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ティモールの農民:「奴隷のように働き、王のように食べる」
Timorese farmer: ‘Working like a slave, eating like a king’
http://www.unwomen.org/2012/09/working-like-a-slave-eatinglike-a-king/
kmasuoka 2012-09-08 08:08:51
2012年9月6日
ティモール人農民のベロニカ・カシミラは、バナナ満載の籠を頭に載せてコミュニティ・ミーテ
ィングに参加した。多くの友人が彼女を迎えた。そのほとんどは、3年前に彼女が始めた自助グル
ープに参加している人々だった。
友人たちは、マナ・アブットと呼んでベロニカをからかう。東ティモールの西部に位置するメモ
村周辺の言葉であるバヌク語で、「根」とか「芯」という意味である。他の多くの女性がビジネ
スや自助グループを始めるよう励ましてきたのがベロニカであることを考えると、この名前は言
い得て妙である。「私は奴隷のように働いて、王のように食べています」とベロニカは言う。
こうした自助グループは、農業や牧畜、漁労、インフラに必要な煉瓦生産などを共同で行う女男
の共同体で、東ティモールのメモ村では、多くのコミュニティの財政状況と男女の役割分担のあ
り方に変化をもたらした。メモ村は、東ティモールの中でももっとも現金に乏しい山岳部にあり
、インドネシアと国境を接している。国境地帯での人身売買は最近減少傾向にあるが、かつてこ
の地域は人身売買と軽犯罪の中心と見られてきた。
カシミラをはじめとして、自助グループのメンバーたちも、かつての生活はずいぶん今とは異な
っていた。ある女性は次のように語る。「私たちの多くは、自給のために農業をやっていて、子
どもに与える食べ物も十分得ることができませんでした。自分たちだけで十分な野菜や米を育て
、子どもの面倒を見て、家事をすべてやることはできなかったのです。」
メンバーはそれぞれ独自に農業を営んできたが、今は共同でより多くの収入を得ている。共同作
業により食料生産量は上昇し、家庭で個人的な需要を満たすための作業に要する時間も減ったか
らである。
カシミラが最初に始めた自助グループのメンバーは42人だった。ビジネスマネージメントのコー
ス、ライフスキルトレーニングをはじめ、女性の経済的自立を促すためのプログラムを準備した
。
地元の市民団体から、ジェンダーと紛争予防の訓練士コースの訓練を受けたカシミラは、自律と
収入創生を促すために自分たちでグループを作るべく、他の女性に訓練を提供することにした。
こうした自助グループのほとんどは、家庭内暴力の被害者や寡婦、家計を支える女性たちの避難
場所としても機能している。
この5年間、国連女性機関の「コミュニティからグローバルな安全組織へ:平和と安全の構築に対
する女性の参加」プログラム----英国の国際開発庁(DFID)の支援を受けている----を通して、自
助グループが発展してきた。
カシミラは他の自助グループに対する助言に多くの時間を費やしており、また、村議会の数少な
い女性議員も務めている。カシミラはそこで、コミュニティにおける女性の自助グループの認知
度を高めるために女性も村議会に参加すべきであると提唱し、平和構築と調停に参加するよう提
唱している。カシミラは、全国会議やワークショップに地域代表として参加したり、コミュニテ
ィ関係の催しに参加し、また、高官に農村部の女性の声を届ける役割も担っている。
カシミラは最近フィリピンを訪問してきた。フィリピンでは、アジア太平洋地域の農業にもっと
も影響力の大きい成功した女性として迎えられ、農業訓練も受けた。この訓練は地元コミュニテ
ィで彼女のさらなる貢献を可能にする。このように迎え入れられることは女性にとって、とりわ
け、東ティモールの僻村の女性にとって革命的である。
自分のしたことと成し遂げたいことについて、カシミラは、「他の女性たちのモデルになりたい
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と思っています」と語った。
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