『読む』ということI 43 2016 1 表現 期間 単位 区分 前期 2 必修 1 授業概要 担当教員:小林和子 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 近現代の散文、特に代表的な作家の有名な短篇小説を丹念に読んでいくことによって、一つ一つのことばに こだわりながら作品を深く読むことの大切さを学び、ことばへの感受性を育み、文学作品の面白さを見つけ ることを目的としたい。それと同時に作者についても学び、2年次の卒業論文、卒業研究の基本になるよう にと考える。 2 到達目標 文章を正しく読み、内容をきちんと理解し、文学作品の読解力を身につける。代表的な近現代の短篇小説 を講読する。その中で歴史的仮名遣いも復習しながら、ことばの意味や漢字を学びつつ、作品の深い読み 方を学んでいく。その中で作家の基本知識も獲得する。なお、授業内容は学生の希望などによって変わる こともあるので授業内容は過年度のものを記載した。なるべく季節感とあった作品を読んでいくの中で日 本の季節と言葉との関係の深さを実感してもらいたい。 3 授業時間外 授業内容に書かれている作品やその作家のほかの作品などを事前に読んでおくことがのぞましい。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(40%)、小テスト(30%)、小レポート(30%) 5 教科書 プリント使用 《授業内容》 01 ガイダンスー桜と日本文化 02 日本文学の中の桜の伝統、梶井基次郎「桜の樹の下には」 03 「桜の森の満開の下」 04 坂口安吾について 05 映画「桜の森の満開の下」鑑賞 06 太宰治「葉桜と魔笛」 07 太宰治「桜桃」 08 桜桃忌と太宰治について 09 太宰治「トカトントン」「待つ」など 10 芥川龍之介「羅生門」 11 芥川龍之介と「今昔物語」について 12 芥川龍之介と恋文について 13 夏目漱石「夢十夜」 14 夏目漱石について 15 まとめ 『読む』ということII 44 2016 1 表現 期間 単位 区分 後期 2 必修 担当教員:髙橋未来 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 日本語で書かれた様々な作品に触れて、丁寧に詠み込み、作者の意図を正確に捉えることを目的とする。 2 到達目標 日本文学における様々な形式とジャンルの作品について、理解を深める。作者の意図を深く考え、正確に 捉えることができる。 3 授業時間外 大学図書館や公共図書館で様々な作品に、積極的に触れること。授業中に作品の紹介を課すこともある。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(30%) 積極的な態度(30%) レポート課題から判断する(40%) 5 教科書 プリントを用意します。 参考書 授業中に適時、紹介する。 《授業内容》 01 現代の俳句と短歌(1) 02 現代の俳句と短歌(2) 03 詩(1) 04 詩(2) 05 短編小説(1) 06 短編小説(2) 07 短編小説(3) 08 短編小説(4) 09 長編小説(1) 10 長編小説(2) 11 長編小説(3) 12 長編小説(4) 13 レトリックについて(1) 14 レトリックについて(2) 15 講義のまとめと振り返り 『書く』ということI 45 2016 1 表現 期間 単位 区分 前期 2 必修 担当教員:小野孝尚 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 日本語での表現について、文章表現を中心に理論を学習し、実際に文章を綴り、実践しながら表現力の向上をめざす。映 像による名作鑑賞も取り入れる。(1)基礎的な原稿用紙の使い方(2)卒業論文や就職小論文の書き方(3)実用的な手紙、葉書 にも触れる(4)相互評価(5)大学の行事に合わせた小レポートの提出。 2 到達目標 文章表現の表記等(基礎知識)を身につけ、情報収集力と構成力を高め、文章表現の為の手順を会得する。 語彙能力や思考力を身につけ実用文や論文等が書けるようになる。 3 授業時間外 (1)毎日の生活の中で、新聞や雑誌等の活字による情報やコラムを収集(「スクラップ帳」) (2)「私のノート」の制作(3)名作を文庫本等で読む の学習 4 評価方法 5 小レポート(20%) 課題レポート(20%) 授業中の質疑応答(20%) 最終レポート(40%) 教科書 プリントを使用 参考書 文章表現と会話 小野孝尚著 双文社出版 《授業内容》 01 文章を書くにあたって(1) (1)問題意識を持つ(2)話し言葉と書き言葉(3)文章を書く心構え(4)文章を書く効能(5)良い文章を書くための心得3ヵ条 02 文章を書くにあたって(2) (1)辞書の利用について(2)文章表現の実際(3)読むことと書くこと 03 諸符号の基礎知識 (1)叙述にさいして活用する諸符号の基礎知識(2)諸符号のルールを守る(3)身近な所にもある符号について 04 原稿用紙の基本的な使い方(1) (1)原稿用紙に縦書きで書く(2)基本的な使い方について(3)表記上の諸注意 05 原稿用紙の基本的な使い方(2) (1)引用文の扱い方(2)筆記用具とインク(3)その他の注意 06 文章表現の手順(1) (1)文章を書くとは(2)文章表現の手順(3)目的を明確にする 07 文章表現の手順(2) (1)題材を探す(2)主題を考える(3)材料の集め方 08 文章表現の手順(3) (1)構成の手順(2)表現に注意して下書きをする(3)推敲して聖書する 09 文章表現上の技術(1) (1)何をどう書くか・模範とすべき文章 10 文章表現上の技術(2) (1)レトリックとは何か・構成の型(2)一般的な修辞法について 11 新聞における気になる表現 (1)新聞を読む(2)新聞の中から気になる表現を含めたいくつかの例を見る(3)新聞のスクラップ帳について 12 論説文を書くにあたって(1) (1)論説文とは何か(2)論説文のしくみ(3)論証の方法 13 論説文を書くにあたって(2) (1)論説文と批評文(2)レポートの注意点 14 論説文を書くにあたって(3) (1)卒業論文を書くにあたって 15 名作鑑賞 まとめ 『書く』ということII 46 2016 1 表現 期間 単位 区分 後期 2 必修 1 授業概要 担当教員:小野孝尚 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 日本語での表現について、文章表現を中心に理論を学習し、実際に文章を綴り、実践しながら表現力の向上 をめざす視聴覚室を利用した映像による名作鑑賞も取り入れる。(1)基礎的な原稿用紙の使い方(2)卒業論文 や就職小論文の書き方(3)実用的な手紙、葉書にも触れる(4)相互評価(5)大学の行事に合わせた小レポートの 提出。 2 到達目標 文章表現の表記等(基礎知識)を身につけ、情報収集力と構成力を高め、文章表現の為の手順を会得する。 語彙能力や思考力を身につけ実用文や論文等が書けるようになる。 3 授業時間外 の学習 (1)毎日の生活の中で新聞や雑誌等の活字による情報やコラムを収集(「スクラップ帳」) (2)「私のノート」の制作(3)名作を文庫本等で読む 4 評価方法 小レポート(20%) 課題レポート(20%) 授業中の質疑応答(20%) 最終レポート(40%) 5 教科書 プリントを使用 参考書 文章表現と会話 小野孝尚著 双文社出版 《授業内容》 01 論説文を書くにあたって(4) (1)卒業論文の書き方(2)能動的な行為(3)題目にうちこむ 02 論説文を書くにあたって(5) (1)卒業論文の書き方(2)能動的な行為(3)題目にうちこむ 03 手紙に関する基礎知識(1) (1)前文について(2)本文について(3)後付けについて(4)心に響く手紙あれこれ 04 手紙に関する基礎知識(2) (1)往復葉書について(2)一枚の葉書から(3)字手紙の味わい(4)Eメールの利便性 05 手紙に関する基礎知識(3) (1)手紙に関する常識について(2)文学者の手紙(3)画家の手紙 06 手紙を書く (1)実際に手紙を書く(2)友人に近況を知らせる葉書を書く(3)恩師に近況を報告する手紙を書く 07 就職のための作文・小論文(1) (1)就職試験と作文・小論文について(2)作文と小論文の違い(3)小論文の対策 08 就職のための作文・小論文(2) (1)作文・小論文の評価について(2)基本的なこと(3)内容・構成・表現 09 就職のための作文・小論文(3) (1)作文・小論文に強くなる秘訣(2)知的生活(3)構想メモ(レジュメ)(4)「私のノート」「スクラップ帳」の活用(5)実際に書 いてみる 10 就職のための作文・小論文(4) (1)実際に書いてみる(2)自己をめぐる課題(3)職業・社会に関する課題 11 就職のための作文・小論文(5) (1)相互評価 12 編集に関する基礎知識(1) (1)構想について(2)実際にA3用紙で新聞制作 13 編集に関する基礎知識(2) (1)実際にA3用紙で制作(あなたが編集長)(2)取材の仕方について(3)要点先述法 14 編集に関する基礎知識(3) (1)整理をする(2)印刷の手順(3)校正は三校まで(4)重要な場合は念校(5)相互評価 15 名作鑑賞 まとめ 『話す聞く』ということ 47 2016 1 表現 期間 単位 区分 後期 2 必修 1 授業概要 担当教員:金子未佳 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 将来、社会人として活躍できるよう、「話す」・「聞く」ことの基礎的な能力を身につけることが目的であ る。自分の意見を的確に話し、他者に伝えるとともに、他者の話を聞く姿勢を身につけ、話を引き出す技術 を学ぶ。 2 到達目標 (1)自分が伝えたいことを的確に話すことができる。 (2)他者の話の内容を正確に理解し、話を引き出すことができる。 3 授業時間外 指示があった場合には、プレゼンテーションの準備や、次回の授業のための資料を用意してください。 の学習 4 評価方法 発表(60%) 授業への取り組み(30%) 提出物(10%) 5 教科書 なし 《授業内容》 01 自己紹介/夏休みのこと 02 話し方の基礎 03 聞き方の基礎 04 プレゼンテーション「わたしの好きなもの(こと)」について(1) 05 プレゼンテーション「わたしの好きなもの(こと)」について(2) 06 プレゼンテーション「わたしの好きなもの(こと)」について(3) 07 朗読(1) 08 朗読(2) 09 方言 10 話の要点をつかむ̶メモの取り方/話を引き出す聞き方̶インタビュー(1) 11 話を引き出す聞き方̶インタビュー(2) 12 ディベート(1) 13 ディベート(2) 14 ディベート(3) 15 まとめ/短大生活を振り返って 備考 なし 日本語・日本文学の歴史 48 2016 1 表現 期間 単位 区分 後期 2 必修 担当教員:小林和子 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 日本語と日本文学の歴史の概略を学ぶ 2 到達目標 上代から近代にいたる日本語と日本文学の概略をプリントなどを使いながら概略的に学ぶ。そして、宿題 としての課題を発表したり、知識の定着を確認するため小テストを行う。事前に高校までの日本文学史を 復習しておくことがのぞましい。 3 授業時間外 日本語と日本文学の歴史の概略を学び、基礎的な知識を身に付け、日本語や日本文学への意識を高める。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(20%)、課題(40%)、小テスト(40%) 5 教科書 三好行雄、秋山虔編「原色シグマ新日本文学史」(文英堂)ISDN4-578-91080-6 《授業内容》 01 日本語のルーツは?日本語の文字、音韻、文法、位相などの各要素について 02 上代の日本語と日本文学 03 漢字の歴史、上代特殊仮名遣い、「古事記」「日本書紀」「万葉集」などについて 04 中古(平安時代前期)の文字と文学ー「ひらがな」「カタカナ」の発明、勅撰和歌集、日記文学、歌物語など 05 中古(平安後期)の文字と文学ー平安王朝文学、説話文学など 06 中世の文字と文学ー藤原定家について 07 中世の文字と文学ー軍記物語(和漢混交文)や説話文学について 08 中世の文字と文学ー謡曲と狂言、連歌について 09 中世の文字と文学ーキリシタン資料と草紙物 10 近世(江戸時代前期)の日本語と日本文学ー俳諧、浄瑠璃、西鶴について 11 近世(江戸時代後期)の日本語と日本文学ー遊郭文学、読本、歌舞伎について 12 近代の日本語と日本文学ー言文一致体について 13 近代の日本語と日本文学ー写実主義や樋口一葉の擬古文体について 14 近代の日本語と日本文学ー鴎外と漱石 15 現代の日本語と日本文学(流行語と茨城弁について) 日本近代文学 49 2016 2 表現 期間 単位 前期 2 1 授業概要 担当教員:小林和子 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 映像化された日本近代文学の名作を鑑賞し、原作を読んで、原作と比較する。そのことによって、文学と映 画との違いや、名作作品の魅力を学ぶ。 2 到達目標 映像化された名作を鑑賞する。原作を宿題として読む。作者について学ぶ。事前に取り扱う作品を読んで おくことがのぞましい。 3 授業時間外 日本近代文学の名作を映像をきっかけとして学び、文学表現と映像表現の違いを理解する。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(20%) リアクションペーパー(50%) レポート(30%) 5 教科書 特になし 《授業内容》 01 ガイダンス 02 黒澤明監督映画「羅生門」(芥川龍之介原作)鑑賞 03 映画「トロッコ」(芥川龍之介原作)鑑賞 04 映画「潮騒」(三島由紀夫原作)鑑賞 05 三島由紀夫について 06 映画「夢十夜」(夏目漱石原作)鑑賞 07 原作「夢十夜」について 08 森田芳光監督映画「それから」(夏目漱石原作)鑑賞 09 原作「それから」について 10 宮崎駿監督アニメ映画「風立ちぬ」鑑賞 11 堀辰雄「風立ちぬ」について 12 映画「ヴィヨンの妻」(太宰治原作)鑑賞 13 原作「ヴィヨンの妻」について 14 原作と映像化の問題について 15 まとめ 古典の森へ 50 2016 1 表現 期間 単位 前期 2 1 授業概要 担当教員:塙雅文 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 日本の文学史についての知識を得るとともに、古典文学を深く読み 味わうための基礎的な技術と態度を身 につけます。 2 到達目標 作り物語・歌物語を読み味わうことができます。古典文学から日本の伝統文化の理解と関心を深めること ができます。 3 授業時間外 授業中に配布したプリントなどをよく読み、復習してください。 の学習 4 評価方法 定期試験(70%) 授業への取り組み(20%)・提出物(10%) 5 教科書 授業で使用する資料については、すべて配布します。 参考書 必要に応じて講義内で紹介します。 《授業内容》 01 オリエンテーション 中古の文学 竹取物語 02 中古の文学 竹取物語1 03 中古の文学 竹取物語2 04 中古の文学 竹取物語3 05 中古の文学 竹取物語4 06 中古の文学 竹取物語5 07 中古の文学 竹取物語6 08 中古の文学 竹取物語7 09 中古の文学 伊勢物語1 10 中古の文学 伊勢物語2 11 中古の文学 伊勢物語3 12 中古の文学 伊勢物語4 13 中古の文学 伊勢物語5 14 中古の文学 伊勢物語6 15 中古の文学 伊勢物語7 16 定期試験 備考 なし 漢文学 51 2016 1・2 表現 担当教員:髙橋未来 期間 単位 前期 2 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 (1)漢字の成り立ちと漢和辞典の使用法について理解する。(2)漢文で書かれた作品を丁寧に読む。 2 到達目標 (1)中国で生まれた漢字がどのような構造を持つか理解する。(2)漢和辞典の使用法について理解する。(3)漢 詩と漢文への理解を深める。 3 授業時間外 適宜課題を出す(語の意味を調べるなど)ので、図書館などを利用して調べること。 の学習 4 評価方法 授業の取り組み(20%) 課題(60%) 期末のレポート(60%) 5 教科書 プリントを配布します。 参考書 前野直彬『中国文学史』(東京大学出版会、1975)、その他は授業中に紹介します。 《授業内容》 01 漢字の成り立ちについて(1) 02 漢字の成り立ちについて(2) 03 漢和辞典の構成について(1) 04 漢和辞典の使用法について(2) 05 『詩経』の世界に触れる(1) 06 『詩経』の世界に触れる(2) 07 『楚辞』の世界に触れる 08 漢代の文章を読む 09 漢代の詩文と賦を読む(1) 10 漢代の詩文と賦を読む(2) 11 六朝の作品について 12 陶淵明の世界 13 唐代の詩について 14 杜甫と李白の詩を比較する 15 講義のまとめと振り返り 書物論 52 2016 1・2 表現 担当教員:小林和子 期間 単位 後期 1 1 授業概要 区分 関連資格:必修 選択(卒) 関連資格:選択 司書(選必) 授業方法 講義 演習 実技 実習 このデジタル社会の中で、書物である印刷された本の不要論も出てきている。実際にデジタル機器で本を読 む人が増えている時代の中で、知識を後世に残していくための書物の意味をもう一度問い直したい。そして 書物とは何なのか、書物(本)の種類、書物(本)の歴史、どのような珍しい書物があるのかを学ぶことを 目的とする。 2 到達目標 書物の定義、書物の種類、書物の歴史、書物の将来について学び考える。実際に図書館などを利用して影 印本や古活字本や和綴じなどの種類を見ていく。そして、学生自身が珍しい書物や貴重な書物などについ て調べるという自発的な学習も取り入れたい。事前に自分の身近にある図書館などでどのような形態の資 料があるかを見ておくことがのぞましい。 3 授業時間外 書物というものの多様性を知り、書物の大切さを学ぶことを目標とする の学習 4 評価方法 授業への取り組み(40%) レポート(60%) 5 教科書 なし 《授業内容》 01 書物とは何なのか(ロゼッタストーンは書物か?) 02 書物の現在と未来について(デジタル機器を使ってみる) 03 書物の種類1 04 書物の種類2 05 書物の歴史(文字と紙の発見) 06 書物の歴史 07 書誌学と書物(写本、影印本、古活字本、和綴じなど) 08 まとめ 漫画の世界 53 2016 1・2 表現 期間 単位 後期 2 1 授業概要 担当教員:三原鉄也 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 マンガは日本の出版産業における主要なコンテンツ、さらには日本のポップカルチャーを代表する文化とし て世界中に認知されるまでに成長し、数多くの作品が制作され流通しています。本講義では、こうしたマン ガの表現やその制作、およびマンガと深く関連する社会環境、文化的要素について広く解説します。 2 到達目標 (1)マンガの内容や面白さを構造的に読み取り、他者に論理的に説明し、意見を共有することができる ようになります。(2)マンガを取り巻く社会環境について説明することができます。(3)マンガに留 まらず、多様な表現・コンテンツの活用に通じる提案を行うことができるようになります。 3 授業時間外 4 授業数回おきにプレゼンテーション課題を課しますので、その準備をお願いします。 の学習 評価方法 授業毎に課す小レポート(60%) 授業数回おきに課すプレゼンテーション課題(30%) 最終レポート(10%) 5 教科書 なし 参考書 授業内で適宜紹介します。 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 マンガの表現1 マンガ表現の構造 03 マンガの制作1 マンガの制作プロセス 04 マンガの制作2 ディジタル環境でのマンガ制作 05 マンガの流通とビジネス1 マンガと様々な媒体 06 外部講師(マンガ家)による講演(予定) 07 課題1プレゼンテーション 08 マンガの表現2 マンガの歴史 09 マンガの流通とビジネス2 書籍の流通 10 マンガの流通とビジネス3 Webでのマンガ流通 11 課題2プレゼンテーション 12 マンガの文化1 マンガの図書館・ミュージアム 13 マンガの文化2 同人誌・コミックマーケット 〜マンガのインディー 14 課題3プレゼンテーション 15 ディジタル環境とマンガ 〜まとめにかえて 地域文化論 54 2016 1 表現 担当教員:塙雅文 期間 単位 区分 通年 2 必修 1 授業概要 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 音楽・美術・演劇などの芸術的な分野、地域イベントを体験することによって、日本や異国の地域文化の理 解を深めます。芸術館・文化会館・歴史館・歴史民俗資料館などの文化施設を見学し、関係者から講義を受 け、レポートを作成します。 2 到達目標 日本や異国の地域文化の理解が深まります。 3 授業時間外 音楽・美術・演劇などの芸術的な分野、地域イベントに積極的に参加してください。 の学習 4 評価方法 活動への取り組み(50%) レポート(50%) 5 教科書 適宜プリント等を配布 参考書 なし 《授業内容》 01 芸術館で学ぶ1 02 芸術館で学ぶ2 03 文化会館で学ぶ1 04 文化会館で学ぶ2 05 地域イベントで学ぶ1 06 地域イベントで学ぶ2 07 文化会館で学ぶ3 08 文化会館で学ぶ4 09 歴史館で学ぶ1 10 歴史館で学ぶ2 11 歴史民俗資料館で学ぶ1 12 歴史民俗資料館で学ぶ2 13 文化会館で学ぶ5 14 文化会館で学ぶ6 15 まとめ 備考 なし 映像の世界 55 2016 1・2 表現 期間 単位 前期 2 1 授業概要 担当教員:小松崎浩司 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 19世紀末にトマス・エジソンの発明した「キネトスコープ」やレオン・ブーリーともリュミエール兄弟と も発明したと言われる「シネマトグラフ」が生まれ、過去に起こったことを「映像」によって再現すること ができるようになりました。本科目では前半は発明からの歴史を紹介し、後半では映像を用いた表現法につ いて考えていきます。 2 到達目標 (1)映像の歴史について大まかに知ることができます。(2)主な映像再生のしくみについて大まかに知ること ができます。(3)映像作品の表現法を大まかに知ることができます。(4)映像作品の表現法からメタファーを 読み取ることができます。 3 授業時間外 の学習 授業以外に60時間の自主的な学習時間を要します。特に授業で取り上げた映像作品のみならず、多くの映 画、テレビドラマ、テレビCM、アニメーション、映画のトレーラー、プロモーションビデオ、動画サイト に投稿された映像等に触れるようにしてください。また、理論についても学びますので、図書館や信頼の 4 評価方法 授業への取り組み(40%) 中間試験(30%) 期末試験(30%) 5 教科書 なし 《授業内容》 01 イントロダクション:授業の進め方 02 映像史1(映画の黎明期) 03 映像史2(アニメーションの黎明期) 04 映像史3(活弁(活動写真弁士)、テキストショットからトーキーへ) 05 映像史4(プロパガンダ) 06 映画史5(白黒からカラーへ) 07 映像史6(2Dから3D、4DXへ) 08 中間試験(「映像史」分野) 映像表現法1(映像による表現法とは) 09 映像表現法2(ショートムービー) 10 映像表現法3(映画のトレーラー) 11 映像表現法4(教育番組) 12 映像表現法5(その他の映像) 13 映像表現法6(テレビCM1) 14 映像表現法7(テレビCM2) 15 まとめ 16 期末試験(「映像史」分野、「映像表現法」とも) 表現入門 56 2016 1 表現 担当教員:長谷川裕久 期間 単位 区分 前期 2 必修 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 1 授業概要 言葉や身体を伴った舞台俳優の表現方法とは何かを実際に体験しながら学ぶ。 2 到達目標 舞台俳優の行う身体訓練・発声訓練・エチュード等の表現方法を学び、実践する。 演習 身体や声を使い、自分自身を表現するスキルを会得する。 3 授業時間外 授業時間以外でも、継続して身体の訓練を行う。テキストの読みを調べる。音読をする。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(40%)課題の発表(40%)レポートの提出(20%) 5 教科書 なし 参考書 適時、指定します。 《授業内容》 01 シアターゲーム1 02 シアターゲーム2 03 身体訓練の基礎 立つ・座る1 04 身体表現の基礎 立つ・座る2 05 身体訓練の基礎 歩く・止まる1 06 身体訓練の基礎 歩く・止まる2 07 身体訓練の基礎 呼吸と発声1 08 身体訓練の基礎 呼吸と発声2 09 身体訓練の応用 動くこと・アクション1 10 身体訓練の応用 動くこと・アクション2 11 身体訓練の応用 話すこと・会話と対話1 12 身体訓練の応用 話すこと・会話と対話2 13 身体訓練の応用 話すこと・朗読 14 身体訓練の応用 話すこと・劇的朗読 15 身体訓練の応用 話すこと・朗読劇 備考 授業は動きやすい服装で臨むこと。 実技 実習 身体表現基礎 57 2016 1 表現 担当教員:長谷部はるか 期間 単位 区分 後期 2 必修 1 授業概要 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 からだをまるごと使った自由な即興表現を通して、創造的で個性豊かな身体表現を実践します。また、グ ループ創作を通じて表現の多様性を認め、他者の表現を捉え受け入れ共感する姿勢を養います。 2 到達目標 身体表現の奥深さを追求する中で、他者や環境に対して開かれた「柔らかなからだ」を修得することがで きます。 3 授業時間外 の学習 普段から身の回りの様々な事象に興味関心をもち、こころを動かされる体験をしておくことが、豊かな感 性に基づく身体表現へと結びつきます。 4 評価方法 授業への取り組み(50%) 授業シート(20%) 実技発表(30%) 5 教科書 なし 参考書 テーマに応じて参考文献・参考資料を紹介します。 《授業内容》 01 オリエンテーション、アンケート 02 からだほぐし、身体表現創作とは、即興表現 03 からだほぐし、グループ創作「小道具を用いて」 04 からだほぐし、グループ創作「小道具を用いて」 05 からだほぐし、作品発表 06 からだほぐし、グループ創作「自然をモチーフとして」 07 からだほぐし、グループ創作「自然をモチーフとして」 08 からだほぐし、作品発表 09 からだほぐし、グループ創作「他者との繋がり」 10 からだほぐし、グループ創作「他者との繋がり」 11 からだほぐし、作品発表 12 からだほぐし、グループ創作「自由テーマ」 13 からだほぐし、グループ創作「自由テーマ」 14 からだほぐし、作品発表 15 まとめ 備考 この授業では運動に適したジャージが必要です。事前に用意しておいてください。 書道I 58 2016 1 表現 担当教員:小野春江 期間 単位 前期 1 1 授業概要 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 選択(卒) 講義 演習 実技 実習 芸術はいつの時代にも人の心を豊かにし、さまざまな文化を形成する。中国の先人の言葉に「文字は書い た人の心が現れたものである」とあるように、書は心の学問であり、文字を素材として筆者の心象や、人間 性を表現する造形芸術であり、筆者の人間性や精神が深くかかわっているものである。 (1)現代社会に対応できるような書の基本を授業展開とする。(2)身近にある文字に関心を持ち、実用性と芸 術性の双方をふまえる。(3)人間形成に役立つ書道文化の基本的な臨書や創作及び書作品の鑑賞を行なう。 (4)前・後期共に講義を8回、演習を7回とする 2 到達目標 (1)正確で整った文字を書く能力が身につく。(2)書に対する理解と鑑賞力が深まる。(3)書を通して理念と 礼儀を会得する。 3 授業時間外 の学習 (1)身近にある文字に関心を持つこと。(2)次回の授業で使用する書道用具を確認し、準備しておくこ と。 (3)次回の授業内容を確認し、書道用語や意味を学習しておくこと。 4 評価方法 課題による提出物(30%) 創作の提出(半切及び篆刻)(50%) 授業への取り組み(20%) 5 教科書 新訂書写教育概要 日本教育大学協会 第二部書道部門会 ぎょうせい 《授業内容》 01 講義 授業に当たっての心得 (1)書は文字を素材とする造形芸術(2)筆者の人間性をより豊かに表現するための書法 (3)中国の書の流れと日本の書の流れ(4)硬筆について 02 講義 文字書写の基礎技能 (1)明窓浄机(2)一字を書くには一筆一筆の基本をふまえる(3)伝統書法 03 講義 情操の陶冶 (1)倫理的道徳的要素を加味する(2)表現技術の向上(3)美的感覚の育成 04 講義 楷書の基本 (1)点画の特徴をとらえる(2)書に品格があること(3)筆勢と正しい形態 05 講義 楷書の基本 (1)中国古典を中心として、構築的な美や整斉な美(2)古典を中心として、静的な美の表現 06 講義 日本古典 (1)三筆・三跡による書と美 07 講義 現代書道 (1)芸術性と実用性 硬筆 08 講義 臨書とは (1)臨書の三形態について 硬筆 09 臨書 (1)九成宮醴泉銘(2)整斉な書の特徴をとらえる臨書 硬筆 10 臨書 (1)孟法師碑 (2)のびやかで穏やかな書の特徴をとらえる 11 臨書 (1)雁塔聖教序 (2)軽快な書の特徴をとらえる 12 臨書 (1)高貞碑(2)静的な力強さの書風を臨書する 13 臨書 (1)高貞碑(2)静的な力強さの書風を臨書する(3)静的な力強さの書風を臨書する 14 臨書 (1)張猛龍碑(2)躍動的な書風を臨書する 硬筆 15 まとめ 書道II 59 2016 1 表現 担当教員:小野春江 期間 単位 後期 1 1 授業概要 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 選択(卒) 講義 演習 実技 実習 芸術はいつの時代にも人の心を豊かにし、さまざまな文化を形成する。中国の先人の言葉に「文字は書い た人の心が現れたものである」とあるように、書は心の学問であり、文字を素材として筆者の心象や、人間 性を表現する造形芸術であり、筆者の人間性や精神が深くかかわっているものである。(1)書の基本を授業 展開とする。(2)身近にある文字に関心を持ち、実用性と芸術性の双方をふまえる。(3)人間形成に役立つ書 道文化の基本的な臨書や創作及び書作品の鑑賞を行なう。(4)前・後期共に講義を8回、演習を7回とする。 2 到達目標 (1)半切での創作を会得する。 (2)篆刻の創作を会得する。 (3)創作を通して人間性を高める 3 授業時間外 の学習 (1)身近にある文字に関心を持つこと。(2)次回の授業で使用する書道用具を確認し、準備しておくこ と。(3)次回の授業内容を確認し、書道用語や意味を学習しておくこと。(4)創作内容を把握し、事前 準備を充分にしておくこと。 4 評価方法 課題による提出物(30%) (2)創作の提出(半切及び篆刻)(50%) (3)授業への取り組み(20%) 5 教科書 新訂書写教育概要 日本教育大学協会 第二部書道部門会 ぎょうせい 《授業内容》 01 講義篆刻 (1)書との共通を理解(2)造形と線の美を追求(3)落款印創作解題(4)硬筆について 02 創作その1 (1)書との共通を理解(2)造形と線の美を追求(3)落款印の創作(4)硬筆 03 創作その2 (1)篆刻(2)書との共通を理解(3)造形と線の美を追求(4)落款印の創作(5)硬筆 04 講義行書の基本 (1)行書の筆順(2)行書の字形(3)楷草中間の書(4)硬筆 05 講義臨書(1)蘭亭序その1(2)内蔵されるさまざまな行書の筆使いや字形の変化 06 講義臨書(1)蘭亭序その2(2)内蔵されるさまざまな行書の筆使いや字形の変化を臨書する 07 講義 (1)興福寺断碑その1(2)気脈の連なり(3)不自然を感じさせない特徴 08 臨書(1)興福寺断碑その2(2)気脈の連なり(3)不自然を感じさせない特徴 09 講義 創作の前に(1)半切掛軸について 10 創作(1)半切掛軸を書く 11 創作(1)半切掛軸を書く 12 講義 百人一首(1)書風の変遷(2)変体仮名の読み方と連綿について(3)読み手となり、とり手となる(4)鑑賞 13 講義 (1)創作した篆刻と掛軸を鑑賞(2)創作の相互評価(3)創作の反省点 14 講義 かなの基本を学ぶ(1)近代詩文を書く(2)字形の基礎的表現(3)自己表現の創意工夫 15 まとめ 備考 書道の講義と演習を通して中国と日本文化のすばらしさを学びます。皆さんの積極的な授業への参加を期待します。 提出作品は、学内に展示します。 文芸創作(詩歌) 60 2016 2 表現 期間 単位 前期 1 区分 担当教員:小野孝尚 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 文芸創作にあたっての基本的なことや基礎を学び、各自がそれぞれに創作することを目的とします。前期は主として、 韻文(詩、俳句)についての基本的なことを学び、郷土の先人の豊かな感性と人間性に溢れた創作作品を体感し、自らの創 作活動の糸口とし、糧としたい。 郷土の先人たちの創作作品に触れ、文芸創作を身近に感じ、読解力と郷土愛を深める。 各自それぞれが創作することによって、文章表現(韻文、散文)をするための感性と想像力をみがく。 (1)韻文制作の基本的なことを学び、郷土茨城の代表的な詩人等の作品を鑑賞し、創作 の動機、作品の成立背景、感動の 中心、読解と分析鑑賞。(2)実際に韻文(詩、俳句)の創作と相互批評 2 到達目標 文芸創作の基本的なことを身につける。 郷土の先人たちの創作作品に触れ、文芸創作を身近に感じ、読解力と郷土愛を深める。 各自それぞれが創作することによって、文章表現(韻文、散文)をするための感性と想像力をみがく。 3 授業時間外 の学習 (1)文庫本等で名作を読む (2)課題図書を読む (3)創作のための情報の収集と整理 (4)図書館等ての調べ学 習(5)課題創作の文案、推敲等 4 評価方法 授業への取り組み(30%) 宿題や提出物(30%) 創作作品(30%) その他等で総合的に評価する(10%) 5 教科書 茨城の近代文学逍遥(小野孝尚著 泊船堂)ISBN978-4-904389-17-1 参考書 『茨城近代文学選集I∼V』(星野徹他編)(常陽新聞社)『霞ヶ浦と文学I∼III』(常陽新聞新社)小野孝尚編『茨 城の近代詩人上・下』(筑波書林)小野孝尚著 《授業内容》 01 韻文の創作に当たって(長塚節の観点から) (1)感性(2)言語習慣(3)発想・着想 02 風土と詩∼詩作品に表われた筑波山と霞ヶ浦 (1)寺門仁 (2)大手拓次 (3)室生犀星 03 横瀬夜雨の作品から「神も仏も」 「影」「お才」 「やれだいこ」 04 創作 05 創作 06 創作・推敲 07 清水橘村の作品から 「風」 「村の鍛冶屋」 「柏木」 08 清水橘村の作品から 「空間」 「雲雀」 09 創作 10 創作・推敲 11 野口雨情の作品から 「己の家」 「船頭小唄」 「十五夜お月さん」 12 野口雨情の作品から 「シャボン玉」 「七つの子」 「蜀黍畑」 13 創作 14 創作・推敲 15 創作物の整理・まとめ 備考 風土を共にする郷土茨城の文学者の作品から、表現方法等を学びながら自作の韻文作 品の創作にチャレンジしま す。「題」等が与えられる場合もあります。 (1)詩歌篇の講読・鑑賞(2)作品創作後に提出(3)講評(場合によっては相互評価)(4)秀作は本人により朗読してもら います。学生の皆さんの積極的な授業参加を期待します。 文芸創作(小説) 61 2016 2 表現 期間 単位 後期 1 1 授業概要 区分 担当教員:小野孝尚 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 前期の韻文の創作に続いて、散文を用いてのエッセイやファンタジー(短編小説)や童話等を創作しま す。散文に於いても、郷土の風土と先人の豊かな感性と人間性に溢れた創作作品を体感し、自らの創作活動 の糸口とし、糧としたい。 (1)散文制作の基本的なことを学び、郷土茨城の代表的な作家の作品を鑑賞し、創作の動機、作品の成立背 景、感動の中心、読解と分析鑑賞。 (2)実際に散文(エッセー、ファンタジー、童話等)の創作と相互批評。 2 到達目標 文芸創作の基本的なことを身につける。 郷土の先人たちの創作作品に触れ、文芸創作を身近に感じ、読解力と郷土愛を深める。 各自それぞれが創作することによって、文章表現(韻文、散文)をするための感性と想像力をみがく。 3 授業時間外 の学習 (1)文庫本等で名作を読む (2)課題図書を読む (3)創作のための情報の収集と整理 (4)図書館等ての調べ学 習(5)課題創作の文案、推敲等 4 評価方法 授業への取り組み(30%) 宿題や提出物(30%) 創作作品(30%) その他等で総合的に評価する(10%) 5 教科書 茨城の近代文学逍遥(小野孝尚著 泊船堂) 参考書 『茨城近代文学選集I∼V』(星野徹他編)(常陽新聞社)『霞ヶ浦と文学I∼III』(常陽新聞新社)小野孝尚編『茨 城の近代詩人上・下』(筑波書林)小野孝尚著 《授業内容》 01 散文の創作に当たって(長塚節の観点から) 1、感性 2、言語習慣 3、発想・着想 02 長塚節の作品から 「疵のあと」 03 創作 04 創作 05 創作・推敲 06 下村千秋の作品から 「旱天実景」「鬼退治」 07 創作 08 創作 09 創作・推敲 10 上野壮夫の作品から 「故郷の河」「風・故郷」 11 上野壮夫の作品から 「野火」 12 創作 13 創作 14 龍胆寺雄の作品から 「八柱神社の秘仏」 15 創作物の整理・まとめ 備考 風土を共にする郷土茨城の文学者の作品から、表現方法等を学びながら自作の散文作 品の創作にチャレンジしま す。「題」等が与えられる場合もあります。 (1)散文篇の講読・鑑賞(2)作品創作後に提出(3)講評(場合によっては相互評価)(4)秀作は 本人によ り朗読してもらいます。学生の皆さんの積極的な授業参加を期待します。 身体表現創作 62 2016 2 表現 期間 単位 前期 1 担当教員:長谷川裕久 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 1 授業概要 言葉や身体を伴った舞台俳優の表現方法を使い、テキストに沿ってドラマを表現する。 2 到達目標 舞台俳優の行う身体訓練・発声訓練・エチュード等の表現方法を学び、テキストの内容を表現する。 3 授業時間外 授業時間以外でも、継続して身体の訓練を行う。テキストの読みを調べる。音読をする。 の学習 創作にあたりその日の決定事項は、次の授業までにきちんと整理しておくこと。 4 評価方法 授業への取り組み(40%)課題の発表(40%)レポートの提出(20%) 5 教科書 なし 参考書 適時、指定します。 《授業内容》 01 シアターゲームをつかった身体のコミュニケーション1 02 シアターゲームをつかった身体のコミュニケーション2 03 グループ即興1 04 グループ即興2 05 俳優のエチュード1 06 俳優のエチュード2 07 無言劇を演じる 08 ミニマムな演劇を演じる 09 動くこと・アクション1 10 動くこと・アクション2 11 クリエイション1 12 クリエイション2 13 クリエイション3 14 クリエイション4 15 発表・まとめ 備考 授業は動きやすい服装で臨むこと。 実習 日本語表現 63 2016 2 表現 期間 単位 前期 2 1 授業概要 担当教員:髙橋未来 区分 関連資格:必修 選択(卒) プレ 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 様々なジャンルの文章から、文章の表現方法を学ぶ。論理的な文章や目的に沿った文章表現を実践し、発表 する。 2 到達目標 (1)論理的な文章を書くことができる。 (2)自分自身の意見を持ち、相手に伝わるように書くことができる。 3 授業時間外 新聞や雑誌、広告や本などの表現に注意すること。文章作成の課題を出すので、きちんと提出すること。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(20%) 課題(20%) 期末のレポート(60%) 5 教科書 北村弘明他『情報と表現-日本語の表現と技法-』(双文社出版、1997) 《授業内容》 01 表現とは何か 02 手紙 03 手紙の書き方 04 原稿の書き方 05 新聞記事を読む 06 新聞記事を要約する 07 新聞記事に対する自身の意見をまとめる 08 論理的な文章を読み、グループディスカッションで意見を交換する 09 論理的な文章を書く(1)テーマの選定 10 論理的な文章(2)アウトライン 11 論理的な文章(3)文章の構成と作成 12 論理的な文章(4)発表と意見交換 13 論理的な文章(5)意見交換と書き直し 14 論理的な文章(6)発表 15 講義のまとめと振り返り プレゼンテーション演習 64 2016 2 表現 期間 単位 前期 2 1 授業概要 担当教員:小松崎浩司 区分 関連資格:必修 選択(卒) プレ 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 「プレゼンテーション入門」で学んだ,プレゼンテーションの基礎を元に,Microsoft PowerPoint及び他 のソフトウェアを用いてプレゼンテーションの見せ方を学びます。また効果的なプレゼンテーションを実践 できるようになるために、対象となる聴衆(ターゲットオーディエンス)を意識した表現方法を学びます。 2 到達目標 (1)プレゼンテーションソフトウェアとしてのPowerPointの基本的操作が行える。(2)プレゼンテーション の目的に合致した資料作成が行える。(3)視覚的に理解しやすい資料作成が行える。(4)ターゲットオーディ エンスを意識し、実際に伝わるプレゼンテーションが行える。 3 授業時間外 の学習 授業以外に60時間の課題への取り組み及び自主的な学習時間を要します。実際に授業で学んだことをすぐ に復習することで理解を深めることができるので、積極的に取り組んでください。 4 評価方法 授業への取り組み(20%) 課題制作(40%) 課題発表(40%) 5 教科書 なし 参考書 授業内で適宜紹介します。 《授業内容》 01 イントロダクション:本科目の進め方 02 秀逸なプレゼンテーションを映像で見る。(1)印象形成の初頭効果と親近効果(2)ターゲットオーディエンス 03 資料の転載に関する諸注意(知的財産権:著作権・意匠権・肖像権等),取材法 04 PowerPointの基本的な使い方。プレゼンテーション機器のセッティング 05 PowerPointに音声ファイル,画像ファイル,動画ファイルを貼り込む。 06 オーディエンスに与える印象の変化(フォントの違い) 07 オーディエンスに与える印象の変化(文字組みの仕方) 08 オーディエンスに与える印象の変化(ビジュアル1)トリミング 09 オーディエンスに与える印象の変化(ビジュアル2)ジャンプ率 10 オーディエンスに与える印象の変化(レイアウトや分量のバランス) 11 オーディエンスに与える印象の変化(キャッチコピー) 12 オーディエンスに与える印象の変化(リードコピー) 13 最終課題制作(1) 14 最終課題制作(2),プレゼンテーション練習 15 最終プレゼンテーション,まとめ 情報機器利用プレゼンテーション演習 65 2016 2 表現 期間 単位 後期 2 1 授業概要 区分 関連資格:必修 選択(卒) プレ 担当教員:小松崎浩司 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 【プレゼンテーション演習の履修を前提とします。】 プレゼンテーションというとPowerPointを用いて行うものと思われがちですが、その他の機材を活用して 行う方法もあります。本科目ではそれらを用いたプレゼンテーションの例として2つ学びます。(1)Webペー ジ制作の基礎(2)グループワークによるラジオCM制作 2 到達目標 (1)CMSによるWebページ制作の基礎を理解できる。(2)ラジオCM制作においてグループによる協調作業の 一員として活動できる。(3)Webページ、ラジオCMをスケジュール通りに制作することができる。(4)ター ゲットオーディエンスに伝わるWebページ、ラジオCMを作り上げることができる。 3 授業時間外 の学習 授業以外に60時間の自主的な学習時間を要します。特にインターネット上にある学習サイトを活用した り、図書館にある参考書を使いながら調べたり、担当教員に質問・相談する等して学習してください。 4 評価方法 授業への取り組み(20%) 中間課題(40%) 最終課題(40%) 5 教科書 なし 《授業内容》 01 イントロダクション:本科目の進め方について 02 Webページ制作演習1(Webページの作りについて知る。) 03 Webページ制作演習2(Webページ制作の基礎を学ぶ。HTMLの基礎) 04 Webページ制作演習3(CMSを使ったページ作成1) 05 Webページ制作演習4(CMSを使ったページ作成2) 06 Webページ制作演習5(CMSを使ったページ作成3)・中間課題(Webページ制作)提示 07 Webページ制作演習6(CMSを使ったページ作成4) 08 中間課題発表会・提出 09 ラジオCMを制作演習1(ラジオCMを実際に聞いてみる。) 10 ラジオCMを制作演習2(最終課題となるラジオCM提示 / 方針策定) 11 ラジオCMを制作演習3(取材・制作) 12 ラジオCMを制作演習4(制作・レビュー) 13 ラジオCMを制作演習5(修正) 14 ラジオCMを制作演習6(完成) 15 ラジオCM発表会・提出 言語文化ゼミナールI 66 2016 2 表現 期間 単位 前期 1 1 授業概要 区分 担当教員:小林 和子 関連資格:必修 選択(卒) 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 言語文化に関してこれまで学んできた方法と知識を実践に活かすため、自分で課題をみつけて、それについ てレジュメを作成し、発表する。 2 到達目標 (1)作家と作品についての先行研究を調べて、まとめる。(2)問題意識を持って作品に接し、そこから課題を みつける。(3)課題について文章でまとめる力を身につけ、それを相手に伝わるように発表する。 3 授業時間外 作品に対する知識と理解を深めるために、図書館や新聞などを積極的に活用すること。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(20%) 先行研究に関する課題(20%) レジュメと発表内容(60%) 5 教科書 プリントを配布します。 参考書 授業中に適宜紹介する。 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 課題を見つけるためのグループ・ディスカッション 03 個別作業(作品の決定) 04 先行研究についての発表(1) 05 先行研究についての発表(2) 06 個別作業(レジュメの作成)(1) 07 個別作業(レジュメの作成)(2) 08 個別作業(レジュメの作成)(3) 09 個別作業(レジュメの提出と訂正など) 10 個別発表と講評(1) 11 個別発表と講評(2) 12 個別発表と講評(3) 13 個別発表と講評(4) 14 個別発表と講評(5) 15 講義のまとめと振り返り 言語文化ゼミナールII 67 2016 2 表現 期間 単位 後期 1 1 授業概要 区分 担当教員:小林 和子 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 言語文化ゼミナールIで学んだ内容をもとに作品と作家を選定し、それについて自身で課題をまとめて口頭 発表を行う。 2 到達目標 (1)作品と作家について深く理解する、(2)分かりやすいレジュメが作成できる、(3)他者に理解できるような 発表の方法を身につける。 3 授業時間外 積極的に図書館で作品に触れ、新聞を読むことを求める。また論理的な文章を書く練習をすること。 の学習 4 評価方法 授業への取り組み(20%) レジュメと発表の仕方(60%) 5 教科書 なし 参考書 授業中に適時紹介します。 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 課題のためのグループディスカッション(1) 03 課題のためのグループディスカッション(2) 04 発表のための個別作業(レジュメの構想と作成)(1) 05 発表のための個別作業(レジュメの構想と作成)(2) 06 発表のための個別作業(レジュメの構想と作成)(3) 07 個別発表と講評(1) 08 個別発表と講評(2) 09 個別発表と講評(3) 10 個別発表と講評(4) 11 発表のための準備(レジュメ作成)(1) 12 発表のための準備(レジュメ作成)(2) 13 個別発表と講評(1) 14 個別発表と講評(2) 15 講義のまとめと振り返り 身体表現ゼミナールI 68 2016 2 表現 期間 単位 前期 1 1 授業概要 区分 担当教員:長谷川裕久 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 身体表現に関してこれまで学んできたことの実践の場として、観客を想定した舞台作品を創造するために基 本的に必要なことを考え学び会得する。そのために『朗読劇』のグループミーティング、クリエイション、 発表、ディスカッションを繰り返し行うことでスキルアップを目指す。 2 到達目標 舞台俳優の身体訓練法の実践。 朗読劇を上演するまでの創造活動の流れを把握する。 3 授業時間外 の学習 授業時間以外でも、継続して身体の訓練を行う。テキストの読みを調べる。音読をする。 創作にあたりその日の決定事項は、次の授業までにきちんと整理しておくこと。 4 評価方法 授業への取り組み(40%)課題の発表(40%)レポートの提出(20%) 5 教科書 なし 参考書 授業内で発表します。 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 俳優のための身体トレーニング入門1 03 俳優のための身体トレーニング入門2 04 トレーニング・テキストの選択(理由と到達目標) 05 トレーニング・個人練習と個別指導 06 トレーニング・個人発表1 07 トレーニング・ディスカッション1 08 トレーニング・個人発表2 09 トレーニング・ディスカッション2 10 トレーニング・個人発表3 11 トレーニング・ディスカッション3 12 トレーニング・演出効果を加えての個人発表1 13 トレーニング・演出効果を加えての個人発表2 14 トレーニング・演出効果を加えての個人発表3 15 まとめ 備考 基本的に授業は動きやすい服装で臨むこと。(ジャージ、シューズ等) 身体表現ゼミナールII 69 2016 2 表現 期間 単位 後期 1 1 授業概要 区分 担当教員:長谷川裕久 関連資格:必修 関連資格:選択 選択(卒) 授業方法 講義 演習 実技 実習 前期『身体表現ゼミナール1』で学んできたことを深め、観客を想定した舞台作品を創造する。 そのために『朗読劇』のグループミーティング、クリエイション、発表、ディスカッションを繰り返し行う ことでスキルアップを目指す。 2 到達目標 舞台俳優の身体訓練法の実践。 朗読劇を上演するまでの創造活動の流れを把握する。 演出的な視点を持って作品を考えられる。 3 授業時間外 の学習 授業時間以外でも、継続して身体の訓練を行う。テキストの読みを調べる。音読をする。 創作にあたりその日の決定事項は、次の授業までにきちんと整理しておくこと。 4 評価方法 授業への取り組み(40%)課題の発表(40%)レポートの提出(20%) 5 教科書 なし 参考書 授業内で発表します。 《授業内容》 01 オリエンテーション 発表用テキスト候補の選択 02 トレーニング・スタッフワークを知る1 照明 03 トレーニング・スタッフワークを知る2 音響 04 トレーニング・オペレータースタッフを体験する。 05 トレーニング・演出効果を体感する。 06 トレーニング・グループ発表1 07 トレーニング・ディスカッション1 08 トレーニング・グループ発表2 09 トレーニング・ディスカッション2 10 トレーニング・グループ発表3 11 トレーニング・ディスカッション3 12 トレーニング・演出プランの決定・発表に向けての練習。 13 トレーニング・演出プランの変更・発表に向けての練習。 14 トレーニング・ゲネプロ(発表に向けての最終通し稽古) 15 成果発表・まとめ 備考 基本的に授業は動きやすい服装で臨むこと。(ジャージ、シューズ等) 卒業研究 70 2016 2 表現 担当教員:小林和子・長谷川裕久 期間 単位 区分 通年 4 必修 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 テーマ決定についてのアドバイスと情報検索のしかた、論文や研究書の選び方について指導する。話し合いと進捗状況の 報告により、課題を具体的にどうまとめるか考えていく。何回かの中間報告ではレジュメの作成と発表を行う。 2 到達目標 自分で考えたテーマについて真剣に取り組み、論理的な文章ときちんとした体裁の卒業論文を提出すること 3 授業時間外 常に課題への問題意識を持ち、日常で触れる物事や本などからヒントを得て欲しい。論理的な文章を書くことができる よう新聞をじっくり読むことを勧める。 の学習 4 評価方法 5 卒業論文への取り組み(40%)、卒業論文(60%) 教科書 なし 参考書 個別の研究テーマに関する研究書などを適時紹介する 《授業内容》 01 ガイダンス、今後の具体的な取り組み方と流れについて 02 個人卒業論文面接指導1 03 個人卒業論文面接指導2 04 個人卒業論文面接指導3 05 個人卒業論文面接指導4 06 中間報告 07 個人卒業論文面接指導5 08 個人卒業論文面接指導6 09 個人卒業論文面接指導7 10 個人卒業論文面接指導8 11 中間報告書の提出 12 中間報告書の返却及び今後の方法について教員の指導 13 個人卒業論文面接指導9 14 個人卒業論文面接指導10 15 個人卒業論文面接指導11 16 個人卒業論文面接指導12 17 個人卒業論文面接指導13 18 個人卒業論文面接指導14 19 個人卒業論文面接指導15 20 個人卒業論文面接指導16 21 中間報告書の提出 22 中間報告書の返却及び今後についての教員の指導 23 個人卒業論文面接指導17 24 個人卒業論文面接指導18 25 個人卒業論文面接指導19 26 個人卒業論文面接指導20 27 個人卒業論文面接指導21 28 卒業論文仕上げ 29 卒業論文仕上げ 30 卒業論文の仕上げと提出 秘書学概論 76 2016 1 表現 期間 単位 前期 2 担当教員:髙橋眞知子 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 秘書とは何かを学び、幅広い視点から、これからの秘書に求められているものを理解する。 2 到達目標 上司にとって信頼できる秘書になるとは、どのような補佐をすることかを考えることができる。また、上 司を補佐するためには、秘書はどのような能力・資質が求められるかを理解し考えることができる。 3 授業時間外 の学習 教科書を中心に、秘書が求められている能力や仕事に取り組む姿勢を学ぶ。ニュースを調べて発表するの で、日ごろからビジネス社会のニュースなどにも興味関心をもち、積極的な学習活動が行う。 4 評価方法 定期試験(60%) 発表・提出物(20%) 授業への取り組み(20%) 5 教科書 『秘書概論』髙橋眞知子編著、2012、樹村房。ISBN978-4-88367 参考書 『新しい時代の秘書ビジネス論』2006,全国大学実務教育協会編,紀伊国屋書店。ISBN4-314-10159-8 《授業内容》 01 オリエンテーション・授業概要・授業の進め方・評価について 02 秘書の歴史 03 秘書を取り巻く社会環境の変化 04 秘書とは 05 秘書と組織 06 秘書の職務と求められる職能 07 秘書に求められる資質 08 秘書と人間関係 09 秘書と情報管理 10 秘書とキャリア 11 秘書の自己管理と自己啓発 12 秘書とグローバル化するビジネス社会 13 秘書と異文化理解 14 秘書とプロトコール 15 これからの秘書 16 定期試験とまとめ 備考 日ごろからビジネス社会のニュースなどにも興味関心をもって、積極的に参取り組む学習姿勢が求められる。 秘書実務 77 2016 1 表現 担当教員:髙橋眞知子 期間 単位 通年 2 1 授業概要 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝ/上秘Ⓝメ 授業方法 講義 演習 実技 実習 秘書に求められている上司への補佐を具体的な秘書業務をとおして理解を深め、求められる知識とスキルを 修得する。また、秘書業務を遂行するために最も大切となる対人関係構築力の基盤であるコミュニケーショ ン能力・協調性・他者を配慮する力をを身につける。テキストを中心に学び、演習課題を繰り返すことによ り、知識とスキルを身につけていく。また、グループワークを取り入れて、秘書に求められる対人関係構築 力を修得する。 2 到達目標 秘書業務を遂行するために必要となる知識とスキルを修得する。また、対人関係構築力の基礎となるコ ミュニケーション能力・協調性を身につけ、他者を思いやることができるようになる。 3 授業時間外 の学習 業務遂行のために必要な幅広いオフィスワークの知識と社会常識の知識の定着を目的に毎回小テストを実 施するので、積極的な学習活動が求められる。 4 評価方法 定期試験(60%) 発表・提出物(20%) 授業への取り組み(20%) 5 教科書 『「秘書の仕事」がよくわかる引き継ぎノート』日本国際秘書学会秘書事例研究会、橋眞知子編著、2013 年、中継出版。ISBN978-48061-4660-5 参考書 『新しい時代の秘書ビジネス実務』全国大学実務教育協会,2009,紀伊国屋書店。ISBN978-43141-10182-0 《授業内容》 01 オリエンテーション・講義の概説・授業の進め方・評価について・グループ分け 02 秘書の役割と仕事 03 秘書とスケジュール管理の基本 04 演習:スケジュール表の作成 05 演習:スケジュールの変更と取り扱い方 06 秘書と電話応対の基本 07 演習:応対の応用 08 演習:道案内(シナリオ作成・練習) 09 演習:道案内(実技テスト) 10 秘書と来客応対の基本 11 演習:応対の応用 12 演習:実技(シナリオ作成・練習) 13 演習:応対(実技テスト) 14 演習:応対(実技テスト) 15 まとめ 16 オリエンテーション・講義の概説・授業の進め方・評価について・グループ分け 17 秘書と出張業務の基本 18 国内出張の準備 19 演習:出張計画∼報告まで 20 秘書と会議・会合の基本 21 演習:上司主催を補佐する 22 演習:上司が他主催へ出席する 23 秘書と交際業務の基本 24 演習:慶事の秘書業務 25 演習:弔事の秘書業務 26 秘書と情報管理の基本 27 演習:社内文書 28 演習:社外文書(社交文) 29 ファイリングの基本 30 秘書と国際業務の基本 31 試験とまとめ 備考 演習課題によっては、二人でペアになったり、数人のグループワークで進めることが多い。遅刻をしたり、メンバー に対して無断欠席などしないように、積極的かつ責任ある学習への取組を期待する。 メディカル秘書概論 78 2016 1・2 表現 期間 単位 前期 2 区分 担当教員:髙橋眞知子 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝメ(選必) 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 授業は教科書を中心に進め、医療秘書の役割と業務内容を学ぶ。また、医療に関する時事問題なども取り上げ、グループ ディスカッションを取り入れて、医療秘書に求められる心構えや考え方の理解を深める。さらに、医療秘書に求められる 基本的な専門用語の小テストを毎回実施するので、積極的な学習態度が求められる。 2 到達目標 医療機関とは何かを学び、日本の医療制度・医療保険制度の基本的知識を身につける。また、医療秘書に求められる業 務や役割を学ぶことで、医療秘書とは何かを理解する。 3 授業時間外 医療機関の病院経営者や高度な専門性を持った医療関係者を補佐する医療秘書の役割の重要性と必要性を理解し、医療 秘書に求められている補佐のあり方を考えることができる。 の学習 4 評価方法 5 定期試験(60%) 発表・提出物(30%) 授業への取り組み(10%) 教科書 『医療秘書』医療秘書教育全国協議会編、2012、建帛社 参考書 必要に応じて講義内で紹介する 《授業内容》 01 オリエンテーション・授業概要・小テストについて・評価について 02 医療とは 03 医療機関の種類と役割 04 病院の組織と経営管理 05 医療秘書の業務 06 医療秘書の役割 07 医療と情報管理 08 医療保険制度 09 社会福祉の制度 10 医療現場の人間関係 11 チーム医療 12 医療秘書に求められるコミュニケーション1 13 医療秘書に求められるコミュニケーション2 14 医療秘書の現状と将来 15 まとめ 16 定期試験 備考 日常的にあまり関わることがなかった分野でなので、ニュースなどにも積極的に興味関心をもって取り組む学習姿勢が求められる。 メディカル秘書実務 79 2016 1・2 表現 期間 単位 後期 2 区分 担当教員:髙橋眞知子 関連資格:必修 関連資格:選択 授業方法 上秘Ⓝメ(選必) 講義 1 授業概要 メディカル秘書業務を実際に行うために必要な知識について、演習を通して学習する。 小テストや演習発表に必要な事前準備を実施し、理解を深め、知識の定着を図る。 2 到達目標 メディカル秘書の実務を学び、メディカル秘書としての基本的知識を習得する。 3 授業時間外 医療秘書としての基本的な知識とスキルを修得する。 医療機関内で必要とされているコミュニケーション能力を身につけ、実践できるようになる。 の学習 4 評価方法 5 教科書 定期試験(40%) 実技発表 小テスト 提出物(40%) 授業への取り組み(20%) 『患者接遇マナー 基本テキスト』 日本能率協会マネジメントセンター 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 医療スタッフとしてのサービスマインド 03 就業中のマナーと医療機関のマナー 04 安心感を与える対応 05 信頼関係を築く言葉遣い 06 安心感・信頼関係を踏まえた対応・事例研究 07 電話応対の基本 08 電話対応の応用編(クレーム)・演習 09 クレーム対応の基本 10 医療スタッフ間のコミュニケーションスキル 11 担当業務ごとの応対スキル・タイプ別対応 12 患者接遇に対する関連知識 13 総合ロールプレイング 14 総合ロールプレイング 発表・振り返り 15 まとめ 16 定期試験 演習 実技 実習 診療報酬実務 80 2016 1・2 表現 期間 単位 通年 2 区分 関連資格:必修 関連資格:選択 上秘Ⓝメ(選必) 授業方法 講義 演習 実技 実習 1 授業概要 医療機関のしくみと医療事務としての診療報酬請求の基礎を学ぶ 2 到達目標 医療機関全体の組織や業務形態、医療保険制度の基本を学ぶ。カルテから診療情報明細書(レセプト)を作成 するまでの一連の事務処理を学び、点数計算の基本を演習を通して学習する。小テストや課題に必要な事 前準備を実施し、理解を深め、知識の定着を図る。 3 授業時間外 の学習 メディカル秘書として、診療報酬請求事務について基本的な知識を修得する。 授業に取り組む姿勢ができている。 4 評価方法 定期試験(40%) 小テスト 提出物(40%) 授業への取り組み(20%) 5 教科書 『医療事務入門2013』 《授業内容》 01 オリエンテーション 02 医療機関の種類と組織について 03 医事課と医療事務について 04 医事課の窓口業務について・演習 05 個人情報保護法について 06 インフォームド・コンセントとクリニカルパスとは 07 医療保険制度について(基礎1) 08 医療保険制度について(基礎2) 09 公費負担医療制度について 10 療養担当規則について 11 外来業務・新患受付とは 12 新患受付演習 13 再来受付について 14 再来受付演習 15 まとめ 16 入退院業務(入院編) 17 入退院業務(退院編) 18 診療報酬算定方式 19 診療費の単価 20 診療報酬の算定と請求について(1) 21 診療報酬の算定と請求について(2) 22 カルテの読み方(患者情報) 23 カルテの読み方(病名情報、診療内容) 24 カルテの読み方(入院診療内容) 25 レセプト作成演習(1)外来 26 レセプト作成演習(2)外来 27 レセプト作成演習(3)外来 28 レセプト作成演習(1)入院 29 レセプト作成演習(2)入院 30 まとめ 31 定期試験 備考 前期 2時間連続
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