新学期が始まって半月 2017年度入試(現3年生受験)のトピックス

第
11
号
平成 28 年 9 月 14 日発行
新潟県立糸魚川高等学校
進路指導部
新学期が始まって半月
早いもので、新学期が始まり半月がたってしまいました。月日の流
れは本当に早いですね。「光陰矢のごとし(Time flies.)」とはよく言
ったものです。
さて、3年生は、センター試験の「受験案内」が配布され、校内で
も受験者を対象に説明会を実施したので、「受験」を強く実感してい
るのではないでしょうか。センター試験まであと122日(4ヶ月)です。
もう、ぼやぼやしていられません。模擬試験をペースメーカーにしな
がら努力していきましょう。
また、9 月 16 日は、民間就職試験の開始日でもあります。就職試験受験予定者は、最
後の準備を怠らないようにするとともに体調管理をしっかりし、万全の状態で本番に臨ん
でください。さらに、毎週末のように公務員試験も実施されていきます。一回一回の試験
を真剣に受験するとともに、問題の振り返りをしっかりしていきましょう。類似問題が出
題されるかもしれません。
1,2年生は、3年生の行動(この時期何を、どのようにしているのか)をよく見ておき
ましょう。二年後,一年後の君たちの姿です。知っている先輩がいるのならば、直接話を
聞くのもよいと思います。そして進路実現へのモチベーションを高めるようにしてくださ
い。なぜなら、2学期は行事も目白押しだからです。亀陵祭の準備も始まりましたし、部
活動では新チームで迎える公式戦も行われています。さらに、2年生は修学旅行を目前に
控え、企業訪問や上級学校訪問の準備も進めなければなりません。気付けば 2 学期が終わ
りそうになっているはずです。そのような中でも身に付けなければならないのは、「確か
な学力」です。進路希望が不明確な人ほど学力を養成すべきです。いざ選択する段になっ
て障害になるのは、やはり「学力」なのです。11 月には「進研記述模試」も実施されま
す。気持ちに隙(すき)を作ることなく、生活して行きましょう。
「後悔、先に立たず(It is no use crying over spilt milk.)」ですよ。
2017年度入試(現3年生受験)のトピックス
(1) 国公立大学は2016年度に続き、学部の再編や新設の動きが盛ん
ぜろ
教育学部では教員免許の取得が卒業要件ではない「総合科学課程(通称「 0 免課
程」)」の廃止・縮小が相次いで行われています。代わって創設される新学部には、地
域の活性化に関する研究・人材育成を目的とした学部が見受けられます。
理工系学部を中心とした全学的な学部・学科改組を実施する大学もあります。新潟
大学がその代表的なもので、「創生学部」の新設と「理学部」「工学部」「農学部」の
改組が行わます。
また、私立大学では、看護・医療系の大学・学部の新設が目立ちます。例として、
岩手保健医療大・看護学部や福井医療大学・保健医療学部などの新設が挙げられま
す。
以上のように自分の住んでいる地域や志望する系統には新設学部・学科がないか確
かめてみるとよいでしょう。
(2) 英語外部試験を利用する大学が増加
グローバル化に対応するために英語の学力を重視する観点から、国公立大学の理学
部で、これまで実施してこなかった英語を追加する大学がいくつかあります。また、
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)を測るため、一般試験で TOEIC や英語検
定などの英語外部試験を成績に利用する動きも広がっています。すでにスコアを持っ
ている、または取得を目指している受験生はチェックしてみましょう。調べる際には、
各教室に置いてある情報誌『栄冠を目指して vol.2』426 ~ 431 ページを参照するとよ
いでしょう。
現在の受験は、「情報戦」です。いかにして早く・正確な情報を手に入れるかが重要で
す。いろいろな場所にアンテナを張り巡らせ、情報収集していきましょう。進路指導部と
しても、できるだけ早く、有用な情報を伝えていきたいと考えています。
メラビアンの法則
「メラビアンの法則」というものを知っていますか?
この法則は、アメリカ人心理学者、アルバート・メラビアン(Albert Mehrabian)が提
唱した法則で、企業のセミナー等でよく用いられているものだそうです。
メラビアンが実験の結果として導き出した結論は、発信者が受信者に対して与える影響
は、それらが矛盾していた場合には、「 視覚情報 > 聴覚情報 > 言語情報 」の順に優
先されるというものです。しかし、セミナー等では「言葉よりも見た目が重要なのだ」と
多少強引な説明や根拠としてをすることもあるようです。
たしかに、これは強引な説明ではあるのですが、一方で、私たちは「その通りだ(言葉
よりも見た目が重要なのだ)」と感じてしまうのも事実です。だとしたら、視覚や聴覚の
印象について気を付けることは無駄ではないですし、むしろ意識すべきなのかもしれませ
ん。
普段から、好感を持ってもらえるような表情や態度・服装をしていますか?
明るい挨拶や受け答え、失礼のないような言葉遣いができていますか?
以上のような生活態
度や習慣は、一朝一夕
で身につけられるもの
ではありません。また、
面接試験があるから身
につけなければならな
いものでもありませ
ん。
お互いに気を付けて
いきたいものです。