教育原理 科目名 形態 講義 単位数 卒業:必修 必修 授業 概要 2単位 担当 山本一生 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 本講義では、教育を原理的な視点で捉えることの必要性を説明しつつ、教育思想、教育史、 教育に関する法制度および生涯学習体系の中での幼児教育の在り方について説明する。 到達 ・教育学上の語彙を身に付け、教育に関わる事象を説明できる。 目標 ・教育史および教育に関する法制度についての基本的知識を身に付け、説明ができる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 保育者にとって教育とは 保育者にとっての教育についてその意義を考える。 2 教育とは何か 教育を原理的に捉えるための視点について理解する。 3 西洋の教育思想 西洋の教育思想についての基本的知識を得る。 4 日本の教育思想 日本の教育思想についての基本的知識を得る。 5 西洋教育史・保育史 西洋の教育史・保育史について基本的知識を得る。 6 日本教育史・保育史 日本の教育史・保育史について基本的知識を得る。 7 教育と法 教育にかかわる法について理解する。 8 学校教育の制度 学校教育の制度について理解する。 家庭教育と保育 家庭教育の役割について学び、保育との関わりに関す 9 10 11 12 13 14 15 る理解を深める。 生涯学習と教育 生涯学習体系と教育・保育の位置付けについて理解す る。 地域社会と教育 地域社会との関わりにおける教育について理解を深 める。 教育の現代的課題 教育をめぐる現代的課題について具体例をもとに理 解を深める。 教育者・保育者の役割 教育を実践する者が現代社会において置かれている 立場について考察する。 学校の運営 学校を運営するとはいかなることか、具体例をもとに 理解を深める。 現代社会における教育の意義 現代社会において教育が持っている重要性について 理解を深め、自分自身の教育観を省察する。 評価 ・教育学上の語彙を身に付け、教育に関わる事象を説明できるか。 基準 ・教育史および教育に関する法制度についての基本的知識を身に付け、説明ができるか。 評価 授業態度 % 方法 その他 % 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー レポート 井藤元編『ワークで学ぶ教育学』(ナカニシヤ出版) 「幼稚園教育要領」 「学習指導要領」 高等学校までの基礎学力を身に付けていること。 意欲的に授業に臨むこと。 「幼稚園教育要領」を熟読しておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 % 期末試験 100 % 児童家庭福祉 科目名 形態 講義 卒業:必修 必修 授業 概要 2単位 単位数 担当 大谷誠英 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:必修 本講義では、現在の問題に繋がる背景を理解するために児童福祉の歴史を整理すると共に、 実際の支援における法律・制度・機関とそれぞれの関係性を理解する。また、支援の現場で ある各施設と専門職について学ぶ。 1.児童福祉が児童家庭福祉へと支援の対象を拡大した背景の整理と理解 到達 2.支援の実施体制である制度と専門機関に関する知識の習得と理解 目標 3.児童の問題に対する多角的な視点の修得 4.問題を自分自身に当てはめて捉える思考力の修得 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 講義内容・評価等の説明 2 児童家庭福祉の目的と理念 児童・家庭の定義と問題の把握 3 児童家庭福祉の歴史 社会の変化における児童家庭福祉の変化 4 現代社会と児童家庭福祉の役割 現代社会が抱える問題と児童 5 児童家庭福祉制度 福祉制度によって成り立つ支援 6 児童家庭福祉制度の実施体制 支援の中心となる様々な現場 7 要保護児童対策 問題を抱える児童の捉え方と対策 8 児童虐待 児童虐待の現実とその背景 9 社会的養護施策 社会の責任として実施される支援 10 保育施策 保育の制度と現場 11 障害児施策 障害児に対する法律と制度 12 児童福祉施設① 養育を必要とする児童のための施設 13 児童福祉施設② 障害児を対象とした施設 14 少子化対策と子育て支援 全ての児童を対象とした予防的対策 15 まとめ 全体の振り返り 評価 基準 講義の参加態度、レポート課題(6 回程度実施)の評価、期末試験を通して到達目標が修得でき ているかを評価する。 評価 授業態度 方法 その他 10 % %( レポート 40 % 期末試験 50 試験だけでは単位修得できない点に注意すること。 % ) 教科書 『新選・児童家庭福祉』みらい 参考書 講義内で提示 履修条件 講義内で学生に意見を求めます。学生一人ひとりが自分の考えを持ち、それを積極的に発言して ください。また、各自の考えを把握するためのレポート課題を課します。学習内容を常に自己に 置き換えて考察し、主体的に取り組んでください。 準備学習 講義の内容は教科書に書かれていない内容が中心となります。そのため、事前学習として教科書 内容を把握しておいてください。 オフィス アワー 火曜3限 3階 第10研究室 保育者論 科目名 形態 講義 単位数 2単位 卒業:選択 必修 担当 酒井真由子 開講時期 1年後期 幼免:必修 保育士:必修 授業 前期の学習内容や実習を基盤にしながら、保育者の役割と倫理、幼稚園教諭と保育士の制度 的位置づけ、保育者の協働を学ぶとともに、保育者の専門性について理解を深める。さらに 概要 保育者の専門的成長について学び、自分が目指す保育者像を構築するなかで、自分の課題を 分析する。 ・保育者の職務と役割および幼稚園教諭と保育士の制度的な位置づけについて理解し、説明 到達 目標 できる。 ・保育者としてふさわしい倫理観を身に付ける。 ・保育者の専門性及び専門的成長について理解したうえで、自分が目指す保育者像と自分の 課題について考え、述べることができる。 回 内容 2 保育者の仕事内容① 本授業の概要と目的について概説するとともに、「保育者になる」とはど ういうことかを説明する。 幼稚園教諭と保育士の一般的な職務内容について説明する。 3 保育者の仕事内容② 保育者の一年間の職務の流れについて説明する。 保育者に求められるもの① 「なりたい保育者像」と「なりたくない保育者像」について検討し、議論 する。 『幼稚園教育要領』『保育所保育指針』を参考に、保育者に求められる役 割と倫理について説明する。 教職観の変遷を説明する。そのなかで保育者の専門性について考察する。 1 4 5 6 7 授 業 計 画 タイトル 8 9 10 11 12 「保育者になる」ということ 保育者に求められるもの② 保育者の仕事内容③ 幼稚園教諭と保育士の制度的 な位置づけ 見られている保育者① 見られている保育者② 見られている保育者③ 成長する保育者① 教育や保育に関する法律や制度をもとに、保育者の義務と権利について説 明する。 事例をとおして、子どもからが保育者に求めているものについて検討す る。 保護者からの手紙などを通して、保護者が保育者に求めていることについ て検討する。 事例をとおして、地域社会における保育者の役割について説明する。 保育者が成長するために必要な日々の保育の省察や研修について説明す る。 現在社会における保育者のライフステージについて説明する。 成長する保育者② 14 歴史の中の保育者② 教育・保育に関する歴史上の人物とその功績について説明するなかで、受 講者は自分が目指す保育者像と自分の課題について検討する。 受講者が目指す保育者像と自分の課題について発表する。 15 「私が目指す保育者像」の再構 築 受講者が保育者の職務及び役割について再考し、受講者自身の「私が目指 す保育者像」を構築する。 13 歴史の中の保育者① ・保育者の職務と役割および幼稚園教諭と保育士の制度的な位置づけについて理解し、説明できるか。 評価 ・保育者としてふさわしい倫理観を身に付けているか。 基準 ・保育者の専門性及び専門的成長について理解したうえで、自分が目指す保育者像と自分の課題について考 え、述べることができるか。 評価 授業態度 方法 その他 % レポート 20 % 期末試験 80 %( % ) 教科書 『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 参考書 特になし 履修条 件 講義用ノートを整理し、振り返りシートにその日に学んだことをまとめる力を有すること。 準備 学習 配布するプリントをよく読んでおくこと。授業後には、自分が目指す保育者像や自分の課題について考え、 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 まとめておくこと。 保育所保育指針原本』 社会福祉 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 市東賢二 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:必修 この講義では、社会福祉学の基礎的な概念や、その歴史的背景・展開を理解する。そのこ とから制度と人間との関係や人間に対する援助などが、どのように発展し、実践されてきた のか、について原理的に学ぶ。 人間が社会的に生きるとは一体どういうことがらなのかを原論的に理解し、社会福祉学の 基礎的概念を理解し、それらについて論ずることができることを目標とする。 タイトル 回 内容 1 社会福祉とは何か 「社会福祉」の意味を概説する。 2 社会福祉学における人間 人間観の歴史と現代的人間観について説明する。 3 社会福祉学の基礎概念① ノーマライゼーションの意味について説明する。 社会福祉学の基礎概念② リハビリテーション、ボランタリズムと共生の意味に ついて説明する。 5 社会福祉学の臨床的理解① 「臨床性」の意味を考察する。 6 社会福祉学の臨床的理解② 人間の生きる意味と社会福祉のかかわりを説明する。 社会福祉学の歴史的展開① 歴史としての社会福祉(古代~WWⅡ)について説明す る。 社会福祉学の歴史的展開② 歴史としての社会福祉(WWⅡ戦後~現代)について説明 4 7 授 業 計 画 2単位 単位数 担当 8 9 10 11 12 する。 社会福祉のサービス体系① 社会福祉関連法と福祉サービスについて説明する。 社会福祉のサービス体系② 社会福祉サービスと社会資源の利用の意味について説 明する。 社会福祉サービスの評価と情報提 生活者のニーズの意味と社会福祉サービスの提供・支 供 援の実際について説明する。 社会福祉サービスにおける公と私 社会福祉サービスの公共性と個別性について説明す る。 13 社会福祉制度と関連制度① 社会福祉と保健と医療のかかわりについて説明する。 14 社会福祉制度と関連制度② 社会福祉の現代的課題を考察する。 人間の生と社会福祉 人間の生きる意味と社会福祉のつながりについて考察 する。 15 評価 基準 人間が社会的に生きることの意味を理解し、社会福祉学の基礎概念を理解し、現代の社会 福祉に関心をもって論ずることができることが「可」の基準である。 評価 授業態度 方法 その他 % 20 レポート 80 % 期末試験 %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 教科書 『保育士のための社会福祉』相澤譲治編/㈱みらい 『保育福祉小六法』㈱みらい 参考書 『What’s social case work?』Richmond,M.E. 小松源助訳 中央法規 1991 『福祉の思想』糸賀一雄 NHK ブックス 1968 履修条件 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。 準備学習 オフィス アワー % 保育や介護をはじめとした社会福祉のさまざまなことに関心を持ち、自分の世界を広げるた めに、わからない個所は調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 目標 回 1 2 3 4 5 6 7 8 授 業 計 画 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 評価 方法 教科書 相談援助 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 1単位 2年前期 卒業:選択 幼免:選択 保育士:必修 社会福祉の実践活動のための対人援助は、「人にかかわることの技術」であることを理解 することを目標に、 「相談援助」では、専門職として必要な態度や実践の方法や役割を学び ます。その上で内容に応じた演習を行うことで、学びをさらに深める。 演習 単位数 対人援助の基礎的な概念を理解し、専門職としての価値観を理解する。 対人援助技術の意味を理解し、その方法や役割を理解する。 現代の保育、介護の課題を論ずることができる。 タイトル 相談援助と対人援助 社会福祉援助技術とは① 社会福祉援助技術とは② 援助技術における価値の意味 援助技術における言葉の意味 援助技術における技術の意味 対人援助におけるコミュニケーシ ョン① 対人援助におけるコミュニケーシ ョン② 援助技術の方法(ケースワークとソ ーシャルワーク)① 援助技術の方法(ケースワークとソ ーシャルワーク)② 援助技術の方法(グループワークと コミュニティワーク)① 援助技術の方法(グループワークと コミュニティワーク)② 援助技術の方法(ケアマネジメン ト) 対人援助の現代的課題 内容 対人援助の専門性と相談援助について概説する。 人に関わることの専門性の意味を説明する。 人に関わることと対人援助の意味を説明する。 人が生きることと価値観の繋がりを説明する。 対人援助におけることばの意味を説明する。 対人援助における技術の意味を説明する。 対人援助におけるコミュニケーションの意味を説明す る。 コミュニケーション技術の実践的意味を説明する。 対人援助の社会性と個別性のつながりと違いを説明す る。 対人援助における人間の生の意味を説明する。 人間の社会性へとかかわることの意味を説明する。 人間の社会的生へのかかわりの意味を説明する。 人に関わることの専門性の意味について説明する。 人に関わることの課題を明確化し、その意味を説明す る。 対人援助における人間的課題 対人援助における専門性の意味を再考し、専門職とし ての態度を身につける。 対人援助職としての態度や役割を理解し、対人援助における社会的生の意味を理解し、 対人援助・支援の技術の意味について論ずることができること。以上が「可」の基準である。 授業態度 その他 % 20 レポート 80 % 期末試験 %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 『保育相談支援の基本と留意点』 坂本健編著/大学図書出版 履修条件 『ケアの原点 愛する・信頼することへの挑戦』 『ケアを生み出す力 傾聴から対話的関係へ』 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。 準備学習 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 参考書 オフィス アワー % オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 佐藤俊一著/学文社 佐藤俊一著/川島書店 保育原理 科目名 形態 講義 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 担当 吉田美奈 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:必修 保育原理では、子どもをめぐる環境をふまえながら、 「保育とは何か」を広い視野から捉えて保 育全般を学ぶ。具体的には、保育の意義と目的、保育所保育指針における保育の基本について理 解し、保育の内容と方法の基本を学ぶ。さらに、保育の思想と歴史的変遷について学んだ上で、 保育の現状と課題について考察する。 1.保育の意義について理解する。 到達 目標 2.保育所保育指針の保育の基本について理解する。 3.保育の内容と方法について理解する。 4.保育所の歴史的発展過程を理解する。 5.保育の現状と課題について考察する。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 保育とは 「保育」とはなにか、 「保育士」とはなにか 2 乳幼児の特質と保育の意義 子ども理解を深め、保育の意義について考える 3 保育思想の変遷 諸外国の保育思想の変遷について学ぶ 4 近代保育施設・制度の創設と発展(1) 諸外国の近代保育施設の創設と発展について学ぶ 5 近代保育施設・制度の創設と発展(2) 諸外国の近代保育施設の創設と発展について学ぶ 6 各国の保育(1) 諸外国の保育制度を概観する 7 各国の保育(2) 諸外国の保育制度を概観する 8 9 我が国における幼稚園・保育所の成立 保育制度と内容・目的の変遷を概観する と変遷 幼稚園・保育所の保育目的および目標について学ぶ 保育の目的および目標 今日の保育内容および遊びの意義について学ぶ 11 保育の内容 子ども観 12 保育の計画 保育における計画の位置づけについて学ぶ 13 保育の評価、記録 指導結果を評価する観点および記録の重要性を学ぶ 14 子どもの育ちと環境 子どもが育つ「環境」について広く考える 10 15 評価 「子ども」とは?について考える さまざまな保育と課題 多様化する保育ニーズと保育が直面する課題について学 ぶ 「到達目標」に提示した内容が、下記(「評価方法」 )に記す一定のレベルに達しているか。 基準 評価 授業態度 方法 その他 20 % レポート 20 % 期末試験 %( 60 % ) よくわかる保育原理[第4版] 教科書 保育所保育指針解説書 参考書 履修 条件 準備 学習 オフィス アワー 保育福祉小六法 「保育とは何か」について自分なりのイメージをもっていること。 保育原理で取り上げる内容を十分理解し、保育者になるための基礎的知識を身に付け、それらを 活かした保育実践ができるようにしてください。 予習:日ごろから社会の状況と子どもの姿に興味を持ち、新聞等の報道にふれる。 復習:授業で学んだ知識と考えを保育実践に生かす。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 社会的養護 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 単位数 担当 大谷誠英 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:必修 本講義では、児童虐待などによって家庭生活が困難になった児童への支援の実態について学 ぶ。こうした社会的養護が児童の問題に応じて多様に展開されていることを理解すると共 に、問題に応じた施策と支援を適切に選択することができる総合的な知識を習得する。 1.社会的養護の目的・意義の理解 到達 2.社会的養護の制度と運用に関する知識の習得 目標 3.具体的な支援の理解 4.個別の支援技術に対する理解 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 講義内容・評価等の説明 2 社会的養護の意義 社会の責任としての養護 3 社会的養護の歴史と現状 歴史的背景と現在の問題把握 4 児童の権利 養育を受ける権利 5 家庭と社会的養護の関係 社会的養護を必要とする家庭の問題 6 社会的養護の制度 児童福祉法などの内容 7 社会的養護の実施体制 児童相談所の措置決定 8 施設養護 施設における養育 9 家庭的養護 家庭に近い形での養育 10 社会的養護における専門職 養育を担当する専門職とその役割 11 ケアワークとソーシャルワーク 養育における量と質 12 児童への支援 児童を対象とした直接的な支援技術と方法 13 家庭への支援 家庭を対象とした間接的な支援技術と方法 14 自立に向けた支援 社会的養護としてのゴール設定と支援の実施 15 まとめ 全体の振り返り 評価 基準 講義の参加態度、レポート課題(6 回程度実施)の評価、期末試験を通して到達目標が修得でき ているかを評価する。 評価 授業態度 方法 その他 10 % %( レポート 40 % 期末試験 50 試験だけでは単位修得できない点に注意すること。 % ) 教科書 『保育実践と社会的養護』井村圭壯・相澤譲治編著/勁草書房 参考書 講義内で提示 履修条件 児童への支援を展開するためには具体的な制度とその運用を理解しておくことが重要となり ます。日々報道される虐待事件について興味を持ち、保護されたのちにどのような支援が求めら れるかをイメージしてみると学習を深めることができるでしょう。また、自分自身が親になると 仮定して、虐待を行ってしまう側の立場で考えることも重要です。 準備学習 講義の内容は教科書に書かれていない内容を中心に映像資料を多用して行います。事前学習と 共に、問題を当事者として捉えるようにしてください。 オフィス アワー 火曜3限 3階 10研究室 子どもと生涯学習 科目名 形態 講義 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 2 3 山本一生 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:選択 長野県内にある生涯学習施設・社会教育施設を実地に見学し、それらが子どもの経験や成長 にとって持つ意義・役割を理解する。 ・地域にある生涯学習施設・社会教育施設の機能と役割を理解し、説明できる。 ・子どもにとって生涯学習施設・社会教育施設が持つ意味を説明できる。 タイトル 回 1 2単位 担当 内容 生涯学習とは何か 生涯学習についての基本的理解を得る。 生涯学習政策の変遷 生涯学習政策の変遷について、とくに日本の状況を軸 に理解する。 生涯学習・社会教育の施設 生涯学習・社会教育施設の種類と機能・役割について 基本的理解を得る。 授業計画 4 地域における生涯学習・社会教育の 長野県内にある生涯学習・社会教育施設の実態につい 施設 て理解する。 5 施設見学のための事前準備① 見学を行う施設についての基本的知識を得る。 施設見学のための事前準備② 見学を行う施設について、子どもにとっての役割を考 察する。 7 施設見学① 施設見学を行い、施設の場所・環境を理解する。 8 施設見学② 施設見学を行い、施設の機能を理解する。 9 施設見学③ 施設見学を行い、職員の職務を理解する。 10 施設見学④ 施設見学を行い、地域にとっての役割を理解する。 11 施設見学のまとめ 見学を行った施設についてまとめる。 12 施設見学のまとめ・発表 見学を行った施設についてまとめ、発表を行う。 生涯学習体系の中の子ども 生涯学習体系のなかで子どもがいかなる位置にある のかを理解する。 14 地域づくりと生涯学習 地域づくりの実際について具体的事例をもとに学ぶ。 15 学習の総合化 生涯学習について学んだ内容を総括し、発表を行う。 6 13 評価 本授業では生涯学習施設・社会教育施設の実地見学を行う。そのための準備を十分に行い、 基準 見学に際して適切な理解を行うことが必要である。 評価 方法 授業態度 % その他 % レポート % 期末試験 % 実地見学にあたっての事前指導および実地見学に参加し、見学後、報告をまとめる。100% 教科書 特になし。 参考書 特になし。 授業の受講者の人数によって見学を行う施設の数が左右されます。(受講者が多ければ見学 履修条件 の回数は少なくなります。 )見学先は、受講者の希望を聞きながら調整し決定します。 *見学にかかる費用(交通費、入館料、食事代等)はすべて受講者負担になります。 (参考:2014 年度は、交通費・入館料等で、4000 円ほど) *見学は 10 月中(あるいは 11 月)の土曜日か日曜日に実施する予定。 準備学習 オフィス アワー 長野県内にある生涯学習施設の所在を調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 発達心理学 科目名 形態 講義 2単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 長櫓涼子 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 概要 生涯発達の視点から本講義を展開しますが、特に乳幼児期や児童期の発達に重点を置き、 発達の様相や支援について学びます。 到達 本講義を通して、受講生が以下の①~③を習得することを目指します。 ① 発達心理学の基礎知識を学び、身に付ける。 目標 ② 生涯発達の視点に立ち、各発達段階の特徴について学び、理解する。 授業 ③ 発達に支援を必要とする子どもの特徴を学び、支援・援助の重要性を知る。 タイトル 回 内容 1 ガイダンス ・保育と発達心理学の関係 2 発達の基礎理論 ・発達の基礎理論 3 4 〃 〃 子どもの発達理解 ・胎児期 ・新生児期 授業計画 5 〃 ・乳児期 6 〃 ・幼児期(前期) 7 〃 ・幼児期(後期) 8 〃 ・児童期 9 〃 ・青年期 10 発達に支援を必要とする子ども 11 〃 12 〃 ・発達が気になる子ども ・知的障害 ・広汎性発達障害 ・AD/HD ・LD など 13 子どもと遊び ・想像力と創造性 ・遊びにおける仲間関係の発達 14 豊かな大人への発達 ・成人期の課題 15 まとめ ・授業内容のまとめ 評価 基準 評価 方法 教科書 ・老年期の課題 ① 「評価方法」に基づいた総合評価 ② レポートおよび期末試験によって、 「到達目標①~③」に到達できているかを判断する。 授業態度 その他 20 % レポート 20 % 期末試験 60 % % ・ 『理論と子どもの心を結ぶ保育の心理学』大橋喜美子 編/保育出版社 ・その他、必要に応じてプリントを配布 『よく分かる発達心理学 第 2 版』無藤 隆・岡本祐子・大平治彦/ミネルバ書房 参考書 (その他、必要に応じて授業内で紹介) 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。 履修条件 この講義は、レポート課題と期末試験評価によるウエイトが非常に重いため、授業に積極 準備学習 的に参加すること。そして毎授業の予習・復習を行うこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 オフィス アワー 幼児理解と教育相談 科目名 形態 講義 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 担当 金髙茂昭 開講時期 2年前期 幼免:必修 保育士:選択 幼児・親(保護者) ・保育者の関係性の中で、幼児の健やかな成長を保障する環境要因として の保育者の力量を培う。幼児や養育者を理解するための心得、幼児の心に寄り添い成長を促 す心得や方法、幼児や養育者からの SOS に対応する心得や方法の基本を学ぶ。 到達 1.幼児の精神的(心理的)特質について述べることができる。 2.幼児の不調(主に精神・心理的不調)について述べることができる。 目標 3.幼児や養育者の不調(主に精神・心理的不調)からの回復と成長への支援の心得を述べ ることができる。 タイトル 回 内容 評価 人を理解するとは(人をみると 外界からの刺激の本質と脳の情報処理、及び、人のどのよう は) な側面をみるとその人の理解につながるかということについて 理解する。 幼児の生育環境と今日的課 インターネット社会、少子超高齢社会の生活環境について学 題 ぶ。 幼児を理解する(1) 幼児を人間学的に理解する。(家族の中での幼児の独自性) 幼児を理解する(2) 幼児を発達心理学的、及び社会心理学的に理解する。 幼児を理解する(3) 幼児を学習心理学的に理解する。 幼児を理解する(4) 幼児を臨床心理学的に理解する。 子によって成長する親、親子 親子関係、家族関係について理解を深める。 関係 うまく機能する家族・機能し難 うまく機能する家族の人間関係の特徴を考える。 い家族 虐待の問題 家族問題であるいわゆる DV・児童虐待・高齢者虐待につい て考える。 幼児の SOS、親の SOS、いわ 幼児や親やこれからの親の精神的不安・混乱・不調の徴候に ゆるデートDV ついて学ぶ。 教育相談とは 教育相談の内容について学ぶ。 相談業務の心得(1) 心理学的支援の心得について理解する。 相談業務の心得(2) 社会福祉相談援助的支援の心得について理解する。 教育・福祉・心理相談の実際 施設や学校での教育・福祉・心理相談の現実・実際を学ぶ。 まとめ・これからの課題 当科目の総括と、今後の課題・近未来展望について考える。 専門職としての専門性が培われたかどうかで評価する。 (専門的知識や概念・考え方を習得し、述べることができるかをみる。) 授業態度 10 % レポート % 期末試験 50 % 方法 その他 1 2 3 4 5 授業計画 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 40 %( 小レポート20%・小テスト20% ) 教科書 『教師のための初等教育相談』。 必要に応じて資料等を配布する。 参考書 『幼稚園教育要領』 、 『保育所保育指針』 履修条件 人生で最も重要な意義を持つ(三つ子の魂百まで)乳幼児期に携わる保育者・教育者という 専門職に就きたい学生、保育・教育を通して、人とは・家族とは・社会とはどういうものか を理解して行きたい学生諸君の受講を求めます。 準備学習 オフィス アワー 毎回の予・復習を行うことが望ましい。 原則として講師室で対応します。ご希望される学生さんには e-mail アドレスをお知らせ致 します。 教育心理学 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 上原貴夫 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 幼稚園や保育所、家庭、地域で子どもたちと接する場合に役に立つ知識と技術について学ぶ。 教育心理学の学問的な理解とともに、実際に使える心理学を目指していく。子育て不安や登 概要 園拒否、虐待など現代の子ども達をめぐる問題について考える。 現場で役立つ力の形成を目指す。観察や心理検査などの評価方法、子ども達に対する受け 到達 止め方など、子どもについての理解力、読み取り力の育成を目指す。レポートなどを作成す 目標 る。保育現場での問題対処力も含め総合的な現場力の形成を目指す。 タイトル 回 1 教育で果たす心理学の役割 教育と心理学のかかわりについて。 2 現代の子ども達の生活と心 子ども達の成長の基礎となる生活について学ぶ。 3 4 5 授 業 計 画 内容 6 7 子ども達の育ち-赤ちゃんが産ま 人間の誕生とその後の成長発達について。 れる時 〃 -子どもが育つ環 家庭、地域を含めた環境形成について。 〃 -身体発達、心の発 成長と発達の理論を中心に学ぶ。 境 達、言葉の発達 〃 -人間関係の発達 成長発達におよぼす人とのかかわりの意義について。 子ども達の学び-人はどのように 成長発達や学習におよぼす人とのかかわりの意義につ 学んでいくか いて。 8 〃 -学びを促す指導 教師、親などのかかわりについて。 9 〃 -学習の診断 教育評価などを通して学ぶ。 10 〃 -学びの障害 発達障害、学習障害などについて。 -障害と向き合う 障害についての考え方について。 11 12 13 14 15 評価 基準 評価 方法 発達と障害 〃 具体的なかかわり方について。 現代の子ども達をめぐる諸問題 〃 現代社会における特徴的な課題について。 虐待、親子関係、 具体的な状況を中心にケーススタディを盛り込んで学 子育て不安など ぶ。 まとめ 全体を振り返り、自分自身の考えを形成する。 評価は、 「子ども達の心理や行動を保育場面と照らし合わせて理解し、実践力が身についた か。 」を基準とする。 授業態度 20 % レポート 30 武藤・上原編『発達支援』ななみ書房 参考書 授業において資料配布や参考書の紹介を随時行う。 準備学習 オフィス アワー 期末試験 50 その他 授業時における質問、意見、発表など授業参加を重視する。 教科書 履修条件 % 子どもの育ちに積極的に関心を持ち、授業に主体的に取り組む意思があること。 日常において見られる子どもの様子に関心を持ち、疑問点を見出しておくこと。 調べられることは自ら調べておくこと。 授業後に講師室で対応する。 % 子どもの食と栄養Ⅰ 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 目標 演習 1単位 藤森桂子 開講時期 1年後期 卒業:選択 幼免:選択 保育士:必修 栄養に関する基礎知識を習得してもらうとともに、小児期(成長期)の食事の重要性や特徴 を把握し、その食生活指導を適切に行うことが出来る応用力を養ってもらうことを目標とし て講義する。また、講義で得た知識・能力を具体的に活用できるようにするため、事例研究・ 教材作成実習・食事指導の実習などを行う。 ・ 専門職としての保育者が小児期の発育・発達の基礎をつくる食の重要性を理解し実際の 保育に役立つ実践力を身に付ける。 ・ 子どもの身体状況や環境に応じた個々の食事支援を学び活用できる。 回 タイトル 内容 6 子どもの健康な生活と食生活 子どもの食と栄養を学ぶ目的を説明し、食育を家庭ととも の意義 に保育所で取り組む必要性を概説する。 子どもの発育発達と食生活 子どもの発育の特徴を学び栄養状態の評価の仕方を説明す る。 子どもの食べる機能・消化吸収 食べる機能の発達と栄養との関わりを知らせ、食欲、味覚、 機能の発達と栄養 嗜好の発達に結びつく様説明する。 栄養、栄養生理、代謝に関する 栄養に関する基礎的知識を学び、栄養の意味と栄養素の体 基礎知識 内での機能を説明する。 「日本人の食事摂取基準」の意 食事摂取基準をなぜ策定したのかを説明しその活用方法を 義とその活用 知らせる。又、自分の食事バランスガイド表を作らせる。 献立作成・調理の基本 献立作成・調理の基本を説明し実際に作成させる。 7 妊娠期・授乳期の食生活 妊娠期(胎児期)の食生活、授乳期の食生活を理解させる。 妊娠のメカニズムと正常な妊 婦の食生活 妊娠中にみられる主なトラブ ルと栄養・食生活 母乳分泌のメカニズムと授乳 期の栄養・食生活 乳児期の食生活 妊娠の経過、胎児の栄養、妊娠前の健康状態の妊娠・出産 への影響、妊娠に伴う母体の変化など説明する。 つわりと食生活、貧血、低栄養、やせ、肥満妊娠高血圧症 候群、妊娠糖尿病等を説明する。 母乳分泌のメカニズムを説明し、母乳の栄養を理解し、授 乳期に口にしてはいけない嗜好品等を考察する。 乳児の生理的特徴を説明し、食生活との関係を理解させる。 1 2 3 4 5 授 業 計 画 単位数 担当 8 9 10 11 12 13 14 15 乳汁栄養 母乳栄養と人口栄養との違いを説明し保育の現場で実際に 実践できる様に説明する。 離乳の意義とその実践及び調 調理実習をすることで離乳食の調理形態・方法留意点を理 理実習(7、8 ヶ月頃の食事) 解させる。 乳児期の栄養・食生活上の問題 乳児期の栄養を理解し、現在の食生活上の問題点を考察し、 と保育者としての対応 実習で得た知識を基にどのように実践に結び付けていくか を構築する。 まとめ 授業で扱った内容の総括・ふり返り 評価 小児栄養の基礎の習得と保育者としての実践力・食が生涯にわたる健康の基礎を作ることが 基準 理解でき説明できる。 評価 授業態度 方法 その他 20 % レポート 20 % 期末試験 『子どもの食と栄養 第2版』堤ちはる・土井正子編著/萌文書林 参考書 必要に応じて授業内で指示する。 準備学習 オフィス アワー % % 教科書 履修条件 60 本講義を受講するにあたって必要な基礎知識・実習能力を有すること。 授業時の課題、質問に対し理解出来、又答えられる様、教科書、資料に目を通しておく。 水曜2限 16番教室 子どもの食と栄養Ⅱ 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 目標 回 1 2 3 4 5 6 授 業 計 画 7 8 9 10 11 12 13 14 15 演習 単位数 1単位 担当 藤森桂子 開講時期 2年前期 卒業:選択 幼免:選択 保育士:必修 栄養に関する基礎知識を習得してもらうとともに、小児期(成長期)の食事の重要性や特徴 を把握し、その食生活指導を適切に行うことが出来る応用力を養ってもらうことを目標とし て講義する。また、講義で得た知識・能力を具体的に活用できるようにするため、事例研究・ 教材作成実習・食事指導の実習などを行う。 ・食生活の栄養の課題を明確にし、どのように保育者として実践していくかを考える事がで きる。 ・専門職としての保育者が子ども、保護者、地域の人々に食を通して支援していくこと ができる。 ・食媒体などを使って個々への食事支援が出来る。 タイトル 内容 幼児期の心身の発達と食生活 幼児期の身体発育の特徴を説明し、食機能の発達 とのかかわりを説明する。 幼児期の食生活の特徴とその実践 食事と生活リズム、食事摂取基準、幼児の献立調 理等の説明。 幼児期の栄養上の問題と健康への対応 間食の役割と実習、栄養上の問題点(偏食・遊び 調理実習(間食) 食べ、少食、咀嚼等)について説明する。 学齢期・思春期の心身の発達と食生活 学齢期・思春期について説明。 学齢期・思春期の心身の特徴と具体的な 食生活 学齢期の栄養・食生活上の問題と学校給 食と食育・栄養教育 子どもの発育・発達と食生活、生涯発達 と食生活 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 子どもの疾病の特徴と食生活 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 障がいのある子どもへの対応 児童福祉施設における食事と栄養 保育所給食の概要と実際 食育の基本と内容 食育・栄養教育の方法と教材 まとめ 身体発育の特徴を説明し、食事摂取基準と食生活 指針を学ばせる。 学齢期・思春期の栄養上の問題と健康への対応を 考察する。食育の媒体作りをし、実践に役立てる。 生涯発達と加齢変化について説明する。 食物アレルギーのある子どもへの対応について 説明する。 子どもの疾病の特徴と食生活 食事療法について説明する。 障がいの特徴と食生活について説明する。 家庭における食事と栄養、児童福祉施設における 食事と栄養について説明する。 保育所給食の概要を説明し、栄養バランス等を理 解させる。 食育とは何かを説明し、食育における養護と教育 の一体性を説明。 食生活指導及び食を通した保護者への支援等を 構築する。 授業で扱った内容の総括・ふり返り 基準 小児栄養の基礎の習得と保育者としての実践力・保育士として子どもの身体状況や栄養状態 に応じた食生活の支援ができる。保護者に対して食の不安を軽減するための援助ができる。 評価 授業態度 方法 その他 評価 20 % レポート 20 % 期末試験 『子どもの食と栄養 第2版』堤ちはる・土井正子編著/萌文書林 参考書 必要に応じて授業内で指示する。 「子どもの食と栄養Ⅰ」の単位を修得していること。 準備学習 オフィス アワー % % 教科書 履修条件 60 保育士養成教育における栄養に関する勉強の重要性を認識し、実践できる事を目標にし、講 義内容にも目を通しておく。 水曜2限 16番教室 家庭支援論 科目名 形態 講義 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 西朋子 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 家族とは一体何なのかを家族の変遷をみながら把握し、そこから生じる子育て不安とは何か を理解する。そして保育者として家族をどのように支援できるのか、具体的対応を考えるこ 概要 とが可能になることを目標とする。 現代社会の子育て環境について広く理解した上で、子育て家庭を支援する制度やコミュニケ 到達 ーションの取り方など具体的方法を身に付ける。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 家族の変遷 戦後家族がどのように変化したのかを概説する。 2 少子高齢社会と家族 少子高齢化の内容を説明する。 3 晩婚化社会の到来 なぜ晩婚化になるのかを説明する。 4 育児不安の背景 なぜ育児不安になるのかを説明する。 5 子育て支援の意義とサービス 社会にどのような支援制度があるか概説する。 6 援助の意味、傾聴の重要性 人を支える行為とは、どういうことなのかを考える。 7 イメージの固定化からくる偏見 イメージの持つ誤解を読み解く。 8 保育所と他の専門機関との連携 どういう専門機関があるのかを説明する。 9 施設での家族援助 施設での援助を具体的に概説する。 10 相談援助 具体的な相談援助のやり方を説明する。 11 保育所による家族援助 保育所で行われている内容を説明する。 12 保護者の立場、保育士の立場 立場により見え方がどう違うのかを概説する。 13 各家庭の子育て事情 各家庭により子育てのやり方が違うことを説明する。 14 虐待への対応 虐待への具体的対応の仕方を説明する。 まとめ 支援できることの限界を含めて支援とは何かを考え 15 評価 基準 る。 ①家族とは何かを説明できる。 ②家族と子育て支援の関係を説明できる。 評価 授業態度 方法 その他 20 % レポート 20 % 期末試験 60 % 『保育士をめざす人の家庭支援』山本伸晴他編/㈱みらい 教科書 参考書 公開されている資料をもとに子育てに関連する情報をパワーポイントでみていく。 特になし。 履修条件 格差社会とはどういう社会なのか、事前学習をお願いします。 準備学習 オフィス アワー e-mail で対応する。 % 子どもの保健ⅠA 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 2 3 4 5 6 授 業 計 画 中山和子 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:必修 子どもをとりまく環境は、現代社会において多くの問題を抱えており、その変化も著しい。 子どもの成長・発達を基本として学びながら、保育士として専門的な視点から子どもを捉えられる力 を養う。 ・子どもの成長・発達を総合的に理解でき、専門職として、その変化に合わせて対応できる。 又、その変化に不安が生じた場合は、母親・同僚・上司と対応を相談でき、見守ることができる。 ・子どもの病気について理解でき、体調の変化に気づき、適切に対処できる。又、専門職として日常 生活の中で予防策を講じることができる。 タイトル 回 1 2単位 単位数 担当 内容 オリエンテーション 母性・父性の育成 子どもの発育を医学的視点から概説する。 子どもの健康と社会環境 少子高齢社会の 少子高齢社会の理解を、子どもの健康と関連して説明 到来 する。子どもの保健の意味を、国の政策、統計指標な 子どもの健康概念と健康指標 健やか親子 どから説明する。 21 子どもの発育・発達の原則 身体発育の特徴 ①乳児期 〃 身体発育の特徴 〃 身体発育の特徴 ②幼児期 ③学童期以降・身体発育評価 成長・発達を解剖・生理学観点から、発育時期に合わ せて説明する。 7 生理機能の発達①呼吸機能・循環機能 8 生理機能の発達②消化機能・水分代謝・体温 調節機能 9 生理機能の発達③内分泌機能・感覚機能 10 生理機能の発達④神経・精神機能(知能・言 語・情緒) 11 子どもの栄養と意義 栄養と発育の関連と栄養障害を説明する。 子どもの各時期の食生活の実際 発育時期による食生活を発達と関連しながら説明す る。 12 13 子どもの病気の特徴 子どもの主な病気① 14 〃 予防対策 15 まとめ 評価 基準 子どもの主な病気② 子どもの病気の特徴と予防について、子どもにおこり やすい病気や感染症について説明する。 授業で扱った内容の総括・ふり返り ・小児各期の身体発育の特徴を知ることで、専門職として子どもの個性を尊重することができている か。 ・子どもの成長・発達を総合的に理解し、広い視野で子どもの健康問題を捉えられているか。 評価 授業態度 10 % レポート % 期末試験 方法 その他 10 %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 教科書 『子どもの保健Ⅰ』佐藤益子編著/ななみ書房 参考書 教科書だけでなく、メディア情報や衛生・福祉統計等を混ぜた資料を毎回配布する。 履修条件 毎回配布されるプリントを基に復習しておく。 準備学習 日頃から貴女の周囲にいる子どもの言動等をよく観察する。 オフィス アワー 授業前後に講師室で対応。 80 % 子どもの保健ⅠB 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 授 業 計 画 2単位 単位数 担当 吉澤恵子 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:必修 前期の「子どもの保健ⅠA」に続き、子どもの心身の健康増進を図る保健活動が、保育及び 児童福祉の現場で有する意義について理解する授業である。子どもの精神保健に関する知識 のほか、実際の施設内での衛生・安全管理の実際についての知識の習得を目指す。 1.子どもに特有の健康上の課題と保健の意義を知る 2.子どもの精神保健とその課題について理解する 3.施設等における子どもの心身の健康及び衛生管理・安全管理体制について理解する 回 タイトル 内容 1 イントロダクション 本授業の概要・目的 2 子どもの健康と保健① 子ども特有の健康上の課題 3 子どもの健康と保健② 健康の概念と発達の保障 4 子どもの発達と精神保健① 精神機能の発達 5 〃 ② 子どもの生活環境と精神保健 6 〃 ③ 児童期・思春期の保健 7 〃 ④ 心が関与する疾病 8 〃 ⑤ 児童虐待の実際と予防 9 児童福祉における衛生管理① 保育環境の整備と保健 10 〃 ② 保育現場における衛生管理 11 〃 ③ 事故予防及び安全対策 12 〃 ④ 児童福祉施設毎の保健計画 13 健康及び安全の実施体制① 職員間の連携と組織的取組み 14 〃 ② 家庭・専門機関・地域との連携 15 〃 ③ 児童福祉施設職員としての健康管理のあり方 評価 1.子どもに特有の健康上の課題と保健の意義を理解し、説明できるか。 2.子どもの精神保健とその課題について理解し、説明できるか。 基準 3.施設等における子どもの心身の健康及び衛生管理・安全管理体制について理解し、 説明できるか。 評価 授業態度 方法 その他 教科書 30 % レポート 10 % 期末試験 60 % % 『子どもの保健Ⅰ』 (ななみ書房) 『幼稚園教育要領・保育所保育指針原本』 特になし 参考書 「子どもの保健ⅠA」の単位を修得していること。 履修条件 授業時に提示する課題等にその都度きちんと理解し、わからないことは調べておくこと。 準備学習 オフィス アワー 教科書『子どもの保健』に目を通しておくこと。 子育て支援や地域の実情および児童虐待等について、日々の新聞等に掲載されていることな どの最新の情報に関心を持って欲しい。 学生支援課を通して確認のこと。 子どもの保健Ⅱ 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 目標 単位数 1 単位 酒井あさひ 開講時期 2年前期 卒業:選択 幼免:選択 保育士:必修 1年次の「子どもの保健Ⅰ」の内容を受け、子どもの健康を守るための具体的方策について実践 的に学ぶ科目である。子どもの発育・発達の評価の方法、健康状態の評価としてのバイタルサイ ンの測定等を実技を交えて学び、実践できることを目標とする。 1.子どもの健康及び安全に係る保健活動の計画及び評価について理解する。 2.子どもの心身の成長・発達を適切に評価する方法を理解する。 3.子どもの疾病と症状への適切な対応について実践的に理解する。 1 タイトル イントロダクション 授業の概要・目的 2 子どもの保健と環境① 子どもの健康増進と保育の環境 回 内容 3 〃 ② 子どもの生活習慣と心身の健康 4 〃 ③ 子どもの発達援助と保健活動 5 授 業 計 画 演習 担当 子どもの発育・発達の評価① 発育を評価する意味 6 〃 ② 身体測定及び評価の方法(実技) 7 〃 ③ 運動発達・精神発達の評価方法 8 子どもの健康状態の評価① 〃 9 10 11 12 13 子どもの疾病と症状への対応 ① 〃 ② 〃 ③ 保健活動の計画及び評価① 〃 14 15 ② ② まとめ バイタルサインの意味 バイタルサインの測定の実際(実技) 様々な症状の理解 症状に対する観察及び看護の方法 傷害に対する応急手当ての方法 保育現場における保健計画の意味 集団保育の場の安全・衛生管理 子どもの健康を守るための保育者の心構え 基準 1.子どもの健康及び安全に係る保健活動の計画及び評価について理解できたか。 2.子どもの心身の発育・発達を適切に評価する方法を理解し、実践できるか。 3.子どもの疾病と症状への適切な対応について理解し、応急手当を実践できるか。 評価 授業態度 方法 その他 評価 30 70 % レポート % 期末試験 %(実技・授業内で指示する課題の内容を評価) 教科書 『これならわかる!子どもの保健演習ノート』小林美由紀著(診断と治療社) 『幼稚園教育要領・保育所保育指針原本』 参考書 特になし 履修 条件 準備 学習 オフィス アワー 「子どもの保健ⅠA・ⅠB」の履修を終えていること。 「子どもの保健ⅠA・ⅠB」の内容を復習しておくこと。 『保育所保育指針』第5章「健康及び安全」を精読しておくこと。 授業前後に講師室にて対応します。 % 老人福祉 科目名 形態 講義 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 高齢社会の到来は、介護をはじめとして様々な問題を抱えている。こうした問題を社会的 に認識し、社会的な問題として対応することが求められている。この状況を理解するために 概要 は、誰もが体験する「老い」を理解し、福祉サービスや社会制度を学ぶ。 到達 目標 ・人間の体験としての「老い」を理解し、人間の生としての「生きがい」を理解する。 ・福祉サービスや社会制度を理解する。 ・老人福祉の現代的課題について論ずることができる。 タイトル 回 1 現代社会と老人福祉 現代社会と老人福祉の基礎的問題を概説する。 2 老人福祉と介護 老人福祉と介護の基礎的問題を説明する。 3 老人福祉の歴史と介護保険制度 老人福祉の歴史と介護保険制度について説明する。 ① 〃 4 5 6 授 業 計 画 内容 7 8 11 12 介護保険の仕組みと機能について説明する。 老人福祉における生きがいの意 老化と自立や生きがいの意味について説明する。 味 介護におけるチームアプローチ チームアプローチの意味や具体的方法について説明す る。 チームアプローチとコミュニケ チームアプローチにおけるコミュニケーションの意味と ーション 方法について説明する。 老化に伴うこころとからだの変 老化に伴う心身の変化とその特徴について説明する。 化① 〃 9 10 ② ② 高齢者と健康① 〃 老化に伴う心身の変化と日常生活への影響について説明 する。 高齢者の疾病の特徴と留意点について説明する。 ② 高齢者に特有な疾病と生活上の留意点について説明す る。 介護に関するこころとからだの 介護とこころの仕組みについて説明する。 基礎理解① 13 〃 14 生きることと死ぬことの意味 人間の生と死の基礎的問題を考察する。 15 老人福祉の現代的課題 老人福祉の現代的課題について考察する。 評価 基準 ② 介護と身体性の基礎的問題について説明する。 ・老人福祉や介護の背景を理解し、介護に伴う技術の意味や健康の意味を理解し、その現代 的課題を明らかにし、それらを論ずることができることを「可」の基準とする。 評価 授業態度 方法 その他 % 30 レポート 70 % 期末試験 % %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 教科書 『新・基礎からの社会福祉3 高齢者福祉』大塩まゆみ・奥西栄介編著 ミネルヴァ書房 参考書 『認知症と長寿社会 笑顔のままで』信州毎日新聞取材班 講談社現代新書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 2010 本科目は介護職員初任者研修の必修科目であるため、原則欠席は認めない。当該課程を履 修予定者は必ず履修すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 障害者福祉 科目名 講義 形態 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 授業 近年、障碍を持つ人を取り巻く環境は大きく変化してきている。1981 年の「国際障害者年」 以降、いくつかの障害者施策が提起され、障碍の概念自体も変容している。これらを理解し、 概要 適切な対応を学ぶ。 到達 目標 ・障害福祉を理解するうえで、その基盤となるノーマライゼーションの思想を理解する。 ・障害者福祉にかかわる歴史や制度を理解する。 ・障害者福祉の基礎概念を学び、理解する。 タイトル 回 1 障碍へのかかわりとケア 障碍へかかわることの基礎的問題を概説する。 2 障害者福祉の概念的理解① 人権と尊厳を支えるケアの意味を説明する 〃 3 4 ② 自立の意味について説明する。 障碍概念と体験としての障碍① 〃 5 ② 障碍の基礎的理解について説明する。 障碍の体験的理解について説明する。 6 障害者福祉の歴史① 障害者福祉の歴史(古代~WWⅡ) 7 〃 障害者福祉の歴史(WWⅡ~現代) 8 授 業 計 画 内容 障碍への関わりとコミュニケー 障碍へのかかわりの意味と具体的方法について説明す ション① 13 利用者や家族へのかかわりの意味と具体的方法について 説明する。 だの基礎理解① 〃 ② 障碍のメカニズムとその基礎理的理解について説明す る。 障碍者のアドボカシーと自己決 アドボカシーと自己決定の基礎的理解について説明す 定 る。 障害者自立支援法とその他制度 障害者自立支援法の基礎的理解について説明する。 ① 〃 14 15 ② 障碍への関わりとこころとから 知的及び精神的障碍の基礎的理解について説明する。 11 12 る。 〃 9 10 ② ② 障害福祉の現代的課題 個人の権利を守る諸制度について説明する。 障碍にかかわる現代的課題について考察する。 基準 ・障害者福祉の背景を理解し、障碍の基礎的概念を理解し、障害福祉の現代的課題を明確に し、それらを論ずることができることが「可」の基準である。 評価 授業態度 方法 その他 評価 % 20 レポート 80 % 期末試験 % %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 教科書 『新・基礎からの社会福祉4 障害者福祉』竹端寛・山下幸子・尾﨑剛志・園山里子 ミネ ルヴァ書房 参考書 『あなたは私の手になれますか』小山内美智子 中央法規 1997 履修条件 本科目は介護職員初任者研修の必修科目であるため、原則欠席は認めない。当該課程を履 修予定者は必ず履修すること。 準備学習 オフィス アワー 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 乳幼児心理学 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 講義 単位数 2単位 担当 上原貴夫 開講時期 2年前期 卒業:選択 幼免:選択 保育士:選択 乳幼児について誕生からの成長発達について具体的な過程に即して学ぶ。誕生後の心理的、 身体的発達および社会的発達などについて新生児期、乳児期、幼児期など発達段階に応じて 言語や人間関係、仲間関係など具体的に理解する。 また、発達を促す関わりについてその方法と技術を学ぶ。 乳幼児に野発達について具体的に理解する。 同時に、乳幼児との関わりに役立つ具体的な知識と技術を身につける。 目標 2 タイトル 内容 生涯発達における乳幼児 乳幼児期は人間の生涯形成の基礎となることを理解する。 期の意義 親子関係の形成 人間関係・社会的発達の基盤を形成することを学ぶ。 3 身体的発達 回 1 6 言語の発達およびその過程と関わる社会的な関わりが広がるこ とを学ぶ。 社会的発達 仲間関係の 誕生後、自分以外の他者についての認識、仲間への関心の過程 形成 などについて学ぶ。 運動能力の発達 身体機能の発達について学ぶ。 7 遊びの発達 遊びが言語や認知など多様な発達を促すことを学ぶ。 8 自我の形成・発達 自己に対する気づきと共に他者を認識する過程について学ぶ。 興味・関心の発達 次第に自己以外の世界に興味や関心および意識が開けていく過 程について学ぶ。 心身の発達と生活領域・行動領域の拡大について学ぶ。 4 5 授 業 計 画 胎児期から誕生後の身体的発達について理解する。 9 10 11 12 13 14 15 言語の発達 生活圏・行動圏の拡大 幼稚園・保育園などへの入 園準備 幼稚園・保育所などでの生 活形成 障がいとその対応 保育支援 就学準備に向けて 生活習慣の形成など社会的行動の基礎を身につけながら、家庭 から踏み出していく準備の進めについて学ぶ。 幼稚園や保育所での円滑な適応を促すための知識と技能を身に つける。 障がいについて学ぶと共にインクルーシブ保育について理解す る。 家庭や保護者に向けた支援のための知識と方法について学ぶ。 小学校との接続について就学準備と就学における円滑な適応に ついて学ぶ。 基準 下記の 2 点を重視する。 乳幼児に関する理解と知識を身につけること。 同時に具体的に関わることができる実践力を身につけること。 評価 授業態度 方法 その他 評価 教科書 参考書 履修 条件 準備 学習 オフィス アワー 20 10 % レポート 10 % 期末試験 % (意見・発表など 向田久美子・石井正子編『新 乳幼児発達心理学』福村出版 随時紹介していく。 みずから積極的に学ぶ姿勢で学んでほしい。 身近に乳幼児と接する機会があったら積極的に関心を持ってもらいたい。 掲示板で呈示していく。 60 % ) 児童心理学 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 上原貴夫 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:選択 児童期について、その前段階である幼児期、児童期に続く青年期、成人期、高齢期といった生 涯形成の観点からとらえていく。児童期を人生移行の観点を軸にしてとらえていく。 そのため、人生移行において生じる小一プロブレム、中1ギャップ、アダルトチルドレン、ピ ーターパンシンドロームなど社会事象も取り入れていく。 児童期の心理的特性について理解するとともに、幼児期との接続および青年期への移行に関す る理解を深めると共に、対応や指導の技術を身につける。授業の中での提案や発表など積極的に 実践することを通して、アクティブな態度や姿勢を身につける。 タイトル 回 内容 8 人生周期・ライフサイクルのなかで児童期が持つ意味について理 解する。 幼児期から児童期への移行の課題について理解する。 いわゆる小 1 プロブレムなどについても理解を深める。 小学校へのスムーズな移行を実現する上で必要な事柄を理解し、 それらに配慮した指導について実際に活用できる知識と技術を身 につける。 児童期の主要な発達的当直を理解する。幼児期を踏まえ、青年期 の基礎を作る児童期について理解する。 児童期の発達的特徴(身体 児童期における身体面での発達的特徴について理解する。特に児 的発達) 童期は思春期を経て身体的にも大きく変化する時である。これら の経過について理解を深める。 児童期の発達的特徴(知的 児童期における知的発達について理解する。 発達) 児童期の発達的特徴(社会 児童期における社会的発達について理解する。 的発達) 児童期の課題(思春期) 児童期を特徴付ける「思春期」について理解する。 9 児童期の自我形成 1 2 3 4 5 6 授 業 計 画 2単位 単位数 担当 7 生涯形成の中の児童期の特 徴 幼児期から児童期へ移行す る際の課題について 幼児期から児童期への移行 と小学校入学にあたって配 慮すべき事 児童期の発達的特徴 児童期における「自我」について理解する。 基準 児童期と家族など身近な人 児童期は自己を形成する段階であるとともに、仲間や集団との関 間関係のあり方 係形成を図る時期でもある。これらの過程について理解する。 児童期の課題事象について 思春期やせ症、不登校、仲間づくりなど課題事象について理解す る。 児童期のカウンセリング マザーレス・ドーター、アダルトチルドレン、ピーターパンシン ドロームなど現代の事象についての理解と対応の知識を深める。 児童期の発達について社会 メディア、家族、ネットなど現代の社会事象のもとでの児童につい が抱える課題 て理解し、対応や指導のあり方について理解する。 児童期は青年期に接続する 児童期と青年期の特性の違いを理解し、青年期へのスムーズな移 時 行に向けた指導について理解する。 青年期への移行に必要なこ 青年期から成人期、生涯形成へいたる人生移行において児童期が と 果たす意義と役割について理解する。 授業への参加を重視する。出席だけでなく、発言や発表、レポートなど提出物、提案・意見交換 など行動による参加等を評価する。 評価 授業態度 方法 その他 10 11 12 13 14 15 評価 15 5 % 武藤 隆『児童心理学』 参考書 参考書、資料を随時示す。 準備 学習 オフィス アワー 20 % 期末試験 60 % %(提案など主体的な学びや学習仲間・グループなどでのリーダーシップ、協力等) 教科書 履修 条件 レポート 放送大学教育振興会 主体的に学習する積極性が必要。本講義では幼児期から児童期、青年期、成人期、高齢期といっ た人生移行についての観点を軸として進めていくので、自己の生涯形成と向き合いながら学習し ていってほしい。 児童期にかかわる社会事象も随時取り上げていくので、新聞などを通じて現代社会について、自 己の関心に応じた考えを持つようにする。 授業の前後など積極的に活用して下さい。 保育内容総論 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 酒井真由子 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 授業 幼稚園教育要領と保育所保育指針の詳細な読み取りを通し、保育の基本と保育内容を確認す るとともに、子どもの発達の特性や遊び、環境や生活のあり方などを保育内容と関連づけて 概要 理解する。事例を用いて、分析的に保育現場を捉えて記録し、考察し、話し合う学びを通し て、保育の課題に取り組む思考力を身につける。 ・幼稚園教育要領と保育所保育指針における幼児教育の基本と保育内容を理解するととも 到達 に、保育の全体的な構造を理解する。 目標 ・子どもの発達の特性や遊び、環境や生活のあり方を保育内容と関連づけて理解する。 ・保育の観察の仕方および記録の取り方を修得し、事例に基づいて具体的な実践を考えられる。 タイトル 回 1 保育の基本と保育内容① 授 業 計 画 本授業の概要と目的について概説するとともに、保育 の基本について説明する。 2 3 内容 〃 ② 幼児教育の目標と保育内容との関係について説明する。 保育内容と子ども理解 子どもの発達の特性と保育内容について説明する。 4 〃 ② 個と集団の発達と保育内容について説明する。 5 〃 ③ 保育における観察と記録について説明する。 6 保育内容の歴史的変遷 7 保育の基本を踏まえた保育内容の 養護と教育が一体的に展開する保育について説明する。 展開① 我が国における保育内容の歴史的変遷について説明する。 8 〃 ② 環境を通して行う保育について説明する。 9 〃 ③ 遊びによる総合的な保育について説明する。 10 〃 ④ 生活や発達の連続性に考慮した保育について説明する。 〃 ⑤ 地域、家庭、小学校との連携を踏まえた保育について 説明する。 11 12 保育の多様な展開① 13 〃 ② 特別な支援を必要とする子どもの保育について説明する。 14 〃 ③ 多文化共生の保育について説明する。 〃 ④ 保育の現代的な課題について検討し、保育者としての 対応を考える。 15 評価 基準 乳児保育及び長時間保育について説明する。 ・幼稚園教育要領と保育所保育指針における幼児教育の基本と保育内容、保育の全体的な構 造を理解し、説明できるか。 ・子どもの発達の特性や遊び、環境や生活のあり方を保育内容と関連づけて説明できるか。 ・保育の観察の仕方および記録の取り方を修得し、事例に基づいて具体的な実践を考え述べ ることができるか。 評価 授業態度 方法 その他 20 % レポート 20 % 期末試験 60 % % 教科書 『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針原本』 参考書 特になし 履修条件 講義用ノートを整理し、振り返りシートにその日に学んだことをまとめる力を有すること。 幼稚園教育要領と保育所保育指針を読み、まとめる能力を有すること。 準備学習 オフィス アワー 幼稚園教育要領と保育所保育指針の前文に目を通しておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 健康の指導法 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 堤裕美 開講時期 1年後期 幼免:必修 保育士:必修 授業 子どもの身体機能の発達や生活習慣の形成について今日的な問題も交えながら理解を深め、 子どもが健やかに成長するための保育者の役割や安全管理について実践的な方法を学習す 概要 る。 ・子どもの身体機能や運動能力の発達について理解できる。 到達 目標 ・生活リズムの乱れや体力・運動能力の低下など健康に関わる今日的な問題について関心を 持ち、各自が課題意識を持つことができる。 ・運動遊びの意義を考え、遊びを通して運動機能を発達させるための環境構成や保育者の役 割について自分の考えを述べることができる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 「健康」とは何か 生涯を通しての「健康」について考える 2 領域「健康」のねらいと内容 幼稚園教育要領における「健康」の考え方について 3 乳幼児の発達理解① 乳幼児の発育発達について 4 乳幼児の発達理解② 乳児の運動発達について 5 乳幼児の発達理解② 幼児期にみられる基本運動の技能の獲得について 6 子どもの体力・運動能力をめぐる現 乳幼児の体力・運動能力の実態と幼児期運動指針につ 状と課題 いて 7 乳幼児の発達理解③ 乳幼児の生理機能の発達について 8 生活習慣の形成① 0~2 歳児の生活習慣の獲得について 9 生活習慣の形成② 3~5 歳児の園での基本的生活習慣について 10 乳幼児の生活スタイルの現状と課題 乳幼児の生活スタイルの実態と健康への影響 11 子どもの健康と安全教育① 子どもの事故の原因と特徴 12 子どもの健康と安全教育② リスクとハザードの考え方 13 幼児発達過程に応じた遊びの意義 遊びを通じた運動機能の発達について 運動遊びの意義と環境構成 保育者として子どもの主体的な運動あそびを引き出 14 15 評価 基準 すための工夫やポイントについて 保育者の役割 ・乳幼児のからだの発育や身体機能の発達について理解できているか。 ・体力・運動能力の実態や生活スタイルの実態から今日的な課題について自身の考えを述べ ることができたか。 評価 授業態度 方法 その他 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 心身ともに健康な乳幼児を育てるための援助のあり 方について 20 % レポート 20 % 期末試験 60 % % 保育内容「健康」 河邉 貴子・柴崎正行・杉原 隆 編/ミネルヴァ書房 『幼稚園教育要領』 『保育所保育指針』 子どもたちがおかれているさまざまな状況を見極め、身近な問題に関心を持って、現代の子 どもたちの健やかな心身の発達について考えていきましょう。 実習や日常生活で接する乳幼児の育ちに関心を持ち、発達や生活環境について問題意識や課 題意識を持つこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 人間関係の指導法 科目名 演習 形態 単位数 1単位 卒業:必修 必修 担当 宮田暉朗 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 授業 乳幼児の道徳性の芽生えから始まり、人とのかかわり方の発達過程における特色を理解し、 一人一人が生かされる遊びを楽しむ集団づくりの場を設定し人間関係を深めることができ 概要 るようになる保育者としての力量を高める。さらに、人間関係を深めるための指導案の作成 と班内で模擬授業ができるようにする。 ・保育者としてのありようを理解し、幼児が主体となる遊びの意義と方法の理解に加えクラ 到達 スづくりや暮らしづくりの手法が作用しあって人間関係を深めていく方法を理解できる。 目標 ・人の成長を乳幼児の心の発達、人への信頼感の形成、自我形成、園や施設などの人間関係 の形成の面から仲良くできるようになるための実践的な指導案が構築できる。 タイトル 回 1 人間関係のとらえ(演習) 今迄の人間関係を振り返り課題をメモする。 2 幼児教育と人間関係 ① 子どもを取り巻く現状と課題を説明する。 3 〃 ② 幼児期の特性を生かす幼児教育の意義の説明。 4 〃 ③ 人間関係に着目した保育のあり方を説明。 ① 人への信頼感の形成の典型を理解する。 ② 自我の芽生えの仕組み等を説明する。 5 乳幼児の心の発達 〃 6 7 幼児期の人間関係の発達と学習 ① 〃 8 授 業 計 画 内容 9 保育者の役割と援助 〃 10 11 12 13 ② 園生活と人間関係を理解する。 地域や高齢者とのかかわりの説明をする。 ① 未満児保育のあり方を説明する。 ② 保育者の姿勢と役割を説明する。 保育上の留意事項 共に育てあう気持ちが共有できる保護者との連携 のあり方を講義する。 保育場面で気になる子どもへのかかわ 乳幼児期の子の気になる行動と虐待・障害児への り かかわり方の心構えと手法を講義する。 望ましい人間関係を培う幼児保育指導 生きる力を身に付ける指導案の作成の原理を説明 計画 1 し実作する。 14 模擬授業 1 グループで実践し研究会を持ち実践力を鍛える。 15 パネルディスカッション「自己実現を果 現代の世相下での人間関係の目指すべき目標と幼 たす現代における人との関わり」 児教育のもっとも望ましい人間関係の有り方とそ の手法について意見交換をする。 基準 ・保育者として、乳幼児の遊びを通して育てるべき人間関係全般が理解できているか。 ・簡潔で実施しやすい人間関係を育てる遊びをテーマにする指導案の作成ができたか。 評価 授業態度 方法 その他 評価 教科書 30 % レポート 10 % 期末試験 60 % %(グループ学習も多いので積極的に参加しているか重視する。 ) 『領域人間関係』田宮 縁/㈱萌文書院 参考書 『幼稚園教育要領』 『保育所保育指針』 履修条件 望ましい人間関係のあり方を保育者としての視点で学び、自信をもって幼児教育の実践がで きるようになる。グループ学習で人との付き合いを経験する。 準備学習 オフィス アワー 新聞・テレビなどから日々起きている人間関係が原因となって起きた出来事の収集と分析 火曜日3限 20番研究室 環境の指導法 科目名 形態 演習 卒業:必修 必修 綿貫重光 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 回 保育者の環境に対する意識や関わり方・とらえ方が、幼児の成長に大きな影響を及ぼす。子ども 観や教育観の熟成と、幼児をとりまく環境の基本理解や環境の重大さ、発達過程の研究や実際の 姿に触れたり、様々な事例を通したりして学んでいく。 ・ 幼児(子ども)の発達特性をふまえた教育観・子ども観から「発達の最近接領域」に教育・ 保育環境を意図的に構成できる。 ・ 発達を促すための素材を用意し、関連する活動を展開し、学びを成立することができる。 ・ 保育者として、一人の人間として人間観、子ども観などを成熟しようとしている。 タイトル 内容 1 基本的な講義計画・内容について知る 環境についてのとらえ方の理解 授業 概要 到達 目標 2 3 授 業 計 画 1単位 単位数 担当 環境を通して行う幼児教育の目的と幼 児の環境 援助・支援及び環境によって育つ幼児 の発達過程 4 計画的環境構成の必要性 5 人的環境の構成について 6 物的環境の構成について 7 園庭の自然環境・物的環境・人的環境 8 舎内の物的環境・人的環境・教育、遊 具、掲示物等 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 環境とは子どもの身の回りの様々な人、もの自然に触れて好奇心や 探究心をもってかかわり学びを広げ深めていくことであることを 概説から学ぶ。 事例から、生活を通して自然、もの、人、文化に出会って感情や感 覚を豊かにしていく例を学び理解し話し合う。 事例などを基に保育者が発達を促すとは、どのようにして可能か、 子どもの育ちの様子から生の姿として学び、援助、支援の方法を理 解する。 環境との出会いから生まれる活動を見通し計画的に構成するため の方法を考え発表し話し合う。 子どもが能動的に環境とかかわろうとするとき、それを支える人と のかかわりが存在することを事例から学ぶ。 子どもの経験に合わせて、経験してほしいと考えるねらいに沿った 道具やものを設定できる。 舎外における環境構成を、事例をもとに話し合い、理解を深める。 最も構成しやすい舎内の環境を、実状に沿って構成できると共に、 意図的に出会わせることの意味と学びの姿を実践例などから学び、 話し合うことを通して理解する。 環境面での安全的配慮と危険認知 環境構成する上で事前に安全衛生面などで留意することを様々な 事項から出し合い話し合う中で理解する。 様々な園の事例から幼児期にふさわしい構成のあり方や学び、育ち 特色のある園の環境に学ぶ を話し合い、検討し、さらに伸ばすべき点や改善点について考える。 環境設定について実際の園の実態から 様々な園の事例から幼児期にふさわしい構成のあり方や学び、育ち 学ぶ① を話し合い、検討し、さらに伸ばすべき点や改善点について考える。 環境設定について実際の園の実態から 様々な園の事例から幼児期にふさわしい構成のあり方や学び、育ち 学ぶ② を話し合い、検討し、さらに伸ばすべき点や改善点について考える。 都市化、情報化、核家族化、少子化、国際化などのキーワードを手 現在の教育の諸問題と課題 がかりに各自事例等を持ち寄り話し合い、幼児をとりまく諸課題を 学ぶ。 園での一日の指導計画を作成する。幼児一人ひとりにふさわしい生 自分自身の構成する環境 活を展開し、必要な経験が得られるよう具体的に作る。 保育者としての夢を構想し、予想できる幼児の姿から、自然、もの、 発表とまとめ 人をつなぎ気づき、思い、こだわりを受けとめ援助する自分を考え 発表する。 ・専門職として幼児(子ども)の発達に促した環境構成を考えることができるか。 ・人、もの、自然、出来事をつなぎながら具体的に環境をデザインしたり、また課題を克服したりしようと 努力しているか。・気づき、思い、こだわりを受けとめ、やりたいことができる時間や場所、道具などを選 べる状況や援助支援を計画できるか。 評価 授業態度 方法 その他 40 % レポート 10 % 期末試験 50 % % 教科書 必要に応じて授業で資料を配布する。 参考書 『幼稚園教育要領』, 『保育所保育指針』, 履修条件 幼児にとって身近で一番大切な環境は保育者自身です。自分自身が広く深く学び自分をより育て ようという意欲と向上心を有し、教育観・子ども観を高めようという心がけを持つこと。 準備学習 オフィス アワー 近藤幹生著『保育とは何か』岩波新書 幼児をとりまく課題に日常的に関心を寄せ、授業での学習内容を融合させ、その都度自分の課題として授業に臨むこと。 授業の際に指示する。 ことばの指導法 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 長田真紀 開講時期 1年後期 幼免:必修 保育士:必修 授業 乳幼児期の発達過程と言葉の獲得過程を理解し、領域「言葉」のもつ保育内容を十分に踏ま えた上で、子どもが豊かな言葉を育むために必要な、保育者の総合的な援助・指導について 概要 具体的な知識と技術を学んでいく。 乳幼児期の言葉の獲得過程を理解し、子どもの豊かな言葉を育むために、保育者として総合 到達 的な援助・指導が行えるような知識と実践力を習得することを目標とする。 目標 回 タイトル 1 保育における領域「言葉」について 領域「言葉」についての解説 2 子どもの発達過程と言語の獲得 乳幼児期の発達過程と言葉の獲得との関連性の解説 3 言葉の教育の移り変わり 言葉の教育についての近代以降の変遷を解説 生活や遊びを通しての言葉の育み 生活や遊びを通しての言葉の育みについての解説 4 授 業 計 画 内容 ①ごっこ遊び ごっこ遊びの重要性についての解説 5 ②伝承遊び 伝承遊びの重要性についての解説 6 ③おはなし おはなしの重要性についての解説と実演 7 ④昔話 昔話の語り聞かせの重要性についての解説と実演 8 ⑤絵本 絵本の読み聞かせの重要性についての解説と実演 9 ⑥童話 童話の読み聞かせの重要性についての解説と実演 10 ⑦童謡 童謡の重要性についての解説 11 ⑧紙芝居 紙芝居の重要性についての解説と実演 12 言葉の発達に問題をもつ子ども 言葉の発達に問題をもつ子どもへの対応について 13 保護者・地域との連携において 保護者・地域社会との連携においての言葉の育み 14 幼稚園・小学校との連携において 保・幼・小の連携においての言葉の育み 15 保育者の「ことばの指導」 保育者としての総合的な援助・指導についての解説 評価 基準 領域「言葉」のもつ保育内容を十分理解し、保育者としての専門的知識と実践的技術・方法 を身につけることができたかどうかを評価基準とする。 授業態度 20 % レポート 30 % 期末試験 % 評価 方法 教科書 参考書 その他 50 % (授業内で指示する課題の内容と、絵本や紙芝居の読み聞かせなどの実演を評価) 『言葉とふれあい、言葉で育つ』 大越和孝ほか/東洋館出版 『保育所保育指針』 『幼稚園教育要領解説』 『幼稚園と小学校の教育―初等教育の原理―』/東信堂 履修条件 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。子どもが人生の入口で身に つけていく言葉。そのための援助と指導に携わることの重みを自覚した上で履修すること。 準備学習 授業時に提示する資料を事前に必ず読み、理解するとともに、不明な点を明らかにした上で 授業に臨むこと。また、グループワークの中で、全員が絵本と紙芝居の読み聞かせを行う。 事前に十分な練習を積んでおくこと。 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 造形表現指導法 科目名 形態 必修 授業 概要 到達 目標 単位数 1単位 笹井弘 開講時期 1年後期 卒業:必修 幼免:必修 保育士:必修 現場で使える造形教材の制作をとおして、子どもの年齢に合わせた造形指導の在り方を学 ぶ。そのため学生個々が、年齢にあった造形指導案を作成し、活動のねらい・準備・導入・ 展開などを実践的に学ぶ。また、幼児の絵画の発達段階と様式を理解する。 1、幼児絵画の描く発達段階と絵画様式が理解できる。 2、年齢に合わせた造形活動案の作成とそれに沿った実践が行える。 3、粘土・紙・自然素材表現のねらいと表現方法を理解する。 4、現場で使える造形教材の作成と実演ができる。 タイトル 授業ガイダンス 内容 保育における造形活動と造形指導の在り方を概説する 描く技法を選択し指導のねらいを明確にする、幼児絵画の理解 5 描く技法の指導案を作成 ① 描く技法の指導案を作成 ② 描く技法の指導案を作成 ③ 絵本制作① 6 絵本制作② ページ割り振り、絵と文字の配置、色、大きさを考える 7 絵本制作③ 着彩 8 絵本制作④ 着彩・完成 9 紙素材・自然素材・粘土 紙素材・自然素材・粘土素材表現のねらいと方法を理解する ごっこ遊び表現① 回 1 2 3 4 授 業 計 画 演習 担当 選択した技法の指導案に沿って作品を制作する 各自が先生役となり指導案を実践する 2,3歳児を対象にした絵画中心の絵本の内容を考える 11 ごっこ遊び表現② 現場で自己紹介や手遊びに活用できる軍手人形を立案、制作す る フェルトで登場する物を制作する 12 ごっこ遊び表現③ 制作した物を軍手に付ける 13 ごっこ遊び表現④ 軍手人形を使った手遊びの発表 14 ごっこ遊び表現⑤ 立体お面の制作 15 おもちゃの制作・まとめ 身近にある素材を活かし動くおもちゃを数種類を制作する 10 評価 1、年齢に合わせた描く技法の在り方が理解できる。 2、絵本制作をとおして幼児向け内容、絵画表現および言葉と文字表現が理解できる。 3、現場で使える良質な作品を制作し活用できる。 授業態度 10 % レポート % 期末試験 % 方法 その他 評価 基準 材料費 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 90 %( 課題、理解確認のための小テストを行うこともあります ) 特になし 特になし 『造形表現』三晃書房 『造形表現の指導』建帛社 『お面を作る』大月書房 『幼稚園教育要項』 『保育所保育指針』 子ども達が伸び伸びと造形活動を楽しむ事が出来るのは、皆さんの年齢に合わせた造形活動 の理解にかかっています。活動のねらいを明確にし、それをはっきりと伝えることが肝要で す。 日頃から図書館等を利用し手遊び、絵本、紙芝居、パネルシアター、エプロンシアターなど を鑑賞する機会を作ること オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 音楽表現指導法 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 町田育弥 開講時期 1年後期 幼免:必修 保育士:選択 授業 音楽をあらためて定義し直し、歌や手遊び、器楽、他身体運動をともなう遊びなど、保育の 現場において「音楽」という名のもとに行われる諸活動の詳細な分析を通して、それらの活 概要 動における真の意味での「音楽」発現の可能性を考える。また、歌唱指導におけるピアノの 用法、合理的な伴奏法などを学ぶ。 音楽は意識の裡にのみ生じる内的体験の一様態であり、必ずしも「音」を契機としないこと 到達 を理解し、その体験を喚起しうる働きかけと、阻む働きかけを峻別できるようになること。 目標 その上で、自身の行為に対する分析的・批判的視座に立って、子供と「音楽的に」対峙する 意識を持てるようになること。また、適正な楽器使用のセンスを身につけること。 回 1 2 3 授 業 計 画 タイトル 内容 音楽を定義する 上記「到達目標」前半に書かれた内容を、様々な体験を通して実 感する試み。「音楽が起こる」とはどういうことかを考える。 音楽の在処 子供のさまざまな活動の中に「音楽」発現の可能性を見いだす。 歌唱指導と伴奏法 子供に対する歌の提示法、提示の際の留意点、ピアノの適正使用 と合理的な伴奏法を学ぶ。 4 歌唱練習と弾き歌い 必要最低限のピアノ使用を伴う歌唱練習(以後継続実施とする) 5 言葉・動作・リズム 言葉や動作を契機としたリズム遊びの可能性を考える。 6 集団音楽遊び 輪遊び、わらべ歌遊びなど、多人数による音楽遊びの試演と分析。 7 手遊び-1 様々な手遊びを素材に、それらを分析し、提示法を考える。 8 手遊び-2 前回授業をふまえた各自の工夫による「手遊び」試演と講評。 9 器楽遊び-1 歌やリズム遊びの発展型として、器楽の導入の可能性を考える。 10 器楽遊び-2 「器楽遊び」実例の提示と試演。楽器を扱う際の注意事項など。 11 ア・カペラコーラス-1 12 ア・カペラコーラス-2 カノン、クオドリベなど、無伴奏の歌を実習し、対子どもにおけ る実践について考える。12 回目に「創作」ガイダンスを行う。 13 14 15 評価 「創作」ガイダンス オリジナルの歌あそび、手遊びなどの創作にむけてのガイダン ス。 グループワーク-1 オリジナルの音楽遊び創作にむけての準備。質疑応答。 グループワーク-2 オリジナルの音楽遊びの発表と講評。試験にむけてのガイダン ス。 上記「到達目標」への到達度。 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 授業態度 % レポート % 期末試験 40 その他 ① 授業時に提示する課題への取組 30% ② 実演・発表のクオリティ 30% 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜等を配布する。 開講後、必要があれば指示する。 自身の身体感覚にみみをすまし、表現者としての自覚と積極性をもった姿勢。 必要に応じて各授業毎に指示する。 掲示等で確認のこと。 % 音楽表現指導法 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:必修 必修 担当 平澤節子 開講時期 1年後期 幼免:必修 保育士:選択 授業 保育現場で行われる様々な表現活動のうち“音楽”に関連した活動を取り上げる。幼児期に 豊かな感性や表現力、創造力を養うために、まず保育における音楽について考え、そして自 概要 らの表現力を高め、円滑な活動を運営できる実践力と指導法を学ぶ。 保育現場における音楽活動の中から「手あそび」 「子どもの歌」 「合奏」を中心に、基本的な 到達 考え方と自らの実践力+表現力を磨く。そして発達段階に応じた指導方法を習得する。また、 目標 現場で行われる音楽関連の行事(音楽会やお遊戯会等)において、音楽の活用法を学び、総 合的な活動としての理解を深める。 タイトル 回 1 授 業 計 画 内容 保育現場における音楽 幼稚園教育要領の「表現」について、保育現場における 音楽を中心に考える 2 音楽あそび指導① 手あそびについて、その意義を考え実践する 3 ② 輪あそびとわらべうたあそび、個から集団へ 4 ③ リズムあそびとリトミック 5 歌唱指導① 歌、言葉と音楽との融合。弾き歌いと歌詞はさみ 6 ② 振り付けを伴った指導法の実践 7 ③ 教材作成を行いながら、いかに歌を伝えるかを考える 8 ④ 歌唱指導の実践発表 9 器楽指導① 10 ② 子どもの歌の編曲と記譜法について 11 ③ グループワーク 12 ④ 合奏発表 リズム楽器を使った音楽活動について 13 音楽関連行事① 14 ② 15 評価 基準 音楽会やお遊戯会の様子を鑑賞 解説をとおして音楽の総合活動を考える まとめ 保育と音楽とは 保育者としての「音楽指導」を考える ・幼児の音楽活動の特性を理解できたか。 ・幼児の音楽活動を支援する為の表現力と技術が身についたか。 評価 授業態度 30 % 方法 その他 30 %( 演習課題 ) 教科書 レポート % 期末試験 40 % 『子どもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 『ML 副教材』 (本学作成のもの) 『幼稚園教育要領』 『保育所保育指針』 参考書 履修条件 子どもだった頃の音楽あそびや音楽活動を思い出し、その楽しみを再確認するとともに表現 力を身に付け、実習や将来現場に出たときに必要な考え方や指導法を身につけましょう。 準備学習 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 身体表現指導法 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:必修 必修 担当 堤裕美 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:選択 授業 子どもたちの活動意欲や創造性を引き出すために最も重要である、指導者の「表現力」と「こ とばかけ」を理解し、それに対して自らの課題を把握しながら実際の活動や身体表現に活用 概要 できる教材の研究を行うことで、よりよい身体表現活動ができる知識と技術を身につける。 保育者にとって必要な豊かな表現力を実践的に習得し、個人またはグループごとに発表でき 到達 るようにコミュニケーション力を発揮する。 目標 タイトル 回 1 2 授 業 計 画 内容 授業ガイダンス 授業内容の説明と身体慣らしの実践 心とからだほぐし① からだで感じて動く(「割りばしコミュニケーション」 の実践) 3 〃 ② からだを使ったかけ合い遊びの実践(1 対 1) 4 〃 ② からだを使ったかけ合い遊びの実践(集団) 5 日常動作の表現 グループで「動く絵日記」を表現する 6 オノマトペを表現 オノマトペカルタや絵本を表現する 7 模倣表現 模倣表現を使った遊びの実践 8 9 10 11 リズムに合わせた身体表現 ① フォークダンス「ジェンガ」「マイムマイム」「タタロ チカ」の習得 〃 ② フォークダンス「オクラホマミクサー」 「コロブチカ」 の習得 〃 ③ 色々なリズムでの自由な身体表現の実践 色々な身体表現① わらべうたや手遊び 12 〃 ② ボディパーカッションの実践(創作) 13 〃 ③ ボディパーカッションの実践(発表) 14 ラインダンスの実践(創作) 15 ラインダンスの実践(発表) 評価 基準 与えられた課題に対して、グループまたは個人で取り組み、身体表現活動ができれば「可」 とする。 評価 授業態度 方法 その他 60 % レポート 必要に応じて、プリントを配布する。 参考書 「幼稚園教育要領」 「保育所保育指針」 準備学習 オフィス アワー % 期末試験 % % 教科書 履修条件 40 ・童心に戻ってあそびの中で表現力を身につけ、言葉や形を超えたコミュニケーション手段 を見つけましょう。笑顔を忘れずに!・運動に相応しい身支度で授業に臨むこと。 学校指定ジャージ上下(10800 円) 、学校指定Tシャツ(2000 円) 学校指定体育館シューズ(3200 円) 普段の生活における表情や姿勢も全て身体表現であることを意識し、全身で表現するという ことに対する抵抗を和らげておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 幼児教育指導法 科目名 形態 必修 授業 講義 2単位 単位数 担当 吉田美奈 開講時期 2年後期 卒業:必修 幼免:必修 保育士:- 「幼稚園教育要領」に示された幼児期の教育のねらいを達成するために指導する事項と なる保育内容の指導法を理解することを目標とする。 概要 到達 幼児期の発達特性を踏まえた教育の方法や技術について、情報機器及び視聴覚教材の活 用法も含めて理解することを目標とする。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 幼児期の教育(1) 幼稚園教育とは 2 幼児期の教育(2) 5領域について学ぶ 3 幼児期の発達特性と指導 幼児期の発達特性を理解し、指導のあり方の考察 4 子どもの育ちと保育実践(1) 3~5歳の子どもの育ちとかかわり方の考察 5 子どもの育ちと保育実践(2) 5歳~就学前の子どもの育ちとかかわり方の考察 6 環境を通して行う教育(1) 子どもが育つ「環境」についての考察 7 環境を通して行う教育(2) 「環境」を通して行う教育についての考察 8 遊びの意義 遊びの意義と援助のあり方についての考察 9 保育の内容と方法形態 保育の方法形態を学ぶ 10 メディアリテラシー 保育者に必要となるメディアリテラシーについて学ぶ 11 保育現場における情報機器の活用 視聴覚教材の活用例についての理解を深める 12 行事を活かした保育の展開(1) 園生活の中の行事を概観する 13 行事を活かした保育の展開(2) 行事の指導について理解を深める 14 小学校との連携(1) 交流活動と情報交換についての考察 小学校との連携(2) 幼稚園教育と小学校教育の学びの連続性についての考 察 15 評価 「到達目標」に提示した内容が、評価方法のレベルに達しているか 基準 評価 授業態度 方法 その他 20 20 % %( レポート % 期末試験 授業内で指示する課題の内容を評価 60 % ) 必要に応じて授業内にプリントを配布する。 教科書 幼稚園教育要領解説 参考書 履修 条件 準備 学習 オフィス アワー 保育福祉小六法 授業を通して子ども理解や子ども一人ひとりに合った保育実践についての考えを深め、保育実践 に活かせるようにしましょう。 授業で学んだことを保育実践で活かせるよう、日ごろから新聞等の報道に関心を持って生活しま しょう。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 教育課程の研究 科目名 講義 形態 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 単位数 担当 山本一生 開講時期 2年前期 幼免:必修 専門職としての保育者にとって教育・保育の計画を立てることは日常的な仕事である。本講 義では幼稚園教育要領と保育所保育指針をもとにしながら、教育課程および保育課程につい て理解を深める。 到達 ・教育課程の特質について理解し説明ができる。 目標 ・保育課程の特質について理解し説明ができる。 タイトル 回 1 2 3 4 5 授 業 計 画 6 保育士:必修 内容 「カリキュラム」の考え方とその歴 「カリキュラム」という考え方の背景と歴史を学び、教 史 育・保育において計画が必要である根拠を理解する。 学校教育と教育課程の特質 学校教育体系における教育課程の意義について理解す る。 幼稚園教育における教育課程の特 幼稚園教育における教育課程の特質について理解す 質 る。 教育課程における長期計画 幼稚園教育における教育課程のうち、長期計画の特質 について理解する。 教育課程における短期計画 幼稚園教育における教育課程のうち、短期計画の特質 について理解する。 教育課程における各年齢の計画① 幼稚園教育における教育課程のうち、3歳児の計画に ついて理解する。 教育課程における各年齢の計画② 幼稚園教育における教育課程のうち、4歳児の計画に ついて理解する。 教育課程における各年齢の計画③ 幼稚園教育における教育課程のうち、5歳児の計画に ついて理解する。 9 保育所における保育課程の特質 保育所における保育課程の特質を理解する。 10 保育課程における長期計画 保育課程における長期計画の特質について理解する。 11 保育課程における短期計画 保育課程における短期計画の特質について理解する。 12 保育課程における各年齢の計画① 保育課程における未満児の計画について理解する。 13 保育課程における各年齢の計画② 保育課程における以上児の計画について理解する。 14 教育課程と保育課程 教育課程と保育課程の違いについて理解する。 創意工夫のある計画 異年齢児保育や地域との関わりなど、創意工夫のある 計画について具体例をもとに理解を深める。 7 8 15 評価 教育課程・保育課程の基本的知識が身についているかどうかで判断する。 基準 評価 授業態度 % 方法 その他 % レポート 教科書 授業時にプリントを配布する。 参考書 『幼稚園教育要領』 『学習指導要領』 履修条件 準備学習 オフィス アワー % 期末試験 100 % 意欲的に授業に臨むこと。 『幼稚園教育要領』 『学習指導要領』および授業内で配布するプリントに必ず目を通しておく こと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 保育相談支援 科目名 演習 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 1単位 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:必修 保育実践に必要な対人援助への理解を元に、保育相談支援の意義と原則について理解す る。その際、 「援助者‐利用者」関係のみならず、 「援助者‐保護者」関係を理解し、基本と 実際を理解し、内容や方法を学ぶ。 社会福祉実践に必要なツールとしてのジェノグラム、エコマップを理解し、事例検討に利 用できる。 対人援助に必要な社会資源への理解を深め、アセスメントのための技能を修得する。 相談支援のためのコミュニケーション能力を高める。 タイトル 回 1 2 保育相談支援と対人援助 社会福祉実践としての相談支援の意味を概説する。 保育者の専門性と保育相談支援の意義 対人援助における相談の意味を説明する。 ① 〃 3 ② 対人援助における「聴くこと」の意味を説明する。 4 保育者の役割と「援助者‐保護者」関 対人援助専門職の役割と「援助者‐保護者」関係に 係 ついて説明する。 5 対人援助としての保育相談支援① 対人援助の専門性と役割の意味を説明する。 対人援助としての保育相談支援② 相談支援のためのツールとその活用方法を説明す 6 7 授 業 計 画 内容 8 9 る。 対人援助としての保育相談支援③ 相談援助における社会性と個別性について説明す る。 保育相談支援と地域福祉 人間的生への支援と相談支援のかかわりについて 説明する。 保育相談支援におけるケースマネジメ 相談援助の間接的側面とチームアプローチのかか ントとチームアプローチ わりについて説明する。 10 保育相談支援における支援計画、記録、 相談支援のためのコミュニケーションと記録の意 評価 味を説明する。 11 保育相談支援の方法と技術① 相談援助のプロセスと目的について説明する。 12 保育相談支援の方法と技術② アセスメントと課題の明確化の意味を説明する。 社会福祉施設における保育相談支援① 社会福祉施設における相談支援技術の理解につい 13 14 15 て説明する。 社会福祉施設における保育相談支援② 社会福祉施設における相談支援技術の実践とその 課題への理解を説明する。 対人援助としての相談支援 対人援助専門職としての相談援助の意味と援助的 関係への態度を説明する。 基準 対人援助職としての保育者という観点から、保育相談支援を理解し、事例を解釈すること ができ、課題を明確化し、その意味を論ずることができること。以上が「可」の基準である。 評価 授業態度 方法 その他 評価 % 20 レポート 『保育相談支援の基本と留意点』 参考書 『ケアの原点 愛する・信頼することへの挑戦』 『ケアを生み出す力 傾聴から対話的関係へ』 準備学習 オフィス アワー 期末試験 80 % %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) 教科書 履修条件 % 坂本健編著/大学図書出版 佐藤俊一著/学文社 佐藤俊一著/川島書店 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 乳児保育Ⅰ 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 塚田美津子 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:必修 概要 0、1、2歳児の発達上の特徴を理解し、養護と教育が一体となって、豊かな人間性を育て るための基礎知識を学ぶ。 到達 ・保育所や保育士の役割、使命を理解する。 ・0、1、2歳児の発達と特徴を理解し、望まし 目標 い保育のあり方について説明することができる。 授業 タイトル 回 1 2 3 4 5 6 授 業 計 画 内容 乳児保育を学ぶにあたって 保育所とは何か、保育士の仕事は何かについて説明す る。 乳児保育の意義と専門性について 保育所における乳児保育の意義について説明する。 乳児保育における発達の意義 生命の誕生と新生児から乳児の発達について説明す る。 乳児期における心身諸機能の発達 心身諸機能の発達について、具体例をあげながら説明する。 乳児期における感覚及び認知能力 五感及び認知能力の発達とそれを促す援助の仕方を説 の発達 明する。 年月齢別発達 新生児~1~2 ヶ月 新生児~1~2ヶ月の頃の保育と援助の仕方について説明する。 7 〃 3 ヶ月~6~9 ヶ月 3ヶ月~6~9ヶ月の頃の 8 〃 10 ヶ月~15 カ月 10ヶ月~15ヶ月の頃の 9 10 11 12 13 14 15 乳児用玩具作り① 〃 〃 〃 見たり、聞いたり、触れたりする頃に適したおもちゃ をグループごとに考え製作する。 ② グループごとに、計画し完成したおもちゃを評価・反 省する。 1歳児・2歳児の保育 おむつ交換のための準備や手順を説明し、各自が演習 する。 おむつ交換の演習 健康であるか否かの見分け方や安全面への配慮点につ いて説明する。 3歳未満児の健康と安全 集団の場としての健康管理や感染症の対応について説 明する。 疾病異常等に対する対応 「安全保育」と「危機管理」について説明し、その後 討議する。 事故防止と安全指導 0、1、2歳児についての発達上の特徴や安全保育の あり方が理解できているか討論する。 基準 ・3歳未満児の発達の特性と、専門職としての保育士の役割を理解しているか。 ・保育士としての資質を高める演習を楽しく意欲的にすることができたか。 評価 授業態度 30 % 方法 その他 30 %( 演習・課題への意欲 評価 レポート % 期末試験 40 % ) 教科書 『乳児保育第8版』 待井和江・福岡貞子編/ミネルヴァ書房 参考書 必要に応じて指示する。 履修条件 保育の職務と責任を自覚するとともに、いろいろな人との交流を通し人間性を高めていきま しょう。 準備学習 ・新保育所保育指針を読む〔解説・資料・実践〕(全国社会福祉協議会)も参考にしてくださ い。 ・分からないことは、そのままにしておかず、理解してから先に進みましょう。 オフィス アワー 学生支援課を通して確認のこと。 乳児保育Ⅱ 科目名 形態 演習 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 1 3 歳未満児の保育環境 物的環境 5 〃 8 9 10 11 保育士:必修 内容 人的環境 物的環境から受ける影響について説明する。 保育において、人的環境が最も大切であることを説明する。 3歳未満児にふさわしい保育形態を具体例で説明する。 保育所と家庭地域との連携 地域に根ざす保育所としての役割と連携について説明 する。 授乳と離乳食について① 〃 授乳の意味や離乳食の必要性について説明する。 ② 月齢と離乳食の進め方について、実物や映像で説明する。 ミルクの調乳法・沐浴の演習 粉ミルクの調乳、飲ませ方や沐浴の仕方を演習する。 1~2 歳児の保育 基本的生活習慣の自立に向けての保育と保育士のあり 方について説明する。 3 歳未満児の遊び 生後15ヶ月前の遊びと歩けるようになってからの遊 びの変化の様子を説明する。 絵本と紙芝居の実演 絵本と紙芝居の違いを解説する。グループの代表が読み 聞かせの実践をする。 3歳未満児用玩具作り① 友達と関わりをもちはじめる2歳児にふさわしい安全 で楽しめるおもちゃをグループごとに製作する。 〃 12 13 幼免:選択 3 歳未満児と保育形態 6 7 1年後期 ・ 演習を通して、目的に向ってグループで考えあい、一つの事を成し遂げることの大切さ を自覚するとともに、技術の向上を目指す。 タイトル 4 開講時期 ・ 人格形成の過程として、乳幼児期の保育が重要な意味をもっていることを理解する。 回 3 塚田美津子 保育士としての専門性を高め、愛情豊かな人間性と感性を磨く。又、理論はもとより、演習 を通して技術の向上を目標とする。 2 授 業 計 画 1単位 担当 ② グループごとに、完成したおもちゃで遊び、評価・反省 する。 乳児の保育計画 保育課程の立案から、日案、時案に至るまでの流れを説 明する。 14 乳児の保育計画・行事参加の考え 未満児にとっての行事参加の考え方について、例をあげ 方 説明する。 15 保育実習においての反省と問題解 乳児保育に携わる保育士として、どのような心構えで援助 していけばよいか自分の考えを述べられるようにする。 決 評価 3歳未満児の発達の特性と、専門職としての保育士の役割を理解しているかで判断する。 基準 評価 授業態度 30 % レポート 方法 その他 30 %( 演習・課題への意欲 % 期末試験 40 % ) 教科書 『乳児保育第8版』 待井和江・福岡貞子編/ミネルヴァ書房 参考書 必要に応じて授業時にプリントを配布する。 履修条件 保育の職務と責任を自覚するとともに、いろいろな人との交流を通し人間性を高めていきま しょう。 準備学習 新保育所保育指針を読む〔解説・資料・実践〕(全国社会福祉協議会)も参考にしてください。 保育を楽しくする遊びを授業以外にも習得し、レパートリーを増やしてください。 オフィス アワー 学生支援課を通して確認のこと。 障害児保育Ⅰ 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 長櫓涼子 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:必修 授業 本講義では、発達に遅れのある子どもと障害児保育について学びます。様々な障害に関す るグループ・ワークを行いながら、対象別にみた障害の特徴について理解し、障害のある子 概要 どもへの支援について考えます。 本講義を通して、以下の①~③を習得することを目指します。 到達 目標 ① 障害のある子どもについて理解し、障害児保育の形態と現状や課題を把握する。 ② 発達の基礎知識をもとに、障害の原因的理解を学ぶ。 ③ 課題を通して、様々な障害に関する知識を身に付け、それに見合った援助方法をリサー チし成果としてまとめる。 タイトル 回 1 内容 障害のある子どもの保育 ・障害のある子どもの理解 2 〃 3 発達の理解 4 〃 ・発達段階と発達の順序性、個人差、発達曲線 5 〃 ・障害のある子どもの発達と保育 授 6 業 計 画 7 ・障害児保育の形態と現状・課題 ・発達の意味、原動力 対象別にみた障害の理解(1) ・障害の原因的理解 〃 〃 9 ・企画書の作成、グループワーク 知的障害(精神遅滞)、広汎性発達障害(自閉症)、 10 AD/HD(注意欠陥/多動性障害)と LD(学習障害)、 11 コミュニケーション障害、運動障害(脳性まひ)、 聴覚・視覚障害、てんかん 8 対象別にみた障害の理解(2) 12 13 対象別にみた障害の理解(3) 14 〃 15 まとめ 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー ・グループ・ワークの成果発表 〃 ・授業内容のまとめ ① 「評価方法」に基づいた総合評価であり、グループ・ワークが課せられることから、準 備学習を行ったうえで積極的に授業参加できているかも評価する。 ② 課題や期末試験によって、 「到達目標①~③」に到達できているかを判断する。 授業態度 20 % レポート その他 20 %( 課題 ) ・ 『新・障害のある子どもの保育 第 2 版』伊藤健次 % 期末試験 60 % 編/みらい ・必要に応じて授業内で紹介 ・発達に関する基礎知識を有すること ・毎授業の予習・復習をすること ・グループ・ワーク実施の際は、必要な材料や資料を各自で収集し、話し合いができる体制 を整えること オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 障害児保育Ⅱ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 長櫓涼子 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 本講義では、保育の中で気になる子どものケースや障害について学び、障害のある子ども への保育方法を学びます。更に、グループ・ワークを通して、障害児保育におけるティーム 概要 保育を意識した指導計画の作成を行います。また、障害のある子どもの保護者への支援や、 関係機関との連携について学びます。 本講義を通して、以下の①~③を習得することを目指します。 到達 目標 ② ティーム保育の重要性を意識しながらグループ・ワークに積極的に取り組み、指導計画 を作成する。 ③ 障害のある子どもの保護者支援・関連機関との連携についての基礎知識を身に付ける。 回 タイトル 1 気になる子どもとその他の障害理解 内容 ・気になる子どもについて 2 〃 ・情緒障害 3 〃 ・未熟児 4 5 授 業 計 画 ① 気になる子どもの特徴について学び、保育方法や援助を考えられる。 6 障害のある子どもの保育方法 〃 〃 8 〃 9 〃 10 〃 11 〃 13 ・基本的生活習慣、遊び、集団活動への援助 障害のある子どもの保育計画 7 12 ・保育の基本姿勢 ・障害のある子どもの保育の視点、保育と指導計画 (グループ・ワーク) 障害のある子どもの保護者支援 ・障害児保育におけるティーム保育を意識した 保育計画の作成 ・保護者支援についての現状と課題 〃 〃 14 障害のある子どもの保育関連施策 ・福祉施策および教育施策、地域連携 15 まとめ ・授業内容のまとめ 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 ① 「評価方法」に基づいた総合評価であり、グループ・ワークが課せられることから、準 備学習を行ったうえで積極的に授業参加できているかも評価する。 ② 課題や期末試験によって、 「到達目標①~③」に到達できているかを判断する。 授業態度 20 % レポート その他 20 %( 課題 ) ・ 『新・障害のある子どもの保育 第 2 版』伊藤健次 % 期末試験 60 % 編/みらい ・必要に応じて授業内で紹介 ・本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有すること。 履修条件 ・毎授業の予習・復習をすること 準備学習 ・グループ・ワーク実施の際は、必要な資料を各自で収集し、話し合いができる体制を 整えること オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 社会的養護内容 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 大谷誠英 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:必修 児童虐待の増加によって社会的養護は極めて重要な役割を担うことになる。この役割を担う 授業 ためには、専門的な知識・技術を習得し、それらを支援の場面に応じて展開することが求め 概要 られる。そこで、事例検討を通して自分自身の知識や技術を振り返ると共に、専門職として の実践を前提とした力を養う。 1.児童の問題を正確に捉えるための情報収集と検討 到達 2.具体的な支援計画の策定 目標 3.アセスメント技術の確立 4.支援場面において臨機応変に対応できる知識と技術 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 講義内容・評価等の説明 2 社会的養護における問題の捉え方 問題把握の技術としてのアセスメント 3 専門職としての視点と技術 潜在的な問題とニーズの把握 4 ケアワークにおける知識と技術 支援場面におけるケアワーク 5 ソーシャルワークの知識と技術 支援場面におけるソーシャルワーク 6 児童相談所の措置と行動観察 一時保護所の実態と措置 7 自立支援計画 短期・中長期における支援計画の策定 8 施設養護における支援と問題① 事例を用いたアセスメントの実施 9 施設養護における支援と問題② 事例を用いた支援計画の策定 10 家庭的養護における支援と問題① 事例を用いた養育上の問題把握と解決 11 家庭的養護における支援と問題② 事例を用いた自立支援計画の策定と実施 12 学校・関係機関との連携と問題 他職種・他機関を活用した支援方法 13 家庭に対する支援と問題 家庭の問題把握と支援方法の実施 14 社会的養護の運営管理と問題 施設を支える法制度 15 まとめ 全体の振り返り 評価 基準 演習の参加態度、演習課題(6回程度実施)の評価、期末試験を通して到達目標が修得でき ているかを評価する。 評価 授業態度 方法 その他 40 % レポート 30 % 期末試験 30 % %( 試験だけでは単位修得できない点に注意すること。 ) 教科書 講義内で提示 参考書 講義内で提示 履修条件 事例検討を通して具体的な支援と考察を深めていきます。その為にはグループワークにお いて他者の意見を聞き、自分の考えを述べるといった積極的な姿勢と関係作りが不可欠とな ります。 特に自分が何を感じ、何を考えたかを整理して説明ができることが重要となります。また、 他者の考えをきちんと受け止める力も必要となります。 準備学習 講義の内容は教科書に書かれていない内容が中心となります。そのため、事前学習として 教科書内容を把握しておいてください。 オフィス アワー 火曜3限 3階 10研究室 地域と生活 科目名 形態 講義 単位数 2単位 卒業:選択 必修 担当 大谷誠英 開講時期 2年後期 幼免:必修 保育士:選択 授業 本講義では、当たり前のように存在する地域の様々な機関を取り上げ、学生自身の生活を振 り返る。また、一人ひとりの生活は異なることを踏まえ、地域社会を構築する上で必要な協 概要 力関係や支援関係といった点を学び、自己もその一部であることを意識できるような広い視 野を修得する。 1.地域社会の構成要素を理解する 到達 2.様々な専門機関の役割と連携を理解する 目標 3.人と支える立場として、必要な助言ができる 4.自分自身が地域生活の一部であることを意識する タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 講義内容・評価等の説明 2 生活を捉える 自分自身の生活を振り返る 3 地域の捉え方 生活の範囲としての地域を定義する 4 地域社会を構成する人々 住民視点から地域を捉える 5 世代による生活の違い 世代間の違いを生活視点から分析する 6 生活を支える社会資源 地域を構成している様々な機関を捉える 7 行政機関と生活の維持 行政機関と生活の関係を整理する 8 教育機関による社会化 教育機関が地域に果たす役割を整理する 9 医療機関と生涯設計 人生の始まりから終りまでを医療の視点で捉える 10 司法機関と訴訟手続き トラブルの解決手段としての司法制度を整理する 11 営利企業と経済活動 生活に欠かせない消費と企業の関係を捉える 12 非営利企業と生活インフラ 社会的責任という役割を果たす企業を捉える 13 福祉機関と生活支援 社会的な弱者の発生と対応機関の役割を考える 14 生活設計と自立 自分自身の生活と地域の一員としての責任を捉える 15 まとめ 全体の振り返り 基準 講義の参加態度、試験を通して到達目標が修得できているか地域を構成する一社会人として の自覚を持つことが出来たかを評価する。 評価 授業態度 方法 その他 評価 20 % レポート 80 % 期末試験 % % 教科書 資料等を配布 参考書 講義内で提示 履修条件 学生自身の生活そのものを取り扱いながら進めていきます。専門職を目指す上では自身の 専門領域だけでなく、それが他の領域とどのように関係しているのかを常に意識する必要が あります。こうした関係こそが生活を構築していることを踏まえ、何事にも主体的に取り組 んでください。 準備学習 卒業後、1人の社会人として自立するつもりで意識しながら日々の生活を送れるようにし ておいてください。 オフィス アワー 火曜3限 3階 10研究室 児童文化 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 山本一生 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:選択 授業 本講座のテーマは「視覚表現」である。文字媒体の理解が未だ困難な幼児にとって、視覚情 報はきわめて重要な意味をもっている。とくに絵本など幼児に親しみのあるメディアでは、 概要 視覚表現の工夫で多様な現実感を生み出すことを目指している。授業ではそうした種々の視 覚表現の方法を学び、実際に幼児向けのメディアを作成する。 到達 ・幼児向けメディアの視覚表現上の工夫について判断できる。 目標 ・視覚表現を工夫したメディアを作成できる。 タイトル 回 1 2 受講にあたってのガイダンス 受講にあたっての注意、評価方法などについて説明する。 視覚表現上のレベル 文字言語や音声言語からは相対的に独立した視覚表現 上のレベルの特性について説明する。 視覚表現の方法Ⅰ Eric Carle Eric Carle の作品における表現上の方法を学ぶ。 視覚表現の方法Ⅰ(実践①) 第3回で学んだ内容をもとに、色彩の表現を意識した 制作を行う。 5 視覚表現の方法Ⅰ(実践②) 制作物の発表を行う。 6 視覚表現の方法Ⅱ 日本の様々な絵本 日本の様々な絵本における表現上の方法を学ぶ。 視覚表現の方法Ⅱ(実践③) 第6回で学んだ内容をもとに、色彩やデザイン的な表 現を意識した制作を行う。 8 視覚表現の方法Ⅱ(実践④) 制作物の発表を行う。 9 視覚表現の方法Ⅲ 様々な絵本 内外様々な絵本の表現方法を学ぶ。 視覚表現の方法Ⅲ(実践⑤) 第9回で学んだ内容をもとに、幼児向けメディアの制 3 4 授 業 計 画 内容 7 10 11 12 13 14 15 評価 基準 評価 方法 作を試行する。 視覚表現の方法Ⅲ(実践⑥) 視覚表現の方法Ⅳ 制作物の発表を行う。 絵本以外のメ 絵本以外のメディアについて、視覚表現上の工夫・技法 ディア を学ぶ。 視覚表現の方法Ⅳ(実践⑦) 第12回で学んだ内容をもとに、幼児向けメディアの 制作を試行する。 視覚表現の方法Ⅳ(実践⑧) 制作物の発表を行う。 幼児にとってのメディア 授業で学んだ視覚表現を総括し、幼児にとってのメデ ィアの在り方を考える。 ・幼児向けメディアの視覚表現上の工夫について判断できるか。 ・視覚表現を工夫したメディアを作成できるか。 授業態度 25 % レポート % 原則として課題の出来具合をもとに評価するが、授業への参加態度が悪い場合は減点する。 特になし。 参考書 特になし。 履修条件 材料費が 200 円かかります。授業の初回に集めます。 毎回必ず工作セットを持参すること。 オフィス アワー 期末試験 授業で課される課題すべてを実施すること。 (75点) 教科書 準備学習 % 制作に意欲をもって取り組めること。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 児童文化演習 科目名 形態 演習 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 1単位 担当 佐藤厚 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 人間形成と表現活動について、子どもの遊び、児童文化財(主に童話、絵本、民話など)の側面 から考える。これらの題材を用いてに読み聞かせやごっこ遊び、劇あそび、朗読劇へ展開し「想 像から創造へ」の表現活動を体験的に学び、実際に幼児との実践演習に取り組む。 遊びに夢中になる子どもたちは実にイキイキとしている。そうした子どもたちと積極的に交流で 到達 きる保育者が必要とされている。児童文化財を表現あそびに展開し表現活動の必要性を理解する 目標 とともに、演劇的な表現あそびを通じて自ら指導者としての資質を探り、保育の場において物事 へ即応できる表現力を身につけていく。 タイトル 回 1 イントロダクション 授業の進め方。表現あそびの基本を探る。 2 表現あそび 手あそびやことば遊びの表現を楽しむ。 子どもの好奇心と想像力 子どもにとって表現あそびがなぜ必要か、実践を通 3 授 業 計 画 内容 して学ぶ。 4 子どもの表現の受け止め 空間把握とまわりとの関係性を身につける。 5 自己表現力の把握 コミュニケーションワークで相互理解を模索する。 6 劇的表現の必要性 五感を通じたイメージから伝達表現を学ぶ。 7 劇的表現の実践 シアターゲーム:即自的表現を遊ぶ。 表現教育の実際 想像から創造へ。イメージを具体的に言葉や身体を 使って表現する。 9 児童文化財を遊ぶ 絵本で遊ぶ。読み聞かせの他、どのように遊ぶか。 10 児童文化財としての表現活動 童話・民話を遊びにつなぐ方法を探り試行する。 11 遊びから創造へ 劇あそびや朗読劇にできる題材を探る。 児童文化財を創造活動へ 劇的表現を意識しつつ、自分達で楽しむことを実践 8 12 13 14 15 評価 する。 劇あそび、朗読劇への展開 劇あそびを子どもたちが楽しめるような工夫と実践 力を身につける。 劇あそび、朗読劇の実践 実践演習のトータルコーディネイトを考察する。 ふり返りとまとめ 映像記録をもとに実践演習をふり返り表現活動の必 要性と指導者として各自の指針をレポート化する。 授業に意欲的に取り組み、実践的な発想や創造力を駆使し演習活動できたか。 基準 評価 授業態度 方法 その他 60 % レポート 40 % 期末試験 % % 教科書 随時資料を配布する。 参考書 遊びからはじまる学び―今、幼児の表現活動を問い直す―花輪充 編 大学図書出版 授業では身体を動かすことが多いので、動きやすい服装、靴で参加すること。 履修条件 準備学習 オフィス アワー 表現活動を体験的に学び、 “あそび”の本質を楽しみながら、表情豊かな表現力を身につけ、 魅力的な保育者を目標に授業に臨むこと。 幼児の表現活動の内容について調べ、授業毎に活動の目標や内容を把握しておくこと。 木曜2限 3階第6研究室 保育と子育て支援 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 長櫓涼子・酒井真由子・吉田美奈 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 授業 未就園の子どもとその保護者が楽しめる「居場所」を考えながら、本学独自の子育て支援活 動「どんぐり広場」の運営を経験する。短大のキャンパスを開放して行う広場型子育て支援 概要 活動を通して就学前の親子の姿に触れ、子育て中の保護者の思いを理解することが主な目的 である。 1.未就園児とその保護者を対象とする広場の環境構成を考え、準備する。 到達 2.子育て広場の運営に携わることによって、子育てに対する保護者の思いを理解する。 目標 3.地域における子育て支援活動の展開について理解する。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 イントロダクション 本授業の概要・目的の説明、子育て広場のイメージ 2 どんぐり広場の環境準備① 広場の環境を考える 3 〃 ② 広場の準備 4 〃 ③ 〃 5 どんぐり広場運営についての確認 広場で開放するスペースの安全確認 6 どんぐり広場(第1回) 広場型子育て支援活動の運営① 7 ふり返り① ふり返りと次回広場の準備 8 どんぐり広場(第2回) 広場型子育て支援活動の運営② 9 ふり返り② ふり返りと次回広場の準備 10 どんぐり広場(第3回) 広場型子育て支援活動の運営③ 11 ふり返り③ ふりかえりと次回広場の準備 12 どんぐり広場(第4回) 広場型子育て支援活動の運営④ 13 ふり返り④ ふりかえりと次回広場の準備 14 どんぐり広場(第5回) 広場型子育て支援活動の運営⑤ 15 まとめ まとめ 評価 基準 1.未就園児とその保護者を対象とする広場の環境構成を考え、準備できる。 2.子育て広場の運営に携わり、子育てに対する保護者の思いを自分なりに説明できる。 3.地域における子育て支援活動の展開について理解し、説明できる。 評価 授業態度 方法 その他 % 100 レポート % 期末試験 %( 広場運営への参加状況80%・平常点20% 教科書 特になし 参考書 特になし 履修条件 ・学生が主体となって広場の準備を行うことを心掛けてください。 ・広場開催日には教室の準備があるため、早めに集合してください。 ・積極的に参加し、子どもや保護者とコミュニケーションをとってください。 準備学習 オフィス アワー ・3 歳未満の子どもの姿をイメージし、発達の理解を深めること。 ・未就園児とその親が楽しめる教材研究と準備 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 % ) 保育教材と指導計画の研究 科目名 講義 形態 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 酒井真由子 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:選択 授業 本授業は、個々の保育教材の研究を実際に行うなかで、保育の指導計画の作成及び模擬保育、 教材研究についての学びを深めるとともに、保育実践の課題について、ケース・メソッド等 概要 を用いて考えることにより、保育のねらいや内容とのつながりのなかでの保育教材の持つ意 味について理解することを目指す。 ・教材研究の方法を理解し、実践する。 到達 ・保育における指導計画を作成し、模擬保育を通じて実践する。 目標 ・保育実践の課題への取組みを通じ、保育のねらいや内容と保育教材の関係について理解す る。 タイトル 回 1 イントロダクション 本授業の概要と目的について理解する。 2 秋の自然物の研究① 秋の自然物を使って教材研究の意義と方法を学ぶ。 〃 3 4 授 業 計 画 内容 ② 秋の自然物を使った活動を通して、保育のねらい・内 容と保育教材の関係について学ぶ。 ディティールにこだわって物語を作る① 5 〃 6 ケース・メソッド① 7 〃 ② ケースの問題を抽出する。 8 〃 ③ 問題の解決策を探る。 9 ② 課題に従って物語を制作する(グループワーク) 。 〃 廃材を使った遊びの展開を考え、実践する。 ② 11 模擬保育準備① 12 〃 ② 13 ケースを理解する。 身近にある素材の研究① 10 廃材を使った遊びの指導計画を作成する。 模擬保育の構想を練る。 指導案の作成と教材研究をする。 模擬保育① 14 〃 15 総括 グループごとにプロダクトを発表する。 模擬保育をする。 ② 模擬保育を通して教材と指導計画の振り返りをする。 学びをふり返り教材研究の持つ意味を考える。 ・教材研究の方法を理解し、実践することができるか。 評価 基準 ・保育における指導計画を作成し、模擬保育を通じて実践することができるか。 ・保育実践の課題への取組みを通じ、保育のねらい・内容と保育教材の関係について理解し、 説明できるか。 授業態度 評価 方法 20 % レポート % 期末試験 % その他 80 % ( 指導計画の作成及び模擬保育の実践 50% ) ( グループワークによる課題への取組み 30% ) 教科書 特になし 参考書 特になし 履修条件 グループ内はもちろんのこと授業参加者全員で同じ課題について検討を行ったり、作成した プロダクトを発表したりするなど参加型の授業が中心となるので、積極的に参加する力を有 すること。 準備学習 オフィス アワー 各自授業内で試みたい教材研究や模擬保育のプランを明確にするために、保育雑誌や図書館 の資料に目を通しておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 保育者とことば 科目名 講義 形態 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 長田真紀 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 授業 子どもが言葉の獲得過程において、家庭、地域社会、そして保育現場から大きな影響を受け ることを十分に認識・理解した上で、さまざまな保育の実際的な場面を想定しながら、言葉 概要 の重要性と保育者の適切な言語運用のあり方を考察し学んでいく。 子どもの成長における言葉の獲得の過程と意味を理解し、保育者として適切な言語運用能力 到達 を身につけることを目標とする。特に、一人ひとりの子どもへの言葉掛け、集団の子どもた 目標 ちへの言葉掛け、保護者との対話、職場での対話について、実際の事例を踏まえて、実践力 を養うことを目標とする。 タイトル 回 1 保育者の言葉 2 乳幼児期の言語発達と環境 3 ②地域社会 言葉の発達における地域社会の存在についての解説 4 ③保育の場 言葉の発達における保育現場の存在についての解説 5 授 業 計 画 内容 子どもの成長を促す言葉の働きについての解説 ①家庭 言葉の発達における家庭の存在についての解説 人間関係におけるコミュニケーショ 生涯にわたるさまざまなコミュニケーションの力の ン 重要性についての解説 6 言葉によるコミュニケーション 言葉によるコミュニケーションの意味の解説 7 子ども自身の内的対話 独り言などの内的対話のもつ意味についての解説 8 子ども間のコミュニケーション 子ども間の対話の重要性についての解説 子どもに対するコミュニケーション 一人ひとりの子どもへの言葉掛けについての考察 9 10 ① 個人 ② 集団 集団の子どもたちへの言葉掛けについての考察 11 保護者に対するコミュニケーション 保護者との対話の重要性についての解説 12 地域社会でのコミュニケーション 地域社会への関わりの重要性についての解説 13 職場におけるコミュニケーション 職場での保育者間での対話の重要性についての解説 14 子どもをとりまく環境の変化 環境の大きな変化と今日的問題についての考察 15 魅力的な保育者 豊かな言葉をもつ保育者についての考察 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 保育者の専門的力量として、言語運用能力をどう身につけることができたかを評価基準とす る。実際の場面を想定し、言葉掛けや対話の方法と、その効果や影響についての考察がどの ようにできるかについても重要な評価基準となる。 授業態度 20 % レポート 40 % 期末試験 その他 40 %( 授業内で支持する課題の内容を評価 ) % プリント使用 『言葉とふれあい、言葉で育つ』 大越和孝ほか/東洋館出版 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有し、保育者の用いる言葉は、子どもに 大きな影響を与えることの強い自覚をもった上で履修すること。 ほぼ毎時間、課題提出を求める。内容の充実したものを仕上げて授業に臨むこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 介護概論 科目名 講義 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 2単位 担当 穂谷かつ江 開講時期 2年通年 幼免:選択 保育士:- 社会で介護を支えることの意義を理解し、介護実践活動の基本的知識と職業倫理を学ぶ。 概要 到達 目標 授 業 計 画 社会で介護を支えることの意義を理解し、介護実践活動の基本的知識と職業倫理を理解す る。 回 タイトル 内容 1 介護の多様なサービスと介護専門職 2 介護における尊厳の保持・自立支援 人権と尊厳の保持と介護 ① 多様なサービスの理解とチームアプローチ 3 〃 ② 生活の質と介護 4 〃 ③ 自立支援と介護予防 5 介護の職の役割と他職種との連携 介護職の役割と他職種との連携 6 介護職の職業倫理と役割 介護職の職業倫理 7 介護におけるリスクマネジメント 介護における安全の確保とリスクマネジメント 8 介護と安全 介護職の安全 9 医療との連携とリハビリテーション 介護と医療の連携 ① 〃 10 ② リハビリテーションの理念 11 認知症の基礎と健康管理 認知症の医学的基礎と健康管理 12 認知症に伴う変化と生活 認知症の特徴とケア 13 生活支援と介護 介護の基礎理解 14 介護に関するこころとからだの基礎 介護に関するこころとからだの基礎理解 理解 15 まとめ 評価 基準 まとめ 職業人としての介護を理解できれば、「可」 自らの介護観の構築ができる「優」 評価 授業態度 20 % 方法 その他 80 %( 授業内で示す課題30%、試験50% ) 教科書 参考書 レポート % 期末試験 % 『介護職員初任者研修』初任者研修テキストブック編集委員会編/ミネルヴァ書房 授業内で資料等提供する。 本科目は介護職員初任者研修の必修科目であるため、原則欠席は認めない。当該課程を履修 履修条件 予定者は必ず履修すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 準備学習 オフィス アワー 学生支援課を通して確認のこと。 介護演習Ⅰ 科目名 形態 演習 単位数 卒業:選択 必修 授業 1単位 担当 穂谷かつ江 開講時期 2年通年 幼免:選択 保育士:- ホームヘルパー(介護職員)としての実践のための、具体的手段について学ぶ。 概要 到達 ホームヘルパー(介護職員)としての実践のための、具体的手段について理解する。 目標 タイトル 回 1 2 3 4 5 介護技術の基本① 〃 授 業 計 画 〃 ② 介護に関するこころとからだ 家事と生活の理解 ② 家事援助に関する基礎的知識と生活支援 快適な住環境整備と介護① 〃 快適な居住環境に関する基礎知識 ② 環境整備と福祉用具 整容に関連したこころとからだのし 整容に関する基礎知識 くみと自立にむけた介護① 〃 8 9 介護の基本的な考え方 生活と家事① 6 7 内容 ② 整容の支援技術 移動・移乗に関連したこころとから 移動・移乗に関する基礎知識 だのしくみと自立にむけた介護① 10 〃 ② 移動・移乗に関する用具と活用方法 11 〃 ③ 移動・移乗に関する支援方法 12 食事に関連したこころとからだのし 食事に関する基礎知識 くみと自立にむけた介護① 13 〃 ② 食事に関連した支援方法 14 〃 ③ 食事と社会参加 15 評価 まとめ まとめ 実践のための手段が理解できれば「可」 基準 評価 方法 授業態度 40 % レポート % その他 60 %( 授業で示す演習課題 ) 期末試験 % 『介護職員初任者研修』初任者研修テキストブック編集委員会編/ミネルヴァ書房 教科書 授業内で資料等提供する。 参考書 履修条件 本科目は介護職員初任者研修の必修科目であるため、原則欠席は認めない。当該課程を履修 予定者は必ず履修すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 準備学習 オフィス アワー 学生支援課を通して確認のこと。 介護演習Ⅱ 科目名 形態 演習 単位数 2単位 卒業:選択 必修 担当 穂谷かつ江 開講時期 2年通年 幼免:選択 保育士:- 介護を提供するために必要な基礎技術を習得する。 授業 概要 介護を提供するために必要な基礎技術を習得し実践できる。 到達 目標 回 タイトル 1 入浴、清潔保持への理解と自立にむけた介護① 〃 2 3 授 業 計 画 〃 ② 〃 睡眠の基礎知識 ② 〃 入浴用具の活用と支援方法 排泄用具の活用と支援方法 睡眠用具の活用と支援方法 移動・移乗の理解と自立にむけた介護① 8 入浴、清潔保持の基礎知識 排泄の基礎知識 睡眠への理解と自立にむけた介護① 6 7 ② 排泄への理解と自立にむけた介護① 4 5 内容 ② 移動と社会参加の留意点と支援 移動・移乗の具体的方法 9 死にゆく人への理解と終末期介護 終末期の基礎知識と支援方法 10 介護過程の基礎理解 介護過程の目的と展開 11 総合生活支援技術演習① 事例による支援技術の理解 12 〃 ② 事例による支援技術の修得 13 〃 ③ 事例による支援技術の課題の明確化 14 演習・実習のふり返り 介護職員初任者研修のふり返り 15 まとめ まとめ 基準 知識に裏づけられた安全な技術が理解できれば「可」、その上で安楽性を考慮できれば「良」、 効率性まで追求できれば「優」 評価 授業態度 20 % 方法 その他 80 %( 授業内で示す課題30%、実技試験50% ) 評価 レポート % 期末試験 % 『介護職員初任者研修』初任者研修テキストブック編集委員会編/ミネルヴァ書房 教科書 授業内で資料等提供する。 参考書 履修条件 本科目は介護職員初任者研修の必修科目であるため、原則欠席は認めない。当該課程を履修 予定者は必ず履修すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 準備学習 学生支援課を通して確認のこと。 オフィス アワー 器楽ⅠA 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択必修 必修 平澤節子 担当 篠澤友子・伊藤あや 1年前期 開講時期 幼免:選択必修 保育士:選択必修 保育現場において、歌や合奏等様々な音楽活動をする際に、ピアノの演奏技術は欠かせない 授業 ものである。この授業では、楽譜の読み方をはじめ、ソルフェージュをとおして音感やリズ 概要 ム感を養いながら、ピアノ演奏の基礎や子どもの歌をグループレッスン(ML 授業)で学ぶ。 簡単な音階とそのカデンツを学びながらコードの理解を深め、移調奏が出来るようになる。 到達 また練習曲をとおして、基本的なピアノ奏法を習得する。そして保育の中で歌われる生活の 目標 歌や子どもの歌等を、毎時 1 曲以上マスターし、レパートリを拡げる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 学習の進め方(練習の仕方)と楽器の説明 2 スケールと移調① ハ長調の音階と移調課題 基本エクササイズ① 3 ② ト長調の音階と移調課題 ② 4 ③ 二長調の音階と移調課題 ③ 5 ④ ヘ長調の音階と移調課題 ④ 6 生活の歌と練習曲① 『おべんとう』とバイエル課題 7 ② 『おかえりの歌』とバイエル課題 8 ③ 『おはようの歌』とバイエル課題 9 子どもの歌と練習曲① 10 ② 『とけいの歌』とバイエル課題 11 ③ 『山の音楽家』とバイエル課題 12 ④ 『七夕』とバイエル課題 13 ⑤ 『こいのぼり』とバイエル課題 14 ⑥ 『とんぼのめがね』とバイエル課題 15 ⑦、まとめ 『どんぐりころころ』とバイエル課題、まとめ 評価 基準 『うみ』とバイエル課題 ・楽譜の読み方や、ハ長調・ト長調・ニ長調・ヘ長調の音階や和音を理解できたか。 ・保育の中で歌われる生活の歌や子どもの歌の課題をマスターできたか。 授業態度 50 % レポート % 期末試験 評価 その他 方法 *演習科目につき、試験だけでなく毎時の課題達成度合いが大切です。 意欲に加え、授業で使用する達成表を重視します。 教科書 50 % 『おとなのためのバイエル教本』坂東貴余子・本間正治著 ドレミ楽譜出版社 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 『ML 副教材』 (本学作成のもの) 必要に応じて指示する。 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 習熟度別クラス編成にて実施します。 当科目は、授業の他に復習と予習(=練習)をする前提で進められます。 積極的な学習姿勢で臨んでください。 楽譜の読み方やピアノの技術を習得する為には、毎日の練習が欠かせません。 前時の復習と課題練習、次時の予習をして出席してください。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 % 器楽ⅠB 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択必修 必修 担当 平澤節子・堀井園実 開講時期 1年前期 幼免:選択必修 保育士:選択必修 授業 子どもの豊かな感性や表現力そして創造力を養うため音楽は欠かせないものである。音楽指 導の現場で、より高度な演奏技術と豊かな音楽性をもって子どもとかかわれるよう、練習曲 概要 やスケール等ピアノの基礎から、バロック期や古典派の作品まで、レベルに応じて個人レッ スンで学ぶ。 ピアノの基礎技術を向上させながら、楽曲を通じて楽典及び時代様式への理解と表現力を深 到達 める。また、子どもの歌の基礎的な伴奏を学習する。 目標 タイトル 回 1 基礎訓練① 2 ② 3 授 業 計 画 内容 スケールと練習曲 運指、テクニックの確認 〃 練習曲とバロック① ツェルニー等の練習曲と並行して、バッハのインヴ ェンション等、多声音楽の様式と奏法を学ぶ 4 ② 〃 5 ③ 〃 6 練習曲と古典派① 練習曲と並行して、古典派のソナタを作曲様式の理 解を含めて学ぶ 7 ② 〃 8 ③ 〃 9 10 子どもの歌 ① 子どもの歌の伴奏を学ぶ 期末試験課題曲① ツェルニー・モシュコフスキー等の練習曲と、バッハ の作品を並行して学ぶ 11 ② 〃 12 ③ 〃 13 ④ 〃 14 ⑤ 15 評価 試験を想定しながら、ステージ練習を行う まとめ 発表とまとめ 実技習得度により判断する。 基準 評価 授業態度 方法 その他 50 % レポート % 期末試験 50 % % 教科書 個人の進度に合わせて、授業内で指示する。 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 参考書 必要に応じて指示する。 芸術コース(音楽)必修科目 履修条件 準備学習 演習科目においては、復習と予習(=練習)が非常に大切です。 スケールや練習曲は、ピアノの基礎的な技術を習得する為には欠かせないものです。1 曲で も多く積極的に進めてください。 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 声楽ⅠA 科目名 演習 形態 単位数 1単位 卒業:選択必修 必修 担当 杉山由一 開講時期 1年前期 幼免:選択必修 保育士:選択必修 授業 ・歌うことの楽しさを自ら実感しながら、自分の思いを歌に乗せて表現する。 ・上手に歌うために必要な基本的な技術や、練習の方法を学び、より美しく歌うことができ 概要 るようになるための演習を行う。 ・曲を仕上げていくことを通して、歌うことの楽しさを感得する。 到達 ・自分から表現できるように、思いを大切にして歌えるようになる。 目標 ・聞く人の心に届く歌声で表現することができる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 歌うことついて 思いをもって自分から表現する。 2 歌唱演習① 発声の基礎練習。 3 〃 ② 4 〃 ③ 5 〃 ④ 6 〃 ⑤ 7 観賞① 8 〃② 9 〃 歌詞を表現する。 〃 2部合唱でハーモニーの響きを感じながら表現する。 音楽を感受し、感性を育む。 〃 歌唱演習⑥ 3部合唱・4部合唱など、より難易度の高い合唱曲の表現。 10 〃 ⑦ 〃 11 〃 ⑧ 〃 12 13 実習を想定してた独唱① 〃 自分の個性を生かした歌唱表現 ② 〃 14 各個人による成果の確認 個性的表現に挑戦 15 まとめ 歌う喜びの確認 評価 授業内容を理解し、自身の能力を高める努力をしたか。 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 授業態度 20 % レポート その他 80 %( 実技試験 ) 期末試験 % 『新・声楽指導教本』/教育芸術社 『フェアリーコーラス』/教育芸術社 必要に応じて授業内で指示する。 授業計画で示した内容を、様々なジャンルの曲を使って練習します。自分から楽しんで歌え るように頑張りましょう。 準備学習 学生支援課を通して確認のこと。 オフィス アワー % 声楽ⅠB 科目名 演習 形態 単位数 1単位 卒業:選択必修 必修 担当 高橋喜久子・大畑裕江 開講時期 1年前期 幼免:選択必修 保育士:選択必修 授業 保育者として身につける内容の一つとして歌がある。 歌うことの楽しさ、歌うことで表現することを個人レッスンにより学び、レベルの高い歌唱 概要 力で歌う技術を身につけ「豊かな表現力」を目指す。 ・ 正しい発声を学び、自然な声の出し方を身につける。 到達 ・ 「歌うこと」を一層楽しく感じる。 目標 ・ 独唱表現が豊かに出来るようになる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 歌うこと。声の力について。 保育者がより専門的に声楽を学ぶ意味を概説。 2 歌唱演習① 発声の基礎練習。 3 〃 ② 発声の基礎練習。 4 〃 ③ 自分の声を見直す。声を磨く。 5 〃 ④ 自分の声を見直す。声を磨く。 6 〃 ⑤ 楽曲を歌う。 7 〃 ⑥ 美しい声で表現する事の大切さを感じる。 8 〃 ⑦ 9 〃 ⑧ 10 〃 ⑨ 11 〃 ⑩ 実技試験曲の選曲。 12 〃 ⑪ 歌詩、旋律の確認。 13 〃 ⑫ 暗譜で表現する。 14 〃 ⑬ 独唱試験を想定して練習。 15 評価 〃 詩、発音と音楽の関係の重要性を感じる。 〃 まとめ・評価 実技試験 独唱表現の楽しみを感じる。 授業内容を理解し、自身の能力を高める努力をしたかで判断する。 基準 評価 授業態度 20 % 方法 その他 80 %( 実技試験 ) 教科書 参考書 履修条件 レポート 期末試験 % 『コンコーネ 50 番』/全音 『イタリア古典歌曲集Ⅰ』/全音 必要に応じて授業内で指示する。 ・芸術コース(音楽)必修科目 上記の内容を、子どもの歌、季節の歌、クラシック、ポップス等、いろいろな曲を使って練 習しましょう。一番大切なことは、皆さんが歌うことを好きになる事です。そして難易度の 高い曲も楽しめるようになりましょう。 準備学習 オフィス アワー % 学生支援課を通して確認のこと。 図画工作 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:必修 必修 担当 笹井弘 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:必修 授業 作品制作をとおしてさまざまな表現内容や造形素材を経験し、表現の楽しさを知ることで 自らの表現力を向上させる。同時に基礎的知識と技術を習得する。造形素材は、可能な限り 概要 保育現場で役立つものを使用する。 1、与えられた表現内容に自らの感性と思考で対応できる。 到達 2、与えられた表現方法・技術を理解し習得する。 目標 3、保育現場での造形活動に活用できる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 保育にとっての造形活動の意義 2 色彩の基礎知識① 色の分類と属性について、12色相環の制作 3 色彩の基礎知識② 色相による色彩構成 4 色彩の基礎知識③ 色調(トーン)による色彩構成 5 壁画制作① 指定のトーンでグループで教室の壁面装飾を考える 6 壁画制作② 制作物を壁面に飾り作品を完成させる 7 版画カラータック① 課題と技法説明後制作する 8 版画カラータック② 制作、刷り 9 版画スチレンボード① 課題と技法説明後制作する 10 版画スチレンボード② 制作、刷り 11 誕生日カードの制作 飛び出す構造の理解と制作 12 版画コラグラフの制作① 課題と技法説明後制作する 13 版画コラグラフの制作② 厚紙に物をコラージュする 14 版画コラグラフの制作③ 制作、刷り 15 版画コラグラフの制作④・まとめ 刷り 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 参考書 1、表現するために感性と思考を十分発揮したか。 2、造形素材の基礎知識と技法を習得したか。 授業態度 10 % レポート その他 90 %( 作品 ) % 期末試験 % 画材セット購入費 5,000 円、材料費 1,000 円( 造形表現指導法の材料費も含む ) 特になし 『色彩指導・入門編』芸術教育研究所編 『造形表現・図画工作』建帛社 幼児造形や表現方法にこだわらず広く美術に興味関心を持つこと 履修条件 学習準備 オフィス アワー 美術鑑賞の機会を作ること、可能であれば「日曜美術館」 「ぶらぶら美術・博物館」 「美の巨 人たち」などのテレビ番組も利用して知識を得ること。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 幼児の体育 科目名 形態 演習 単位数 卒業:必修 必修 授業 1単位 担当 堤裕美 開講時期 2年前期 幼免:必修 保育士:必修 乳幼児期に親しむ運動遊びを実際に自分の身体で体験することにより、発達段階や子どもの 興味に応じた運動遊びの内容や方法の工夫の仕方を学ぶ。 概要 ・保育現場における運動あそびの指導計画を立案し実践するための基礎知識を習得する。 到達 ・ 「器械運動」の導入としての運動あそびの立案と実践ができる。 目標 ・様々な遊びに含まれる運動要素を身に付ける。 タイトル 回 1 授業ガイダンス 授業内容の説明と身体慣らし 2 ルールのある運動遊び ① ルールが単純な鬼あそびの実践 3 〃 ② ルールが複雑な鬼あそびの実践 4 〃 ③ チーム対抗で行う鬼あそびの実践 5 授 業 計 画 内容 道具を使う運動遊び① 縄を使った運動あそびの実践 6 〃 ② ボールを使った運動あそびの実践 7 〃 ③ 新聞紙を使った運動あそびの実践 8 〃 ④ 身近な道具を使った運動あそびの実践 9 器械運動の実践① マット運動における導入あそびから補助 10 〃 ② 鉄棒運動における導入あそびから補助 11 〃 ③ 跳び箱運動における導入あそびから補助 12 見立て遊びの計画と準備 身近な運動用具を使った見立て遊びの計画 13 見立て遊びの実践 身近な運動用具を使った見立て遊びの実践 14 色々な伝承遊び① 集団で行う伝承遊びの実践 15 色々な伝承遊び② 個人で行う伝承遊びの実践 評価 基準 ・乳幼児期に親しむ運動遊びを自ら率先して楽しみ、導入としての見立て遊びが立案、実践 できたか。 ・運動あそびを楽しむための運動要素が身に付いたか。 評価 授業態度 方法 その他 教科書 40 % レポート 40 % 期末試験 20 % % 必要に応じて、プリントを配布します。 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー ・保育現場で生かせる運動あそびを考えておくこと。指導案の作成も行います。 ・子どもの心に戻って、思い切り身体を動かしましょう。そしてその中から子どもの動きや 身体能力を知り、保育者としての幅を広げましょう! ・運動に相応しい身支度で授業に臨むこと。 学校指定ジャージ上下(10800 円) 、Tシャツ(2000 円) 〃 体育館シューズ(3200 円) 子どもとともに運動あそびをするための心身の体力を身に付けておくこと。また、様々な遊 びの内容やルール、道具の工夫の仕方について事前に良く調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 幼児の体育 科目名 形態 演習 卒業:必修 必修 授業 概要 到達 目標 吉川美佐子 開講時期 2年前期 幼免:必修 保育士:必修 保育士として幼児期の身体的・精神的発達段階を理解したうえで、段階に応じた運動の重要 性を学び適切な指導ができる知識・技術・安全性を習得する。また幼児の視点から安全に運 動遊びができる事も理解する。 ・幼児期の精神・身体的発達段階を考慮し段階に対応可能な運動量・種目の指導計画・発表 ができる。 ・運動をする楽しさ・言葉かけ・動きの工夫が実践できる。 タイトル 回 授 業 計 画 1単位 単位数 担当 内容 1 ガイダンス 授業内容と運動遊び。 2 幼児期の遊びと安全 幼児期の動きの特性と危険の把握。 3 発達段階応じた運動遊び① 遊具を使用せずに遊びの工夫。 4 発達段階応じた運動遊び② 遊具の特性を活かした運動遊びを企画・発表。 5 発達段階応じた運動遊び③ 内容の質と運動量を考慮し、企画・実践。 6 運動器具を使っての動き① 道具の特性を活かして動く(ボール・フープ・縄) 。 7 運動器具を使っての動き② 道具を使ってサーキット形式の組立て。 運動器具を使っての動き③ グループごとにサーキット形式の動きを実践、発 表。 表現(ダンス)とは① 様々な表現方法と実践。 表現方法 動きの工夫と音の捉え方(リズム・ステップ・イメ ージ) 。 幼児対象の創作ダンス① 基本の動き(体の動かし方、リズムの取り方)。 8 9 10 11 12 〃 ② 選曲・隊形・振付けの企画。 13 〃 ③ 個人の動きと集団の動き。 14 〃 ④ 集団の動きと工夫。 15 〃 ⑤ 発表 グループごとに創作した作品の発表。 評価 基準 ・保育士として運動遊びの企画と説明が的確に実践・発表ができる。 ・コミュニケーションやの取り方・ルールをわかりやすく臨機応変に説明ができる。 ・危険判断、回避能力が考慮できる。 評価 授業態度 30 % レポート 40 % 期末試験 方法 その他 30 % ( 実技発表能力とアシスト能力 ) % 必要に応じて資料を授業内で配布します。 教科書 必要に応じて指示する。 参考書 履修条件 保育士として安全に留意し体を動かす事の楽しさを伝え、幼児目線で物事を考えて行動がで きるようにしましょう。 準備学習 常に体を動かせる身体能力と幼児の発達段階に応じた動きの理解ができる準備をしましょ う。 学生支援課を通した対応。 (授業前後の対応可能) オフィス アワー 器楽ⅡA 科目名 演習 形態 単位数 1単位 卒業:選択 必修 平澤節子 担当 篠澤友子・伊藤あや 1年後期 開講時期 幼免:選択必修 保育士:選択 器楽ⅠAに引き続き、ソルフェージュをとおして音感やリズム感を養いながら、ピアノ演奏 授業 の基礎や子どもの歌をグループレッスン(ML 授業)で学ぶ。そして自らの表現力の向上を目 概要 指す。 練習曲課題をとおして演奏技術を向上させる。また読譜のトレーニングによって、みずから 到達 譜読みが行える力を習得する。そして毎時 1 曲以上子どもの歌をマスターし、レパートリー 目標 を拡げる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 器楽ⅠAの復習・夏休み課題のチェック 2 子どもの歌と練習曲① 『雨ふりくまのこ』とバイエル課題 3 ② 『まっかな秋』とバイエル課題 4 ③ 『犬のおまわりさん』とバイエル課題 5 ④ 『大きな古時計』とバイエル課題 6 読譜 譜読み、初見について 7 子どもの歌と練習曲⑤ 『あわてんぼうのサンタクロース』とバイエル課題 8 ⑥ 『おもちゃのチャチャチャ』とバイエル課題 9 ⑦ 『たき火』とバイエル課題 10 ⑧ 『豆まき』とバイエル課題、試験曲選定 11 ⑨ 、期末試験に向けて① 『ぞうさん』とバイエル課題、試験曲指導① 12 ⑩ 、 ② 『うれしいひなまつり』 、 13 ③ 試験曲指導③ 14 ④ 試験曲指導④ 15 評価 基準 まとめ 試験曲指導② 発表とまとめ ・授業課題曲をマスターできたか。 ・ピアノ演奏技術や読譜力が身についたか。 授業態度 50 % レポート % 期末試験 評価 その他 方法 *演習科目につき、試験だけでなく毎時の課題達成度合いが大切です。 意欲に加え、授業で使用する達成表を重視します。 50 % 教科書 『おとなのためのバイエル教本』坂東貴余子・本間正治著 ドレミ楽譜出版社 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 『ML 副教材』 (本学作成) 参考書 必要に応じて授業内で指示する。 履修条件 習熟度別クラス編成にて実施します。 当科目は、授業の他に復習と予習(=練習)をする前提で進められます。 積極的な学習姿勢で臨んでください。 準備学習 オフィス アワー 前時の復習と課題練習、次時の予習をして出席してください。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 % 器楽ⅡB 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 平澤節子・堀井園実 開講時期 1年後期 幼免:選択必修 保育士:選択 授業 器楽ⅠBに引き続き、練習曲スケール等ピアノの基礎技術と、バロック期、古典派、ロマン 派の作品を個人レッスンで学ぶ。加えて保育現場で歌われる子どもの歌の伴奏や弾き歌いの 概要 指導も行う。 ピアノの演奏技術の向上を目指しながら、楽曲を通じて楽典及び時代様式への理解と表現力 到達 を深める。また、子どもの歌の伴奏や弾き歌いなどの保育技術力の向上を目指す。 目標 タイトル 回 1 授 業 計 画 内容 基礎訓練と古典派・ロマン派① 練習曲と古典派ソナタまたはロマン派作品を、作曲 様式とともに学ぶ 2 ② 〃 3 ③ 〃 4 ④ 〃 5 基礎訓練とバロック① 6 ② 〃 7 ③ 〃 8 子どもの歌① 9 ② 練習曲と、バッハ(多声音楽)の様式と奏法を学ぶ 子どもの歌の伴奏と弾き歌い:歌唱指導を実践的に 学ぶ 10 期末試験課題曲① 11 ② 〃 12 ③ 〃 13 ④ 〃 14 ⑤ 15 評価 バロック作品(バッハ)と古典派ソナタに取り組む 試験を想定しながら、ステージ練習を行う まとめ 発表とまとめ 実技習得度により判断する。 基準 評価 授業態度 方法 その他 教科書 50 % レポート % 期末試験 50 % % 個人の進度に合わせて、授業内で指示する。 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 必要に応じて授業内で指示する。 参考書 芸術コース(音楽)必修科目 履修条件 準備学習 オフィス アワー 演習科目においては、復習と予習(=練習)が非常に大切です。 演奏技術の向上を目指しながら、表現力を豊かにし、演奏する曲の時代様式を理解しながら、 演奏に反映させていきましょう。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 声楽ⅡA 科目名 形態 演習 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 1単位 担当 杉山由一 開講時期 1年後期 幼免:選択必修 保育士:選択 ・より深い理解と実力が身につくように、前期の授業内容を継続する。 ・楽しく歌いながら、合唱・独唱の、より高い表現を目指す。 ・歌唱力を高め、自分から楽しんで歌える表現力を身につける。 到達 ・他のパートを聴きながらハーモニーを感じ取って合唱表現ができる。 目標 ・新春コンサートに向けて合唱による表現力を高める。 タイトル 回 1 授 業 計 画 内容 前期の確認と後期イントロダク 後期で学ぶ曲の概要説明。 ション 2 歌唱演習① 3 歌唱演習② 〃 4 歌唱演習③ 〃 5 保育現場の音楽① 6 保育現場の音楽② 7 歌唱演習④ 8 歌唱演習⑤ 9 鑑賞① 10 鑑賞② 11 歌唱演習⑥ 12 歌唱演習⑦ 13 歌唱演習⑧ 14 歌唱演習⑨ 15 まとめ 評価 響きあう声を育てる発声・表現等のトレーニング。 子どもみんなと一緒に歌う「豊かな表現」の作り方。 〃 発音・共鳴に留意しての合唱表現。 〃 思いを伝えるプロの演奏家の技術に学ぶ。 〃 さらに高い技術を必要とする曲の表現。 〃 思い・願いの表現の仕方のまとめ。 〃 合唱することの喜びを体感。 授業理解度と個人の歌唱力習得度。 基準 評価 授業態度 20 % レポート 方法 その他 80 %( 歌唱試験 ) % 期末試験 % 『新・声楽指導教本』/教育芸術社 教科書 『フェアリーコーラス』/教育芸術社 必要に応じて授業内で指示する。 参考書 履修条件 ・1年次で声楽の授業は終了です。2 年生での学習の基礎をしっかり身につけましょう。 ・自分の声を生かし、自分だけの個性的な表現を大事にしつつ、他との調和もはかれるよう な、そんな表現に挑戦していきましょう。 準備学習 学生支援課を通して確認のこと。 オフィス アワー 声楽ⅡB 科目名 演習 形態 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 高橋喜久子・大畑裕江 開講時期 1年後期 幼免:選択必修 保育士:選択 授業 ・ 前期の授業内容を継続し、より深い理解と実力を個人レッスンによりつけることを目標 とする。 概要 ・ 声楽的な歌唱をより学び幅広いジャンルの曲にもとり組む。 ・ 自然な発声が身につき、独唱の楽しさを感じる。 到達 ・ 自発的表現ができるようになる。 目標 タイトル 回 1 2 後期イントロダクション。前期 後期に学ぶ曲の概説。 の確認。 歌唱演習① 発声、表現等をトレーニング。 3 〃 ② 〃 4 〃 ③ 〃 5 授 業 計 画 内容 保育現場の音楽① 〃 6 7 みんなで歌う「豊かな表現」を感じる。 ② 〃 歌唱演習④ 歌唱力に応じた楽曲を歌う。 8 〃 ⑤ 9 〃 ⑥ 10 〃 ⑦ 11 〃 ⑧ 実技試験曲の選曲。/新春コンサート合唱のパート練習 12 〃 ⑨ 歌詩、旋律の確認。/新春コンサート合唱のパート練習 13 〃 ⑩ 暗譜で表現する。 14 〃 ⑪ 独唱試験を想定して練習。 15 評価 〃 古典歌曲以後の声楽曲の流れを学ぶ。 〃 まとめ・評価・実技試験 独唱表現力の確認。 授業理解度と個人の歌唱力習得度。 基準 評価 授業態度 20 % 方法 その他 80 %( 歌唱試験 ) 教科書 参考書 履修条件 レポート 期末試験 % 『コンコーネ 50 番』/全音 『イタリア古典歌曲集』他/全音 必要に応じて授業内で指示する。 ・芸術コース(音楽)必修科目 次第に声が出てきて歌うことが楽しくなってきます。芸術歌曲はもとより、ジャンルを問 わず楽曲に親しみましょう。 準備学習 オフィス アワー % 学生支援課を通して確認のこと。 音楽理論 科目名 形態 講義 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 町田育弥 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:選択 授業 近代ヨーロッパで確立された音楽理論体系の基礎を学ぶ。また理論的理解の援用のため、歌 唱やリズム練習、鍵盤を用いた試奏、記譜練習などのソルフェージュ的実習も常時継続して 概要 行い、 「器楽Ⅰ」との連動を視野に入れつつ展開していく。 本学の「器楽」 「声楽」の授業において、 「楽譜が読めない」ことがその学習の障壁とならな 到達 いよう、最低限の読譜力を身につけること。また、ピアノ譜、リズム譜、コードネーム付き 目標 ヴォーカル譜、その他簡単なアンサンブル譜など、保育者として触れる機会の多い楽譜を読 みこなし、必要に応じて自分でも作成できるようになること。 タイトル 回 1 2 授 業 計 画 内容 音名と音高、音名順列 日・伊・英 各国語の音名と、その高低の順列、また、 「線」 五線のしくみと音部記号 「間」の概念や音部記号を用いた五線上の音高記譜の原理 を理解する。第3回に書かれている「音名唱」実習は、こ れらと並行して第1回目から第 14 回まで継続して行う。 3 実習「音名唱」 4 音価比率と拍子/リズム-1 5 音価比率と拍子/リズム-2 全音符(休符)~16 分音符(休符)の音価比率を理解する。 第6回目に書かれている「リズム読みと記譜」実習はこれ 6 実習「リズム読みと記譜」 らと並行して第4回目から継続的に行う。 7 音程と音階・変化記号 8 臨時記号と調号 全音/半音の観念から「音程」を理解し、「音程中の音程構 成」の違いから長・短調を判別する。また、調号と調性の ( 「音名唱」はイタリア音名による「固定ド」を用いる) 調と調号 対応関係について理解する。長/短3度の判別も出来るよう にする。 10 総合実習-1 11 総合実習-2 第1~9回までの学習を総括し、実際の楽曲を観察しなが ら、歌唱・リズム練習・鍵盤試弾・記譜などの実習を行う。 12 和音とコードネーム-1 13 和音とコードネーム-2 和音の概念および三種類のコード(メジャー、マイナー、 ドミナントセブンス)の音程構成を理解する。 14 文字表記、その他の記号 イタリア語の「楽語」他、演奏指示に関する記号を学ぶ。 15 まとめ 第 14 回までの総括。質疑応答。試験課題の提示。 9 評価 上記「到達目標」への到達度 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 授業態度 % レポート % 期末試験 50 % その他 50 % ( ①実習における習熟度25% ②授業内で課した提出課題への対応25% ) 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜、ワークシート等を配布する。 「器楽Ⅰ」授業で使用する楽譜類 町田育弥 著『みみをすます』1~4巻:音楽之友社 音楽理論は、知識が身体感覚と結びつかなければ理解できません。つねに試唱や試弾を通し た復習を心がけてください。また、音価比率やリズムの理解には「分数」の概念が必要とな ります。 「約分」 「通分」などの算数の基礎を復習しておきましょう。 掲示等で確認のこと。 国語 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 2単位 単位数 担当 長田真紀 開講時期 1年前期 幼免:必修 保育士:- 学校教育のみならず生活や人生そのものの基盤を培う「国語」の意義や役割を十分理解し、 教育内容を把握する。あわせて、自らの国語能力の向上も図っていく。 概要 「国語」の意義と役割を十分理解した上で、国語教育の重要性とその内容をしっかり把握す 到達 る。実作等を通して「国語」のもつ魅力を感受し、話す・聞く・書く・読むといった具体的 目標 な国語能力をさらに向上させる。また、国語を尊重する姿勢も身につけることを目標とする。 タイトル 回 1 言葉と母国語 人格形成と生きる力についての考察 2 国語とは何か 国民教育としての国語についての考察 3 授 業 計 画 内容 乳幼児期の教育と小学校教育との連 「言葉」の獲得に向けての教育から「国語」教育への 携や交流 繋がりについての解説 4 文字と表記 文字と表記についての解説 5 文章と文体 適切な文章と文体についての解説 6 文法と敬語の基礎 文法と現代社会に必要な敬語の基礎についての解説 7 対話と伝達力 他者との対話や伝達の重要性についての解説 8 作文(生活と結びついた表現) 実作を通して書く力を養う 9 手紙文(文章による対話を楽しむ) 実作を通して他者とのコミュニケーションを楽しむ 10 豊かな言語感覚とその表現 俳句の創作を通して短詩型文学の魅力を味わう 11 12 13 ①俳句 ②朗読 朗読を通して言葉の美しさや魅力を味わう 読解力を養い人生を豊かにする ①児童文学 ②読書習慣 読解力を養い深い人間理解の基礎となる児童文学作 品についての考察 豊かな人生を築くための読書についての考察 14 背後にある文化と伝統 伝統的な言語文化についての解説 15 自覚的な国語能力の向上 大きな意味を有する国語と国語教育についての解説 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 「国語」の意義と役割、そして教育内容を理解し、自らも具体的な国語能力を向上させるこ とができたかどうかを評価基準とする。 授業態度 20 % レポート 50 % 期末試験 その他 30 %( 授業内で指示する課題の内容を評価 ) % 『新しい国語表記ハンドブック』 三省堂編修所/三省堂 『幼稚園教育要領解説』 『保育所保育指針』 『小学校学習指導要領解説 国語編』 『幼稚園と小学校の教育―初等教育の原理―』 /東信堂 本講義を受講するにあたって必要となる基礎知識を有し、各自がこれまで受けてきた国語教 育を振り返りながら、国語教育の重要さを再認識する姿勢をもって履修すること。 授業時に指示する課題をその都度必ず提出すること。特に『幼稚園教育要領解説』と『保育 所保育指針』の「言葉」に関わるところは、事前に読んでから授業に臨むこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 器楽Ⅲ 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 平澤節子 担当 篠澤友子・伊藤あや 2年前期 開講時期 幼免:選択 保育士:選択 器楽Ⅲは、ML 授業によるグループレッスンとピアノによる個人レッスンの両方によって行わ 授業 れる。ML では保育現場で歌われる子どもの歌を中心に学び、個人レッスンでは練習曲及びソ 概要 ナチネ等のピアノ曲を学ぶ。 ・ML では引き続き毎時 1 曲以上の子どもの歌をマスターし、弾き歌いや歌詞はさみなどの 到達 目標 実践力を身につける。 ・個人レッスンでは、ピアノ演奏技術を更に高め、就職試験時に対応できるレパートリーの 獲得を目指す。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 器楽Ⅲについて、春休み課題のチェック 2 子どもの歌とピアノ曲① 『めだかの学校』とバイエル課題等 3 ② 『お花がわらった』とバイエル等課題 4 ③ 『しゃぼん玉』とバイエル等課題 5 ④ 『おばけなんてないさ』とバイエル等課題 6 ⑤ 『アイアイ』とバイエル等課題 7 ⑥ 『とんでったバナナ』とバイエル等課題 8 ⑦ 『さんぽ』とバイエル等課題 9 ⑧ 『小さな世界』とバイエル等課題 10 ⑨ 『世界中の子どもたちが』とソナチネ課題 11 ⑩ 『ちいさい秋みつけた』とソナチネ課題 12 ⑪ 『北風小僧の寒太郎』とソナチネ課題 13 試験曲指導① 14 ② 15 評価 基準 期末試験曲指導(子どもの歌とソナチネ) 〃 まとめ 発表とまとめ ・授業で用いる達成表の課題がマスターできたか、また弾き歌いをする力があるか。 ・表現力をもってピアノ曲を弾きこなす力がついたか。 授業態度 50 % レポート % 期末試験 評価 その他 方法 *演習科目につき、試験だけでなく毎時の課題達成度合いが大切です。 意欲に加え、授業で使用する達成表を重視します。 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 50 % % 『おとなのためのバイエル教本』坂東貴余子・本間正治著 ドレミ楽譜出版社 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 『ML 副教材』 (本学作成) 必要に応じて指示する。 選択科目ではありますが、ピアノの実技力は保育現場では欠かせません。専門職を目指す学 生は、一年次に引き続き履修してください。 授業の他に復習と予習(=練習)をする前提で進められます。 前時の復習と課題練習、次時の予習をして出席してください。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 器楽Ⅳ 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 平澤節子 担当 篠澤友子・伊藤あや 2年後期 開講時期 幼免:選択 保育士:選択 前期同様に、ML 授業によるグループレッスンとピアノによる個人レッスンの両方によって行 授業 われる。ML では保育現場で歌われる子どもの歌とその指導方法を中心に、個人レッスンでは 概要 ピアノ曲を学びながら、初見等就職試験対策も行う。 ・ML では、子どもの歌を学びながら、弾き歌いや歌詞はさみ等実践力を身に付ける。 到達 目標 ・個人レッスンでは、ピアノ演奏技術を高めながら、初見課題に対応できる能力を身に付け る。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 オリエンテーション 器楽Ⅳについて、夏休み課題のチェック 2 子どもの歌とピアノ曲① 『アイスクリームのうた』とピアノ課題 3 ② 『手の平を太陽に』とピアノ課題 4 ③ 『バスごっこ』とピアノ課題 5 ④ 『ジングルベル』とピアノ課題 (初見) 6 ⑤ 『お正月』とピアノ課題 7 ⑥ 『一年生になったら』とピアノ課題 8 ⑦ 『そうだったらいいのにな』とピアノ課題 9 ⑧ 『ドキドキドン!一年生』とピアノ課題 10 ⑨ 『アンパンマンのマーチ』とピアノ課題 11 試験曲指導① 12 ② 〃 13 ③ 〃 14 ④ 〃 15 評価 基準 (初見) (初見) 期末試験指導(子どもの歌とピアノ曲) まとめ 発表とまとめ ・授業で用いる達成表の課題がマスターできたか、また弾き歌いや歌詞はさみを行う力がつ いたか。 ・ピアノによる表現力が身につき、初見力が向上したか。 授業態度 50 % レポート % 期末試験 評価 その他 方法 *演習科目につき、試験だけでなく毎時の課題達成度合いが大切です。 意欲に加え、授業で使用する達成表を重視します。 50 % % 『おとなのためのバイエル教本』坂東貴余子・本間正治著 ドレミ楽譜出版社 教科書 『こどもの歌ベストテン(改訂版) 』坂東貴余子編 ドレミ楽譜出版社 『ML 副教材』 (本学作成) 参考書 必要に応じて指示する。 履修条件 選択科目ではありますが、ピアノの力は保育現場では欠かせません。保育者を目指す皆さん は続けて履修してください。 授業の他に復習と予習(=練習)をする前提で進められます。 準備学習 オフィス アワー 前時の復習と課題練習、次時の予習をして出席してください。 後期は特に就職試験が活発となり、ピアノ曲や弾き歌い、初見等の課題が出されることが多 い為、器楽Ⅳの授業をとおして準備をしていきしょう。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 音楽表現演習 科目名 形態 演 習 卒業:選択 必修 授業 概要 1単位 単位数 担当 町田育弥 開講時期 平成29年度2年後期 幼免:選択 保育士:選択 受講者個々の音楽スキルを最大限に発揮して「何ができるか?」を試みる授業。各自得意な 楽器を持ち寄ってのアンサンブル、合唱、創作音楽あそび....etc. 何をやるかは集まった メンバーの顔ぶれと希望によって決まります。成果は授業時間の枠外に設けた「学内発表」 の機会を設けて公開する他、ボランティアなど学外発表も視野に入れるものとします。 発表機会のタイミングにより、スケジュールが変更になることがあります。 今まで見過ごしていたかも知れない音楽の「面白さ」の様々な可能性を発見すること。まず 到達 自身が真剣に取り組むことで、その面白さを味わい、実感するところから、保育場面におけ 目標 る「音楽」活動に関して自由かつ真に音楽的な発想をもって臨むためのヒントを得ること。 回 タイトル 内容 顔合わせと計画策定 受講者自己紹介と希望に関する自由発言にもとづく討議。 このメンバーでどんな面白い事が出来そうか? について考え 1 る。 授 業 計 画 2 「表現」にむけて-1 3 「表現」にむけて-2 第1回授業時に立てられた計画にもとづき、表現の精度を高める ために必要な練習などを行う。この過程で出て来たアイディアに 4 「表現」にむけて-3 よって、当初計画とは違う内容となることもありうる。 5 「表現」にむけて-4 6 クラス内試演会 7 反省と手直し 8 ブラッシュアップ 9 再演 10 計画策定-2 11 「表現」にむけて-5 第 10 回授業時に立てられた計画にもとづき、表現の精度を高め 12 「表現」にむけて-6 13 「表現」にむけて-7 るために必要な練習などを行う。この過程で出て来たアイディア によって、当初計画とは違う内容となることもありうる。14 回目 14 15 評価 一応「表現」としての完成形として試演してみる。 前回の試演をふまえて、修正箇所を検討する。 修正のための練習など。 修正を加えた状態で再度試演する。 前回の試演をふまえて、次の計画について討議する。 「表現」にむけて-8 を終えたタイミングで別途時間を設けて学内(クラス外)発表を 行う。 振り返りと展望 発表・練習などを振り返り、卒業後の「音楽」との関わり方につ いて考える。レポート課題の提示あり。 上記「到達目標」への到達度。 基準 授業態度 評価 方法 教科書 % レポート その他 ①発表に向けての取り組み姿勢 30 % 40% ②発表のクオリティ、実技の精度 特に指定しない。 参考書 開講後、必要があれば指示する。 履修条件 表現者としての自覚、好奇心、積極性をもって臨むこと。 準備学習 必要に応じて各授業毎に指示する。 オフィス アワー 掲示等で確認のこと。 期末試験 % 30 % 図画工作演習 科目名 形態 演習 単位数 卒業:選択 必修 授業 概要 1単位 担当 笹井弘 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 現場で使えるパネルシアター・エプロンシアター・大型紙芝居のいずれかを制作し発表する。 オリジナル作品を制作する場合時間不足となる可能性が高い。既成作品をコピーする場合で も発表にも重点を置くことから、余り難しい作品は避ける。そのため、教員が作品を推奨す る場合もある。 1、作品を完成させる。 到達 2、制作した作品を使って発表ができる。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 制作する教材を決める、パネルシアター用材料注文 2 制作① 図書館などを利用して制作に必要な資料を集める 3 制作② パネルシアターでは、形をペーパーに移す 4 制作③ エプロンシアターでは、フェルトで登場物を制作する 5 制作④ 紙芝居では、厚紙にアクリル絵の具で着彩する 6 制作⑤ パネルシアターでは、アクリルで着彩後形を切り出す 7 制作⑥ エプロンシアターでは、フェルトで登場物を制作する 8 制作⑦ 紙芝居では、厚紙にアクリル絵の具で着彩する 9 制作⑧ エプロンシアターでは、ポケットを工夫する 10 制作⑨ パネルシアターでは、アクリルで着彩後形を切り出す 11 制作⑩ パネルシアターでは、パネルを作成する 12 自作教材の発表① 発表 13 自作教材の発表② 発表 14 自作教材の発表③ 発表 15 自作教材の発表④ 発表 評価 基準 評価 方法 1、作品を完成させることができた。 2、学生の前で作品を使って十分な発表ができた。 授業態度 10 その他 発表技術 % 40 作品 50 % 期末試験 % 材料費 材料費各自負担:エプロンは各自用意 500-800 円程度。 パネルシアターは 1,500 円程度。 教科書 特になし 「エプロンシアター」 「パネルシアター」 「紙芝居」小学館 いずれも図書館にビデオあり 参考書 履修条件 制作だけでなく発表にも興味があること 準備学習 図書館でパネルシアター・エプロンシアター・大型紙芝居を鑑賞しておく。また、発表方法 のビデオも見ておく。 オフィス アワー 時間割により決定 図工研究室 レクリエーション概論 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 2単位 単位数 担当 吉川美佐子 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:- 自分自身の自由時間活用能力を見極め、社会の一員として自己の持つ力を発揮していくこと が、自身の自由時間を充実させ健康な生活を送るのに有効であることを理解する。 概要 レクリエーション・インストラクターとして、レクリエーションの基礎的な知識の習得と対 到達 象に応じたレクリエーション内容の立案、実践を目標とする。 目標 タイトル 回 1 2 3 4 授 業 計 画 内容 レクリエーション・インストラクター 日本レクリエーション協会の概要説明ならびに資 資格とは 格取得に必要な単位について レクリエーションの基礎理論 ① レクリエーション活動の歴史について 〃 ② レクリエーション支援理論 社会運動とレクリエーションについて ① レク支援と社会福祉について 5 〃 ② レク支援の具体的展開と実践 6 〃 ③ 幼児教育とレク活用について具体的展開と実践 7 8 9 レクリエーション・マネジメント論 〃 ② レクリエーション・サービス論 ① 対象理解について 環境アセスメントについて 企画について 10 〃 ② 企画運営について 11 〃 ③ 企画のプレゼンテーション 12 レクリエーション・支援技術 ① 13 〃 14 振り返り 企画の評価、気づきおよびグループシェアについて 15 今後のレクリエーション活動に向けて 課題に応じたレクリエーション活動の企画書作成 評価 基準 ② ホスピタリティーについて 対人関係スキルについて 生活圏に活かすレクリエーション運動への視点を持ち、レクリエーション・ベネフィットに ついて自分の考えを表すことができるかを評価する。 授業態度 % レポート 30 評価 その他 方法 ・対象者理解とレク企画のプレゼン内容 40% ・対人関係スキルに対する理解度 30% 70 % 期末試験 % % 教科書 特になし 参考書 『レクリエーションの基礎』、 『レクリエーション・ワーク』より適宜参考資料を配布 ・レクリエーション・インストラクター資格取得のための必修科目です。 履修条件 準備学習 オフィス アワー ・自分の自由時間の活用について意識しましょう。豊かな生活創造とは、これまでの自由時 間のすごし方に気づき、主体的生活を創造するところから始まります。インストラクション する前に自分自身の生活を見つめてみましょう。 学生支援課を通して確認の事。 ニュースポーツ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 吉川美佐子 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:選択 授業 参加者全員が楽しむことを目的とした「スポーツ・フォア・オール」の実現を目指し、幼児 から高齢者まで全ての世代に向け、スポーツを媒介とした楽しさを伝えられるスポーツ観を 概要 養う。 到達 全ての年齢層、障害の有無に関わらずスポーツを楽しむ方法を実践し知識を習得する。 目標 タイトル 回 1 2 3 授 業 計 画 ニュースポーツをどう捉えるか スポーツとホスピタリティの関係性。 チャレンジ・ザ・ゲーム①ルールと審判 チャレンジ・ザ・ゲーム種目と実践。 (キャッチ・ザ・スティック、ドリブルリレー) 〃 ② ティーボール① 5 〃 6 ペタンク① 7 〃 ② 9 ② ゲーム(1対1、チーム対抗戦)。 〃 〃 ②ゲーム 基準 ゲーム(シングル バトミントンコート使用) 。 ③ゲーム大会 12 評価 歴史とルール、審判。 ②ルール ダーツ①基本動作 15 ゲーム(状況に応じた工夫)。 歴史と基本ルール・審判(状況に応じた工夫) 。 11 14 歴史と基本ルール・審判。 インディアカ①基本の動き 10 13 (ロープ・ジャンピング、ネット・パス・ラリー、他) 実践から状況に応じた工夫。 4 8 内容 〃 (ダブルス) 。 歴史と基本的ルール、 (グリップとスタンス) 。 グループ戦(点数をつける) ニュースポーツ大会① 〃 楽しいスポーツ大会の企画と実践。 ② 〃 まとめ スポーツ大会企画レポート。 ・スポーツ本来の「楽しむ」を創り出し、人間の行動や集団内に起こる相互作用に気づくこ とができる。 ・スポーツ大会の企画・発表・実践ができる。 評価 授業態度 40 % 方法 その他 30 %( 対人関係能力 ) 教科書 参考書 レポート 30 % 期末試験 % 各種目のルールブックなど、適宜授業内で配布する。 必要に応じて指示する。 レクリエーション・インストラクター資格取得のための必修科目です。 履修条件 積極的に他者との関わりをもち、企画能力を身につけましょう。 支援者として他者との関わり方、アプローチの仕方、またアシストをどの様に出来るかを考 準備学習 えましょう。 学生支援課を通した対応(授業前後の対応可能) オフィス アワー レクリエーション実技 科目名 形態 実技 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 吉川美佐子 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:選択 授業 レクリエーション・ワークを支援者の立場に立って学習する。レクリエーションの主体であ る対象者とどう関わるか、体験的に支援スキルを身につけていく。参加者の表情が変わり、 概要 相互作用が起こるプロセスを見極める力を育てあう。 到達 レクリエーション支援者としてあらゆる状況に応じた判断能力と支援ができる知識・実践工 目標 夫を身につける。 タイトル 回 1 レクリエーション運動のねらいと支援 支援の目的を考える(状況判断)。 2 レクリエーション活動の体験 ① アイスブレイクとは(小人数-1対1~3対3) 3 4 5 授 業 計 画 内容 6 7 8 9 10 11 12 〃 ② 活動状況に応じた支援実践 〃 ① (集団-グループごと) アクションの起こし方 (場所、年令に応じた工夫) 〃 ② (使用具、人数に応じた工夫) レクリエーション活動援助の企画① 〃 対象者の理解と援助工夫の仕方。 ② (事例に添って企画し実践をする)。 目的に合わせたレク支援体験と振り返り① 〃 目的状況課題に応じたプログラムの作成。 ② 対象にあわせたレク支援体験と振り返り① 〃 〃 対象者状況課題に応じたプログラムの作成。 ② グループワーク・トレーニング① 発表・実践・改善。 〃 発表・実践・改善。 自分とメンバーに対する気づき。 13 〃 ① グループのプロセスと自己の位置づけ。 14 〃 ② 組織・グループに対しての気づきと役割。 15 評価 基準 まとめ 授業のふり返り レクリエーション援助者の立場でレクリエーションを捉えること。そのための対象者理解と 状況判断能力を評価する。 評価 授業態度 40 % レポート 30 方法 その他 30 %( 支援姿勢と気づき ) % 期末試験 % 必要に応じ授業内で適宜資料を配布する。 教科書 必要に応じて指示する。 参考書 履修条件 レクリエーション・インストラクター資格取得のための必修科目です。 自ら活動を楽しもうとする積極的姿勢を常に持てる事。 準備学習 自分自身が健康で豊かな時間活用ができる事、レクリエーション支援者として他者との関わ りを大切にできる事。 オフィス アワー 学生支援課を通した対応。 基礎音楽 科目名 形態 講義 卒業:選択 必修 授業 概要 到達 目標 回 授 業 計 画 2単位 単位数 担当 町田育弥 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 1年前期の「音楽表現指導法」の最初に提示した主題、すなわち「音楽をその真の意味をふ まえて再定義する」視点に立ち返り、演奏や歌唱など諸活動の分析、楽曲分析や創作を通し て考察を深めてゆく。 音楽について、様々な事象との関連において深く考察する姿勢を身につけること。現時点に おける自身の音楽観を明確にすること。 タイトル 内容 1 オリエンテーション 本授業の趣旨、目的についての詳細な解説と質疑応答。 2 動作・言葉・無音を聴く 日常の様々な行為や事象に「音楽」を見いだす試み。 3 楽譜とは何か? 楽譜・人・音楽の関係について考察する。 4 「歌う」って何してるの? 5 「弾く」って何してるの? 6 「読む」って何してるの? 7 研究発表ガイダンス 自身の演奏行為を詳細に分析した研究発表に向けての解説。 8 研究発表 受講生個々による研究発表。 9 楽曲分析(歌曲) 数編の歌曲を例に「歌詞と音像の関係」の視点で分析する。 10 楽曲分析(器楽曲) 講師作のピアノ小品を「作る立場」から分析する。 11 楽曲分析(管弦楽曲) オーケストラスコアの観察。「仕掛け」について考える。 12 創作ガイダンス 13 創作実習-1 何らかの音楽的事件を起こす「仕掛け」を作ることを、 「創作」 と位置づけ、その可能性を探りつつ着手する。 14 創作実習-2 創作の途中経過報告と個々へのアドヴァイス 15 創作実習-3 同上 評価 歌う、弾く、(楽譜を)読む、などの行為における音楽の在処、 音楽発現の可能性について考察する。 上記「到達目標」への到達度。 基準 授業態度 評価 方法 % レポート その他 60 % (①各単元における考察の深度 30% % 期末試験 40 ②研究発表-1のクオリティ 30%) (期末試験は「創作実習」作品のプレゼンテーションとする。) 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜、抜き刷り資料などを配布する。 教科書 開講後、必要があれば指示する。 参考書 何に対しても批判的視点と冷静な観察態度をもって臨むこと。 履修条件 必要に応じて授業毎に指示する。 準備学習 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 オフィス アワー % 楽典 科目名 形態 講義 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 堀井園実 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 1年前期の「音楽理論」の学習を基により広範な事柄を学び、ソルフェージュの精度を高め ることや、演奏における楽曲理解につなげていく。また、2年前期の「和声法」履修に必要 概要 な基礎知識を学ぶ。座学と実習により、知識と身体感覚の結びつきを確認しつつ学習する。 到達 目標 1)完全・長・短・増・減 など、各種音程を理解する。 2)各種三和音、七の和音、九の和音の音程構成を理解し、聴き分けられるようにする。 3)調号と調の対応や近親調関係を理解する。 4)単純・複合・混合 各種拍子における合理的で正確なリズム記譜の力を身につける。 5)各種音部記号や移調楽器の記譜法を学び、様々な形態の譜表に対応できるようにする タイトル 回 1 音程の定義と種類-1 完全・調・短・増・減 など音程の種別や正確な判別法につい 2 音程の定義と種類-2 て学ぶ。 3 和音-1 各種三和音、七の和音、九の和音について、その音程構成や「位 置」「展開」の概念を学ぶ。 4 授 業 計 画 内容 和音-2 また、基本的なコードネームについて学ぶ。 5 各種の調-1 6 各種の調-2 2回にわたって、調と調号の関係、五度圏の概念、近親調関係 について学ぶ 7 小テスト 1~6回の学習事項の理解度の確認と講評、質疑応答。 8 リズム記譜-1 9 リズム記譜-2 各種拍子のリズム記譜について学ぶ。また「同時は垂直」とい う記譜の大原則を遵守した正確なリズムアンサンブル譜を作 10 様々な譜表 各種アンサンブル譜やスコアの書式やハ音記号の用例を学ぶ。 11 移調楽器 代表的な移調楽器とその記譜について学ぶ。 12 スコアの観察 10~11 回の内容をふまえ、各種のスコアを観察、試聴する。 13 各種楽語 曲想、速度、奏法などに関する楽語について学ぶ。 楽曲形式 舞曲、ソナタ、組曲などの楽曲様式や各種合奏形態について、 鑑賞を含めて学ぶ。 試験ガイダンス 試験課題の提示と質疑応答。 14 15 評価 基準 評価 方法 成する。 上記「到達目標」への到達度 授業態 % レポート % 期末試験 % 40 その他 ① 授業時の小課題における理解度 40 % ② 授業への取り組み姿勢 20 % 教科書 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜等を配布する。 参考書 開講後、必要があれば指示する。 履修条件 学習内容が広範囲にわたるため、必ず復習をして理解を積み上げる努力を惜しまないこと。 準備学習 オフィス アワー 必要に応じて各授業毎に指示する。 掲示等で確認のこと。 ソルフェージュⅠ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 町田育弥 開講時期 1年前期 幼免:選択 保育士:- 授業 下記「到達目標」のために必要な実習を行う。実習は、視唱、聴音、演奏、身体運動、楽曲 分析、理論学習、創作など多岐にわたるが、内容は学生個々の能力を見て考慮するので、こ 概要 こに詳細を記すことはできない。毎回学生個々に個別の課題を与えることもあり得る。 1)単純な楽案を楽譜から音像として読み取り、歌唱や演奏で表現できるようになること。 到達 2)聴き取った単純な楽案を楽譜として正確に表記できること。 目標 3)様々な楽案を、理論的な裏付けを意識しつつ聴いたり読んだりできるようになること。 タイトル 回 1 2 3 授 業 計 画 内容 経験・習熟度チェック-1 個々の学生の知識・能力を把握し、授業の進め方について話し 合う。また、個々に必要な日常学習について指示する。 経験・習熟度チェック-2 第1回の聴き取りに基づく小テスト。 理論-1 実習-1 前回の小テスト結果に基づき、理論的知識の確認と、それに関 連した実習を行う。 4 理論-2 実習-2 同上 5 実習-3 ここまでのまとめ。次ステップ提示と予備学習。 6 理論-3 実習-4 第5回までの学習を前提にスキルアップを図る。 7 実習-5 同上 8 実習-6 同上 9 理論-4 実習-7 第8回までの学習を前提にスキルアップを図る。 10 実習-8 同上 11 実習-9 同上 12 アンサンブル 各自が「できること」による初見アンサンブルを行なう。 13 試験ガイダンス 前期試験の課題提示と解説。質疑応答。 14 模擬テスト 前期試験と同等の課題を提示し、力試しを行う。 15 まとめと復習 模擬テストの結果に基づき、必要な補習を行う。 評価 上記「到達目標」への到達度。 基準 評価 方法 授業態度 その他 % 60 レポート % 期末試験 40 % % (①授業時に提示する課題への取組30% ② 自身の内的聴覚に対する自覚度30% ) 教科書 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜、ワークシート等を配布する。 参考書 開講後、必要があれば指示する。 履修条件 ソルフェージュは「自覚」が全てであり「習って」できることはひとつもありません。 音や楽譜を媒体として我が身に起こるあらゆる事象を、克明に、徹底的に「自覚しつくす」 ことを課題として受講してください。宿題として課された課題には全力で取り組むこと。 準備学習 掲示等で確認のこと。 オフィス アワー ソルフェージュⅡ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 町田育弥 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 前期ソルフェージュⅠからの継続学習。前期の成果を基盤とし、さらなるスキルアップを図 る。また、同時開講の「楽典」との関連により、さまざまな事象を、理論的な裏付けをとも 概要 なって理解してゆく。 1)簡単な重唱など、平易なアンサンブルが初見で行えるようになること。 到達 目標 2)記譜の基礎技術を修得し、様々なスタイルの譜表に簡単な楽案を正確に書けるようにな ること。 3)調やハーモニーを意識した表現の工夫が出来るようになること。 タイトル 回 1 2 授 業 計 画 内容 弾き歌い-1 複声楽曲の1パートを弾き、その他の声部を歌う練習や、 弾き歌い-2 単旋律の歌唱声部をリズム叩きを伴って歌う練習を行う。 これにより、対声や対リズムとの関係を感じながら、より 立体的な音像把握が出来るように意識を高めていく。この 3 リズム付き歌唱-1 4 リズム付き歌唱-2 5 弾き歌い-3 1~2回の復習。さらに、簡単な和音奏を伴った歌唱課題 6 弾き歌い-4 により、和声との関連において旋律を感じる練習を行う。 7 重唱-1 8 重唱-2 二声部による重唱練習。初見においても対声部への関心を もち、全体像への想像力を働かせながら行う。 9 暗譜と記譜-1 10 暗譜と記譜-2 簡単な旋律を暗記した上で記譜する練習。まず、7~8回 で使用した楽曲を用いて行い、次に新曲によって行う。 11 創作実習−1 与えられた単旋律をもとに重唱を創作する。 12 創作実習−2 自身オリジナルのリズムアンサンブルを創作する。 13 試験ガイダンス 後期試験の課題提示と解説。質疑応答。 14 模擬テスト 後期試験と同等の課題を提示し、力試しを行う。 15 まとめと補習 模擬テストの結果に基づき、必要な補習を行う。 評価 練習は5回目以降も継続的に実施する。 上記「到達目標」への到達度。 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 授業態度 % レポート その他 ① 実習における習熟度 25% % 期末試験 50 ② 授業内で課した課題提出に対する対応 % 25% 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜、ワークシート等を配布する。 開講後、必要があれば指示する。 前期よりも内容が高度になるため、授業で扱う課題の事前練習が必須となります。また、創 作においては、 「授業中に作る」のではなく、予め準備してきたものの提示を求めることにな るので、そのつもりで取り組んでください。 掲示等で確認のこと。 和声法 科目名 講義 形態 2単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 町田育弥 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:- 授業 「読む・書く・聴く・弾く・歌う」を通して和声法の基礎知識を学ぶ。西洋古典和声の基礎 概念である「調・和音度・機能」について知ることと並行して、コードネームに関する知識 概要 を深め、即興奏などに結びつけてゆく。 到達 1)和音の「配置」 「連結」の原則や、「機能」 「カデンツ」の意味を理解する。 2)演奏や鑑賞に際して、和声的構造に興味・関心をもって取り組むセンスを身につける。 目標 3)鍵盤上で、単純な旋律に自力で和声付けをして演奏出来る能力を身につける。 タイトル 回 1 和音度と機能 2 カデンツ 3 実作品から抽出した単純なモデルを観察しながら、この3回でお およその基礎知識を理解する。方法としては、片手三声による鍵 盤試奏を徹底して行う。また、この段階で和音度表記法も学習す る。 4 配置の原則 和音の「位置」とバスラインの重要性について学ぶ。 5 バスと上三声 鍵盤で「左1:右3」の密集体試奏。 6 授 業 計 画 連結の原則 内容 様々なドミナントと借用 左記につき、1~5回までの復習を兼ねた実習で学ぶ。 和音 7 総合実習-1 8 総合実習-2 1~6回の内容の復習。鍵盤奏の反復練習により習熟度を高め る。また、より複雑なコードの表記について学ぶ。 9 様々なコード表記 コードの分数表記や同種異記の例について学ぶ。 10 和声付け-1 コードや和音度が付記された旋律への和声付け実習。 11 和声付け-2 コードや和音度が付記されていない旋律への和声付け実習。 12 楽曲分析-1 第1回目は講師による和声分析の講義。 13 楽曲分析-2 第2回目は受講生による課題曲分析の発表とする。 1~13 回の内容と習熟度を考慮し、必要と思われる実習課題を 総合実習-4/試験ガイダ 課す。また、試験内容について説明する。 15 ンス 14 評価 基準 総合実習-3 上記「到達目標」への到達度。 評価 授業態度 方法 その他 教科書 参考書 履修条件 % ① 各単元における習熟度 30% % 期末試験 ② 13 回目授業における発表 40 % 30% 特に指定しない。必要に応じてレジュメ、楽譜、ワークシート等を配布する。 開講後、必要があれば指示する。 1年次の「音楽理論」の授業内容を完全に理解していること。 各回の授業で学習した事項は、常に試奏を通して身体感覚として身につくよう、徹底して復 習すること。 準備学習 オフィス アワー レポート 掲示等で確認のこと。 ピアノ表現Ⅰ 科目名 演習 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 1単位 担当 平澤節子・堀井園実 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:- バロック期、古典派、ロマン派の作品や練習曲などを個人レッスンで学びながら、表現力を 更に高める。加えて保育現場で歌われる子どもの歌の伴奏や弾き歌い指導も行う。 概要 ピアノの技術を更に磨き、楽曲を通じて楽典及び時代様式への理解を深め、それを演奏に反 到達 映できる表現力を身につける。また、子どもの歌の伴奏や弾き歌い、歌詞はさみ等の保育技 目標 術力の向上も目指す。 タイトル 回 1 基礎訓練と古典派① 練習曲と並行して、古典派ソナタを作曲様式ととも 2 ② に学ぶ。また、教育実習Ⅱの前には、保育現場で歌わ 3 ③ 4 ④ れる子どもの歌を、弾き歌いや歌詞はさみを含めて 学ぶ。 5 授 業 計 画 内容 バロックと古典派① バッハ(多声音楽)の様式と奏法を学びながら、並行 して古典派ソナタを学ぶ 6 ② 〃 7 ③ 〃 8 ④ 〃 9 期末試験に向けて① 10 ② 〃 11 ③ 〃 12 ④ 〃 13 ⑤ 〃 14 ⑥ 15 評価 試験曲を選定し、試験に向けたレッスンを行う 試験を想定しながら、ステージ練習を行う まとめ 発表とまとめ 実技習得度により判断する。 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 授業態度 その他 50 % レポート 期末試験 50 % % 個人の進度に合わせて、授業内で指示する 必要に応じて授業内で指示する。 芸術コース(音楽)科目 演習科目においては、復習と予習(=練習)が非常に大切です。 また二年生になると、演奏の機会が多くなります。オープンキャンパスでのミニコンサート、 学海祭秋のコンサート、新春コンサートに出演できるように、練習を積み重ねていきましょ う。 オフィス アワー % オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 ピアノ表現Ⅱ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 平澤節子・堀井園実 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 古典派、ロマン派、近現代の曲を個人レッスンで学びながら、期末試験では卒業演奏として、 個々に定めた楽曲を演奏する。また、個々の進路に合わせて、保育現場で行われる子どもの 概要 歌や就職試験曲の指導を行う。 今までに習得したピアノの技術や知識を演奏に反映させながら、卒業演奏に相応しい表現力 到達 豊かな発表を目指す。また、二年間のピアノ演習で得た技術を、保育現場や音楽指導の場面 目標 で活かせるよう、応用力を身に付ける。 タイトル 回 1 授 業 計 画 内容 基礎訓練とロマン派・近現代① ツェルニーやモシュコフスキー等の練習曲と、 2 ② ロマン派・印象派・近現代作品の作曲様式とその奏法を 3 ③ 学ぶ。また、子どもの歌も継続して学ぶ。 4 ④ 5 卒業演奏に向けて① 6 ② 〃 7 ③ 〃 8 ④ 〃 9 ⑤ 〃 10 ⑥ 〃 11 ⑦ 〃 12 ⑧ 〃 13 ⑨ 〃 14 ⑩ 15 評価 試験曲を選定し、試験に向けたレッスンを行う 試験を想定しながら、ステージ練習を行う まとめ 発表とまとめ 技術習得度により判断する。 基準 評価 方法 教科書 参考書 授業態度 その他 50 % レポート % 期末試験 50 % % 個人の進度に合わせて、授業内で指示する。 必要に応じて指示する。 芸術コース(音楽)科目 履修条件 準備学習 学海祭秋のコンサートや新春コンサートが行われる二年間の総まとめの時期です。それぞれ の得意な作曲家やその作品を、より深く追求し演奏に反映できるよう、日々の練習を大切に してください。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 オフィス アワー 声楽表現Ⅰ 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 高橋喜久子・大畑裕江 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:- 授業 ・ 声楽表現の実力を高めること。それぞれの進路に合わせて、それぞれが課題をクリアす る。 概要 ・ イタリア古典歌曲から発展させ力に応じてポピュラーソング、ミュージカル等個性に合 わせて学ぶ。 ・ より歌唱力をレベルアップさせる。 到達 ・ 様々なジャンルの曲も自由に表現できるようにする。 目標 タイトル 回 1 進路相談とレッスンの組み立て他。 個々の歌唱力を確認。 2 教材の選択、レッスン計画を立てる。 曲目の設定計画をする。 それぞれの進度に合わせたレッスン① ベッリーニ、ドナウディ、ドニゼッティを中心に選 3 授 業 計 画 内容 曲。 4 〃 ② 〃 5 〃 ③ 〃 6 〃 ④ 〃 7 〃 ⑤ 〃 8 子どもたちの歌を含む、広がりのある ポピュラーソング、アニメソング、ミュージカルソ レッスン① ングから選曲。豊かな表現を目指す。 9 〃 ② 〃 10 〃 ③ 〃 11 独唱で表現する事を踏まえてのレッス 自らクラッシック外の曲を選曲してみる。 ン① 〃 12 13 14 15 評価 ② 前期発表への準備① 〃 歌詞、旋律の確認。 暗譜で表現する。 ② 独唱試験を想定して練習。 まとめ 独唱表現の楽しみと確認。 授業理解度と実技習得度。 基準 評価 授業態度 20 % 方法 その他 80 %( 歌唱試験 ) 教科書 参考書 履修条件 レポート 期末試験 % 『新 声楽指導教本』/教育芸術社、『女子音楽カンターレ』/音楽の友社 『コンコーネ50番』/全音、他、進度に応じて適宜指示する。 必要に応じて授業内で指示する。 2 年生となり、声楽の深い理解を期待します。 様々なジャンルの歌を楽しく歌うことによって歌唱力をレベルアップしていきましょう。 準備学習 オフィス アワー % 学生支援課を通して確認のこと。 声楽表現Ⅱ 科目名 形態 演習 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 高橋喜久子・大畑裕江 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 ・ 2年間のまとめとして、ステージ発表を密度の高い内容にする。 ・ 近代イタリア歌曲から、オペラアリア等、個々の力に応じて学ぶ。 概要 ・ ジャンルを問わず、レパートリーを広げる。 ・2年間学んできた「正しい発声」、 「自然な声の出し方」で、声楽的歌唱による「豊かな表 到達 現力」を実践し、 「歌への自発的な意欲」を持つ。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 声楽表現Ⅰのふりかえり 1年次に身についた歌唱力を感じてみる。 2 ステージ発表へのレッスン① 「自分の声」「表現力」を振り返り、選曲する。 3 〃 ② 4 〃 ③ 5 〃 ④ 6 〃 自由に歌唱表現してみる。 〃 個人の進度に合わせてレッスン① トスティの歌曲を中心に学ぶ。 7 〃 ② 〃 8 〃 ③ 〃 9 〃 ④ 〃 10 最終発表への準備① 11 〃 ② 歌詞、旋律の確認。/新春コンサート合唱のパート練習 12 〃 ③ 暗譜で表現する。 /新春コンサート合唱のパート練習 13 〃 ④ 14 〃 ⑤ 15 評価 曲目決定(自発的に選曲) 。 〃 独唱試験を想定して練習。 まとめ・評価・実技試験 2年間の成果の確認。 授業理解度と実技習得度。 基準 評価 方法 教科書 授業態度 20 % レポート その他 80 %( 歌唱試験 ) % 期末試験 % 『声楽指導教本』/教育芸術社・『女子音楽カンターレ』/音楽の友社 『コンコーネ50番』/全音 他、程度に応じて適宜指示する。 必要に応じて授業内で指示する。 参考書 履修条件 2 年生となり、声楽の深い理解を期待します。 様々なジャンルの歌を楽しく歌うことによって歌唱力をレベルアップしていきましょう。 準備学習 オフィス アワー 学生支援課を通して確認のこと。 素描 科目名 演習 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 1単位 担当 笹井弘 開講時期 1年後期 幼免:選択 保育士:- 観察力を養い造形的形態を把握し表現する。 (描写力によってはこの限りではない) 概要 1、観察力の大切さを理解しそれを養う。 到達 2、造形的形態の把握と描画ができる。 目標 3、素描における質および色彩表現ができる。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 素描の概説 2 幾何形態素描① 形態および自然の道理の理解(鉛筆) 3 幾何形態素描② 形態および自然の道理の理解(鉛筆) 4 ガラスビンの素描① 形態と質の理解と把握(鉛筆) 5 ガラスビンの素描② 形態と質の理解と把握(鉛筆) 6 人体部分石膏素描① 動きを含む造形的形態の把握(鉛筆) 7 人体部分石膏素描② 動きを含む造形的形態の把握(鉛筆) 8 手の素描① 表情を表現するための絵画的形態表現(コンテ) 9 手の素描② 表情を表現するための絵画的形態表現(コンテ) 10 鳥の素描① 動きを含む形態と質と色彩の把握(鉛筆) 11 鳥の素描② 動きを含む形態と質と色彩の把握(鉛筆) 12 鳥の素描③ 動きを含む形態と質と色彩の把握(鉛筆) 13 静物組み合わせ① 構図、形態、質、色彩の把握と描写(鉛筆) 14 静物組み合わせ② 構図、形態、質、色彩の把握と描写(鉛筆) 15 静物組み合わせ③・まとめ 構図、形態、質、色彩の把握と描写(鉛筆) 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 1、造形的形態観察ができる。 2、形態が正確に把握できる。 3、質や色彩の表現技術を習得した。 態度 10 % 作品 90 % 期末試験 その他 特になし 特になし 「デッサン上達法」視覚デザイン研究所 他(図書館にあり) 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 芸術コース(美術)必修 特になし 時間割による 図工研究室 絵画 科目名 演習 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 1単位 担当 笹井弘 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:- 静物画を油彩で表現する。 (経験度によってこの限りではない) 概要 1、表現内容を明確にすることができる。 到達 2、表現内容に適した表現方法が選択できる。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 油彩画の歴史と表現方法の解説 2 静物画エスキースを制作① 構図、素描、手頃な描画材で下絵を作成する 3 静物画エスキースを制作② 同上、キャンバス下地作成 4 静物画制作① 全体の空間把握をする 5 静物画制作② マティエールを意識し準備する 6 静物画制作③ 着彩、樹脂の使い方を学ぶ 7 静物画制作④ 着彩 8 静物画制作⑤ 着彩 9 静物画制作⑥ 着彩 10 静物画制作⑦ 着彩 11 静物画制作⑧ 着彩 12 静物画制作⑨ 着彩 13 静物画制作⑩ 着彩 14 静物画制作⑪ 着彩 15 静物画制作⑫ 講評 着彩・講評 評価 基準 評価 方法 1、表現内容が明確か。 2、表現方法が優れているか。 態度 10 % 作品 90 % 期末試験 その他 材料費 特になし 教科書 特になし 「油絵初級レッスン」 「水彩初級レッスン」視覚デザイン研究所(いずれも図書館にあり) 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 芸術コース(美術)必修 美術鑑賞の機会を作る。 時間割による 図工研究室 工芸入門 科目名 演習 形態 卒業:選択 必修 授業 1単位 単位数 担当 笹井弘 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 各種の工芸制作体験をとおして基礎的表現力と技術を習得する。実用性を重視しながら意匠 性も取り入れる。 概要 1、 ステンドグラスでは、デザイン、ガラス切断、ガラスの接合方法を習得する。 到達 目標 2、陶芸では、ひも作りによる基本技術のほか、たたら作り、電気ろくろでの制作を目標に する。また、意匠性にも配慮する。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 工芸史・工芸運動概説 2 ステンドグラス①(特別講師) 特別講師による制作指導・ガラスの切り出し 3 ステンドグラス②(特別講師) 特別講師による制作指導・組み立て・接着 4 陶芸① ひも作りで湯呑と皿の制作 5 陶芸② ひも作りで湯呑と皿の制作 6 陶芸③ ひも作りで湯呑と皿の制作 7 陶芸④ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 8 陶芸⑤ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 9 陶芸⑥ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 10 陶芸⑦ たたら作りで皿とマグカップの制作 11 陶芸⑧ たたら作りで皿とマグカップの制作 12 陶芸⑨ たたら作りで皿とマグカップの制作 13 陶芸⑩ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 14 陶芸⑪ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 15 陶芸⑫ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 1、表現方法および技術を習得できたか。 2、意匠性も取り入れることができたか。 態度 10 % 作品 その他 特になし 特になし 「はじめての陶芸」日本文芸社 参考書 履修条件 芸術コース(美術)必修 準備学習 特になし オフィス アワー 時間割による 図工研究室 90 % 期末試験 デザイン入門 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 笹井弘 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 アメリカンキルトパッチワークの小物入れの制作や平面作品制作をとおして構成力や色彩 表現方法を習得する。ただし、希望により工芸入門における陶芸分野やエコアプローチ造形 概要 における木育教材分野を深めることも可能である。 1、平面作品では、表現内容をより深め表現方法も習得する。 到達 2、陶芸では、菊練りや制作前の準備・段取りも理解する。 目標 3、木育教材では、制作をとおして木や自然物に対する知識と理解を深める。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 アメリカンキルトパッチワーク① 特別講師による小物入れの制作 2 アメリカンキルトパッチワーク② 特別講師による小物入れの制作 3 平面、陶芸、木育教材の各分野の ・平面は、前期科目「絵画」を継続あるいは新たな作 4 制作① 品制作のための下絵、下地作成などを行う 5 制作② 油絵の具・溶き油・キャンバス等の表現材料の知識を 6 制作③ 習得し、表現方法を深める 7 制作④ ・陶芸は、後期科目「工芸」における器類の制作に加 8 制作⑤ え、陶芸の準備・段取り・菊練を体験する 9 制作⑥ 基本技術のひも作りを深め、柚薬の種類や焼成窯の使 10 制作⑦ 用方法も習得する 11 制作⑧ ・木育では、後期科目「エコアプローチ造形」での制 12 制作⑨ 作物を継続して制作する。あるいは、新たな作品作り 13 制作⑩ のための図面や材料の準備をする 14 制作⑪ 木だけでなく様々な自然物を環境啓発教材として制作 15 制作⑫・まとめ する 評価 基準 評価 方法 1、平面では、表現内容を深めることができた。 2、各分野で基本的な技術を習得できた。 態度 10 % 作品 その他 材料費 特になし 教科書 特になし 特になし 参考書 履修条件 芸術コース(美術)必修 準備学習 特になし オフィス アワー 時間割による 図工研究室 90 % 期末試験 エコアプローチ造形 科目名 演習 形態 卒業:選択 必修 授業 1単位 単位数 担当 笹井弘 開講時期 2年後期 幼免:選択 保育士:- 与えられた課題演習をとおして、自然を生態学的視点で観察し自然の構造や見立てなどから 造形表現へのアプローチを試みる。また、木育教材の制作も試みる。 概要 1、さまざまな角度からの自然観察の大切さを知る。 到達 2、自然観察から造形につながる感性と思考方法を習得する。 目標 3、木育についての概略を学ぶ。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 木育の目的と方法について 2 木育教材について考える 資料集めと制作物の検討 3 木育教材の制作① 材料集め 4 木育教材の制作② 木材から大まかな形を切り出す 5 木育教材の制作③ 木材から大まかな形を切り出す 6 木育教材の制作④ 細部の工作 7 木育教材の制作⑤ 細部の工作 8 木育教材の制作⑥ 細部の工作 9 木育教材の制作⑦ 着彩 10 自然物利用の作品制作① 自然を五感を使って感じられる作品制作に取り組む 11 自然物利用の作品制作② 松かさの構造を利用した作品作り 12 自然物利用の作品制作③ 松かさの構造を利用した作品作り 13 自然物利用の作品制作④ 松かさの構造を利用した作品作り 14 自然物利用の作品制作⑤ つくばねを利用し作品作り 15 自然物利用の作品制作⑥・講評 つくばねを利用し作品作り 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 1、観察から造形へ意欲的に取り組めた。 2、さまざまな思考方法を試みた。 態度 10 % その他 さまざまな思考方法を試みたか 特になし 特になし 特になし 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 作品 芸術コース(美術)必修 特になし 時間割による 図工研究室 50 % 40 期末試験 % 絵画Ⅰ 科目名 演習 形態 単位数 卒業:選択 必修 授業 1単位 担当 笹井弘 開講時期 平成29年度2年前期 幼免:選択 保育士:- 静物画を油彩で表現する。 (経験度によって内容はこの限りではない) 概要 1、表現内容を明確にできる。 到達 2、表現内容に適した表現方法が選択できる。 目標 3、油彩画の基本的技術を習得する。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 油彩画の歴史と表現方法の解説 2 静物画エスキースを制作① 構図、素描、手頃な描画材で下絵を作成する 3 静物画エスキースを制作② 同上、キャンバス下地作成 4 静物画制作① 全体の空間把握をする 5 静物画制作② マティエールを意識し準備する 6 静物画制作③ 着彩、絵の具について解説 7 静物画制作④ 着彩、溶剤について解説 8 静物画制作⑤ 着彩、樹脂につて解説 9 静物画制作⑥ 着彩 10 静物画制作⑦ 着彩 11 静物画制作⑧ 着彩 12 静物画制作⑨ 着彩 13 静物画制作⑩ 着彩 14 静物画制作⑪ 着彩 15 静物画制作⑫ 講評 着彩 講評 評価 基準 評価 方法 1、表現内容が明確か。 2、表現方法が優れているか。 態度 10 % 作品 90 % 期末試験 その他 材料費 特になし 教科書 特になし 「油絵初級レッスン」 「水彩初級レッスン」視覚デザイン研究所(いずれも図書館にあり) 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 芸術コース(美術)必修 美術鑑賞の機会を作る。 時間割による 図工研究室 絵画Ⅱ 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 笹井弘 開講時期 平成29年度2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 油絵作品制作をとおして表現内容を深め、表現方法や技術の向上を目指す。ただし、希望に より陶芸や木育教材研究を深めるためにこの科目を使うことも可能である。 概要 希望がある場合は、特別講師によるアメリカンキルトパッチワークの授業を設定する。 1、平面作品では、表現内容をより深め表現方法も習得する。 到達 2、陶芸では、菊練りや制作前の準備・段取りも理解する。 目標 3、木育教材では、制作をとおして木や自然物に対する知識と理解を深める。 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 平面、陶芸、木育教材の各分野の ガイダンス 2 制作① ・平面は、前期科目「絵画」を継続あるいは新たな作 3 制作② 品制作のための下絵、下地作成などを行う 4 制作③ 油絵の具・溶き油・キャンバス等の表現材料の知識を 5 制作④ 習得し、表現方法を深める 6 制作⑤ 必要に応じて鑑賞を行う 7 制作⑥ ・陶芸は、後期科目「工芸」における器類の制作に加 8 制作⑦ え、陶芸の準備・段取り・菊練を体験する 9 制作⑧ 基本技術のひも作りを深め、柚薬の種類や焼成窯の使 10 制作⑨ 用方法も習得する 11 制作⑩ ・木育では、後期科目「エコアプローチ造形」での制 12 制作⑪ 作物を継続して制作する。あるいは、新たな作品作り 13 制作⑫ のための図面や材料の準備をする 14 制作⑬ 木だけでなく様々な自然物で環境啓発教材として制作 15 制作⑭・まとめ する 評価 基準 評価 方法 1、平面では、表現内容を深めることができたか 2、各分野で基本的な技術を習得できたか 態度 10 % 作品 90 % 期末試験 その他 材料費 特になし 教科書 特になし 特になし 参考書 履修条件 芸術コース(美術)必修 「絵画Ⅰ」を習得している者 準備学習 特になし オフィス アワー 時間割による 図工研究室 陶芸 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 笹井弘 開講時期 平成29年度2年後期 幼免:選択 保育士:- 授業 各種の工芸制作体験をとおして基礎的表現力と技術を習得する。実用性を重視しながら意匠 性も取り入れる。 概要 希望者がいれば、特別講師によるステンドグラス制作を設定する。 1、陶芸では、ひも作りによる基本技術のほか、たたら作り、電気ろくろでの制作を目標に 到達 する。また、意匠性にも配慮する。 目標 タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 工芸史・工芸運動概説 2 陶芸① ひも作りで湯呑と皿の制作 3 陶芸② ひも作りで湯呑と皿の制作 4 陶芸③ ひも作りで湯呑と皿の制作 5 陶芸④ ひも作りで湯呑と皿の制作 6 陶芸⑤ ひも作りで湯呑と皿の制作 7 陶芸⑥ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 8 陶芸⑦ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 9 陶芸⑧ ひも作りでコーヒーカップと皿のセットの制作 10 陶芸⑨ たたら作りで皿とマグカップの制作 11 陶芸⑩ たたら作りで皿とマグカップの制作 12 陶芸⑪ たたら作りで皿とマグカップの制作 13 陶芸⑫ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 14 陶芸⑬ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 15 陶芸⑭ 電気ろくろで皿と湯呑の制作 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 1、表現方法および技術を習得できたか。 2、意匠性も取り入れることができたか。 態度 10 % 作品 その他 特になし 特になし 「はじめての陶芸」日本文芸社 参考書 履修条件 芸術コース(美術)必修 準備学習 特になし オフィス アワー 時間割による 図工研究室 90 % 期末試験 木育教材研究 科目名 演習 形態 卒業:選択 必修 授業 1単位 単位数 担当 笹井弘 開講時期 平成29年度2年後期 幼免:選択 保育士:- 木育の目的や方法を考察する。木や自然物を生態学的視点で観察し自然の構造や見立てなど から造形表現へのアプローチを試みる。 概要 1、さまざまな角度からの自然観察の大切さを知る。 到達 2、自然観察から造形につながる感性と思考方法を習得する。 目標 3、木育教材の制作する タイトル 回 授 業 計 画 内容 1 授業ガイダンス 木育の目的と方法について 2 木育教材について考える 資料集めと制作物の検討 3 木育教材の制作① 材料集め 4 木育教材の制作② 木材から大まかな形を切り出す 5 木育教材の制作③ 木材から大まかな形を切り出す 6 木育教材の制作④ 細部の工作 7 木育教材の制作⑤ 細部の工作 8 木育教材の制作⑥ 細部の工作 9 木育教材の制作⑦ 着彩 10 自然物利用の作品制作① 自然を五感を使って感じられる作品制作に取り組む 11 自然物利用の作品制作② 松かさの構造を利用した作品作り 12 自然物利用の作品制作③ 松かさの構造を利用した作品作り 13 自然物利用の作品制作④ 松かさの構造を利用した作品作り 14 自然物利用の作品制作⑤ つくばねを利用し作品作り 15 自然物利用の作品制作⑥・講評 つくばねを利用し作品作り 評価 基準 評価 方法 材料費 教科書 1、観察から造形へ意欲的に取り組めたか。 2、さまざまな思考方法を試みたか。 態度 10 % その他 さまざまな思考方法を試みたか 特になし 特になし 特になし 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 作品 芸術コース(美術)必修 特になし 時間割による 図工研究室 50 % 40 期末試験 % 町田育弥・笹井弘・長田真紀・市東賢二・ 基礎ゼミナール 科目名 担当 平澤節子・長櫓涼子・大谷誠英・酒井真由子・ 吉田美奈・山本一生・堤裕美 形態 演習 単位数 卒業:必修 必修 授業 概要 1単位 1年後期 開講時期 幼免:選択 保育士:- 基礎ゼミナールは、少人数指導を通して保育者に必要な学びを深めていくことを目的に設置 されている。学生は各担当教員の指導に沿って、保育技術の習得、各自の問題意識に基づい た研究への取り組み、社会的スキルの向上に努める。 到達 ・専門職としての保育者に必要な社会常識を身に付ける。 目標 ・専門職としての保育者に必要な学びの態度を身に付ける。 タイトル 回 1 2 授 業 計 画 内容 オリエンテーション 基礎ゼミナールの進め方について 保育者に必要な学び 専門職としての保育者に必要となる学びの在り方について 理解する。 3 保育者に必要な社会常識と マナー 専門職としての保育者に必要となる社会常識とマナーにつ いて理解する。 4 基礎的な保育技術① 保育技術を習得する。手遊びなど 5 基礎的な保育技術② 保育技術を習得する。絵本・紙芝居など 6 基礎的な保育技術③ 保育技術を習得する。制作など 保育実践および教材研究① 保育実践・教材の研究を行う。表現・言葉にかかわる活動な ど 8 保育実践および教材研究② 保育実践・教材の研究を行う。体を動かす活動など 9 保育実践および教材研究③ 保育実践・教材の研究を行う。人間関係にかかわる活動など 10 保育実践および教材研究④ 保育実践・教材の研究を行う。環境にかかわる活動など 11 研究の方法① 研究の進め方について理解する。 研究の方法② 研究をする上での視点や先行研究の重要性等について理解 する。 研究テーマの設定 各自の研究テーマを考える。 研究の進め方 研究を進める上で必要となる資料・情報の収集等について理 解する。 保育現場での研究の生かし方 各自が選んだ研究テーマが保育現場でどう生かせるかを考 7 12 13 14 15 察する。 基準 保育者になるために必要な学びのあり方を理解し、その態度が備わったのか。 社会人として現場に適した社会常識をもってゼミナールに参加することができたのか。 評価 授業態度 50 % 方法 その他 50 %( ゼミナールで提示された課題 ) 評価 レポート % 期末試験 教科書 『上田女子短期大学実習ガイドブック』 、ゼミ教材費 1,500 円(画用紙、折り紙等) 参考書 特になし 履修条件 各ゼミ担任の指示に従い、積極的にゼミに参加できること。 準備学習 教材研究や保育技術の実践など各ゼミナールで指示された課題について事前学習を行って おくこと。ゼミナールは高校までのホームルームの時間とは異なり、授業の一つとなります。 大学での学びの基本は、自分自身で課題を見つけ、積極的に追及していくという姿勢にあり ます。基礎ゼミナールを通して学びの基本を身に付けましょう。 オフィス アワー % 各担当教員のオフィスアワーを確認すること。 科目名 卒業研究ゼミナールⅠ 演習 形態 1単位 卒業:必修 必修 授業 概要 到達 目標 回 1 2 授 業 計 画 単位数 3 4 5 6 7 8 担当 町田育弥・笹井弘・長田真紀・市東賢二・ 平澤節子・長櫓涼子・大谷誠英・酒井真由子・ 吉田美奈・山本一生・堤裕美 開講時期 2年前期 幼免:選択 保育士:必修 保育にかかわるテーマを中心に、教育、福祉、心理、音楽、美術、体育などの分野について 自分自身の研究テーマを決め、個人あるいはグループにより研究を進める。研究の方法、研 究に対する姿勢を身につける。 ・自分自身の研究テーマを設定し、そのテーマに沿って研究を進めることができる。 ・テーマに沿った適切な資料収集・情報収集ができる。 ・調べた内容を所定の形式にまとめることができる。 タイトル 内容 研究を行う意義 自ら学び研究を進めることの意義を確認しつつ、卒業研究ゼ ミナールの進め方について理解する。 保育にかかわるテーマ群への 保育にかかわるテーマにはどのようなものがあるのか、情報 理解 媒体やディスカッションを通して理解する。 研究テーマの設定① 自分自身が進めていく研究テーマを設定する。 研究テーマの設定② 自分自身が進めていく研究テーマを設定し、発表しあう。 研究を進める上でのモラル 研究を進める上で求められるモラルについて理解する。 研究方法の理解① 文献や資料の収集の仕方について学び、実際に調べる。 研究方法の理解② 調査した内容のまとめ方について理解し、実際にまとめる。 研究方法の理解③ アンケートや聞き取り調査の方法について学ぶ。 9 研究方法の理解④ 数値や統計の処理の仕方について学ぶ。 10 論文の構成① 11 論文の構成② 12 13 14 15 評価 基準 論文の構成について基本的な理解を得る。 自分自身のテーマを論文の形式にあてはめ、構成を考える。 発表・ディスカッション① 各自が調べまとめた内容を発表し、ディスカッションを行 う。 発表・ディスカッション② 各自が調べまとめた内容を発表し、ディスカッションを行 う。 発表・ディスカッション③ 各自が調べまとめた内容を発表し、ディスカッションを行 う。お互いに評価しあう。 研究テーマの省察 授業を通して深めた研究テーマについて省察を行い、よりよ いものにする。 ①目的をもって意欲的に研究に取り組めたか。 ②研究を進める上での基本的事項を理解し発表資料を作成できたか。 授業態度 % レポート % 期末試験 その他 % (研究への意欲・態度 40%、提出物 30%、発表 30%の割合で点数化し、評価を行う。) 教科書 ゼミ担当教員の指示する書籍・資料 評価 方法 参考書 ゼミ担当教員の指示に従うこと。 履修条件 準備学習 オフィス アワー 前年度の卒業研究集を一読し、自分が卒業研究で取り組みたいテーマを明確にしておくこ と。研究によって新しい知識を得て、よりその知識を深め、充実した卒業研究にしましょ う。また、その研究を通して一つの問題をあらゆる角度から考える方法を学び、普遍的立場 から物事を判断する能力を身につけましょう。 科目名 演習 形態 必修 授業 概要 到達 目標 回 1 2 3 4 5 6 授 業 計 画 卒業研究ゼミナールⅡ 7 8 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 担当 町田育弥・笹井弘・長田真紀・市東賢二・ 平澤節子・長櫓涼子・大谷誠英・酒井真由 子・吉田美奈・山本一生・堤裕美 開講時期 1単位 2年後期 卒業:必修 幼免:選択 保育士:必修 「卒業研究ゼミナールⅠ」に引き続き、各自の研究テーマを深化させ、その成果を論文 にまとめる。論文の作成を通して、研究の方法、研究に対する姿勢を学び、調査・分 析・考察によって明らかにしたことを適切な表現方法を用いて発表する。 ・研究テーマを論文にまとめることができる。 ・研究テーマをプレゼンテーションすることができる。 タイトル 内容 オリエンテーション 卒業研究を論文にまとめ発表するまでの道筋 について確認する。 研究指導① 各自研究テーマを確認し、論文作成・発表ま での展望を構想する。 研究指導② 活用する資料についての理解を深める。 研究指導③ 設定したテーマと現代社会とのかかわりにつ いて考察する。 研究指導④ 先行研究の視点について理解を深める。 研究指導⑤ 先行研究の視点について理解を深め、各自の 視点と比較する。 研究指導⑥ データ資料の見方について理解を深める。 研究指導⑦ 論文のまとめ方について理解を深める。 単位数 研究指導⑧ 各自の研究テーマをもとに論文の構成につい て省察する。 グループワーク・ディスカッション① お互いの研究内容について理解を深め、意見 を交換する。 グループワーク・ディスカッション② お互いの研究内容について理解を深め、意見 を交換する。 プレゼンテーションの方法 プレゼンテーションの方法について学ぶ。 研究発表① 研究テーマについて発表を行う。 研究発表② 研究テーマについて発表を行う。 総評 研究発表を振り返り、各自の研究テーマにつ いて再度省察を行う。 ①目的を持って意欲的に研究に取り組めたか。 ②研究テーマを追究し、その結果を論文としてまとめることができたか。 ③適切な方法で発表を行えたか。 授業態度 % レポート % 期末試験 % その他 % (研究への意欲・態度40%、論文30%、発表30%で点数化し、評価を行う。) 教科書 ゼミ担当教員の指示する書籍・資料 評価 方法 参考書 ゼミ担任の指示に従うこと。 履修条件 準備学習 オフィス アワー 夏季休暇の間に、研究に必要な文献を読了しておくこと。 充実した卒業研究を作成しましょう。また、研究を通して一つの問題を多角的に考える 方法を学び、広い視野から物事を判断する能力を身につけましょう。 各担当教員のオフィスアワーを確認すること。 保育・教職実践演習(幼) 科目名 演習 形態 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 単位数 担当 酒井真由子・吉田美奈 開講時期 2年後期 幼免:必修 保育士:- 2年間の幼児教育・保育に関する学修を振り返り、自己の課題を明確にするとともに、卒 業前に模擬保育等を通じて、保育の実践的指導力がどれくらい身についているかを確認す ることを目指す。 1.履修カルテに記録された学習の履歴を通じて、自己の課題を明確に理解する。 到達 2.実践可能な指導計画を立案し、模擬保育を実践する。 目標 3.保育の現代的課題について、現職教諭の講義等を通じて理解する。 1 タイトル イントロダクション 内容 本授業の概要・目的を理解する。 2 これまでの学修の評価 履修カルテを用いて自分の課題を知る。 3 対人関係・社会性について① 社会性に関する自分の傾向性を知る。 回 4 5 授 6 業 7 計 8 画 9 職場における様々な対人関係について理解する(グループワ ーク) 。 保育者としての使命感や職 保育者の職務について理解する(現職幼稚園教諭の講義)。 務の理解 保育内容についての理解 園生活と保育内容との関連について検討する。 (ケース・メソ ッド) 模擬保育の準備① 模擬保育の実施方法を説明する。あわせてグループごとに模 擬保育のねらいや内容について検討する。 〃 ② グループごとに指導案を作成し、教材研究を行う。 〃 ② 模擬保育実践① 第 1 グループが模擬保育を実践する。 〃 ② 第 2 グループが模擬保育を実践する。 10 11 模擬保育の振り返り 12 子どもの学び・成長の理解① 遊びの中にある子どもの学びについて理解する。 〃 13 14 15 模擬保育を振り返り、自分のグループの課題を知る。 ② クラス経営について 子ども同士のトラブルと保育者の関わりについて検討する。 クラスをまとめることと個性を尊重することについて理解す る。 保育者に求められる力量・資質とは何か考える。 総括 評価 1.履修カルテに記録された学習の履歴を通じて、自己の課題を説明できるか。 2.実践可能な指導計画を立案し、模擬保育を実践することができたか。 基準 3.保育の現代的課題について、理解し説明できるか。 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 授業態度 % レポート % 期末試験 % その他 100 % ( 提出課題30%・模擬保育の指導計画立案及び実践50%・平常点20%) 『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針原本』 参考資料は、授業時に配布する。 これまでに記録した履修カルテにもとづいて、自己の課題を明確にし、苦手分野についての振 り返りを行います。また、模擬保育を通して、実践的指導力の最終的な確認を行います。履修 カルテを必ず持参し、模擬保育においては園児役、保育者役、評価者役としてそれぞれ真剣に 取り組むことを望みます。 『幼稚園教育要領』・『保育所保育指針』の全文を精読し、現代の保育者に求められる資質・能 力について、自分なりの考えをまとめておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 教育実習 科目名 形態 講義・実習 単位数 5単位 卒業:選択 必修 担当 酒井真由子・平澤節子・山本一生 開講時期 1・2年通年 幼免:必修 保育士:- 授業 学内における授業および事前指導で学習する幼児教育の理論、幼稚園教諭の職務内容、観察 の方法および保育技術等に基づき、幼稚園での実習において幼稚園教育の実際を体験的に学 概要 ぶことにより、幼稚園および幼稚園教諭の役割や子どもへの理解を深め、幼稚園教諭として の資質を伸ばす。実習で学んだ事柄は事後指導でふりかえりを行う。 到達 目標 ・教職の意義を理解し、責任をもって教育を行うことができる。 ・十分な教材理解を行い、適切な教育指導を行うことができる。 ・授業で学んだ知識・技術を現場で活用することができる。 タイトル 回 1 ガイダンス 教職の意義と教育実習について理解する。 2 教育実習Ⅰ事前指導① 教育実習の意義と目標について理解する。 3 教育実習Ⅰ事前指導② 教育実習の手続きと準備について理解する。 教育実習Ⅰ事前指導③~④ 幼稚園の役割と教育課程、幼稚園教諭の職務について理解す る。 5 教育実習Ⅰ事前指導⑤~⑥ 実習記録・指導計画の方法について理解する。 6 教育実習Ⅰ 幼稚園で教育実習を行う。 (2 週間) 教育実習Ⅰ事後指導 幼稚園での教育実習についてふりかえりを行い、園からの評 4 授 業 計 画 内容 7 価をもとに担当教員の指導を受ける。 8 教育実習Ⅱ事前指導① 教育実習Ⅰをふまえ実習生が各自実習の目的を設定する。 9 教育実習Ⅱ事前指導② 幼稚園の役割について理解を深める。 10 教育実習Ⅱ事前指導③ 実習記録・指導計画の方法について理解を深める。 11 教育実習Ⅱ事前指導④ 幼稚園教諭の役割について理解を深める。 12 教育実習Ⅱ事前指導⑤ 責任実習について理解する。 13 教育実習Ⅱ 幼稚園で教育実習を行う。 (2 週間) 14 教育実習Ⅱ事後指導① 幼稚園での教育実習についてふりかえりを行う。 教育実習Ⅱ事後指導② 幼稚園での教育実習についてふりかえりを行い、園からの評 価をもとに担当教員の指導を受ける。 15 評価 基準 ガイダンスおよび事前事後指導への参加態度、実習日誌の記載状況、指導計画など実習園へ の提出物の状況、実習園からの評価を総合的に評価する。 授業態度 評価 方法 % レポート % 期末試験 % その他 100 % ( ガイダンスおよび事前事後指導への参加態度20%・実習園からの評価60%・ 実習記録の記載内容20% ) *以上の評価を教育実習Ⅰ・Ⅱでそれぞれ行い、総合点を抽出する。 教科書 「上田女子短期大学実習ガイドブック」 「幼稚園教育要領」 「Step by Step」 (ガイダンス時に配布) 参考書 担当教員の指示に従うこと。 履修条件 教育実習を通して教職の意義を理解します。幼稚園教育の意義と方法についてしっかりと学 びましょう。 準備学習 オフィス アワー 幼稚園教育要領を精読しておくこと。事前指導で指示される課題(読みきかせの実技、指導 計画の立案等)について、各自取り組むこと。 各担当教員のオフィスアワーを確認すること。 保育実習Ⅰ(保育所) 科目名 形態 実習 卒業:選択 必修 授業 概要 2単位 単位数 担当 長櫓涼子・大谷誠英・吉田美奈 開講時期 1年後期・2年前期 幼免:選択 保育士:必修 本科目は、実習園(保育所)での実習科目である。実習を行うためには、「保育実習Ⅰ(保 育所)事前指導」に 14 回出席し、幼児教育学科の実習許可会議によって実習を許可される ことが必要である。 1.保育所の役割や機能を具体的に理解する。 到達 目標 2.観察や子どもとのかかわりを通して子どもへの理解を深める。 3.既習の教科の内容を踏まえ、子どもの保育及び保護者への支援について総合的に学ぶ。 4.保育の計画、観察、記録及び自己評価について具体的に理解する。 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学ぶ。 タイトル 回 1 保育所の役割と機能の理解① 〃 2 3 授 業 計 画 内容 保育所の生活と一日の流れを知る ② 保育所保育指針の理解と保育の展開を知る 観察を通じた子ども理解① 子どもの観察とその記録によって子どもを理解する 4 〃 ② 子どもの発達過程を理解する 5 〃 ③ 子どもへの援助やかかわりを実践する 6 保育内容・保育環境の理解① 保育の計画に基づく保育内容を実施する 7 〃 ② 子どもの発達過程に応じた保育内容を理解する 8 〃 ③ 子どもの生活やあそびと保育環境の関連を理解する 9 〃 ④ 子どもの健康と安全を守る方法を理解する 10 保育の計画・観察・記録① 〃 11 12 保育課程と指導計画の理解と活用 ② 記録に基づく省察・自己評価 専門職としての保育士の役割と職業倫理① 保育士の業務内容の理解 13 〃 ② 職員間の役割分担や連携の理解 14 〃 ③ 保育士の役割と職業倫理の理解 15 まとめ まとめ 1.保育所の生活に参加し、乳幼児への理解が深まったか。 評価 基準 2.保育所の機能への理解が深まったか。 3.保育士としての基礎的な資質・能力・技術を習得することができたか。 以上の観点から実習園の園長が評価するとともに、実習日誌の内容及び手続き等から、保育 技術及び職業倫理の修得の程度を実習委員会が評価する。 授業態度 評価 方法 % レポート % 期末試験 % その他 100 % (実習園による評価60%・実習委員会による評価40%の割合で点数化し 総合的に評価する。 ) 教科書 『保育所保育指針』、 『実習ガイドブック』 上田女子短期大学 参考書 『教育・保育実習のデザイン』 萌文書林 履修条件 「保育実習Ⅰ(保育所)事前事後指導」15 回(事前指導 14 回、事後指導 1 回)を受けること が実習履修の要件である。 また、本学幼児教育学科において定める実習実施基準を履修の条件とする。 準備学習 オフィス アワー 保育実習Ⅰ(保育所)の関連ガイダンスにもれなく出席し、保育士資格取得に必要な手続きを 済ませておくこと 実習指導室にて随時対応 科目名 保育実習Ⅰ(保育所)事前事後指導 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 長櫓涼子・大谷誠英・吉田美奈 開講時期 1年後期・2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 本科目は、保育実習Ⅰ(保育所)を実施するために必要な事前の知識・技術の習得を目指す とともに、実習に必要となる書類の準備や、人権の尊重、守秘義務の厳守等、実習生として 概要 の心構えの確認を行う授業である。15 回の事前事後指導すべてに出席することが、保育実習 Ⅰ(保育所)実施の条件である。 1.保育実習の意義・目的を理解する 2.実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。 到達 3.実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護、守秘義務等について理解す 目標 る。 4.実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。 5.事後指導を通して実習の総括と自己評価を行い、課題や学習目標を明確にする。 タイトル 回 1 保育実習Ⅰに向けて 教育実習Ⅰの振り返りを行い、自らの課題を確認する 2 保育実習の意義 保育実習Ⅰ(保育所)の目的と内容理解 3 実習の内容と課題の明確化① 実習園の理解 実習課題の明確化(目的作成について) 〃 4 授 業 計 画 内容 ② 各自の実習課題を明確にする(実習目的の添削) 5 保育所における子どもの理解 子どもの発達段階と保育所における生活(1~3 月の姿) 6 保育技術① 様々な保育技術について 時案の作成について 7 8 9 10 〃 ② 絵本の読み聞かせの実践 観察と記録の方法① 〃 観察の種類とその目的 記録の取り方について ② 実習日誌の書き方について 実習に際しての留意事項① 子どもの人権と最善の利益への配慮、職業倫理、プラ イバシーの保護と守秘義務について 11 〃 ② 実習園での事前打ち合わせについて 12 〃 ③ 実習生としての心構え(身だしなみ、健康管理など) 13 〃 ④ 訪問地図作成にあたって 14 実習直前指導 実習に向けた最終確認 15 事後指導 ワークシートによる自己評価及び実習園による評価の伝達 評価 基準 1.社会人としてふさわしい常識と意欲を持って事前指導に臨めたか。 2.実習で必要とされる保育技能の修得に取組み、実践できたか。 3.保育士に求められる職業倫理について説明できるか。 評価 授業態度 50 % 方法 その他 50 % レポート % 期末試験 % ( 課題・提出物 ) 教科書 『実習ガイドブック』上田女子短期大学、『保育所保育指針ハンドブック』学研 参考書 『教育・保育実習のデザイン』萌文書林 本授業を受講するためには、教育実習Ⅰを履修済みであること。また、本学幼児教育学科に おいて定める実習実施基準が、保育実習Ⅰ(保育所)実施の条件となります。 履修条件 準備学習 オフィス アワー なお、15 回目の実習事後指導は、実習園での 11 日間の保育実習を行った学生のみが出席で きます。保育実習Ⅰが何らかの事情で中止となった学生は、本科目の単位認定も行われない ので注意すること。 保育実習Ⅰ(保育所)の関連ガイダンスにもれなく出席し、保育士資格取得に必要な手続きを 済ませておくこと 実習指導室にて随時対応 保育実習Ⅰ(施設) 科目名 形態 実習 単位数 2単位 卒業:選択 必修 担当 大谷誠英・市東賢二・吉田美奈 開講時期 1年後期・2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 本科目は、児童福祉施設または知的障害者施設での実習科目である。実習を行うためには、 「保育所実習Ⅰ(施設)事前指導」に 14 回出席し、幼児教育学科の実習許可会議によって 概要 実習を許可されることが必要である。 1.児童福祉施設の役割や機能を具体的に理解する。 到達 目標 2.観察や入所児(者)とのかかわりをとおして入所児(者)への理解を深める。 3.既習の教科の内容を踏まえ、入所者への支援について総合的に学ぶ。 4.支援の計画、観察、記録及び自己評価等について具体的に理解する。 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学ぶ。 タイトル 回 1 施設の役割と機能① 2 〃 3 計画と記録 ① 4 〃 ② 5 授 業 計 画 内容 施設の生活と一日の流れ ② 施設の役割と機能 支援計画の理解と活用 記録に基づく省察・自己評価 専門職としての保育士の役割と倫理① 保育士の職業倫理 6 〃 ② 保育士の業務内容 7 〃 ③ 専門職としての保育士の役割 8 〃 ④ 職員間の役割分担や連携 9 利用児(者)理解① 10 〃 11 利用児(者)の観察とその記録 ② 個々の状態に応じた援助やかかわり 養護内容・生活環境① 計画に基づく活動や援助 12 〃 ② 利用児(者)の心身の状態に応じた対応 13 〃 ③ 利用児(者)の活動と生活の環境 14 〃 ④ 健康管理、安全対策の理解 15 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 まとめ まとめ 1.社会福祉施設の生活に参加し、施設及び利用児(者)への理解が深まったか。 2.保育士としての基礎的な資質・能力・技術を習得することができたか。 以上の観点から実習施設の長が評価するとともに、実習日誌の内容及び手続き等から、保育 技術及び職業倫理の修得の程度を実習委員会が評価する。 授業態度 % レポート 期末試験 % その他 100 % 実習施設による評価60%、実習委員会評価40%の割合で点数化し、総合的に評価する。 『実習ガイドブック』上田女子短期大学 『教育・保育実習のデザイン』萌文書林 「保育実習Ⅰ(施設)事前事後指導」15 回を受けることが実習履修の要件である。 また、本学幼児教育学科において定める実習実施基準を履修の条件とする。 準備学習 オフィス アワー % オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 保育実習Ⅰ(施設)事前事後指導 科目名 演習 形態 1単位 単位数 卒業:選択 必修 担当 大谷誠英・市東賢二・吉田美奈 開講時期 1年後期・2年前期 幼免:選択 保育士:必修 授業 本科目は、保育実習Ⅰ(施設)を実施するために必要な事前の知識・技術の習得を目指す とともに、実習に必要となる書類の準備や、人権の尊重、守秘義務の厳守等、実習生として 概要 の心構えの確認を行う授業である。15 回の事前事後指導すべてに出席することが、保育実習 Ⅰ(施設)実施の条件である。 1.保育実習の意義・目的を理解する 2.実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。 到達 3.実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護、守秘義務等について理解す 目標 る。 4.実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。 5.事後指導を通して実習の総括と自己評価を行い、課題や学習目標を明確にする。 タイトル 回 1 オリエンテーション 実習及び実習事前指導の概要 2 保育実習の意義① 実習内容の基礎理解 〃 3 4 授 業 計 画 内容 ② 利用児(者)の人権と最善の利益について 実習の内容と課題の明確化① 実習施設の種類、職員についての理解 5 〃 ② 利用児(者)の理解 6 〃 ③ 福祉施設における保育士の役割 7 〃 ④ 本実習の目的・課題の確認 8 〃 ⑤ 実習テーマの設定 9 実習の計画と記録① 実習における計画と実践 10 〃 ② 実習における観察 11 〃 ③ 記録の方法 12 実習に際しての留意事項① 13 〃 14 実習事後指導 15 〃 評価 基準 ② プライバシーの保護と守秘義務 実習生としての心構え グループワークによる振り返り 評価伝達及びワークシートよる振り返り 1.社会人としてふさわしい常識と意欲を持って事前指導に臨めたか。 2.実習で必要とされる技能の修得に取組み、実践できたか。 3.保育士に求められる職業倫理について説明できるか。 評価 授業態度 50 % レポート 方法 その他 50 %( 課題・提出物 ) 教科書 『実習ガイドブック』上田女子短期大学 参考書 『教育・保育実習のデザイン』萌文書林 % 期末試験 % 本授業を受講するためには、教育実習Ⅰを履修済みであることが必要です。また、本学幼児 教育学科において定める実習実施基準が、保育実習Ⅰ(保育所)実施の条件となります。 履修条件 また 14、15 回目の実習事後指導は、実習園での 11 日間の保育実習を行った学生のみが出席 できます。保育実習Ⅰが何らかの事情で中止となった学生は、本科目の単位認定も行われな いので注意すること。 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 準備学習 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 科目名 形態 必修 授業 概要 平澤節子・長櫓涼子・堤裕美 単位数 実習 2単位 2年 卒業:選択 幼免:選択 保育士:選択必修 本科目は、実習園(保育所)での実習科目である。実習を行うためには、原則として 「保育所実習Ⅰ」をすべて履修済みであるとともに、「保育実習Ⅱ事前指導」に 14 回出 席し、幼児教育学科の実習許可会議によって実習を許可されることが必要である。 担当 開講時期 1.保育所の役割や機能について具体的な実践を通して理解を深める。 2.子どもの観察や関わりの視点を明確にすることを通して保育の理解を深める。 3.既習の教科や保育実習Ⅰの経験を踏まえ、子どもの保育及び保護者支援について総合的に学ぶ。 4.保育の計画、実践、観察、記録及び自己評価等について実際に取り組み、理解を深める。 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解する。 6.保育士としての自己の課題を明確化する。 到達 目標 回 1 2 3 4 5 6 7 授 業 計 画 保育実習Ⅱ 8 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 タイトル 保育所の役割や機能の具体的展開① 〃 ② 観察に基づく保育理解① 〃 ② 〃 ③ 子どもの保育に関する理解① 〃 ② 保護者・家庭・地域との連携① 〃 ② 内容 養護と教育が一体となって行われる保育の理解 保育所の社会的役割と責任の理解 子どもの心身の状態や活動の観察 保育士等の動きや実践の観察 保育所の生活の流れや展開の把握 環境を通して行う保育の理解 生活・あそびを通して総合的に行う保育の理解 子どもの保護者及び地域の子育て家庭への支援 地域社会との連携 指導計画の作成・実践① 保育課程に基づく指導計画の作成 〃 ② 計画・実践・省察・評価と保育の過程の理解 〃 ③ 指導計画に基づく保育実践と評価 保育士の業務と職業倫理① 多様な保育の展開と保育士の業務 〃 ② 保育士の職業倫理 今後の課題の把握 自己の課題の明確化 1.実習を通して保育の理論と技術を総合的に学ぶことによって、保育士としての資 質・能力・技術を習得することができたか。 2.子育て支援に関する基礎的知識及び技能を身につけることができたか。 以上の観点から実習園の園長が評価するとともに、実習日誌の内容及び手続き等から、 保育技術及び職業倫理の修得の程度を実習委員会が評価する。 授業態度 % レポート % 期末試験 その他 100 % (実習園による評価60%・実習委員会による評価40%の割合で点数化し 総合的に評価する。) 『保育所保育指針』、『実習ガイドブック』 上田女子短期大学 『教育・保育実習のデザイン』 萌文書林 「保育実習Ⅱ事前事後指導」15 回を受けることが実習履修の要件である。 また、本学幼児教育学科において定める実習実施基準を履修の条件とする。 保育所保育指針を精読し、保育者に求められる資質・能力について、自分なりの考えを まとめておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 オフィス アワー % 科目名 形態 必修 授業 概要 1.保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。 2.実習や既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育実践力を培う。 3.保育の観点、記録及び自己評価を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学 ぶ。 4.保育士の専門性と職業倫理について理解する。 5.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明 確にする。 到達 目標 回 1 2 3 4 5 6 7 授 業 計 画 担当 保育実習Ⅱ事前事後指導 平澤節子・長櫓涼子・堤裕美 単位数 開講時期 演習 1単位 2年 卒業:選択 幼免:選択 保育士:選択必修 本科目は、保育実習Ⅱを実施するために必要な事前の知識・技術の習得を目指すととも に、実習に必要となる書類の準備や、人権の尊重、守秘義務の厳守等、実習生としての 心構えの確認を行う授業である。15 回の事前事後指導すべてに出席することが、保育実 習Ⅱ実施の条件である。 8 タイトル 保育実習Ⅱの意義① 〃 ② 実習生と子どもとのかかわり① 〃 ② 〃 ③ 保育における計画・観察・記録① 〃 ② 〃 ③ 〃 9 10 11 12 13 14 15 評価 基準 評価 方法 教科書 参考書 履修条件 準備学習 オフィス アワー 〃 〃 保育実践力の育成① 〃 ② 保育士の専門性と職業倫理 内容 実習の意義・目的・内容の理解について学ぶ 自己の課題の明確化を図る 実習生と子どもとのかかわりのあり方を理解する 子どもの最善の利益への配慮について考察する 自己覚知ワークを通して今の自分を知る 実習の計画と記録について学ぶ 「教養」と「教育」を理解する 指導計画と指導案作成の意義について学ぶ ④ 保育所保育指針の要点を理解する ⑤ ⑥ 日誌の書き方について実践的技術を身に付ける 時案の書き方について実践的技術を身に付ける 保育の表現技術を生かした保育実践を学ぶ 子どもの状態に応じた適切なかかわりを考察する 保育所の役割と機能から見た保育士の専門性と職業倫理を理 解する 事後指導 ワークシートによる自己評価と評価伝達の実施 1.社会人としてふさわしい常識と意欲を持って事前指導に臨めたか。 2.実習で必要とされる保育技能の修得に取組み、実践できたか。 3.保育士に求められる職業倫理について説明できるか。 授業態度 その他 50 50 % レポート % 期末試験 % %( 課題・提出物 ) 『保育所保育指針』、『実習ガイドブック』上田女子短期大学 『保育所保育指針ハンドブック』学研 『教育・保育実習のデザイン』萌文書林 本授業を受講するためには、原則として保育実習Ⅰをすべて履修済みであることが必要で す。また、本学幼児教育学科において定める実習実施基準が、保育実習Ⅱ実施の条件とな ります。また 15 回目の実習事後指導は、実習園での 11 日間の保育実習を行った学生の みが出席できます。保育実習Ⅱが何らかの事情で中止となった学生は、本科目の単位認定 も行われないので注意すること。 保育所保育指針を精読し、保育者に求められる資質・能力について、自分なりの考えを まとめておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 保育実習Ⅲ 科目名 形態 実習 単位数 2単位 卒業:選択 必修 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 2年通年 幼免:選択 保育士:選択必修 授業 本科目は、児童福祉施設等での実習科目である。実習を行うためには、原則として「保育所 実習Ⅰ」をすべて履修済みであるとともに、 「保育所実習Ⅲ事前指導」に 13 回出席し、幼児 概要 教育学科の実習許可会議によって実習を許可されることが必要である。 1.児童福祉施設等(保育所以外)の役割や機能について実践を通して、理解を深める。 到達 目標 2.家庭と地域の生活実態にふれて、児童家庭福祉及び社会的養護に対する理解をもとに、保護 者支援、家庭支援のための知識、技術、判断力を養う。 3.保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解する。 4.保育士としての自己の課題を明確化する。 タイトル 回 1 保育士の職業倫理 ① 利用者の最善の利益への配慮 2 〃 ② プライバシーの保護と守秘義務 3 〃 ③ 利用者の人権の尊重 4 児童福祉施設等の役割と機能 ① 〃 5 6 授 業 計 画 内容 保育士の多様な業務の理解 児童福祉施設の役割の理解 ② 児童福祉施設の機能の理解 ① 利用者への身体的ケア 7 〃 ② 利用者への精神的ケア 8 施設における支援の実際 ① 受容し、共感する態度 9 〃 ② 個人差や生活環境に伴う子どものニーズの把握と子ども理解 10 〃 ③ 多様な専門職との連携 11 〃 ④ 利用者の家族への支援と対応 12 〃 ⑤ 地域社会との連携 13 〃 ⑥ 個別支援計画の作成と実践 14 観察及び記録 記録に基づく省察・自己評価 15 自己課題の明確化 保育士としての自己課題の明確化 1.社会福祉施設の生活に参加し、施設及び利用児(者)への理解が深まったか。 評価 基準 2.保育士としての基礎的な資質・能力・技術を習得することができたか。 以上の観点から実習施設の長が評価するとともに、実習日誌の内容及び手続き等から、保育 技術及び職業倫理の修得の程度を実習委員会が評価する。 授業態度 評価 方法 % レポート % 期末試験 その他 100 % 実習園による評価60%、実習委員会による評価40%の割合で点数化し、 総合的に評価する。 教科書 『実習ガイドブック』 上田女子短期大学 参考書 『教育・保育実習のデザイン』 萌文書林 履修条件 「保育実習Ⅲ事前事後指導」15 回を受けることが実習履修の要件である。 また、本学幼児教育学科において定める実習実施基準を履修の条件とする。 準備学習 オフィス アワー オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。 % 保育実習Ⅲ事前事後指導 科目名 形態 演習 単位数 1単位 卒業:選択 必修 担当 市東賢二・大谷誠英 開講時期 2年通年 幼免:選択 保育士:選択必修 授業 本科目は、保育実習Ⅲを実施するために必要な事前の知識・技術の習得を目指すとともに、 実習に必要となる書類の準備や、人権の尊重、守秘義務の厳守等、実習生としての心構えの 概要 確認を行う授業である。15 回の事前事後指導すべてに出席することが、保育実習Ⅲ実施の条 件である。 1.保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。 到達 目標 2.実習や既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育実践力を培う。 3.保育の観察、記録及び自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学ぶ。 4.保育士の専門性と職業倫理について理解する。 5.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。 タイトル 回 1 オリエンテーション 保育実習Ⅲ及び事前事後指導の概要 2 保育実習の意義 実習の基礎理解 3 施設における保育士の役割 〃 4 5 授 業 計 画 内容 障害の理解 ① 利用児の最善の利益と保育 ② 実習施設の理解と福祉施設における保育士の役割 ① 知的障害について 6 〃 ② 発達障害について 7 〃 ③ 知的障害児(者)とのかかわり 8 課題の明確化 ① 実習で何を学ぶのか 9 〃 ② 実習テーマの設定 10 〃 ③ 実習の目的・課題の明確化 11 計画と観察・記録・自己評価 ① 実習計画と記録 12 〃 ② 施設での実習における観察 13 〃 ③ 実習生としての態度 ① グループワークによる振り返り ② 評価伝達及びワークシートよる振り返り 14 事後指導 〃 15 1.社会人としてふさわしい常識と意欲を持って事前指導に臨めたか。 評価 基準 2.実習で必要とされる保育技能の修得に取組み、実践できたか。 3.保育士に求められる職業倫理について説明できるか。 評価 授業態度 50 % 方法 その他 50 %( 課題・提出物 ) レポート % 期末試験 教科書 『実習ガイドブック』上田女子短期大学、『保育所保育指針ハンドブック』学研 参考書 『教育・保育実習のデザイン』萌文書林 % 本授業を受講するためには、原則として保育実習Ⅰをすべて履修済みであることが必要です。ま た、本学幼児教育学科において定める実習実施基準が、保育実習Ⅲ実施の条件となります。 履修条件 また 14、15 回目の実習事後指導は、実習園での 11 日間の保育実習を行った学生のみが出席でき ます。保育実習Ⅲが何らかの事情で中止となった学生は、本科目の単位認定も行われないので注 意すること。 準備学習 オフィス アワー 授業時に提示する課題をその都度きちんと理解し、わからない個所は調べておくこと。 オフィスアワーの時間は、掲示板に掲示します。
© Copyright 2024 Paperzz