美幌伝道大使食育レポートfor小学生.

平成28年9月13日
旭小学校4年生
美幌町には全てがある!!
旭小学校(座学)
農畜産物は?
じゃがいも
加工品は?
もっとない
かな?
発酵食品とは?
温かい!
色が濃くなってる。
どろどろしてて
温かいよ!
総合学習の時間をいただき、スライドを使っての
食育です。
指導するのは、伝道大使と一緒に地域づくり活動
を推進している(合)びほろ笑顔プロジェクトが
担当します。
「はじめまして!私たちは、特産品から町を元気
に、そして笑顔にするために、まちづくり活動を
行っているびほろ笑顔プロジェクトという会社で
す。今日は、みんなに美幌町の農畜産物や加工品
について知ってもらいたいと思います。その後美
幌高校に行って、実際に農畜産物を見て触る体験
もあるので、楽しみにしてください。」
食品開発アドバイザーの大友さんの挨拶で食育ス
タート。
「美幌町の農畜産物をあげてみよう」
子どもたちはグループになってお友達と議論を交
わしました。
ジャガイモ、アスパラ、ニンジン、お米、玉ねぎ、
ビート、ブタ、ウシ・・・黒板に書ききれないほど
の食材が挙がります。
アスパラ!
肉だ!
42名
そして次のステップへ。
「加工品って分かるかな?小麦だったらパンにな
るとか、素材から何が作れるかあげてみよう」
チーズ、ハンバーグ、とんかつ、お餅、ポテトサ
ラダ・・・子どもたちが口にしたことのある料理が
多く挙がりました。
子ども同士で考えを出し合ってもらいながら、食
育の内容は少しずつレベルアップさせていきます。
「発酵食品って、聞いたことがあるかな?」
ここで、美幌の特産品「美幌豚醤まるまんま」を
使った授業です。
美幌の豚肉が、小瓶に入った液体になる、という
事実に子どもたちは驚きます。
「微生物の働きのおかげだよ。」
その効果が分かる発酵途中のまるまんまを手にし
た子どもたち。
「温かい!」「どろどろだー!」と興味津々。
「なんで温かいの?」
「微生物が豚肉を分解するときに熱を発している
から、ほんのり温かいんだよ。」
全てのものに命があって、それを活かした素晴ら
しい技術で加工品が作られて、その技術も素材も
環境も、全てが美幌町にある、ということを最後
に伝えて、座学は終了しました。
動物に触れよう、野菜を採ってみよう!!
美幌高校農場
ウシブタ
食育の舞台は旭小学校から美幌高校へ。
美幌伝道大使が緊張しながらも笑顔で小学生を迎
え入れます。
今回は6人の伝道大使が指導役です。
まずはウシ。
間近で見たことのある子が少なく、軍手に包まれ
た手をしきりに伸ばそうとする子どもたち。
「ここにいるウシは、全て牛乳を作るウシだよ。
性別はどっちか分かるかな?」
ウシの性別や食べ物について、質問形式で教えて
いきました。
「どうしてウシの角はないの?」
「もともとは角があったんだけどね。人間や他の
ウシが怪我をしてしまうといけないから、小さい
うちに取ってしまうんだよ。」
「もう生えてこないの?」
「うん、一度取ったらこのままなんだよ。」
子どもの突発的な質問にも、にこやかに答える伝
道大使。
豚舎に移動し、今度はブタの授業です。
ブタの食べ物は野菜で、その野菜を作るにはブタ
の糞が栄養を与えているという、循環型農業につ
いて教えていました。
野菜
畑では野菜の授業です。
一般的に売られている野菜とは異なる色の野菜を
様々栽培している美幌高校の農場。
例えばカボチャ。
普段よく目にするのは、黒に近い濃い緑色のカボ
チャですが、ここでは白いカボチャ「雪化粧」。
そして子どもたちの目を最も惹きつけたのがトウ
モロコシです。
色当てクイズでは「黄色」や「白色」は出るもの
の、その正解は予想外の「虹色」。
「グラスジェムコーン」という、ポップコーンの
原料となるトウモロコシです。
初めて見るカラフルな野菜に、子どもたちは大興
奮。
軍手を取って、その色だけでなく食感も楽しむ子
どもいました。
ミニトマトを収
穫するよ。
カラフル!
綺麗!
農場最後の授業は収穫です。
ここでもカラフルな野菜が栽培されています。
赤、オレンジ、黒っぽい紫のミニトマトが鈴なり
に実っていて、子どもたちは3色全てのトマトを
お土産にしようと、楽しそうに収穫していました。
子どもたちの笑顔に、伝道大使も食育の手応えを
感じていました。
旭小学校
美幌野菜を使った加工品を食べてみよう!
校長室
美幌高校農場から旭小学校に移動した子どもたち
と伝道大使。
伝道大使は、旭小学校校長から食育授業の御礼を
受けて緊張していました。
「これからも続けて欲しい」との激励に、これま
での活動の意義や重要さを実感した伝道大使。
最後まで気を抜かずに頑張ります。
昼食
待ちに待った昼食の時間。
豚醤まるまんまを使ったうどんつゆでアスパラ入
りうどんをいただきます。
美幌の特産品を使った昼食に子どもたちは大喜び。
食べる前には、食品開発アドバイザーの大友さん
から、アスパラ入りうどんと豚醤つゆの紹介があ
り、座学で学んだことを振り返りました。
そして小学生と共に席に着いた伝道大使。久々の
学校給食に懐かしくなります。
伝道大使のうち一人がこの旭小学校出身というこ
ともあり、自分が教えられる立場から、子どもた
ちを教える立場となった時間と成長を、この食育
から感じ取っていました。
もちもちしたうどんはほんのり緑色で、アスパラ
の風味を感じさせます。
うどんを頬張る子どもたちは、口々に「おいし
い!」と満面の笑顔。
農場というフィールドで体を動かした後なので、
より一層美味しく感じられたようです。
ぼくたちの活動を
まとめたテキスト
だよ。マンガ風だ
から読みやすいよ。
加工食品や発酵に関する座学、ウシやブタを間近
にした体験授業、野菜の収穫・・・と普段と異なり、
美幌にある自然、産業、技術を体験して学ぶこと
ができた今回の食育。
最後には、伝道大使による活動内容をまとめたマ
ンガ風テキストを配布し、これからの活動への決
意を新たにして、幕を閉じました。
美幌伝道大使
メンバー紹介
おおたに みちる
2年 大谷 暢
もりた せいや
2年 森田 誠也
6名
9月13日に食育を行ったメンバー
を紹介します。
いしかわ たくみ
2年 石川 匠
あまの
かな
2年 天野 可奈
にった ゆうすけ
2年 新田 悠介
たけだ ゆうだい
2年 武田 優大
4年2組
4年1組