不妊治療費助成事業

佐野市行政評価システム A表(共通シート)
評価対象年度 平成 23 年度
事務事業名
予算
科目
担当 担当部
組織 担当係
やさしくふれあいのある健康福祉づくり
健康で安心して暮らせるまちづくり
地域医療体制の充実
医療機会の充実
短縮コード
会計
款
項
目
6880
一般
4
1
1
事業
事業
単年度繰り返し 期間
計画
根拠
法令
条例等
市単独事業・国県補助事業
事
業 任意的事業・義務的事業
区
実施方法
分
事業分類
佐野市不妊治療費補助金
交付要綱
月 25 日
リーディングプロジェクト
重点課題
該当なし
2121
事後評価(A・B表)
担当課
母子保健係 担当課長名
実施計画事業・一般事業
不妊治療費助成事業
H18年度~ 年度
健康医療部
新規事業・継続事業
予算細事業名
6
政策体系コード
評価区分(事前評価・事後評価)
不妊治療費助成事業
2
政 策
1
政策
体系 施 策 2
基本事業 1
基本目標
作成日 平成 24 年
事務事業マネジメントシート
健康増進課
岸 仁一郎
継続事業
一般事業
市単独事業
任意的事業
直営
支援事業
該当なし
市長マニフェスト
1-7
1.事務事業の現状把握【DO】
(1)事務事業の手段・目的・結果・各指標
①手段(事務事業の主な活動内容を記入します。)
事業概要(具体的な事務事業の活動内容・進め方)
不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、医
療保険適用外の不妊治療費の一部を助成す
る。
県の不妊治療に要した費用の給付を受けた場
合は、県助成額控除後の1/2を1年度15万
円を限度に助成。
平成23年度実績(平成23年度に行った主な活動内容)
・申請件数 76件 (第1子 59件、第2子 19件)
・広報掲載(4月・10月)
・ホームページに掲載
・保健センター内にポスター掲示(4月)
・チラシの配布 (パルポート、市内婦人科医療機関、中央クリニック、安足健康福祉センター)
活動指標
単位
21年度
(実績)
22年度
(実績)
23年度
(実績)
24年度
(見込)
25年度
(見込)
不妊治療費補助金支給者数
人
51
59
78
80
80
不妊治療による出生数
人
18
20
26
25
25
②対象(この事務事業は誰・何を対象としていますか?)
医療保険適用外の不妊治療を受けた夫婦
対象指標
申請についての相談者
目 ③意図(この事務事業によって、対象をどのような状態にしたいのですか?)
的 高額となる治療費の補助があることで、安心し
成果指標
て治療を受けることができる。
相談者のうち、申請した者の
割合
申請者のうち、出生した者の
割合
④結果(どのような結果に結びつけますか?)
いつでも身近に安心して医療が受けられる
上位成果指標
医師数
単位
人
単位
21年度
(実績)
45
21年度
(実績)
22年度
(実績)
59
22年度
(実績)
23年度
(実績)
78
23年度
(実績)
24年度
(見込)
80
24年度
(目標)
25年度
(見込)
80
25年度
(目標)
%
113.0
100.0
100.0
100.0
100.0
%
33.0
27.0
33.3
27.0
27.0
単位
人
21年度
(実績)
160
22年度
(実績)
170
23年度
(実績)
170
24年度
(目標)
171
25年度
(目標)
173
(2)総事業費の推移・内訳
財源内訳 単位
21年度(実績)
22年度(実績)
23年度(実績)
24年度(目標)
25年度(目標)
国庫支出金 千円
県支出金 千円
地方債 千円
その他 千円
一般財源 千円
5,120
6,115
6,599
7,434
7,434
事業費計(A) 千円
5,120
6,115
6,599
7,434
7,434
事
事業費
事業費
事業費
事業費
事業費
項目
項目
項目
項目
項目
業
負担金
4,628 負担金
6,115 負担金
6,599 負担金
7,434 負担金
7,434
費
投
入
量
事業費の
千円
内訳
人 正規職員従事人数 人
件 のべ業務時間 時間
費 人件費計(B) 千円
トータルコスト(A)+(B) 千円
1
150
591
5,711
1
150
608
6,723
1
150
605
7,204
1
150
605
8,039
1
150
605
8,039
事務事業名 不妊治療費助成事業
担当部 健康医療部 担当課
健康増進課
B表(事後評価シート)
担当係 母子保健係
(3)事務事業を取り巻く環境変化・市民の意見等
①この事務事業は、いつ頃、どのような 医療保険適用外の体外受精・顕微授精等の治療を受けた場合、高額な負担となることにより治
きっかけで開始しましたか?
療費の一部の助成を平成18年度より開始した。当初は第1子の治療に限っていたが、平成22
年度より第2子以降の治療も対象。
②事務事業を取り巻く環境(対象者や
国・県などの法令等、社会情勢など)は
事務事業の開始時期や合併前と比べて
どのように変化していますか?
③この事務事業に対して、関係者(市
民、議会、事務事業対象者)からどのよ
うな意見・要望がありますか?
子どもを持ちたいにもかかわらず子どもに恵まれない夫婦は10組中1組ともいわれており、不
妊治療を受ける夫婦も増加している。平成16年から開始された県の助成制度は、当初より助
成期間や内容が拡大されており、申請者も増加している。
平成21年12月、佐野市補助金等交付検討委員会から「少子化対策として有効な制度と考えら
れるため、第2子以降も助成の対象とすべきである」との提言があった。
(4)前年度の評価結果に対する改革・改善の取り組み
前年度の評価結果
評価結果を受けて行った具体的な改革・改善の取り組み
やり方改善(成果向上の見直し) 平成22年度から、対象要件が拡大したことを県、及び県内の主要医療機関に通知、パンフレットの配布
協力依頼を実施。
2.事務事業の事後評価【Check】
①政策体系との整合性 この事務事業の目的(対象・意図)は、政策体系(結果)に結びついていますか?
子どものいない夫婦に対し、医療保険適用外の不妊治療費の一部を助成することは、医療機会の充実
理由・ に繋がるとともに、少子化への抑制も図れるため、整合性は充分にある。
改善案
結びついている
目
的 ②公共関与の妥当性 なぜこの事務事業を市が行わなければならないのですか? 民間やNPO、市民団体などに委ねることはできませんか?
妥
医療保険適用外の医療費を助成する事業は民間が実施することは困難であり公共の関与が必
当
理由・ 要である。
性 市が行わなければならない 改善案
評
価 ③対象・意図の妥当性 事務事業の現状や成果から考えて、対象と意図を見直す必要がありますか?
この事業は高額となる治療費の補助があることで、安心して治療を受けられることを目的とし
理由・ て実施しており、対象と意図は妥当である。
妥当である
改善案
④事務事業の成果向上余地 事務事業の成果は出ていますか? 事務事業のやり方・進め方を見直すことで成果を向上させることができますか?
事業のPRをし、対象者への制度の周知を徹底させる。
成果向上余地がある程度あ 理由・
有る
改善案
効
性
評
類似事務事業名 栃木県において、「特定不妊治療費」に対する助成がある。
価 類似事務事業があり統合・
県の助成を受けた場合は、その額を除いた治療費を助成対象経費としていることから、県の制
連携できる・している
理由・ 度申請者に対し、佐野市の助成制度をPRしてもらう。県制度との連携はしているが、統合はで
改善案 きない。
*類似事務事業があれば、名称を記入
効 ⑥事業費・人件費の削減余地 事務事業の成果を低下させずに事業費・人件費を削減することができますか?
率
不妊治療に対する助成であり、高額な治療費の1/2、上限15万円としているが、申請額をみる
性
理由・ と上限の15万円を支給する者の率が高いことから、事業費の削減の余地はない。又、事業費
削減の余地はない
評
改善案 に人件費はない。
価
公 ⑦受益者負担の適正化余地 この事務事業の受益者は誰ですか?事務事業の目的や成果から考えて受益者負担を見直す必要がありますか?
平
性
評
価
総
合
評
価
現在の受益者負担は適正
である
理由・
改善案
受益者負担の考えはなじまない。
⑧本事業の休止・終了条件(本事業はどんな状態になれば休止・廃止、事業終了となるか?)
不妊治療を受ける者がいなくなったときは事業を終了することが考えられる。
3.評価結果の総括と今後の方向性【Action】
(1)今後の事務事業の方向性
やり方改善(成果向上の見
直し)(有効性④の結果)
(2)改革・改善による期待効果
廃止・休止の場合は、記入不要 近隣の医療機関に対し制度のPRを
×の領域は改革改善ではない。 行う。
コスト
削減 維持 増加
*評価結果に基づいた改革改善案を記入します。
(複数ある場合は、①②・・・と記入します。現状維持の場合は記入しません。)
平成18年度に開始した事業であり、制度の周知徹底を図っていく。
不妊症と同様、不育症治療費の助成について検討する。
(3)改革・改善を実現するうえで解決す
べき課題(壁)とその解決策
向
上
成維
果持
低
下
○
×
×
×
不育症治療費の助成について、少子
化対策の一環として事業化を図る。