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大阪大学薬学部薬科学科(薬学教育4年制)学生の薬剤師国家試 験受験

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大阪大学薬学部薬科学科(薬学教育4年制)学生の薬剤師国家試
験受 験 資格 取得 課程 に 対す る評 価項 目 及び 自己 評価
本 自 己 評 価 は 、本 学 の 4 年 制 薬 学 課 程 を 修 了 し 、か つ 、大 学 院 に お い て 薬
学の修士又は博士の課程を修了した者が薬剤師国家試験受験資格を取得す
るために必要な課程を設置する大学が備えるべき教育課程の評価項目につ
い て 自 己 評 価 し た も の で あ る 。す な わ ち 、当 該 教 育 課 程 を 修 了 す る こ と に よ
り 薬 学 部 薬 科 学 科( 4 年 制 学 科 )卒 業 生 が 、薬 学 部 薬 学 科( 6 年 制 学 科 )卒
業 生 と 同 等 の 知 識 、技 能 、態 度 を 有 し て い る こ と を 本 評 価 に よ り 示 す も の で
あ る 。 な お 、 こ の 自 己 評 価 の 結 果 は 、本 学 ホ ー ム ペ ー ジ に て 公 表 す る と と も
に 、一 般 社 団 法 人 薬 学 教 育 評 価 機 構 に 評 価 結 果 を 報 告 し 、同 機 構 の ホ ー ム ペ
ージから評価結果を閲覧できるよう本学のホームページにリンクされる。
1.ヒューマニズム教育・医療倫理教育
薬 剤 師 と な る こ と を 自 覚 し 、共 感 的 態 度 及 び 人 と の 信 頼 関 係 を 醸 成 す る 教
育が体系的かつ効果的に行われていること。
【 1 】医 療 人 と し て 生 命 に 関 わ る 薬 学 専 門 家 に 相 応 し い 行 動 を 身 に つ け る た
めの教育が体系的に行われていること。
【 2 】医 療 全 般 を 概 観 し 、薬 剤 師 と し て の 倫 理 観 、使 命 感 、職 業 観 を 醸 成 す
る教育が行われていること。
【 3 】医 療 人 と し て 、患 者 や 医 療 提 供 者 の 心 理 、立 場 、環 境 を 理 解 し 、相 互
の信頼関係を構築するために必要な教育が行われていること。
医 療 人 と し て の 薬 剤 師 を 育 成 す る 教 育 と し て 、本 学 部 で は 、1 年 次 の 薬 学
概 論 に お い て 、病 院 、薬 局 、製 薬 企 業 な ど を 見 学 す る と と も に 、様 々 な 立 場
の医療人からの講義により、医療人としての資質を涵養している。さらに、
全 学 年 を 通 じ 、P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 を 実 施 す る こ と に よ り 、問 題 点 解
決力及び課題探究能力を育成し、その中で医療人としての倫理観、使命感 、
職 業 観 を 養 い 、医 療 人 同 士 の 相 互 理 解 や 患 者 と の 信 頼 関 係 を 築 く 上 で 必 須 の
コミュニケーション能力を養成する教育を行っている。
本 学 部 で は 4 年 制 学 科 と 6 年 制 学 科 の 2 学 科 併 設 の 特 徴 を 生 か し 、そ れ ぞ
れの学科の学生が3年次までに開講される両学科の科目を区別することな
く 、必 修 科 目 あ る い は 選 択 科 目 と し て 受 講 す る こ と が で き る 。4 年 制 学 科 の
1
学 生 が 学 部 在 学 中 に 受 講 し な か っ た 科 目 は 、修 士 課 程 修 了 後 、博 士 後 期 課 程
医療薬学特別聴講コース在学中に受講することができるよう時間割を工夫
している。
2.教養教育
見 識 あ る 人 間 と し て の 基 礎 を 築 く た め に 、人 文 科 学 、社 会 科 学 及 び 自 然 科
学 な ど を 広 く 学 び 、物 事 を 多 角 的 に み る 能 力 及 び 豊 か な 人 間 性・知 性 を 養 う
ための教育が行われていること。
【 1 】薬 学 準 備 教 育 ガ イ ド ラ イ ン を ふ ま え 幅 広 い 教 養 教 育 プ ロ グ ラ ム が 提 供
されていること。
本 学 で は 、人 文 科 学 、社 会 科 学 及 び 自 然 科 学 な ど を 広 く 学 び 、知 識 を 獲 得
し 、さ ま ざ ま な 考 え 方 、感 じ 方 に 触 れ 、物 事 を 多 角 的 に み る 能 力 を 養 い 、そ
し て 見 識 あ る 人 間 と し て の 基 礎 を 築 く た め に 、自 分 自 身 に つ い て の 洞 察 を 深
め 、生 涯 に わ た っ て 自 己 研 鑽 に 努 め る 習 慣 を 身 に つ け る た め の 教 育 を 行 っ て
い る 。具 体 的 に は 、共 通 教 育 科 目 と し て 、文 学 、外 国 語 、芸 術 、倫 理 、哲 学 、
社 会 学 、政 治 、法 律 、経 済 、地 理 、歴 史 、 数 学 、生 学 、化 学 、物 理 な ど 、社
会や学生のニーズに対応できる幅広い基礎教養科目が整備されている。
さ ら に 、 本 学 で は 、 学 務 情 報 シ ス テ ム で あ る 「 KOAN」 に よ り 、 全 て の 科
目 に 関 す る シ ラ バ ス を 公 開 し て お り 、上 記 の よ う な 基 礎 教 養 科 目 の 目 標 や 内
容 を 自 由 に 閲 覧 す る こ と が で き る 。学 生 は 、こ れ ら の 情 報 を 基 に 、自 ら の 意
志によって科目を選択することが可能となっている。
【 2 】相 手 の 話 を 傾 聴 し 、共 感 す る な ど 、十 分 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を
身につけるための教育が行われていること。
P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 で は 、医 療 人 同 士 の 相 互 理 解 や 患 者 と の 信 頼 関
係を築く上で必須のコミュニケーション能力を養成する教育を行っている。
具 体 的 な P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 と し て は 、1 年 次 の「 薬 学 概 論 」で は
『 糖 尿 病 っ て 何 だ ろ う ? 』、 2 年 次 の 「 生 命 ・ 情 報 科 学 特 論 」 で は 『 チ ー ム
医 療 っ て 何 だ ろ う ? 』、3 年 次 の「 薬 学 と 社 会 」で は『 副 作 用 っ て 何 だ ろ う ? 』、
ま た 、3 年 次 の「 生 命 倫 理・法・経 済 」で は 、医 療 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に 関
す る 教 育 を 行 っ て い る 。 4 年 次 の 「 事 前 学 習 Ⅱ ( 臨 床 薬 剤 学 )」 で は 『 患 者
2
さ ん の 気 持 ち に 配 慮 す る 』と い う テ ー マ で 、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て の
講 義 の 後 、ロ ー ル プ レ イ 、グ ル ー プ デ ィ ス カ ッ シ ョ ン 、プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン
等 を 行 っ て い る 。さ ら に 、実 習 で は 患 者 ボ ラ ン テ ィ ア の 会 の メ ン バ ー に 模 擬
患 者( S P )と し て 参 加 し て も ら い 、患 者 の 心 情 や 置 か れ て い る 状 況 に 対 す
る理解を高めるための教育を行っている。
3.体験学習
学習意欲の向上を目指し、真摯な姿勢で体験学習が行われていること。
【1】薬剤師が活躍する現場などを広く見聞させていること。
【 2 】体 験 学 習 の 成 果 を 発 表 会 や 総 合 討 論 で 発 表 す る な ど 、学 習 効 果 を 高 め
る工夫がなされていること。
本 学 部 で は 、 1 年 次 学 生 を 対 象 と す る 「 薬 学 概 論 」( 必 修 ・ 15 コ マ ・ 1 単
位 )を 早 期 体 験 学 習 と 位 置 付 け 、講 義 、体 験 型 見 学 実 習 、P B L チ ュ ー ト リ
アル教育及び不自由体験実習を行っている。
講 義 の 中 に お い て も 、卒 業 生 を 中 心 に 、医 師 、医 学 部 の 臨 床 研 究 者 、関 連
省 庁 の 行 政 官 、製 薬 企 業 の 医 薬 品 開 発 担 当 者 等 を 講 師 と し て 、体 験 談 を 交 え
た最先端の情報の提供を行っている。
体 験 型 見 学 実 習 で は 、 学 生 を 小 グ ル ー プ ( 10~ 12 名 程 度 ) に 分 け 、 病 院 、
調 剤 薬 局 、国 立 の 研 究 機 関 及 び 薬 学 研 究 科 の 各 研 究 室( 1 回 に 3 研 究 室 を 見
学 )等 、多 方 面 の 関 連 機 関・施 設 を 見 学 し 、実 際 の 医 療 現 場 や 研 究 現 場 、医
薬 品 の 製 造 現 場 等 で の 薬 剤 師 、薬 学 出 身 者 の 業 務 や 役 割 を 体 験 さ せ る 。さ ら
に、質疑・応答等を通じてより興味や理解が深まるように配慮している。
ま た P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 で は 、医 療 薬 学 関 連 の テ ー マ に つ い て 、小
グ ル ー プ に よ る 情 報 収 集 、討 論 、発 表 及 び 質 疑 応 答 を 行 っ て い る 。学 習 効 果
を 高 め る 工 夫 と し て 、グ ル ー プ 単 位 で の 成 果 の ま と め や 発 表 、さ ら に は 総 合
討論の機会を設けている。
不 自 由 体 験 実 習 で は 、実 際 に ベ ッ ド や 車 椅 子 等 の 装 置 や 装 具 を 用 い た 不 自
由体験や介護の体験等を行っている。
4.医療安全教育
薬 害 、医 療 過 誤 、医 療 事 故 防 止 に 関 す る 教 育 が 医 薬 品 の 安 全 使 用 の 観 点 か
3
ら行われていること。
【1】薬害、医療過誤、医療事故の概要、背景、その後の対応及び予防策・
解決策に関する教育が行われていること。
【 2 】薬 害 、医 療 過 誤 、医 療 事 故 等 の 被 害 者 や そ の 家 族 、弁 護 士 、医 療 施 設
に お け る 安 全 管 理 者 を 講 師 と す る な ど 、肌 で 感 じ 、医 薬 品 の 安 全 使 用 に つ い
て科学的な視点と客観的な視点を養うための教育に努めていること。
以 下 に 示 す 専 門 科 目 で 、薬 害 、医 療 過 誤 、医 療 事 故 の 概 要 、背 景 及 び そ の
後の対応に関する教育を行っている。
「 生 命 倫 理・法・経 済 」で は 、医 学 部 、歯 学 部 と の 合 同 講 義 で 、医 療 倫 理 の
ほ か 、薬 害 問 題 な ど を 取 り 上 げ る と と も に 、医 療 に お け る 安 全 管 理 者 な ど を
講師とし、医療安全教育を行っている。
「 臨 床 薬 効 評 価 学 」で は 、薬 効 の 個 体 差 の メ カ ニ ズ ム 、薬 物 相 互 作 用 の メ
カ ニ ズ ム を 学 ぶ こ と で 、薬 物 有 害 反 応 が 生 じ る 原 因 を 教 育 し て い る 。併 せ て 、
重 篤 な 薬 物 有 害 反 応 が 集 積 し 、市 場 を 撤 退 し た 薬 物 を 例 示 し 、そ の メ カ ニ ズ
ムについて教育している。
「 薬 物 治 療 学 I 」で は 、臨 床 現 場 に お い て 、薬 物 有 害 反 応 が 特 に 問 題 と な
る 薬 剤 に つ い て 、繰 り 返 し 注 意 を 喚 起 し て い る 。薬 物 有 害 反 応 の な い 薬 物 は
な い こ と の 指 導 を 徹 底 す る と と も に 、重 篤 な 薬 物 有 害 反 応 を 早 期 に 発 見 す る
こ と の 重 要 性 、及 び そ の 方 法 を 指 導 し て い る 。中 で も 、具 体 的 な 個 々 の 薬 物
の 事 例 を 取 り 上 げ 、薬 物 有 害 反 応 を 回 避 す る た め の 問 診 に つ い て 教 育 し て い
る。
「 薬 学 と 社 会 」で は 、医 療 に お け る リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト と し て 、医 療 過 誤 、
医 療 事 故 の 概 要 、 背 景 及 び そ の 後 の 対 応 に 関 す る 教 育 を 行 っ て い る 。『 薬 害
って何だろう?』というメインテーマで、過去の薬害事件、重大な副作 用、
副 作 用 救 済 制 度 、副 作 用 が 実 際 に 起 き た 場 合 の 薬 剤 師 と し て の 適 切 な 対 応 な
ど に つ い て 、P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 を 行 う と と も に 、患 者 被 害 者 の 会 の
メ ン バ ー を 講 師 に 招 き 、生 の 声 に 接 す る こ と に よ り 、副 作 用 に つ い て の 理 解
を 深 め 、患 者 の 心 理 や 置 か れ て い る 環 境 を 理 解 す る た め の 教 育 を 行 っ て い る 。
5.薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した教育内容
薬 学 教 育 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 準 拠 し た 構 成 の 教 育 課 程 と 教 育 目 標
を設定した教育が行われていること。
4
【 1 】薬 学 教 育 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム の 教 育 目 標 に 準 拠 し た 各 授 業 科 目
が設定されていること。
薬 学 教 育 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 準 拠 し た 教 育 課 程 と 教 育 目 標 を 設 定
し た 教 育 を 行 っ て い る 。そ の た め 、各 科 目 の シ ラ バ ス に は 、対 応 す る 学 習 目
標 や 授 業 内 容 、授 業 計 画 、成 績 評 価 の 方 法 と 基 準 を 明 示 し て い る 。さ ら に 、シ
ラ バ ス に 加 え て 、薬 学 に お け る 領 域 や そ の 中 の 科 目 の 相 互 の 関 連 性 を 把 握 し 、
教 育 を 効 率 的 に 行 う た め の「 学 習 の 手 引 き 」を 別 途 独 自 に 作 成 し て い る 。そ
の 作 成 に 際 し て は 、F D 研 修 会 等 に よ り 、各 教 員 に「 学 習 の 手 引 き 」の 作 成
の 意 図・意 義 を 周 知 徹 底 し 、薬 学 教 育 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム の 教 育 目 標
に適合した、一般目標と到達目標を明示するように配慮している。
「学習の手引き」では、専門領域の教育を物理化学領域、有機化学領域、
生 物 薬 学 領 域 、環 境 薬 学 領 域 及 び 医 療 薬 学 領 域 の 5 つ の 領 域 に 分 け 、そ れ ぞ
れ の 領 域 で 科 目 の 関 連 性 を 示 す フ ロ ー チ ャ ー ト を 作 成 し 、教 育 目 標 を 明 示 し
て い る 。ま た 、各 科 目 の 学 習 目 標 を 一 般 目 標 と 到 達 目 標 に 分 け て 記 載 し 、到
達 目 標 に つ い て は モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム と の 対 比 を わ か り 易 く 表 示 し て
い る 。さ ら に 、学 習 方 略 を 具 体 的 に 明 示 し 、さ ら に 成 績 評 価 に つ い て は 、形
成 的 評 価 と 総 括 的 評 価 を 分 け て 記 載 し て お り 、総 括 的 評 価 に つ い て は 、評 価
基準とその割合(配点)を明示している。
【 2 】科 学 的 思 考 力 の 醸 成 、技 能 及 び 態 度 を 修 得 す る た め 、実 験 実 習 が 十 分
に実施されていること。
科 学 的 思 考 力 の 醸 成 、技 能 及 び 態 度 を 修 得 す る た め に 、
「化学実験」
(2単
位 )、
「生物学実験」
( 2 単 位 )お よ び「 基 礎 実 習 」
( 10 単 位 )を 4 年 制 学 科 お
よび6年制学科で共通に実施する。
【 3 】各 科 目 は 、各 到 達 目 標 の 学 習 領 域( 知 識・技 能・態 度 )の 修 得 に 適 し
た学習方法にて実施されていること。
【 4 】各 授 業 科 目 に お い て 基 礎 と 臨 床 の 知 見 を 相 互 に 関 連 付 け る よ う 努 め て
いること。
【 5 】効 果 的 な 学 習 が で き る よ う 、当 該 科 目 と 他 科 目 と の 関 連 性 に 配 慮 し た
カリキュラム編成が行われていること。
5
本 学 部 で は 、物 理 化 学 、 有 機 化 学 、 生 物 薬 学 お よ び 環 境 薬 学 領 域 に お い て
は 、学 年 進 行 に 伴 っ て 基 礎 科 目 か ら 臨 床 系 科 目 を 学 習 す る た め に 必 要 な 応 用
科 目 を 順 次 履 修 で き る よ う に 工 夫 し て お り 、ま た 領 域 に お い て 、講 義 の み な
ら ず 、演 習 、実 習 を 並 行 し て 実 施 す る こ と に よ り 、系 統 的 な 学 習 を 可 能 に し
ている。各領域内での科目間の関連性および各科目の学習方法(学習方略)
は「 学 習 の 手 引 き 」に 示 し て い る 。医 療 薬 学 領 域 に お い て は 、低 学 年 に お け
る 医 療 人 と し て の 使 命 感 や 倫 理 観 の 涵 養 か ら 、高 学 年 に お け る 薬 剤 師 や 薬 学
研究者として必要な臨床的かつ専門的な知識・技能・態度の修得を目標に、
早 期 体 験 学 習 や 、最 前 線 で 活 躍 す る 医 療 従 事 者 や 研 究 者 の 講 義 、P B L チ ュ
ートリアル教育等の演習といった多様な学習方法を取り入れた教育を実施
し、医療人として必要な知識・技能・態度の教育を実施している。
例 え ば 、1 年 次 学 生 を 対 象 と し た「 薬 学 概 論 」で は 、現 役 医 師 な ど の 医 療
従 事 者 や 薬 事 行 政 官 に よ る 講 義 、病 院・薬 局 、製 薬 会 社 等 の 見 学 を 行 い 、早
い 時 期 か ら 医 療 人 と し て の 自 覚 を 持 つ よ う に 促 し て い る 。ま た 、大 学 院 医 学
系 研 究 科 保 健 学 専 攻 統 合 看 護 科 学 分 野 の 協 力 を 得 て 、不 自 由 体 験 実 習 を 行 い 、
患 者 の 目 線 を 持 て る 医 療 人 養 成 の た め の 教 育 を 行 っ て い る 。さ ら に 、S G D 、
発表・討論会を組み合わせた2回のPBLチュートリアル教育を行うなど、
効果的な学習を行っている。
2 年 次 で は 、「 生 命 ・ 情 報 科 学 特 論 」 で 、 様 々 な 科 学 的 情 報 の 検 索 ・ 吟 味
の た め の 演 習 を 行 っ て い る 。ま た 、が ん 専 門 薬 剤 師 、薬 学 研 究 者 に よ る 講 義
の後、チーム医療について考えるPBLチュートリアル教育を行っている。
3 年 次 で は 、ま ず 、薬 害 に つ い て 考 え る P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 を 行 っ
て い る 。さ ら に 、薬 害 被 害 者 会 の メ ン バ ー に よ る 講 義 を 行 い 、そ の 後 、総 合
討 論 を 行 う こ と に よ り 、薬 学 の 社 会 に 果 た す 役 割 に つ い て 熟 考 す る 学 習 を 行
っている。
4 年 次 で は 、患 者 ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 の 協 力 を 得 て 模 擬 患 者( S P )と し て
「 事 前 学 習 Ⅱ( 臨 床 薬 剤 学 )」並 び に「 事 前 学 習 Ⅲ 」に 参 加 し て 頂 い て お り 、
より実践的な医療人としての薬剤師教育を行っている。また、講義、演習、
実習が有機的に連動する形で実施できるように計 画し実施している。特に、
事 前 学 習 Ⅲ で は 、現 役 薬 剤 師 が 、医 療 現 場 で の 具 体 な 役 割 に つ い て 自 身 の 経
験 に 裏 打 ち さ れ た 講 義 を 行 っ て い る 。こ れ に よ り 、こ れ ま で 得 た 基 礎 的 な 知
識が臨床でどう活かされるかについて学ぶことができる。
【 6 】6 年 制 で 必 要 と さ れ る 各 教 科 単 位 を 、集 中 し て 取 得 す る こ と な く 適 切
な時期に適切な単位を取得できるよう配慮すること。
6
4年制学科と6年制学科は3年次までに開講される科目を必修科目ある
いは選択科目として、両学科を区別することなく、受講することができる。
4年制学科学生が学部在学中に実務実習事前学習および実務実習以外の6
年 制 で 必 要 と さ れ る 教 科 の 単 位 を 取 得 し て い な い 場 合 は 、博 士 後 期 課 程 在 学
中 に 受 講 す る こ と が で き る よ う に 時 間 割 を 工 夫 し て い る 。ま た 、本 学 4 年 制
学 科 を 卒 業 後 、本 学 あ る い は 他 大 学 の 大 学 院 薬 学 研 究 科 の 博 士 前 期 課 程 あ る
い は 修 士 課 程 を 修 了 し 、 博 士 後 期 課 程 に 在 籍 し て い な い 者 に つ い て は 、「 科
目 等 履 修 生 」と し て 、こ れ ら の 科 目 の 履 修 を 認 め て い る 。な お 、こ れ ら の 者
は 、「 博 士 後 期 課 程 医 療 薬 学 特 別 聴 講 コ ー ス 」 履 修 者 と な れ ば 、 実 務 実 習 事
前学習および実務実習を履修することができる。 各科目の開講については、
特定の学年に集中することのないよう配慮した時間割を設定している。
6.実務実習事前学習
実 務 実 習 事 前 学 習 が 、実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 準 拠 し て 適 切
に実施されていること。
【 1 】教 育 目 標( 一 般 目 標・到 達 目 標 )が 実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ
ムに準拠していること。
【 2 】実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 沿 っ た 学 習 方 法 、時 間 数 、場 所
等 で 実 務 実 習 事 前 学 習 が 行 わ れ て い る こ と 。事 前 学 習 と 実 務 実 習 の 期 間 が 1
年 以 上 離 れ て い る 場 合 は 、実 務 実 習 前 に 再 度 、事 前 学 習 の 内 容 の 復 習 を 行 っ
ていること。
実 務 実 習 事 前 学 習 の カ リ キ ュ ラ ム は 、実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム
に 準 拠 し た 学 習 目 標 、学 習 方 略 及 び 評 価 方 法 に よ っ て 構 成 さ れ て い る 。 具 体
的には、病院実務実習・薬局実務実習に先立って、大学内で調剤及び製剤、
服 薬 指 導 な ど の 薬 剤 師 業 務 に 必 要 な 基 本 的 な 知 識・技 能・態 度 が 効 率 的 か つ
効 果 的 に 学 習 で き る よ う に 工 夫 さ れ て い る 。別 表 に 実 務 実 習 事 前 学 習 の ス ケ
ジュール及び実施項目を示した。事前学習は、表1に示すI~Vからなる。
コ マ 数 は 合 計 で 123.5 で あ る 。
表1.実務実習事前学習全体スケジュール
7
科目名
コマ数
事前学習I
22.5
事前学習Ⅱ(臨床薬剤学)
16
事前学習Ⅲ
81
事前学習Ⅳ(薬剤疫学)
16
事前学習V(実習直前復習)
計
20
セメスター
7
7
8
8
9
123.5
事 前 学 習 は I( 第 7 セ メ ス タ ー )、Ⅱ( 臨 床 薬 剤 学 、第 7 セ メ ス タ ー )、Ⅲ
( 第 8 セ メ ス タ ー )、 Ⅳ ( 薬 剤 疫 学 、 第 8 セ メ ス タ ー ) 及 び Ⅴ ( 第 9 セ メ ス
タ ー )の 5 つ か ら 成 り 立 っ て い る 。学 習 方 法・時 間 は 、実 務 実 習 モ デ ル・コ
ア カ リ キ ュ ラ ム の 学 習 方 略 に 準 拠 し 、各 到 達 目 標 に つ い て 、講 義・演 習・実
習を効果的に連動させた学習方略を用いている。事前学習の全コマ数は
123.5( 1 コ マ 90 分 ) で あ り 、 必 要 と さ れ る 122 コ マ を 満 た し て い る 。
特 に 医 療 人 と し て の 薬 剤 師 に 必 要 な 態 度 の 教 育 に つ い て は 、模 擬 患 者( S
P )の ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 の 協 力 を 得 て 、十 分 な 時 間 を か け て 接 遇 や 服 薬 指 導
等 に 関 す る 演 習( ロ ー ル プ レ イ )を 実 施 し て お り 、ま た こ れ ら に つ い て は 小
グ ル ー プ に よ る P B L チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 を 組 み 合 わ せ る こ と に よ っ て 、さ
らに効果的な定着を図っている。
事 前 学 習 は 、講 義 、演 習 、実 習 の 全 て が 医 療 薬 学 実 習 棟 で 実 施 で き る よ う
に 工 夫 さ れ て お り 、こ の 中 の 調 剤 室 、無 菌 製 剤 室 、D I ・カ ン フ ァ レ ン ス 室 、
模 擬 薬 局 、T D M 室 な ど の 施 設 を 使 用 し て 行 っ て い る 。ま た 、本 実 習 棟 に は 、
学 生 の 自 主 学 習 ス ペ ー ス を 設 け 、関 連 書 籍 な ど を 自 由 に 使 え る 環 境 を 提 供 し
ている。
事 前 学 習 と 実 務 実 習 の 期 間 は 、通 常 の ス ケ ジ ュ ー ル で は 、1 年 以 上 離 れ る
ことはないが、1年以上離れた場合には、事前学習を行うこととしている。
【 3 】適 切 な 指 導 体 制 の 下 で 実 施 さ れ た 実 務 実 習 事 前 学 習 が 行 わ れ て い る こ
と。
本 学 部 に お け る 実 務 実 習 事 前 学 習 は 、教 授 2 名( 臨 床 系 教 員 1 名 、医 療 薬
学 領 域 専 任 1 名 ) と 准 教 授 1 名 ( 医 療 薬 学 領 域 専 任 )、 助 教 2 名 の 計 5 名 が
8
担 当 し て い る 。ま た 、実 習 に つ い て は 、臨 床 系 教 員 に 加 え て 、助 教 2 名 を 基
本とし、現役の病院薬剤師が指導者として参加している。
【 4 】実 務 実 習 事 前 学 習 の 時 期 は 、学 習 効 果 が 高 め ら れ る 時 期 に 設 定 さ れ て
いること。
事 前 学 習 は 第 8 セ メ ス タ ー に 行 い 、実 務 実 習 は 第 9 セ メ ス タ ー に 行 う 。そ
の 4 ヶ 月 の 間 に 薬 学 共 用 試 験 を 受 験 し 、残 る 期 間 は 実 務 実 習 準 備 期 間 に 充 て
て お り 、実 務 実 習 に 必 要 な 知 識・技 能・態 度 と モ チ ベ ー シ ョ ン を 担 保 し た 上
で実務実習が開始となるよう設定している。
【 5 】実 務 実 習 事 前 学 習 の 目 標 達 成 度 を 評 価 す る た め の 指 標 が 設 定 さ れ 、そ
れに基づいて適切に評価された実務実習事前学習が行われていること。
実 務 実 習 事 前 学 習 は 、実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 準 拠 し て 作 成
さ れ た シ ラ バ ス に よ り 、講 義 、演 習 、実 習 、S G D 等 を 実 施 し て い る 。教 育
目標に適合した事前学習が適切に行われたことを評価するため、それぞれ、
レ ポ ー ト な ど の 成 果 物 や 実 技 の 確 認 、ポ ー ト フ ォ リ オ の 記 載 事 項 の 確 認 等 に
より形成的評価および総括的評価を実施している。
7.薬学共用試験
薬 学 共 用 試 験( CBT 及 び OSCE)を 通 じ て 実 務 実 習 を 履 修 す る 能 力 が 一 定 水
準に到達していることが確認されていること。
【 1 】実 務 実 習 を 行 う た め に 必 要 な 能 力 を 修 得 し て お り 、薬 学 共 用 試 験 セ ン
ターが提示した合格基準をクリアーするなど実務実習を行うために必要な
一定水準の能力に達していることが確認されていること。
共 用 試 験 は 毎 年 薬 学 科 4 年 生 25 名 前 後 が 受 験 し 、 毎 年 本 試 験 に お い て 全
員 が 合 格 し て い る 。こ れ ら 試 験 の 合 否 判 定 は 薬 学 共 用 試 験 セ ン タ ー が 示 す 基
準 に 従 っ て 大 学 が 行 っ て お り 、合 格 者 が 実 務 実 習 を 行 う た め に 必 要 な 一 定 水
準の能力に達していることを確認している。
平 成 24 年 度 か ら 、 4 年 制 学 科 を 卒 業 し 実 務 実 習 事 前 学 習 を 修 了 し た 博 士
後 期 課 程 1 年 次 在 学 生 お よ び「 博 士 課 程 医 療 薬 学 特 別 聴 講 コ ー ス 」の 履 修 者
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( 科 目 等 履 修 生 )が 受 験 を 開 始 し て お り 、こ れ ま で 同 様 適 正 か つ 円 滑 に 実 施
している。
【 2 】薬 学 共 用 試 験 セ ン タ ー の「 実 施 要 項 」に 基 づ い た 薬 学 共 用 試 験 を 実 施
し、薬学共用試験センターの提示した合格基準にて判定していること。
【 3 】CBT 委 員 会 及 び OSCE 委 員 会 が 組 織 さ れ 、公 正 か つ 円 滑 に 薬 学 共 用 試
験を実施する体制が確立されていること。
薬 学 共 用 試 験 の C B T 及 び O S C E は 、薬 学 共 用 試 験 セ ン タ ー が 定 め た 実
施 要 項 に 沿 っ て 行 わ れ て お り 、こ の こ と は 、そ れ ぞ れ 薬 学 共 用 試 験 セ ン タ ー
任 命 の モ ニ タ ー 員 に よ っ て 確 認 さ れ て い る 。薬 学 共 用 試 験 は 毎 年 実 施 し て お
り 、薬 学 共 用 試 験 セ ン タ ー の 実 施 要 項 に 基 づ き 、4 年 制 学 科 を 卒 業 し た 博 士
後 期 課 程 1 年 次 在 学 生 お よ び「 博 士 課 程 医 療 薬 学 特 別 聴 講 コ ー ス 」の 履 修 者
( 科 目 等 履 修 生 )に つ い て も 、6 年 制 薬 学 科 4 年 生 と 同 一 の 試 験 日 に 実 施 し 、
同一の合格基準にて判定している。
本 学 部 で は 、薬 学 共 用 試 験 実 施 の た め に 、共 用 試 験 実 施 責 任 者 を 設 け 、ま
た そ れ ぞ れ C B T 実 施 委 員 会 及 び O S C E 実 施 委 員 会 が 組 織 さ れ て い る 。C
B T の 実 施 の た め 、ラ ッ プ ト ッ プ P C 、有 線 L A N と 電 源 を 備 え た 教 室 を 用
意 し 、ま た C B T 用 サ ー バ ー は 、別 室 の 施 錠 さ れ た 部 屋 に 設 置 し て お り 、C
B T の シ ス テ ム 管 理 責 任 者 が 管 理 し て い る 。 O S C E に 関 し て は 、全 て の ス
テ ー シ ョ ン が 実 施 で き る 医 療 薬 学 実 習 棟 に お い て 実 施 す る 。本 実 習 棟 は 、共
用 試 験 実 施 責 任 者 及 び O S C E 実 施 責 任 者 が 管 理 し て い る 。O S C E に 従 事
す る 教 員 に 対 し て 講 習 会 等 を 開 催 し て 、公 正 か つ 円 滑 に 薬 学 共 用 試 験 を 実 施
する体制が確立されている。
8.病院・薬局実習
実務実習を円滑に行うために必要な体制が整備されていること。
実 務 実 習 を 行 う た め に 、実 務 実 習 委 員 会 が 組 織 さ れ 、実 務 実 習 が 円 滑 に 実
施されるよう機能していること。
実 務 実 習 機 関 、実 習 施 設 と の 連 携 等 が 、当 該 大 学 の 6 年 制 教 育 に お け る も
のと全く同様に実施されていること。
【1】実務実習に関する責任体制が明確にされていること。
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実 務 実 習 の 企 画・調 整 、責 任 の 所 在 、病 院・薬 局 と の 緊 密 な 連 携 等 を 行 う
た め 、実 務 実 習 実 施 委 員 会 を 組 織 し て い る 。本 委 員 会 は 、学 務 会 議 議 長 、実
践 薬 学 教 育 研 究 セ ン タ ー 所 属 教 員 、実 務 実 習 事 前 学 習 担 当 教 員 、病 院 実 務 実
習 担 当 教 員 及 び 学 生 担 当 教 員( 学 生 配 属 先 研 究 室 の 正・副 教 員 )か ら 構 成 さ
れる。
実 務 実 習 の 指 導 及 び 実 習 施 設 と の 連 携 に つ い て は 、「 実 習 施 設 と 大 学 の 連
携 」と 題 す る 教 員 用 の マ ニ ュ ア ル を 作 成 し 、学 内 外 の 実 務 実 習 指 導 体 制 、実
務 実 習 記 録 の 内 容・活 用 方 法 、訪 問 指 導 の 方 法 、問 題・課 題 へ の 対 処 法 、成
績評価の実施方法(形成的評価及び総括的評価)等の周知を行っている。
【 2 】実 務 実 習 に 先 立 ち 、必 要 な 健 康 診 断 、予 防 接 種 な ど が 実 施 さ れ 、さ ら
に学生保険などの保険に加入していること。
4 年 制 学 科 を 卒 業 し た 博 士 後 期 課 程 1 年 次 在 学 生 お よ び「 博 士 課 程 医 療 薬
学 特 別 聴 講 コ ー ス 」の 履 修 者( 科 目 等 履 修 生 )に つ い て も 、6 年 制 学 科 の 学
生 と 同 様 に 、実 務 実 習 前 に 、健 康 診 断 ・抗 体 検 査 お よ び 予 防 接 種( 麻 疹 、風
疹 、ム ン プ ス 、水 疸 お よ び イ ン フ ル エ ン ザ 、必 要 に 応 じ て B 型 肝 炎 )を 行 う 。
ま た 、学 生 教 育 研 究 災 害 傷 害 保 険 及 び 学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 に 加 入 す る こ
とを義務付ける。
【3】適正な指導者のもとで実務実習が実施されていること。
【 4 】実 務 実 習 が 適 正 な 設 備 を 有 す る 実 習 施 設 に お い て 実 施 さ れ て い る こ と 。
4 年 制 学 科 を 卒 業 し 、薬 学 系 修 士 課 程 を 修 了 し た「 博 士 課 程 医 療 薬 学 特 別
聴 講 コ ー ス 」の 履 修 者 お よ び 科 目 等 履 修 生 に つ い て も 、6 年 制 学 科 の 学 生 と
同 様 に 病 院 お よ び 薬 局 に お け る 実 務 実 習 は 、認 定 実 務 実 習 指 導 薬 剤 師 の 資 格
を有する薬剤師の指導により実施する。
実 務 実 習 は 、認 定 実 務 実 習 指 導 薬 剤 師 の 指 導 の も と に 、近 畿 地 区 調 整 機 構
に よ る 割 振 り に よ り 、適 切 な 設 備 を 有 す る 施 設 で 実 習 を 実 施 し て い る 。な お 、
病 院 実 務 実 習 に つ い て は 、上 記 調 整 に 基 づ き 、本 学 医 学 部 附 属 病 院 に お い て
実施する。
【 5 】教 育 目 標( 一 般 目 標・到 達 目 標 )が 実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ
ムに準拠していること。
【 6 】学 習 方 法 、時 間 数 、場 所 等 が 実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 沿
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って実施されていること。
病 院 お よ び 薬 局 実 務 実 習 に お け る 指 導 は 、近 畿 地 区 の 実 務 実 習 に お い て 共
通 に 採 用 し て い る Web 版 の 「 実 務 実 習 記 録 」 を 用 い て 実 施 し て い る 。 本 実
務 実 習 記 録 で は 、学 生 が 自 己 評 価 を 記 録 す る 日 誌 や 週 報 を 作 成 し 、自 分 の 成
長 を 知 る こ と が で き る 。さ ら に 学 習 方 法 お よ び ス ケ ジ ュ ー ル 管 理( 時 間・実
習 場 所 )や 目 標 到 達 度 の 形 成 的 評 価 な ど に つ い て 、指 導 薬 剤 師 や 学 生 担 当 教
員 と 相 互 に 確 認 し 共 有 す る こ と で 、常 に 修 学 状 況 の 把 握 が で き る よ う に し て
いる。
実務実習の教育目標および学習方法、時間数、場所等は実務実習モデル・
コアカリキュラムに基づいて実施している。
【 7 】病 院 と 薬 局 に お け る 実 務 実 習 の 期 間 が 各 々 標 準( 1 1 週 間 )よ り 原 則
として短くならないこと。
病院実務実習および薬局実務実習は近畿地区調整機構により決められた
I 期 、Ⅱ 期 ま た は Ⅲ 期 で 実 施 し て お り 、1 1 週 間 の 実 習 期 間 を 確 保 し て い る 。
【 8 】事 前 打 ち 合 わ せ 、訪 問 、実 習 指 導 な ど に お い て 適 切 な 連 携 が と ら れ て
いること。
本 学 で は 、実 務 実 習 実 施 委 員 会 の 主 導 に よ り 、下 記 の よ う な 実 習 施 設 と の
密 な 連 携 の 下 に 実 務 実 習 を 実 施 し て い る 。ま ず 、実 務 実 習 開 始 前 に 実 習 施 設
の 指 導 薬 剤 師 に 対 す る 説 明 会 を 学 内 で 実 施 し 、本 学 の 教 育 理 念・目 的 、事 前
学 習 の 内 容 等 の 説 明 、事 前 学 習 実 施 施 設 の 見 学 、お よ び 指 導 薬 剤 師 、学 生 担
当 教 員 、学 生 の 3 者 面 談 に よ る 事 前 打 ち 合 わ せ 等 を 実 施 し て い る 。こ れ に 加
え て 、学 生 に よ る 施 設 の 事 前 訪 問 も 行 っ て い る 。ま た 、実 習 期 間 中 は 、適 宜 、
学生担当教員による実習期間中の施設訪問や学生との面談による指導やメ
ン タ ル ケ ア を 行 っ て お り 、こ れ ら の 内 容 に つ い て は 報 告 書 の 提 出 を 義 務 付 け
て い る 。さ ら に 、災 害 時 の 適 切 な 対 応 や ト ラ ブ ル の 防 止 や 適 切 な 対 応 等 を 行
う た め の 組 織・体 制 を 構 築 し 、こ れ ら の 事 項 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン を 予 め 指
導薬剤師、学生担当教員、学生に周知している。
【 9 】実 習 施 設 と の 間 で 、関 連 法 令 や 守 秘 義 務 等 の 遵 守 に 関 す る 指 導・監 督
についてあらかじめ協議し、その確認を適切に実施していること。
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実 務 実 習 開 始 前 に 、実 習 生 に 対 し て 、関 連 法 令 や 守 秘 義 務 等 の 遵 守 に 関 す
る 説 明 を 行 い 、誓 約 書 を 提 出 さ せ て い る 。実 習 施 設 側 へ は 、学 生 に 対 し て 関
連 法 令 や 守 秘 義 務 等 の 遵 守 に 関 す る 説 明 を 行 い 、学 生 が 誓 約 書 に 署 名 し て い
る 旨 を 伝 え て い る 。こ れ ら の 内 容 は 、実 習 施 設 と の 薬 局・病 院 実 習 に 関 す る
契約書にも明記されている。
【10】評価基準が設定され、実習施設の指導者と事前に提示したうえで、
実 習 施 設 の 指 導 者 と の 連 携 の 下 、大 学 に お い て 適 正 な 評 価 が 行 わ れ て い る こ
と。
病 院 実 務 実 習 お よ び 薬 局 実 務 実 習 に お け る 指 導 は 、「 実 務 実 習 記 録 」 の 実
務 実 習 モ デ ル・コ ア カ リ キ ュ ラ ム に 基 づ い て 作 成 さ れ た 評 価 基 準 を 用 い て 実
施 し て い る 。学 生 自 身 お よ び 指 導 薬 剤 師 が そ れ ぞ れ 実 務 実 習 モ デ ル・コ ア カ
リ キ ュ ラ ム の 到 達 目 標( SBO)毎 に 段 階 別 で 評 価 す る シ ス テ ム と な っ て い る 。
こ の 目 標 到 達 度 に 、実 習 終 了 時 に 指 導 薬 剤 師 か ら 提 出 さ れ る 知 識・技 能・態
度 の 評 価 基 準 を 明 示 し た「 評 価 表 」お よ び 実 習 後 に 学 生 に 提 出 を 義 務 付 け て
い る レ ポ ー ト の 内 容 を 一 定 の 評 価 基 準 に よ っ て 評 価 し た 結 果 を 加 え て 、総 合
的に判定を行い、実務実習の評価を実施している。
【 1 1 】学 生 、実 習 施 設 の 指 導 者 、教 員 の 間 で 、実 習 内 容 、実 習 状 況 お よ び
そ の 成 果 に 関 す る 評 価 の フ ィ ー ド バ ッ ク が 、実 習 期 間 中 に 適 切 に 行 わ れ て い
ること。
実 務 実 習 中 の 指 導 薬 剤 師 か ら の 評 価 等 の フ ィ ー ド バ ッ ク は 、「 実 務 実 習 記
録 」に 記 載 さ れ た 学 生 の 自 己 評 価 や 指 導 薬 剤 師 の 評 価 に 基 づ い て 、実 習 中 に
適 宜 実 施 さ れ 、そ の 内 容 は「 実 務 実 習 記 録 」を 媒 体 と し て 学 生 担 当 教 員 に も
伝 え ら れ る 。薬 局 実 務 実 習 で は 、こ う い っ た 指 導 薬 剤 師 に よ る 指 導 に 基 づ き 、
学 生 担 当 教 員 が 施 設 訪 問 時 や 学 生 と の 面 談 時 に フ ィ ー ド バ ッ ク を 行 う 。病 院
実 務 実 習 時 で は 、本 学 医 学 部 附 属 病 院 に 常 駐 す る 薬 学 部 教 員 が 適 宜 フ ィ ー ド
バックを行う。
ま た 、こ れ ら の 結 果 を 再 度 、指 導 薬 剤 師 に 戻 す こ と で 、実 習 施 設 と の 連 携
強化に努めている。
【 1 2 】実 習 終 了 後 に 、実 習 内 容 、実 習 状 況 お よ び そ の 成 果 に 関 す る 意 見 聴 取
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を、実習施設の指導者、教員を交え行われていること。
実 務 実 習 終 了 後 に 病 院 実 習 お よ び 薬 局 実 習 を 担 当 し た 指 導 薬 剤 師 、学 生 担
当 教 員 を 始 め 薬 学 研 究 科 の 教 員 、薬 学 科 4 年 生( 次 期 実 習 生 )の 参 加 を 求 め
て「 実 務 実 習 成 果 報 告 会 」を 開 催 し 、実 習 生 が 実 務 実 習 に お け る 学 習 内 容 や
成 果 に つ い て 発 表 を 行 う 。本 報 告 会 は 、実 習 施 設 か ら の 意 見 聴 取 や 教 員 と の
意 見 交 換 の 場 と し て 有 用 で あ り 、実 習 施 設 の 指 導 者 に は 大 変 好 評 を 得 て い る 。
こ れ と は 別 に 、実 務 実 習 実 施 委 員 会 と し て 、薬 局 実 習 実 施 施 設 に つ い て は ア
ン ケ ー ト 調 査 、病 院 実 習 に つ い て は 面 談 を 行 い 、指 導 薬 剤 師 か ら の 意 見 聴 取
を行っている。
9.その他
【 1 】当 該 大 学 薬 学 部( ま た は 薬 科 大 学 )の 4 年 制 学 科 を 卒 業 し て い る こ と 。
【2】実務実習履修時に、修士課程を修了していること。
薬 剤 師 国 家 試 験 受 験 資 格 の 取 得 を 目 的 と す る 者 の 実 務 実 習 は 、本 学 薬 学 部
薬 科 学 科 を 卒 業 後 に 、薬 学 系 修 士 課 程 を 修 了 し 、か つ 所 定 の 科 目 を 修 得 し た
者に限られる。
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