事業分類 先 端 科 学 講 座 (生 物 分 野 ) 『DNAか らみ た 最 先 端 の 生 命 科 学 』 (担当者名;小島) 1 実施日時 平 成 1 9 年 9 月 1 9 日 ( 水 ) 第 3 ・4 校 時 (6 組)、 第 3 ・5 校 時 (7 組) 2 実施場所 会議室 3 指導者名 金井 昭夫 教授(慶應義塾大学先端生命科学研究所) 4 対象生徒 1年6組42名、1年7組42名 5 今次の目的 DNAや遺伝子に関する最先端の研究内容とその成果を学ぶことにより、著しい発展 を続ける分子生物学についての理解を深める。 6 事業の形態 1時間目は、パワーポイントを用いて講義形式で展開。2時間目は、班ごとの簡単な 実験と講義の後、生徒からの質問を受けつけた。 7 事業の内容 (1 ) ゲ ノ ム プ ロ ジ ェ ク ト に つ い て ( 線 虫 、 ヒ ト 、 チ ン パ ン ジ ー 他 ) (2 ) 生 命 の 歴 史 は 遺 伝 子 に あ る ( ネ ア ン デ ル タ ー ル 人 、 マ ン モ ス 、 恐 竜 ) (3 ) D N A を 析 出 さ せ る ( 実 験 ) ( 4 ) 生 命 は ど こ か ら 来 た の だ ろ う か ( 化 学 進 化 、 RNA ワ ー ル ト ゙ 仮 説 、 ア ス ト ロ ハ ゙ イ オ ロ シ ゙ ー ) (5 ) 質 問 8 生徒の反応・感想 ユーモア溢れるわかりやすい講義で、生徒たちは難しい最先端の研究を楽しく学んで いた。講義中に質問の時間があったにもかかわらず、終了後もたくさんの生徒が質問に 訪れていた。この講義によって、分子生物学に興味をもったという生徒も多かった。 ○専門的な内容で分からないことばかりかと思って臨んだが、事前授業のお陰で何とな くだけれど理解することができた。最先端の科学の話は驚くことばかりで、とても勉 強になった。DNAは考えれば考えるほど奥が深い。このような研究ができたら面白 いと思った。 ○DNAを析出させる実験で実際にDNAを見て、とても感動した。あの白いひも状の ものでヒトの形質が決められるなんて信じられなかった。ゲノムの話から、生命の誕 生という深い話まで聞けて、とても面白かった。 ○ 「 以 前 は 不 可 能 に 思 え た こ と が 、 今 で は 現 実 に な っ て い る 。」 と 先 生 が お っ し ゃ っ て いましたが、そう思うと科学がもっと面白く思えてくるし、色んな可能性を感じられ てわくわくする。 ○ 「 S F の よ う な も の が 、 現 実 に な る 。」 こ の 言 葉 に 大 き く 心 を 動 か さ れ ま し た 。 本 当 になったらどうしようなどと、頭の中は夢いっぱいの状態で講義を受けました。 ○この講義でDNAや遺伝子、ゲノムに興味をもった。今後の進路を考える上で参考に なった。
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