4001 行動科学概論 2 亀ヶ谷雅彦 前 期 教 養 4002 情報社会論 2

科目コード
科目名
4001
行動科学概論
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
前
期
教
養
【授業のねらい】
この科目では人間関係や社会現象について、データを集め、仮説を立て、分析するやり方を勉
強します。一言でいえば実証的研究の方法論を学びます。同時に、大学での勉強の仕方について
も学びます。
【授業計画】
以下の項目について講義する予定です。
1.スタディスキル
(ノート・テーキング、速読・要約、文献の探し方、レポートの書き方)
2.行動科学について
(条件付けの話、概要、各分野での応用例)
3.社会科学の実証的研究方法
(概観、実験、アンケートの書き方、統計入門、プレゼンテーション)
【テキスト】
授業の際にレジュメ(PDF ファイル)のダウンロード方法を説明します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
実際にいろいろな作業を体験してもらいながら、大学での「勉強のやり方」と、社会科学系の
卒業研究で使えそうな「研究のやり方」を学びます。後半にはエクセルを使った実習を行うので、
それまでに基本的なパソコン操作ができるようになっていて下さい。
なお、社会学や心理学など社会調査や実験を行う分野へ編入学したい人や、卒業研究でアンケ
ート調査を行いたい人は、この授業以外に「統計学入門」や「社会調査演習」なども履修すると
役立つと思います。
【評価方法】
課題レポートで評価します。
科目コード
科目名
4002
情報社会論
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
開
放
後
期
教
養
【授業のねらい】
情報社会論とは、社会科学を総合しマクロな視点から捉えた現代社会論の一類型ですが、その
対象とする分野は経済・産業、地域・都市、政治・行政、教育など多岐にわたっています。本講
義では、主として「生活者」の視点から、情報化が私達にもたらした「光」と「影」を概観し、
激変する社会環境の中で人間社会がどうであれば良いのかを学びます。
【授業計画】
①情報・ネットワークについての基礎概念
⑦プライバシー問題
②情報社会論の系譜
⑧カルチュラルエコロジーの視点
③情報と通信の融合によるインパクト
⑨インターネットコミュニティ
④教育・学習と情報化
⑩情報流通実態と情報不安
⑤医療・福祉と情報化
⑪近年の研究テーマと課題
⑥情報社会の脆弱性
⑫情報社会と生活者(全体のまとめ)
【テキスト】
毎回、講義概要(レジュメ)を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
情報社会の望ましい姿は、
「共用できる情報(データ、資料、知識、知恵)は開放して互いに共有
しその利用を行った上で個々人が個性的に多様性を競い合う」というものだと考えています。そ
のためには、皆さんの主体性が何にも増して重要になると思います。
大いに考え、大いに議論しましょう。
【評価方法】
出席状況とレポートの内容によって評価します。
科目コード
科目名
4003
インターネット演習
単
位
2
担当者
開
講
伊豆田義人
前
期
開
放
【授業のねらい】
目的は、
(ア)ホームページの記述言語 html の基本を学習すること、(イ)Html によるホーム
ページの作法を習得すること、(ウ)実践的にウェブデザインの基本を理解すること、(オ)タイ
ピング能力を上達させることです。授業でのタイピング訓練は最初の2回のみで、それ以降は次
回提出宿題の形で(オ)の達成を目指します。
(ア)~(ウ)においては、授業での解説ならびに
実習課題のほか、理論・概念への理解を深めるための演習宿題が毎回あり、期末には自律的な問
題解決能力の向上のための夏休み中に作成の制作プロジェクトがあります。
【授業計画】
① ガイダンス。授業システムの解説
② タイピング訓練(2回)
③ html の基礎(5回)
④ 実践によるウェブデザインの基本(6回)
⑤ 制作プロジェクトの説明
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
学習要領と課題の多い短時間の必須科目なので、履修科目の検討の際には、宿題の時間も考慮
しましょうね。噂によると、週間宿題に5時間以上を掛けていた先輩が沢山いたらしい-‐;。一
緒に頑張ろうね^^。
【評価方法】
すべての課題の提出を踏まえて、期末課題と課題で評価します。
科目コード
科目名
4004
統計学入門
単
位
2
担当者
鈴木
久美
開
講
開
放
後
期
教
養
【授業のねらい】
新聞・ニュースなどで、日常的に触れるデータの特性を理解し、統計学の知識を利用して、デ
ータから情報を読みとり、判断できるようになることを目的とします。また、より簡単にアンケ
ート調査結果の分析などが行えるように EXCEL(統計用コマンド)の習得を目的とします
【授業計画】
授業は、以下のトピックについて講義します。また、理解度をチェックするために課題を行い
ます。
① 分布とグラフ・代表値・散らばりをあらわす尺度
② 正規分布・t分布
③ 区間推定
④ 検定(分散チェックのための F 検定を含む)
講義は、学生の理解度により進度を変更いたします(上記①から④は、一番遅いペースで進ん
だ場合の例です)。学生の理解度により、他の検定も講義に取り込む予定です。
【テキスト】
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
講義は、数学Ⅰまでの知識を基準に進めます。高度な数学の知識は要求しませんが、∑記号の
意味や二次関数など必要と思われる数学知識について復習しておいてください。講義は、高校で
学習する数学 C の統計学の復習から始めます。数学の視点よりむしろ生活に密着した例で考える
講義にする予定です。また、限られた時間で多くのことを学ぶので、授業の復習が必要になりま
す。
【評価方法】
授業内の課題および期末試験で総合的に判断します。
科目コード
科目名
4011
社会学
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
本授業は、社会学の初学者にその全体像を理解してもらうことを目的としています。授業では、
現代社会の諸相とそれらに関する社会学的分析結果を紹介しながら、社会学理論の全体枠組みと
基礎的な用語・概念に関して学びます。また、実践社会学の代表的なものについての解説も行い
ます。
【授業計画】
①社会学とは―社会学の研究対象・分野―
⑦社会変動―社会変動論、情報化の進展―
②行為論―社会行為の諸理論―
⑧社会調査の方法―その目的・方法、標本調査
③相互作用論―地位と役割、自我の構造―
⑨都市の社会学―現代アーバニズム理論―
④集団論―個人と集団、社会と集団―
⑩結婚の社会学―結婚の定義・分類、制度―
⑤社会構造論―集団構造、機能分化、社会移動 ⑪実践社会学(1)
⑥全体社会―産業社会論、大衆社会論―
⑫実践社会学(2)
【テキスト】
毎回、講義概要(レジュメ)を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
社会を理解するためには、社会だけでなく自分自身をも対象化する客観的な目が必要です。同
時にそうして得られた理解や知識を一層深め、共有化してゆくためには、先人たちによって長年
にわたり洗練されてきた様々な概念装置や専門用語を身につけておく必要があります。受講生に
は、本講義を通じてまず社会学の基礎知識を的確に修得してもらい、その上で社会学的認識とは
どのようなものかを理解してもらいたいと思います。
【評価方法】
試験ならびに出席状況で評価します。
科目コード
科目名
4012
社会ネットワーク論
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
開
放
後
期
教
養
【授業のねらい】
本講義では、
「都市」に焦点をあてた議論を展開してゆきます。長い歴史の中で都市の持つ意味
は幾度となく変化してきたと言えます。特に、世界的に見ても急激な都市化が進んだ 20 世紀にお
いては、大きな構造的変化や新たな都市問題をも引き起こしています。授業では、都市の役割や
意味あるいは都市が抱えている問題点などについて、実証的研究の成果を基に多面的に学びます。
【授業計画】
①イントロダクション
⑦疲弊する地方都市中心街(1)
②都市の居住環境
⑧疲弊する地方都市中心街(2)
③都市化と高齢者の生活構造
⑨全国総合開発計画と市街地再生
④都市と安全―都市と災害、都市と防犯―
⑩都市行財政問題
⑤都市と廃棄物問題
⑪21 世紀の都市問題
⑥都市と大学
⑫都市の再生を目指して
【テキスト】
毎回、講義概要(レジュメ)を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
私たちにとっての主たる活動の場でありながら、その姿・かたちを刻々と変え続けている都市。
そんな都市について、一緒に考え、議論してゆきましょう。
【評価方法】
出席状況、ならびにレポートを総合して評価します。
科目コード
科目名
4013
情報産業論
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
現代の企業は「情報の織りなすネットワーク多様体」とも表現できますが、本講義では、
「情報」
という視点から個々の企業あるいは産業全体がこれまでどのような形態での進化を遂げて来たの
か、また今後どのような方向に進もうとしているのかを具体的な事例を紹介しながら考察します。
また併せて、企業組織の変化、企業と従業員の関係の変化などについても学びます。
【授業計画】
①イントロダクション
⑦企業の社会的責任(CSR)
②企業とは何か、最近の企業動向
⑧ネットビジネス市場
③IT革命の概況―日米比較―
⑨Web2.0
④新しいビジネスモデルの展開
⑩梅棹忠夫氏の「情報産業論」
⑤企業組織の変化
⑪企業における情報管理
⑥新しい就業形態―SOHO―
⑫わが国の情報産業の今後(まとめ)
【テキスト】
毎回、講義概要(レジュメ)を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
ドッグイヤー、マウスイヤーと言われながら目まぐるしい変貌を遂げている産業社会。その姿
を的確に把握することは非常に難しいことですが、日頃から大いなる好奇心を持って各種メディ
アの情報に注目してゆきましょう。
【評価方法】
出席状況とレポート課題によって評価します。
科目コード
科目名
4014
社会調査演習
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
社会調査とは、社会全体もしくは特定の事象について、実際の調査(フィールド・サーベイ等)
を通じて、統計的推論のための情報を得ることを目的として一般的に行われるものです。本演習
では、①履修者自らテーマを選定し、②調査方法や調査対象の検討を行い、③調査票を作成し、
④実際の調査を行い、⑤集計・分析し、⑥結果の解釈とまとめを行う、という一連の演習を実施
し、社会調査(質問紙調査)の有効性と問題点を学びます。
【授業計画】
①社会調査の概論解説―その目的・方法等―
⑦調査票の作成
②調査の枠組みの検討―テーマの選定―
⑧調査の実施
③
〃
―調査方法の検討―
⑨データ入力と集計
④母集団の特定とサンプリング
⑩
〃
⑤調査票の作成
⑪
〃
⑥
〃
⑫結果の解釈とまとめ
【テキスト】
参考資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
社会調査を自らが企画し実施する機会は、そう度々訪れるものではありません。皆さんが日頃
から疑問に思っていることや深く探求してみたいと思っている事象について、若者ならではの感
性をぶつけて調査してみましょう。きっと何か得られるものがあるはずです。(卒論テーマとの連
動も可能です)
【評価方法】
日常の出席状況と演習への取組み姿勢および調査の成果等で総合的に評価します。
科目コード
科目名
4015
環境社会学
単
位
2
担当者
中川
恵
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
エコ、ロハス、地産地消。 環境をめぐる問題は、私たちの暮らしのあり方から地球規模の政治
課題まで、幅広い領域で議論されている。
この講義では今日の環境に関わる代表的な争点と、争点をめぐる様々な立場を紹介する。身近
な課題を通じて学ぶ中で、なぜ今環境が社会を学ぶ上でキーワードとなっているのか。私たちは
どのような立場から、何をすることができるのかを問い直す。
【授業計画】
講義は以下の項目について行う。
*環境は誰のものか? ―環境社会学とはなにか―
*食をめぐる地域づくり ―農業と地域環境―
*獣害 ―生活と自然環境―
*地球温暖化問題 ―地球環境問題と地域―
*開発を公害 ―受苦と被害構造―
【テキスト】
特に使用しない。参考文献等は適宜紹介する。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
環境に関わる課題と立場について考察を深める機会としたい。
テキストにとどまらない積極的な議論、建設的な意見交換を期待する。
【評価方法】
出席(20%)、期末試験と中間レポート(80%)によって評価する。
科目コード
科目名
4016
社会と図書館
単
位
2
担当者
孫
誌衒
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
本講義は情報化社会における図書館の役割と機能について学び、文献検索、情報検索など情報
メディア活用の基本的な知識と技能を習得することを目標とする。
【授業計画】
1.図書館とは
3.検索技術
・社会における図書館の役割
・インターネット情報源
・図書館活用法
4.図書館見学
・レポートの作成法
・地元の公共図書館や学校図書館
2.インターネット時代の情報活用
5.テーマ選び・プレゼンテーション
・情報検索の基礎
・情報メディアの種類と特性
【テキスト】
毎回プリント配布
【参考書】
その都度紹介します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
前半は図書館情報学の基礎を学び、後半は情報メディアの基礎、利用法など図書館で活用す
るデジタル情報源の検索について学びます。学習にあたって、図書館の利用法やレポートの作
成法、プレゼンテーションの仕方など、情報スキルの形成を重視します。授業では最寄りの公
共図書館、学校図書館の調査・見学などを行い、課題としてレポート発表があるので、受講生
には授業への積極的な参加が望まれる。
【評価方法】
出席・平常点、レポート・発表で総合的に評価します。
科目コード
科目名
4017
社会心理学
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
前
期
教
養
【授業のねらい】
この科目では、社会心理学で扱う内容のうち、主に個人の内部や対人間で生じる現象について
勉強します。「心理学的」社会心理学の側面が強い内容となっています。
【授業計画】
以下の項目について講義する予定です。
1. 社会的認知
(印象形成、帰属、推論と問題解決、自己、態度、性格)
2. 対人関係
(説得、ノンバーバル・コミュニケーション)
3. 集団内行動
(同調、役割)
【テキスト】
授業の際にレジュメ(PDF ファイル)のダウンロード方法を説明します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
映像を見たり簡単な実験などを行って参加型授業を目指しています。この授業でみなさんの頭
の中に好奇心の種を蒔ければよいと思っています。なお後期の「集合行動論」も受講すると、社
会心理学の全体が見渡せると思います。
【評価方法】
期末レポートで評価します。課題などの提出状況も加味します。
科目コード
科目名
4018
集合行動論
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
後
期
教
養
【授業のねらい】
この科目では、社会心理学で扱う内容のうち、主に集団間や組織されない集団、社会で生じる
現象について勉強します。
「社会学的」社会心理学の側面が強い内容となっています。
【授業計画】
以下の項目について講義する予定です。
1. 集団間行動
(リーダーシップと集団思考、集団間差別と偏見、交換理論、ゲーム理論、社会的ジレンマ)
2. 集合行動
(社会的性格、群集とパニック、流言とデマ、世論とマスコミ)
3. 文化
(文化、異文化間コミュニケーション)
他に「利他主義」「犯罪心理学とプロファイリング」も取り上げます。
【テキスト】
授業の際にレジュメ(PDF ファイル)のダウンロード方法を説明します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
映像を見たり簡単な実験を行う参加型授業を行っています。話題の一つでもハッとしたり、な
るほどと思ったりしてもらえればよいと思っています。なお、この授業は前期の「社会心理学」
の続きにあたります。
「社会心理学」も受講しておくと、社会心理学の全体像が見渡せると思いま
す。
【評価方法】
期末レポートで評価します。課題などの提出状況も加味します。
科目コード
科目名
4019
社会心理学演習
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
前
期
教
養
【授業のねらい】
少人数の集まりであることを生かして、社会心理学に関連するテキストの講読、エクササイズ、
教育ゲームなどを行います。
【授業計画】
今年は、カウンセリングの手法である SGE(構成的グループエンカウンター)のエクササイズ
や教育ゲームの実習を行う予定です。
【テキスト】
必要に応じて指示します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
ただ授業に参加するだけでなく、その日のエクササイズを選んで実施する「リーダー」の役割
もグループごとに体験してもらいます。毎回出席を取りますので、できるだけ休まないようにし
て下さい。就職活動、教育実習などで休む場合は事前に連絡して下さい。
【評価方法】
授業への参加状況で評価します。場合によっては期末レポートを課すこともあります。
科目コード
科目名
4020
政治心理学
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
後
期
教
養
【授業のねらい】
この科目では、政治現象の心理的な側面について勉強します。ただし政治学の初学者が受講す
ることを考慮して、政治学や政治過程論に関する内容も多く取り上げます。
【授業計画】
以下の項目について講義する予定です。
1.政治学の基礎知識
(政治体制、イデオロギー、政党)
2.選挙の研究
(世界の選挙、日本の選挙、選挙の理論)
3.政治心理学の諸相
(政治的パーソナリティとリーダーシップ、政治的社会化、テロリズム)
【テキスト】
授業の際にレジュメ(PDF ファイル)のダウンロード方法を説明します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
政治学は難しいと思われがちですが、映像や写真、各国の選挙グッズなどを用いてなるべく分
かりやすい授業を進めたいと思います。なお、社会心理学や集合行動論といった科目も受講して
おくと理解が深まると思います。
【評価方法】
期末レポートで評価します。課題などの提出状況も加味します。
科目コード
科目名
4021
認知心理学
単
位
2
担当者
沼山
博
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
認知心理学とは、知覚、記憶、学習、問題解決、思考などの認知機能がどのような仕組みで働
いているかを明らかにしようとする心理学の一分野である。本講では、人間を情報処理システム
とみなして、そのしくみを探ろうとする情報処理アプローチの体験的な理解を中心としながら、
認知機能を高める手法についても考察する。最新の脳科学の成果についても触れる。
【授業計画】
1
認知心理学とはどのような学問か
8
注意と change blindness
2
人間の認知を情報処理的にとらえる
9~11 長期記憶
3
感覚情報貯蔵庫
12
記憶を支える脳の仕組み
4~5 短期記憶
13
共感覚
6~7 作業記憶
14~15 イメージ記憶と言語
【テキスト】
適宜資料を配布する。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
ほぼ毎回パソコンを使った体験コーナーがあるので、積極的に参加してください。また、事前
に心理学を受講しておくことが望ましいです。結果の整理にエクセルを用いますので、計算やグ
ラフ作成できるようにしておいてください。
【評価方法】
ほぼ毎回行われる体験コーナーへの取り組みや提出物で総合的に評価します。
科目コード
科目名
4031
経済学入門
単
位
2
担当者
鈴木
久美
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
日常生活とミクロ経済学、マクロ経済学の概念の融合を目的とします。
新聞やテレビの経済ニュースを経済理論で説明できるようになることを目的とします。
【授業計画】
ミクロ経済学
(1) 比較優位
(2) 需要曲線と供給曲線(完全競争市場)
マクロ経済学
(1) マクロ経済学の基礎(国民経済計算・45 度線分析)
(2) 財政政策と金融政策(IS-LM 分析)
学生の理解によって、進度は変わる可能性があります。
【テキスト】
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
この授業では、経済学の考え方を広く浅く学びます。数学と同様、積上げていくタイプの科目
なので、毎回の講義をきちんと理解していないと次回の講義のときに困る可能性があります。そ
のため、復習を厭わない方にお勧めします。
【評価方法】
授業課題・期末テストにより総合的に評価します。
科目コード
科目名
4032
ファイナンス論
単
位
2
担当者
鈴木
久美
開
講
開
放
後
期
教
養
【授業のねらい】
将来に必要となるであろうファイナンスの基礎知識の習得を目的とします。
【授業計画】
授業は、以下のトピックについて、学習します(生活の上で必要な金融教育を行います)
。
① ファイナンスの基礎(複利計算・割引現在価値)
貯金・投資・住宅ローン・私的年金等について学習します。また、応用として為替レート・
インフレーションといった要因も考慮に入れます。
② 証券価値算定の基礎
証券のファンダメンタルズ算定のため、期待値・リスクについて学習します。また、ポートフ
ォリオについて学習します。
【テキスト】
テキストは利用しませんが、電卓を利用しますので準備してください(必要な機能については
1 回目の講義で説明します)。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
ファイナンス論は非常に範囲の広い分野です。また、数学を利用することが多く、数学が苦手
な人は敬遠したくなる科目かもしれません。しかし、将来設計を考える上で、金銭の計算を抜き
にすることはできません。楽しい老後のため、今から勉強しておきましょう。
【評価方法】
授業への参加、課題および期末試験で総合的に評価します。
科目コード
科目名
4033
ファイナンス演習
単
位
2
担当者
鈴木
久美
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
将来に必要となるであろうファイナンスの基礎知識の習得を目的とします。
【授業計画】
授業は、1 年後期配当科目「ファイナンス論」で学習したポートフォリオを発展させ、どのよ
うな資産に投資するべきかについて学習します。演習科目であるため、毎回、講義と実習(課題)
の組み合わせですすみます。学生の理解度により、進度(講義内容)が変わることがあります。
【テキスト】
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
1 年後期配当科目のファイナンス論を基礎としています。数学の予備知識があると理解が容易
になります。
【評価方法】
授業への参加、課題および期末試験で総合的に評価します。
科目コード
科目名
4034
簿記会計演習
単
位
4
担当者
大津
淳
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
企業会計とは、企業の資金提供者である投資家や銀行、取引先といった様々な利害関係者に対
して、企業における財産(資産,負債,資本)と利益(収益,費用)を複式簿記によって計算し
報告するシステムで、今日の経済社会において重要な役割を担っている。
本講義では、複式簿記の基本的な考え方について演習問題を利用しながら解説し、最終的には
日商簿記検定試験 3 級程度を取得できる知識を身につけることを目的とする。ただし、単なる簿
記計算の技術習得だけにとどまらず、適宜会計理論や会計制度についての講義を行う。
【授業計画】
1.ガイダンス/簿記の基本
8.手形
2.仕訳のルール
9.その他の債権債務
3.簿記一巡の流れ
10.商品有高帳
4.三分法/小切手/現金過不足
11.有形固定資産と減価償却
5.有価証券
12.貸倒の処理
6.伝票会計
13.経過勘定項目
7.資本金と引出金
14.精算表
【テキスト】
・園弘子編著『基礎簿記会計』五絃舎
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
受講生には単位を取得することを目的としてではなく、講義を通して会計という分野について
少しでも理解を深め、考えることを意識しながら受講することを求める。また、受講生の理解度
をはかるため、何回かの課題や小テストを課すので、講義内容について解らない点は、どこが解
らないのかを明確にした上で積極的に質問してほしい。なお、講義中の私語は他の受講生の迷惑
にもなるので慎むことを願う。
【評価方法】課題、定期試験を総合的に勘案して評価を行う。
科目コード
科目名
4035
電子商取引概論
単
位
2
担当者
董
彦文
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
本講義では、電子商取引(EC)
,電子マネーの基本知識と関連法律を説明のうえ,事業者の視点
から電子商店の構築と運営に関する基本技術・基本知識,必要なマーケティング戦略を勉強する。
同時に,消費者の視点から電子商取引の効果的な活用方法・トラブル防止策を学んでもらう。こ
れらの学習を通して,情報化時代に求められる電子商取引の基本教養を身につけてもらう。
【授業計画】
次の内容を中心に 15 回授業と演習を行う。①電子商取引の概要,②電子決済の基本知識,③電
子マネー,④電子商取引関連の法律知識,⑤各業界における EC の活用(物品販売業,情報提供・
仲介事業,コンテンツ販売事業,金融業),⑥電子商取引の始め方(ネットオークション利用,電
子モールへの出店,など)
,⑦電子商店の運営と基本運営指標,⑧電子商店のマーケティング,⑨
総合演習レポート(学年歴と授業の都合により若干の変更がありうる)。
【テキスト】
必要に応じてプリントを配布する。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
教員の説明を聞きながらインターネット上の関連情報を収集し課題を完成してもらうように授
業を進める。受講生の皆さんのものの感じ方,考え方を踏まえて,なるべく難しい専門用語を避
けて,より実用的・よりわかり易い授業になるよう工夫していきたい。
【評価方法】
毎回授業に提出された課題の答え(60 点)とレポートの内容(40 点)によって評価する。
科目コード
科目名
4036
情報セキュリティ論
単
位
2
担当者
董
彦文
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
コンピュータとインターネットの普及に伴い,人々は革新的便利さを得ていると同時に,情報
の盗聴,侵入,破壊とウィルス感染などの様々な脅威にさらされている。本講義は,一般利用者
としての必要最低限なセキュリティ知識を身につけてもらうことを目標として,ネットワークに
おける危険性,各種の脅威を詳しく説明したうえ,一般利用者の視点からセキュリティ対策を学
習する。
【授業計画】
次の内容を中心に 15 回授業と演習を行う。①情報化社会とネットワークにおける危険性,②セ
キュリティの基本とその概要,③盗聴,侵入,改ざん,破壊となりすましの脅威と対策,④ウィ
ルスの基本知識,⑤ウィルス感染防止・駆除対策,⑥インターネットをめぐる法律のしくみ,⑦
知的財産権,コンピュータ犯罪防止法などの関連法律,⑧セキュリティ問題関連の最新話題,⑨
総合演習レポート(学年歴と授業の都合により若干の変更があり得る)。
【テキスト】
必要に応じてプリントを配布する。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
教員の説明を聞きながらインターネット上の関連情報を収集し課題を完成してもらうように授
業を進める。受講生の皆さんのものの感じ方,考え方を踏まえて,なるべく難しい専門用語を避
けて,より実用的・よりわかり易い授業になるよう工夫していきたい。
【評価方法】
毎回授業に提出された課題の答え(60 点)とレポートの内容(40 点)によって評価する。
科目コード
科目名
4037
経営学入門
単
位
2
担当者
松下
幸生
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
大きく2点あります。1点目は、経営学や会社のなかで常識として使われている言葉や基本的
な概念を習得することです。2点目は、日常的に目に触れる会社の現実を出発点として、企業経
営の全体像を習得することです。
【授業計画】
①経営学、会社の経営とは何か.
⑥会社は誰が動かしているのか.
②会社はどのように社会に役立っているのか. ⑦社員は仕事をどのように分担しているのか.
③会社はどのようにしてモノを売るのか(1).⑧社員はなぜ組織にとどまろうとするのか.
④会社はどのようにしてモノを売るのか(2).⑨事業構造の戦略.
⑤会社はどのようにしてモノを造るのか.
⑩経営理論.
【テキスト】
・伊丹敬之・加護野忠男著[2003]『ゼミナール経営学入門(第3版)』
,日本経済新聞出版社.
・経営能力開発センター編[2006]『経営学検定試験公式テキスト』,中央経済社.
・上林憲雄・奥林康司・團泰雄・開本浩矢・森田雅矢・竹内明著 [2007]『経験から学ぶ経営学入
門』,有斐閣ブックス.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
板書する内容はテキストに準じて進めるために、必ず購入する必要はありません。ただし、半
期の入門講義ゆえに、多くの用語が出てきます。配布プリントに記載されている、次回のキーワ
ードは予習しておきましょう。
【評価方法】
出席状況、試験で評価します。
科目コード
科目名
4038
経営情報論
単
位
2
担当者
松下
幸生
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
講義では、
「道具としての情報技術の活用」という視座に立ち、組織や経営戦略における情報技
術の活用を体系的に習得します。
【授業計画】
下記計画は講義のテーマを表すもので、1回に1項目ずつ進むとは限りません。
①経営情報論の基礎.
⑥経営情報システムの設計・開発.
②経営情報論の基礎理論.
⑦経営情報システムの管理.
③経営情報システムの変遷.
⑧情報技術とビジネス・プロセス革新.
④情報技術の進展.
⑨情報技術と組織変革.
⑤ネットワーク・コンピューティング
【テキスト】
遠山暁・村田潔・岸眞理子著[2003]『経営情報論』
,有斐閣アルマ.(税込 1,995 円)
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
講義は技術的な内容や数式モデルを使わずに、板書と適宜配布する資料によって進めます。板
書する内容はテキストに準じて進めるため、必ず購入する必要はありません。また、電子書籍市
場の概況など、時事的な内容も扱います。
【評価方法】
出席状況、試験で評価します。
科目コード
科目名
4039
意思決定論
単
位
2
担当者
松下
幸生
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
序盤において意思決定論の特徴を理解し、その後、講義と演習を通じて意思決定の基本的な技
術を課題と演習を通して高めていくことです。
【授業計画】
①意思決定論とは何か.
(概要) ⑥選択して決定する.
②成功者の意思決定.
⑦将来を見通す.
③戦略=ゴールの明確化.
⑧ゴールを再確認する.
④状況を把握する.
⑤原因を究明する.
【テキスト】
今村栄三郎[2000]『図解 意思決定の技術』,東洋経済新報社.(税抜 1,600 円)
宮川公男[2005]『意思決定論』
,中央経済社.(税抜 3,800 円)
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
講義は技術的な内容や数式モデルを使わずに、板書と適宜配布する資料によって進めます。演
習課題では、興味のある業界に就職するというゴールに向けたプロセスの構築手法を、授業計画
に基づいて発展させていきます。ほぼ毎回課題を課すために、欠席は極力避けましょう。自己分
析と目標管理に役立てて下さい。
【評価方法】
課題提出を重視します。試験あり。
科目コード
科目名
4040
経営情報演習
単
位
2
担当者
松下
幸生
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
経営情報論では広く浅く講義をしてきました。経営情報演習では、経営情報論において習得し
た幾つかの項目に焦点を絞り、Excel を使って狭く(ある程度)深く学びます。データの加工、
グラフ作成、関数式を若干実践的に身につけることが目的です。
【授業計画】
① 業務構造の変化.(データの活用)
② 小売業における商品管理(ABC分析,顧客管理)
.
③ 製品のライフサイクルの短縮(製造技術の高度化)
.
④ 事業構造の変化.(データの加工,データの集計)
【テキスト】
和田知里[2007],『Excel ビジネス現場ですぐに使える関数&サンプル 130 選』
,秀和システム.
適宜プリント、およびファイル(Excel)を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
経営情報論を履修していなくても構わないが、情報処理演習Ⅱにおいて求められる水準に到達
していること。演習は、履修生の平均的な Excel 操作能力に合わせて進めます。そのために、予
習・復習は必要に応じてして下さい。
【評価方法】
出席状況、課題で評価します。
科目コード
科目名
4041
情報メディア論
単
位
2
担当者
小池
隆太
開
講
開
放
前
期
教
養
【授業のねらい】
古代の壁画や書物から,写真・映画・テレヴィジョン,マスコミュニケーション,今日のイン
ターネットに至る情報メディアの発展の歴史を概観し,メディア論の観点からそれぞれの技術的
特性や文化的意義・社会への影響関係について考察します.
【授業計画】
(1)「身体の拡張」としてのメディア
(2)記号とコミュニケーション
(3)声の文化/文字の文化/印刷の文化
(4)写真・映画の誕生と視覚文化
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
本講義は,さまざまに展開してきたメディアの本質を捉え,その可能性を理解すると同時に,
今日のメディア社会に課せられた諸問題について自分自身で「考える」ことを目的としています.
講義全体からみた学習内容をより明確にするとともに,課題レポートを利用した講義内容に対す
る質問・意見交換などのフィードバックを通じて,学生の皆さんがメディアについてより深く「考
える」力を身につけられるように工夫しようと思います.
【評価方法】
論述式の期末試験(持込可)によって評価します.なお講義中に数回課題レポートを課し,そ
の評点を期末試験の得点にボーナス点として加算します.
科目コード
科目名
4042
メディア表現法
単
位
2
担当者
小池
隆太
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
コンピュータを使用したさまざまの表現技術に関して,基礎となる情報表現の理論,データの
処理や加工の方法論とその仕組み,具体的な制作のプロセスについて学習することで,現代のデ
ジタル・メディアにおける表現の技術について概観します.
【授業計画】
(1)描画・造形と演算
(5)色彩調和と配色
(2)タイポグラフィとデザイン
(6)紙の規格と画面構成
(3)コンピュータにおける色彩表現
(7)デジタルカメラの原理
(4)商業印刷における色彩表現
(8)画像と音声のファイル形式
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
マルチメディア表現におけるデジタル・データの意味を理解し,コンピュータでデータを扱う
ことの本質を考えます.技術的な知識の解説が主となる講義形式の授業ですが,可能な限り実作
品の鑑賞や解説などを混じえることで,皆さんの関心につながるような授業にします.
【評価方法】
選択肢式の期末試験(持込不可)によって評価します.
科目コード
科目名
4043
コミュニケーション
デザイン論
単
位
2
担当者
小池
隆太
開
講
開
放
後
期
教
養
【授業のねらい】
現代社会のあらゆる局面で進行しつつある「情報化」にともなう,われわれの「コミュニケー
ション」の変容について,思想的観点から論じ,メディアとコミュニケーションの文化的・社会
的様相について考察します.
【授業計画】
(5)象徴交換とシミュラークル
(1)情報デザインとコミュニケーション
(2)パーソナルメディアとしての「ケータイ」 (6)映像表現と分析手法
(3)交換と贈与
(7)ユニバーサルデザインとバリアフリー
(4)遊びのコミュニケーション
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
日常生活の何気ないところにもわれわれのコミュニケーションを読み解くための鍵は転がって
います.この講義で理論として学んだことを普段の生活におけるコミュニケーションの中で体感
してもらえるよう,課題提出などを通して理論的/分析的思考を養ってもらうとともに,参加型
の授業形式を複数回取り入れ,議論を通じて広く理解を深めてもらおうと考えています.
【評価方法】
期末レポートおよび授業中の課題の提出状況によって評価します.
科目コード
科目名
4044
メディア制作演習
単
位
2
担当者
小池
隆太
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
コンピュータによるポスターデザイン,エディトリアルデザイン,イラストレーション制作に
ついて学びます.Adobe 社の Photoshop・Illustrator を用いたデジタル画像処理とグラフィック
制作の応用技術の習得を目的としながら,現代におけるデザインやアート表現の可能性と課題に
ついて,作品制作を通して実践的に学びます.
【授業計画】
・Illustrator による描画技術
・文字組みの活用
・写真修正・加工の実践演習
・レイアウトの技法
・特殊効果とその具体的な応用
以上をソフトの連携による課題制作ならびに
・テクスチャーとロゴの制作
自由制作を通じて学んでいきます
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
1年次の「メディア表現法」
「グラフィックス演習」の実践演習と捉えてください(とくに先修
条件はありませんが,Photoshop の基本操作は習得しているものとみなします).単なる操作技術
ではなく,自らの表現手段としての技能習得を目標とします.毎回の演習課題を実地の制作現場
同様のスタイルで進めていきます.自ら考えて表現しようとする意志を要求する授業です.最終
的には自由制作課題作品を1点制作してもらうことになります.
【評価方法】
演習課題の提出状況,ならびに最終自由制作課題作品によって評価します.
科目コード
科目名
4045
メディアリテラシー
単
位
2
担当者
開
講
開
放
亀ヶ谷雅彦
後
期
教
養
【授業のねらい】
この科目では実際にビデオ撮影と編集を行って映像を中心とするメディアの特徴や修辞法を学
ぶことにより、メディアが伝えない物は何かを知り、物事を批評する力を養います。
【授業計画】
以下の項目について講義する予定です。
1.メディアリテラシー理論の概観
(私のメディア史、メディアは構成される、メディアがリアリティを作る、メディアの伝える価
値観・商業主義、メディアアクセス、組写真)
2.ビデオ撮影と編集の実習
【テキスト】
授業の際にレジュメ(PDF ファイル)のダウンロード方法を説明します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
授業の後半でビデオ撮影とデジタル編集の実習を行います。ビデオカメラは米短で貸し出します。
編集作業は時間がかかりますので、授業時間外にも自主的に作業をするような熱意ある学生の受
講を期待します。
なお、山形市の山形ビッグウィング内にある山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーや山
形市立図書館、山形大学や東北芸術工科大学の図書館では、山形国際ドキュメンタリー映画祭の
出展作品を無料で視聴することができます。授業では見学する時間が取れませんが、興味深い作
品が多いので、是非見に行って下さい。
【評価方法】
制作されたビデオ作品で評価します。期限までに作品が提出されない場合は不可にしますので、
この点に留意した上で履修するようにして下さい。
科目コード
科目名
4046
グラフィックス演習
単
位
2
担当者
開
講
伊豆田義人
前
期
開
放
【授業のねらい】
目的は、(ア)実践的にデジタル画像の補正・編集・加工を学習すること、
(イ)画像の合成を
理解し、そのスキルを習得すること、(ウ)ウェブデザイン等の画像の作法を理解することです。
授業での解説ならびに実習課題のほか、理論・概念への理解を深めるための演習宿題が毎回あり、
期末には自律的な問題解決能力の向上のための制作プロジェクトがあります。なお、
「インターネ
ット演習」
(前期)、
「情報ネットワーク演習」
(後期)、
「データ活用」
(後期)とセットで、ウェブ
デザイン・制作スキルの育成を目指します。 ※後期のデータ活用と連動しているので、受講を
考えている方は、こちらを受講してください。
【授業計画】
⑥ 文字
① ガイダンス。画像処理の話
② 構図論
⑦ レイヤーの使い方(2回)
⑧ 画像の部分的な編集
③ 画像の補正処理(2回)
④ 画像の修復法
⑨ 画像の合成方法(4回)1
⑤ フィルタ処理法
⑩ 制作プロジェクト
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
課題を作成しながら、実践的にデジタル画像処理の概念や技法を学ぶこの授業では、画像の補
正、加工、合成を理解するのでぜひ受講してください。(受講後、“ほら、この画像の部分にはあ
の処理がされているみたいだね”とは言わずに、今まで通りに純粋かつ素直に“きれいな写真・
画像だね”の心を保ってくれるといいな^^。
)なお、理論と実践を融合し、ウェブやデザイン業
界等で幅広く用いられている Photoshop を活用するので、時間の確保ができる1年次に、受講を
してくれれば幸いです。
【評価方法】
すべての課題の提出を踏まえて、期末課題と課題で評価します。
科目コード
科目名
4047
データ活用演習
単
位
2
担当者
開
講
開
放
伊豆田義人
後
期
教
養
【授業のねらい】
目的は、前期の「グラフィックス演習」を踏まえて(ア)画像処理の活用法を確認すること、
(イ)ウェブ用の素材の作法を習得すること、
(ウ)実践的にウェブサイトの構築方法を理解しそ
の概念・技法を学習することです。授業での解説ならびに実習課題のほか、理論・概念への理解
を深めるための演習宿題が毎回あり、期末には自律的な問題解決能力の向上のための制作プロジ
ェクトがあります。なお、
「インターネット演習」
(前期)、
「グラフィックス演習」
(前期)、
「情報
ネットワーク演習」
(後期)とセットで、ウェブデザイン・制作スキルの育成を目指します。※ 前
期のグラフィックス演習の続編になるので、そちらを受講していることが望ましい。
【授業計画】
① ガイダンス・前期の復習(1回)
⑤ 写真処理の基本的な技法(2回)
② パスの活用(2回)
⑥ アニメーションの基本的な技法(2回)
③ 被写体の変形技法(1回)
⑦ 3D 描画の基本的な技法(2回)
④ グラフィックスデザインの基本的な技法 ⑧ WEB デザインの基本的な技法(2回)
(2回)
⑨ 制作プロジェクト
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
課題を作成しながらデジタル画像の活用方法を実践的に学習します。
「グラフィックス演習」の
受講、またはフォトショップあるいは類似ソフトの経験が望ましい。なお、理論と実践を融合し、
ウェブやデザイン業界等で幅広く用いられている Photoshop を活用するので、時間の確保ができ
る1年次に、受講をしてくれれば幸いです。
【評価方法】
すべての課題の提出を踏まえて、期末課題と課題で評価します。
科目コード
科目名
4048
情報ネットワーク演習
単
位
2
担当者
開
講
伊豆田義人
後
期
開
放
【授業のねらい】
目的は、(ア)モバイルコンテンツを理解すること、
(イ)実践的にモバイルサイトの基本を理
解し構築方法を学習することです。授業での解説ならびに実習課題のほか、理論・概念への理解
を深めるための演習宿題が毎回あり、期末には自律的な問題解決能力の向上のための制作プロジ
ェクトがあります。なお、
「インターネット演習」
(前期)、
「グラフィックス演習」
(前期)、
「デー
タ活用演習」(後期)とセットで、ウェブデザイン・制作スキルの育成を目指します。
【授業計画】
① ガイダンス。モバイルコンテンツの話
⑤ モバイルサイトの基本(2回)
② モバイルコンテンツの基本
⑥ モバイルサイトの構築法(5回)
③ モバイルコンテンツの作成(3回)
⑦ 制作プロジェクトの説明
④ モバイルアニメーションの基本(2回)
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
課題を作成しながら私たちの身近なスマホのコンテンツ・サイトを実践的に学ぶこの授業では、
モバイルの裏にあるもの、その仕組みを理解するので、ぜひ受講してもらいたいです。
【評価方法】
すべての課題の提出を踏まえて、期末課題と課題で評価します。
科目コード
科目名
4049
データベース概論
単
位
2
担当者
小嶋
隆一
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
この講義の前半では、データとファイルについての基礎知識を身につけた上で、主要なデータ
モデル、データベース管理システムなどデータベース全般についての理解を深めます。後半では、
とくに関係データベースの構造、設計法、検索法について詳しく学びます。
【授業計画】
(1)データベースの歴史と概要
(6)データベースの概念設計
(2)データの種類と格納法
(7)関係データベースの論理設計(正規化)
(3)各種のファイル編成とアクセス法
(8)関係データベースの集合演算・関係演算
(4)データベース管理システムの機能
(9)関係データベースの検索言語(SQL)
(5)データモデルとスキーマ
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
「データベース」という言葉だけは知っていても、その内部がどんなふうに構成されているか、
どのようにして設計するか、構造化された検索方法などといったことは、ほとんど気にしたこと
がないのではないでしょうか。データベースの内部構造、設計法、検索法などを詳しく知れば、
「データベース」という言葉がもっと身近なものに感じられるようになるはずです。
【評価方法】
出席状況、提出課題の内容、期末試験の結果を総合して評価します。
科目コード
科目名
4050
アルゴリズム概論
単
位
2
担当者
小嶋
隆一
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
コンピュータのプログラミングとは、何かを処理するための作業の手順 (アルゴリズム)を機械
が理解できるように矛盾なく表現することです。処理手順は個々の作業によって異なりますが、
典型的な処理のアルゴリズムについてはこれまでによく研究され、理論的にも確立されています。
この講義では、基本的なデータ構造やよく使われる各種のアルゴリズムについて基礎から学びま
す。
【授業計画】
(1) アルゴリズムとは
(6) 配列
(2) 表現方法(流れ図、PAD、擬似コード)
(7) 反復(繰り返し)構造
(3) 変数
(8) サーチ(線形探索、二分探索)
(4) 順次構造
(9) ソート(並び替え)
(5) 選択(条件分岐)構造
(10)動的なデータ構造
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
ある問題を処理するためのアルゴリズムについて考えるのは、パズルを解くような面白さがあ
ります。この講義では、アルゴリズムを流れ図(フローチャート)という絵で表現するので、視
覚的にも理解しやすいのではないかと思います。
【評価方法】
出席状況、提出課題の内容、期末試験の結果を総合して評価します。
科目コード
科目名
4051
プログラミング演習
単
位
4
担当者
小嶋
隆一
開
講
前
期
開
放
【授業のねらい】
この演習では、1 コマ目で JavaScript の書き方と機能を学び、2 コマ目でそれらの知識を用い
て簡単な例題プログラムを作って動かしてみます。
「アルゴリズム概論」で学んだ各種のアルゴリ
ズムやデータ構造を実際にプログラミングして確かめるほか、ダイナミックな Web ページを作る
ための手法なども学びます。
【授業計画】
(1) JavaScript の基本概念と操作
(5) for 文、while 文による繰り返し
(2) 変数、演算子、式、文、入出力
(6) 関数の定義と呼び出し、変数のスコープ
(3) if-else 文、switch 文による条件分岐
(7) イベント処理
(4) 配列の宣言、初期化、参照法
(8) ダイナミックな Web ページ
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
プログラミングというのは、コンピュータが理解できる言葉を使って問題の処理手順(アルゴ
リズム)を記述することです。地道な努力と思考を重ねたあげく、自分で作ったプログラムが完
成して思った通りに動いたときは、ちょっとした感激が味わえるはずです。プログラミングが初
めての人でも心配無用です、ぜひ挑戦してみてください。
【評価方法】
出席状況、提出課題の内容を総合して評価します。
科目コード
科目名
4061
基礎ゼミ一
単
位
2
担当者
嶋崎
伸一
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
二年次の専門ゼミにおいて必要となる知識やスキルの習得を基本的には行います。また、併せ
て、就職活動や編入のための準備作業も行う予定です。
【授業計画】
授業の進行に応じて適宜指示します。
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
短大の 2 年間は、またたく間に過ぎ去ってしまいます。1 年の前期で学んだことをベースに、
自分はこの短大で何を中心に学び、卒業後はどのような方向に進みたいのかを、自身でじっくり
と考えてください。
【評価方法】
出席状況、提出課題などで評価します。
科目コード
科目名
4062
基礎ゼミ二
単
位
2
担当者
開
講
亀ヶ谷雅彦
後
期
開
放
【授業のねらい】
専門ゼミでの研究に備えて、基礎的な知識や発表のしかたを勉強します。
【授業計画】
社会心理学や政治学などの文献講読を考えていますが、具体的な内容は参加者と話し合って決
めます。
【テキスト】
話し合って決めます。これまでのゼミでは、香山リカ「しがみつかない生き方」
、パットナム「孤
独なボウリング」、平林典子・中釜洋子「家族の心理」、高橋良彰「新犯罪社会心理学」といった
本を読んできました。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
レジュメを分担・発表して 1 冊の本をみんなで読むなど、オーソドックスな文系ゼミのやり方
を体験して頂きますので、履修希望者は「こんな分野のこんな本が読みたい」と前もって考えて
おいて下さい。
また、鍋やお好み焼き会などを行って学生間のリレーション作りを進めたいと思いますので、
これらの行事にも積極的に企画・参加できる学生をお待ちしています。
【評価方法】
授業への参加状況で評価します。
科目コード
科目名
4063
基礎ゼミ三
単
位
2
担当者
松下
幸生
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
情報収集の訓練、自らの選択したテーマを整理して聞き手に伝える訓練、及び、パワーポイン
トを使った報告の訓練をすること。
【授業計画】
パワーポイントの報告は、レポートやレジュメを凝縮させたものです。そのために、最初はレ
ポートやレジュメを作成する際の要点、及びパワーポイントの使い方を学びます。その後は、一
定の条件を満たすテーマに基づいて、受講生によるレジュメの報告を積み重ねます。なお、
「一定
の条件を満たす」とは、①複数年に渡る数値化されたデータを入手可能なこと、または、②書籍、
雑誌、報告書などの資料を入手可能なことです。
【テキスト】
なし。適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
経営や組織運営に関わるテーマは、堅苦しく感じるかもしれません。しかし、殆どのテーマは、
なんらかの形で経営と関わりがあります。また、聞き手に情報を説明したり報告する機会はしば
しば生じますが、訓練する機会はなかなかありません。興味あるテーマを自分で選び、課題報告
に必要な情報収集と聞き手に伝える能力を向上させましょう。
【評価方法】
パワーポイントを使った期末報告。
科目コード
科目名
4064
基礎ゼミ四
単
位
2
担当者
鈴木
久美
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
就職活動や編入試験に必要な経済学の知識の習得を目的とします。
【授業計画】
参加者の経済学の学習履歴・学習目的によります。
第 1 回目のゼミの際に使用テキストなど相談します。
輪読形式で行います。
【テキスト】
参加者の学習履歴に合わせたミクロ経済学・マクロ経済学のテキストをゼミ内で指定します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
経済学の知識があると株価や為替、景気など、日経新聞や経済ニュースの理解が容易になりま
す。経済学と数学は、なかなか切り離せません。しかし、入門レベルの経済学で利用する数学の
分野は限られてくるので、慣れで乗り切れると思います。
【評価方法】
出席、授業での報告、ディスカッションへの参加度、提出課題、期末課題により総合的に評価
します。
科目コード
科目名
4065
基礎ゼミ五
単
位
2
担当者
小池
隆太
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
本セミネールにおいては,写真や映画,マンガやアニメーション,あるいは現代芸術やデジタ
ルアート作品,ゲームなどの,いわゆる「視覚文化」に関する作品研究を行ないます.文化記号
論や映像論・写真論,物語構造論やナラトロジーなどのさまざまな批評理論の基本的枠組につい
て,実際の作品分析を通して学ぶことを目的としています.
【授業計画】
基本的には毎回2〜3人の受講生による報告発表を演習形式で行ないます.
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
作品の「鑑賞」と作品の「批評」とは,まったく似て非なるものです.感性的に与えられたも
のについて,分析的に捉えて考察する「眼」を持つことで,これまで漠然とのみ眺めてきた視覚
文化作品を「理解」する力を養っていただければと考えています.
【評価方法】
授業における報告発表の内容やディスカッションへの参加から総合的に評価します.
科目コード
科目名
4066
基礎ゼミ六
単
位
2
担当者
開
講
伊豆田義人
後
期
開
放
【授業のねらい】
2年の卒業研究のための基礎的な知識を習得します。
【授業計画】
演習形式でアドビ社製のソフトを活用して情報リテラシを極める予定です。勉強会と実習形式
で行うので、授業の課題と期末課題をもとに評価します。
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
【評価方法】
期末課題と課題レポートの累積で評価します。
科目コード
科目名
4067
基礎ゼミ七
単
位
2
担当者
小嶋
隆一
開
講
後
期
開
放
【授業のねらい】
勉強していく中で分からないことが出てきたときにインターネットを利用してそれらの疑問を
独力で解決したり、調べた結果や自分の考えをパワーポイントでまとめて発表する力を身につけ
るための基礎的な演習を行います。
【授業計画】
授業の進行に応じて適宜指示します。
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
講義や演習を受講すると基礎的な概念がよく理解できなかったり、要点を聞き漏らしたり、す
でに学んだはずの事柄を忘れてしまっていたりなど、つまずいて先に進めないことがしばしばあ
ります。このような場合に疑問点を自分で調べて乗り越えていく力が必要になります。また、レ
ポートなどの課題を提出するには、頭の中にある知識や自分で考えたことを整理し、筋道を立て
て表現する力が要求されます。この基礎ゼミで、そうした力をつちかってください。
【評価方法】
出席状況、提出課題の内容を総合して評価します。
科目コード
科目名
4071
専門ゼミ一
単
位
4
担当者
嶋崎
伸一
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
卒業研究に必要な各種スキルの習得を行います。
具体的には、研究計画書の作成方法から始まり、テーマに応じた資料・データの収集の仕方、
加工や分析のための手法、さらには分析結果の的確な表現方法等について解説します。
【授業計画】
①「卒業研究計画書」の作成方法
(テーマ、研究目的、研究内容、研究方法、予算、スケジュール等)
②資料・文献・データ等の収集方法
③データ分析の方法(1次元、2次元、多次元の分析など)
※ここでは、統計プログラム・パッケージ「SPSS」の使用方法についても解説します。
④分析結果の評価(簡単な統計的検定など)
⑤分析結果のビジュアル化
⑥論文のまとめ方
【テキスト】
適宜、資料を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
卒業研究を進めるにあたっては、まず何よりも各人の主体性が重要です。自分が本当に興味・
関心のあるテーマに対し、思い切ってチャレンジしてみて下さい。
【評価方法】
出席状況とレポートの内容によって評価します。
科目コード
科目名
4072
専門ゼミ二
単
位
4
担当者
開
講
亀ヶ谷雅彦
通
年
開
放
【授業のねらい】
各人の卒業研究に関してゼミ形式で指導し、みんなで論文集をまとめます。テーマは自由です
が、政治や社会、文化などに問題関心のある学生を歓迎します。
【授業計画】
順番を決めて各自の研究計画や進行状況を発表してもらい、参加者間で議論します。過去 2 年
間のかめゼミ生の研究テーマは以下の通りです。
・変容するペットと擬人化ビジネス ・現代人の自殺 ・働く女性の子育て
・音楽の生理・心理的作用 ・化粧の歴史と機能 ・ニワトリ症候群 ・若者の結婚観
・表情・仕草が与える印象への影響 ・まちづくり~観光祭からできる地域おこし~
・中元・歳暮による人間のコミュニケーションについて ・大人の条件
・エコロジーと偽善エコロジー ・インターネット時代のコミュニケーションについて
・血液型判断を信じてしまう心理 ・夢が心理状態にもたらす効果について
・就職試験に用いられる性格審査からみる、企業のほしがっている人材
【テキスト】なし
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
人間や社会の出来事に対する好奇心が旺盛で、ゼミの仲間と一緒に勉強もレクリエーションも
真面目に取り組む学生を歓迎します。なお卒論の半分は夏休み直後に、完成版は 12 月末に提出し
て頂きますので、締切を守れる方のみ履修して下さい。また BBQ・芋煮・吾妻祭・ゼミ旅行と、
ゼミ生同士のリレーション作りを大事にするゼミですので、これらに積極的に参加できる方をお
待ちしています。
【評価方法】
授業への参加状況で評価します。なお、履修希望者はゼミ希望調査の際に研究テーマや意気込
みを書いておいて下さい。
科目コード
科目名
4073
専門ゼミ三
単
位
4
担当者
松下
幸生
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
卒業研究(論文)を完成させるために必要な知識と技術を習得します。研究テーマは、経営学
に関わる内容とします。なお、章節構成に至る過程に多くの時間を割きます。
【授業計画】
テーマに応じて適宜指示します。なお、前期は主にテーマの絞込み(何を研究したいのか)、資
料収集とその理解、章節の概要(論文の構成)をします。後期は執筆作業を中心にします。
【テキスト】
各自の研究テーマに必要な書籍をゼミにおいて指示します。なお、卒論の書き方に関しては、
適宜、資料を配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
論文の提出が単位認定の要件です。興味のある業種について多くの書籍を読み、更に理解を深
めていきましょう。また、資料収集に重点を置くために、執筆時間は限られています。個々の進
捗状況に応じた指導をしますが、スケジュール管理は個々に任せるので単位を落とさないように、
早めの相談を心がけましょう。
【評価方法】
複数回の中間報告、卒業論文の提出(期限厳守)で評価します。
科目コード
科目名
4074
専門ゼミ四
単
位
4
担当者
鈴木
久美
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
卒業研究(論文)を仕上げていく上で必要となる知識や技術を習得します。
【授業計画】
各学生が選んだテーマに応じて適宜指示します。
卒業研究のマッピング、進捗状況報告、パワーポイントを利用した報告をゼミ内または、宿題
として課します。
【テキスト】
学生の関心・理解度によってゼミ内で指示します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
卒業研究では、論文を提出していただきます(期限厳守)。特定研究では、研究報告を定期的に
行い、研究内容だけではなく、プレゼンの仕方等も学習します。また、自分の意見を表現する練
習も行います。
【評価方法】
出席状況、提出課題の内容、報告、卒業研究(論文)により総合的に評価します。
科目コード
科目名
4075
専門ゼミ五
単
位
4
担当者
小池
隆太
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
本セミネールにおいては卒業研究として,デジタルアート/メディアアートの作品制作ならび
に作品研究を行ないます.映像作品制作やデジタル音楽制作,あるいはいわゆるサブカルチャー
研究も活動範疇とします.現代へ至るメディア文化史の研究や情報デザインの観点を踏まえた上
で,
「表現」について,ワークショップ(参加者が共同の作業を通して創造や制作の過程を共有す
る講座形式)によって実践的に学びます.
【授業計画】
メディア文化史に関する文献購読,ならびに情報デザインと表現技法についてのワークショッ
プを行ないます.夏期休業中には各人の興味に応じた課題(写真500枚以上、あるいはデッサ
ン/イラスト/デザイン画50枚以上)を課します.
後期には各人の卒業制作作品と研究論文について,定期的に報告発表をしてもらいながら,そ
の最終的な完成を目指します.
【テキスト】
資料プリントを適宜配布します.
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
デジタル加工技術の習得は必須ですが,授業ではワークショップ形式での課題演習や集団制作
などを頻繁に取り入れますので,主体性や創造性/想像力は勿論のこと,他の受講生との協調性・
恊働性も大きく問われます.広い意味でのコミュニケーション能力が必要です.
また,書籍等によって知識を身につけるのは当然ですが,現代のデザイン作品やポスター作品,
あるいはいわゆる「デジタル・アート」作品,さらには写真/映像/アニメ−ション作品や古今東
西の芸術作品にも普段から親しむように心掛けてください.
【評価方法】
作品研究論文ならびに制作作品から評価します.
科目コード
科目名
4076
専門ゼミ六
単
位
4
担当者
開
講
伊豆田義人
通
年
開
放
【授業のねらい】
問題の発掘と解決・取り組み方を身に着けます。
【授業計画】
(前期)ゼミ生によるプレゼンテーションまたは演習形式の勉強会。また、研究室の主テーマで
ある、ウェブ制作やスマホコンテンツ制作等のもとに自分の卒業制作を選択して、必要
なフィールドワーク(取材)や制作を始めます。
(後期)卒業研究。前期の制作を完成させ、制作の報告書を作成します。
【テキスト】
適宜プリントを配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
制作のほかに、調査や論文執筆でもかまいませんが、テーマは、
「インターネット演習」や「グ
ラフィックス演習」、
「情報ネットワーク」、「データ活用」の範疇に含まれるものとします。
【評価方法】
卒業論文等の内容で評価します。
科目コード
科目名
4077
専門ゼミ七
単
位
4
担当者
小嶋
隆一
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
卒業研究・制作を行っていく上で必要となる知識や技術を習得します。
【授業計画】
卒業研究・制作のテーマに応じて適宜指示します。
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
卒業研究では、学生一人ひとりが自主的に取り組んで、論文なり作品なりを完成させることが
要求されます。この専門ゼミでは、そうした作業を行っていくために必要な基礎知識や技術など
を演習形式で身につけます。
【評価方法】
出席状況、卒業研究・制作課題の内容を総合して評価します。
科目コード
科目名
4078
専門ゼミ八
単
位
4
担当者
孫
誌衒
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
われわれの生活の中でもっとも身近かな情報活用の場である図書館に関するさまざまな題材を
取り上げて研究を行うことを前提とします。
今日における図書館の存在意義と役割を、いかに社会関係のなかで相対的に捉えるかというこ
とを目標とし、社会の「つながり」のなかでの図書館の機能、図書館の役割、図書館を考えるう
えで必要な情報やサービスとはなにかなどについて考えていきます。
【授業計画】
テーマに応じて適宜指示します。
【テキスト】
資料を適宜配布します。
【参考書】
その都度紹介します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
卒業研究では図書館情報学をはじめ、自分が関心ある分野について熱心に取り組もうとする姿
勢が大事です。どんなテーマでも構いませんので、意欲的に挑戦していくチャレンジャーになり
ましょう。
【評価方法】
研究に対する姿勢、卒業論文の完成度、ゼミ活動などを総合して評価します。
科目コード
科目名
4079
専門ゼミ九
単
位
4
担当者
沼山
博
開
講
通
年
開
放
【授業のねらい】
卒業研究(論文)を完成させるために必要な知識と技術を習得します。人間の心理や発達、教
育に関心のある方を希望します。
【授業計画】
前期はテーマの絞り込みとそのテーマにかかわる基本的な事項の理解をめざします。当番を決
めて、文献や資料等をレジュメにし、発表してもらいます。
後期は各自のテーマに沿って、論文等を作成してもらいます。
【テキスト】
各自のテーマに即した文献や資料等を指示します。
【受講生へのメッセージ(授業評価を踏まえた方針など)】
まず知りたい、調べたいことについて考えておいてください。そして、一度決めたテーマにつ
いては簡単にあきらめずに、根気強く調べてください。また、人の前で考えたことを発表したり、
議論することは自分を高めることにつながりますので、積極的に取り組んでください。
【評価方法】
ゼミへの取り組みと論文等提出物