Avaya one-X® Agent のインストールガイド

Avaya one-X® Agent のインストールガイド
リリース 2.5.4 (H.323)
第1版
2014 年 3 月
© 2014 Avaya Inc.
All Rights Reserved.
通知
本ヘルプに記載する情報を作成時点で完全かつ正確なものにするため
に十分な注意を払っておりますが、Avaya はいかなる誤りに対しても
一切の責任を負いません。 Avaya は個人や団体に対する事前の許可
なく、本ドキュメントに記されている情報を変更・修正する権利を保
有しています。
ドキュメントに関する免責
いる製品またはハードウェア上でリモートにてアクセスされる製品、
およびこれらのアップグレード、アップデート、バグフィックスまた
は修正版として、Avaya または Avaya チャネルパートナーが提供す
る、オブジェクトコード形式の Avaya のコンピュータプログラムを
意味します。「指定プロセッサ」とは、単一のスタンドアロンのコ
ンピュータデバイスを意味します。「サーバー」とは、複数のユー
ザーが利用するソフトウェアアプリケーションをホステッドする指定
プロセッサを意味します。「インスタンス」とは、(i) 1 台の物理マ
シンにおいて、または (ii) 1 台のソフトウェア展開済み仮想マシン
(「VM」) またはこれに類するデプロイメントにおいて、特定の時間
に実行されるソフトウェアの単一のコピーを意味します。
ライセンスタイプ
「ドキュメント」とは、Avaya が一般に製品およびホステッドサービ
スのユーザーに対して提供する製品情報、操作方法、性能規格などを
含む情報のことです。Avaya は、これらをさまざまな媒体で発行して
います。ドキュメントには広告資料は含まれません。 Avaya はドキ
ュメントの初版に対するいかなる変更、追加、削除に対して、それら
が Avaya により実行されたものでない限り、責任を持ちません。エ
ンドユーザーは、エンドユーザーの範囲内で本ドキュメントを修正、
追加、削除したことによって生じる、またはそれに関連するいかなる
申し立て、訴訟、請求、判決に対しても、Avaya、Avaya 代理人、従
業員を免責することに同意するものとします。
リンクに関する免責
Avaya は、サイト内および Avaya が提供しているドキュメントにお
いて参照されているリンク先の Web サイトのコンテンツや信頼性に
ついて一切責任を負いません。 Avaya は、これらのサイトに記され
ている情報、記述、内容に関して責任を負いません。また、そこで説
明・提供されている製品、サービス、情報を必ずしも是認するもので
もありません。 Avaya は、これらのリンクが常に機能することは保
証していません。当社はリンク先ページの可用性を管理することはで
きません。
保証
Avaya のハードウェアおよびソフトウェアは、Avaya による限定保証
付きです。限定保証の条件については、売買契約書を参照してくだ
さい。また、Avaya の標準保証規約、およびこの製品の保証期間中
に利用可能なサポート情報は、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトに掲載され
ています。米国およびカナダ以外の正規の Avaya チャネルパートナ
ーから製品を購入された場合は、保証の提供元は Avaya ではなく、
この Avaya チャネルパートナーとなることにご注意ください。
同時ユーザーライセンス (CU)：エンドユーザーは、許諾された、同
時に本ソフトウェアにアクセスし本ソフトウェアを使用することがで
きるユニットの数を上限として、複数の指定プロセッサまたは 1 台以
上のサーバーに本ソフトウェアをインストールして使用することがで
きます。「ユニット」とは、Avaya が単独の裁量でライセンス料設
定の基礎とする単位を意味します。なおユニットには、エージェン
ト、ポートもしくはユーザー、個人もしくは職務名義 (ウェブマスタ
ー、ヘルプデスクなど) の電子メールもしくはボイスメールアカウン
ト、または本ソフトウェアで使用する管理データベースにおいて 1 人
のユーザーと本ソフトウェアのインターフェイスとなるディレクトリ
エントリが含まれますが、これらに限定されません。ユニットは、
認識されている特定のサーバーまたは本ソフトウェアのインスタンス
にリンクすることができます。
著作権
他に明示的に記されていない限り、Avaya が提供しているサイトのコ
ンテンツ、ドキュメント、ソフトウェア、ホステッドサービス、ハー
ドウェアを使用することはできません。 Avaya が提供している当サ
イトのコンテンツ、ドキュメント、ホステッドサービス、製品 (コン
テンツの選択、配置、デザインを含む) の所有権は Avaya またはその
ライセンス供与者が保有しており、著作権法や他の知的財産権法 (デ
ータベース保護に関する独自の権利を含む) によって保護されていま
す。 Avaya が明示的に許可した場合を除き、コンテンツ全体または
その一部 (コードやソフトウェアを含む) も、その手法を問わず、修
正、模写、複製、再版、アップロード、投稿、転送、配布することは
できません。 Avaya の書面による明確な同意なしにこれらを複製、
転送、配布、保存、使用することは、適用法のもとで刑事上および民
事上の犯罪になる場合があります。
サードパーティコンポーネント
「サードパーティコンポーネント」とは、ソフトウェアまたはホステ
ッドサービスに含まれる特定のソフトウェアプログラムまたはその一
部に、サードパーティ契約にもとづいて配布されるソフトウェア (オ
ープンソースソフトウェアを含む) を意味します (以下、「サードパー
ティコンポーネント」)。この契約には、ソフトウェアの特定部分に
ついての使用権に関する条項 (以下、「サードパーティ条項」) が含ま
れています。必要に応じ、配布された Linux OS ソースコード (Linux
OS ソースコードを配布した製品) に関する情報について、またサー
ドパーティコンポーネントの著作権所有者や適用されるサードパーテ
ィ条項を特定するには、ドキュメントまたは Avaya のサポート Web
サイト (http://support.avaya.com/Copyright) または Avaya が指定する
後継サイトをご覧ください。お客様は、そのようないかなるサード
パーティコンポーネントのサードパーティ条項にも同意するものとし
ます。
ライセンス
Avaya の Web サイト (HTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/
LICENSEINFO) または Avaya が指定する後継サイトに掲載のソフト
ウェアライセンス条項は、Avaya または Avaya チャネルパートナー
との取引契約に基づき、Avaya Inc.、Avaya 関連会社または Avaya チ
ャネルパートナー (これらのうちいずれか該当するもの) から購入し
た Avaya ソフトウェアをダウンロード、使用および/またはインスト
ールしたすべてのユーザーに適用されます。 Avaya、Avaya 関連会
社、または Avaya チャネルパートナー以外からソフトウェアを入手
した場合、書面による Avaya との同意が別にない限り、Avaya はこ
のライセンスを拡張しません。また Avaya は、ライセンスなしにソ
フトウェアを使用・販売する人物に対して法的措置を取る権利を保有
します。本ソフトウェアをインストール、ダウンロードまたは使用
するか、第三者によるこれらの行為を許諾したお客様と、お客様が代
通信不正利用の防止
表している会社 (状況に応じて、以下「お客様」または「エンドユ
ーザー」といいます) は、本条件に同意したこととなり、この場合、
「通信不正利用」とは、未承認のユーザー (例えば、従業員、代理店、
お客様と AVAYA INC. または該当する AVAYA 関連会社 (以下
「AVAYA」といいます) との間に法的拘束力を持つ契約が成立します。下請け業者、または代理業者以外のユーザー) がお客様の通信システ
ムを許可なしで利用することです。お客様のシステムに関連した通
信不正利用のリスクがあるということ、さらに通信不正利用が行われ
Avaya は、下記にライセンスの範囲が詳述されている旧 Nortel フト
た場合、お客様の通信サービスに対して相当額の追加請求が生じる結
ウェアを除いて、お客様に対し下記の種類のライセンスを付与しま
果になりますのでご注意ください。
す。なお注文書にライセンスの種類が明記されていない場合には、
指定システムライセンスが付与されます。ライセンスの数と、ライ
センス対象性能の単位は、お客様へ提供される他のドキュメントまた
は資料に別途明記されていない限り 1 とします。「ソフトウェア」
とは、スタンドアロン製品、ハードウェアにプレインストールされて
2
Avaya Toll Fraud Intervention (Avaya 通信不正利用防止ライン)
通信不正利用の被害にあっている疑いがあり、技術的な支援またはサ
ポートが必要な場合、米国およびカナダ在住のお客様は Technical
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お問い合わせ先：[email protected]
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Service Center Toll Fraud Intervention Hotline 8 (Tel:
+1-800-643-2353) へお電話でご連絡ください。その他のサポートの
電話番号については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧くだ
さい。 Avaya 製品にセキュリティ上の脆弱性が疑われる場合は、Avaya
まで E メールにてお問い合わせください。宛先:
[email protected]
商標
Avaya、Avaya ロゴ、one-X は、米国およびその他の管轄地域におけ
る、Avaya Inc. の登録商標または商標です。
Avaya 以外の商標はすべて、それぞれの所有者に所有権があります。
ドキュメントのダウンロード
ドキュメントの最新版については、Avaya サポート Web サイト (http://
support.avaya.com) または Avaya が指定する後継サイトをご覧くだ
さい。
Avaya サポートの連絡先
製品またはホステッドサービスの案内や記事を確認したり、Avaya の
製品またはホステッドサービスに関する問題を報告したりする場合
は、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) にアクセ
スしてください。サポートの電話番号およびお問い合わせ先につい
ては、Avaya サポート Web サイト (http://support.avaya.com) また
は Avaya が指定する後継サイトにアクセスし、ページの下までスク
ロールして、「Contact Avaya Support」を選択してください。
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3
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Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
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目次
章 1: はじめに....................................................................................................................... 7
目的........................................................................................................................................................... 7
対象読者.................................................................................................................................................... 7
関連リソース............................................................................................................................................. 7
マニュアル....................................................................................................................................... 7
Avaya Mentor ビデオ....................................................................................................................... 10
サポート.................................................................................................................................................... 10
章 2: Avaya one-X Agent の概要......................................................................................... 13
Avaya one-X® Agent 概要......................................................................................................................... 13
インストールの概要.................................................................................................................................. 13
トポロジ.................................................................................................................................................... 14
Avaya one-X® Agent のコンポーネント................................................................................................... 15
要件........................................................................................................................................................... 15
エンタープライズ要件..................................................................................................................... 15
ソフトウェア要件............................................................................................................................. 16
ハードウェア要件............................................................................................................................. 17
ビデオ要件....................................................................................................................................... 21
ネットワーク接続要件..................................................................................................................... 22
ライセンス要件................................................................................................................................ 22
仮想化のサポート............................................................................................................................. 23
章 3: インストールチェックリスト....................................................................................... 25
Avaya one-X® Agent のインストールチェックリスト.............................................................................. 25
章 4: Avaya one-X® Agent のインストール........................................................................ 29
GUI から Avaya one-X® Agent をインストール....................................................................................... 29
サイレントモードでの Avaya one-X® Agent のインストール.................................................................. 32
インストールのカスタマイズ........................................................................................................... 34
Avaya one-X® Agent リリース 2.5.4 へのアップグレード....................................................................... 35
ポリコムビデオソフトウェアのインストール.......................................................................................... 36
XML を使用した Avaya one-X® Agent の管理と設定............................................................................... 36
章 5: Avaya one-X® Agent のトラブルシューティング...................................................... 41
章 6: Avaya one-X® Agent の削除....................................................................................... 43
Avaya one-X® Agent の削除..................................................................................................................... 43
既存のソフトウェアの削除....................................................................................................................... 44
索引....................................................................................................................................... 45
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章 1: はじめに
目的
このドキュメントでは、参照設定をインストールおよび設定するための展開チェックリスト
と手順を示します。初期管理と基本的なメンテナンスのチェックリストと手順についても説
明します。
対象読者
このドキュメントは、カスタマーサイトで検証された参照設定を展開する担当者を対象とし
ています。
関連リソース
マニュアル
次の表に、Avaya one-X® Agent のドキュメントおよびその他の関連ドキュメントの一覧を示
します。 Avaya Support Web サイト（www.avaya.com/support）からドキュメントをダウン
ロードしてください。
ドキュメント番
号
タイトル
このドキュメントの記載内
容
対象読者
概要
Avaya one-X® Agent の製品の概要と機能の説明、
相互運用性、性能規格、セ
概要と仕様
キュリティ、ライセンス要
件などを含む、製品特性お
よび機能。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
セールスエンジニ
ア、ソリューショ
ンアーキテクト、
実装エンジニア、
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はじめに
ドキュメント番
号
タイトル
このドキュメントの記載内
容
対象読者
およびサポート担
当者
実装
Avaya one-X® Agent のカスタマー環境での Avaya 実装エンジニアお
インストール
one-X® Agent の実装。シスよびサポート担
テム要件、配備オプション、当者
実装、ユーザーシナリオに
よるカスタマイズ、および
標準のインストール手順に
関する詳細を説明していま
す。
Installing server
applications for Avaya
one-X® Agent
Avaya one-X® Agent での次実装エンジニアお
の 3 つのサーバーアプリケよびサポート担
当者
ーションインストール：
• プレゼンスサービス
• Avaya Aura® Session
Manager
• Central Management for
Avaya one-X® Agent
サーバーアプリケーション
は Avaya one-X® Agent 2.5
以降のオプションであるた
め、アプリケーションごと
に章を分けて、インストー
ル手順を説明しています。
Migrating server
applications from
Avaya one-X® Agent
2.0 to 2.5
Avaya one-X® Agent 2.0 か実装エンジニアお
ら 2.5 へのサーバーアプリよびサポート担
ケーションの移行手順。こ当者
のドキュメントには、すべ
てのサーバーアプリケーシ
ョンのユーザーと設定デー
タを維持するための手順も
記載されています。さら
に、サーバーの移行、削除、
および再インストールの手
順が記載されています。デ
ータの復元手順も含まれま
す。
実装エンジニアお
Avaya Aura® Presence Avaya Aura® Presence
よびサポート担
Services の実装
Services のインストールと
当者
設定の手順。
8
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お問い合わせ先：[email protected]
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関連リソース
ドキュメント番
号
タイトル
Avaya Aura® Session
Manager の実装
このドキュメントの記載内
容
対象読者
実装エンジニアお
Avaya Aura® Session
Manager のインストールとよびサポート担
当者
設定の手順。
Installing and
実装エンジニアお
Avaya Aura® System
®
upgrading Avaya Aura Manager のインストールとよびサポート担
当者
System Manager
アップグレードの手順。
サポート
Avaya one-X® Agent
Port Settings
ファイアウォールトラバー実装エンジニアお
サル規則のポート変更手順。よびサポート担
当者
実装エンジニアお
Avaya one-X® Agent の Avaya one-X® Agent およ
トラブルシューティンび Avaya one-X® Agent がサよびサポート担
当者
グ
ポートする Central
Management のインストー
ルおよび管理中の問題をト
ラブルシューティングする
手順。
使用方法
Avaya one-X® Agent の Avaya one-X® Agent ユーザセールスエンジニ
使い方
ーが利用できるすべてのタア、ソリューショ
ンアーキテクト、
スク。
実装エンジニア、
およびサポート担
当者
実装エンジニアお
Avaya one-X® Agent の初期システム設定中の
Avaya one-X® Agent 設定およびサポート担
管理
当者
よび設定変更に関する
®
Avaya Aura
Communication Manager
管理。
Using Avaya one-X®
Agent Central
Management
エージェント機能、および実装エンジニアお
Central Management 機能よびサポート担
当者
の管理。 Central
Management の使用方法に
ついても記載されています。
Avaya Aura®
Communication
Manager の管理
Avaya Aura®
Communication Manager
の設定手順。
実装エンジニアお
よびサポート担
当者
Avaya one-X® Agent クエージェントが Avaya one- セールスエンジニ
イックガイド
X® Agent ソフトウェアをイア、ソリューショ
ンストールするために使用ンアーキテクト、
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はじめに
ドキュメント番
号
タイトル
Administering ACCCM
for Avaya one-X®
Agent Central
Management
このドキュメントの記載内
容
対象読者
する対話式インストールの
手順。
実装エンジニア、
およびサポート担
当者
実装エンジニアお
管理者が Avaya one-X®
よびサポート担
Agent Central Management
を制御するために使用する当者
エージェントおよび監視機
能。
カスタマイズ
Avaya one-X® Agent API
ドキュメント
カスタマーがクリーンポップを外部カスタマ
カスタマイズするための API。ー
Avaya Mentor ビデオ
Avaya Mentor ビデオは、Avaya 製品のインストール、設定、およびトラブルシューティン
グの方法に関する技術的な内容を提供します。
このタスクについて
ビデオは、Avaya サポート Web サイトでビデオドキュメントタイプの下に表示される一覧
から、および Avaya が運営する YouTube チャンネルで入手できます。
• Avaya サポート Web サイトでビデオを検索するには、http://support.avaya.com にア
クセスした後、製品名を選択し、［ビデオ］チェックボックスをチェックして、入手
可能なビデオの一覧を確認します。
• Avaya Mentor ビデオを YouTube で検索するには、http://www.youtube.com/
AvayaMentor にアクセスして、次の操作のいずれかを実行します。
- キーワードを［検索］チャネルに入力して、特定の製品またはトピックを検索
します。
- プレイリストをスクロールダウンし、トピック名をクリックして、サイトに登
録されている入手可能なビデオの一覧を確認します。
注
ビデオはすべての製品で利用できるわけではありません。
サポート
最新のドキュメント、製品に関する通知、情報資料を入手するには、Avaya サポート Web
サイト (http://support.avaya.com) にアクセスしてください。リリースノート、ダウンロー
10
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お問い合わせ先：[email protected]
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サポート
ド、および問題の解決も検索できます。オンラインサービス要求システムを使用して、サー
ビス要求を作成します。ライブエージェントとチャットをして問題の解決を入手するか、問
題がさらに専門知識を必要とする場合はサポートチームに接続してもらうようにエージェン
トに要求します。
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はじめに
12
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お問い合わせ先：[email protected]
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章 2: Avaya one-X Agent の概要
Avaya one-X® Agent 概要
Avaya one-X® Agent は、コンタクトセンターのエージェント用デスクトップソフトウェアで
す。このデスクトップソフトウェアは、エージェントが本社または支店から作業しているこ
とに関わらず、エージェントの生産性を向上させます。 Avaya one-X® Agent は、デスクフ
ォンと同期して、テレフォニーおよびエージェント機能のコントロールを共有します。エー
ジェントはユーザーインタフェースを使用して、ビデオとインスタントメッセージングを統
合など、コンタクトセンター機能を含む共通のエージェント機能にアクセスできます。
Avaya one-X® Agent は、優れたカスタマー連絡先機能を提供して、エージェントをサポート
します。エージェントは以下の作業を行うことができます：
• 高度な連絡先処理機能を使用してカスタマーにサポートを提供します。
• スクリーンポップによりカスタマー固有の情報にアクセスします。
• スーパーバイザアシスト機能を使ってエンタープライズ全体の専門家と連絡を取ります。
インストールの概要
Avaya one-X® Agent では、コンピュータまたは仮想環境の Windows Server にソフトウェア
を配備できます。 Avaya one-X® Agent では、次のデスクトップコンピュータインストール
方法がサポートされます。
• 標準インストール：標準インストールウィザードを使用してインストールを設定します。
• サイレントインストール：サイレントインストールを使用して、コマンドラインインタ
フェースを介して標準インストールパッケージを実行します。管理者は、サイレント
インストールを使用して、コマンドプロンプトでパラメータを指定してインストールオ
プションを制御します。
• プッシュインストール：プッシュインストールを使用して、Avaya one-X® Agent イン
ストールデータベースをカスタマイズします。管理者は、Windows Domain Login を使
用してファイルをコンピュータにプッシュするようにインストールを設定できます。
エージェントは、仮想環境で Avaya one-X® Agent を実行できます。
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13
Avaya one-X Agent の概要
トポロジ
Avaya one-X® Agent は、以下のシステムアーキテクチャおよびソフトウェア統合、ソフトウ
ェアコンポーネントを使用して、マルチチャネルコンタクトセンターソリューションを提供
します。
14
1
Communication Manager
2
H.323
3
Avaya IP/DCP デスクフォン（遠端エンドポイント）
4
Avaya one-X® Agent のデスクトップ起動
5
ビデオカメラ（オプション）
6
遠端エンドポイントへの Real Time Processing（RTP: リアルタイム処理）
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Avaya one-X® Agent のコンポーネント
Avaya one-X® Agent のコンポーネント
Avaya one-X® Agent の設定を完了するには、次の製品が必要です。
• Avaya Aura® Communication Manager
• Avaya Aura® Session Manager
• Avaya Aura® System Manager
• Avaya one-X® AgentCentral Management
• AVAYA Contact Center Control Manager 6.3
機能の可用性は、展開する Avaya one-X® Agent ユーザータイプによって決まります。 Avaya
one-X® Agent はすべての拡張機能で同じユーザーインタフェースを保持するため、Avaya
one-X® Agent のユーザーが新機能を簡単に採用できます。
要件
エンタープライズ要件
Communication Manager
Avaya one-X® Agent を H.323 音声またはビデオ通話に使用するには、次の設定が必要です。
• Avaya Aura® Communication Manager 6.2 機能パック 1 で Avaya one-X® Agent 用に管
理されている内線番号
• Communication Manager リリース 2.x 以降（音声のみ）
• Communication Manager リリース 4.x 以降（音声とビデオ）
Avaya Video Telephony Solution
ビデオ機能を使用するには、次のソフトウェアパッケージのいずれかが必要です。
• Avaya Video Telephony Solution 3.0
• Avaya Video Telephony Solution 4.0
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15
Avaya one-X Agent の概要
ソフトウェア要件
オペレーティングシステム
コンピュータまたはラップトップには、次のいずれかのオペレーティングシステムがインス
トールされている必要があります。
• Microsoft Windows 8 32-bit または 64-bit
• Microsoft Windows 7 Service Pack 1 32-bit または 64-bit
• Microsoft Windows XP Professional（Service Pack 2 または Service Pack 3）
• Microsoft Windows Vista Service（Service Pack 1、Business または Enterprise、Home
Premium）
• Microsoft Windows 2003 Server for Terminal Services
• Microsoft Windows 2008 Server R2 for Terminal Services
• Microsoft Windows Server 32-bit または 64-bit
ソフトウェアパッケージ
• Avaya one-X® Agent インストールプログラム
• ビデオ用のポリコムビデオインストーラ
Avaya Web サイト（www.avaya.com/support）にあるソフトウェアをダウンロードします。
Web ブラウザ
クリックダイヤル機能を使用するには、Avaya one-X® Agent に次の Web ブラウザが必要で
す。
• Mozilla Firefox 3.x
Mozilla Web サイト（www.mozilla.org）からソフトウェアをダウンロードできます。
• Microsoft Internet Explorer 7.0、8.0、9.0、または 10.0
Microsoft 製品
Avaya one-X® Agent を使用するには、次の Microsoft 製品が必要です。
• Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
• Microsoft Re-distributable Primary Interop Assemblies（PIA）
注
このプログラムは、Microsoft Office の連絡先を Microsoft Office 2003 または 2007 か
らインポートする場合にのみ必要です。
• Windows Media Player R10 以降（H.323 プロトコル用）
16
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お問い合わせ先：[email protected]
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要件
ソフトウェアは、Microsoft の Web サイト（www.microsoft.com）からダウンロードできます。
機能と設定の依存関係
次の表に、32 ビットオペレーティングシステム、64 ビットオペレーティングシステム、お
よびサーバーオペレーティングシステムでの Avaya one-X® Agent 機能の可用性を示します。
機能名
32 ビットオペレーテ 64 ビットオペレーテサーバー用オペレー
ティングシステム
ィングシステム
ィングシステム
ACD
X
X
X
Telephony (テレフォ X
ニー)
X
X
X
Video（ビデオ）
X*
IM/Presence
X
X
TTY
X
X
Desktop Sharing (デ
スクトップ共有)
X
X
X
スーパーバイザ
X
X
X
X
My Computer (マイ
コンピュータ) モード
X
* Avaya one-X® Agent は Windows 7 32 ビットおよび Windows 8 32 ビットオペレーティン
グシステムのビデオ機能をサポートしていません。
ハードウェア要件
重要
ハードウェアコンポーネントを適切に設定して、パーソナルコンピュータ上でハードウェ
アコンポーネントが意図されたとおりに動作することを確認する必要があります。コンピ
ュータの設定が不適切な場合、Avaya one-X® Agent の正常な機能に問題が生じる可能性
があります。ハードウェアコンポーネントには、サウンドカード、ディスクドライブ、ハ
ードディスクドライブ、およびマウスが含まれます。
デスクフォンまたはその他の電話モードで音声操作を使用するクライアント向けハー
ドウェア仕様
プロセッサ
1.5 GHz Pentium 4 プロセッサ（または同様）
RAM
1 GB
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Avaya one-X Agent の概要
ハードディスクの容量 1 GB 以上
注
1 GB のハードディスク容量を追加すると、レコードおよび設定を
ローカルに格納できます。最高のメディアパフォーマンスを実現
するには、さらに多くのディスク容量を使用してください。
モニターディスプレイ 800 x 600、16 色
Avaya Switcher II
その他の電話（デュアル接続）およびデスクフォン（共有制御）モ
ードでのエージェントの挨拶用
注
このハードウェア仕様のシステムは、VoIP、ビデオ、デスクトップ共有、IM などのメデ
ィアタイプを利用しません。
ビデオ、マイコンピュータモード、IM、デスクトップ共有を使用するクライアント
向けハードウェア仕様
プロセッサ
1.5 GHz Pentium 4 プロセッサ（または同様）
RAM
1 GB
ハードディスクの容量
1 GB 以上
1 GB のハードディスク容量を追加すると、レコードおよび設定を
ローカルに格納できます。最高のメディアパフォーマンスを実現
するには、さらに多くのディスク容量を使用してください。
モニターディスプレイ
800 x 600、16 色
ユニバーサルシリアル
バス
USB 2.0
Web カメラ
サポートされる Web カメラのリストについては、「ビデオ要件
(21 ページ)」を参照してください。
Avaya Switcher II
その他の電話機モードとデスクフォンモードでのエージェントの
挨拶用。
コンピュータヘッドセットまたはヘッドフォン
Avaya one-X® Agent をマイコンピュータモードで使用する場合は、コンピュータヘッドセッ
トが必要になります。
Avaya は、ヘッドセットのテスト、販売およびサポートを終了しました。ただし、DevConnect
パートナーにより、Avaya one-X® Agent での使用に関して一部のヘッドセットのテストが行
われています。 Avaya one-X® Agent は DevConnect パートナーが DevConnect プログラム
を通してヘッドセットインタフェースをテストすることができる API 対応 Avaya ブランド
ヘッドセットを公開しています。ヘッドセットのテストの詳細については、DevConnect ウ
18
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
要件
ェブサイトまたは Avaya ウェブサイトの Avaya one-X® Agent ページの「Application Notes」
（アプリケーションに関する注記）を参照してください。
注
過去の Avaya ブランドヘッドセットとそれらに相当する Plantronics 製ヘッドセットの対
応関係については、Plantronics ウェブサイトの「Avaya to Plantronics headset Transition
Guide」（Avaya から Plantronics ヘッドセットへの移行ガイド）を参照してください。次
のリンクからヘッドセットのリストが記載された PDF ファイルをダウンロードできます。
www.plantronics.com/media/uc/avaya_transition_guide.pdf
次のワイヤレス（USB/PC）ヘッドセットは Avaya one-X® Agent での使用がテスト済みであ
り、適切に動作します。このリストは、順不同です。
機種
対応地域
ヘッドセット
700438534
グローバル、アフリカ・中
東・欧州以外
ABT 35 USB ヘッドセット
NA
700438559
アフリカ・中東・欧州
ABT 35 USB ヘッドセット
Euro
700373335
アフリカ・中東・欧州
AWH-65 USB WRL
ヘッドセット Euro RHS
注
これらのワイヤレスヘッドセットを使用するには、Persono Suite ソフトウェアリリース
1.1 が必要です。
次のワイヤレスヘッドセットは Avaya において Avaya one-X® Agent での使用がテスト済み
であり、適切に動作します。このリストは、順不同です。
機種
対応地域
ヘッドセット
700414139
グローバル
QD
700343726
グローバル
HDST - SUPRA ELITE MON
NC (AH450N)
700470586
グローバル
EMEA 以外
ENCORE ELITE 両耳用
注
これらの有線ヘッドセットを使用するときは、USB アダプタ RHS が必要です。
IP 電話機（デスクフォンモード用）
Avaya one-X® Agent は、Avaya デスクフォンシリーズをサポートしています。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
19
Avaya one-X Agent の概要
次のデスクフォンタイプは Communication Manager で使用可能で、Avaya one-X® Agent で
公式にサポートされています。
• Avaya 24xx シリーズ
• Avaya 46xx シリーズ
• Avaya 64xx シリーズ
• Avaya 96xx シリーズ（9610 を除く）
。 9610 デスクフォンは ACD デスクフォンとの互
換性がありません。
注
Avaya 96x1 セット（Communication Manager 6.2 リリース以前で動作する場合 96xx
セットとも呼ばれます）。
• Clarisys i750 USB Internet Phone（インターネット電話）
注
デスクフォンが Communication Manager で 46xx シリーズデスクフォンとしてプロビジ
ョニングされる場合は、Avaya one-X® Agent で 16xx シリーズ H.323 デスクフォンを使用
できます。
サウンドカード（マイコンピュータモード用）
コンピュータに、全二重サウンドシステムが搭載されている必要があります。 Avaya oneX® Agent で適切に動作すること確認されている次のサウンドカードを使用してください。
このリストは、順不同です。
• Creative Labs - Live
• Creative Labs - Audigy
• Creative Labs - Audigy 2
これらのサウンドカードの最新ドライバは、Creative Labs Customer Support（カスタマー
サポート）Web サイトからダウンロードできます。
注
これらのサウンドデバイスにスプリッタを使用すると、音質が低下することがあります。
注
ほとんどのコンピュータおよびラップトップは Intel High Definition サウンド規格を満たす
内蔵のサウンドシステムを搭載しています。これらのコンピュータおよびラップトップで
は、サウンドカードまたはシステムを別途追加することなく十分なパフォーマンスが得ら
れます。
20
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
要件
ビデオ要件
Avaya Video Telephony Solution は、コンタクトセンターのエージェントに、ポイントツー
ポイントで通信する機能を提供します。
Avaya ビデオテレフォニーソリューションは Avaya one-X® Agent のオプションの機能であ
り、Communication Manager リモートライセンス認証（RFA）ライセンスを必要としま
す。このライセンス要件の詳細は、「ライセンス要件 (22 ページ)」を参照してください。
注
Avaya one-X® Agent は、［マイコンピュータ］モードおよび［デスクフォン］モードで、
H.323 ビデオ機能をサポートしています。
ビデオ機能の詳細については、Avaya Web サイト（www.avaya.com/support）にある Avaya
ビデオテレフォニーソリューションの配備ガイドを参照してください。
Avaya one-X® Agent では、Microsoft Windows XP 32-bit および Microsoft Vista 32-bit オペレ
ーティングシステムでのみビデオ機能がサポートされます。
Communication Manager
Avaya ビデオテレフォニーソリューションの各機能は、Communication Manager リリース
によって異なります。ビデオのサポートには Communication Manager 4.x 以降が必要です。
Web カメラ
次の USB カメラは、いずれも Avaya one-X® Agent でテスト済みです。このリストは、順
不同です。
• Logitech QuickCam® Communicate MP(S5500)
• Logitech QuickCam® Ultra Vision
• Logitech QuickCam® Pro 9000
• Microsoft VX-3000
• Microsoft VX-6000
• Creative® WebCam Live!® Motion
これらのビデオ製品に関する情報は、以下のリソースから入手できます。
• サポートされる Web カメラの最新リストについては、Avaya Web サイト
（www.avaya.com/support）を参照してください。
• サポートされる Web カメラに関する情報については、当該メーカーの Web サイトを
ご覧ください。
• ご使用のコンピュータが、Web カメラのシステム要件を満たしていることを確認して
ください。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
21
Avaya one-X Agent の概要
ネットワーク接続要件
Local Access Network（LAN: ローカルアクセスネットワーク）または Digital Subscriber Line
（DSL: デジタル加入者回線）、ブロードバンドインターネット接続を使用して、ネットワー
クをセットアップできます。
コンピュータからネットワークへのイーサネット接続が必要です。また、インターネットプ
ロトコル（IP）ネットワークまたはデジタル通信プロトコル（DCP）有線プロトコルで Avaya
Aura® Communication Manager に接続された Avaya デスクトップフォンも必要です。
以下に、各設定タイプごとのネットワークの必要条件を示します。
マイコンピパーソナルコンピュータと IP ネットワーク間で単一のイーサネット接続。同
ュータ設定様に、このネットワークへの Communication Manager 接続。
デスクフォコンピュータからネットワークへのイーサネット接続。さらに、IP ネットワ
ンの設定
ークや DCP 有線プロトコルで Communication Manager に接続された Avaya
デスクフォンも必要です。
その他の電コンピュータから IP ネットワークへのイーサネット接続。さらに、
話設定
Communication Manager の内線としての、または PSTN 内の他のデスクフォ
ンへの簡易切り替え接続も必要です。
ヒント
Avaya では、ネットワーク接続を全面的に定義し、説明するドキュメントを用意していま
す。これらは、ネットワーク接続の各側面が Voice over Internet Protocol（VoIP）通信に
どのように影響するかについても説明しています。これらのドキュメントは、Avaya Web
サイト（www.avaya.com/support）から入手できます。
ライセンス要件
Avaya では、Avaya one-X® Agent およびオプションの Avaya ビデオテレフォニーソリュー
ションをライセンスによって管理します。 Avaya one-X® Agent および Avaya ビデオテレフ
ォニーソリューションを使用するには、これらのライセンスを購入する必要があります。
ライセンス要件
Avaya one-X® Agent をインストールする前に、システム管理者が Communication Manager
を、Avaya one-X® Agent 登録ライセンスの必要数で登録していることを確認します。
エージェント、非エージェント、スーパーバイザなどの異なるユーザータイプを使用して、
Communication Manager の機能にアクセスできます。ユーザータイプに基づいて、特定の
ユーザータイプに対応するアクセスがユーザーに与えられます。ユーザーは、システム管理
者が Communication Manager によってユーザーを制限している場合を除き、該当するユー
ザータイプに対するすべての機能にアクセスできます。ユーザーが Automatic Call Distributor
22
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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2014 年 3 月
要件
（ACD）サーバーにエージェントとしてサインオンしないが、Avaya one-X® Agent の機能が
必要な場合、ユーザーは非エージェントライセンスタイプを使用できます。
Avaya ビデオテレフォニーソリューションのライセンス要件
Avaya ビデオテレフォニーソリューション（AVTS）は、Avaya one-X® Agent のオプション
機能です。この機能は、Communication Manager RFA ライセンスで管理できます。 Avaya
one-X® Agent のビデオ機能には、このライセンスが必要です。 Avaya one-X® Agent は、
H.323 モードでのみ、ビデオ機能をサポートします。 Communication Manager の Avaya
one-X® Agent ステーションには、Maximum Video Capable Avaya one-X® Agent Endpoints
機能の RTU ライセンスがそれぞれ 1 つ必要です。このライセンスは、Communication
Manager のすべての RFA ライセンスに含まれています。
ライセンスについての詳細は、『Avaya one-X® Agent Overview and Specification』のライセ
ンスに関するセクションを参照してください。
仮想化のサポート
Avaya one-X® Agent は次の仮想環境をサポートしています。
• Microsoft Windows 2008 Server
• ソフトウェアストリーミング環境用のオプションがある Citrix XenApp™
• Sun Ray™
• 仮想デスクトップのある VMWare® ESX/VDI
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
23
Avaya one-X Agent の概要
24
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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章 3: インストールチェックリスト
Avaya one-X® Agent のインストールチェックリスト
Avaya one-X® Agent は、さまざまな製品やサービスと相互機能するため、正しいインストー
ルを計画する必要があります。以下に記載するチェックリストを使用して、作業計画を立て
てください。このチェックリストでは、エラーのないインストールを行うために、すべての
ソフトウェアとライセンスが入手済みであることを確認します。
手順番号
作業
説明
1
Avaya one-X® Agent の企業用配
備方法を決定する
配備オプションには、テレフォニ
ープロトコル、機能セット、使用
モード、Communication
Manager が含まれます。
Avaya one-X® Agent は、マイコ
ンピュータモードおよびデスクフ
ォンモードで、H.323 ビデオ機能
をサポートしています。詳細に
「エンタープライズ要
ついては、
件」 (15 ページ)を参照してくだ
さい。
2
すべての製品のライセンスを取得 Avaya では、Avaya one-X® Agent
していることを確認する
およびオプションの Avaya ビデ
オテレフォニーソリューションを
ライセンスによって管理します。
Avaya one-X® Agent とオプショ
ンの Avaya ビデオテレフォニー
ソリューションのライセンスを購
入する必要があります。ライセ
「ライセ
ンスの詳細については、
ンス要件」 (22 ページ)を参照し
てください。
3
Avaya サポートサイトからソフト Avaya one-X® Agent ソフトウェ
ウェアパッケージをダウンロードアダウンロードパッケージは、
する。
Avaya Support Web サイト
（www.avaya.com/support）から
入手できます。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
25
インストールチェックリスト
手順番号
作業
説明
ソフトウェア要件の詳細について
は、「ソフトウェア要件」 (16 ペ
ージ)を参照してください。
4
ユーザーおよび会社の環境が
Avaya one-X® Agent をサポート
できることを確認する
インストールオプションについて
は、以下を確認します。
• 必要なハードウェアを取得して
いることを確認します。ハード
ウェア要件の詳細については、
「ハードウェア要件」 (17 ペー
ジ)を参照してください。
• 関連するすべての Avaya ソフト
ウェア製品が、正しくインスト
ールおよび設定されていること
を確認します。 Avaya ソフトウ
「ソ
ェア要件の詳細については、
フトウェア要件」 (16 ページ)を
参照してください。
• 関連するすべてのサードパーテ
ィソフトウェア製品が、正しく
インストールおよび設定されて
いることを確認します。サード
パーティソフトウェア要件の詳
「ソフトウェア
細については、
要件」 (16 ページ)を参照してく
ださい。
• インフラがビデオテレフォニー
に対応していることを確認した
か。 AVTS の詳細については、
Avaya Web サイト
（www.avaya.com/support）で
入手できる、Avaya ビデオテレ
フォニーソリューションの配備
ガイドを参照してください。
5
26
Communication Manager での
Avaya one-X® Agent 機能を管理
する
システム管理者が、内線の割り当
ておよび IP 接続、デスクフォン
タイプ、ビデオ、その他の設定を
サポートするように
Communication Manager を設定
していることを確認します。
Communication Manager の管理
の詳細については、
『Administering Avaya one-X®
Agent』を参照してください。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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Avaya one-X® Agent のインストールチェックリスト
手順番号
6
作業
Avaya one-X® Agent ソフトウェ
アを社員に配布する方法を決定
する
説明
以下が可能です。
• Microsoft Software
Management Server（SMS）
などのサイレントインストール
ツールを使用する。
• ユーザーが Avaya one-X® Agent
と他の関連するソフトウェアを
手動でインストールする必要が
ある、カスタマーインストール
プロセスを使用する
7
インストールプロセスを開始する。 Avaya one-X® Agent のインスト
ールは、コンピュータ環境およ
び Windows Server 環境で可能で
す。インストールの詳細につい
ては、『Avaya one-X Agent のイ
ンストール』を参照してくださ
い。
8
Avaya one-X® Agent を起動する。システム環境設定を設定するに
は、Communication Manager シ
ステムでデスクフォンの内線番号
を登録する必要があります。
9
初期設定を完了する。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
インストールが完了したら、シス
テムおよびエージェントの環境を
設定する必要があります。初期
設定の詳細については、『Avaya
one-X® Agent の使用方法』の「初
期設定のセットアップ」を参照し
てください。
2014 年 3 月
27
インストールチェックリスト
28
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
章 4: Avaya one-X® Agent のインストール
Avaya one-X® Agent をインストールするには、次のいずれかの方法を使用します。
• デスクトップインストール：デスクトップインストールウィザードを使用して、インストールを設
「GUI インストールからの Avaya one定します。デスクトップインストールの詳細については、
X® Agent のインストール」 (29 ページ)を参照してください。
• サイレントインストール：サイレントインストールを使用して、コマンドラインインタフェースを
介して標準インストールパッケージを実行します。管理者は、サイレントインストールを使用し
て、コマンドプロンプトでパラメータを指定してインストールオプションを制御します。サイレ
ントインストールの詳細については、「サイレントインストールからの Avaya one-X® Agent のイ
ンストール」 (32 ページ)を参照してください。
GUI から Avaya one-X® Agent をインストール
前提条件
• Avaya one-X® Agent（ビデオ付き）をビデオ付き Avaya IP Softphone またはビデオ付
き Avaya one-X® Communicator と組み合わせてインストールするには、いずれかの製
品のポリコムビデオを削除して、Avaya one-X® Agent で提供されたインストーラでポ
リコムビデオをインストールする必要があります。ソフトウェアの削除に関する詳細
は、「既存のソフトウェアの削除」 (44 ページ)を参照してください。
• Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 がコンピュータにインストールされてい
ることを確認します。
• Mozilla Firefox から Click-to-Dial（クリックダイヤル）機能を使用するには、Mozilla
Firefox がシステムにインストールされていることを確認します。
手順
1. Avaya one-X® Agent インストールソフトウェアをダウンロードしたフォルダに移
動します。
2. フォルダのコンテンツを解凍し、OneXAgentSetup.exe ファイルをダブルクリ
ックします。
システムがインストールウィザードを開始し、［ようこそ］ページが表示されます。
3.［ようこそ］ページで、［次へ］をクリックします。
［使用許諾契約書］画面が表示されます。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
29
Avaya one-X® Agent のインストール
4. 次に［ソフトウェアライセンス条項に同意します］オプションを選択し、［次へ］
をクリックします。
［ユーザー情報］画面が表示されます。
5. 名前を［姓名］フィールドに、組織名を［組織］フィールドに、それぞれ入力し
ます。
6.［次へ］をクリックします。
［インストール先フォルダ］ウィンドウが表示されます。
7. Avaya one-X® Agent をインストールする先を指定して、［次へ］をクリックします。
［Central Management 情報］画面が表示されます。
8. Avaya one-X® Agent に Central Management をインストールするには、次の手順
を実行します。
一。
［プロファイル情報の管理に Central Management を利用］チェックボック
スを選択します。
二。Central Management サーバーの IP アドレスおよびポート番号をそれぞれ
［Central Management ホスト］と［Central Management ポート］のフィー
ルドに入力します。入力例：https://[HOSTANDPORT]/oneXAgentCM/
client/
この手順は省略可能です。［Enable Central storage of profile information（プ
ロファイル情報の Central ストレージを有効にする）］チェックボックスを選択
しなくても Avaya one-X® Agent をインストールできます。ポート番号とパスを
持つサンプル URL が表示されます。既定のポートを変更しない場合、ポート番
号はそのままでこのサンプルに IP アドレスを入力します。
次に終わりにバックスラッシュ（/）を付けた URL 例を示します。
https://148.147.18.62:8643/oneXAgentCM/client/.
9.［次へ］をクリックします。
［言語パック情報］画面が表示されます。
10. 今後のユーザー向けに言語パックを選択し、［次へ］をクリックします。
［one-X Agent のオプション］画面が表示されます。
11. 該当するオプションを選択します。
オプション
説明
Windows 資格情報を使用して Central シングルサインオン（SSO）を使用す
Management にログイン
る場合は、このオプションを選択しま
す。この場合、Windows の資格情報を
使用して Central Management および
プレゼンスサービスにログインするた
めに Microsoft Active Directory が必要
です。
30
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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2014 年 3 月
GUI から Avaya one-X® Agent をインストール
オプション
説明
Enable Tutorials（チュートリアルを
有効化する）
チュートリアルを備えたヘルプをイン
ストールするには、このオプションを
選択します。これらのビデオは、特定
のタスクを実行するためのイラスト付
きビデオです。
チュートリアルなしでヘルプシステム
をインストールするには、このオプシ
ョンを空白のままにします。
Internet Explorer でクリックダイヤル Microsoft Internet Explorer のクリック
を有効化
ダイヤルサポートを開始するには、こ
のオプションを選択します。
Mozilla Firefox でクリックダイヤルを Mozilla Firefox のクリックダイヤルサ
有効化
ポートを開始するには、このオプショ
ンを選択します。
注
Mozilla Firefox がコンピュータにイ
ンストールされている場合にのみ、
このオプションがウィザードで表示
されます。
12.［次へ］をクリックします。
［ビデオ情報］画面が表示されます。
13. Avaya one-X® Agent でビデオ機能を開始するには、［ビデオ情報］画面で、
［ビデ
オを有効化］オプションを選択します。
注
コンピュータに正しいバージョンの Polycom Video がインストールされている
場合にのみ［ビデオを有効化］オプションが表示されます。
14. TTY ボーレートを変更するときは、利用可能なオプションから［ボーレート］を
選択します。デフォルトで TTY ボーレートは 45.45 になっています。北米規格
の TTY ボーレートは 45.45 です。
15. Avaya one-X® Agent のインストールを完了するには、［インストール］をクリッ
クします。
システムが Avaya one-X® Agent のインストールを開始し、ウィザードが進捗バー
を表示します。
16.［設定終了後に、one-X Agent を起動します。
］を選択して［完了］をクリックし
ます。
Avaya one-X® Agent アプリケーションが開始されます。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
31
Avaya one-X® Agent のインストール
サイレントモードでの Avaya one-X® Agent のインストール
このタスクについて
サイレントインストーラは、以下のアイテムを使用して Avaya one-X® Agent のインストー
ルを実行します。
• H.323 プロトコル
• Avaya Video Telephony Solution
• Microsoft Internet Explorer
• Mozilla Firefox
• ポリコンビデオ
サイレントインストールでも、GUI インストールで利用可能なすべてのオプションを設定す
ることができます。 OneXAgentSetup.exe を使用して Avaya one-X® Agent をインストー
ルする場合、デフォルトのオプションを使用することも、次に示す手順で特定のオプション
を指定することもできます。
手順
1. コマンドプロンプトを開き、Avaya one-X® Agent インストールソフトウェアをコ
ピーしたフォルダに移動します。
2. デフォルトのオプションを使用して Avaya one-X® Agent をインストールするに
は、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
OneXAgentSetup.exe /qn
3. 特定のオプションを指定して Avaya one-X® Agent をインストールするには、コマ
ンドラインまたは install.properties ファイルで、インストールする各オプ
ションに適切なプロパティ値を指定します。
次の表に、プロパティの名前と説明を示します。
プロパティ
32
説明
INSTALLLOCATION
Avaya one-X Agent をインストールす
るフォルダへの完全なパスを指定しま
す。
USERNAME
エージェントのユーザー名を設定しま
す。
COMPANY NAME
会社名を指定します。
INSTALLTUTORIALS
値 1 を指定すると、チュートリアルが
インストールされます。
®
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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2014 年 3 月
サイレントモードでの Avaya one-X® Agent のインストール
プロパティ
説明
ENABLECLICKTODIALIE
値 1 を指定すると、Microsoft Internet
Explorer でクリックダイヤル機能が起
動されます。
ENABLECLICKTODIALFF
値 1 を指定すると、Mozilla Firefox で
クリックダイヤル機能がアクティブ化
されます。
ENABLEVIDEO
値 1 を指定すると、ビデオ機能が有効
になります。
TTYDEVICEBAUDRATE
TTY デバイスのボーレートとして
45.45（国の規格が 45.45 の場合）また
は 50 を選択します。
詳細については、システム管理者にお
問い合わせください。
LAUNCHAPPONEXIT
値 1 を選択すると、Avaya one-X®
Agent がインストール直後に起動され
ます。
USESINGLESIGNON
値 1 を選択すると、ユーザーがシング
ルサインオンを実行できるようになり
ます。
ENABLECENTRALSTORAGE
値 1 を選択すると、設定のセントラル
ストレージが有効になります。エージ
ェントは Avaya one-X® Agent ユーザ
ーインタフェースを通してプロファイ
ルと設定を変更することができます。
CENTRALMANAGEMENTURI
エージェントプロファイルと設定の保
存場所（セントラルストレージ）を設
定します。
この値を https://<host>/
oneXAgentCM/client/ に設定し
ます（<host> は Central Management
の IP アドレス）。
Locales
カンマ区切りのリストに指定されたロ
ーカライズされたロケールで Avaya
one-X® Agent プログラムを実行するよ
う準備します。
INSTALL_FR
フランス語バイナリをインストールす
るには、値 1 を選択します
INSTALL_DE
言語をドイツ語に設定します
INSTALL_IT
言語をイタリア語に設定します
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
33
Avaya one-X® Agent のインストール
INSTALL_JA
言語を日本語に設定します
INSTALL_KO
言語を韓国語に設定します
INSTALL_ES
言語をスペイン語に設定します
INSTALL_NL
言語をオランダ語に設定します
INSTALL_PT
言語をポルトガル語に設定します
INSTALL_RU
言語をロシア語に設定します
INSTALL_ ZH-CN
言語を簡体字中国語に設定します
INSTALL_ ZH-TW
言語を繁体字中国語に設定します
4. 特定のオプションを指定して Avaya one-X® Agent をインストールするには、コマ
ンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
OneXAgentSetup.exe /qn <property>=<property value>
例えば、フランス語とドイツ語の言語パックを使用してビデオ機能を起動するに
は、次のコマンドを使用します。
OneXAgentSetup.exe /qn EnableVideo=1/ Locale=FR,DE
注
プッシュメカニズムを使用して Avaya one-X® Agent をインストールするには、
ポリコムと Avaya one-X® Agent をエージェントのコンピュータにプッシュ送
信します。設定ファイルがエージェントのコンピュータにコピーされたら、カ
スタムスクリプトを使用して他のエージェントコンピュータにソフトウェアを
インストールします。このインストール方法に関しては、Avaya はサポートを
行っていないため IT デスクに問い合わせてください。
インストールのカスタマイズ
Avaya は、Avaya one-X® Agent でインストールプロパティファイル
（install.properties）を提供しています。インストールをカスタマイズできます。
34
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
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2014 年 3 月
Avaya one-X® Agent リリース 2.5.4 へのアップグレード
Avaya one-X® Agent リリース 2.5.4 へのアップグレード
重要
Avaya one-X® Agent システムと Central Management を配備している場合は、Avaya oneX® Agent 2.5.4 クライアントにアップグレードする前に Central Management 2.5 サーバ
ーをアップグレードする必要があります。
Avaya one-X® Agent インストーラは、ご利用のシステムに既にインストールされている以下
のバージョンを自動的にリリース 2.5.4 にアップグレードします。
• Avaya one-X® Agent 2.5 - 2.5.4
• Avaya one-X® Agent 2.5.1 - 2.5.4
• Avaya one-X® Agent 2.5.1（パッチ搭載）- 2.5.4
• Avaya one-X® Agent 2.5.2 - 2.5.4
• Avaya one-X® Agent 2.5.1 - 2.5.2 - 2.5.4
• Avaya one-X® Agent 2.5.2（パッチ搭載）- 2.5.4
重要
Avaya one-X® Agent リリース 2.5.4 の暫定ビルド間のアップグレードは行わないでくださ
い。ビルドバージョン間でソフトウェアを更新しようとすると、ログイン中にエラーが表
示されます。
このタスクについて
Avaya one-X® Agent をリリース 2.5.4 にアップグレードするには、次の手順に従います。
手順
1. Avaya one-X® Agent ソフトウェアを含むフォルダに移動して、
OneXAgentSetup.exe ファイルをダブルクリックします。
以前のインストールが検出され、インストールされている Avaya one-X® Agent の
バージョンが削除されます。以前のバージョンの削除が完了すると、インストー
ルウィザードが起動して、［ようこそ］ページが表示されます。
2. Avaya one-X® Agent 2.5.4 にアップグレードする前にいずれかの機能のパラメー
タを変更するには、install.properties ファイルを開き、該当する機能のオ
プションを変更します。
install.properties ファイルは OneXAgentSetup.exe. と同じフォルダに
あります。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
35
Avaya one-X® Agent のインストール
3.［Installing Avaya one-X Agent manually（Avaya one-X Agent を手動でインストー
ルする） (29 ページ)］の手順 3 から 16 に従ってください。
ポリコムビデオソフトウェアのインストール
ビデオ機能は、Avaya one-X® Agent ではオプションとなっています。 Avaya one-X® Agent
を使用してビデオ通話を発着信するには、Web カメラとドライバをコンピュータにインスト
ールし、ポリコムビデオソフトウェアをインストールします。このビデオソフトウェアは、
Avaya one-X® Agent インストールパッケージで入手できます。ビデオ機能の要件について
は、
「ビデオ要件」 (21 ページ)を参照してください。
手順
1. Web カメラとドライバをインストールします。
ポリコムビデオソフトウェアのインストール手順については、Web カメラに付属
しているインストールガイドを参照してください。
2. ポリコムビデオインストーラを含むフォルダに移動します。
3. [ポリコムビデオセットアップ]をダブルクリックします。
4. インストールウィザードの指示に従って、セットアップを完了します。
XML を使用した Avaya one-X® Agent の管理と設定
重要
プログラムフォルダまたはユーザーの Application Data に含まれるデフォルトのスタート
アップファイルの XML 設定ファイルを編集したり追加したりしないでください。ただ
し XML、XML の編集、XSD の定義に精通している管理者は、これらファイルの編集が可
能です。
Central Management 配備では、Central Management の管理者は、複数ユーザーの設定を
初期化、配備、管理できます。 Central Management に特別な XML 変換は必要ありませ
ん。 Central Management は、ユーザー設定のライフサイクル管理、ホストデスクサポー
ト、Active Directory ユーザー認証のセキュリティを提供します。
管理者は、以下の情報を使用して、多数のエージェントを対象に、また数多くの製品群を扱
うコンタクトセンターで、Avaya one-X® Agent を設定することができます。以下の情報に
36
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
XML を使用した Avaya one-X® Agent の管理と設定
よって、プロファイルを個別に作成する手間が最小限に抑えられ、管理者による Avaya oneX® Agent のインストールおよび設定が最適化されます。
プロファイル設定
プロファイルは、事前構成された設定および環境設定の集合です。エージェントは、プロフ
ァイルを使用して、自宅およびオフィス、販売、サポートなどの事前構成された設定をロー
ドします。プロファイルは、メイン設定のサブフォルダに設定ファイルを含みます。設定
ファイルは \Program Files\Avaya\Avaya one-X Agent\<profile > に配置されま
す。
ユーザーが Avaya one-X® Agent を初めて起動する場合、プログラムファイル設定を、ユー
ザーの現在のプロファイルまたは、アプリケーションデータに読み込むことができます。
パスの　<profile name> は、エージェントプロファイルに固有の名前を表し、ディレクトリ
名として表示されます。プロファイルが存在しない場合、Avaya one-X® Agent はデフォル
トのプロファイルを作成します。
エージェント設定の準備
システムは、設定ファイルを XML ファイルとして、「プロファイル設定」で説明したプロフ
ァイルサブフォルダ内に保存します。 Avaya にはすべての設定ファイルの形式を定義する
XSD ファイルがあります。これら XSD ファイルはソフトウェアダウンロードサイトにあ
り、別のダウンロードパッケージにパッケージされています。
以下の表は、UI 画面の設定、それらに関連する XML 設定ファイル、対応する XSD をまと
めたものです。
設定 XML
システム設定（UI 設定）
対応 XSD
コメント
System Settings（システム設定）の管理
Settings.XML
Settings.XSD
Phone Numbers（電話番 Settings.XML
号）
Settings.XSD
Work Handling（ワーク処 Settings.XML
理）
Settings.XSD
Greeting（挨拶）のトリガ AudioGreetins.XML
Phone.XSD
VuStats
Phone.XSD
Login（ログイン）
（内蔵）
Screen Pop（スクリーン
ポップ）
ScreenPops.XML
ScreenPop.XSD
Launch Application（起
動アプリケーション）
Settings.XML
Settings.XSD
Directory（ディレクトリ） Settings.XML
Settings.XSD
Settings.XML
Settings.XSD
Contact Log（連絡先ロ
グ）
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
Contact Log（連
絡先ログ）の設定
を管理します。
2014 年 3 月
37
Avaya one-X® Agent のインストール
設定 XML
システム設定（UI 設定）
対応 XSD
コメント
そのデータは、
ContactLog.XML
に含まれていま
す。
Voice Mail Integration
（ボイスメール統合）
Settings.XML
Settings.XSD
WorkReasonCodes.X
ML
Reason Codes（理由コー AuxReasonCodes.XM ReasonCode.XS
L
D
ド）
LogoutReasonCodes
.XML
Event Logging（イベント Log4net.XML
ログ）
Outlook Contacts
（Outlook 連絡先）
Dialing Rules（ダイヤル
規則）
Touch Tone Shortcuts
（プッシュホンのショート
カット）
（XSD 無し）
Settings.XML
Settings.XSD
Settings.XML
Settings.XSD
TouchToneShortcuts
.xml
Phone.XSD
Profiles（プロファイル） Profiles.XML
Profiles.XSD
Apache log4net の
設定。
Profiles.XML に
は、選択したプロ
ファイルが保存さ
れます。
Agent Preferences（エージェント設定）
Audio（オーディオ）
（内蔵）
Phone.XSD
Settings.XML
Settings.XSD
Call Handling（通話処理） Settings.XML
Settings.XSD
Agent Greetings（エージ AudioGreetings.XML
ェントの挨拶）
Phone.XSD
Instant Messaging（イン Settings.XML
スタントメッセージング）
Settings.XSD
Video（ビデオ）
これらの設定はシ
ステムによって内
部的に保存されま
す。
Dialpad（ダイヤルパッド）
ウィンドウの設定
38
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
XML を使用した Avaya one-X® Agent の管理と設定
システム設定（UI 設定）
設定 XML
対応 XSD
コメント
Selected Feature
SelectedPhoneFeatur Phone.XSD
Buttons（選択した機能ボ es.xml
タン）
User Interface（ユーザー Preferences.XML
インターフェイス）
Preferences.XS
D
エージェント権限の管理
管理者は、属性を設定することで、エージェント権限を管理することができます。ほとんど
の UI 設定は ReadOnly（読み取り専用）の属性を有します。読み取り専用値が管理者によ
って true に設定されている場合、エージェントはその UI の対応するフィールド設定を変更
できません。読み取り専用属性は、階層的に機能します。これはつまり、親要素の属性値セ
ットがその子要素すべてに適用されることを意味します。これらの値を設定すると、エージ
ェントの権限を制御する粒度が提供されます。
例えば管理者は、読み取り専用属性を true に設定して、起動アプリケーションからアプリケ
ーションを保護できます。エージェントは、新しい起動プログラムを追加できます。逆に、
エージェントがアプリケーションを追加できないようにするには、すべての LaunchApplication
（起動アプリケーション）の親要素で、ReadOnly（読み取り専用）属性を true に設定しま
す。この設定により、エージェントは起動アプリケーション設定を追加できなくなります。
エージェントのコンピュータへの設定公開
管理者は、デフォルトの XML ファイルを作成した後で、設定ファイルを含めるようにパッ
ケージを修正することができます。管理者はファイルをフォルダに追加する必要がありま
す。プログラムフォルダは、Avaya one-X® Agent のインストールフォルダにあります（例：
C:\Program Files\Avaya\OneXAgent）。この段階で、デフォルトの Settings.XML は
フォルダに含まれています。
エージェントがプロファイルにログインしたときに特定の設定ファイルがそのプロファイル
に見つからなかった場合、そのファイルがインストールフォルダからコピーされます。必要
なファイルがインストールフォルダに見つからなかった場合は、デフォルトの空の設定ファ
イルが作成されます。
Settings.XML での電話機のログイン、エージェントのログイン、およびパスワードは、エー
ジェントごとに一意です。これらの値はクリアする必要があります。コンピュータに IP
Agent がインストールされている場合、Avaya one-X® Agent はログイン連絡先 / 連絡先ログ
設定をインポートします。ただし、Dialing Rules（ダイヤル規則）をインポートすることは
できません。設定ファイルをインストールフォルダからコピーすると、設定がインポートさ
れます。インポートされたファイルは設定ファイルで置き換えられます。 Windows Roaming
プロファイルを使用してこれらの設定ファイルをエージェントのコンピュータにコピーする
こともできます。 Windows Roaming プロファイルを使用して、設定を配布します。
注
Settings.XML ファイルのユーザー名とパスワードを公開する予定の場合は、パスワードの
暗号化について Avaya サポートにお問い合わせください。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
39
Avaya one-X® Agent のインストール
重要
Central Management ソフトウェアの機能を活用して、一貫性のある方法で継続的にユー
ザー設定を管理します。
40
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
章 5: Avaya one-X® Agent のトラブルシューテ
ィング
Avaya one-X® Agent が適切に機能しないときは、修復機能を使用して、Avaya one-X® Agent を再イン
ストールできます。 Avaya one-X® Agent を再インストールする場合は、サービスリリースも修復する
必要があります。
注
Avaya one-X® Agent のインストール中に問題が発生した場合は、イベンログトとエラーログを記録
し、エラーログをシステム管理者に送信します。
Avaya one-X® Agent は、%APPDATA%\Avaya\one-X Agent\2.5\Log Files にある特定の
Windows ユーザーアカウント用の Windows プロファイルにエラーログファイルを記録します。処理
されない例外の場合、システム管理者はこれらのログファイルを使用して、問題を分析およびトラブ
ルシューティングします。
ログとデバッグの詳細については、「Avaya one-X® Agent のトラブルシューティング」を参照してく
ださい。
手順
1.［スタート］ > ［コントロールパネル］の順にクリックします。
2.［プログラムの追加と削除］を選択します。
3.［現在インストールされているプログラム］リストで Avaya one-X Agent を探します。
4.［サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください］オプションをクリックします。
［サポート情報］ダイアログボックスが表示されます。
5. [修復]をクリックします。
プログラムが再インストールされます。
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
41
Avaya one-X® Agent のトラブルシューティング
42
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
章 6: Avaya one-X® Agent の削除
注
Avaya one-X® Agent が他のアプリケーションと共有する読み取り専用フォルダを削除すること、ま
たは Avaya one-X® Agent のインストールフォルダに追加した任意のファイルまたはフォルダを削除
することはできません。
Avaya one-X® Agent の削除
前提条件
Avaya one-X® Agent アプリケーションを閉じます。
手順
1.［スタート］ > ［コントロールパネル］ > ［プログラム］ > ［プログラムと機
能］の順にクリックします。
2.［プログラムのアンインストールまたは変更］ウィンドウで、［Avaya one-X
Agent］をダブルクリックします。
アプリケーションの削除が開始します。削除プロセス中に、Microsoft インストー
ラによって、実行中のアプリケーションを閉じるように促すメッセージが表示さ
れることがあります。その際は、指定されたアプリケーションを閉じるか、また
はメッセージを無視してアプリケーションの削除を続行します。
ヒント
/x スイッチで OneXAgentSetup.exe 設定を使用してソフトウェアを削除する
こともできます。コマンドプロンプトで、OneXAgentSetup.exe フォルダに
ナビゲートし、次のコマンドを使用します。
OneXAgentSetup.exe /x
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
2014 年 3 月
43
Avaya one-X® Agent の削除
既存のソフトウェアの削除
注
コンピュータでビデオ機能を備えた Avaya ソフトフォンを使用しない場合は、本章をス
キップします。
現在ビデオ機能を備えた Avaya ソフトフォンを使用しており、ビデオ機能を備えた Avaya
one-X® Agent を使用する場合には、Avaya one-X® Agent をインストールする前に、コンピ
ュータから次の Avaya アプリケーションを削除する必要があります。
• Avaya IP Softphone
• Polycom Via Video
前提条件
Avaya IP Softphone ソフトウェアを削除する前に、以下の情報を記録しておきます。この情
報は、Avaya one-X® Agent のインストールに必要です。
• IP Softphone の通話サーバーアドレス。
• IP Softphone のログイン。
• 内線番号のパスワード。
手順
1. Windows の［コントロールパネル］で、［プログラムの追加と削除］を選択します。
2. Windows でプログラムを削除する際の標準的なプロセスに従います。
44
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
お問い合わせ先：[email protected]
2014 年 3 月
索引
A
Avaya one-X Agent のアップグレード ....................... 35
Avaya one-X Agent のインストール .......................... 32
サイレントモード ................................................ 32
V
Virtualization（仮想化） ............................................. 23
X
XML 管理 .................................................................... 37
XML 設定 .................................................................... 37
XML を使用した管理 .................................................. 37
XML を使用した設定 .................................................. 37
あ
さ
削除する ..................................................................... 43
対話モード ........................................................... 43
サポート ..................................................................... 10
連絡先 .................................................................. 10
し
修復 ............................................................................ 41
手動インストール ....................................................... 29
せ
設定に依存する機能 ................................................... 17
ち
アップグレードバージョン ........................................ 35
チェックリスト .......................................................... 25
い
インストール ........................................................ 13, 36
ポリコムビデオ .................................................... 36
インストールのカスタマイズ ..................................... 34
う
ウィザードベースのインストール ............................. 29
か
概要 ............................................................................ 13
関連ドキュメント ........................................................ 7
つ
通知 .............................................................................. 2
と
トポロジ ..................................................................... 14
ね
ネットワーク接続 ....................................................... 22
は
き
はじめに ..................................................................... 13
既存のソフトウェアの削除 ........................................ 44
ひ
こ
コンポーネント .......................................................... 15
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
ビデオ .........................................................................10
標準インストール ....................................................... 29
2014 年 3 月
45
ほ
法的通知 ....................................................................... 2
よ
要件 ........................................................... 15–17, 21, 22
46
Avaya one-X® Agent のインストールガイド
Communication Manager ..................................... 15
エンタープライズ ................................................ 15
ソフトウェア ....................................................... 16
ハードウェア ....................................................... 17
ビデオ .................................................................. 21
ライセンス ........................................................... 22
2014 年 3 月