呼吸法 - セラピア

セラピア - 整体:リフレクソロジー:アロマの隠れ家サロン
呼吸法
コラム : セルフケア
_MD_POSTEDON投稿者: Serapia 掲載日: 2008-1-7
皆様、あけましておめでとうございます!serapia淡路町院長の水野です。
今回から始まったこのコラムはserapiaへ行きたいけれど忙しくてなかなか時間が…そんな貴方のた
めにセラピアスタッフも実践している!?おすすめのセルフケアを紹介いたします。
呼吸法とは?
そんな第1回のテーマは「呼吸法」です!
みなさんも普段当然のようにしている呼吸ですがいったい一日に何回位していると思いますか?
なんと一日で約2∼3万回もの呼吸を繰り返しているのです。
どうですか?思っていたより多くて驚いたのではないでしょうか?
おぎゃーと息を吐きながらこの世に生まれて静かに息を引き取るまで7∼8億回もの呼吸をしてい
る計算になります。いままで当たり前のようにしていた呼吸もこう考えると今までと違った感じが
しますね。
そんな呼吸を自分の意識でコントロールして行うのがいわゆる「呼吸法」になります。
呼吸法にはたくさんの種類があり効果もさまざまなのですが今回おすすめしたいのは「横隔膜呼吸」
と言われる呼吸法です。一般的には「腹式呼吸」ともいわれますが、いわゆる腹式呼吸だと意識が
お腹に集まってしまい逆に身体を緊張させてしまっているケースが少なくありません。
「呼吸はどこでしますか?」こう聞かれるとほとんどの方が肺だと考えるでしょう。
でも、これは答えとしては不十分で、大事なのは横隔膜を中心とした「呼吸筋」と呼ばれる筋肉の
動きになります。
こうした身体の深い筋肉までを意識した呼吸を行うことにより自律神経のバランスが整い、身体か
らは余計な緊張が抜け、軽い肩凝りなどは無くなってしまうほどの効果をあげることも可能になり
ます。
呼吸法実践!
ではそのやり方を紹介します。
*この呼吸法は立っているときや動いているときにもできますが、まずは座った状態で自分の身体
を観察しながらやってみましょう。
椅子に座った状態で背筋を伸ばし、肩の力を抜き、顎は軽く引きます。
目を軽く閉じて自分の内側に意識を向けるのもいい方法かもしれません。
*まずは両手を自分の下腹から鼠径部(そけいぶ)にあて、ゆっくりと鼻から息を吸い、手をあて
ているお腹の深いところまで吸い込みます。
どうですか?この時、椅子に触れているお尻の骨(坐骨)が下がりながら椅子の座面を押す動きが
感じられるでしょうか?
これが骨盤底隔膜と言われる横隔膜の動きになります。
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*次に両手をみぞおちから肋骨の下にあててみましょう。
今度感じてもらうのはいわゆる横隔膜、呼吸横隔膜の動きになります。
やり方は一緒ですがこの時、両手はあくまでも軽くあてる程度にして横隔膜の動きを邪魔しないよ
う気をつけましょう。
同じように鼻から息を吸い、自然にお腹が膨らむのを感じます。
これで2つの横隔膜の動きが感じられたかと思います。
*今度は片手を下腹、もう一方の手をみぞおちにあて、2つの横隔膜の動きを同時に感じられるか
試してみましょう。
最初のうちは動きも小さくあまり動きを感じられないかもしれませんが、呼吸に集中していくうち
に徐々にお腹が動き出してくる感覚がでてくると思います。
お腹の動きをしっかりと感じられたらしめたもの!もう一度意識を内側へもっていき二つの横隔膜
の動きに注意をしながら深い呼吸を繰り返してみましょう。
鼻から息を吸い入れていくと骨盤底隔膜が下がり坐骨が座面を押し背骨が上に引き上げられます。
同時に呼吸横隔膜も下がりお腹が膨らみます。
*続いてゆっくりと息を吐いていきます。
この時二つの横隔膜はどちらもしぼむようにして上に上がっていきます。
これも最初は横隔膜の動きが逆に感じられる方もいるかもしれませんが、頭の中でイメージしなが
ら行うと段々動きが感じられるようになります。
息を吐く時は口からでも構いません。慣れてきたら鼻で吐くようにするとより深い呼吸が意識しや
すくなると思います。
このような呼吸を一日の中で何回か行ってみましょう!
回数は決めなくて大丈夫です。
この呼吸法にはトレーニングとしての一面もありますのでとにかく続けることが大事です。
気が付いた時には肩こりも無くなって今までとはまったく違った呼吸に変っているかもしれません
よ☆
Serapiaの「整体コース」では呼吸をしやすい身体になれるようソフトな手技で体を整えていきます
ので是非お試しください!!
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