農業のIT化 横山 2013.5.26 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 1 農業のIT化 ■ 農業IT化の市場規模予測 ・農業IT化の市場規模は、2020年に580~600億円と予測。 2013年の市場規模は66億円と推定。2013年比約9倍の成長。 ・なかでも農業クラウドサービスが大きく進展。 2013年比約28倍の伸びとなり、農業IT化市場の75%を占める。 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 2 農業のIT化 ■ 農業IT化とは(1) ・GPSガイダンス GPSを用いた農業機械の自動操舵。 ・センサ・ネットワーク/環境制御装置 センサ技術を用いて田畑・栽培施設の温度や湿度、養分、土壌などの情報を取得し、 生育に最適な環境を自動制御し、栽培の自動化を図るもの。 ・農作業ロボット 自動選別装置などに代表される農作業自動化装置やパワーアシストスーツなど。 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 3 農業のIT化 ■ 農業IT化とは(2) ・直売所POSシステム 直売システムにおける効率的な集出荷の管理、販売手数料などの精算管理を行い 農産物流通の効率化を図るシステム。 ・農業クラウドサービス 農産物生産者へ、経営分析、生産技術、販売、物流、融資等の情報を提供し地域振興を図るために 自治体などが主体となって構築する農業クラウドサービス。 基盤構築や各サービス提供はICTベンダが行う。 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 4 農業のIT化 ■ 農業クラウド ・農作物の生産支援だけでなく、経営支援や販売(流通)支援を行うサービス ・すでに大手ベンダが参入 主要4社:富士通、NEC、日立、アグリコンパス(三井物産系農業専門ベンダ) ・月額制による導入の容易さ ・新規参入者へのノウハウ提供やリスク低減 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 5 農業のIT化 ■ 農業への新規参入が増える? ・2009年農地法改正 個人が農業に参入しやすく 株式会社でも農地を借りられる ⇒実際、改正後の3年間で参入件数が5倍に ・さらにIT化によって障壁が低くなる IT化により経験の差を埋められる コストダウン ※強い日本の農業復活 = TPPへの対抗策 2014/5/26 Copyright BRAIN CO.,LTD. 6
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