工、流通の技術的進歩により、種類の増加とともに、嗜好性を付加した加工食品が市場にあふれるよ
うになった。一方、食べ物には食品添加物が多用されたり、遺伝子組換え食品の出現など、消費者の不安をぬぐいきれないものがあ
る。そこで、食べ物に関して科学的根拠による官能・鑑別検査のできる技能者が市場や販売現場に配置されていれば購入者・販売者
ともに安全・便利である。これらの要請にこたえ誕生したのが「フードスペシャリスト」資格(日本フードスペシャリスト協会認
定)である。
2.授業の到達目標
「フードスペシャリスト」になるための専門性について指導する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 フードスペシャリストとは
2 食品の化学・物理的評価、食べ物の官能評価
3 食品の鮮度・熟度判定
4 食品の安全性とその評価
5 食品の品質規格
6 食品のおいしさと生理・心理:味覚の生理
7 食品の味覚物質
8 食品の味覚心理
9 嗅覚の生理
10 調理と食味論:調理と献立、食欲
11 食環境と嗜好性
12 食品の流通と消費①
13 食品の流通と消費②
14 食品と料理の文化①
15 食品と料理の文化②
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:日本フードスペシャリスト協会編『フードスペシャリスト論』
(建帛社)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
期末定期試験100%
備考
̶ 92 ̶
5.担当者からのメッセージ
予習を必ずしてきてほしい。
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 教育原理
( 英 語 名 ) (Principles of Education)
授 業 形 態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 増田 翼
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本講義は、保育者として理解しておくべき教育の基礎理論のうち、とりわけ「教育の理念」「教育に関する歴史および思想」について
修得することを目的とする。具体的には、「教育の意義と目的」「生涯学習社会の進展」「教育実践における内容・方法・計画・評
価」「教育思想の歴史的変遷」「教育制度」「現代の教育課題」等について学ぶ。各講義において、教育に関する基礎的事項に触れる
とともに、現代の教育を様々な角度から捉えるための見方・枠組みを修得する。
2.授業の到達目標
【知識】①「教育の意義と目的」「生涯学習社会の進展」「教育実践における内容・方法・計画・評価」「教育思想の歴史的変遷」「教育制度」
「現代の教育課題」について、それぞれ説明できる。
【技能】②自分の考えを誤字脱字などがない「正確」な文章で、様々な「情報」に基づきながら、「論理」的に構造化し、レポートにまとめることがで
きる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
毎回、授業内容に関する小課題がある。授
業毎に提出すること。またその日の授業内
容に関する「復習プリント」を各回で配付
する。各自、理解を深めておくこと。
1 オリエンテーション:短期大学での学び方
2 教育とは何か(1):教育の意義と目的
3 教育とは何か(2):教育と児童福祉の関連性
4 教育とは何か(3):人間形成と文化
事前に、「福井県生涯学習センター」、「放送大
学」のwebページを調べておくこと。
5 生涯学習社会における教育(1):生涯学習とは
6 生涯学習社会における教育(2):成人期の学習
7 教育実践の多様な取り組み(1):かつやま子どもの村小・中学校
事前に、「かつやま子どもの村小・中学
校」のwebページを調べておくこと。
8 教育実践の多様な取り組み(2):森のようちえん
事前に、「森のようちえん全国ネットワー
ク」のwebページを調べておくこと。
9 教育実践の多様な取り組み(3):ICT利活用教育、反転授業、アクティブ・ラーニング
10 教育の思想と歴史的変遷(1):コメニウス、ロック、ルソー、ペスタロッチ
教科書 54-57頁を事前に読んでおくこと。
11 教育の思想と歴史的変遷(2):デューイと児童中心主義
12 教育の思想と歴史的変遷(3):江戸時代までの教育
教科書 50-53頁を事前に読んでおくこと。
13 教育の思想と歴史的変遷(4):明治、大正、昭和の教育
14 教育の制度
教科書 300-304頁を事前に読んでおくこと。
15 現代の教育課題
第15回終了後、授業内容に基づく最終レ
ポートを作成し期限までに提出する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:汐見稔幸・伊東毅ほか編『よくわかる教育原理』(ミネルヴァ書房
2011)
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
内閣府・文部科学省・厚生労働省
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(フレーベル館 2015)
5.担当者からのメッセージ
適宜、プリント資料を配布する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、全講義終了後に最終レポートを提出させる。
評価の配点比率
授業毎に提出する小課題(50%)【知識】、最終レポート(50%)【知識】【技能】
備考
̶ 93 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 教育の方法と技術
( 英 語 名 ) (Educational Methods and Techniques)
授業形態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
関連免許・資格等
1年次後期
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 田中 洋一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、幼稚園教諭として効果的・効率的・魅力的な教育を行うための方法と情報機器の活用法を身につけることである。
そのため、発想法・障がい理解・情報倫理・情報収集・課題分析・スライド作成について学んだ後、幼稚園教諭として園の特色ある教育を
入園事前説明会で保護者へ話すケースに基づき、教育内容・方法の年間計画及び設定保育の設計、プレゼンテーション資料の作成・説明・
評価・改善を実施する。次に園児向けCM制作を通して、物語作り、動画編集等を学習する。最後にマルチメディア保育教材及び指導案の作
成・評価を行う。これらを通して、多様な子どもたちに対する幼児教育の方法や技術について深く考える。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①多様な事例に基づき、自分の考える良い幼児教育の方法について述べられる。目標②保育者のための情報倫理と情報セ
キュリティを説明できる。【技能領域】目標③園児に対して教育効果が高いマルチメディア教材の設計・制作・運用ができる。目標④保育
者として、自分のアイデアを出し、話し合いを通して考えをまとめ、他者にグループの意見を説明できる。【態度領域】目標⑤保育者とし
て、自分の考えや行動を省察できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
ガイダンス、個人での発想法(コンセプトマップ)を用いた良い授業・ 色ペンを持ってくると楽しい。授業中に完成
1
悪い授業の振り返り、LMS・eポートフォリオの設定
しなかったコンセプトマップは次週提出
2
障がい児への支援技術の理解、個人での発想法(質より量)を用いたベ 幼稚園で考慮すべき障がい児支援について復
ビーサインの理解
習
3
グループでの発想法(ブレスト、KJ法)を用いた幼稚園実習の振り返
り、保育者のための情報倫理と情報セキュリティの理解
グループのまとめマップ提出。次週までに情
報倫理に関するミニレポートを提出
4 e紙芝居の設計(画像収集)
次週までにe紙芝居を指示通り仕上げる。6回
目までにグループ発表テーマの情報収集
5 e紙芝居の改善(アニメーション、画面切り替え、サウンド利用)
次週までにe紙芝居を提出
6 幼児教育モデルの設計(シュタイナー、モンテッソーリ等)
グループ発表テーマの事前学習。次週までに
発表スライド及び発表原稿の完成
7 幼児教育モデルの発表(入園事前説明会)・評価・改善Ⅰ
事前学習として発表準備。事後学習としてス
ライドの修正
8 幼児教育モデルの発表(入園事前説明会)・評価・改善Ⅱ
事前学習として発表準備。事後学習としてス
ライドの修正
9
幼児教育モデルの発表(入園事前説明会)・評価・改善Ⅲ、ワーク
ショップ
次週までに幼児教育ミニレポートを提出
10 幼稚園児向け公共CM制作1(絵コンテ作り、物語作り、画像作成)
色鉛筆やクレヨンを持参。次週までに、画像
作成
11 幼稚園児向け公共CM制作2(スキャナーの活用、動画編集)
手描きの場合、ハサミ持参。次週までに、PC
に画像を取り込む
12 幼稚園児向け公共CM制作3(ナレーション録音、音楽・効果音の活用) 次週までに、CMを提出
13 マルチメディア保育教材の設計・制作Ⅰ(教材設計)
次週までに、保育教材の制作を進める
14 マルチメディア保育教材の制作Ⅱ(指導案)
次週までに、保育教材及び指導案の提出
15
マルチメディア保育教材の評価・改善(授業改善)、相互評価、振り返 次週までに、幼児教育ミニレポート(再)、振
り
り返りノート(総まとめ)の提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
参考図書:『30時間でマスター Office 2013』(実教出版 2014)、堀
田博史・森田健宏・松河秀哉『保育・幼児教育に携わる人の情報処理テ
キスト-幼稚園・保育所の保育実践とメディアの活用-』(みるめ書房
2013)、稲垣忠・鈴木克明『授業設計マニュアルVer.2: 教師のための
インストラクショナルデザイン』(北大路出版 2015)
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組み方に関しては第1回目のガイダンスで説明す
る。ケースごとに園の教諭や保護者に成りきって授業に取
り組むことが望ましい。各回の最後、振り返りノートに自
分の行動変容に関して記述する。質問等がある場合は、研
究室前に掲示してあるオフィスアワーを利用するか、電子
メール([email protected])で連絡すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験に代わって、全講義終了後に課題(幼児教育に関する再ミニレポート、振り返り課題)を提出させる。
評価の配点比率
授業に関するコンセプトマップ5%(目標④対応)、情報倫理ミニレポート5%(目標②対応)、e紙芝居課題5%(目標③対
応)、幼児教育モデルの発表10%(目標④対応)、幼児教育に関するミニレポート10%(目標①対応)、CM課題25%(目標③対
応)、保育教材課題13%(目標③対応)、保育教材の指導案5%(目標③対応)、幼児教育に関する再ミニレポート10%(目標
①対応)、振り返りノート(1〜14回:0.5×14回=7%、15回:総まとめ5%)12%(目標⑤対応)として評価する。
備考
幼稚園児向け教材等に対する、教育的配慮以外の「漢字の使用、わかちがきの不使用、ユーザビリティ(使いやすさ)の欠如」は
減点する。入園事前説明会において保護者として質問すれば加点(1回:1点)する。
̶ 94 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科
目 名 児童家庭福祉
( 英 語 名 ) (Social Welfare for Child and Family)
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
開講時期
2
関連免許・資格等
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 賞雅 さや子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業では保育の基盤となる児童家庭福祉の価値観について理解を深めることを目的とする。教科書、その他の文献購読と解説によ
り、児童家庭福祉従事者として、子どもがもっている力を信じ、子どもと家庭を見守りながら、その権利を護ることができるやわらか
なまなざしと強い使命感、ゆるぎない人権意識を身につけることの意義について考える。
2.授業の到達目標
【知識】1.児童家庭福祉の理念を理解し、児童福祉と保育との関係を自分の言葉で述べることができる。
【技能】2.児童家庭福祉の法律、制度、サービスについて説明することができる。
【態度】3.保育実践場面における子どもの最善の利益について考察することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 児童家庭福祉の理念と概念
2 児童家庭福祉の歴史的変遷
小テスト(教科書13ページ)
3 児童家庭福祉の構造と児童観
小テスト(教科書29ページ)
4 保育と人権擁護
5 子ども観の変遷
小テスト(教科書49ページ)
6 児童家庭福祉の制度と法体系
小テスト(教科書57ページ)
7 児童家庭福祉行政と実施機関
小テスト(教科書80ページ)
8 児童福祉施設
小テスト(教科書88ページ)
9 児童家庭福祉の専門職・従事者
小テスト(教科書101ページ)
10 児童虐待、社会的養護
小テスト(教科書115ページ)
11 少子化と子育て支援
12 障害のある児童、少年非行
13 多様な保育ニーズへの対応
小テスト(教科書162ページ)
14 わが国の児童家庭福祉の方向性
15 諸外国の動向
小テスト(教科書184ページ)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:吉田眞理『児童の福祉を支える児童家庭福祉』(萌文書林、
2016)
その他、適宜資料を配布する。
5.担当者からのメッセージ
・毎回の講義内容のまとめ、感想、考察を記入したノート
を各自作成すること(ノート作成の詳細は第1回目の授業内
で説明する)
・重要事項は口頭で説明するのでしっかり聴講すること
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全授業終了後にノート(小テストを含む)、レポートを提出させる。
評価の配点比率 ノート15回分45%(目標1、2対応)、授業内小テスト10回20%(目標2対応)とレポート35%(目標1、3対応)で評価する。
備考
̶ 95 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 社会福祉
( 英 語 名 ) (Social Welfare)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
2
関連免許・資格等
1年次前期
保育士資格必修
担 当 者 名 賞雅 さや子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
保育士は児童福祉法にもとづく福祉の国家資格であり、社会福祉に関する知識と援助技術が求められる。その社会的役割を果たすため
に、社会福祉に関する幅広い知識と技術を身につけることが本授業の目的である。授業では、教科書その他の文献をしっかり読み込
み、その解説をよく聞いて、ノートに整理しながら各回のテーマについて自ら考察する。
2.授業の到達目標
【知識】1.社会福祉の意義や歴史的変遷、制度、援助にかかわるしくみ、動向について理解する。
【技能】2.文献を読み、聴講したことを記録としてまとめ、そこから課題を発見する。
【態度】3.子どもと家族のニーズに応える保育士としての自己の在り方を問う。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷
教科書 第1講
2 社会福祉の一分野としての児童家庭福祉
教科書 第2講
3 児童の人権擁護と社会福祉
教科書 第3講
4 家庭支援と社会福祉
教科書 第4講
5 社会福祉の制度と法体系
教科書 第5講
6 社会福祉行政と実施機関
教科書 第6講
7 社会福祉施設等
教科書 第7講
8 社会福祉の専門職・実施者
教科書 第8講
9 社会保障および関連制度の概要
教科書 第9講
10 相談援助の意義と原則
教科書 第10講
11 相談援助の方法と技術
教科書 第11講
12 社会福祉における利用者の保護にかかわるしくみ
教科書 第12講
13 少子高齢化社会への対応
教科書 第13講
14 地域福祉の推進とネットワーク
教科書 第14講
15 社会福祉の諸外国の同行
教科書 第15講
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:松原康雄他編『基本保育シリーズ④ 社会福祉』(中央法規出
版,2015)
その他、適宜資料を配布する。
5.担当者からのメッセージ
・事前に教科書の該当部分を読んでくること
・重要事項は口頭で説明するのでしっかり聴講すること
・毎回の講義内容のまとめ、感想、考察を記入したノート
を各自作成すること(ノート作成の詳細は第1回目の授業内
で説明する) ・
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、全講義終了後にノート、レポートを提出させる。
評価の配点比率
ノート15回分75%(目標1,2対応)とレポート25%(目標3対応)で評価する。
備考
̶ 96 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 相談援助
( 英 語 名 ) (Social Work)
授 業 形 態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 賞雅 さや子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
保護者や地域の子育てに関する相談を受け、対応しつつ、子どもとその家庭の最善の利益を護ることが求められる保育士に必要な理論
や技術を習得することが、本授業の目的である。授業では毎回の事例検討、ロールプレイ等の演習を通して、保育実践力を養うととも
に、近年の動向、関連領域の知識など発展的な内容を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識】1.保育における相談援助の意義・原則について理解し、説明する。
【技能】2.相談援助の方法・技術・展開を理解し、援助の計画・記録・評価を実践する。
【態度】3.保育における相談援助の応用事例を分析し、保育所、保育士の抱える課題を見出す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 相談援助の理論
教科書 第1講
2 相談援助の意義
教科書 第2講
3 相談援助の機能
教科書 第3講
4 相談援助とソーシャルワーク
教科書 第4講
5 保育とソーシャルワーク
教科書 第5講
6 相談援助の対象
教科書 第6講
7 相談援助の過程
教科書 第7講
8 相談援助の技術・アプローチ
教科書 第8講
9 相談援助の計画・記録・評価
教科書 第9講
10 相談援助の関係機関との協働
教科書 第10講
11 相談援助の多様な専門職との連携
教科書 第11講
12 相談援助の社会資源の活用、調整、開発
教科書 第12講
13 ロールプレイ、フィールドワーク等による事例分析
教科書 第13講
14 虐待の予防と対応等の事例分析
教科書 第14講
15 障害のある子どもとその保護者への支援等の事例分析
教科書 第15講
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:松原康雄他編『基本保育シリーズ⑤ 相談援助』(中央法規出版,
2015)
その他、適宜資料を配布する。
5.担当者からのメッセージ
演習を通した理論や技術の習得を重視するため、積極的・
意欲的な参加を求める。
・毎回演習(ワーク)を行い、その内容をワークシートに
記入し提出する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、毎回のワークシート、最終レポートを提出させる。
評価の配点比率
ワークシート15回分75%(目標2、3対応)、レポート25%(目標1対応)で評価する。
備考
̶ 97 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科専門科目
科 目 名 発達心理学Ⅰ
( 英 語 名 ) (Developmental PsychologyⅠ)
授業 形態
講義
履修形態
必修
開講時期
単位数
2
関連免許・資格等
1年次前期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 乙部 貴幸
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では、子どもの発達を生涯発達の視点からとらえ、子どもの現在の姿・行動を的確に理解すること、発達援助の在り方を理
解することを目指す。そのため、それぞれの発達期の特徴と発達過程について学び、発達のメカニズム、子どもと大人(養育者や保
育者)の相互作用などを学ぶ。
2.授業の到達目標
①保育実践にかかわる心理学の知識を習得する。
②子どもの発達にかかわる心理学の基礎を習得し、子どもへの理解を深める。
③子どもが人との相互的かかわりを通して発達していくことを具体的に理解する。
④生涯発達の観点から発達のプロセスや初期経験の重要性について理解し、保育との関連を深く考える。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
オリエンテーション
1
1章 子どもの発達を理解することの意義
授業冒頭にてオリエンテーションを行う。
2 2章 保育実践の評価と心理学
3 3章 発達観、子ども観と保育観
レポート課題を提示する。
4 4章 子どもの発達と環境
5 5章 感情の発達と自我
6 6章 身体的機能と運動機能の発達
7 7章 感覚・知覚と認知の発達
8 8章 ことばの発達
9 9章 基本的信頼感の発達
10 10章 愛着のひろがり
11 11章 生涯発達と発達援助
12 12章 胎児期・新生児期の発達
13 13章 乳幼児期の発達
14 14章 児童期・青年期の発達
15 15章 成人期・老年期の発達
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
教科書:使用しない。適宜資料を配布する。
参考図書:成田朋子他編『保育実践を支える 保育の心理学』(福村出版
2011)厚生労働省『保育所保育指針解説書』(厚生労働省 2008)、文部科
学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
「大人にとっての当たり前」は子どもにとっては当たり前
ではありません。では、子どもはどのように我々と同じよ
うな大人になってゆくのでしょうか。そもそも人間とはど
のような生き物なのでしょうか。このような問いを持って
授業に臨んでください。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
期末定期試験60%、レポート40%
備考
̶ 98 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科
目 名 発達心理学Ⅱ
( 英 語 名 ) (Developmental PsychologyⅡ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 乙部 貴幸
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
発達心理学Ⅰで学んだことを基礎として、保育所保育指針・幼稚園教育要領と関連しながら乳幼児の心身の発達、生活と遊びを通した
学習過程について学ぶ。
2.授業の到達目標
1.子どもの心身の発達を理解する
2.生活と遊びを通して学ぶ子どもの経験や学習の過程を理解する
3.保育の実践と発達援助について考察できる
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 胎児期の発達
授業冒頭にてオリエンテーションを行う。
2 新生児期〜おおむね6ヶ月の運動発達
3 新生児期〜おおむね6ヶ月の認知発達
4 おおむね1歳3ヶ月までの運動発達
5 おおむね1歳3ヶ月までの認知発達
6 乳児研究の最先端
第1回〜第5回の小テストを実施する。
7 1〜2歳の運動発達
8 1〜2歳の認知発達
9 2〜3歳の運動発達
10 2〜3歳の認知発達
第6回〜第10回の小テストを実施する。
11 数量概念の発達
12 遊びの発達とメディア
レポート課題を提示する。
13 「物語る」能力と読み書きの発達
14 社会性の発達
15 自己制御と道徳性の発達
第10回〜第14回の小テストを実施する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:清水益治,森俊之,杉村伸一郎編『基本保育シリーズ⑨ 保育の
心理学Ⅱ』(中央法規出版 2015)、厚生労働省『保育所保育指針解説書』
(厚生労働省 2008)、文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館
2008) その他、適宜資料を配布する。
参考図書:谷田貝公昭・高橋弥生『データでみる幼児の基本的生活習慣』
(一藝社 2009)、新版K式発達検査法2001年版 標準化資料と実施法(ナカ
ニシヤ出版 2008)
.
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
小テスト30%、期末試験50%、レポート課題20%
備考
̶ 99 ̶
5.担当者からのメッセージ
子どもを「可愛い」と思うことは大変重要です。しかし、
それだけでは子どもを理解することは難しいです。授業を
通じて、子どもに対する幅広い見方を身に付けてくださ
い。
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 子どもの保健Ⅰ
( 英 語 名 ) (Child HealthⅠ)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
4
1年次通年
保育士資格必修
担 当 者 名 齋藤 正一
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育士として子どもの心身の健康増進を図ることができるような能力を身につけることである。そのため、子どもの「ここ
ろとからだ」を解説する。 まず「成長と発達」について、次いで出生前から成人に至る心身の変化、身体各部の様子、生活全般、その後健康
障害を説明する。 前期は健康な発育について、後期は病気やケガなどの異常事態を主に論じる。 簡単ではあるが子どもの社会環境や保育
の法的側面にも触れる。
2.授業の到達目標
①子どもとはどういう存在かを理解し、説明することができる。
②子どもと成人との違いを知り、説明することができる。
③子どもと接する際に必要・有用な基礎的知識を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 成長と発達
1年間を通した履修・受講案内も行う。
2 発生・受精・胎内での発育
3 胎内での発育
4 発育の概要
5 乳児、幼児、学童期、思春期
6 成長の様子
7 成長の評価
8 発達の概要
9 運動の発達
10 知覚・言語の発達
11 自我と社会性
12 知能と発達の評価
13 小児期の栄養と乳栄養
14 小児期の生活概説
15 前半のまとめ
前期期末定期試験期間中に試験を実施する。
16 小児健康障害の概括
17 事故とトラブル
18 応急処置・救急処置
19 保育の法的責任、児童虐待など
20 新生児の概要
21 周産期(周生期)の異常
22 未熟児(低出生体重児)
23 知的障害、脳性まひ、発達障害
24 感染症の概要
25 感染症の実例
26 感染症の防止と対策
27 神経系の疾患(脳性まひ等を除く)
28 アレルギー性の疾患
29 その他小児に特有な疾患
30 後半のまとめ
後期期末定期試験期間中に試験を実施する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書: 巷野悟郎(編) 『子どもの保健』 (診断と治療社 2016)
毎回の授業ではスライドを用い、説明のためのプリント(A4版)を
配布する。 配布済みのプリントを参照することもあるので、毎回、
既配布分も持参すること。 A4サイズのファイルフォルダーを準備
しておくと便利です。
5.担当者からのメッセージ
プリントがないと授業が理解できず、復習も困難です。
欠席等でプリントのない人にはバックナンバーを配布する
ので講義の前後に申し出ること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 前期・後期の試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
2回の定期試験の成績による(前期50%・後期50%)
備考
̶ 100 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 子どもの保健Ⅱ
( 英 語 名 ) (Child HealthⅡ)
授業形態
演習
履修形態
開講時期
選択
単位数
関連免許・資格等
1
1年次前期
保育士資格必修
担 当 者 名 池邑 昌子・髙﨑 貴子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育士として不可欠である子どもの健康及び安全を守るための具体的な知識や技能等を身につけることである。子ど
もの成長発達や日常生活の養護、安全な環境整備に必要な知識や技術を講義、演習を通して学ぶ。
2.授業の到達目標
①子どものけがや病気の特徴を理解し、適切に対応することができる。
②子どもの心身の健康保持増進、事故、安全について発達や生活習慣を踏まえて予防的な観点から根拠に基づいた活動ができるように
なる。
③子どもの家族や地域、他職種との連携に理解を深め、子どもをめぐる現代社会の課題に配慮できるようになる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 子どもの保健Ⅱの目的・ねらい
担当髙﨑
授業の進め方、演習について説明する。
2 子どもの成長発達1
担当池邑 3 子どもの成長発達2(身体測定・生理機能の測定)
担当池邑
4 子どもの日常生活の養護1(生活環境・抱き方・衣服)
担当池邑
5 子どもの日常生活の養護2(栄養・排泄・睡眠)
担当池邑
6 子どもの日常生活の養護3(身体の清潔)
担当池邑
7 子どもの日常生活の養護4(沐浴)
担当池邑
8 健康教育
担当髙﨑
9 健康状態の観察
担当髙﨑
10 主な病気の対応と予防
担当髙﨑
11 主な病気の対応と予防
担当髙﨑
12 事故防止と安全
担当髙﨑
13 救急処置
担当髙﨑
14 集団保育と保健
担当髙﨑
15 まとめ
担当池邑
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:巷野悟郎 「子どもの保健」同文書院
ビデオ、DVD等視聴し学習を深める
5.担当者からのメッセージ
1回目の授業で演習に適した服装や髪型、エプロン等について
説明するので、それに基づいて準備すること
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
試験60%(筆記)、演習40%
備考
̶ 101 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 子どもの食と栄養Ⅰ
( 英 語 名 ) (Nutrition for ChildrenⅠ)
授業 形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次前期
保育士資格必修
担 当 者 名 嵐川 眞智子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、食生活を含む生活習慣の基盤が、乳幼児期に作られていることを理解し、子ども(家庭、地域を含む)の食環境の改
善に取り組む重要性を理解することである。食事をおいしく楽しく摂ることが、心も体も健康に育つ上の基本となる。その基本となる
栄養の基礎知識を学ぶと共にアレルギーなどいろいろな問題点を背景とした食育に関する取り組み等を学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】保育所における食育の基本と内容について理解できる。【技能領域】子どもの食生活の意義や基本的知識を理解する。
【態度領域】子どもの発育・発達と食生活の関連について理解を深め子どもたちに指導できることを目指す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1
ガイダンス、小児期の栄養の特徴、ライフスタイルから見た小児期の区分、 授業の進め方の説明。小児の栄養と食生活の
社会的背景と小児の食生活
意義について学ぶ。
2
小児期の栄養と食生活、心身両面から見た小児の食生活、小児の食生活の現
小テスト実施
状と課題
3 発育発達の基本的な考え方、発育発達のリズムと成長スパート
発育曲線やBMIなどについて学ぶ、計算機必要
4
食べる機能・消化吸収発達と栄養、食べ方の発達(胎児期・新生児期・乳児
小テスト実施
期・幼児期)
5
栄養に関する基礎知識、食物が果たす栄養学上の役割(炭水化物、脂質、た
んぱく質)
6 栄養素の種類と基礎知識その他の栄養素(ビタミン・ミネラル・水分)
次回のグループデスカッションの課題「虫歯
予防と歯の栄養」について予習。
7 虫歯予防と歯の栄養
グループ発表「虫歯予防と歯の栄養」
小テスト実施
8
日本人の食事摂取基準、食品の基礎知識、食事構成に関する基礎知識、献立 次回のデスカッションに備えて「子どもの食
作成・調理の基本、食事バランスガイド
生活の現状と課題」について予習。
グループ発表(栄養)「子どもの食生活の現
状と課題」、小テスト実施
9 子どもの食生活の現状と課題
10 小児期の疾病と食生活、特別な配慮を必要とする子どもの食生活
子どもに多い疾病について学ぶ
11 小児期の疾病と食生活、食物アレルギーのある子どもへの対応
子どもの食物アレルギーについて学ぶ、次回
の摂取困難な場合の食事について予習。
12 障害を持つ小児の食生活、形態や増粘剤で摂取しやすくする方法
グループ発表(食育)「形態や増粘剤で摂取
しやすくする方法」、小テスト実施
13
食育とまとめ、食を通して子育ちと子育てを支援する、食を通した保護者へ
食育について理解する
の支援
14 食育と調理実習(野菜嫌いな子でもおいしく食べられる料理を作ろう)
14~15回2限を使用して調理実習
野菜を食べよう!レポート提出
15 食育と調理実習(野菜嫌いな子でもおいしく食べられる料理を作ろう)
〃
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:「子どもの食生活」上田玲子他著(ななみ書房)
参考図書:「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(第一出版)
日本食品標準成分表2010
保育所保育指針 解説書
教材:必要時プリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
授業の取り組みについては第1回のガイダンスで説明す
る。復習をすること。提出物は期日を厳守のこと。
調理実習ではきちんとマニュキュアなど落として臨むこ
と。けがの無いように注意すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の 配点比率 期末定期試験70%、小テストやレポート30%
備考
̶ 102 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 子どもの食と栄養Ⅱ
( 英 語 名 ) (Nutrition for ChildrenⅡ)
授業 形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 嵐川 眞智子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、乳幼児の食べる機能、食行動の変化についての基本的知識を習得し、乳汁栄養について学び、母乳育児の意義と利
点、留意点について理解を深め、母乳育児推進に向けた支援ができるようになることである。また、離乳の意義とその実践について学
び、個々にあった離乳食のすすめ方を習得する。乳幼児が健康で逞しく育つために、栄養は重要な問題であり、乳児・幼児にあった適
切な栄養や食事が大切である。その成長段階や身体状況に応じた栄養と食事の摂り方について学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】乳幼児の食べる機能、食行動の変化について理解できる。【技能知識】母乳育児推進に向けた支援ができるようになる。
【態度領域】乳幼児が健康で育つために栄養は重要な問題であり、成長とともに適切な栄養が大切である。その中で保育士が食生活を
理解し、子どもたちに指導できることを目指す。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1
ガイダンス、妊娠授乳期における栄養と食生活、妊娠と母体の変化、妊娠中
授業の進め方の説明。妊娠授乳期の栄養。
の食生活の重要性
2
妊娠授乳期における栄養と食生活2、妊娠中の栄養、つわりの時の食事、栄
母乳育児の意義や利点について考える
養摂取基準及び妊婦授乳婦別の付加量、母乳育児の支援
小テスト実施
授乳・離乳の支援ガイド
3 乳児期の食機能の発達と成長、乳汁栄養
4
乳児期の栄養と食生活ー離乳食の必要性と役割、離乳食の進め方、離乳食の 小テスト実施、授乳・離乳の支援ガイド
調理のポイント
次回デスカッション離乳食について予習
5 乳児期の栄養と食生活ー離乳食について
小テスト実施
グループ発表(離乳食について)
6 離乳食の調理実習
第6~7回2回の授業を使用して調理実習を
実施する。
7 離乳食の調理実習
離乳食の作り方(調乳も含む)
レポート提出
8
幼児期の栄養と食生活1、幼児期の心身の特徴と食生活の関係、食事摂取・
食行動の諸問題、間食の役割と必要性
9 幼児期の栄養と食生活2、学童期・思春期の食生活、摂食障害、肥満
小テスト実施
次回デスカッション間食について予習
10 幼児期の栄養と食生活3-間食について
グループ発表(幼児食について)
11 幼児食の調理実習
第11~12回2回の授業を限を使用して調理実
習を実施する。
12 幼児食の調理実習
幼児食の調理(食物繊維やカルシゥムの摂り
方)レポート提出
13 保育所における食生活、家庭や児童福祉施設における食生活、栄養管理
次回デスカッション食育について予習
14 保育所における食育について考える
グループ発表(食育の年間計画)
15
保育指針の中の食育 子どもの健康支援、健康増進、食を通した保護者への
レポート提出、総まとめ
支援
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:「子どもの食生活」上田玲子他著(ななみ書房)
参考図書:「小児栄養演習」(建帛社)
保育所保育指針 解説書
教材:必要時はプリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
復習すること。提出物は期日厳守のこと。
調理実習ではきちんとマニュキュアなど落として臨むこ
と。けがの無いように注意すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の 配点比率 期末定期試験70%、小テストやレポート30%
備考
̶ 103 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 教育課程総論
( 英 語 名 ) (Theory of Curriculum for Early Childhood Care and Education)
授 業 形 態
講義
履修形態
必修
単位数
2
関連免許・資格等
開講時期
1年次前期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 松川 恵子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育の基本について理解するとともに、教育課程・保育課程と指導計画の関係や編成・作成方法を理解することであ
る。幼児教育現場(幼稚園・保育所・認定こども園)の保育は、計画-実践-反省・評価-改善という循環を積み重ねることにより、保
育の質を向上させている。この授業では、『幼稚園教育要領』及び『保育所保育指針』第4章を読み進めながら、保育の基本につい
て、教育課程・保育課程と指導計画の意義や関係などについて学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識】①『幼稚園教育要領』及び『保育所保育指針』をもとに幼児期の教育・保育についての基本的な考え方を説明することがで
きる。
②計画-実践-反省・評価-改善の過程やその重要性について説明することができる。
【技能】③教育課程・保育課程と指導計画の意義や連関について、また、編成・作成の方法等について説明することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
授業で配布される資料をファイルに綴ってお
きましょう。
1 「保育」という言葉の意味と保育の歴史
2 保育をめぐる最近の動向(保育所と幼稚園、認定こども園)
3 『幼稚園教育要領』、『保育所保育指針』改訂の基本的な考え方
第3回~第15回の授業については、授業の内容
を 資料・教科書等で復習してください。
4 幼稚園教育・保育所保育の基本①(環境を通して行う教育・保育)
5 幼稚園教育・保育所保育の基本②(乳・幼児期にふさわしい生活の展開)
6 幼稚園教育・保育所保育の基本③(遊びを通しての総合的な指導)
7 幼稚園教育・保育所保育の基本④(一人一人の発達に応じた指導)
第1回~第7回の内容に関する課題を提示す
る。
8 教育課程・保育課程の意義と編成
9 ねらい及び内容の考え方と領域の編成
10 ねらい及び内容
11 環境の構成と保育の展開
12 指導計画の考え方
13 指導計画の作成に当たっての留意事項
14 指導計画の作成に当たって特に留意する事項
15 幼稚園における学校評価、保育所における保育士及び保育所の自己評価
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
内閣府・文部科学省・厚生労働省
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(フレーベル館 2015)
小泉裕子編著『保育原理~世界の保育者と共に~』(学芸図書 2013)
5.担当者からのメッセージ
自ら学ぼうとする姿勢で授業に臨み、積極的に質問してく
ださい。
提出物は期限を守りましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
試験期間中の試験 50%(目標①対応) 課題 50%(目標①②③対応)
備考
提出物の遅れについては減点します。
̶ 104 ̶
第8回~第15回の内容に関する課題を提示する。
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容総論
( 英 語 名 ) (Contents of Early Childhood Education and Care)
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 松川 恵子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業では、保育所において展開される保育の内容と指導法について、保育所保育指針における保育の内容の全体像を把握し、計画
と実践の関連性について理解し、指導法を修得することを目的とする。『保育所保育指針第3章』を理解した上で、指導計画を作成
し、模擬保育を実施する。
2.授業の到達目標
【知識】①保育所における保育の目標と保育内容との関係を理解し、遊びを通した総合的な指導のあり方を説明することができ
る。
【技能】②子どもの発達の特性に応じた指導計画を作成することができる。
【態度】③子どもが主体的に活動に取り組むことができるような指導(表情、声の出し方、態度など)ができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 保育所保育指針に基づく保育の基本および保育内容の理解
教科書1-11頁を事前に読んでおくこと。
2 保育の全体構造と保育内容①(養護にかかわる保育内容)
教科書13-23頁を事前に読んでおくこと。
3 保育の全体構造と保育内容②(教育にかかわる保育内容)
教科書25-37頁を事前に読んでおくこと。
4 保育内容の歴史的変遷
教科書39-51頁を事前に読んでおくこと。
教科書53-65頁を事前に読んでおくこと。
5 子どもの発達の特性と保育内容
第1回~第5回の内容についての課題を提示する。
6 子どもの発達に応じた指導計画の作成
7 子どもの発達に応じた指導計画の見直し・再作成
第8回~第12回では、指導計画と実践、相互評
価を通して学んだことをまとめ、レポートと
して提出すること。
8 5歳児クラスの指導計画と実践、相互評価
9 4歳児クラスの指導計画と実践、相互評価
10 3歳児クラスの指導計画と実践、相互評価①
11 3歳児クラスの指導計画と実践、相互評価②
12 満3歳児クラスの指導計画と実践、相互評価
13 乳児保育および長時間保育
教科書153-165頁を事前に読んでおくこと。
14 特別な支援を必要とする子どもの保育
教科書167-177頁を事前に読んでおくこと。
教科書179-189頁を事前に読んでおくこと。
15 多文化共生の保育
第13回~第15回の内容についての課題を提示する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
石川昭義・松川恵子編『保育内容総論』(中央法規 2015)
授業ではテキストの他に「保育所保育指針」を参照しますので、毎回用
意してください。
5.担当者からのメッセージ
自ら学ぼうとする姿勢で授業に臨み、積極的に質問してく
ださい。
提出物は期限を守りましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、課題、指導計画・実践、レポートで評価する。
評価の配点比率
課題 45%(目標①対応) 指導計画・実践 30%(目標②③対応) レポート 25%(目標②③対応)
備考
提出物の遅れについては減点します。
̶ 105 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(健康Ⅰ)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(HealthⅠ))
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
1
開講時期
関連免許・資格等
1年次前期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 江端 佳代
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
乳幼児期は生涯にわたる心身の健康の基礎を培う大切な時期である。この授業では、その大切な乳幼児期において、子どもが健康
な心と体を育んでいけるように指導する力を身につけることを目的とする。そのために、乳幼児期の発育発達の過程や領域「健康」
の意義やねらい、内容などを学習する。また、保育者の援助や環境構成のあり方についても具体的な実践事例や体験を通して学習す
る。
2.授業の到達目標
①乳幼児の運動機能や身体的な発育・発達、心の育ちについて理解できる。
②領域「健康」のねらい・内容が理解できる。
③子ども自らが健康で安全に生活をつくり出すための保育者の役割や援助、環境構成のあり方について理解し、実践できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 保育内容「健康」とは(オリエンテーション)
毎回配布する資料はファイルに綴じておく。
2 子どもの健康をめぐる現状と課題(幼児期運動指針から)
事前に資料を渡すので、問題点について自分
なりに考えをまとめておく。
3 子どものからだ、運動能力の発達について
4 子どものこころの発達、子どものこころとからだの関係について
5
事前にテキストを読んでおく。ワークシート
にて授業の振り返りを行う。
領域「健康」のねらい、内容について(幼稚園教育要領・保育所保育指
針・認定こども園教育保育要領を見比べながら)
6 領域「健康」内容(1~5)について
事前に幼稚園教育要領を確認しておく。ま
た、復習として再度読み返しポイントなどま
とめておく。
7 領域「健康」内容(6~10)について
8 領域「健康」内容の取扱いについて
幼稚園教育要領の「健康」を中心に確認テス
トを行う。
9 前半のまとめ(ビデオ視聴や事例演習にて)
10 乳幼児期の基本的な生活習慣の形成について
事前にテキストを読んでおく。また、授業の
最後に確認テストを行い、次回の始めに確認
テストの解説を行う。授業の内容を資料や教
科書で復習しておく。
11 食育について
12 子どもの健康と安全教育について
13 事故防止について(リスクとハザードの理解)
14 体を動かす遊びの実践(ルールのある遊び・鬼遊び)
実際に体を動かす遊びを行うので、動きやす
い服装で授業に臨むこと。
15 子どもの運動遊びと保育者のかかわり(保育実践への生かし方)
レポート課題を提示する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
・無藤隆監修『事例で学ぶ保育内容 領域 健康』(萌文書林,2008 改訂
版)
・文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
・厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
・内閣府、文部科学省、厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育
要領解説』(フレーベル館 2015)
5.担当者からのメッセージ
教科書や事前に渡す参考資料で、授業内容を事前に十
分予習した後に受講することを奨励します。また、授業
の中で疑問に思ったことや分からなかったことはおおい
に質問してください。自分自身の生活リズムや健康につ
いても意識しながら学んでいきましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、全授業終了後にレポートを提出させる。
評価の配点比率
ワークーシート及び確認テスト30%、実践10%、レポート60%の割合で評価する。
備考
̶ 106 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(人間関係)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(Personal Relations))
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
関連免許・資格等
1
開講時期
1年次後期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 江端 佳代
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業の目的は、子どもたちが人とかかわる力を獲得できるように保育者が指導する力を身につけることである。そのため、子ども
たちが「他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人とかかわる力」をどのように育てていくか『幼稚園教育要
領』などをもとに学んでいく。領域「人間関係」の意義やねらい、内容を理解するとともに、人とかかわる育ちの過程について学習す
る。また、保育者としての子どもへのかかわりや援助のあり方についても、具体的な実践事例を通して学んでいく。
2.授業の到達目標
①子どもが人とかかわる力を育んでいく過程について理解できる。
②領域「人間関係」のねらい・内容が理解できる。
③一人一人の幼児との温かい関係を築くことのできる保育者の援助・姿勢について理解できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 保育内容「人間関係」とは(オリエンテーション)
毎回配布する資料はファイルに綴じておく。
2 愛着と信頼関係の形成
毎回、授業の内容を資料・教科書等で復習し
てください。
3 情緒の安定
人とのかかわりに関するレポート発表を第4
回以降の授業の中で行う。
4 自我の発達-自己主張と自己抑制-
5 他者への意識と協同での生活や活動
6 道徳性と規範意識の芽生え
7
領域「人間関係」のねらい・内容について(1)(幼稚園教育要領.保育
所保育指針.認定こども園教育保育要領を見比べながら)(内容①~③)
事前に幼稚園教育要領を読んでおく。ワーク
シートにて授業の振り返りを行う。
8 領域「人間関係」のねらい・内容について(2)(内容④~⑧)
9 領域「人間関係」のねらい・内容について(3)(内容⑨~⑬)
10 領域「人間関係」のねらい・内容について(4)(内容の取扱い)
前半の確認テストを行う。
11 0,1,2歳児の遊びと人間関係
実践事例を紹介し、グループでの話し合いを
取り入れながら、授業を行う。ワークシート
にて授業の振り返りを行う。また、年齢別の
遊びを紹介し、実践する。
12 3歳児の遊びと人間関係
13 4歳児の遊びと人間関係
14 5歳児の遊びと人間関係
保育者のかかわり、支援についてのポイント
を確認し、まとめておく。
15 気にかかる子ども・特別な支援を要する子どもへの援助
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
田中和美・松村正幸編『演習 保育内容 人間関係』(建常社 2009)
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
内閣府、文部科学省、厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要
領解説』(フレーベル館 2015)
5.担当者からのメッセージ
教科書や事前に渡す参考資料で、授業内容を事前に十分
予習した後に受講することを奨励します。また、授業の中
で疑問に思ったことや分からなかったことはおおいに質問
してください。自分と人とのかかわりを意識しながら学ん
でいきましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を行う。
評価の配点比率
試験60%、確認テスト10%、レポート30%
備考
̶ 107 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(環境)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(Environment))
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 大久保 嘉雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業の目的は、子どもが身の回りの自然や社会の事象に関心を示して健やかに育つことを支援する力を身につけることである。そ
のために、草花の栽培や野外での観察の実践的体験を積み、天体や気象、四季の行事、子どもの安全管理などの学習を通して、保育者
としての技術や資質を高める。
2.授業の到達目標
①子どもが環境と関わるいろいろな場面を想定し、実践的な行動を通して支援する方法が説明できる。
②自然や生命に対する豊かな心情を育成できる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 オリエンテーション、草花の栽培と子どもの成長1
講義の概要と受講の心構えや成績評価などについて説明
2 草花の栽培と子どもの成長2
◎課題1 種子を蒔いて種子を収穫するまで、草花を栽培し
てその経過をスケッチブックにまとめる(~7月)。
3 春の七草と野外における草花の観察、子どもの遊び
◎課題2 草花をスケッチし、それらを用いた遊びに
ついてスケッチブックにまとめる。
4 園内における自然環境と保育者の役割について、ネーチャーゲーム
5 暦と季節の行事、気象
6 季節の行事や気象に関わる子どもの活動
◎課題3 季節の行事や気象を子どもにどのように伝
えるか(影絵、折り紙、紙芝居などの工夫)。
7 七夕と天体にかかわる事象、身の回りの昆虫や小動物にかかわる活動
◎課題4 夏季休業中に、身辺の昆虫と月、雲の観察
8 季節の行事や気象に関わる子どもの活動 発表会
班(4~5名)内で発表し、評価し合う。
9 秋の七草と野外における草花の観察、子どもの遊び
10 危険な昆虫、保育園内の安全と環境デザイン
11 動物の生活と社会、ヒトの社会と子どもの成長
12 小麦粘土と紙パズルで表現する動物
13 フレーベルと幼児教育、恩物の活用とその効果
14 動くおもちゃの制作
◎課題5 動くおもちゃを制作し、遊び方やその効果
について考える。
15 動くおもちゃと子どもの活動 発表会
班(4~5名)内で発表し、評価し合う。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書:田宮 縁『体験する 調べる 考える 領域「環境」』(萌文書林)
参考書:文部科学省「幼稚園教育要領解説」
5.担当者からのメッセージ
◎の課題をまとめたスケッチブックや制作物、講義ごとのプ
リント資料を提出すること。
厚生労働省「保育所保育指針解説」
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験50%、課題(スケッチブックや制作物、講義ごとのプリント資料など)50%
備考
̶ 108 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(言葉)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(Language))
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
1
開講時期
関連免許・資格等
1年次後期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 前田 敬子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育者に必要とされる言葉の実践力を修得することである。言葉は、思考やコミュニケーションの道具であり、行動
調整の手段でもある。子どもの言葉の育ちを概観し、子どもの心や言葉を豊かにできる力を身に付ける。
2.授業の到達目標
小学校に上がる前の子どもの言葉の発達を理解し、子どもの年齢や場に応じた言葉かけや絵本や紙芝居を効果的に使うことができる。
また、一定の制限時間内に、考えをまとめる力、文章に表現する力、丁寧に美しく書く力を身に付ける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 領域「言葉」のねらい
読み聞かせ体験を振り返り、絵本選びや読み方
の反省をまとめる。
2 子どもにとっての「言葉」
以後、毎時間、本授業での学びをまとめる。
3 言葉の機能
幼稚園・保育園や小学校の言葉に関する思い出
を文章にまとめる。
4 領域「言葉」と小学校国語との関連
5 前言語期のコミュニケーション
6 話し言葉の発達
7 遊びの体験を通して、言葉を考える
指導案の「ねらい」「内容」の書き方に習熟す
る。
8 指導案の「ねらい」「内容」の書き方
9 児童文化財・パネルシアターの利用~実習に向けて~①
10 児童文化財・パネルシアターの利用~実習に向けて~②
11 年齢別絵本(未満児)・パネルシアターの利用~実習に向けて~③
12 年齢別絵本(3歳児)・パネルシアターの利用~実習に向けて~④
テキスト第7章、第8章を読んで保育者としての
心構えを文章にまとめる。
13 年齢別絵本(4歳児)・パネルシアターの利用~実習に向けて~⑤
14 年齢別絵本(5歳児)・パネルシアターの利用~実習に向けて~⑥
15 書き言葉、小学校との連携・パネルシアターの利用~実習に向けて~⑦
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
谷田貝公昭・廣澤満之編 新版保育内容『言葉』(一藝社 2014)
授業全体を通して、自分にとっての今後の課題
をまとめる
5.担当者からのメッセージ
子どもの言葉の育ちを概観し、子どもの心や言葉を豊かに
できる保育者をめざして、遊びを体験したり、絵本や紙芝
居を実践したりします。また毎時間、授業内容を振り返
り、学んだことを文章にまとめます。それらの活動を通し
て、総合的な指導力が身につくようにします。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、毎時間のレポートと指導案のねらい・内容 の
評価の配点比率
毎時間授業中にまとめるレポート70%、指導案のねらい・内容と全体のまとめレポート30%で評価する。
備考
スマートフォン使用は厳禁。日常の言葉づかいを重視する。
̶ 109 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(表現Ⅰ)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(ExpressionⅠ))
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
関連免許・資格等
1
開講時期
1年次前期
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 乾 典子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、豊かな感性で、感じたことや考えたことを身体で表現することにより、幼児の創造性が豊かになることの理解を深め
ることである。そして、身体表現するための教養を深め、保育の実践的展開を支える指導法の習得を図る。
2.授業の到達目標
①実技を中心に専門的知識を学習し、保育者として幼児の前で即実践できる身体表現を体得する。
②グループで活動することにより、リーダーの育成とその指導法について習得する。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 身体表現のねらいと内容 簡単なダンスの体験
2 リズム遊び・ステップ遊び フォークダンスの体験
3 マスゲーム(プレイバルーン)体験・創作
4 マスゲーム(プレイバルーン)創作・発表
5 創作してみよう!
6 身体表現遊び(ポンポンダンス)体験
7 身体表現遊び(ポンポンダンス)実技試験
実技試験を実施する。
8 身体表現遊び(ポンポンダンス)グループ別構成
9 身体表現遊び(ポンポンダンス)発表
10 身体表現遊び(YOSAKOIダンス)体験
11 身体表現遊び(YOSAKOIダンス)実技試験
実技試験を実施する。
12 身体表現遊び(YOSAKOIダンス)グループ別 構成・発表
13 ダンスグループ別 創作(1)
14 ダンスグループ別 創作(2)
15 作品発表 鑑賞 まとめ
レポート課題を提示する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて、資料を配布する。
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
5.担当者からのメッセージ
実技ができる服装で出席すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、レポートを提出させる。
評価の配点比率
実技試験70%、レポート30%
備考
̶ 110 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(表現Ⅱ)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(ExpressionⅡ))
授業 形態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次後期
幼稚園教諭免許選択・保育士資格選択
幼稚園・保育園のためのリトミック2級指導資格必修
担 当 者 名 栗栖 勝栄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
子ども達は、生活の中で様々なものの美しさなどを感じ取り、感じた事や考えた事を自分なりに表現する。この科目は、このような豊
かな感性と表現する意欲と創造性を育てるための適切な援助が出来る保育者としての資質を身につけることを目的にしている。特に子
ども達が音を聞き、感じ、理解し、その上で楽器に触ってみることの楽しさを身体全体で味わい、その喜びの中で音楽表現を育むとい
う指導法である「リトミック」を学習する。
2.授業の到達目標
幼稚園、保育園で実践・応用できる内容で、リズム・ピアノ演奏を含む幼児を対象とする指導法及び基礎的な動きを中心に修得する。
また、本授業の到達目標は幼稚園・保育園のための指導資格認定試験に合格できるレベルに到達することである。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 リトミックについての説明と体験
2
基礎的な動き① 基礎リズム①2拍子
強弱・テンポ・空間・アクセント
3 3歳児指導法(1学期)
次回までにピアノ演奏予習
4 リズムの演奏法(3歳児指導法:1学期)
ピアノ小テスト
5 基礎的な動き② 基礎リズム②2拍子 拍子①
6 3歳児指導法(2学期)
次回までにピアノ演奏予習
7 リズムの演奏法(3歳児指導法:2学期)
ピアノ小テスト
8 基礎リズム③2拍子 拍子②
9 3歳児指導法(3学期)
次回までにピアノ演奏予習
10 リズムの演奏法(3歳児指導法:3学期)
ピアノ小テスト
11 基礎リズム④3拍子4拍子 幼稚園・保育園のリトミック見学
12 リズムカノンの導入 リズムフレーズ(2拍子・3拍子)
13 リズムと指導法の復習とまとめ(試験)
筆記試験を実施する。
14 実技試験と解説(講評)
15 授業のまとめ
レポート課題を提示する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
使用教材:『幼稚園・保育園のためのリトミック3歳児用』『カラーボード(4色 動きやすい服装で、裸足または底の薄い上履きで受講の事
4枚セット)』『スティック』『試験練習用CD』(リトミック研究センター出
版)
参考図書:岩崎光弘著『リトミックってなあに』『子どもがぐんぐん伸びる音楽あ
そび』
厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレーベル館 2008)
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館 2008)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、レポートを提出させる。
評価の配点比率
実技試験60%、筆記試験20%、レポート20%で評価する。
備考
̶ 111 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容指導法(子どもの文化)
( 英 語 名 ) (Teaching Method of Childcare Contents(Culture of Children))
授 業 形 態
講義
履修形態
選択
単位数
関連免許・資格等
2
開講時期
1年次前期
幼稚園教諭免許選択
担 当 者 名 谷出 千代子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、子どもたちの成長発達を導く「保育教材(子どもの文化財)」、例えば、あそび・絵本・ぺープサート・紙芝居・パ
ネルシアターなどに関して、史的背景・制作法・演じ方を学修し、保育者としての心構えや指導力を身に付けていくことである。
2.授業の到達目標
子どもの文化財5つの制作、展開、振返り、そして対象児理解のトレーニングに至る行程を実践を通して把握し、順序立ててまとめ挙
げることを目標とする。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業Ori/子どもの原風景、および子どもの発達と文化の関係
2 子どもの文化の歴史的背景
3 子どもの文化財①「絵本」―ジャンル別事例研究と話し方研究―
4 読み聞かせと素話の実際
読み聞かせ5名・素話1名の実践
5 子どもの文化財②「紙芝居」―ペープサートと紙芝居の源流―
6 ペープサートの制作と実践
ペープサート3名・紙芝居5名の実践
7 e紙芝居・読み合い・ふたり読み・群読の楽しみ
読み聞かせ5名・読み合い2名、群読10名の実践
8 子どもの文化財③「玩具」の発達と簡単な紙おもちゃの制作
9 子どもの文化財④「遊び」の研究
10 手遊び・言葉遊び・集団遊びの実際
手遊び6名・言葉遊び5名・集団遊び2名の実践
11 子どもの文化財⑤人形劇あそび―ソックス人形の制作と展開―
ソックス人形のお話実践5名
12 子どもの文化財⑥ 各種シアターの実際 (パネル・エプロン・スケッチブックなど シアター
13 パネルシアターの制作⑴
14 パネルシアターの制作⑵
15 子どもの文化財のまとめ
パネルシアターの実践6名
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
教科書/三上利秋編著『児童文化』2011 保育出版社
参考書/文部科学省「幼稚園教育要領解説」(フレーベル館 2008)
その他、その都度紹介する
準備物/使用済み子ども用ハイソックス片方、目玉用古いボタン2個
5.担当者からのメッセージ
絵本や映像を使って、「なぜなに・どうして」の解決法で
授業を進めます。従って、乳幼児期の子どもたちを脳裏に
イメージしながら、子どもの文化財を各自が楽しむ姿勢で
臨んで下さい。そして想像から創造につながるような理論
と実践を、対象物に応じて構築していきましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 期末試験を実施。資料・配布プリント持ち込み可能。
評価の配点比率
期末試験50%、制作物の提出30%、授業時間内実践発表20%で評価する。
備考
制作物が3品目ある。授業時間内で制作し切れない場合は、自宅学習時間を利用して、制作していく。
̶ 112 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容(コーラス)
( 英 語 名 ) (Childcare Contents(Chorus))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格選択
担 当 者 名 大久保 功治・坂本 流美
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、歌うことの素晴らしさを知り、これらを子供たちに享受させる喜びを知ることである。総じて、歌と器楽合奏を通した保育に
おける音楽表現の指導技術を習得することにある。
【坂本担当】音楽表現の根幹を成す歌唱について、コーラス(合唱)を体験しながら、歌うことの楽しさや発声の基礎を身につけ、幼児の音楽
活動における歌唱、及びコーラス等の指導法について学ぶ。
【大久保担当】①幼児の楽器演奏表現の指導法を学ぶ。②楽器演奏法を学ぶ。③器楽合奏の編曲法を学ぶ。④指揮法の基礎を学ぶ。
授業の後半では、コーラス(坂本担当)の伴奏部分を器楽合奏(大久保担当)で行い、アンサンブルの楽しさを学びながら、幼児教育における
音楽活動の様々なシーンを体験し、その指導法についても学習する。
2.授業の到達目標
①明るい美しい発声法で歌うことを習得し、子供たちと一緒に楽しく歌うことが出来る演奏の技術を身に付ける。
②保育音楽表現で使用される楽器の基本的な奏法を習得し、保育現場で教材となる楽曲についての平易な編曲技術を身に付ける。
③保育園や幼稚園の子供たちの前で音楽発表会を企画・計画し、保育現場での実践的能力を身に付ける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 体の仕組みと発声・幼児期の歌唱指導法・曲決め
発声の基本を学ぶ 担当:坂本
2 作品の譜読みと練習(1)正確な音程・リズムを学ぶ
歌うことを通して音楽の基礎を学ぶ 担当:坂本
3 作品の譜読みと練習(2)正確な音程・リズムを学ぶ
歌うことを通して音楽の基礎を学ぶ 担当:坂本
4 作品の譜読みと練習(3)日本語の発音・表現を学ぶ
歌うことを通して音楽の基礎を学ぶ 担当:坂本
5 作品の練習(1)総合練習
童謡、わらべ歌を取り入れた楽曲の練習 担当:坂本
6 作品の練習(2)総合練習
童謡、わらべ歌を取り入れた楽曲の練習 担当:坂本
7 作品の練習(3)総合練習と発表会への演出を考える
童謡、わらべ歌を取り入れた楽曲の練習 担当:坂本
8 器楽合奏の編曲法を学ぶ(1)楽器の演奏法を学ぶ。指揮法の基礎学習
担当:大久保
9 器楽合奏の編曲法を学ぶ(2)編曲法の基本を学ぶ。指揮法の実際を学ぶ
担当:大久保
10 器楽合奏の編曲法を学ぶ(3)ピアノ譜を基にした編曲法を学ぶ。指揮法応用編 担当:大久保
11 合唱と合奏の合同練習(1)合奏と合唱のバランスを学ぶ
合唱担当:坂本 合奏担当:大久保
12 合唱と合奏の合同練習(2)合奏と合唱のバランスを学ぶ
合唱担当:坂本 合奏担当:大久保
13 合唱と合奏の合同練習(3)指揮の表現を通して音楽の表情を学ぶ
合唱担当:坂本 合奏担当:大久保
14 合唱と合奏の合同練習(1)発表会を実施。保育園対象
合唱担当:坂本 合奏担当:大久保 レポート提出
15 合唱と合奏の合同練習(2)発表会を実施。幼稚園対象
合唱担当:坂本 合奏担当:大久保 レポート提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要な楽譜についてはその都度配布する。
5.担当者からのメッセージ
授業の最後には、「まとめ」として幼稚園児や保育園児に向けた
発表のステージを持ちます。また、それらについてのレポートも
提出します。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中の試験に代わって、レポートを提出させる。
評価の配点比率
発表会への取り組み内容と発表会での演奏表現力50%、レポート50%。
備考
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容(ダンス)
( 英 語 名 ) (Childcare Contents (Dance))
授業 形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格選択
担 当 者 名 乾 典子・内田 雄
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では、ダンスの創作方法を修得することを目的とする。いろいろなダンスを創作することで、豊かな想像力・表現力を身に付
け、保育の現場で需要が高くなっているダンスの指導の実践力となるようにする。またこの授業で身につけた能力を、2年生でのミュー
ジカル創作・発表に生かす。
2.授業の到達目標
①テーマ別でのいろいろなダンスを創作できる。
②受講者が考えたダンスを作品として完成させ、舞台で発表することができる。
③舞台発表をすることで演技者としての表現力を体得することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 ダンスとその創作法・ビデオ鑑賞
2 発表会用ダンス練習(1)
3 発表会用ダンス練習(2)
4 発表会用ダンス練習(3)
5 発表会用ダンス個人発表
6 「リズムダンス」グループ別ダンス創作
創作したダンスを携帯で撮影しておく。
7 「リズムダンス」グループ別ダンス創作・発表
8 テーマでのダンス グループ別創作
創作したダンスを携帯で撮影しておく。
9 テーマでのダンス グループ別発表
10 歌詞で創作
11 グループ別ダンス創作1 テーマ決定・選曲
12 グループ別ダンス創作2 踊り創作
創作したダンスを携帯で撮影しておく。
13 グループ別ダンス創作3 踊り創作
創作したダンスを携帯で撮影しておく。
14 グループ別ダンス創作4 踊り練習
15 発表
レポート課題を提示する。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて資料を配布する。
5.担当者からのメッセージ
実技ができる服装で出席すること。幼児教育学科発表会に出
演する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に試験に代わって、レポートを課す。
評価の配点比率
実技50%、レポート20%、創作への取り組み30%
備考
この授業は創作することが重要なので、創作を欠席した場合は減点の対象となる。
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容(平面造形)
( 英 語 名 ) (Childcare Contents(Plane Plastic))
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
1
関連免許・資格等
1年次後期
保育士資格選択
担 当 者 名 重村 幹夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、図画工作において習得する内容を基礎とし、保育者として必要なより専門的な造形上の知識や技能、幼児の絵画への実
践的指導力を身につけることである。そのため、遠近法、色価、抽象表現等について学ぶとともに、年齢に応じた幼児の絵画指導の模擬
授業を行い、幼児教育学科学外発表会において、その有効性を検証する。
2.授業の到達目標
〔知識・理解領域〕目標①線遠近法、空気遠近法理論について説明できる。〔技能領域〕目標②遠近法や正確な色価を用いた描画ができ
る。目標③抽象絵画を表現豊かに表現できる。〔関心・意欲・態度領域〕 ④互いにコミュニケーションをとりながら、協力して幼児の絵
画指導の準備、模擬授業、幼児への対応ができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業の取り組み方、線遠近法、空気遠近法の基礎
2 水彩による風景画① 場所の決定、下描き
第2回~3回は週末を用いて集中して行い、授
業の代わりとする。
3 水彩による風景画② 下描き、着彩
以後、天候不順の場合は、描く場所の写真を用
いて描く。
4 水彩による風景画③ 着彩
5 水彩による風景画④ 着彩
6 水彩による風景画⑤ 着彩
次回作品が提出できるように描きこんでおく
7 水彩による風景画 着彩45分と講評45分
8 色画用紙を使った抽象表現① 抽象画の理解、作品制作法、作品制作
9 色画用紙を使った抽象表現② 作品制作
10 模擬授業の準備(グループ別役割分担、題材決定)
11 模擬授業の準備(教材研究、準備)
次回までに模擬授業の準備を終えておく
12 模擬授業 0~5歳児の絵画指導①1グループ
模擬授業を振り返り、各自レポートにまとめる
13 模擬授業 0~5歳児の絵画指導②2グループ
14 模擬授業 0~5歳児の絵画指導③3グループ
15 模擬授業 0~5歳児の絵画指導④4グループ
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
参考文献 山内英雄、『鉛筆デッサン』、株式会社グラフィック社
大島徹也他、『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』
牧野研一郎他、「抽象表現主義展」愛知県美術館他
芸術教育研究所他、『0~3歳児の描画指導』
松浦龍子他、『技法別0・1・2歳児の楽しい描画表現活動』
芸術教育研究所編、『3・4・5歳児の描画指導12カ月』
5.担当者からのメッセージ
風景画の描画や抽象絵画は、保育者を目指すものにとって、
すぐに役立つと思われないかもしれない。しかし、造形上の
技能や知識の習得は、将来にわたって造形活動を行なううえ
で必要不可欠である。特に風景画の描画は、遠近法の理解や
色価の把握が不可欠で、難しく感じられると思う。遠近法や
色価の重要性が理解できるまで、妥協せずに描き込むこと。
期末定期試験 試験に代わって、授業中に完成させた作品、模擬授業、レポート、幼児教育学科学外発表における絵画指導態度を評価の対象とする。
評価の配点
比率
備考
授業作品50%(目標①②③対応)、模擬授業、レポート、幼児教育学科発表会態度50%(目標④対応)
10月の前半、週末を使って風景画を描くので予定しておくこと。
受講生の能力や意欲に対応して、進度や内容には配慮するが、必ず作品を完成させること。授業の到達目標に達しない場合
は、必要に応じ補講を行なう。風景画は、幼児教育学科発表会において展示する。
̶ 115 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育内容(ことばの文化)
( 英 語 名 ) (Childcare Contents(Language Culture))
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
1
1年次後期
保育士資格選択
担 当 者 名 前田 敬子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育者として子どもの創造力や言葉を豊かにするために、声や動作、言葉の実践力を修得することにある。
2.授業の到達目標
子ども向けの劇や手遊びを実践し、子どもに効果的に伝える力を身に付ける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 二班に分かれ、げきあそび計画(1)
2 二班に分かれ、げきあそび稽古(1)
声を届け、心を伝える話し方を意識する。
3 二班に分かれ、げきあそび発表(1)
相手の班の発表を見て、感想を出し合う。
4 二班に分かれ、げきあそび計画(2)
5 二班に分かれ、げきあそび稽古(2)
話全体のメリハリのつけ方を考える。
6 二班に分かれ、げきあそび発表(2)
相手の班の発表を見て、感想を出し合う。
7 全員で、子ども向けの発表会を計画する。
8 発表会の練習(1)
準備物を知り、各自工夫して準備する。
9 発表会の練習(2)
子どもの立場に立って企画を見直す。
10 発表会の練習(3)
11 子どもの前で発表をする。
発表会を経て、改善すべき点を話し合う。
12 年中行事と保育者の言葉(1)
年中行事について調べる。
13 年中行事と保育者の言葉(2)
手遊びに習熟する。
14 年中行事と保育者の言葉(3)
15 年中行事と保育者の言葉(4)
学外発表会を経験して気付いた課題をまとめる。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
参考図書
わたなべめぐみ「昔話で楽しむ劇あそび」(チャイルド本社)、堀祐美
子「保育に役立つ年中行事のことばかけ」(ナツメ社)、環境デザイン
研究所編「ニッポンの二十四節気・七十二候」(誠文堂新光社)、その
他、俳句歳時記など授業中に紹介する。
5.担当者からのメッセージ
保育者として、自分の声や動作の表現を高めること、季節ご
とに変わる自然や地域の人々の生活に理解や関心を深めるこ
とは、自分自身の命を深く感じることにつながり、ひいては
子どもたちの心を豊かに育てることにも結び付いていきま
す。楽しく学びましょう。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の試験に代わって、活動内容に関するレポートによって評価 する
評価の配点比率
授業中の劇や発表会の発表50%、レポート50%
備考
スマートフォン使用は厳禁。日常の言葉づかいを重視する。
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 乳児保育Ⅰ
( 英 語 名 ) (Infantile Nurture Ⅰ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
1
1年次前期
保育士資格必修
担 当 者 名 玉 節子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では、我国における乳児保育の変遷をたどりながら、今日の乳児保育の意義と役割を理解するとともに、今日の保育所、乳児
院等における乳児保育や子育て支援事業などについて学び、意義や役割について理解することを目的とする。そのために、乳児保育を
担当する保育士として求められる乳児期の発達と健康、乳児保育の保育内容と方法などについて学び、子ども達と心を通わせる話術や
ふれあいあそび、手あそびをはじめ、子どもの健康を守るために必要な授乳やおむつ交換等を実習する。
2.授業の到達目標
①乳児保育の理念と発展への経緯を学び、今日の乳児保育に関する意義と役割を理解する。
②保育所・乳児院等における乳児保育の意義と役割、現状と課題を理解する。
③3歳未満児の発育・発達の道筋と健康増進及び発達援助を行うための保育内容と方法を理解する。
④子どもと心を通わせて楽しむ遊びや生活に必要な実技を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 乳児保育の理念と意義、乳児保育の歩み ふれあいあそび
教科書「第1章乳児保育の意義・第7章3歳未満児保育の現
状と課題」を通して、定義、理念、意義、歴史、政策につい
て学習。
2 家庭における乳児の養育 入浴の仕方
母子を保護する法律、家庭での生活やあそび(ビデオ)、家
庭との連携について学習。
3 保育所における乳児保育 わらべうたあそび
保育所の役割、保育所における乳児保育の現状と課題につい
て学習。
4 乳児院における乳児保育 調乳の仕方
乳児院の役割、乳児院における乳児保育の現状と課題につい
て学習。
5 家庭的保育・小規模保育における乳児保育 手遊び
歴史の経緯、保育の特徴、現状と課題について学習。
6 乳児や家庭を取り巻く環境と子育て支援の場 ベビーマッサージ
子育て支援の場、実践内容、求められる子育て支援について
学習。
7 3歳未満児の発達 おんぶの仕方
8 3歳未満児の健康と安全 身長・体重の測り方
9 3歳未満児の保育の環境 壁面装飾づくり 10 3歳未満児の保育の内容と方法(生活) 離乳食の与え方
教科書「第2章3歳未満児の発達」を通して、新生児から満
3歳までの発達の特性について学習。年月齢別発達表を作成
する。
教科書「第3章3歳未満児の健康と安全」を通して、3歳未
満児の健康状態や発育の把握、衛生管理や安全管理について
学習。3歳未満児の健康と安全についての感想文提出。
教科書「第4章3歳未満児保育の環境」を通して、3歳未満
児保育における環境(物的環境・人的環境)の意義について
学習。(ビデオ視聴)
教科書「第5章3歳未満児保育の内容と方法1・2」を通し
て、3歳未満児の基本的な援助やかかわり、乳児保育におけ
る生活習慣の援助やかかわりについて学習。(ビデオ視聴)
教科書「第5章3遊び」を通して、乳児保育における遊びの
11 3歳未満児の保育内容と方法(遊び) ふれあいあそび 援助やかかわりについて学習。(ビデオ視聴)
12 手作りおもちゃを作る
13 特別な支援を必要とする乳児の保育 感覚あそび
教科書「第5章4保育者が遊具をつくる」を通して、3歳未
満児の発達や興味に即した遊具を製作する。(保育図書など
から作るおもちゃを決め、材料やハサミ・のりなどの道具は
疾病や発達障害など個別支援を必要とする子どもの特性や発
達を理解し、発達援助を行うための保育や援助について学
習。
3歳未満児の保育園での1日の生活や遊びの様子、かかわり
14 保育所における1日の生活と遊び おむつ交換の仕方 方についてビデオ学習。ビデオ学習後感想文提出。
15 乳児保育に求められるもの(グループ討議) 集団あそび
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
〔教科書〕
・待井和江・福岡貞子編「現代の保育学8乳児保育」(ミネルヴァ書房2012年)
〔参考図書〕
・厚生労働省編「保育所保育指針解説書」(フレーベル館2008年)
・寺田清美・大方美香・塩谷香編「基本保育シリーズ16乳児保育」(中央法規2015年)
・安梅 勅江編著「保育パワーアップ講座活用編」(日本小児医事出版社2013年)
・福井県方式支援ツール「子育てファイルふくいっ子」(平成26年)
5.担当者からのメッセージ
・教科書以外の授業の教材は、必要に応じてプリントを配
布する。各自ファイルに綴ること。
・参考図書「保育所保育指針」は各自準備すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中の筆記試験に代わって、レポートを提出させる。
評価の配点比率
・レポート70% ・感想文20% ・手作りおもちゃ10%
備考
̶ 117 ̶
保育所保育指針における乳児保育に関わる配慮事項などを学
習し、乳児保育を担当する保育士の責務について理解を深め
る。
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 乳児保育Ⅱ
( 英 語 名 ) (Infantile Nurture Ⅱ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択 開講時期
単位数
1
関連免許・資格等
1年次後期
保育士資格必修
担 当 者 名 玉 節子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業では、発達過程を踏まえた乳児保育の計画を作成し、保育内容や方法・環境構成・援助・観察・記録・評価等について理解する
ことを目的とする。そのために、保護者、地域や関係機関との連携をはじめ、地域ぐるみで子育て家庭を支援する保育所等の役割につ
いて学び、3歳未満児の発達を促したり感性を育てたりする遊びや環境づくりを実習する。
2.授業の到達目標
①3歳未満児の保育の計画、保育内容や方法、環境構成、援助、観察、記録、評価等について理解する。
②関係機関の機能を理解し、保護者や関係機関との連携について理解する。
③保育士の人間性及び専門性の質の向上について理解する。
④3歳未満児の発達や興味に即した遊びや環境づくりなどの実技を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 乳児保育の計画と記録と評価 ふれあいあそび
教科書「第6章3歳未満児保育のカリキュラム」を通して、
保育課程・年間計画・月案・週日案、実践、記録、評価の流
れと目的について学習。
2 乳児保育の環境づくり 壁面装飾づくり
発達過程や季節に合わせて環境構成(ビデ
オ)を変化させていく大切さを学ぶ。
3 乳児保育における保育者の役割・職員間の協働 ゲーム遊び
乳児保育における保育士の業務と役割、職員との連携(チー
ムワークづくり)について学習。(ビデオ)
4 乳児保育における保護者との連携・連絡帳の書き方のポイント 面談の仕方
保護者に対する支援の基本と保育所の特性を生かした支援に
ついて学習。自分が考える保護者支援についてレポート
(400字以内)提出
5 0歳児の指導計画の作成と記録及び評価のポイント 折り紙 0歳児の指導計の作成の仕方、記録や評価の
ポイントを学習。
6 0歳児のデイリープログラム作成と記録及び評価のポイント 指人形
0歳児のデイリープログラムの作成の仕方、
記録や評価のポイントを学習。(ビデオ)
7 1歳児の指導計画の作成と記録及び評価のポイント 絵本の読み聞かせ
1歳児の指導計画の作成の仕方、記録や評価
のポイントを学習。
8 1歳児のデイリープログラム作成と記録及び評価のポイント 新聞紙で遊ぶ
1歳児のデイリープログラムの作成の仕方、
記録や評価のポイントを学習。(ビデオ)
9 2歳児の指導計画の作成と記録及び評価のポイント エプロンシアター
2歳児の指導計画の作成の仕方、記録や評価
のポイントを学習。
10 2歳児のデイリープログラム作成と記録及び評価のポイント リースづくり
2歳児のデイリープログラムの作成の仕方、
記録や評価のポイントを学習。(ビデオ)
11 個別計画の作成と記録及び評価のポイント 誕生カードづくり
月齢や発達に合わせた個別計画の作成の仕方、記録や評価の
ポイントを学習。誕生カードは、材料や用具を自分で用意し
て作り提出する。
12 乳児の健康に関する観察及び記録のポイント 集団遊び
乳児の健康に関する観察の大切さと記録の仕
方について学習。(ビデオ)
13 特別な支援を必要とする個別計画の作成と記録及び評価のポイント 折り紙
個別計画の作成の仕方、記録及び評価のポイ
ントについて学習。
14 保護者・保健・医療機関・地域子育て支援等との連携 ペープサート 保健センターや医療機関、児童相談所、地域の子育て支援な
ど各関係が果たす機能と連携について学習。
15 乳児保育を担当する保育士に求められるもの グループ討議 保育士としての人間性や専門性の向上及び社会人としての心
得等について学習。受講後、「どんな保育士になりたいか」
をテーマにレポート(400字以内)提出。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
〔教科書〕
・待井和江・福岡貞子編「現代の保育学8乳児保育」(ミネルヴァ書房2012年)
〔参考図書〕
・厚生労働省編「保育所保育指針解説書」(フレーベル館2008年)
・寺田清美・大方美香・塩谷香編「基本保育シリーズ16乳児保育」(中央法規2015年)
・全国社会福祉協議会「保育の友第63巻第4号」(2015年4月)・「第64巻第1号」(2016年1月)
・福井県方式支援ツール「子育てファイルふくいっ子」(平成26年)
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験70% レポート20% 誕生カード10%
備考
̶ 118 ̶
5.担当者からのメッセージ
・教科書以外の教材は、必要に応じてプリントを配布す
る。各自ファイルに綴ること。
・参考図書「保育所保育指針」は各自準備すること。
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽
( 英 語 名 ) (Music)
授 業 形 態
演習
開講時期
履修形態
必修
単位数
2
関連免許・資格等
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 教 員 河野 久寿・川﨑 美砂子・木津 弘美
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、幼児教育に有効な音楽基礎理論、および演奏能力の習得である。音名、楽譜の読み方に始まり、音の高さやリズム、
そして音階や和音などといった基礎的な音楽知識の習得や、保育の現場で実践するための歌唱技術の向上を目的とした発声法理論な
ど、理論と実習の両面から総合的に学ぶ。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①音楽理論分野において、楽譜上の記号や音符、調や音階等、様々な情報を分析できる。【技能・表現領域】目標②
ソルフェージュ分野において、幼児教育の現場を想定として、綺麗な発声、正しい音程、はっきりとした言葉で表情豊かに歌うことが
できる。
3.授業の計画
回数
理 論【河野担当分】
授業内容
補足説明・事前・事後の自主学習について
1 音名 授業の進め方、評価の仕方について説明します。
3 譜表
授業前に前回の授業内容の復習をしましょう。
5 音符休符
授業では毎回プリントを配布します。
7 拍子記号、演奏記号
プリントは、教材「音楽通論」の
9 音程(1)
内容をまとめたものです。
11 音程(2)
試験問題もプリントの内容から出題します。
13 音階(1) プリントの内容をしっかり見直すこと。
15 音階(2) 17 調と調号(1)
19 調と調号(2)
21 三和音 23 七の和音 25 コードネーム(1)
27 コードネーム(2)
29 和音の転回、楽曲分析 ソルフェージュ【木津・川﨑担当分】
2 発声法、音階、「こどものうた200」より季節または行事の歌
この授業で学んだ発声法を、授業時間外でも
4 発声法、2度音程、「こどものうた200」より季節または行事の歌
繰り返し練習し、器楽Ⅰ弾き歌いに繋げられる
6 発声法、2拍子4拍子、「こどものうた200」より季節または行事の歌
様に取り組むこと。
8 発声法、切分音、「こどものうた200」より季節または行事の歌
10 発声法、3拍子、「こどものうた200」より季節または行事の歌
12 発声法、3度音程(1)、「こどものうた200」より季節または行事の歌
14 総合演習(テスト)および復習
16 発声法、3度音程(2)、「こどものうた200」より季節または行事の歌
18 発声法、付点音符とスラー、「こどものうた200」より季節または行事の歌
20 発声法、4度音程(1)「こどものうた200」より季節または行事の歌
22 発声法、4度音程(2)「こどものうた200」より季節または行事の歌
24 発声法、拍子の分割(1)、「こどものうた200」より季節または行事の歌
26 発声法、拍子の分割(2)、「こどものうた200」より季節または行事の歌
28 発声法、リズム、「こどものうた200」より季節または行事の歌
30 総合演習(テスト)および復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
(教材)理論:授業担当者が作成した資料
教芸音楽研究グループ『音楽通論』(教育芸術社 1994)
ソルフェージュ:『コールユーブンゲン』
チャイルド本社 小林美実編『こどものうた200』
(参考図書)理論:石桁真礼生他『楽典 理論と実習』(音楽之友社
1965/04)
5.担当者からのメッセージ
欠席をしない事。
授業をしっかり聞き、実践する事。
授業中の携帯電話の使用を一切禁止する。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験期間中に音楽理論の試験を実施する。ソルフェージュにおいては、前後期の総合演習にてテストを行う。
評価の配点比率
音楽理論試験50%(目標①対応) ソルフェージュ総合演習(テスト)50%(目標②対応)
備考
̶ 119 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)[1グレード]
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業 形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、福
担 当 者 名 岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。1グレードの学生は、『NEWおとなのピアノレッス
ン』1~67番まで、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいおはよう」「おべんとうのうた」「おやつの歌」「おか
えりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い2曲を修得する。習熟度に応じて、6つのグレードに分かれて個人レッスンを受ける。個人
レッスン以外の時間は、復習および予習のための練習を行う。初心者の学生は、個人レッスンの他に全体授業を受講する。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確な
リズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把握で
きる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理解す
る。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(1グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 『NEWおとなのピアノレッスン』1,2,3,4,5,6,7
練習計画を立てる。楽譜を読んでくる。
3 8,9,10,11,12,13
メトロノームを使って弾く。タイの復習。
4 14,15,16, 17, 18
片手ずつ繰り返し練習する。拍子の復習。
5 19,20, 21, 22, 23
音名で歌いながら指を動かす。音価の復習。
6 弾き歌い曲
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い曲
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと講評
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 24,25,26,27
再度、練習計画を立てる。ハ長調の復習。
10 28,29,30,31
音階での運指の復習。
11 32,33,34,35
ト長調の復習。
12 36,37,38,39
臨時記号の復習。
13 弾き歌い曲
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
14 弾き歌い曲
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと講評
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 40,41,42,43
再度、練習計画を立てる。ニ長調の復習。
17 44,45,46,47
イ長調の復習。
18 48,49,50,51
16分音符の復習。
19 52,53,54,55
イ短調の復習。
20 56,57,58
ヘ長調の復習。
21 弾き歌い曲
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
22 弾き歌い曲
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
23 第3回小テストと講評
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 59,60
再度、練習計画を立てる。楽譜を読んでくる。
25 61,62
装飾音符、付点音符の復習。
26 63,64
スラー、スタッカートの復習。
27 65,66
変ロ長調の復習。複付点の復習。
28 67
臨時記号の復習。
29 弾き歌い曲
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
30 弾き歌い曲
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『NEW おとなのピアノレッスン』(共同音楽出版社)、仁愛附属幼稚園
使用の楽譜、『こどものうた200』(チャイルド本社)、器楽Ⅰレッスン
カード
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テストお
よび期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し方、服
装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、1グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
̶ 120 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)[2グレード]
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、
担 当 者 名 福岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。2グレードの学生は、『NEWおとなのピアノレッ
スン』27~67番、応用曲より2曲、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいおはよう」「おべんとうのうた」「お
やつの歌」「おかえりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い2曲を修得する。個人レッスン以外の時間は、復習および予習のための
練習を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確
なリズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把
握できる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理
解する。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(2グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 『NEW おとなのピアノレッスン』27,28,29
練習計画を立てる。楽譜を読んでくる。
3 30,31,32
メトロノームを使って弾く。ハ長調の復習。
4 33,34,35
片手ずつ繰り返し練習する。ト長調の復習。
5 36,37,38
音名で歌いながら指を動かす。臨時記号の復習
6 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 39,40,41
再度、練習計画を立てる。ニ長調の復習。
10 42,43,44
装飾音符の復習。
11 45,46,47
イ長調の復習。
12 48,49,50
16分音符の復習。
13 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
14 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 51,52,53
再度、練習計画を立てる。付点音符の復習。
17 54,55,56
ヘ長調の復習。
18 57,58,59
3連符の復習。
19 60,61,62
装飾音符の復習。
20 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
21 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
22 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
23 第3回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 63,64,65
再度、練習計画を立てる。変ロ長調の復習。
25 66,67
アーティキュレーションの復習。
26 応用曲1
正確な読譜の復習。
27 応用曲2
適切なテンポ感の復習。
28 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
29 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
30 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『NEW おとなのピアノレッスン』(共同音楽出版社)、仁愛附属幼稚
園使用の楽譜、『こどものうた200』(チャイルド本社)、器楽Ⅰレッ
スンカード
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テスト
および期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し
方、服装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
試験期間中に実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、2グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
̶ 121 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)[3グレード]
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、
担 当 者 名 福岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。3グレードの学生は、『NEWおとなのピアノレッ
スン』40~67番、応用曲より6曲、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいおはよう」「おべんとうのうた」「お
やつの歌」「おかえりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い6曲を修得する。個人レッスン以外の時間は、復習および予習のための
練習を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確
なリズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把
握できる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理
解する。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(3グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 『NEW おとなのピアノレッスン』40,41,42
練習計画を立てる。楽譜を読んでくる。
3 43,44,45
メトロノームを使って弾く。ニ長調の復習。
4 46,47,48
片手ずつ繰り返し練習する。イ長調の復習。
5 49,50,51
音名で歌いながら指を動かす。16分音符の復習
6 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 52,53,54
再度、練習計画を立てる。イ短調の復習。
10 55,56,57
ヘ長調の復習。
11 58,59,60
3連符と16分音符の復習。
12 61,62,63
付点音符と装飾音符の復習。
13 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
14 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 64,65,66
再度、練習計画を立てる。変ロ長調の復習。
17 67,応用曲1,
臨時記号の復習。
18 応用曲2
3連符の復習。
19 応用曲3
装飾音符の復習。
20 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
21 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
22 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
23 第3回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 応用曲4
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
25 応用曲5
アーティキュレーションの復習。
26 応用曲6
適切なテンポ感の復習。
27 弾き歌い
正しい読譜の復習。
28 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
29 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
30 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『NEW おとなのピアノレッスン』(共同音楽出版社)、仁愛附属幼稚
園使用の楽譜、『こどものうた200』(チャイルド本社)、器楽Ⅰレッ
スンカード
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テスト
および期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し
方、服装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、3グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
̶ 122 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)[4グレード]
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、
担 当 者 名 福岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。4グレードの学生は、『ブルグミュラー25の練
習曲』『ツェルニー100番練習曲』程度より任意の12曲、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいおはよう」「お
べんとうのうた」「おやつの歌」「おかえりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い6曲を修得する。個人レッスン以外の時間は、復
習および予習のための練習を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確
なリズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把
握できる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理
解する。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(4グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 ピアノ曲1
練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
3 ピアノ曲2
アーティキュレーションの復習。
4 ピアノ曲3
適切なテンポ感の復習。
5 黙想
音名で歌いながら指を動かす。
6 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 ピアノ曲4
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
10 ピアノ曲5
アーティキュレーションの復習。
11 ピアノ曲6
適切なテンポ感の復習。
12 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
13 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
14 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 ピアノ曲7
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
17 ピアノ曲8
アーティキュレーションの復習。
18 ピアノ曲9
適切なテンポ感の復習。
19 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
20 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
21 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
22 仕上げ
これまでの復習
23 第3回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 ピアノ曲10
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
25 ピアノ曲11
アーティキュレーションの復習。
26 ピアノ曲12
適切なテンポ感の復習。
27 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
28 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
29 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
30 仕上げ
これまでの復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『ブルグミュラー25の練習曲』『ツェルニー100番練習曲』、仁愛附属
幼稚園使用の楽譜、『こどものうた200』(チャイルド本社)、器楽Ⅰ
レッスンカード
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テスト
および期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し
方、服装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、4グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
̶ 123 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)[5グレード]
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、
担 当 者 名 福岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。5グレードの学生は、『ツェルニー30番練習
曲』『ブルグミュラー18の練習曲』『ソナチネ』程度より任意の12曲、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいお
はよう」「おべんとうのうた」「おやつの歌」「おかえりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い6曲を修得する。個人レッスン以外
の時間は、復習および予習のための練習を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確
なリズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把
握できる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理
解する。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(5グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 ピアノ曲1
練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
3 ピアノ曲2
アーティキュレーションの復習。
4 ピアノ曲3
適切なテンポ感の復習。
5 黙想
音名で歌いながら指を動かす。
6 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 ピアノ曲4
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
10 ピアノ曲5
アーティキュレーションの復習。
11 ピアノ曲6
適切なテンポ感の復習。
12 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
13 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
14 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 ピアノ曲7
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
17 ピアノ曲8
アーティキュレーションの復習。
18 ピアノ曲9
適切なテンポ感の復習。
19 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
20 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
21 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
22 仕上げ
これまでの復習
23 第3回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 ピアノ曲10
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
25 ピアノ曲11
アーティキュレーションの復習。
26 ピアノ曲12
適切なテンポ感の復習。
27 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
28 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
29 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
30 仕上げ
これまでの復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『ツェルニー30番練習曲』『ブルグミュラー18の練習曲』『ソナチネア
ルバム』、仁愛附属幼稚園使用の楽譜、『こどものうた200』(チャイ
ルド本社)、器楽Ⅰレッスンカード
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テスト
および期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し
方、服装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、5グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 音楽(器楽Ⅰ)【6グレード】
( 英 語 名 ) (Music(PianoⅠ))
授業形態
演習
履修形態
選択
開講時期
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格選択
木下由香、大久保功治、河野久寿、伊原道代、大城修子、太田佳代、加藤俊裕、川﨑美砂子、清水由紀子、西尾順子、
担 当 者 名 福岡智子、福田安希子、三輪眞理、和田芳
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育現場で必要なピアノ演奏技能の基礎を身につけることである。6グレードの学生は、『ツェルニー40番練習
曲』『ソナタ』程度の曲より任意の10曲、仁愛附属幼稚園実習曲「黙想」「仏の子ども」「せんせいおはよう」「おべんとうのう
た」「おやつの歌」「おかえりのうた」の6曲、そして任意の弾き歌い6曲を修得する。個人レッスン以外の時間は、復習および予習
のための練習を行う。
2.授業の到達目標
【知識領域】目標①正確な読譜ができる。目標②歌詞に込められた意味を理解する。【技能領域】目標③スムーズな運指による正確
なリズム表現ができる。目標④歌詞の正しい発音と内容が伝わるように表現できる。目標⑤作品のテンポ感と適切な音楽の流れが把
握できる。目標⑥演奏開始に際しての歌い出しの合図ができる。【態度領域】目標⑦保育者のピアノは子どものためにあることを理
解する。目標⑧子どもの声を受け止め、子どもと共感して表現の喜びを共有することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 概要の説明とグレード決め(6グレードの授業例)
アンケート、演奏を元にグレードを決める。
2 ピアノ曲1
練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
3 ピアノ曲2
アーティキュレーションの復習。
4 ピアノ曲3
適切なテンポ感の復習。
5 黙想
音名で歌いながら指を動かす。
6 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
7 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
8 第1回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
9 ピアノ曲4
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
10 ピアノ曲5
アーティキュレーションの復習。
11 ピアノ曲6
適切なテンポ感の復習。
12 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
13 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
14 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
15 第2回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
16 ピアノ曲7
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
17 ピアノ曲8
アーティキュレーションの復習。
18 ピアノ曲仕上げ
適切なテンポ感の復習。
19 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
20 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
21 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
22 仕上げ
これまでの復習
23 第3回小テストと復習
ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
24 ピアノ曲9
再度、練習計画を立てる。正しい読譜の復習。
25 ピアノ曲10
アーティキュレーションの復習。
26 ピアノ曲仕上げ
適切なテンポ感の復習。
27 弾き歌い
歌詞を音読する。歌いながら右手のみ弾く。
28 弾き歌い
歌い出しの合図の練習。
29 弾き歌い
表情豊かに音楽的な演奏を目指す。
30 仕上げ
これまでの復習
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
『ツェルニー40番練習曲』『ソナタアルバム』、仁愛附属幼稚園使用の
楽譜、『こどものうた200』(チャイルド本社)、器楽Ⅰレッスンカー
ド
5.担当者からのメッセージ
連絡事項等は幼児教育学科掲示板にて案内する。小テスト
および期末実技テストは就職試験の予行演習とし、話し
方、服装、履物、爪なども配慮すること。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験
実技試験を行う。ピアノ曲1曲と弾き歌い曲1曲を演奏する。
評価の配点比率
小テスト1~3回各25%、期末実技テスト25%として評価する。全てのテストで目標①②③④⑤⑥⑦⑧に対応して評価す
る。ただし、6グレード履修曲を満たしていなければ不合格となる。
備考
詳細は器楽Ⅰレッスンカードを参照のこと。
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 図画工作
( 英 語 名 ) (Arts and Crafts)
授業形態
演習
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
2
1年次通年
幼稚園教諭免許必修・保育士資格必修
担 当 者 名 重村 幹夫
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、保育者として必要な造型上の基礎的な知識や技能、豊かな表現力を身につけることである。そのため、乳幼児の絵画
の見方や指導法、色彩理論の基礎、対象の構造や遠近やの把握、様々な描画材や工作器具の扱い等について学ぶとともに、表現力豊か
に造形物の製作、発表ができる場を設定する。
2.授業の到達目標
〔知識・理解領域〕目標①乳幼児の絵画の見方や指導法、色彩理論の基礎について説明できる。〔技能領域〕目標②対象の構造や遠近
を把握した描画ができる。目標③様々な描画材、工作器具を正しく扱い、表現力豊かに造形物を製作できる。目標④表現力豊かな発表
を行なうことができる。〔関心意欲・態度領域〕目標⑤互いにコミュニケーションをとり、協力して製作、発表を行なうことができ
る。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 授業の取り組み方、評価の方法・乳幼児の絵画の見方と指導法の基礎知識
2 デッサン 人物クロッキー 人物の構造的な捉え方
3 デッサン 直方体、野菜①デッサン用具の使い方、構図のとり方、遠近法の基礎
次回作品が提出できるように描きこんでおく
4 デッサン 直方体、野菜②野菜の描き方、完成 講評
5 デッサン 八角柱、漏斗①遠近法、楕円の描き方
次回作品が提出できるように描きこんでおく
6 デッサン 八角柱、漏斗②完成 講評
7 デッサン 球体、造花①球体、花の描き方
次回作品が提出できるように描きこんでおく
8 デッサン 球体、造花②完成 講評 9 色水遊び、色彩理論(三属性、色立体、三原色)の基礎
10 四色(絵具の三原色と白)による混色練習、水性描画材への習熟 11 色彩構成 同一系色相配色 季節感の表現(梅雨)
12 絵具によるデッサン レンガと紙コップ、野菜①遠近法、楕円、野菜の描き方
13 絵具によるデッサン レンガと紙コップ、野菜② 四色による混色練習
次回作品が提出できるように描きこんでおく
14 絵具によるデッサン レンガと紙コップ、野菜③ 完成、講評
15 小テスト 小麦粉粘土の製造、着色
16 テストの復習 フィンガーペインティング
17 紙箱を用いた工作① 三面図、展開図、紙箱の製作
次回作品が製作できるように、箱を完成させておく
18 紙箱を用いた工作② 動くおもちゃの製作
19 色彩の基礎 色彩構成 無彩色+有彩色配色(秋)
20 ダンボールを用いた工作 立方体の製作 三面図、ダンボールの切り方、接着
次回までに、立体パズルのアイデアを考えておく
21 ダンボールを用いた工作 立体パズルの共同製作
22 飛び出す誕生日カード① 飛び出す原理、配色パターン
23 飛び出す誕生日カード② 完成
24 人形劇① 物語、全体構想
人形劇は、これまでの学習のまとめの発表として行なう
25 人形劇② 全体構想、役割分担決定(シナリオ、背景、小道具、人形)
26 人形劇③ シナリオ、背景、小道具、人形の構想
27 人形劇④ シナリオ、背景、小道具、人形の完成
次回までに製作を終えておく
28 人形劇⑤ 実演練習 次回までに実演練習を終えておく
29 人形劇⑥ 実演、撮影
30 色彩構成 高明度低彩度配色 季節感の表現(冬)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
年度当初にクロッキー帳を購入
参考図書
鳥居昭美『子どもの絵をダメにしていませんか』、大月書店
朝倉直巳『芸術・デザインの色彩構成』、六耀社
磯部錦司編『造形表現・図画工作』、建帛社
山内英雄、『鉛筆デッサン』、株式会社グラフィック社
木村裕一、『手作りおもちゃのかがく館』、ほるぷ出版
5.担当者からのメッセージ
造形の基礎的な感覚や技能の習得は、保育者を目指す者に
とって、すぐに役立つ内容ばかりではなく、地道な努力が必
要であるが、将来にわたって造形表現を行なっていく上で重
要な学習である。学習内容の重要性を理解し、能力向上や達
成感が感じられるまで、妥協せずに粘り強く取り組むこと。
Ⅱ.評価の方法 期末定期試験
試験に代わって、小テスト、授業作品、家庭学習作品で評価する。
評価の配点比率
小テスト10%(目標①対応)、授業作品80%(目標②③④⑤対応)、家庭学習作品10%(目標②③対応)
備考
受講生の能力や意欲に対応して進度や内容には配慮するが、必ず作品を完成させること。授業の到達目標に達しない場合は、必要に応じ補講
を行なう。年間30枚のクロッキーを家庭学習にて課すが、これは最低限度の課題であり、量や質が優れている場合は加点する。
̶ 126 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 国語
( 英 語 名 ) (Japanese Language)
授 業 形 態
講義
履修形態
開講時期
必修
単位数
関連免許・資格等
2
1年次前期
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 前田 敬子
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、社会人として、また保育者として活躍するために必要な「読む・書く・話す・聴く」実践力を身に付けることであ
る。幼児教育学科の特性を活かして、子どもに向けて働きかけるために必要な言葉や保護者と接するときに必要な言葉に焦点を当て
て、これから必要な国語の力を養う。考えたことや調べたことを話したり、与えられた文章を音読したりする際の効果的な表現を身に
付ける。
2.授業の到達目標
適切な音量で話す力、集中して聴き話の内容の中心を把握する力、正しい文字づかいで文章構成を工夫して書く力を身につける。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 筆記具の持ち方・レポートに見る誤りの表現
会話のきっかけをつかむ。
2 学校図書館の利用の仕方
指定された絵本を図書館で探して持ってくる。
3 正しい表記・仮名遣い
4 送り仮名の付け方・なぞなぞ発表
なぞなぞ口頭発表
5 人と話をするときに
6 小論文(題未詳)
小論文提出
7 自分の文章のくせに気付く自己採点シート
8 敬語(1)
9 敬語(2)
小論文直し返却、再提出
10 広い視野をもつ(1)
11 広い視野をもつ(2)
課題提出
12 広い視野をもつ(3)
13 間違えやすい言い回し(1)
14 間違えやすい言い回し(2)
15 礼状の書き方
課題提出
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
毎時間、プリントを配布する。
5.担当者からのメッセージ
原則として毎時間プリントを配布する。欠席者は、授業
終了から数日の間に、プリントを取りにくること。
5.評価
期末定期試験 試験期間中に筆記試験を実施する。
評価の配点比率
筆記試験50%、受講中の課題30%、口頭発表20 %
備考
スマートフォン使用は厳禁。日常の言葉づかいを重視する。
̶ 127 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科
目
名 教育実習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Tearching PracticeⅠ)
授 業 形 態
実習
履修形態
開講時期
選択
単位数
4
関連免許・資格等
1年次通年、2年次前期
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 江端 佳代・松川 恵子 Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、実際に幼稚園の教育に参加し、体験を通して幼稚園や幼稚園教諭の役割を理解するとともに、幼稚園教諭としての保育
技術を習得することである。1年次9月に附属幼稚園で1週間、2年次6月に学外幼稚園で3週間、計4週間の実習を行い、各授業において学ん
だ理論と技術に基づいて直接幼児と接し、具体的に幼稚園教育を体験する。
2.授業の到達目標
【知識】①保育実践を通して、計画-実践-反省・評価-改善という循環の重要性について説明することができる。
【技能】②幼児理解に基づいたねらい・内容の設定、ねらい・内容を達成するための環境構成、援助などについて具体的に理解し、
指導計画を作成・実践することができる。
③実際に幼児とふれ合い、指導計画を作成して保育を体験する中で、一人一人の幼児の姿及び一人ひとりに応じた指導法を
身に付けることができる。
【態度】④教育実習に臨む態度が身に付き、挨拶、服装など基本的なマナーを実践することができる。
⑤自己の実習を省察し、適切に実習ノート・日誌を記入・提出するとともに、幼稚園教諭としての自己の課題を明確化する
ことができる。
3.授業の計画
回数
授業内容
〔附属幼稚園実習〕
1年次9月を中心として1週間(学科が割り振りした時期)、仁愛女子短期
大学附属幼稚園で実習をする。
〈実習の概要〉
見学・観察を通して幼児の心身の発達過程と特性を観察し、知的・身体
的・情緒的・社会的実態の大略を把握する。また、幼稚園教育、幼稚園の指
導法等について全体的に理解し把握するとともに、指導計画を作成して保育
を行う。
補足説明、事前・事後の自主学習について
〔附属幼稚園実習〕
1.附属幼稚園でのオリエンテーションを通して
把握した内容を、教育実習ノートの「園の概況
表」にまとめておくこと。
2.実習前に、教育実習ノートの「私の心構え」
及び「自己の研究テーマ」を記入し、目的意識
をもって教育実習に臨むこと。
3.毎日、一日の流れを記録し、一日を振り返っ
て心に残った出来事、幼児の姿、教師の援助に
ついて観察や話し合い等で学んだことなどを反
省・考察するとともに、明日への課題を明確に
し、教育実習ノートに記入して実習担当教諭に
提出すること。
4.実習終了後に、教育実習ノートの「自己の研
究テーマについてのまとめ」「全体反省会の記
録」及び「実習を終えて」を記入し、附属幼稚
園に提出すること。
〔学外指導実習〕
2年次6月に3週間、出身地等の幼稚園(各自が交渉する)において実習を
する。
〈実習の概要〉
附属幼稚園実習において習得したものを基に、指導実習を行う。
教師の役割について意識しながら行動したり、指導計画を作成して保育を
実践・反省・評価するという体験をしたりして、教師の役割を理解し、自覚
を強くもつ。
〔学外指導実習〕
1.実習幼稚園でのオリエンテーションを通して
把握した内容を、教育実習ノートの「園の概況
表」にまとめておくこと。
2.実習前に、教育実習ノートの「私の心構え」
及び「自己の研究テーマ」を記入し、目的意識
をもって教育実習に臨むこと。
3.毎日、一日の流れを記録し、一日を振り返っ
て心に残った出来事、幼児の姿、教師の援助に
ついて観察や話し合い等で学んだことなどを反
省・考察するとともに、明日への課題を明確に
し、教育実習日誌に記入して実習担当教諭に提
出すること。
4.実習終了後に、教育実習ノートの「自己の研
究テーマについてのまとめ」及び「実習を終え
て」を記入し、実習園に提出すること。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
・教育実習Ⅰは幼稚園教諭二種免許状を取得する学生が受講
することが望ましい。
・1年次の履修科目のうち、5科目以上が単位不認定となった
場合は、2年次における教育実習は履修できない。
・1年次の仁愛女子短期大学附属幼稚園での実習評価表を基
に学科実習指導委員会で検討を行い、その結果によっては2
年次の教育実習を履修できない場合がある。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、実習終了後に教育実習ノートを提出させる。 評価の配点比率
実習園からの評価表 60%(目標①②③④⑤対応) 実習ノート 40%(目標①②③④⑤対応)
備考
̶ 128 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科
目
名 教育実習Ⅱ
( 英 語 名 ) (Tearching PracticeⅡ)
授 業 形 態
実習
履修形態
開講時期
選択
単位数
1
関連免許・資格等
1・2年次通年
幼稚園教諭免許必修
担 当 者 名 江端 佳代・小林 真理・石田 和幸
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では、教育実習Ⅰ(幼稚園教育実習)がより良い効果をあげ有意義なものとなるように、事前に実習への心構えや目的等を明確に
もつことができるようになるとともに、実習後には自己の実習を省察して自己の課題を明確にもつことができるようになることを目的とす
る。そのため、実習内容・方法などを取り上げ、事前指導を行う。また、実習後において実習報告会などの事後指導を行う。
2.授業の到達目標
①事前指導を通して教育実習の内容を理解し、課題、意欲、見通し等をもつ。
②事後指導を通して幼稚園教育や教師の役割についての理解を深める。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明、事前・事後の自主学習について
1 教育実習オリエンテーション(全体計画)
毎回配布する資料はファイルに綴じて、実習
2 子どもの発達理解①(3歳児)
前に復習しましょう。
3 子どもの発達理解②(4・5歳児)
毎時間感想レポートを提出してもらいます。
4 清掃体験(仁愛女子短期大学附属幼稚園)
5 幼稚園教育実習の心構えについて
6 実習要項・実習ノート等について
7 附属幼稚園実習オリエンテーションについて
8 附属幼稚園でのオリエンテーション
9 教育実習ノートの記入について
10 指導計画作成について
11 附属幼稚園実習事後指導(自己評価及び指導実習に向けて)
12 幼児が楽しめる遊びの環境づくりと実践(「じんあいこどものくに」)
13 電話対応の基本
14 電話対応の応用
15 実習先を訪問するときのマナー
16 教育実習報告会(1年次発表)
17 敬語表現について
18 幼稚園(学外指導)実習 事前指導
19 実習幼稚園でのオリエンテーション
オリエンテーションで質問することを整理しておきましょう。
20 文体の統一 手紙文について
オリエンテーションの内容や指示されたことを教育実習ノートに
まとめましょう。
21 幼稚園(学外指導) 実習心構え 諸注意
22 幼稚園(学外指導) 実習総括 実習報告会オリエンテーション
23 教育実習報告会(2年次発表)
学習成果のポートフォリオを作成し、提出しましょう。 24
25
26
27
28
29
30
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
必要に応じて資料を配布する。
5.担当者からのメッセージ
教育実習Ⅱは幼稚園教諭二種免許状を取得する学生が受講す
ることが望ましい。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わってレポートを課し、全授業終了後にポートフォリオを提出させる。
評価の配点比率
レポート80% ポートフォリオ20%
備考
̶ 129 ̶
科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科
目
名 保育実習Ⅰ
( 英 語 名 ) (Field Practice on ChildcareⅠ)
授 業 形 態
実習
履修形態
選択
単位数
開講時期
4
関連免許・資格等
1・2年次通年
保育士資格必修
担 当 教 員 松川 恵子・中尾 繁史
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
本授業の目的は、実際に保育所・施設の保育に参加し、体験を通して子ども・利用者への理解、保育士の役割や職務内容等への理解、保育
所・施設の役割や機能への理解等を深めることである。1年次2月に保育所で(担当:松川)、2年次8月に保育所以外の児童福祉施設等で
(担当:中尾)、各80時間実習を行う。
2.授業の到達目標
【知識】①保育所、児童福祉施設等の役割や機能を具体的に理解するとともに、子どもの保育及び保護者への支援について説明すること
ができる。
【技能】②観察や子どもとの関わりを通して子ども一人一人の理解を深め、個に応じた援助をすることができる。
③保育の計画、観察、記録及び自己評価等について、保育士の業務内容や職業倫理について、具体的に説明することができる。
【態度】④保育実習に臨む態度が身に付き、挨拶、服装など基本的なマナーを実践することができる。
⑤自己の実習を省察し、実習ノートを適切に記入・提出することができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
補足説明・事前・事後の自主学習について
保育所実習(2単位) 〔松川 担当〕
実習保育所で、以下の内容を学ぶ。
1.保育所の役割と機能
(1)保育所の生活と一日の流れ
(2)保育所保育指針の理解と保育の展開
2.子ども理解
(1)子どもの観察とその記録による理解
(2)子どもの発達過程の理解
(3)子どもへの援助や関わり
3.保育内容・保育環境
(1)保育の計画に基づく保育内容
(2)子どもの発達過程に応じた保育内容
(3)子どもの生活や遊びと保育環境
(4)子どもの健康と安全
4.保育の計画、観察、記録
(1)保育課程と指導計画の理解と活用
(2)記録に基づく省察・自己評価
5.専門職としての保育士の役割と職業倫理
(1)保育士の業務内容
(2)職員間の役割分担や連携
(3)保育士の役割と職業倫理
1.保育所でのオリエンテーションを実施してい
ただき、保育実習ノートの「園の概況表」にま
とめておくこと。
2.実習前に、保育実習ノートの「私の心構え」
及び「自己の研究テーマ」を記入し、目的意識
をもって保育所(参加・観察)実習に臨むこ
と。
3.毎日、一日を振り返り、心に残る出来事、子
どもの姿、保育士の援助について学んだこと、
話し合い等で学んだことなどを反省・考察する
とともに、明日への課題を明確にし、保育実習
ノートに記入すること。
4.保育所(参加・観察)実習終了後に、保育実
習ノートの「参加・観察実習でのまとめ」を記
入し、実習園に提出すること。
施設実習(2単位) 〔中尾 担当〕
実習施設で、以下の内容を学ぶ。
1.施設の役割と機能
(1)施設の生活と一日の流れ
(2)施設の役割と機能
2.子ども(利用者)理解
(1)子ども(利用者)の観察とその記録
(2)個々の状態に応じた援助や関わり
3.養護内容・生活環境
(1)計画に基づく活動や援助
(2)子どもの心身の状態に応じた対応
(3)子どもの活動と生活の環境
(4)健康管理、安全対策の理解
4.計画と記録
(1)支援計画の理解と活用
(2)記録に基づく省察・自己評価
5.専門職としての保育士の役割と倫理
(1)保育士の業務内容
(2)職員間の役割分担や連携
1.実習施設でのオリエンテーションを実施して
いただき、実習初日までに、施設実習ノートの
「施設の概要」にまとめておくこと。
2.実習初日までに、施設実習ノートの「私の心
構え」及び「自己の研究テーマ」を記入し、目
的意識をもって実習に臨むこと。
3.毎日一日の流れを記録し、一日を振り返って
心に残った出来事、利用児・者の姿、援助者の
かかわりについて観察や話し合い等で学んだこ
と、課題の達成度などを反省・考察するととも
に、明日への課題を明確にし、施設実習日誌に
記入すること。
4.実習終了後に、施設実習ノートの「自己の研
究テーマについて」及び「実習を終えて」を記
入し、実習施設に提出すること。
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
5.担当者からのメッセージ
・保育実習Ⅰは保育士資格を取得する学生が受講することが望
ましい。
・1年次の全履修科目のうち、5科目以上が単位不認定となった
場合は、2年次における保育実習は履修できない。
Ⅱ.評価の方法
期末定期試験 試験に代わって、実習終了後に実習ノートを提出させる。
評価の配点比率
実習先からの評価表 60%(目標①②③④⑤対応) 実習ノー ト40%(目標①②③④⑤対応)
備考
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科 目 区 分 幼児教育学科 専門科目
科 目 名 保育実習指導Ⅰ
( 英 語 名 ) (Guidance for Field Practice on ChildcareⅠ)
授 業 形 態
演習
履修形態
選択
単位数
開講時期
関連免許・資格等
2
1・2年次通年
保育士資格必修
担 当 教 員 松川 恵子・中尾 繁史
Ⅰ.授業の内容
1.授業の概要
この授業では、保育実習Ⅰ(1年次2月の保育所実習及び2年次8月の施設実習)が有意義なものとなるように、事前に実習への心構えや目的等を明確にもつこ
とができるようになるとともに、実習後には自己の実習を省察して保育実習Ⅱまたは保育実習Ⅲへの課題を明確にもつことができるようになることを目的
とする。2年間を通して適切な時期に、保育所実習については松川が、施設実習については中尾が、実習内容に応じた指導を行う。
2.授業の到達目標
【知識】①保育実習の意義・目的を説明することができる。
②実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等について説明することができる。
③保育の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に説明することができる。
【技能】④保育実習の内容を理解し、自らの課題を明確にもつことができる。
⑤実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にすることができる。
【態度】⑥挨拶や言葉遣いなどの保育実習に必要なマナーを身につけることができる。
3.授業の計画
授業内容
回数
保育所実習指導(1単位) 〔松川 担当〕
補足説明・事前・事後の自主学習について
1 実習に役立つ表現遊び講習①(折り紙遊び)
資料はファイルに綴っておき、実習前に復習 しまし
2 実習に役立つ表現遊び講習②(手遊び)
ょう。
3 保育所生活の理解と実習の心得について
毎時間、感想レポートを提出してもらいます。
4 清掃体験(仁愛保育園)
5 保育士のマナーについて
6 保育所実習先について
7 実習保育所依頼の手続き等について
8 保育所の機能と目的について
9 保育士の仕事と役割について
10 保育所実習報告会への参加
11 保育所実習の心得について
12 実習保育所でのオリエンテーションについて
オリエンテーションで質問することを整理しておきましょう。
13 実習保育所でのオリエンテーション
14 実習ノートの書き方(記録)について
オリエンテーションの内容や指示されたことを保育実習ノートにまと
めましょう。
実習までに「私の心構え」と「自己の研究テーマ」を記入しましょ
う。
15 実習の総括-自己評価及び保育実習Ⅱに向けて
学習成果のポートフォリオを作成し、提出しましょう。
施設実習指導(1単位) 〔中尾 担当〕
16 施設実習の目的・概要
17 実習の内容と課題
18 2回生による実習報告会への参加
19 実習に際しての留意事項(人権、守秘義務、マナー等)
20 施設見学に関するオリエンテーション、諸注意
21
22
施設(障害者支援施設)見学
学外での学習になります。
23 実習の計画と記録、実践・観察の視点
24 各実習種別における特徴及び実習の目的と概要
25 実習日誌の書き方、心構え、諸注意
26 実習施設でのオリエンテーション
27 実習の総括(1)-自己評価
28 実習の総括(2)-グループワーク
29 実習の総括(3)-報告会に向けて
30 実習報告会での発表(1・2回生合同)
4.教科書、参考図書、教材、準備物等
阿部和子・増田まゆみ・小櫃智子編『最新保育講座 保育実習』
(ミネルヴァ書房 2014)
5.担当者からのメッセージ
保育実習指導Ⅰは保育士資格を取得する学生が受講すること
が望ましい。
Ⅱ.評価の方法
(保育所実習指導)試験に代わってレポートを課し、全授業終了後にポートフォリオを提出させる。
(施設実習指導)試験に代わってレポートを提出させる。
(保育所実習指導)レポート 35%(目標①②③④⑤⑥対応) ポートフォリオ 15%(目標①②③④⑤⑥対応)
評価の配点比率
(施設実習指導)授業中の提出課題 30%(目標①②③④⑤⑥対応) レポート 20%(目標①②③④⑤⑥対応)
期末定期試験
備考
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