貧血に予つ防いて平成２５年６月七二会中学校保健室５月初めにおこなった貧血検査の結果が届きました。おうちのかたと一緒に見てくださいね。また、みなさんのような年頃は貧血になりやすいので、今回貧血傾向だった人も、そうでなかった人も、以下のことを参考にして予防していきましょう。体内での鉄の役割 ★「貧血」とは？赤血球中のヘモグロビン血液中の赤血球の数や、赤血球中に含まれているヘモグロビン（血色素）は、鉄を含む構造（血色素）が尐なくなっている状態です。思春期に多い鉄欠乏性をしていて、体内に酸素を運ぶ貧血は、ヘモグロビンの主原料となる鉄が不足することでおこり役割をしています。そのため、鉄が不足すると、ます。体内が酸素不足となり、疲れやすくなったり、集 ★中学生は、貧血になりやすい？中力がなくなったりします。また、全力疾走すると、すぐ息切れをして走れなくなってしまうこと９～１８歳ごろまでの思春期は、身長もぐんぐん伸びたり、もあります。筋肉や血液量も増えたりする時期なので、それだけ鉄分が必要に貧血の症状なります。その量は成人男性が１日に必要とする鉄量の２～３・めまい、たちくらみ・頭痛・顔色が悪い・やる気が出ない・すぐに疲れてしまう・息切れすることが多い・集中できない倍にもなります。この鉄は体内で作ることができず、食事によって得なければならないものであるため、それだけの量をしっかり継続的にとらないと、血液中の鉄分が足りなくなり、貧血になりやすくなります。また、偏った食事や無理なダイエット、女子の月経なども影響を与えます。そこで…、 ★予防するには？自ら食生活に気を配ることが大切ですが、今回のような血液検査で異常があったり、上のような貧血の症状が現れたりしたら、小児科や内科を受診し、医師の指導を受けましょう。 ★スポーツ貧血にも注意！汗とともに鉄が失われたり、足裏への衝撃で毛細血管内の赤血球が破壊されたりすることによって、激しいスポーツをする人は特に貧血になりやすいと言われています。～保護者の方へ～今年度の貧血検査の結果をお渡しします。基準値より低い、または高いお子さんについては、判定結果の○印がついた通知も同封してあります。医療機関への受診が必要な場合は、早めに受診できるようお願いします。また、今回異常がなかったお子さんについても、ふだんの食生活等に気をつけて予防していきましょう。 ※保健連絡袋は、中身を出して、袋のみ学校へお返しください。 ★貧血予防簡単メニューの紹介〔黒ゴマ入り豆乳ドリンク〕〔ひじき入りツナサラダ〕（４人分）（１人分）材料・バナナ …………… １／２本材料・ひじき……１／４カップ・ドライプルーン …… ２粒・キャベツ……小１／４個・黒ゴマ（すりゴマ）…大さじ１・ツナの缶詰……１缶・無調整豆乳……………１５０ml ・塩……小さじ１ ○黒ゴマ……小さじ３作り方 ○マヨネーズ……大さじ２全ての材料をミキサーにかければできあがり！ ○ポン酢……小さじ１作り方 ① キャベツは千切りにして、塩をふりかけてしんなりさせる。 ② ①を水洗いして、しっかりと水気を絞っておく。 ③ ひじきは洗って水で戻しておく。 ④ 沸騰したお湯にひじきを入れてさっと茹で、ザルにあけて水気を切る。 ⑤ ②と④をボウルで混ぜ、ツナの缶詰を汁ごと入れ、さらに混ぜる。 ⑥ ○の調味料をあわせておいたものを⑤に入れてしっかりあえる。