インドネシア:インフラ整備停滞 石炭船・貨物船低稼働率

インドネシア:インフラ整備停滞 石炭船・貨物船低稼働率
2016 年 5 月 26 日掲載
5 月 20 日付けの地元報道によると、インドネシアの石炭船の6割、貨物船の4割が稼働していない。イ
ンフラ整備事業などの遅れによる、需要減少が影響している。
インドネシア船主協会(INDONESIAN NATIONAL SHIPOWNERS ASSCOCIATION(INSA))
会長は、インフラ整備の進展とともに海運業は成長できると見込み、政府に対して発電所や港湾、道路、
船舶への歳出増を求めている。
運輸省海運局長によると、同省は 2016 年度予算 48 兆 5,000 億 Rp を計上、この額は 2015 年度 65 兆
Rp から大幅減。海運局予算は港湾設備や船舶交通システムなどの整備に充てられる。年内には巡視艇な
ど 100 隻の建造を計画している。
(石炭開発部 辻
誠)
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