ダウンロードはこちら

SPRING
Vol.
137
2011.6
牛島憲之 《まるいタンク》
昭和 32 年(1957)
油彩・カンヴァス 72.7×116.7cm 熊本県立美術館所蔵
昭和 31 年6月に東京都世田谷区廻沢に完成したわが国最初の球形ホルダーのガスタンクを描いています。
作者は初めて目にしたタンクがつくりだす完全球体の美しさに惹かれたのでしょう。タンクの円とそれを支
える水平・垂直の鉄枠、中央にはその中間的な螺旋階段の曲線を配しています。これらの幾何学的直線、曲
線が、左右のどこかユーモラスな樹木の自然の曲線と組みあわせられ、絶妙の構成美をつくりあげています。
画中に立つ人物は、その風貌からこの風景の中に身を置く作家自身のような気がします。身近な生活の中の
モチーフを追求し、それを見事に造形化した 1950 年代を代表する傑作です。コレクション名品展で公開し
ます。
(古家)
熊本県立美術館開館35周年記念
コレクション名品展
7 月 8 日(金)~ 9 月11日(日)
ジュール・パスキン
《果物籠を持つジュヌヴィエーヴ》1929年
本館2階展覧会場
アルブレヒト・デューラー
《小さな馬》1505年
九州新幹線が全線開業したこの3月、県立美術館は開館 35 周年を迎えました。美術品の収集は建設準備室時代
を含めれば 39 年に及んでいます。熊本ゆかりの美術品と内外の優れた美術品の収集に努めた結果、当美術館のコ
レクションは、現在 4,600 点を越えるに至っています。
前者は、熊本細川藩の御用絵師として江戸時代に活躍した矢野派の絵画をはじめとして、加藤清正、宮本武蔵、
豪潮らの書、八代焼、小代焼などに代表される肥後の陶磁器など、そして近代になると、共に人間国宝である高野
松山、増村益城の匠の技を見せる漆工芸、文化勲章受章作家である堅山南風と牛島憲之の代表作、また戦後の熊本
の美術界に大きな足跡を残した海老原喜之助の記念碑的な作品など、古美術から近現代美術に至るまでを網羅し、
まさに熊本の美術風土を語ることのできるコレクションとなっています。後者は特に西洋版画の収集に力を入れて
きましたが、デューラーの 1505 年作《小さな馬》を起点として、20世紀後半のアメリカ現代版画にいたるおよ
そ 500 年の西洋美術の流れが概観できるようになっています。中でも、デューラー《メランコリアⅠ》
、レンブラ
ント《百グルデン版画》
、ゴヤ《ロス・カプリチョス》などは当館の重要な西洋版
画であり、ロダンのブロンズ《接吻》
、ルノワールの油彩画《胸に花を飾る少女》
、
藤田嗣治の油彩画《ヴァイオリンを持つこども》などとともに世界的に知られた
作品です。また、昭和 63 年には、肉筆浮世絵の「今西コレクション」が、平成
元年には「細川護立コレクション」から横山大観などの大作数点が加わり、そし
て近年在熊の国際的版画・彫刻家である浜田知明のほぼ全作品が収蔵されるなど、
県立美術館の顔として親しまれてきました。
開館 35 周年を記念して開催するこの展覧会では、
これまでの収集活動の成果を、
県立美術館が所蔵する絵画、彫刻、工芸、書蹟に及ぶ様々な分野から選りすぐっ
た名品で披露いたします。
なお、今西コレクションの名品については次回(9/16 ~ 11/6)の「今西コレ
クション名品展」で一堂に展示公開の予定です。
(古家)
View 137-2
高野松山
《乾漆蝶文蒔絵花瓶》昭和20年代(1945 -)
細 川 コ レ ク シ ョ ン
永 青 文 庫 展 示 室
細川家の絵師たち-江戸絵画の精華-
7 月 8 日(金)~ 9 月25日(日)
《日の出老松図屏風》江戸時代前期 伝 矢野吉重 筆
「細川家の絵師たち-江戸絵画の精華-」は、肥後細川家
の御用絵師・矢野派をはじめとした、細川家の御用をつとめ
た絵師たちの画業を紹介する展覧会です。
雲谷派、そしてその元を辿れば雪舟の流れを汲む矢野派
は、初代三郎兵衛吉重が熊本藩の初代藩主・忠利の御用絵師
となったのをはじめとして、二代吉安、三代茂安、四代雪叟、
五代良勝と、途中衰退期があったものの、代々藩の御用絵師
をつとめ、とくに雪叟・良勝の時代に全盛期を迎え、独自の
画風を作り上げました。また、
藩主が江戸滞在時に交流があっ
《手鑑》部分 江戸時代前期 狩野探信・探雪 筆
たと考えられる江戸狩野派の作品も、永青文庫に伝わってい
ます。
さらに、絵画好きであった8代藩主細川斉茲が自ら描いた絵画、もと
は藩の馬医であった福田太華の鮮やかな花鳥画、草木や禽鳥などの精緻
な博物図譜、熊本藩最後のお抱え絵師であり熊本の近代日本画の先駆者
でもある杉谷雪樵の作品等、江戸時代後期における熊本の多彩な絵画文
化の様相をいまに伝える作品が、永青文庫を中心に数多く残ります。
本展覧会では、このような熊本における近世絵画史を振り返るととも
に、山水画・花鳥画など、さまざまな江戸時代絵画の魅力を存分に味わっ
ていただきたいと思います。
(金子)
《領内名勝図巻》部分 江戸時代後期 矢野良勝・衛藤良行 筆
View 137-3
「レイアウト」とはアニメーションの制作過程を指す言葉で、
「絵コンテ」の次に描かれるものです。絵コンテで決められた
粗筋をもとに、レイアウトではキャラクターと背景の配置や動
き、カメラワークなど、映像表現の要点が一枚の紙の上に構成
されています。アニメーションの “設計図” ともいえるレイア
ウトは、分業で制作されていくプロセスのなかで、作品に統一
感を持たせる大切な役割を担っているといえます。
レイアウトの工程を制作に採り入れる手法は、1974 年に「ア
ルプスの少女ハイジ」で高畑勲と宮崎駿の両監督によって本格
的に導入されたものといわれ、以後、スタジオジブリの重要な
「ハウルの動く城」©2004 二馬力・GNDDDT
要の仕事となっていきました。映画のシーンを鮮やかに蘇らせてくれるその画面には、キャラクターの動きや空間
全体の構想など、作り手たちの自由な発想が溢れ、清新な創造の息吹に満ちています。
7月15日(金)~9月4日(日) 本館・1F展覧会場
本展は、スタジオジブリと三鷹の森ジブリ美術館の協力の
もと開催されるもので、
「風の谷のナウシカ」
「となりのトトロ」
「もののけ姫」
「崖の上のポニョ」をはじめとする歴代の代表作
のほか、今夏公開の最新作「コクリコ坂から」などのレイア
ウトを宮崎駿監督の直筆も含めて紹介します。これに加えて、
宮崎監督らが手がけた「アルプスの少女ハイジ」など日本アニ
メーション史の名作も併せて展示し、総点数約1,300点のレイ
アウトを一堂に公開します。日本が世界に誇るスタジオジブリ
の創造の秘密に触れることのできるまたとない機会といえる
「崖の上のポニョ」©2008 二馬力・GNDHDDT
でしょう。
(村上)
印象派の誕生
9月23日(金・祝)~11月6日(日)
本館・1F展覧会場
ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホら天才たちの系譜
今秋開催
19世紀の後半、フランスに「印象派」と呼ばれる画家
たちが登場しました。モネやルノワールらに代表される
この一派は、自然の印象や光の効果、人々の生活の息吹を、
明るい色彩といきいきとした筆づかいで描き、絵画芸術
に新風を吹き込んでいます。本展は、絵画の一大革命で
あったこの印象派に焦点を当てつつ、その前後の19世紀
フランス絵画の流れを広く辿ることによって、印象派の
誕生した時代を紹介するもので、フランスなど海外の美
術館コレクションを中心に構成されます。ミレーらバル
ビゾン派から、モネ、ルノワール、ゴッホへと繋がる印
象派誕生の軌跡をご堪能いただける絶好の機会です。熊
本県立美術館開館 35周年を記念して開催します。
(村上)
View 137-4
クロード・モネ《ルエルの眺め》 丸沼芸術の森所蔵
子 ど も 永青文庫もの知りはかせに挑戦!
-蒲島知事が来館-
美 術 館 日時:平成23年
4 月24日(日) 10:30 ~ 12:00
活動場所:本館講堂・展覧会場
「子ども美術館」は、県立美術館で開催する各展覧会に関
わる内容で作品鑑賞を行うワークショップで、今回は「九
州新幹線全線開業記念 細川コレクション 永青文庫の至宝
展」を鑑賞し、子ども 27 人、保護者 30 名余が参加しまし
た。クイズを解きながら展示品について楽しく学びました。
蒲島郁夫知事も来場し「熊本の藩主だった細川家が集め
た宝物をゆっくり見てください」と挨拶をされ、その後、
子ども達と一緒に絵巻物や日本画、茶道具など多彩な展示
品を鑑賞しました。
子ども達はグループごとに分かれ、美術館ボランティアの引率のもと、与えられた「巻物」に書かれたクイズを
解きながら展示室をまわり、各会場に控えた学芸員の説明を聞きました。
2階の第1室では、
「丸い形で、光っているものを探してください」等のクイズが出され、子ども達は展示室内の
きんぎんさくしゅりょうもんきょう
作品をひとつひとつ見ていきながら、答えの「国宝 金銀錯狩猟文鏡」の前に集合しました。学芸員から「これは中
国で出土した今から 2,400 年くらい前の鏡です」等と説明を受けると、子ども達は興味深そうに、あらためて作品
を鑑賞していました。
展覧会場をまわり終えると講堂にて、知事から子ども達一人ひとりに「永青文庫もの知りはかせ」認定証を手渡
しました。
参加した子ども達からは「細川家のお宝クイズを解くのが楽しかった」
「安土桃山時代が好きなので、細川家の歴
史がわかって面白かった」
。保護者からは「学芸員の方のお話を聞いて、永青文庫が身近になりました」など、感想
がありました。
(犬童)
新収蔵品紹介
松尾 敏男(1926 ~)
《南風先生像》1980 年 紙本着彩・額装 194.0×112.0 ㎝
松尾敏男は、1926年長崎市の生まれで現在85歳。伝統
ある「日本美術院」の理事長です。17 歳の時に雑誌で堅山南
風の《雨後》を見て感銘を受け、南風を尋ねて入門を許され、
1947 年「日本美術院小品展」に初入選以来、
「院展」を代表
する画家の一人として活躍して来ました。
この作品は、恩師の姿を描きとめておきたいとの長年の願い
かすり
を実現した作品です。夏に伊豆の別荘で白い絣の着物を着た南
風は92歳、松尾にとって初めての肖像画の制作が恩師だとい
うので 、 喜びと共に大いに緊張したことでしょう。完成した作
品を見て「私のような者を描いてくれてありがとう」と感謝し
た南風は、4ヶ月後帰らぬ人となりました。
昨年、
「画業 60 年松尾敏男回顧展」が全国4ヶ所で巡回さ
れた後に、御寄贈をお願いしたところ、
「熊本市出身の南風先
生に、里帰りしていただくような気持ちでさし上げたい」との
言葉をいただきました。今夏の「名品コレクション展」で南風
作品と共に展示します。
(井上)
View 137-5
新学芸員紹介 才藤あずさ 学芸員
今年 4 月より美術工芸担当の学芸員として採用になりました才藤です。これまでは民
間の史料館において、主に近世の大名道具を中心に展示や調査研究を行っていました。
出身は北九州で熊本県に住むのはこれが初めてとなりますが、少しでも早く熊本の町や
美術館に馴染むよう頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ス タ ッ フ 紹 介
平成 23 年度熊本県立美術館スタッフです。1年間よろしくお願い致します。
館
長
木本俊一
長
玉岡文博
学芸課長
井上正敏
学
中村玲史 村上哲 有木芳隆 古家良一(再任用) 犬童昭久 山田貴司 林田龍太 副
館
芸
課
金子岳史 才藤あずさ
総務企画課
中村幸宏 竹田親冶 山田章代 大村理砂 福島由佳里
嘱
高森荘子 末永愛 吉﨑英子 寺本知世 濱田るり子 島村佳絵 渋谷典子
託
平成 22 年度末 退職、転出者
大変お世話になりました。
ボ ラ ン テ ィ ア
退職:学芸課 古家良一、嘱託 坂本幸弘 野添千津子 上野樹里 転出:総務企画課 田中セリカ
コ ー ナ ー
“美術館のファン” がボランティアになって
今年度のボランティア会総会も終わり、その後「木本館長を囲
んで懇談会」がありました。席上、館長から「ボランティアの皆
様は美術館のファンと思っています。
」とのお言葉。私は心中 “そ
れです!私” となかば感動をもって受けました。
美術館は、多くの人々に足を運んでもらうため色々な工夫をし
ておられます。私達も今年は発送グループを強化し、チラシ、ポ
スター等を、学校、報道機関、ホテル等々へ発送作業を行います。
4月13日付けの熊本日日新聞に『五老ヶ滝』
『聖滝』を県の名
勝・天然記念物に指定することになり、これは「近世の絵巻が基
美術館ボランティア総会の様子
になったユニークな指定」と報道されました。私達は昨年、展覧
会で「領内名勝図巻」の全巻を初めて観ることが出来ました。このような素晴らしい寄託品や収蔵品を持つ美
術館を、もっと多くの皆さんに知っていただくパイプ役であり続けたいと思っています。
(世話人代表 斉藤)
◆友の会法人会員一覧(4/1 現在)
崇城大学芸術学部、南九州コカ ・コーラグループ共済会、(資)入江商会、株式会社香梅、つなぎ美術館、まるぶん
トラベルコーナー、熊本学園大学、白鴎書道会
View 137-6
あなたもどうぞ県立美術館友の会へ
友の会入会お申し込みを熊本県立美術館の本館・分館受付でおこない、その場で会員証をお渡しします。 当日の展覧会へもその会員証で入場できます。
現金でのお支払いをご希望の方は、まるぶんトラベルコーナー(日曜・祝日は休み)へお越しください。本
館・分館窓口では、会員証と郵便払込用紙をお渡しし、1週間以内に振り込んでいただく方法となりますので、
ご了承ください。
(なお、ご入金が済むまで熊本県立美術館以外の他美術館でのご使用はできません。
)
A会員(家族会員)10,000円 会員証2枚
B会員(個人会員)5,000 円 会員証1枚
C会員(法人会員)30,000円以上 会員証5枚
※会員証利用可能な美術館
次の美術館に、友の会会員証提示により、1展覧会に1回無料入場できます。
期間中に展示替えがある場合は、展示替え後も1回に限り入場できます。
熊本県立美術館 熊本市現代美術館 島田美術館 坂本善三美術館 不知火美術館 つなぎ美術館
※会報「View」が年4回届きます。
※会員限定の国内外美術館巡りの旅に参加できます。
※県立美術館本館・分館の喫茶室料金が1割引となります。
※県立美術館が主催・共催する展覧会の図録が開催期間中2割引となります。
●会員証の紛失再発行について
※会員証を紛失された場合は、ご面倒ですが、まるぶんトラベルコーナー(上通り まるぶん書店内 Tel.096-322-1465 但しコーナー
は日曜・祝日休み)までお出かけいただき、再発行の手続き(500 円必要です)をお願いいたします。
友の会・よもやま話(1)
熊本県立美術館友の会の大事な仕事として、先輩が掲げた
大きな目標「美術品の寄贈」
「美術資料の整備」があります。
「美術品の寄贈」はものが高価なためなかなか大変ですが、
それでも海老原喜之助のレリーフ「殉教者像」
(本館レスト
ランのテラス壁面)を二十周年記念行事の一環として寄贈。
また友の会世話人ご遺族のご芳志をもとに、藤田嗣治の「自
画像」
(リトグラフ)を寄贈しています。
一方「美術資料の整備」にはスタート以来力が注がれ、内
外の美術全集、美術辞典、などの他、古事類苑、群書類聚、
寛政重修諸家譜、史料大成、大正新修大蔵経、などといった
基礎資料、装飾古墳から現代美術までのさまざまな分野の必
海老原喜之助《殉教者(セバスチャン)》1955年
要書籍が継続寄贈されています。今年も34冊寄贈されました。
(友の会・村上)
友の会より美術館へ図書寄贈
熊本県立美術館の開館以来続いている図書寄贈は、今年も
例年のように館側、友の会側の打合せの上、4月12日に34
冊の贈呈式が行われました。
今年は「細川幽斎」
「横井小楠伝」
「肥後名僧伝」といった
郷土関係をはじめ、3冊の「ゴッホ書簡全集」
、4冊の「カ
ンディンスキー著作集」
、3冊の「近代日本版画大系」といっ
た大物も入りましたし、他にもビザンチン美術やイコンにつ
いての本、市の現代美術館長だった南嶌さんや田中さんの評
論集なども入りました。友の会の皆さんはご覧になることが
出来ますのでご活用下さい。
View 137-7
講座・イベントのご案内
熊本県立美術館ホームページアドレス http://www.museum.pref.kumamoto.jp
6月5日
(日)
11日
(土)
7月16日
(土)
23日
(土)
子ども美術館「親子で茶道たいけん」
松井照子氏(肥後古流教授)
講座 細川コレクション「細川護立と日本の近代美術」
塩谷純氏(東京文化財研究所文化形成研究室長)
ミュージアムセミナー「コレクションの名品を語る」
井上正敏(学芸課長)
ミュージアムセミナー「ジブリワールドへの招待」
村上哲(学芸課主幹)
24日
(日) 子ども美術館
「なりきり絵師たいけん」
8月6日
(土)
講座 細川コレクション「細川家の絵師達」
三宅秀和氏(公益財団法人永青文庫学芸員)
10:30 ~ 12:00 本館講堂
13:30 ~ 15:00 本館講堂
13:30 ~ 15:00 本館講堂
13:30 ~ 15:00 本館講堂
10:30 ~ 12:00 本館講堂
13:30 ~ 15:00 本館講堂
20日
(土) おわったあーとのポスターさしあげます2011
10:00 ~ 16:00 本館講堂
21日
(日) 子ども美術館
「ようこそ!ジブリワールドへ」
10:30 ~ 12:00 本館講堂
県立美術館実技講座のご案内
クロッキー教室 (5 回・定員 30 名)7/31、8/7、28、9/18、25(何れも日曜日) 時間13: 30~16: 30 会場:本館講堂 ※申込は、往復はがきに、講座名、住所氏名、電話番号を明記のうえ、講座の1ヶ月前までに美術館宛に申し込んでください。5回一括申込みと
なります。なお、教材費3000円程度が必要です。なお、定員になり次第〆切とさせていただきます。
これからの展覧会
平成23年(2011)年6月~9月
【あとがき】
細川コレクション永青文庫展示室回廊の南側、正面のガラス越しにイメージの南画が展開する。瓦の波、緑したたる背景の山なみ、至福のひそや
かな穴場であります。
(いたやーの)
◆編集人 福田 稠 ◆発行人 木本俊一
熊本県立美術館 本館 〒 860-0008 熊本市二の丸2番 TEL.096-352-2111 FAX.096-326-1512 分館 〒 860-0001 熊本市千葉城町2番 18 号 TEL.096-351-8411 FAX.096-351-8566