平成24年度 佐賀学園高等学校 学校評価計画表

平成24年度 佐賀学園高等学校 学校評価計画表
1 学校教育目標
校訓である「創造」、「躍動」、「貢献」を具現化するために、生徒一人ひとりが生徒相互ならびに教職員との信頼を基にした人間関係を構築し、知性を磨き、個性豊かで、志
高く、建学の精神に沿った社会の第一線で活躍し得る人材の育成を目指す。
2 学校経営ビジョン
①創立54年の伝統と実績を誇る学校として、生徒・保護者・地域住民の期待に沿った学校づくりを目指す。
②生徒一人ひとりの進路実現のための学力定着と全国を視野に入れた部活動の双方に優れた学校づくりを目指す。
③心身ともに健康な人間育成のために、高い人間性を涵養できる教育環境を持った学校づくりを目指す。
3 本年度の重点目標
2万人を越える卒業生によって築かれた伝統を継承し、「創造」「躍動」「貢献」の校訓を日々実践し、「感謝の心」と共に「忠恕の心」を忘れずに、己の可能性に挑戦する佐
賀学園高校生の育成のため、特に次の6点に力を入れる。
・マナー教育(躾教育)を徹底し、基本的生活習慣の確立を目指す。
・「忠恕」すなわち、自分を大切にするとともに、他人に対する思いやりを持った生徒を育成する。
・基礎学力の定着をベースに学力の伸長を図り、社会的ニーズに応え得る人材を育成し進路を保障する。
・積極的な授業及び学校行事への参加で、生き生きとした学校生活をおくる生徒の育成を図る。
・PDCAサイクルにより教職員の資質向上および更なる教科指導力の向上を目指す。
・更なる部活動の推進を図り、各種大会での優勝を目指す。
4 前年度の成果と課題
生徒会を中心とした学校改革への気運が全校生徒へ行き渡り、あらゆる面で学校全体が前進した1年であった。特に、マナトレへの取り組みをきっかけとしたキャリア教育
の確立が進んでおり、伸び悩んだ進学・就職面の成果もこれから期待されるところである。今後、各分野で数値目標を掲げてPDCAサイクルの上に立った具体策を講じて
いきたい。
5 総括表
領域
評価項目
学校経営方針
広報活動
(生徒募集)
学校運営
学校事務
職員の指導力向上
学力向上
進路指導
教育活動
生徒指導
評価の観点
(具体的な評価項目)
・本年度の重点目標を周知させること
ができたか。
・本年度の重点目標への取り組みを
生徒・保護者が高く評価したか。
・保護者や生徒のニーズに応じて進
路情報の提供はできたか。
・中学生の進路選択に適した資料が
提供できたか。
具体的目標
・重点目標を知っている保護者の割合を7 ・職員会議、全校集会等で説明する。
0%以上にする。
・広報誌やホームページ、振興会等を利用して
・重点目標の取り組みについて「非常に良 周知させる。
い」「良い」と思う生徒・保護者の割合を7
0%以上にする。
・学校の教育活動を伝えるHPや広報誌を
発行し、保護者の声も盛り込む。
・中学校のスーパーティチャーと懇談し学習
指導法や進路学習の勉強会を実施する。
学校の管理運営費を教育水準を落と 光熱費の削減に今後とも取り組む。
さずに節約できたか。
・社会の変化に対応した教育の実践
ができたか。
・内容が濃く、わかりやすい授業がで
きたか。
・HPに学校案内や過去問を入力し、中学校の
進路学習に応じる。
・中学関係者から基礎学力向上の実践例を提
供してもらう。
省エネに努めると共にエアコンの省エネタイプ
への切り替えを検討し予算の許す範囲で実施し
ていく。
・職員研修会を各校務分掌で企画、教育セン
ターの研修講座参加を学年単位に割振る。
・各科・コース、各教科での授業研究会を開催
する。
職員相互の授業参観を活性化し、授業の質を
向上させる。
・学期毎に1回以上の職員研修会を実施す
る。教育センターの講座、特に不登校・引
きこもり・いじめ問題・発達障害等の専門研
修、教育相談の研修等を3年間で1回以上
は受講する。
・生徒が充実感を味わえるような授業を展
開し、授業改善アンケートの「授業展開に
ついて」の各項目で高い評価の割合を6
0%以上とする。
・基礎学力の向上が図られたか。
・基礎学力の向上を図る。
・学び直しを強化する。
・進路を見据えた学力が定着したか。 ・進学・就職に対応できる学力の定着を目 ・マナトレを有効に活用する。
指す。
・家庭学習を充実させる。
進路意識をしっかり持ち、自己理解を ・九州大学及び難関大学への現役合格者 ・進路意識を向上させ家庭学習を充実させる。
的確に行い、自分にあった進路選択 を出す。
・個別指導を強化する。
ができたか。
・国立大学合格者を10名以上出す。
・面接、小論文指導を充実する。
・就職率100%を達成する。
・研修等で受験指導力を向上させる。
・高大連携を確立する。
・新規企業開拓と企業訪問を強化する。
・大学との交流を活発にし、進学者を増やす。
・基本的生活習慣が身についたか。 ・遅刻、欠席の数を半減させる。
・学年と連携し遅刻指導を強化する。
・マナーの向上を図ることができた
・あいさつを徹底させ品位品格を身につけ ・あいさつ運動を強化し、礼法の授業やマナー
か。
させる。
指導を通してマナーアップを目指す。
・交通安全の意識を高めることができ ・傘さし運転をなくし、施錠100%を目指
・自転車通学の生徒にカッパを購入させ、月に
たか。
す。
一回自転車の施錠を確認する。
環境美化
・教室の学習環境が整備されている
か。
・自主的に清掃活動ができていたか。
・ごみの分別、軽量化ができたか。
・学校周辺の美化に貢献できたか。
・清掃のいきとどいた状態にする。
・自主的に清掃活動ができるような意識を
高める。
・地球規模の環境を意識させ、地域の美化
に貢献し環境をよくする。
課外活動
・学校教育の一環として、活動が展開 ・各クラブの部員数を増やすとともに、中途 ・新入生は全員参加を目指し、放課後の活動を
でき、心身の鍛錬と人格の形成が図 退部者を減らし、加入率70%を目指す。 充実させる。
られたか。
・各大会において、優勝を目指し、対外的 ・指導者と生徒が一体となり、心、技、体を鍛え
にアピールする。
る。
担任、学年、教育相談室、スクールカ 教育相談室に登校できることをステップと
長期欠席・不登校傾 ウンセラーのチーム体制で生徒・保護 し、学校に近づけ教室に入れるようにす
向
者に対応できたか。
る。
の生徒に対する対応
豊かな人間関係を築くために必要な礼儀を
実践できるようにする。
・学校行事などの自主的運営を企画し、生
生徒会活動
徒相互に励まし合い、向上しようとする気
運を醸成させる。
・マナトレを通じて、基礎学力の向上 ・マナトレ認定テストの基礎編・標準編を全
ができたか。
員クリアーする。
・キャリアノートを進路保障に活用でき ・キャリアノートを自己の進路保障につなげ
たか。
る。
キャリア教育・マナトレ
・インターンシップにより職業観、就業 ・3年間を見通したキャリア教育を確立す
観を高めることができたか。
る。
・面接指導により、進学および職業に
関する自己喚起につながったか。
礼法教育
特定課題
具体的方策
礼法を通して、心豊かな社会人の資
質を身につけたか。
・自発的な活動を展開し、生徒自ら学
校をつくる活動ができたか。
・校内の環境を整える。
・ごみの分別と軽量化の必要性を説き、グロー
バルなエコの意識を高める。
・学校周辺清掃を実施し、地域の美化に努め住
民の理解を得る。
・スクールカウンセラーや担任・学年主任と連携
し、本人に働きかける。
・家庭訪問等を継続して行い、生徒保護者との
繋がりを絶えないようにする。
良好な人間関係を構築ための礼法教育の研究
と指導法の充実を図る。
・各種委員会の活動を強化し、諸問題について
自主的、自律的な改善を促す。
・マナトレの評価・検証を行い、補習の実施によ
りつまづきをなくす。
・2年次のインターンシップの事前研修・事後指
導を実施し今後につなげる。
・キャリアノートを利用したキャリア教育を進路
保障につなげる。