地理学 担当者: (学修単位) 牧 野 一 成 MAKINO Kazunari Geography 4 MESC 2 単位( 選 択 ) 前・後期 100 分/週 講義室: 教員室 授業回数 30 回( 60 時間) 授業概要: 最新の統計資料や各種データベースの利用および地域調査の実践により,地理的分野のみならず広範にわたる現代社会の諸問題を主体的に 考察させ,理解を深めるとともに,情報機器を活用し情報リテラシーの向上を図る。 予備知識: パソコンの基本操作,インターネット利用の基礎については習熟しておくことが望ましい。 授業項目 [前期] 1.ネットワーク利用の基礎 2.統計に関する基礎 2.将来人口の推計 3.産業構造の分析 授業内容 (1週)年間の授業計画,E-mail送受信,unixの基本操作の確認 (2週)統計的考え方,母集団,標本,変数の種類(名目尺度,…) (3週)基本的な記述統計(平均,分散,標準偏差,……) (4週)度数分布表,ヒストグラム(度数分布から求める平均,標準偏差) (5週)Excelを利用した演習(基本的記述統計) (6週)相関と回帰(相関係数,回帰直線……) (7週)Excelを利用した演習(相関と回帰) (8週)応用的演習(予備) (9週)急速な少子高齢化(出生率,死亡率,合計特殊出生率) (10週)人口統計の種類,インターネットによる人口統計資料の入手と加工 (11週)コーホート変化率を用いた将来人口の推計 (12週)Excelによる演習(人口推計) (13週)産業構造の変化(ぺティ・クラークの法則,就業者数,GDP) (14週)日本の産業構造からみた地域性(特化係数) (15週)Excelによる演習(日本の産業構造,特化係数) 前期期末試験 [後期] 4.多変量解析の基礎 5.課題探索型演習 6.Webによる研究成果の公開 7.プレゼンテーション (16週)多変量解析(クラスター分析の考え方,多次元空間上の距離) (17週)日本の産業別就業者数(特化係数)を用いたクラスター分析 (18週)Excelによる演習(クラスター分析の初歩) (19週)課題探索型演習(テーマ設定,地域調査法の基礎) (20週)プレゼンテーションのための作表,グラフ作成 (21週)webによる成果公開のためのHTML基礎編,画像ファイルの処理 (22週)webによる成果公開のためのHTML応用編,unixの基礎,FTP (23週)課題探索型演習(1),webによる成果公開と著作権 (24週)課題探索型演習(2),中間報告レポート (25週)課題探索型演習(3),PowerPointの基礎 (26週)課題探索型演習(4) (27週)PowerPointによるプレゼンテーションと受講生による評価(1) (28週)PowerPointによるプレゼンテーションと受講生による評価(2) (29週)PowerPointによるプレゼンテーションと受講生による評価(3) (30週)PowerPointによるプレゼンテーションと受講生による評価(4) 後期期末試験 到達目標: 統計的な考え方の基礎(母集団,標本,…)や基礎的記述統計(平均,標準偏差,…)を説明できる Excelを利用して標準偏差,相関係数,回帰直線の基本的な考え方をたどることができる コーホート変化率法を用いた将来人口の推計ができる クラスター分析の基本的考え方が説明できる 課題探索型演習の成果をweb上で公開できる 課題探索型演習の成果をPowerPointを利用してプレゼンテーションできる 随時提出を求めるレポート60%,学内向けのwebサーバ上に置く課題探索型演習の成果20%,年度末のプレゼンテーション20%,以上 評価方法 : を総合評価。60点以上を合格とする。 評価基準 佐世保高専教育目標:6) JABEE基準1(1): a,f 教科書: JABEE対応学習教育目標: 使用しない 参考書、補助教材等:授業の中で,参考文献を適宜紹介する 講義,演習,プレゼンテーション 授業形式: 学生が用意するもの:USBフラッシュメモリを準備しておくことが望ましい 自己学習の指針:Excel等のソフトを使って,各種グラフ等の作図に慣れておくことが望ましい。 オフィスアワー:月16:00-17:00 金16:00-17:00 備 考: B-1,C-1
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