●基礎・人間教育 人間理解A(生き方を考える) 人間理解C(文学にみる人間像) 田尻 稲垣 2 単位 2年次後期 2 惠一 単独 単位 2年次前・後期 紀子 単独 基礎・人間教育 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> <授業の到達目標及びテーマ> 人間の生き方について常識から距離をおき広い視野から考えるスタ ンスを身につけることを目標とする。人生、自分、生活、環境、教育、 社会、欲望、性、生命、道徳、宗教について哲学的かつ日常的に考え ていく。 <授業の概要> 「大学での学び」 、「欲望」、 「愛と性」、 「生老病死」について、テク ストをネタにしながら、学生同士で話し合う。その上で、話し合いの 内容を受講者全体に向けて報告しながら、人間の生き方をめぐる問題 点に気づき、様々な考え方を考察する。 <学生に対する評価の方法> テーマ : 『源氏物語』における人間像 『源氏物語』の内容を辿りながら、作品に登場する人物の姿や生き 方を通して、人間のありようについて考える力を養い、理解を深める ことを目標とする。 <授業の概要> 優れた文学には人間の真実が描き出されており、 そのような作品は、 時代や国境を越えて人々に支持され、伝えられてきた。すなわち、文 学を学ぶことは人間の姿やそのありようを学ぶことであり、その意味 において文学は、人間について学び、理解する上で非常に有用な素材 であるといえる。 本講義では、日本を代表する文学作品である『源氏物語』について、 作品が成立した時代背景もふまえながら概説し、その中に登場する人 物の姿や生き方を通して、人間について考え、その在り方について理 解を深めていく。 毎講、提出してもらう学習シート(A4 用紙 1 枚)とグループワー クシートの成果について以下のように評価する。 予習の成果(20%)、グループワークの成果(30%)、学習の成果(50%) <学生に対する評価の方法> 受講者数や学生の学習態度に合わせて、評価基準を変える可能性も 試験やレポート(約 90%)・受講態度(約 10%)などによって総合的に ある。なお、再評価は実施しない。 評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 ガイダンス (講義内容、講義の進め方、単位認定ついての説明) 第2回 大学での学び1(自分を棚上げにしない思想) 第3回 大学での学び2(自分を棚上げにしない思想) 第4回 大学での学び3(学びの目的) 第5回 大学での学び4(欲望に振り回されない生き方) 第6回 欲望1(自由、幸福、欲望) 第7回 欲望2(愛情と欲望) 第8回 欲望3(コンピュータと欲望) 第9回 愛と性1(作られる身体) 第 10 回 愛と性2(恋、不安、優しさ) 第 11 回 愛と性3(HIV と同性愛者差別) 第 12 回 生老病死1(老いるということ、死の受容) 第 13 回 生老病死2(自殺と尊厳死) 第 14 回 生老病死3(輪廻転生、わたしとは何か) 第 15 回 おわりに (受講者の習熟度に応じて内容を若干変更する可能性もある。 ) 第1回 第2回 第3回 ※この講義では、性・生殖をめぐる社会現象についても扱う。こうし た現象に敏感な学生さんのことをできる限り配慮はしますが、性・生 殖をめぐる言葉や表現にどうしても嫌悪感をいだく者はこの講義をと らないこと。 <使用教科書> 教科書は使用しない。毎回、テクストを配布する。 参考図書 森岡正博『自分と向き合う「知」の方法』 (ちくま文庫) 本 書は絶版のため購入はできません。 <自己学習の内容等アドバイス> (1)テクストを読んで考えることを重視するので、次の週に扱われるテ クストを 2 回ほど読み、感想や疑問を持てるようにすること。 (2)授業の最初の 30 分間の感想執筆と質問への応答の時間は、この授 業でも最も大切な時間です。遅刻は厳禁です。 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 授業内容の説明と今後の計画(オリエンテーション) 日本文学の流れと時代区分 平安時代における文学の特色 ①仮名文字の発明 ②国風文化の流行 平安時代における文学の特色 ③摂関政治の展開と女流文学の隆盛 『源氏物語』の成立と作者について 第一部 桐壺 第一部 帚木・空蝉 第一部 夕顔 第一部 若紫・紅葉賀 第一部 花宴・葵 第一部 須磨・明石 第一部 澪標~藤裏葉 第二部 若菜上・下 第二部 柏木・横笛・鈴虫 第二部 御法・幻 試験およびまとめ <使用教科書> 『原色 シグマ新国語便覧』(文英堂) その他、必要に応じて資料を配付する。 <自己学習の内容等アドバイス> 『源氏物語』は登場人物が多く人間関係も複雑なため、授業後には、 テキストやノート等を参照して、配付した系図を作成しながら講義内 容を復習し、次回の授業範囲についても予習しておくこと。 人間理解D(世界の中の日本文化) 秋元 2 単位 2年次前・後期 悦子 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> この講義では、日本の文化・歴史について、基本的な流れについての 知識を確認することから始める。 その上で、各時代の代表的「国宝」の理解をとおして、現代に受け継 -1- がれる日本の文化を知り、更に世界史の視点で日本文化を再認識する ことを目的とする。 <授業の概要> <学生に対する評価の方法> ①授業に関連する内容について、新聞記事等の切り抜きを配布するの で、それについてのレポート提出(50%) 。 ②試験の結果(50%)と授業態度なども考慮し、総合的に判断する。 ※病欠および就職試験等(やむを得ない場合)以外は、再評価を実施 しない。 授業では、日本史の概要を復習しながら、それぞれの時代を代表する 日本の「国宝」にスポットを当てて、その内容や背景について、考察 してゆく。また、とりあげる「国宝」については、学生自身もその内 容や背景を調査し、授業中に口頭発表を行う。その上で、日本の文化・ <授業計画(回数ごとの内容等)> 歴史と、アジアはもちろんユーラシア大陸の歴史がどのように関連し 第 1 回 ガイダンス、および経済の仕組み(経済主体) 。 ているか、検証していくものである。 第 2 回 経済の基本知識として①経済の語源、②経済を学ぶ意義、 ③経済学とは(経済行為、経済原則、経済学の世界など。 <学生に対する評価の方法> 第 3 回 経済の基本的な仕組み(1)―企業と家計(暮らし) 。 授業の受講態度(20%)と、数回の口頭発表およびレポート(20%)、 第 4 回 経済の基本的な仕組み(2)―GDP の概念、経済成長、NNW 試験(文章記述式・60%)で評価を行う。不合格者は別途レポートの (純国民福祉)、国内総福祉指標、グリーン GDP の考え方。 提出により、再評価を行う。 第 5 回 景気と暮らしについて(1)―景気循環の捉え方、雇用と景気な 初回講義・最終講義は、必ず出席すること。 ど。 第 6 回 景気と暮らしについて(2)―景気指標(先行指数、一致指数、 <授業計画(回数ごとの内容等)> 遅行指数) 。 第 1 回 授業の目的と講義の方法、成績評価の方法について 第 7 回 物価と暮らしについて(1)―物価指数(消費者物価指数、卸売 日本における「文化財」の基礎知識 物価指数、簡単な物価指数の計算) 、賃金と物価。 第 2 回 日本考古学の基礎知識(旧石器から縄文まで) 第 8 回 物価と暮らしについて(2)―①インフレーション、②デフレー 第 3 回 学生発表および補足解説 ション、スタグフレーション、③円高・円安、内外価格差問 第 4 回 日本考古学の基礎知識(弥生と古墳) 題(日本と外国との物価の差)等。 第 5 回 学生発表および補足解説 第 9 回 政府による財政の役割(1)―財政の役割と機能 第 6 回 ユーラシアの考古学における日本の位置付けと課題 第 10 回 政府による財政の役割(2)―公共投資の概念、日本の財政問 第 7 回 日本古代史と文化史の基礎知識(飛鳥と奈良・平安) 題(予算および歳入構造・歳出構造)。 第 8 回 学生発表および補足解説 第 11 回 日銀の役割―その役割と機能。 第 9 回 学生発表および補足解説 第 12 回 日銀の役割―金融政策 第 10 回 ユーラシアの古代における日本の位置付けと課題 第 13 回 グローバル化の中の日本経済と暮らし―為替相場と国際収 第 11 回 日本中世・近世史と文化史の基礎知識 支、②グローバル化と経済活動、③グローバル化と日本経済 (鎌倉・室町と戦国・江戸) の中の暮らし 第 12 回 学生発表および補足解説 第 14 回 バブル崩壊とリーマンショックによる失われた 20 年問題、 第 13 回 学生発表および補足解説 (雇用問題、少子高齢化問題、年金問題、環境問題など)と 第 14 回 ユーラシアにおける日本中世・近世の位置づけと歴史 今後の方向性。 第 15 回 試験とまとめ 第 15 回 試験および今後の学習指針 <使用教科書> <使用教科書> 特に使用しない。プリントを配布する。 授業中に参考資料、映像教材等を紹介する。 パソコン・ビデオ・OHC等の視聴覚教材を多用し、授業を行う。 教科書は使用しない。随時プリント等を配布する。 <自己学習の内容等アドバイス> 日本史の基礎について、 高校等の教科書・参考書で復習しておくこと。 また、口頭発表・レポートは「書籍」による情報を必ず利用すること。 ①知識の定着を図るため、毎回の授業内容を必ず復習すること。 ②経済関係の新聞の切り取り作業(週に 2,3 回程度)とそれに対す るコメントを繰り返すことで、信じられないほどの理解力が高まる ので、実践して欲しい。 現代社会理解B(くらしの経済学) 現代社会理解C(情報社会と倫理) <自己学習の内容等アドバイス> 折笠 2 単位 2年次後期 和文 伊藤 単独 2 基礎・人間教育 単位 2年次前・後期 俊男 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> <授業の到達目標及びテーマ> 日常生活において、経済の果たす役割は大変重要である。経済を知ら ないばかりに、 生き方そのものにも大きなマイナスとなることもある。 私たちに直結する生活や暮らしなど、特に経済の動きを知ることが大 切なことである。常識的な範囲内での新聞購読を始めとして、経済の 知識を身につけ、日本の経済事情や国際的な経済動向など習得するこ とが目標である。 テ ー マ:情報社会におけるマイナスの作用を小さくするための基礎 知識の修得 到達目標:情報社会における情報セキュリティ技術、法制度、モラル・ 倫理についての受講者の基礎的理解を目指す。もって基 礎・人間教育の一環を担う。 <授業の概要> <授業の概要> 世の中の経済の仕組み(経済主体-政府・企業・家計)を説明した後 で、 日本経済の現状を説明する。その内容は、デフレーションからの 脱却によるアベノミクスや、財政赤字問題、非正規社員などの雇用問 題、一般的な景気の問題、経済成長、金融問題、円高・円安でのメリ ット・デメリット、少子高齢化問題、年金問題など、我々の暮らしに 直結する経済の諸問題を基本から分りやすく講義する。 6 歳以上の日本の総人口の約80%がPCや携帯電話またはゲーム機 等でインターネットを利用している。インターネットによってわれわ れの生活の利便性がかなり向上したとともに、今までなかったコミュ ニケーションの方法も増加してきた。一方でさまざまな社会問題も目 立ってきている。それら社会問題を解消するには、①情報セキュリテ ィ技術の確立、②法律等の整備、③社会としての倫理観の醸成という 3 つの課題を解決しなければならない。情報社会の負の面についての 基礎知識を解説するので、理解を深めることを期待する。 -2- <学生に対する評価の方法> 各回の項目の理解(目標)を試験、レポートによって判断する。 試験を中心(80%)に毎回のレポート(10%)、受講状況(5%) 、 態度(5%)を総合して評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 15回の授業のガイダンス 授業全体の概要の説明 インターネット社会と情報倫理 インターネットの光と影 技術的対策と法的対策 教育と倫理の重要性 第 3 回 インターネット社会が抱える問題 インターネットの特異性 第 4 回 インターネット社会が抱える問題 インターネット上のトラ ブル 第 5 回 前回に引き続き、インターネット上のトラブル 第 6 回 情報セキュリティとは 情報セキュリティが守るもの 情報 セキュリティの手法 リスク 情報セキュリティ対策の課題 第 7 回 情報セキュリティの技術的対策 PCの基本知識 第 8 回 情報セキュリティの技術的対策 ネットワークの基礎知識 第 9 回 情報セキュリティの技術的対策 技術的対策の実際 第 10 回 前回に引き続き、技術的対策の実際 第 11 回 インターネット社会と法 法整備の必要性 法整備の例 不正アクセス禁止法 プロバイダ責任制限法 第 12 回 インターネット社会と法 著作権保護の必要性と課題 第 13 回 インターネット社会と法 個人情報の保護と共有 第 14 回 情報倫理教育へむけて 情報モラル教育 情報倫理もしく は批判的情報モラル 技術・法律・情報モラル・情報倫理 第 15 回 予備 試験 *最終回を除き各回とも授業内容についてのまとめをレポートとして 提出する。 *再評価は、該当者から申し出があれば、必ず実施する。 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 地球環境の理解Ⅱ(風が吹けば桶屋が儲かる) 人類は地球環境にどのような影響を与えたか 日本人とエコロジーⅠ(自然環境における里山の存在意義) 日本人とエコロジーⅡ(東日本大震災と福島原発事故) ドイツ人とエコロジー(エコロジー先進国から学ぶ) 生活の中のエコロジーⅠ (ゴミの3R「リサイクル、リデュース、リユース」) 生活の中のエコロジーⅡ(温室効果ガスの実態と課題) オーガニック食品とスローフード デング熱とエボラ出血熱の恐怖とその実態 「生物多様性条約」と「京都議定書」の内容 これまでの講義のまとめと筆記試験(論述) 実践演習(エコロジーからの提言) エコロジーのまとめ(地球と生命の共存) <使用教科書> 「エコロジー」満田久義(アスペクト) [参考図書] 「エコ論争の真贋」藤倉良(岩波新書) <自己学習の内容等アドバイス> 「エコ」 、「リサイクル」といった言葉をよく耳にするが、一方的な書 物や報道に偏らず、身近な生活の中から本当のエコとは何かを理解し てほしい。 地域を学ぶ 田尻 2 単位 紀子、仁田 2年次前・後期 紀生、小笠原 昭夫、釜賀 明子 オムニバス 基礎・人間教育 <使用教科書> 会田和弘著 「情報セキュリティ入門 (共立出版) 情報倫理を学ぶ人のために」 <自己学習の内容等アドバイス> 授業の各回について予習、復習をしておくこと。分からない専門用語 については情報セキュリティの専門書で調べておくこと。 現代社会理解D(エコロジーを考える) 林 2 単位 2年次後期 誉樹 <授業の到達目標及びテーマ> テーマ : 東海地域を学ぶ 世界的なグローバル化の流れの中で、私たちが自らを知り、アイデ ンティティを確立することは非常に重要な課題である。本講座の目的 は、東海地域について、歴史や文化、経済、自然など、様々な角度か ら学ぶことによって、自らのよりどころである地域についての知識を 深め、延いては世界における日本の特色について考察することのでき る力を身につけることである。 <授業の概要> 本講座では、文化、歴史、自然、経済など、テーマ毎に講師を変え て、東海地域について様々な角度から考察し、知識を深める。 受講を希望する場合、講義の進め方やレポートの提出、評価の方法 について詳しい説明を行うため、第1回のオリエンテーションには必 ず出席すること。第1回の授業を無断で欠席した者は、受講を認めな い。 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> エコロジー(Ecology)とは、元来は「生態学」を意味するが、近 年では自然と人間生活の調和などを意味することが多くなった。 また、 東日本大震災や福島原発事故から日本の環境問題やエネルギーに関す <学生に対する評価の方法> 各担当者から与えられた課題でテーマ毎にレポートを提出し、これ る新たな問題が発生している。この授業では、科学的なデータ及び知 に受講態度を加えて評価する。 識をもとに、人間の生活とエコロジーの関わりを通して現代社会を理 レポートをすべて提出しなければ単位は認定できない。また、オム 解することを到達目標とする。 ニバス形式をとるため、再評価は行わないので注意すること。 <授業の概要> 授業は講義形式を主に、授業内でのインタビューやグループワーク 及び討論を取り入れて展開する。 導入としてDVD映像を見てから、多様な生物と環境からなる生態 系を学び、様々な環境問題を取り上げて地球規模の環境や身近な生活 の中でのエコロジーについて理解する。 <学生に対する評価の方法> 授業での発表(20%) 、課題へのレポート(20%) 、論述の筆記試験 (60%)を総合的に判断する。 再評価は実施しない。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 オリエンテーション エコロジーという言葉について考える 地球環境の理解Ⅰ(地球環境とバイオーム) <授業計画(回数ごとの内容等)> 1.浄瑠璃と東海 <田尻 紀子> 第 1 回 オリエンテーション(講義の進め方と概要説明)芸能の起源 第 2 回 浄瑠璃の起源―語り物と『平家物語』― 第 3 回 平曲から早物語へ 第 4 回 『浄瑠璃物語』の流行 第 5 回 人形浄瑠璃の成立 2.東海の歴史―信長と秀吉と家康― <仁田 紀生> 第 6 回 織田信長 (1)信長の出自と尾張国内統一 (2)桶狭間の戦いから本能寺の変まで 第 7 回 豊臣秀吉 (1)秀吉の出自 (2)全国統一まで 信長の家臣として(武将時代) ・全国支配 (3)朝鮮出兵 出兵の理由・経過 -3- 第 8 回 徳川家康 (1)家康の出自・源平交替論 (2)関ヶ原の戦いまで (3)大坂夏の陣まで (4)信長・秀吉・家康の系図 3.東海の自然 <小笠原 昭夫> 第 9 回 ラムサール条約登録地“藤前干潟”と、名古屋市のゴミ処 理問題 第 10 回 愛地球博及び新住事業計画候補地であった“海上(かいし ょ)の森”の現状と将来 第 11 回 中部国際空港建設と供用に伴う諸問題―おもに環境保全に 関して― 4.中部地域(愛知)のくらしと経済 <釜賀 明子> 第 12 回 映像で振り返る愛知の姿 第 13 回 世界のトヨタと中部出身のビジネスリーダー 第 14 回 愛知の女性のくらしと労働 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 Unit 10 How to Stay Young and Healthy Unit 11 Space Age Unit 12 The Future of Medical Science Unit 13 Uncontacted Tribes Unit 14 Future Computers Unit 8~14 の復習① Unit 8~14 の復習② Unit 8~14 のテスト まとめのテスト <使用教科書> English Challenger リーディングに役立つ基本英文法 岡本京子・Benedict Rowlett・木下綾・Sara Ellis 著(成美堂) <自己学習の内容等アドバイス> 第 15 回 まとめ・アンケート <田尻 紀子> 授業で扱う教材以外にも、ニュース・新聞・雑誌などで日常的に英語 に触れると、英語力が向上するのでぜひ取り組んでほしい。 授業で扱う例文を、授業時間外にも暗唱するように心がけるとよい。 <使用教科書> 必要に応じ、各担当者から資料を配付する。 オーラルコミュニケーションA <自己学習の内容等アドバイス> テーマが終了する毎にレポートの提出が課されるため、授業後はしっ かり復習し、期限内に必ずレポートを提出できるよう準備しておくこ と。 リーディング&ライティングⅡ 鈴木 1 単位 2年次前期 J.ロビソン 1 単位 2年次前期 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> 薫 The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking skills in general English with particular focus on listening. The emphasis is to develop students’ basic skills that may help them outside the classroom. Therefore, the non-verbal activities or the ones that make students silent (e.g. written grammatical exercises) need to be avoided or minimized. 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> リーディング&ライティングⅠで培った英語力を応用し、英文の構造 を理解し、英語の長文を正確に読む力を養成することを目標とする。 様々な分野から選ばれた興味深い内容の英語を読むことを通して教養 を深め、 一般常識の知識力を高める。 楽しく英語を読む経験を通して、 世界の社会的・文化的背景に関する知識を深めつつ、語彙力や文法力 の向上を促すと同時に、表現力を修得する。 <授業の概要> 長文読解に取り組むことで、これまでに修得した英語力の実践への応 用を試みる。英文読解・文法・語彙・会話聞き取りの問題を、制限時 間内で解答する練習を行う。各ユニットの課題を毎回提出する。各ユ ニットで学習する基本英文法を活用し、表現力養成のためのライティ ング練習を行う。自然な英語表現に触れることにより、標準的な構文 を確実に身に付け、それを応用して情報発信する力を養成する。 <授業の概要> Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher individually to practice the real-life communication skills, specifically to understand natural speed listening. <学生に対する評価の方法> Participation attitudes in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than one third class absents will not be offered grades. <学生に対する評価の方法> <授業計画(回数ごとの内容等)> ①授業への参画態度(10%) ②各ユニットの提出課題(30%) ③Unit 1~7 のテスト(15%) ④Unit 8~14 のテスト(15%) ⑤まとめのテスト(30%) 以上を総合して評価する。 本授業は再評価を実施しない。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 授業の目的・内容・日程・予習と復習の方法・課題・テスト などについての説明 Unit 1 Literacy and Education Unit 2 Sustainable City Unit 3 Friendly Robots Unit 4 Understanding Your Personality Unit 5 Amazing Hotels Unit 6 Culture and Religion Unit 7 The Ideal Workplace Unit 1~7 の復習① Unit 1~7 の復習② Unit 1~7 のテスト Unit 8 Future Food Unit 9 The Ideal Wedding 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 Meeting and greeting people informally and formally. Describing people Talking about past events Talking about Shopping Talking about future events Giving happy/sad news and advice Talking about routine activities Giving instructions and directions. Stating preferences Talking about food & drinks Talking about traveling Taking about health & fitness Talking about cooking Talking about going out. Final Oral test in small groups. <使用教科書> No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and -4- Japanese-English dictionaries. キャリアデザイン 大原 <自己学習の内容等アドバイス> As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review conversations they have studied in their high school English classes and / or listen to English conversation programs available on radio, TV and the Internet before taking the Oral Communication A course. J.ロビソン 単位 2年次後期 単位 榮子、伊藤 琴恵、小栗 2年次(集中) 直子、葉山 栄子 複数 基礎・人間教育、コア <授業の到達目標及びテーマ> 1年後期から2年前期・後期にかけて「養護教諭とその他の職業」を 含んだ職業観をもてるように、また自分の適性が何であるかを考えな がら、教員採用試験および就職試験に合格することを目標とする。そ れに向けての試験対策、願書指導、マナー講座、教育現場の管理職や 先輩養護教諭、一般企業からの具体的な講話などを組んでいる。 オーラルコミュニケーションB 1 2 単独 基礎・人間教育 <授業の概要> <授業の到達目標及びテーマ> The overall objective of the course is to improve students' listening and speaking abilities at a level above than the one in the Oral Communication A in general English with particular focus on speaking. The emphasis is not to have students speak 100 % accurately but to be able to communicate effectively in English. Activities and the contents are assumed to be practical, matching with the students’ spoken English abilities, and their interests. 本コースの学生は、将来の職業を「養護教諭」と決めてその目標達成 に向け励んでいく。その準備としてこの講座では、 「養護教諭」になる ためにはどのような心がまえや準備が必要であるかを明確にしながら、 学内外の教員や講師およびキャリアサポートセンターとの共同で運営 を行う。 <学生に対する評価の方法> ①授業態度(10%)②レポート(10%)③課題(10%)④発表 (10%)⑤模擬試験成績(60%) 以上を総合して評価を行う <授業の概要> Below is a tentative study plan for 15 lessons. However, there will be some changes in the order and the contents according to the students’ interests, and learning needs. During lessons, students will learn and practice the following contents and the related speaking skills in pairs, groups and with the whole-class. The students also work from time to time with the teacher individually to practice the real-life communication skills, specifically to experience and participate in natural speed speaking. <学生に対する評価の方法> Participation attitudes in class activities(50%) Final Oral test(50%) There will be a ‘re-examination’. The students more than one third class absents will not be offered grades. <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 New people International life Personal information Impressions Interests Entertainments Weekends Hometowns Abilities Family Places around town Personal objects/describing Customs Jobs, Future plans Final oral test in small groups <授業計画(回数ごとの内容等)> 【卒業後の進路】 第1回 オリエンテーション 「各種の仕事と養護教諭について」 第 2・3 回 職業と生活 「就職活動実践ノート」の活用について 第4回 キャリアデザイン 職業選択の意味について 第5回 職業適性検査 【職業選択】 第 6・7 回 キャリアガイダンス① 「求められる養護教諭像」 第 8・9 回 キャリアガイダンス② 「一般企業、医療機関における職域の可能性」 外部講師 学校関係(管理職・養護教諭)・医療関係・企業等 【就職活動の準備】 第 10 回 教員採用試験対策に備えて 採用試験合格者からのアドバイス 第 11~13 回 教員採用試験対策 願書指導・論作文・実技指導・面接指導・学内模擬テスト 第 14 回 教員採用試験対策 トライアル模試 第 15 回 まとめ・ふりかえり <使用教科書> 必要に応じてプリント配布 <自己学習の内容等アドバイス> 養護教諭になるためにはどうあるべきかを常に考え行動して欲しい。 また、実施される内容の事前事後学習を行うこと。特に模擬試験に関 しては、計画的な学習が必要である。 キャリアデザインⅡ 垣内 <使用教科書> No textbook is required for students to purchase. Occasionally handouts will be provided employing different types of books. However, the students are expected to bring English-Japanese, and Japanese-English dictionaries. 1 単位 2年次前期 シサエ、伊藤 山本 俊男、内田 恭子、中村 君子 則子 複数 基礎・人間教育、コア <授業の到達目標及びテーマ> <自己学習の内容等アドバイス> As the course relates to the Spoken English, students are recommended to review contents they have studied in semester 1, and / or listen to English conversation programs available on radio, TV and the Internet before taking the Oral Communication B course. 1 年後期キャリアデザインⅠから引き続き自分の適性は何であるか考 えながら、職業観がもてるようにする。また、就職試験に合格するこ とを目指す。 <授業の概要> この講座では、医療のみでなく一般企業を含めて組織の一員として働 -5- く心構えや職業に関連した法律について理解した上で職業をもつこと の意義や心がまえについて学ぶ。そのうえで、具体的な面接や筆記試 験対策を行い、就職活動に結びつけていく。キャリアサポートセンタ ーとの共同運営とする。 <学生に対する評価の方法> 授業中の態度(30%)毎回のレポート(50%)グループワーク時の発 表(20%) 以上を総合的に判断して評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション 面接対策(1)これまでのおさらいと面接の基礎<内田> 面接対策(2) 就活に役立つ講座 外部講師<山本> 就職活動について<中村> 自己分析【実践】<垣内> ロジカルに伝えるスキル習得<伊藤> 採用試験の準備(マナー、コミュニケーション) 外部講師 <内田> 採用試験の準備(面接対策)模擬面接(グループデスカッ ション)<全員> 話して伝える<垣内> 採用試験の準備(面接対策)集団面接<全員> 人前で話すスキルの習得とまとめ<中村> 就職活動・モチベーションアップ講座<山本> 最近の医療事情 <垣内> いろいろな組織(組織で働く心構え)<伊藤> 職業と法<伊藤> まとめ、振り返り<全員> <使用教科書> 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 文章作成の基本と実際 電話応対のマナー 来客応対の基本 来客応対の実際 ビジネス文書の種類 ビジネス文書の作成 郵便の知識 書留、速達、小包など、郵便物の扱いと知識を身に付ける。 慶弔の基本 慶弔の実際 贈答の心得 女性と就職 女性が働くというのはどういうことなのか、考えてみる。 試験とまとめ(筆記試験) <使用教科書> 特に使用しない。適宜プリントを配布。 <自己学習の内容等アドバイス> 新聞やテレビなどにより、常に社会問題に目を向けると同時に、言葉 遣いやマナーなどは、日常生活の中で使い慣れること。 ユニバーサルデザイン 森崎 1 単位 2年次(集中) 康宣 単独 基礎・人間教育 <授業の到達目標及びテーマ> 配布資料を基礎とする。 『筆記試験問題集』 無料配布 <自己学習の内容等アドバイス> 第 1 回のオリエンテーション時の指示に基づいて各回とも授業に臨む こと。学んだことを日常生活の中で行動化できるように努める。 障害をもつ人との経験から具体的にユニバーサルデザインを理解する。 ユニバーサルデザインが現代社会に必要なこと、そしてそれが他者の ためだけでなく、受講するあなたの感じ方、考え方、生き方にも重な ることを感じ取るきっかけになると期待しています。 <授業の概要> 4 日間で行う集中講義。 初日は学内で基礎的な体験を確認し、以後学外で実施します。そのた め交通費や昼食代が必要。 ふだん会うことなく過ごしてきた人と時間を共にする具体的な経験か ら学んでいただきます。 秘書実務演習 藤戸 2 単位 2年次後期 京子 単独 基礎・人間教育 <学生に対する評価の方法> <授業の到達目標及びテーマ> 体験と点検結果をまとめたレポートの提出 有能な職業人になるために必要なビジネスマナーの基本を身に付け、 それに基づいたコミュニケーション能力を修得することを到達目標と する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 1 日目 学内にて車いす体験、視覚のない体験、視覚的なコミュニケ ーション入門。 身体に制約があるとき、情報伝達に制約があるときの体験か らバリアフリー、ユニバーサルデザインの基本的な視点を理 解します。 2 日目 学内での経験を元に、商業施設や交通施設など公共施設のバ リアやユニバーサルデザインの状況を点検します。 <授業の概要> どのような職種に就こうが必ず問われる技能、資質がある。秘書とし て、必要な知識や技能を学ぶことによって秘書を目指す人は勿論のこ と、職業人として求められる基本的な実務能力を養うのがこの講座の 目的である。 さまざまな状況を想定して、ロールプレイングを行ないながら、授業 を進めて行く。 <学生に対する評価の方法> 授業への参画態度(30%)、課題の提出(10%)、試験(60%)などで、 総合的に評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 ガイダンス 授業の内容と進め方、評価の仕方などについて説明。 「敬語」の基本 人間関係を円滑にするために、敬語は不可欠。 「敬語」の基本を学ぶ。 適切な言葉遣い 状況に応じた正しい敬語の使い方について、実技を交え 学習する。 3 日目・4 日目 点検した公共施設を障害をもつ方と訪問して、当事者による 点検内容と照合し、 ユニバーサルデザインの理解を深めます。 ※協力いただく障害をもつ方により内容は変更されます。 <使用教科書> なし <自己学習の内容等アドバイス> 気づいたこと、疑問になったことをことばや文字にしてみることが学 ぶチャンスを大きくするでしょう。ご自身の体験、時間を大切にして いただけるよう期待しています。 -6- う予防し,こころの健康を保持・増進に努めて,働ける自信が持てる ようになることを目標とする。 ●53 回生(2 年生) 疾病と薬の知識 白井 2 単位 2年次前期 <授業の概要> 直洋 単独 養護教諭コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> 養護教諭は、児童・生徒の健康管理とその養護に役立つ医薬品の基礎 的な知識を身につける必要がある。学生は、医薬品に関する知識を身 につけ、疾病と薬の関係を理解し、安全かつ安心できる養護を行うこ とが出来るようにする。また、養護教諭採用試験に合格する知識レベ ルに達するようにする。 <授業の概要> この講義は、 「薬」とは何かということを現在の制度について学んだ後 に、 「人体」 、 「薬物動態」 、 「薬理学」、 「遺伝子」 、 「薬物乱用」、 「一般用 医薬品」から「新薬の開発」までをわかりやすく講義する。まとめと して養護教諭採用試験に出題された関連問題の解説を行う。 <学生に対する評価の方法> 試験 70%、レポート 30%(3回提出。1回 10 点) 、受講・授業への 参加態度(遅刻、私語等で)減点により、総合的に評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 授業概要、どういうものを薬というのか 医薬分業(第1回レポート課題) 薬の形、人体のしくみ 薬の吸収代謝 薬はなぜ効くか? 最古の薬、アルコール 薬物乱用 原因療法と対症療法(第2回レポート課題) DNA って何? ガンと AIDS を知るために 薬の正しい飲み方、薬害 一般用医薬品 信じる者は救われる? 薬の開発とジェネリック、学習のまとめ サプリメントと健康食品(第3回レポート課題) まとめおよび試験 第2版」鈴木正彦著、株 【①~③で総合的に評価する】 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション(授業全体と進め方の説明) 「働く人」とは 「メンタルヘルス」とは 国の労働者(働く人)のメンタルヘルスの現状 働く場(職場)の環境について 働くこととは 女性の働き方について ストレスについて①(ストレスの理論) ストレスについて②(働く人) ストレスについて③(職場の環境) ストレスの対処① ストレスの対処② 心身ともに健康で働くためには 後期試験 まとめ 毎回必ず学んだことの復習(テキストを読み返す)すること。 日常的に TV ニュースや新聞で取り上げられる,働く人やメンタルヘ ルスに関する情報を自らが入手(キャッチ)し,理解するよう努める こと。 卒業研究Ⅰ 働く人のメンタルヘルス 三宅 2年次後期 10% <自己学習の内容等アドバイス> 養護教諭となる自覚を持って講義に出席し、日頃、健康と医療・医薬 品に関心を持ち生活する。 教科書に記載されてないことを多く講義するので、欠席した場合は、 友人に講義ノートを見せてもらうこと。講義後の復習を必ず行い、不 明な点は調査あるいは質問すること。 レポートはインターネット情報に頼ることなく、積極的に調査し、各 自の意見を記載すること。 単位 ①受講態度・授業への参加態度 40% ②授業時に配布する出席カードへのミニレポート ③試験 50% 「わたしのキャリア・デザイン」加藤容子・小倉祥子・三宅美樹 (ナ カニシヤ出版) <自己学習の内容等アドバイス> 2 <学生に対する評価の方法> <使用教科書> <使用教科書> 教科書: 「新訂版 クイックマスター薬理学 式会社サイオ出版、¥2,600。 授業ではテキストを使用し,パワーポイントで要点を説明しながら講 義を行う。また, 「働く人」へのイメージが持ちにくいかもしれないの で,臨場感を持てるよう,DVD の鑑賞を織り込む。 メンタルヘルスとは何か,からはじめ,ストレスとの関係,働く「職 場環境」側の問題や働く「人(労働者) 」側の問題など,産業精神保健 や産業心理臨床の視点から「働く人のメンタルヘルス」にアプローチ する。 美樹 単独 養護教諭コース・メディカル秘書コース <授業の到達目標及びテーマ> 近年,こころの病を発症して休業や退職する「働く人」が増加する傾 向にある。 メンタルヘルス不調に陥る要因は何であろうか。それを考える材料と して,働く人(個人)と働く環境(職場)の両面から,メンタルヘル スに関する知識や情報を提供する。 学生自らが理解・習得し, 「働く人」になった際に,不調に陥らないよ 大原 2 単位 榮子、伊藤 2年次前期 琴恵、葉山 栄子、小栗 直子 複数 養護教諭コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> 児童生徒を取り巻く社会環境は大きく変化してきている。そのため、 子ども自身および家庭、学校の抱える問題は多岐にわたるとともに、 そのひとつひとつが深刻且つ複雑になってきている。そんな中で養護 教諭には、専門的知識・技術はもちろんのこと、教職教養及び研究能 力など幅広い知識や適切な対処が要求され、益々期待は高まっている。 そこで、 各種学校保健に関わる諸問題についてグル-プで研究を行い、 卒業後の研究の基礎を身につけることを目的として授業を展開する。 また、併せて卒業研究発表大会を開催し、口頭発表および研究集録 45 号を発刊することを目的とする。 <授業の概要> 指導担当教員のもとで、同じ研究テーマをもった者 4~5 人が 1 グル ープとなり共同研究を進めていく。 前期に研究計画の検討会を開催し、 今後の方向性の確認を行う。 また、 近隣の県や市町で開催される学校保健関係学会に機会があれば参加し、 -7- 第 15 回 研究発表大会全体のリハ-サル ※卒業研究発表大会および反省会、研究集録第 45 号を発刊 実際の学会の様子を体験する。 <学生に対する評価の方法> <使用教科書> Ⅰ.授業態度(70%) 、研究計画書の作成(30%)により総合判定 特になし <授業計画(回数ごとの内容等)> < Ⅰ 前期 > 卒業研究Ⅰ 第1回 研究・調査の意義・研究内容等の話し合い、文献情報 収集整理 第 2 回~4 回 先行研究の熟読・テ-マの選定・研究目標と仮説の設 定と検証 第5回 研究・調査の方法と調査対象の選定、研究計画書作成 第 6 回~7 回 調査票の作成と予備調査を実施 第8回 研究計画書の検討会 第 9 回~10 回 アンケート等の検討・協力機関への働きかけ 第 11 回~14 回 研究推進・アンケート等実施 第 15 回 研究方向の確認・回収調査票の整理・集計 ※夏から秋にかけて東海地域で開催される学会に参加 <自己学習の内容等アドバイス> 卒業研究の時間だけでは研究を進めていくことはできない。日頃より、 文献、先行研究等をよく読み、自分なりの意見をもち、グループ内で の意見交換及び積極的な研究をすすめていくことを期待する。 栄養学(含食品学) 平井 2 単位 2年次前期 惠子 単独 養護教諭コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> <使用教科書> ヒトは生きていくため、活動するために必要な栄養素を食物から得て いる。本講の目標は、摂取した食物が体内でどのように変化し、どの ように利用されるかを理解した上で、生涯にわたり健康で質の高い生 活を送るための正しい食習慣や選食力についての知識を習得すること にある。 特になし <自己学習の内容等アドバイス> 卒業研究の時間だけでは研究を進めていくことはできない。日頃より、 文献、先行研究等をよく読み、自分なりの意見をもち、グループ内で の意見交換及び積極的な研究をすすめていくことを期待する。 <授業の概要> 上の目標に基づき、本講では、栄養の意義を理解し、栄養素の栄養的 意味や消化吸収のメカニズムなどを学習する。また、習得した栄養学 卒業研究Ⅱ の知識を実際の食生活でどのように活かし、実践できるかを考えてみ 大原 榮子、伊藤 琴恵、葉山 栄子、小栗 直子 る。 2 単位 2年次後期 複数 <学生に対する評価の方法> 養護教諭コース、コア ①授業への参画態度(20%) ②毎回授業内で行う前回の授業内容の確認テスト(20%) ③試験(60%) 以上3点から総合的に評価する。 <授業の到達目標及びテーマ> 児童生徒を取り巻く社会環境は大きく変化してきている。そのため、 子ども自身および家庭、学校の抱える問題は多岐にわたるとともに、 そのひとつひとつが深刻且つ複雑になってきている。そんな中で養護 <授業計画(回数ごとの内容等)> 教諭には、専門的知識・技術はもちろんのこと、教職教養及び研究能 第 1 回 ガイダンス 力など幅広い知識や適切な対処が要求され、益々期待は高まっている。 栄養と栄養素 そこで、 各種学校保健に関わる諸問題についてグル-プで研究を行い、 第 2 回 栄養素の働き:炭水化物の栄養的意味 卒業後の研究の基礎を身につけることを目的として授業を展開する。 第 3 回 栄養素の働き:脂質の栄養的意味 また、併せて卒業研究発表大会を開催し、口頭発表および研究集録 45 第 4 回 栄養素の働き:たんぱく質の栄養的意味 号を発刊することを目的とする。 第 5 回 栄養素の働き:ビタミンの栄養的意味 第 6 回 栄養素の働き:ミネラル(無機質)の栄養的意味 <授業の概要> 第 7 回 栄養素の働き:水・食物繊維の栄養的意味 指導担当教員のもとで、同じ研究テーマをもった者 4~5 人が 1 グル 第 8 回 栄養素の消化と吸収 ープとなり共同研究を進めていく。 第 9 回 エネルギー代謝、食事摂取基準 前期に研究計画の検討会を開催し、 今後の方向性の確認を行う。 また、 第 10 回 食品の基礎知識 近隣の県や市町で開催される学校保健関係学会に機会があれば参加し、 第 11 回 食品の選び方 実際の学会の様子を体験する。 第 12 回 ライフステージ別の栄養 第 13 回 食育 第 14 回 試験 <学生に対する評価の方法> 第 15 回 食習慣と健康、まとめ Ⅱ.授業態度(50%) 、研究集録・要旨の作成(30%) 、研究大会発表 (20%)により総合判定 <使用教科書> <授業計画(回数ごとの内容等)> 教科書は使用せず、各授業ごとに講義用資料を用意する。 < Ⅱ 後期 > 卒業研究Ⅱ 第 1 回~3 回 調査等結果の集計・結果についての検討・統計学的検 定 第 4 回~6 回 研究集録(論文) 、結果についての図表等作成 第 7 回~9 回 研究集録原稿の作成 第 10 回 研究集録原稿の査読会(全体) 第 11 回 要旨原稿の査読会(班) 第 12 回 卒業研究発表大会係の打ち合わせ・研究集録原稿の 修正 第 13 回 研究集録原稿及び要旨原稿の作成・発表用原稿及び スライドの作成 第 14 回 要旨集の清書・発表原稿の作成・リハーサル <自己学習の内容等アドバイス> 日ごろから「食」について関心を持ち、得た知識や情報を自分自身の 食生活にどう活かすかを考える。 また、毎回授業内で確認テストを実施するので、しっかり復習をする こと。 -8- 衛生学 微生物学及免疫学 本多 2 単位 2年次後期 忠善 本多 単独 2 養護教諭コース 単位 2年次前期 忠善 単独 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> <授業の到達目標及びテーマ> 人をとりまくさまざまな環境が、我々の健康生活とどのように関わっ ているかを追求する学問を衛生学ととらえる。その視点に立って、生 活環境に関連する事項を理解して、養護教諭が教育現場などにおいて 要に臨んで適用できるようにすることを目標とする。 人と微生物のかかわりを、疾病や感染症ばかりではなく、人に有用な 応用微生物としての観点からもとらえて理解するとともに、日進月歩 の学問としての微生物学をできるだけ簡明に紹介解説し、さらに養護 教諭が教育現場などにおいて実践的応用が可能な微生物学の基礎的知 識の習得と理解を目標としている。 <授業の概要> 人の生活環境のうち、物理化学的環境・生物学的環境をさまざまな項 目に分けてとりあげ、それらと人の健康にかかわる関係ならびに影響 を説明し、さらに、関連した養護教諭として必要と思われるさまざま な法令や行政の施策を理解するための簡明な講義を進めたい。 <学生に対する評価の方法> 平常の授業態度 30%、試験(レポートの提出を含む)70%により総合 評価する。 <授業の概要> グローバル化したわが国にとって、思いもよらない新興感染症の出現 に対しても、すばやく対応できるような知見を講義の中で紹介したい。 また、微生物学で用いられている調査研究、検査、実験の実情を写真 や図表を用いて説明解説したい。 教科書に従った進行が授業の中心であるが、時に応じてプリントも使 用する。 <学生に対する評価の方法> <授業計画(回数ごとの内容等)> 授業計画(回数ごとの内容等) 第 1 回 衛生学概論(1) 衛生学の歴史 第 2 回 衛生学概論(2) 衛生学の歴史、衛生・環境関連法令のあらまし 第 3 回 地球環境問題(1) 森林の減少、砂漠化、土壌流亡、地球温暖化、酸性雨 第 4 回 地球環境問題(2) オゾン層破壊、紫外線 第 5 回 地球環境問題(3) 滅びゆく野生生物、外来生物 第 6 回 地球環境問題(4) 滅びゆく野生生物、外来生物 第 7 回 化学物質による環境破壊と人体影響(1) 重金属と生体必須性総論 第 8 回 化学物質による環境破壊と人体影響(2) 生体必須重金属と毒性 第 9 回 化学物質による環境破壊と人体影響(3) 水俣病、イタイイタイ病、その他の公害病 第 10 回 放射線による健康障害 原子力の平和利用、原子力発電と事故、健康被害と法的規 制 第 11 回 動物と人とのかかわり(1) 人畜共通伝染病、BSE、炭疽など 第 12 回 動物と人とのかかわり(2) 鳥インフルエンザ、狂犬病など 第 13 回 食品衛生の問題点 食中毒のあらまし 第 14 回 総復習 これまでの授業内容の補足 第 15 回 試験 平常の授業態度 30%、試験(レポートの提出を含む)70%により総合 評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 微生物学の歴史(1) ヒポクラテス、フラカストロ、レーウェンフック、ジェンナ ーなど 微生物学の歴史(2) ・・・微生物の発見と疾病との関連 パスツールやコッホなどと日本人学者の業績 微生物の種類 微生物の大きさ、分類と命名、種類 細菌の生理と代謝 細菌の生理、細菌の増殖と培養、生化学的性状と同定 真菌・ウイルス・原虫・寄生虫 主な種類とその性状、疾病との関連 細菌性食中毒(1) 総論、感染型食中毒 細菌性食中毒(2) 毒素型食中毒 食中毒(3) ウイルス性、その他を原因とする食中毒 芽胞学(プリント) 芽胞の性質(耐熱性) 、疾病との関連、 食品衛生と細菌(プリント) ・・・食品衛生法を中心として 規格基準、大腸菌群や生菌数の測定について 滅菌と消毒 消毒と滅菌の意義と具体的な方法 食品と微生物 食品の腐敗と保存、微生物利用食品 免疫学のあらまし アレルギーを中心として 総括 試験 <使用教科書> 教科書は用いず、適宜資料プリントを配布し、OHCやパワーポイン トを使用する。 ≪参考書≫ 厚生統計協会編 『国民衛生の動向』 2015~2016 年 厚生統計協会発行 <自己学習の内容等アドバイス> <使用教科書> 小林秀光・白石 淳編 物学』 化学同人 プリント エキスパート管理栄養士養成シリーズ6『微生 <自己学習の内容等アドバイス> 新聞、雑誌、テレビ報道などのマスコミがとりあげる衛生学・公衆衛 生学上のニュースやトピックスに注目し、 そのスクラップを作ったり、 メモ書きをする習慣を身につけるように心懸ける。 毎授業後には授業内容の概要、感想、疑問点を小レポートとして提出 すること。 微生物学で学ぶ微生物の個々の名称は、専門用語としての和名は言う までもなく、学名を使用できるように努力すること。 毎授業後には授業内容の概要、感想、疑問点を小レポートとして提出 すること。 -9- の好発年齢であるが、これに加えて「心的外傷に関わる障害、発達障 害概念の拡大、引きこもり等の新しい行動障害」といった新しい概念 が現れ、教育現場もこれらに対応を迫られている。これらの概念を歴 史的に概観し、精神障害について基本的な知識を理解し、現代的な問 題を把握するための視点を得られるようにする。 健康相談Ⅱ 大原 2 単位 2年次前期 榮子 単独 養護教諭コース <授業の概要> <授業の到達目標及びテーマ> 本授業は、養護実習中に出会った健康相談の実際例をとりあげ、事例 研究会形式で事例を検討したり、ロールプレイを行ったりしながら問 題点や支援援助の実際を学ぶことを目的としている。事例研究を通し て、養護教諭の対応及び連携のあり方を知り、養護教諭としての相談 の資質向上に繋げていく。 精神障害は、実は罹病率の高いありふれた障害である。特に、教育現 場においては、今まで以上に精神疾患への理解を踏まえた対応が要請 されるようになりつつある。これらの障害を見立て、対応するための 着眼点を、 「疾患概念の理解」と「具体例」の両方を論じながら、講義 を進める。 <学生に対する評価の方法> 授業への参画態度(30%)、試験(70%) <授業の概要> 2年生の前期(主として 5 月末~6月)に小学校での養護実習を経験 する。その実習中に学生自身が出会った様々な課題をもつ子どもたち の実態と、その課題対応した健康相談を事例として振り返り、検討を 行う。事例検討を通して、事例のもつ意味、子どもの実態や背景、支 援の方法としての見立てや連携等について学ぶ。 <学生に対する評価の方法> ①授業態度(10%) ②課題(10%) ③発表(30%) ④試験(50%) 以上の総合による。 特に①授業態度として、積極的な事例提供を期待する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション 授業の進め方と課題発表のグループ分け 実習中に出会った事例を、プライバシー保護を充分に配慮 しながら再現(ロールプレイ)し、支援の見立てや具体的 な方法、連携、問題点などを学ぶことを理解する。 養護実習中に出会った事例(1) 養護実習中に出会った事例(2) 養護実習中に出会った事例(3) 養護実習中に出会った事例(4) 養護実習中に出会った事例(5) 校内の教職員や地域の関係者が集まり、児童生徒の諸問題 について対応のあり方を協議する事例研究会の実際(司会 者・提案者・記録者・参加者など)を、体験を通して学ぶ。 事例研究会の進め方の実際(1) 事例研究会の進め方の実際(2) 事例研究会の進め方の実際(3) 事例研究会の進め方の実際(4) 問題に応じた支援(1) 問題に応じた支援(2) 養護教諭の健康相談活動の構造と必要な資質・能力につい て学ぶ。 養護教諭が行う健康相談活動の力量向上に向けて学ぶ。 試験とまとめ <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 精神保健とは、精神症状のとらえ方(総論) 器質性・症状性精神障害 神経症性障害 気分障害 統合失調症(1) 統合失調症(2) 第1~6 回までのまとめ 成人の人格障害 発達障害 児童の情緒的な障害 心的外傷に関わる障害 アルコール依存症と周辺の問題。 治療について(薬物療法と精神療法) 精神保健の現状と問題点 試験とまとめ <使用教科書> 根岸敬矩・土澤健一編著「保健・医療・福祉系学生のための臨床精神 医学」 医学出版社 清水将之「養護教諭の精神保健術」北王路書房(副読本) <自己学習の内容等アドバイス> 次回の授業内容について教科書で予習しておくこと。マスコミや書籍 を通して、あるいは身近な経験から、知っている疾患に関しては、疑 問・問題意識をもって講義に臨んで下さい。 障害児の理解と支援 原山 2 単位 2年次後期 弘己 単独 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> <使用教科書> 障がい児教育は、特殊教育から特別支援教育へと転換し、さらに共生 社会構築に寄与することが求められている。その本質と背景を理解す るとともに、特別支援学校の新たな取組の実際を学ぶ。その学びの中 で、障がい児への理解と支援の方法を幅広く身につけ、時代の求める 養護教諭としての資質を高める。 大谷尚子他編著「新版 養護教諭の行う健康相談」東山書房 清水将之「養護教諭の精神保健術」北王路書房 <自己学習の内容等アドバイス> 実習中に出会った事例を積極的にまとめ、自分なりに事例分析を試み る。 一つの柱は、発達障がい児の特性の理解と支援を、一つの柱は、イン クルーシブ教育システム構築を課題とする特別支援学校での新たな取 組を幅広く取り上げる。1年次の障がい児に接した体験等をふまえ、 視覚情報、事例研究・レポート等を講義の中で活用して、今日の障が い児教育への認識を深める。 精神保健 井上 2 単位 2年次後期 <授業の概要> 敬章 単独 養護教諭コース、コア <学生に対する評価の方法> <授業の到達目標及びテーマ> 精神障害に関する見方捉え方は、 近年著しい変遷を続けている。 元来、 思春期は「統合失調症、躁うつ病、不安障害」といった代表的な疾患 授業への参画態度(20%) 、授業内で行うレポートによる授業内容の 理解度(30%) 、最終に実施する試験(50%) 、以上の総合評価と する。合格点に達しない場合は再度試験を実施する。 - 10 - <授業計画(回数ごとの内容等)> <授業計画(回数ごとの内容等)> 第 1~2 回 障がいとは ・講義ガイダンス ・障がい児者にかかわる今日的な話題。母親の障がい受容のプ ロセスときょうだい問題。 小レポート ・災害時における障がい児者と支援者の状況を考える。後日、 レポート作成と発表 第 3 回 障がい児教育の歩みと特別支援教育への転換 ・障がい児者への諸施策。特殊教育から特別支援教育への転換 の実体と意義 第 4~8 回 発達障がい児の特性と支援のあり方 第 4 回 知的障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際 第 5 回 広汎性発達障がい児の特性と支援 第 6 回 学習障がい児の特性と支援 第 7 回 注意欠陥・多動性障がいの特性と支援 第 8 回 発達障がいのまとめ。前半の講義(1~7回)のまと め。ビデオ視聴とレポート作成 第 9 回 視覚障がい児の特性と支援のあり方 ・視覚障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際 ・視覚障がい者サポートの基本 第 10 回 聴覚障がい児の特性と支援のあり方 ・聴覚障がい児の特性と特別支援学校での支援の実際、 ・発語発話とトータルコミュニケーション。ビデオ視聴 第 11 回 肢体不自由児、病弱・虚弱児(心身症含む)の特性と支援 のあり方 ・肢体不自由児の特性と特別支援学校での支援の実際 ・病弱・虚弱児の特性と特別支援学校での支援の実際 第 12 回 特別支援教育のまとめ。今後の共生社会におけるインクルー シブ教育。小レポート 第 13 回 個別の教育支援計画とコーディネーターの役割。発達障がい 児の社会自立と支援(ビデオ視聴) 第 14 回 試験。発達障がい児が通う特別支援学級(通級学級)での支 援(ビデオ視聴) 第 15 回 講義のまとめ。前回の事例をもとに個別の教育支援計画の 試案を作成する。 <使用教科書> 使用しない。各回ごとに事前に講義ペーパーを用意する。 心理・発達・医療等に関する内容は、他講義や既習の内容とも関連が 深いので、事前の講義ペーパーで確認しておくこと。また、発達障が いや特別支援教育にかかわる話題については、新聞等でしばしば取り 上げられるので、日ごろから注目しておくとよい。 臨床実習指導 1年次後期~2年次前期 養護教諭学外実習要項 名古屋学芸大学短期大学部養護教諭コース編 <自己学習の内容等アドバイス> 「臨床実習記録」として残した 1 つ 1 つの現象にこだわってその意味 を考えるようにしてほしい。 救急処置 久保 2 単位 2年次前期 田鶴子 単独 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> 学校現場における救急処置は、身体不調の訴えや心の健康問題をはじ め、授業や部活動におけるけが、事故、感染症の流行、学校給食の衛 生、その他学校管理下における全てを対象としている。また、事後措 置が予防教育、安全教育、保健教育等へと発展していくことから、専 門的知識と技術を身につけた養護教諭に期待されるところが大きい。 しかし、養護教諭の多くは、救急処置に際して一人で判断・行動しな ければならない。そこで、児童生徒が健康で安全な生活を送ることが できるための基礎的知識・技術を獲得し、それをもとに判断・行動で きる能力、指導できる教育力を養うことを到達目標とし、学校現場に おける養護教諭が行う救急処置をテーマとする。 <授業の概要> 本授業では、グループによる課題学習と実習の形態を基本とする。1 年次に学んだ身体のしくみ、生理学、看護学等の学びを基礎として、 臨床実習、養護実習での体験を授業に生かし進める。知識や技術だけ でなく実際の事例をもとに判断・行動、指導方法をロールプレイ等で 体験しながら学ぶ。 平常の授業態度(20%)、授業内で行う実技・レポート・ミニテストに より各授業項目の理解度(40%)、試験(40%)で総合的に評価を行う。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 小栗 単位 <使用教科書> <学生に対する評価の方法> <自己学習の内容等アドバイス> 1 [2 年次前期] 第 12 回 臨床実習での学びの振り返り① 個人 第 13 回 臨床実習での学びの振り返り② グループワーク 第 14・15 回 全体発表会 直子 単独 第3回 養護教諭コース 第4回 <授業の到達目標及びテーマ> 第5回 「臨床実習」で学習した内容を共有し深める学習である。臨床実習を 行った病院は、規模や役割の違いから、治療や看護の方法などが様々 である。そのため、学生の経験内容も様々である。 それぞれの病院で学んだ内容について意見交換し、既存学習や文献を 使い意味づけを行うことで、3 週間の臨床実習と臨床実習指導の総括 とする。 第6回 第7回 第8回 <授業の概要> 個人およびグループワークを行い、発表会を通して他者の学びを共有 し深める。 第9回 第 10 回 <学生に対する評価の方法> ①授業(発表会含む)への参加態度(50%) ②レポート(50%) 第 11 回 第 12 回 - 11 - 学校における救急処置の意義、救急処置の流れ(緊急を要する ものと一般的なもの) 保健室での問診、フィジカル・アセスメント 救急処置対応の実際【手順、基本(バイタルサイン、意識レベ ル)、養護判断】 現場で遭遇する機会の多い傷病別対応① 創傷(切傷、擦り 傷、とげ、刺し傷、咬傷)処置、止血法、包帯法 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応② 骨折、捻挫、 突き指、打撲、脱臼、三角巾法 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応③ 歯牙損傷(打 撲、破切、脱臼)、眼科疾患、耳鼻科疾患、鼻出血 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応④ 熱傷、皮膚疾 患、虫刺され、熱中症 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑤ 発熱、頭痛、 腹痛、嘔吐、かぜ症候群 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑥ 脳貧血、けい れん性疾患(てんかん、過呼吸症候群、ヒステリー発作) 、喘 息 学校現場で遭遇する機会の多い傷病別対応⑦ アレルギー性 疾患、ショック・アナフラキシー、心停止、頭部打撲 事後指導・事後措置① 個別の保健指導、記録のとり方・ 保存、医療費等の申請 事後指導・事後措置② 健康相談、予防教育、安全教育の 進め方 救急処置体制、組織づくりの実際(養護実習の体験を基に実 第 13 回 第 14 回 第 15 回 際に作成する) 慢性疾患・特別な養護ニーズを抱える児童生徒の救急対応 災害、事件・事故発生時における救急対応と心のケア まとめ・試験 「新 養護学概論」大谷尚子他編(東山書房) 「学校保健マニュアル改訂6版」高石昌弘・出井美智子編集(南山堂) 「新訂版学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著(第一法規) <自己学習の内容等アドバイス> 1年次の学びの復習をし、次回の授業の予習を必ず行う。 学校安全 鬼頭 単位 大原 2 単位 2年次前期 榮子 単独 養護教諭コース <使用教科書> 2 養護概説Ⅱ 2年次後期 敏代 単独 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> 2年次の春(5月末~6月) 、小学校での3週間の養護実習が実施され る。学校の立地条件や規模、地域性、養護教諭の経験年数等、様々な 異なる環境(条件)の中で実施された臨地実習(養護実習)の体験を もとに、学生自身が成長・発達過程にある児童生徒への健康問題や現 代的健康課題に対して、養護教諭としてどのような働きかけをして養 護をつかさどっているかをつかむことをテーマとする。 また、 実習後、 各々の学生が捉えた実習中の問題や課題を取り上げ、再度大学の学び の中で共有し、解決に向けて思考判断することから、よりよい養護実 践のあり方を身につけることを到達目標とする。 <授業の概要> <授業の到達目標及びテーマ> 生活の営みの中での「安全」に目を向け、子ども達が心身共に健康に 育つために必要な「安全観」をつかむことをテーマとする。さらに、 あってはならない事件、事故、自然災害等に対する適切な対応を学ぶ 中から、養護教諭としての安全に対する危機管理意識の向上と危機管 理能力を培うことを到達目標とする。 1年次開講の「養護概説Ⅰ」を基礎・基本とした上で、養護活動の各 論について具体的な事例を取り入れ講義を行なう。また、臨地実習(養 護実習)で体験した健康課題の対応をひとつの事例として、学校内外 とどのような協働・連携をしていくことが養護教諭として考えられる のかを提案発表する。 <学生に対する評価の方法> ①平常の受講態度(10%)、②討議・発表(20%)、③レポートによる授業 の理解度(20%)、④試験(50%)、以上の総合的により評価を行なう。 <授業の概要> 「安全」について、グローバルな視点から捉えるとともに、健康・安 全に関する取組の変遷や事例から、現状分析と対処のための基礎・基 <授業計画(回数ごとの内容等)> 本や養護教諭として学校における危機管理の考え方を習得する。 また、 第 1 回 養護ニーズの把握と養護活動 学校保健や生徒指導との関連の中で安全教育、安全管理について理解 第2回 養護活動と健康調査・健康診断 し、事件、事故、自然災害が子どもの身の回りの全ての場面において 第3回 健康ニーズを持つ者への支援の方法 発生しうることから、危険の早期発見・早期対応・再発防止について 第4回 養護教諭と環境整備 学ぶ。 第5回 健康生活を営む能力育成の方法 健康問題の解決支援 (1)身体的支援・精神的支援 <学生に対する評価の方法> 第6回 養護の協動化と組織活動 平常の授業態度(10%)、討議・発表(20%)、授業内で行なうレポートに 健康問題の解決支援 (2)社会的支援 より授業の理解度(20%)、試験(50%)、をもとに総合的に評価を行なう。 第 7 回 健康問題に応じた養護活動 (1)内科的の訴えをもつ子どもへの養護 第8回 健康問題に応じた養護活動 <授業計画(回数ごとの内容等)> (2)負傷を負ったもつ子どもへの養護 第1回 「安全」とは(安全の概念) 第9回 健康問題に応じた養護活動 第2回 子どもの安全を取り巻く状況と安全を守る体制の整備 (3)慢性疾患を抱えた子どもへの養護 第3回 健康・安全に関する取組の変遷 第 10 回 健康問題に応じた養護活動 第4回 学校安全の概念 (4)心の問題・対人関係上の問題を抱えた子どもへの養護 第5回 学校における安全教育・安全管理 第 11 回 健康問題に応じた養護活動 第6回 養護教諭と学校安全 (5 )生活上の問題を抱えた子ども・保健室登校の子どもへの 第7回 事前、発生時、事後における危機管理の進め方 養護 第8回 危機管理における養護教諭の役割(健康危機管理) 第 12 回 学校の特性と養護活動 第9回 事例に学ぶ危機対応の実際(事件・事故) 第 13 回 養護教諭と研究活動 第 10 回 事例に学ぶ危機対応の実際(自然災害) 第 14 回 養護活動の評価・養護学の展望 第 11 回 学校安全計画の作成・評価 第 15 回 養護活動のまとめ・試験 第 12 回 養護教諭が行う安全指導 第 13 回 危険等発生時対処要領(危機管理マニュアル)の策定 <使用教科書> 第 14 回 子どもの安全を守るための学校、家庭、地域の役割と連携 「新 養護学概論」大谷尚子 他編 (東山書房) 第 15 回 総括・試験 「新版 養護教諭の行う健康相談」大谷尚子 他編(東山書房) 「学校保健マニュアル改訂8版」高石昌弘・出井美智子 編集 (南山堂) <使用教科書> 「新訂版学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著(第一法規) 「新 養護学概論」大谷尚子 他編 (東山書房) 「養護教諭の精神保健術」清水將之編集 (北大路書房) 「学校保健マニュアル改訂6版」高石昌弘・出井美智子 編集 (南山堂) 「新訂版学校保健実務必携」学校保健・安全実務研究会編著(第一法規) <自己学習の内容等アドバイス> および、テーマ関連の資料・新聞記事などに従って授業を行う。 「養護概説Ⅰ」の学びを基本として、臨地実習中の実習記録の指導内 容も把握しておくこと。また、健康相談での学びも復習しておくこと <自己学習の内容等アドバイス> 「安全」について身近な学習素材(新聞記事、ニュース)をもとに予 習をする。 - 12 - ポートフォリオ指導Ⅲ 葉山 1 単位 2年次前期 栄子、伊藤 琴恵 複数、クラス分け 養護教諭コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> 到達目標:①一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目、並びにこ れら教科以外の学習活動を自己の中で体系化・構造化する手立てを身 につけること。②自己の属する全ての生活空間において主体的に PDCA を実践できること。③PISA 型「学士力(生きる力)」の意義を 理解し、この力を身につけること。 テーマ:①教科及び教科以外の学習活動の内容を教員としてのキャリ ア形成の視点から体系化・構造化すること。②自己客観視によって資 質・能力の伸長を図る。 第 12~13 回 最近の話題に対する自分の主張とその根拠を小論文形 式で記述し発表する。 (テスト 2 として評価の対象とする) 第 14 回 これまでに学んだ一般教養科目、教職専門科目、学科専門 科目の全シラバスを参照し、キャリア形成の視点からこれを体系 化・構造化するため、 「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認 事項」評価シートで自己省察をする。 第 15 回 教員採用選考試験後の自己評価に基づき、2 次試験または次 年度に向けての対策を立てる。 <使用教科書> 自作教材「ポートフォリオ指導」を使用。その他、各種の論文を活用。 <自己学習の内容等アドバイス> 常に知育・徳育・体育の 6 軸から物事を観察し、疑問を持ち、解決法 を模索すること。 自己客観視(メタ認知、PDCA)を怠らないこと。 <授業の概要> 「ポートフォリオ指導Ⅰ・Ⅱ」を踏まえて行う「ポートフォリオ指導 Ⅲ」は、一般教養科目、教職専門科目、学科専門科目を教員としての キャリア形成の視点から、学生自らが関連づけて消化し、体系化・構 造化して身につけ「学士力(生きる力) 」を培うための支援科目として 開講するものである。「学士力」の醸成は、教員・学生が随時 PDCA サイクルを連鎖させながら進めなければ実効を上げることが難しい。 したがって、教科・科目並びに教科以外の教育活動を周期的・横断的 に連動させ、知識・技能、思考判断、実践力等を網の目のように織り 込む訓練をする。このことによって教員としての資質・能力、すなわ ち学士力の総仕上げをする「教職実践演習」へ繋げる力を養う。 <学生に対する評価の方法> PISA 型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技能、 意欲・態度)に照らして到達度を評価する。本講座での評価内容は、 授業・討論等への参画態度と提出課題の内容 (約 30%)、 考査(約 70%) で総合的に行う。教員養成の趣旨からして授業態度・参画態度につい ての評価のウエートは高い。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第 1 回 教員採用選考試験の願書の書き方について説明を受け、コピ ーした用紙に下書きをする。志望動機や自己アピールを本音で記述 できるよう熟考する。これまでの模擬テストの結果から採用選考試 験に向けての対策を考える。 第 2 回 自己客観視のためポストイット実施。心を映し出し、わだか まりを見つけ、解決法を考える。 第 3 回 卒業研究について。研究とは何か、卒業研究の意義は何かを 考え記述する。この後、卒業論文の書き方について学ぶ。 第 4~5 回 養護に関する研究論文を読み、基本的論文構成要素に照 らして分析する。タイトル、キーワード、仮説、仮説の検証、考察、 今後の課題などはどのように書かれているか内容を要約して記述す る。記述内容を発表し、全員で討論する。論文の書き方と読み 方を再認識する。 第 6 回 学園祭実施の意義、昨年度の実施概要を確認し、本年度の基 本計画を策定する。 第7回 1 年次の成績発表に基づき、これまでの修得単位数の確認と 前期履修登録内容の確認。この結果を見ながら、1 年次で学んだ一 般教養科目、教職専門科目、学科専門科目の全シラバスを参照し、 キャリア形成の視点からこれを体系化・構造化するため、「教職 実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」評価シートで自己省 察をする。 第 8 回 養護教諭コース 2 年次で学習する一般教養科目、教職専門科 目、学科専門科目の全シラバスを参照し、キャリア形成の視点から これを体系化・構造化するため、 「教職実践演習」で使用する「目標 到達の確認事項」評価シートで今後何を学ぶか、これまでの学習 との繋がりを考え記述する。ポートフォリオとして残す。 第 9 回 自己が主張したい内容について文章を書く。文章の構成と論 証の正確化の訓練をする。 (テスト1として評価の対象とする) 第 10~11 回 「教職実践演習」で使用する「目標到達の確認事項」 評価シートと、教員採用選考試験対策ノートをもとに面接対策文を まとめる。並行して面接指導を受ける。 生徒指導 加藤 2 単位 2年次後期 純一 単独 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> テーマ: 生徒指導の「心」と「構え」のあり方 授業の到達目標:自分の個性にふさわしい生徒指導の方法を構築する ための基礎的知識を身につけるとともに、子どもを取り巻く状況を視 野にいれながら子どもを理解することができるようになる。 <授業の概要> 生徒指導の意義は、児童生徒が「社会的に自己実現できる資質・態度 を形成する指導・援助である」ことを認識するとともに、子どもたち の状況、心、社会的背景、家庭等について理解させ、教職につく者に とって必須の条件である「子どものさまざまな問題行動」に対する対 応方法の基礎・基本について学習する。 <学生に対する評価の方法> 授業への参加態度(20%)、試験の結果(80%)等を総合的に判断し て評価を行う。 教員養成を目的として開講されている科目であるので、教員としてふ さわしくない授業への参加態度は減点となる。 やむを得ない理由以外、 試験の欠席は認めない。再評価は実施しない。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 ガイダンス 生徒指導に関する法律等 生徒指導の意義・定義・位置づけ 生徒指導と生徒理解Ⅰ (これからの生徒指導、生徒指導の充実に向けて) 生徒指導と生徒理解Ⅱ(進路指導、生きる力の育成) 徒指導と生徒理解Ⅲ(児童虐待、いじめ) 生徒指導の姿勢 生徒指導と教育相談 生徒指導の組織的実践 危機理論 性善説と性悪説 父性原理と母性原理・学校の役割と家庭の役割 子どもを取り巻く社会について考える (高学歴社会・都市化・少子化) 子どものサインを受け止める (行間を読む、欠席、加点評価) まとめと試験 <使用教科書> なし - 13 - <自己学習の内容等アドバイス> 限られた授業回数では、生徒指導の基本に触れることしか出来ない。 文部科学省のホームページで、 生徒指導に関する文部科学省の姿勢を、 きちんと把握することが望ましい。 葉山 単位 2年次前期 栄子 児童期、青年期という心身共に成長・発達の著しい時期に生きている 児童生徒が、学校生活の中で出会う様々な問題に適切に対応し、自立 していくための援助として、教育相談やカウンセリングについての知 識や方法の理解をテーマとする。また、そのために必要な基礎的な知 識、基本的な技法を習得することが到達目標である。 本講義では、教育相談及び児童生徒理解の重要性と理解のための基礎 基本、組織の一員として、教職員や保護者、地域関係機関との連携を 重視した援助・支援方法について講義する。また、教員に求められて いる「子どもの心の理解・支援」を身に付けるために、ロールプレイ や体験学習等を取り入れ、カウンセリングマインドが実践できる力や 子どもの状態を観察する力、傾聴する態度を養う。 <学生に対する評価の方法> <授業計画(回数ごとの内容等)> 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 琴恵 <授業の概要> 養護実習後の指導を行う。 <学生に対する評価の方法> <授業計画(回数ごとの内容等)> [2 年次前期] 第 13 回 各実習校での実習内容および課題について振り返る 第 14 回 養護実習中での問題点についてまとめる 第 15 回 問題についての対応の在り方を学ぶ <使用教科書> 授業への参画態度(20%)、授業毎に実施するミニレポートによる授 業内容の理解度(30%) 、試験(50%)をもとに総合的に評価する。 第 10 回 第 11 回 栄子、伊藤 複数 平常の授業態度(20%) 、レポート(40%、 )個人研究(40%)で総合 的に評価を行う。 <授業の概要> 第8回 第9回 1年次後期~2年次前期 小学校において行われた3週間の実習後の指導として、各校での課題 報告および問題点、困った事例に対して、その対応の在り方を振り返 り、適切な対処について学ぶ授業である。この事後指導は、3週間の 実習や実習事前指導の総括とすると同時に、養護活動および学校保健 についてより深く理解し学びを共有することを目的とする。 <授業の到達目標及びテーマ> 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 単位 <授業の到達目標及びテーマ> 単独 養護教諭コース 第1回 葉山 1 養護教諭コース 教育相談 2 養護実習指導 「養護教諭学外実習要項」 名古屋学芸大学短期大学部編 「改訂養護実習ハンドブック」 大谷尚子 他 東山書房 <自己学習の内容等アドバイス> オリエンテーション(授業のねらい、講義概要、評価方法、 受講上の諸注意等) 学校における教育相談の意義と役割 教育相談の構造と基本 カウンセリングの理論と技法 心理検査とその活用 カウンセリングマインドとその理解 場面に応じた教育相談の進め方(不登校の理解と対応) 場面に応じた教育相談の進め方 (いじめ・虐待の理解と対応) 場面に応じた教育相談の進め方(非行の理解と対応) 場面に応じた教育相談の進め方 (性に関する問題の理解と対応) 場面に応じた教育相談の進め方(障がい児の理解と対応) 場面に応じた教育相談の進め方 (進路についての指導と援助) 自己との対話・共生・折り合いをつける。 児童期から青年期へのからだと心の成長の理解 保護者への支援・援助のあり方と具体的な進め方 学校内外の組織・関係機関との連携 養護教諭、スクールカウンセラー、心の教室相談員等との 連携についても学ぶ。 教育相談の評価、まとめ・試験 <使用教科書> 特に指定しない。 (必要に応じて資料を配布する) <自己学習の内容等アドバイス> 「健康相談」 「障害児の理解と支援」、 「精神保健」その他、関連した科 目の予習、復習をしておくこと。 実習中の貴重な経験が記録として残されている「養護実習記録」を、 振り返ることによって生かしてほしい。 養護実習 葉山 3 単位 2年次(集中) 栄子、伊藤 琴恵 複数 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> 教育現場における実習を通して、養護教諭になるための資質を養うこ とをねらいとする。今までに履修した一般教養、教職教養、養護に関 する専門的教養を教育の現場において実践的展開をはかる。実際の学 校という場で、子どもと直接係わることができる実習を通して、養護 教諭としての専門的知識の習得と技術の練磨に資し、教職に関する実 践的能力・研究能力と態度を養う。また、健全な教育観、児童・生徒 観、教師観を養う。さらには、実習生自らの養護教諭としての適性を はかる機会とする。 <授業の概要> 養護教諭免許取得には、教育職員免許法第 5 条の規定に「養護実習」 の単位取得が義務付けられており、実習期間は 3 週間である。学校全 体の概要、施設、教育活動全般について学ぶとともに、保健管理、保 健指導の実態、子どもの健康の保持増進および安全管理や安全指導の 実態について知る。さらには養護教諭の具体的な実務を体験し、養護 教諭の専門的立場から、子どもに対しての適切な指導や助言のあり方 を学ぶ。また、教育職としての責任感や使命感を養う。 <学生に対する評価の方法> 養護実習の評価は、実習活動の各領域にわたって評価され、最終的に は総合評価が行われる。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 実習機関:県市町によって依頼方法が異なるが、基本的には、義務教 育校へ教育委員会を通して依頼する。 実習期間:基本的には 6 月 1 日を含む 3 週間とするが、実習校の関係 - 14 - でこれ以外の期間もある。 実習内容:学校教育活動全般・学校生活と環境・養護教諭の執務計画 と保健室経営・健康管理体制保健室来室者への対応・保健 指導・健康教育(保健学習を中心に)等の養護活動全般 事前準備:1 年次後期より実習前指導を開講し、実習に臨む姿勢や取 り組みについて学ぶ。 2 年次の 4 月中旬から、学生自身が実習先へ連絡を取り、 事前指導を受ける。また、実習中の課題等についても準備 を始める。 実 習:3 週間の実習中に、研究テーマをもって臨む。学級配属及 び、 保健指導・保健学習は可能な限り実施させていただく。 3 週目に実習のまとめとして、総合実習を 1 日実施させて いただく。 実習期間中の指導:実習校の指導者が行う。大学教員は巡回指導にあ たる。 事後指導:①養護実習事後指導および養護実習情報交換会、実習記録 を通して行う。 ②学生が養護実習で学んだことをテーマごとにまとめ共有 する。 ③課題の整理と探求をすることで、実習後の大学での学び に役立たせる。 ④養護教諭への志望度や教職適性を自分自身で問う。 <使用教科書> 「養護教諭学外実習要項」 名古屋学芸大学短期大学部編 「改訂養護実習ハンドブック」 大谷尚子 他 東山書房 <自己学習の内容等アドバイス> 「養護教諭学外実習要項」(名古屋学芸大学短期大学部編)を熟読する。 また、実習に対する心構えをしっかり身につけ、自分なりに課題をも って臨むこと。自分自身の健康管理に留意すること。実習校と大学へ の連絡等を怠らないこと。 教職実践演習 大原 2 単位 2年次後期 榮子、重留 紘治、葉山 栄子 クラス分け 養護教諭コース <授業の到達目標及びテーマ> 到達目標:一般、教職並びに養護に関する科目で学んだ知識・技能の 整理・統合化・体系化を図る。教育現場の今日的諸課題を既得の知識・ 技能等を用いて解決できること。当講座を通して不足している知識・ 技能等を知り補完する術を見いだす。 テーマ:養護教諭としての知識・技能、思考力・判断力・表現力の実 践適用力を養うこと、並びに実践演習を通して知識・技能、思考力・ 判断力・表現力を省察し補完するとともに、現職に就いてからの課題 は何かを明らかにする。 <授業の概要> 教職と養護に関する科目の実践演習を半々に実施する。実践時は既得 の知識・技能、思考力・判断力・表現力が今日的諸課題とどう関わり、 これをどう整理・統合化・体系化すれば課題解決に有効か、活用の方 法・過程をどうすべきか考える。このためグループ討議、ロールプレ イング、事例研究、模擬授業、現地見学・調査、養護教諭経験者や現 職養護教諭をまじえたTTなどを多用する。こうして、教員としての 使命感・責任感・教育愛、社会適応性・人間愛、指導力・組織運営能 力を培う。 <学生に対する評価の方法> PISA型学力観(知識・理解、思考力・判断力・表現力、汎用的技 能、意欲・態度)に照らして到達度を評価する。授業・討論等への参 画態度と提出課題の内容(約 30%)、考査(約 70%)で総合的に行う。 授業態度・参画態度について評価のウェートは高い。学生には各回に わたり到達目標に照らし自己評価させ、その程度も教員が評価する。 方法の理解、1 年次から行ってきた関連資料の整理。< 全員 > <教職に関しては、重留> 後半は、クラスが変わる 第 1 回 学校組織と教師の職務について:学校経営、教師の役割、職 務内容等、その内容は何であったかシラバスより明らかにし、整理 する。また 6 軸との関連も明らかにし評価シートに各自が記載し提 出する。 第 3 回 児童生徒の理解と学級経営について:学校現場の課題を聴取 し、児童生徒の理解法について討論。この際関連する科目と内容は 何か、養護教諭と学級担任との関わり方はどうあるべきか協議。 (講 義・グループ討論・演習) 第 4 回 キャリア発達能力(社会性や人間関係能力等)について:職 業観・勤労観、教員としての資質、社会人かつ教員としての倫理観、 服務規律等について。シラバスを基に関連する科目と内容を明らか にする。 (事例研究・ロールプレイング) 第 5 回 生徒指導について:第 3 回「児童生徒の理解」を基に生活指 導、教育相談、進路指導を一般教員の立場から考察する。該当する 科目と内容をシラバスで調べ整理する。今日的課題につき実践的対 応訓練をする。 (講義・事例研究・ディベート) 第 6 回 学習指導について:第 3 回「児童生徒の理解」を基に、学習 指導を一般教員の立場から考察する。該当する科目と内容をシラバ スで調べ整理する。6 軸との関連も明らかにし評価シートに各自が 記載し提出する。 (講義・演習・討議) 第 7 回 模擬授業と研究協議:一般教員が作成する学習指導案と評価 の観点について作成を試み、一般教員の授業法理解に役立てる。模 擬授業を実施する。 (研究・協議) 第 8 回 試験日①:前半の実践に関する知識・技能、思考力・判断力・ 表現力の総仕上げを評価し指導する。 <養護専門については、大原・葉山 複数> 後半は、クラスが変わる *9 回~14 回についてはテーマ校種、児童生徒の実態、学校規模、 学校の立地条件、地域の実情等主体的に設定して進める。 第 9 回 保健室経営計画の作成:養護実習・総合実習に基付く実習記 録や感想文、ポートフォリオや実際の保健室経営計画を参考にして 作成を試みる。 (講義・演習・討論) 第 10 回 学校保健計画と養護教諭の職務:学校経営案作成要項を参 考にして、学校保健計画作成に参画できる力を養う。関係者等との 連携上の配慮点を整理する。(講義・演習・討論) 第 11 回 健康相談実施計画:校内事例研究会を計画立案し、児童生 徒の健康問題をプレゼンできる力を養う。健康相談活動での指導力 向上に役立てる。 (講義・討論) 第 12 回 保健学習の実践:学習指導要領を踏まえ、小、中、高等学 校の繋がりに配慮した学習指導案を作成できる力を養う。指導案は 評価の観点を踏まえ、学生のメタ認知を改善させる工夫をする。 (講 義・演習・検討) 第 13 回 危機管理における養護教諭の役割:学校における実際の危 機管理マニュアルや新聞、 ニュース、 学校現場の体験談等を参考に、 養護教諭の役割について考察する。事件・事故の予防と発生時の対 処能力を養う。 (講義・演習・検討) 第 14 回 学校安全計画作成の参画:養護実習・総合実習に基付く実 習記録や感想文、ポートフォリオ、実際の学校安全計画を参考に作 成する。この際、学校内外の関係者との調整役としての職務を念頭 に置かせる。(講義・討論) 第 15 回 試験日②:後半の実践に関する評価 <使用教科書> 教職実践演習ノート(自作) 、教員研修の手引き・学校経営案作成要項 (県教委) 、ポートフォリオ、各科目のシラバス <自己学習の内容等アドバイス> 学習を含めた生活全体の行動計画表を作成する。効率的な学習は、ま ず授業でメモを取ること、そしてなぜそのような結論になるかを理解 することである。理解のためには予習 3 割・復習 7 割の時間配分が良 い。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 ガイダンス及びリフレクション:授業の進め方、目的と授業 - 15 - <授業計画(回数ごとの内容等)> 卒業研究Ⅰ 垣内 2 シサエ、内田 単位 2年次前期 君子、中村 則子、山本 第 1 回~3 回 恭子 第4回 第 5~11 回 第 12.13 回 第 14 回 第 15 回 複数 メディカル秘書コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> 授業で学んだことや学外実習で体験したことなどを体系化し、さらに メディカル秘書としての知識・技術をより深め、創造性豊かに新たな 課題に対応する方法を修得する。 テーマ:メディカル秘書としての総仕上げと課題対応力を修得する。 <授業の概要> 不足分関連データの収集。データの分析と精密化、全 体を通して第 1 原稿作成。 研究論文の概要説明とグループ間の相互評価 相互評価を受けての改善。論文の作成。 研究全体のまとめ。全体発表会の準備 発表会(全体) 発表会でのコメントを受けて集録論文作成 <使用教科書> 特になし [参考図書] ・酒井聡樹「これから論文を書く若者のために」共立出版 ・白井利明・高橋一郎 「よくわかる論文の書き方」ミネヴァ書房 ・青山記代子監修「医療事務のすべてがわかる本」日本文芸社 ・野中 博監修「医療秘書」株式会社メディカルエデュケーション メディカル秘書に関わる事項の近年における様態や課題を研究テーマ とする。指導担当教員のもとで、同じ課題を持ったもの 3~4 人が1 グループとなり共同研究を行っていく。14 回目に中間報告会を開催し、 <自己学習の内容等アドバイス> 進捗状況の確認をして今後の進め方を検討する。 グループの一員として、積極的に参加する。文献等をよく読み、自分 なりの意見をもつことを望む。 <学生に対する評価の方法> 授業態度 20%、グループワークの活動状況 30% 提出物 20%中間報 告会 30% により総合判定 社会保障論 岩田 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 2 オリエンテーション 研究・調査の意義、班編成の確認 第 2~4 回 論文の書き方・集録等の記載形式を明示、 関連情報の収集・文献検索し研究テーマの選定 第 5~7 回 仮説や課題を設定し研究計画書作成 第 8・9 回 情報の収集・文献検索の内容絞り込み。 班員での分担。研究方法の確認。 第 10・11 回 情報の収集・検索した内容の仕分け。体系化 第 14 回 中間報告会(全体) 第 15 回 前期の評価と改善点抽出。後期の計画策定。 単位 2年次前期 純 単独 メディカル秘書コース <授業の到達目標及びテーマ> 社会保障制度は、 「複雑で難しいもの」 「 、自分にはあまり関係ないもの」 と思っている人が多いかもしれない。 本講義は、現代における社会保障の諸問題について関心を持ってもら うこと、理解を深めてもらうことをテーマとする。教科書にそって学 習していくことにより、在学中はもちろん、就職や結婚した場合に日 常生活で遭遇するかもしれない諸問題について、社会人として必要な 社会保障に関する基礎知識が自然に身につくことを到達目標として講 義を行う。 <使用教科書> 特になし [参考図書] ・酒井聡樹「これから論文を書く若者のために」共立出版 ・白井利明・高橋一郎 「よくわかる論文の書き方」ミネヴァ書房 ・青山記代子監修「医療事務のすべてがわかる本」日本文芸社 ・野中 博監修「医療秘書」株式会社メディカルエデュケーション <授業の概要> <自己学習の内容等アドバイス> グループの一員として、積極的に参加する。文献等をよく読み、自分 なりの意見をもつことを望む。 授業は、教科書の冒頭にある身近な「トピック」で具体的な事例をあ げ、解説を通して制度の仕組み、現状等基本的なことがらを理解して いく。医療、介護、年金などの社会保険や児童・障害者・家庭福祉に ついても学習していく。また、毎回、 「授業で発見したこと」、 「疑問に 思ったこと」などを記入する授業メモを配布するので提出すること。 提出された内容を紹介しながら講義を進めていく。 <学生に対する評価の方法> ①受講態度・授業への参加態度30% ※毎回の授業メモの提出も評価に含める。 ②社会保障に関するレポート課題20%(2回提出 1回10点) ③試験50% 【①~③で総合的に評価する。 】 卒業研究Ⅱ 垣内 2 シサエ、内田 単位 2年次後期 君子、中村 則子、山本 恭子 複数 メディカル秘書コース、コア <授業計画(回数ごとの内容等)> <授業の到達目標及びテーマ> 授業で学んだことや学外実習で体験したことなどを体系化し、さらに メディカル秘書としての知識・技術をより深め、創造性豊かに新たな 課題に対応する方法を修得する。 テーマ:メディカル秘書としての総仕上げと課題対応力を修得する。 <授業の概要> 前期の卒業研究Ⅰの内容を精査し、研究内容の体系化・明確化を図り 研究論文を作成する。後期 14 回目に発表会を開催する。 <学生に対する評価の方法> 授業態度 20%、グループワークの活動状況 10%、全体発表 20%、 論文 50%により総合判定 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 オリエンテーション 授業の進め方、受講の心得 医療保障1 健康保険の給付の種類・内容、保険診療の仕 組み 医療保障2 健康保険の保険関係、財源 介護保障1 介護保険の給付の手続・種類・内容 介護保険2 介護保険制度の実態と保険関係、財源 年金保険 年金保険(障害、老齢、遺族) 、給付、 保険者と被保険者 【レポート課題1「医療保険と介護保険の違いについて」 】 第7回 労災補償 第8回 雇用保険 - 16 - 労災( 「補償と保証」 、保険給付、使用者の安 全配慮義務) 雇用保険(失業給付、雇用継続給付、保険関 係、適用と財源) 第9回 児童福祉 第 10 回 家庭福祉 第 11 回 障害者福祉 第 12 回 社会福祉 児童福祉(保育所への入所、利用関係、児童 虐待 への対応) 家族福祉 (ひとり親家庭の経済的な生活保障、 家庭を対象とする 諸施策) 障害者福祉(障害と障害者、障害者総合支援 法の概要) 社会福祉(社会福祉の担い手と役割) 【レポート課題2「介護保険の給付の手続きと内容及び保険関係と財 源について」】 第 13 回 第 14 回 第 15 回 生活保護 生活保護(保護の種類・内容、生活保護の目 的と基本原理) 社会保障 社会保障(制度の成立と発展、目的と機能、 これからの社会保障) まとめと試験 第 10 回 基本的な仕組みと構造、被保険者、保険料、 保険者 第 11 回 年金2 老齢年金、障害年金と遺族年金、年金制度の課題 第 12 回 労災保険と雇用保険 基本的な仕組みと制度の課題 【レポート課題2:課題は、講義中に発表】 第 13 回 第 14 回 第 15 回 本沢巳代子、新田秀樹 編著 『トピック社会保障法』 <使用教科書> 田中耕太郎著『社会保険のしくみと改革課題』 学教育振興会 NHK 出版/放送大 <自己学習の内容等アドバイス> 不磨書房 メディカル秘書英語 <自己学習の内容等アドバイス> 事前にテキストを読んでくること。新聞やテレビで取り上げられてい る社会保障に関するニュース等について日頃から情報を収集すること。 1 岩田 2年次後期 M.U ファルク 単位 2年次後期 単独 メディカル秘書コース 社会保険と介護 単位 社会保険改革の共通課題 医療保険、介護保険、年金制度の改革課題 まとめと試験 「社会保障論」と関連づけて理解する。特に医療、介護保険について 日ごろから関心をもって、新聞やニュースの情報収集をすること。 <使用教科書> 2 年金1 純 <授業の到達目標及びテーマ> 単独 本科目の目的は、総合病院や歯科診療所などさまざまな医療機関にお ける対面、あるいは電話で患者対応や、医療スタッフとコミュニケー ションに役に立つ医療秘書英語の基本的な「話す」力、簡単な「書く」 力を伸ばすことである。 メディカル秘書コース <授業の到達目標及びテーマ> 社会保障制度の中の社会保険について、その基本的な概念、これまで 制度化されてきた5つの分野(医療、介護、年金、雇用、労災)の特 徴、保険事故(リスク) ・保険者・被保険者・保険料・保険給付などの 構成要件について学んでいく。社会保険の中でも、特に医療保険、介 護保険に関して、今後、医療関連の職業に携わる学生はもとより、キ ャリア教育という視点においても、ぜひ履修してほしい科目である。 社会保障制度の医療保険・介護保険について理解し、医療関連職とし て必要な知識が身に付くことを到達目標とする。 <授業の概要> <授業の概要> At the beginning, each student will be given an oral placement test by meeting with the teacher in order to know students’ individual level of spoken English and medical terms . In the subsequent lessons, first; students are taught basic communication prompts, questioning skill, and their usage in real-life communication; and then use this knowledge and skills in developing medical secretarial English skills. <学生に対する評価の方法> 成績は(1)グループ・ワーク、(2) 少人数グループによる期末の口述試 授業は、社会保険の現代的課題を取扱い、社会保険に共通する概念や 験の得点が基本となる。成績は(1) が 50%、(2)が 50%となる。口述試 対象とするリスクなどについて、個別の制度などを説明し、解説を通 験の欠席者は「再試験」の対象となる。 して制度の仕組み、現状等基本的なことがらを理解していく。特に医 There will be a ‘re-examination’ The students more than one 療、介護の社会保険を中心に学習していく。また、毎回、 「授業で発見 third class absents will not be offered grades. したこと」、 「疑問に思ったこと」などを記入する授業メモを配布する ので提出すること。 提出された内容を紹介しながら講義を進めていく。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 講義中に社会保険に関する映像等も参考に視聴する予定である。 第 01 回 授業の目的、内容などについての説明。 第 02 回 少人数グループの面談による学生の英語技能のチェック。 <学生に対する評価の方法> 第 03 回 「ゆっくりした」 「速い」「自然な」英語を話すスピードの ①受講態度・授業への参加態度20% 紹介。 ※毎回の授業メモの提出も評価に含める。 第 04 回 基本英語の復習。 ②社会保険に関するレポート課題30%(2回提出 1回15点) 第 05 回 患者との対面あるいは電話での丁寧な対応方法。 ③試験50% 第 06 回 電話での予約の仕方、 患者の健康保険書類のチェック方法。 【①~③で総合的に評価する。 】 第 07 回 患者の個人情報を取得する。 第 08 回 患者の病歴書類作成を手伝う。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第 09 回 電話で患者に駅から病院までの道案内する。 第 1 回 オリエンテーション 授業の進め方、受講の心得 第 10 回 患者に病院内の案内をする。 第 2 回 社会保険という仕組み 第 11 回 医務室で患者に指示を与える。 第 3 回 医療保険1 基本的な仕組みと被保険者 第 12 回 看護士室で患者に指示を与える。 第 4 回 医療保険2 保険料、医療保険の給付 第 13 回 薬剤カウンターで患者に指示を与える。 第 5 回 医療保険3 高齢者医療制度、国民医療費、 第 14 回 患者に医療費とその支払い方法について説明する。 第 6 回 医療保険4 医療保険制度の課題 第 15 回 少人数グループによる医療秘書英語の口述試験。 【レポート課題1:課題は、講義中に発表】 第7回 第8回 第9回 介護保険1 基本的な仕組みと被保険者 介護保険2 介護保険の給付と制度の課題 介護保険3 要介護状態などの実態 <使用教科書> ・ Hutchinson, B, and Milano, C. 1991. Secretarial Practice Made Simple. New York. Doubleday ・ Glendinning, E, and Holmstrom, B. 1989. English in Medicine. - 17 - New York. Cambridge University Press. 教科書は使用せず、授業内で配布するプリント教材を用いて授業を進 める。 受講を希望する学生は、上記の書籍と以下のウェッブサイトから事前 に授業に必要な情報を得てもらいたい。 URL: http://media.nuas.ac.jp/~farooq/default.html メディカル実習指導 1 単位 シサエ、山本 1年次後期~2年次前期 第1回 第2回 <自己学習の内容等アドバイス> 垣内 <授業計画(回数ごとの内容等)> 恭子、中村 第3回 第4回 第5回 則子 第6回 複数 メディカル秘書コース、コア 第7回 <授業の到達目標及びテーマ> 第8回 本授業では、メディカル実習Ⅰ,Ⅱの目的、意義を理解し、メディカ ル実習が効果的に行われるように指導する。実習前に病院の機能や組 織を理解し、主体的に実習ができるように、実習内容、実習記録、実 習時の態度について理解する。 第9回 第 10 回 <授業の概要> 1年後期に引き続き実施する。 医療機関におけるメディカル実習Ⅰ、Ⅱの体験内容を各自が振り返り まとめ、 実習報告会で発表することで、学生相互の学びの共有を行う。 第 11 回 第 12 回 <学生に対する評価の方法> 授業態度 20%、発表・課題レポート 30%、筆記試験 50%<1 年次後 期に終了>で総合的に評価。 第 13 回 第 14 回 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第 15 回 [2 年次前期] 第 14 回 実習のまとめ(実習報告発表会) 第 15 回 実習のまとめ(実習報告発表会) 講義の課題と目的 授業の到達目標及びテーマで述べた事 項の概要を説明する。 マネジメントとは何か マネジメントについての解説を講 義する。 医療制度改革 毎年と言っても過言ではない医療制度の改 正などについて具体的に説明する。 医療サービスの効率化 日本のあらゆる企業において一番 遅れていると言われている「サービスの効率化」について学 ぶ。 人的マネジメント 特に医療機関などでは人材を求めている 「人的マネジメント」とは何かを学ぶ。 医療法人制度の概要 わが国の医療機関の設立で占める割合 は医療法人である。 この医療法人制を学ぶことが大切である。 日本医療の質的評価 日本の医療制度は質的にも世界的に みても優れた制度である。 経営管理の概要 医療機関でも「ヒト」 「モノ」 「カネ」が 経営の大原則であることを説明する。 今後の病院経営 従来の医療機関の経営から一歩前進した 経営を皆さんと一緒に学ぶ。 医療制度の問題点 日本の借金は約1000兆円と言われ、 国の予算で医療費の占める割合が高く、 今後は医療制度改革 が必要と思われる。 医療マーケティング 「マーケティング」とは経済用語で 一般にはサービスを消費者(患者)へ円滑に移転することを いいます。 財務管理の概要 財務は「カネ」をはじめとして医療機関 全体の運営の指標を講義します。 リスクマネジメント 医療は病を抱える人(患者)を対象 に治療などを行う施設であり医療事故等のリスクが伴う。 医療事故における対応の事例 上記の「リスク」を学んだ うえで過去の事例を紹介する。 テスト及び学習のまとめ 第 1 回から第 14 回までの講義を 総括して最終テストを実施する。 <使用教科書> <使用教科書> 教科書は使用しません。 2015 年度メディカル実習Ⅰ・Ⅱ実習要項 <自己学習の内容等アドバイス> <自己学習の内容等アドバイス> 実習記録を参考に実習の振り返りをする。実習中の疑問、理解できな かったことを調べて確認する。 医療統計学 医療マネージメント論 大矢 山口 2 単位 2年次前期 授業中は真剣に取り組み復習をしてください。 教科書は使用しないので復習が大切です。 昭則 2 単独 単位 2年次後期 芳彦 単独 メディカル秘書コース メディカル秘書コース、コア <授業の到達目標及びテーマ> <授業の到達目標及びテーマ> 「マネジメント」とはよく経営用語として使われる。医療は本来非営 利であることから経営あるいはマネジメントという用語を使用するこ とは少ない。しかし、これからの医療機関で働く人にとって「マネジ メント」は必要不可欠である。こうしたことを踏まえた「医療の本質」 を学び社会人として基礎を身につけることが本講義の目標及びテーマ である。 授業到達目標は、統計の基本的考え方を理解するとともに、表計算ソ フトを利用して統計処理の方法を適用するための知識を習得すること と同時に、保健医療分野におけるさまざまな統計事例をとおして、医 療現場で必要な統計の基本的な考え方と手法について理解することで ある。 テーマは「統計の基礎とその医療現場への応用」 <授業の概要> <授業の概要> 本講義は上記でも述べたとおり、医療の本質を学び、一般社会では馴 染みのない「医療機関など」の経営に関する事項をあらゆる方面から 捉えて具体例を上げ、分かり易く「マネジメント」について解説しな がら講義をする。特に学生諸君がこの講義に参加して積極的な意見を 述べることを期待する。 <学生に対する評価の方法> ・授業への取り組み態度(30%) ・授業内容の理解度をチェックするテスト(70%) 内容は、前半に基本統計量の理解、回帰と相関など統計学の基本と各種 統計的検定方法について、講義と表計算ソフトを使った演習によって 学んでいく。後半は前半で学習した統計学の知識をもとに、実際に医 療現場で使われている統計学を体験する。毎回プリントを配布し、テ ーマについて概説した後、練習問題を行い、課題を作成して提出する という授業形態である。 <学生に対する評価の方法> ①授業態度(評価ウェート 30%) ②提出課題(評価ウェート 40%) ③中間ドリルと確認ドリル(評価ウェート 30%) - 18 - 以上3点から総合的に評価する。 <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 ガイダンス:医療分野における統計学の意義と授業の進め方 統計の基礎1:データの種類とその尺度 統計の基礎2:母集団と標本 統計の基礎3:集団の特性値 統計の基礎4:度数分布とヒストグラム 統計の基礎5:回帰と相関 統計による検定1:母集団と標本 統計による検定2:仮説検定の基礎 統計による検定3:平均値の差の仮説検定 統計による検定4:割合の差における推定と検定 中間ドリルとその概説 医療への応用1:患者数統計に関する事例とその応用 医療への応用2:診療費用に関する統計事例とその応用 医療への応用3:その他の医療統計事例とその応用 まとめと確認ドリル <使用教科書> 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 外来会計実習(4) 入院会計実習(1) 入院会計実習(2) 電子カルテ、まとめ <使用教科書> 「診療報酬請求事務」で使用した教科書。 また、随時プリント等の補足資料を配布する。 <自己学習の内容等アドバイス> 1.各種検定試験・資格とのかかわり 本科目は、最も多くの病院で導入されている医療事務システム「富 士通 HOPE/SX-J」を使用して、実際の医療現場と同じ環境の下で、 実習を行います。この時必要になるのは、 「診療報酬請求事務能力認定 試験」等の知識である。また、即戦力として就職活動を行うには、必 須となる知識と技能である。 2.フォローアップ 授業やシラバスの内容についての問い合わせ、学習相談などは、下 記へ連絡してください。 出校曜日:木 E-mail:[email protected] 教科書は使用せずプリント教材を用いる。 診療報酬請求事務Ⅱ <自己学習の内容等アドバイス> 授業時に示される次回の授業で取り上げられるテーマ・話題について 事前に検討しておくこと。 より深く学ぶために、授業時に紹介される資料・文献に取り組んでみ ること。 授業時の課題を毎回提出すること。 中村 1 単位 2年次前期 則子 単独 メディカル秘書コース <授業の到達目標及びテーマ> 1 年次に学んだ保険診療のしくみや診療報酬請求に関する知識を基に カルテから患者さんの情報を読み取り、正確な点数算定ができる応用 技術を習得する。また、医療現場で働くために必要となる実践的な知 識を自主的に学ぶ姿勢を持つことを目標とする。 メディカル情報総合演習 望月 2 単位 2年次前期 達彦 単独 メディカル秘書コース <授業の概要> 診療報酬請求事務に必要な応用力を習得し、財団法人日本医療教育財 団『メディカルクラーク技能認定試験』や財団法人日本医療保険事務 協会『診療報酬請求事務能力認定試験』を受験できる能力をつけ、合 格できるようになる。 <授業の到達目標及びテーマ> 1.窓口業務においてコンピュータで、 ・患者登録、病名登録、入退院処理ができる。 ・診療内容を入力し、請求業務ができる。 2.レセプト業務ができる。 <学生に対する評価の方法> 課題の提出(30%) 、試験(50%) 、受講態度など(20%)で総合的に評 価する。 <授業の概要> 医療事務の主要な業務には、窓口業務とレセプト業務がある。医療の 現場において、これらの業務はコンピュータで処理されているが、そ のオペレーションには、診療報酬請求と医療事務システムに関する専 門的な知識と技能が必要であり、即戦力となるメディカル秘書には、 それらを習得することは必須である。この授業では、実際に病院で導 入されている医療事務システム(HOPE/SX-J)を使用して、病院と 同じ環境の下で、 「診療報酬請求事務」で習得した知識を基に、窓口業 務とレセプト業務を中心とした電子会計実務を習得する。 <学生に対する評価の方法> 以下に述べる各項目の得点を合計し、評価する。 ・課題提出(70%) ・授業参画態度(30%) <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 ガイダンス(授業の基本方針と期間の授業計画) 医療事務システム(HOPE/SX-J)の概要 患者登録、病名登録 外来会計(1) 、レセプト業務(1) 外来会計(2) 、レセプト業務(2) 入退院業務、入院会計 日報業務、月次業務、統計業務 患者管理、マスタ登録、支援業務 外来会計実習(1) 外来会計実習(2) 外来会計実習(3) <授業計画(回数ごとの内容等)> 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション (受講に関する諸注意と検定試験について) 「診療報酬請求事務Ⅰ」で学んだことの復習 レセプト点検の復習(外来、入院) レセプト作成-外来① レセプト作成-入院① 診療報酬点数改正の確認(基本診療料/特掲診療料) 厚生労働大臣が定める施設基準や届出などの解釈と理解 レセプト作成-外来② レセプト作成-外来③ レセプト作成-入院② 問題を読み解く解釈力を養う(検定の学科試験対策①) 医科診療報酬点数早見表の活用技術を高める (検定の学科試験対策②) 医療機関の概要や届出内容の把握 (検定の実技試験対策①) レセプト作成の時間感覚を身につける (検定の実技試験対策②) 検定の模擬試験問題を通して実践力をつける 試験及び総括 <使用教科書> ・医療事務講座 テキスト 1~4、スタディブック 1.2、ハンドブック、 基礎問題集、技能審査問題集 「診療報酬請求事務Ⅰ」で使用したもの(全てニチイ学館) - 19 - ・診療報酬請求事務能力認定試験の最新問題と受験対策(医科) (社会 保険研究所)、医科診療 報酬点数早見表(医学通信社) 、レセプト 用紙 授業で出された課題を自宅学習し、必ず期限までに提出する。課題を 提出することで、知識の定着率を高める。自己学習において問題集を 繰り返し行い、検定試験合格への近道とする。 中村 2年次後期 単位 2年次後期 真理 単独 メディカル秘書コース <授業の到達目標及びテーマ> 介護保険制度に基づいたサービスを行っている機関において、基本的 な事務処理が行えるよう、介護保険のしくみを知り、提供したサービ ス内容を単位数におきかえ請求書を作成するまでの知識の習得を目標 とする。 調剤報酬請求事務 単位 阿部 1 <自己学習の内容等アドバイス> 1 介護報酬請求事務 則子 単独 <授業の概要> メディカル秘書コース 介護保険制度や介護給付費・単位数の考え方、介護給付費請求の基本 的な流れと明細書の記載方法を実践的に学ぶ。 <授業の到達目標及びテーマ> 調剤薬局などにおいて即戦力として働けるよう、調剤報酬のしくみを <学生に対する評価の方法> 知り、確実な点数算定とレセプト記載の習得を目標とする。 「処方せん」 ①授業への参画態度(20%) からレセプト作成がすばやくできるようになる。 ②確認テスト1(10%) ③確認テスト2(10%) <授業の概要> ④授業内容の理解度をチェックする最終試験(60%) 保険診療の基礎や薬の知識を基に、調剤薬局における調剤報酬のしく 以上4点から総合的に評価する。 み、点数算定の方法とレセプト作成要領を実践的に学ぶ。技能認定振 興協会『調剤事務管理士技能認定試験』を受験できる能力をつけ、合 <授業計画(回数ごとの内容等)> 格できるようになる。 第1回 オリエンテーション、介護保険制度1 (介護保険制度のしくみ) <学生に対する評価の方法> 第2回 介護保険制度2(要介護認定のしくみ) 課題提出・小テスト(20%) 、試験(60%) 、受講態度(20%)で総合的 第3回 介護保険制度3(介護サービス計画作成の目的) に評価する。 第4回 介護給付費の基本的な考え方と単位数表1 (訪問介護費 ~ 居宅療養管理指導費) <授業計画(回数ごとの内容等)> 第5回 介護給付費の基本的な考え方と単位数表2 第1回 オリエンテーション (通所介護費 ~ 短期入所生活介護費) (受講に関する諸注意と検定試験について) 第6回 介護給付費の基本的な考え方と単位数表3 第2回 保険調剤のしくみ (福祉用具貸与費 ~ 住宅改修費) (薬局と医薬品販売業、保険診療のながれ) 第7回 確認テスト1(解答と解説) 処方せんの知識(様式と記載事項、その他の留意点) 第8回 介護給付費の基本的な考え方と単位数表4 第3回 各種保険制度と調剤報酬との関連 (指定施設サービス等介護給付費) (医療保険、公費負担医療、労災保険、介護保険) 第9回 介護給付費の基本的な考え方と単位数表5 第4回 調剤報酬の算定方法1(調剤基本料) (指定施設サービス等介護給付費) 第5回 調剤報酬の算定方法2(調剤料) 第 10 回 確認テスト2(解答と解説) 第6回 調剤報酬の算定方法3(薬学管理料) 、小テスト 第 11 回 介護給付費請求の実際1(請求の基本的な流れ) 第7回 レセプト記載要領の理解 第 12 回 介護給付費請求の実際2(請求明細記載方法) 第8回 レセプト作成演習① 第 13 回 明細書記載演習1 第9回 レセプト作成演習② 第 14 回 明細書記載演習2 第 10 回 レセプト作成演習③ 第 15 回 試験(90 分間) 第 11 回 検定試験の学科問題演習 第 12 回 レセプト点検問題演習 <使用教科書> 第 13 回 レセプト作成演習(応用) 介護保険請求実務(テキスト1) 、介護保険請求実務(別冊)、介護給 第 14 回 レセプト作成・点検演習 付費明細書 (すべてニチイ学館) 第 15 回 試験及び総括、調剤検定試験について <自己学習の内容等アドバイス> <使用教科書> ・医療事務講座 テキスト 1(医療保険制度)は、1 年次に使用したも の(ニチイ学館) 。 ・テキスト 2 は「疾病と薬の知識」 (1 年次後期)で使用したもの(ソ ラスト教育講座) 。 ・調剤薬局事務講座テキスト 3、調剤試験問題集(ソラスト教育講座) 授業のみの学習では知識の定着が難しいため、必ず復習として自宅学 習をすること。 <自己学習の内容等アドバイス> 週 1 回の授業だけでは知識の定着は難しいので、課題や練習問題で必 ず復習すること。 冬季休暇中に数多くの練習問題を行うこと。 - 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