高 専 ロ ボ ッ ト コ ン テ ス ト 全 国 大 会 卒 業 研 究 発 表 風 景

0919−7397
福井高専
青武台だより
No. 168
全
国
大
会
高
専
ロ
ボ
ッ
ト
コ
ン
テ
ス
ト
(向って右が本校チーム)
卒
業
研
究
発
表
風
景
平成17年3月18日発行
福井工業高等専門学校
〒916-8507 毒江市下司町 ℡ 0778−62−1111㈹
17( 3395 )
(2)
青武台だより
目
次
卒業生・修了生に贈る言葉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
校長
駒井謙治郎
教育後援会会長
坂田 憲彦
進和会会長
前川 忠博
卒業生・修了生クラス紹介 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(卒業研究,特別研究一覧,指導教員一覧)
機械工学科5年担任
加藤 寛敬
機械工学科5年
山本 祐輔
電気工学科5年担任
佐藤
3
5
匡
電気工学科5年
谷川 穂高
電子情報工学科5年担任
藤原 正敏
電子情報工学科5年
宇野さおり
物質工学科5年担任
上嶋 晃智
物質工学科5年
田嶋 マキ
環境都市工学科5年担任
山田 幹雄
環境都市工学科5年
宇野 純一
生産システム工学専攻主任
下條 雅史
生産システム工学専攻2年
山崎 裕也
環境システム工学専攻主任
小泉 貞之
環境システム工学専攻2年
淡海 陽子
退職にあたって ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15
環境都市工学科
西野 良生
工場見学旅行・校外研修 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15
機械工学科3年
坂田
電気工学科3年
板
豪
聖治
電子情報工学科3年
牟田
明
電子情報工学科2年
奥田
充
物質工学科2年
山本さくら
就職・進学状況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18
進路指導委員会委員長
アイデア対決ロボットコンテスト2004
山田 幹雄
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
優秀学生賞 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21
第14回共同研究発表会 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22
先進技術教育研究センター長
井上 昭浩
学園通信 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22
中学校から ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28
松陵中学校
平成17年度行事予定表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29
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(3)
第168号
卒業生に贈る言葉
校 長
駒 井 謙治郎
本科及び専攻科のみなさん,ご卒業おめでとう
積極的に動いて何かしようというところが弱いと
ございます。国立工業高等専門学校は,実践力と
いうことも言われています。本校の教育重点目標
創造力を兼ね備えた技術者の養成に今までも極め
にも掲げていますが,これからの高度に情報化さ
て大きな役割を果たしてきましたが,その国立高
れた国際社会では,コミュニケーション能力の発
専は,昨年4月に独立行政法人となり,生まれ変
揮が必要不可欠であり,会議で積極的に発言し,
わりました。1965年に創立された福井高専は本
積極的に動いて何かをしようとする態度こそ,こ
年創立40周年を迎えますが,その40年の本校の
れからの若者に要求される資質です。福井県民性
歴史で最大の変化がこの法人化であり,諸君は新
の良いところは忘れず,積極的な人生を送って欲
生福井高専の第一期卒業生でもあります。
しいと願っています。
みなさんは卒業後,社会に出て働く場合,ある
つぎに,みなさんは,技術者として身を立てる
いは進学してさらに勉学に励む場合など,さまざ
人が多いことでしょう。その場合にとくに,技術
まな進路が前途にあることでしょう。そこでお願
者倫理をつねに念頭に置いて働いて欲しいと思い
いしたいのは,常に福井高専を忘れないで欲しい
ます。昨年3月,東京都港区の六本木ヒルズ森タ
ということです。これからのみなさんが山あり,
ワーで当時6歳の少年が自動回転ドアに挟まれて
谷ありの人生行路をたどって行かれる場合に,機
死亡するという悲惨な事件がありました。技術的
会を見つけて福井高専を振り返って欲しいので
に見て,このような慣性の大きな回転ドアは急停
す。高専における厳しかった学習や楽しかった体
止が不可能であり,元々開発すべきではなかった
育祭,高専祭等の課外活動,さらには,先生方や
反社会的な商品ですが,開発にタッチした技術者
先輩,友人との議論を振り返ることが,きっと諸
は,この死亡事故に先立ってけが人が出た事故の
君の人生行路のかじ取りに役に立つはずです。ま
報告を受けた際,固定式のさくは見栄えが悪く,
た,本校には進和会という卒業生の同窓会組織が
販売に悪影響を与えると考えて,何の対策も取ら
ありますが,みなさんは卒業後はこの「進和会」
なかったということです。技術と経済性が先走り,
のメンバーの一員として,後進を暖かく見守る先
人間に対する思いやりが完全に欠如した典型例で
輩であって欲しいと思います。
した。
つぎに,この場を借りて話しておきたいことが
これからの日本を背負うみなさんには,失敗を
二つあります。みなさんは福井県に立地する本校
恐れることなく,常にチャレンジ精神を持ち続け
で5年間,あるいは,7年間学ばれたわけで,福
るとともに,人の役に立つ,人の幸せにつながる
井の県民性としてあげられる質実剛健,
忍耐強さ,
仕事をしてくれることを願っています。
そうして,
律義さをも同時に身につけられたことと思いま
この厳しい時代をたくましく生き抜いて,有意義
す。最近の日本から消えたとされるこうした謙虚
な人生を送られんことを祈念します。
さを忘れず,これからの人生を過ごして頂きたい
と考えます。他方,福井県民性として,自分から
17( 3397 )
(4)
青武台だより
卒業生に贈る言葉
徒然草第百五十段
本物と偽物
教育後援会会長
坂
田
憲
進和会会長
彦
「つれづれなるままに,日くらし,硯に向かひ
前
川
忠
博
皆さま,ご卒業おめでとうございます。
て心に移り行くよしなし事を……」余りに有名な
年末,年始にかけて旧1万円札の偽物が大量に
この序段で始まる徒然草は,実は二百四十三段も
出回り,大きなニュースになりましたが,印刷技
有る事は余り広く世に知られていません。
術の進歩に伴い,本物と偽物の区別が簡単にわか
ご卒業に当たり,選んでこの段を皆さんに御紹
介したいと思います。
現代語訳
芸を身につけようと思っている人が,「へたく
りづらくなってしまいました。あまり見たことの
ない商品券などはどちらが本物なのか,全く素人
にはわからないものまであります。
元来,モノマネは日本のお家芸でありました。
そなうちは,なまじ人に知られてはまずい。人知
戦後,物作りにおいては先進各国の機械を購入し,
れず猛訓練し,熟練の後お披露目をすれば格好良
バラし,同じようなものをマネして作り出してい
く見えるだろう」と言う人もいるが,こんな人が
ました。手先の器用な日本人は本物より優秀なも
芸を身につけた試しは何一つとしてない。
のを作り出しました。
まだまだ,芸が未熟なうちから,ベテランの人
スポーツでも仕事でも最初は誰でも人のやって
たちに交ざって,馬鹿にされたり笑われたりして
いることをマネすることから始まります。マネす
も恥ずかしいと思わずに,いつもと同じ気持ちで
る事がうまい人は上達が早く,仕事も早く覚えら
がんばる人は,才能や素質が無くても芸の道を踏
れます。職人などは技を盗むといいますが,仕事
み外すことも無く,自己流にもならず,時間が経
をする上では重要なことであります。ただし,マ
てば,芸が達者であっても練習を怠る人よりも,
ネするものが悪い見本だと無駄になってしまい,
人間性が向上し,人にも努力が認められ,そのう
マネする場合は本物をマネすることです。そして
ちにこの世に並ぶものの無い名声を与えられるの
マネだけではやはり偽物なので,自分の考えを入
である。
れて本物より優れたものになるようになれば本物
世の超一流の人といっても,始めは,下手くそ
だったという噂が立ったり,ぼろくそに貶される
事もある。
となります。
皆さんは今のところ本物の福井高専卒業生であ
ります。決して偽物ではありません。しかしなが
けれども,その人が芸の道の規律を正しく守り,
ら,社会人としてはまだまだ未熟で多くのことを
大切に考え,自分の我侭を押し殺したからこそ,
学ばなければなりません。いろいろなことを体験
世の模範となり万人の師匠になることはどの世界
し,学び考え,一日も早く人にマネされるような
でも同じことなのだ。
本物の社会人になってもらいたいと思います。
世が移り,たとえ七百年経っていようとも,実
最後になりましたが,住所等の変更がありまし
は人の進む道(芸)についての考え方はそんなに
たら必ず進和会事務局まで連絡してくださるよう
変化していないのだということを,この古典から
お願いいたします。
感じ取っていただければ幸いです。
卒業を迎えた皆さんはこれからの学研の道や実
社会に進まれますが,驕らず,道を外さず,直向
きに努力する。そんな人生を歩んでくれる事を親
として望んでやみません。
17( 3398 )
連絡先:〒916-8507
福井県毒江市下司町 福井高専内
進和会 事務局宛
(5)
第168号
第36
第36回
6回 卒業生
機械工学科
クラス紹介
第6回 修了生
クラス紹介
担任を振り返って
機械工学科5年担任
加
藤
卒 業
寛
敬
機械工学科5年
山
本
祐
輔
卒業おめでとう。諸君は,私が担任としての初
長い長い桜並木道の向こうに僕らが出会った場
めての卒業生である。不慣れな担任にもかかわら
所がある。あの場所に僕は向かう。誰もいない教
ずここまでやってこれたのは,君たちの学生とし
室に過ぎゆく日々を想う。あの日待ち合わせた図
ての自覚や温かい協力・支援があったからこそで
書館。みんなと語り合ったいつもの教室。悩みを
ある。感謝するとともに,君たちを誇りに思う。
そっと打ち明けた帰り道。おじけづいている僕の
担任を振り返ると,3年の見学旅行では可愛い
背中をそっと押してくれた友達。飲みながら愚痴
バスガイドさんと皆で「発車オーライ」を歌った
をこぼしたあの日のこと。僕はずっと忘れない。
こと,4年の体育祭では応援の結果に一緒に涙を
あっという間の5年間に別れを告げる。
流してしまったことなどが思い出される。
変らない何かを求め,変わりたい明日を信じ,
担任には,子の親と同じところがある。小学校
未知なる世界にまだ一歩が踏み出せない僕らは飛
の運動会で走っている自分の子を,我を忘れ冷静
べない天使のようで,しあわせ運ぶ青い鳥に夢の
さを失ってビデオ撮影に夢中になっている「親バ
伝言たのみ大空へ飛びたい。僕らの進む道は違う
カ」を見かけるが,担任も自分のクラスのことに
けどこれっきりだと寂しいからたまには電話して
なると冷静さを失ってしまうものなのかもしれな
ほしい。
い。私はこの「親バカ」になってしまうこともと
きには大事なことと思っている。
今までありがとう。
思い出の場所にさようなら。
そしてこれからもよろしく。
愛しい君たちが卒業しても社会で立派に活躍さ
れることを強く願っている。
17( 3399 )
(6)
青武台だより
電気工学科
「小次郎の里」
電気工学科5年担任
佐
小次郎の里
藤
匡
卒業生並びに保護者の皆様,御卒業おめでとう
御座います。3年次よりこのクラスの担任となり,
学年毎に訪れる山を学生・保護者・担任の連係に
電気工学科5年
谷
川
穂
高
大寒波。ダイカンパ。口にすればするほどに,
この国が生んだ響きとは思えなくなる。
どこか,間に合わせた感のある,今年の雪。も
より乗り越え,本日を迎えることが出来ました。
う,ハチャメチャね。学生駐車場なんて,モトク
保護者の皆様にはクラス運営に多大なる御理解と
ロス会場か何かの間違いね。
御協力を賜りましたこと,心より御礼申し上げま
二〇〇一年の今頃。僕らが一年生の冬真っ只中。
す。
この年も,大雪の年で自主的に学校を休んだこ
担任として初めての遠足は小次郎の里でした。
穏やかにスタートしたものの次第に競歩の様相を
とを覚えている。公共の交通機関が定常運転する
ことのありがたみを噛みしめた年である。
呈し,よく落伍者が出なかったと思う程の厳しい
あれから四年。雪の降り方を見て,交通機関の
内容になりました。強靭な身体と精神を併せ持つ
乱れを広く予想し,その日一日の動き方を判断で
皆の明るく頼もしい姿に,担任として喜びを覚え
きるまでになった。ダイカンパと時の経過ってヤ
た日でした。
ツは,どえらいものを連れてくる。
本日より諸君は新たな進路に踏み出されます
生活の一コマ一コマが,あの頃より確実に楽し
が,高専とは,あるいは本科とはひと味違った経
いものであり,そう変える術を五年間で学んだ気
験を積むことになります。耐え難い困難が往く手
がしている。もしかしたら気がしているだけかも
を阻む時,自ら掴み,育み,磨き上げた高専生活
しれない。狭い範囲だけを見て,そう言っている
の結晶は必ず心の拠り所になるはずです。
だけかもしれない。通過点だもの。
疲れたときは何時でも高専に立ち寄って下さ
五年間で力となったことを糧に,新たな環境で
い。待っています。3年間,本当に有難う。御元
自分と向き合っていこうと思う。サポートして下
気で。
さった教員方,
先輩後輩,
そして家族に感謝したい。
17( 3400 )
(7)
第168号
電子情報工学科
藤原語録
最終版「情報能力が大事!!」
電子情報工学科5年担任
藤
原
正
敏
狂牛病,鳥インフルエンザ,車のリコール隠し,
「高専必勝マニュアル」
電子情報工学科5年
宇
野
さおり
5年なんて長すぎる!と思っていたのにもう卒
学歴詐称,振り込み詐欺,偽札事件,大量破壊兵
業だ。振り返ればいろいろあったわけで。さっく
器疑惑……,などなど「情報隠し」,「情報操作」
り5年間を表すとすれば,「不安と緊張1年生,
による大事件が頻発しています。取り巻き連中か
班活一筋2年生,看板息子の3年生,資格コレク
らの情報のみを信じたがためにリーダーの席を棒
ター4年生,余裕が出てきた5年生」といったと
に振って,TVを通して,お詫びをしている光景
ころかな。なかなか充実していたと思う。そこで,
も珍しくありません。一方,スマトラ沖巨大地震
後輩達に有意義な学生生活を送るためのアドバイ
では,通信網が断絶し,現地の様子は,皆目分か
ス。まず,部活を有効利用すべし。部活は貴重な
りませんでした。マスメディアが如何に頼りにな
情報交換の場。上下のつながりはテストなどで役
らないかも証明されました。私たちは,高度情報
立ち,重宝される。次に,気軽に話せる(相談で
化社会という便利な情報の洪水の中に住んでいる
きる)教員を見つけるべし。「なるほど!そう
ように思いがちですが,そうでもないのです。真
か!」というお役立ち情報が入手できる。最後に,
の情報を見つける能力や情報の受け手に配慮した
優秀な友をつくるべし。これが一番重要かな。何
情報が発信できるかの能力を問われています。ま
せよ自分で考えて動くことが大切。人任せでは成
すます個人個人の能力が問われる時代,まずは,
長できないよ。
信頼できる友,先輩,上司を作りましょう。ご活
躍を祈ります。
ただ,世間では「高専生=すごい」のイメージ
が定着しているので,くれぐれもアホな真似はし
ないでほしい。財布盗ったりとかね(怒)
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(8)
青武台だより
物質工学科
「鏡に映して」
物質工学科5年担任
上
私の原点
嶋
晃
智
皆さん,ご卒業おめでとうございます。この5
物質工学科5年
田
嶋
マ
キ
短かった5年間ですが,私の中ではたくさんの
年の間にいろいろなことがあったと思いますが,
めまぐるしい変化がありました。1つ,今まで
一つの区切りが終わり,これから皆それぞれに新
20年間生きてきた中での大きな転機が起こりま
しい生活が始まろうとしています。そしてそれは
した。私の祖父が急に倒れたことでした。その現
新しい世界に移ると言うことと同時に新しい人づ
実が受け入れられずしばらく暗闇の日々が続きま
きあいを始める事に他なりません。これは人生の
した。そこで一つの決心をしました。「看護師に
大半を左右するほど大切なことなのです。そこで,
なりたい!」そこから看護学校へ向けての勉強が
君たちより少しだけ?長く生きている私からのア
始まりました。5年の始めでした。看護師になる
ドバイスを1つだけ。自分の隣に自分と全く同じ
ことだけを考え,いろんなことを犠牲にし何もか
人がいたときに,その人のことをどう思うでしょ
も捨てて看護学校に入りたい一心で勉強しまし
うか,一度考えてみてください。上手くやってゆ
た。ふと気付くと何も言わず見守ってくれている
けるでしょうか,一緒に仕事ができるでしょう
人,がんばれと励ましてくれる人,心配してくれ
か? その人の考えや行動に共感できますか,そ
る人,みんなが私を支えてくれている,だからこ
れとも鼻につきますか? もし共感することがで
こまで頑張れたんだということが分かりました。
きれば,それはあなたのすばらしいところです。
高専生活5年間を経て学んだこと,それは有機化
大切にしてください。鼻につくところがあるとす
学やバイオテクノロジーだけでなく,人との出逢
れば,それはあなたの悪いところです。直す努力
い,そしてつながり,それに支えられている自分
をしましょう。社会に出れば自分に正面から注意
ということです。この出逢いを大切にし,これか
をしてくれる人はあまりいなくなります。さらに
ら看護師を目指す自分の原点にしたいと思ってい
もう一つ加えるなら「物事に対して誠実に」とい
ます。
うことでしょうか。これはあなたにいぶし銀の輝
きを与えてくれるでしょう。 Bon Voyage.
17( 3402 )
(9)
第168号
環境都市工学科
次の道しるべを求めて
環境都市工学科5年担任
山
田
1826の日々
幹
雄
育て,大きく,賢くと,ご父母のそのひたすら
環境都市工学科5年
宇
野
純
一
入学してから早5年。今年の3月で,私もこの
な願いが昨日までのあなた方の確かな
“道しるべ”
学校を卒業することになりました。5年というの
でした。しかし,立派に成人となり,今この学び
は,短いようで長いものです。5年前,全国的な
舎を胸を張って堂々と後にするあなた方は,次の
市町村合併を予想することはできませんでした。
“道しるべ”を自らの意思と責任のもとに見つけ
郵便局が民営化されるなど想像もしませんでし
なければなりません。では,どうすれば……
た。
語り合うのです。職場の一員として,また,未
これは,日本でこの5年間に起こった事柄の一
だ学問の途にある者の一人として,新たな真の友
部です。私個人としては,その間に高専1年生へ
と出会うべく常に心を開いて過ごしなさい。健や
の入学,そして,もうすぐ卒業を迎えるわけです。
かなときも,病めるときも絶えず傍らで助言や苦
この5年間で学べたことは何だろう?
そう考
言を述べてくれる友を着実に増やしていくので
えたとき,それは,「あきらめない」ことの大切
す。すでに,友とは歳の同じ人を指すのではあり
さかも知れません。「あきらめる」と「あきらめ
ません。年上の人もあれば,年下の人でもあるの
ない」とでは,わずか2文字の違いしかありませ
です。さらに,同性とも限りません。いずれにし
んが,そこには本当に大きな違いがあります。そ
ても,友の勇気ある適切な一言が,その時々のあ
の違いは,頭では分かっても真に理解することは
なたの“道しるべ”となるのです。
なかなかできないことでした。
先人は残しました。『真の友とは,褒める友で
はなく諌める友』だと。待っています。見つけた
“道しるべ”を語りに訪れてくれる日を……
こう考えたとき,私の5年間は「あきらめる」
が多かった気がします。しかし,そこから「あき
らめない」大切さを学べたことは喜びです。
17( 3403 )
第 6回 卒業生
( 10 )
青武台だより
クラス紹介
第6回 修了生
生産システム工学専攻
クラス紹介
修了生のみなさんへ
生産システム工学専攻主任
下
條
新たなる門出を迎えて
雅
史
修了おめでとうございます。Jabee受審のた
生産システム工学専攻2年
山
崎
裕
也
2年前,私は確実に受かると確信していた就職
めに入学当初は予定になかった多くの授業を新た
試験に敗れ,人生最大の挫折感を味わっていた。
に受講し,外部資格の取得にも挑戦されながら,
正直,専攻科への進学は本望ではなかった。しか
特別研究・学士の取得に励まれて,今日の日を迎
しそこで専攻科から大学院へ進学,そこから同企
えられたことと思います。
業への再アプローチを決意した。失敗したらまた
大きな努力を強いられ,もう勉強は沢山と思わ
やり直せばよい,という思いが私を突き動かし,
れた人もいるかもしれません。勉学に比例して,
第一ステップを無事完了させることができた。そ
能力を獲得し,その能力×時間に応じて対価を得
の過程において恩師の温かい協力,別々の道を歩
るというシミュレーションをしたら,始めに,勉
んでいった友人達の励ましの言葉,また研究室で
強するだけして,後は働くのが,一番多くの対価
ユニークな後輩達に出会えたことには感謝の気持
を得ることができます。
ちでいっぱいである。
しかし,進学でも就職でも,本当の勉強はこれ
1年後,私はおそらく就職活動をしていること
から,現実という名の不合理だったり,一見する
だろう。そこで目標達成できるかどうかは見当も
と無駄に見えるけど実は意味のあることの多い方
つかないが,できた,できなかったにかかわらず,
程式に挑戦することで始まるものだと思います。
福井工業高等専門学校の専攻科を卒業したことに
みなさんは,そうするための心身の体力を得たと
誇りを持ち,2年前涙を流した自分を笑い飛ばし
ころです。
臆することなく立ち向かってください。
てやろう,ということが今の私の新たな目標であ
る。
17( 3404 )
( 11 )
第168号
環境システム工学専攻
環境システム工学専攻
「ハッ,ソウカ!」が発想の原点
環境システム工学専攻主任
小
泉
貞
之
謝辞!
環境システム工学専攻2年
淡
海
陽
子
修了おめでとうございます。JABEEの目標に
専攻科2年間は本当に短かった! 専攻科の建
もある通り,諸君たちは,社会において,「発想
物はキレイだし,周りは慣れ親しんだ先生や友人
の豊かさ」が求められます。落語の小咄に
ばかりだし,かなり居心地良かったです。本科と
「僕ねえ,いい案を考えていたんだが,なかな
違って専門分野以外の授業があったり,プレゼン
か駄目で,トイレへ入ったら浮かびましたんや」
がやたらと多かったりで苦労したこともあったけ
「ほう。それはどんな案やねン」
ど,今まで知らなかったことをたくさん知った2
「それがトイレから出たら忘れてしもうた」
年間でした。
「あほやなァ,じゃもう1回入ってみたら」
専攻科は研究に使える時間が多いので,研究を
しかし,トイレに入れば,いつもいい発想が出
続けたくて進学した私にはピッタリだったと思い
るということでは無く,常に企画やらアイデア,
仕
ます。ものすごく天気のいい日に部屋に閉じこも
事の改善などを考えているという前提が大切なの
って研究していたときはさすがに気が滅入りまし
です。それが環境が変った時に,思いがけずにフ
たけど,それでも研究は楽しかった! 研究室で
ッと発酵したりするのです。仕事に前向きに取り
の生活は色々な面で勉強になりました。
組んでいることが重要なので,「発想の転換だ」,
専攻科の授業では想像力や自分で物事を調べる
といくら騒いでも,急に閃くものではありません。
力を鍛えられたと思います。今までやったことの
昔,アルキメデスは,金属の比重を計る問題を
ない変わった授業もたくさんあり,良い経験にな
提出されたが,どうもよい考えが浮かばない。や
むなく風呂へ入り,身体を湯舟に沈めた時,同じ
湯量が流れ出したのを見て,裸で飛び出したので
りました。
専攻科2年間,私を育ててくれてありがとう。
これからも素敵な専攻科生を育ててください!
す。
「ハッ,
ソウカ」と,
お後がよろしいようで……
17( 3405 )
( 12 )
青武台だより
平成16年度 学科別卒業研究・指導教員一覧
機械工学科
氏
名
電気工学科
卒業研究テーマ
指導教員
氏
名
青 山 直 樹 エンドミル加工における切削油剤局部供給加工法
岡田将人
の提案
ステッピングモータの滑らかな回転を目指した速
赤 澤 智 昭 度曲線の研究
吉崎保夫
上田鉄也
浅 井 直 也 ソーダ石灰ガラス板の穴あけ加工1
阪口健一
海崎隆志
浅 井 良 介 ソーダ石灰ガラス板の穴あけ加工1
阪口健一
樫尾篤史
油 谷 篤 志 四足歩行ロボットの歩行生成
稲田遼一
卒業研究テーマ
指導教員
論理プログラミング言語Prologを用いた基本的
推論システムの構築
PHPスクリプトによるWebカメラの画像配信用
Webアプリケーションの作成
磁化特性が三相巻鉄心型変圧器の交流磁気特性に
与える影響
薄膜太陽電池への応用を目指した溶液成長法によ
るCdS薄膜の作製に関する研究
スライディングモード制御の実時間仮想目標値設
計
作戦盤ソフトウェアの3次元グラフィックスによ
る可視化
丸山晃生
米田知晃
新谷邦弘
山本幸男
鈴木秀和
川上裕樹
池 尻 亮 輔 レーザ洗浄機能つきスパッタ装置による薄膜磁気
太田泰雄
媒体の作製
河増勇輝
稲井田泰誓 フェムト秒レーザーによる硬質薄膜の微細加工
安丸尚樹
黒 川 誠 貴 直流偏磁下における変圧器鉄心の磁歪・騒音特性 新 谷 邦 弘
稲 村 綾 華 作動油のキャビテーション観察用実験装置の製作 田中嘉津彦
小 泉 泰 孝 遺伝的アルゴリズムを用いたリニアアレーアンテ
大久保 茂
ナの研究
井 上 智 弘 透視変換マトリックスによる3次元情報計測
藤田克志
坂 口 和 利 カーボンナノチューブを用いた水素ガスセンサに
川本
関する研究
植 村 克 己 金属含有DLC膜の光・電子物性
北浦
惠 木 快 昌 2足歩行ロボットの制御と歩行生成
鈴木秀和
江 畑 敦 司 フェムト秒レーザーによる硬質薄膜の微細加工
安丸尚樹
坂 本 高 行 連続時間スライディングモードサーボ系の一構成
佐藤
匡
法
電源電圧の不平衡が三相巻鉄心型変圧器の磁気特
佐々木敏雄 性に与える影響
新谷邦弘
遺伝的アルゴリズムを用いた円形アレーアンテナ
佐々木 悠 の給電方法の簡略化
大久保 茂
守
佐藤
匡
米田知晃
帯
大 滝 陽 平 せん断流を加えた高分子溶液の微視的構造のフラ
藤田克志
クタル解析
大 庭 賢 之 インターネットを利用した遠隔介護ロボットシステムの研究
井上清一
―USBカメラを用いた画像処理による位置制御―
底部圧縮加工を利用した部分増肉加工に関する研
岡田
航 究
村中貴幸
佐 竹 真 幸 倒立振子のスライディングモード制御
佐藤
匡
島 津 正 之 Javaによる制御教育支援プログラムの作成
佐藤
匡
嶋 田 武 士 低歪率交流安定化電源の開発
原田
望
尾 増 喜 久 越前打刃物用のチタンクラッド材の開発
加藤寛敬
清 水 貴 夫 フラクタルアレーアンテナの指向性制御
大久保 茂
小 永 真 也 Ar凝集体密度の温度変化に関する研究
芳賀正和
新 宅 敏 史 自律型マルチエージェントの協調的行動
丸山晃生
児 玉 悠 希 複合深絞り加工の材料流動解析に関する基礎的研
村中貴幸
究
鈴 木 義 幸 電子回路・コンピュータ制御の基礎的研究
前多信博
坂 田 達 彦 Rayleigh-Benard対流における温度場の可視化
芳賀正和
得 鷹 浩 亮 タッチパネルセンサにおける多点接触検知回路の
原田
5V電圧駆動
望
坂 本 智 康 青銅切りくずを再利用した焼結材料の特性
加藤寛敬
高 橋 英 宣 高分子分散カーボンナノチューブ薄膜の電気特性 川 本
帯
佐々木唯之 複合深絞り加工の材料流動解析に関する基礎的研
村中貴幸
究
高 山 友 宏 放射線に関する基礎的研究
清 水 孝 一 ポテンシャル障壁に対する透過率の量子数値解析 芳 賀 正 和
田 島 彰 子 シミュレーティド・アニーリング手法を用いた巡回セールス
米田知晃
マン問題に対する学習支援型シミュレーション教材の開発
得 橋 弘 行 DLC薄膜の摩擦特性およびレーザー改質に関す
る研究
田 中 琢 也 Webシステムの実用性の向上に関する研究
安丸尚樹
谷 川 隆 一 インターネットを利用した遠隔介護ロボットシステムの研究
井上清一
―平行リンクを用いた簡易ハンドロボットの製作―
RoboCup中型ロボットリーグのためのキーパー
辻 田 洋 平 ロボット製作
鈴木秀和
土 谷 剛 大 PICを用いたライントレースロボットの制御
野原康一
橋本智治
橋本真明
林
勇士
人見健太
藤田裕也
水尾大志
道内尊正
三好正洋
森
知覚情報多重呈示に対する人間の応答時間に関す
る研究
ステッピングモータの滑らかな回転を目指した速
度曲線の研究
Web-Based-Learning用流れ学の簡単な実験コ
ンテンツの作成
レーザ洗浄機能つきスパッタ装置による薄膜磁気
媒体の作製
底部圧縮加工を利用した部分増肉加工に関する研
究
ナノ粒子の摩擦焼結によるトライボ膜生成とマイ
ルド摩耗
ソーダ石灰ガラス板の穴あけ加工2
(円形き裂を導入した場合)
フォトリフラクティブ結晶α-LiIO3の格子欠陥の
電子状態
ソーダ石灰ガラス板の穴あけ加工2
(円形き裂を導入した場合)
良 嗣 青銅切りくずを再利用した焼結材料の特性
大久保 茂
吉崎保夫
谷 川 穂 高 磁気方位センサシステムにおける方位分解能に関
原田
望
する研究
高精度磁気方位センシングシステムにおけるレー
谷 口 泰 弘 ザ光学系
原田
望
バドミントンにおけるゲーム分析ソフトウェアの
辻 川 正 紀 開発
米田知晃
井上清一
坪 川 承 平 直流偏磁下における変圧器鉄心の磁歪・騒音特性 新 谷 邦 弘
吉崎保夫
2薄膜上への
出 口 竜 也 高周波スパッタ法によるCuInSe
ZnO薄膜の作製と評価
山本幸男
丸山晃生
太田泰雄
友 本 篤 志 Webデータベース技術を用いた実験器具管理シ
ステムの構築
2薄膜の作製に関する
中川香太朗 真空蒸着法によるCuInSe
研究
村中貴幸
中林
前多信博
加藤寛敬
中 山 博 勝 LEGO MIND STORM用 Color Sensorの試作
佐藤
阪口健一
電着法によって作製されたCuInSe2薄膜のXPS
福 永 康 子 解析
山本幸男
北浦
守
宮 川 麻 香 前井戸を持つ単一障壁構造における量子効果の解
荒川正和
析
阪口健一
宮 川 裕 行 エンジニアとしての能力を育成する新規学生実験
荒川正和
テーマの提案と検討
加藤寛敬
題 原 裕 樹 放射線に関する基礎的研究
藤田克志
諒 電子回路・コンピュータ制御の基礎的研究
山 本 祐 輔 エンドミル加工における切削油剤局部供給加工法
岡田将人
の提案
山内大樹
吉 田 雄 司 作動油のキャビテーション観察用実験装置の製作 田中嘉津彦
山本祐次郎
吉田航瑛
鷲田淳市
17( 3406 )
前多信博
前井戸を有する二重障壁構造における共鳴トンネ
ル現象の解析
薄膜太陽電池への応用を目指した溶液成長法によ
るCdS薄膜の作製に関する研究
網膜固視微動運動解析のための画像処理方式の開
発
時間依存シュレディンガー方程式の差分近似解法
によるトンネル効果の解析
山本幸男
匡
前多信博
荒川正和
山本幸男
原田
望
荒川正和
( 13 )
第168号
電子情報工学科
氏
名
物質工学科
卒業研究テーマ
指導教員
氏
名
卒業研究テーマ
指導教員
秋 林 知 里 HRO流星反射領域の検証
前川公男
安達健太郎 トロロアオイに保存剤の劣化緩和、並びに有効な
小泉貞之
処理法の研究
庵 下 昭 博 考古学データベースの検索フォーム設計
藤原正敏
sp.KS3.2由来新規ホスホリ
井 藤 有 美 Pseudomonas
パーゼCに関する研究
杉森大助
岩原由美子 画像処理と機械制御による追尾装置の開発
斉藤
内 山 優 佳 位置特異的N-エチルプロトポルフィリンの多段
階合成
松井修一
内 田 裕 之 Out-of-Orderスーパースカラプロセッサの
VHDLによる設計とFPGAへの実装
青山義弘
馬 田 理 加 [Cr(L-leu)2(L-orD-met)]の合成と光学分割
吉村芳武
宇野さおり 流星電波観測のための干渉計用受信機の製作
前川公男
江 端 博 之 廃セルロース・スラッジを利用した浄化石の開発 吉村忠與志
梅 田 利 行 ダイナモ理論による地磁気反転の数値解析
野村保之
大堂
遠 藤 義 寛 マイクロ波放電の最適化
井上昭浩
神 佐 澄 人 アニオン・ノニオン混合界面活性剤の界面化学的
加藤
性質
乙 部 尚 孝 メニュー選択方式の違いによるマウス操作の行動
蘆田
解析
上出
徹
昇
充 トロロアオイに保存剤の劣化緩和,並びに有効な
小泉貞之
処理法の研究
敏
久 保 慎 弥 メソ位に硫黄原子を有するカリックスピロールの
松井栄樹
合成
充 シリカガラスの失透メカニズムの研究
井上昭浩
小 坂 知 柄 和紙表面に発生するシミに関する研究
上嶋晃智
川 増 瑞 奈 「情報基礎」教育を支援するための教材コンテン
ツの開発
藤原正敏
齋 藤 杏 奈 有機溶媒中での生化学変換
上嶋晃智
河 村 圭 祐 出前授業のための電波科学教材開発
前川公男
酒 井 邦 晃 新規ウェットプロセスによるCoNiFe/p-Si(100)
常光幸美
系軟磁性薄膜の開発 ー磁場効果ー
北 川 悦 子 PET薬剤精製自動化システムの開発
石川和彦
坂口
木 根 和 成 壷・甕の画像から輪郭線抽出の自動化
藤原正敏
坂 下 裕 一 生ゴミからの塩分抽出に関する研究
吉村忠與志
桐 畑 輝 樹 画像処理と機械制御による害鳥駆除装置の開発
斉藤
坂 下 佳 隆 インターネットによる匂い発信システムの構築
吉村忠與志
小 林 恵 美 小型CCDカメラとパソコンを用いた流星TV観
測
徹
徹 低温活性油脂分解微生物の探索
杉森大助
安定なポルフィリノーゲンを経由するポルフィリ
ンの合成
無電解めっき法による傾斜希土類水素吸蔵合金の
作成
Tripyrren/a,c-biladiene経路を用いたNd-アル
キルメゾポルフィリンの多段合成
Flavobacterium由来有機リン加水分解酵素を細
胞表層に発現した酵母の創製
ナノめっき炭素繊維強化アルミニウム複合材料の
開発
機能性フタロシアニン色素を用いる傾向プローブ
の開発
前川公男
櫻田康浩
蘆田
昇
高橋加奈
蘆田
昇
田嶋マキ
齊 藤 彩 香 二足歩行ロボットの制御に関する基礎実験∼AIモ
青山義弘
ータとモーションプログラム∼
田中良典
酒 井 慎 二 画像処理と機械制御による追尾装置の開発
斉藤
徹
中村明日香
佐々木自然 効果的なタイピング練習法に関する研究
蘆田
昇
西村幸子
笹 本 智 之 ウェーブレット変換による情報圧縮
綴木
潤
野 村 浩 平 乳化重合における難水性モノマーの移動現象
加藤
佐 藤 亮 介 アクションゲームの開発
綴木
潤
橋詰久美子 害虫忌避コーティング剤の繊維への利用
上嶋晃智
清 水 亮 輔 トカマク配位における荷電粒子の軌道計算
高久有一
飛 田 喬 也 有用微生物群を用いた河川の浄化
上嶋晃智
斉藤
藤 澤 潤 一 キラルアミドのリチオ化を利用する光学活性α
―メチレン−γ−ブチロラクトン誘導体の合成
松井修一
津田良弘
小林
圭 キーボードタイピングの計測と特徴抽出
小 森 成 貴 携帯電話上で動作する演習問題システムの開発
白 鳥 真 子 画像処理と機械制御による害鳥駆除装置の開発
谷
拓 哉 新液晶バックライトの開発
徹
松井栄樹
加藤
敏
津田良弘
高山勝巳
常光幸美
松井栄樹
敏
井上昭浩
藤 本 一 念 シクロヘキセンの電解エポキシ化
大 梧 諦 真 量子計算機シミュレータの作成
下條雅史
堀 江 寛 紀 新規ウェットプロセスによるCoNiFe/p-Si(100)
常光幸美
系軟磁性薄膜の開発
挺 屋 規 宏 プラズマCVD法によるSic薄膜の形成
井上昭浩
本 田 康 輔 各種バイオマス資源の有効利用に関する研究
∼セルロースの糖化とコリネ型細菌による有機酸生成∼ 高 山 勝 巳
土 坂 和 喜 フラクタルによる自然造形物の描画
下條雅史
前田
望 新規キャパシタ用ナノめっき賦活炭素複合材料の
常光幸美
開発
中 野 勝 之 ジョセフソン写像における磁束分布の対称線によ
野村保之
る解析
真 柄 順 治 廃セルロースからのグルコースを経由したアルコ
吉村忠與志
ール生成
中 村 紘 子 「情報基礎」教育を支援するための教材コンテン
ツの開発
牧田美佐紀 新規ホスホリパーゼA1の探索および精製
藤原正敏
杉森大助
聖 電極反応と微生物反応を組み合わせた染料脱色法
高山勝巳
に関する研究
南 部 宏 和 乗算合同法による一様擬似乱数の球面への応用
野村保之
宮川
西 尾 徹 哉 ネットワークを介した描画処理システムの構築
高久有一
八 木 祐 介 [Cr(L-leu)2(L-orD-met)]の合成と光学分割
吉村芳武
西永亜由美 レインスティック(パロ・デ・ルビア)の試作と解析 井 上 昭 浩
山 増 彰 子 生体試料中の微量コバルトの簡易測定とその応用 小 泉 貞 之
西 山 拓 哉 フーリエ変換を用いたガウシャンプロセス実装の
綴木
高速化
山 室 幸 司 乳化重合による高分子乳化剤の合成に及ぼす操作
加藤
法の影響
潤
敏
藤 枝 延 維 自動追尾型移動体の開発
青山義弘
山本紫津子 ポルフィリン−フタロシアニン複合系色素の開発 松 井 栄 樹
松 増 将 三 科学技術工作技能習得支援教材の開発
井上昭浩
吉川
翔 Tripyrren/a,c-biladiene経路を用いたNd-アル
津田良弘
キルメゾポルフィリンの多段合成
水 野 公 亮 無人パーキング用自動車センサの開発
石川和彦
渡鍍
充 合成化学的手法を用いるヘム異常代謝経路の解明
―アポミオグロビンの不正認識についての検討― 松 井 修 一
明 城 佑 介 タイピング練習ソフトの研究と開発
蘆田
森
藤原正敏
勇 治 壷の形状の解析と可視化
山 口 博 且 剛体の運動シミュレーション
昇
下條雅史
山 増 真 一 ジョセフソン伝送線における磁束分布の写像解析
野村保之
―可積分標準写像に対するバイアス効果―
山本
偉 地中電磁波測定機器の開発
石川和彦
イクワン・サトリ ネットワークを介したファイル処理に関する基礎
高久有一
ア ム デ ィ ル 研究(ソケットプログラミング)
17( 3407 )
( 14 )
青武台だより
環境都市工学科
氏
名
卒業研究テーマ
指導教員
伊 東 宏 顕 牡蠣殻の混入が粘土の安定処理効果におよぼす影
山田幹雄
響
今 村 洋 希 地域における持続可能性
平成16年度 専攻科
特別研究テーマ・指導教員一覧
武井幸久
上 木 良 太 地中レーダーによる地下埋設物探査に関する研究 阿 部 孝 弘
生産システム工学専攻
宇 野 純 一 平成16年7月福井豪雨における足羽川の洪水流解
廣部英一
析
岡花雄太
小木曽晴信
尾竹亮一
加賀智子
福井豪雨による福井市街地住民の被災状況と避難
行動に関するアンケート調査
日野川住吉ワンドにおける河川環境の基礎調査と
保全価値について
降雨要因を考慮した土砂崩壊の予測に関する基礎
的検討
衛星画像を用いた地盤の時系列ハザードマップ構築に関す
る研究―樹木根系による斜面安定への影響に関する考察―
笠 川 正 博 上手なプレゼンテーションについて
氏 名
特別研究テーマ
廣部英一
辻野和彦
大 村 規 之 オーロラ発生時のCNAと電離層活動の関連性
田安正茂
辻子裕二
小笠原貴行
阿部孝弘
兼田知明
唐 家 佑 真 日野川住吉ワンドにおける河川環境の基礎調査と
廣部英一
保全価値について
金田直人
岸 田 文 代 メンタルマップに基づく目標生態性
黒木修二
武井幸久
Cu-Sn-黒鉛焼結材料の機械的性質と摩擦摩耗特
性に及ぼす黒鉛サイズと添加量の影響
携帯電話を用いた社会学習支援のためのWebア
プリケーションの構築
斜板式ピストンポンプ・モータにおけるスリッパ
軸受の運動特性
RoboCupシミュレーションリーグにおけるクラ
イアント作成補助システムの開発
熊田慎太郎 乾湿繰返し試験法による酸性土の酸化促進に関す
奥村充司
る研究
福井県の地震防災支援システムの開発
小 林 浩 二 ―Webページを用いた震度の予測と調査―
吉田雅穂
桑 原 真 二 牧羊犬ロボットシミュレータの開発
佐々木大輝 混合モード下における複数き裂の進展解析
清水大輔
電圧波形が変圧器鉄心の磁歪および騒音に与える
影響
回転運動を伴って往復運動するピストンとシリン
ダ間摺動部の潤滑解析
量子材料設計による材料の機能性の予見
∼化学結合から見たランガイトと置換型化合物の圧電性能∼
非圧縮性流体内に発生する自然対流の可視化と数
値解析
ディジタルビデオカメラを用いた3D動作計測シ
ステム
凍結昇華法による円管内流れの高分子溶液の微視
的構造のフラクタル解析
阿部孝弘
高橋惠一郎
佐々木麻衣 福井地震に関するデジタルアーカイブの作製とウ
吉田雅穂
ェブページによる情報発信
乾湿繰返し試験法による酸性土の酸化促進に関す
笹 島 康 宏 る研究
奥村充司
出口光晴
鈴 木 康 介 木橋継手の強度について
前島正彦
永田章子
高 溝 啓 輔 構造物の緑化によるヒートアイランド現象の軽減
辻子裕二
効果の評価
馬場孝彰
田中
松 村 浩 司 硬質薄膜のフェムト秒レーザープロセシング
収 踏切除去事業における施工技術計画の作成
土 田 浩 太 踏切除去事業における施工技術計画の作成
塔尾
指導教員
天谷
徹 低振動化を目的としたステッピングモータの速度
吉崎保夫
曲線の研究
工業材料のe-learning機能付加デジタル図鑑の
蟻 塚 悠 記 開発
安丸尚樹
西野良生
西野良生
勝 リサイクル材料を用いたマンホールの液状化被害
吉田雅穂
防止対策に関する模型振動実験
田祐一
加藤
寛
大久保 茂
田中嘉津彦
青山義弘
青山義弘
新谷邦弘
田中嘉津彦
北浦
守
芳賀正和
井上清一
藤田克志
安丸尚樹
茜 極細水銀放電管における水銀スペクトルの温度特
井上昭浩
性
松本
森
前川公男
健 太 直列制御型定電圧回路の高効率動作
原田
望
中 野 雄 大 ワークショップによる生態性の創発と調査
武井幸久
山 増 裕 也 三相巻鉄心変圧器における素材特性と磁気特性
新谷邦弘
仲村
奥村充司
吉 岡 謙 治 量子計算機シミュレータの開発
下條雅史
淳 武生市白山地区におけるホタルの生態系調査
永 田 智 子 ディシジョンツリー法に基づく高分解能衛星画像
辻野和彦
を用いた樹種分類法
橋 本 真 明 環境都市工学科棟におけるひび割れ実態調査
阿部孝弘
八 田 久 仁 武生市白山地区におけるホタルの生態系調査
奥村充司
深 田 有 人 樹木根系の枯損/生長モデルに関する検討
辻子裕二
藤 田 智 明 牡蠣殻の混入が粘土の安定処理効果におよぼす影
山田幹雄
響
環境システム工学専攻
氏 名
特別研究テーマ
浅井美由紀 めっきプロセスによる金属ナノ構造材料の創製
指導教員
常光幸美
求 長周期・長時間地震動を受ける液状化対策地盤の
吉田雅穂
挙動特性に関する模型振動実験
笈 田 智 弘 黒鉛炉原子吸光法による人血清中の微量クロムの
小泉貞之
簡易的定量法の確立
宮 澤 勇 気 牡蠣殻の混入が粘土の安定処理効果におよぼす影
山田幹雄
響
淡 海 陽 子 2-フェニルプロピオン酸メチルに対して(R)−選択的
杉森大助
加水分解能を有する新規エステラーゼの探索と精製
有 希 福井豪雨による福井市街地住民の被災状況と避難
田安正茂
行動に関するアンケート調査
大 川 拓 哉 目標生態性の設定と小動物を指標とする生態性評
武井幸久
価の方法
万所
森
山 口 敏 治 環境都市工学科棟におけるひび割れ実態調査
阿部孝弘
山 増 貴 恵 平行撮影法によるディジタルカメラを用いた画像
辻野和彦
計測
ディシジョンツリー法に基づく高分解能衛星画像
山 本 正 和 を用いた樹種分類法
辻野和彦
吉 田 好 範 踏切除去事業における施工技術計画の作成
西野良生
大 嶋 利 治 スチレンの乳化重合に及ぼす連鎖移動剤の溶解度
加藤
の影響
敏
葛 葉 俊 文 二酸化チタン担持シリカゲルを用いた脱臭装置の
吉村與与志
開発
斜面の時系列ハザードマッピングに関する一考察
酒 井 隆 晃 ―樹木根系の斜面安定性への影響―
辻子裕二
粉砕した牡蠣殻と安定材とを混合した酸性土の支
塚 谷 智 章 持力特性
山田幹雄
吉 田 亮 治 衛星画像を用いた地盤の時系列ハザードマップ構築に関す
る研究―樹木根系による斜面安定への影響に関する考察― 辻 子 裕 二
中 浦 真 澄 繊維材料における生物親和性の試験法の確立
脇 本 直 樹 木橋継手の強度について
中 村 宏 美 南海トラフ地震を対象とした非被災府県による被
吉田雅穂
災地への支援体制の構築に関する研究
17( 3408 )
前島正彦
吉村與与志
( 15 )
第168号
退任の挨拶
環境都市工学科
西
実りある見学旅行
野
良
生
機械工学科3年
坂
田
豪
2年前に「61歳の新人」として高専に着任し
今年の機械工学科は,関東方面へ行き,新日鉄
て皆様に挨拶申し上げてから早2年経過し,この
や三菱重工などの大企業を見学旅行させていただ
3月末にて退任することになりました。
きました。今までに授業で習っただけで想像でし
本当に短期間ではありましたが,多くの先生方
かなかった大きな工作機械が沢山置いてあり,習
や職員の皆様からのご支援ご協力により,楽しく
った加工法などを実際に見る事ができました。ま
無事に任務を終えることが出来,心より感謝と御
た,仕事上の問題点や企業の疑問など思った事を
礼を申し上げます。
質問することによって,社会に出てから役立つ事
当初より2年間と短期間の勤務であることに甘
え,自分に課せられた使命(ミッション)とはひ
や日頃の心構えなどの話を聞け,非常に貴重な体
験をすることができました。
とえに若い学生さん達に,自分が社会生活で取得
一方で工場見学が終った夕方からはみんな緊張
した知識,経験を,「実践的な物造り教育」の場
とスーツから開放され元気にはしゃぎだし,毎晩
にて伝えることにあると考え,努力をして参りま
茶わん蒸しを食べ,風呂でもあばれ,夜遅くまで
した。
遊び,次の日に備えてエネルギーを飲んだり食べ
豊かな時代に育った学生達の学業への意気込み
や,環境都市工学科の卒業生が就業する建設関連
たりしてました。時には先生も一緒に…………そ
して朝のバスの中でグッタリと寝ました。
業界も,以前の姿とは大きく様態が変化し,教育
こんな感じの機械工学科の見学旅行。たくさん
の場においても多様な科目の修学が要求されるな
の思い出と頭痛と課題を僕達にあたえてくれまし
ど,時代は大きく変貌を遂げております。
た。迷惑をかけたみなさん,本当にゴメンナサイ。
そんな中でも「物造り」の精神と教育は普遍で
あり,その基礎教育はいつの時代でも,学校教育
に求められ,それに応えることこそが高専教育に
おける最重要課題であると,痛感した2年間でも
ありました。
高専の独立行政法人化を契機に,教育現場にも
熾烈な競争が展開されることは避け得ないことで
はありますが,高専の教育方針である「人造り」
「物造り」を基本に,福井高専が将来益々地域に
貢献されながら発展し栄えられんことを心より祈
念しながら,退任の挨拶とさせて頂きます。
17( 3409 )
( 16 )
青武台だより
人それぞれの楽しさ
電気工学科3年
板
『キャナリいい☆』
聖
治
電子情報工学科3年
牟
田
明
見学旅行はほんとに楽しかった。いやー楽しか
工場見学旅行の感想と言われましても,ものご
った。何回言っても尽きないほど楽しかった。工
とをすぐに忘れてしまうこの私。なにぶん82日
場見学もそれはそれでいろいろと勉強になったこ
も前の出来事ですから,脳の引き出しから9割近
とだし,見ているだけでもいろいろ感じさせるも
い記憶がなくなってございます。それでも頑張っ
のであった。
て思い出して書いたのでどうぞお読み下さい。
が,本当に楽しかったのは,“観光”に当たる
まず初日。行ったトコロは松下電器技術館。旅
部だろうか(誰だってそうだろうけど)。福井を
行中に行った工場の中でココが一番興味がわき,
出発した時からみんなテンションが普通とは違っ
楽しかったでございます。現在販売されている家
ていたが,一時は異常なテンションの上がり様だ
電製品よりも一歩進んだ技術が使われた製品がい
った。2日目なんて暴走状態だったりするもんだ
ろいろ置いてあり,どれか一つでもいいから土産
からすごい。
に下さいと懇願したくなるようなものばかりでし
まあ,人によってはそうでもなかったが,それ
た。例えば,ついにギガに達したSDカード,体
ぞれの人なりに楽しんだ旅行になって良かった。
重・体脂肪を測れる便座,自動掃除機etc.これ
現に,自主旅行はみんな個性に富んだ内容になっ
らの製品を見て,新しい商品の開発にはまず消費
たのだから。
者の立場になり考えるコト,そして思いきった愉
それにしても,自分の自主旅行は「鈍行で帰る
快な発想をするコトが大切だろうなぁと自己解
福井直行の1泊2日の旅。」沖縄直行のグループ
析。モチロン惜しみない努力と諦めない心が必要
とは天と地の差だ………………。ま,それはそれ
なのは百も承知。しかし好きなコトをやっていれ
で良かったということで。
ば,努力は没頭へと変わります。くだけて言うと
ハマる。努力が嫌いな人もこれでバッチリ!!
良
かったですネ☆
もう字数がないので手短に。内之浦宇宙空間観
測所では,ロケットという大きなモノを作ってい
るのに説明オジサンの声が小さかったし,京セラ
ではファインセラミックスのすごさを思い知らさ
れました。
今私たちは,人々に役立つものを生み出す技術
者になるための一歩を踏み出しているのです!
17( 3410 )
( 17 )
第168号
校外研修の感想
電子情報工学科2年
奥
校外研修から学んだこと
田
充
物質工学科2年
山
本
さくら
11月10日,私達物質工学科は,石川県にある,
11月10日に校外研修として,勝山にあるケイ
テーと福井にあるFBCに行きました。FBCは
菊姫という酒造工場を見学させて頂きました。ま
知っていたけど,ケイテーは初めて聞いたので,
ず最初に,お酒を製造する過程の説明をうけ,そ
少し興味深かったです。まずはケイテーに行きま
の後,実際にお酒を作っている年期の入った蔵を
した。すると,椅子には,パンフレットとまろ茶。
見ました。麹や酒米について,発酵の技術につい
なかなかの好印象でした。ケイテーという名は,
て,お酒の味を決める過程など,たくさんの知識
を得ることができ,とても興味深かったです。
『兄弟』からきているんだなとわかった時は少し
ビックリしました。工場内の見学では,まず,織
けれど今回,私がこの校外研修で一番学んだこ
機の多さにビビり,値段にもビックリしました。
とは,もっと違ったところにあった気がします。
1台500万円とは。福大卒の人のプログラムを商
先生をガッカリさせるつもりは無いのですが,技
品としてつくるときの気持ちについての話はため
術より大切なことを,説明をして下さった担当の
になりました。次に,コパで昼食をとった後,F
方が教えてくれました。それは,「なぜ,この仕
BCを見学しました。綺麗な建物で,見学コース
事についたか,どんなやりがいを感じているか」
まであり,良い所でした。一つの番組を運営する
ということです。私は,化学が好きで,この学科
(作る)にも,確か最低12人の人が必要だと聞い
に入学したけど,実際の将来や未来については,
て,やっぱり,よいものを作るにはそれだけの労
まだまだ先だと思っています。けれど,この仕事
働力と努力が必要なんだなと,心から感じました。
に対しての姿勢というのは,この先,私がどんな
スタジオはとても,雰囲気が出ていて良かったで
進路をえらぶとしても,必要なもので,その言葉
す。どれもこれも,なかなか体験できないものば
はずっと心の糧になるものだと気づきました。私
かりで,本当に貴重な経験ができたと思います。
はこれから,この学校に入った目的を改めて大切
だから,僕は,この校外研修を参考に,一番自分
にしようと,この研修で強く感じました。
にあった,職業,就職先を地道かつ真剣に考えて
いきたいと思います。
平成16年度
学
科
日 時
2学年校外研修先一覧
研
修
先
引 率 者
機 械 工 学 科 2年 11月10日(水)
ソディックプラステック㈱
㈱リコー福井事業所
長 水 壽 寛
芳 賀 正 和
電 気 工 学 科 2年 11月10日(水)
北陸電力敦賀火力発電所
熊川宿
瀬 川 直 美
米 田 知 晃
ケイテー情報システム㈱
福井放送
森
貞
前 川 公 男
野 村 保 之
物 質 工 学 科 2年 11月10日(水)
菊姫合資会社
吉野工芸の里
前 田 安 信
松 井 栄 樹
環境都市工学科 2年 11月10日(水)
テクノポート福井浄化センター
福井県内水面総合センター
北 浦
守
辻 子 裕 二
電子情報工学科 2年 11月10日(水)
17( 3411 )
( 18 )
青武台だより
進路の選定,決定へ向けての支援を強化
― 進路指導室業務始動 ―
進路指導委員会委員長
山
田
幹
雄
「就職希望者と進学希望者とがほぼ同数の本科
大学院ごとに情報を蓄積,後に続く応募者や受験
5年生」
,
「およそ1/3が進学を志す専攻科2年生」
者がこれを検索して必要な資料を速やかに入手で
といった近年の動向を見据え,さらに,ますます
きる態勢を整えることにしています。
早期化する求人依頼と就職活動に遅滞無く対応す
さて,1月末時点の進路決定状況ですが,進捗
る目的で,平成16年度に『進路指導室(本館2
率は本科96%(就職96名,進学92名),専攻科
階)』を設置しました。未だ整備・拡充の段階で
100%(就職20名,進学10名)となっています。
はありますが,これまでに
実際は,昨年9月末の時点で本科86%,専攻科
①室前廊下に設けた掲示板で「求人企業」や「募
90%に達しており,これに10月以降に結果が判
集中の専攻科,大学,大学院」を開示。
②求人票,会社概要の原本を室内に保管。学生の
明した公務員採用試験や専門・専修学校入校試験
の合格者を加えた値が最終的な進捗率に該当して
います。なお,進捗率を平成15年度と比べても
閲覧や複写も可。
③図書館および教員研究室のパソコンから求人企
ほとんど差はなく,何よりも“早目の進路選定が
肝要”といえます。
業一覧,求人票を閲覧可。
などのサービスを提供しています。平成17年度
進路指導委員会では,学生―保護者―担任(専
以降は,入社試験や入学試験を受けた学生諸君が
攻科委員)の円滑な意志疎通を支えるべく実効あ
提出する報告書を逐次入力して個々の企業,
大学,
る方策を検討,教育現場に向けて発信しています。
平成16年度 進路内定状況
平成17年1月末日現在
区分 卒業(修了) 進
内 定 者 数
学
就
職 内
未定者数
予 定 者 数 希望者数 大学(院) 専攻科 専門学校
希望者数 県外
学科
(1)
(1) (1)
機械工学科
38
20
14
6
0
0
18
15
(3)
(1)
(1)
(2) (2)
本 電気工学科
40
20
13
4
1
2
20
11
(10)
(10) (4)
電子情報
工 学 科
43
17
11
4
1
1
26
17
(13)
(7)
(3)
(2)
(1)
(1)
(6) (2)
物質工学科
37
24
15
6
2
1
13
5
(6)
(1)
(1)
(5)
科 環境都市
工 学 科
37
15
4
7
4
0
22
5
(33)
(9)
(4)
(2)
(2)
(1)
(24) (9)
小
計
195
96
57
27
8
4
99
53
(3)
(3) (2)
生
産
専 システム
19
9
9
0
0
10
7
(4)
(1)
(1)
(3) (1)
環
境
攻
システム
11
1
1
0
0
10
1
(7)
(1)
(1)
(6) (3)
科
小
計
30
10
10
0
0
20
8
(40)
(10)
(5)
(2)
(2)
(1)
(30) (12)
合
計
225
106
67
27
8
4
119
61
表中( )は女子で内数。
17( 3412 )
定 者 数
未定者数
備 考
県内 合計
(1)
3
18
0
(2)
9
20
0
(5) (9)
(1)
6
23
3 内公務員 1
(4) (6)
8
13
0
(5) (5)
17
22
0 内公務員 5(1)
(14) (23)
(1)
43
96
3
(1) (3)
3
10
0 内公務員 1
(2) (3)
9
10
0
(3) (6)
12
20
0
(17) (29)
(1)
55 116
3
( 19 )
第168号
平成16年度 就職・求人状況
区分 卒業(修了) 進
求
学 就職希望
予 定 者 数 予定者数 者 数 a 県内
学科
(1)
(1)
機械工学科
38
20
18
39
(3)
(1)
(2)
本 電気工学科
40
20
20
37
(10)
(10)
電子情報
工 学 科
43
17
26
30
(13)
(7)
(6)
物質工学科
37
24
13
20
(6)
(1)
(5)
科 環境都市
工 学 科
37
15
22
31
(33)
(9)
(24)
小
計
195
96
99
157
(3)
(3)
生
産
専 システム
19
9
10
19
(4)
(1)
(3)
環
境
攻
システム
11
1
10
19
(7)
(1)
(6)
科
小
計
30
10
20
38
(40)
(10)
(30)
合
計
225
106
119
195
表中( )は女子で内数(進学者数に専門学校生含む)
平成17年1月末日現在
人 数
求人倍率
b/a
県外 合計b
323
362
20.1
309
346
17.3
283
313
12.0
114
134
10.3
94
125
5.7
1123
1280
12.9
201
220
22.0
86
105
10.5
287
325
16.3
1410
1605
13.5
平成16年度 大学編入学試験・高専専攻科入学試験合格状況
学 科
機械工学科
推薦 学力
電気工学科
推薦 学力
大学等
学部等
北 海 道 大 学 農
学
部
筑 波 大 学 第
三
学
群
電気通信大学 電 気 通 信 学 部
長岡技術科学大学 工
学
部
2
1
金 沢 大 学 工
学
部
2
福 井 大 学 工
学
部
2
1
信 州 大 学 農
学
部
岐 阜 大 学 工
学
部
豊橋技術科学大学 工
学
部
3
1
三 重 大 学 工
学
部
京 都 大 学 工
学
部
1
神 戸 大 学 工
学
部
1
農
学
部
和 歌 山 大 学 シ ス テ ム 工 学 部
岡 山 大 学 工
学
部
理
学
部
1
広 島 大 学 工
学
部
理
学
部
山 口 大 学 工
学
部
1
九州工業大学 情 報 工 学 部
滋賀県立大学 工
学
部
関 西 大 学 総 合 情 報 学 部
福 井 高 専 専 攻 科 生産システム工学専攻
3
2
環境システム工学専攻
東 京 高 専 専 攻 科 機械情報システム工学専攻
1
富山商船高専専攻科 制御情報システム工学専攻
計
13
9
※表における合格者数は延べ人数を表す。( )は女子で内数。
電子情報工学科
推薦 学力
2
1
1
4(1)
2
6
1
1
1
1
1
1
1
3
2
1
1
1
1
1
1
2
1
3
5 17(1)
6
1
16
3
平成17年2月末日現在
物質工学科 環境都市工学科
合
計
推薦 学力 推薦 学力 推薦 学力
1
1
2
1
2(1)
5
2
6(1) 11(1)
2
6
3
1
1
4
11
1
1
1
1
2 1(1)
1
7 6(1)
1
1
1
1(1)
1(1)
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
7
7
3 3(2)
7
10 3(2)
1
1
10(1) 16(4)
9
2 43(1) 60(5)
平成16年度 大学院入学試験合格状況 平成17年2月末日現在
専攻 生産システム工学専攻 環境システム工学専攻
推薦 学力 推薦 学力
学
大
学
院
2
学
大
学
院
3
1(1)
維 大 学 大 学 院
1
技 術 大 学 院 大 学
3
計
4
5 1(1)
※表における合格者数は延べ人数を表す。( )は女子で内数。
大学院
金
沢
大
福
井
大
京 都 工 芸 繊
北 陸 先 端 科 学
合 計
推薦 学力
2
4(1)
1
3
5(1)
5
17( 3413 )
( 20 )
青武台だより
まさかの準優勝
機械工学科4年
上
田
夢舞台
泰
佑
3.2.1.スタート。豊田高専のロボットが,
機械工学科3年
前
川
浩
規
短い間ではありましたが,夢の舞台に立つこと
わずか7秒でスポットインを決める。その瞬間僕
が出来ました。ロボコンがやりたくて福井高専に
達は,「このマシンには勝てない。」と思った。
入った僕にとって,今年のロボコンは忘れること
それは,11月6日,地区大会前のテストランの
の出来ない,思い出深いものとなりました。
時であった。
翌日,大会本番である。僕達のマシンは決して
7月から製作を開始し,夏休みは毎日工場にこ
もって作り上げたロボット。技術的にはまだまだ
強くはないが,確実さが売りであった。そんな自
未熟ながら,精一杯のキモチでつくったロボット。
分達のマシンを信じての1回戦,僕は緊張して心
そしてロボットと共に臨んだ地区大会。不安と緊
臓がバクバクであった。どうにか1回戦を勝ち,
張とで押しつぶされそうになりながらの1回戦。
2回戦も順調に勝ち上がっていった。そして迎え
しかし結果は「初戦敗退」
。
た準決勝,相手は豊田高専である。「もう,当っ
決して満足できる結果とは言い難いものです
て砕けろ!」という気分で試合開始,相手のマシ
が,形として残らずとも得られたものは多いよう
ンが素早く動く,そしてスポットインかと思われ
に思います。それゆえ,この半年間は今までで最
たその瞬間,止まったのである。その隙に自分達
も充実した半年間だったと自信を持って言うこと
のマシンがスポットイン。まさかの決勝進出。
ができます。あらためて,ロボコンに参加できて
そして,いよいよ決勝戦,相手はボールを動か
本当に良かったと思っています。
したことがないチーム,もう自分達の優勝は目前
最後になりましたが,工場の先生方,応援して
である。そして決勝戦が始まった。自分達のマシ
くださった皆様,
本当にありがとうございました。
ンが,確実にスポットに向かうかと思われたその
時,スロープから転落,ボールはスポットから遠
ざかってしまい,まさかの準優勝であった。
先輩や後輩と共に作ってきたロボットは,推薦
で全国大会に出場できる事となった。全国大会で
は3回戦で負けてしまったけれど,先生方の指導
や,応援して下さったみなさんのおかげもあり,
心に残る想い出にすることができた。
17( 3414 )
( 21 )
第168号
優 学生賞
優秀学生賞
日本機械学会
電気学会北陸支部
畠山賞
優秀学生賞
機械工学科5年
電気工学科5年
惠 木 快 昌
碩日本電気技術者協会
北陸支部
優良卒業生
電気工学科5年
佐 竹 真 幸
電子情報通信学会
北陸支部
優秀学生賞
川 上 裕 樹
電子情報通信学会
北陸支部
優秀学生賞
電気工学科5年
黒 川 誠 貴
情報処理学会北陸支部
優秀学生賞
電子情報工学科5年
電子情報工学科5年
藤 枝 延 維
笹 本 智 之
映像情報メディア学会
北陸支部
優秀学生賞
電子情報工学科5年
白 鳥 真 子
日本化学会北陸支部
日本化学会北陸支部
優秀学生賞
物質工学科5年
野 村 浩 平
全国高専土木工学会
優秀学生賞
近藤賞
物質工学科5年
環境都市工学科5年
井 藤 有 美
笹 島 康 宏
福井高専土木工学科
環境都市工学科同窓会
翔土会賞
環境都市工学科5年
森
有 希
17( 3415 )
( 22 )
青武台だより
第14回 共同研究発表会
同研究発表会
学生も共同研究に大いに寄与
校長賞・校長特別賞受賞
共同研究発表会
先進技術教育研究センター長
井
上
昭
浩
校長から平成17年2月2日(水)会議室におい
て,北陸地区高等専門学校体育大会優勝者個人・
福井高専先進技術教育研究センターは,12月
団体およびロボコン2004東海北陸地区大会準
3日「第14回共同研究発表会・交流会,第10回
優勝者ならびに,全日本空手道選手権大会一般上
マグネットコンテスト表彰式」を福井商工会議所
級の部優勝者,7団体55名に校長賞のメダルが
で開催しました。
授与されました。
この催しは,産官学連携の更なる促進,地域社
また,今年度より新たに校長特別賞が設けられ
会への貢献を期して毎年開催しているもので,本
ました。全国高等専門学校体育大会においてみご
年は学内外から100余名が参加,日頃の共同研究
と優勝された,女子テニス部の森有希さん・高橋
の成果が発表されました。参加者は熱心に耳を傾
加奈さん,水泳競泳100M自由形で準優勝された
けるとともに,その後の交流会では情報交換や技
今井雅彦君にそれぞれ校長特別賞が授与されまし
術交流等を活発に行いました。
た。
発表テーマは次の4件です。学生の皆さんが卒
業研究,特別研究として取り組んだ成果を自らも
発表して頂きました。
拭「伝統産業支援室の設置と和紙産業との共同研
究」上島晃智教授,小泉貞之教授,大堂充,安
立健太郎(物質工学科5年)
植「携帯電話を用いた社会学習支援システムの開
発」大久保茂教授,兼田知明(専攻科2年),
田辺一雄(エムディエス)
殖「カーボンナノチューブの合成とポリマー分散
技術に関する共同研究」川本帯教授,山本真章
(専攻科1年)村上吉昭(日東シンコー㈱)
燭「オーロラ発生時のCANと電離層活動の関連
性」前川公男教授,大村規之(専攻科2年)
専攻科生による共同研究発表風景
17( 3416 )
( 23 )
第168号
∼ 留学生懇談会 ∼
「OPEN-R TECHNO FORUM
2004 in Japan」に参加して
神出鬼没のファントム留学生
AIBOで遊ぼう
留学生主任
野
村
保
之
機械工学科
鈴
木
秀
和
今年度も関係者各位のご協力の下に,留学生懇
12月4日,東京・お台場にてAIBOの祭典
談会を無事開催する事が出来ました。本会は,来
「 OPEN-R TECHNO FORUM 2004 in
賓として毒江市国際交流協会会長及び事務局の
Japan」が開催され,機械工学科鈴木卒研室・
方々,並びにホストファミリーの方々をお迎えし
AIBO班(鈴木,5M 油谷・辻田)も参加し
ております。懇談会には,主催者側から校長を筆
てきました。競技は,AIBOの歩く速さを競う
頭に関係教職員が,主賓として留学生及びその学
「AIBOレース」,ボールをゴールに入れるまで
生生活を支えるチュータが参加し,総勢43名で
のタイムを競う「PK戦」,AIBOの演技を競
の開催となりました。さて,今回進行役を務めさ
う「エンターテインメント」の3つがあり,一般
せていただく段階で,悩みの種として準備するス
参加から大学研究室まで自慢のプログラムを搭載
ライドの写真が少ない事が有りました。それだけ
したAIBO達が熱戦を繰り広げました。チーム
今年度の活動が低調だったのではと思い悩みまし
「福井高専
鈴木研」も全競技にエントリーし,
たが,案ずるより産むが易し,多種多様の活動の
エンターテインメント競技で「一発芸」の意外性
エビデンスが揃い,改めて本校留学生のバイタリ
が受け,なんと2位を頂くことが出来ました。大
ティーと国際交流協会やホストファミリーの方々
会の模様は,Webニュース(http://pcweb.
の御支援を確認させていただきました。また,留
mycom.co.jp/articles/2004/12/13/open・r/)
学生も日頃御世話になっている来賓の方々への感
にも掲載されていますので興味のある方は御覧下
謝の念を忘れずにいる様子が確認出来まして,大
さい。
変嬉しく感じております。最後に,本会には記念
入賞できた事も嬉しいですが,高い技術力を目
写真撮影の際,主役の留学生の中に神出鬼没のフ
の当たりにし,会場のエネルギーを肌で感じるこ
ァントム学生が現れると言うことで締め括らせて
とができ,競技参加を通して私達AIBO班メン
戴きます。
バーが得た経験はとても大きかったと思います。
17( 3417 )
( 24 )
青武台だより
第10回 マグネットコンテスト
マグネットの世界的な企業である信越化学工業
福井高専からは、機械工学科1年塩井智明君の
㈱の協力、福井県産業支援センター、福井新聞社
「ゆっくり戸」が準アイデア賞に、機械工学科3
の後援を得て、毎年行われてきましたマグネット
年小浜宏一郎君の「安全鋲」が佳作に、電子情報
コンテストも、今年度で第10回を迎えました。
工学科4年門直史君の「シャワーの止め具」が努
今回は応募総数792件で、小学校1件、中学校
力賞に、機械工学科5年大庭賢之君のマグネット
433件、高校4件、大学38件、高専は316件の応
ペットボトル」が奨励賞に入賞しました。
今回は優れた作品の中の幾つかを、教育支援セ
募でした。
ンターの方々にお願いして試作していただき、表
選考の結果、去る12月3日共同研究発表会の後
彰式で展示し好評を博しました。
表彰式が開催され、下図に示す春江中学校3年原
嶋絵里菜さんの「マグネットタッチ式インナーイ
過去に行われたマグネットコンテストの応募作
ヤーヘッドホン」がアイデア賞として表彰された
品の中には、企業で商品化され利益を挙げた例も
のをはじめとして、総数15件が入賞し表彰され
あります。
ました。また足羽中学校、川西中学校、春江中学
学生の皆さんがこのマグネットコンテストを通
校の3校が学校挙げての積極的参加で特別学校賞
じて、ものづくりに興味を持ち、独創力、創造力
および学校賞を贈られました。
を培ってゆくことを期待しています。
区 分
ア イ デ ア 名
学
校
等
氏 名
アイデア賞
マグネットタッチ式
インナーイヤーヘッドホン
春江中学校3年
原嶋絵里奈
準アイデア賞
ワンタッチ!カーテン
足羽中学校2年
吉川沙耶香
と
佳
奨
努
作
励
力
賞
賞
ゆっくり戸
福井高専機械工学科1年
塩井 智明
マグネットハンガー
埼玉大学教育学部2年
小田望由紀
ハイパー鋏定規
埼玉大学教育学部4年
山中 大子
不思議なステッキ
木田小学校4年
林
安全鋲
福井高専機械工学科3年
小浜宏一郎
マグネット・ペン
埼玉大学教育学部2年
大橋 貴弘
マグネットペットボトル
福井高専機械工学科5年
大庭 賢之
ペーパーホルダー
埼玉大学教育学部2年
石川 薫子
マグペン
春江中学校1年
増田 一輝
ぴったり箱
特別学校賞
川西中学校3年
中山 夏実
ラクラクシャワータイム
足羽中学校2年
竹田 有沙
タイルマグネット
埼玉大学教育学部2年
石川 孝大
シャワーの止め具
福井高専電子情報工学科4年
門
(学校あげての積極的参加)
足羽中学校
川西中学校
学
校
賞
17( 3418 )
玲衣
(積極的参加)
春江中学校
直史
( 25 )
第168号
第1回 さばえめがねワクwakuコンテスト
本校の所在地毒江市はめがね枠工業の世界的な
1年田鳥安沙子さんの「ライトつきメガネ」、同
生産拠点であることから福井県眼鏡協会の後援を
じく内藤潤平君の「フレームに小型ライトがつい
得て、毒江商工会議所と共催で「第1回さばえめ
ている」、機械工学科2年今村友紀君の「蛍光フ
がねワクwakuコンテスト」を開催し、眼鏡枠機
レーム眼鏡」、電子情報工学科2年土田喜作君の
構、デザイン、レンズ、眼鏡関連グッズなどに関す
「マルチレンズ」
、機械工学科3年大久保貴史君の
るアイデアを、広く全国小・中・高・大学生および
「メンテガネ」、同じく大熊正樹君の「オシャレメ
高専生から募集しました。その結果、南は九州か
ガネ」、環境都市工学科3年鎌谷道人君の「フレ
ら、北は関東まで総数836件の応募がありました。
ーム部分が蛍光材により光る」、同じく大森志保
選考の結果、最優秀賞には勝山中部中学校3年
さんの「フレームにライトをつける」、機械工学
織田郁美さんの「手形メガネ」が選ばれました。
科4年岩堀圭吾君の「フレームに電子基板を設け
そのほか優秀賞2件、機能賞9件、アイデア賞7件、
た眼鏡」、機械工学科5年井上智弘君の「Gフレ
佳作21件、努力賞1件、プレゼンテーション賞3
ーム」の12件が入賞しました。またカラフルな
件の合計44件が入賞しました。また学校挙げて
ポスターデザインは電子情報工学科5年西永亜由
取り組んでいただきました春江中学校、勝山中部
美さんの作品です。
この「さばえめがねワクwakuコンテスト」に
中学校が学校賞に選ばれ、去る1月31日毒江商工
より、若い学生の皆さんがものづくりに興味を持
会議所において表彰式が開催されました。
本校からは機械工学科1年水島広貴君の「メガ
ち、独創力、創造力を培うとともに、このコンテ
ネケースに音センサーをつける」、同じく松尾達
ストの作品を通じて、地元産業へ寄与してゆくこ
也君の「メガネふきつきネクタイ」、物質工学科
とを願っています。
区 分
ア イ デ ア 名
学
校
等
氏 名
最優秀賞
手形メガネ
勝山中部中学校3年
織田 郁美
優 秀 賞
にわとりの卵
勝山中部中学校3年
山内 祥子
グミ・メガネ gummy glasses
武蔵野市立第一中学校1年
本田しおん
マルチレンズ
福井高専電子情報工学科2年
土田 喜幸
耳かけ、フレームなどの部分が光る
春江中学校1年
勝見 綾太
バラエティ メガネ
春江中学校1年
小林 慶生
夜道も安心
春江中学校3年
長岡江里香
フレーム部分が蛍光剤により光る
春江中学校3年
長谷川大志
∼蛍光フレーム眼鏡∼
福井高専機械工学科2年
今村 友紀
フレームに電子基板を設けた眼鏡
福井高専機械工学科4年
岩堀 圭吾
Gフレーム
福井高専機械工学科5年
井上 智弘
フレーム部分が蛍光剤により光る
福井高専環境都市工学科3年
鎌谷 道人
機 能 賞
さばえめがねワクwakuコンテスト表彰式
17( 3419 )
( 26 )
青武台だより
資格取得者名簿
資
格
名
機械設計技術者(3級)
CAD利用技術者(2級)
CAD利用技術者(3級)
色彩コーディネータ(2級)
色彩コーディネータ(3級)
画像処理検定(2級)
画像処理検定(3級)
CG検定(2級)
第三種電気主任技術者
ソフトウエア開発技術者
基本情報技術者
初級システムアドミニストレータ
ディジタル技術検定(2級)
情報部門
ディジタル技術検定(2級)
制御部門
ディジタル技術検定(3級)
ディジタル技術検定(4級)
危険物取扱者(乙種全類)
ビジネス検定(3級)
測量士
測量士補
技術士(1次)建設部門
技術士(1次)上下水道部門
英語検定(準2級)
工業英語検定(3級)
第二種電気工事士
17( 3420 )
学科学年
氏 名
学科学年
氏 名
学科学年
氏 名
学科学年
氏 名
谷川 隆一
M5
土谷 剛大
M5
吉田 雄司
M5
伊藤 龍司
M4
小野田啓正
M4
川瀬 和宏
M4
坂川 翔太
M4
得橋 亜希
M4
竹内 喜之
M4
竹村 孝司
M4
田嶋
建
M4
田中 元気
M4
田中
孝
M4
中長 貴志
M4
西北 昇平
M4
羽川 達哉
M4
星野 恭一
M4
増谷 隆志
M4
松浦 聖樹
M4
森下 隆二
M4
山岡 寛和
M4
山道 一樹
M4
山本 宗平
M4
和田
衛
M4
雅美 ES1 得橋 圭太 ES1
酒井 隆晃 ES2 塚谷 智章 ES2 菊
土谷 剛大
M5
林
勇士
M5
上木 良太
B5
塔尾
勝
B5
山口 敏治
B5
吉田 好範
B5
吉田 亮治
B5
岡花 雄太
B5
笹島 康宏
B5
宮澤 勇気
B5
山本 正和
B5
伊藤 龍司
M4
岩堀 圭吾
M4
上田 泰佑
M4
小野田啓正
M4
川瀬 和宏
M4
坂川 翔太
M4
佐々木俊輔
M4
柴田 壮佑
M4
得橋 亜希
M4
竹内 喜之
M4
竹村 孝司
M4
田嶋
建
M4
田中
孝
M4
南部 恵佑
M4
西北 昇平
M4
羽川 達哉
M4
前田 高志
M4
松浦 聖樹
M4
森下 隆二
M4
藪原
広
M4
山岸 元輝
M4
山道 一樹
M4
山本 宗平
M4
若松
晃
M4
和田
衛
M4
得野 誉大 E4
朝日 康元
B4
加藤 俊介
B4
川口 直哉
B4
斉藤 美咲
B4
田中 智久
B4
氷見 啓樹
B4
松田つかさ
B4
山本 和代
B4
仲市 哲大
B3
林
由実
B3
山口 公平
B3
青山 英雄
M3
石川 貴博
M3
馬田 和幸
M3
絹谷 恭規
M3
西山 邦彦
M3
山崎 修平
M3
土谷 剛大
M5
岩堀 圭吾
M4
北川 景介
E4
堀明 慎一
E4
北川 景介
E4
堀明 慎一
E4
山田慎太郎
E4
木下
遥
E4
木本 忠宏
E4
廷々 逸平
E3
林
将之
E4
大葭原嵩昌
EI4
木下
遥
E4
青山 俊彦
EI4
小林 雄一
EI4
牧野 和矢
EI4
中山 理規
EI4
森下 達夫
EI4
前田
唯
EI3
谷口 泰弘
E5
木本 忠宏
E4
青山 俊彦
EI4
青野 有花
EI3
小林 恵美
EI5
小森 成貴
EI5
山崎 真一
EI5
青山 俊彦
EI4
笠島 康成
EI4
門
直史
EI4
近藤 雄一
EI4
清水 信宏
EI4
森田 定幸
EI4
森下 達夫
EI4
前田
唯
EI3
宇野さおり
EI5
小森 成貴
EI5
松崎 将三
EI5
山崎 真一
EI5
斉藤 彩香
EI5
嶋田 恭兵
E4
池田
怜
E4
大田
弘
E4
大越 一功
E4
小池 貞則
E4
嶋田 恭兵
E4
大道 康寛
E4
田賀健太郎
E4
得野 誉大
E4
塚田 和樹
E4
出口 克己
E4
中山 千春
E4
林
竜紀
E4
船曵 洋平
E4
堀明 慎一
E4
松田 典之
E4
近藤 雄一
EI4
森田 定幸
EI4
青野 有花
EI3
前田
唯
EI3
山田 達也
E2
前田
唯
EI3
森本
喬
EI2
田中 良典
C5
牧田美佐紀
C5
山田慎太郎
E4
齊木 優祐
C4
林
達也
C4
小林
学 C4
木津沙耶香
C3
真田
翠
C3
清水貴美子
C3
田中 藍子
C3
山崎登志生
E2
竹内 寛雄
M3
藤田 智明
B5
山崎 陽平
B4
笈田 翔平
B3
大清水 愛
B3
佐々木智之
B3
仲市 哲大
B3
長谷川純也
B3
山口 公平
B3
山田
聖
B3
竹内 絵瑠
B2
村中
誠
B2
笹島 康宏
B5
藤田 智明
B5
松井 祐樹
E3
藤部 聡哉
E3
山田慎太郎
E4
友本 尭文
E3
成田 吉希
E3
原
崇志
E3
布施 和志
E3
松田 雅志
E3
南山 文一
E3
森永 和寛 E3
( 27 )
第168号
ふくいソフトウェア
コンペティション 2004入賞
「資格取得者に贈る言葉」
西
編集委員長
野
良
生
平成16年10月14日(木)に福井県産業会館IT
今年も多くの学生が各自の学ぶ分野における資
フォーラム2004会場で,“ふくいソフトウェア
格試験に挑戦し,見事合格を果たされ,心よりお
コンペティション2004”の授賞式が行われまし
祝いを申し上げます。
た。このコンペティションでは,情報通信技術等
日本の社会では「専門技術者」として活躍する
次世代の情報科学技術を担う人材の発掘,育成確
には,多くの業務において学校での専門科目の単
保に資するため,ソフトウェアプログラム等の優
位修得は勿論,全国統一資格試験に合格している
秀性,先進性を競うものです。応募者多数の中か
ことが,不可欠となっております。つまり,「資
ら,生産システム工学専攻1年・山口光弘君の
格」が専門分野就業の「パスポート」となってい
「ROBOCON用ロボットの3Dモデリング」
が福井県ソフトウェア奨励賞を受賞し,蹟福井県
ることになります。
産業支援センターより表彰状が贈られました。
そんな意味から学生の皆さんには,学校に在学
している間に,自分の専門科目への試験はもとよ
り,情報,語学検定試験なども含めて,自分の将
来を見据えながら,進路を切り拓くためにも,ど
んどん挑戦されますことを願っております。
平成17年度 入学者選抜について
平成17年度入学者選抜は,推薦選抜が1月25
2月23日(水)午後1時に200名の合格者を発
日(火)に本校で作文と面接を,学力選抜検査が2
表した。うち県外出身者は,(滋賀県20名,岐阜
月20日(日)に本校と滋賀大学経済学部で理科,
県1名,京都府1名)であった。
なお,合格者受検番号を本校ホームページ上に
英語,数学,国語,社会の5科目により実施され
掲載した。
た。
平成17年度 入学者選抜実施状況一覧
志
学
科
募集人員
推
薦
願
者
数
合
学力検査
倍
率
推
薦
格
者 数
学 力 検 査
計
工学基礎コース(内数)
機 械 工 学 科
40 人
210(1)人
人
460
(0)
1.68倍
人
150(1)
人
250(2)
人
8(0)
人
400
(3)
電 気 工 学 科
40
170(0)
420
(1)
1.48
150(0)
250(3)
人
8(1)
400
(3)
電子情報工学科
40
27(11)
670
(6)
2.35
140(7)
260(2)
人
8(1)
400
(9)
物 質 工 学 科
40
240(9)
49(16)
1.83
150(7)
250(9)
人
8(4)
40(16)
環境都市工学科
40
140(6)
470
(3)
1.53
140(6)
260(2)
人
8(0)
400
(8)
200
103
(27)
251
(26)
1.77
73
(21)
127
(18)
計
(備考)拭(
40(6)
200
(39)
)内の数字は,女子で内数。 植倍率=志願者
(推薦+学力検査)
÷募集人員
17( 3421 )
( 28 )
青武台だより
○平成17年度教育後援会総会
次のとおり総会を開催しますので保護者の方は
4.議事
拭平成16年度事業報告及び決算案について
ご出席下さい。
期 日
平成17年4月8日(金)正午から
植平成17年度役員選出について
場 所
本校図書館内 視聴覚ホール
殖平成17年度事業計画及び予算案について
燭学校状況報告
総会次第
織その他
1.開会
5.閉会
2.会長あいさつ
3.校長あいさつ
教育指標「明るい松陵」
松陵中学校
山
本
拓
本校は,日本三大松原の一つである「気比の松
また生徒会活動にも熱心に取り組んでいる生徒
原」に隣接しており,大変自然に恵まれた環境に
が多く,昨年の福井豪雨の際に,ボランティア活
あります。登下校時に目にする四季折々の松原の
動への参加を呼びかけたところ,50名以上の生
姿,
松原の中での理科の授業や体育でのマラソン,
徒達が積極的に参加を申し出,教職員あわせて
部活動でのトレーニング等を通して,生徒はもち
65名ほどで明倫中学校の校庭等の泥の除去を行
ろんのこと,教職員にとっても,松原は大変身近
いました。猛暑の中で一生懸命働く生徒達の姿と,
で無くてはならない存在であると言えます。
さらには「泊まりがけでやりたい。」「明日もや
松陵中学校の朝は,生徒会執行部,有志達,教
りたい。
」と言う生徒達の言葉に涙が出ました。
職員の挨拶運動で始まります。月に2回は「おは
「今の子どもは………。」というのは世の中の
ようさん運動」といって,保護者も参加していま
決まり文句ですが,本校の生徒達を見ていると,
す。さらに体育大会が近づいてくると,3年生の
我々の子どもの時よりも「素直な心」を持ってい
6色のリーダー達が朝とは思えないテンションで
ることを日々感じます。教員であることの喜びを
「おはようございます」を連呼(?)しています。
登校後は「朝の読書」があり,学校中が600人
以上の生徒がいるとは思えないほどの静寂の中に
包まれ,
全校一斉に読書活動に取り組んでいます。
給食後には,本校の目玉の一つである清掃活動
が行われます。特に体育館掃除では,暑い日も寒
い日も黙々と雑巾がけに取り組む「野人」という
生徒達がいて,それぞれに目的をもって,20往
復拭く生徒もいます。腰痛持ちの担当教員2名も
生徒に負けじと日々奮闘しています。
放課後の部活動も大変盛んで,部活動が好きな
生徒が多く,その甲斐あって新チームでの地区大
会では,9競技で優勝を勝ちとることができまし
た。
17( 3422 )
かみしめて今後も生徒達と共に頑張りたいと思い
ます。
( 29 )
第168号
◆ ◆ ◆
4
平成17年度
月
行事予定表(前期)◆
5
◆ ◆
月
6
月
1
5
金 春季休業(∼7)
土
日
月
火
5
日
月
火
水
木
6
水
6
金
6
7
木 入寮式 開寮(14:00)
第41回入学式10:00 教育後援会総会12:00 2∼5年H.R.11:00
金
1∼4年保護者懇談会13:30 専攻科オリエンテーション11:00
土
日
月 前期授業開始
火
水 新入生オリエンテーション合宿研修(若狭湾少年自然の家)
木 新入生オリエンテーション合宿研修(若狭湾少年自然の家)
金
土
日
月
火 午前休講 新入生歓迎会,クラブ紹介
水 短縮授業 専攻科特別研究中間発表会
木
金
土
日 開校記念日
月
火
水
木 学生総会
金 みどりの日
土
7
土
7
水
木
金 (高校総体県予選)
土 (高校総体県予選)
日 専攻科推薦選抜(高校総体県予選)
体育祭が5/11に開催の場合は水曜日の授業
月
5/12に延期または中止の場合は木曜日の授業
火
8
日
8
水 中間試験
9
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
9
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
1
2
3
4
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
2
3
4
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
備
考
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
遠足(1∼4年)交流会(5年、専攻科)
憲法記念日
国民の休日
こどもの日
午後休講 体育祭準備
休講 体育祭(延期の場合は水曜日の授業)
(体育祭予備日:中止の場合は休業)
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
北陸地区高専体育大会
2
3
4
5
6
授業修了後H.R.,大掃除
7
8
北陸地区高専体育大会
北陸地区高専体育大会
9
10
11
12
13
休業
休業
専攻科学力選抜(前期)
14
15
16
17
海の日
休業 閉寮(10:00)
休業
夏季休業(∼8/28)
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
備
考
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
3
4
5
10
11
12
14
15
16
17
18
19
20
舞鶴高専交歓試合
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
中間試験
中間試験
中間試験
中間試験
中間試験
壮行会
北陸地区高専体育大会
備
考
8
1
2
13
寮祭
寮祭
備
考
7
2
11
31
備
考
1
10
1
月
9
1
オープンカレッジ(体験入学)
2
3
全国高等専門学校体育大会
全国高等専門学校体育大会
全国高等専門学校体育大会
全国高等専門学校体育大会
4
5
6
7
8
全国高等専門学校体育大会
全国高等専門学校体育大会
全国高等専門学校体育大会
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
編入学試験
専攻科:技術シーズ発表会(13:00∼17:00)
専攻科:技術シーズ発表会(9:30∼11:00)
23
24
25
26
27
開寮(10:00)
授業開始
28
29
30
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
月
期末試験
期末試験
期末試験
期末試験
期末試験
敬老の日
期末試験
特別指導期間
特別指導期間
秋分の日
授業終了後H.R.
大掃除
特別指導期間
特別指導期間
金曜日の授業 特別指導期間
休業 4年:校外実習報告会
休業 専攻科:インターシップ報告会
備
考
17( 3423 )
( 30 )
青武台だより
◆ ◆ ◆
10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
備
考
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
11
1
2
3
4
5
6
7
8
9
体育の日
金曜日の授業
10
11
12
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
月
元日
2
3
4
5
6
7
8
成人の日 開寮(10:00)
授業開始
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
休業
推薦選抜
24
25
学生総会
備
考
17( 3424 )
26
27
28
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
14
水
15
29
木
金
土
日
月
火
水
木 授業終了後H.R.,大掃除
金 天皇誕生日
土
日 冬季休業(∼1/7日)
月
火
水
木
30
金
31
土
5
6
3年見学旅行
3年見学旅行
3年見学旅行
3年見学旅行
3年見学旅行
7
8
9
2年校外研修
10
11
12
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
月
3
4
5
6
7
専攻科期末試験
専攻科期末試験
専攻科期末試験
8
9
10
11
12
本科期末試験 専攻科1年期末試験 専攻科2年特研
本科期末試験 専攻科1年期末試験 専攻科2年特研
本科期末試験 専攻科1年期末試験 専攻科2年特研
特別指導期間(本科・専攻科)専攻科2年特研
特別指導期間(本科・専攻科)専攻科2年特研
13
14
15
16
17
18
学力選抜試験日
休業
特別指導期間(本科・専攻科)専攻科2年特研
特別指導期間(本科・専攻科)専攻科2年特研
休業 専攻科特別研究発表会(9:00∼)
月曜日の授業 特別指導期間(本科・専攻科)
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
備
考
ロボコン全国大会
後期中間試験
後期中間試験
後期中間試験
後期中間試験
専攻科学力選抜(後期)・社会人特別選抜
3
2
本科特別学習
本科特別学習
後期中間試験
後期中間試験
備
考
1
本科期末試験
本科期末試験
本科期末試験
建国記念の日
月
13
3
4
2
1
12
2
文化の日
◆ ◆
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
1
13
授業終了後教室清掃
休講 福井工業高等専門学校40周年記念行事
14 月
金
午前:記念式典 午後:記念講演
15 火
土
16 水
日
17 木
月
18 金
火
19 土
水 休業 保護者懇談会
20 日
木 休講 午前:弁論大会 午後:高専祭準備
21 月
金 休講 高専祭
22 火
土 高専祭
23 水 勤労感謝の日
日 高専祭
24 木
月 午前休講 高専祭後始末
25 金
火
26 土
水
27 日
木
28 月
金
29 火 木曜日の授業
土
東海・北陸地区高等専門学校ロボットコンテスト
30 水
日
(金沢高専第2体育館)
月
備
考
1
1
月
後期授業開始
行事予定表(後期)◆
平成17年度
30
31
備
考
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
本科特別学習
本科特別学習
本科特別学習
月
授業終了後大掃除,H.R.
休業 本科5年卒研発表
休業 本科5年卒研発表
休業
休業
休業
閉寮(14:00)
休業
休業
休業
休業
修了・卒業式
学年末休業(∼31日)
春分の日