湯沢市稲庭城の指定管理者の募集要綱 湯沢市稲庭城の指定管理者を選定するにあたり、湯沢市稲庭城の管理業務を効果的 かつ効率的に行うため、地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244 条の2第3項及 び湯沢市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例 (平成 17 年湯沢市条例 第 64 号)第2条の規定に基づき、次のとおり指定管理者の候補者を募集します。 1 対象施設の概要 (1)名 称 湯沢市稲庭城 (2)所在地 秋田県湯沢市稲庭町字古館前平 50 番地 (3)設置目的 教育文化の向上と観光振興を推進し、湯沢市の活性化を図る (4)施設の内容、規模等 ① 構 造 主体構造 鉄筋コンクリート、屋根構造 合金メッキ葺 ② 階 数 4 ③ 建築面積 211.22 ㎡ ④ 延床面積 474.46 ㎡ ⑤ 内部概要 地元特産品や歴史資料の展示(1~3階)、展望室(4階) ⑥ 附帯施設 古舘庵(事務所・売店、トイレ) 、スロープカー設備及び駅舎、 券売所、四阿、物置小屋、物産交流施設ほか ⑦ 建築年月日 平成元年9月1日 (5)指定管理料の実績(平成 26 年度までの3年間) 平成 24 年度 5,237 千円 平成 25 年度 5,237 千円 平成 26 年度 5,237 千円 (6)施設入館者数及び入館料の実績(平成 26 年度までの3年間) 平成 24 年度 7,115 人、2,672 千円 平成 25 年度 7,716 人、2,724 千円 平成 26 年度 7,357 人、2,678 千円 2 管理運営の基本的な考え方 指定管理者は、以下の基本的な考え方に基づいて管理を行うものとします。 (1)条例の設置理念に基づいて管理運営を行うこと。 (2)公の施設であることを念頭において公平な管理運営を行うこととし、特定な者 に有利あるいは不利になる運営をしないこと。 (3)施設の利用促進に努めるとともに、利用者の意見を管理運営に反映させ、利用 者へのサービス向上に努めること。 - 1 - (4)施設の管理運営を行うとともに、管理運営経費の削減に努めること。 (5)湯沢市と密接な連携を図りながら管理運営を行うこと。 3 管理の基準 指定管理者が管理を行う際の基本事項は、次のとおりとします。 (1)利用期間、利用時間及び休館日について 利用期間 毎年4月1日から 11 月 30 日までとする。 利用時間 午前9時 30 分から午後4時 30 分までとする。 休館日 毎週火曜日及び 12 月1日から翌年の3月 31 日までとする。 ※ただし、当該施設の指定管理者は、必要があると認めるときは、あらかじめ 市長の承認を得て、休館日を変更し、若しくは別に定め、又は開館時間を変 更することができる。 (2)個人情報の取り扱い 指定管理者は、湯沢市個人情報保護条例(平成 17 年湯沢市条例第 10 号)の規 定を遵守し、個人情報が適切に保護されるよう配慮するとともに、施設の管理に 関し知り得た情報を漏らしたり管理以外の目的に使用してはならない義務を負 います。 (3)情報公開 指定管理者は、湯沢市情報公開条例(平成 17 年湯沢市条例第9号)の規定を遵 守し、施設の管理に関して保有する文書や情報の積極的な公開に努める義務を負 います。 (4)関係法令等の遵守 指定管理者は、施設の管理を行うに当たっては、関係法令や関係条例等の規定 を遵守する義務を負います。 4 指定管理者が行う管理の業務 (1)稲庭城の施設及び設備の維持管理に関する業務 (2)稲庭城の使用の許可に関する業務 (3)稲庭城の利用に係る料金に関する業務 (4)前3号に掲げるもののほか、稲庭城の運営に関する業務のうち、市長の権限に 属する事務を除く業務(湯沢市稲庭城指定管理業務仕様書(別紙資料2)参照) 5 自主事業の企画と実施 指定管理者は、当該施設の設置目的に沿った積極的な自主事業を企画・実施して ください。ただし、自主事業の実施に当たっては事前に湯沢市の承認が必要となる ほか、その実施に要する経費は指定管理者が負担するものとします。 なお、事業計画で提案する自主事業の実施が認められない場合、申請そのものを 辞退する可能性がある団体は、必ずその旨を事業計画書に明記してください。 - 2 - 6 指定管理の期間 平成 28 年4月1日から平成 33 年3月 31 日までの5年間(予定)とします。 なお、この指定期間は、指定に係る市議会の議決後に正式な指定期間となります。 7 利用料金収入 当該施設の利用料金は、湯沢市稲庭城条例で定める額を上限として、指定管理者 が市長の承認を得て定め、指定管理者の収入となります。 また、施設利用者が、条例、規則で規定する減免の対象者である場合は、利用料 金について減額又は免除してください。 8 物品等の販売 当該施設における物品等の販売については、別途協議します。 9 管理運営に要する経費 当該施設の管理業務に要する経費は、利用料金及び湯沢市が支払う指定管理料及 びその他収入をもって充てるものとします。 湯沢市が示す指定管理料の基準となる額は、湯沢市稲庭城施設の管理運営費の実 績等を基に基準額(別紙資料3)として示していますので、事業・収支計画書にお きましてはその基準額以下での提案を求めます。 指定管理料の額や支払い方法等については、申請時に事業計画書で提示された額 に基づき、湯沢市と指定管理者との間で年度ごとに締結する協定書で定めます。 10 申請をする団体に必要な資格等 申請者は、次の(1)~(4)の条件全てを満たし、(5)に該当しない団体で あることが必要です。 (※団体の法人格の有無は問わない。) (1)複数の団体が共同事業体を構成して申請することができます。その場合は、構 成団体の全てが申請資格要件を満たす必要があります。 (2)共同事業体の構成団体が、単体又は他の共同事業体の構成団体となって同一の 施設について重複して申請することはできません。 (3)共同事業体として申請する場合は、必ず代表となる団体を決定していただくと ともに、協定の締結の際は、共同事業体の構成団体全てを一括して協定の相手方 とします。指定管理者の候補者選定後の協議は、代表団体を中心に行うことにな りますが、協定に関する責任は共同事業体の構成団体全てが負うことになります。 (4)申請者は、次に掲げる実績を満たす団体とします。 ① 過去5年以内に、今回募集する施設や類似施設において、受付・案内等の日常 業務、施設の維持管理及び点検業務、施設設備の保守管理業務や安全管理業務、 事業計画書・報告書の作成等を含む施設の管理運営実績を有していること。 ② 共同事業体として申請する場合は、過去5年以内に、今回募集する施設や類似 - 3 - 施設において、受付・案内等の日常業務、施設の維持管理及び点検業務、施設設 備の保守管理業務や安全管理業務、事業計画書・報告書の作成等を含む施設の管 理運営実績を有する団体が含まれていること。 (5)申請をすることができない団体(代表者が次の事項のいずれかに該当する場合 を含む) ① 法律行為を行う能力を有しない者 ② 破産者で復権を得ない者 ③ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第2項(同項を準用 する場合を含む。)の規定により市における一般競争入札の参加を制限されて いる者 ④ 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号。以下「法」という。)第 244 条の2第 11 項の規定による指定の取消しを受けたことがある者 ⑤ 指定管理者の指定を委託とみなした場合に、法第 92 条の2、同法第 142 条(同 条を準用する場合を含む。)又は第 180 条の5第6項の規定に抵触することと なる者 ⑥ 国税及び地方税を納税する義務がある者にあっては、その全部又は一部を納付 していない者 11 申請の手続き (1) 指定管理者の指定を受けようとする者は、次に掲げる書類を提出してください。 ① 管理者指定申請書(湯沢市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条 例様式第1号(別紙様式1) ) ② 申請資格を有していることを証明する書類 ア 法人にあっては、当該法人の登記事項証明書 イ 非法人にあっては、団体の代表者の身分証明書 ウ 定款、寄附行為、規約その他これらに相当する書類 エ 申請資格に関する申立書(別紙様式2) ③ 管理を行う公の施設の事業計画書(別紙様式3) ④ 管理に係る収支計画書(別紙様式3) ⑤ 当該団体の経営状況を説明する書類 ア 前事業年度の収支計算書又はこれらに相当する書類 イ 前事業年度の貸借対照表及び財産目録又はこれらに相当する書類 ウ 現事業年度の収支予算書及び事業計画書(既に財産的取引活動をしている団 体及び新たに指定管理者になろうとする施設の業務以外の事業を開始する 団体のみ) エ 団体の事業報告書を作成している場合は、当該報告書 オ 団体の役員名簿及び組織に関する事項について記載した書類又はこれらに 相当する書類 - 4 - ⑥ 国税及び地方税の納税証明書(国税及び地方税を納付する義務がある者) ⑦ 上記の他市長が特に必要と認める書類 ア 類似施設の管理実績を証明することのできる書類(指定管理者指定通知の写 しや管理業務委託契約書の写し等) イ 共同事業体として申請する場合、その構成員及び各団体の役割、責任分担に 関する種類 (2)提出部数 正本1部、副本(正本複写)12 部 (3)提出先 〒012-8501 湯沢市佐竹町1番1号 湯沢市産業振興部まるごと売る課施設班 電話 0183-55-8193 (4)提出期限及び提出方法 平成 28 年1月 15 日(金)午後5時まで、前記(3)の提出先へ持参すること。 (※1)申請書類の受付は、平成 28 年1月 12 日から1月 15 日までの期間の、 午前9時から午後5時までの時間内で取り扱います。 (※2)提出期限後における申請書又は添付書類の変更及び追加は認めません。 (※3)申請に要する経費は、すべて申請者の負担とします。 (5)申請手続きのスケジュール 内 容 期間等 市ホームページへの募集要項のアップロード 平成 27 年 12 月1日~ 市広報(12/15 日号)への周知記事掲載 平成 27 年 12 月 15 日 説明会 平成 27 年 12 月 21 日 申請に関する質問書の受付期間 平成 27 年 12 月1日~12 月 22 日 質問に対する回答のアップロード 平成 27 年 12 月 25 日 申請書類の受付期間 平成 28 年1月 12 日~1月 15 日 (※1)説明会に参加する場合は、後述の「14 説明会」を参照ください。 (※2)申請に関する質問は、質問書(別紙様式4)により行ってください。 郵送(受付期間内に必着) 、ファックス、電子メールのいずれも受付しま すが、電話や口頭による質問は受付しません。 (※3)質問に対する回答は、市のホームページに掲載します。 (6)著作権の帰属等 事業計画書等の著作権は申請者に帰属します。ただし、湯沢市は必要な場合に は事業計画書等の内容を無償で使用できるものとします。 また、提出された書類については、湯沢市個人情報保護条例の規定に基づき非 公開とすべき箇所を除き公開されることがあります。なお、提出された書類は理 由の如何にかかわらず返却しません。 - 5 - 12 選定の方法、基準及び時期 (1)湯沢市指定管理者選定委員会において、次に掲げる審査基準に照らし最も適当 と認める団体を指定管理者の候補者として選定します。なお、審査の結果、該当 団体なしとする場合があります。 湯沢市稲庭城の指定管理者の候補者選定の審査基準 ① 利用者(入館者または使用者)の平等利用の確保(適合しなければ失格) ア 利用者(入館者または使用者)の平等な利用が確保されていること ② サービスの向上が図られるか ア 利用者に対するサービス向上の取り組みがなされるか イ 利用者の意見を施設の管理運営に反映させる意欲や手段が盛り込まれて いるか ③ 当該施設の効用が最大限に発揮されるか ア 当該施設の設置目的を理解した管理運営がなされるか イ 当該施設の利用促進への取り組みがなされるか ウ 当該施設を活用した自主事業の積極的な取り組みがなされるか ④ 当該施設の適切な維持管理並びに管理に係る経費の縮減が図られるか ア 施設・設備の維持管理が適切になされるか イ 個人情報の適正な管理のための必要な措置が講じられるか ウ 緊急時や苦情への対応が適切になされるか エ 収支計画は適正で実現性があるか オ 経費縮減への取り組みがなされるか、また実現性があるか ⑤ 当該施設の管理を安定して行うことができるか ア 団体の経営状況は健全か、当該施設の管理運営を行う経営規模を有してい るか イ 当該施設の管理運営に関する人員配置計画は適切か ウ 職員の資質向上に積極的に取り組む意欲はあるか ⑥ その他必要な事項 ア 湯沢市の観光、物産の普及振興や他の観光物産団体・施設との連携に対す る取り組み(観光事業の振興、特産品の宣伝、紹介、販路拡大に対する取 り組みなど) イ 地域や行政との連携に対する取り組み ウ 施設を取り巻く環境保全や衛生面、安全面を整えるための取り組み (2)指定管理者の候補者選定の時期及び指定管理者の決定について 平成 28 年1月中旬に湯沢市指定管理者選定委員会による指定管理者の候補者 の選定を行い、その結果については書面により速やかに申請者に通知するととも に、市ホームページにより公表します。 - 6 - 13 指定管理者と市との責任分担 指定管理者と市との責任分担は、原則として次の表のとおりとします。 ただし、表に定める事項に疑義がある場合、又は定めのない事項については、指 定管理者と市が協議して定めるものとします。 項 目 市 施設の改築又は経年劣化等による 10 万円以上の修繕 指定管理者 ○ 経年劣化等による1件 10 万円未満の修繕 ○ 備品の新規購入 協議 事故・災害等による施設等の修繕 協議 施設の火災保険加入 ○ 利用者傷害保険 ○ 施設利用者の被災に対する責任 事案による 苦情対応 事案による ※1 指定管理者の故意又は過失、協定書等に定められた管理を怠ったことによ る毀損・滅失は、金額の多寡にかかわらず指定管理者が購入、修繕等を行う ものとします。 ※2 施設サービスの提供に支障がないと市が判断した場合には、修繕を見合わ せる場合があります。 14 説明会 (1)日 時 平成 27 年 12 月 21 日(月) 午後3時 (2)場 所 湯沢市役所本庁舎2階 第 23 会議室 (3)その他 説明会への参加を希望する団体は、12 月 18 日(金)正午までに、末尾に記載 の「18 問い合わせ先」に連絡してください。 15 指定後の手続き 施設の管理運営に関する業務の内容及び細目的事項等について、湯沢市と指定管 理者が協議の上、協定を締結します。 16 その他 (1)指定管理者の候補者の選定に当たり、申請者に対して、申請書及び添付資料の 内容について説明を求めることがあります。 (2)指定管理者の候補者に選定された者を、湯沢市議会の議決を経て、指定管理者 に指定します。 (3)湯沢市は、指定管理者による業務実施状況について確認を行うものとし、その 結果について公表するとともに、指定管理者に必要な指示をすることがあります。 - 7 - (4)湯沢市は、指定管理者の業務実施状況等について評価を行い、その結果、施設 の運営について改善等が必要な場合は、指定管理者に対し、指導、助言、協議を 行い、これに従わない場合は指定の取消しを行うことがあります。 17 添付資料・様式 (1)湯沢市稲庭城施設概要(別紙資料1) (2)湯沢市稲庭城指定管理業務仕様書(別紙資料2) (3)湯沢市稲庭城施設管理運営費基準額(別紙資料3) (4)管理者指定申請書(別紙様式1) (5)申請資格に関する申立書(別紙様式2) (6)事業計画書及び収支計画書(別紙様式3) (7)質問書(別紙様式4) 18 問い合わせ先 〒012-8501 湯沢市佐竹町1番1号 湯沢市産業振興部まるごと売る課施設班 電話 0183-55-8193 Fax 0183-79-5057 - 8 -
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