テーマ 2005年7月15 「不倫の損害賠償について」 2005 年・春学期 基礎演習2・火曜1限 小川 富之先生 法律学科・2年 04j8** **** 不倫に損害賠償について 中国は今発展中なので、不倫などはあまり鮮明ではないけ ど日本は不倫を普通に認めているみたいです。特にお金がある男性 と女性は自分の友達に愛人を紹介し、どうどうと愛人と公衆場所に 出たりするそうです。これから中国にもこんな問題が水面に浮かん で出ると思います。ですので、私にも遭えるかもしれない問題なので どんな措置があるかを知っておきたいと思います。たとえば、浮気 した相手からも損害を賠償してもらえるか、何を根拠とするか、損 害賠償してもらう時はどのくらいの金額をもらえるかを。 章立て 第一章[不倫の損害賠償]を選択した理由。 第二章 判例、解釈。 第三章 六法全書の条文。 第四章 終わりには。 第五章 参考文献。 第六章 概要。 第一章 はじめには 中国は今発展中なので、不倫などはあまり鮮明ではないけど日本は不 倫を普通に認めているみたいです。特にお金がある男性と女性は自分の友達に 愛人を紹介し、どうどうと愛人と公衆場所に出たりするそうです。これから中国 にもこんな問題が水面に浮かんで出ると思います。ですので、私にも遭えるかも しれない問題なのでどんな措置があるかを知っておきたいと思います。たとえ ば、浮気した相手からも損害を賠償してもらえるか、何を根拠とするか、損害 賠償してもらう時はどのくらいの金額をもらえるかを。 第二章 判例。 損害賠償の判例。 横浜裁判所が昭和61年12月25日に損害賠償請求事件について判 決を例として上げた。 夫の不貞行為の相手方女性に対し、妻の権利を侵害したものとして慰謝 料請求が認められた事例である。 横浜裁判所は、妻がある男情交関係にある女性として、その情交関係は 男性が主導したものであるが女性も指して反対しなかったこと、妻に落度な いし、帰責事由がないかには義務があることなどの諸般の事情を総合して、 150万の慰謝料請求が認められた。 又、妻がある男性との情交関係により、妻としての権利が侵害され、相 手方の女性と男性が妻に対して不法行為責任に基づく損害賠償請求義務を 負う場合、両者の義務は重なる限度で不真正連帯債務の関係にあると解され る。 さらに、情交関係の発生時までの原告らの婚姻歴が7年、原告ら夫婦に 子供が2人あること、現在原告ら夫婦が離婚の危機に瀕していること、問題 の情交関係は、原告夫 A が主導したものではあるが被告もさしたる反対を しなかったと言う態様のものであること、A が原告ら妻を残して被告の許へ 走ったことにつき、原告に全く落度ないし帰責自由がないかどうかには疑義 もあることなどの前認定の本件に現れた諸般の事情を総合し、原告の被告に 対する慰謝料請求権としては150万をもって相当と認められた事例であ る。 なぜ、この事件について、横浜地方裁判所は慰謝料請求権を認めかと言うと、 家族関係上の地位にあたる罪にあたったからである。 不貞行為と第三者の不法行為責任によると、夫婦の一方が第三者との間で不 貞行為をはたらいた場合に、配偶者は、不貞行為の相手方である第三者に対し て不法行為を理由に損害賠償を請求することができるからである。学説では、 夫婦関係における配偶者としての地位を観念するもの、さらに、夫婦関係その ものあるいは、健全な夫婦関係、家庭の平和を被侵害法益と捉まえるものだと かいてある。 しかし、他方でもっとも気を付けなければならないのは、もし、婚姻関係が すでに破綻していた夫婦の一方と肉体関係を持った第三者の他方配偶者に対す る不法行為責任を否定するに当たるので損害賠償請求ができない。 第三章 六法全書。 民法の752条[同居、扶助の義務]には、夫婦は同居し、お互いに 協力し扶助しなければならないと書いてある。 民法の709条、[不法行為の一般的要件、効果]には、故意又は過 失に因りて他人の権利を侵害したる者は之に因りて生じたる損害を賠 償する責に任すと書いてある。 民法の710条[非財産的損害の賠償]には、他人の身体、自由又は 名誉を害したる場合と財産権を害したる場合とを問わす前条の規定に 依りて損害賠償の責に任する者は財産以外の損害に対しても其賠償を 為すことを要す、と書いてある。 第四章 損害賠償してもらえる金額。 損害に因り金額が異なる。 第五章 終わりには 法律上では出来るだけきちんと人々の行為を治めようとしているが、 人々は個人個人の個性と好み、考え方があるのでなかなかうまくいかない。特 に豊かな国ほど私は不倫や不貞行為の問題がひどくなっていると思う。何故か と言うと、お金があって、衣食住が全部解決されていたら残っているのは欲望 だけであるからである。欲望もいろんな欲望があるがその中で、感情の問題は、 人間にとって一番自由に支配できないものなので、難しいものだと思う。しか し、私は破綻していない家庭のことならば、民法710条に書いてあるように 自分の財産ではないもの、つまり非財産の物や人にはどんな理由があっても手 を出すべきではないと思い、出来るなら、損害賠償の金額も損害によることで はなく、出来るだけ高く罰したほうがいいと思う。だから、婚姻は法律で守ら れているので我々は法律を武器として自分の権利を守るべきだと思う。 参考文献 ① TKC 法律情報データベース。 ② 不法行為法。 ③ 六法全書。 ④ 損害賠償法の構造。 2005 年・春学期 7月12日 基礎演習2・火曜1限・小川冨之 法律学科・2年 04j8** **** 概要 テーマ「不倫の損害賠償について」 第一章 はじめに 興味を持っていたので不倫に損害賠償についてテーマを設定した。浮気した相 手からも損害を賠償してもらえるか、何を根拠とするか、損害賠償してもらう 時はどのくらいの金額をもらえるかを。 第二章 判例。 損害賠償の判例。 横浜裁判所が昭和61年12月25日に損害賠償請求事件について判決を例 として上げた。 妻がある男と性交渉した女性に対してその妻は裁判所に夫の不貞行為の相手 を訴え、損害賠償を求めた。それで、横浜裁判所は、妻がある男情交関係にある女 性として、その情交関係は男性が主導したものであるが女性も指して反対しなかっ たこと、妻に落度ないし、帰責事由がないかには義務があることなどの諸般の事情 を総合して、150万の慰謝料請求が認められた 第三章 六法全書。 民法の752条、709条、710条を参考とした。 第四章 損害賠償してもらえる金額。 損害に因り異なる金額。 第五章 終わりには。 法律上では出来るだけきちんと人々の行為を治めようとしているが、 人々は個人個人の個性と好み、考え方があるのでなかなかうまくいかない。特に豊かな 国ほど私は不倫や不貞行為の問題がひどくなっていると思う。何故かと言うと、お金が あって、衣食住行が全部解決されていたら残っているのは欲望だけであるからである。 欲もいろんな欲があるがその中で感情の問題は人間にとって自由に支配できないもの なので一番難しいものだと思う。しかし、私は民法710条に書いてあるように自分の 財産つまり非財産の物や人にはどんな理由があっても手を出すべきではないと思い、出 来るなら、損害賠償の金額も損害によることではなく、出来るだけ高く罰したほうがい いと思う。だから、婚姻は法律で守られているので我々は法律を武器として自分の権利 を守るべきだと思う。 第五章 参考文献 ① TKC 法律情報データベース。 ② 不法行為法。 ③ 六法全書。 ④ 損害賠償法の構造。
© Copyright 2024 Paperzz