図 書 館 情 報 コ ー ナ ー イギリスってどんな国?

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図 書 館 情 報 コ ー ナ ー
図書館からの情報を毎週定期的にお届けしている
FM番組があります。各館の図書館員が本を選び、直
接生の声でご紹介します。週毎に大人の本と子どもの
本を交互にお送りしていますが、このコーナーでは取
り上げられた大人の本からご紹介します。
エフエム西東京
毎週金曜日13:20
周波数 84.2MHz
2012 年 4 月号 vol.59
編集
『「地球科学」入門
西東京市図書館
−たくさんの生命を育む地球のさまざまな謎を解き明かす!−』
今月のテーマ
●谷合稔著
●ソフトバンククリエイティブ 2012.2 刊
(中央・谷戸所蔵)
地球の誕生から、地球の表面をおおう地殻、巨大隕石の衝突、海水
の大循環、大気の層構造、生物の進化まで、地球の歴史をたどりなが
ら、さまざまな謎を解き明かす。
休館日について
『日本の七十二候を楽しむ−旧暦のある暮らし−』
●白井明大文
有賀一広絵
●東邦出版
2012.3 刊
(中央所蔵)
木の芽起こし、初がつお、土用のうなぎ、秋の七草、羽子板市、
晦日正月…。旬の野菜や果物、季節それぞれの風物詩や折々の祭、
行事など、旧暦にまつわる古きよき暮らしの知恵と楽しみを紹介。
『節電・創エネ住宅がわかる−エコ設計の新常識を満載!−』
●日経アーキテクチュア編
イギリスってどんな国?
中
央
保谷駅前
柳
沢
ひばりが丘
月曜日・第3金曜日・
年末年始・特別整理日
○祝日は開館します。
○月曜日が祝日にあたる
ときは、火曜日が休館と
なります。
芝久保
谷
戸
月曜日・祝日・年末年始・
特別整理日
○月曜日が祝日にあたる
と き は 火 曜 日も 休 館 と
なります。
○祝日が日曜日にあたる
ときは開館し、月・火曜
日が休館となります。
新町分室
日∼火曜日・第3金曜日・
祝日・年末年始・
特別整理日
●日経BP社 2011.12 刊
(中央・ひばりが丘所蔵)
エコ技術のポイントなどを解説し、最新エコ住宅の実例20選を紹
介。データで明かすエコハウスのウソ・ホントも掲載。
『日経アーキ
テクチュア』掲載に書き下ろしを加え再編集。
http://www.library.city.nishitokyo.lg.jp
『イギリスの歴史
−帝国の衝撃 イギリス中学校歴史教科書−』
ミカエル・ライリー著 ジェイミー・バイロン著
クリストファー・カルピン著 明石書店 2012.2(柳)
イングランドの11∼14歳の中等教育を受ける生徒向
けの「イギリス史」の教科書。イングランド人が初めて建
設した植民地での過ち、英領インド、アイルランドと大英
帝国など、帝国の初期から終焉までを解説。
『イギリス王室1000年史
−辺境の王国から大英帝国への飛翔−』
石井美樹子著 新人物往来社 2011.11 (芝・ひ)
ウィリアム1世から、百年戦争、薔薇戦争、エリザベス
1世、ヴィクトリア女王、エリザベス2世まで、イギリス
の歴史を、歴代の王の系譜とともにたどる。カラー図版を
多数収録。
る。
▲▼ 図書館員によるちょっとおすすめ本 ▼▲
今
月
の
テ
ー
マ
イギリスってどんな国?
今年、夏のオリンピックがイギリスで開催されます。
そこで、
今回は、
イギリスに関係する本をご紹介します。
※( )は所蔵館です。
『現代イギリスの社会と文化
−ゆとりと思いやりの国−』
宇野毅著 彩流社 2011.5 (柳)
伝統の国イギリスには、時代が移りゆくなかにも、揺
らぐことのない生活を楽しむ基本的な姿勢とユーモアが
ある。個人的体験を多く織り交ぜながら、ロンドンをは
じめとしたイギリスの本当の魅力を、日本との比較を通
して伝える。
『ケルトを旅する52章-イギリス・アイルランド-』
永田喜文著 明石書店 2012.1 (保・柳)
『イギリスに学ぶ子どもの貧困解決
ブリテン島およびアイルランド島で現代に生きる
−日本の「子どもの貧困対策法」にむけて−』
ケルトを、音楽と現地での旅を通じて浮き彫りにする。
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク編
著者が現地で撮影した写真も多数収録する。ケルトを
岩重佳治、埋橋玲子、フラン・ベネット、中嶋哲彦著
知るための文献・情報ガイドつき。
かもがわ出版 2011.8 (保)
「子ども貧困法」を制定したイギリス。日本での法律
『イギリス流ふつうに生きる力』
制定に向け、イギリスの子どもの貧困対策や乳幼児・家
井形慶子著 ベストセラーズ 2012.3 (ひ)
族支援などの取り組みを紹介する。2010年11月開
50歳でロンドンに拠点を持った著者が見つけた シ
催の国際シンポジウムの講演と報告をもとに加筆・再構成。
ンプルに生きぬく ためのヒントとは? 混迷する日本
への提言を鮮やかに描くエッセイ。
『東京新聞』
連載を加
筆、再編集して単行本化。
『英国メイドの世界』
久我真樹著 講談社 2010.11 (谷・柳)
ハウスメイドから執事まで、英国に実在した使用人
の幅広い職種や仕事の内容、働き方のほか、なぜ職業
としての使用人が19世紀の社会全体に広く受け入
れられたかを解説する
『諷刺画で読む十八世紀イギリス
−ホガースとその時代−』
小林章夫、斉藤貴子著 朝日新聞出版 2011.1(保)
娼婦に身を落とした女の姿や悪人の無惨な末路など、
18世紀イギリス、そして大都会ロンドンの社会風俗
を生き生きと描いた「イギリス絵画の父」ホガースの
代表的な作品を読み解きながら、当時のイギリス社会
を紹介する。
『挿絵を読む−ヴィクトリア朝女性挿絵画家の視線−』
木原貴子著 朝日出版社 2011.12 (柳)
女性挿絵画家メアリー・エレン・エドワーズの生涯と
作品に焦点を当て、ジェンダー・イデオロギーが当時の
女性に及ぼした影響を挿絵という媒体を通して多角的に
考察。その背景にある19世紀英国の社会的・文化的特
徴を探る。
『イギリス庭園の文化史−夢の楽園と癒しの庭園−』
中山理著 大修館書店 2003.6 (柳)
イギリス庭園史の起源は、帝政ローマの属領ブリタ
ニアの時代に遡ることができる。古典古代とキリスト
教の楽園を追求する庭園史の流れは、やがて風景庭園
を生み出した。1∼18世紀までのイギリス庭園文化
の歩みをふりかえる。
『ブレア回顧録 上・下』
トニー・ブレア著 日本経済新聞出版社 2011.11(谷)
保守党支配を打ち破った新生労働党は、いかにして
安定的な政権を築いたのか。戦後イギリスで最も賞賛
される政治家が10年間におよぶ首相時代を振り返る。
『アガサ・クリスティを訪ねる旅
−鉄道とバスで回る英国ミステリの舞台−』
平井杏子著 大修館書店 2010.3 (中)
ロンドンから始まるミステリツアーは、ミス・マープ
ルの住む村、ポワロの活躍する街へ。イングランド南西
部に広がる、アガサ・クリスティのミステリ・ワールド
を鉄道とバスでめぐり、アガサの生涯と作品をたどる。
『ビートルズ事典 改訂・増補新版』
藤本国彦監修・改訂・増補 香月利一編・著
ヤマハミュージックメディア 2010.10 (中)
ビートルズの人と音楽をパーフェクトに跡づけるバイ
オグラフィー、ディスコグラフィー、映画、書籍、語録、
交遊録等をまとめた永久保存資料。1500 余点の写真を収
録し、アフター・ビートルズの個人活動もフォロー。