自治体債権回収

専門実務
収納秩序の維持を図る
自治体債権回収
~滞納処分できない債権滞納整理の進め方~
研修目標
特徴PR
私的債権滞納整理のノウハウを修得
強制徴収、および滞納額の抑制を図る
滞納処分できない自治体債権の滞納整理手
続きの進め方とその時効の処理、および強制
執行による強制的徴収、あるいは公営住宅の
明け渡しを求める手続き等を、研修のねらい
とする。
地方公共団体が徴収する廃棄物の処理費用等の公法
上の債権(公的債権)、公営住宅の家賃、公立学校の授業
料、公立病院の診療費、保健所の診察料、給食費、貸
付金、奨学金、公の施設の使用料等の債権の滞納額増
大に対する関心が高まっています。これら収納秩序の
維持を図ることの必要性を講義で解説いたします。
詳 細
* 開催日
* 定員
* 日数
* 研修場所
* 対象者
* 研修方法
予定研修科目
10月20日(木)/21日(金)
30名
2日
道庁別館
税務・管財
関連部署担当職員
講義・演習
1 自治体債権の滞納整理の基本
(1)滞納整理 (2)普通地方公共団体が徴収する徴収金
(3)普通地方公共団体の債権の分類とその性格
(4)自力執行権と滞納処分 (5)滞納原因に応じた滞納整理
(6)不服申立(審査請求・異議申立)
2 滞納処分ができない普通公共団体債権の滞納
整理の方法
(1)普通地方公共団体の債権 (2)滞納処分ができない
普通地方公共団体の債権の滞納整理 (3)給食費その他の
※持参物・研修会場等の詳細は、受講決定後に
「指定通知文書」と「研修生の皆様へ」にて、
お知らせします。
夫婦の日常家事債務の連帯納付責任と納入の通知
3 債権の消滅時効
(1)時効の意義と時効が認められる理由 (2)時効期間
(3)時効の管理と不納欠損処理 (4)時効の起算日
(5)時効の効力 (6)民法の規定の準用 (7)時効の中断
4
5
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7
8
相続による納付義務・履行義務の承継
書類の送達及び公示送達
居所不明者の調査
延滞金と遅延損害金(遅延利息)
強制執行等
(1)組織体制の整備 (2)強制執行と債務名義
(3)簡易裁判所の手続きの活用 (4)訴訟
9 履行を促すための滞納者との折衝
予定講師
杉之内 孝司
杉之内税務不動産鑑定事務所
税理士・不動産鑑定士
早稲田大学大学院法学研究科卒業。東京都庁に入庁。千代田区役所、東京都主税局各都税事務所に
おいて、条例規則の起案、地方税の課税、評価、徴収事務に従事。1996年東京都庁退職後、税
理士・不動産鑑定士として独立。全国市町村において講師活動を行う。
予定研修日程
※1日目と 2日目の時間帯が異なりますのでご注意ください。
第1日目
第2日目
9:00
9:30
開講・オリエンテーション
相続による納付義務・履行義務の承継
自治体債権の滞納整理の基本
書類の送達及び公示送達 / 居所不明者の調査
滞納処分ができない普通公共団体債権の
滞納整理の方法
債権の消滅時効
17:00
開始
延滞金と遅延損害金(遅延利息) / 強制執行等
履行を促すための滞納者との折衝
16:00~ 事後調査 閉講
終了
※研修の進め方、内容が変更になることもございますのでご了承ください。