Press Release

araisara
2016 S/S Haute Couture
「時」
ふたたび
あなたと共に過ごした心に残る一つ一つの時
昔と今と未来が重なる時
太陽の語りのスタートはブランドを立ち上げる気かけになった宮染の製作所と
今なお、その場所で生きる職人達に致しました。
当時出逢った一人の宮染職人が3年前のパリデビューコレクション後に他界致しました。
ですが現在は宮染の製作所に23名の職人達が技術を受け継ぎ日々製作に挑んでいます。
この場所で出逢い、この場所からスタートしたあの時、
今は亡きあなたの容姿,
この場所に新たな生命が芽生えていた
何時か貴方に会える時まで私達がこの場所で生きている
そして
この場所で貴方と共に未来を迎えるその時
- 音楽製作:古武道 - 宮染の職人達:中川染工場 araisara
AtelierMeiPARIS
66 avenue des champsーÉlysées 75008 paris
E-mail:[email protected]
URL:http://www.araisara.jp
伝統技術・技法
宮染
由来―江戸末期の頃、真岡木綿(現在の真岡市で織られた木綿地)が盛んになり、その木綿地を
染めるために宇都宮市内を流れる田川沿いに染物職人が集まり袢纏等を染めるようになったの
が始まりです。 その後、注染(ちゅうせん)という技法が生まれ浴衣や手拭いを一枚ずつ丁寧に
染め上げてゆくようになりました。宇都宮に流れる田川を中心に栄えた染物を総称して「宮染め・
みやぞめ」と名付けられました。
特徴―天気の良い日の自然による乾燥方法で仕上げ、布の繊維がつぶれず、 風通しが良く、最
高な着心地 、表裏がなく、裏も美しく、時を増すことに風合いが変わり、その人によってかもしださ
れる味わいと雰囲気を楽しめます。
この世界で類を見ない日本独自な技術を 独自の色とモダンな柄を生みだし、服飾に落とし込み、
宮染の新たな世界観をお届けしております
和紙 和紙は軽くて通気性の良い、日本古来の紙である。
和紙(マニラ麻)紙糸を使用した織物の特徴は非常に軽くて水洗いにも強く、天然素材特有
の肌触りと通気性の良さが特徴。更に、抗菌性に優れ、紫外線から体を守ってくれるなど、
いろいろな機能を持ち合わせております。
徂徠のテキスタイルにない全く新しい風合いと触感を楽しめます。
時織(ときおり)
オートクチュールの制作過程で裁ち落された着物やアンティークの生地を様々なかたちにし、独自
の技法で時間をかけて現代の生地と合わせ、織り重ね、今と昔の融合により、新たに蘇らせたオ
リジナルの生地を「時織」と名付けました。
ブランドのデビューコレクションの「時織」の作品は、明治時代の着物から現代のレースやシルク、
ベルベットなど数百種類、一万枚を超える生地裂を使用しています。
今回は「時織」をパーツとして部分的にあしらい、作品に新たな息吹を入れ、ひとつひとつ異なる衣
服に仕立て、独自の世界観を発信しています。
araisara
AtelierMeiPARIS
66 avenue des champsーÉlysées 75008 paris
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URL:http://www.araisara.jp