ICD C07 造血

ICD C07 造血
Q1:急性骨髄性白血病は 6 桁目はどのコードにすればよいか。
A1:急性骨髄性白血病の6桁目は、「9:細胞型が未決定、未記載または適応外」になります。
Q2:急性リンパ性白血病 フィラデルフィア陽性の形態コードは何番でしょうか?
A2:急性リンパ性白血病 フィラデルフィア陽性のコードがないので、
JCCR メンバー内で検討の結果、
B 細胞性ならば「前駆 B 細胞リンパ芽球性白血病、NOS 9836/36」
T 細胞性ならば「前駆 T 細胞リンパ芽球性白血病、NOS 9837/35」
B/T 不明ならば「前駆細胞リンパ芽球性白血病、NOS 9835/39」
とコードすることに決まりました。
臨床上 Philadelphia 染色体転座陽性の ALL に関する重要性が認識されており、日本血液学会・
臨床血液学会等も同様の見解を持っています。臨床現場の先生が、この診断名を記載されること
の背景も同じと考えられます。しかしながら、ICD-O-3 の基礎となっている
IARC か ら 出 版 さ れ た 「 WHO Classification : Tumors of Haematopoietic and Lymphoid
Malignancies」(2001)では、このことが考慮された分類とはなっていないのが現状です。
この分類と臨床現場とのずれは、現在の血液疾患の WHO 分類が、悪性リンパ腫の分類である
REAL 分類を白血病にまで広げるための急場しのぎで作られた経緯によります。現在次期 WHO
分類の策定が進められており、その分類では、Philadelphia 染色体を含めたいくつかの染色体異
常が入ることになる動きが進んでいます。
日本血液学会・臨床血液学会として現在運用している ICD-O-3 中 に、次期 WHO 分類が開示さ
れるまでの間、日本国内の独自コードを JCCR に対して要望する話が進行しております。当面は
上記での登録をお願いします。