≪平26年10月の菜園管理≫ JA小松市ふれあい園芸相談 10月の菜園管理 味覚の秋・・・・・・・・! キノコ、クリなどが食欲をさそいます・・・! ◇◆◇ 今月のポイント ◇◆◇ ○ 秋・冬野菜類の追肥(P-4) 秋の訪れとともに気温の低下が早くなります。適期に追肥を施用 し生育の遅れがないようにしましょう。 ○ タマネギの植え付け(P-7) 苗の大きさと植え付け時期が重要です。太い苗の早い植え付けは 翌春抽苔(ネギ坊主)や分球の可能性があります。 ○ イチゴの植え付け(P-8) 10月15日までに植えましょう。 細い根がたくさんあるので、根を傷めないように! ○ 秋植え球根の植え付け(P-10) 春を飾る球根類は、今が植え時です。 10月31日は「ハロウィン」です. 子供らは、 何に仮装するのかな・・・・? -1- ≪平26年10月の菜園管理≫ 1 10月の主な作業ごよみ 凡例・○:は種、△:移植、◎:定植(植え付け)、●:追肥(g/㎡)、■:収穫、▲:各種作業 野 菜 名 10 月 11 月 ポ イ ン ト 【野菜類など】 イチゴ ~◎ ●① ●②▲ (P-8) 定植 追肥 追肥防寒 10月15日までに植えましょう. キャベツ(P-4) ●②(止肥)■■■■■■■■ 追肥②:固形30号40g(A801:50g) 収穫:10下~1下 追肥②結球始め 結球開始までに大きな外葉を作ること キャベツ ◎ ~ ◎ ●① 収穫:5~6月 定植 追肥 ブロッコリー レタス ■■■●■■■■■●■■■■■■■ 追肥で大きな脇芽の収穫を楽しみまし 収穫 追肥 ょう. ■■■■■■■ ナメクジを発見したら「スラゴ粒剤」 ■■■■ ハクサイ ダイコン (P-5) 追肥①:定植後10~14日. で退治します. ●②(止肥)■■■■■■■■■■ 速効性肥料の多量追肥は、カルシウム 結球始め 欠乏を助長し心くされが発生する. ●③ ■■■■■■■■■■■ 肥料切れはスが入りやすい.肥大後の は種後40日(収穫15日前までに) 速効性肥料の多施用は裂根しやすい. 大カブ ~ 追肥②:は種後40日.③55日.収 (かぶら寿し用) 間引き 追肥 小カブ ●① ●② 追肥 追肥 ニンジン ▲ ●② ●③ ■■■■■■ 穫間近の追肥は内部変色をまねく. ■■■■■■■ 追肥②:①の10日後. ●③(止肥) ■■■■■■■■■ (P-4) 追肥①:は種後14日. 収穫間近の追肥は、根が裂ける元. 本葉10枚(発芽後70日ころ) ゴボウ ■■■■■■■■■■■■■ は種後120日ころから収穫可能. 肥え切れすると“ス”が入る ネギ (P-6) ニンニク ●▲ ●▲ ●▲ 追肥土寄せ ~ ○ う.土寄せは葉の分岐点の下まで. ▲除けつ ~ ▲ 植え付け ◎~◎ 苗の選定が重要です.大きな苗はトウ (P-7) ショウガ 植付けが遅くなると生育が劣ります. (芽を一つにする) タマネギ ラッキョ 追肥と土寄せは30~50日間隔で行 が立ち、小さな苗は寒害にあいます. ●② 追肥②:A801(40~60g). ■■■■■■■■ 収穫は、霜が降りるまでに終了するこ と. アスパラガス ▲ 茎葉の80%が黄化したら株元から刈 茎刈り り取る. -2- ≪平26年10月の菜園管理≫ 凡例・○:は種、△:移植、◎:定植(植え付け)、●:追肥(g/㎡)、■:収穫、▲:各種作業 野 菜 名 ナス 10 月 ● 11 月 ● ポ イ ン ト 定期的に予防防除(月2回). 追肥:2週間に1回. A801を60g. サツマイモ サトイモ (P-5) ▲ ■■■■■■■■■■■ 収穫7日前につるを切ると、掘り取り つる切.7日後に収穫. 時の薄皮が剥けにくくなります. ■■■■■■■■ 収穫はイモが肥大すればいつでもでき 収穫 る.貯蔵用は遅めの掘り取り. ヤマノイモ類 ながいも類■■■■■■■■■ 早い収穫はアクがでやすい. 葉が黄変してから収穫. 秋ジャガイモ ■■ 畑の中で越冬できるので、翌春まで継 続的に掘り取ることができます. ラッカセイ (P-5) エンドウ ▲ ■■■■ 収穫予定の5日ほど前に試し掘りをす 試し掘り る.葉や茎が黄色く色づいたら収穫. ■■■●②■■■●③■■■ 霜が降りるまで収穫できます. (夏まき) 肥切れのないように追肥. エンドウ ○ ~ ○ 直まき ソラマメ (P-8) ホウレンソウ 種のお歯黒を下にして種を少し出すと 移植の場合1.5~2枚の若苗定植. 発芽率が高くなる. ○ 秋まきは、寒さに強い日本種(角種) ~ ○ が基本です. ■■ 1回目収穫:草丈15㎝ ■■ 下の葉4~5枚残して収穫 クキタチ 連作できないので5~6年休む. 直まき○ ~ ○ ◎ ~ ◎ (3月どり) シュンギク 酸性土に弱いので石灰はやや多めに. 2回目以降収穫:残した葉から脇芽が 伸びるので脇芽2~3枚残して収穫. ○ ~ ○ ○~○(コナ) 【花類など】 球根類 ○ ~ ○ (P-10) キク(7月咲) (P-9) シンビジウム (P-10) ○ 脇芽の定植 10月末まで雨のあたる野外に置く. 肥料は液肥を2~3回/月(10上まで) 11月から室内の日当たりへ. ポインセチア ▲ 液体肥料を10日に1回(通年). 室内の日当たりへ移動 シクラメン ▲ 水は乾いたらたっぷり. 室内の日当たりへ移動. 肥料は置き肥え(1.5~2か月に1回) -3- ≪平26年10月の菜園管理≫ 2 野菜の管理 (1)主な秋冬野菜の追肥時期とA801の施肥量(例) (㎡当たり) 野菜名 追肥①回目 追肥②回目 追肥③回目 キャベツ 50g 定植10~14日後 50g 結球始め -g ブロッコリー 60 60 〃 ①の10~15日後 レタス 50 50 〃 〃 ハクサイ 60 60 定植15~20日後 結球始め ニンジン 40 80 30 本葉2~3枚 本葉5~6枚 本葉10枚 ダイコン 30 40 40 〃 本葉6~7枚 は種40日後 小カブ 30 40 は種14日後 ①の10日後 大カブ(かぶら寿司) 30 20 20 は種25日後 は種40日後 は種55日後 ネギ 30 70 ②以降、20~50日毎. 定植20~30日後 注:・A801の施用量です。①回目は条間。②回目以降はうねの肩へ施用します。 ・S604に代替する場合は、チッソ成分が2倍あるので半量に減らして下さい。 S604は速く効きますが、葉に触れると“葉焼け”をおこしますので注意して 下さい。万一葉にかかった時は、ただちに払い落として下さい。 ・速効性(S604など)の高度化成肥料を多量施用するとキャベツやハクサイな どは、心腐れ症をおこすことがあるので施肥量に注意しましょう。 ・3~4日間連続降雨に遭うと肥料成分が若干流れるので、4~5日目に施肥量(例) の4分の1くらいを条間やうねの肩へ施用します。 (2)葉根菜類の1㎡当たりの株数(1㎡当りの追肥の参考にして下さい) 野菜名 株/㎡ うね幅 株間 条間 条数 キャベツ 4 130㎝ 40㎝ 40㎝ 2 ブロッコリー 3 140 45 45 2 レタス 6 110 30 30 2 ハクサイ 4 140 40 40 2 ニンジン 29 70 10 15 2 ダイコン 5 110 35 30 2 小カブ 27 110 10 20 3 大カブ 11 120 15 30 2 (3)キャベツ(追肥) 結球開始までに大きな外葉を作りましょう。大きな外葉が球を肥大させます。結球 が始まってからの遅い追肥は肥大につながらず肥料の無駄になります。 (4)ニンジン(追肥) ・3回目(最終):本葉10枚ころ、うねの肩に施用します。 ※根の肥大が盛んになる発芽後70日ころに最終追肥(止肥え)をします。 遅い追肥は、根が割れたり二次肥大の原因となるので収穫予定の30~40日前に 打ち切りましょう。 -4- ≪平26年10月の菜園管理≫ (5)ダイコン(追肥) 肥切れはスが入りやすくなるので追肥は忘れないようにしましょう。 初期の施肥量が多いと葉ができすぎるので、②回目以降に重点を置き、①回目はう ねの中央(条間)に施用し、②回目以降はうねの両肩に施用します。 根が肥大してからの速効性肥料の多量追肥は、裂根の原因となります。 裂根防止のため、最終追肥は収穫予定(は種後50~60日)の15日前までとし ましょう。 (6)ラッカセイ(収穫) ア 収穫の仕方 10月中~下旬、茎や葉が黄色く色づいて下の葉が枯れてきたら収穫します。収 穫が遅れると莢が落ちるので適期に行いましょう。乾燥が不十分な場合は、カビが 発生するので軒下など雨の当たらないところで十分乾燥しましょう。 イ 美味しい“ゆで落花生”の作り方 (ア)材料 掘りたての生の落花生(莢つき)…1㎏ 食塩…50~60g(水の3%程度)、水…2ℓ (イ)作り方 ①落花生をよく洗います。 ②深めのなべに水と食塩を入れ混ぜてから落花生を入れます。 ③落花生が浮いてこないよう落し蓋をして強火にかけ50~60分ほどゆでます。 ④ゆであがったら、そのまま粗熱がとれるまで60分ほど置きます。 ⑤これでできあがりです。莢をむいていただきましょう。 ⑥残りは冷凍可能なビニール袋で冷凍保存しましょう。 (7)サトイモ ア 収穫時期 イモは地上部が枯れるまで肥大しますが、霜が降りるまでに掘り取りましょう。 イ 食感 食感の悪いイモの原因は、①夏季に葉が傷んだ。②葉の枚数が少ない。③収穫が 若干遅くなった。等でイモ内のデンプンが少ないと発生します。 特に子イモの形が三角や長くなると多くなる傾向があります。 ウ 貯蔵 貯蔵用のイモは、10下~11上ころに晴天の日を選んで掘り取ります。掘り起 こした株は、親と子を離さないで土を落とし乾かしてから段ボールになどに入れて 8~12℃で貯蔵します。15℃以上では芽が動き、6℃以下では腐敗します。 なお、貯蔵することにより春には肉質の硬いイモは柔らかくなり、エグミも少な くなります。 エ 越冬 イモの部分を6℃以下にしなければ、掘り上げないで畑での越冬も可能です。こ の際、モミガラなどで保温しイモの部分に冷たい水が入らないようにビニールを被 覆することがポイントです。 -5- ≪平26年10月の菜園管理≫ (8)ネギ(追肥・土寄せ) ネギが太くなってから追肥と土寄せをしましょう。太くなる前の早い土寄せは、そ の後のネギの生育が遅れる要因となります。 10月以降の追肥と土寄せは、30~50日間隔です。 最終土寄せ後、土寄せした部分が白くなるのに要する期間の目安は次のとおりです。 計画的に追肥と土寄せを行い白い部分が長いネギを収穫しましょう。 【土寄せ後白くなるのに要する期間】・10月:30日間 ・11月:40日〃 ・12月:50日〃 ネギは速効性の肥料では根が傷むので、ゆっくり効く肥料を施用します。1回の施 肥量は概ねうねの長さ1mに“みのり堆肥VS(なくてもよい)”を2~3掴みとゆ っくり効く肥料を施用し、土寄せする土壌と混和しながら土寄せします。なお、ネギ の葉の分かれ目の上まで埋めると生育が悪くなるのでそれより2~3㎝下にします。 ■施肥例 肥 料 名 ・固形30号(10-10-10) ・秀菜(8-6-8) ・A801(8-8-8) 追肥(1回当り/㎡) 50~60g など、 60~80 いずれかを施用して下さい。 60~80 (気温が下がるほど追肥と土寄せ間隔が長くなる) 40~50日 30~40日 太ったら 追肥・土寄せ 太ったら 追肥・土寄せ 肩 肩 通路 ← 通路 1m ↑ 白い部分 35㎝ が 目標 ↓ → (通路と肩の点線部分に追肥し通路の土を上げる) -6- ≪平26年10月の菜園管理≫ (9)タマネギ ア 苗床 ・混んでいるところを2回ほど間引きし、株間1.5㎝間隔にします。 ・タマネギの根を切らないよう、雑草が小さいうちに除草しましょう。 ・生育が悪い場合は、1㎡に発酵鶏ふん200g、またはA801を70~80g うね全面に施用して下さい。 イ 定植 ・10月下旬~11月上旬。 ・植え付けが遅くなると根の発育が悪くなり越冬率が低下します。 ・植え付け間隔 条間 15~20㎝ 株間 12~15㎝ 15 15 15 15 15 ← ← 肩幅90㎝の平うね うね幅120㎝ → → ※ 条間や株間によりタマネギの肥大が異なります。狭いと小さなタマネギ、広 いと大きくなります。好みに応じて変更しましょう。 ウ 施肥例(g/㎡) 肥 料 名 基 肥 追肥①(2月) 追肥②(3月) ・秀菜又はA801 200 (固形30号の場合) (160) ・S604 30~40 30~40 (A801の場合) (60~80) (60~80) ・発酵鶏ふん 300 ・苦土石灰 150 ・みのりたい肥VS 2000 ※基肥のリン酸分をやや多くすることが、冬越しのポイントです。 エ 苗の大きさの目安 ・茎の太さ 5~7mm。 ・長さ 25cm。 植え付け後、茎の直径が1㎝以上の大きな苗で越冬すると翌春ネギ坊主が上がる ことがあります。そのためには、できるだけ基準より太い苗を植えないようにしま しょう。また、基準の苗であっても、秋が暖かい年であれば生育が進んで太いネギ となりネギ坊主が上がることがあります。 なお、細すぎる苗は寒さや積雪のため消えることがありますので注意して下さい。 オ 植え方 根を傷めないように2㎝程度の深さで植えます。 -7- ≪平26年10月の菜園管理≫ (10)イチゴ ア 定植時期 ・9下~10上(10月15日ころまでに終えること) ・苗の大きさは、本葉6~7枚程度(25~30g/株)。 イ 間隔:うね幅120㎝。株間25㎝。条間25㎝(二条植え)。 ウ 施肥 イチゴは細かい根が多く植え傷みしやすいので、肥料は10日前に施用し、土と なじませ根を乾かさないように注意して植えましょう。 ■施肥例(g/㎡) 肥 料 名 基 肥 追肥① ・IB化成S1号(10-10-10) 60 ・サンフルーツ(9-8-9) 50 20 ・OKボーン(3-20-0) 20 ( または、熔燐(0-20-0) 20 ) ・苦土石灰 150 ・みのり堆肥VS 2000 ①定植後20日ころ(10/下). ・追肥 ②定植後35日ころ(11/中). ③雪解け後(2/中). 追肥② 追肥③ 20 20 エ 植え方 苗は、クラウン(株元のふくらんだ部分)を埋め込まないよう浅植えとします。 このとき、苗は親株側(親株側に残した3㎝程度のランナーが目印)がうねの内側 を向くように植えると、イチゴの果実が通路側に成るため収穫が楽になります。 オ 芽かき・古葉かき 寒害防止の被覆までに、頂芽を残し他の脇芽を取りましょう。また、その際傷ん だ葉や枯れた葉もかき取りましょう。 カ 寒害防止(2回目の追肥後) 冬期間のあられや雪からイチゴを守るため、11月下旬ころイチゴの上にワリフ や寒冷しゃなどをべた掛けします。 キ 黒マルチの被覆(2月:3回目の追肥後) 雪解け後地温の確保と雑草予防のため黒マルチをします。 (11)ソラマメ(は種) 秋まきして大きな株で越冬させ、春暖かくなると急激に繁茂します。しかし、早く まいた大き過ぎる苗は寒害を受けやすく収穫量が減ります。また、春まきは低温に遭 遇しないため開花節位が高くなり花数も少なくなります。土は壌土で耕土が深いとこ ろが適していますが、連作を嫌いますので4~5年は休みましょう。 ア 品種:仁徳一寸など。 イ は種期:10中~下(直まき)。 うね幅150㎝。株間50~60㎝。一条植え。 -8- ≪平26年10月の菜園管理≫ ・ソラマメは発芽時に多くの酸素を必要とするので種子を少し土の上に出し、お歯 黒(黒い部分)を下にして播きます。 ウ 施肥例(g/㎡) 肥 料 名 基 肥 追肥①(3上) 追肥②(開花初期) ・A801(8-8-8) 100 ・S604(16-10-14) 10 20 ・発酵鶏ふん(3.1-4.7-3.6) 150 ・苦土石灰 150 ・みのり堆肥VS 2000 ※酸性土壌を嫌うので必ず石灰を施用する。 エ 苗を定植する場合 ・時期:10下~11上。 ・本葉1.5~2枚の若苗がよい。大苗は植え傷みしやすい。 3 病害虫の予防・防除 家庭菜園で使う薬剤は、必要最小限に止め必要な時に正しく使いましょう。 ○ハクサイなどの「葉を食害して孔をあける虫」 ・アオムシ状(5~50㎜)-モンシロチョウ、ヨトウガ、ハスモンヨトウ コナガ、カブラハバチ類 → オルトラン水和剤、アファーム乳剤、コテツフロアブルなど ○エンドウなどの「は種した種などを食害する虫」 ・タネバエ → カルホス粉剤(エンドウ:は種時に土と混ぜる) ○タマネギなどの「根を食害する虫」 ・タネバエ → ダイアジノン粒剤5(定植時に土と混ぜる) ○Zボルドー(殺菌剤)使用上の注意点(主に秋野菜について) Zボルドーは、細菌性の病害を主とした予防剤で「野菜類」全般に使用できる便 利な殺菌剤ですが、野菜の種類によってはまれに薬害がでることがあります。 ・ダイコンの幼苗期散布。 ・キャベツやハクサイ、レタスなど結球野菜は結球してからの散布。 ・ブロッコリーやカリフラワーの花らいができてからの散布。 ・カブに対する散布など。 4 花類の管理 (1)キク ア 6~7月咲の植え付け時期 10月上旬。 ※8~9月咲きの植え付けは、来春4月中~下旬ころです。 イ 植え方 脇芽を利用します。 うね幅120㎝、株間10㎝、条間40㎝。 -9- ≪平26年10月の菜園管理≫ ウ 施肥例(g/㎡) 肥 料 名 ・A801(8-8-8) ・S604(16-10-14) ・苦土石灰 ・みのり堆肥VS 基 肥 200 40 100 2000 追肥①(3上) 60 追肥②(花芽分化後) 40 (2)球根類の植え付け ・春の花壇を飾る秋植え球根の植え付け期です。 スイセン :10月15~30日。 チューリップ:10月20日~11月5日。 ・主な球根:クロッカス、チューリップ、スイセン、ヒアシンス、ムスカリなど ・深さ:球根の高さの2~3倍の深さにします。 ・間隔:球根2~4個あけます。 ・肥料(㎡あたり):植え付け1週間前に施用し深く(30㎝位)耕します。 苦土石灰:120g。たい肥:2000g。 ゆっくり効く化成肥料(10-10-10):50~100g。 ※球根を次の年も利用する場合は、化成肥料を2割程度増量します。 ・土壌害虫の防除:植え付け時にカルホス微粒剤を土壌混和します。 ↑ ↑ 【植える深さ】 球根の高さの 2~3倍 深 さ ↓ 球 根 ↓ ← 球根2~4個あける → (3)洋ラン(シンビジウム) ・今月は直射日光や雨が当たる戸外におき、11月から日の当たる室内に入れまし ょう。 ・9月まで朝晩たっぷりやっていた水も、今月は徐々に少なくしましょう。 ・肥料は、上旬に液肥(1000~2000倍)を1回与え以降は無肥料とします。 ・植え替えは4月下旬~5月上旬ころが適期です。 (JA小松市園芸課:宮野清治) - 10 -
© Copyright 2024 Paperzz