ベトナム：Uong Bi 石炭会社新技術に投資 2016 年 9 月 29 日掲載 9 月 14 日付けの地元報道によると、Uong Bi 石炭会社は、採掘技術協会と共同にて新プロジェクトを立ち上げ、複雑な地質条件下での全ての石炭層を開発する採炭技術に投資する。薄層の石炭開発では、水圧鉄柱 1 本にて天盤を支保するシステムが採用される。中層で緩傾斜の石炭開発では、水圧鉄柱にて支保されたシステムが採用される。 Uong Bi 石炭会社は、主として低品位炭、微粉炭を採掘しており、石炭の品質向上のため、選炭システムにも投資する。同社は、近代的な生産技術と生産機器に投資してきたが、従業員の労働条件にも注意を払い、例えば、運動場、従業員寮、盆栽庭園等にも投資している。その他、会社は常に労働者の生活に配慮し、各人のレベルアップを奨励し、レベルの高い資格を有する技術要員には、訓練プログラムを提供している。生産現場の新人に対しては、色々な仕事、生活環境、報酬形態が与えられ、彼らは、能力を向上させ、今後、会社業務に専念することになる。 (石炭開発部辻誠) おことわり：本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。