シラバス 二〇一六年 (平成二十八年度) 2016(平成 28 年度) Syllabus 新渡戸文化短期大学 臨床検査学科 新渡戸文化短期大学 臨床検査学科 2016年度 シラバス 目 次 平成28年度 入学生 【1学年】 1.基礎分野······························· 1 2.専門基礎分野······················· 15 3.専門分野······························ 30 平成27年度 入学生 【2学年】 2.専門基礎分野······················· 40 3.専門分野······························ 45 平成26年度 入学生 【3学年】 3.専門分野······························ 75 授業科目名 生活と心理 () 授業形態 開講時期 講義 単位数 対象学年 担当者名 2 1学年 高橋耕一 前期 【授業の到達目標】 人間の心理や行動の特徴について説明で きるようにする。「人間とは何か」について 考え、自分自身や他者について心理学的な観 点から理解を深められるようにする。 【授業の概要】 知覚、記憶、学習などの基礎的な分野から、 性格、発達、臨床心理学といったより総合的 で応用的な分野まで幅広く講義する。講師の 精神科領域での臨床経験などを交え、具体的 な例をあげて説明することとする。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 【授業方法】 講義形式とする。 【予習と復習】 予習は必要としない。授業で理解できなか ったことは教科書を読むか、講師に質問し、 解消しておいてほしい。 【教科書および参考書】 「プロが教える心理学のすべてがわかる 本」ナツメ社 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 㻝㻚㻌 心理学の歴史㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 心理学の誕生と今日までの流れ㻌 㻌㻌㻌 学習成果(キーワード)㻌 構成主義、ゲシュタルト心理学、㻌 精神分析学、行動主義㻌 㻞㻚㻌 知覚心理学 㻝㻌 知覚の機能と法則㻌 図と地、知覚の体制化㻌 㻟㻚㻌 知覚心理学 㻞㻌 知覚の機能と法則㻌 錯視、知覚の恒常性㻌 㻠㻚㻌 記憶心理学㻌 記憶のメカニズムと種類㻌 㻡㻚㻌 学習心理学㻌 学習の原理㻌 㻢㻚㻌 発達心理学 㻝㻌 乳幼児期の発達㻌 㻣㻚㻌 発達心理学 㻞㻌 児童期~思春期の発達㻌 㻤㻚㻌 発達心理学 㻟㻌 青年期の発達㻌 㻥㻚㻌 性格心理学 㻝㻌 エゴグラム(性格テスト)㻌 㻝㻜㻚㻌 性格心理学 㻞㻌 性格と性格理解の方法㻌 㻝㻝㻚㻌 性格心理学 㻟㻌 ユングの性格類型論㻌 㻝㻞㻚㻌 臨床心理学 㻝㻌 精神疾患㻌 統合失調症、うつ病㻌 㻝㻟㻚㻌 臨床心理学 㻞㻌 㻝㻠㻚㻌 臨床心理学 㻟㻌 㻝㻡㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 短期記憶、長期記憶、㻌 宣言的記憶、手続き記憶㻌 古典的条件づけ、㻌 オペラント条件づけ㻌 アタッチメント㻌 精神疾患㻌 人格障害、発達障害、 神経症㻌 カウンセリング、心理療法、タッピン グ(TATもしくはEFT)㻌 学習成果の確認㻌 エディプスコンプレックス、㻌 ギャングエイジ、第二次性徴㻌 モラトリアム、㻌 アイデンティティ㻌 エゴグラム㻌 人格、性格、気質、類型論、㻌 特性論㻌 外向型、内向型、思考型、㻌 感情型、感覚型、直観型㻌 統合失調症、うつ病㻌 人格障害、発達障害、神経症㻌 カウンセリング、心理療法、タッピ ング㻌 㻌 - 1 - 授業科目名 生命倫理学 () 授業形態 開講時期 講義 前期 【授業の到達目標】 医療に関わる人として、生命と人間の尊 厳に対する現代社会における判断や行動を 倫理的に考察する。学習成果(キーワード) が説明できる。 【授業の概要】 生命がどの様なものかを考える。現代は 生命と疾病に対する考え方が著しく変化し つつあり、この変化に関する様々な要因や、 急激な進歩を遂げている生命科学と医療技 術のあり方、それに呼応する生命科学や倫 理学の基礎知識を理解し、現代社会におけ る医療の意味を考察する。 【授業計画】 テーマ 単位数 対象学年 担当者名 1 1学年 叶 一乃 【授業方法】 講義形式による。 【予習と復習】 新聞、ニュース、雑誌、本などから、生 命倫理、医療倫理に関する話題、事件につ いて常に関心を持つように努める。講義後、 関連事項についてレポートとしてまとめる。 【教科書および参考書】 プリント資料配布 【成績評価】 レポート、授業への取り組み方から総合 的に評価する。 内 容 学習成果(キーワード) 尊厳死、安楽死、生命倫理、 生命倫理学とは 生命の尊厳、安楽死、延命治療 医療倫理 EBMとは EBM 科学的根拠に基づく医 インフォームドコンセントと インフォームドコンセント 学とは は 脳死判断基準とは 脳死判断基準、脳死人間 脳死とヒトの死 植物人間とは 植物人間 不妊治療、人工授精、出生前、 不妊治療、人工授精、出生 生殖医学 検査、中絶、優生思想などの倫 前検査、人工中絶、優生思 理 想 臓器移植、人工臓器、輸血、 臓器移植、人工臓器、 移植医学 L36 細胞、再生医療 再生医療、輸血などの倫理 常・性染色体異常、がん遺 遺伝子操作 遺伝子治療などの倫理 伝子、 遺伝子検査法 ウエルネス、イルネス、 健康、病気の定義、医療、 シックネス、ADL、QO 健康・病気・医療・福祉 福祉の倫理 L 学習成果のまとめ 学習成果の確認 - 2 - 授業科目名 生活と法律学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 1 1学年 小林健一 【授業の到達目標】 法の役割、法的な思考方法、具体的な法律 の内容などについて具体例に即して検討す ることにより、一般社会で必要となる基礎的 な法的知識を習得できる。 【授業の概要】 具体的事例やその時々の時事問題を適宜 取り上げつつ、基礎的な法的知識を広く学ぶ。 実社会で損をすることのないよう、社会人 として最低限身に付けておくべき法的知識 を学ぶ。 【授業方法】 講義形式とする。講師が用意したレジメに 従って進める。 【授業計画】 テーマ㻌 【予習と復習】 予習は不要であるが、受講後は、実生活や ニュースの中に、講義で取り上げた事項が多 く登場することを意識するようにする。 【教科書および参考書】 使用しない。レジメを配布する。 【成績評価】 レポート(筆記試験に変更となる可能性も ある。)。 【受講上の注意】 多くの質疑応答を受けて授業内容を深め ていきたいと思いますので、積極的に発言す るようにしてください。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 憲法、基本的人権、㻌 最高法規、立法、行政、㻌 司法、官僚㻌 㻝㻚㻌 社会規範としての法㻌 法的なものの見方と憲法の話㻌 㻞㻚㻌 私法の役割㻌 日常生活に法はどのように関わるか㻌 㻌 私的自治(契約自由)の原則、㻌 民法、商法㻌 㻟㻚㻌 契約一般㻌 契約とは何か㻌 各種の契約の内容と注意㻌 売買契約、賃貸借契約、㻌 消費貸借契約、契約書㻌 㻠㻚㻌 経済活動と市民生活㻌 一般市民はどのように守られているか㻌 消費者金融、利息制限法、㻌 悪徳商法等㻌 㻡㻚㻌 労働法㻌 労働者はどのように守られているのか㻌 残業代、労働時間、有給休暇、㻌 解雇、正社員、有期契約㻌 㻢㻚㻌 結婚と離婚㻌 夫婦間の法律関係をどう理解するか㻌 離婚原因、財産分与、㻌 慰謝料請求、親権、養育費㻌 㻣㻚㻌 相続㻌 遺言や相続についての基礎的知識 について㻌 遺言書、遺留分、遺産分割㻌 遺留分減殺請求権、㻌 㻤㻚㻌 刑事裁判㻌 あなたが裁判員に選ばれたらどうな るのか㻌 裁判員、刑事事件、裁判官、㻌 故意、過失㻌 - 3 - 授業科目名 社会福祉論 () 授業形態 開講時期 講義 単位数 対象学年 担当者名 1 1学年 岩崎雅美 前期 【授業の到達目標】 本講義では、社会福祉の内容やとらえ方に ついて、理論と実践の2つの側面から理解を 図ることを目標にしている。 【授業方法】 具体的な事例を題材に演習やグループ討 議を交えながら考察を深め、専門職養成の一 助に貢献できればと考えている。また、講義 テーマに関する映像資料を用いて理解を深 めてもらう。 【予習と復習】 新聞やニュースなど社会福祉や生活に関 する時事問題についてふれておく。 講義で用いた映像資料をふりかえりで確 認するなどで復習してもらえるとうれしい。 【教科書および参考書】 使用しない 【成績評価】 レポートやテスト、リアクションペーパー の内容、授業への取り組み状況、態度により 評価する。 【授業の概要】 講義の概要としては福祉制度の課題や歴 史的な成り立ちを押さえたうえで、相談機関 における援助者に求められる判断や関係づ くりについて考えていく。なお、講義のポイ ントとしては次の3つの視点から理解を深 めてもらえればと考えている。 1.社会福祉がどのような歴史背景を踏まえ、 現在にいたっているのかを理解する。 2.施策や制度の実際について、児童・高齢・ 障害の 3 分野から外観する。 3.社会福祉援助技術の体系を踏まえ、実践 場面における具体的なかかわりのスキ ルを習得する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 自己覚知、㻌 セルフイメージ㻌 㻝㻚㻌 自己理解のすすめ㻌 グループ演習㻌 㻞㻚㻌 社会福祉援助技術の体系㻌 ケースワーク演習㻌 相談援助、傾聴㻌 㻟㻚㻌 かかわりの技術㻌 ペアワーク演習㻌 コミュニケーション㻌 㻠㻚㻌 専門職の倫理㻌 社会福祉専門職の理解と倫理㻌 行動規範㻌 㻌 信念㻌 㻡㻚㻌 病い体験のとらえ方㻌 『パッチ・アダムス』を題材に考える㻌 ナラティヴアプローチ㻌 㻢㻚㻌 愛着の形成㻌 スクールソーシャルワーカーの事例㻌 引きこもり㻌 摂食障害㻌 㻣㻚㻌 子どもの発達㻌 『トイストーリー2』を児童精神科医の視 点で分析する㻌 いじめ㻌 虐待㻌 㻤㻚㻌 社会福祉の歴史㻌 現場で働く上でのヒント㻌 自閉症㻌 発達障害とは㻌 - 4 - 授業科目名 統計学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 三好善彦 【授業の到達目標】 統計的方法の基礎概念と基本的な手法を 理解することができる。さらに、実際のデ ータを扱い統計的方法を実践することがで きるようになる。 【授業の概要】 データの収集、分類、要約などから始ま り、確率の知識も合わせて用い、目的とす る結論を収集したデータから導き出す。ま た、理論展開のみではなく、実際のデータを 扱ったり練習問題を解いたりもする。これら は、基礎的な数学の知識のみを必要とする のみである。 【授業方法】 講義形式とし、プリントなどを適宜配布 する。計算問題は電卓を用いて行う。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 データの分類㻌 度数分布表㻌 㻞㻚㻌 ヒストグラム・平均㻌 標準偏差㻌 㻟㻚㻌 平均・標準偏差㻌 電卓の利用㻌 【予習と復習】 授業の復習を欠かさず行い、各回のキー ワードを理解すること。また、プリントな どで配布する演習問題を解き理解を深める こと。 【教科書】 「初等統計学」 3*ホーエル(浅井晃訳)培風館 【成績評価】 授業への取り組みを参考にしつつ、学習 成果の到達度を重視して評価する。 【受講上の注意】 授業では関数電卓を利用してさまざまな 統計計算を行うので、各自関数電卓を準備 すること。詳細は、別途指示する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 データを分類して度数分布表を作成する㻌 母集団、標本、最大値、最小値、㻌 範囲、階級、度数分布表㻌 ヒストグラムの作成、㻌 平均と標準偏差を求める㻌 ヒストグラム、標本、階級値、㻌 度数分布表、平均、標準偏差㻌 電卓で平均と標準偏差を求める㻌 平均、標準偏差、階級値、電卓㻌 㻠㻚㻌 確率・確率分布㻌 確率の概念と確率分布について㻌 確率、確率分布㻌 㻡㻚㻌 正規分布㻌 正規分布と標準正規分布について㻌 正規分布、標準正規分布、㻌 標準化の公式㻌 㻢㻚㻌 正規分布の確率計算㻌 無作為抽出㻌 標準正規分布の確率計算、㻌 無作為抽出について㻌 標準正規分布、無作為抽出、母数、㻌 推定値㻌 㻣㻚㻌 標本平均の分布㻌 正規分布と標本平均の分布について㻌 㻤㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻥㻚㻌 平均値の推定 㻝㻌 点推定について㻌 㻝㻜㻚㻌 平均値の推定 㻞㻌 区間推定と大標本法について㻌 㻝㻝㻚㻌 平均値の推定 㻟㻌 スチューデントのt分布と小標本法につい て㻌 㻝㻞㻚㻌 仮説の検定 㻝㻌 平均値の検定について㻌 㻝㻟㻚㻌 仮説の検定 㻞㻌 平均値の検定、㻌 平均値の差の検定について㻌 正規分布、標本平均の分布、平均、㻌 標準偏差㻌 度数分布表、ヒストグラム、平均、標準 偏差、正規分布、標本平均の分布㻌 母集団、近似値、点推定、誤差、㻌 標本の大きさ㻌 信頼区間、大標本法、平均、㻌 標準偏差㻌 スチューデントのt分布、㻌 小標本法、自由度㻌 仮説、対立仮説、採択、棄却、㻌 検定値、棄却値㻌 仮説、対立仮説、㻌 平均値の差の分布㻌 㻝㻠㻚㻌 仮説の検定 㻟㻌 相関と回帰 㻝㻌 平均値の差の検定、小標本法について㻌 㻞 つのデータの関係について㻌 平均値の差の分布、スチューデントのt 分布、散布図、相関係数㻌 㻝㻡㻚㻌 相関・回帰 㻞㻌 㻞 つのデータの予測について㻌 電卓で相関係数と回帰直線を求める㻌 散布図、相関係数、回帰直線、㻌 最小 㻞 乗法、電卓㻌 - 5 - 授業科目名 基礎化学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 伊藤昭三 【授業の到達目標】 臨床検査に必要な計算の理解・応用を目標 とする。主には次の通りである。 1.臨床検査で使用されている濃度計算の 算出、換算ができる。 2.吸光度と濃度との関係を具体的に理解 し応用できる。 3.希釈の概念を理解し、応用できる。 4.酸・塩基のpHの算出ができ、緩衝作 用、緩衝液へ応用できる。 【授業の概要】 教科書内の例題を中心に演習を行う。授業 では、単なる計算技法に終止せず、検査の背 景や原理にも言及し、単なる化学計算ではな く臨床検査に必要な計算を意識する。理解の 補助・確認として、課題の取り組みや補助プ リンを配布する。 【授業計画】 テーマ㻌 【授業方法】 演習中心の講義形式 必要に応じてプリントを配布する。 【予習と復習】 予習として授業内容に対応した教科書中 の例題に対し高校までの化学、生物の復習を しておく。復習としては、授業で出された課 題に取り組み理解の定着を図る。 【教科書】 「臨床検査技師に必要な計算技法」 メディカル・サイエンス・ インターナショナル 【成績評価】 授業への取り組み、課題、講義内に実施す る学習成果の確認で総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 メートル法、SI単位、㻌 密度と比重㻌 単位変換㻌 水和水を含む溶液の濃度、㻌 分子内の特定元素濃度、モル濃度㻌 当量と規定度、浸透圧濃度、㻌 各種%濃度㻌 液体試薬の調整㻌 電解質濃度、㻌 濃度単位変換㻌 㻌 水和物㻌 分子量と1モル㻌 当量㻌 規定度、浸透圧濃度㻌 %濃度㻌 含量、比重、㻌 ミリ当量数㻌 㻡㻚㻌 標準液と希釈1㻌 希釈㻌 使用標準液の調整㻌 滴定㻌 標準原液と希釈㻌 㻢㻚㻌 標準液と希釈2㻌 希釈の表現法㻌 希釈率㻌 最終液量、希釈係数㻌 㻣㻚㻌 酸・塩基・pH1㻌 酸・塩基の概念、水の電離定数㻌 強酸・強塩基のpH㻌 水素イオン濃度とpH㻌 㻤㻚㻌 酸・塩基・pH2㻌 㻌 㻌 学習成果確認試験㻌 動的平衡と電離定数㻌 弱酸のpH㻌 電離定数㻌 弱酸のpH㻌 㻥㻚㻌 緩衝液1㻌 緩衝液㻌 ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式㻌 㻝.㻌 基礎的事項㻌 㻞㻚㻌 濃度1㻌 㻌 㻟㻚㻌 濃度2㻌 㻠㻚㻌 濃度3㻌 国際単位、比重と密度のちがい㻌 㻌 㻌 㻝㻜㻚㻌 緩衝液2㻌 イオン強度、血液の緩衝液㻌 㻝㻝㻚㻌 比色分析1㻌 ベーアの法則㻌 モル吸光係数1㻌 炭酸系の緩衝液㻌 イオン強度㻌 溶液濃度とベーアの法則㻌 モル吸光係数と%濃度㻌 㻝㻞㻚㻌 比色分析2㻌 モル吸光係数2㻌 光路長検定㻌 ビリルビン純度検定㻌 㻝㻟㻚㻌 比色分析3㻌 酵素反応とモル吸光係数㻌 NADHのモル吸光係数㻌 㻝㻠㻚㻌 酵素活性と酵素単位㻌 慣用単位㻌 㻌 B-L単位他㻌 㻝㻡㻚㻌 酵素活性と酵素単位㻌 国際単位、SI単位㻌 B-L単位、IU/l㻌 KAT㻌 - 6 - 授業科目名 化学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 中野 哲 【授業の到達目標】 臨床検査技師として必要な化学の基礎事 項と専門科目を理解するのに必要な化学に 関する知識を習得することができる 【予習と復習】 授業の復習を欠かさず行い、各回のキー ワードを理解すること。また、プリントな どで配布する演習問題を解き理解を深める こと。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 化学」岡崎三代 他 医歯薬出版株式会社 【成績評価】 授業への取り組みを参考にしつつ、学習 成果の到達度を重視して評価する。 【授業の概要】 臨床検査に関係する生化学、生化学検査 学および検査機器学などの基礎になる必要 な化学を中心に学ぶ。 【授業方法】 講義形式とし、プリントなどを適宜配布 する。計算問題は電卓を用いて行う。 【授業計画】 テーマ 内 容 学習成果(キーワード) 㻝㻚㻌 物質の構造1㻌 原子と分子、原子の構造㻌 化合の基本法則、モル、当量、国際単位系、㻌 核外電子の配置、結合様式㻌 㻞㻚㻌 物質の状態1㻌 気体、液体、固体㻌 ボイル・シャルルの法則、理想気体の状態式、㻌 ドルトンの分圧の法則、蒸気圧、結晶㻌 㻟㻚㻌 物質の状態2㻌 溶液㻌 溶液の濃度㻌 㻠㻚㻌 物質の状態3㻌 溶液、コロイド㻌 溶液の濃度、モル沸点上昇、㻌 モル凝固点降下、浸透圧、透析㻌 㻡㻚㻌 物質の変化1㻌 化学変化、化学反応の種類㻌 化学反応の種類、p㻴㻌 㻢㻚㻌 物質の変化2㻌 酸化還元平衡㻌 酸化数、電池、電気分解㻌 㻣㻚㻌 物質の変化3㻌 化学平衡、電離平衡㻌 p㻴、ブレンスッド・ローリーの酸・塩基の定義、ルイス の酸・塩基の定義、中和滴定㻌 㻤㻚㻌 物質の変化4㻌 電離平衡、化学反応速度㻌 p㻴、緩衝溶液、律速段階㻌 㻥㻚㻌 無機化合物1㻌 元素の種類、非金属の化学㻌 典型元素、遷移元素、必須微量元素、㻌 希ガス、ハロゲン㻌 㻝㻜㻚㻌 無機化合物2㻌 金属の化学、配位化合物、㻌 原子核反応㻌 アルカリ金属、アルカリ土類金属、錯イオン、㻌 キレート㻌 㻝㻝㻚㻌 有機化合物の基本 構造㻌 脂肪族炭化水素、 芳香族炭化水素の構造式と命名法 アルカン、アルケン、アルキン、 構造異性体、付加反応、ベンゼン㻌 㻝㻞㻚㻌 官能基1㻌 官能基による命名とその性質1㻌 水酸基、エーテル、エステル、酸化反応、 分子内脱水、分子間脱水㻌 㻝㻟㻚㻌 官能基2、糖質㻌 官能基による命名とその性質2 糖質の名称とその構造㻌 アルデヒド、ケトン、カルボン酸、アミン、 単糖類、多糖類、還元性㻌 アミノ酸と質の構造とその性質㻌 中性アミノ酸、酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸、 ビウレット反応、ニンヒドリン反応㻌 脂質、ビタミン、 ホルモンの名称とその構造㻌 中性脂肪、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、 コレステロール、リン脂質、ステロイドホルモン㻌 㻝㻠㻚㻌 アミノ酸、タンパク 質㻌 㻝㻡㻚㻌 脂質、ビタミン、 ホルモン㻌 㻌 - 7 - 授業科目名 生物学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 松井清彦 【授業方法】 【授業の到達目標】 生物に普遍的に必要な物質(水・タンパク 講義形式は教科書を中心に進行。生物・ 質・脂質・糖質)や存在する現象(細胞分裂・ 理科分野関連の資料をプリントし、適宜配 呼吸・遺伝・タンパク合成など)を紹介し、 布。 ヒトの生命維持と医学の必要性を認識する。 【予習と復習】 その知識を軸に臨床検査の医学的役割(位 授業計画を事前に確認し、その都度講義 置)を知り、臨床検査の医学に対する重要性 を説明することができるようになる。 内容の流れを掴んでおく。講義中は内容の 重要度を感じ取れると良い。理解不足の部 【授業の概要】 分は後回しせず、なるべく早い段階で整理 しておくように。 生物が生命維持するには細胞がどのよう な物質を取り入れ、細胞の機能を使ってい 【教科書】 るかを説明する。体内現象を支える反応系 「臨床検査学講座 生物学」医歯薬出版 は体調維持をする恒常性神経・内分泌・免 疫などと活動エネルギーを産む呼吸によ 【成績評価】 るところが大きい。また、ヒトとしての特 授業への取り組み、および学習成果の到 徴の元である '1$ は、それ自体が遺伝子と 達度を総合的に評価する。 なり、代々受け継がれる。ここには特徴を 発現するためのタンパク質の設計図があり、 この特徴も受け継がれる。生物はこれら諸 現象が円滑に連動して生命の維持がなされ ていることを理解する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 生命を支える物質Ⅰ㻌 㻞㻚㻌 生命を支える物質Ⅱ㻌 内㻌 容㻌 生体を構成する元素㻌 生体を構成する物質㻔1㻕㻌 生体を構成する物質㻔2㻕㻌 学習成果(キーワード)㻌 生体元素、生体物質、イオン、アミノ酸㻌 エネルギー源、細胞膜、生体材料、核酸㻌 、遺伝 子㻌 細胞の種類㻌 原核細胞、真核細胞、リン脂質、核、㻰㻺㻭㻌 㻌 細胞小器官の構造と機能㻔1㻕㻌 㻠㻚㻌 生命の単位Ⅱ㻌 細胞小器官の構造と機能㻔2㻕㻌 小胞体、ゴルジ装置、リソソーム、ミトコンドリア㻌 㻡㻚㻌 生命の単位Ⅲ㻌 細胞小器官の構造と機能㻔3㻕㻌 色素体、細胞骨格、中心体、線毛、細胞支持㻌 人体の構成㻌 上皮、結合組織、筋、神経、消化、循環、呼吸、㻌 㻢㻚㻌 ヒトの体の構成と機能Ⅰ㻌 組織・器官とその機能㻌 排出器系㻌 㻣㻚㻌 ヒトの体の構成と機能Ⅱ㻌 内部環境の調節㻔1㻕㻌 恒常性、体液、神経伝達、ホルモン調節㻌 内部環境の調節㻔2㻕㻌 自然免疫、貪食作用、獲得免疫、抗体、㼀 細胞㻌 㻤㻚㻌 ヒトの体の構成と機能Ⅲ㻌 中間学習成果の確認㻌 酵素反応㻌 最適温度、フィードバック機構、光化学反応、㻌 㻥㻚㻌 生命活動とエネルギーⅠ㻌 光合成㻌 カルビン回路㻌 㻝㻜㻚㻌 生命活動とエネルギーⅡ㻌 呼吸㻌 解糖系、クエン酸回路、電子伝達系、㻭㼀㻼㻌 細胞周期㻌 㻝㻝㻚㻌 細胞の増殖・生殖細胞の形成㻌 間期、分裂期、㻰㻺㻭 量、減数分裂、精子、卵㻌 ヒトの配偶子形成㻌 メンデルの法則㻌 優性・分離・独立、㻰㻺㻭 複製、リーディング鎖、㻌 㻝㻞㻚㻌 遺伝―ヒトを中心に―Ⅰ㻌 遺伝情報と形質の発現㻔1㻕㻌 ラギング鎖㻌 㻝㻟㻚㻌 遺伝―ヒトを中心に―Ⅱ㻌 遺伝情報と形質の発現㻔2㻕㻌 転写、翻訳、プロセシング、トリプレットコドン㻌 ヒトの遺伝性疾患の分類と発生 常染色体異常、ダウン症、性染色体異常、ターナ 㻝㻠㻚㻌 遺伝―ヒトを中心に―Ⅲ㻌 頻度㻌 ー症㻌 㻝㻡㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 㻟㻚㻌 生命の単位Ⅰ㻌 - 8 - 授業科目名 分子生物学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 2 1学年 中村 健司 【授業の到達目標】 遺伝子の構造と機能についての基礎を学 び、医療やその他の分野で応用される遺伝 子工学的技術さらには細胞工学的技術につ いても説明できようになる。 【授業の概要】 年に終結したヒトゲノム完全解読 は人類に有益な情報をもたらし、網羅的な 発現情報、細胞内蛋白質総体、代謝物質の 総体と共に網羅的分子(オミックス)情報 として収集、分析され、疾患の発症機序解 明や新薬開発などの新しい医療へと展開し ている。この授業では、ヒトゲノムを理解 するための基礎的な分子生物学から、次世 代シーケンサーなどの最新技術までをわか りやすく解説する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 遺伝子 㻰㻺㻭㻌㻝㻌 㻞㻚㻌 遺伝子 㻰㻺㻭㻌㻞㻌 㻟㻚㻌 遺伝子の複製 㻝㻌 㻠㻚㻌 遺伝子の複製 㻞㻌 㻡㻚㻌 遺伝子の発現 㻝㻌 㻢㻚㻌 遺伝子の発現 㻞㻌 㻣㻚㻌 遺伝子の発現 㻟㻌 㻤㻚㻌 遺伝子の発現 㻠㻌 㻥㻚㻌 細胞周期㻌 㻝㻜㻚㻌 発生と分化㻌 㻝㻝㻚㻌 がん㻌 㻝㻞㻚㻌 遺伝子の解析 㻝㻌 㻝㻟㻚㻌 遺伝子の解析 㻞㻌 㻝㻠㻚㻌 遺伝子の解析 㻟㻌 㻝㻡㻚㻌 医学㻌 【授業方法】 講義形式とし、スライドなどの視覚教材 を適宜使用する。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことはオフィスア ワーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「ポイントがわかる分子生物学」第 版 㻌 【成績評価】 授業への取り組み、および確認試験等、 学習成果の到達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 ゲノムと遺伝子㻌 遺伝子の本態は 㻰㻺㻭 である㻌 ヌクレオチド生合成㻌 物質と生命現象㻌 㻰㻺㻭 複製㻌 ファージの複製㻌 突然変異㻌 修復機構㻌 原核細胞の転写㻌 真核細胞の転写に関する因子㻌 真核細胞の遺伝情報発現㻌 スプライシングの機構㻌 遺伝暗号、㻌 翻訳㻌 遺伝子発現の制御㻌 細菌の細胞複製㻌 真核細胞の細胞複製㻌 再生医療㻌 㻱㻿 細胞と 㼕㻼㻿 細胞㻌 がん遺伝子とがん抑制遺伝子㻌 アポトーシス㻌 制限酵素㻌 プラスミド㻌 遺伝子クローニング㻌 遺伝子導入㻌 塩基配列決定㻌 ポリメラーゼ連鎖反応㻌 遺伝病と遺伝子診断㻌 ゲノム、遺伝子、形質転換、㻌 バクテリオファージ㻌 アデノシン三リン酸、解糖系、クエン酸回路、㻌 キナーゼ㻌 レプリコン、リーディング鎖、ラギング鎖、㻌 バクテリオファージ㻌 点変異、置換、欠失、挿入、遺伝型、表現型、㻌 塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復㻌 セントラルドグマ、転写、翻訳、センス鎖、㻌 アンチセンス鎖、プロモーター、コンセンサス配列㻌 イントロン、エキソン、スプライシング、㻌 プロセシング㻌 トリプレットコドン、開始コドン、㻌 終止コドン、リボソーム㻌 転写制御、転写後修飾、翻訳制御、翻訳後修飾㻌 オペレーター、リプレッサー、マイクロ 㻾㻺㻭㻌 セントロメア、テロメア、㻳㻝 期、㻿 期、㻌 㻳㻞 期、㻹 期、サイクリン㻌 全能性、多能性、胚性幹細胞、人工多能性幹細胞㻌 がん遺伝子、がん抑制遺伝子、㻾㻭㻿、㼜㻡㻟、㻌 アポトーシス㻌 制限酵素、パリンドローム配列、プラスミド、㻌 ベクター㻌 クローニング、㻰㻺㻭 ライブラリー、㻌 薬剤耐性遺伝子㻌 ダイデオキシ法、熱変性、アニーリング、㻌 㻰㻺㻭 ポリメラーゼ㻌 責任遺伝子、一塩基多型、個別化医療㻌 - 9 - 授業科目名 英語 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 演習 前期 2 1学年 鹿野浩子 【授業の到達目標】 医療従事者にとって、英語は世界中の最先 端の医療情報を得る為の必須言語である。基 礎的な事から専門知識を要する英語の文献 の大意を読み取ることが出来るようになる。 【授業の概要】 様々な文献を読み、書き手は誰に何を伝え たいのか、それは報告書・研究結果・定義・ 教示であるのか、そして文献の一般的な読み 方・特徴を捉えられるようにする。英文読解 のみに焦点を置かない様に、リスニング、ス ピーキング、さらには自分で授業外でも率先 的に英語の記事を読めるよう指導していく。 【授業計画】 テーマ㻌 㻵㼚㼠㼞㼛㼐㼡㼏㼠㼕㼛㼚㻌 㻿㼏㼕㼑㼚㼏㼑㻌㼍㼚㼐㻌㼀㼑㼏㼔㼚㼛㼘㼛㼓㼥㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻝㻚㻌㻮㼘㼛㼛㼐㻌㼜㼞㼑㼟㼟㼡㼞㼑㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻞㻚㻌㻮㼘㼛㼛㼐㻌㼜㼞㼑㼟㼟㼡㼞㼑㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻟㻚㻌㻭㼠㼔㼑㼞㼛㼟㼏㼘㼑㼞㼛㼟㼕㼟㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻠㻚㻌㻰㼞㼡㼓㻌㼘㼍㼎㼑㼘㼟㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻠㻚㻌㻰㼞㼡㼓㻌㼘㼍㼎㼑㼘㼟㻌 学習成果㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻡㻚㻌㻲㻰㻭㻌㼍㼏㼠㼕㼢㼕㼠㼕㼑㼟㻌 㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻢㻚㻌㻿㻭㻾㻿㻌 㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻣㻚㻌㻳㼑㼚㼑㼠㼕㼏㼟㻌 㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻤㻚㻌㻵㼟㼟㼡㼑㻌 㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻝㻜㻚㻌㻲㼛㼛㼐㻌㻵㼚㼠㼍㼗㼑㻌 㻌 㼁㼚㼕㼠㻌㻝㻝㻚㻌 㻰㼕㼑㼠㼍㼞㼥㻌㼟㼡㼜㼜㼘㼑㼙㼑㼚㼠㼟㻌 㻌 㻻㼞㼍㼘㻌㼜㼞㼑㼟㼑㼚㼠㼍㼠㼕㼛㼚㻌 【授業方法】 学生の発表を中心に演習形式で行う。 【予習と復習】 発表の準備として、事前授業では NH\ZRUGV を確認し、リスニングで文の区切りを理解す る。それを元に、学生は配布資料の作成を行 う。 【教科書および参考書】 プリント配布㻌 【成績評価】 発表・学期末レポート・試験・授業への取 り組みを総合的に評価します。 内㻌 容㻌 文献の読み方・データ㻌 㻰㻺㻭㻌 血圧、測定方法㻌 高血圧㻌 動脈硬化㻌 薬の説明書㻌 薬の説明書㻌 学習成果の確認と評価㻌 解熱鎮痛剤の使用㻌 㻿㻭㻾㻿㻌 遺伝子㻌 バイオテクノロジー㻌 食物摂取㻌 学習成果(キーワード)㻌 記事、グラフの種類㻌 生命体、遺伝子㻌 収縮期・拡張期血圧㻌 生活習慣㻔改善㻕・治療薬㻌 動脈硬化の定義とその要因㻌 薬の注意書き・ラベルの読み方㻌 使用方法㻌 㻌 処方・治療㻌 ウィルス・呼吸器官・症状㻌 㻰㻺㻭・㻾㻺㻭㻌 遺伝子組み換え㻔食品㻕㻌 スナック菓子・栄養・食欲㻌 サプリメント㻌 ビタミン・サプリメント製造㻌 学習成果発表㻌 㻌 - 10 - 授業科目名 英会話 () 授業形態 開講時期 単位数 演習 後期 2 【授業の到達目標】 医療従事者として様々な場面において他 者とうまくコミュニケーションを取れる様、 的確に英語で指示が出せるように、言い回し や表現方法を学ぶ。 【授業の概要】 基本構文を習得出来るようになり、状況に 応じて医療現場での慣用表現が使えるよう になる。採血や臨床生理検査などの場面で使 われる語彙を増やし、多くの表現方法の繰り 返しを練習する事により習得できるように する。大きな声で明瞭に、自分が相手に伝え たい事を発話出来るようにする事。 【授業方法】 演習形式で行う。 【授業計画】 テーマ㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻝㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻞㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻟㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻠㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻡㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻢㻌 学習成果㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻣㻌 㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻤㻌 㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻥㻌 㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻝㻜㻌 㻌 㻸㼑㼟㼟㼛㼚㻌㻝㻟㻌 㻌 映像1㻌 㻌 映像2㻌 㻌 映像 㻟㻌 対象学年 1学年 担当者名 鹿野浩子 【予習と復習】 分からない単語の意味は必ず辞書で確認 をする事。語学は日ごろの学習が必要とされ ますので、映画やテレビで英語に触れる様に して下さい。 【教科書および参考書】 仁木久恵・森島祐子・)0L\DPDVX 『そのまま使える医療英会話』医学書院 【成績評価】 学期末レポート・試験・授業への取り組み を総合的に評価します。 【受講上の注意】 積極的に授業に参加するよう注意して下 さい。 内㻌 容㻌 患者のプロフィール㻌 診察室㻌 循環器科㻌 呼吸器科㻌 消化器科㻌 代謝・内分泌科㻌 学習成果の確認㻌 救急㻌 泌尿器機㻌 乳腺外科㻌 脳神経科㻌 産婦人科㻌 実際の医療現場における会話㻌 実際の医療現場における会話㻌 実際の医療現場における会話㻌 - 11 - 学習成果(キーワード)㻌 個人情報・㻌 病歴を取る㻌 狭心症・バイタルサイン・心電図㻌 胸背部㻌 腹痛・内視鏡㻌 尿検査・血液検査㻌 㻌 㼄 線・㻯㼀㻛㻹㻾㻵㻌 エコー㻌 乳がん㻌 めまい㻌 超音波検査㻌 㻌 㻌 㻌 授業科目名 海外語学研修 () 授業形態 開講時期 単位数 演習 後期 2 【授業の到達目標】 オーストラリア研修の一環として、日常の 基本構文を習得出来るようになる。状況に応 じて日常会話の慣用表現が使えるようにな る為には、日常で使われる語彙を増やし、多 くの表現方法の繰り返しを練習する事によ り習得できる。日々の様々なトピックや場面 に応じた聞き方・話し方を学んでいき、ダイ アログを覚えるのみでなく、実践に繋げるよ うにする。 【授業の概要】 授業はペアワークやグループワークによ る反復練習が多くなるが、相手の言っている 事を聞く姿勢、自分が話したい事をはっきり と大きな声で伝える訓練をします。 対象学年 1学年 担当者名 鹿野浩子 【授業方法】 演習形式で行う。 【予習と復習】 受講前には授業で学ぶユニットにある分 からない単語を調べておくこと。語学は毎日 の積み重ねが必要とされるので、日ごろより、 テレビやラジオの英語をよく聞いておくこ とが英語の上達には必要不可欠である。聞き 取れなくても、何度も聞くことにより、英語 の発音の規則性も学べる。復習はアウトプッ トとして授業で習った事から発展させ、自分 の言い方を言えるように練習する。 【教科書および参考書】 プリントの適宜配布 【成績評価】 授業に取り組む前向きな姿勢を心掛ける 事。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 㻮㼛㼍㼞㼐㼕㼚㼓㻌㼜㼍㼟㼟㻌 機内で・入国審査㻌 㻻㼚㻌㼠㼔㼑㻌㼎㼛㼍㼞㼐・㼕㼙㼙㼕㼓㼞㼍㼠㼕㼛㼚㻌 㻞㻚㻌 㻭㼠㻌㼍㻌㼔㼛㼠㼑㼘㻌 宿泊場所で・病気㻌 リクエスト・健康問題㻌 㻟㻚㻌 㻿㼔㼛㼜㼜㼕㼚㼓㻌 値段㻔交渉㻕・お土産を買う㻌 値段・買い物㻌 㻠㻚㻌 㻰㼍㼥㻌㼠㼞㼕㼜㻌 日帰り旅行を探す㻌 半日ツアー・行先・時間㻌 㻡㻚㻌 㼀㼞㼍㼚㼟㼜㼛㼞㼠㼍㼠㼕㼛㼚㻌 交通手段㻌 乗り方・降り方㻌 㻢㻚㻌 㻾㼑㼟㼠㼍㼡㼞㼍㼚㼠㻌 レストランで注文する㻌 メニューの見方、注文㻌 㻣㻙㻝㻡㻚㻌 オーストラリア研修㻌 㻟㻛㻝㻟㻔月㻕~㻟㻛㻝㻤㻔土㻕の予定㻌 シドニー見学㻌 他㻌 㻌 - 12 - 授業科目名 生活と健康 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 鈴木恒夫 【授業の到達目標】 ひとの身体における健康維持機構を理解 し説明できるようになる。 【授業方法】 講義形式とし、資料プリントを適宜配付 する。 【授業の概要】 健康とは何か。特に日本国における平均 寿命や死亡原因のデータを基に、医療の現 在・過去・未来を確認し今後の在り方を考 える。また、循環、呼吸に関して生理学的、 解剖学的に解説し、これから学ぶ生理機能 検査学に繋がる基礎について講義する。 【予習と復習】 復習を中心とする。授業後は必ず復習し、 不明な点や疑問はオフィスアワーを利用し て質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 生理学」医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組みおよび学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ 内 容 学習成果(キーワード) 㻝㻚㻌 健康の定義㻌 健康の定義、平均寿命、死因㻌 㼃㻴㻻、健康の定義、平均寿命、死因㻌 㻞㻚㻌 生活と健康㻌 生活習慣病、喫煙の影響、㻌 飲酒の影響㻌 㻟㻚㻌 循環系①㻌 心臓の構造と機能、正常心電図㻌 生活習慣病、メタボリックシンドローム、 喫煙、飲酒㻌 心臓の構造、刺激伝導系、㻌 正常心電図㻌 㻠㻚㻌 循環系②㻌 虚血性心疾患と心電図㻌 㻡㻚㻌 循環系③㻌 異常心電図㻌 㻢㻚㻌 呼吸系①㻌 呼吸器の構造、呼吸のメカニズム㻌 㻣㻚㻌 呼吸系②㻌 呼吸機能検査とその評価㻌 慢性閉塞性肺疾患、拘束性換気障害㻌 㻤㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 13 - 心筋梗塞、狭心症、心電図㻌 房室ブロック、脚ブロック、㻌 㼃㻼㼃 症候群、㻸㻳㻸 症候群㻌 呼吸器の構造、㻌 呼吸のメカニズム、呼吸中枢㻌 授業科目名 体育 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 実技 前期 1 1学年 齋藤愛見 【授業の到達目標】 コンディショニングトレーニングおよび 球技の基礎技術を習得し、健康維持の増進の 向上を目指す。 【授業の概要】 身体のコンディショニングを整えるため のトレーニングを行ったあと、球技を行う。 【授業方法】 実技 【予習と復習】 中学・高等学校で学習した基本的な球技ス ポーツの技術やルールを復習しておくこと。 【教科書】 使用しない 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に判断する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 オリエンテーション㻌 自己紹介・授業の説明㻌 自己紹介㻌 㻞㻚㻌 ストレッチ、トレーニング㻌 ボディコンディショニング㻌 基礎技術の習得㻌 㻟㻚㻌 ストレッチ、トレーニング㻌 ボディコンディショニング㻌 基礎技術の習得㻌 㻠㻚㻌 ストレッチ、トレーニング㻌 ボディコンディショニング㻌 基礎技術の習得㻌 㻡㻚㻌 バトミントン㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻢㻚㻌 バトミントン㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻣㻚㻌 バトミントン㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻤㻚㻌 卓球㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻥㻚㻌 卓球㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻜㻚㻌 卓球㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻝㻚㻌 バスケットボール㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻞㻚㻌 バスケットボール㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻟㻚㻌 バレーボール㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻠㻚㻌 バレーボール㻌 基礎技術、ゲーム㻌 㻝㻡㻚㻌 スポーツ大会㻌 ゼミ対抗球技大会㻌 - 14 - チームワーク・㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 コミュニケーション㻌 チームワーク・㻌 コミュニケーション㻌 授業科目名 解剖学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 1 1学年 中野 哲 【授業の到達目標】 生命の最小単位である細胞から、60 兆も の細胞が構成する人体まで、私たちの身体が どのような構造をし、各々の器官が互いに連 絡しているのか、また正常な形態や構造を理 解できるようにする。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく (事前プリント課題)。授業で理解できなか ったことは課題プリントで復習し、さらなる 理解を深める。 【授業の概要】 正常なからだの形態と構造を研究する学 問である解剖学は医学の最も基礎的な領域 である。最小の単位である細胞、細胞が集ま って出来る組織、組織が集合して出来る各種 の器官の順に授業を進めていく。 【教科書および参考書】 「入門 人体解剖学 第 5 版」 南江堂 「入門 組織学」南江堂 「ぜんぶわかる 人体解剖図」 成美堂出版 【授業方法】 講義形式とし、板書、スライド、プリン トなどの教材を適宜使用する。 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 㻝㻚㻌 細胞と組織㻌 組織の種類や構成、㻌 細胞の種類㻌 㻞㻚㻌 骨格系、筋肉㻌 全身の骨格の名称、骨の構造、 脊柱、関節の種類、㻌 全身の筋肉の名称㻌 㻟㻚㻌 神経系 㻝㻌 神経細胞のしくみ㻌 㻠㻚㻌 脈管系㻌 心臓、動脈系、静脈系、㻌 リンパ系㻌 㻡㻚㻌 呼吸器㻌 鼻腔、咽頭、喉頭、気管、㻌 気管支、肺㻌 㻢㻚㻌 消化器、肝胆膵㻌 食道、胃、十二指腸、小腸、㻌 大腸、肝臓、胆嚢、膵臓㻌 㻣㻚㻌 泌尿器、生殖器、㻌 腎臓、尿管、膀胱、精巣、卵巣、 子宮、㻌 㻤㻚㻌 内分泌系1㻌 ホルモン㻌 㻥㻚㻌 内分泌系 㻞㻌 下垂体、甲状腺、㻌 上皮小体、副腎、膵島㻌 㻝㻜㻚㻌 神経系 㻞㻌 中枢神経、末梢神経㻌 㻝㻝㻚㻌 感覚器㻌 眼、耳、鼻、皮膚、舌㻌 㻝㻞㻚㻌 学習の成果のまとめ㻌 学習の成果の確認㻌 - 15 - 学習成果(キーワード)㻌 上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織、㻌 扁平上皮、円柱上皮、移行上皮、結合組織、軟骨組 織、骨組織など㻌 ハヴァース管、シャーピー繊維、骨芽細胞、骨細胞、 破砕細胞、球関節、蝶番関節、車軸関節、楕円関 節、鞍関節、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎など㻌 神経突起、軸索、髄鞘、樹状突起、シュワン細胞、ラ ンビエ絞輪、稀突起膠細胞㻌 体循環、肺循環、冠状動脈、上行大動脈、㻌 下行大動脈、胸大動脈、腹大動脈など、㻌 上大静脈、下大静脈、門脈、リンパ節、㻌 脾臓など㻌 気道、気管、気管支、肺胞など㻌 漿膜、筋層(内輪外縦)、粘膜、唾液腺、㻌 大弯、小弯、幽門、噴門、壁細胞、主細胞、㻌 副細胞、輪状ひだ、微絨毛、パネート細胞、㻌 杯細胞、グリソン鞘、類洞など㻌 腎小体、ボウマン嚢、糸球体、尿細管、集合管、ネフ ロン、精粗細胞、精母細胞、セルトリ細胞、卵管、子 宮、膣、黄体、グラーフ卵胞、㻌 内分泌ホルモン、消化管ホルモン、ペプチドホルモ ン、ステロイドホルモンなど㻌 視床下部、トルコ鞍、下垂体(前葉、後葉)、松果体、 傍濾胞細胞、副腎皮質、副腎髄質、ランゲルハンス 島など㻌 脊髄、延髄、橋、小脳、大脳、視床、㻌 視床下部、脳神経など㻌 杵状体、錐状体、虹彩、外耳、中耳、内耳、耳小骨、 鼻腔、表皮、真皮㻌 㻌 授業科目名 解剖学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学生 実習 後期 1 1学年 【授業の到達目標】 人体解剖学の基礎、とくに器官の組織構造 と機能を理解し、主要な器官を組織像から同 定できるようにする。 【授業の概要】 解剖学実習は習得内容が広範なわりに学習 時間が短いので、解剖学総論1回,肉眼解剖 学3回,組織学総論3回,組織学各論は8回 しかできない。このため組織学実習の各論は 毎回1器官系で授業時間の半分を検鏡に当て るため、ほとんど実習講義しかできない。つ まり観察する切片の部位と観察項目その名称 と特徴見分け方の解説を行う。 担当者名 中野 哲 犬塚則久 【予習と復習】 大学での講義時間が短いので予習・復習は 欠かせない。必須項目は別紙配布予定表に記 載どおり。オフィスアワーは随時でメールを 利用した質問に対応できる。 【教科書および参考書】 「入門 人体解剖学 第5版」 南江堂 「入門 組織学」 南江堂 「ひとの組織学 カラーアトラス」 メディカルサイエンス 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業方法】 実習形式とし、スライドを適宜使用する。 マクロは講義形式とし、スライドを適宜使用 する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻢㻚 内臓学:消化呼吸器系・泌尿生殖器系㻌 観察の要点・スケッチの仕方・㻌 観察・スケッチ・細胞㻌 細胞分裂㻌 重層扁平上皮・脂腺・汗腺・㻌 口唇㻌 口唇腺・動静脈・毛細血管㻌 線維軟骨・弾性軟骨・㻌 椎間円板・耳介・胎児の指㻌 胎児の指ガラス軟骨㻌 食道・小脳㻌 横紋筋・平滑筋・プルキンエ細胞㻌 人骨の観察・スライド・人体模型の 骨学実習・筋学実習㻌 観察㻌 内臓学実習㻌 内臓のスライド・人体模型の観察㻌 㻣㻚㻌 発生学:前発生,初期発生,器官発生,胎膜㻌 発生学実習㻌 発生に関するスライド㻌 㻤㻚㻌 消化管:口・咽頭・食道・胃・小腸・大腸㻌 食道・胃・十二指腸・大腸㻌 㻥㻚㻌 消化腺:大唾液腺・肝臓・膵臓㻌 顎下腺・肝臓・膵臓㻌 上皮・胃腺・パネート細胞・大腸㻌 混合腺・中心静脈・グリソン鞘・㻌 膵島㻌 多列線毛上皮・ガラス軟骨・呼吸 細気管支・肺胞㻌 腎小体・ボウマン嚢・尿細管・㻌 緻密斑・移行上皮㻌 セルトリ細胞・ライディッヒ細胞・㻌 卵胞・黄体㻌 心筋・プルキンエ線維・中心静脈㻌 㻝㻚㻌 解剖学総論:細胞学・組織学・解剖学㻌 㻞㻚㻌 上皮組織:表皮・粘膜・腺上皮㻌 㻟㻚㻌 支持組織:結合組織・軟骨組織・骨組織㻌 㻠㻚㻌 筋組織・神経組織㻌 㻡㻚㻌 運動器:骨の分類・機能、筋の形態・作用㻌 㻝㻜㻚㻌 呼吸器:鼻腔・喉頭・気管・気管支・肺㻌 気管・肺㻌 㻝㻝㻚㻌 泌尿器:腎臓・尿管・膀胱・尿道㻌 腎臓・尿管㻌 㻝㻞㻚㻌 生殖器:性腺・導管・付属器・交接器㻌 精巣・卵巣㻌 㻝㻟㻚㻌 循環系:血管・心臓・造血器㻌 動静脈壁・心臓・脾臓㻌 㻝㻠㻚㻌 内分泌系:下垂体・甲状腺・副腎㻌 下垂体㻖・甲状腺・副腎㻌 㻝㻡㻚㻌 感覚器:皮膚・視覚器・平衡聴覚器㻌 指尖㻌 㻝㻢㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 - 16 - 濾胞・濾胞傍細胞・皮質・髄質㻌 ファーターパチニ層板小体・㻌 マイスナー触覚小体㻌 㻌 授業科目名 生理学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 鈴木恒夫 【授業の到達目標】 病態生理を理解するためには人体の構造 と機能を理解しておくことが必須である。よ って、人体の正常な機能、つまり働きとメカ ニズムについて説明できるようになる。 【授業の概要】 生理学は生体の機能とそのメカニズムを 解明する学問であり、全ての臨床医学の根幹 となる学問でもある。ここでは、人体の働き とメカニズムについて体系的に解説する。 【授業方法】 講義形式とし、パワーポイントなどの視覚 教材を適宜使用する。 【予習と復習】 授業内容を理解しやすくするために、教科 書等で事前に内容を確認しておく。授業後は 必ず復習し、不明な点や疑問はオフィスアワ ーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 「見て読んで学ぶ 人体解剖生理学」 真興交易(株)医書出版部 【成績評価】 授業への取り組みおよび学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 体液①㻌 㻞㻚㻌 体液②㻌 㻟㻚㻌 神経の興奮㻌 㻠㻚㻌 筋収縮㻌 内㻌 容㻌 生体の恒常性、細胞の物質移送、 体液の組成、㻌 血液、体液量の調節、酸塩基平衡㻌 神経の生理の基礎、神経組織、㻌 シナプス㻌 骨格筋、心筋、平滑筋、㻌 筋収縮のメカニズム、収縮の種類㻌 㻡㻚㻌 循環①㻌 心臓、心電図、心周期㻌 㻢㻚㻌 循環②㻌 血管、血圧、循環調節㻌 㻣㻚㻌 呼吸①㻌 呼吸器の構造、呼吸器の機能①㻌 㻤㻚㻌 呼吸②㻌 呼吸器の機能②㻌 㻥㻚㻌 神経①㻌 末梢神経㻌 㻝㻜㻚㻌 神経②㻌 中枢神経㻌 㻝㻝㻚㻌 感覚㻌 㻝㻞㻚㻌 内分泌①㻌 㻝㻟㻚㻌 内分泌②㻌 㻝㻠㻚㻌 消化と吸収㻌 㻝㻡㻚㻌 尿の生成と排泄㻌 学習成果(キーワード)㻌 ホメオスターシス、細胞の物質移送、㻌 体液、㻌 血球、血漿、酸塩基平衡、 㻴㼑㼚㼐㼑㼞㼟㼛㼚㻙㻴㼍㼟㼟㼑㼘㼎㼍㼘㼏㼔 の式㻌 静止膜電位、活動電位、不応期、㻌 興奮伝導と伝達、シナプス㻌 骨格筋、心筋、平滑筋、神経筋接合部、 興奮収縮連関、運動単位㻌 心臓の構造、心臓の神経支配、㻌 心拍出量、心電図、心周期㻌 動脈、静脈、毛細血管、血圧、㻌 循環調節、静脈還流㻌 外呼吸、内呼吸、換気機能、ガス交換㻌 総論、体性感覚、内臓感覚、視覚、 聴覚、前庭感覚㻌 総論、視床下部、下垂体、甲状腺、 上皮小体㻌 肺気量分画、酸素解離曲線、㻌 呼吸の調節㻌 脳神経、脊髄神経、交感神経、㻌 副交感神経㻌 反射、脊髄、脳幹、間脳、小脳、大脳、㻌 大脳基底核、大脳辺縁系㻌 総論、体性感覚、内臓感覚、視覚、㻌 聴覚、前庭感覚㻌 総論、視床下部、下垂体、甲状腺、㻌 上皮小体㻌 膵臓、副腎、性腺㻌 膵臓、副腎皮質、副腎髄質、卵巣、精巣㻌 物理的消化、化学的消化、吸収、 肝臓㻌 腎臓の構造と機能、㻌 尿の生成と排泄㻌 - 17 - 物理的消化、化学的消化、吸収、肝臓㻌 腎臓の構造と機能、尿の生成と排泄、㻌 レニン・アンギオテンシン系㻌 授業科目名 生化学Ⅰ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 髙濱眞紀子 【授業の到達目標】 生命現象を維持するために必要な生体物 質の種類、構造、性質、および働きを理解し、 それらが生命の基本単位である細胞レベル で代謝されていくかを説明できる。 【授業の概要】 細胞の化学的構成成分の種類、構造、性質 を中心に講義し、さらにそれら生体成分の代 謝の一部までを講義する。要所において学習 成果のまとめを設け生化学検査学の基礎と して理解定着を行う。 【授業方法】 講義形式とし、パワーポイントなどの視覚 教材も適宜使用する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 㻝㻚 生体構成成分㻌 生体の構成元素、物質㻌 細胞の構成㻌 細胞の構成と働き㻌 【予習と復習】 授業の復習を欠かさず行い、各回のキーワ ードを理解すること。また、ポートフォリオ 「manaba」から配信される問題に取り組み 講義内容の定着に積極的に取り組む。 【教科書】 「臨床検査学講座 生化学 第2版」 阿部喜代司 医歯薬出版株式会社 【成績評価】 授業への取り組みや学習成果の到達度を 重視して評価する。 学習成果(キーワード)㻌 生体元素の元素組成㻌 微量元素㻌 細胞小器官と細胞分画㻌 アルドース、ケトース、不斉炭素原子、㻌 グルコシド結合㻌 ホモ多糖、グリコサミノグリカン㻌 還元糖㻌 㻌 脂肪酸、トリグリセリド、リン脂質、スフィンゴ脂 質、コレステロール㻌 㻌 㻞㻚 糖質㻌 種類、構造、性質㻌 㻟㻚 脂質㻌 種類、構造、性質㻌 㻠㻚 タンパク質とアミノ酸㻌 種類、構造、性質㻌 アミノ酸分類㻌 等電点、ペプチド結合㻌 㻌 㻌 㻡㻚 核酸、酵素㻌 核酸の種類と構造、㻌 酵素の分類㻌 㻢㻚 酵素㻌 構造と性質㻌 ヌクレオシド、ヌクレオチド、プリン塩基、㻌 ピリミジン塩基、㻰㻺㻭、㻾㻺㻭㻌 㻌 国際分類、至適p㻴、ミカエリス・メンテンの式、㻌 ラインウイバー・バークの式、補酵素、阻害剤㻌 㻣㻚 学習成果のまとめ㻌 第 㻝 回から第6回講義内容㻌 㻌 㼙㼍㼚㼍㼎㼍 の取り組みも参考にしながらまとめる㻌 㻤㻚 糖質代謝1㻌 代謝の概要㻌 グリコーゲン合成・分解・代謝調 節と血糖㻌 異化・同化㻌 糖質吸収㻌 加リン酸分解㻌 ホスホリ ラーゼ㻌 ホルモンと血糖調節㻌 グリコーゲン合 成酵素㻌 㻥㻚 糖質代謝2㻌 解糖系㻌 糖新生㻌 代謝調節㻌 ヘキソキナーゼ、脱炭酸反応㻌 㻝㻜㻚 糖質代謝3㻌 ペントースリン酸経路、㻌 TCA回路、糖の相互変換㻌 㻝㻝㻚 脂質代謝1㻌 脂質の消化吸収、中性脂肪の合 成、㻌 ペントースリン酸経路、TCA回路、㻌 㻺㻭㻰㻼㻴、アセチルCoA、脱炭酸反応㻌 ピルビン酸脱水素酵素、糖代謝相関㻌 㻌 血中リポタンパク、LDL㻌 HDL㻌 リポ蛋白リパー ゼ㻌 㻌 㻝㻞㻚 学習成果のまとめ㻌 第8回から第 㻝㻝 回講義内容㻌 㼙㼍㼚㼍㼎㼍 の取り組みも参考にしながらまとめる㻌 - 18 - 授業科目名 授業形態 生化学実習 () 実習 開講時期 単位数 後期 対象学年 1 1学年 担当者名 伊藤昭三、中村健司 髙濱眞紀子、髙嶋 眞理 中野 哲 【授業の到達目標】 生体物質の代表的な定性反応を理解し、実 験を通じてデータの解析法を学ぶ。また、分 析法を通じて臨床検査との関連を理解する。 【授業方法】 実習書に従い各自の実験を行い、実験の最 後に毎回重要項目のまとめを実施する。 後日、実験レポートの提出をする。 【授業の概要】 基礎化学実験、タンパク質、糖質、脂質、 酵素、核酸の定性反応、分析実験をする。ま た、吸収曲線、反応曲線の作成を通じて比色 測定法の基礎データの分析を行う。 【予習と復習】 毎回、テーマ・内容に従い教科書で関連項 目を予習する。復習としてレポート、課題に 取り組む。 【教科書】 プリント資料配布 【成績評価】 授業態度、取り組み状況、確認試験、レポ ートにより総合評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 安全な実験、レポート作成、㻌 糖の分類㻌 還元糖㻌 強酸との反応㻌 蛋白の性質㻌 㻝㻚㻙㻞㻚㻌 実習にあたって㻌 レポート、試薬の扱い方、㻌 蛋白質㻌 糖質実習について㻌 㻟㻚㻙㻠㻚㻌 糖質㻌 糖質の定性反応㻌 ベネディクト反応、バーフォード反応、㻌 ビアル反応、㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 タンパク質・アミノ酸㻌 蛋白質の定性反応㻌 アミノ酸のペーパクロマトグラフィ㻌 蛋白質沈殿、ネスラー反応、㻌 ビウレット反応、ニンヒドリン反応、㻌 キサントプロティン反応㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌 分離分析法㻌 寒天ゲル電気泳動法㻌 薄層クロマトグラフィ㻌 タンパク分画㻌 電気浸透現象㻌 脂質の薄相クロマトグラフィによる分析㻌 唾液アミラーゼの活性㻌 α―アミラーゼ、デンプン、㻌 麦芽糖㻌 酵素活性、ベネディクト反応、㻌 ヨウ素デンプン反応㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 核酸㻌 核酸の抽出㻌 DNA㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 比色測定法の基礎㻌 反応時間の作成㻌 反応曲線、安定時間㻌 吸収曲線、極大 吸収㻌 無機リン(フィスケ・サバロウ法)㻌 㻝㻡㻚㻌 㻌 㻌 㻌 学習成果のまとめ㻌 総括㻌 㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 酵素㻌 - 19 - 授業科目名 医学概論 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 1 1学年 伊藤 文之 【授業の到達目標】 豊富な見識を持つ医療従事者となるため に、わが国の医療を取り巻く環境や現代の 医療が抱える課題について理解し、最近の 医療情勢について説明できるようになる 【予習と復習】 教科書の該当箇所を事前に確認し、理解 しにくい部分等をまとめておく。授業で理 解できなかったことは、質問の時間を設け るので質問し、理解を深める。 【授業の概要】 医療現場で働くにあたって必要な知識と して、病院内の組織構成,医療供給体制, 医療従事者としての資質等を講述する。適 宜、実際の医療現場で発生する問題などに ついて触れ、医療従事者を目指すものとし ての意識を高める。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 保健医療福祉概論 第2版」 星和夫著 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業方法】 講義形式とし、スライドを使用し、配布 資料等を適宜使用する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝. 健康と病気㻌 医療・医学がたどってきた道㻌 㻌 健康とは、病気とは㻌 医療・医学の歴史㻌 健康、病気、医療、医学㻌 㻞.わが国の、医療システムー(1)㻌 病院の組織と各部門の役割㻌 医療提供体制㻌 㻟.わが国の、医療システムー(2)㻌 わが国の医療制度㻌 医療保険制度㻌 㻠.ライフステージと疾病㻌 年齢別にみる疾病構造と死因㻌 㻡.医療と倫理㻌 現代医療のさまざまな倫理的問 題、患者の権利㻌 㻢.医療の質と医療安全㻌 㻌 㻌 医療の質保証、医療安全への取 り組み、医療事故㻌 㻣.チーム医療㻌 チーム医療とは㻌 患者を中心とした医療㻌 病気を診ずして病人を診よ㻌 医療職者の連携㻌 㻌 㻤.学習成果のまとめ㻌 㻌 㻌 㻌 - 20 - 医療専門職、㻌 医療施設、医療関連施設㻌 公衆衛生のための機関㻌 皆保険制㻌 医療保険㻌 医療費助成㻌 ライフステージ㻌 小児期・思春期㻌 生活習慣病㻌 患者心理の理解㻌 生殖医療㻌 新型出生前診断㻌 インフォームドコンセント㻌 病院機能評価㻌 ヒューマンエラー㻌 医療訴訟㻌 コンプライアンス㻌 授業科目名 病理学Ⅰ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 2 1学年 横尾智子 【授業の到達目標】 疾病の本態を理解し、医学・医病の基礎的 知識や思考を習得し、説明できるようにする。 【授業の概要】 病理学は疾病の本態を解明する学問であ る。病変や疾患の原因、機序、形態的・機能 的変化について追求し、把握することにより 臨床へのつながりの基礎づくりをおこなう。 【授業方法】 講義形式とし、プリントの他にパワーポイ ントや DVD などの視覚教材を適宜使用する。 【予習と復習】 キーワードを理解しやすいように、事前に 各範囲の教科書や参考図書に目を通してお く。授業内容について不明な点が生じた場合 は、その授業内または一両日中に質問し、理 解を確実にする。 【教科書】 「最新臨床検査学講座 病理学/病理検査学」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 病理学序論、病因論㻌 㻌 病理学とは㻌 外因、内因㻌 先天性疾患㻌 先天性疾患の種類㻌 奇形、染色体異常、遺伝性疾患㻌 組織細胞障害㻙㻝㻌 組織細胞障害とその修復機構㻌 変性、壊死、萎縮、アポトーシス㻌 組織細胞障害㻙㻞㻌 組織細胞障害とその修復機構㻌 物質代謝障害㻙㻝㻌 物質代謝異常の種類・機序㻌 物質代謝障害㻙㻞㻌 物質代謝異常の種類・機序㻌 循環障害㻙㻝㻌 局所の循環障害㻌 循環障害㻙㻞㻌 全身の循環障害㻌 炎症㻙㻝㻌 炎症の形態的経過、㻌 炎症による全身症状、他㻌 過形成、化生・再生、㻌 創傷の治癒と肉芽組織㻌 糖質代謝異常、脂質代謝異常、蛋白質・㻌 アミノ酸代謝異常㻌 生体色素代謝異常、無機物代謝異常㻌 虚血、充血、うっ血、血栓症、塞栓症、㻌 梗塞㻌 浮腫、傍側循環、ショック、㻌 高血圧症㻌 炎症細胞、ケミカルメディエータ、補体系、㻌 急性・慢性炎症㻌 変質性炎、漿液性炎、線維素性炎、㻌 化膿性炎、出血性炎、偽膜性炎、特異性炎㻌 㻝㻜㻚㻌 炎症㻙㻞㻌 炎症の諸型㻌 㻝㻝㻚㻌 免疫異常㻙㻝㻌 免疫反応機構とその異常㻌 アレルギー、免疫不全㻌 㻝㻞㻚㻌 免疫異常㻙㻞㻌 免疫異常の種類と機序㻌 移植と拒絶反応、自己免疫疾患、膠原病㻌 㻝㻟㻚㻌 腫瘍㻙㻝㻌 定義、概要、分類、㻌 㻝㻠㻚㻌 腫瘍㻙㻞㻌 癌の広がり方、進行度、発生の原因、 癌遺伝子と抑制遺伝子㻌 良性・悪性腫瘍、上皮性・非上皮性腫瘍、㻌 異型性㻌 㼀㻺㻹 分類、不顕性癌、オカルト癌、㻌 偶発癌、ラテント癌㻌 㻝㻡㻚㻌 病理学全般のまとめ㻌 学習内容全般の確認㻌 学習内容全般㻌 - 21 - 授業科目名 微生物学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 松井 清彦 【授業の到達目標】 微生物における基礎的事項についてキー ワードを理解し説明できるようにする。後に 学ぶ各論や臨床微生物学の習得ができるよ うにする。 【授業の概要】 微生物学のなかでも医学の学問領域にか かわる微生物に関して、主として微生物の形 態、生理と機能、遺伝子の伝達方法、滅菌や 消毒、化学療法とワクチンなどの基礎的分野 について教授する。また、らせん状菌、クラ ミジア、リケッチア、真菌などの病原微生物 についての特徴、検査法について説明する。 【授業計画】 テーマ 【授業方法】 講義形式 【予習と復習】 教科書で事前に内容を確認しておく。授業 で理解できなかったことはオフィスアワー を利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「臨床検査講座 微生物学/臨床微生物学 第3版」岡田 淳 他編 医歯薬出版 プリント 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 内 容 学習成果(キーワード) 微生物とは何か、微生物の概念、 微生物学・病原微生物の分類 微生物の種類について 細菌の形態と配列、 細菌の形態と構造 基本および付加的構造について 細菌の増殖、細菌の観察 細菌の発育条件と培養 遺伝と変異 滅菌および消毒 化学療法 化学療法 とワクチン 正常細菌叢とその変動 細菌、真菌、ウイルス、リケッチア、 原虫 球菌、桿菌、らせん状菌、細胞壁、 核様体、莢膜、鞭毛、線毛、芽胞 増殖曲線、グラム染色、抗酸菌染色、 細菌の増殖曲線、 異染小体染色、鞭毛染色、芽胞染色、 細菌の観察法について 莢膜染色、 細菌の発育条件、栄養要求性、 好気性、通性嫌気性、嫌気性、微好気 培養法について 性、分離培地、選択培地 染色体、プラスミド、接合、形質導入、 遺伝と伝達形質の伝達について 形質転換、変異、変異原 乾熱滅菌、高圧蒸気滅菌、フェノール 滅菌および消毒の種類と特徴および 類、アルコール類、ハロゲン誘導体、 適応範囲について アルデヒド系消毒薬 化学療法の概念、 静菌作用、殺菌作用、細胞壁合成阻害、 化学療法剤の種類、作用機構について タンパク合成阻害、'1$ 合成阻害 抗菌薬、βラクタム薬、アミノグリ 化学療法剤の特徴と耐性機序について コシド系薬、マクロライド系薬、 抗結核薬、抗真菌薬 常在細菌叢の概念と分布について 口腔内、腸内、皮膚等の常在菌 クラミジア マイコプラズマ らせん菌、リケッチアの性状、起こす 疾患、治療について クラミジア、マイコプラズマの性状、 起こす疾患、治療について 真菌(総論) 酵母と糸状菌の特徴について カンピロバクター、ヘリコバクター、 スピロヘータ クラミジア、クラミドフィラ、 マイコプラズマ、67'、肺炎 カンジダ、クリプトコックス、胞子、 分生子 糸状菌 糸状菌の性状、起こす疾患() 皮膚糸状菌、アスペルギルス属、 糸状菌 糸状菌の性状、起こす疾患() 黒色真菌、接合菌、輸入真菌 真菌検査 酵母様真菌の同定、糸状菌の同定 発芽管試験、スライドカルチャー らせん菌、リケッチア - 22 - 授業科目名 血液学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 2 1学年 新倉 春男 【授業の到達目標】 血液検査学の基礎としての血液学を学び、 血液の成分、生理・機能と、その異常であ る血液疾患を理解し、説明できる。 【授業の概要】 血液の成分とその役割、種々の血球の産 生と崩壊の機序・代謝・生理・機能および、 出血と止血(血小板機能・凝固線溶系)の 機序について説明し、さらにこれらの異常 である血液疾患について講義する。 【予習と復習】 講義内容を理解できるように、教科書で 事前に内容を確認しておく。理解できなか ったり、疑問がある場合には、遠慮なく質 問する。講義内容は遅滞なく復習し、知識 を確実なものにする。 【教科書および参考書】 「最新臨床検査学講座 血液検査学」 奈良信雄 他 著 医歯薬出版、プリント配布 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業方法】 パワーポイントを用いた講義形式 【受講上の注意】 私語は厳禁、疑問があれば挙手をして発 言する。携帯・スマホはオフにする。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 1. 血液学と血液検査学、血液 疾患 血液、血球と血漿、血液学検査、血液疾患、細胞の基本構 造、表面マーカー㻌 2. 血液の成分と機能 血液学とは、血液検査の目的㻌 血液の成分、血液疾患の種類㻌 血液の性状・機能、血漿と血清および、そ れらの成分㻌 3. 血球の産生と崩壊 造血部位と造血の機序㻌 4. 赤 血球の 産生 と崩壊 ・形 態・機能・代謝 5. ヘモグロビン、鉄代謝、 DNA 合成 赤血球の分化と成熟、正常赤血球形態、 赤血球・ヘモグロビンの機能と代謝、㻌 ヘモグロビンの構造・産生・代謝・種類、 鉄の吸収・利用・排泄、ビタミン 㻮㻝㻞 と葉 酸㻌 6. 赤血球の異常(Ⅰ) 貧血㻌 7. 赤血球の異常(Ⅱ) 貧血と赤血球増加症(多血症)㻌 8. 白血球の種類・形態・ 機能、産生と崩壊 9. 白血球系の異常 白血球分類、顆粒球・単球の機能、リンパ 球(免疫機序)、骨髄系細胞・リンパ系細 胞の分化㻌 白血球増加症・減少症、白血球機能異常 症㻌 10. 造血器腫瘍(Ⅰ) 骨髄増殖性腫瘍、急性白血病㻌 11. 造血器腫瘍(Ⅱ) リンパ系腫瘍㻌 12. 血小板・巨核球 血小板産生機序、血小板機能㻌 13. 止血機構 出血と止血、㻝 次止血と 㻞 次止血、線溶系㻌 14. 出血傾向と血栓傾向 血小板の異常、凝固線溶系の異常㻌 15. 血液・血液疾患のまとめ これまでの講義内容の不足分の補充㻌 - 23 - 血液量、血漿、血清、血清蛋白と免疫グロブリン㻌 血球の個体発生、造血部位の変動、造血幹細胞、サイトカイ ン・造血因子、骨髄、リンパ組織、髄外造血㻌 赤血球前駆細胞と赤芽球、エリスロポエチン、網赤血球、ヘ モグロビン酸素解離曲線、嫌気性解糖系㻌 ヘモグロビン、ヘム、グロビン鎖、プロトポルフィリン、ビリルビ ン、トランスフェリン、フェリチン、鉄の体内分布、ビタミン 㻮㻝㻞 と内因子、葉酸㻌 貧血の成因、小球性低色素性貧血、正球性正色素性貧 血、大球性貧血、鉄欠乏性貧血、サラセミア、鉄芽球性貧血㻌 溶血性貧血、血管外溶血と血管内溶血、造血障害、再生不 良性貧血、巨赤芽球性貧血、真性多血症、二次性赤血球 増加症㻌 好中球、好酸球、好塩基球、単球、㼀・㻮 リンパ球、㻺㻷 細胞、 免疫グロブリン㻌 類白血病反応、伝染性単核球症、好中球減少症と感染症、 後天性免疫不全症候群㻌 慢性骨髄性白血病、骨髄線維症、急性白血病、㻲㻭㻮 分類、 新 㼃㻴㻻 分類、骨髄異形成症候群、染色体・遺伝子異常㻌 慢性リンパ性白血病、成人 㼀 細胞白血病、㻹 蛋白血症、 㻹㻳㼁㻿、骨髄腫、㻴㼛㼐㼓㼗㼕㼚 リンパ腫、非 㻴㼛㼐㼓㼗㼕㼚 リンパ腫㻌 巨核球の分化・成熟、トロンボポエチン、膜糖蛋白、血小板 凝集・粘着・放出反応、㼢㼛㼚㻌 㼃㼕㼘㼘㼑㼎㼞㼍㼚㼐 因子と粘着、フィブリ ノゲンと凝集、プロスタグランディン代謝㻌 血小板血栓、凝固血栓、凝固因子、凝固機序、凝固制御因 子、ビタミンK、線溶因子、線溶制御因子㻌 血小板減少症・増加症、血小板機能異常症、凝固異常症、 血友病、DIC、線溶亢進、血栓症㻌 血液・血液疾患全般の理解㻌 授業科目名 薬理学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 大沢幸嗣 【授業の到達目標】 体内での薬の効果と作用機序が説明でき る。薬の効果と作用を十分に発揮させるため の薬の正しい使い方を修得する。薬を使用す るに当たっての法律の目的を理解する。 【授業の概要】 薬理学ヒトに関するの基礎を踏まえて 体内で薬がどのように効果を発現するの かをイラスト等から学ぶ。しかし、薬の作 用機序を知っていても、薬を正しく使用し ないと期待される薬効が得られないため、 実物の薬に触れたり、患者説明用のキット 等を用いて薬の正しい使用方法について も学ぶ。 【授業方法】 講義形式とし、配布資料、スライドなどの 視覚教材を適宜使用する。 【予習と復習】 キーワードを理解するために配布資料や 参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業内容は復習テストを実施し、理解を深 める。 【教科書および参考書】 プリント資料配付 【成績評価】 試験・提出物・授業への取り組み状況・授 業態度などで総合評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 薬理学総論㻌 概念・処方箋・薬の使い方㻌 薬力学、薬動学、臨床試験㻌 併用禁忌、併用注意㻌 㻞㻚㻌 薬理学総論㻌 法令・薬品管理㻌 規制区分、麻薬、㻌 向精神薬、毒薬、劇薬、㻌 急性毒性、㻌 㻟㻚㻌 薬理学総論㻌 薬物動態学と薬力学㻌 相互作用㻌 吸収、分布、代謝、排泄、㻌 㻯㼙㼍㼤、㼀㼙㼍㼤、t㻝㻛㻞、㻭㼁㻯㻌 㻠㻚㻌 消化器用薬㻌 消化性潰瘍治療薬㻌 ヘリコバクター・ピロリ菌、㻺㻿㻭㻵㻰㼟㻌 㻌 㻌 消化性潰瘍のバランス説、㻌 㻡㻚㻌 膵ホルモンと糖尿病治療薬㻌 糖尿病治療薬㻌 インスリン抵抗性、インスリン作用不足㻌 インクレチン、㻰㻼㻼㻙㻠㻌 㻢㻚㻌 血液疾患治療薬㻌 㻌 高脂血症用薬㻌 脂質異常症㻌 コレステロール、トリグリセライド、㻱㻼㻭㻌 横紋筋融解症、脂肪酸㻌 㻣㻚㻌 化学療法薬㻌 㻌 抗がん剤・抗菌薬㻌 㻤㻚㻌 試験と試験解説㻌 㻌 㻼㻷㻛㻼㻰、薬物血中濃度モニタリング㻌 㼀㼕㼙㼑㻌㼍㼎㼛㼢㼑㻌㻹㻵㻯、㻯㼙㼍㼤㻌 㻌 - 24 - 授業科目名 健康食品総論 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 講義 後期 1 1学年 【授業の到達目標】 食品、健康食品、医薬品、保健機能食品の 違いを明らかにし、健康食品に関わる問題点 を把握すると同時に、健康食品の総合的知識 を修得する。 【授業の概要】 食品の栄養と機能、健康食品、保健機能食 品とはなにか、健康食品に関わる問題点、食 品としての安全性、疾患との関わりなど、総 合的に広く健康食品について講義する。 【授業方法】 講義形式とし、パワーポイントなどの視覚 教材も適宜使用する。 【授業計画】 テーマ 【予習と復習】 復習を中心とする。講義内で課せられる課 題を中心とした復習をする。 【教科書】 健康食品の基礎知識 芝 紀代子他 じほう 【成績評価】 授業への取り組み、課題、講義内に実施す る学習成果で総合的に評価する。 2. 健康食品各論 内 容 食品の機能、健康食品情報の問 題、安全性と発生した事件、保 健機能食品制度 保健機能食品(特定機能食品各 論) 3. 健康食品各論 保健機能食品(栄養機能食品各 論、機能性表示食品) 1. 健康食品総論 4. 食品と栄養 5. 食品の安全性 担当者名 髙濱 眞紀子 保瀬 由江 栄養と栄養素、摂食と消化、吸 収、糖質、脂質、たんぱく質、 エネルギー代謝日本人の食事 摂取基準 食品の衛生管理と安全性、食品 添加物、食中毒、有害物質によ る食品汚染、遺伝子組み換え食 品 学習成果(キーワード) 食品の機能、フードファディズ ム 健 康 食 品 の 社 会 的 問 題 保健機能食品制度 個別許可型、規格基準型 各種特定機能食品 栄養機能食品、下限値、上限値、 栄養機能表示、注意喚起、疾病 リスク低減表示、機能性表示食 品 栄養素、消化・吸収 食生活 ビタミン、ミネラル リスク分析、ポジティブリスト 方式、ADI と使用量、食中毒、 有害物質による食品汚染 傷病者の栄養管理、生活習慣病、 消化器疾患、腎疾患、高齢者の 疾患 6. 疾患と栄養 病態栄養管理学、疾患別の栄養 管理 7.医薬品と食品の相互関係 食品と医薬品のちがい 薬物相互作用、特定保健用食 薬物動態学(PK)、薬力学(PD) 品、サプリメント(ビタミン) CYP の誘導、阻害物質 嗜好品と医薬品の作用 8. 学習成果のまとめと評価 学習成果の確認 - 25 - 授業科目名 授業形態 公衆衛生学(含;関係法規) 講義 () 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 後期 2 1学年 松井 清彦 【授業の到達目標】 医療従事者として国民の公衆衛生の向上 に寄与出来る人材となるために必要な社会 医学的な知識を習得し、説明ができるように なる。 【授業の概要】 予防医学の理論と実践を説明する。また、 臨床検査技師国家試験出題ガイドラインに 含まれる衛生学および公衆衛生学分野の諸 問題について説明する。臨床検査技師に必要 な関係法規について説明する。 【授業方法】 講義形式 【予習と復習】 教科書で事前に内容を確認しておく。授業 で理解できなかったことはオフィスアワー を利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「簡明衛生公衆衛生学」南山堂 「最新臨床検査学講座 関係法規」医歯薬出版 プリント 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 予防医学概論㻌 医学における衛生学と㻌 公衆衛生学について㻌 衛生学、公衆衛生学、流行病、社会医学、 臨床医学㻌 国勢調査、人口の構造、人口の高齢化、㻌 労働力人口㻌 人口動態、人口動態統計、出生の動向、㻌 死亡の動向㻌 㻞㻚㻌 衛生統計㻌 人口静態統計について㻌 㻟㻚㻌 衛生統計㻌 人口動態統計について㻌 㻠㻚㻌 食品と健康㻌 食品衛生と国民栄養について㻌 食品安全行政、食生活指針、食育基本法㻌 㻡㻚㻌 環境衛生㻌 生活環境について㻌 一般廃棄物、産業廃棄物、医療廃棄物、㻌 温室効果、酸性雨、砂漠化、オゾン層破壊㻌 㻢㻚㻌 環境衛生㻌 一般環境と地球環境について㻌 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、㻌 㻣㻚㻌 環境衛生㻌 環境基本法と公害について㻌 㻤㻚㻌 感染症 㻝㻌 感染症の疫学、について㻌 㻥㻚㻌 感染症 㻞㻌 最近注目される疾患について㻌 一般環境、職場環境、公害、環境基準、㻌 排出基準、環境モニタリング、環境評価㻌 感染、サーベイランス、消毒薬、㻌 予防接種㻌 食中毒、性感染症、衛生動物㻌 㻌 作業環境管理、作業管理、安全管理者、㻌 衛生管理者、産業医、衛生委員会、㼀㻴㻼㻌 㻌 有害因子、化学的因子㻌 労働災害補償、メンタルヘルス㻌 㻝㻜㻚㻌 産業保健総論㻌 労働衛生の現状について㻌 㻝㻝㻚㻌 産業保健各論㻌 職業性疾患について㻌 㻝㻞㻚㻌 衛生法規㻌 主な衛生関連法規について㻌 健康増進法、母子保健法、予防接種法㻌 㻝㻟㻚㻌 臨床検査技師、㻌 衛生検査技師等に関する法律㻌 臨床検査技師、㻌 衛生検査技師の業務範囲について㻌 㻝㻠㻚㻌 感染症に関する法規㻌 感染症法、検疫法、㻌 予防接種法について㻌 㻝㻡㻚㻌 食品関係法規㻌 食品衛生法について㻌 採血、心電図検査、肺機能検査、㻌 エコー検査、聴力検査㻌 エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そ う(天然痘)、南米出血熱、ペスト、マールブ ルグ病、ラッサ熱㻌 毒素型食中毒、感染型食中毒㻌 サルモネラ菌、ノロウイルス㻌 - 26 - 授業科目名 医用工学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 1学年 中野 哲 【授業の到達目標】 臨床検査領域で使用される医用電子装置 を中心に、機器の基本的な電子回路、原理、 特徴などについて理解し、説明できるように する。 【授業の概要】 医用電子装置で使用されている電気・電子 回路の基礎知識、生体情報の計測および記 録・表示、医用電気機器、病院電気設備の安 全対策について講義する。 【授業方法】 講義形式とする。 【予習と復習】 キーワードを理解するため教科書で事前 に内容を確認しておく。授業でやった内容を 理解するため演習問題を課する。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 医用工学概論」医歯薬出版㻌 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 クーロンの法則、静電容量、㻌 電磁波、電気量の単位㻌 オームの法則、キルヒホッフの法則、㻌 抵抗、ジュールの法則、電力㻌 交流の三大要素、複素インピーダンス、㻌 周波数特性、時定数㻌 半導体、ダイオード、㻌 バイポーラトランジスタ、㻲㻱㼀㻌 㻝㻚㻌 電気・電子素子の基礎㻌 電気・電子の基礎㻌 㻞㻚㻌 直流回路㻌 直流回路の働き㻌 㻟㻚㻌 交流回路㻌 交流回路の働き㻌 㻠㻚㻌 能動素子㻌 能動素子の作用㻌 㻡㻚㻌 増幅器の概要㻌 増幅器の働き㻌 増幅度、デシベル、周波数特性、時定数㻌 㻢㻚㻌 増幅器の種類㻌 増幅器の特徴㻌 差動増幅器、演算増幅器、㻌 負帰還増幅器、雑音㻌 㻣㻚㻌 発振回路、濾波回路㻌 発振回路の働き㻌 濾波回路の働き㻌 低域濾波器、高域濾波器、帯域濾波器㻌 㻤㻚㻌 変調・復調回路、電源回路、㻌 デジタル回路㻌 各回路の働き㻌 アナログ式変調、デジタル式変調、㻌 整流回路、平滑回路㻌 㻥㻚㻌 生体の電気現象と電極㻌 生体電気現象の導出㻌 分極電圧、不分極電極㻌 㻝㻜㻚㻌 生体の物理・化学現象と変換器㻌 各変換器の原理㻌 変換器の検出物理量、変換物理量㻌 㻝㻝㻚㻌 生体情報の記録器、表示器㻌 記録器、表示機の原理㻌 㻝㻞㻚㻌 電気的安全㻌 電撃の防止㻌 㻝㻟㻚㻌 病院電気設備の安全基準㻌 病院電気設備の安全規格㻌 㻝㻠㻚㻌 電気的安全性の測定㻌 電気的安全の測定法㻌 㻝㻡㻚㻌 システム安全、電磁的な安全㻌 機器・システム信頼性、㻌 電磁妨害㻌 - 27 - 自動平衡型記録計、検流計式記録計、㻌 サーマルアレイ式記録計㻌 電撃、クラス別分類、形別分類、㻌 漏れ電流、㻹㻱 関連図記号㻌 医用接地方式、非接地配線方式、㻌 非常電源㻌 漏れ電流の測定法、接地線抵抗の測定、㻌 等電位システムの点検㻌 フェイルセーフ、フールプルーフ、㻱㻹㻯㻔電 磁的両立性㻕、㻱㻹㻵、㼕㼙㼙㼡㼚㼕㼠㼥㻌 授業科目名 医用工学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 実習 後期 1 1学年 【授業の到達目標】 医用工学の講義で習得した知識を、実習 によってさらに理解を深める。 【授業の概要】 各種測定機器の操作法、医用電子装置で 使用されている電気・電子回路の基礎知識、 生体情報の計測、機器の安全対策について 実習形式で習得する。またレポートを作成 することにより、得られたデータのまとめ 方や解釈を学習する。 担当者名 中野哲、有田彰 木元章平、西村雅明 【授業方法】 実習形式 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 実習をスムーズに行うために実習書を理解 しておく。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座医用工学概論」医歯薬出版 プリント資料配布(実習書) 【成績評価】 レポート、授業への取り組み 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻙㻌㻞㻚㻌 電子素子の性質㻔㻝㻕㻌 電気回路の基礎㻔㻝㻕㻌 電池や抵抗の特性について理解する。㻌 また、基本的な電気回路の測定を行い、 その法則について理解する。㻌 テスタ、マルチメータ、抵抗、電池、㻌 内部抵抗、オームの法則、合成抵抗、㻌 抵抗分圧㻌 㻟㻚㻙㻌㻠㻚㻌 㻌 オペアンプの諸特性㻌 オペアンプを用いた増幅回路の諸特性に ついて理解する。㻌 オペアンプ、信号発生器、反転増幅器、 非反転増幅器、入出力特性、直線性、 周波数特性㻌 㻡㻚㻙㻌㻢㻚㻌 電子素子の性質㻔㻞㻕㻌 電気回路の基礎㻔㻞㻕㻌 コンデンサやダイオードなどの特性につい て理解する。また、やや複雑な電気回路 の測定を行い、その法則について理解す る。㻌 可変抵抗、コンデンサ、ダイオード、㻌 キルヒホッフの法則、ホイートストン・㻌 ブリッジ回路㻌 㻣㻚㻙㻌㻤㻚㻌 㻌 フィルタの特性㻌 㻌 㻯㻾 回路や簡単なフィルタ等の特性を理解 する。また、㻸㻯 共振回路についてその特 性を理解する。㻌 㻴㻼㻲、㻸㻼㻲、時定数、周波数特性、㻌 遮断周波数、㻸㻯 共振回路㻌 㻌 㻥㻚㻙㻌㻝㻜㻚㻌 㻌 光電脈波の測定㻌 呼吸の測定㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 㻌 サーミスタの性質㻌 漏れ電流の測定㻌 トランジューサを用いる生体計測のうち、 心拍数および呼吸数の測定計を自作し、 無侵襲計測の実際に直接触れて理解す る。㻌 サーミスタの抵抗温度特性について理解 し、実際に電子体温計を構成して測温す る。また、電気的安全の対策の1つとして 漏れ電流の測定を行い、許容値を理解す る。㻌 トランジューサ、光電脈波、㻯㼐㻿㼑 素子、㻌 抵抗温度係数㻌 サーミスタ、トランスデューサ、抵抗温度 係数、直線性、接地漏れ電流、外装漏 れ電流、患者漏れ電流、許容値、電撃、 マクロショック㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 㻌 マルチバイブレータの㻌 動作・パルス回路の応用㻌 ディジタル回路の基本となるマルチバイブ レータの動作原理を習得し、計数回路な どの応用回路の動作を理解する。㻌 非安定マルチバイブレータ、㻌 双安定マルチバイブレータ、㻌 単安定マルチバイブレータ、㻌 計数回路㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 㻌 論理回路の動作㻌 論理演算の基本的法則㻌 論理回路の演算について理解する。ま た、パルス系列を発生させて比較すること で論理演算の基本的法則を理解する。㻌 㻭㻺㻰 回路、㻻㻾 回路 㻺㻭㻺㻰 回路、㻌 㻺㻻㻾 回路、㼄-㻻㻾 回路、真理値表、㻌 論理演算、ド・モルガンの定理㻌 - 28 - 授業科目名 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 生活と情報 () 講義 前期 1 1学年 清田 哲郎 【授業の到達目標】 2 進数、論理演算といったコンピュータに おける情報表現について理解ができる。 コンピュータを構成するハードウェア、ソ フトウェアについて理解ができる。 コンピュータネットワーク、インターネッ ト、医療情報システムについて理解ができる。 【授業の概要】 近年急速に発達したコンピュータ技術と、 それに付随するネットワークシステムは日常 生活の他、医療の現場においても幅広く利用 されている。利便性は増したがセキュリティ 上の問題も増加している。授業では、コンピ ュータの基礎知識・基本技能を理解し、メデ ィアリテラシーやインターネット上でのやり とりなど、日常生活のほか、医療従事者とし て必要な情報の知識を得られるようにする。 【授業計画】 【授業方法】 パワーポイント等を用いた講義形式とする。 【予習と復習】 重要となるキーワードを理解するために、事 前に教科書の内容を確認しておく。 授業で配布した資料などもよく整理し、不明な 点は質問の他、インターネット等も活用して調 べること。 【教科書及び参考書】 「最新臨床検査学講座 情報科学」 医歯薬出版 また、資料プリントを適宜配布する。 【成績評価】 授業への取り組みおよび学習成果の到達度 を総合的に評価する。 テーマ 1. 情報科学の基礎 内 容 学習成果(キーワード) 情報理論、コンピュータの情報表 情報量、エントロピー、記憶容 現、暗号 量単位、通信 2. 情報表現 2 進数、論理演算 アナログとデジタル、文字コー ド、画像データ、2 進数、論理 演算、論理回路 3. ハードウェア 中央処理装置、主記憶装置、外部 ハードウェア、CPU、メモリ、 インターフェイス、外部記憶装 記憶装置、インターフェイス 置、入力装置、出力装置 4. ソフトウェア プログラム言語、OS、アプリケ OS、ソフトウェア、アルゴリ ズム、プログラム言語、拡張子、 ーション データベース、VR 5. コンピュータネットワーク 基 本 的 な ネ ッ ト ワ ー ク 、 LAN、WAN、IP アドレス、 TCP/IP、通信プロトコル DNS、通信プロトコル 6. インターネットと情報セキュ インターネット、SNS、web サ http、メール、web ブラウザ、 リティ イト、web サービス、セキュリテ SNS、セキュリティ、コンピュ ィ ータウイルス、パスワード、フ ァイアーウォール 7. 医療システム 医療とコンピュータ、病院システ 病院情報システム、検査情報シ ム ステム、電子カルテ、遠隔医療 システム、オーダリングシステ ム 8. 学習成果のまとめ - 29 - 授業科目名 臨床医学総論 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 2 1学年 鈴木 政登 【授業の到達目標】 臨床医学では、臨床医学全般(常態と病 態)を外観した上で、臨床検査技師に必要 な医学の基礎を説明できるようになる。 1.主要疾患の病態について習得でき、診 断治療の根拠を説明できるようにな る。 2.国際保健を踏まえて、臨床検査技師の 役割や現状についても理解する。 【授業概要】 臓器の構造と機能異常に基づく症状及 び疾病の分類について、また、臓器間交互 作用についても解説する。 【授業計画】 テーマ㻌 【授業方法】 講義形式とし、適宜、視覚教材を使用す る。 【予習と復習】 教科書の内容を事前に熟読し授業に臨 み、受講後、キーワードを中心に習熟する こと。 【教科書および参考書】 「臨床検査医学講座 臨床医学総論/臨 床検査医学総論」医歯薬出版 【成績評価】 出席、授業態度および試験により総合評価 する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 臨床医学総論㻌 臨床検査に求められる病態理解㻌 臨床医学と臨床検査㻌 㻞㻚㻌 心臓・循環器疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 心不全㻌 㻟㻚㻌 呼吸器系疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 呼吸不全㻌 㻠㻚㻌 腎・尿路系疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 腎不全㻌 㻡.肝・胆・膵疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 肝不全、胆嚢機能障害、膵臓機能障害㻌 㻢㻚㻌 消化管系疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 食道、胃、小腸、大腸疾患㻌 㻣㻚㻌 内分泌疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 下垂体、甲状腺、副腎、㻌 消化管ホルモン障害㻌 㻤㻚㻌 代謝・栄養障害㻌 障害による症状と疾病分類㻌 栄養・消化・吸収・合成・排泄の障害㻌 㻥㻚㻌 電化質・酸塩基平衡の障害㻌 障害による症状と疾患分類㻌 ホルモン異常、腎機能障害、㻌 呼吸器機能障害、消化器機能障害㻌 赤血球、リンパ球、白血球、血小板、㻌 凝固因子㻌 㻝㻜㻚㻌 血液疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 㻝㻝㻚㻌 アレルギー性疾患・膠原病㻌 障害による症状と疾病分類㻌 アレルギーの分類、自己免疫疾患㻌 㻝㻞㻚㻌 感染症㻌 感染による症状と疾病分類㻌 細菌性、ウイルス性、真菌、リケッチャなど㻌 㻝㻟㻚㻌 感覚器疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、平衡感覚㻌 㻝㻠㻚㻌 脳神経・筋肉系疾患㻌 形態・機能異常に基づく症状及び疾病分類㻌 㻝㻡㻚㻌 遺伝性疾患㻛救急時の対応㻌 障害による症状と疾患分類㻌 - 30 - 中枢神経、末梢神経、神経伝達物質、㻌 ホルモン㻌 性染色体異常、常染色体異常、優性遺伝、㻌 劣性遺伝㻛救急患者の症状と対応㻌 授業科目名 血液検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 高嶋 眞理 【授業方法】 パワーポイント、講義資料としてプリン ト配布を用いた講義形式とする。 【予習と復習】 講義内容を理解しやすくするために、教 科書等で事前に内容を確認しておく。講義 後は必ず復習し、不明な点や疑問があれば 遠慮なく質問する。 【教科書】 「最新検査学講座 血液検査学」奈良信雄、 他著 医歯薬出版 講義資料としてプリント配布㻌 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業の到達目標】 血液学的検査の種類・方法・目的・意義 を理解し、説明できる。また、血液疾患お よび血液異常を起こす疾患の診断に応用 できる。 【授業の概要】 血液学的検査の種類・方法を解説し、血 液疾患および血液異常を起こす疾患の診 断への応用、意義について説明する。その ため、基礎知識として血液学講義の理解が 必要である。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 血液の基礎 血液の成分・性状・機能、血球の産生と 崩壊、血液と検査学 赤血球に関する検査 赤血球検査の種類 赤血球に関する検査 方法とその評価法 血液の比重・粘度、多能性幹細胞、 造血因子、髄外造血、胎生期造血 抗凝固剤、赤血球数、ヘモグロビン 濃度、ヘマトクリット値、赤血球指 数 網赤血球数、赤血球形態と封入体、 赤沈 ビリルビン、ハプトグロビン、浸透 圧抵抗試験、&RRPEV 試験、+DP 試験、 &'、 0&9、0&+&、MCH、ヘモグロビン異 常、赤血球増加症 白血球分類、骨髄像、白血球減少症 と増加症 染色体異常・遺伝子異常と造血器腫 瘍、細胞表面マーカー :ULJKW*LHPVD染色、ペルオキシダ ーゼ染色、エステラーゼ染色、鉄染 色 偽性血小板減少、血小板凝集能・粘 着能 溶血性貧血診断のための 検査 溶血性貧血検査の種類とその応用 貧血・多血症の診断 貧血・多血症の診断法 白血球に関する検査 白血球数、染色法、骨髄検査 白血球に関する検査 白血球異常の診断への応用 普通染色と特殊染色 原理、方法、染色結果 止血機能と検査(Ⅰ) 血小板数と血小板機能検査 止血機能と検査(Ⅰ) 血小板異常の診断への応用 止血機能と検査(Ⅱ) 凝固・線溶検査 止血機能と検査(Ⅱ) 凝固・線溶制御因子の検査 凝固・線溶異常症、 血栓傾向の診断 血友病および類縁疾患、後天性凝固異常 症の診断法 線溶亢進、播種性血管内凝固、先天性お よび後天性血栓傾向の診断 造血臓器腫瘍 骨髄増殖性腫瘍、白血病 凝固異常症の診断 - 31 - 出血時間、血小板機能異常症 37、$377、フィブリノゲン量、9:)、 交差混合試験、インヒビター アンチトロンビン、3&、36、凝固・ 線溶系分子マーカー 血友病、YRQ:LOOHEUDQG 病、9. 欠乏 症、後天性血友病 ',&、773、+86、抗リン脂質抗体症候 群、先天性血栓傾向 慢性骨髄性白血病、骨髄線維症、急 性白血病、)$% 分類、新 :+2 分類、 授業科目名 医動物学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 小栗豊子 【授業の到達目標】 人体に直接または間接的に病害を与える 原生動物と,吸虫・条虫・線虫・昆虫など について理解し,分類・形態と生活史,疾 病の特徴・疫学・感染経路・検査の概要と ポイントを説明できる。 【授業の概要】 1.医動物学(寄生虫学,衛生動物学)で 扱われる病原生物の種類とそれらがヒ トに与える有害作用を理解する。 2. 各種寄生虫につき,その疫学・臨床症 状・診断法・治療法を理解し,患者検 体を検査する上での基礎知識を養う。 3.臨床検査室での検査法については実践 できるよう検査技術とその特徴と注意 点を習得する。 windows power point を用い,視覚教材 と学習のポイントを明確にした講義とする。 【授業計画】 テーマ 医動物学総論 原虫1 根足虫類 腸管寄生胞子虫類 原虫 血液・組織寄生性胞子虫類 線虫類 線虫類 吸虫類 条虫類 検査法のまとめ 9衛生動物 知識の整理(1) 11知識の整理(2) 学習成果の確認(総括) および解説 【予習と復習】 キーワードを参考に予習しておく.復習に 力を要れ,次回のポイントテストに備える. 【教科書および参考書】 1)吉田幸雄,有薗直樹著:医動物学(第 6 版),南山堂,2013 2)「ガイドライン対応,臨床検査知識の 整理 医動物学」,新臨床検査技師教 育研究会編,医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み,学習成果の確認(分 割および総括)により評価する. 【受講上の注意】 遅刻,早退は必ず講義担当者に申し出る。 マークシートは講義開始前に各自用意。私 語を慎み静かに聴講。 内 容 学習成果(キーワード) 原虫,線虫,吸虫,条虫,昆虫類, 寄生虫学と衛生動物学 ダニ類,有毒動物 アメーバ類,クリプトスポリジウム, 栄養型,嚢子型,ヨード染色,蔗糖 イソスポーラ,サイクロスポーラ 液遠心浮遊法,キニヨン染色 マラリア,トキソプラズマ,トリパ 休眠期,輪状体,帯状体,アメーバ ノソーマ,リューシマニア 体,雌雄生殖母体,シュフナー斑点 回虫,イヌ回虫,鉤虫,アニサキス, 幼虫包蔵卵,飽和食塩水浮遊法,セ 鞭虫,東洋毛様線虫,蟯虫, ロファンテープ法,0*/ 法 広東住血線虫 糞線虫,顎口虫,メジナ虫,糸状虫 単為生殖,フィラリア型幼虫,ラブ (バンクロフト,マレー) ジチス型幼虫,象皮病 住血吸虫類,肺吸虫,肝吸虫,横川 ミラシジウム,レジア,セルカリア, $06Ⅲ法,ミヤイリガイ 吸虫,肝姪 日本海列頭条虫,縮小条,マンソン コラシジウム,プロセルコイド,片 列頭条虫,小形条虫,有鈎条虫,無 節,自家感染 鈎条虫 ~ 回の検査法 浮遊法,遠心沈殿法,培養法セロフ 形態の観察も含む(虫卵,幼虫など) ァンテープ法 ダニ,カ,ブユ,アブ,ハエ,シラ 媒介する感染症 ミ,ノミ 経口感染,経皮感染,幼虫包蔵卵 感染経路,寄生部位,媒介動物 フィラリア型幼虫 回虫,鉤虫,糞線虫,マラリア,糸 生活史 状虫,クリプトスポリジウム 綜合テストと解説 写真問題も含む 注:各講義の学習成果の確認は前回の講義内容につき,次回のはじめに行うことを原則とする。 - 32 - 授業科目名 基礎検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 講義 前期 2 1学年 【授業の到達目標】 臨床検査の概念や基本的な検査の技術、 考え方について説明できるようにする。 【授業の概要】 臨床検査の中で筆頭に位置する重要科目 である。内容は臨床検査の概念、臨床検査 に対する心構え、検体採取法・保存法、精 度管理などの臨床検査の基本項目から尿検 査、糞便検査、髄液検査などいわゆる一般 検査の術式と結果の解釈まで幅広い分野を 学ぶ。 【授業方法】 講義形式とし、スライドなどの視覚教材 を適宜使用する。 【授業計画】 テーマ㻌 担当者名 宿谷 賢一 田中 雅美 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書および 参考書などで事前に内容を確認しておく。 【教科書および参考書】 「最新臨床検査学講座一般検査学」 「最新臨床検査学講座検査総合管理学」 「最新臨床検査学講座医療安全管理学」 医歯薬出版 「一般検査技術教本」 日本臨床衛生検査技師会 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【受講上の注意】 医療に携わる一員として授業を受けること。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 臨床検査技師の役割と使命㻌 臨床検査の概要㻌 検体検査、生理検査、チーム医療㻌 㻞㻚㻌 臨床検査技師の心構えと一般的注意㻌 医療人としての自覚㻌 医療従事者㻌 㻟㻚㻌 採血法(採血の範囲、関係法規)㻌 㻢㻚㻌 尿検査(基礎)㻌 採血行為と注意事項㻌 採血、真空採血、静脈㻌 尿、便、喀痰、血液、胃液、㻌 早朝尿、蓄尿、便潜血、血漿、血清、㻌 髄液、穿刺液、精液、その他㻌 腰椎穿刺㻌 定性検査、定量検査、一般検査、㻌 一般検査の意義㻌 OTC検査薬㻌 尿の生成・性状㻌 ネフロン、糸球体、尿細管、原尿㻌 㻣㻚㻌 尿検査(試験紙法)㻌 尿定性試験紙の取り扱い㻌 㻤㻚㻌 尿検査(化学的検査)㻌 尿蛋白・尿糖の定量検査㻌 㻥㻚㻌 尿検査(尿沈渣検査1)㻌 尿沈渣標本の作成、染色法㻌 㻠㻚㻌 採血条件と血液検体の取り扱い㻌 㻡㻚㻌 一般検査の概論㻌 尿定性検査、試験紙検査㻌 尿蛋白、尿糖、ピロガロールレッド法、㻌 ブドウ糖酸化酵素㻌 尿沈渣、㻿㼠㼑㼞㼚㼔㼑㼕㼙㼑㼞 染色㻌 赤血球、白血球、尿細管上皮、円柱、㻌 結晶、細菌㻌 㻝㻜㻚㻌 尿検査(尿沈渣検査2)㻌 尿沈渣の鏡検法㻌 㻝㻝㻚㻌 腎機能検査・糞便検査㻌 尿検体を用いた腎機能検査㻌 便潜血検査㻌 㻝㻞㻚㻌 脳脊髄液検査㻌 検査方法の全般㻌 㻝㻟㻚㻌 穿刺液検査・関節液検査・精液検査㻌 検査方法の全般㻌 脳脊髄液検査、キサントクロミー、髄膜炎、㻌 計算盤㻌 穿刺液、腹水、胸水、関節液、心のう液㻌 㻝㻠㻚㻌 その他の体液検査全般㻌 検査方法の全般㻌 気管支肺胞洗浄液、羊水、鼻汁㻌 㻝㻡㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 33 - 腎機能検査、濃縮試験、PSP試験㻌 授業科目名 授業形態 基礎検査学実習 () 実習 開講時期 単位数 後期 1 対象学年 担当者名 1学年 平井 徳幸、脇田 満、 廣井 禎之、髙嶋眞理、 清田 哲郎 【授業方法】 実習書に従い、始めに目的・方法を説明 した後、グループごとに各自の実習に取り 組む。実習後、まとめをする。 【授業の到達目標】 臨床検査に対する心構え、臨床検査の基 本項目から尿検査、大便検査、髄液検査な どいわゆる一般検査の術式と結果の解釈 ができるようになる。また寄生虫同定がで きるようになる。 【授業の概要】 臨床検査の中で筆頭に位置する重要科 目で、その内容は臨床検査の概念、臨床検 査に対する心構え、検体採取法・保存法、 精度管理といった臨床検査の基本項目か ら尿検査、大便検査、髄液検査などいわゆ る一般検査の術式と結果の解釈まで幅広 い分野を実習を通して学ぶ。また寄生虫な どの医動物学の実習も併せて行い医動物 学の理解を深める。 【予習と復習】 授業計画にそって、前もってテーマに関 する実験書および教科書を読んでおくこ と。実験後、単元ごとの確認問題も適宜実 施し、知識の定着を確認する。 【教科書】 「最新臨床検査学講座㻌 一般検査学」㻌 「最新臨床検査学講座㻌 医療安全管理学」㻌 医歯薬出版㻌 「尿沈査検査法20㻝0」㻌 㻔社日本臨床衛生検査技師会㻕㻌 【成績評価】 授業態度、試験、レポートにより評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻙㻌㻞㻚㻌 尿の外観㻌 内㻌 容㻌 尿の観察を行い、尿定性について、試験紙 法の基礎と使用方法を学び検査を行う。㻌 㻌 尿比重を測定する㻌 学習成果(キーワード)㻌 尿観察、尿定性㻌 尿比重、㻌 尿試験紙法、屈折法、蛋白誤差㻌 㻟㻚㻙㻌㻠㻚㻌 尿の定性㻌 尿蛋白検査、尿糖検査㻘㻌 尿潜血反応㻌 試験紙法、スルホサリチル酸法㻌 㻡㻚㻙㻌㻢㻚㻌 尿の定性㻌 尿ビリルビン検査、尿ウロビリノゲン検査、㻌 尿ケトン体検査㻌 試験紙法、ハリソン法、㻌 ワーレスダイヤモンド法、㻌 ロテラ吉川法㻌 㻣㻚㻙㻌㻤㻚㻌 尿沈渣㻌 有形物の顕微鏡観察㻌 上皮細胞、硝子円柱、赤血球円 柱、脂肪円柱、㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 髄液検査、㻌 糞便検査㻌 髄液の細胞数算定、糞便中の潜血反応㻌 脳脊髄感染症他、大腸癌検診㻌 グロブリン反応、細胞数㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 虫卵の観察㻌 虫卵スケッチ㻌 線虫…回虫受精卵・鉤虫・鞭虫㻌 線虫、吸虫、条虫㻌 吸虫…日本住血吸虫・肝吸虫・㻌 ウェステルマン肺吸虫・横川吸虫㻌 条虫…広節裂頭条虫・無鉤条虫・小形条虫㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 幼虫、㻌 成虫の観察㻌 蠕虫類(幼虫・成虫)・原虫類スケッチ㻌 蠕虫類、原虫類㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 学習成果の確認㻌 尿試験紙試験と解説㻌 㻌 - 34 - 授業科目名 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 生理機能検査学実習Ⅰ 鈴木恒夫、横尾智子、 実習 前期 1 1学年 () 叶 一乃 【授業方法】 【授業の到達目標】 人体の生理機能を測定し、実際に自分の 実習形式とし、一部、実習前・後説明を 目で確かめる。また、その手技を習得する。 講義形式でおこなう。 得られた結果の生理学的意義について理解 できる。 【予習と復習】 実習内容を理解しやすくするために、予 【授業の概要】 習として実習書および教科書を読んでおく。 実習後は実習ごとのレポートを課題と共に 本実習は検者・被検者として、血圧・脈 提出する。 拍測定、心電図検査、呼吸機能検査、視機 能検査、聴力検査を体験し、生体の様々な 【教科書および参考書】 機能について理解を深める。合わせて機器 の扱い方や患者接遇についても習得させる。 本学用実習書「見て読んで学ぶ 人体解剖 生理学」真興交易(株)医書出版部 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果 の到達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻙㻌㻞㻚㻌 実習ガイダンス㻌 実習講義㻌 実習概要、㻌 心電図検査と呼吸機能検査について㻌 心電図、呼吸機能検査㻌 㻟㻚㻙㻌㻠㻚㻌 血圧測定㻌 血圧測定、脈拍測定、㻌 運動負荷による脈拍と血圧の変動、心 音の聴診㻌 血圧、脈拍、心音㻌 㻡㻚㻙㻌㻢㻚㻌 呼吸機能検査㻌 肺活量、努力性肺活量、㻌 1分間の呼吸数測定㻌 肺活量、努力性肺活量、㻌 スパイロメータ、㻌 ベルファクター㻌 㻣㻚㻙㻌㻤㻚㻌 心電図検査㻌 標準 㻝㻞 誘導心電図記録、㻌 深呼吸による 㻾㻙㻾 間隔変化㻌 心電計、時定数、㻌 標準 㻝㻞 誘導心電図、心拍数㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 視機能検査㻌 視力検査、視野検査、㻌 盲点の検出、色覚検査㻌 視力、ランドルト環、㻌 周辺視野、マリオット盲点、色覚㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 聴力検査㻌 純音聴力検査㻌 オージオメータ、伝音難聴、㻌 感音難聴㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 実習のまとめ㻌 血圧、呼吸機能検査、心電図、㻌 視機能検査、聴力検査のまとめ㻌 血圧、呼吸機能検査、心電図、 視機能検査、聴力検査㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 35 - 授業科目名 検査情報処理科学演習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 演習 前期 1 1学年 中野 哲、清田哲郎 【授業の到達目標】 臨床検査の現場でのICTの基礎的な 方法及び技術を習得する。ICTを利用し た記録の作成や応用ができるようになる。 プレゼンテーション力が向上する 【授業の概要】 パソコンを使った演習によりICT各 種ソフトウェアの使用法を習得する。テー マに沿った資料や作品を作成し、印刷・発 表等を行う。 【予習・復習】 キーワードを理解するために教科書お よび参考書などで事前に内容を確認して おく。授業で理解できなかったことはオフ ィスアワーを利用して質問し、理解を深め る。 【教科書および参考書】 『身近なテーマで作って学ぶ!学生の ための Office2010&情報モラル』noa 出版 【成績評価】 課題の提出・学習成果の確認等の内容で 総合的に評価する。 【授業方法】 パソコンによる演習 【授業計画】 テーマ 内 容 学習成果(キーワード) 1. ガイダンス Windows の基本操作ができる。 Windows の基本操作 2. web-mail,新渡戸フォリオ、 文献検索 web-mail 作成、新渡戸フォリオ使用方法、文 献検索方法 インターネットの検索、 Web メール、新渡戸フォ リオ 3. Microsoft Word 2010 の基礎① 文字の入力、修正、罫線、文書作成(一般・ 論文)ができる。 文字の入力、その他 4. Microsoft Word 2010 の基礎② チラシ作成 チラシ作成 5. Microsoft Word 2010 の基礎③ レポート作成 レポート作成 6. Microsoft Power Point の基礎① Power Point の基礎 編集 7. ② Microsoft Power Point の基礎 8. Microsoft Power Point の基礎③ 9. Windows ムービーメーカーの基礎① Windows ムービーメーカーの基礎② 10. スライドの作成 (文字・写真・イラストの挿入)ができる。 アニメーション・画面切り替え効果・BGM が付けられる。簡単なプレゼンテーションが できる。 スライドの作成 アニメーション、BGM デジタルビデオの使い方、ビデオの編集 編集 簡単なムービークリップの作成 ムービークリップ 11. Microsoft Excel 2010 基礎① 12. Microsoft Excel 2010 基礎② データ入力、表作成ができる。四則演算、簡 単な関数(合計・平均)が使える。印刷がで きる。 用途に応じたグラフの作成ができる。関数の 利用(数学・統計処理・論理関数)ができる。 13. Microsoft Excel 2010 基礎③ データベース(フィルタ・集計)がわかる。 簡単な関数データベース 14. Microsoft Excel 2010 基礎④ データベース関数が使える。ピポットテーブ ル、簡単なマクロがわかる。 データベース関数 15. まとめと評価 学習成果の確認 - 36 - データ入力、表作成、四則 演算、 統計処理・論理関数 グラフの作成 授業科目名 検査機器学 () 授業形態 開講時期 講義 前期 単位数 1 【授業の到達目標】 臨床検査は技術が原点である。検査に必要 な基本的な機器・装置についての原理、構造、 使用方法、目的を理解する。また実習、演習 問題をとおして検査機器を正しく操作する ために理解を深め、正しい対応ができる知識 をもつことを目標とする。 対象学年 担当者名 1学年 髙嶋 眞理、髙濱 眞紀子、 叶 一乃、横尾 智子、清田 哲郎 【予習と復習】 実習前にテキストを熟読し、原理、取り扱 い上の注意点、使用方法を理解しておく。 【教科書】 「最新 臨床検査学講座 検査機器総論」 医歯薬出版 【成績評価】 【授業の概要】 授業への取り組み、試験成績および学習成 臨床検査において分析機器、精密機器、一 果の到達度を総合的に評価する。 般的な機器など多くの機器類が用いられて いる。これらの原理、取り扱い上の注意点、 使用方法、点検・管理に関して理解を深める。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚器具洗浄、器具説明㻌 実習開始説明、化学容量器、洗浄方法㻌 メスフラスコ、メスシリンダー、ピペット㻌 㻞㻚器具洗浄、器具説明㻌 㻌 化学容量器種類と使用方法㻌 洗浄法、検定公差、器具構造㻌 㻟㻚ピペット操作、顕微鏡装置㻌 ピペット操作、顕微鏡原理、 使用方法㻌 安全ピペッター、実視野、視野数㻌 㻌 㻠㻚ピペット操作、顕微鏡装置㻌 測容器の種類、顕微鏡装置使用方法㻌 㻌 対物レンズ、接眼レンズ、レボルバ㻌 㻡㻚ピペット操作、顕微鏡装置㻌 顕微鏡観察法㻌 開口数、焦点深度、分解能、像の明るさ㻌 㻢㻚ピペット操作、天秤、試薬、 測光装置㻌 㻸㼍㼙㼎㼑㼞㼠㻙㻮㼑㼑㼞 の法則、測定波長、㻌 タングステンランプ、ガラスセル㻌 天びんの種類・構造と使用法㻌 秤量、目量、感量、感度、不確かさ㻌 電子天秤、㻌 㻲㻔ファクター㻕、風袋引き、薬包紙、㻌 メニスカス、標準液㻌 マイクロピメット構造と使用方法、㻌 希釈方法㻌 試薬作成㻌 ドラフト等排気設備㻌 分光光度計測定㻌 吸光光度法、検量線、未知検体、㻌 S+ メーターの原理構造と使用方法㻌 電極電位、㼜㻴 指示電極、比較電極㻌 単位の実際、分光光度計㻌 㻣㻚ピペット操作、天秤、試薬、 単位の実際、分光光度計㻌 㻤㻚ピペット操作、試薬作成、 分光光度計㻌 㻥㻚ピペット操作、試薬作成、 分光光度計㻌 㻝㻜㻚ピペット操作、試薬作成、 分光光度計㻌 㻝㻝㻚ピペット操作、試薬作成、 分光光度計㻌 㻝㻞㻚S+ メーター、天秤、試薬、 分離装置、恒温装置㻌 㻝㻟㻚S+ メーター、天秤、試薬、 分離装置、恒温装置㻌 㻝㻠㻚S+ メーター、天秤、試薬、 分離装置、恒温装置㻌 㻝㻡㻚S+ メーター、天秤、試薬、 分離装置、恒温装置㻌 恒温装置、保冷装置、滅菌装置の原理・ 熱センサ、低温フリーザー、オートクレー 構造・使用方法㻌 ブ、ペルチェ効果㻌 純水製造装置㻌 イオン交換水、逆浸透水、超純水㻌 高速遠心分離機、㻌 㻌 回転半径、回転数、比較遠心力㻌 - 37 - 授業科目名 授業形態 臨床検査専門演習Ⅰ 演習 () 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 通年 1 1学年 伊藤昭三 【授業の到達目標】 疑問に思ったことや、興味を持った事象に対 して、どういう理由でそのような現象が起きる のか、仮説をたてさせ、系統的な実験を行うこ とにより、自らの考えが正しいのか、誤ってい るのか実証していく過程を学ぶ。同時に協力し ながらチームにより仕事を進めることの重要 性を学ぶ。 【授業の概要】 自らが自主性をもち興味の対象を見出し、そ の対象物に対し医学、臨床検査学の知識と技術 を駆使し、実験計画をたて実験を行い、データ をとらせる。実験結果を解析し考察を加える。 結果内容を簡潔に図、表を用いまとめプレゼン テーションを行い、最後に論文形式にまとめさ せる。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 テーマ選定㻌 【授業方法】 講義、演習 【予習と復習】 実験テーマについて文献を熟読し、実験計画 の原案を提案できるようにしておく。 【教科書】 使用しない 【成績評価】 授業への取り組み、授業態度、発表、レポ ートにより評価する。 内㻌 容㻌 各専門分野の研究について㻌 現状把握㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻹㼑㼐㼕㼏㼍㼘㻌㼀㼑㼏㼔㼚㼛㼘㼛㼓㼥、医学検査㻌 㻞㻚㻌 調査-㻝㻌 文献検索㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻟㻚㻌 調査-㻞㻌 文献検索㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻠㻚㻌 予備実験㻌 計画立案㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻡㻚㻌 予備実験-㻝㻌 実験準備㻌 予備実験、実験器具㻌 㻢㻚㻌 予備実験-㻞㻌 実験㻌 操作㻌 㻣㻚㻌 予備実験-㻟㻌 㻌 㻌 判定㻌 結果㻌 㻤㻚㻌 実験計画検討、立案㻌 計画立案㻌 データ解析、考察㻌 㻥㻚㻌 実験-㻝㻌 実験準備㻌 予備実験、実験器具㻌 㻝㻜㻚㻌 実験-㻞㻌 実験㻌 データ採取㻌 㻝㻝㻚㻌 実験-㻟㻌 判定および解析㻌 データ解析㻌 㻝㻞㻚㻌 結果㻌 実験結果を検討考察する㻌 結果、考察、文献㻌 㻝㻟㻚㻌 プレゼンテーション-㻝㻌 図表の作成㻌 プレゼンテーションソフト㻌 表計算ソフト㻌 㻝㻠㻚㻌 プレゼンテーション-㻞㻌 プレゼンテーション㻌 ソフトを用いた口頭発表㻌 プレゼンテーション㻌 㻝㻡㻚㻌 まとめ㻌 論文形式に結果をまとめる㻌 論文㻌 - 38 - 授業科目名 感染予防学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 1学年 松井 清彦 【授業の到達目標】 病原体の病原因子と宿主側の感染防御 能の関係を学び、感染の成立要因をふまえ、 感染と発症について理解してその予防法 について説明ができる。 【授業の概要】 感染の成立、発症について病原微生物の ビルレンスと宿主の抵抗力から考察し、現 代の感染症の現状を教授する。さらに病院 感染を含めた、感染の予防について説明す る。 【授業方法】 講義形式 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書で 内容を確認しておく。授業で理解できなか ったことは参考書で調べ、オフィスアワー に質問し、理解する。 【教科書】 「臨床検査講座微生物学/臨床微生物学 第3版」岡田淳他編 医歯薬出版、プリ ント資料配布 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 感染の概念と病原微 生物㻌 感染、発症と宿主の抵抗力(生体 防御)について㻌 共生、拮抗、交差感染、自己感染、感 染防御能㻌 㻞㻚㻌 微生物の病原性に関 与する因子㻌 微生物の病原性因子と感染成立 の要因について㻌 微生物の増殖部位、付着、定着ビル レンス、外毒素、内毒素㻌 㻟㻚㻌 感染と発症㻌 感染成立と発症における微生物と 宿主の関係について㻌 顕性感染、不顕性感染、感染経過、 感染源、垂直感染、平行感染㻌 㻠㻚㻌 現在の感染症㻌 感染の多様化について㻌 㻌 日和見感染、混合感染、輸入感染、 人畜共通感染㻌 㻡㻚㻌 バイオハザード㻌 バイオハザード防止、バイオセー フティレベルと留意すべき疾患に ついて㻌 バイオセーフティレベル、安全キャビ ネット、危険度分類㻌 㻢㻚㻌 新興・再興感染症と感 染症法㻌 新興・再興感染症の概念と感染 症法による感染症の分類につい て㻌 ロタウイルス感染症、レジオネラ症、エ イズ、重症急性呼吸器症候群、結核 症、狂犬病、マラリア、1類感染症、㻞 類感染症、㻟 類感染症㻌 㻣㻚㻌 病院感染㻌 病院感染と感染の予防について㻌 標準予防策、感染経路別予防策㻌 㻤㻚㻌 試験と試験解説㻌 学習成果の確認㻌 病院感染予防実践㻌 - 39 - 授業科目名 生化学Ⅱ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 髙濱 眞紀子 【授業の到達目標】 細胞レベルで生体物質の相互関係、代謝を 理解し、臓器、個体の恒常性のための情報伝達 機構や生化学機構が生化学検査学に関連する 基礎となることを理解し説明できる。 【授業の概要】 生化学1から続く細胞の代謝からはじま り器官、栄養、遺伝子の生化学へ講義内容を 広げていく。要所において学習成果のまとめ を設け理解定着を行う。 【授業方法】 講義形式とし、パワーポイントなどの視覚 教材も適宜使用する。 【授業計画】 テーマ㻌 1㻚㻌 脂質代謝2㻌 2㻚㻌 脂質代謝3㻌 タンパク質 㻝㻌 3㻚㻌 タンパク質代謝2㻌 4㻚㻌 タンパク質代謝3㻌 5㻚㻌 エネルギー代謝㻌 6㻚㻌 核酸代謝㻌 7㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 8㻚㻌 器官の生化学1㻌 9㻚㻌 器官の生化学2㻌 㻝㻜㻚㻌 器官の生化学3㻌 㻝㻝㻚㻌 器官の生化学4㻌 【予習と復習】 授業の復習を欠かさず行い、各回のキーワ ードを理解すること。また、ポートフォリオ 「manaba」から配信される問題に取り組み 講義内容の定着に積極的に取り組む。 【教科書】 臨床検査学講座 生化学 第2版 阿部 喜代司 医歯薬出版株式会社 【成績評価】 授業への取り組みや学習成果の到達度を 重視して評価する。 内㻌 容㻌 脂肪酸の酸化分解、リン脂質、糖脂質の 代謝㻌 㻌 コレステロールの合成と分解㻌 胆汁酸合成㻌 タンパク質の消化・吸収・合成㻌 学習成果(キーワード)㻌 アシル基転移反応、アセチルCoA β酸化㻌 β酸化㻌 㻌 HMGCoA還元酵素㻌 一次胆汁㻌 二 次胆汁㻌 アミノ酸プール㻌 リボソーム㻌 㻌 必須アミノ酸、脱アミノ反応、㻌 アミノ酸の分解㻌 糖原性アミノ酸、ケト原性アミノ酸㻌 尿素回路、アンモニア、クレアチン、㻌 タンパク質の分解・尿素の合成㻌 クレアチニン㻌 酸化的リン酸化、電子伝達系㻌 ATP㻌 高エネルギー化合物の働き㻌 基質レベルのリン酸化㻌 核酸の消化・吸収、㻌 ヌクレオチド新規(デノボ)合成経路㻌 クレオチドの合成・分解㻌 サルベージ経路㻌 㼙㼍㼚㼍㼎㼍 の取り組みも参考にしなが 第 㻝 回から第6回講義内容㻌 㻌 㻌 らまとめる㻌 㻌 分類(ペプチド、アミン、ステロイド)㻌 ホルモンの役割と分類、作用機序、疾患1㻌 視床下部㻙下垂体系㻌 血糖、カルシウム代謝、電解質、ホ ホルモンの役割と分類、作用機序、疾患2㻌 ルモン、イコサノイド、情報伝達機構㻌 体液区分、浮腫と脱水、アシドーシ 水・電解質バランスと酸塩基平衡㻌 ス、アルカローシス㻌 㻌 血液の成分とその働き㻌 免疫系の血漿タ 血漿蛋白の半減期、分子量、分画㻌 ンパク質、赤血球の生化学㻌 㻌 抗体、補体、Hbの種類㻌 㻝㻞㻚㻌 器官の生化学5㻌 ヘムの代謝、止血機構㻌 肺㻌 㻝㻟㻚㻌 器官の生化学6㻌 㻌 腎臓、肝臓、筋、神経、㻌 㻝㻠㻚㻌 栄養生化学㻌 結合組織、骨代謝㻌 栄養素(ビタミン、金属)㻌 㻝㻡㻚㻌 遺伝の生化学㻌 遺伝子情報の流れ、遺伝子と疾患㻌 - 40 - 止血、凝固因子㻌 酸素乖離曲線㻌 㻌 レニン-アンジオテンシン㻙アルドス テロン系㻌 ビリルビン㻌 活動電位㻌 コラーゲン、プロテオグリカン、骨吸 収、石灰化、必須微量金属、ビタミン㻌 DNAの複製、蛋白合成、変異、遺 伝子異常症、分子病㻌 授業科目名 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 病理学Ⅱ () 講義 前期 2 2学年 廣井禎之 【授業の到達目標】 循環器系、呼吸器系、泌尿器系、消化器系、 内分泌系、生殖器、乳腺および神経系の主な 疾患の病因、病態生理、形態変化、診断に必 要な特殊染色を説明できる。老化を理解し、 死とは何かを説明できる。免疫組織化学、分 子病理学を理解し、個別化医療に係わる病理 学的検査法を説明できる。 【授業の概要】 基本的な病理学各論として、代表的な器官 の疾患等について講義し、スライドを用いて 症例を呈示する。 【授業方法】 講義形式とし、プリントにパワーポイント 画像を入れ、視覚教材を効果的に使用するこ とにより教育効果を高める。 【授業計画】 テーマ 【予習と復習】 講義の内容を正しく理解するために専門用語を あらかじめ理解しておく。復習により授業内容を 確認する。その際に疑問点があればオフィスアワ ーを活用し質問する。 【教科書及び参考書】 「 臨 床 検 査 学 講 座 病 理 学 / 病 理 検 査 学 」 医師薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果の確認 により、総合的に評価する。 内容 1. 病理学Ⅱ序論 2. 循環器系の病理学 3. 呼吸器系の病理学 病理学、病理検査 心臓と血管の病理学 良性疾患、悪性腫瘍 4. 泌尿器系の病理学 良性疾患、悪性腫瘍 5. 消化器系の病理学① 肝、胆、膵の病理学と臨床検査 6. 消化器系の病理学② 口腔、食道、胃、大腸疾患と病理学 7. 病理学、最近のトピックス① 免疫組織化学と個別化医療 8. 病理学、最近のトピックス② 分子細胞病理学と臨床検査 9. 内分泌疾患の病理学 11.神経系の病理学 脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓の病 理学 男性生殖器、女性生殖器、乳腺の病 理学 中枢神経系、末梢神経の病理学 12. 超微形態と病理学 電子顕微鏡、超微形態 13. 老化の病理学 conference 老化とは、老化による変化、死、 QOL 病理解剖、症例の理解① conference 病理解剖、症例の理解① 10. 生殖器、乳腺 14.clinico-pathological (CPC) ① 15.clinico-pathological (CPC) ② - 41 - 学習成果(キーワード) 病理検査、死体解剖保存法 心筋梗塞、動脈硬化、DIC 肺炎、肺癌、悪性胸膜中皮腫、ア スベスト小体 ネフローゼ、糸球体腎炎、アミロ イド症、腎細胞癌 黄疸、胆石、肝炎、肝硬変、肝癌、 脂肪壊死 唾液腺疾患、食道、胃および腸管 の疾患 免疫組織化学、ポリマー法、生物 学的悪性度 ISH、遺伝子変異、薬剤感受性と 臨床検査 下垂体疾患、甲状腺疾患、膵ラン ゲルハンス島疾患 発生異常、精巣腫瘍、腺筋症、子 宮内膜症、乳腺症、乳腺腫瘍 認知症、アルツハイマー、奇形、 脱髄疾患 透過型電子顕微鏡、走査型電子顕 微鏡、疾患の超微形態 老化、死、尊厳死、リポフスチン、 フリーラジカル ラボデータ、病理組織・細胞検査、 直接死因 ラボデータ、病理組織・細胞検査、 直接死因 授業科目名 免疫学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 平井 徳幸 【授業方法】 【授業の到達目標】 臨床検査に必要な免疫学の基礎知識を学 講義形式 び、免疫学的検査と疾患との関連が説明でき 【予習と復習】 る。 キーワードを理解するために教科書およ 【授業の概要】 び参考書などで事前に内容を確認しておく。 講義では、免疫系のしくみについて(専門 授業で理解できなかったことはオフィスア 用語の解説を含む)細胞および分子レベルな ワーを利用して質問し、理解を深める。 ど様々な角度からやさしく概説し、感染防 【教科書】 御、アレルギー、自己免疫、癌などに免疫系 がどのように関連しているのか解説する。 「臨床検査学講座 免疫検査学 第2版」医 歯薬出版 さらに、免疫学的検査に必要な基礎知識と反 【成績評価】 応原理および臨床的意義について講義する。 定期試験、授業態度により評価する。 【授業計画】 内 容 学習成果(キーワード) テーマ 免疫系の特徴 自然免疫と獲得免疫の特徴と 抗原、自己・非自己、貪食細 違い 胞、1. 細胞、&53、補体 免疫担当組織と細胞 主な構成組織と細胞およびそ 胸腺、骨髄、免疫担当細胞 の役割 主要組織適合性遺伝子複合 種類、構造、役割 0+&・+/$、臓器移植、抗原提 体 示、+/$ タイピング サイトカイン 種類と機能 ,/、,)1、産生細胞、 サイトカインネットワーク 抗体 構造と機能 +・/ 鎖、可変部、定常部、)DE、 )F、遺伝子再構成 抗体 免疫グロブリンの種類と機能 アイソタイプ、クラス・サブ クラス、血中濃度 補体 構成要素と機能 活性化経路、調節因子、転換 酵素、B因子、0$& 補体 働き(活性化、作用、消費) アナフィラトキシン、オプソ ニン、&+、不活化 抗原抗体反応 試験管内抗原抗体反応の特徴 特異性、感度、最適比、地帯 現象、モノクロナール抗体 抗原抗体反応 原理と反応の種類 沈降反応、凝集反応、溶解反 応、標識抗原抗体反応 感染症検査 梅毒の感染と検査法 梅毒トレポネーマ、676、73 ウイルスの感染症と検査法 抗原、'1$・51$ ウイルス .感染症検査 ウイルスの感染症と検査法 肝炎ウイルス、+,9、+7/9 アレルギー 種類と反応および主な検査法 即時型・遅延型アレルギー、 IgE 抗体、ツベルクリン反応 自己免疫 疾患と自己抗体および検査法 リウマトイド因子、抗核抗体 抗DNA抗体、抗ENA抗体 腫瘍免疫 腫瘍マーカーと検査法 胎児性抗原、糖鎖抗原、蛋白 抗原 - 42 - 授業科目名 公衆衛生学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 実習 後期 1 2学年 【授業の到達目標】 公衆衛生学講義で習得した知識を活用し て地域社会の組織的な努力を通じて疾病を 予防し、心身の健全と効率の増進を図る科学 と技術を理解し説明ができる。 【授業の概要】 環境が生体に及ぼす影響を観察するため の技術とその理論について実習する。更に、 実社会において公衆衛生学が予防医学とし て如何に活用されているか、現場見学を通じ て理解する。 担当者名 松井清彦、伊藤昭三 廣井禎之、高嶋眞理 【授業方法】 実習と見学による。 【予習と復習】 予習として、実習および見学に際し、各テ ーマについて公衆衛生学講義で修得した箇 所の復習をしておく。結果および考察をレポ ートにまとめる。 【教科書】 プリント資料配布 【成績評価】 レポートと授業への取り組みから総合的 に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 粉塵の測定㻌 粉塵の測定法。㻌 粉塵の生体へ及ぼす影響。㻌 デジタル粉塵計。労研式粉塵計。㻌 㻞㻚㻌 大気汚染物質(ガス状)の測定㻌 大気中のガス測定法。㻌 ガスの生体へ及ぼす影響。㻌 北川式ガス検知管。㻌 㻟㻚㻌 騒音の測定㻌 騒音の測定法。㻌 騒音の生体へ及ぼす影響。㻌 騒音計。90%レンジ。㻌 㻠㻚㻌 照度、紫外線の測定㻌 輻射線の測定法。㻌 輻射線の生体へ及ぼす影響。㻌 照度計。紫外線測定器。㻌 㻡㻚㻌 温度条件の測定㻌 気温、気湿、気流、輻射熱の測定法。 温度条件の生体へ及ぼす影響㻌 アスマン通風乾湿計。カタ寒暖計。黒球 温度計。感覚温度。不快指数。WBGT。㻌 㻢㻚㻌 大気圧の測定㻌 気圧の測定法。㻌 気圧の生体へ及ぼす影響。㻌 フォルタン気圧計。㻌 アネロイド気圧計。㻌 㻣㻚㻌 施設見学(浄水場)㻌 水道水の生成と管理法の理解。㻌 水道水の水質基準㻌 㻤㻚㻌 施設見学(浄水場)㻌 㻥㻚㻌 施設見学(下水処理場)㻌 㻌 㻝㻜㻚㻌 施設見学(下水処理場)㻌 㻝㻝㻚㻌 施設見学(食品製造施設)㻌 㻝㻞㻚㻌 施設見学(食品製造施設)㻌 㻝㻟㻚㻌 施設見学(検体検査施設)㻌 㻝㻠㻚㻌 施設見学(検体検査施設)㻌 㻝㻡㻚㻌 施設見学(ハンセン病資料館)㻌 同上㻌 下水の浄化法と管理法の理解。㻌 同上㻌 食品衛生管理方法の理解。㻌 食中毒予防。㻌 同上㻌 生体検体の管理法と処理方法。㻌 感染症予防策。㻌 同上㻌 ハンセン病の歴史。㻌 - 43 - 同上㻌 下水の水質基準㻌 同上㻌 食中毒。食品保存法。㻌 同上㻌 バイオハザード。廃棄物処理。㻌 同上㻌 人権問題。差別問題。感染症予防法。㻌 授業科目名 保健医療福祉総論 () 授業形態 開講時期 講義 後期 単位数 対象学生 1 2学年 【授業の到達目標】 【授業方法】 保健医療福祉チームにおいて他職種であ 担当者名 田嶋 順子 叶 一乃 講義形式で行う。 る看護職の理解を通し、協働者として自己の 専門領域である臨床検査技師の役割が説明 【予習と復習】 予習として臨床検査や看護(特に学習のキ できる。 ーワード) に関する医療の最新情報を新 【授業の概要】 聞・雑誌・テレビ・インターネットなどでキ 保健医療福祉チームで協働者となる看護 ャッチする。 職の役割、保健医療福祉の対象となる人間お よび健康の捉え方について触れ、それを踏ま 【教科書および参考書】 え臨床検査技師の立場から医療の安全・倫理、 「臨床検査学講座 保健医療福祉概論 第 専門領域について考えられるように講述す 2版」星和夫著 医歯薬出版、適宜プリント る。 資料配布する。 【成績評価】 授業への取組みおよび学習成果の到達度 を総合的に評価する。 【授業方法】 テーマ 内 容 学習成果(キーワード) 看護の概念 看護の原点、看護の理念、健康の概念 ケア 保健医療福祉の対象 看護の対象としての人間、臨床検査が対象 とする人間、集団国民の全体像 成長発達、基本的欲求、患者 の心理、家族、国民の健康 3. 保健医療福祉チームに おける職種との連携と 協働 保健医療福祉関係の職種、看護専門職、他 医療法、保健師助産師看護師 職種との連携・協働における看護職の役割 法、医療における協働 医療における安全と倫 理 我が国の医療制度 アクシデント、インシデント、 医療を取巻く状況、医療事故、医療安全、 リスクマネージメント、倫理 患者の権利、医療倫理 の原則、職業倫理 感染症法、初期救急、 医療体系、救急医療、母子保健と周産期医 二次救急、三次救急、ホスピ 療、終末期医療 ス 医療保険制度 医療保険の種類、診療報酬支払い制度 '5*336、'3& 医の倫理と医療従事者 の心構え 医療チームの一員としての自覚 チーム医療、インフォーム ド・コンセント、セカンドオ ピニオン 学習成果のまとめ 学習成果の確認 - 44 - 授業科目名 臨床検査医学総論 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 4 2学年 鈴木 政登 【授業の到達目標】 疾病の病態生理と臨床検査を結びつける のが臨床検査医学である。「臨床医学総論」 をふまえ、病態と臨床検査の関係について 総合的に理解し、説明できるようにする。 【授業の概要】 「臨床医学総論」の内容を再確認しなが ら、病態と臨床検査の関係について総合的 に理解し、説明できるよう、各系統別に疾 患の臨床的特徴や検査所見について概説す る。血液生化学検査、一般検査、微生物検 査、生理機能検査、画像検査などについて、 疾病との関係を中心に講義する。とくに、 実際の臨床と検査との関わりがイメージで きるよう、臨床例を '9' などで例示する。 【授業計画】 テーマ㻌 【授業方法】 講義形式とし、スライド、'9' などの視 覚教材および要旨資料を適宜使用する。 【予習と復習】 病態を理解するために教科書および参考 書などで事前に内容を確認しておく。授業 で理解できなかったことは、小テストの記 載欄などを利用して質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 「臨床検査医学講座 臨床医学総論・臨床検査医学総論 改訂新版」 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 臨床検査医学総論㻌 臨床病態学㻌 病態理解と臨床検査㻌 2.臨床検査の意義㻌 診断・治療における臨床検査㻌 基準値、感度、特異度㻌 3.消化管系の検査㻌 消化管疾患の臨床と検査所見㻌 消化管ホルモン、㻌 ヘリコバクターピロリ㻌 4.肝・胆道系疾患㻌 肝・胆道疾患の臨床と検査所見㻌 肝機能検査、肝炎ウイルス㻌 5.呼吸器系 㻝㻌 6.呼吸器系 㻞㻌 7.膵疾患㻌 8.アレルギー膠原病の検査㻌 9.心臓・循環器疾患㻌 㻝㻌 㻝㻜㻚㻌 心臓・循環器疾患㻌 㻞㻌 呼 吸 器 疾 患 の 臨 床 お よ び㻌 検査所見㻌 呼吸機能検査、㻌 動脈血ガス分析、喀痰検査㻌 膵疾患の臨床と検査所見㻌 ア レ ル ギ ー ・ 膠 原 病 の 臨 床㻌 および検査所見㻌 循 環 器 系 の 臨 床 お よ び㻌 検査所見①㻌 循 環 器 系 の 臨 床 お よ び㻌 検査所見②㻌 㻌 肺炎、肺結核、肺気腫、㻌 㻌 間質性肺炎、気管支喘息㻌 拘束性換気障害、閉塞性換気障害、㻌 フローボリューム曲線㻌 アミラーゼ、リパーゼ、ガストリン㻌 㻌 Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、㻌 㻌 Ⅳ型アレルギー、自己免疫疾患㻌 㻌㻌㻌㻌 心不全、虚血性心疾患、不整脈㻌 㻌㻌㻌㻌 先天性心疾患、弁膜症、心筋症㻌 㻝㻝㻚㻌 感覚器疾患の検査㻌 感覚疾患の臨床及び検査所見㻌 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚㻌 㻝㻞㻚㻌 腎・泌尿器系1㻌 㻌 腎 泌 尿 器 系 の 臨 床 お よ び㻌 㻌 急性糸球体腎炎、慢性腎臓病、㻌 検査所見㻌 尿路感染症㻌 㻝㻟㻚㻌 腎・泌尿器系 㻞㻌 尿検査㻌 顕微鏡的血尿、尿蛋白、円柱㻌 - 45 - テーマ㻌 内容㻌 学習成果(キーワード)㻌 電解質異常、アシドーシス、㻌 アルカローシス㻌 㻝㻠㻚㻌 電解質・酸塩基平衡㻌 電解質・酸塩基平衡の検査㻌 㻝㻡㻚㻌 血液疾患㻌 㻝㻌 血液系の正常生理と異常㻌 赤血球、白血球、血小板、凝固因子㻌 㻝㻢㻚㻌 血液疾患㻌 㻞㻌 血液疾患、貧血、凝固異常㻌 貧血、㻰㻵㻯㻌 㻝㻣㻚㻌 代謝・栄養障害㻌 㻝㻌 㻌 糖代謝異常の検査㻌 㻝㻤㻚㻌 代謝・栄養障害㻌 㻞㻌 㻌 脂質代謝異常の検査㻌 㻝㻥㻚㻌 感染症㻌 1㻌 微生物検査1㻌 㻞㻜㻚㻌 感染症㻌 㻞㻌 微生物検査2㻌 㻞㻝㻚㻌 血液疾患㻌 㻟㻌 血液腫瘍㻌 㻞㻞㻚㻌 遺伝性疾患㻌 遺伝子検査㻌 遺 伝 子 検 査 と 腫 瘍 マ ー カ ー の㻌 㻌 㻌 遺伝子検査、腫瘍マーカー㻌 臨床的有用性㻌 リポ蛋白、血清脂質、㻌 脂質代謝異常の検査㻌 脂質関連酵素、動脈硬化㻌 重金属中毒の臨床および検査㻌 亜鉛、マグネシウム、鉛、カドミウム、㻌 微生物検査3㻌 水銀㻛抗体価検査㻌 内分泌系の臨床および検査所見 成長ホルモン、抗利尿ホルモン、㻌 疾患㻌 サイロキシン㻌 内分泌系の臨床および検査所見 コルチゾール、アルドステロン、㻌 疾患㻌 インスリン、エストロゲン㻌 脳血管障害、パーキンソン病、㻌 脳神経系の臨床および検査所見㻌 多発性硬化症㻌 㻞㻟㻚㻌 代謝・栄養障害㻌 㻞㻌 㻌 㻞㻠㻚㻌 重金属中毒の検査㻌 感染症3㻌 㻞㻡㻚㻌 内分泌 㻝㻌 㻞㻢㻚㻌 内分泌 㻞㻌 㻞㻣㻚㻌 脳・神経・運動器 㻝㻌 血糖、グリコヘモグロビン、㻌 グリコアルブミン、糖尿病㻌 リポ蛋白、血清脂質、㻌 脂質関連酵素、動脈硬化㻌 常在菌、グラム染色、㻌 チールネルゼン染色、遺伝子検査㻌 薬剤感受性、薬物動態、㼀㻰㻹、㻌 消毒薬㻌 白血病、悪性リンパ腫㻌 㻞㻤㻚㻌 脳・神経・運動器 㻞㻌 運動器系の臨床および検査所見㻌 筋ジストロフィー、骨粗鬆症㻌 㻞㻥㻚㻌 学習成果のまとめ 㻝㻌 学習成果の確認㻌 㻌㻌 㻟㻜㻚㻌 学習成果のまとめ 㻞㻌 学習成果の確認㻌 㻌㻌 - 46 - 授業科目名 授業形態 病態解析演習(心電図) 演習 ()【】 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 後期 1 2学年 河合利子 【授業の到達目標】 1.循環器の基礎知識をふまえて心電図所 見を読み取り病態を推側できるようになる。 2.肺機能レポートから疾患を読み取る力 を身につける。 【予習と復習】 毎回の課題心電図と肺機能レポートを解 説前に判読する。授業で理解できなかった ものは資料、教科書等を調べ質問により理 解を深める。 【授業の概要】 多様な心電図と肺機能レポートを判読し て実践で活用できる力を身につけさせる。 【教科書および参考書】 プリント資料配布 【授業方法】 講義(パワーポイント使用)により授業 をすすめる。 【授業計画】 テーマ 【成績評価】 学習成果到達度(試験)と授業への取り 組みを総合的に評価する。 【受講上の注意】 講義計画の内容が進行の遅れで多少前後 することがある。 内 容 異常心電図のベクトル的解釈の仕 方 学習成果(キーワード) 心室肥大、心房負荷、脚ブロッ ク 異常心電図判読 早期収縮のメカニズム 規則的リエントリ― 693&93& 369797、アブレーション 異常心電図判読 不規則リエントリ― 心房細動、心室細動、 左心耳血栓、除細動器 異常心電図判読 ブロックと 666 5XEHQVWHLQ の3型分類 6$ ブロック、$9 ブロック ペースメーカ植え込み 異常心電図判読 電解質異常、0, の部位診断 時間経過による変化 前壁中隔梗塞、側壁梗塞 下壁梗塞、冠動脈走行 肺機能レポート判読 疾患別のレポートの読み方(1) 各種肺機能測定値の正常値、喘 息、&23' の典型的なレポート 判読。 肺機能レポート判読 疾患別のレポートの読み方(2) 肺気腫、'3%、気管支拡張症、 上気道閉塞、続発性気胸 学習成果のまとめ 学習成果の達成度確認 異常心電図判読 - 47 - 授業科目名 授業形態 病態解析演習 演習 () 【】 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 後期 2学年 伊藤 昭三 他 【授業の到達目標】 臨床検査全域にわたり検査結果と病態と の関係を明確にする。これまで学んできた検 査データの意義を理解し、診断や治療にどの ように生かされるかを説明できるようにな る。 【授業の概要】 臨床検査で得られた実測値、画像、細胞形 態などの生体情報と病態との関連を国家試 験形式で学ぶ。また異常値のでるメカニズム、 偽陰性、偽陽性の発生する要因を解析し、よ り正確な検査結果を得るための条件などを 理解する。 【授業方法】 講義形式とし、国家試験関連問題の解説を 行う。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことはオフィスア ワーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「臨床検査技師国家試験問題集」医学書院 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到達 度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 㻝㻚㻌 生理機能検査学演習㻌 心機能、肺機能、神経機能、㻌 その他の生理機能検査㻌 㻞㻚㻌 基礎検査学演習㻌 尿、便の検査、穿刺液検査㻌 寄生虫検査、採血について㻌 㻟㻚㻌 生化学検査学演習㻌 検体の取り扱い、㻌 自動分析装置㻌 血中薬物濃度、精度管理法㻌 㻠㻚㻌 病理検査学演習㻌 病理解剖とは、㻌 病理標本作製の手順㻌 鏡検、細胞診㻌 㻡㻚㻌 血液検査学演習㻌 㻢㻚㻌 微生物検査学演習㻌 自動血球分析装置、㻌 血液凝固自動分析装置、㻌 血球形態検査(血液像)、㻌 凝固・線溶系の検査㻌 検査材料と主要な起炎菌、㻌 培地の選択と培養方法、㻌 自動機器による同定・薬剤感受性試、 感染症の遺伝子検査㻌 㻣㻚㻌 免疫検査学演習㻌 免疫学的測定法、感染症関連検査、㻌 電気泳動法、輸血検査㻌 㻤㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 学習成果(キーワード)㻌 心電図、標準 㻝㻞 誘導、脳波、㻌 㻝㻜㻙㻞㻜 法、筋電図、超音波、㻌 呼吸機能、聴力、眼底検査㻌 尿定性試験、尿沈さ、便潜血反応、㻌 髄液細胞数算定、寄生虫検査、㻌 穿刺液検査、採血法、接遇、マナー㻌 標準化、キャリブレーション、㻌 コントロール、糖、タンパク質、脂質、㻌 酵素、電解質、ホルモン、㻌 糖尿病関連検査、㻾㻵㻌 切り出し、固定、脱灰、包埋、㻌 パラフィンブロック、薄切、ミクロトーム、 染色、酵素抗体法、㻌 術中迅速標本作製、パパニコロウ染色㻌 㻾㻮㻯、㻴㼎、㻴㼠、㼃㻮㻯、㻼㻸㼀、㻌 網赤血球、ライト・ギムザ染色、㻌 㻼㻙㻻 染色、㻺㻭㻼 染色、骨髄像、㻼㼀、 㻭㻼㼀㼀、㻲㻰㻼、血小板機能㻌 無菌操作、滅菌・消毒法、㻌 グラム陽性球菌、グラム陰性桿菌、㻌 抗酸菌、嫌気性菌、微好気性菌、㻌 真菌、薬剤感受性試験㻌 沈降反応、直接・間接凝集反応、㻌 細胞性免疫検査、標識抗体法、㻌 免役電気泳動法、血液型、㻌 不規則抗体検査、交差適合試験㻌 㻌 - 48 - 授業科目名 病理検査学Ⅰ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 1 2学年 横尾智子 【授業の到達目標】 病理検査学実習をふまえ、病理検査法の 基礎知識や原理、理論、実技の準備から実 際まで、病理標本作製法、電子顕微鏡標本 作成法などの要点を理解し、説明できるよ うにする。 【予習と復習】 キーワードを理解しやすいように、事前 に各範囲の教科書や参考図書に目を通して おく。授業内容について不明な点が生じた 場合は、その授業内または一両日中に質問 し、理解を確実にする。 【授業の概要】 病理診断検査術に必要な組織標本作製過 程および +( 染色をはじめ、医療現場で主に 実施されている特殊染色に至るまでを病理 検査学実習の実技に即して修得する。 【教科書】 「臨床検査学講座 病理学病理検査学」 医 歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業方法】 講義形式とし、プリントの他にパワーポ イントや '9' などの視覚教材を適宜使用す る。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 理組織標本作製法㻙㻝㻌 㻌 㻌 㻌 組織片の切り出し~脱水・脱脂迄㻌 パラフィン切片作製過程の解剖・組織 切り出しからパラフィン包埋迄の流れ㻌 切り出し㻌 病理組織標本作製法㻌 㻞㻚㻌 固定法・脱灰法、脱水・脱脂法㻌 固定から脱水・脱脂の実際㻌 固定液、脱灰液、㻌 脱水・脱脂列㻌 㻟㻚㻌 包埋法、薄切法、染色法㻌 包埋・薄切に関する知識と技術について㻌 染色の原理と技術的流れ㻌 包埋、薄切、ミクロトームの種類、㻌 色素、正染性・異染性、脱水・透徹列、㻌 封入操作・封入剤㻌 㻠・5㻚㻌 一般染色、結合組織の染色法㻌 一般染色および結合組織関連の染色 法における種類、原理、染色液、注意 点他㻌 㻴㻱、㻼㼀㻭㻴、アザン・マロリー、㻌 マッソン・トリクローム、エラスチカ・ワンギーソン、 㻼㻭㻹、鍍銀法㻌 㻢㻚㻌 多糖類・酸性粘液多糖類、㻌 核酸の染色法㻌 多糖類・酸性粘液多糖類染色および 核酸の染色法における種類、原理、染 色液、注意点他㻌 㻼㻭㻿、アルシアンブルー、トルイジンブルー、㻌 フォイルゲン、メチルグリーン・ピロニン㻌 7・8㻚㻌 神経組織の染色法、㻌 内分泌組織の染色法、㻌 無機質・病原体・消耗性色素の染色法㻌 神経組織の染色および無機質・病原 体・消耗性色素関連の染色法における 種類、原理、染色液、注意点他㻌 㻷㻮、ボディアン、ビルショウスキー、㻌 ベルリンブルー、コッサ、マッソン・フォンタナ、 㻰㻻㻼㻭、グリメリウス、アルデヒドフクシン、㻌 ビクトリアブルー、オルセイン㻌 9㻚㻌 凍結切片作製法、脂肪染色法㻌 凍結切片作製法、脂肪染色法における 意義・実際、原理、使用液、注意点他㻌 クリオスタット、ズダンⅢ、㻌 ズダンⅡ(オイルレッド 㻻)、ズダンブラック 㻮、 ナイルブルー㻌 10・11㻚㻌 免疫組織化学法、㻌 電子顕微鏡標本作製法㻌 免疫組織化学法、電子顕微鏡標本作 製法における意義・実際、原理、使用 液、注意点他㻌 酵素抗体法、蛍光抗体法、透過型電子 顕微鏡、走査型電子顕微鏡㻌 12.全染色法の画像による確認㻌 4.~9.で習得した知識を、画像とまと めプリントにより確認する㻌 一般染色および特殊染色全般㻌 - 49 - 授業科目名 授業形態 開講時期 病理検査学Ⅱ 講義 前期 () 授業科目名 授業形態 開講時期 授業科目名 授業形態 開講時期 病理検査学Ⅱ 【授業の到達目標】 講義 前期 () 病理検査学Ⅱ 1)細胞診とは何かを理解している、2)細 講義 前期 () 胞診に必要な技術を説明できる、3)悪性腫瘍 【授業の到達目標】 および婦人科をはじめとした各領域の細胞像 1)細胞診とは何かを理解している、2)細 【授業の到達目標】 を説明できる、4)カラースライドでの細胞同 胞診に必要な技術を説明できる、3)悪性腫瘍 1)細胞診とは何かを理解している、2)細 定ができる。 および婦人科をはじめとした各領域の細胞像 胞診に必要な技術を説明できる、3)悪性腫瘍 を説明できる、4)カラースライドでの細胞同 および婦人科をはじめとした各領域の細胞像 【授業の概要】 定ができる。 を説明できる、4)カラースライドでの細胞同 細胞診の一番の目的は悪性細胞のスクリー 定ができる。 ニング検査である。本科目では腫瘍とは何か、 【授業の概要】 悪性腫瘍と良性腫瘍の違い、腫瘍細胞の組織 細胞診の一番の目的は悪性細胞のスクリー 【授業の概要】 学的な形態学、細胞診標本の特徴、基本的な ニング検査である。 本科目では腫瘍とは何か、 細胞診の一番の目的は悪性細胞のスクリー 腫瘍の細胞像および臓器別の細胞診各論を講 悪性腫瘍と良性腫瘍の違い、腫瘍細胞の組織 ニング検査である。 本科目では腫瘍とは何か、 義し、スライドを用いて症例を提示する。 学的な形態学、細胞診標本の特徴、基本的な 悪性腫瘍と良性腫瘍の違い、腫瘍細胞の組織 腫瘍の細胞像および臓器別の細胞診各論を講 学的な形態学、細胞診標本の特徴、基本的な 【授業方法】 義し、スライドを用いて症例を提示する。 腫瘍の細胞像および臓器別の細胞診各論を講 講義形式とし、プリントにパワーポイント 義し、スライドを用いて症例を提示する。 画像を入れ、視覚教材を効果的に使用するこ 【授業方法】 とにより教育効果を高める。 講義形式とし、プリントにパワーポイント 【授業方法】 画像を入れ、視覚教材を効果的に使用するこ 講義形式とし、プリントにパワーポイント とにより教育効果を高める。 画像を入れ、視覚教材を効果的に使用するこ とにより教育効果を高める。 【授業計画】 テーマ 1. 細胞診序論 【授業計画】 テーマ 【授業計画】 2. 悪性腫瘍の細胞病理学 1. 細胞診序論 テーマ 1. 細胞診序論 3. 細胞診標本作製技術 2. 婦人科領域の細胞診① 悪性腫瘍の細胞病理学 4. 2. 悪性腫瘍の細胞病理学 3. 婦人科領域の細胞診② 細胞診標本作製技術 5. 4. 呼吸器の細胞診 婦人科領域の細胞診① 3. 細胞診標本作製技術 6. 4. 婦人科領域の細胞診① 5. 婦人科領域の細胞診② 6. 体腔液の細胞診 呼吸器の細胞診 5. 婦人科領域の細胞診② 7. 6. 呼吸器の細胞診 8. 泌尿器、その他の細胞診 7. 体腔液の細胞診 7. 体腔液の細胞診 8. 泌尿器、その他の細胞診 8. 泌尿器、その他の細胞診 単位数 対象学年 担当者名 1 2学年 廣井禎之 単位数 対象学年 担当者名 単位数 対象学年 担当者名 1 2学年 廣井禎之 【予習と復習】 1 2学年 廣井禎之 講義の内容を正しく理解するために専門用語をあ らかじめ理解しておく。復習により授業内容を確 【予習と復習】 認する。その際に疑問点があればオフィスアワー 講義の内容を正しく理解するために専門用語をあ 【予習と復習】 を活用し質問する。 らかじめ理解しておく。復習により授業内容を確 講義の内容を正しく理解するために専門用語をあ 認する。その際に疑問点があればオフィスアワー らかじめ理解しておく。復習により授業内容を確 【教科書及び参考書】 を活用し質問する。 認する。その際に疑問点があればオフィスアワー 「 臨 床 検 査 学 講 座 病 理 学 / 病 理 検 査 学 」 を活用し質問する。 医師薬出版 【教科書及び参考書】 「 臨 床 検 査 学 講 座 病 理 学 / 病 理 検 査 学 」 【教科書及び参考書】 【成績評価】 医師薬出版 「 臨 床 検 査 学 講 座 病 理 学 / 病 理 検 査 学 」 授業への取り組み、レポート、学習成果の確認 医師薬出版 により、総合的に評価する。 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果の確認 【成績評価】 により、総合的に評価する。 授業への取り組み、レポート、学習成果の確認 により、総合的に評価する。 内容 細胞診とは何か、 内容 悪性腫瘍とは何か、悪性腫瘍 細胞診とは何か、 内容 の細胞診総論 細胞診とは何か、 細胞診標本作製技術 悪性腫瘍とは何か、悪性腫瘍 良性疾患の細胞像 の細胞診総論 悪性腫瘍とは何か、悪性腫瘍 細胞診標本作製技術 の細胞診総論 悪性疾患の細胞像 良性疾患の細胞像 細胞診標本作製技術 呼吸器領域における細胞診 良性疾患の細胞像 悪性疾患の細胞像 呼吸器領域における細胞診 悪性疾患の細胞像 呼吸器領域における細胞診 泌尿器、乳腺、その他の細胞 診 学習成果(キーワード) 細胞診、細胞検査士、細胞 診の判定 学習成果(キーワード) 腫瘍、悪性腫瘍、腫瘍細胞 細胞診、細胞検査士、細胞 学習成果(キーワード) の形態学、stage 診の判定 細胞診、細胞検査士、細胞 塗抹、固定、染色 腫瘍、悪性腫瘍、腫瘍細胞 診の判定 ホルモン細胞診、感染症、 の形態学、stage 腫瘍、悪性腫瘍、腫瘍細胞 化生、他 塗抹、固定、染色 の形態学、stage 異型性、上皮内癌、癌 ホルモン細胞診、感染症、 塗抹、固定、染色 気管支上皮細胞、扁平上皮 化生、他 ホルモン細胞診、感染症、 細胞、各種感染症の細胞診、 異型性、上皮内癌、癌 化生、他 肺癌細胞 気管支上皮細胞、扁平上皮 異型性、上皮内癌、癌 中皮細胞、悪性中皮腫細胞、 細胞、各種感染症の細胞診、 気管支上皮細胞、扁平上皮 悪性腫瘍の播種 肺癌細胞 細胞、各種感染症の細胞診、 尿路上皮細胞、尿路上皮癌 中皮細胞、悪性中皮腫細胞、 肺癌細胞 細胞、乳腺腫瘍細胞 悪性腫瘍の播種 中皮細胞、悪性中皮腫細胞、 泌尿器、乳腺、その他の細胞 悪性腫瘍の播種 尿路上皮細胞、尿路上皮癌 診 細胞、乳腺腫瘍細胞 泌尿器、乳腺、その他の細胞 尿路上皮細胞、尿路上皮癌 診 細胞、乳腺腫瘍細胞 - 50 - 授業科目名 授業形態 病理検査学実習 (3060) 実習 開講時期 単位数 前期 2 対象学年 担当者名 2学年 廣井禎之、横尾智子、 古田則行 【授業の到達目標】 【予習と復習】 【授業の到達目標】 【予習と復習】 病理学の医療における役割は病理診断(主に形 実習の内容を正しく理解するために専門用語 病理学の医療における役 割は病理診 実習の内容を正しく理解するために専門用 態学的診断:肉眼及び顕微鏡標本)である。また、 をあらかじめ理解しておく。復習により授業内容 断(主に形態学的診断:肉眼及び 顕微鏡 語 をあらかじめ理解しておく。復習により授 病理学的な組織変化の検索は様々な形態学的研究 を確認する。その際に疑問点があればオフィスア 標本)である。また、病理学的な組織 変 業内容を確認する。その際に疑問点があればオ に応用されている。本病理学実習では病理標本作 ワーを活用し質問する。 化の検索は様々な形態学的研究に応用され フィスアワーを活用し質問する。 製の方法論を学び、実習を行う。そして実際の顕 微鏡標本を検鏡し、疾患における組織変化を理解 ている。本病理学実習では病理標本作製の方 する。 法論を学び、実習を行う。そして実際の顕微 【教科書及び参考書】 「臨床検査学講座 病理学 / 病理検査学」 鏡標本を検鏡し、疾患における組織変化を理 【教科書及び参考書】 医師薬出版、 「最新染色法のすべて」月刊メディ 【授業の概要】 解する。 「臨床検査学講座 病理学/病理検査学」 カルテクノロジー 別冊 医師薬出版、「病理検査 ホルマリン固定された組織を切り出し、ヘマトキシ 医師薬出版、「最新染色法のすべて」月刊メデ 学実習テキスト」新渡戸文化短期大学、 リン・エオジン染色標本を作製する。各自に配布され 【授業の概要】 ィカルテクノロジー 別冊 医師薬出版、「病理 た未染職組織切片より特殊染色標本を作製する。細 「ひとの組織学」メディカルサイエンス社、 胞診標本を作製する。顕微鏡実習により染色態度の ホルマリン固定された組織を切り出し、ヘ 「臨床検査技師を目指す学生のための細胞診」 検査学実習テキスト」新渡戸文化短期大学、 医療科学社 確認と組織像の理解、細胞診実習を行う。 マトキシリン・エオジン染色標本を作製する。 「ひとの組織学」メディカルサイエンス社、 各自に配布された未染職組織切片より特殊 「臨床検査技師を目指す学生のための細胞診」 【授業方法】 【成績評価】 染色標本を作製する。 細胞診標本を作製する。 医療科学社 実技形式による実習とする。実習を行う前にパワー 授業への取り組み、レポート、筆記およびスライド 顕微鏡実習により染色態度の確認と組織像 ポイントにより技術および組織像の説明を行う。 試験、作製した標本により、総合的に評価する。 の理解、細胞診実習を行う。 【成績評価】 【授業計画】 授業への取り組み、レポート、筆記およびス 【授業方法】 総合的に評 テーマ 内 容 ライド試験、作製した標本により、 学習成果(キーワード) 実習を行う前 価する。 1-2. 実技形式による実習とする。 切り出し、 マクロ病理学 切り出し、 病変の肉眼所見 組織固定、切り出し、各種疾患のマクロ 病理学 にパワーポイントにより技術および組織像 3-4. 包埋、脱パラ・脱水、 パラフィン包埋、脱パラフィン・脱水、透徹系列 パラフィン浸透、パラフィン包埋、脱パ の説明を行う。 染色液作製 作製、ヘマトキシリン・エオジン、EVG、脂肪染色 ラフィン、脱水・透徹、ヘマトキシリン、 液作製 エオジン 5-6. 薄切 ホルマリン固定・パラフィン包埋組織および凍結 ミクロトーム、クリオスタット、引き角、 組織の薄切, 逃げ角、凍結切片 7-8. ヘマトキシリン・エオ ジン染色、脂肪染色 ヘマトキシリン・エオジン染色、脂肪染色実習 ヘマトキシリン・エオジン染色、ホルマ リン色素、中性脂肪 9-10. 結合組織染色①、 アミロイド染色 EVG染色実習、コンゴ赤染色 弾性線維、粥状硬化症、アミロイドー シス 11-12. 染色液調制 実習で使用する染色液を作製する 塩基性色素、酸性色素、特殊染色 13-14. 結合組織染色② マッソン染色、アザン染色 膠原線維、細網線維、基底膜 15-16. 結合組織染色③ 渡辺の鍍銀法 細網線維、癌腫、肉腫 17-18. 多糖類の染色 PAS反応、アルシアン青染色、アルシアン青・PAS グリコーゲン、酸性ムコ物質、糖タンパ 重染色 ク、プロテオグリカン 19-20. 組織内病原体染色 グロコット染色、チール・ネルゼン染色 真菌、ノカルジア、放線菌、抗酸菌、結 核症 21-22. 神経病理染色 組織内無機物の染色 クリューバーバレラ染色 ベルリン青染色 認知症、アルツハイマー、奇形、脱髄疾 患、ヘモジデローシス 23-24. 免疫組織化学 酵素抗体法 ポリマー法、一次抗体、発色基質 25-26. 細胞診実習① 細胞診標本作製 塗抹、湿固定、パパニコロウ染色 27-28. 細胞診実習② 正常細胞および良性疾患の鏡検 扁平上皮、円柱上皮、化生、ヘルペス、 トリコモナス、カンジタ 29-30. 細胞診実習③ 境界病変、悪性細胞の鏡検 異型性、悪性細胞 31-32. 顕微鏡実習① ヘマトキシリン・エオジン標本、特殊染色標本① 悪性腫瘍、心筋梗塞、他 33-34. 顕微鏡実習② 特殊染色標本②、各種疾患の顕微鏡標本① DIC、感染症、他 35-36. 顕微鏡実習③ 各種疾患の顕微鏡標本② 代謝障害、神経病理、他 - 51 - 授業科目名 血液検査学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 実習 前期 2 2学年 髙嶋㻌 眞理、東 㻌 克巳、 福原㻌 延樹、阿部㻌 郁朗 㻌 【授業方法】 手順、得られた結果についての解説を適 宜実施する。 【授業の到達目標】 血液形態および止血そして血液検査全 般に関する検査手技の習得と検査法の原 理を理解する。さらにその検査結果から推 測できる疾患にについて理解を深める。 【授業の概要】 血液学の基礎を踏まえて、血液形態およ び止血そして血液検査全般に関する検査 法に基本的な手技と原理を学ぶ。おのおの の検査成績から疾患との関わりおよびデ ータの読み方(検体管理、成績管理を含む) を理解する。そして、凝固系検査において は未知検体の結果から正しい成績と臨床 的意義を導き出す。 【予習と復習】 実習前に事前配布プリント、教科書等を 熟読し、検査原理、手順、目的、方法等を 理解しておく。レポートは課題とともに提 出する。 【教科書】 「臨床検査学講座血液検査学第3版」医 歯薬出版、「血液細胞ノート」形態速習アト ラス文光堂 【成績評価】 実習への取り組み、確認試験および学習 成果の到達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻙㻞㻚㻌 赤血球に関する検査㻌 㻟㻚㻙㻠㻚㻌 普通染色、超生体染色㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 白血球数、血小板数算定㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌 塗抹標本作製、白血球分類㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 特殊染色㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 赤血球形態㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 赤血球数、ヘモグロビン量、検量線作製、 ヘマトクリット、恒数㻌 ライト・ギムザ染色、網赤血球、㻌 白血球分類㻌 ガワーズ液、赤血球数恒数、計算板、ミ クロヘマトクリット法㻌 ブレッカー法、普通染色の原理、白血 球成熟過程㻌 チュルク液、ブッレカー㻙クロンカイト法、 ウェスターグレン法、自動血球計数装置 原理㻌 薄層塗抹標本作製方法、白血球形態 異常㻌 白血球数、血小板数、赤血球沈降速度、 自動血球計数装置㻌 血液像スケッチ、塗抹標本作製(㻱㻰㼀㻭 加 血)、白血球分類㻌 㻼㻙㻻 染色、ALP染色(スケッチ)、㻿㻮㻮、エ ステラーゼ染色スケッチ㻌 赤血球形態、幼若細胞、㻸㻱 細胞、マラリ ア、スケッチ㻌 特殊染色の原理と結果の解析・評価㻌 赤血球形態異常・異常封入体㻌 抗凝固剤、接触因子活性化物質、凝固 カスケード㻌 㻼㼀㻙㻵㻺㻾、㻼㻵㼂㻷㻭、経口抗凝固療法(ワ ルファリン)㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 凝固系検査㻌 㻭㻼㼀㼀、カルシウム再加時間、自動機械㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 凝固系検査㻌 㻼㼀、㻴㻼㻌 㻝㻣㻚㻙㻝㻤㻚㻌 凝固系検査㻌 フィブリノゲン定量㻌 トロンビン時間法㻌 㻝㻥㻚㻙㻞㻜㻚㻌 凝固・線溶系検査㻌 㻲㻰㻼、㻰 ダイマ-、補正試験㻌 ラッテクス凝集法、一次線溶、二次線 溶、㼏㼞㼛㼟㼟㻙㼙㼕㼤㼕㼚㼓㻌㼠㼑㼟㼠㻌 㻞㻝㻚㻙㻞㻞㻚㻌 血小板機能検査㻌 出血時間、毛細血管抵抗試験、血小板凝 集能㻌 㻰㼡㼗㼑 法、㻼㻼㻼、㻼㻾㻼、血小板惹起物質㻌 㻞㻟㻚㻙㻞㻠㻚㻌 凝固・線溶系検査㻌 未知検体の検索㻌 㻭㻼㼀㼀、㻼㼀、インヒビター㻌 㻞㻡㻚㻙㻞㻢㻚㻌 骨髄細胞観察㻌 骨髄像㻌 骨髄細胞成熟過程㻌 㻞㻣㻚㻙㻞㻤㻚㻌 実習講義㻌 実習講義㻌 血液検査結果の評価㻌 㻞㻥㻚㻙㻟㻜㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 52 授業科目名 生化学検査学Ⅰ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 松下 誠 【授業方法】 教科書や配布プリントを中心とした講義 形式で進行する。また、定期的に学習成果 の確認を行い、そのポイントを解説する。 【授業の到達目標】 生体試料を対象とする定量分析の考え方 を理解するために、対象成分の濃度や化学 的特性の相違によって分析法の選択が異な ること、およびその原理や特徴を説明でき るようにする。 【授業の概要】 臨床化学(生化学検査学)とは化学的分 析手法を用い、生体試料(主に血清)中に 含まれるさまざまな成分を定量し、人の健 康や病態の把握のために必要な生体情報を 提供する学問領域である。生化学検査学Ⅰ では、微量な生体試料を対象とする臨床化 学分析法の原理や特徴を理解するとともに、 基準範囲、データの信頼性、および個人の 生理的変動などを含めた検査データ評価の 基礎について幅広く学ぶ。 【授業計画】 テーマ㻌 【予習と復習】 授業内容を要約したプリントを事前に配 布する初回以外ため、確認しておく。理 解できなかったことは、休み時間等に質問 する。 【教科書および参考書】 「最新臨床検査学講座臨床化学検査学」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 臨床化学㻔生化学検査学㻕の概要㻌 臨床化学の定義と臨床化学分析㻌 臨床化学、生化学検査学、臨床化学分析㻌 㻞㻚㻌 基準範囲、および生理的変動㻌 基準範囲の理論、生化学検査の生理 的変動、および試料の保存方法㻌 㻟㻚㻌 精度管理と許容誤差㻌 検査データの信頼性と許容誤差の理論㻌 㻠㻚㻌 分析法の選択と分光光度法㻌 生化学成分の分析法の選択理論、㻌 および分光光度法の原理㻌 㻡㻚㻌 分光光度法の応用㻌 分光光度法による分析方法㻌 基準範囲、生理的変動、全血、血清、血漿、 抗凝固剤㻌 正確さ、精密さ、変動係数、トンクスの許容誤 差範囲、生理的変動幅㻌 血清中濃度、分光光度法、ランベルト・ベー ルの法則、モル吸光係数㻌 終点分析法、初速度分析法、二波長法、㻞 ポ イント法㻌 化学的分析法、酵素的分析法、ミカエリス・メ ンテンの式㻌 過酸化水素・ペルオキシダーゼ系酵素法、 㻺㻭㻰㻔㻼㻕㻴 系酵素法㻌 酵素反応速度、ミカエリス定数、基質濃度、㻜 次反応、国際単位㻌 勧告法、加水分解酵素、酸化還元酵素、転 移酵素、基質特異性㻌 臨床検査の酵素活性、酵素標準物質、基質 濃度の初速度測定㻌 ディスクリート方式、シングルマルチ、スーパ ーマルチ、分析順序㻌 㻞 ポイント・二波長法、㻝 ポイント・二波長法、 光量補正、検体盲検補正㻌 免疫比濁法、免疫比ろう法、酵素免疫分析 法、化学発光免疫分析法㻌 イオン選択電極法、電気泳動法、クロマトグ ラフィ、酵素電極法㻌 㻌 㻌 㻢㻚㻌 化学的分析法と酵素的分析法㻌 㻣㻚㻌 酵素法における共通検出反応㻌 化学的分析法、酵素的分析法の原理 と特徴㻌 酵素的分析法㻔基質濃度測定㻕の理論 と実際㻌 㻤㻚㻌 酵素活性測定Ⅰ㻌 酵素活性の測定の原理と理論㻌 㻥㻚㻌 酵素活性測定Ⅱ㻌 酵素活性の測定の実際㻌 㻝㻜㻚㻌 酵素活性測定Ⅲ㻌 酵素活性測定の応用㻌 㻝㻝㻚㻌 自動分析法Ⅰ㻌 自動分析法の原理と理論㻌 㻝㻞㻚㻌 自動分析法Ⅱ㻌 自動分析法の実際㻌 㻝㻟㻚㻌 免疫化学分析法㻌 抗原抗体反応を利用する分析法㻌 㻝㻠㻚㻌 電気化学分析法および㻌 その他の分析法㻌 分光光度法以外の分析法㻌 㻝㻡㻚㻌 生化学検査学のまとめ㻌 生体成分の定量分析のまとめ㻌 - 53 - 授業科目名 生化学検査学Ⅱ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 山舘 周恒 【授業の到達目標】 各項目の分析について定量法の種類、原理、 測定法を系統立てて理解できる。同時に、各 項目の生体内での代謝、合成および、病態と の関連性を学び、測定の臨床的意義が理解で きる。 【授業の概要】 生化学検査の主要項目は自動分析装置で 測定されており、迅速簡便に測定結果を得る ことが可能である。しかし、信頼性のある測 定結果を報告するためには、各項目の測定原 理を学び、測定法の特性や測定値の変動要因 および臨床的意義や関連病態も十分に理解 されていることが要求される。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 【授業方法】 教科書に沿った講義形式とし、国家試験既 出の問題を教材として単元ごとのまとめを 行う。 【予習と復習】 予習:テーマに沿った教科書の内容確認 復習:国試問題および例題の見直し 【教科書および参考書】 「最新臨床検査学講座 臨床化学検査学」 医歯薬出版、必要に応じてプリント資料を配布 【成績評価】 授業への取り組み姿勢、重要事項に関する 授業中の学習成果の確認および期末試験に よる学習成果の到達度を総合的に評価する。 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 糖質㻌 糖尿病および糖尿病関連検査㻌 血糖、尿糖、ヘモグロビン 㻭㻝㼏、糖化タン パク、糖尿病㻌 㻞㻚㻌 タンパク質1㻌 タンパク合成と栄養管理㻌 アルブミン、総蛋白、蛋白分画、栄養管理㻌 㻟㻚㻌 タンパク質2㻌 免疫応答および炎症に関連するタンパク質㻌 免疫グロブリン、急性相反応蛋白、炎症㻌 㻠㻚㻌 非タンパク性窒素㻌 窒素代謝と腎機能検査㻌 㻡㻚㻌 脂質1㻌 脂質代謝および生活習慣病㻌 㻢㻚㻌 脂質2㻌 脂質代謝とストレス㻌 㻣㻚㻌 酵素1㻌 急性心筋梗塞および肝機能検査㻌 㻤㻚㻌 酵素2㻌 肝炎関連の検査㻌 㻭㻸㻼㻘γ㻙㻳㼀㻘㻸㻭㻼㻘㻯㼔㻱、肝炎㻌 㻥㻚㻌 酵素3㻌 膵炎関連の検査㻌 アミラーゼ、リパーゼ、㻭㼏㻼、膵炎㻌 㻝㻜㻚㻌 電解質1㻌 必須元素、酸塩基平衡㻌 㻺㼍㻘㻷㻘㻯㼘、重炭酸イオン、㻌 酸塩基平衡㻌 㻝㻝㻚㻌 電解質2㻌 微量元素㻌 㻯㼍㻘㻵㻼㻘㻹㼓㻘㼆㼚㻘㻯㼡、副甲状腺障害㻌 㻝㻞㻚㻌 ホルモン1㻌 ホルモンの役割㻌 下垂体、甲状腺、㻯㼍 調節、副腎皮質・髄 質、性腺・胎盤㻌 㻝㻟㻚㻌 ホルモン2㻌 ホルモン異常症㻌 膵、消化管、㻺㼍 利尿、エイコサノイド㻌 㻝㻠㻚㻌 その他の検査㻌 特殊検査㻌 ビタミン、腫瘍マーカー、薬物モニタリン グ㻔㼀㻰㻹㻕、疾患マーカー㻌 㻝㻡㻚㻌 機能検査㻌 肝機能検査、腎機能検査、膵機能検査ほか㻌 㻵㻯㻳、各種クリアランス㻌 - 54 - アンモニア、尿素窒素、クレアチニン、尿 酸、クリアランス㻌 リポタンパク、㻴㻰㻸㻙㻯㻘㻸㻰㻸㻙㻯、中性脂肪、リ ン脂質、生活習慣病㻌 遊離脂肪酸、過酸化脂質、アポリポ蛋 白、㻸㼜㻔㼍㻕、㻸㻯㻭㼀、胆汁酸、ストレス㻌 㻭㻿㼀㻘㻭㻸㼀㻘㻯㻷㻘㻯㻷㻙㻹㻮㻘㻸㻰㻘㻸㻰㼕㼟㼛 、 心 筋 梗塞㻌 授業科目名 生化学検査学Ⅱ続 (5, 学) 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 伊藤昭三 【授業の到達目標】 臨床検査領域における放射線・放射性同 位元素(5,)の利用状況を理解すると共に、 放射線等の人体への影響ならびに安全取扱 の原則なども理解できるようにする。 【授業の概要】 放射線および 5, に関わる基礎科学を周 知させ,その自然環境中における存在を示 し、それらの医学・理工学分野での応用状況 を周知させる。放射線を正しく利用するた めの生物への影響に触れ、それらの安全管 理・防護法を示す。臨床検査分野における 5, の利用状況を,LQYLYRLQYLWUR 両面 で紹介し、画像診断領域で現代の医療に放 射線・放射能が不可欠であることを理解さ せる。 【授業計画】 テーマ㻌 【授業方法】 講義形式 【予習と復習】 放射線・放射能に関わる専門用語とその 意味を理解させるために参考資料を提供す る。これは事前に予習してくるものとし, 講義内容の理解度を確認するために適宜演 習問題を課す。 【教科書】 「臨床検査講座放射性同位元素検査技術」 医歯薬出版、プリント資料配布 【成績評価】 筆記試験、授業態度で総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻌 放射線・㻾㻵 の基礎科学㻌 放射線および 㻾㻵 を科学的に総合 的に理解する。㻌 㼄 線、γ線、β線、核種、放射壊変、㻌 ベクレル、半減期㻌 㻞㻚㻌 放射線の生物学的影響㻌 放射線の影響を判断する線量概念 を理解し、その後人体等生物に及 ぼす影響を知る。㻌 放射線量、グレイ、シーベルト、㻌 ラジカル生成、活性酸素の無毒化、㻌 損傷の発生と修復、確定的影響、㻌 確率的影響㻌 㻟㻚㻌 放射線・㻾㻵 の安全管理と㻌 理工学領域における利用㻌 放射線を正しく利用するための法 規制の概要と理工学分野で後半に 㻾㻵 等が使用されている実態を知 る。㻌 放射線防護、放射線安全防護法令、㻌 線量限度、照射、散乱、㻌 放射線計測による制御工学、㻌 放射線による化学物質の改質㻌 㻠㻚㻌 放射線・㻾㻵 の医療領域に㻌 おける利用㻌 放射線の画像診断、およびがん治 療 への応用状 況を理解す ると共 核 医 学 ・ 㻼㻱㼀 診 断 、 放 射 線 治 療 、 に、臨床検査領域での 㼕㼚㻌 㼢㼕㼢㼛、㼕㼚㻌 㼞㼍㼐㼕㼛㼍㼟㼟㼍㼥、㻾㻵 内療法㻌 㼢㼕㼠㼞㼛 使用状況を知る。㻌 - 55 - 授業科目名 生化学検査学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 実習 前期 2 2学年 伊藤 昭三 【授業の到達目標】 生体成分を化学的に分析し、臨床化学に おける反応原理と検査データの評価ができ るようにすることを目的とする。 【授業方法】 実習に従い、目的・方法を説明した後、 各自の実験に取り組む。実験後まとめをす る。 【授業の概要】 実習毎に各自に与えられた検査検体の濃 度を測定しレポート提出する。また、添加 回収試験、同時再現性など検査全般の総合 的な内容も合わせて実習する。 【予習と復習】 授業計画にそって、テーマ・内容に関す る実習書および教科書を読む。課題にも取 り組む。実験後、レポート提出し実験の整 理・定着をする。 【教科書】 「最新臨床検査学講座 臨床化学検査学」 医歯薬出版株式会社、プリント資料配布 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果 (試験)を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻙㻞㻚㻌 㻌 㻌 オリエンテーション㻌 試薬作製㻌 実習にあたって㻌 試薬作製他㻌 適切な器具の選択、レポートの書き方、㻌 機器の適切な使用方法、試薬作製ができる㻌 㻟㻚㻙㻠㻚㻌 㻌 㻌 非タンパク性窒素1㻌 クレアチニン・クリアランス㻌 クレアチニン・クリアランスの理解㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 㻌 㻌 非タンパク性窒素2㻌 添加回収試験㻌 尿素窒素㻌 添加回収試験㻌 尿素窒素の理解㻌 添加回収試験の理解㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌 㻌 㻌 試薬作製㻌 Alp活性試薬他㻌 試薬作製ができる㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 㻌 血糖㻌 GOD・GDP法㻌 他㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 㻌 タンパク質㻌 㻌 㻌 A/G比㻌 タンパク分画㻌 血糖測定法㻌 アスコルビン㻌 NADHのモル吸光係数の理解㻌 ビウレット法、BCG法㻌 セ・ア膜タンパク電気泳動の理解㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 㻌 酵素1㻌 㻌 Alp活性㻌 Alpの測定の理解㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 㻌 酵素2㻌 㻌 Alp・Km㻌 Kmの理解㻌 㻝㻣㻚㻙㻝㻤㻚㻌 㻌 試薬作製㻌 無機リン、尿酸㻌 試薬作製ができる㻌 㻝㻥㻚㻙㻞㻜㻚㻌 㻌 脂質㻌 共存物質の影響㻌 㻞㻝㻚㻙㻞㻞㻚㻌 㻌 微量元素㻌 同時再現性㻌 㻞㻟㻚㻙㻞㻠㻚㻌 㻌 非タンパク性窒素3㻌 直線性㻌 コレステロールの測定㻌 溶血、ビリルビン、混濁㻌 㻞㻡㻚㻙㻞㻢㻚㻌 㻌 酵素3㻌 LDH㻌 総コレステロール、HDLコレステロール溶血、㻌 ビリルビン㻌 濁りの吸収曲線の理解㻌 無機リンの理解㻌 同時再現性㻌 尿酸の理解㻌 直線性㻌 LDHの理解㻌 試薬作製ができる㻌 㻞㻣㻚㻙㻞㻤㻚㻌 㻌 学習成果のまとめ㻌 総括㻌 㻌 㻞㻥㻚㻙㻟㻜㻚㻌 㻌 学習成果のまとめ㻌 実技試験㻌 㻌 無機リン㻌 尿酸㻌 - 56 - 授業科目名 遺伝子関連検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 2 2学年 吉田 篤司 【授業の到達目標】 臨床検査としての遺伝子関連検査を学修 するために、染色体・遺伝子に関する基本 的知識から、解析技術の理論に至るまでを 理解し、説明できるようにする。 【授業の概要】 核酸の基本構造と役割、タンパク質合成 の流れ、遺伝子変異等は遺伝子関連検査を 行う上での基本的知識となる。さらに検査 の実践としての制限酵素処理、ポリメラー ゼ連鎖反応、塩基配列決定法について講述 する。特に、生殖細胞系列の変異を解析す る遺伝学的検査は生命倫理と密接に関わる ため、遺伝カウンセリングの概要にも触れ る。 【授業計画】 テーマ㻌 【授業方法】 講義形式とし、スライドなどの視覚教材 を適宜使用する。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことはオフィスア ワーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「標準臨床検査学 遺伝子検査学」医学書院 【成績評価】 授業への取り組み、および確認試験等、 学習成果の到達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 ゲノム、遺伝子の発現、中心教義、㻌 表現型、遺伝型、遺伝形式㻌 核、細胞小期間、減数分裂、㻌 体細胞分裂、細胞周期㻌 有糸分裂、セントロメア、テロメア、㻌 ヘテロクロマチン㻌 異数性、倍数性、片親性ダイソミー、㻌 転座、欠失、逆位㻌 㻼㻴㻭、コルセミド、㻳 染色法、㻌 㻽 染色胞、㻲㻵㻿㻴 法㻌 生殖細胞系列変異、常染色体異常症候群、 性染色体異常症候群㻌 体細胞変異、がん遺伝子、㻌 がん抑制遺伝子、融合遺伝子㻌 㻝㻚㻌 㻌 遺伝と遺伝子㻌 遺伝と遺伝子の基本的理解㻌 㻞㻚㻌 㻌 細胞㻌 細胞の構造と機能㻌 㻟㻚㻌 㻌 染色体の構造と機能㻌 染色体の複製と分離㻌 㻠㻚㻌 㻌 染色体異常の種類と生成機構㻌 数的異常と構造異常㻌 㻡㻚㻌 㻌 染色体の検査法㻌 細胞培養法、標本作製と染色㻌 㻢㻚㻌 㻌 染色体異常症候群㻌 常染色体異常、性染色体異常㻌 㻣㻚㻌 㻌 血液・腫瘍と染色体異常㻌 病型と染色体・遺伝子異常㻌 㻤㻚㻌 㻌 遺伝子の構造と機能㻌 核酸の基本構造と遺伝子㻌 㻰㻺㻭、㻾㻺㻭、ヌクレオチド、ゲノム、蛋白質㻌 㻥㻚㻌 㻌 㻰㻺㻭 の複製㻌 半保存的複製㻌 リーディング鎖、ラギング鎖、修復機構㻌 㻝㻜㻚㻌 㻌 転写と翻訳㻌 遺伝情報の流れ㻌 㻝㻝㻚㻌 㻌 遺伝子の異常㻌 遺伝形式、点変異㻌 㻝㻞㻚㻌 㻌 遺伝子の検査法㻌 核酸抽出、ブロティング、㻌 遺伝子、増幅法㻌 㻝㻟㻚㻌 㻌 遺伝子検査の応用㻌 㻼㻯㻾 法の応用、㻌 㻝㻠㻚㻌 㻌 最新の解析技術㻌 網羅的遺伝子解析㻌 㻝㻡.㻌 生命倫理と遺伝カウンセリング㻌 遺伝カウンセリング㻌 - 57 - エキソン、イントロン、スプライシング、㻌 開始コドン、終止コドン㻌 ミスセンス変異、ナンセンス変異、㻌 サイレント変異、フレームシフト㻌 フェノールクロロホルム法、㻌 サザンブロティング法、㻼㻯㻾 法㻌 㻾㼀㻙㻼㻯㻾 法、㻌 塩基配列決定㻌 マイクロアレイ染色体検査、㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 次世代シークエンサー㻌 生命倫理の 㻠 原則㻌 無侵襲的出生前遺伝学的検査㻔㻺㻵㻼㼀㻕㻌 授業科目名 遺伝子関連検査学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 実習 後期 1 2学年 【授業の到達目標】 細胞遺伝学、分子遺伝学的解析技術の理解 と実践、さらには生命倫理学的な観点からも 考察できるようになる。 【授業の概要】 細胞遺伝学的解析技術の基本に染色体検査 があり生殖細胞系列変異としては先天異常の 確定診断、出生前診断、体細胞変異には腫瘍 特異的異常の検出を目的としている。また得 られた結果の意義について理解させる。 分子遺伝学的解析技術にはその基礎となる 核酸の抽出と定量、制限酵素処理、ポリメラ ーゼ連鎖反応、電気泳動法などがあり、これ らを習熟し、実践できるようにする。 この実習では遺伝子についての総合的な理 解と実践を身に着けるため、アルコールの代 謝経路で生成するアセトアルデヒドを分解す る酵素、アルデヒドデヒドロゲナーゼ $/'+の遺伝子型*HQRW\SHを調べる。こ れはアルコールに強いか弱いかを つのタイ プに分類することで実際の飲酒経験からみた 表現型3KHQRW\SHと比較し、科学的根拠に基 づいた結果であるかを検証する。 担当者名 中村健司、髙嶋眞理、 佐藤俊 【授業方法】 実習形式とし、問題基盤型授業(3UREUHP EDVHGOHDUQLQJ3%/)を適宜、実施する。 【予習と復習】 実習前にテキストを熟読し、目的、方法を 理解しておく。また、実習ごとのレポートは 課題と共に提出する。 【教科書】 オリジナルテキスト配布 【成績評価】 授業への取り組み、および課題やレポー トによる学習成果の到達度を総合的に評価 する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 㻝㻚㻙㻞㻚㻌 㻌 㻌 遺伝子検査学実習ガイダンス㻌 実習ガイダンス㻌 遺伝子検査についての 㻼㻮㻸㻌 㻟㻙㻚㻠㻚㻌 㻌 㻌 染色体検査 㻝㻌 染色体検査の意義と検査方法㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 㻌 㻌 染色体検査 㻞㻌 㻌 染色体写真による核型分析㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌 㻌 㻌 制限酵素 㻝㻌 制限酵素によるλ㻰㻺㻭 の切断㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 㻌 制限酵素 㻞㻌 アガロースゲル電気泳動㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 㻌 㻭㻸㻰㻴㻞 の遺伝子型 㻝㻌 口腔粘膜上皮からの 㻰㻺㻭 抽出と 㻼㻯㻾㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 㻌 㻭㻸㻰㻴㻞 の遺伝子型 㻞㻌 アガロースゲル電気泳動㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 - 58 - 学習成果(キーワード)㻌 遺伝カウンセリング、遺伝性疾患、 常染色体優性遺伝、常染色体劣 性遺伝、㼄 連鎖劣性遺伝㻌 常染色体、性染色体、㻳 バンド、㻽 バンド㻌 㻵㻿㻯㻺 国際命名法、モノソミー、トリソ ミー、転座、欠失、逆位、環状染色 体㻌 パリンドローム配列、 㻴㼚㼐Ⅲ、㻼㼢㼡 Ⅱ、㻱㼛㼏㻾㻝、突出し末端、平滑末端㻌 エチジウムブロマイド染色、㼁㼂 照 射、電気泳動の原理㻌 㻰㻺㻭 抽出法、熱変性、アニーリン グ、プライマー、㻰㻺㻭 ポリメラーゼ㻌 分子量マーカー、遺伝子多型、アリ ル特異的プライマー㻌 㻌 授業科目名 微生物検査学 () 授業形態 開講時期 講義 前期 【授業の到達目標】 病原細菌の各論として、各種病原細菌の特 徴、病原性、同定検査および薬剤感受性など について、基本を理解したうえで知識を定着 させる。各テーマの学習成果(キーワード) を説明できる。 【授業の概要】 微生物検査領域における微生物は多岐に わたるが、本授業では病原細菌の各論として、 各種病原細菌の特徴、病原性、同定検査およ び薬剤感受性などについて学ぶ。 【授業方法】 教科書や配布プリントを中心とした講義 形式で進行する。適宜、視覚教材を使用する。 【授業計画】 テーマ㻌 単位数 対象学年 担当者名 2 2学年 叶 一乃 定期的に学習成果の確認を行い、そのポイ ントについて解説する。 【予習と復習】 予習としては1学年で学んだ微生物学、感 染予防学の内容を再確認し、理解しておく。 復習としては授業で理解できなかった内容 は質問し、理解する。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座微生物学臨床微生物学 第3版」医歯薬出版、適宜プリント資料を配 布する。 【成績評価】 学期末試験、授業への取り組み、学習成果 の到達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 スタヒロコッカス属、㻌 ミクロコッカス属㻌 ストレプトコッカス属、㻌 エンテロコッカス属㻌 学習成果(キーワード)㻌 黄色ブドウ球菌、耐塩性、㻹㻾㻿㻭、㻌 㼙㼑㼏 遺伝子、㻼㻮㻼、コアグラーゼ㻌 溶血レンサ球菌、肺炎球菌、㻼㻾㻿㻼、 腸球菌、㼂㻾㻱、㼢㼍㼚 遺伝子㻌 㻟㻚㻌 グラム陰性球菌および球桿菌㻌 ナイセリア科㻌 淋菌、髄膜炎菌、モラクセラ属㻌 㻠㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻙㻝㻌 腸内細菌科㻌 腸内細菌、大腸菌、㻱㻿㻮㻸 産生菌㻌 㻡㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻙㻞㻌 腸内細菌科㻌 赤痢菌、サルモネラ属㻌 㻢㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻙㻟㻌 腸内細菌科㻌 エルシニア属、㻌 日和見感染症を起こす菌㻌 㻣㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻙㻠㻌 ビブリオ科㻌 ビブリオ属、好塩菌、エロモナス属㻌 㻤㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻙㻡㻌 ヘモフィルス属㻌 インフルエンザ菌、㻮㻸㻺㻭㻾㻌 㻥㻚㻌 グラム陰性、好気性桿菌㻙㻝㻌 シュードモナス科㻌 緑膿菌、非発酵菌、㻹㻰㻾㻼、㻌 㻹㻰㻾㻭㻌 㻝㻜㻚㻌 グラム陰性、好気性桿菌㻙㻞㻌 レジオネラ科㻌 レジオネラ菌㻌 㻝㻝㻚㻌 グラム陽性、好気性桿菌㻌 バチルス属、リステリア属、㻌 コリネバクテリウム属㻌 炭疽菌、リステリア、ジフテリア菌㻌 㻝㻞㻚㻌 グラム陽性、抗酸性桿菌㻌 結核菌群、非結核性抗酸菌㻌 結核菌群、非結核性抗酸菌㻌 㻹㻰㻾㼀㻮㻌 㻝㻟㻚㻌 嫌気性菌㻙㻝㻌 嫌気性菌総論㻌 偏性嫌気性菌定義と分類㻌 㻝㻠㻚㻌 嫌気性菌㻙㻞㻌 嫌気性菌各論㻌 㻝㻡㻚㻌 ウイルス学総論、ウイルス各論㻌 㻰㻺㻭 ウイルス、㻾㻺㻭 ウイルス㻌 㻝㻚㻌 グラム陽性球菌㻙㻝㻌 㻞㻚㻌 グラム陽性球菌㻙㻞㻌 - 59 - バクテロイデス、プレボテラ、㻌 クロストリジウム㻌 アデノウイルス、インフルエンザウイル ス、麻疹ウイルス、水痘ウイルス㻌 授業科目名 微生物検査学実習 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学生 実習 後期 2 2学年 【授業の到達目標】 講義で学んだ知識をさらに実習を通して理 解を深める。感染予防の基礎的な知識を習得 し、実践ができる。各種病原細菌の特徴、病 原性、同定検査および薬剤感受性検査などに ついての知識をさらに定着させ、実践ができ る。各テーマの学習成果(キーワード)を説 明できる。 【授業の概要】 微生物検査領域における微生物は多岐に わたるが、本実習では各種病原細菌の特徴、 病原性、同定検査方法および薬剤感受性検 査について学び、各自実習する。 【授業方法】 実習書に従い、実習目的と方法を説明後、 各グループ、デモを教示し、各自実習に取り 組む。 担当者名 叶 一乃、松井清彦、 紺 泰枝、後藤美江子 【予習と復習】 予習として 学年で学んだ微生物学、感染 予防学の内容を再確認し理解しておく。授業 予定表にそって、前もってテーマに関する実 習書および教科書を確認しておく。単元終了 後、適宜小テスト実施とレポート、課題の提 出を課し、知識の定着を確認する。 【教科書及び参考書】 本学微生物検査学実習テキスト「臨床検査 学講座微生物学/臨床微生物学第3版」 【成績評価】 学期末試験、授業への取り組み、学習成 果の到達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 無菌操作、グラム染色、㻌 培地作成法㻌 スタヒロコッカス属、ストレプトコッ カス属、エンテロコッカス属の確 認同定検査㻌 腸内細菌科、シュードモナス科の 確認検査法㻌 ビブリオ科、ヘモフィルス属の確 認検査㻌 ナイセリア属、モラクセラ属の確認 検査㻌 無菌試験、滅菌、消毒、分離培養、純培 養、選択培地、染色、媒染、脱色㻌 㻞㻜㻚㻙㻞㻞㻚㻌 基本操作㻙㻞㻌 培地作成㻌 滅菌法、安全キャビネット㻌 㻞㻟㻚㻙㻞㻢㻚㻌 グラム陽性、好気性桿菌、抗酸 性桿菌㻌 バチ ルス属、 コリネバクテリウム 属、抗酸菌の確認検査㻌 㻞㻣㻚㻙30㻚嫌気性菌、微好気性菌㻌 嫌気性菌、微好気性菌の確認検 査㻌 納豆菌(炭疽菌)、ジフテリア菌、ナイセル染 色、結核菌群、非結核性抗酸菌、抗酸性、 チール・ネールセン染色、凝固滅菌、小川 培地㻌 嫌気性菌定義、分類、バクテロイデス、プレ ボテラ、クロストリジウム、キャンピロバクター㻌 㻟㻝㻚㻙㻟㻞㻚薬剤感受性検査㻌 ディスク法、微量液体希釈法㻌 㻹㻵㻯、㻹㻮㻯、㻱 テスト、㻹㼏㻲㼍㼞㼘㼍㼚㼐㻌 真菌培養、スライド培養、㻌 ラクトフェノールコットン青染色㻌 微生物検査の流れ㻌 微生物検査手順の概要、㻌 塗抹検査から同定方法を導く。㻌 発芽管検査、スライド培養、酵母、糸状菌、 墨汁染色㻌 㻟㻣㻚㻙㻟㻤㻚㻌 未知検体検査㻌 同定結果の解釈、起因菌の決定㻌 検査材料別検査法㻌 㻟㻥㻚㻙㻠㻜㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 㻝㻚㻙㻠㻚㻌 㻌 基本操作㻙1㻌 㻡㻚㻙㻤㻚㻌 グラム陽性球菌㻌 㻥㻚㻙㻝㻞.グラム陰性、通性嫌気性桿菌と好 気性桿菌㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻢㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻌 㻝㻣㻚㻙㻞㻜㻚㻌 グラム陰性、通性嫌気性桿菌㻌 3㻟㻚㻙㻟㻠㻚真菌検査㻌 㻟㻡㻚㻙㻟㻢㻚㻌 微生物検査法、未知検体検査㻌 - 60 - 黄色ブドウ球菌、カタラーゼ試験、コアグラ ーゼ試験、耐塩性、㻹㻾㻿㻭㻌 大腸菌、肺炎桿菌、緑膿菌、非発酵菌、オ キシダーゼ試験㻌 ビブリオ属、オキシダーゼ試験、好塩性イン フルエンザ菌、㼄・㼂 因子要求試験㻌 㻯㼀㻭 培地、β㻙ラクタマーゼ試験㻌 検体分離培養、鏡検、同定、感受性試験、 検査材料別検査法㻌 授業科目名 免疫検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 2 2学年 平井徳幸 【授業の到達目標】 免疫検査に必要な言葉、基礎知識を理解し、 現在実際に実施されている免疫検査法につい て説明出来る。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書および 参考書などで事前に内容を確認しておく。授業 で理解できなかったことはオフィスアワーを 利用して質問し、理解を深める。 【授業の概要】 免疫検査学の基礎的知識として主に検査の 測定原理,手技,結果の解釈および臨床的意義 について講義する。 【教科書】 「臨床検査学講座 免疫検査学第2版」 医 歯薬出版 【授業方法】 講義形式 【成績評価】 定期試験、授業態度により評価する 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 㻝㻚㻌 免疫とは㻌 概念、歴史など㻌 㻞㻚㻌 抗原とは㻌 定義、分類、抗原性を発揮す る条件など 㻟㻚㻌 抗体とは㻌 定義、構造、種類、役割など㻌 㻠.補体とは㻌 成分、役割、活性、作用など㻌 㻡㻚㻌 抗原抗体反応㻌 関与する力、影響因子、最適 現象と抑制現象など㻌 㻢㻚㻌 沈降反応、凝集反応㻌 原理、種類、応用など㻌 㻣㻚㻌 溶解反応㻌 原理、種類、応用など㻌 㻤㻚㻌 中和反応、抑制反応㻌 原理、種類、応用など㻌 㻥㻚㻌 イムノアッセイ㻌 概要、原理、分類など、標識抗 原抗体反応㻌 㻝㻜㻚㻌 感染症の検査(1)㻌 㻌 㻌 㻌 㻌梅毒血清反応㻌 㻌㻌㻌 㻝㻝㻚㻌 感染症の検査(2)㻌 ウイルスの感染症と検査法㻌 㻝㻞.アレルギー検査㻌 血液検査、皮膚検査、誘発テ ストなど㻌 㻝㻟㻚㻌 自己免疫疾患検査㻌 種類と反応および主な検査法㻌 㻝㻠㻚㻌 自己免疫疾患検査㻌 疾患と自己抗体および検査法㻌 㻝㻡㻚㻌 腫瘍免疫、免疫不全㻌 腫瘍マーカーと検査法㻌 - 61 - 学習成果(キーワード)㻌 自然免疫、獲得免疫、マクロファージ、㼀、㻮 細胞など㻌 非自己、免疫原生、完全抗原、ハプテン、 㻴㻸㻭 抗原など㻌 㻴・㻸 鎖、可変部、定常部、㻲㼍㼎、㻲㼏、クラス・ サブクラスなど㻌 活性化経路、調節因子、転換酵素、㻌 B因子、㻹㻭㻯 など㻌 特異性、感度、最適比、地帯現象など㻌 比濁法、㻵㻱㻼、㼃㻮 法、ゼータ電位、直接・ 間接凝集反応など㻌 溶解素、溶菌反応、溶血反応、㻌 補体結合反応など㻌 抗毒素、バクテリオファージ、インフルエン ザウイルスなど㻌 競合法、非競合法、均一測定法、不均一 測定法など、㻾㻵㻭、㻱㻵㻭、化学発光、生物発 光など㻌 梅毒トレポネーマ、STS、TP抗原など㻌 㻰㻺㻭・㻾㻺㻭 ウイルス、肝炎ウイルス、㻴㻵㼂、 㻴㼀㻸㼂㻙㻝 など㻌 即 時 型 ・ 遅延 型 ア レ ルギ ー 、 㻵㼓㻱 抗 体 、 㻾㻵㻿㼀、㻾㻭㻿㼀 など㻌 リウマトイド因子、抗核抗体、抗DNA抗体、 抗ENA抗体㻌 抗ミトコンドリア抗体、甲状腺自己抗体など㻌 胎児性抗原、糖鎖抗原、蛋白抗原、㻌 リンパ球幼若化試験など㻌 授業科目名 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 免疫検査学実習 () 実習 後期 1 2学年 【授業の到達目標】 様々な免疫反応を実習し抗原抗体反応の基 本を習得する。免疫反応の特性である特異性、 最適比を視覚的に理解し、臨床応用されている 代表的な免疫検査法を理解できることを目標 とする。 【授業の概要】 血清反応の基本、沈降反応、凝集反応を実習 する。微量分析法に応用された標識抗原抗体法 としての酵素免疫測定法を実習する。また、抗 核抗体関連検査としての抗核抗体法を実習す る。細胞性免疫反応では、リンパ球の分類とし て細胞表面分子のロゼット形成試験をする。ま た、実習終了ごとに「振り返りシート」の提出 がある。 【授業計画】 テーマ 内 容 㻝㻚㻌㻙㻞㻚㻌 凝集反応㻌 㻌 㻟㻚㻌㻙㻠㻚㻌 補体結合反応㻌 㻡㻚㻌㻙㻢㻚㻌 細胞性免疫反応㻌 㻣㻚㻌㻙㻤㻚標識抗体法(1)㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚標識抗体法(2)㻌 担当者名 平井徳幸、髙濱眞紀子、 清田 哲郎、阿部正樹、 川野克己 【授業方法】 目的、操作法の説明をした後、各自用意された 検体、試薬を用いて実習を始める。毎回、実習最 後にまとめをする。 【予習と復習】 予習として実習プリントに書かれた課題行う。 復習として、実習振り返りシートの提出をする。 【教科書】 プリント資料配布 【成績評価】 授業への取り組み、確認試験の結果により総合 評価する。 TPPA、RPR㻌 学習成果(キーワード) 感染症、梅毒検査、間接凝集反応、直 接凝集反応、反応原理、結果、考察、 まとめを振り返りシートへ記載する。㻌 補体活性㻌 溶血度㻌 補体価の低下、反 CH50㻌 応原理、結果、考察、まとめを振り返り シートへ記載する。㻌 細胞膜抗原、リンパ球分離、㻱 ロゼッ ト、㻱㻭 ロゼット、反応原理、結果、考 ロゼット形成試験㻌 察、まとめを振り返りシートへ記載す る。㻌 蛍光物質、FANA,自己免疫疾患、イ 間接蛍光抗体法による抗核抗体の検 ムノクロマト、HBs抗原・抗体、反応原 出、ムノクロマト法によるHBs抗体検出㻌 理、結果、考察、まとめを振り返りシート へ記載する。㻌 風疹抗体、標識抗体、定量法、反応原 酵素標識抗原抗体法㻌 理、結果、考察、まとめを振り返りシート へ記載する。㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚沈降反応㻌 免疫電気泳動・オクタロニー法㻌 ゲル内沈降反応㻌 二重免疫拡散法、 電気泳動法、反応原理、結果、考察、 まとめを振り返りシートへ記載する。㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚沈降反応㻌 免疫電気泳動・オクタロニー法判定㻌 急性期反応物質、㻹 蛋白、反応原理、 結果、考察、まとめを振り返りシートへ 記載する。㻌 㻝㻡㻚㻌 㻌 㻌 学習成果のまとめ㻌 総㻌 括㻌 全実習項目の学習成果を確認しなが ら総括する。㻌 - 62 - 授業科目名 輸血・移植検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 府川正儀 【授業の到達目標】 安全な輸血医療を実現するために必要な 基礎知識、および検査の方法から適正な血 液製剤の供給方法までの正確な知識を習得 できる。移植医療に関する検査の正確な知 識を習得できる。 【授業の概要】 輸血療法を実施するにあたり必要な知識 (血液型検査、不規則抗体検査、血液製剤 の取扱いなど)について講述する。輸血分 野は移植医療にもかかわっており、+/$ 抗 原検査をはじめ、細胞移植などについても 講述する。 【授業方法】 輸血・移植検査に必要な知識内容をまと めたプリントを用いて、実際の輸血検査で の事例なども交えて解説を行う。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 輸血検査に必要な免疫学知 識㻌 血液型㻌 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことは授業後など に質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 免疫検査学第2版」 医歯薬出版 㻌 【成績評価】 授業への取り組み、および学習効果の到 達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 輸血の概念。輸血学の歴史。必要な 検査から輸血実施までのながれ。血 液型とは。種類と分類。㻌 輸血、抗原、抗体、抗原抗体反応、糖鎖抗 原系、蛋白抗原系㻌 㻞㻚㻌 㻭㻮㻻 血液型㻌 㻭㻮㻻 血液型の抗原、遺伝、検査法。 㻭㻮㻻 血液型亜型検査。㻌 ランドシュタイナーの法則、変異型・変種、 亜型、キメラ・モザイク㻌 㻟㻚㻌 㻾㼔 血液型㻌 㻾㼔 血液型の抗原、遺伝、検査法。㻌 㻲㼕㼟㼔㼑㼞㻙㻾㼍㼏㼑 説㻌 と㻌 㼃㼕㼑㼚㼑㼞 説 㼣㼑㼍㼗㻌 㻰、 㼜㼍㼞㼠㼕㼍㼘㻌㻰㻌 㻠㻚㻌 その他の血液型㻌 その他の主な血液型。㻌 㻸㼑㼣㼕㼟 血液型、㻹㻺㻿㼟 血液型、量的効果 (㻰㼛㼟㼍㼓㼑㻙㼑㼒㼒㼑㼏㼠㻌 )㻌 㻡㻚㻌 抗グロブリン試験㻌 㻰㻭㼀、㻵㻭㼀、試験の目的。㻌 㻵㼓㻳 型の不規則抗体、直接・間接抗グロブ リン試験㻌 㻢㻚㻌 不規則抗体検査㻌 概念、特性、検査法の種類。検査結 果の解釈。㻌 生理食塩水法、間接抗グロブリン法、酵素 法、反応増強剤㻌 㻣㻚㻌 交差適合試験㻌 検査法と解釈。血液製剤の選択。㻌 クロスマッチ検査(主試験と副試験)、適合 血の選択㻌 㻤㻚㻌 血液製剤㻌 輸血副作用㻌 輸血の安全対策㻌 血液製剤の種類、保管方法、適応。㻌 種類、発生機序、防止策。㻌 輸血事故、検査室の安全管理。㻌 日本赤十字社、赤血球濃厚液、新鮮凍結 血漿、濃厚血小板。ウインドウ・ピリオド、核 酸増幅検査(NAT)、輸血後肝炎。㻌 㻥㻚㻌 自己血輸血㻌 種類、目的、貯血方法。㻌 貯血式自己血輸血、回収式自己血輸血、 希釈式自己血輸血㻌 㻝㻜㻚㻌 新生児溶血性疾患㻌 発症のメカニズム、検査法。輸血療 法㻌 母児間血液型不適合妊娠㻌 交換輸血㻌 㻝㻝㻚㻌 㻴㻸㻭㻘㻴㻼㻭㻌 臓器・造血幹細胞移植㻌 概念、遺伝、検査法。移植の種類、 拒絶反応。㻌 ヒト白血球抗原(組織適合性抗原)、㻴㻸㻭 タイピング、ハプロタイプ臓器移植、造血幹 細胞移植拒絶反応と 㻳㼂㻴㻰㻌 㻝㻞㻚㻌 学習効果のまとめ㻌 学習効果の確認。㻌 㻌 - 63 - 授業科目名 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 輸血・移植検査学実習 () 実習 後期 1 2学年 横尾智子、清田哲郎、 石井規子、伊佐和美 【授業の到達目標】 輸血検査に必要な基礎知識の習得と正確 な検査の方法、技術を実践できる。 【授業方法】 実習形式とし、手順、得られた結果につ いての解説を適宜実施する。 【授業の概要】 輸血検査には適切な検査法の選択と正確 な手技が求められる。医療現場での安全な 輸血に血液型検査は重要であり、$%2 亜型 検査を含めた実習をおこなう。輸血検査は では不規則抗体スクリーニング検査と交差 適合試験が輸血検査の基本となるため、こ れらの実習を通じて適合血を選択し、その 理由を説明出来るようにする。また、母子 間血液型不適合の場合の検査についても習 得する。 【予習と復習】 実習前に教科書を熟読し、目的、方法を 理解しておく。また、実習ノートを作成し て結果等をまとめる。 【教科書】 「臨床検査学講座 免疫検査学 第2版」 医歯薬出版 【成績評価】 授業に臨む姿勢、実習ノートの内容、確 認試験を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻙㻠㻚㻌 輸血検査㻌 判定方法の基礎㻌 基本操作の説明、試験管の準備㻌 判定方法と凝集反応の見方㻌 試薬・検体の分注㻔血液型検査㻕㻌 赤血球浮遊液の調製㻔㻰㻭㼀㻕㻌 キャピラリー、輸血用遠心器、ビュワー、 血球洗浄、㻟㻑血球浮遊液、㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 血液型検査㻔㻭㻮㻻 式、㻾㼔 式㻕㻌 㻭㻮㻻 血液型㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻾㼔 血液型(㻾㼔㻜㻔㻰㻕、試験管法)㻌 㻭 試薬、抗 㻮 試薬、抗 㻰 試薬、㻌 㻾㼔 コントロール試薬、㻭㻝 血球試薬、㻌 㻮 血球試薬㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌㻭㻮㻻 亜型検査㻌 抗グロブリン試験 㻝㻌 直接抗グロブリン試験㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 抗グロブリン試験 㻞㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 不規則抗体検査 㻝㻌 間接抗グロブリン試験㻌 不規則抗体スクリーニング㻌 重合ウシアルブミン、抗グロブリン試薬、㻌 ブロメリン試薬、㻵㼓㻳 感作赤血球、㻌 スクリーニング血球㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 不規則抗体検査 㻞㻌 不規則抗体同定㻌 㻌 㻌 各自の赤血球抗原検査㻌 パネル血球、抗 㻯、抗 㻯、抗 㻱、抗 㼑、㻌 抗 㻸㼑㼍、抗 㻸㼑㼎、抗 㻹、抗 㻺 抗体㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻢㻚㻌 交差適合試験㻌 カラム凝集法㻌 交差適合試験 㻭㻮㻻 血液型、㻌 㻾㼔㻜㻔㻰㻕血液型、㻌 不規則抗体スクリーニング、㻌 交差試験㻌 生理食塩水法、ブロメリン法、㻌 アルブミン法、間接クームス法㻌 㻝㻣㻚㻙㻝㻤㻚㻌 母子間血液型不適合検査㻌 新生児溶血性疾患の診断と輸血㻌 㻭㻮㻻 血液型、㻾㼔 血液型㻌 㻰㻭㼀、解離液の抗体同定㻌 交差適合試験㻌 新生児溶血性疾患、同型血、㻌 合成血㻌 㻝㻥㻚㻙㻞㻜㻚㻌 学習内容のまとめ㻌 学習内容のまとめ㻌 学習内容全般㻌 吸着解離試験㻌 抗体解離試験、㻰 陰性確認試験㻌 - 64 - オモテ試験、ウラ試験、試験管法、㻌 スライド法、熱解離法、㻌 㻰㼀 解離法、㻵㼓㻳 感作赤血球㻌 授業科目名 生理機能検査学I () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 前期 4 2学年 河合利子 【授業の到達目標】 心電図や脳波、筋電図、誘発電位などの 検査法を理解し、得られたデータの正確な 評価から疾患との関連を説明できる。 【授業の概要】 1.生理機能検査の各々の原理と測定法 を学ぶ。 2.検査に必要な解剖と循環器血行動態、 脳の機能局在と興奮のメカニズム、神経筋 収縮のメカニズム等の基礎生理の知識を確 認する。 3.検査結果からデータと疾患との関連 性を考え総合的な臨床生理検査の知識を深 める。 【授業方法】 講義形式とし、主にパワーポイントと配 布資料を使用。 【予習と復習】 教科書や参考書等で関連事項に目を通し ておく。復習は講義の最後に施行する確認 テストで知識を確実なものにする。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 生理機能検査学 第3版」 医歯薬出版 【成績評価】 試験、確認テスト、提出物などで総合評価 する。 【受講上の注意】 講義計画の内容が進行の遅れで多少前後する ことがある。 【授業計画】 テーマ 㻝㻚㻌 循環器血行動態と心電図の基礎㻌 㻞㻚㻌 心電図測定法㻌 㻟㻚㻌 異常心電図(㻿㼂㻼㻯、㻼㼂㻯)㻌 㻠㻚㻌 異常心電図(リエントリー)㻌 㻌 㻡㻚㻌 異常心電図(ブロック)㻌 㻢㻚㻌 異常心電図(波形異常)㻌 㻣㻚㻌 異常心電図(心室肥大)㻌 㻤㻚㻌 異常心電図㻌 (心筋梗塞)㻌 㻥㻚㻌 心電計のしくみと安全管理㻌 㻝㻜㻚㻌 その他の検査法㻌 㻝㻝㻚㻌 心電図記録時の注意点㻌 㻝㻞㻚㻌 心音図の基礎㻌 㻝㻟㻚㻌 異常心音図㻌 内 容 学習成果(キーワード) 静止電位、イオンチャネル、脱分 循環器の基礎知識と興奮収縮関連㻌 極、筋小胞体、トロポニン複合体㻌 標準 㻝㻞 誘導の理解、電気軸、㻴㻾 測 双極誘導法、単極誘導法㻌 定法、正常ベクトル環と誘導法の関係㻌 波形の計測、各波形の正常範囲㻌 㻿㼂㻼㻯 と 㼂㻼㻯 の成立機序㻌 絶対不応期、相対不応期、 不応期の考え方、㼃㻼㼃 症候群、㻌 㼞㼑㻙㼑㼚㼠㼞㼥、㼚㼍㼞㼞㼛㼣㻌㻒㻌㼣㼕㼐㼑㻌㻽㻾㻿、δ波㻌 心房細動と心室細動の考え方㻌 㻹㼕㼏㼞㼛㻌㼞㼑㻙㼑㼚㼠㼞㼥㻌 、㼒 波、㻲 波、㻌 心房粗動、㻼㻿㼂㼀㻘㼂㼀 のしくみ㻌 㼀㼛㼞㼟㼍㼐㼑㼟㻌㼐㼑㻌㼜㼛㼕㼚㼠㼑㼟㻌 㻿㻭 ブロック、㻭㼂 ブロック重症度分類と 㻝~㻟°㻿㻭 ブロック&㻭㼂 ブロック㻌 その判定法、ヒス束心電図㻌 㻞 枝ブロック、㻟 枝ブロック㻌 右胸心、電解質異常㻌 著明 㼁 波㻌 テント状 㼀 波㻌 ジギタリス効果、㻽㼀 延長、ブルガダ㻌 㼏㼛㼢㼑㼐㻌㼠㼥㼜㼑、㼟㼍㼐㼐㼘㼑㼎㼍㼏㼗㻌㼠㼥㼜㼑㻌 心房負荷、心室肥大のベクトル環から 右房負荷、左房負荷㻌 の解釈㻌 左室肥大、右室肥大㻌 冠動脈走行と 㻹㻵 部位㻌 前壁中隔梗塞、広範囲前壁梗塞㻌 時間経過による波形の変化㻌 側壁梗塞、下壁梗塞、右室梗塞㻌 総合周波数特性の考え方㻌 㻯㻾 回路、周波数特性、マクロショッ 機器の安全管理㻌 ク、ミクロショック㻌 負荷心電図、ホルター心電図測定法㻌 トレッドミルテスト法、マスター㻞 階段 㻴㼕㼟 束心電図、加算心電図測定法㻌 運動試験、ホルター心電図㻌 心電計調整と記録時注意点㻌 交流障害、筋電図混入、ドリフト対 アーチファクト混入対策法㻌 策、電極接触不良㻌 心音図の検査法と圧波形からの心音 Ⅰ音~Ⅳ音、㻵㻯㼀、㻵㻾㼀、㻱㼀㻌 成立の機序㻌 収縮期雑音、拡張期雑音、連続性雑 㻹㻿 、 㻹㻾 、 㻭㻿 、 㻭㻾 、 㻭㻿㻰 、 㻼㻰㻭 、 音、心外性雑音㻌 㻱㼎㼟㼠㼑㼕㼚 奇形等の 㼙㼡㼞㼙㼡㼞㻌 㻝㻠㻚㻌 脈波の出現機序㻌 血行動態からの波形解説㻌 頸動脈波、頸静脈波、心尖拍動図㻌 㻝㻡㻚㻌 その他の脈波検査㻌 㻌 指尖容積脈波、光電脈波㻌 自動血圧脈波測定㻌 足趾血圧測定、㻼㼃㼂、㻯㻭㻮㻵、㻭㻮㻵、 㼂㻾㼀㻌 - 65 - テーマ 内 容 学習成果(キーワード) 㻝㻢.学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 㻝㻣㻚㻌 脳の構造と機能㻌 㻌 㻌 㻌 脳波発生機序㻌 脳の機能局在㻌 電流双極子としての脳波発生機序㻌 神経細胞、ニューロン、興奮、シナプ ス高電位、脳幹㻌 㻝㻤㻚㻌 脳波計の構造㻌 㻌 㻌 㻌 アーチファクト㻌 時定数、と高域減衰フィルターからの㻌 周波数特性の理解、㻌 入力部、像腹部、時定数、フィルター 記録期、㻌 㻝㻥㻚㻌 脳波電極装着法㻌 電極装着部位と装着法の理解㻌 㻝㻜㻙㻞㻜 法、単極導出法、 双 極導出 法、モンタージュ㻌 㻞㻜㻚㻌 脳波の基礎㻌 㻌 判読時の基礎事項の理解㻌 (振幅、周波数、位相等)㻌 基礎律動、速波、α波、徐波㻌 㻞㻝㻚㻌 脳波の年齢による相違㻌 㻌 㻌 㻌 睡眠脳波㻌 各年代の脳波の特徴㻌 睡眠ステージによる脳波の違い㻌 小児、成人、老人脳波㻌 睡眠ステージⅠ~Ⅳ、㻾㻱㻹 睡眠㻌 㻞㻞㻚㻌 てんかん脳波㻌 㻌 部分発作と全体発作の種類とその特 徴㻌 㻞㻟㻚㻌 脳波賦活法㻌 、アーチファクト㻌 㻌 㻌 㻌 その他の異常脳波㻌 㻞㻠㻚㻌 誘発電位㻌 眼の開閉、㻼㻿、㻴㼂㻘睡眠㻌 アーチファクトの種類㻌 大脳誘発電位の種類と測定法㻌 㻌 (㼑㼍㼞㼘㼥㻌㼏㼛㼙㼜㼛㼚㼑㼚㼠㻘㻌㼘㼍㼠㼑㼞㻌㼏㼛㼙㼜㼛㼚㼑㼚㼠㻌 㻌 㻌 㻭㼒㼠㼑㼞㻌㼏㼛㼙㼜㼛㼚㼑㼚㼠㻕㻌 㻞㻡㻚㻌 筋電図の基礎㻌 運動単位と筋収縮、随意運動系の伝 導経路等の基礎生理知識の確認㻌 㻞㻢㻚㻌 異常筋電図㻌 㻌 安静時異常放電、随意弱収縮、最大 収縮時の筋電図異常㻌 㻞㻣㻚㻌 末梢神経伝導速度㻌 㻌 㻌 㻌 反復神経刺激試験㻌 㻞㻤㻚㻌 経頭蓋磁気刺激検査㻌 オージオメトリー㻌 運動・知覚神経伝導検査、㻲 波伝導検 査、㻴 反射、反復神経刺激検査の測 定法㻌 各々の検査方法とその判定法㻌 聴覚の解剖と基礎生理知識を確認㻌 㻞㻥㻚㻌 平衡機能検査㻌 前庭の解剖と機能㻌 重心動揺計、電気眼振図測定法㻌 㻟㻜㻚㻌 まとめ復習㻌 まとめ課題の復習㻌 - 66 - 複雑部分発作、強直間代発作、欠神 発作、ミオクロニー発作、ウウェスト症 候群、レンノックスーガストー症候群㻌 α減衰、㼎㼡㼕㼘㼐㻌 㼡㼜㻘光駆動、光ミオクロ ーヌス反応、光痙攣反応㻌 体性感覚、視覚、聴覚誘発電位、事 象関連電位、㻭㻮㻾㻌 ブロードマン 㻠 野と 㻢 野、錐体路、錐 体外路、大脳基底核、運動単位、㻌 終板㻌 線維自発電位、線維束自発電位、神 経原性変化、筋原性変化、ミオトニー 電位㻌 㻴 波、複合筋活動電位㻔㻯㻹㻭㻼㻕、㻌 F㻌 波、感覚神経活動電位㻔㻿㻺㻭㻼㻕㻘㻌 漸増現象、漸減現象㻌 磁気刺激装置、一次運動ニューロ ン、マスキング、伝音障害、感音障害㻌 追跡眼球運動検査(㻱㼀㼀)㻌 視運動性眼振検査(㻻㻷㻺)㻌 急速眼球運動検査、温度刺激検査㻌 㻌 授業科目名 生理機能検査学Ⅱ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 遠藤 和彦 【授業の到達目標】 呼吸生理の基礎的知識を理解することが できる。呼吸機能検査の原理と測定法を理 解し説明することができる。検査結果から 異常の有無・程度を判定し、病態・疾患と の関連について理解することができる。 【授業の概要】 呼吸生理の基礎的知識を身につけた上で、 種々の呼吸機能検査の測定原理、機器の構 造および測定手技について学ぶ。また、得 られたデータの解釈、疾患との関連につい ても学ぶ。 【授業方法】 プロジェクターを用いた講義形式とする。 資料プリントと練習問題を配布する。 【授業計画】 テーマ㻌 内㻌 容㻌 【予習と復習】 1年で学んだ生理学・呼吸分野の該当事 項を事前に確認しておく。練習問題は、当 日中に解いて知識を確実なものにする。 【教科書および参考書】 教科書:「臨床検査学講座生理機能検査 学第3版」医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【受講上の注意】 学習支援ウェブサイトを設けているので、 大いに活用してほしい。 学習成果(キーワード)㻌 分時換気量、肺胞換気量㻌 死腔、拡散㻌 1.呼吸生理の基礎㻌 1㻌 ガス交換、気道の構造、単位㻌 2.呼吸生理の基礎㻌 2㻌 換気と血流㻌 気体の条件、気体の法則㻌 換気血流比、低酸素性血管縮㻌 ボイル・シャルルの法則㻌 3.スパイロメトリー㻌 肺活量、努力性呼気曲線㻌 気道可逆性検査㻌 4.フローボリューム曲線㻌 フローボリューム曲線㻌 ピークフローメータ㻌 %肺活量、1秒量、1秒率、㻹㻹㻲㻌 換気機能障害の型㻌 . . ピークフロー、V㻡㻜、V㻞㻡㻌 フローボリューム曲線のパターン㻌 5.肺気量分画㻌 機能的残気量の測定㻌 6.肺内ガス分布㻌 肺内ガス分布、クロージングボリューム㻌 7.肺拡散能力㻌 肺拡散能力の測定㻌 8.換気力学㻌 コンプライアンスと抵抗㻌 9.血液ガス分析㻌 1㻌 酸素の運搬、酸素解離曲線㻌 パルスオキシメータ㻌 㻝㻜㻚㻌 血液ガス分析㻌 2㻌 酸塩基平衡㻌 㻝㻝㻚㻌 疾患と呼吸機能㻌 呼吸機能検査の評価㻌 慢性閉塞性肺疾患㻔㻯㻻㻼㻰㻕㻌 間質性肺炎、気管支喘息㻌 基礎代謝、運動時の代謝㻌 呼吸機能検査のまとめ㻌 基礎代謝量、基礎代謝率㻌 㻌 㻝㻞㻚㻌 ガス代謝㻌 呼吸機能まとめ㻌 - 67 - ガス希釈法㻌 体プレチスモグラフ法㻌 不均等分布㻌 単一窒素呼出曲線㻌 1回呼吸法㻌 拡散障害㻌 静肺、動肺コンプライアンス㻌 呼吸抵抗、気道抵抗、時定数㻌 低酸素血症、呼吸不全㻌 肺胞気動脈血酸素分圧較差㻌 アシドーシス、アルカローシス㻌 緩衝作用、代償作用㻌 授業科目名 生理機能検査学実習Ⅱ () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 実習 前期 1 2学年 鈴木 恒夫、三浦 純子 【授業の到達目標】 生理機能検査の検査法、機器の構造と取扱法、 患者との対応、安全対策などについて実習する ことにより習得する。 【授業の概要】 生理機能検査は患者に直接接触し検査する という特徴がある。生体に対しての安全性の確 保が最重要課題であるので、電気的安全の知識、 機器の構造、準備、使用方法に至るまで完全な 理解と遂行能力の習得が要求される。検査技師 としての心構えや患者心理の習得はもとより、 検査中に緊急事態の発生が予測されるので緊 急対応についても十分な理解と対応能力を習 得させる。 【授業計画】 前期テーマ 【授業方法】 実習形式とし、一部、実習前・後説明を講義 形式でおこなう。 【予習と復習】 実習内容を理解しやすくするために、予習と して教科書を読んでおく。実習後は実習ごとの レポートを課題と共に提出する。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 生理機能検査学第3版」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果の到 達度を総合的に評価する。 内 容 標準 㻝㻞 誘導記録、㻌 課題プリントに従った心電図記録㻌 RR間隔の変化㻌 ホルター心電図㻌 マスターの2階段運動負荷試験㻌 エルゴメーター㻌 心電図波形の計測㻌 平均電気軸㻌 各自の心音の確認と記録㻌 模擬心音㻌 学習成果(キーワード) 心電計、標準 㻝㻞 誘導、心電図、㻌 四肢電極の装着誤り㻌 㻯㼂㻾㻾 検査、心拍変動、㻌 ホルター心電図㻌 マスターの2階段運動負荷試験、㻌 トレッドミル法、エルゴメータ法㻌 心電図波形、時定数、㻌 心電図の基準値、平均電気軸㻌 心音計、正常心音、過剰心音、㻌 心雑音㻌 㻢㻚㻌 脈波㻌 体位、呼吸による脈波の変化㻌 指尖容積脈波、脈波伝達時間㻌 㻣㻚㻌 脳波①㻌 電極の付け方、電極位置、㻌 脳波計の基礎的事項㻌 㻤㻚㻌 脳波②㻌 脳波測定(開閉眼を中心に実施)㻌 㻥㻚㻌 脳波③㻌 脳波測定㻌 (アーチファクト、睡眠脳波)㻌 㻝㻜㻙㻞㻜 電極法、脳波計、㻌 接触抵抗、時定数㻌 㻝㻜㻙㻞㻜 電極法、脳波計、時定数、㻌 高域カットフィルター、基礎律動㻌 㻝㻜㻙㻞㻜 電極法、脳波計、㻌 アーチファクト、睡眠脳波㻌 運動神経伝導速度、複合筋活動電位 (㻯㻹㻭㻼)、筋腹㻙腱(㼎㼑㼘㼘㼥㻙㼠㼑㼚㼐㼛㼚)法㻌 運動神経伝導速度、複合筋活動電位 (㻯㻹㻭㻼)、筋腹㻙腱(㼎㼑㼘㼘㼥㻙㼠㼑㼚㼐㼛㼚)法㻌 㻝㻚㻌 心電図記録①㻌 㻞㻚㻌 心電図記録②㻌 ホルター心電図㻌 㻟㻚㻌 負荷心電図㻌 㻠㻚㻌 心電図波形の計測㻌 㻡㻚㻌 心音図㻌 㻝㻜㻚㻌 筋電図①㻌 運動神経伝導速度の測定㻌 㻝㻝㻚㻌 筋電図②㻌 運動神経伝導速度の測定㻌 㻝㻞㻚㻌 誘発脳電位①㻌 聴覚脳幹誘発反応の測定㻌 㻝㻟㻚㻌 誘発脳電位②㻌 短潜時体性感覚誘発電位の測定㻌 体性感覚誘発電位(㻿㻱㻼)、㻺㻝㻟、㻺㻞㻜㻌 㻝㻠㻚㻌 心電図波形判読①㻌 心電図波形判読および演習㻌 期外収縮、房室ブロック、脚ブロック、㻌 心室肥大㻌 㻝㻡㻚㻌 心電図波形判読②㻌 心電図波形判読および演習㻌 心筋梗塞、狭心症、電解質異常、右胸心㻌 - 68 - 聴覚脳幹誘発反応(㻭㻮㻾)、Ⅰ~Ⅵ波㻌 授業科目名 画像検査学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 河合利子 【授業の到達目標】 超音波検査や 05, などの画像診断法の原 理を理解し、検査方法と診断法を習得する。 【授業に概要】 1.超音波検査、MRI検査、熱画像検 査(サーモグラフィー)などの基本的な原 理とその測定法を学ぶ。 2.実際の症例を多く提示し、視覚を通 じて診断法を身につける。 【授業方法】 講義形式として主にパワーポイントを使 用する。 【授業計画】 テーマ 【予習と復習】 予習として関連事項を教科書および参考 書などで内容を確認しておく。復習として 講義終了前に行うまとめ課題で知識を再確 認する。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 生理機能検査学 第3版」 医歯薬出版 【成績評価】 試験、まとめ課題、提出物で総合評価す る。 内 容 超音波の基礎 心エコー検査() 超音波検査法の原理 心エコー抽出法 心エコー検査() ドプラ法の応用 心エコー異常所見 腹部エコー検査() 腹部エコー検査() 血管エコー検査 体表臓器エコー検査 臓器抽出法と正常所見、異常所 見 肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓 臓器抽出法と正常所見、異常所 見 腎臓、子宮、卵巣 消化器:十二指腸、大腸、虫 垂、 抽出法と正常所見、異常所見 頸動脈、腎動脈、下肢動脈 下肢静脈エコー 甲状腺エコーと乳腺エコー検 査の抽出法と正常所見、異常所 見 学習成果(キーワード) 圧電素子、分解能、指向性、 音響インピーダンス、傍胸骨 像、左側臥位、心機能計測 弁膜症、先天性心疾患、3( 貯留、 粘液腫、心筋症、虚血性心疾患 クイノ―の区域分類、走査法、 び慢性疾患、占拠性病変 &(&、水腎症、腎不全、嚢胞腎、 子宮筋腫、子宮癌、卵巣癌、虫 垂炎 プラーク、狭窄率、3,、5,、'97、 静脈瘤、圧迫法、呼吸法、ミル キング バセドー病、橋本病、甲状腺腺 腫甲状腺癌、非浸潤性乳管癌 ('&,6)硬癌 サーモグラフィー、05, 眼底検査 サーモ、眼底検査法。05, の原 理、画像の特徴、正常所見と異 常所見 ステファンボルツマンの法則、乳頭、黄 斑、+ 原子核、超電導磁石、ラ ーモア周波数、励起、7、7 強 調画像、)/$,5 画像 学習成果のまとめ 前学習成果の確認 - 69 - 授業科目名 授業形態 画像検査学実習 () 実習 開講時期 単位数 後期 1 対象学年 2学年 担当者名 鈴木 桑山 遠藤 金上 恒夫、横尾 智子、 美知子、川名 ふさ江 和彦、加藤 光恵 千佳 【授業の到達目標】 生理機能検査の検査法、機器の構造と取 扱法、データ整理などを実習することによ り習得する。また、生理機能検査は患者に 直接接する検査であるため、生体に対して の安全性の確保や患者接遇についても学ぶ。 さらに、被検者となることで、患者心理を 少しでも理解できるようにする。 【授業方法】 実習形式とし、一部、実習前・後説明を 講義形式でおこなう。 【授業の概要】 本実習は超音波検査、眼底検査、呼吸機 能検査を対象に実施する。検者・被検者を 体験することで、機器の構造、準備、操作、 保守および患者接遇、患者心理などを習得 させる。 【教科書および参考書】 「臨床検査学講座 生理機能検査学第3版」 医歯薬出版 【授業計画】 テーマ㻌 【予習と復習】 実習内容を理解しやすくするために、予 習として教科書を読んでおく。実習後は実 習ごとのレポートを課題と共に提出する。 【成績評価】 授業への取り組み、レポート、学習成果 の到達度を総合的に評価する。 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻝㻚㻙㻞㻚㻌 腹部超音波①㻌 腹部エコー検査㻌 肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓㻌 㻟㻚㻙㻠㻚㻌 心臓超音波①㻌 心臓エコー検査㻌 傍胸骨長軸像、傍胸骨短軸像、㻌 心尖部四腔像、㻹 モード、ドプラ法㻌 㻡㻚㻙㻢㻚㻌 腹部超音波②㻌 腹部エコー検査㻌 肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓㻌 㻣㻚㻙㻤㻚㻌 心臓超音波②㻌 心臓エコー検査㻌 傍胸骨長軸像、傍胸骨短軸像、㻌 心尖部四腔像、㻹 モード、ドプラ法㻌 眼球の解剖、無 散 瞳 眼 底 カメラ (特徴、構造、操作法)、正常眼底、㻌 異常所見、眼底疾患㻌 スパイロメータ、肺活量、㻌 努力性肺活量、%肺活量、1秒率、 フローボリューム曲線、㻹㻹㻲、㻌 ピークフローメータ、㻌 経皮的動脈血酸素飽和度㻌 㻥㻚㻙㻝㻜㻚㻌 眼底検査㻌 無散瞳眼底カメラ㻌 㻝㻝㻚㻙㻝㻞㻚㻌 呼吸機能検査①㻌 肺活量、努力性肺活量、 㻹㻹㻲、ピークフローメータ、㻌 パルスオキシメータ㻌 㻝㻟㻚㻙㻝㻠㻚㻌 呼吸機能検査②㻌 肺活量、努力性肺活量、㻌 最大換気量、㻌 機能的残気量、肺拡散能、㻌 クロージングボリューム㻌 肺活量、努力性肺活量、㻌 最大換気量、機能的残気量、㻌 肺拡散能、クロージングボリューム㻌 㻝㻡㻚㻙㻝㻢㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 70 - 授業科目名 検査情報処理科学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 金村 茂 【授業の到達目標】 検査結果に影響を及ぼす要因は、検査の 準備から検査結果の報告に至るまで、技術 者が関わるあらゆる検査の工程に内在して おり、これらの管理方法を理解し、実践で きるようにする。 【授業の概要】 信頼性の高い検査結果を臨床に報告して いくためには、精度の良い検査方法を採用 し、検査室の環境や機器・試薬の管理などを 的確に行うとともに、技術者の技術の研鑽 や管理知識の習得によって精確な測定が行 われ、得られた検査結果を適切に解析評価 して臨床に届けるなど、様々な面からの管 理が必要である。授業では、これらの検査 結果の信頼性に関わる要因とその管理方法 について講術する。 【授業方法】 講義形式とし、教科書とともに必要に応 じてプリントを配布する。また、スライド などの視覚教材を適宜使用する。 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことはオフィスア ワーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 「最新臨床検査学講座 検査総合管理学」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、および学習成果の到 達度を総合的に評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻌 㻝㻚㻌 検査部門の組織と業務㻌 㻌 㻞㻚㻌 臨床検査の管理・運営㻔㻝㻕㻌 㻌 㻟㻚㻌 臨床検査の管理・運営㻔㻞㻕㻌 㻌 㻠㻚㻌 精度管理の概要と測定法の信頼 性評価㻌 㻌 㻡㻚㻌 内部精度管理㻌 㻌 㻢㻚㻌 外部精度評価と精度管理㻌 に必要な統計学㻌 㻌 㻌 㻣㻚㻌 検査情報の活用㻌 㻌 㻤㻚㻌 学習成果のまとめ㻌 㻌 内㻌 容㻌 㻌 臨床検査の意義㻌 㻌 業務管理、人事管理、検査機器㻌 管理、物品管理㻌 㻌 㻌 情報管理、リスクマネジメント、㻌 安全衛生管理、感染性廃棄物㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻌 基本的検査、診察前検査、外来、㻌 迅 速 検 体 検 査 加 算 、 チ ー ム 医 療 、 㻵㻯㼀 、 㻺㻿㼀、㻵㻿㻻㻝㻡㻝㻤㻥、㻼㻻㻯㼀、㻻㼀㻯 検査㻌 㻌 㻌 㻵㻿㻻㻥㻜㻜㻝、標準作業書(㻿㻻㻼)㻌 㻌 守秘義務、個人情報保護法、㻼㻙マーク、㻌 インシデント、アクシデント、感染性廃棄物㻌 㻌 㻌 㻌 㻽㻹㻿、系統誤差、偶然誤差、㻌 精度管理と誤差、基準となる測定法、㻌 誤差許容限界、標準物質、標準法、㻌 精密さと真度の評価、㻌 トレーサビリティ、測定の不確かさ、再現性、 精度管理の用語と基本的な計算式㻌 平均値、標準偏差(㻿㻰)、変動係数(㻯㼂)㻌 㻌㻌 㻌 㼄-㻾 管理図法、累積和法、双値法、 管理試料を用いる精度管理法、㻌 㼅㼛㼡㼐㼑㼚㻙㻼㼘㼛㼠、㼃㼑㼟㼠㼓㼍㼞㼐 のマルチルール、 管理試料を用いない精度管理法㻌 正常者平均法、ナンバープラス法㻌 㻌 㻌 㻌 外部精度管理調査とクロスチック、㻌 コントロールサーベイ、㻿㻰㻵、㻌 検定と回帰分析㻌 㻲 検定、t検定、相関係数㻌 㻌 㻌 基準範囲、緊急異常値(パニック値)、㻌 基準範囲の求め方、㻌 感度、特異度、カットオフ値、㻾㻻㻯 曲線㻌 臨床判断基準㻌 㻌 学習成果の確認㻌 㻌 - 71 - 授業科目名 検査管理運営総論 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 平井 徳幸 【授業の到達目標】 病院における臨床検査部および臨床検査 技師の役割を理解し、検査業務遂行に必要な 精度管理および検査室の運営について習得す る。 【授業の概要】 検査管理運営総論では、まず臨床検査室の 総合的な管理と新しい管理運営方法につい て解説する。ついで検査業務の質保証および 検査情報の活用による臨床支援など,今後の 臨床検査室の管理運営に必要な事項につい ても解説する。 【授業方法】 講義形式 【予習と復習】 キーワードを理解するために教科書およ び参考書などで事前に内容を確認しておく。 授業で理解できなかったことはオフィスア ワーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書】 「最新臨床検査学講座 検査総合管理学」 医歯薬出版 【成績評価】 定期試験、授業態度により評価する。 【授業計画】 テーマ . 臨床検査の原点 . 臨床検査部門の組織と 業務 . 安全管理 . 検査過誤対策 . 検査受付から報告まで . 検査システム . 検査データのものさし . 同上 内 容 診断方法の変遷、 臨床検査の意義 病院の機能と組織、 検査室の組織 作業環境、感染性医療廃棄物、 医療用ガス、電気 防止対策、事後の対応 学習成果(キーワード) スクリーニング検査、診察前 検査、緊急検査 中央化、医療法、チーム医療、 ICT、NST、システム化 ISO、マニュアル化、バイ オハザードマーク、針刺し ヒヤリハット、インシデント、 アクシデント 検査受付、検体前処理、検査、 採血、付加価値、データ保存 結果報告 検査体制の変遷 オーダリング、電子カルテ、 医療連携、衛生検査所 基準範囲 感度、特異度、陽性適中度、 尤度比 臨床判断値 カットオフ値、ROC曲線 - 72 - 授業科目名 授業形態 臨床検査専門演習Ⅱ 演習 () 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 通年 1 2学年 廣井禎之 【授業の到達目標】 疑問に思ったことや、興味を持った事象に 対して、どういう理由でそのような現象が起 きるのか、仮説をたてさせ、系統的な実験を 行うことにより、自らの考えが正しいのか、 誤っているのか実証していく過程を学ぶ。同 時に協力しながらチームにより仕事を進め ることの重要性を学ぶ。 【授業の概要】 自らが自主性をもち興味の対象を見出し、 その対象物に対し医学、臨床検査学の知識と 技術を駆使し、実験計画をたて実験を行い、 データをとらせる。実験結果を解析し考察を 加える。結果内容を簡潔に図、表を用いまと めプレゼンテーションを行い、最後に論文形 式にまとめさせる。 【授業方法】 講義、演習 【予習と復習】 実験テーマについて文献を熟読し、実験計 画の原案を提案できるようにしておく。 【教科書】 使用しない 【成績評価】 授業への取り組み、授業態度、発表、レポ ートにより評価する。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 テーマ選定㻌 内㻌 容㻌 各専門分野の研究に㻌 ついて現状把握㻌 学習成果(キーワード)㻌 㻹㼑㼐㼕㼏㼍㼘㻌㼀㼑㼏㼔㼚㼛㼘㼛㼓㼥㻌 、医学検査㻌 㻞㻚㻌 調査-㻝㻌 文献検索㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻟㻚㻌 調査-㻞㻌 文献検索㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻠㻚㻌 予備実験㻌 計画立案㻌 㻼㼡㼎㻹㼑㼐、専門関連学会誌㻌 㻡㻚㻌 予備実験-㻝㻌 実験準備㻌 予備実験、実験器具㻌 㻢㻚㻌 予備実験-㻞㻌 実験㻌 操作㻌 㻣㻚㻌 予備実験-㻟㻌 㻌 㻌 判定㻌 結果㻌 㻤㻚㻌 実験計画検討、立案㻌 計画立案㻌 データ解析、考察㻌 㻥㻚㻌 実験-㻝㻌 実験準備㻌 予備実験、実験器具㻌 㻝㻜㻚㻌 実験-㻞㻌 実験㻌 データ採取㻌 㻝㻝㻚㻌 実験-㻟㻌 判定および解析㻌 データ解析㻌 㻝㻞㻚㻌 結果㻌 実験結果を検討考察する㻌 結果、考察、文献㻌 㻝㻟㻚㻌 プレゼンテーション-㻝㻌 図表の作成㻌 プレゼンテーションソフト㻌 表計算ソフト㻌 㻝㻠㻚㻌 プレゼンテーション-㻞㻌 プレゼンテーションソフト㻌 を用いた口頭発表㻌 プレゼンテーション㻌 㻝㻡㻚㻌 まとめ㻌 論文形式に結果をまとめる㻌 論文㻌 - 73 - 授業科目名 安全管理学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 後期 1 2学年 廣井禎之、松井清彦 【授業の到達目標】 医療、臨床検査における安全管理学と医療 関連感染対策を学び、医療現場における安全 対策の基礎を習得する。加えて、パラメディ カルとしての臨床検査技師の役割を学習する。 【授業の概要】 リスクマネージメント、医療事故、精度管 理、作業環境、バイオセーフティー等の講義 により医療安全とは何かを学ぶ。 【授業方法】 講義形式とし、プリントやパワーポイント 画像等を併用する。 【授業計画】 テーマ 1. 安全管理学序論 2. 医療安全管理① 3. 医療安全管理② 4. 医療安全管理① 5. 感染対策の考え方㻌 㻌 6. 精度管理① 7. 院内感染対策委員会の業務 8. 精度管理② 9. 検体採取と病原微生物の感染㻌 経路 10. 作業環境 11. 対象微生物別感染予防策 12. 学習成果のまとめ 【予習と復習】 講義の内容を正しく理解するためにキーワード の内容をあらかじめ理解しておく。復習により授 業内容を確認する。その際に疑問点があればオフ ィスアワーを活用し質問する。 【教科書及び参考書】 「最新臨床検査学講座 医療安全管理学」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組み、学習成果の確認により、総合 的に評価する。 内容 安全管理学 インシデントとアクシデント リスクマネージメント 学習成果(キーワード) 医療安全、バイオセーフティ 医療事故、医療過誤、医療訴訟、 リスクマネージメント、クライ シスマネージメント、 患者安全 ハインリッヒの法則、 WHO 他職 種患者安全カリキュラム 標準予防策について㻌 標準予防策、手指衛生、手洗いの 感染防止マニュアル作成 手類と方法、手袋、マスク。 何故精度管理は必要か HER2、トラスツズマブ、EGFR サーベイランスと㻌 ICTラウンド、啓蒙、コンサルテー アウトブレイクについて ション、感染防止マニュアル、サ ーベイランス、教育、研究など。 臨床検査室の精度管理 ISO15189、外部精度管理 検体採取時の感染予防と病原微 体表および肛門から便の検体採 生物の感染経路別感染予防策に 取法。空気感染予防、飛沫感染予 ついて 防、接触感染予防 臨床検査室の労働衛生 毒物劇物取締法、女性就労基準 規則、廃棄物処理法 病原微生物の種類による感染予防 麻疹、結核、水痘、インフルエン 策について(消毒、滅菌を含む) ザ、㻹㻾㻿㻭、ディフィシル菌など 学習成果の確認 - 74 - 授業科目名 総合臨床検査学A () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 通年 1 3学年 廣井 禎之、平井 徳幸、 横尾 智子、髙嶋 眞理 【授業方法】 【授業の到達目標】 1年次・2年次で学習してきた病理検査学、 講義形式 血液検査学、基礎検査学について、より深い 【予習と復習】 知識を修得し理解を深める。 キーワードを理解するために教科書およ 【授業の概要】 び参考書などで事前に内容を確認しておく。 病理検査学について、病理診断に結びつく 授業で理解できなかったことはオフィス アワーを利用して質問し、理解を深める。 染色方法の理解、および染色標本の仕上がり の評価も可能となる能力を身につける。 【教科書】 血液検査学について、血液検査の意義と実 「臨床検査学講座 病理学/病理検査学」 践、評価についての練習問題を実施し、解説 「臨床検査学講座 血液検査学第3版」㻌 を加える。 「臨床検査講座 臨床検査総論」 基礎検査学について、臨床検査の中で筆頭 医歯薬出版 に位置する重要科目であり、その内容は臨床 【成績評価】 検査の概念、臨床検査に対する心構え、生体 卒業試験、授業態度により評価する。 成分の変動、基準値、検体採取法・保存法、 精度管理、また、寄生虫など特に臨床検査技 師として必要な知識、技術を念頭に総合的に 基礎検査学を教授する。 【授業計画】 テーマ . 組織標本作成の意味 内 容 切り出し、固定、脱水脱脂、脱 灰、包埋 . 染色理論、色素、染色法 結合組織、鍍銀等特殊染色 . 凍結切片作製法、免疫染 迅速診断、脂肪染色、免疫組織 色、電子顕微鏡標本作製法 化学、電子顕微鏡 . 細胞診 婦人科、呼吸器 体腔液、乳腺、甲状腺等 . 病理学総論、解剖学 染色体・遺伝子発生の異常、 炎症、腫瘍等 . 血液の成分と機能、 血球の産生と崩壊 . 血球、形態に関する検査 血算、自動血球計算装置、 特殊染色 . 止血機構 血小板の産生、機能と代謝 . 凝固、線溶検査 血液凝固と線溶、凝固因子、 線溶因子生理的阻止物質 .血液検査結果の評価 白血病、その他疾患 . 臨床検査技師の役割 臨床検査技師の役割と使命、心 構えと一般的注意 . 採血法 採血条件と血液検体の取扱い . 検体の取り扱い方 尿、便、喀痰、血液 . 腎の構造 . 寄生虫 学習成果(キーワード) 固定、脱水脱脂、脱灰 色素、染色法 迅速診断、免疫組織化学 婦人科、呼吸器 体腔液、乳腺、甲状腺等 染色体・遺伝子発生の異常、 炎症、腫瘍等 血球の産生と崩壊 視算法、赤沈、普通染色 血小板、血小板機能検査 血液凝固、線溶、凝固因子、 線溶因子 白血病、FAB分類 役割と使命 採血法 検体の取り扱い 腎構造とその生理学的機能 腎臓、泌尿器系 総論、各論(原虫類、蠕虫類、 原虫類、蠕虫類、衛生動物 衛生動物)等 - 75 - 授業科目名 総合臨床検査学B 授業形態 講義 開講時期 単位数 通年 1 【授業の到達目標】 国家試験出題基準について、基本を理解し たうえで知識を定着させ、総合して臨床検査 技師国家試験に合格しうる能力を目標とす る。 【授業の概要】 生物化学検査学、微生物による感染症、生 体防御機能としての免疫反応を捉える検査 科目について学ぶ。 【授業方法】 国家試験出題基準に沿って教科書を中心 に講義形式とし、適宜、視覚教材を使用する。 過去問題についても実施する。 【授業計画】 テーマ 1. 2. 臨床免疫学1 対象学年 3学年 担当者名 伊藤 昭三、平井 徳幸、 叶 一乃、髙濱眞紀子、 松井 清彦、和合 治久 【予習と復習】 1学年、2学年で学んだ生化学、生化学検 査学、微生物学、感染予防学、免疫学、免疫 検査学の内容を再確認し、理解しておく。ま た授業で理解できなかった内容は質問し、理 解する。 【教科書】 「臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学」 「臨床検査学講座 免疫検査学」 「臨床検査学講座 臨床化学検査学」 医歯薬出版 【成績評価】 定期試験成績、授業への取り組み、学習成 果の到達度を総合的に評価する。 内 容 免疫学・免疫検査学の基礎的 知識と検査技術 学習成果(キーワード) 免疫担当細胞と相互作用、 アレルギー、免疫グロブリン、 サイトカイン、表面マーカー、 自己免疫疾患 3. 4. 臨床免疫学2 免疫学・免疫検査学の基礎的 知識と検査技術 腫瘍マーカー、感染症(肝炎、AIDS、 梅毒)、異常蛋白(炎症性蛋白を含む) 5. 6. 臨床免疫学3 輸血移植学の基礎的知識と 検査技術 ABO 式血液型、Rh 式血液型 不規則抗体、交差適合試験 7. 8. 臨床免疫学4 輸血移植学の基礎的知識と 検査技術 血小板抗原、HLA タイピング、 輸血の副作用、移植 9. 10. 臨床化学1 臨床化学検査学の基礎的知 識と検査技術 精度管理、分光光度分析法 11. 12. 臨床化学2 臨床化学検査学の基礎的知 識と検査技術 糖質、タンパク質、脂質、酵素、 ホルモン 13. 14. 臨床微生物学3 臨床微生物学の基礎的知識 と検査技術 滅菌、消毒、染色、培地、細菌 15. 16. 臨床微生物学4 臨床微生物学の基礎的知識 と検査技術 真菌、マイコプラズマ、クラミジア、 ウイルス - 76 - 授業科目名 総合臨床検査学 C () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 講義 通年 1 3学年 【授業の到達目標】 生理学、医用工学、生理機能検査学および 画像検査学の講義や実習で修得した知識の 上に立ち、臨地実習において臨床検査の現場 を体験し習熟した心電図検査、脳波検査、筋 電図検査、呼吸機能検査、超音波検査、05, 検査、熱画像検査、眼底写真検査の知識との 整理統合ができる。 【授業の概要】 検査結果の解析や評価、疾病との関連性や 検査への応用力を身につけ、報告に至るまで の一連のプロセスを理解し実践出来ること を目標とする。また、臨床の現場で必要とな る実践的な知識を養うために、練習問題を解 く形式での授業も行い、基本やポイントを繰 り返し解説し、確実な知識の向上を目指す。 【授業計画】 テーマ 臨 床 生 理 検 査 学 の 概 要、心電図① 心電図②、心音図、脈 波 脳波、筋電図 呼吸器系の検査① 呼吸器系の検査② 超音波検査① 超音波検査② 感覚機能検査、05,、 熱画像検査 担当者名 鈴木 恒夫、三浦 純子 河合 利子 【授業方法】 講義形式とし、スライド、'9' などの視覚 教材を適宜使用する。 【予習と復習】 授業内容を理解しやすくするために、教科 書等で事前に内容を確認しておく。授業後は 必ず復習し、不明な点や疑問はオフィスアワ ーを利用して質問し、理解を深める。 【教科書および参考書】 臨床検査学講座 生理機能検査学」 医歯薬出版 【成績評価】 授業への取り組みおよび学習成果の到達度 を総合的に評価する。 内 容 生体の物理・電気現象と生理 学、心電計、正常心電図、異常 心電図 負荷心電図、ホルター心電図、 心音図、脈波 学習成果(キーワード) 心臓、正常心電図、異常心電 図、心電計 負荷心電図、ホルター心電図、 心周期、心音、心雑音、頸動 脈波、頸静脈波、心尖拍動図、 指尖容積脈波、$%, 脳の構造と機能、脳波検査、正 正常脳波、睡眠脳波、異常脳 常脳波、睡眠脳波、異常脳波、 波、脳波賦活法、誘発脳電位、 誘発脳電位、筋電図 針筋電図、末梢神経伝導検 査、+ 反射、反復神経刺激試験 呼吸生理の基礎、換気機能検査 呼吸生理、スパイロメータ、 肺気量分画、フローボリュー ム曲線、肺コンプライアンス、 呼吸抵抗 肺胞換気機能検査、血液ガス ク ロ ー ジ ン グ ボ リ ュ ー ム 、 '/FR、換気血流比、血液ガス 分析、ヘモグロビン酸素解離 曲線、パルスオキシメータ 超音波検査の基礎、心臓エコー 超音波、ドプラ法、超音波装 置、心臓エコー 腹部エコー、体表エコー、泌尿 アーチファクト、腹部エコー、 器系エコー 体表エコー、泌尿器系エコー 平衡機能検査、眼底検査、聴覚 平衡機能検査、眼底検査、聴 機能検査、05,、サーモグラフ 覚機能検査、05,、サーモグラ ィ フィ - 77 - 授業科目名 検査総合管理学 () 授業形態 開講時期 単位数 対象学年 担当者名 講義 通年 1 3学年 平井 徳幸 【授業の到達目標】 臨床検査技師に必要な最先端の知識と社 会における立場、卒後どの様な進路が待って いるかなどへの理解を深める。 【授業の概要】 我が国の臨床検査分野で最先端に立って 活躍している医師、臨床検査技師から最新の 知識と、臨床検査技師が置かれている社会的 立場やどの様な進路が開かれているのかな どについて、講義を行う。 【授業方法】 オムニバス形式 【予習と復習】 テーマ毎に質問事項を用意しておく。 講義内容に関するレポートを提出。 【教科書】 プリント資料配布 【成績評価】 受講態度とレポートによる。 【授業計画】 テーマ㻌 㻝㻚㻌 臨床医学のトピックス㻌 内㻌 容㻌 学習成果(キーワード)㻌 現代の医学概論㻌 医学概論㻌 臨床検査技師の役割㻌 臨床検査技師㻌 海外における㻌 臨床検査技師の役割㻌 臨床検査技師㻌 4㻚㻌 臨床検査の最新微生物学㻌 微生物学の臨床応用㻌 微生物学㻌 㻡㻚㻌 臨床病理検査のトピックス㻌 臨床病理検査の役割㻌 臨床病理学㻌 㻢㻚㻌 臨床検査と生化学㻌 生化学の応用㻌 生化学㻌 7㻚㻌 免疫検査領域のトピックス㻌 現代の免疫検査㻌 免疫検査 8㻚㻌 臨床検査と細胞診㻌 現代の細胞診㻌 細胞診㻌 㻞㻚㻌 現代医学における㻌 臨床検査技師の役割㻌 㻟㻚㻌 海外における㻌 臨床検査技師の活躍㻌 - 78 - 授業科目名 臨地実習 授業形態 開講時期 実習 前期 単位数 対象学年 担当者名 7 3学年 平井徳幸 【授業方法】 【授業の到達目標】 各病院シラバスおよび各検査室の実習生担 病院の検査室で行われる検体検査の進め方 当者の指示に従い、実習および見学を進める。 や検査技術の実践を習得する。また、採血業務 や生理機能検査では患者さんに対するマナー 【予習と復習】 や接遇についての基本を身につけ、対応できる 実習予定に基づき、学内での講義、実技の内 ようになる。 容を確認してから実習に臨む。実習中に理解で きなかったことについては担当者に質問する 【授業の概要】 などして、それぞれの内容をまとめる。 病院の検査部で臨床検査技師として不可欠 な基本的技術の習得、臨床検査情報の意義、精 【参考書】 度管理の必要性など病院における臨床検査の 「臨床検査臨地実習マニュアル」医歯薬出版 重要性を十分に理解し、検査部以外の部署との 関わりについて体験することで、チーム医療の 【成績評価】 一員としての臨床検査技師の役割や責任を学 実習態度、技術修得、筆記試験を総合的に評 ぶ。 価する。臨地実習の単位修得は「認定T」をも って合格とする。 【授業計画】 内 容 学習成果(キーワード) テーマ 基礎検査学 病理検査学 生理機能検査学 生化学検査学 血液検査学 微生物検査学 免疫検査学 尿、便の検査 穿刺液検査 寄生虫検査 採血について 病理解剖とは 病理標本作製の手順 鏡検 細胞診 心機能 肺機能 神経機能 その他の生理機能検査 検体の取り扱い 自動分析装置 血中薬物濃度 精度管理法 自動血球分析装置 血液凝固自動分析装置 血球形態検査(血液像) 凝固・線溶系の検査 検査材料と主要な起炎菌 培地の選択と培養方法 自動機器による同定・薬剤感受性試 感染症の遺伝子検査 免疫学的測定法 感染症関連検査 電気泳動法 輸血検査 - 79 - 尿定性試験、尿沈さ、便潜血反応、 髄液細胞数算定、寄生虫検査、穿 刺液検査、採血法、接遇、マナー 切り出し、固定、脱灰、包埋、パ ラフィンブロック、薄切、ミクロ トーム、染色、酵素抗体法、術中 迅速標本作製、パパニコロウ染色 心電図、標準十二誘導、刺激伝導 系、正常および異常心電図波形、 脳波、 法、筋電図、超音波、 脈派、呼吸機能、聴力、眼底 標準化、キャリブレーション、コ ントロール、糖、タンパク質、脂 質、酵素、電解質、ホルモン、糖 尿病関連検査、5, 5%&、+E、+W、:%&、3/7、網赤血球、 ライト・ギムザ染色、32 染色、1$3 染色、骨髄像、37、$377、)'3、血 小板機能 無菌操作、滅菌・消毒法、グラム 陽性球菌、グラム陰性桿菌、抗酸 菌、嫌気性菌、微好気性菌、真菌、 薬剤感受性試験 沈降反応、直接・間接凝集反応、 細胞性免疫検査、標識抗体法、免 役電気泳動法、血液型、不規則抗 体検査、交差適合試験
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