H27年度 保護者アンケートによる意見集 学校生活に関すること

H27年度 保護者アンケートによる意見集
学校生活に関すること
ご意見
学校より、ご意見に対しての回答
1
学校でのルールに対しての指導が甘い。
朝や帰りの登校指導をしていただいている先生方の注
意等がまったくない。ルールを提示するなら守らせる
よう細かく指導すべき。そうでなければ提示する必要
はない。
学校では①普段からの指導と②現場での指導を行っています。現
場での注意は必要であるとのお考えに同感です。①では、自分の
行為を決める力を大切にできるために、ルールの必要性、重要
性、危険行為と危険予知の大切さやドライバーとのアイコンタク
トなどのノウハウを事あるごとに放送し、呼びかけをしていま
す。そして現場では、それを実行する力を発揮する場であると考
え、実行し命を守ってほしいと願っています。現場での危険行為
は、程度の問題があり、気づかせる、注意を促すことも行ってい
ると考えています。危険行為には、きつくその場で指導すること
は、校外でもあることや、本人の気持ちに適切な配慮をすべき事
情も生じていますので、指導を行っていないわけではありません
し、そうした実態を職員で報告しあいながら、指導に活かしてい
ますが、今後もこの指導方法や職員の共有に変わりはありませ
ん。
2
校則を必ず守るように指導してほしいです。
雨の日の下校、自転車の子は、ジャージOK。
徒歩の子は、かさがなくてもジャージ×。
できれば、よいことにしてほしいです。
雨の日の自転車通学生の登下校は、カッパの着用となります。必
ず、制服着用です。ジャージの着用は、認められていません。
カッパの着用により、(中に身に付けている)ジャージが確認で
きないことを利用して、約束を守れない姿があります。そのた
め、「ジャージ姿は認められた」と一部には、受け取られている
ようですが、間違いです。雨天時のカッパの着用は、自転車通学
許可の条件としています。何よりも安全の確保のためです。道路
交通法においても、傘さし運転は禁止されています。ルールを守
る心をもち、制服を、また雨天等危険な状況下での安全確保のた
めカッパの利用をお願いします。
3
携帯等の不要物の持込があるように思えます。学校内
で撮影されたと思われる写真などがLINEなどに
アップされたり、・・・。数年前は、持ち物チェツク
などもしていたと聞きます。
どの学年にも、見られます。分かればその場での指導を行い、不
要物は預かります。そして、基本的に保護者の方へ返却し、持参
しないよう求めます。不要物は、ご家庭の責任で持ってこないよ
うご指導ください。
4
良い点・・・学校へ行く機会が多いのですが、校内で
会うと挨拶をしてくれる子が結構いてすばらしいと思
う。
気になる点・・・スマホを操作しながら、ノーヘルで
自転車を運転している男子生徒を見かけたので心配。
「挨拶ができる」は、小学校と同じ考え方です。さきがけ挨拶が
生徒への求める内容です。こちらから声を掛けますと、ほとんど
の生徒は、挨拶します。でも、平均して自分からとなると1/3
程度の生徒かと思います。不要物については、目の届かないこと
も多いです。通常、持ち物検査を行うことはありません。各家庭
のお力添えと本人の自覚が生まれるよう、様々な機会を利用して
継続した指導を繰り返すことが鍵であるとの指導姿勢は変わりま
せん。
5
3年生の生徒の服装の乱れ、言葉遣いなど目に付きま
す。
本校教育活動について、ご意見をいただく学校懇話会の皆さんか
らは、現在の3年生の生活の姿等について、3年前と比べれば大
変に成長している生徒が多い、とご意見をいただいいています。
生徒のよさを生かしながら、個別の指導を繰り返すことを大切に
しております。また、人の生きる価値、社会の求めをどの生徒に
も伝えています。
6
ここ数ヶ月で傘を2本紛失した。名前も書いてあるの
に、・・・。家庭での躾等の問題が大きいと思うが、
学校でも少し指導をお願いしたい。小さなことだが、
積み重なると風紀が乱れることにつながるのではない
でしょうか。
下足箱脇にある傘置き場での紛失かと思いますが、行き届かず申
し訳ありません。ご家庭の躾の問題ではなく、当方の傘管理がう
まく機能しなかったためと考えます。生徒の持ち物については、
個人での記名、整理整頓から始まり、他人のものを自分の都合で
勝手に持っていかないことなど道徳指導までをも指導することが
必要です。心に響かない姿がまだあると考え、今後も生徒への指
導を続けます。
7
冬季の上着についてですが、規定どおりのコートを親
が購入してきました。後日、子どもがサブバッグに入
らないと言い、理不尽な思いをしました。親は、登校
後上着をサブバッグに入れなければならないことは知
りません。登下校、寒さをしのぐのが上着でかぜなど
ひかないようにと思います。親も理解できる規定を見
せてください。
今年度の9月28日付けで冬服への衣替えについて、便りにて
コートについてもお知らせしています。サブバッグに入れること
は、ルールではありませんが、教室ロッカーでの管理がどうして
も求められるため、学級担任等により、その指示があったかと推
察します。今後は、サブバッグまたは、ロッカーに入ればよいと
する管理方法に基づいて、現在の「派手でない」こと「ウインド
ブレーカー」(部活動等での購入による)を基本として、指導を
することとします。
8
夏場は、体操服での通学を考えていただきたい。
本校は、夏場は、夏制服(ポロシャツ、ズボン、スカート)で
す。特スポーツフェスタ開催の9月は、体調管理への配慮から、
校内において、体操服を特別に認めています。
9
ヘルメットをかぶらず自転車に乗っている中学生が多
いです。反省文では、効果がみられないので前回のよ
うに自転車通学禁止にして、事故を防いでほしいと
願っています。
10
下校時にスマホを持って歩いている生徒を見ます。学
校にもって入ってるのですね。ヘルメットをかぶらな
い子もいます。ジュースを買っている子も見ました。
11
学校からはなれた場所での自転車のマナーが悪いよう
に思います。ヘルメットをかぶらない、数名で広がっ
ている、車に気づかないなど事故につながってしまう
行動が多いです。学校ばかりでなく、各家庭で責任を
もって見直す必要があると思いますし、地域の方に
も、見られているという意識をもって安全で節度ある
乗り方をしてほしい。
ヘルメットの未着用や、スマホ、ジュース購入は、同類ではない
のですが、「ルールが守れない姿」という点では、同じです。
「自分の命は自分で守る」意識が欠如するヘルメット未着用は、
許したくない姿ですが、現実的には、学校と保護者が協力してい
きたいものです。厳罰がよいということならば、今後は、保護者
と相談の上、自転車通学許可を一時的に取り消して、徒歩としま
す。保護者の指導が功を奏さない場合、一時的に許可を取り消す
ことも考えられます。 今回のアンケートでは、「内外でルール
を守る」が3.4点であり、多くの保護者の方が、生徒の姿をよ
いとして、評価された方も多いという事実から、一部の生徒の姿
がそうした印象となっていることも否めないかと考えます。ルー
ルを守ることは、社会的に認められうる限りの行動自由が保障さ
れるものと考えます。各家庭におきましては、学校の指導を後押
ししていただければ、それでよいと考えます。
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ヘルメットをかぶっていない子をみかけます。先生の
眼の届かないところではかぶっていない感じがしま
す。ペナルティなどを課してもらえないでしょうか。
わが身を守るために、規則を守るということを学校か
らも徹底させてほしいです。
許可なく、他人の持ち物(文房具、引き出しの中のも
の、書類、連絡帳など)をもっていったり、見たりす
る子どもがいるは残念で、またそれが悪いことだと感
じていないのも不思議です。
学校でのものの紛失が多すぎます。自己管理もあるか
もしれませんが、それとばかりはいえないこともある
と思います。
生徒の中には、忘れ物をしたので、他学級の生徒の持ち物を許可
なくもっていく姿が見られます。「他学級へ入らないこと」を年
度初めに指導し、黙って持ち出すことなどが分かった場合、その
都度指導を行っているところですが、完全になくにならない点
は、今後も指導を継続していくことととらえています。
15
子どもが学校にいくことを嫌がっています。学校には
行くので先生には相談していません。子どもは「い
や」とはいってないようですが、クラスになじめてい
ないことを相談しているようです。また、これを書く
と嫌がります。
嫌な出来事がお子様に起きていることも考えられそうです。まず
は、学級担任等へご相談ください。ご相談の保護者のお気持ちを
心配をいたすとともに、スクールカウンセラーへも相談可能であ
ることをお伝えします。
16
スポーツフェスタに応援合戦がないのはなぜでしょう
か?
フェスタの取組は、重要な教育活動であり、しかも時間の制約が
あります。応援がないのは、長い本校の試行錯誤の中、制約の許
す限りにおいて、教育成果をあげるためです。ご理解ください。
17
地域行事への参加率がとても悪いと思います。参加は
任意ですが、せめて役をやっている子は参加できるよ
うに、学校からの指導をお願いできないでしょうか。
学校として、地域行事への参加やボランティアをよいことと受け
止め、生徒に推奨しています。各家庭の勧めがあればそうした生
徒の姿がよりみられると考えます。
18
下校時刻を前もって知りたいのに全くわからない。子
どもも、急に放送が入って短縮授業になることもある
から、わからないと言う。安全面から前もって知らせ
てもらえるとありがたい。
基本的な日課は、毎年または変更がある場合、日課を伝えるプリ
ントや担任等教師から伝えています。急な変更をお伝えしたこと
は、数回に留まります。部活動がある火、木曜日、学級優先の水
曜日など決まっています。今後は、大きな日課の変更が生じれ
ば、生徒へ伝達、またはすぐメールでの連絡の対応も考えたいと
思います。
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給食配膳に、時間を計る目的が分からない。早さ(速
さ)を競わせることにそれ程意味があるのか。疑問、
衛生的にみてもどうか。
生徒会等の活動のある際、時間を計っているのは、生徒の競争心
をあおるのではなく、協力心をもたせる手立ての一つでありま
す。したがって時間の早いことが良い成果との評価は一時的に認
めてはいますが、目指す姿や目的ではありません。